JP2007006090A - Idタグ認識装置およびidタグ認識方法 - Google Patents

Idタグ認識装置およびidタグ認識方法 Download PDF

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俊宏 菊地
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Abstract

【課題】 IDタグの誤認識を回避し、IDタグ毎の呼出間隔を短くし、タグの位置情報の追従性を向上させる。
【解決手段】 カメラシステム2−1(2―2)は、ID呼出に対するIDタグ1からの応答発光から位置情報とIDとを認識し、検出済IDデータベース2−1−5(2−2−5)に登録する。また、カメラシステム2−1(2―2)は、IDタグ1からの一定周期の自己発光から、検出済IDデータベース2−1−5(2−2−5)に登録された情報と照合してタグIDのIDを認識し、検出済IDデータベース2−1−5の情報を更新する。また、複数のカメラシステム2−1、2―2を用いる場合には、サーバ3の制御の下で、ID呼出モードの開始・終了を指示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IDタグ認識装置およびIDタグ認識方法に関する。
従来の赤外カメラおよび映像カメラの組み合わせによるタグの認識方式としては、主に2つの方式がある。第1の方式では、タグ自身が自己のIDを光学的な点滅パターンとして発光し、該発光をカメラシステム側で受信し、画像解析を利用することでタグの位置情報およびIDを認識する。また、第2の方式では、カメラシステム側の一部として発光指示部を有し、この発光指示部よりタグ側に発光指示を行い、タグ側では、発光指示に応じて自己のIDを応答発光し、その応答発光のタイミングをカメラシステム側で解析することにより、カメラシステム側でタグのIDと位置情報とを認識する(例えば特許文献1参照)。
特開2004−192623号公報
しかしながら、第1の方式では、上述したように、一定周期でIDを示す点滅パターンを繰り返し発光しなければならず、タグ検出の追従性を高めようとすると、電池寿命の点で不利になるという問題がある。
また、上述した第2の方式では、呼び出すよう登録されているID番号を、連続的に呼び出すという処理を行っているため、登録されているIDの番号が多くなってくると、それぞれのタグにおける応答の検知の時間間隔が長くなるため、追従性が低下するという問題がある。すなわち、複数のタグの同時呼出ができないため、タグ毎の呼出間隔が伸び、タグの位置情報の追従性が劣るという問題がある。
また、上述した第2の方式では、点滅パターンを発光しないことにより、タグの電池寿命の点や、タグの認識の画像処理が簡易的な処理で足りる点などの優位性を持つが、タグ自身は単純な応答信号を返すのみであることから、その信号のみではIDの特定ができないため、同じシーンを撮影する複数カメラ間で誤認識するという問題がある。すなわち、IDタグからの発光がIDによらず同一の信号であるため、複数のカメラシステムがそれぞれ異なるIDのタグの応答を要求しても、応答される信号は、IDを識別できない同一信号であるので、その信号を同時に捕らえても、どのIDを持つどのIDタグからの発光であったのか特定できない。
また、想定されるID番号の数が多いと、その分、IDを表すビットの桁数を上げなければならず、そのため追従性が悪くなるといった問題点がある。また、複数のカメラを近接して設置した場合に、タグの発光がどちらのカメラからの呼出に対する応答かが不明であるため、誤認識、あるいは認識がうまくなされないという問題点を有している。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、IDタグの誤認識を回避することができるとともに、IDタグ毎の呼出間隔を短くすることができ、タグの位置情報の追従性を向上させることができるIDタグ認識装置およびIDタグ認識方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、IDタグと、該IDタグからの発光を撮像することでIDタグを識別するためのIDと位置情報とを認識する撮像装置とを備えるIDタグ認識装置であって、前記IDタグは、発光手段と、一定周期で前記発光手段を自己発光させる追従モード実行手段と、前記撮像装置からのID呼出が自己に対するものであるかを判定する判定手段と、前記判定手段により自己に対するID呼出であると判定されると、前記発光手段を応答発光させる登録ID呼出応答モード実行手段とを備え、前記撮像装置は、前記IDタグに対して応答発光するように応答すべきIDタグを指定してID呼出を行うID呼出手段と、前記ID呼出手段によるID呼出に対応して前記IDタグが発光する応答発光から該IDタグのIDと位置情報とを認識する認識手段と、前記認識手段により認識された前記IDタグのIDと位置情報とを登録する検出済ID記憶手段と、前記IDタグからの一定周期の自己発光から、前記検出済ID記憶手段に登録されたIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定する特定手段と、前記特定手段による特定結果に基づいて、前記検出済ID記憶手段における該当IDタグの位置情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、IDタグと、該IDタグからの発光を撮像することでIDタグを識別するためのIDと位置情報とを認識する撮像装置とを備えるIDタグ認識装置であって、前記IDタグは、発光手段と、一定周期で前記発光手段を自己発光させる追従モード実行手段と、自IDに応じた発光パターンで前記発光手段を発光させるID発光モード実行手段とを備え、前記撮像装置は、前記IDタグの発光パターンから該IDタグのIDと位置情報とを認識する認識手段と、前記認識手段により認識された前記IDタグのIDと位置情報とを登録する検出済ID記憶手段と、前記IDタグからの一定周期の自己発光から、前記検出済ID記憶手段に登録されたIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定する特定手段と、前記特定手段による特定結果に基づいて、前記検出済ID記憶手段における該当IDタグの位置情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記撮像装置は、同一エリアに複数設けられており、前記複数の撮像装置の各々の前記ID呼出手段によるID呼出の順序を制御するサーバ装置をさらに備えることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記複数の撮像装置は、各々、呼び出すべきIDタグのIDが登録された登録ID記憶手段を備えることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