JP2007003709A - アクティブマトリクス基板、表示装置およびその欠陥修正方法 - Google Patents

アクティブマトリクス基板、表示装置およびその欠陥修正方法 Download PDF

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雅之 井上
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Abstract

【課題】画素欠陥の修正が容易で、かつ、欠陥修正用に設けられた導電片に起因した歩留まりの低下が抑制されたアクティブマトリクス基板を提供する。
【解決手段】本発明によるアクティブマトリクス基板は、基板10と、基板10上に形成された走査配線11と、走査配線11に交差する信号配線12と、基板10上に形成され、対応する走査配線11に印加される信号に応答して動作するスイッチング素子13と、スイッチング素子13を介して、対応する信号配線12に電気的に接続され得る画素電極14とを備えている。本発明によるアクティブマトリクス基板は、さらに、走査配線11と同一の膜から形成された導電片18をさらに備えている。導電片18は、走査配線11、信号配線12および画素電極14とは絶縁され、電気的に浮動状態である。
【選択図】図4

Description

本発明は、マトリクス状に配列されたスイッチング素子を有するアクティブマトリクス基板に関する。また、本発明は、アクティブマトリクス基板を備えた表示装置およびその欠陥修正方法にも関する。
液晶表示装置は、薄型で低消費電力であるという特徴を有し、様々な分野に広く用いられている。特に、画素ごとに薄膜トランジスタ(TFT)を備えたアクティブマトリクス型の液晶表示装置は、高いコントラスト比および優れた応答特性を有し、高性能であるため、テレビやモニタ、ノートパソコンに用いられており、近年その市場規模が拡大している。
アクティブマトリクス型液晶表示装置は、複数のTFTが形成されたアクティブマトリクス基板と、アクティブマトリクス基板に対向するカラーフィルタ基板とを備え、これらの間に挟持された液晶層の配向状態を制御することによって表示を行う。
アクティブマトリクス基板は、絶縁性基板上に、半導体膜や絶縁膜、導体膜を堆積する工程と、これらの膜をパターニングする工程とを繰り返すことによって作製される。そのため、正常なTFT特性が得られない欠陥TFTの発生や、走査配線や信号配線の短絡や断線の発生が避けられない。このような欠陥を有するTFT基板を用いて製造された液晶表示装置には、正常な電圧が印加されず、所定の表示ができない不良画素(画素欠陥)が存在する。
そこで、不良画素の画素電極を信号配線に直結することによって画素欠陥を目立たなくする欠陥修正方法が提案されている。
特許文献1には、このような欠陥修正が容易な構造を有する液晶表示装置が開示されている。図25および図26に、特許文献1に開示されている液晶表示装置600を示す。図25は、液晶表示装置600の1つの画素領域を示す上面図である。また、図26は、液晶表示装置600が有するアクティブマトリクス基板の断面構造を示し、図25中の26A−26A’線に沿った断面図である。
液晶表示装置600は、マトリクス状に配列された複数の画素領域のそれぞれごとに、画素電極614とTFT613とを有している。TFT613は、対応する走査配線611に印加される信号に応答して動作し、画素電極614は、対応する信号配線612にTFT613を介して電気的に接続され得る。
信号配線612の一部に重なるように、補助信号配線615が設けられている。補助信号配線615は、走査配線611と同一の導電膜をパターニングすることによって形成されており、走査配線611および補助信号配線615を覆う絶縁膜616に形成されたコンタクトホール617において、信号配線612に接続されている。
補助信号配線615から分岐するように枝部615aが設けられている。この枝部615aは、画素電極614に絶縁膜616を介して重なっており、画素欠陥を修正するために設けられている。
画素欠陥が生じた場合、枝部615aの画素電極614に重なっている部分にレーザ光を照射し、図27に示すように枝部615aと画素電極614とを接続する。これにより、画素電極614が枝部615aおよび補助信号配線615を介して信号配線612に電気的に接続される。そのため、画素電極614には信号配線612から常に信号電圧が供給されるようになり、画素欠陥を目立たなくすることができる。
特開平5−297407号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように欠陥修正用の導電片(補助信号配線615の枝部615a)を設ける手法では、画素欠陥を修正するために設けられた導電片に起因した表示不良が発生し、それによって歩留まりが低下するという新たな問題が発生してしまう。
