JP2007002409A - 骨組構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】節点部材を介して複数のフレームを連結することにより構築された骨組構造体であって、組立作業を簡易迅速に行うことが可能で、かつ、軋み音が発生し難い骨組構造体を提供することを課題とする。
【解決手段】柱状の節点部材2Aと、この節点部材2Aに接続される複数のフレーム2A,2Cと、節点部材2Aの一方の端面に設けられた第一押え部材3とを備えて構成される骨組構造体であって、節点部材2Aの外周面には、その一方の端面から他方の端面に至る連結溝11が凹設されており、各フレーム2A,2Cは、連結溝11に挿入される接続端部21,22を有し、第一押え部材3には、節点部材1Aの端面との当接面に、連結溝11に挿入される挿入部31s,31tが突設されており、挿入部31s,31tの突端がフレーム2A,2Cの接続端部21,22に当接していることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、骨組構造体に関する。
例えば、階段や屋根などに用いられる構造体には、軽量且つ高強度のものが要求されている。このような要求を満足するものとして、ハブと呼ばれる柱状の節点部材を介して複数のフレームを連結することにより構築される骨組構造体が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
この骨組構造体においては、図13に示すように、節点部材Sの外周面に、その一方の端面から他方の端面に至る複数の溝条S1(以下、「連結溝S1」という。)が凹設されていて、扁平状に成形されたフレームFの端部F1(以下、「接続端部F1」という。)を節点部材Sの端面側から連結溝S1に挿入することで、フレームF同士が連結されている。また、節点部材Sの端面には、ワッシャなどの押え部材Wが節点部材Sの端面に開口する連結溝S1を塞ぐように配置されており、これにより、フレームFの抜け出しが防止されている。
ところで、図14に示すように、節点部材Sの中心線Pに直交するように接続されるフレームF’(以下、「直交フレームF’」ということがある。)の接続端部F1’の幅寸法は、節点部材Sの中心線Pに斜交するように接続されるフレームF”(以下、「斜交フレームF”」ということがある。)の接続端部F1”の幅寸法よりも小さくなっているので、直交フレームF’が接続される連結溝S1(図13参照)には、接続端部F1’と押え部材Wとの間に長方形状の隙間V1が形成されてしまう。このため、直交フレームF’が接続される連結溝S1には、隙間V1と略同一形状の溝埋部材S2(図13参照)を挿入し、連結溝S1の延長方向(図14では上下方向)への直交フレームF1’のずれを防止する必要がある。
なお、図14の斜交フレームF”においては、接続端部F1”の両側端が押え部材Wに当接することから、連結溝S1の延長方向へずれることはない。
特開2002−088913号公報 特開2005−016041号公報
ところで、骨組構造体には膨大な数の節点部材Sが存在することから、各節点部材Sにおいて連結溝S1に溝埋部材S2(図13参照)を挿入する作業は、多大な手間と時間とを要してしまう。
また、図14の斜交フレームF”のように、接続端部F1”の両側端が押え部材Wに当接する場合であっても、接続端部F1”の形状によっては、接続端部F1”と押え部材Wとの間に三角形を呈する小さな隙間V2が形成される場合がある。隙間V2の大きさが図示の程度であれば、溝埋部材を挿入しなくとも、構造上の問題は生じないが、この小さな隙間V2が軋み音の原因となる場合がある。なお、小さな隙間V2に溝埋部材を挿入すれば、軋み音の発生を抑制することも可能であるが、非常に小さな溝埋部材を取り扱うことになるので、骨組構造体の組立作業がより一層煩雑になってしまう。
このような観点から、本発明は、節点部材を介して複数のフレームを連結することにより構築された骨組構造体であって、組立作業を簡易迅速に行うことが可能で、かつ、軋み音が発生し難い骨組構造体を提供することを課題とする。
このような課題を解決すべく創案された本発明は、柱状の節点部材と、当該節点部材に接続される複数のフレームと、前記節点部材の一方の端面に設けられた第一押え部材とを備えて構成される骨組構造体であって、前記節点部材の外周面には、その一方の端面から他方の端面に至る連結溝が凹設されており、前記各フレームは、前記連結溝に挿入される接続端部を有し、前記第一押え部材には、前記節点部材の端面との当接面に、前記連結溝に挿入される挿入部が突設されており、当該挿入部の突端が前記フレームの前記接続端部に当接していることを特徴とする。