記サーバ装置は、エリア毎に前記撮像装置を識別するための撮像装置IDが登録された撮像装置ID記憶手段を備えることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記IDタグは、ID切替指示手段と、前記ID切替指示手段が操作されると、自IDを一時的に予め設定されたアクションIDに変更するID変更手段と、前記ID変更手段により変更されたアクションIDに対して登録依頼信号を前記発光手段に発光させるアクション発光モード実行手段とを備え、前記撮像装置のID呼出手段は、前記アクションIDに対応するIDタグに対して応答発光するようにID呼出を行うことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、IDタグからの発光を撮像することでIDタグを識別するためのIDと位置情報とを認識するIDタグ認識方法であって、前記IDタグに対して応答発光するように応答すべきIDタグを指定してID呼出を行い、該ID呼出に対応して前記IDタグが発光する応答発光を撮像し、該応答発光から該IDタグのIDと位置情報とを認識し、該認識された前記IDタグのIDと位置情報とを記憶し、前記IDタグからの一定周期の自己発光を撮像し、該自己発光から、記憶されているIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定し、該特定結果に基づいて、記憶されている該当IDタグの位置情報を更新することを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、IDタグからの発光を撮像することでIDタグを識別するためのIDと位置情報とを認識するIDタグ認識方法であって、前記IDタグの発光パターンを撮像し、該発光パターンから該IDのIDと位置情報とを認識し、該認識された前記IDタグのIDと位置情報とを記憶し、前記IDタグからの一定周期の自己発光を撮像し、該自己発光から、記憶されているIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定し、該特定結果に基づいて、記憶されている該当IDタグの位置情報を更新することを特徴とする。
この発明によれば、撮像装置のID呼出手段により、IDタグに対して応答発光するように応答すべきIDタグを指定してID呼出を行うと、IDタグの判定手段により、ID呼出が自己に対するものであるかを判定し、自己に対するID呼出であると判定されると、登録ID呼出応答モード実行手段により、前記発光手段を応答発光させ、撮像装置の認識手段により、応答発光から該IDタグのIDと位置情報とを認識し、認識された前記IDタグのIDと位置情報とを検出済ID記憶手段に登録し、一方、IDタグが追従モード実行手段により、一定周期で前記発光手段を自己発光させると、撮像装置が特定手段により、IDタグからの一定周期の自己発光から、検出済ID記憶手段に登録されたIDタグのうち、最近傍のIDタグを自己発光したIDタグと特定し、更新手段により、特定結果に基づいて、前記検出済ID記憶手段における該当IDタグの位置情報を更新する。したがって、IDタグシステムにおいて、IDタグの追従は、当該IDタグの応答発光後の自己発光の位置をデータベースと照合して行うので、その分不要なIDタグの呼出しを減少させことができる。これにより、多量のIDタグを使用した場合でも、呼出し回数を減少させることにより、高い追従性を発揮することができる。また発光呼出に対して応答を行うことにより個々のタグIDを認識するため、常時、点滅パターンを発光する必要がなくなり、タグの電池寿命を向上させ、タグの認識を簡易的な画像処理で実行することができるなど、優位性を損なわないという利点が得られる。
また、この発明によれば、IDタグが追従モード実行手段により一定周期で前記発光手段を自己発光させる一方、ID発光モード実行手段により、自IDに応じた発光パターンで前記発光手段を発光させ、撮像装置が認識手段により、IDタグの発光パターンから該IDタグのIDと位置情報とを認識し、認識されたIDタグのIDと位置情報とを検出済ID記憶手段に登録し、特定手段により、IDタグからの一定周期の自己発光から、検出済ID記憶手段に登録されたIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定し、更新手段により、特定結果に基づいて、検出済ID記憶手段における該当IDタグの位置情報を更新する。したがって、IDタグシステムにおいて、IDタグの追従は、当該IDタグの応答発光後の自己発光の位置をデータベースと照合して行うので、その分不要なIDタグの呼出しを減少させことができる。これにより、多量のIDタグを使用した場合でも、呼出し回数を減少させることにより、高い追従性を発揮することができる。
また、本発明によれば、サーバ装置により、複数の撮像装置の各々のID呼出手段によるID呼出の順序を制御する。したがって、同一のIDタグを複数のカメラシステムで撮像した場合でも、他の撮像装置のID呼出しに対する応答を検出してしまうことによるIDタグの誤認識を防ぐことができるので、全てのカメラシステムにおいて正確にIDタグのIDおよび位置情報を認識することができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、複数の撮像装置で、各々、呼び出すべきIDタグのIDを登録ID記憶手段に登録しておく。したがって、同一のIDタグを複数のカメラシステムで撮像した場合でも、IDタグを誤認識することなく、全てのカメラシステムにおいて正確にIDタグのIDおよび位置情報を認識することができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、前記サーバ装置で、エリア毎に前記撮像装置を識別するための撮像装置IDを撮像装置ID記憶手段に登録しておく。したがって、同一のIDタグを複数のカメラシステムで撮像した場合でも、IDタグを誤認識することなく、全てのカメラシステムにおいて正確にIDタグのIDおよび位置情報を認識することができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、前記IDタグは、ID切替指示手段が操作されると、ID変更手段により、自IDを一時的に予め設定されたアクションIDに変更し、アクション発光モード実行手段により、変更されたアクションIDに対して登録依頼信号を前記発光手段に発光させ、前記撮像装置のID呼出手段により、前記アクションIDに対応するIDタグに対して応答発光するようにID呼出を行う。したがって、多量のIDタグを使用した場合でも高い追従性を発揮することができ、発光呼出に対して応答を行うことにより個々のタグIDを認識するため、点滅パターンを発光する必要がなくなり、タグの電池寿命を向上させ、タグの認識を簡易的な画像処理で実行することができるなど、優位性を損なわないという利点が得られる。
