JP2007004774A - 多論理ノード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各論理ノードで異なるMACアドレスを設定することが可能な多論理ノード装置を実現する。
【解決手段】 単一の物理ネットワークデバイスを用いて複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置において、多論理ノード装置で動作するOSと、このOS上で動作するアプリケーションと、多論理ノード装置に装着されネットワークメディアとの間で通信を行う物理ネットワークデバイスと、ソフトウェアで構成される仮想ネットワークデバイスと、OSに実装され物理ネットワークデバイスを制御する第1のデバイスドライバと、OSに実装され仮想ネットワークデバイスを制御する第2のデバイスドライバとを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、単一の物理ネットワークデバイスを用いて複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置に関し、特に各論理ノードで異なるMACアドレス(Media Access Control address:ネットワークカード等に固有で割り付けられている物理アドレス)を設定することが可能な多論理ノード装置に関する。
従来の複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置或いは多端末シミュレータに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平03−147044号公報 特開平06−224916号公報 特開平09−146886号公報 特開平10−069461号公報 特開2000−057096号公報 特開2004−062700号公報
図7はOSI(Open Systems Interconnection)参照モデルであり、ネットワーク・システムを7つの層に分け、各層の役割と機能を定めたものである。図7中”LY01”は物理層であり、物理的な媒体の電気的なインターフェイス等を規定し、図7中”LY02”はデータリンク層であり、データのパケット化と送受信プロトコル等を規定する。
同様に、図7中”LY03”、”LY04”、”LY05”、”LY06”及び”LY07”はそれぞれネットワーク層、トランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層及びアプリケーション層である。
ネットワーク層では2ノード間でのデータ転送のプロトコルが、トランスポート層ではプロセス間でのデータ転送プロトコルが、セッション層ではセッションレベルでのプロトコルが、プレゼンテーション層ではデータの表現形式のプロトコルが、アプリケーション層ではアプリケーションレベルでの通信プロトコルがそれぞれ規定されている。
図7に示すようなOSI参照モデルで規定されたノード上で動作するネットワークアプリケーションのプロセス(以下、単にプロセスと呼ぶ。)は、OSI参照モデルに基づき全てのプロセスは、固有のIP(Internet Protocol)アドレスと固有のMAC(Media Access Control Address:ネットワークカード等に固有で割り付けられている物理アドレス)アドレスが付加された通信として取り扱われる。
例えば、図8はOSI参照モデルで規定されたノード上で動作するネットワークアプリケーションのプロセスの動作を説明する説明図であり、図8中”PR11”、”PR12”及び”PR13”に示すプロセスは、図8中”LY07”〜”LY01”に示す各層を介して図8中”CM11”、”CM12”及び”CM13”に示すように通信を行う際に、当該ノードの固有のIPアドレス及び固有のMACアドレスが付加される。
この結果、単一のノードでは、複数のプロセスが通信を行った場合には、当該単一ノードの固有のIPアドレス及び固有のMACアドレスが付加されて通信が行われることになる。
また、「特許文献6」には、単一ノードでプロセス毎の任意のIPアドレスを用いて通信を行うことにより複数のノードをシミュレートする発明が記載されている。図9はこのような従来技術の一例を説明する説明図である。
図9において”LY01”〜”LY07”は図7と同一符号を付してあり、図9中”VN21”、”VN22”及び”VN23”はアプリケーション層(”LY07”)からネットワーク層(”LY03”)を個々のプロセスで制御する仮想ノードである。
図9中”VN21”、”VN22”及び”VN23”に示す仮想ノードは互いに独立しており、各仮想ノードを制御するプロセスの通信には個々のプロセスに対応する任意のIPアドレスが付加されることになる。
図10はこのような従来技術の一例の動作を説明する説明図であり、図10において”LY01”、”LY02”、”VN21”、”VN22”、”VN23”は図9と同一符号を付してあり、図10中”PR31”、”PR32”及び”PR33”はプロセスである。
例えば、図10中”PR31”、”PR32”及び”PR33”に示すプロセスは、図10中”CM31”、”CM32”及び”CM33”に示すように通信を行う際に、ネットワーク層(”LY03”)までは図9中”VN21”、”VN22”及び”VN23”に示す仮想ノード内で個々の通信が取り扱われて当該仮想ノードの固有のIPアドレスが付加される。
さらに、例えば、図10中”LY02”に示すデータリンク層を通過する際に単一ノード固有のMACアドレスが付加されることになる。
例えば、図10中”PR31”、”PR32”及び”PR33”に示すプロセスが、図10中”CM31”、”CM32”及び”CM33”に示すように通信を行った場合、通信データは図11中”CD41”、”CD42”及び”CD43”に示すようになる。
図11は通信データの構成の一例を示す説明図であり、図11中”CD41”に示す通信データではMACアドレス”MAC001”、IPアドレス”IP001”、通信データ”DT001”から構成されている。
同様に、図11中”CD42”に示す通信データではMACアドレス”MAC001”、IPアドレス”IP002”、通信データ”DT002”から、図11中”CD43”に示す通信データではMACアドレス”MAC001”、IPアドレス”IP003”、通信データ”DT003”から構成されている。
すなわち、各プロセス毎に異なるIPアドレス(”IP001”〜”IP003”)が付加され、当該単一ノードの固有のMACアドレス(”MAC001”)が付加された通信として通信ケーブル等のネットワークメディアに送信されることになる。