補助信号配線615の枝部615aは、枝部615aを走査配線611や補助信号配線615とともに形成する際のパターン不良や付着異物によって、走査配線611などの他の配線と短絡してしまうことがある。図28に、パターン不良の一例を示す。図28に示す例では、導電膜のパターニングの際に本来除去されるはずの部分が除去されなかったことにより、補助信号配線615の枝部615aと走査配線611とが接続されてしまっている。そのため、走査配線611と信号配線612とが補助信号配線615およびその枝部615aを介して短絡し、表示不良が発生してしまう。具体的には、信号配線612に走査配線611からの信号が供給されてしまうため、信号配線612の延びる方向に沿った線欠陥が発生してしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、画素欠陥の修正が容易で、かつ、欠陥修正用に設けられた導電片に起因した歩留まりの低下が抑制されたアクティブマトリクス基板、そのようなアクティブマトリクス基板を備えた表示装置およびその欠陥修正方法を提供することにある。
本発明によるアクティブマトリクス基板は、基板と、前記基板上に形成された複数の走査配線と、前記複数の走査配線に交差する複数の信号配線と、前記基板上に形成され、対応する走査配線に印加される信号に応答して動作する複数のスイッチング素子と、前記複数のスイッチング素子を介して、対応する信号配線に電気的に接続され得る複数の画素電極と、を備えたアクティブマトリクス基板であって、前記複数の走査配線と同一の膜から形成された複数の導電片をさらに備え、前記複数の導電片は、前記複数の走査配線、前記複数の信号配線および前記複数の画素電極とは絶縁され、電気的に浮動状態であり、そのことによって上記目的が達成される。
ある好適な実施形態において、本発明によるアクティブマトリクス基板は、前記複数の導電片を覆う絶縁膜をさらに備える。
ある好適な実施形態において、前記複数の導電片のそれぞれは、前記複数の信号配線のうちの1つに前記絶縁膜を介して部分的に重なるように配置されている。
ある好適な実施形態において、前記複数の信号配線のそれぞれは、前記複数の走査配線に交差する方向に沿って延びる幹部と、前記幹部から分岐した枝部とを有し、前記複数の導電片のそれぞれは、前記枝部に前記絶縁膜を介して部分的に重なるように配置されている。
ある好適な実施形態において、本発明によるアクティブマトリクス基板は、前記複数の信号配線と同一の膜から形成され、それぞれが前記複数の画素電極のそれぞれと電気的に接続された複数の接続電極をさらに備え、前記複数の導電片のそれぞれは、前記複数の接続電極のそれぞれに前記絶縁膜を介して部分的に重なるように配置されている。
ある好適な実施形態において、前記複数のスイッチング素子は、それぞれがゲート電極、ソース電極およびドレイン電極を有する複数の薄膜トランジスタであり、前記複数の導電片のそれぞれは、前記ドレイン電極に前記絶縁膜を介して部分的に重なるように配置されている。
ある好適な実施形態において、前記複数の導電片は、タングステン、モリブデン、タンタル、窒化タンタル、窒化バナジウムまたは窒化ジルコニウムから形成されている。
本発明による表示装置は、上記構成を有するアクティブマトリクス基板と、前記アクティブマトリクス基板上に配置された表示媒体層とを備え、マトリクス状に配列された複数の画素領域を有しており、そのことによって上記目的が達成される。
ある好適な実施形態において、本発明による表示装置は、前記アクティブマトリクス基板に前記表示媒体層を介して対向する対向基板をさらに備え、前記表示媒体層は液晶層である。
ある好適な実施形態において、前記複数の画素領域のそれぞれは、透過モードで表示を行う透過領域と、反射モードで表示を行う反射領域とを有し、前記複数の導電片のそれぞれは、前記反射領域内に設けられている。
本発明による表示装置の欠陥修正方法は、上記構成を有する表示装置の欠陥修正方法であって、前記複数の画素領域のなかから表示欠陥を呈する画素領域を特定する工程(A)と、前記特定された画素領域の画素電極とそれに対応する信号配線とを前記特定された画素領域に設けられた前記導電片を介して電気的に接続する工程(B)とを包含し、前記工程(B)は、前記導電片の一部にレーザ光を照射することによって、前記導電片と前記信号配線とを電気的に接続する工程(a)と、前記導電片の他の一部にレーザ光を照射することによって、前記導電片と前記画素電極とを電気的に接続する工程(b)とを含む。
ある好適な実施形態において、前記工程(a)および工程(b)は、YLFレーザ光を照射することによって行われる。
本発明による表示装置の製造方法は、上記の欠陥修正方法によって表示欠陥を修正する工程を包含する。