また、この発明によれば、IDタグに対して応答発光するように応答すべきIDタグを指定してID呼出を行い、該ID呼出に対応して前記IDタグが発光する応答発光を撮像し、該応答発光から該IDタグのIDと位置情報とを認識し、該認識された前記IDタグのIDと位置情報とを記憶し、前記IDタグからの一定周期の自己発光を撮像し、該自己発光から、記憶されているIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定し、該特定結果に基づいて、記憶されている該当IDタグの位置情報を更新する。したがって、多量のIDタグを使用した場合でも高い追従性を発揮することができ、発光呼出に対して応答を行うことにより個々のタグIDを認識するため、点滅パターンを発光する必要がなくなり、タグの電池寿命を向上させ、タグの認識を簡易的な画像処理で実行することができるなど、優位性を損なわないという利点が得られる。
また、この発明によれば、IDタグの発光パターンを撮像し、該発光パターンから該IDのIDと位置情報とを認識し、該認識された前記IDタグのIDと位置情報とを記憶し、前記IDタグからの一定周期の自己発光を撮像し、該自己発光から、記憶されているIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定し、該特定結果に基づいて、記憶されている該当IDタグの位置情報を更新する。したがって、多量のIDタグを使用した場合でも高い追従性を発揮することができ、一定周期の自己発光を撮像することにより、点滅パターンを発光する必要がなくなり、タグの電池寿命を向上させ、タグの認識を簡易的な画像処理で実行することができるなど、優位性を損なわないという利点が得られる。
以下、本発明の一実施形態によるIDタグ認識装置を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
図1は、本発明の実施形態によるIDタグ認識装置の構成を示すブロック図である。図において、IDタグ1は、オブジェクト(人物、物体等)に付帯されている。該IDタグ1は、発光指示受信部1−1、モード切替部1−2、識別情報比較部1−3および発光素子1−4を備えている。発光指示受信部1−1は、後述するカメラシステム2−1、2−2の発光指示部2−1−1、2−2−1からの発光指示を受信する。モード切替部1−2は、タグが持つ複数の動作モードを切替える。識別情報比較部1−3は、発光指示の内容を解析する。発光素子1−4は、発光指示に応答して発光する。
カメラシステム2−1、2−2は、IDタグ1を付けたオブジェクト(人物、物体等)を撮像し、IDタグ1のID、位置情報をアプリケーションへ出力する。カメラシステム2−1、2−2は、同一の構成をしており、それぞれ、発光指示部2−1−1、2−2−1、動画カメラ2−1−2、2−2−2、制御部2−1−3、2−2−3、登録IDデータベース2−1−4、2−2−4、検出済IDデータベース2−1−5、2−2−5を備えている。
発光指示部2−1−1、2−2−1は、IDタグ1に対して発光を指示する信号を送信する。動画カメラ2−1−2、2−2−2は、IDタグ1の発光を撮像する。制御部2−1−3、2−2−3は、各部を制御する。登録IDデータベース2−1−4、2−2−4は、図2に示すように、該当カメラシステム2−1、2−2で発光を行わせるIDタグを識別するためのオブジェクトIDmを記憶している。検出済IDデータベース2−1−5、2−2−5は、図3に示すように、該当カメラシステム2−1、2−2で検出されたIDタグ1のデータとして、該当IDタグを識別するためのオブジェクトIDm、検出時間tおよび位置情報に相当する検出座標(X,Y)を保持する。
各カメラシステム2−1、2−2には、カメラIDが付与されている。また、撮像するエリアが同じであって、後述するサーバ3からIDタグ1の発光を制御する各カメラシステムには、同一ロケーションIDが付与されている。
サーバ3は、上記カメラシステム2−1、2−2を制御、管理する。カメラIDデータベース3−1は、図4に示すように、サーバ3で管理しているカメラシステム2−1、2−2を識別するためのカメラID、その場所を示すロケーションIDを保持する。
本第1実施形態では、カメラシステム2−1、2−2におけるIDタグ1の認識方法に2つの方法を用いる。第1の認識方法は、IDタグ1の発光からIDタグ1のIDと位置情報を認識するものである。第2の認識方法は、IDタグ1の発光では位置情報のみを認識し、IDについては位置情報をデータベースと照合することにより認識するものである。この2つの認識方法を実現するため、IDタグ1およびカメラシステム2−1、2−2は2つの動作モードを有する。IDタグについては、「登録ID呼出応答モード」と「追従モード」の動作モードを有し、一方、カメラシステム2−1、2−2では、「追従モード」と「ID呼出モード」の動作モードを有する。なお追従モードとは、IDタグ1の移動に応じてその位置を追従する処理のことを言う。
また、本第1実施形態では、IDタグ1の認識に際して、同一エリアにある複数のカメラシステム2−1、2−2でIDタグ1を正確に認識させるために、サーバ3により、複数のカメラシステム2−1、2−2に対して発光指示を送出するよう制御を行うようになっている。
以下では、IDタグ1の発光により当該IDタグ1のIDを認識する方法として、カメラシステム2−1、2−2の発光指示部2−1−1、2−2−1からの発光指示に対し、IDタグ1が応答発光することによってIDタグ1のIDを認識する方法について説明する。なお、その他の実施方法として、カメラシステム2−1、2−2に対してIDタグ1が自IDを発光パターンによって認識させる方法も可能であり、上述した本発明の2つの認識方法を用いてIDタグ1のIDおよび位置情報を認識させることが可能である。
次に、本第1実施形態のIDタグ認識装置の動作について説明する。
図5は、本第1実施形態のIDタグ1の主動作を説明するためのフローチャートである。IDタグ1は、カメラシステム2−1の発光指示部2−1−1からのID呼出に対して応答発光する登録ID呼出応答モードを実行し(S1)、その後、一定周期で自己発光する追従モードを実行し(S2)、ステップS1に戻り、以後、登録ID呼出応答モードと追従モードとを繰り返し実行する。
次に、図6は、本第1実施形態のIDタグ1の登録ID呼出応答モードの動作を説明するためのフローチャートである。登録ID呼出応答モードでは、IDタグ1は、まず、登録ID呼出応答モード移行時刻や電源投入時刻からn秒経過すると、ID登録依頼信号を発光素子1−4から発光する(S5)。次に、カメラシステム2−1の発光指示部2−1−1から発信されるID呼出を受信中であるか否かを判定し(S6)、ID呼出を受信中である場合には、後述する追従モードで行っている自己発光を停止する(S7)。
