JP2007005970A - 半導体回路装置および高周波電力増幅モジュール - Google Patents

半導体回路装置および高周波電力増幅モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】 SPDTスイッチにおけるスイッチ特性を改善し、高調波歪みを大幅に低減する。
【解決手段】 SPDTスイッチ2において、トランジスタQtx1〜Qtx4は、2つのゲートが設けられたデュアルゲートFETよりなり、これらトランジスタQtx1〜Qtx4には、ゲート間の電位供給用抵抗である抵抗Rd1〜Rd4,Rd5〜Rd8がそれぞれ接続されている。抵抗Rd1,Rd3,Rd5,Rd7は、アンテナ端子2aと逆の端子側から分配配線されており、トランジスタQtx1〜Qtx4におけるゲート−ゲート間中間電位の電圧を大幅に増加させることができる。それにより、トランジスタQtx1〜Qtx4のゲート−ソース間容量を小さくすることができるので高調波歪み量を低減させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、移動体通信機器などに搭載される半導体回路装置に関し、特に送受信信号の歪みの低減に有効な技術に関する。
近年、移動体通信の1つとして、携帯電話が広く普及しており、その機能に対しても多様性が求められている。特に、EGSM(Extend Global System for Mobile Communication)/DCS(Digital Commucation System)/PCS(Personal Communication Services)などの異なる周波数帯域の通信方式を利用できるマルチバンド化に伴い、小型で高性能な送受信切り替え用のSPDT(Sigle−Pole Double−Throw)スイッチが求められている。
このSPDTスイッチにおいては、1)高次高調波、特に2次高調波歪み、および3次高調波歪みの低減、2)低損失、3)チップサイズの縮小、ならびにコストの低減などの要求がある。
これらの要求を満たすためには、SPDTスイッチを構成するFET(Field Effect Transistor)のON抵抗の低減、スイッチオフ時におけるアイソレーション特性の向上、およびスイッチOFF時の最大許容入力電力(OFFしているFETが入力電力でONしてしまう電力)の増加などが必要である。
たとえば、スイッチOFF時の最大許容入力電力を増加させる技術として、SPDTスイッチを構成するFETを多段接続して低損失なスイッチを構成したものがある(特許文献1参照)。
これは、SPDTスイッチを構成するFETをマルチゲート化することによって受信機とアンテナとの間に接続されているFETがONすることを防止し、送信機から送られる大電力をアンテナ側に切り替える際に該電力が受信系に漏れることを大幅に低減し、低損失なSPDTスイッチを実現するものである。
また、上記したFETのマルチゲート化でのさらなる高周波改善技術として、デュアルゲートFETのゲート−ゲート間の中点に電位供給用の回路を設け、中間電位を安定化させて高調波歪みを低減するものがある(特許文献2参照)。
特許第3169775号公報 特願2004−353715号
ところが、上記のようなSPDTスイッチにおける特性向上化技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
携帯電話のマルチバンド化などの高性能化に伴い、スプリアス信号の抑制などの要求が高くなる傾向にあり、SPDTスイッチの特性向上が今まで以上に望まれており、特に、高調波歪み特性をより改善する技術が高く求められている。
しかし、前記したSPDTスイッチを構成するFETをマルチゲート化では、SPDTスイッチの特性向上の改善が今まで以上に要求された際に、その要求性能を満足することができなくなってしまう恐れがある。
また、デュアルゲートFETのゲート−ゲート間の中点に電位供給用の回路を設ける技術では、SPDTスイッチにおけるOFF側のFETのゲートリーク電流によって、OFFしているFETのゲート−ゲート間電位が低下してしまう。
そのため、OFFしているFETのゲート−ソース間容量Cgs、およびゲート−ドレイン間容量Cgdが増加し、高周波歪み増加の要因となってしまうという問題がある。