この結果、単一ノードに対して、当該単一ノード上で動作するプロセス毎にアプリケーション層からネットワーク層を個々のプロセスで制御する複数の仮想ノードを設けることにより、各プロセス毎に任意のIPアドレスが付加され、当該単一ノードの固有のMACアドレスが付加された通信として通信ケーブル等のネットワークメディアに送信されることになる。
また、単純に単一ノードに対して複数のネットワークカード等のネットワークデバイスを設けることにより、各ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
図12はこのような単一ノードに対して複数のネットワークカード等のネットワークデバイスを設けた場合のノードの一例を示す構成ブロック図である。図12において、1は単一のノード、2はノード1で動作するOS(Operating System:オペレーティングシステム。以下、単にOSと呼ぶ。)、3はOS2上で動作するアプリケーション、4及び5はデバイスドライバ、6及び7はネットワークカード等のネットワークデバイス、8は通信ケーブル等のネットワークメディアである。
ノード1にはネットワークカード等の物理的なネットワークデバイス6及び7が装着され、ネットワークデバイス6及び7はそれぞれネットワークメディア8に接続される。
一方、ノード1ではOS2が動作し、また、OS2上では複数のプロセスから構成されるアプリケーション3が動作する。また、OS2にはデバイスドライバ4及び5が実装され、OS2はデバイスドライバ4及び5を介して物理的なネットワークデバイス6及び7を制御する。
アプリケーション3、OS2、デバイスドライバ4及びデバイスドライバ5はOSI参照モデルのアプリケーション層(”LY07”)からデータリンク層(”LY02”)までに相当する役割と機能を満足し、ネットワークデバイス6及び7は物理層(”LY01”)に相当する役割と機能を満足する。
ここで、図12に示す従来例の動作を図13及び図14を用いて説明する。図13は通信の流れを説明する説明図、図14は通信データの構成の一例を示す説明図である。
図13において1〜8は図12と同一符号を付してある。図13中”CM51”に示すように通信を行う際に、通信データはデバイスドライバ4を介してネットワークデバイス6に流れるので、ネットワークデバイス6の固有のIPアドレスが付加され、デバイスドライバ4においてネットワークデバイス6の固有のMACアドレスが付加される。
一方、図13中”CM52”に示すように通信を行う際に、通信データはデバイスドライバ5を介してネットワークデバイス7に流れるので、ネットワークデバイス7の固有のIPアドレスが付加され、デバイスドライバ5においてネットワークデバイス7の固有のMACアドレスが付加される。
従って、図13中”CM51”及び”CM52”に示すように通信を行った場合、通信データは図14中”CD61”及び”CD62”に示すようになる。
図14中”CD61”に示す通信データではMACアドレス”MAC101”、IPアドレス”IP101”、通信データ”DT101”から構成され、同様に、図14中”CD62”に示す通信データではMACアドレス”MAC102”、IPアドレス”IP102”、通信データ”DT102”から構成されている。
この時、図14中”MAC101”及び”IP101”は物理的なネットワークデバイス6に固有の値であり、図14中”MAC102”及び”IP102”は物理的なネットワークデバイス7に固有の値であり、物理的なネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
しかし、「特許文献6」に記載された従来技術では、単一ノード上で動作するプロセスの通信は、複数のノードをシミュレートするために仮想ノード(具体的には、ネットワーク層)で互いに異なる任意のIPアドレスを付加したとしても、データリンク層では同一のMACアドレス(単一ノード固有のMACアドレス)が付加されてしまうので、通信ケーブル等のネットワークメディアでは単一ノードの通信として処理されてしまい、実際の複数のノードによる通信とは同一に取り扱うことができないと言った問題点があった。
また、図12に示す従来例では、物理的なネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になるものの、必要とするノードの数だけ物理的なネットワークデバイスを装着しなければならず、単一のノードで複数のノードをシミュレートする場合にはコストが高くなってしまうと言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、各論理ノードで異なるMACアドレスを設定することが可能な多論理ノード装置を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
単一の物理ネットワークデバイスを用いて複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置において、
前記多論理ノード装置で動作するオペレーティングシステムと、このオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションと、前記多論理ノード装置に装着されネットワークメディアとの間で通信を行う物理ネットワークデバイスと、ソフトウェアで構成される仮想ネットワークデバイスと、前記オペレーティングシステムに実装され前記物理ネットワークデバイスを制御する第1のデバイスドライバと、前記オペレーティングシステムに実装され前記仮想ネットワークデバイスを制御する第2のデバイスドライバとを備え、前記アプリケーションを構成する第1及び第2のプロセスが通信データを送信させるネットワークデバイスとして前記物理ネットワークデバイス及び前記仮想ネットワークデバイスをそれぞれ選択すると共に前記仮想ネットワークデバイスからの通信データを前記物理ネットワークデバイスの前記ネットワークメディアとの間の通信機能を利用して前記ネットワークメディアに送信させることにより、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明である多論理ノード装置において、
前記仮想ネットワークデバイスと前記第2のデバイスドライバとの対が複数実装されていることにより、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
請求項3記載の発明は、
請求項1記載の発明である多論理ノード装置において、
前記多論理ノード装置が、