次に、ID呼出の内容を識別情報比較部1−3で解析し、自ID番号がID呼出で示されるID番号と一致したID番号であるか否かを判定し(S8)、双方が一致しない場合には、ステップS6へ戻り、ID呼出の受信を繰り返す。一方、双方が一致した場合には、すなわち、自ID番号とID呼出で示されるID番号が一致した場合には、発光素子1−4を応答発光させる(S9)。
一方、発光指示部2−1−1からのID呼出を受信中でない場合には、自IDへの呼出があったか否かを判定し(S10)、自IDへの呼出がない場合には、ステップS5へ戻り、n秒経過後、再度、ID登録依頼信号を発光し、上述した処理を繰り返し実行する。一方、自IDへの呼出があった場合(つまり呼出に応じた応答発光の後)には、当該登録ID呼出応答モードを終了し、前述した、追従モードへ移行する。
次に、図7は、本第1実施形態のIDタグ1の追従モードの動作を説明するためのフローチャートである。追従モードでは、IDタグ1は、一定周期の発光を任意の時間繰り返す(S11)。その後、当該追従モードを終了し、上述した登録ID呼出応答モードへ移行する。
次に、図8は、本第1実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)のサーバ非連携時の主動作を説明するためのフローチャートである。サーバ非連携時には、カメラシステム2−1(または2−2)は、ID呼出モードを実行し(S20)、その後、追従モードを実行し(S21)、ステップS20に戻り、以後、ID呼出モードと追従モードとを繰り返し実行する。
次に、図9は、本第1実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)のサーバ連携時の主動作を説明するためのフローチャートである。サーバ連携時には、カメラシステム2−1(または2−2)は、サーバ3へID呼出モード開始を通知し(S22)、ID呼出モードを実行する(S23)。次に、サーバ3からID呼出モード終了指示を受信し(S24)、追従モードを実行する(S25)。その後、ステップS22に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
次に、図10は、本第1実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)のID呼出モードの動作を説明するためのフローチャートである。ID呼出モードでは、カメラシステム2−1(または2−2)は、呼び出したIDタグ1の位置を抽出し(S30)、検出済IDデータベース2−1−5(または2−2−5)上のIDおよび位置情報を更新する(S31)。次に、IDおよび位置情報をアプリケーション(クライアント等)へ出力する(S32)。
次に、図11は、本第1実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)の追従モードの動作を説明するためのフローチャートである。追従モードでは、カメラシステム2−1(または2−2)は、まず、撮像した映像のフレーム上にある全IDタグの位置を抽出し(S40)、各光点に対し、検出済IDデータベース2−1−5(2−2−5)と比較し、最近傍のIDを各光点のIDとして決定し、検出済IDデータベースの位置情報を更新する(S41)。例えば検出済みデータベースに記録されている位置情報においてあるIDの位置が(a、b)で、次に検出された光点の位置が(a´、b´)であり、2点間の距離の計算によって最も近傍である場合、あるIDの位置情報を(a、b)から(a´、b´)に書き換える。次に、各光点のIDおよび位置情報をアプリケーションへ出力する(S42)。
次に、図12は、本第1実施形態のサーバ3の動作を説明するためのフローチャートである。サーバ3は、まず、カメラシステム2−1(または2−2)からのID呼出モード開始の信号を受信する(S50)。次に、同一ロケーションIDを持つカメラシステム(この場合、カメラシステム2−1、2−2)の中の1つのカメラシステム(例えばカメラシステム2−1)に対し、ID呼出モードの開始を指示する(S51)。
次に、サーバ3は、ID呼出モードの開始を指示したカメラシステムからID呼出モード終了の信号を受信し(S52)、同一ロケーションIDを持つ全カメラシステム(この場合、カメラシステム2−1、2−2)のID呼出モードが完了したか否かを判定する(S53)。そして、全てのカメラシステムのID呼出モードが完了していない場合には、ステップS51へ戻り、上述した処理を繰り返す。一方、全てのカメラシステムのID呼出モードが完了した場合には、該当カメラシステム(この場合、カメラシステム2−1、2−2)へID呼出モード終了の情報を送信し、ID呼出モード終了を指示する(S54)。
次に、本第1実施形態の一連の動作について説明する。まず、1つのカメラシステム、例えばカメラシステム2−1について説明する。カメラシステム2−1の発光指示部2−1−1からID毎に個別にIDタグを発光させるID呼出指令(コマンド)を照射する。IDタグ1は、発光指示部2−1−1からのID呼出を検知すると(S6のYES)、その内容を識別情報比較部1−3で解析し(S8)、自ID番号と一致したID番号を示すID呼出であった場合には(S8のYES)、発光素子1−4を発光させる(応答発光:S9)。
カメラシステム2−1の発光指示部2−1−1は、動画カメラ2−1−2が撮像した画像フレーム毎に、1つのタグIDを対応付け、この画像フレームに同期させて発光指示し、対応するIDタグ1を発光させる。動画カメラ2−1−2は、フレーム毎に対応するIDの発光の有無をキャプチャ画像から検出し(例えば画像の輝度値が所定の値よりも高い画素の部分を発光位置として検出し、画像内の所定位置を原点とするとこの発光位置の座標が検出できる)、その検出した情報から、IDタグ1の位置情報とIDとを認識する(ID呼出モード:S30)。当該ID呼出モードにおける、ID毎にIDタグ1のID、検出時間および位置情報等を認識する具体的な動作方法については、先行技術文献の特開2004−192623号公報などの技術を利用する。
上記ID呼出モードにて得られたID、検出時間および位置情報等は、制御部2−1−3の検出済IDデータベース2−1−5に蓄積され(S31)、さらにアプリケーションへ出力される(S32)。
IDタグ1は、発光指示部2−1−1からのID呼出を受信すると(S6のYES)、前述したように、自己発光を停止させ(S7)、呼出IDと自IDとが一致するかを比較し続ける(S8)。そして、カメラシステム2−1の発光指示部2−1−1からのID呼出が停止し、かつ自IDの呼出が既にあった場合には(S6のNO、S10のYES)、前述した図7に示す「追従モード」へ移行する。一方、自IDの呼出が無かった場合には(S10のNO)、n秒後にID登録依頼信号を発光する(S5)。これらIDタグの一連の動作が前述した図6に示す「登録ID呼出応答モード」である。なお、応答発光後の動作として、ID呼出が終了するまでの時間を任意に設定し、その時間IDタグ1の動作を停止させてもよい。
