JP2007002971A - 円筒ジャケット、ジャケットホース及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】斜文織の円筒ジャケットにおいて、たて糸22とよこ糸23からなる織物の構造が変化斜文の一つである急斜文であることを特徴とする円筒ジャケット21。
【選択図】図4
Description
即ち、本体1の中央部にはたて糸とよこ糸とを織成して得られた円筒ジャケット2を導出する円筒体3が設けられ、円筒体3の上部にはたて糸とよこ糸をと織成する織成部4が設けられている。円筒体3の外周部には軸受5を介して回転筒体6が嵌合されており、この回転筒体6は図示しない駆動機構によって回転駆動するようになっている。回転筒体6の上端部には織成部4と略同一高さ位置で、織成部4を中心として回転する回転円盤7が設けられている。
特願平2003−341962
まず、図4〜図7を参照して円筒ジャケットの構成を説明する。
円筒ジャケット21は、繊維からなる複数本のたて糸22と繊維からなる1本のよこ糸23とから構成されている。たて糸22は、例えばポリエステルスパン糸からなる所定の太さの白糸を多数本と所定の太さの青糸からなる柄糸22nを1本使用する。よこ糸23は、例えばポリエステルフィラメント糸からなり、所定の打ち込み数を有している。ここで使用するたて糸22のうち、1本の柄糸22aは、たて糸22とよこ糸23を斜文織したときに、たて糸22がよこ糸23の上に連続的に浮いてつくる斜文線Aの方向が図面上判るようにしたものであって、この発明とは直接関係がない。
(実施例1)
本実施例1に係る円筒ジャケットは、消防ホース用で、たて糸とよこ糸を織って構成されている。たて糸は、ポリエステルパン糸20/8sを636本使用する。一方、よこ糸は、ポリエステルフィラメント糸1100dtex×6を使用し、打ち込み数は48山/10cm打ち込んだ4/4急斜文織としている。
本実施例2に係る円筒ジャケットは、吸管用で、たて糸とよこ糸を織って構成されている。たて糸はポリエステルパン糸10/10sを263本使用するとともに、よこ糸は硬鋼線φ1.8mmを22山/10cm使用し、打ち込み数は22山/10cm打ち込んだ4/4急斜文織としている。
比較例1に係る平織ジャケットは、消防ホース用で、たて糸とよこ糸を平織に織って構成されている。たて糸はポリエステルパン糸20/8sを620本使用するとともに、よこ糸はポリエステルフィラメント糸1100dtex×7を使用し、41山/10cm打ち込んだ平織としている。
比較例2に係る綾織ジャケットは、消防ホース用で、たて糸とよこ糸を綾織に織って構成されている。たて糸は、ポリエステルパン糸20/6sを596本使用する。一方、よこ糸は、ポリエステルフィラメント糸1100dtex×6を使用し、打ち込み数は48山/10cm打ち込んだ2/1綾織としている。
比較例3に係る平織ジャケットは、吸管用で、たて糸とよこ糸を平織に織って構成されている。たて糸はポリエステルパン糸10/10sを265本使用するとともに、よこ糸は硬鋼線φ1.8mmを22山/10cm使用し、打ち込み数は22山/10cm打ち込んだ平織としている。
本発明に係るジャケットホースの製造方法について、図8を参照して説明する。
図8に示すように、4/4急斜文織で織組された円筒ジャケット21を、その軸線Sを中心として捻りを加え、斜文線Aの方向を円筒ジャケット21の軸線Sと略一致させた状態で、円筒ジャケット21の内面にゴムまたは合成樹脂からなるライニング層24を形成すると、液密性が保たれ、ジャケットホース25が完成する。このジャケットホース25は、例えば消防ホース、保形ホース、吸水ホース、給油ホース等として使用することができる。
実施例3によれば、ジャケットホースを簡単かつ低コストで製造することができる。
Claims (8)
- 斜文織の円筒ジャケットにおいて、たて糸とよこ糸からなる織物の構造が変化斜文の一つである急斜文であることを特徴とする円筒ジャケット。
- 前記よこ糸が、円周方向に前記たて糸2本分以上連続浮いている規則的な箇所を有することを特徴とする請求項1記載の円筒ジャケット。
- 急斜文が4/4の急斜文である両面斜文であることを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の円筒ジャケット。
- 斜文線を内側に配置したことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の円筒ジャケット。
- 繊維からなる前記たて糸と、繊維または針金または合成樹脂線状体またはこれらの組合せからなる前記よこ糸を用いたことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の円筒ジャケット。
- 前記たて糸を円筒ジャケットに対して螺旋状に配置することによって、急斜文の角度を更に大きくしたことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の円筒ジャケット。
- 請求項1乃至6いずれか記載の円筒ジャケットの内面にライニング層を設けたジャケットホースであり、使用圧力が加わった時に斜文線の方向とホースの軸線とが実質的に同一になるように配置したことを特徴とするジャケットホース。
- 請求項7記載のジャケットホースを製造する方法であり、
前記円筒ジャケットの軸線に対して斜め方向に斜文線を形成した後、前記円筒ジャケットをその軸線を中心として捻りを加えた状態で、前記円筒ジャケットの内面にライニング層を形成したことを特徴とするジャケットホースの製造方法。
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JP2005186692A JP2007002971A (ja) | 2005-06-27 | 2005-06-27 | 円筒ジャケット、ジャケットホース及びその製造方法 |
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JP (1) | JP2007002971A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180254A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Ashimori Ind Co Ltd | 管路の内張り材 |
JP2015062565A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 帝国繊維株式会社 | 消防用ホース |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005031053A1 (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-07 | Sakura Rubber Co., Ltd. | 円筒ジャケット、ジャケットホース、サクションホース、及び円筒ジャケットの製造装置 |
-
2005
- 2005-06-27 JP JP2005186692A patent/JP2007002971A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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