この骨組構造体においては、第一押え部材の当接面に、フレームの接続端部を節点部材の連結溝に挿入した際に形成される隙間に挿入される挿入部が一体的に設けられているので、節点部材の端面に第一押え部材を配置するだけで、連結溝の延長方向へのフレームのずれを防止することが可能となる。つまり、溝埋部材を連結溝に挿入する煩わしい作業から解放されるので、骨組構造体の組立作業を簡易迅速に行うことが可能となる。また、この骨組構造体においては、節点部材の連結溝に挿入された第一押え部材の挿入部が、フレームの接続端部に当接し、フレームの回転を抑制するので、軋み音も発生し難い。
なお、この骨組構造体は、前記節点部材の他方の端面に設けられた第二押え部材をさらに備えるものであってもよい。この場合には、前記節点部材に、その一方の端面から他方の端面に至る貫通孔を形成しておき、当該貫通孔にボルトを挿通することによって前記第一押え部材と前記第二押え部材とを前記節点部材の端面に押し付けるようにするとよい。このようにすると、第一押え部材と第二の押え部材とによって節点部材が挟持され、各押え部材の当接面が節点部材の端面に密着することになるので、連結溝の延長方向へのフレームのずれをより一層確実に防止することが可能となり、軋み音も発生し難くなる。
なお、ボルトを使用して第一押え部材と第二押え部材とを節点部材の端面に押し付ける場合には、前記第一前記押え部材および前記第二押え部材の一方には、前記ボルトの軸部が挿通されるボルト挿通孔を形成し、他方には、前記節点部材の端面との当接面に、前記ボルトの先端が螺合される有底の雌ネジ穴を形成するとよい。このようにすると、第一前記押え部材および前記第二押え部材のうち、雌ネジ穴が形成されている方が、ナットとして機能することになるので、節点部材まわりの部品点数を削減することが可能となる。また、有底の雌ネジ穴からボルトの軸部が突出することがないので、これを覆い隠すキャップ(カバー)等も不要となる。
また、前記第一前記押え部材および前記第二押え部材の一方に、前記ボルトの軸部が挿通されるボルト挿通孔が形成されている場合には、当該ボルト挿通孔の周囲に前記ボルトの頭部が収容される凹部を形成するとよい。このようにすると、ボルトの頭部が外部から視認され難くなるので、ボルトの頭部を覆い隠すキャップ等を配置しなくとも、すっきりとした外観の骨組構造体を得ることが可能となる。
本発明に係る骨組構造体によると、組立作業を簡易迅速に行うことが可能で、かつ、軋み音が発生し難い。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。
本発明に係る骨組構造体は、主として屋根架構や壁等の建築構造体(平面トラス構造体、立体トラス構造体、スペースフレーム構造体など)を構成するものであるが、以下の実施形態においては、本発明に係る骨組構造体を階段の支持桁として使用した場合を例示する。
図1に示すように、本実施形態に係る骨組構造体Hは、ワーレントラスになっている構面を有する立体的な構造体であって、下階の階段取付部F1と上階の階段取付部F2との間に所定の勾配(以下、階段勾配という)をもって配置されていて、その上面に固定された受け材100を介して踏板200を支持している。
骨組構造体Hは、図2に示すように、上側の構面が下側の構面よりも幅広になっていて、ワーレントラスになっている左右の構面が逆ハ字状に対向している立体的な構造体であって、複数の柱状の節点部材1A,1Bと、各節点部材1A,1Bに接続される複数のフレーム2A,2B,2Cと、各節点部材1A,1Bの一方の端面に設けられた第一押え部材である押えワッシャ3と、下側の構面にある節点部材1Bの他方の端面(本実施形態では下面)に設けられた第二押え部材の一種である押さえナット4と、上側の構面を構成する節点部材1Aの他方の端面(本実施形態では上面)に設けられた第二押え部材の一種である補強材5とを備えて構成されている。
なお、以下の説明においては、上側の構面にある節点部材1Aを「上節点部材1A」と称し、下側の構面にある節点部材1Bを「下節点部材1B」と称することとする。また、上節点部材1A同士を連結するフレーム2Aを「上フレーム2A」と称し、下節点部材1B同士を連結するフレーム2Bを「下フレーム2B」と称し、左右の構面内において上節点部材1Aと下節点部材1Bとを連結するフレーム2Cを「ラチスフレーム2C」と称することとする。