全IDの呼出が終了すると、IDタグ1は、登録ID呼出応答モードを終了し、図7に示す「追従モード」へ遷移する。IDタグ1は、追従モードに移行すると、一定周期の発光を任意の時間繰り返す(前述した「自己発光」)動作を実行し(S11)、その後、前述した図6に示す登録ID呼出応答モードへ移行する。
一方、カメラシステム2−1は、ID呼出モードを終了すると、前述した図11に示す追従モードへ移行する。カメラシステム2−1は、ID呼出モード終了後、一定周期でIDタグ1が行っている自己発光を撮像する。制御部2−1−3では、動画カメラ2−1−2で撮像されたフレーム毎にフレーム内の発光点の位置座標を、検出済IDデータベース2−1−5上の全IDタグ1の位置座標と照合し、座標間距離の計算により、予め設定された任意の距離内で最近傍の座標のIDを発光点のIDと認識する(S40)。このように決定されたIDおよび位置座標、検出時間(撮像時間)を検出済IDデータベース2−1−5に書込み(S41)、さらに同情報をアプリケーションへ出力する(S42)。この動作は、動画カメラ2−1−2で撮像される各フレーム内の全発光点について実施する。
追従モードでのIDタグ1の認識方法についての他の実施方法としては、検出済IDデータベース2−1−5上のある1つのIDタグ1の位置座標に着目し、動画カメラ2−1−2で撮像された1フレーム内で、予め設定された任意の距離内にある発光点のうち、最近傍の発光点を該当IDタグ1の変位後の位置座標と認識してもよい。
追従モード中、設定された任意の距離中に該当するIDタグ1が存在しない場合には、判別不能IDとして認識する。また、同一距離に複数のIDタグ1もしくは発光点が存在した場合にも判別不能IDとして認識する。
追従モード中に同一IDもしくは判別不能IDをnフレーム連続して認識した場合、またはID登録依頼信号を認識した場合には、追従モードを終了し、登録IDデータベース2−1−4のIDについてID呼出モードを実施する。
カメラシステム2−1は、追従モードに移行後、n秒経過すると、検出済IDデータベース2−1−5のIDについて、ID呼出モードを実施する。ID呼出モードを実施後は追従モードへ移行する。検出済IDデータベース2−1−5のID呼出モードがm回実施された場合には、登録IDデータベース2−1−4のID呼出モードを実行する。
次に、複数のカメラシステム2−1、2−2を用いて上述の一連の処理を行う場合についての動作について説明する。同一エリアに複数のカメラシステム2−1、2−2が存在するとき、IDタグ1の誤認識を防止するため、サーバ3によってカメラシステム2−1、2−2の制御を行う。サーバ3上のカメラIDデータベース3−1に、予めロケーションIDと該当エリアに存在するカメラシステム2−1、2−2のカメラIDを登録しておく。サーバ3は、カメラIDデータベース3−1の記憶する情報に従い、同一ロケーションIDを持つカメラシステム2−1、2−2に対し、ID呼出モードの開始・終了の指示を行うことでID呼出モードの重複動作を防止し、誤認識を回避する。
IDタグ1からのID登録依頼信号を受信すると、カメラシステム2−1、2−2はサーバ3に対し、ID呼出モード開始の信号を送信する(S22)。サーバ3は、カメラシステム2−1、2−2からのID呼出モード開始の信号を受信すると(S50)、同一ロケーションIDを持つカメラシステム2−1、2−2の中の1つに対し、ID呼出モードを実施するように開始指示を送信する(S51)。
上記開始指示を受信したカメラシステム2−i(i=1or2)は、登録IDデータベース2−i−4に記録されているIDのIDタグ1に対してID呼出モードを実施し(S23)、その他のカメラシステム2−j(j=2or1)は、ID呼出モードを実施せず、自IDの開始指示を受信するまで待機する。ID呼出モードを終了したカメラシステム2−iは、サーバ3へID呼出モード終了を通知する信号を送信し、サーバ3からID呼出モード終了の指示を受信するまで待機する。
サーバ3は、カメラシステム2−iからID呼出モード終了の通知を受信すると(S52)、同一ロケーションID内でID呼出モード未実施のカメラシステム2−jに対し、同様の手順でID呼出モードを実施させる(S53のNO)。同一ロケーションIDを持つ全カメラシステム2−1、2−2がID呼出モードを完了すると(S53のYES)、サーバ3は、全カメラシステム2−1、2−2に対してID呼出モード終了を通知する(S54)。
各カメラシステム2−1、2−2は、上記通知を受信すると(S24)、待機状態から追従モードへ移行する(S25)。カメラシステムが1つのときと同様、追従モード中に設定された任意の距離中に該当するIDタグ1が存在しない場合には、判別不能IDとして認識する。また、同一距離に複数のIDタグ1もしくは発光点が存在した場合にも判別不能IDとして認識する。
追従モード中に同一IDもしくは判別不能IDをnフレーム連続して認識した場合、またはID登録依頼信号を認識した場合、追従モードを終了し、サーバ3に対してID呼出モード開始の信号を送信する(S22)。
カメラシステム2−1、2−2は、追従モードに移行後、n秒経過すると、検出済IDデータベース2−1−5、2−2−5に基づいてID呼出モードを実施するため、サーバ3へID呼出モード開始の信号を送信する。カメラシステム2−1、2−2は、サーバ3へID呼出モード開始信号を送信する前に、検出済IDデータベース2−1−5、2−2−5のID呼出モードが連続何回実施されたかを確認し、m回実施された場合には、登録IDデータベース2−1−4、2−2−4に記録されているIDのIDタグ1に対してID呼出モードを実行し、それ以下なら検出済IDデータベース2−1−5、2−2−5に記録されているIDのIDタグ1に対してID呼出モードを実施する。検出済IDデータベース2−1−5、2−2−5に記録されているIDのIDタグ1に対するID呼出モード実施時も、重複動作を防止し誤認識を回避するため、前述のようにサーバ3によるID呼出モードの開始・終了の制御を実施する。ID呼出モードを実施後は追従モードへ移行する。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態では、カメラシステムに対し、IDタグが自IDに応じた発光パターンで発光することによって、自IDおよび位置情報を認識させる方法について説明する。
図13は、本発明の第2実施形態によるIDタグ認識装置の構成を示すブロック図である。なお、図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図において、カメラシステム2−1、2−2は、IDタグの発光を認識する動画カメラ2−1−2、2−2−2、それを制御する制御部2−1−3、2−2−3、およびIDタグ1のID、位置情報や検出時間を蓄積する検出済IDデータベース2−1−5、2−2−5で構成され、前述した第1実施形態の発光指示部2−1−1、2−2−1および登録IDデータベース2−1−4、2−2−4を不要としている。また、IDタグ1は、モード切替部1−2および発光素子1−4から構成され、発光指示受信部1−1、識別情報比較部1−3を不要としている。