本発明の目的は、SPDTスイッチにおけるゲート−ゲート間電位の低下を抑えることによって、高調波歪みを大幅に低減することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の半導体回路装置は、アンテナに結合される第一端子と、信号処理回路と結合される第二端子と、該第一端子と該第二端子の間に設置され、第一端子と第二端子の接続切り替えを行う切り替えトランジスタと、該切り替えトランジスタの制御信号を生成する制御回路に結合される第三端子と、切り替えトランジスタのゲート−ゲート間に電位を供給するゲート間電位供給抵抗とを具備し、該ゲート間電位供給抵抗は、一方の接続部が、切り替えトランジスタの一方の入力端子に接続され、他方の接続部が、切り替えトランジスタの他方の入力端子に接続された第1の電位供給抵抗と、一方の接続部が、切り替えトランジスタのゲート−ゲート間に接続され、他方の接続部が、第二端子側に接続されたトランジスタの入力端子に接続された、第1の電位供給抵抗とは異なる第2の電位供給抵抗とよりなるものである。
また、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明の半導体回路装置は、前記切り替えトランジスタが、制御端子を複数持つマルチゲート電界効果型トランジスタよりなるものである。
また、本発明の半導体回路装置は、前記切り替えトランジスタを2以上含み、該切り替えトランジスタはそれぞれにゲート間電位供給抵抗が接続され、切り替えトランジスタは従属接続されているものである。
さらに、本発明は、高周波電力増幅モジュールが高周波電力増幅器と前記アンテナ接続切り替えスイッチを含んで構成されたものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)ゲート間電位供給抵抗を設けたことにより、アンテナ接続切り替えスイッチの高周波歪み特性を大幅に改善することができる。
(2)また、ゲート間電位供給抵抗を設けたアンテナ接続切り替えスイッチを用いて高周波電力増幅モジュールを構成することにより、通信機器などの電子システムの信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施の形態による高周波電力増幅モジュールのブロック図、図2は、図1の高周波電力増幅モジュールに設けられたSPDTスイッチの回路図、図3は、本発明者が検討したSPDTスイッチの構成の一例を示す回路図、図4は、図3のSPDTスイッチにおける送信信号切り替え部の簡易等価回路図、図5は、図2のSPDTスイッチにおける送信信号切り替え部に設けられたトランジスタのゲート−ソース間容量の電圧依存性を示す説明図、図6は、図2のSPDTスイッチの送信信号切り替え部の簡易等価回路図、図7は、図6における効果の検証結果を示した説明図、図8は、高調波歪みの評価系を示す説明図、図9は、図8の評価系による本発明のSPDTスイッチと従来技術のSPDTスイッチとの測定結果を示す説明図、図10は、図2のSPDTスイッチにおける送信信号切り替え部のデバイスのレイアウト図、図11は、図10のレイアウト図に示した抵抗、およびその近傍の拡大図、図12〜図14は、図11におけるA−A’断面におけるプロセスフローを示した断面図である。
本実施の形態において、高周波電力増幅モジュール1は、たとえば、通信システムである携帯電話の送信用電力増幅モジュールである。高周波電力増幅モジュール1は、図1に示すように、SPDTスイッチ2、制御部3、高周波電力増幅器(High Power Amp)4,5、およびローパスフィルタ6,7から構成されている。
SPDTスイッチ2は、制御部3の制御に基づいて送受信する信号の切り替えを行う。このSPDTスイッチ2は、アンテナ用端子2a、送信信号端子2b,2c、受信信号端子2d〜2g、制御端子2h〜2nが備えられている。
アンテナ用端子2aには、信号電波の送受信を行う送受信用アンテナANTが接続されている。送信信号端子2b,2cには、ローパスフィルタ6,7がそれぞれ接続されている。受信信号端子2d〜2gには、受信系回路に設けられたSAW(Surface Acoustic Wave)8〜11がそれぞれ接続されている。
これらSAW8〜11は、圧電体の弾性表面波を利用し、伝播した特定周波数の信号を高周波信号として選び出す。
また、SAW8〜11の後段には、低雑音増幅器であるLNA(Low Noise Amp)12〜15がそれぞれ接続されている。LNA12〜15は、PCS、DSC、(1800MHz、1900MHz)、およびGSM(800MHz、900MHz)における各周波数帯域の受信信号を増幅する。
制御部3は、ベースバンド回路から出力される制御信号によって、SPDTスイッチ2の動作制御を行う。