本発明によるアクティブマトリクス基板は、走査配線と同一の膜から形成された導電片を有しているので、画素欠陥が発生した場合には、この導電片にレーザ光を照射することによって、信号配線と画素電極とを導電片を介して電気的に接続することができる。欠陥修正用の導電片は、走査配線、信号配線および画素電極とは絶縁されており、電気的に浮動状態であるので、導電膜をパターニングする際にパターン不良が発生したり異物が付着したりしても、導電片に起因した表示不良が発生することはない。このように、本発明によると、画素欠陥の修正が容易で、かつ、欠陥修正用に設けられた導電片に起因した歩留まりの低下が抑制されたアクティブマトリクス基板が提供される。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、以下では、スイッチング素子として薄膜トランジスタ(TFT)を備えた液晶表示装置を例として本発明を説明するが、本発明はこれに限定されない。本発明は、アクティブマトリクス型の表示装置に広く用いられる。
(実施形態1)
図1および図2に、本実施形態における液晶表示装置100を示す。図1は、液晶表示装置100を模式的に示す断面図であり、図2は、液晶表示装置100の1つの画素領域を模式的に示す上面図である。
液晶表示装置100は、図1に示すように、アクティブマトリクス基板(以下では「TFT基板」と呼ぶ。)100aと、TFT基板100aに対向する対向基板(「カラーフィルタ基板」とも呼ばれる。)100bと、これらの間に設けられた液晶層40とを備えている。
TFT基板100aおよび対向基板100bの液晶層40側には、液晶層40に電圧を印加するための電極14、34がそれぞれ設けられている。これらの電極14、34間に印加される電圧に応じて液晶層40の配向が変化し、そのことによって表示が行われる。
なお、図1では、TFT基板100aの電極14を連続した単一の導電膜として示しているが、後述するように、TFT基板100aの電極14は、マトリクス状に配列された複数の画素領域のそれぞれごとに分離して設けられている。これに対し、対向基板100bの電極34は、典型的には、透明基板(例えばガラス基板)30上に設けられた連続した単一の電極(共通電極と呼ばれる)である。
次に、TFT基板100aの構造を詳しく説明する。
TFT基板100aは、絶縁性を有する透明基板(例えばガラス基板)10上に形成された複数の走査配線(ゲートバスラインとも呼ばれる)11と、走査配線11に交差する複数の信号配線(ソースバスラインとも呼ばれる)12とを備えている。走査配線11と信号配線12とは、典型的には直交している。
TFT基板100aは、さらに、画素領域ごとに設けられたTFT13および画素電極14を備えている。TFT13は、対応する走査配線11に印加される信号に応答して動作し、画素電極14は、対応する信号配線12にTFT13を介して電気的に接続され得る。本実施形態における画素電極14は、透明導電材料から形成された透明電極である。
TFT13は、半導体層15、走査配線11に接続されたゲート電極13G、信号配線12に接続されたソース電極13Sおよび画素電極14に接続されたドレイン電極13Dを有している。なお、図2には、ゲート電極13Gを3つ備えたトリプルゲート型のTFTを例示しているが、本発明は勿論これに限定されるものではない。
本実施形態における信号配線12は、図2に示すように、走査配線11に交差する方向に沿って延びる幹部(つまり信号配線本体)12aと、幹部12aから分岐した枝部12bとを有している。枝部12bは、画素領域の内側に向かって延びるように形成されており、画素電極14に重なっている。
また、TFT基板100aには、補助容量配線16と、補助容量電極17とが設けられており、これらとこれらの間に位置するゲート絶縁膜(ここでは不図示)によって補助容量が構成されている。補助容量配線16は、走査配線11と同一の導電膜から形成されており、補助容量電極17は、TFT13の半導体層15と同一の膜から形成されている。
本実施形態におけるTFT基板100aには、さらに、画素欠陥が生じた場合に信号配線12と画素電極14とを直結する(TFT13を介さずに接続する)ための導電片18が設けられている。
ここで、図3および図4をさらに参照しながら、導電片18の配置を説明する。図3は、図2中の3A−3A’線に沿った断面図であり、図4は、TFT基板100aの1つの画素領域を示す等価回路図である。
欠陥修正用の導電片18は、図3に示すように、層間絶縁膜21を介して信号配線12の下層に設けられている。より具体的には、導電片18は、半導体層15を覆うように設けられたゲート絶縁膜20上に、走査配線11と同一の導電膜から形成されている。ただし、導電片18は、走査配線11とは切り離されており、走査配線11に電気的に接続されていない。また、導電片18は、層間絶縁膜21によって覆われており、信号配線12や画素電極14にも電気的に接続されていない。つまり、導電片18は、図4に示すように、走査配線11、信号配線12および画素電極14と絶縁されており、電気的に浮動状態(フローティング)である。