次に、本第2実施形態のIDタグ認識装置の動作について説明する。
図14は、本第2実施形態のIDタグ1の主動作を説明するためのフローチャートである。IDタグ1は、自IDを示す発光パターンで発光するID発光モードを実行し(S60)、その後、一定周期で発光する追従モードを実行し(S61)、ステップS60に戻り、以後、ID発光モードと追従モードとを繰り返し実行する。
次に、図15は、本第2実施形態のIDタグ1のID発光モードの動作を説明するためのフローチャートである。ID発光モードでは、IDタグ1は、自IDを示す発光パターンで一定時間発光する(S65)。その後、当該ID発光モードを終了し、上述した追従モードへ移行する。
次に、図16は、本第2実施形態のIDタグ1の追従モードの動作を説明するためのフローチャートである。追従モードでは、IDタグ1は、一定周期の発光を任意の時間繰り返す(S66)。その後、当該追従モードを終了し、上述したID発光モードへ移行する。
次に、図17は、本第2実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)の動作を説明するためのフローチャートである。カメラシステム2−1(または2−2)は、動画カメラ2−1−2、2−2−2で撮像したフレーム上にある全IDタグ1の位置を抽出し(S70)、ID情報のある各光点に対し、検出済IDデータベース2−1−5(または2−2−5)上のIDおよび位置情報を更新する(S71)。次に、ID情報のない各光点に対し、検出済IDデータベース2−1−5(または2−2−5)と比較し、最近傍のIDを各光点のIDとして決定し、検出済IDデータベース2−1−5(または2−2−5)の位置情報を更新する(S72)。次に、各光点のIDおよび位置情報をアプリケーションへ出力する(S73)。
次に、本第2実施形態の一連の動作について説明する。IDタグ1は、発光パターンを変更することによって、自IDをカメラシステム2−1、2−2に認識させることができる。IDタグ1は、電源を投入すると、自IDを一定時間発光する「ID発光モード」を実行し(S60)、その後、一定周期で発光する追従モードを実行する(S61)。カメラシステム2−1、2−2は、まず、動画カメラ2−1−2、2−2−2で撮像したフレーム上の全IDタグの位置情報を取得する(S70)。撮像したフレーム内には、ID発光モードで発光した点と追従モードで発光した点が混在で検出される。
そのうち、ID発光モードの発光点は、発光パターンによりID認識が可能であり、認識したIDおよび位置等の情報は制御部の検出済IDデータベースに蓄積される(S71)。ID認識ができない発光点については、位置情報を検出済IDデータベースに照合し、予め設定された任意の距離内で最近傍の座標のIDを発光点のIDと認識する。このように決定されたIDおよび位置座標、検出時間(撮像時間)を検出済IDデータベースに書込む(S72)。上記2通りの方法で得られたIDタグの同情報は、アプリケーションへ出力される(S73)。
ここで、追従モードでのIDタグ1の認識方法についての他の実施方法としては、検出済IDデータベース上のある1つのIDタグ1の位置座標に着目し、動画カメラで指像された1フレーム内で、予め設定された任意の距離内にある発光点のうち、最近傍の発光点を該当IDタグの変位後の位置座標と認識すればよい。
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図18は、本発明の第3実施形態によるIDタグ認識装置の構成を示すブロック図である。なお、図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図において、IDタグ1は、アクションスイッチ1−5を備え、該アクションスイッチ1−5が押下されると、別の動作を実行する。
本第3実施形態では、IDタグ1に発光指示を行い、IDタグ1が応答発光することによってIDを認識する方法について説明する。該方法を実現するため、IDタグ1は、アクションスイッチ1−5の押下時には通常のタグのIDではなく、予め設定した別IDの呼出に応答する。
次に、本第3実施形態のIDタグ認識装置の動作について説明する。
図19は、本第3実施形態のIDタグ1によるアクション発光モード動作を説明するためのフローチャートである。IDタグ1は、アクションスイッチが押下されると、アクション発光モードに移行する。アクション発光モードでは、まず、自IDを予め設定したアクションIDに変更する(S80)。アクションIDとは、IDタグに別の機能を実行させるために通常のIDとは別に付与されたIDである。
次に、カメラシステム2−1(または2−2)にアクションID登録依頼信号を発光素子1−4から発光し(S81)、発光指示部2−1−1(または2−2−1)からのID呼出を受信中であるか否かを判定し(S82)、ID呼出を受信中である場合には、追従モードで行っている自己発光を停止する(S83)。
次に、ID呼出の内容を識別情報比較部1−3で解析し、自IDと一致したID呼出であるか否かを判定し(S84)、双方が一致しない場合には、ステップS82へ戻り、ID呼出の受信を繰り返す。一方、双方が一致した場合には、すなわち、自IDと一致したID呼出であった場合には、発光素子1−4を応答発光させる(S85)。
一方、発光指示部2−1−1からのID呼出を受信中でない場合には、IDタグは自IDを通常のIDへ変更し(S86)、アクション発光モードを終了して通常の動作へ復帰する。
次に、図20は、本第3実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)のサーバ非連携時の主動作を説明するためのフローチャートである。サーバ非連携時には、カメラシステム2−1(または2−2)は、アクションID登録依頼信号を受信し(S90)、アクションIDに対してID呼出モードを実行する(S91)。
次に、図21は、本第3実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)のサーバ連携時の主動作を説明するためのフローチャートである。サーバ連携時には、カメラシステム2−1(または2−2)は、アクションID登録依頼信号を受信し(S100)、サーバ3へID呼出モード開始を通知する(S101)。次に、アクションモードIDに対してID呼出モードを実行し(S102)、サーバ3からID呼出モード終了指示を受信する(S102)。
なお、サーバ3の動作については前述した図12と同様であるので説明を省略する。同様に、IDタグ1の追従モードの動作については図7と同様であるので説明を省略する。