データ送信を行うと判断した場合に送信するデータを生成し、生成した送信データを送信させる前記物理ネットワークデバイス若しくは前記仮想ネットワークデバイスを選択し、前記通信データのヘッダに選択された前記物理ネットワークデバイス若しくは前記仮想ネットワークデバイスに固有のIPアドレスを付加し、前記通信データのヘッダに前記物理ネットワークデバイス若しくは前記仮想ネットワークデバイスに固有のMACアドレスを付加し、前記通信データを前記ネットワークメディアに送信することにより、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
請求項4記載の発明は、
単一の物理ネットワークデバイスを用いて複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置において、
前記多論理ノード装置で動作するオペレーティングシステムと、このオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションと、前記多論理ノード装置に装着されネットワークメディアとの間で通信を行う物理ネットワークデバイスと、ソフトウェアで構成される第1及び第2の仮想ネットワークデバイスと、前記オペレーティングシステムに実装され前記第1の仮想ネットワークデバイスを制御する第1のデバイスドライバと、前記オペレーティングシステムに実装され前記第2の仮想ネットワークデバイスを制御する第2のデバイスドライバとを備え、前記アプリケーションを構成する第1及び第2のプロセスが通信データを送信させるネットワークデバイスとして前記第1及び第2の仮想ネットワークデバイスをそれぞれ選択すると共に前記第1及び第2の仮想ネットワークデバイスからの通信データをそれぞれ前記物理ネットワークデバイスの前記ネットワークメディアとの間の通信機能を利用して前記ネットワークメディアに送信させることにより、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
請求項5記載の発明は、
請求項4記載の発明である多論理ノード装置において、
前記多論理ノード装置が、
データ送信を行うと判断した場合に送信するデータを生成し、生成した送信データを送信させるネットワークデバイスを選択し、前記通信データのヘッダに選択された前記第1若しくは第2の仮想ネットワークデバイスに固有のIPアドレスを付加し、前記通信データのヘッダに前記第1若しくは第2の仮想ネットワークデバイスに固有のMACアドレスを付加し、前記通信データを前記ネットワークメディアに送信することにより、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
請求項6記載の発明は、
単一の物理ネットワークデバイスを用いて複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置において、
前記多論理ノード装置で動作するオペレーティングシステムと、このオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションと、前記多論理ノード装置に装着されネットワークメディアとの間で通信を行う物理ネットワークデバイスと、ソフトウェアで構成される仮想ネットワークデバイスと、第1のノード種別情報を有するネットワーク層を介して前記オペレーティングシステムに実装され前記物理ネットワークデバイスを制御する第1のデバイスドライバと、第2のノード種別情報を有するネットワーク層を介して前記オペレーティングシステムに実装され前記仮想ネットワークデバイスを制御する第2のデバイスドライバとを備え、前記アプリケーションを構成する第1及び第2のプロセスが通信データを送信させるネットワークデバイスとして前記物理ネットワークデバイス及び前記仮想ネットワークデバイスをそれぞれ選択すると共に前記仮想ネットワークデバイスからの通信データを前記物理ネットワークデバイスの前記ネットワークメディアとの間の通信機能を利用して前記ネットワークメディアに送信させることにより、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。また、ネットワークデバイス毎にノード種別情報を設定できるので、ノード種別情報の異なる複数の論理ノードを構築することが可能になる。
請求項7記載の発明は、
請求項6記載の発明である多論理ノード装置において、
前記仮想ネットワークデバイスと前記第2のデバイスドライバとの対が複数実装されていることにより、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。また、ネットワークデバイス毎にノード種別情報を設定できるので、ノード種別情報の異なる複数の論理ノードを構築することが可能になる。
請求項8記載の発明は、
請求項6記載の発明である多論理ノード装置において、
前記多論理ノード装置が、
近隣要請を受信した場合に前記仮想ネットワークデバイスが前記隣要請を受信したか否かを判断し、前記物理ネットワークデバイスが前記近隣要請を受信したと判断した場合に前記物理ネットワークデバイスに対応する前記第1のノード種別情報に基づき近隣通知のノード識別子を設定し、前記仮想ネットワークデバイスが前記近隣要請を受信したと判断した場合に前記仮想ネットワークデバイスに対応する前記第2のノード種別情報に基づき近隣通知のノード識別子を設定し、生成された前記近隣通知をネットワークメディアに送信することにより、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。また、ネットワークデバイス毎にノード種別情報を設定できるので、ノード種別情報の異なる複数の論理ノードを構築することが可能になる。
請求項9記載の発明は、
単一の物理ネットワークデバイスを用いて複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置において、
前記多論理ノード装置で動作するオペレーティングシステムと、このオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションと、前記多論理ノード装置に装着されネットワークメディアとの間で通信を行う物理ネットワークデバイスと、ソフトウェアで構成される第1及び第2の仮想ネットワークデバイスと、第1のノード種別情報を有するネットワーク層を介して前記オペレーティングシステムに実装され前記第1の仮想ネットワークデバイスを制御する第1のデバイスドライバと、第2のノード種別情報を有するネットワーク層を介して前記オペレーティングシステムに実装され前記第2の仮想ネットワークデバイスを制御する第2のデバイスドライバとを備え、前記アプリケーションを構成する第1及び第2のプロセスが通信データを送信させるネットワークデバイスとして前記第1及び第2の仮想ネットワークデバイスをそれぞれ選択すると共に前記第1及び第2の仮想ネットワークデバイスからの通信データをそれぞれ前記物理ネットワークデバイスの前記ネットワークメディアとの間の通信機能を利用して前記ネットワークメディアに送信させることにより、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。また、ネットワークデバイス毎にノード種別情報を設定できるので、ノード種別情報の異なる複数の論理ノードを構築することが可能になる。