高周波電力増幅器4は、送信回路19から供給されるPCS/DCSにおける周波数帯域の送信信号を増幅し、高周波電力増幅器5は、送信回路20から供給されるGSMにおける周波数帯域の送信信号を増幅する。ローパスフィルタ6,7は、高周波電力増幅器4,5から出力された送信信号における送信周波帯をそれぞれ通過させる。
図2は、SPDTスイッチ2の一例を示した回路図である。
図示するように、SPDTスイッチ2は、送信信号切り替え部16,17、および受信信号切り替え部18から構成されている。
送信信号切り替え部16は、トランジスタ(切り替え用トランジスタ)Qtx1,Qtx2、抵抗Rgg1〜Rgg5、抵抗Rd1〜Rd4、ならびに静電容量素子C1,C2から構成されている。
送信信号切り替え部17は、トランジスタ(切り替え用トランジスタ)Qtx3,Qtx4、抵抗Rgg6〜Rgg10、抵抗Rd5〜Rd8、および静電容量素子C3,C4から構成されている。
また、受信信号切り替え部18は、トランジスタQrx1〜Qrx5、抵抗Rgg11〜Rgg18、抵抗Rd9〜Rd15、および静電容量素子C5,C6から構成されている。
これらトランジスタQtx1,Qtx2,Qtx3,Qtx4,Qrx1〜Qrx5は、たとえば、FETからなる。また、トランジスタQtx1〜Qtx4は、2つのゲートが設けられたデュアルゲートFETよりなり、トランジスタ(切り替え用トランジスタ)Qrx1は、3つのゲートが設けられたマルチゲートFETよりなる。
トランジスタQtx1,Qtx4,Qrx1の一方の接続部、静電容量素子C2,C4,C6の一方の接続部、および抵抗Rd4,Rd8,Rd9の一方の接続部には、アンテナ用端子2aがそれぞれ接続されている。
また、抵抗Rgg5の一方の接続部には、制御端子2hが接続されており、該抵抗Rgg5の他方の接続部には、抵抗Rgg1〜Rgg4の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
抵抗Rgg4の他方の接続部には、トランジスタQtx1の一方のゲート、および静電容量素子C2の他方の接続部がそれぞれ接続されている。抵抗Rgg3の他方の接続部には、トランジスタQtx1の他方のゲートが接続されている。
抵抗Rgg1の他方の接続部には、トランジスタQtx2の一方のゲート、および静電容量素子C1の一方の接続部がそれぞれ接続されている。抵抗Rgg2の他方の接続部には、トランジスタQtx2の他方のゲートが接続されている。
トランジスタQtx1の他方の接続部には、トランジスタQtx2の一方の接続部、および抵抗Rd2〜Rd4の他方の接続部がそれぞれ接続されている。トランジスタQtx2の他方の接続部、静電容量素子C1の他方の接続部、および抵抗Rd1,Rd2の一方の接続部には、送信信号端子2bがそれぞれ接続されている。抵抗Rd1は、トランジスタQtx2のゲート−ゲート間に接続されており、抵抗Rd3は、トランジスタQtx1のゲート−ゲート間に接続されている。
抵抗Rgg10の一方の接続部には、制御端子2iが接続されており、該抵抗Rgg10の他方の接続部には、抵抗Rgg6〜Rgg9の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
抵抗Rgg6の他方の接続部には、トランジスタQtx3の一方のゲート、および静電容量素子C3の他方の接続部がそれぞれ接続されている。抵抗Rgg7の他方の接続部には、トランジスタQtx3の他方のゲートが接続されている。
抵抗Rgg9の他方の接続部には、トランジスタQtx4の一方のゲート、および静電容量素子C4の他方の接続部がそれぞれ接続されており、抵抗Rgg8の他方の接続部には、トランジスタQtx4の他方のゲートが接続されている。
トランジスタQtx3の他方の接続部には、トランジスタQtx4の一方の接続部、および抵抗Rd6〜Rd8の他方の接続部がそれぞれ接続されている。トランジスタQtx3の一方の接続部、静電容量素子C3の他方の接続部、および抵抗Rd5,Rd6の一方の接続部には、送信信号端子2cがそれぞれ接続されている。
抵抗Rd5は、トランジスタQtx3のゲート−ゲート間に接続されており、抵抗Rd7は、トランジスタQtx4のゲート−ゲート間に接続されている。
また、抵抗Rgg14の一方の接続部には、制御端子2jが接続されている。この抵抗Rgg14の他方の接続部には、抵抗Rgg11〜Rgg13の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
