JP2007005013A - コネクタ - Google Patents

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Nobuyoshi Nagashima
信由 永島
Akito Maekawa
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Abstract


【課題】 二次成形時における中子の位置ずれを確実に検知可能とする。
【解決手段】 本発明における中継コネクタ1は、複数のサブコネクタよりなるブロックコネクタ5を中子として、これをインサート成形して外側に二次成形部7を形成してなる。上記のブロックコネクタ5は、長さの異なる2種類のサブコネクタよりなっており、長い側の第1サブコネクタ10を3段、短い側の第2サブコネクタ20を一つ備えて、これらを多段に重ね合わせてなる。第1係止突部14を中心としてずれ検知領域16をくぼみ状に形成し、その内周壁を外縁とすることで、外縁を明確にすることが可能となり、外縁を明らかにすることで、ずれ検知領域16の中心位置をより明確に認識させている。その結果、ずれ検知領域16の中心位置と第1係止突部14の中心位置との相対的位置関係からずれ発生状況を詳細かつ確実に検知することが可能である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コネクタに関する。
一次成形品を中子として二次成形を行うコネクタとしては、下記特許文献1に記載のものが知られている。このものは、二次成形時に規定よりも高い樹脂圧力が作用した場合に、中子が圧力で強く押されて、中子に設けられたピン形状の変形可能部が成形型との間で軸方向に潰れ変形し、変形可能部の先端面が中子の表面に露出しているから、変形可能部の先端面形状の異常を確認することで、樹脂圧力の異常、中子の変形、中子の端子部の位置ずれ等の異常を容易に検知することができる。
特開2000−252038公報
しかしながら、このものは検知可能な位置ずれの方向が潰れ方向である一方向に限られ、また、変形可能部の先端面が中心から均一な広がりをもって押し潰されたような場合には、異常かどうかの判断がつきにくいという問題があった。さらに、このものは他方向への位置ずれが生じる場合もあり、そのような場合には変形可能部の先端面の形状変化を伴わないため他方向への位置ずれが許容されてしまい、ずれ検知能力としては不十分なものとなっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、位置ずれの状況を詳細に知ることを可能としかつ確実に検知可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、一次成形品を中子として、その中子の外面に二次成形することによって二次成形部を形成するコネクタにおいて、前記中子の外面および前記二次成形部のうちいずれか一方には、その周辺と区画されたずれ検知領域を設け、他方にはこの検知領域内に配されるずれ指標部が成形されてなる構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記中子は複数のサブコネクタを高さ方向に多段に重ね合わせたブロックコネクタとされ、前記中子の外面のうち相手側コネクタとの嵌合面を除く外面に前記ずれ指標部が設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記ずれ指標部は前記複数のサブコネクタを互いに連結させるための連結用ピンを兼ねているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によると、ずれ検知領域の外縁を明らかにすることによって、ずれ検知領域の中心位置をより明確に認識させている。その結果、ずれ検知領域の中心位置とずれ指標部の中心位置とのずれを見ることによって、位置ずれの発生状況を詳細かつ確実に検知することを可能としている。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によると、中子同士の重ね合わせ面に沿った方向への位置ずれを確認することが可能である。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によると、ずれ指標部がサブコネクタを互いに連結させる連結用ピンの機能を兼ね備えているから、連結用ピンを別個独立して設ける必要がなく、構造が複雑になるおそれがない。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。本実施形態における中継コネクタ(本発明におけるコネクタに相当する)1は、複数のサブコネクタよりなるブロックコネクタ5を中子として、これをインサート成形して外側に二次成形部7を形成してなる。上記のブロックコネクタ5は、長さの異なる2種類のサブコネクタよりなっており、長い側の第1サブコネクタ10を3段、短い側の第2サブコネクタ20を一つ備えて、これらを多段に重ね合わせてなる。尚、本実施形態においては、上下方向とは図1における上下方向と基準として上側を上方とし、左右方向とは図1における左右方向を基準として左側を左方とし、幅方向とは図1における紙面と直交する向きを基準とする。