請求項10記載の発明は、
請求項9記載の発明である多論理ノード装置において、
前記多論理ノード装置が、
近隣要請を受信した場合に前記第1の仮想ネットワークデバイスが前記隣要請を受信したか否かを判断し、前記第1の仮想ネットワークデバイスが前記近隣要請を受信したと判断した場合に前記第1の仮想ネットワークデバイスに対応する前記第1のノード種別情報に基づき近隣通知のノード識別子を設定し、前記第2の仮想ネットワークデバイスが前記近隣要請を受信したと判断した場合に前記第2の仮想ネットワークデバイスに対応する前記第2のノード種別情報に基づき近隣通知のノード識別子を設定し、生成された前記近隣通知をネットワークメディアに送信することにより、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。また、ネットワークデバイス毎にノード種別情報を設定できるので、ノード種別情報の異なる複数の論理ノードを構築することが可能になる。
請求項11記載の発明は、
請求項1,4,6若しくは請求項9記載の発明である多論理ノード装置において、
前記アプリケーションが、
OSI参照モデルの物理層と、
前記アプリケーションを構成するプロセス毎にOSI参照モデルのアプリケーション層からデータリンク層までの役割と機能を有し前記物理層の上位に設けられた複数の論理ノードとから構成されるモデルに従って動作することにより、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。また、ネットワークデバイス毎にノード種別情報を設定できるので、ノード種別情報の異なる複数の論理ノードを構築することが可能になる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,3,4,5及び請求項11の発明によれば、単一のノードに単一の物理ネットワークデバイスを装着し、第1のネットワークドライバで物理ネットワークデバイスを制御し、第2のネットワークドライバで仮想ネットワークデバイスを制御すると共に、仮想ネットワークデバイスからの通信データを物理ネットワークデバイスのネットワークメディアとの間の通信機能のみを利用してネットワークメディアに送信させることにより、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
すなわち、アプリケーションを構成する各プロセスが、通信データを送信させるため異なるネットワークデバイス(物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス)を選択することにより、各仮想ノード(論理ノード)が形成され、各仮想ノード(論理ノード)で異なるMACアドレスを設定することが可能になる。
また、仮想ネットワークデバイスは、ソフトウェアで構成されるため、物理ネットワークデバイスの数に関わりなく、任意の数の仮想ネットワークデバイスをOS上に実装することが可能になるので、コスト高を抑制することができる。
また、仮想ネットワークデバイスは、OS10からはデバイスドライバを介して制御するので、通常の物理ネットワークデバイスとして取り扱うことが可能になる。このため、当該ノードで動作するアプリケーションは特殊なAPI(Application Program Interface)を用いることなく、複数の仮想ノード(論理ノード)を利用することができる。
また、MACアドレスはそれぞれ対となるデバイスドライバにより制御されるため、個々の仮想ネットワークデバイスにそれぞれ異なるMACアドレスを設定することが可能なになる。
また、請求項6,7,8,9,10及び請求項11の発明によれば、単一のノードに単一の物理ネットワークデバイスを装着し、第1のノード種別情報を有するネットワーク層を介してOSに実装された第1のネットワークドライバで物理ネットワークデバイスを制御し、第2のノード種別情報を有するネットワーク層を介してOSに実装された第2のネットワークドライバで仮想ネットワークデバイスを制御すると共に、仮想ネットワークデバイスからの通信データを物理ネットワークデバイスのネットワークメディアとの間の通信機能のみを利用してネットワークメディアに送信させることにより、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
さらに、物理ネットワークデバイス、若しくは、仮想ネットワークデバイス毎にノード種別情報を設定できるので、ノード種別情報の異なる複数の論理ノードを構築することが可能になり、具体的には、各論理ノード毎にホスト、或いは、ルータの振る舞いを行わせることができる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る多論理ノード装置の一実施例を示す構成ブロック図である。
図1において、9は多論理ノード装置である単一のノード、10はノード9で動作するOS、11はOS10上で動作するアプリケーション、12及び13はデバイスドライバ、14はソフトウェアで構成される論理的な仮想ネットワークデバイス、15は単一の物理的なネットワークカード等の物理ネットワークデバイス、16は通信ケーブル等のネットワークメディアである。
ノード9には物理的なネットワークカード等の物理ネットワークデバイス15が装着され、物理ネットワークデバイス15はネットワークメディア16に接続される。
一方、ノード9ではOS10が動作し、また、OS10上では複数のプロセスから構成されるアプリケーション11が動作する。また、OS10にはデバイスドライバ12及び13が実装され、さらに、デバイスドライバ13には論理的な仮想ネットワークデバイス14が実装される。
そして、OS10は、デバイスドライバ12を介して物理ネットワークデバイス15を制御すると共にデバイスドライバ13を介して論理的な仮想ネットワークデバイス14を制御する。この時、仮想ネットワークデバイス14は物理ネットワークデバイス15にブリッジされており、仮想ネットワークデバイス14からの通信データは物理ネットワークデバイス15を介してネットワークメディア16に送信される。
