JP2007002637A - 焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備 - Google Patents
焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 集魚効果、魚巣の形成、川水や海水の浄化、磯焼け防止、藻礁の形成、護岸の緑化等の効果を兼ね備えた極めて有用な焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備を提供することを技術的課題とする。
【解決手段】 焼酎廃液を固化剤により固形化したものであって、繊維質を多く含む多孔質体からなる固形化材料からなるブロックを、各ブロック間に間隙を設けるごとく金網内に内詰、若しくは通常の詰め石と混合して内詰めするように構成した。
【選択図】 図2
【解決手段】 焼酎廃液を固化剤により固形化したものであって、繊維質を多く含む多孔質体からなる固形化材料からなるブロックを、各ブロック間に間隙を設けるごとく金網内に内詰、若しくは通常の詰め石と混合して内詰めするように構成した。
【選択図】 図2
Description
本発明は河川敷、海岸等に設置するかごマット、蛇かご、ふとんかご、だるまかご、漁礁等に使用される水中及び護岸設備に関するものである。
例えば、特願平11−103659号公報には、ふとんかご又はかごマットの中に詰められた詰石層の上又は内に、水辺植物が植生された植生マットを敷設した護岸水辺の緑化工法が記載されている。
しかしながら、この発明においては、前記植生マットは天然繊維、化学繊維、合成繊維で、かごマットの上部又は内部に敷きつめるため、詰石層の間隙を塞ぎ、また、砂等が植生マット上に堆積して魚巣の形成や集魚等の効果を充分に期待することは出来ない。
また、特願2000−54392号公報には、網製かご体内に複数個投入する詰石の間隙に、塊状に形成した植物繊維からなる間詰材を充填した間詰材およびかごマットならびにかごマットを用いた緑化工法が記載されている。
しかしながら、この発明においては、間詰材が巻回状の繊維質であるため、柔軟性があり詰石の間隙を封鎖してしまい、また砂等が堆積して魚巣の形成が充分に期待することが出来ない。
本発明は、集魚効果、魚巣の形成、川水や海水の浄化、磯焼け防止、藻礁の形成、護岸の緑化等の効果を兼ね備えた極めて有用な焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備を提供することを課題とする。
請求項1の発明は、焼酎廃液を固化剤により固形化したものであって、繊維質を多く含む多孔質体からなる固形化材料からなるブロックを、各ブロック間に間隙を設けるごとく金網内に内詰若しくは通常の詰石と混合して内詰めするようにした焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備を提供するものである。
この発明においては、焼酎廃液成分の効果により、集魚効果、魚巣の形成、川水や海水の浄化、磯焼け防止、藻礁の形成、護岸の緑化等の効果を兼ね備えた極めて有用な焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備を提供することが出来る。
以下に本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。図1に示す如く、A・・・は焼酎廃液を固化剤により固形化したものであって、繊維1・・・質を多く含む多孔2・・・質体からなる固形化材料からなるブロックである。このブロックは特願2004−202477に示すように極めて顕著な集魚効果、水浄化作用があることが実証されている。図2に示す如く、かごマットKには各ブロックA・・・間に間隙B・・・を設けるごとく金網M内に内詰若しくは通常の詰石C・・・と混合して内詰めするようにしている。
この様に構成されたかごマットKは、これらの複数個を河川敷や海岸等に適宜併設し、集魚効果、魚巣の形成、川水や海水の浄化、磯焼け防止、藻礁の形成等の作用を有する極めて有用なかごマットとして提供される。
尚、本実施例においては、かごマットとしているが、図3に示すように海岸や河川の底床Xに直接ブロックA・・・若しくはこれらと通常の詰石C・・・とを混合して敷き詰め、その上部に金網Mをかぶせて杭Sにて固定するものも含む。図中Wは水面である。
上記の如く本発明においては、焼酎廃液成分の効果により、集魚効果、魚巣の形成、川水や海水の浄化、磯焼け防止、藻礁の形成等の作用を有する極めて有用な焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備を提供することができ、前記各複数のブロック間の間隙に魚巣を効果的に形成することが出来る。また、本発明においては、かごマットのみならず蛇かご、ふとんかご、だるまかご、漁礁等にも使用できることは勿論である。
1・・・ 繊維
2・・・ 多孔
A・・・ ブロック
B・・・ 間隙
C・・・ 一般の詰石
K かごマット
M 金網
S 杭
W 水面
X 底床
2・・・ 多孔
A・・・ ブロック
B・・・ 間隙
C・・・ 一般の詰石
K かごマット
M 金網
S 杭
W 水面
X 底床
Claims (1)
- 焼酎廃液を固化剤により固形化したものであって、繊維質を多く含む多孔質体からなる固形化材料からなるブロックを、各ブロック間に間隙を設けるごとく金網内に内詰又は通常の詰石と混合して内詰めするようにした焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005210564A JP2007002637A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005210564A JP2007002637A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007002637A true JP2007002637A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37688496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005210564A Pending JP2007002637A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 焼酎廃液ブロックを用いた水中及び護岸設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007002637A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103924552A (zh) * | 2014-05-06 | 2014-07-16 | 苏州大学 | 一种基于河岸格宾网挡墙的植物生态系统及其构建方法 |
CN103981836A (zh) * | 2014-05-28 | 2014-08-13 | 苏州大学 | 一种湿地型河岸格宾网挡墙及其施工方法 |
JP7408498B2 (ja) | 2020-06-30 | 2024-01-05 | 鹿島建設株式会社 | 洗堀抑制ユニット、水中植物再生方法 |
-
2005
- 2005-06-22 JP JP2005210564A patent/JP2007002637A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103924552A (zh) * | 2014-05-06 | 2014-07-16 | 苏州大学 | 一种基于河岸格宾网挡墙的植物生态系统及其构建方法 |
CN103924552B (zh) * | 2014-05-06 | 2016-02-17 | 苏州大学 | 一种基于河岸格宾网挡墙的植物生态系统的构建方法 |
CN103981836A (zh) * | 2014-05-28 | 2014-08-13 | 苏州大学 | 一种湿地型河岸格宾网挡墙及其施工方法 |
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