導電片18は、その一端部18aが信号配線12の枝部12bに重なるように配置されている。また、導電片18は、その他端部18bが接続電極22に重なるように配置されている。接続電極22は、層間絶縁膜21上に信号配線12と同一の導電膜から形成されており、コンタクトホール27において画素電極14に電気的に接続されている。上述したように、導電片18は、基板法線方向から見たときに、信号配線12の枝部12bおよび接続電極22に部分的に重なっている。
なお、本実施形態では、図3に示すように、信号配線12を覆うように透明な樹脂膜23が形成されており、この樹脂膜23上に画素電極14が形成されている。画素電極14は、図2に示したように、その外縁部が樹脂膜23を介して走査配線11や信号配線12に重なるように設けられており、それによって開口率の向上が図られている。
続いて、液晶表示装置100の画素欠陥を修正する方法を説明する。
液晶表示装置100において画素欠陥が生じた場合、まず、複数の画素領域のなかから表示欠陥を呈する画素領域を特定する。この工程は、例えば、任意の信号を発生させ得る任意信号発生装置を用い、表示を目視することによって行われる。
次に、特定された画素領域において、画素電極14とそれに対応する信号配線12とを導電片18を介して電気的に接続する。この工程は、具体的には以下のようにして行われる。
まず、図5に示すように、導電片18の枝部12bに重なっている方の端部18aにレーザ光を照射して溶融させることによって、導電片18と信号配線12とを接続する。次に、図6に示すように、導電片18の接続電極22に重なっている方の端部18bにレーザ光を照射して溶融させることによって、導電片18と接続電極22とを接続し、導電片18と画素電極14とを接続電極22を介して電気的に接続する。このようにして、画素電極14と信号配線12とが導電片18を介して電気的に接続される。その結果、画素電極14には、常に信号配線12からの表示信号が印加されるようになり、欠陥が目立たなくなる。なお、ここでは、導電片18の端部18aおよび18bのうち、枝部12bに重なっている方の端部18aに先にレーザ光を照射する場合を例示したが、接続電極22に重なっている方の端部18bに先にレーザ光を照射してもよい。
上述したように、本実施形態におけるTFT基板100aは、欠陥修正用の導電片18を備えているので、画素欠陥が発生した場合には、導電片18にレーザ光を照射することによって画素欠陥を容易に修正することができる。
本実施形態における導電片18は、走査配線11や信号配線12あるいは画素電極14とは絶縁されており、電気的に浮動状態にある。そのため、導電片18を走査配線11とともに形成する際にパターン不良が発生したり異物が付着したりしても表示不良が発生しにくい。以下、この理由をより詳しく説明する。
図7に、パターン不良の一例を示す。図7に示す例では、導電膜をパターニングする際に本来除去されるべき部分が除去されなかったことによって、導電片18が補助容量配線16に接続されてしまっている。しかしながら、導電片18は、もともと電気的に浮くように設計されているので、たとえ導電片18がパターン不良によって補助容量配線16と接続されてしまっても、図8に等価回路を示すように、補助容量配線16と他の配線(例えば信号配線12)や画素電極14とが短絡することはない。
これに対し、欠陥修正用の導電片が電気的に浮いていない場合には、パターン不良や付着異物によって、配線間や配線と画素電極との間で短絡が発生し、表示不良が発生してしまう。図9および図10に、電気的に浮いていない欠陥修正用導電片を備えた液晶表示装置700を示す。図9は、液晶表示装置700の1つの画素領域を模式的に示す上面図である。また、図10は、液晶表示装置700が有するTFT基板700aの断面構造を模式的に示す図であり、図9中の10A−10A’線に沿った断面図である。
液晶表示装置700は、図9および図10に示すように、欠陥修正用の導電片718の一端部718aが、絶縁膜21に設けられたコンタクトホール28において信号配線12に接続されている点において、液晶表示装置100と異なっている。
液晶表示装置700では、図11に等価回路を示すように、導電片718が予め信号配線12に電気的に接続されている。そのため、画素欠陥が生じた場合には、レーザ光の照射を導電片718の接続電極22に重なっている方の端部718bについてのみ行えばよく、レーザ光の照射回数は1回でよい。しかしながら、このような構成を採用すると、パターン不良が発生したり異物が付着したりした場合には、導電片718に起因した表示不良が発生してしまう。
液晶表示装置700におけるパターン不良の一例を図12に示す。図12に示す例では、導電片718がパターン不良によって補助容量配線16に接続されてしまっている。導電片718は、もともと信号配線12に電気的に接続されるように設計されているので、導電片718がパターン不良によって補助容量配線16と接続されてしまうと、図13に示すように、補助容量配線16と信号配線12とが短絡し、表示不良(具体的には信号配線12の延びる方向に沿った線欠陥)が発生してしまう。