ちなみに、前述のブリッジとは、仮想ネットワークデバイス14が、物理ネットワークデバイス15の固有のIPアドレスが及び固有のMACアドレスに関わりなく、仮想ネットワークデバイス14の固有のIPアドレス及び固有のMACアドレスを付加した通信データを、物理ネットワークデバイス15のネットワークメディア16との間の通信機能のみを利用してネットワークメディア16に送信させることを意味する。
アプリケーション11、OS10、デバイスドライバ12、デバイスドライバ13及び仮想ネットワークデバイス14はOSI参照モデルのアプリケーション層(”LY07”)からデータリンク層(”LY02”)までに相当する役割と機能を満足し、物理ネットワークデバイス15は物理層(”LY01”)に相当する役割と機能を満足する。
ここで、図1に示す実施例の動作を図2、図3、図4、図5及び図6を用いて説明する。図2及び図3は実施例の動作を説明する説明図、図4は多論理ノード装置であるノード9の動作を説明するフロー図、図5は通信の流れを説明する説明図、図6は通信データの構成の一例を示す説明図である。
図2において”LY01”〜”LY07”は図7と同一符号を付してあり、図2中”VN71”、”VN72”及び”VN73”はアプリケーション層(”LY07”)からデータリンク層(”LY02”)を個々のプロセスで制御する仮想ノード(論理ノード)である。
図2中”VN71”、”VN72”及び”VN73”に示す仮想ノード(論理ノード)は互いに独立しており、各仮想ノードを制御するプロセスの通信には個々のプロセスに対応する任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスがそれぞれ付加されることになる。
図3において”LY01”、”VN71”、”VN72”、”VN73”は図2と同一符号を付してあり、図3中”PR81”、”PR82”及び”PR83”はアプリケーション11を構成するプロセスである。
例えば、図3中”PR81”、”PR82”及び”PR83”に示すアプリケーション11を構成するプロセスは、図3中”CM81”、”CM82”及び”CM83”に示すように通信を行う際に、データリンク層(”LY02”)までは図3中”VN71”、”VN72”及び”VN73”に示す仮想ノード(論理ノード)内で個々の通信が取り扱われて当該仮想ノード(論理ノード)の固有のIPアドレスが付加され、さらに、当該仮想ノード(論理ノード)の固有のMACアドレスが付加されることになる。
このような、通信動作を図4を用いてさらに説明する。図4中”S001”においてノード9(具体的には、アプリケーション11を構成する各プロセス)は、データ送信を行うか否かを判断し、もし、データ送信を行うと判断した場合には、図4中”S002”においてノード9(具体的には、アプリケーション11を構成する各プロセス)は、送信するデータを生成し、図4中”S003”においてノード9(具体的には、アプリケーション11を構成する各プロセス)は、生成したデータを送信させるネットワークデバイス(仮想ネットワークデバイス14、或いは、物理ネットワークデバイス15)を選択する。
このように、ノード9(具体的には、アプリケーション11を構成する各プロセス)が通信データを送信させるネットワークデバイスを選択することにより、アプリケーション層(”LY07”)からデータリンク層(”LY02”)までの各仮想ノード(論理ノード)が論理的に形成されることになる。
図4中”S004”においてノード9(具体的には、OS10)は、仮想ネットワークデバイス14が選択されなかった、言い換えれば、物理ネットワークデバイス15が選択されたと判断した場合、図4中”S005”においてノード9(具体的には、OS10)は、通信データのヘッダに物理ネットワークデバイス15に固有のIPアドレスを付加し、図4中”S006”においてノード9(具体的には、デバイスドライバ12)は、通信データのヘッダに物理ネットワークデバイス15に固有のMACアドレスを付加する。
一方、図4中”S004”においてノード9(具体的には、OS10)は、仮想ネットワークデバイス14が選択されたと判断した場合、図4中”S008”においてノード9(具体的には、OS10)は、通信データのヘッダに仮想ネットワークデバイス14に固有のIPアドレスを付加し、図4中”S009”においてノード9(具体的には、デバイスドライバ13)は、通信データのヘッダに仮想ネットワークデバイス14に固有のMACアドレスを付加する。
そして、最後に、図4中”S007”においてノード9(具体的には、物理ネットワークデバイス15、或いは、仮想ネットワークデバイス14)は、生成した通信データをネットワークメディア16に送信する。
図5において9〜16は図1と同一符号を付してある。アプリケーション11を構成する或るプロセスが、図5中”CM91”に示すように通信を行う際に、通信データはデバイスドライバ12を介して物理ネットワークデバイス15に流れるので、物理ネットワークデバイス15の固有のIPアドレスが付加され、デバイスドライバ12において物理ネットワークデバイス15の固有のMACアドレスが付加される。
一方、アプリケーション11を構成する或るプロセスが、図5中”CM92”に示すように通信を行う際に、通信データはデバイスドライバ13を介して仮想ネットワークデバイス14に流れるので、仮想ネットワークデバイス14の固有のIPアドレスが付加され、デバイスドライバ13において仮想ネットワークデバイス14の固有のMACアドレスが付加される。
さらに、仮想ネットワークデバイス14からの通信データは、物理ネットワークデバイス15のネットワークメディア16との間の通信機能のみを利用してネットワークメディア16に送信されることになる。
従って、アプリケーション11を構成する或るプロセスが、図5中”CM91”及び”CM92”に示すように通信を行った場合、通信データは図6中”CD101”及び”CD102”に示すようになる。
図6中”CD101”に示す通信データではMACアドレス”MAC301”、IPアドレス”IP301”、通信データ”DT301”から構成され、同様に、図6中”CD92”に示す通信データではMACアドレス”MAC302”、IPアドレス”IP302”、通信データ”DT302”から構成されている。
この時、図6中”MAC301”及び”IP301”は物理ネットワークデバイス15に固有の値であり、図6中”MAC302”及び”IP302”は仮想ネットワークデバイス14に固有の値であり、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