各第1サブコネクタ10は、図7に示すように、平板状をなす樹脂製の第1ハウジング11を有している。第1ハウジング11の内部には、図5に示すように、左右方向に図示6本の第1雄端子金具12がインサート成形により組み込まれており、幅方向に同一ピッチで配されている。第1雄端子金具12の左右両端部は、第1ハウジング11の左右両端面から外方に突出して設けられている。第1ハウジング11の上面には、図示4箇所の第1係止孔13(円孔)が長方形の配置となるように設けられている。また、第1ハウジング11の下面において第1係止孔13と上下方向に対応する位置には、図示4箇所の第1係止突部(本発明におけるずれ指標部に相当する)14が丸ピン形状をなして下方に突出形成され、第1係止孔13内に微少なクリアランスをもって嵌合可能となっている。これにて第1サブコネクタ10同士を上下方向に重ね合わせて連結することが可能となり、各第1ハウジング11の左右両端面同士は面一となって配される。
第2サブコネクタ20は、図10に示すように、左右方向に第1サブコネクタ10の略半分の長さとなっており、樹脂製の第2ハウジング21を有している。第2ハウジング21の内部には、図8に示すように、図示4本の第2雄端子金具22がインサート成形により組み込まれており、幅方向に同一ピッチで配されている。第2雄端子金具22は、図10に示すように、右端が第2ハウジング21の右端面から右方に突出し、左端が下方に略直角に折り曲げられることで、全体として略L字状をなしている。第2ハウジング21の下面には、下方を向いた第2雄端子金具22の端子部を全周方向から囲むようにして、下方に向けて開口する筒状のフード部24が形成されている。このフード部24の内部には、相手側コネクタ(図示しない)が嵌合可能となっている。第2ハウジング21の上面には、図8に示すように、図示2箇所の第2係止孔23(円孔)が所定の間隔を空けて設けられている。この第2係止孔23は、上から3段目の第1サブコネクタ10の4箇所の第1係止突部14のうち右側に位置する2箇所の第1係止突部14と嵌合可能となっている。これにて、上から3段目の第1サブコネクタ10と第2サブコネクタ20とは上下方向に重ね合わせて連結することが可能となっている。また、第2係止孔23の位置は第1ハウジング11の右端面と第2ハウジング21の右端面とが面一をなすように設定されている。
次に、二次成形により形成される二次成形部7について説明する。
ブロックコネクタ5を中子として、図1に示すように、二次成形用の金型6の下型にセットした後、上型を被せて型閉じすると、ブロックコネクタ5と金型6との間には二次成形部7の成形用空間が形成される。型閉じした状態においては、金型6の上型に突設された上面押さえ部8と下型に突設された下面押さえ部9とによってブロックコネクタ5を上下方向から押さえ付けた状態となっている。そのため、各押さえ部8,9は二次成形時における溶融樹脂の仕切壁としての機能も兼ね備えている。
上面押さえ部8は、図2に示すように、断面円筒形状をなしており、型閉じ時には第1係止孔13を中心として、第1係止孔13を覆い隠すようにしてある。これにより、成形時にはくぼみが形成され、そのくぼみの底面部の中心に第1係止孔13が位置するようになっている。一方、下面押さえ部9のうち右側に位置するものは、フード部24の付け根における外周に沿って押さえ付け可能となっている。また、下面押さえ部9のうち左側に位置するものは短円筒形をなし、型閉じすると短円筒内部には溶融樹脂が入り込めないようになっている。そして、短円筒内部の中心には第1係止突部14が配され、短円筒内部の底面と第1係止突部14の先端との間には隙間が設けてある。これによって、成形時にはくぼみが形成され、そのくぼみの底面部の中心に第1係止突部14が立設された形状をなすようにされている。
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその作用を説明する。
まずは、3個の第1サブコネクタ10と1個の第2サブコネクタ20とを連結してブロックコネクタ5を形成し、これを二次成形用の金型6の下型にセットする。その後、金型6の上型を上から被せることで、上面押さえ部8と下面押さえ部9との間でブロックコネクタ5を上下方向から押さえ付けて、二次成形部7の成形用空間を形成する。このとき、短円筒形の下面押さえ部9の内部には第1係止突部14が配されている。