これら抵抗Rgg11〜Rgg13の他方の接続部には、トランジスタQrx1の3つのゲート(第1〜第3のゲート)がそれぞれ接続されている。また、抵抗Rgg11の他方の接続部には、静電容量素子C6の他方の接続部が接続されており、抵抗Rgg13の他方の接続部には、静電容量素子C5の他方の接続部が接続されている。
抵抗Rd9〜Rd11は、トランジスタQrx1の一方の接続部と他方の接続部との間に直列接続されている。抵抗Rd9と抵抗Rd10との接続部は、トランジスタQrx1の第1のゲートと第2のゲートにおけるゲート−ゲート間に接続されている。
また、抵抗Rd10と抵抗Rd11との接続部は、トランジスタQrx1の第2のゲートと第3のゲートにおけるゲート−ゲート間に接続されている。静電容量素子C5の一方の接続部には、トランジスタQrx1の他方の接続部、トランジスタQrx2〜Qrx5の一方の接続部、および抵抗Rd12〜Rd15の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
トランジスタQrx2の他方の接続部、および抵抗Rd12の他方の接続部には、受信信号端子2dがそれぞれ接続されている。トランジスタQrx3の他方の接続部、および抵抗Rd13の他方の接続部には、受信信号端子2eが接続されている。
トランジスタQrx4の他方の接続部、および抵抗Rd14の他方の接続部には、受信信号端子2fが接続されており、トランジスタQrx5の他方の接続部、ならびに抵抗Rd15の他方の接続部には、受信信号端子2gが接続されている。
また、トランジスタQrx2〜Qrx5のゲートには、抵抗Rgg15〜Rgg18の一方の接続部がそれぞれ接続されている。これら抵抗Rgg15〜Rgg18の他方の接続部には、制御端子2k〜2nがそれぞれ接続されている。
抵抗Rgg1〜Rgg13は、トランジスタQtx1〜Qtx4,Qrx1の制御信号供給用抵抗である。静電容量素子C1〜C6は、トランジスタQtx1〜Qtx4,Qrx1の耐電力用容量素子として用いられる。
また、抵抗(第2の電位供給抵抗)Rd1、抵抗(第1の電位供給抵抗)Rd2、抵抗(第2の電位供給抵抗)Rd3、抵抗(第1の電位供給抵抗)Rd4は、トランジスタQtx1のゲート間の電位供給用抵抗として用いられる。
抵抗(第2の電位供給抵抗)Rd5、抵抗(第1の電位供給抵抗)Rd6、抵抗(第2の電位供給抵抗)Rd7、抵抗(第1の電位供給抵抗)Rd8は、トランジスタQtx2のゲート間の電位供給用抵抗として用いられている。
これら抵抗Rd1〜Rd8によってトランジスタQtx1,Qtx2のゲート−ゲート間電位を上昇させることができ、その結果、該トランジスタQtx1,Qtx2のゲート−ソース間容量Cgs、およびゲート−ドレイン間容量Cgdを小さくすることができる。
図3は、本発明者が検討したSPDTスイッチ50の従来構成の一例を示す回路図であり、図2に示すSPDTスイッチ2の送信信号切り替え部16,17に相当するSPDTスイッチ50の送信信号切り替え部51,52のみを示している。
送信信号切り替え部51は、トランジスタQtx50,Qtx51、抵抗Rgg50〜Rgg54,Rd50〜Rd53、ならびに静電容量素子C50,C51から構成されている。
送信信号切り替え部52は、トランジスタQtx52,Qtx53、抵抗Rgg55〜Rgg59,Rd54〜Rd57、および静電容量素子C52,C53から構成されている。
これら送信信号切り替え部51,52の接続構成は、直列接続された抵抗Rd50〜Rd53が直列接続されたトランジスタQtx50,Qtx51の接続部にそれぞれ接続されている。直列接続された抵抗Rd54〜Rd57は、直列接続されたトランジスタQtx52,Qtx53の接続部にそれぞれ接続されている。
抵抗Rd50と抵抗Rd51の接続部は、トランジスタQtx50のゲート−ゲート間に接続されており、抵抗Rd52と抵抗Rd53の接続部は、トランジスタQtx51のゲート−ゲート間に接続されている。抵抗Rd51と抵抗Rd52の接続部は、トランジスタQtx50,Qtx51の接続部に接続されている。
抵抗Rd54と抵抗Rd55の接続部は、トランジスタQtx52のゲート−ゲート間に接続されており、抵抗Rd56と抵抗Rd57の接続部は、トランジスタQtx53のゲート−ゲート間に接続されている。抵抗Rd55と抵抗Rd56の接続部は、トランジスタQtx52,Qtx53の接続部に接続されている。
また、図3において、その他の接続構成については、図2と同様となっているので、説明は省略する。