言い換えれば、アプリケーション11を構成する各プロセスが、通信データを送信させるため異なるネットワークデバイス(物理ネットワークデバイス15、或いは、仮想ネットワークデバイス14)を選択することにより、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
この結果、単一のノードに単一の物理ネットワークデバイスを装着し、第1のネットワークドライバで物理ネットワークデバイスを制御し、第2のネットワークドライバで仮想ネットワークデバイスを制御すると共に、仮想ネットワークデバイスからの通信データを物理ネットワークデバイスのネットワークメディアとの間の通信機能のみを利用してネットワークメディアに送信させることにより、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
すなわち、アプリケーション11を構成する各プロセスが、通信データを送信させるため異なるネットワークデバイス(物理ネットワークデバイス15、或いは、仮想ネットワークデバイス14)を選択することにより、各仮想ノード(論理ノード)が形成され、各仮想ノード(論理ノード)で異なるMACアドレスを設定することが可能になる。
また、仮想ネットワークデバイスは、ソフトウェアで構成されるため、物理ネットワークデバイスの数に関わりなく、任意の数の仮想ネットワークデバイスをOS上に実装することが可能になるので、コスト高を抑制することができる。
また、仮想ネットワークデバイスは、OS10からはデバイスドライバを介して制御するので、通常の物理ネットワークデバイスとして取り扱うことが可能になる。このため、当該ノードで動作するアプリケーションは特殊なAPI(Application Program Interface)を用いることなく、複数の仮想ノード(論理ノード)を利用することができる。
また、MACアドレスはそれぞれ対となるデバイスドライバにより制御されるため、個々の仮想ネットワークデバイスにそれぞれ異なるMACアドレスを設定することが可能なになる。
なお、図1に示す実施例では説明の簡単のためにOS10に対してデバイスドライバ12と、デバイスドライバ13及び仮想ネットワークデバイス14の対とを実装しているが、勿論、シミュレートを必要とする仮想ノード(論理ノード)の数だけデバイスドライバ13及び仮想ネットワークデバイス14の対がOS10に対して実装されることになる。
また、図1に示す実施例では物理ネットワークデバイス15を直接制御するデバイスドライバ12を実装しているが、勿論、全てのデバイスドライバに仮想ネットワークデバイスを実装して、それぞれのデバイスドライバを介して仮想ネットワークデバイスを制御し、それぞれの仮想ネットワークデバイスを単一の物理ネットワークデバイスにブリッジさせても構わない。
また、単一のノードで、特殊なAPIを用いることなく、任意の数の仮想ノード(論理ノード)をシミュレートできるので、ネットワーク機器に対する上位層のプロトコル使用適合性テスタ等に適用が可能になる。
また、ネットワーク層としてIPv6(Internet Protocol version 6)が用いられた場合、ネットワーク層アドレスとデータリンク層アドレスのマッピングには、IPv6の固有の機能である近隣探索機能が用いられる。
この近隣検索機能ではノードがホストであるか、ルータであるかによって挙動が異なるため、ホストであるかルータであるかを識別する必要性がある。
このため、或るノードは近隣探索機能を用いて近隣要請(データリンク層アドレスを問い合わせるためのパケット)をマルチキャストアドレスに送信し、当該近隣要請に応答するノードは近隣通知(データリンク層アドレスの他、ホスト或いはルータを示すノード識別子(フラグ)を有するパケット)を近隣要請を送信したノードに返送する。
そして、近隣応答を受信したノードは近隣応答に含まれるノード識別子を調べることにより、ノードがホストであるか、ルータであるかを識別することができる。
より具体的には、ノード識別子(フラグ)の値が真であればルータであることを示し、ノード識別子(フラグ)の値が偽であればホストであることを示すので、近隣応答を受信したノードは、ノード識別子(フラグ)の真偽を判別することにより、ノードがホストであるか、ルータであるかを識別することができる。
このようなノード識別子(フラグ)を設定するためのノード種別情報はノード単位でネットワーク層において保持されている。図7はこのようなノード識別情報を説明するための説明図であり、9,10,11,12,13,14,15及び16は図1と同一符号を付してあり、17はネットワーク層に保持されているノード種別情報である。
アプリケーション11、OS10、デバイスドライバ12、デバイスドライバ13、仮想ネットワークデバイス14及びノード種別情報17はOSI参照モデルのアプリケーション層(”LY07”)からデータリンク層(”LY02”)までに相当する役割と機能を満足する。
また、図7における接続関係や実装関係は図1に示す実施例と基本的に同じであり、異なる点は、デバイスドライバ12及び13がノード種別情報17を有するネットワーク層(アプリケーション11、OS10及びノード種別情報17により機能するネットワーク層)を介してOS10に実装されている点である。
図7に示す説明図においては、前述のように、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になり、各論理ノードで異なるMACアドレスを設定することが可能な多論理ノード装置が実現できる。
但し、物理ネットワークデバイス、若しくは、仮想ネットワークデバイスであってもノード種別情報17は単一の情報であるため、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信したとしても、ノードの種別はホスト、或いは、ルータのどちらか一方の振る舞いしか行うことができない。
図8はこのようなIPv6に起因した問題点を解決するための本発明に係る多論理ノード装置の他の実施例を示す構成ブロック図である。
図8において9,10,11,12,13,14,15及び16は図1と同一符号を付してあり、18及び19はネットワーク層に保持されているノード種別情報である。
アプリケーション11、OS10、デバイスドライバ12、デバイスドライバ13、仮想ネットワークデバイス14、ノード種別情報18及び19はOSI参照モデルのアプリケーション層(”LY07”)からデータリンク層(”LY02”)までに相当する役割と機能を満足する。