図14および図15に、電気的に浮いていない欠陥修正用導電片を備えた他の液晶表示装置800を示す。図14は、液晶表示装置800の1つの画素領域を模式的に示す上面図である。また、図15は、液晶表示装置800が有するTFT基板800aの断面構造を模式的に示す図であり、図14中の15A−15A’線に沿った断面図である。
液晶表示装置800は、図14および図15に示すように、欠陥修正用の導電片818の一端部818bが、絶縁膜21に設けられたコンタクトホール29において接続電極22に接続されている点において、液晶表示装置100と異なっている。
液晶表示装置800では、図16に等価回路を示すように、導電片818が予め接続電極22を介して画素電極14に電気的に接続されている。そのため、画素欠陥が生じた場合には、レーザ光の照射を導電片818の信号配線12に重なっている方の端部818aについてのみ行えばよく、レーザ光の照射回数は1回でよい。しかしながら、このような構成を採用すると、パターン不良が発生したり異物が付着したりした場合には、導電片818に起因した表示不良が発生してしまう。
液晶表示装置800におけるパターン不良の一例を図17に示す。図17に示す例では、導電片818がパターン不良によって補助容量配線16に接続されてしまっている。導電片818は、もともと画素電極14に電気的に接続されるように設計されているので、導電片818がパターン不良によって補助容量配線16と接続されてしまうと、図18に示すように、補助容量配線16と画素電極14とが短絡し、表示不良(具体的には点欠陥)が発生してしまう。
上述したように、電気的に浮いていない欠陥修正用導電片を備えた液晶表示装置では、導電片に起因した表示不良が発生し、それによって製造の歩留まりが低下してしまう。これに対し、本実施形態における液晶表示装置100は、電気的に浮いている欠陥修正用導電片18を備えているので、導電片18に起因した表示不良が発生せず、それによる歩留まりの低下も発生しない。
また、導電片が電気的に浮いていない場合には、導電片と信号配線との重畳部や導電片と接続部との重畳部などに寄生容量が形成されるので、表示品位が低下してしまう。これに対し、本実施形態のように、導電片18が電気的に浮いていると、そのような寄生容量が発生せず、表示品位が向上する。
また、図10や図15に示したように、導電片718、818を予め信号配線12の枝部12bや接続電極22と接続しておくためには、層間絶縁膜21にコンタクトホール28および29を形成しなくてはならず、フォトリソグラフィプロセスの精度を考慮すると、枝部12bや接続電極22を大きめに形成しておく必要がある。そのため、開口率が低下してしまう。本実施形態における液晶表示装置100では、そのような開口率の低下も発生しない。
なお、導電片18は走査配線11と同一の導電膜から形成されるので、液晶表示装置100の製造工程において、余分な工程の増加を伴うことなく導電片18を造り込むことができる。
本実施形態では、走査配線11に交差する方向に沿って延びる幹部12aと、幹部12aから分岐した枝部12bとを有する信号配線12を例示したが、図19に示すように、信号配線12は枝部を有していなくてもよい。信号配線12が枝部を有していなくても、信号配線12に少なくとも一部が重なるように導電片18が設けられていれば、溶融接続による欠陥修正を行うことができる。
また、本実施形態では、導電片18が接続電極22に部分的に重なっており、欠陥修正時には接続電極22を介して画素電極14に電気的に接続される場合を例示したが、必ずしもこのような構成を採用する必要はない。導電片18は、画素電極14に電気的に接続された部材に重なっていればよく、例えば後述するように、導電片18をTFT13のドレイン電極13Dに重なるように配置し、欠陥修正時にはドレイン電極13Dを介して画素電極14に電気的に接続されるようにしてもよい。
本実施形態における液晶表示装置100は、溶融接続を行うための導電片18が設けられている点以外は、公知の種々の液晶表示装置と同じ構成を採用することができる。そのため、公知の種々の製造方法を用いて製造することができる。以下に、図2および図3に示す構成について、製造方法の一例を示す。
まず、絶縁性基板(例えばガラス基板)10上に、厚さ50nmの多結晶シリコン膜を形成し、この多結晶シリコン膜をパターニングすることによって半導体層15を形成する。このとき、半導体層15を形成するための多結晶シリコン膜から補助容量電極17も同時に形成される。多結晶シリコン膜の形成には、公知の種々の手法を用いることができる。なお、必要に応じて、予め基板10上にベースコート膜(例えば厚さ100nmの酸化シリコン(SiO2)膜)を形成しておき、このベースコート膜上に半導体層15を形成してもよい。