図3のSPDTスイッチ50においては、トランジスタQtx50,Qtx51がOFFで、トランジスタQtx52,Qtx53がONとなっており、制御端子2iに電圧Vctl(3V程度)を印加し、制御端子2hを0Vとしている。
また、トランジスタQtx52,Qtx53のゲートに印加された電圧Vctlは、ゲートのショットキを介して、ドレイン(ソース)電極、アンテナ用端子2a、およびトランジスタQtx50,Qtx51のドレイン(ソース)にそれぞれ印加される。
トランジスタQtx50,Qtx51のゲートは0Vとなっているので、トランジスタQtx50,Qtx51のゲート−ソース(ドレイン)電圧は、しきい値電圧Vth(約−1V程度)以下となりOFFする。
RF信号は、送信信号端子2cからトランジスタQtx52,Qtx53を介してアンテナANTを通過し、送信信号端子2bは、DCカット容量を介して50Ωの抵抗により終端されている。
図4は、以上の条件におけるSPDTスイッチ50の送信信号切り替え部51,52の簡易等価回路である。
図示するように、ON状態のトランジスタQtx52,Qtx53は1つにまとめてON抵抗をRon、ゲートバイアス供給用抵抗をRgTx2、ゲート−ソース(ドレイン)をダイオードで示し、電位供給用の抵抗Rd54〜Rd57はRdTx2として示した。
また、OFF状態のトランジスタQtx50,Qtx51は、シングルゲートFETの2段構成としており、デュアルゲートFET2段であるのでシングルゲートFETの4段構成となっている。
FETのゲート−ソース(ドレイン)間は、ゲート−ソース(ドレイン)間容量Cgs(Cgd)とリーク電流相当分の抵抗(Rgs,Rgd=〜400KΩ)の並列構成で表しており、ドレイン−ソース間はドレイン−ソース間容量Cdsで表している。
アンテナ用端子2aの電圧Vantは、ダイオードの順方向降下電圧Vfを用いて、電圧Vant=Vctl−Vfとなる。ここで、リーク電流がない場合には、トランジスタQtx1,Qtx2、および端子電圧Vdd1〜Vdd4はほぼ同じ電圧の電圧Vantとなる。
制御端子2hが0Vであるので、ゲート−ソース(ドレイン)間容量Cgs(Cgd)にかかるDCバイアスは、−Vantとなる。
図5は、トランジスタQtx1,Qtx2におけるゲート−ソース(ドレイン)間容量の電圧依存性を示す説明図である。
図示するように、逆バイアスが大きくなるに従ってゲート−ソース(ドレイン)間容量は減少する。高調波歪みは、OFFしているトランジスタQtx1,Qtx2の容量値が減少することによって小さくなる。また、リーク電流のない場合のゲート−ソース(ドレイン)間容量のバイアス点は図中○印で示したところになる。
実際のトランジスタでは、10μA(ゲート幅Wg=2mm、ゲート−ソース間電圧Vgs=4V、Rgs,Rgd=400KΩ程度)程度のリーク電流がある。このため、図4の回路構成においては、抵抗Rd53に、略すべてのリーク電流が流れてしまうことになり、該抵抗Rd53による電圧降下のために、端子電圧Vdd1〜Vdd4が電圧Vantから低下し、ゲート−ソース(ドレイン)容量の印加電圧が減少してしまうことになる。
それにより、バイアス点が、図5の●印に移動することになり、容量値が大きくなる。このことは、高調波を大きくすることになる。
そこで、図3に示したように、抵抗Rd1〜Rd8によってトランジスタQtx1〜Qtx4におけるゲート−ゲート間の中間電位を供給することによって、端子電圧Vdd1〜Vdd4の電圧Vantからの電圧降下を抑えることによって高調波歪みを改善することが可能となる。
図6は、図2のSPDTスイッチ2の送信信号切り替え部16,17において、トランジスタQtx1,Qtx2がOFFで、トランジスタQtx3,Qtx4がONとなっている時の簡易等価回路図である。
図6においては、図4と同様に、ON状態のトランジスタQtx3,Qtx4を1つにまとめており、そのON抵抗をRon、ゲートバイアス供給用抵抗をRgTx2、ゲート−ソース(ドレイン)をダイオードで示し、電位供給用の抵抗Rd5〜Rd8はRdTx2として示した。
また、OFF状態のトランジスタQtx1,Qtx2は、シングルゲートFETの2段構成としており、デュアルゲートFET2段であるのでシングルゲートFETの4段構成となっている。
この場合、従来図(図4)に示したように、ゲート−ゲート間の電位供給用抵抗(Rd50〜Rd53,Rd54〜Rd57)を直列接続するのではなく、図2や図6に示したようにトランジスタQtx1〜Qtx4において、アンテナ用端子2aとは逆の接続部からゲート−ゲート間の電位供給用抵抗(Rd1〜Rd4,Rd5〜Rd8)を分配してそれぞれ接続する。