また、図8における接続関係や実装関係は図1に示す実施例と基本的に同じであり、異なる点は、デバイスドライバ12がノード種別情報18を有するネットワーク層(アプリケーション11、OS10及びノード種別情報18により機能するネットワーク層)を介してOS10に実装され、デバイスドライバ13がノード種別情報19を有するネットワーク層(アプリケーション11、OS10及びノード種別情報19により機能するネットワーク層)を介してOS10に実装されている点である。
ここで、図8に示す実施例の動作を図9を用いて説明する。図9は多論理ノード装置であるノードの動作を説明するフロー図である。
図9中”S101”において、ノード9(具体的には、OS10)は、近隣要請を受信したか否かを判断し、もし、近隣要請を受信した場合には、図9中”S102”においてノード9(具体的には、OS10)は、仮想ネットワークデバイス14が当該近隣要請を受信したか否かを判断する。
もし、図9中”S102”において物理ネットワークデバイス15が近隣要請を受信したと判断した場合には、図9中”S103”においてノード9(具体的には、OS10)は、物理ネットワークデバイス15に対応するノード種別情報18に基づき近隣通知のノード識別子(フラグ)を設定する。
もし、図9中”S102”において仮想ネットワークデバイス14が近隣要請を受信したと判断した場合には、図9中”S104”においてノード9(具体的には、OS10)は、仮想ネットワークデバイス14に対応するノード種別情報19に基づき近隣通知のノード識別子(フラグ)を設定する。
最後に、図9中”S105”においてノード9(具体的には、物理ネットワークデバイス15、或いは、仮想ネットワークデバイス14)は、生成された近隣通知をネットワークメディア16に送信する。
この結果、単一のノードに単一の物理ネットワークデバイスを装着し、第1のノード種別情報を有するネットワーク層を介してOSに実装された第1のネットワークドライバで物理ネットワークデバイスを制御し、第2のノード種別情報を有するネットワーク層を介してOSに実装された第2のネットワークドライバで仮想ネットワークデバイスを制御すると共に、仮想ネットワークデバイスからの通信データを物理ネットワークデバイスのネットワークメディアとの間の通信機能のみを利用してネットワークメディアに送信させることにより、物理ネットワークデバイス、或いは、仮想ネットワークデバイス毎に任意のIPアドレス及び任意のMACアドレスを付加した通信を通信ケーブル等のネットワークメディアに送信することが可能になる。
さらに、物理ネットワークデバイス、若しくは、仮想ネットワークデバイス毎にノード種別情報を設定できるので、ノード種別情報の異なる複数の論理ノードを構築することが可能になり、具体的には、各論理ノード毎にホスト、或いは、ルータの振る舞いを行わせることができる。
本発明に係る多論理ノード装置の一実施例を示す構成ブロック図である。 実施例の動作を説明する説明図である。 実施例の動作を説明する説明図である。 多論理ノード装置であるノードの動作を説明するフロー図である。 通信の流れを説明する説明図である。 通信データの構成の一例を示す説明図である。 ノード識別情報を説明するための説明図である。 本発明に係る多論理ノード装置の他の実施例を示す構成ブロック図である。 多論理ノード装置であるノードの動作を説明するフロー図である。 OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルである。 OSI参照モデルで規定されたノード上で動作するネットワークアプリケーションのプロセスの動作を説明する説明図である。 従来技術の一例を説明する説明図である。 従来技術の一例の動作を説明する説明図である。 通信データの構成の一例を示す説明図である。 単一ノードに対して複数のネットワークデバイスを設けた場合のノードの一例を示す構成ブロック図である。 通信の流れを説明する説明図である。 通信データの構成の一例を示す説明図である。
符号の説明
1,9 ノード
2,10 OS
3,11 アプリケーション
4,5,12,13 デバイスドライバ
6,7 ネットワークデバイス
8,16 ネットワークメディア
14 仮想ネットワークデバイス
15 物理ネットワークデバイス
17,18,19 ノード種別情報

Claims (11)

  1. 単一の物理ネットワークデバイスを用いて複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置において、
    前記多論理ノード装置で動作するオペレーティングシステムと、
    このオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションと、
    前記多論理ノード装置に装着されネットワークメディアとの間で通信を行う物理ネットワークデバイスと、
    ソフトウェアで構成される仮想ネットワークデバイスと、
    前記オペレーティングシステムに実装され前記物理ネットワークデバイスを制御する第1のデバイスドライバと、
    前記オペレーティングシステムに実装され前記仮想ネットワークデバイスを制御する第2のデバイスドライバとを備え、
    前記アプリケーションを構成する第1及び第2のプロセスが通信データを送信させるネットワークデバイスとして前記物理ネットワークデバイス及び前記仮想ネットワークデバイスをそれぞれ選択すると共に前記仮想ネットワークデバイスからの通信データを前記物理ネットワークデバイスの前記ネットワークメディアとの間の通信機能を利用して前記ネットワークメディアに送信させることを特徴とする多論理ノード装置。
  2. 前記仮想ネットワークデバイスと前記第2のデバイスドライバとの対が複数実装されていることを特徴とする
    請求項1記載の多論理ノード装置。
  3. 前記多論理ノード装置が、
    データ送信を行うと判断した場合に送信するデータを生成し、
    生成した送信データを送信させる前記物理ネットワークデバイス若しくは前記仮想ネットワークデバイスを選択し、
    前記通信データのヘッダに選択された前記物理ネットワークデバイス若しくは前記仮想ネットワークデバイスに固有のIPアドレスを付加し、
    前記通信データのヘッダに前記物理ネットワークデバイス若しくは前記仮想ネットワークデバイスに固有のMACアドレスを付加し、
    前記通信データを前記ネットワークメディアに送信することを特徴とする
    請求項1記載の多論理ノード装置。
  4. 単一の物理ネットワークデバイスを用いて複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置において、
    前記多論理ノード装置で動作するオペレーティングシステムと、
    このオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションと、
    前記多論理ノード装置に装着されネットワークメディアとの間で通信を行う物理ネットワークデバイスと、
    ソフトウェアで構成される第1及び第2の仮想ネットワークデバイスと、
    前記オペレーティングシステムに実装され前記第1の仮想ネットワークデバイスを制御する第1のデバイスドライバと、
    前記オペレーティングシステムに実装され前記第2の仮想ネットワークデバイスを制御する第2のデバイスドライバとを備え、
    前記アプリケーションを構成する第1及び第2のプロセスが通信データを送信させるネットワークデバイスとして前記第1及び第2の仮想ネットワークデバイスをそれぞれ選択すると共に前記第1及び第2の仮想ネットワークデバイスからの通信データをそれぞれ前記物理ネットワークデバイスの前記ネットワークメディアとの間の通信機能を利用して前記ネットワークメディアに送信させることを特徴とする多論理ノード装置。
  5. 前記多論理ノード装置が、
    データ送信を行うと判断した場合に送信するデータを生成し、
    生成した送信データを送信させるネットワークデバイスを選択し、
    前記通信データのヘッダに選択された前記第1若しくは第2の仮想ネットワークデバイスに固有のIPアドレスを付加し、
    前記通信データのヘッダに前記第1若しくは第2の仮想ネットワークデバイスに固有のMACアドレスを付加し、
    前記通信データを前記ネットワークメディアに送信することを特徴とする
    請求項4記載の多論理ノード装置。
  6. 単一の物理ネットワークデバイスを用いて複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置において、
    前記多論理ノード装置で動作するオペレーティングシステムと、
    このオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションと、
    前記多論理ノード装置に装着されネットワークメディアとの間で通信を行う物理ネットワークデバイスと、
    ソフトウェアで構成される仮想ネットワークデバイスと、
    第1のノード種別情報を有するネットワーク層を介して前記オペレーティングシステムに実装され前記物理ネットワークデバイスを制御する第1のデバイスドライバと、
    第2のノード種別情報を有するネットワーク層を介して前記オペレーティングシステムに実装され前記仮想ネットワークデバイスを制御する第2のデバイスドライバとを備え、
    前記アプリケーションを構成する第1及び第2のプロセスが通信データを送信させるネットワークデバイスとして前記物理ネットワークデバイス及び前記仮想ネットワークデバイスをそれぞれ選択すると共に前記仮想ネットワークデバイスからの通信データを前記物理ネットワークデバイスの前記ネットワークメディアとの間の通信機能を利用して前記ネットワークメディアに送信させることを特徴とする多論理ノード装置。
  7. 前記仮想ネットワークデバイスと前記第2のデバイスドライバとの対が複数実装されていることを特徴とする
    請求項6記載の多論理ノード装置。
  8. 前記多論理ノード装置が、
    近隣要請を受信した場合に前記仮想ネットワークデバイスが前記隣要請を受信したか否かを判断し、
    前記物理ネットワークデバイスが前記近隣要請を受信したと判断した場合に前記物理ネットワークデバイスに対応する前記第1のノード種別情報に基づき近隣通知のノード識別子を設定し、
    前記仮想ネットワークデバイスが前記近隣要請を受信したと判断した場合に前記仮想ネットワークデバイスに対応する前記第2のノード種別情報に基づき近隣通知のノード識別子を設定し、
    生成された前記近隣通知をネットワークメディアに送信することを特徴とする
    請求項6記載の多論理ノード装置。
  9. 単一の物理ネットワークデバイスを用いて複数の論理ノードを実現する多論理ノード装置において、
    前記多論理ノード装置で動作するオペレーティングシステムと、
    このオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションと、
    前記多論理ノード装置に装着されネットワークメディアとの間で通信を行う物理ネットワークデバイスと、
    ソフトウェアで構成される第1及び第2の仮想ネットワークデバイスと、
    第1のノード種別情報を有するネットワーク層を介して前記オペレーティングシステムに実装され前記第1の仮想ネットワークデバイスを制御する第1のデバイスドライバと、
    第2のノード種別情報を有するネットワーク層を介して前記オペレーティングシステムに実装され前記第2の仮想ネットワークデバイスを制御する第2のデバイスドライバとを備え、
    前記アプリケーションを構成する第1及び第2のプロセスが通信データを送信させるネットワークデバイスとして前記第1及び第2の仮想ネットワークデバイスをそれぞれ選択すると共に前記第1及び第2の仮想ネットワークデバイスからの通信データをそれぞれ前記物理ネットワークデバイスの前記ネットワークメディアとの間の通信機能を利用して前記ネットワークメディアに送信させることを特徴とする多論理ノード装置。
  10. 前記多論理ノード装置が、
    近隣要請を受信した場合に前記第1の仮想ネットワークデバイスが前記隣要請を受信したか否かを判断し、
    前記第1の仮想ネットワークデバイスが前記近隣要請を受信したと判断した場合に前記第1の仮想ネットワークデバイスに対応する前記第1のノード種別情報に基づき近隣通知のノード識別子を設定し、
    前記第2の仮想ネットワークデバイスが前記近隣要請を受信したと判断した場合に前記第2の仮想ネットワークデバイスに対応する前記第2のノード種別情報に基づき近隣通知のノード識別子を設定し、
    生成された前記近隣通知をネットワークメディアに送信することを特徴とする
    請求項9記載の多論理ノード装置。
  11. 前記アプリケーションが、
    OSI参照モデルの物理層と、
    前記アプリケーションを構成するプロセス毎にOSI参照モデルのアプリケーション層からデータリンク層までの役割と機能を有し前記物理層の上位に設けられた複数の論理ノードとから構成されるモデルに従って動作することを特徴とする
    請求項1、4、6若しくは請求項9記載の多論理ノード装置。
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