なお、上フレーム2Aには、階段傾斜方向に隣り合う上節点部材1A,1Aを連結するタイプのものと、左右に隣り合う上節点部材1A,1Aを連結するタイプのものとがあるが、長さが異なるだけで、その他の構成は同じである。同様に、下フレーム2Bにも、階段傾斜方向に隣り合う下節点部材1B,1Bを連結するタイプのものと、左右に隣り合う下節点部材1B,1Bを連結するタイプのものとがあるが、その長さが異なるだけで、その他の構成は同じである。
上節点部材1Aは、図3の(a)に示すように、円柱形状を呈しており、その両端面は平坦に成形されている。上節点部材1Aの外周面には、その一方の端面から他方の端面に至る連結溝11が複数個所に凹設されており、上節点部材1Aの中央には、その一方の端面から他方の端面に至る貫通孔12が上節点部材1Aの中心線Pに沿って形成されている。なお、図3の(a)においては、上節点部材1Aに接続される三本の上フレーム2Aのうちの一本、および、二本のラチスフレーム2Cのうちの一本の図示を省略している(図2参照)。
複数の連結溝11,11,…は、貫通孔12を取り囲むように配置されている。連結溝11の内面には、図3の(b)に示すように、複数の突条11a,11a,…が中心線P(図3の(a)参照)に沿って形成されている。
貫通孔12には、押えワッシャ3と補強材5と受け材100(図1参照)とを一体的に上節点部材1Aに固定するためのボルトB1が挿通される。
上節点部材1Aは、アルミニウム合金製(純アルミニウム製も含むものとする。以下同じ。)の押出形材からなり、連結溝11および貫通孔12は、アルミニウム合金を押出成形する際に形成される。なお、上節点部材1Aは、鋳造により製作してもよい。
なお、上節点部材1Aの高さ寸法は、ラチスフレーム2Cの接続端部22がちょうど納まる大きさに設定されている。
図4に示す下節点部材1Bは、図3に示す上節点部材1Aと同様の構成であり、連結溝11および貫通孔12を備えている。連結溝11および貫通孔12の構成は、上節点部材1Aのものと同様であるので、その詳細な説明を省略するが、貫通孔12には、押えワッシャ3と押えナット4とを下節点部材1Bに固定するためのボルトB2が挿通される。なお、図4においては、下節点部材1Bに接続される三本の下フレーム2Bのうちの一本、および、二本のラチスフレーム2Cのうちの一本の図示を省略している(図2参照)
上フレーム2Aは、図5の(a)に示すように、上節点部材1Aの連結溝11に挿入される偏平状の接続端部21,21を備えている。
接続端部21の先端には、図5の(b)に示すように、上フレーム2Aの軸線Qに直交する方向に複数の突条21a,21a,…が形成されていて、接続端部21を上節点部材1Aの連結溝11に挿入すると、上フレーム2Aの軸線Qが上節点部材1Aの中心線Pに直交する。なお、前記したように上節点部材1A(あるいは下節点部材1B)の高さ寸法(連結溝11の長さ寸法)は、ラチスフレーム2Cの接続端部22の幅寸法に合わせてあるので、ラチスフレーム2Cの接続端部22よりも幅寸法の小さい上フレーム2Aの接続端部21を上節点部材1A等の連結溝11に挿入すると、長方形を呈する隙間1sが形成される。
接続端部21を図5の(b)中の矢印X2方向から見た形状は、図5の(c)に示すように、連結溝11の断面形状と実質的に同一であり、接続端部21を上節点部材1Aの連結溝11に挿入すると、連結溝11の突条11aと接続端部21の突条21aとが噛み合い、上フレーム2Aの軸線Q方向への抜け出しが抑止される。
上フレーム2Aは、断面円形のアルミニウム合金製の中空押出形材からなり、両端にある接続端部21は、中空押出形材の端部をプレス加工などにより押し潰すことにより形成される。
図4に示す下フレーム2Bは、上フレーム2Aと同様の構成であり、その両端に、上フレーム2Aの接続端部21と同一形態の接続端部21,21を備えていて、下フレーム2Bの接続端部21を下節点部材1Bの連結溝11に挿入すると、下フレーム2Bの軸線が下節点部材1Bの中心線に直交する。
ラチスフレーム2Cは、図6の(a)に示すように、上節点部材1Aの連結溝11および下節点部材1Bの連結溝11に挿入される偏平状の接続端部22,22を備えている。