この接続によって、端子電圧Vdd1〜Vdd4の電圧分布が変化することになり、電圧降下を低く抑えることができる。
効果の検証のため、図6において、DCシミュレーションにより端子電圧を求めた。抵抗値は、抵抗Rgg1〜Rgg2=Rgg3=Rgg4=Rgg12=15KΩ、抵抗Rd1=Rd2=Rd3=Rd4=15KΩ、電圧Vant=3Vにて検証を行った。
図7は、図6における効果の検証結果を示した図である。図7の上段は、図4における検証結果を示し、図7の下段は、図6の検証結果を示している。
図示するように、端子電圧Vdd4の電圧レベルが従来(図7の上段)よりも低下しているが、その以外の端子電圧Vdd1〜Vdd3は大幅に増加していることがわかる。これにより、逆バイアスが大きくなるので、ゲート−ソース(ドレイン)容量が減少して高調波歪みを低下させることができる。
以上のシミュレーション結果を本発明のSPDTスイッチ2(図2)と従来技術のSPDTスイッチ50(図3)との試作デバイスにて検証を行った。
動作モードは、トランジスタQtx3,Qtx4(図3、トランジスタQtx52,Qtx53)がONであり、その他のトランジスタQtx1,Qtx2(図3、トランジスタQtx50,Qtx51)がOFFである。よって、高周波信号は、送信信号端子2cからトランジスタQtx3,Qtx4を介してアンテナANTを通過する。
図8は、高調波歪みの評価系を示す説明図である。
図示するように、高周波信号は、ローパスフィルタLPF、位相器Phを経てSPDTスイッチ2の送信信号端子2cに入力(入力パワー=34dBm)される。アンテナ用端子2aには、スペクトラムアナライザSAが接続され、基本波、2倍高調波(2HD:2nd Harmonic wave Distortion)、および3倍高調波(3HD:3rd Harmonic wave Distortion)をそれぞれ測定する。
高調波歪みは、信号源のインピーダンスで変化するため、位相器Phにて高周波信号の位相を変化させ、これによるインピーダンスを変化を利用して測定を行う。
図9は、図8の評価系による本発明のSPDTスイッチ2と従来技術のSPDTスイッチ50との測定結果を示す説明図であり、図9(a)は、2HDにおける信号源インピーダンスの依存性を示し、図9(b)は、3HDにおける信号源インピーダンスの依存性を示している。この図9において、横軸は、インピーダンスを変化させた位相器Phの位相を示し、縦軸は、高調波歪み(2HD、3HD)を示している。
図9(a)に示すように、2HDにおいては、SPDTスイッチ2とSPDTスイッチ50との高調波歪みがほぼ同程度となっているが、図9(b)に示すように、3HDでは、SPDTスイッチ2が5dB〜7dB程度の改善を実現している。
図10は、SPDTスイッチ2における送信信号切り替え部16の半導体基板上でのレイアウト図である。
図10の中央部には、上方から下方にかけてトランジスタQtx2,Qtx1がそれぞれレイアウトされている。トランジスタQtx2の右側には、抵抗Rd2がレイアウトされている。そして、抵抗Rd2の右側には、抵抗Rd1がレイアウトされている。トランジスタQtx2の左側には、抵抗Rgg2がレイアウトされており、該抵抗Rgg2の左側には、抵抗Rgg1がレイアウトされている。
トランジスタQtx1の右側には、抵抗Rd3がレイアウトされており、該抵抗Rd3の右側には、抵抗Rd4がレイアウトされている。トランジスタQtx1の左側には、抵抗Rgg3がレイアウトされており、該抵抗Rgg3の左側には、抵抗Rgg4がレイアウトされている。
トランジスタQtx2の左上方には、制御端子2hが位置しており、該トランジスタQtx2の右上方には、送信信号端子2bが位置している。トランジスタQtx1の左下方には、静電容量素子C2がレイアウトされており、該トランジスタQtx1の右下方には、アンテナ用端子2aがレイアウトされている。
図11は、図10の○印に示した抵抗Rd3,Rd4、およびその近傍のレイアウト拡大図である。
図11の上方、および下方には、ソース/ドレイン配線H1,H2がそれぞれレイアウトされている。ソース/ドレイン配線H1は、トランジスタQtx2に接続され、ソース/ドレイン配線H2は、トランジスタQtx1に接続される。
ソース/ドレイン配線H1の下方には、該ソース/ドレイン配線H1に抵抗Rd3,Rd4の一方の接続部がそれぞれ接続されるようにレイアウトされている。
抵抗Rd4の他方の接続部には、下方に位置するソース/ドレイン配線H2が接続されており、該ソース/ドレイン配線H2は、ソース/ドレイン配線H2の下方に位置するアンテナ用端子2aに接続される。