次に、二次成形部7の成形用空間に溶融樹脂を注入し、二次成形部7を形成する。二次成形部7のうち、ブロックコネクタ5の左右両端面より外方部分は各雄端子金具12,22を全周方向から覆うようにしてフード状に突出形成され、上面押さえ部8および下面押さえ部9との接触部分を除くブロックコネクタ5の外面部分はブロックコネクタ5全体を覆うようにして形成される。ここで、短円筒形の下面押さえ部9の内部には溶融樹脂が入り込めないため、円形のくぼみ状にずれ検知領域16が形成され、ブロックコネクタ5が金型6に対して各サブコネクタ10,20の重ね合わせ面の平面方向に位置ずれしなかった場合には、第1係止突部14がずれ検知領域16の中心位置に形成される(図3参照)。また、ブロックコネクタ5が金型6に対して図示左側(重ね合わせ面の平面方向)に位置ずれした場合には、第1係止突部14がずれ検知領域16の中心から図示左側(重ね合わせ面の平面方向)にずれた位置に形成される(図4参照)。その結果、二次成形におけるブロックコネクタ5のずれ方向やずれ量などの発生状況を知ることが可能である。
以上のように、本実施形態においては、ずれ検知領域16をくぼみ状に形成し、その内周壁を外縁とすることで、外縁を明確にすることが可能となり、外縁を明らかにすることで、ずれ検知領域16の中心位置をより明確に認識させている。その結果、ずれ検知領域16の中心位置と第1係止突部14の中心位置との相対的位置関係からずれ発生状況を詳細かつ確実に検知することが可能である。尚、本実施形態においては、第1係止突部14をずれ指標部として説明しているが、第1係止孔13をずれ指標部として機能させることも可能であり、この場合には上面押さえ部8により形成されたくぼみの内周壁をずれ検知領域16の外縁として位置ずれを検知可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1では、ずれ検知領域として溝状に形成されたものを例示したが、認識可能なものであれば他の形態であってもよく、例えば、その周囲の領域と色替えすることで区画したものであってもよい。
(2)実施形態1では、中子として複数のサブコネクタが重ね合わされたものを例示したが、必ずしも重ね合わせる必要はなく、単体のサブコネクタであっても位置ずれを検知することは可能である。
(3)実施形態1では、中継コネクタの嵌合面を除く外面にずれ検知領域を設けたものを例示したが、必ずしも嵌合面を除く外面に設ける必要はなく、嵌合面にずれ検知領域を設けると、高さ方向の位置ずれを検知することが可能である。
ブロックコネクタを二次成形用の金型の下型にセットした状態を示すブロックコネクタの断面図 溶融樹脂を注入して二次成形部を形成した状態を示す中継コネクタの断面図 ブロックコネクタが金型に対して重ね合わせ面に沿う平面方向に位置ずれがなかった場合の中継コネクタの底面図 ブロックコネクタが金型に対して重ね合わせ面に沿う平面方向に位置ずれがあった場合の中継コネクタの底面図 第1サブコネクタの平面図 その正面図 その側面図 第2サブコネクタの平面図 その正面図 その側面図
符号の説明
1…中継コネクタ(コネクタ)
5…ブロックコネクタ
7…二次成形部
10…第1サブコネクタ(サブコネクタ)
14…第1係止突部(ずれ指標部)
16…ずれ検知領域
20…第2サブコネクタ(サブコネクタ)

Claims (3)

  1. 一次成形品を中子として、その中子の外面に二次成形することによって二次成形部を形成するコネクタにおいて、
    前記中子の外面および前記二次成形部のうちいずれか一方には、その周辺と区画されたずれ検知領域を設け、他方にはこの検知領域内に配されるずれ指標部が成形されてなることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記中子は複数のサブコネクタを高さ方向に多段に重ね合わせたブロックコネクタとされ、前記中子の外面のうち相手側コネクタとの嵌合面を除く外面に前記ずれ指標部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ずれ指標部は前記複数のサブコネクタを互いに連結させるための連結用ピンを兼ねていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
JP2005180705A 2005-06-21 2005-06-21 コネクタ Pending JP2007005013A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010103988A1 (ja) 2009-03-13 2010-09-16 アロン化成株式会社 医療容器栓体用エラストマー組成物
WO2011135927A1 (ja) 2010-04-28 2011-11-03 アロン化成株式会社 エラストマー組成物および医療容器用栓体

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