次に、半導体層15、および補助容量電極17を覆うように基板10のほぼ全面にCVD法を用いて厚さ100nmの酸化シリコン(SiO2)膜を堆積することによって、ゲート絶縁膜20を形成する。
続いて、ゲート絶縁膜20上にスパッタリング法を用いて厚さ30nmの窒化タンタル(TaN)膜および厚さ370nmのタングステン(W)膜を堆積した後、この積層膜をパターニングすることによって、走査配線11、ゲート電極13Gおよび補助容量配線16を形成する。このとき、欠陥修正用の導電片18も同時に形成される。
その後、半導体層15の所定の領域に不純物をドープすることによって、半導体膜15にソース領域およびドレイン領域を形成する。このとき、半導体層15のうち不純物のドープされなかった領域がチャネル領域となる。
次に、基板のほぼ全面を覆うようにCVD法を用いて厚さ250nmの窒化シリコン(SiN)膜および厚さ700nmの酸化シリコン(SiO2)膜を積層することによって、層間絶縁膜21を形成する。
続いて、ゲート絶縁膜20および層間絶縁膜21に、ソース領域の一部を露出するようにソースコンタクトホール24を形成するとともに、ドレイン領域の一部を露出するようにドレインコンタクトホール25を形成する。
その後、スパッタリング法を用いて厚さ100nmのチタン(Ti)膜、厚さ350nmのアルミニウム(Al)膜および厚さ100nmのチタン(Ti)膜を堆積し、この積層膜をパターニングすることによって、信号配線12、ソース電極13Sおよびドレイン電極13Dを形成する。
次に、アクリル系樹脂を塗布・焼成することによって厚さ2400nmの樹脂膜23を形成し、この樹脂膜23の所定の位置(具体的にはドレイン電極13D上)にコンタクトホール26を形成する。
その後、樹脂膜23上にスズをドープした酸化インジウム(ITO)膜を厚さが100nmとなるように堆積し、このITO膜をパターニングすることによって画素電極14を形成する。
このようにして得られたTFT基板100aを、別途に作製した対向基板100bと貼り合せ、これらの間隙に液晶材料を注入・封止することによって液晶層40を形成することにより、液晶表示装置100が完成する。
このようにして得られた液晶表示装置100に検査工程を行い、画素欠陥が発見された場合には、欠陥修正が行われる。欠陥修正は、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)レーザ照射装置やYLF(イットリウム・リチウム・フロライド)レーザ照射装置を用いて行うことができる。本実施形態では、YAGレーザ光よりもYLFレーザ光を用いて欠陥修正を行うことが好ましい。本実施形態では、欠陥修正の際にはレーザ光の照射を2回行うので、出力のばらつきが大きいレーザ照射装置を用いると、歩留まりが低下することがある。YLFレーザ照射装置は、安定して高出力が得られるので、YLFレーザ光を用いて欠陥修正を行うことにより、歩留まりの低下を防止することができる。
また、本願発明者の検討によれば、導電片18の材料として高融点材料を用いることにより、欠陥修正を好適に行えることがわかった。導電片18と信号配線12との間および導電片18と接続電極22との間には層間絶縁膜21が存在しているため、導電片18と信号配線12あるいは接続電極22とを溶融接続するためには、ある程度大きなショットパワーが必要となる。しかしながら、導電片18が低融点材料から形成されていると、レーザ光を照射した場合に導電片18が大きく飛散してしまい、欠陥修正が好適に行えないことがある。これに対し、導電片18をタングステン、モリブデン、タンタル、窒化タンタル、窒化バナジウム、窒化ジルコニウムなどの高融点材料から形成すると、このような問題が発生せず、欠陥修正を好適に行うことができる。なお、導電片18は、ここで例示したように積層膜から形成されていてもよいし、単層の膜から形成されていてもよい。
(実施形態2)
図20および図21に、本実施形態における液晶表示装置200を示す。図20は、液晶表示装置200の1つの画素領域を模式的に示す上面図である。また、図21は、液晶表示装置200が備えるTFT基板200aの断面構造を模式的に示す図であり、図20中の21A−21A’線に沿った断面図である。
液晶表示装置200の画素電極14は、透明導電材料(例えばITO)から形成された透明電極14aと、光を反射する材料(例えばアルミニウム)から形成された反射電極14bとから構成されている。つまり、液晶表示装置200は、画素領域ごとに、透過モードで表示を行う透過領域と、反射モードで表示を行う反射領域とを有する透過反射両用型の液晶表示装置である。
液晶表示装置200にも、欠陥修正用の導電片18が設けられている。導電片18は、走査配線11と同一の導電膜から形成されている。また、導電片18は、走査配線11、信号配線12および画素電極14とは絶縁されており、図22に示すように、電気的に浮動状態にある。本実施形態における導電片18は、図20に示すように、反射領域内に設けられている。