図6の(b)に示すように、接続端部22の先端には、ラチスフレーム2Cの軸線Rに対して角度αをなす方向に複数の突条22a,22a,…が形成されていて、接続端部22を上節点部材1A(あるいは下節点部材1B)の連結溝11に挿入すると、ラチスフレーム2Cの軸線Rが上節点部材1A(あるいは下節点部材1B)の中心線Pに対して角度αをもって傾斜する。
ラチスフレーム2Cは、上フレーム2Aを構成する中空押出形材と同じ断面形状のアルミニウム合金製の中空押出形材からなり、両端にある接続端部22は、中空押出形材の端部をプレス加工などにより押し潰すことにより形成されるが、その突条22aの方向がラチスフレーム2Cの軸線Rと直交していないので、突条22aの長さ(すなわち、接続端部22の幅)は、上フレーム2Aの接続端部21の突条21aよりも大きくなっている。なお、接続端部22を図6の(b)中の矢印X4方向から見た形状は、図6の(c)に示すように、連結溝11の断面形状と実質的に同一であり、接続端部22を連結溝11に挿入すると、連結溝11の突条11aと接続端部22の突条22aとが噛み合い、ラチスフレーム2Cの軸線R方向への抜け出しが抑止される。
なお、接続端部22の突条22aがラチスフレーム2Cの軸線Rに対して角度αで傾斜するように中空押出形材の端部を押し潰すと、略平行四辺形を呈する接続端部22が形成されることになるが、本実施形態では、接続端部22の幅方向の一方の端部22bを切除し、接続端部22の幅方向の一方の端縁22cが軸線Rと角度αをなすようにしている。このようにすると、端部22bを切除しない場合に比べて、上節点部材1Aあるいは下節点部材1Bの高さ寸法を小さくすることができる。なお、接続端部22の幅方向の他方の端縁22dは、軸線Rと略平行であるので、連結溝11に挿入したときに、三角形を呈する小さな隙間1tが形成される。
図3の(a)および図4に示すように、押えワッシャ3は、上節点部材1A(あるいは下節点部材1B)の中心線P方向への上フレーム2A等の抜け出しを防止するものであって、本実施形態では、上節点部材1Aの下面(図3の(a)参照)および下節点部材1Bの上面(図4参照)に設けられている。
押えワッシャ3は、上節点部材1Aあるいは下節点部材1Bの端面に当接する当接面を有するワッシャ本体31と、このワッシャ本体31の当接面に突設された二種類の挿入部31s,31tとを備えて構成されている。
ワッシャ本体31は、上節点部材1A等の端面に開口している連結溝11を覆い隠すことができるものであれば、その寸法・形状等に制限はないが、本実施形態では、上節点部材1A(あるいは下節点部材1B)の外径と実質的に同一の外径を有する円板状に成形されている。ワッシャ本体31の中央には、ボルトB1(あるいはボルトB2)の軸部が挿通されるボルト挿通孔31aが形成されており、かつ、ボルト挿通孔31aの周囲にボルトB1(あるいはボルトB2)の頭部が収容される円形の凹部31bが形成されている。
挿入部31s,31tは、いずれも連結溝11に挿入される。長方形状を呈する挿入部31sは、上フレーム2A(あるいは下フレーム2B)を連結溝11に挿入したときに形成される長方形状の隙間1s(図5の(b)参照)を埋めるものであり、その突端が接続端部21の幅方向の一方の端縁21b(図5の(b)参照)に当接する。一方、三角形状を呈する挿入部31tは、ラチスフレーム2Cを連結溝11に挿入したときに形成される三角形状の隙間1t(図6の(b)参照)を埋めるものであり、その突端が接続端部22の幅方向の一方の端縁22d(図6の(b)参照)に当接する。なお、図示の挿入部31s、31tの側面には、連結溝11の突条11aに係合する凹凸が形状されているが、挿入部31の形状を限定する趣旨ではない。挿入部31s,31tの形状は、その突端が接続端部21等に当接して上フレーム2A等のずれや回転を防ぐことが可能なものであれば、その側面に凹凸のない板状のものでもよい。
ワッシャ本体31と挿入部31s,31tとは、一体的に成形されている。このような押えワッシャ3は、アルミニウム、すず、亜鉛等の鋳造の容易な金属を含む合金を鋳造することにより得ることができるが、合成樹脂で成形してもよい。
図4に示すように、押えナット4は、下節点部材1Bの中心線方向への下フレーム2B等の抜け出しを防止するものであって、本実施形態では、下節点部材1Bの下面に設けられ、下節点部材1Bの端面に当接する当接面を有するナット本体41を備えて構成されている。