次に、本第3実施形態の一連の動作について説明する。まず、1つのカメラシステム、例えばカメラシステム2−1について説明する。IDタグ1のアクションスイッチ1−5が押下されると、IDタグ1は、図19に示すアクション発光モードに移行する。アクション発光モードにおいて、IDタグ1は、スイッチ押下直後に自IDをアクションIDに変更する(S80)。
自IDを変更後、IDタグ1は、アクションID登録依頼信号を発光する(S81)。カメラシステム2−1は、アクションID登録依頼信号を受信すると(S90)、登録IDデータベース2−1−4からアクションスイッチ1−5の押下時に呼び出すべき全ID(アクションモードID)について、発光指示を送信する(S91)。IDタグ1は、発光指示を受信すると、自己発光を停止し(S83)、アクション発光モード時に発光すべきIDの呼出に対して応答発光し(S85)、発光指示部2−1−1からのID呼出が停止するまで待機する。そして、発光指示部2−1−1からのID呼出が停止すると(S82のNO)、IDタグ1は、自IDを通常のIDへ変更し(S86)、アクション発光モードを終了して通常の動作へ復帰する。カメラシステム2−1は、ID呼出モードを終了後、通常の動作へ復帰する。
次に、複数のカメラシステム2−1、2−2の場合についての動作について説明する。IDタグ1のアクションスイッチ1−5が押下されると、IDタグ1は、アクション発光モードに移行する。アクション発光モードにおいて、IDタグ1は、スイッチ押下直後に自IDをアクションIDに変更し(S80)、アクションID登録依頼信号を発光する(S81)。カメラシステム2−1、2−2は、同信号を受信すると(S100)、サーバ3へID呼出モード開始を通知する(S101)。サーバ3は、カメラシステム2−1、2−2からのID呼出モード開始の信号を受信すると(S50)、同一ロケーションIDを持つカメラシステム2−1、2−2の中の1つに対し、ID呼出モードを実施するように開始指示を送信する(S51)。
開始指示を受信したカメラシステム2−i(i=1or2)は、登録IDデータベース2−i−4のアクションモードIDについてID呼出モードを実施し(S23)、その他のカメラシステム2−j(j=2or1)は、ID呼出モードを実施せず、自IDの開始指示を受信するまで待機する。
IDタグ1は、発光指示を受信すると(S82のYES)、自己発光を停止し(S83)、アクションIDの呼出に対して応答発光し(S85)、発光指示部2−1−1、2−2−1からのID呼出が停止するまで待機する。ID呼出モードを終了したカメラシステム2−iは、サーバ3へID呼出モード終了を通知する信号を送信し、サーバ3からID呼出モード終了の指示を受信するまで待機する。
サーバ3は、カメラシステム2−iからID呼出モード終了の通知を受信すると(S52)、同一ロケーションID内でID呼出モード未実施のカメラシステム2−jに対し、同様の手順でID呼出モードを実施させる(S53のNO)。同一ロケーションIDをもつ全カメラシステム2−1、2−2がID呼出モードを完了すると(S53のYES)、サーバ3は、全カメラシステム2−1、2−2に対してID呼出モード終了を通知する(S54)。
カメラシステム2−1、2−2は、ID呼出モードを終了後、通常の動作へ復帰する。IDタグ1は、発光指示部2−1−1、2−2−1からのID呼出が停止すると、自IDを通常のIDへ変更し(S86)、アクション発光モードを終了して通常の動作へ復帰する。
上述した第1ないし第3実施形態によれば、IDタグシステムにおいて、IDタグの追従は、当該IDタグの応答発光後の自己発光の位置をデータベースと照合して行うので、その分不要なIDタグの呼出しを減少させことができる。従って、多量のIDタグを使用した場合でも、呼出し回数を減少させることにより、高い追従性を発揮することができる。また、発光呼出に対して応答を行うことにより個々のタグIDを認識するため、従来技術における特徴である、点滅パターンを発光する必要がなくなり、タグの電池寿命を向上させ、タグの認識を簡易的な画像処理で実行することができるなど、優位性を損なわない。さらに、同一のIDタグを複数のカメラシステムで撮像した場合でも、IDタグを誤認識することなく、全てのカメラシステムにおいて正確にIDタグのIDおよび位置情報を認識することができる。
なお、上述した実施形態においては、上述したIDタグ1、カメラシステム2−1,2−2、サーバ3などによる一連の処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。すなわち、IDタグ1、カメラシステム2−1,2−2、サーバ3などにおける、各処理手段、処理部は、CPU等の中央演算処理装置がROMやRAM等の主記憶装置に上記プログラムを読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、実現されるものである。
ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
本発明の実施形態によるIDタグ認識装置の構成を示すブロック図である。 登録IDデータベースのデータ構成を示す概念図である。 検出済IDデータベースのデータ構成を示す概念図である。 カメラIDデータベースのデータ構成を示す概念図である。 本第1実施形態のIDタグ1の主動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態のIDタグ1の登録ID呼出応答モードの動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態のIDタグ1の追従モードの動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)のサーバ非連携時の主動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)のサーバ連携時の主動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)のID呼出モードの動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)の追従モードの動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態のサーバ3の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるIDタグ認識装置の構成を示すブロック図である。 本第2実施形態のIDタグ1の主動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態のIDタグ1のID発光モードの動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態のIDタグ1の追従モードの動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態によるIDタグ認識装置の構成を示すブロック図である。 本第3実施形態のIDタグ1によるアクション発光モード動作を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)のサーバ非連携時の主動作を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態のカメラシステム2−1(または2−2)のサーバ連携時の主動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 IDタグ