抵抗Rd3の下方には、n+給電パッドSPがレイアウトされており、該抵抗Rd3の他方の接続部が接続されている。n+給電パッドSPは、トランジスタQtx1のゲート−ゲート間の中間電位を供給する給電配線SHに接続された電極である。
n+給電パッドSPに接続された給電配線SHの上方には、トランジスタQtx1の一方のゲートに接続されるゲート配線G1が形成されており、該給電配線SHの下方には、トランジスタQtx1の他方のゲートに接続されるゲート配線G2が形成されている。
図12〜図13は、図11におけるA−A’断面におけるプロセスフローを示した断面図である。
まず、図12に示すように、半絶縁性ガリウムヒ素(GaAs)からなる基板21上にGaAsのエピタキシャル層22が形成されており、該エピタキシャル層22の上面には、バッファ層23が形成されている。
そして、バッファ層23の上面には、アルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)層24が形成されており、その上面には、n型ガリウムヒ素(GaAs)層25が形成されている。
そして、図12の右側のAlGaAs層24、およびn型GaAs層25をエッチングした後、PSG(PhosphoSilicate Glass)/SiOからなる絶縁膜26を形成する。そして、絶縁膜26上において、AlGaAs層24、およびn型GaAs層25をエッチングした位置に、たとえば、WSiNからなる抵抗Rd3を形成する。
続いて、ソース/ドレイン配線H1,H2が配線される位置の絶縁膜26をエッチングし、メタル配線などによって該ソース/ドレイン配線H1,H2を形成する。
そして、図13に示すように、ソース/ドレイン配線H1,H2に挟まれた領域において、第1ゲートと第2ゲートとが配線される位置の絶縁膜26をエッチングし、同じくメタル配線などによって2つのゲートにそれぞれ接続されるゲート配線G1,G2、および該ゲート配線G1,G2に挟まれたn+給電パッドSPが接続される給電配線SHを形成する。
それにより、本実施の形態によれば、ゲート−ゲート間の電位供給用抵抗である抵抗Rd1〜Rd8を設けることにより、SPDTスイッチ2における高調波歪みを大幅に低減することができ、信頼性を向上させることができる。
また、高調波歪みを大幅に低減したSPDTスイッチ2を用いて高周波電力増幅モジュール1を構成することにより、該高周波電力増幅モジュール1を低コスト化、および小型化を実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、携帯電話などの通信システムに用いられるSPDTスイッチにおける高調波の歪みの低減化技術に適している。
本発明の一実施の形態による高周波電力増幅モジュールのブロック図である。 図1の高周波電力増幅モジュールに設けられたSPDTスイッチの回路図である。 本発明者が検討したSPDTスイッチの構成の一例を示す回路図である。 図3のSPDTスイッチにおける送信信号切り替え部の簡易等価回路図である。 図2のSPDTスイッチにおける送信信号切り替え部に設けられたトランジスタのゲート−ソース間容量の電圧依存性を示す説明図である。 図2のSPDTスイッチの送信信号切り替え部の簡易等価回路図である。 図6における効果の検証結果を示した説明図である。 高調波歪みの評価系を示す説明図である。 図8の評価系による本発明のSPDTスイッチと従来技術のSPDTスイッチとの測定結果を示す説明図である。 図2のSPDTスイッチにおける送信信号切り替え部のデバイスのレイアウト図である。 図10のレイアウト図に示した抵抗、およびその近傍の拡大図である。 図11のA−A’断面におけるプロセスフローを示した断面図である。 図12に続くプロセスフローを示した断面図である。 図13に続くプロセスフローを示した断面図である。
符号の説明
1 高周波電力増幅モジュール
2 SPDTスイッチ
2a アンテナ用端子
2b,2c 送信信号端子
2d〜2g 受信信号端子
2h〜2n 制御端子
3 制御部
4,5 高周波電力増幅器
6,7 ローパスフィルタ
8〜11 SAW
12〜15 LNA
16,17 送信信号切り替え部
18 受信信号切り替え部
19 送信回路
20 送信回路
21 基板
22 エピタキシャル層
23 バッファ層
24 アルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)層
25 n型ガリウムヒ素(GaAs)層