ナット本体41は、下節点部材1Bの端面に開口している連結溝11を覆い隠すことができるものであれば、その寸法・形状等に制限はないが、本実施形態では、下節点部材1Bの外径と実質的に同一の外径を有する円板状に成形されている。ナット本体41の中央には、ボルトB2の軸部が螺合される有底の雌ネジ穴41aが形成されている。
押えナット4は、アルミニウム、すず、亜鉛等の鋳造の容易な金属を含む合金を鋳造することにより得ることができるが、合成樹脂で成形してもよい。
図2に示す補強材5は、上節点部材1Aと上フレーム2Aとの接合部の弱軸方向(左右方向)の強度を補強するとともに、上節点部材1Aの中心線方向への上フレーム2A等の抜け出しを防止するものであって、本実施形態では、階段傾斜方向に並ぶ複数の上節点部材1A,1A,…に跨って配置されている。
補強材5は、図3の(a)に示すように、上節点部材1Aの上面と受け材100(図1参照)との間に介設される平板部51と、平板部51の側縁から垂下する側板部52とを備えて構成されており、断面L字形状を呈している。
平板部51は、上節点部材1Aの上面に当接する当接面51bと、受け材100(図1参照)が載置される載置面51cとを有している。平板部51には、上節点部材1Aの貫通孔12に合わせて透孔51a,51a,…が形成されている。なお、平板部51の幅寸法等は、上節点部材1Aの端面に開口している連結溝11を覆い隠すことができるものであれば、特に制限はないが、本実施形態では、上節点部材1Aの直径と実質的に同一の幅寸法に設定している。
図7に示すように、受け材100は、アルミニウム合金製の中空押出形材からなり、補強材5の平板部51の載置面51cに当接する取付面101と、踏板200が載置される踏板支持面102とを有し、上節点部材1Aの下側から挿入したボルトB1の軸部を受け材100の内部に突出させ、当該軸部にナットN1を螺合することにより補強材5の上面に固定される。なお、取付面101は、踏板支持面102に対して階段勾配で傾斜しており、受け材100を補強材5の上面に取り付けると、踏板支持面102が水平になる。
踏板200は、受け材100の踏板支持面102に載置され、ボルト・ナットなどの固着具を用いて受け材100に固定される。
以上のような骨組構造体Hを組み立てるには、図8に示すように、まず、上節点部材1Aに上フレーム2Aおよびラチスフレーム2Cを接続するとともに、下節点部材1Bに下フレーム2Bおよびラチスフレーム2Cを接続する。
上フレーム2A(あるいはラチスフレーム2C)を上節点部材1Aに接続する場合には、図9に示すように、上フレーム2Aの接続端部21(あるいはラチスフレーム2Cの接続端部22)を上節点部材1Aの端面側から連結溝11に嵌合すればよい。連結溝11と接続端部21,22との間に生じる微細な隙間を埋めるべく、連結溝11に接着剤などを流し込んでもよい。なお、図示は省略するが、下フレーム2Bを下節点部材1Bに接続する場合およびラチスフレーム2Cを下節点部材1Bに接続する場合も同様である。
上節点部材1Aに上フレーム2Aおよびラチスフレーム2Cを接続したら、図10に示すように、上節点部材1Aの下側の端面に押えワッシャ3を配置するとともに、上節点部材1Aの上側の端面に補強材5を配置し、さらに、補強材5の上面に受け材100を配置したうえで、押えワッシャ3のボルト挿通孔31aと上節点部材1Aの貫通孔12と補強材5の透孔51aにボルトB1を挿通し、その先端を受け材100の内部に装填したナットN1に螺合する(図7参照)。
このようにすると、上節点部材1Aが押えワッシャ3と補強材5とによって挟持されることになる。そして、押えワッシャ3が上節点部材1Aの下側の端面に密着して当該端面に開口する連結溝11を閉塞することで、上フレーム2A等の下方向への抜け出しが防止され、さらに、補強材5が上節点部材1Aの上側の端面に密着して当該上側の端面に開口する連結溝11を閉塞することで、上フレーム2A等の上方向への抜け出しが防止される。
なお、上節点部材1Aと補強材5の図示を省略した図11の(a)の模式図に示すように、押えワッシャ3の挿入部31s,31tのうち、長方形を呈する挿入部31sは、上フレーム2Aを連結溝11に挿入したときに形成される長方形状の隙間1s(図5の(b)参照)に挿入され、その突端が下フレーム2Bの接続端部21の端縁21bに当接する。また、三角形を呈する挿入部31tは、ラチスフレーム2Cを連結溝11に挿入したときに形成される三角形状の隙間1t(図6の(b)参照)に挿入され、その突端がラチスフレーム2Cの接続端部22の端縁22dに当接する。