1−1 発光指示受信部(判定手段)
1−2 モード切替部(追従モード実行手段、登録ID呼出応答モード実行手段、ID発光モード実行手段、ID変更手段、アクション発光モード実行手段)
1−3 識別情報比較部(判定手段)
1−4 発光素子(発光手段)
1−5 アクションスイッチ(ID切替指示手段)
2−1、2−2 カメラシステム
2−1−1、2−2−1 発光指示部(ID呼出手段)
2−1−2、2−2−2 動画カメラ
2−1−3、2−2−3 制御部(認識手段、特定手段、更新手段)
2−1−4、2−2−4 登録IDデータベース(登録ID記憶手段)
2−1−5、2−2−5 検出済IDデータベース(検出済ID記憶手段)
3 サーバ(サーバ装置)
3−1 カメラIDデータベース(撮像装置ID記憶手段)

Claims (8)

  1. IDタグと、該IDタグからの発光を撮像することでIDタグを識別するためのIDと位置情報とを認識する撮像装置と、を備えるIDタグ認識装置であって、
    前記IDタグは、
    発光手段と、
    一定周期で前記発光手段を自己発光させる追従モード実行手段と、
    前記撮像装置からのID呼出が自己に対するものであるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により自己に対するID呼出であると判定されると、前記発光手段を応答発光させる登録ID呼出応答モード実行手段とを備え、
    前記撮像装置は、
    前記IDタグに対して応答発光するように応答すべきIDタグを指定してID呼出を行うID呼出手段と、
    前記ID呼出手段によるID呼出に対応して前記IDタグが発光する応答発光から該IDタグのIDと位置情報とを認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識された前記IDタグのIDと位置情報とを登録する検出済ID記憶手段と、
    前記IDタグからの一定周期の自己発光から、前記検出済ID記憶手段に登録されたIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定する特定手段と、
    前記特定手段による特定結果に基づいて、前記検出済ID記憶手段における該当IDタグの位置情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とするIDタグ認識装置。
  2. IDタグと、該IDタグからの発光を撮像することでIDタグを識別するためのIDと位置情報とを認識する撮像装置とを備えるIDタグ認識装置であって、
    前記IDタグは、
    発光手段と、
    一定周期で前記発光手段を自己発光させる追従モード実行手段と、
    自IDに応じた発光パターンで前記発光手段を発光させるID発光モード実行手段とを備え、
    前記撮像装置は、
    前記IDタグの発光パターンから該IDタグのIDと位置情報とを認識する認識手段と、
    前記認識手段により認識された前記IDタグのIDと位置情報とを登録する検出済ID記憶手段と、
    前記IDタグからの一定周期の自己発光から、前記検出済ID記憶手段に登録されたIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定する特定手段と、
    前記特定手段による特定結果に基づいて、前記検出済ID記憶手段における該当IDタグの位置情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とするIDタグ認識装置。
  3. 前記撮像装置は、同一エリアに複数設けられており、
    前記複数の撮像装置の各々の前記ID呼出手段によるID呼出の順序を制御するサーバ装置をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載のIDタグ認識装置。
  4. 前記複数の撮像装置は、各々、呼び出すべきIDタグのIDが登録された登録ID記憶手段を備えることを特徴とする請求項3記載のIDタグ認識装置。
  5. 前記サーバ装置は、エリア毎に前記撮像装置を識別するための撮像装置IDが登録された撮像装置ID記憶手段を備えることを特徴とする請求項3記載のIDタグ認識装置。
  6. 前記IDタグは、
    ID切替指示手段と、
    前記ID切替指示手段が操作されると、自IDを一時的に予め設定されたアクションIDに変更するID変更手段と、
    前記ID変更手段により変更されたアクションIDに対して登録依頼信号を前記発光手段に発光させるアクション発光モード実行手段とを備え、
    前記撮像装置のID呼出手段は、前記アクションIDに対応するIDタグに対して応答発光するようにID呼出を行うことを特徴とする請求項1記載のIDタグ認識装置。
  7. IDタグからの発光を撮像することでIDタグを識別するためのIDと位置情報とを認識するIDタグ認識方法であって、
    前記IDタグに対して応答発光するように応答すべきIDタグを指定してID呼出を行い、該ID呼出に対応して前記IDタグが発光する応答発光を撮像し、該応答発光から該IDタグのIDと位置情報とを認識し、該認識された前記IDタグのIDと位置情報とを記憶し、
    前記IDタグからの一定周期の自己発光を撮像し、該自己発光から、記憶されているIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定し、該特定結果に基づいて、記憶されている該当IDタグの位置情報を更新することを特徴とするIDタグ認識方法。
  8. IDタグからの発光を撮像することでIDタグを識別するためのIDと位置情報とを認識するIDタグ認識方法であって、
    前記IDタグの発光パターンを撮像し、該発光パターンから該IDのIDと位置情報とを認識し、該認識された前記IDタグのIDと位置情報とを記憶し、
    前記IDタグからの一定周期の自己発光を撮像し、該自己発光から、記憶されているIDタグのうち、最近傍のIDタグを前記自己発光したIDタグと特定し、該特定結果に基づいて、記憶されている該当IDタグの位置情報を更新することを特徴とするIDタグ認識方法。
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