液晶表示装置200についても、画素欠陥が発生した場合には、液晶表示装置100について説明したのと同じようにして欠陥を容易に修正することができる。また、導電片18は、電気的に浮いているので、パターン不良や付着異物により、導電片18に起因した表示不良が発生することはない。
図23に、パターン不良の一例を示す。図23に示す例では、導電片18がパターン不良によって補助容量配線16に接続されてしまっている。しかしながら、導電片18は、もともと電気的に浮くように設計されているので、たとえ導電片18がパターン不良によって補助容量配線16と接続されてしまっても、図24に等価回路を示すように、補助容量配線16と他の配線(例えば信号配線12)や画素電極14とが短絡することはない。
また、本実施形態では、導電片18が反射領域内に配置されているので、典型的には不透明な材料から形成される導電片18による開口率の低下が発生しない。なお、開口率の向上のためには、不透明な構成要素を、透過領域ではなくできるだけ反射領域内に集約的に配置することが好ましいが、その場合、導電片18と他の部材(配線や電極)との距離が近くなり、パターン不良や付着異物によって導電片18が他の部材に接続される可能性が高くなってしまう。しかしながら、本実施形態では、電気的に浮いている導電片18を設けるため、図8を参照しながら説明したように、導電片18を介して配線同士や配線と画素電極14とが短絡することは発生しにくい。つまり、本実施形態のように電気的に浮いている導電片18を用いることにより、導電片18を他の部材の近傍に配置しやすくなり、開口率の向上を図ることが容易となる。
なお、上記の実施形態1および2では、表示媒体層として液晶層を備えた液晶表示装置を例として本発明を説明したが、本発明はこれに限定されず、種々の表示装置に好適に用いることができる。例えば、表示媒体層として有機EL層を備えた有機EL表示装置にも好適に用いることができる。
本発明によると、画素欠陥の修正が容易で、かつ、欠陥修正用に設けられた導電片に起因した歩留まりの低下が抑制されたアクティブマトリクス基板、そのようなアクティブマトリクス基板を備えた表示装置およびその欠陥修正方法が提供される。
本発明の好適な実施形態における液晶表示装置100を模式的に示す断面図である。 液晶表示装置100を模式的に示す上面図である。 液晶表示装置100が有するTFT基板100aの断面構造を模式的に示す図であり、図2中の3A−3A’線に沿った断面図である。 TFT基板100aの1つの画素領域を示す等価回路図である。 液晶表示装置100の画素欠陥を修正する方法を説明するための図である。 液晶表示装置100の画素欠陥を修正する方法を説明するための図である。 液晶表示装置100におけるパターン不良の一例を示す上面図である。 図7に示すパターン不良が発生した場合の画素領域を示す等価回路図である。 電気的に浮いていない欠陥修正用導電片718を備えた液晶表示装置700を模式的に示す上面図である。 液晶表示装置700が有するTFT基板700aの断面構造を模式的に示す図であり、図9中の10A−10A’線に沿った断面図である。 TFT基板700aの1つの画素領域を示す等価回路図である。 液晶表示装置700におけるパターン不良の一例を示す上面図である。 図12に示すパターン不良が発生した場合の画素領域を示す等価回路図である。 電気的に浮いていない欠陥修正用導電片818を備えた液晶表示装置800を模式的に示す上面図である。 液晶表示装置800が有するTFT基板800aの断面構造を模式的に示す図であり、図14中の15A−15A’線に沿った断面図である。 TFT基板800aの1つの画素領域を示す等価回路図である。 液晶表示装置800におけるパターン不良の一例を示す上面図である。 図17に示すパターン不良が発生した場合の画素領域を示す等価回路図である。 信号配線12の他の例を示す図である。 本発明の好適な実施形態における他の液晶表示装置200を模式的に示す上面図である。 液晶表示装置200が有するTFT基板200aの断面構造を模式的に示す図であり、図20中の21A−21A’線に沿った断面図である。 TFT基板200aの1つの画素領域を示す等価回路図である。 液晶表示装置200におけるパターン不良の一例を示す上面図である。 図23に示すパターン不良が発生した場合の画素領域を示す等価回路図である。 欠陥修正用の導電片を備えた従来の液晶表示装置600を模式的に示す上面図である。 液晶表示装置600の断面構造を模式的に示す図であり、図25中の26A−26A’線に沿った断面図である。 液晶表示装置600の画素欠陥を修正する方法を説明するための図である。 液晶表示装置600におけるパターン不良の一例を示す上面図である。
符号の説明
10 基板(絶縁性基板)