このようにすると、連結溝11の延長方向への上フレーム2A等のずれや上フレーム2A等の回転を防止することが可能となるので、軋み音が発生し難くなる。
また、下節点部材1Bに下フレーム2Bおよびラチスフレーム2Cを接続したら、図10に示すように、下節点部材1Bの上側の端面に押えワッシャ3を配置し、さらに、下節点部材1Bの下側の端面に押えナット4を配置したうえで、押えワッシャ3のボルト挿通孔31aと上節点部材1Aの貫通孔12とにボルトB2を挿通し、その先端を押えナット4の雌ネジ穴41aに螺合する(図7参照)。
このようにすると、下節点部材1Bが押えワッシャ3と押えナット4とによって挟持されることになる。そして、押えワッシャ3が下節点部材1Bの上側の端面に密着して当該端面に開口する連結溝11を閉塞することで、下フレーム2B等の上方向への抜け出しが防止され、さらに、押えナット4が下節点部材1Bの下側の端面に密着して当該下側の端面に開口する連結溝11を閉塞することで、下フレーム2B等の下方向への抜け出しが防止される。
なお、下節点部材1Bの図示を省略した図11の(b)の模式図に示すように、押えワッシャ3の挿入部31s,31tのうち、長方形を呈する挿入部31sは、上フレーム2A(あるいは下フレーム2B)を連結溝11に挿入したときに形成される長方形状の隙間1s(図5の(b)参照)に挿入され、その突端が下フレーム2Bの接続端部21の端縁21bに当接する。また、三角形を呈する挿入部31tは、ラチスフレーム2Cを連結溝11に挿入したときに形成される三角形状の隙間1t(図6の(b)参照)に挿入され、その突端がラチスフレーム2Cの接続端部22の端縁22dに当接する。
このようにすると、連結溝11の延長方向への下フレーム2B等のずれや下フレーム2B等の回転を防止することが可能となるので、軋み音が発生し難くなる。
このように、本実施形態に係る骨組構造体Hにおいては、上節点部材1Aの下側の端面および下節点部材1Bの上側の端面に押えワッシャ3を配置するだけで、連結溝11の延長方向への上フレーム2A等のずれを防止することが可能となる。つまり、従来においては、連結溝11に形成される長方形状の隙間1sに、これと略同一形状の溝埋部材をするという煩わしい作業を行う必要があったが、本実施形態に係る骨組構造体によれば、このような煩わしい作業から解放されるので、骨組構造体の組立作業を簡易迅速に行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る骨組構造体Hにおいては、連結溝11に形成される三角形状の隙間1tにも、押えワッシャ3の挿入部31tが挿入されるので、軋み音も発生し難い。
しかも、本実施形態に係る骨組構造体Hにおいては、押えワッシャ3および押えナット4がそれぞれ「ワッシャ」や「ナット」として機能することになるので、部品点数を削減することが可能となる。
また、押えナット4に設けた雌ネジ穴41aを有底としたので、ボルトB1等の軸部が押えナット4から突出することがなく、その結果、ボルトB1等の軸部を覆い隠すキャップ等を省略することが可能となり、また、キャップ等を省略したとしても、すっきりとした外観の骨組構造体Hを得ることが可能となる。
さらに、押えワッシャ3のボルト挿通孔31aの周囲にボルトB1等の頭部が収容される凹部31bを形成したので、ボルトB1等の頭部が外部から視認され難くなり、その結果、ボルトB1等の頭部を覆い隠すキャップ等を省略することが可能となり、また、キャップ等を省略したとしても、すっきりとした外観の骨組構造体Hを得ることが可能となる。
なお、本実施形態においては、押えワッシャ3の挿入部31s,31tが、上節点部材1A(あるいは下節点部材1B)の複数の連結溝11に形成される総ての隙間1s,1tに対応している場合を例示したが、これに限定されることはない。例えば、図12に示すように、三角形状の隙間1tに対応する三角形状の挿入部31t,31tのみを備える押えワッシャ3であっても差し支えない。この場合には、長方形状の隙間1sには、これと略同一形状の溝埋部材6を挿入する。すなわち、第一押え部材である押えワッシャ3に、複数の連結溝11の少なくとも一つに形成される隙間に対応する挿入部があるものは、本発明の技術的範囲に含まれる。