26 絶縁膜
ANT 送受信用アンテナ
Qtx1〜Qtx4 トランジスタ(切り替え用トランジスタ)
Qrx1〜Qrx5 トランジスタ
Rgg1〜Rgg18 抵抗
Rd1 抵抗(第2の電位供給抵抗)
Rd2 抵抗(第1の電位供給抵抗)
Rd3 抵抗(第2の電位供給抵抗)
Rd4 抵抗(第1の電位供給抵抗)
Rd5 抵抗(第2の電位供給抵抗)
Rd6 抵抗(第1の電位供給抵抗)
Rd7 抵抗(第2の電位供給抵抗)
Rd8 抵抗(第1の電位供給抵抗)
Rd9〜Rd15 抵抗
C1〜C6 静電容量素子
H1,H2 ソース/ドレイン配線
SP n+給電パッド
G1,G2 ゲート配線
SH 給電配線
50 SPDTスイッチ
51,52 送信信号切り替え部
Qtx50〜Qtx53 トランジスタ
Rgg50〜Rgg59 抵抗
Rd50〜Rd57 抵抗
C50〜C53 静電容量素子

Claims (6)

  1. アンテナに結合される第一端子と、
    信号処理回路と結合される第二端子と、
    前記第一端子と前記第二端子の間に設置され前記第一端子と前記第二端子の接続切り替えを行う切り替えトランジスタと、
    前記切り替えトランジスタの制御信号を生成する制御回路に結合される第三端子と、
    前記切り替えトランジスタのゲート−ゲート間に電位を供給するゲート間電位供給抵抗とを具備し、
    前記ゲート間電位供給抵抗は、
    一方の接続部が、前記切り替えトランジスタの一方の入力端子に接続され、他方の接続部が、前記切り替えトランジスタの他方の入力端子に接続された第1の電位供給抵抗と、
    一方の接続部が、前記切り替えトランジスタのゲート−ゲート間に接続され、他方の接続部が、前記第二端子側に接続されたトランジスタの入力端子に接続された、前記第1の電位供給抵抗とは異なる第2の電位供給抵抗とよりなることを特徴とする移動体通信機器に用いられる半導体回路装置。
  2. 請求項1記載の半導体回路装置において、
    前記切り替えトランジスタは制御端子を複数持つマルチゲート電界効果型トランジスタであることを特徴とする移動体通信機器に用いられる半導体回路装置。
  3. 請求項1記載の半導体回路装置において、
    前記切り替えトランジスタを2以上含み、前記切り替えトランジスタはそれぞれに前記ゲート間電位供給抵抗が接続され、
    前記切り替えトランジスタは従属接続されていることを特徴とする移動体通信機器に用いられる半導体回路装置。
  4. 第一端子と、
    第二端子と、
    前記第一端子と前記第二端子の間に設置され前記第一端子と前記第二端子の接続切り替えを行う切り替えトランジスタと、
    前記切り替えトランジスタの制御信号を生成する制御回路に結合される第三端子と、
    前記切り替えトランジスタのゲート−ゲート間に電位を供給するゲート間電位供給抵抗とを具備するアンテナ接続切り替え回路と、
    送信回路から送信信号を受取り増幅された前記送信信号を前記第二端子に供給する高周波電力増幅器とを具備し、
    前記ゲート間電位供給抵抗は、
    一方の接続部が、前記切り替えトランジスタの一方の入力端子に接続され、他方の接続部が、前記切り替えトランジスタの他方の入力端子に接続された第1の電位供給抵抗と、
    一方の接続部が、前記切り替えトランジスタのゲート−ゲート間に接続され、他方の接続部が、前記第二端子側に接続されたトランジスタの入力端子に接続された、前記第1の電位供給抵抗とは異なる第2の電位供給抵抗とよりなることを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
  5. 請求項4記載の高周波電力増幅モジュールにおいて、
    前記アンテナ接続切り替え回路に含まれる切り替えトランジスタは制御端子を複数持つマルチゲート電界効果型トランジスタであることを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
  6. 請求項4記載の高周波電力増幅モジュールにおいて、
    前記アンテナ接続切り替え回路は前記切り替えトランジスタを2以上含み、前記切り替えトランジスタはそれぞれに前記ゲート間電位供給抵抗が接続され、
    前記切り替えトランジスタは従属接続されていることを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
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