11 走査配線
12 信号配線
12a 幹部
12b 枝部
13 薄膜トランジスタ(TFT)
13G ゲート電極
13S ソース電極
13D ドレイン電極
14 画素電極
14a 透明電極
14b 反射電極
15 半導体層
16 補助容量配線
17 補助容量電極
18 導電片
20 ゲート絶縁膜
21 層間絶縁膜
22 接続電極
23 樹脂膜
30 基板(絶縁性基板)
34 電極(共通電極)
40 液晶層
100a、200a アクティブマトリクス基板(TFT基板)
100b 対向基板(カラーフィルタ基板)
100、200 液晶表示装置

Claims (13)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された複数の走査配線と、
    前記複数の走査配線に交差する複数の信号配線と、
    前記基板上に形成され、対応する走査配線に印加される信号に応答して動作する複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子を介して、対応する信号配線に電気的に接続され得る複数の画素電極と、を備えたアクティブマトリクス基板であって、
    前記複数の走査配線と同一の膜から形成された複数の導電片をさらに備え、
    前記複数の導電片は、前記複数の走査配線、前記複数の信号配線および前記複数の画素電極とは絶縁され、電気的に浮動状態であるアクティブマトリクス基板。
  2. 前記複数の導電片を覆う絶縁膜をさらに備える請求項1に記載のアクティブマトリクス基板。
  3. 前記複数の導電片のそれぞれは、前記複数の信号配線のうちの1つに前記絶縁膜を介して部分的に重なるように配置されている請求項2に記載のアクティブマトリクス基板。
  4. 前記複数の信号配線のそれぞれは、前記複数の走査配線に交差する方向に沿って延びる幹部と、前記幹部から分岐した枝部とを有し、
    前記複数の導電片のそれぞれは、前記枝部に前記絶縁膜を介して部分的に重なるように配置されている請求項3に記載のアクティブマトリクス基板。
  5. 前記複数の信号配線と同一の膜から形成され、それぞれが前記複数の画素電極のそれぞれと電気的に接続された複数の接続電極をさらに備え、
    前記複数の導電片のそれぞれは、前記複数の接続電極のそれぞれに前記絶縁膜を介して部分的に重なるように配置されている請求項2から4のいずれかに記載のアクティブマトリクス基板。
  6. 前記複数のスイッチング素子は、それぞれがゲート電極、ソース電極およびドレイン電極を有する複数の薄膜トランジスタであり、
    前記複数の導電片のそれぞれは、前記ドレイン電極に前記絶縁膜を介して部分的に重なるように配置されている請求項2から4のいずれかに記載のアクティブマトリクス基板。
  7. 前記複数の導電片は、タングステン、モリブデン、タンタル、窒化タンタル、窒化バナジウムまたは窒化ジルコニウムから形成されている請求項1から6のいずれかに記載のアクティブマトリクス基板。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載のアクティブマトリクス基板と、前記アクティブマトリクス基板上に配置された表示媒体層とを備え、マトリクス状に配列された複数の画素領域を有する表示装置。
  9. 前記アクティブマトリクス基板に前記表示媒体層を介して対向する対向基板をさらに備え、前記表示媒体層は液晶層である請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記複数の画素領域のそれぞれは、透過モードで表示を行う透過領域と、反射モードで表示を行う反射領域とを有し、
    前記複数の導電片のそれぞれは、前記反射領域内に設けられている請求項9に記載の表示装置。
  11. 請求項8から10のいずれかに記載の表示装置の欠陥修正方法であって、
    前記複数の画素領域のなかから表示欠陥を呈する画素領域を特定する工程(A)と、
    前記特定された画素領域の画素電極とそれに対応する信号配線とを前記特定された画素領域に設けられた前記導電片を介して電気的に接続する工程(B)と、
    を包含し、
    前記工程(B)は、
    前記導電片の一部にレーザ光を照射することによって、前記導電片と前記信号配線とを電気的に接続する工程(a)と、
    前記導電片の他の一部にレーザ光を照射することによって、前記導電片と前記画素電極とを電気的に接続する工程(b)とを含む欠陥修正方法。
  12. 前記工程(a)および工程(b)は、YLFレーザ光を照射することによって行われる請求項11に記載の欠陥修正方法。
  13. 請求項11または12に記載の欠陥修正方法によって表示欠陥を修正する工程を包含する表示装置の製造方法。
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