また、本実施形態においては、押えワッシャ3に挿入部31s,31tが形成されている場合を例示したが、押えナット4に挿入部を形成しても差し支えない。すなわち、図示は省略するが、下節点部材1Bの上側の端面に挿入部を有する押えナット4を配置し、下節点部材1Bの下側の端面に挿入部がない押えワッシャ3を設けても差し支えない。
なお、本実施形態においては、上節点部材1Aの上側の端面に配置された補強材5が「第二押え部材」としての役割を担っていたが、補強材5を省略した場合には、受け材100が「第二押え部材」としての役割を担うことになる。
本発明の実施形態に係る骨組構造体を備えた階段の側面図である。 本実施形態に係る骨組構造体を示す斜視図である。 (a)は本実施形態に係る骨組構造体の拡大分解斜視図、(b)は連結溝を説明するための拡大斜視図である。 本実施形態に係る骨組構造体の図3の(a)とは別の部位における拡大分解斜視図である。 本実施形態に係る骨組構造体のフレームの一形態を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は(a)のX1矢視図(側面図)、(c)は(b)のX2矢視図(上面図)である。 本実施形態に係る骨組構造体のフレームの他の形態を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は(a)のX3矢視図(側面図)、(c)は(b)のX4矢視図(上面図)である。 本実施形態に係る骨組構造体の拡大側面図である。 本実施形態に係る骨組構造体の分解斜視図である。 フレームを節点部材に接続する方法を説明するための分解斜視図である。 図7の分解斜視図である。 (a)は第一押え部材である押えワッシャを節点部材に取り付けた状態を示す模式図、(b)は第一押え部材である押えワッシャおよび第二押え部材である押えナットを節点部材に取り付けた状態を示す模式図である。 第一押え部材である押えワッシャの他の形態を示す分解斜視図である。 従来の骨組構造体を示す分解斜視図である。 従来の骨組構造体においてフレームを節点部材に接続した状態を示す模式図である。
符号の説明
1A 上節点部材(節点部材)
1B 下節点部材(節点部材)
11 連結溝
12 貫通孔
2A 上フレーム(フレーム)
2B 下フレーム(フレーム)
2C ラチスフレーム(フレーム)
3 押えワッシャ(第一押え部材)
31a ボルト挿通孔
31b 凹部
31s,31t 挿入部
4 押えナット(第二押え部材)
41a 雌ネジ穴
5 補強材(第二押え部材)
B1,B2 ボルト
H 骨組構造体

Claims (4)

  1. 柱状の節点部材と、
    当該節点部材に接続される複数のフレームと、
    前記節点部材の一方の端面に設けられた第一押え部材とを備えて構成される骨組構造体であって、
    前記節点部材の外周面には、その一方の端面から他方の端面に至る連結溝が凹設されており、
    前記各フレームは、前記連結溝に挿入される接続端部を有し、
    前記第一押え部材には、前記節点部材の端面との当接面に、前記連結溝に挿入される挿入部が突設されており、当該挿入部の突端が前記フレームの前記接続端部に当接していることを特徴とする骨組構造体。
  2. 前記節点部材の他方の端面に設けられた第二押え部材をさらに備え、
    前記節点部材には、その一方の端面から他方の端面に至る貫通孔が形成されており、
    当該貫通孔に挿通されたボルトによって前記第一押え部材と前記第二押え部材とが前記節点部材の端面に押し付けられることを特徴とする請求項1に記載の骨組構造体。
  3. 前記第一前記押え部材および前記第二押え部材の一方には、前記ボルトの軸部が挿通されるボルト挿通孔が形成されており、他方には、前記節点部材の端面との当接面に、前記ボルトの先端が螺合される有底の雌ネジ穴が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の骨組構造体。
  4. 前記第一前記押え部材および前記第二押え部材の一方には、前記ボルトの軸部が挿通されるボルト挿通孔が形成されており、かつ、当該ボルト挿通孔の周囲に前記ボルトの頭部が収容される凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の骨組構造体。
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