JP2007000520A - 超短波治療器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電極面に接触している人体における温感を均一にすることができる超短波治療器を提供する。
【解決手段】 板状の電極を有する一対の電極部1A,1Bで人体2を挟み、両電極1A,1B間に短波または超短波帯の電界を供給することにより人体2を加温する超短波治療器であって、前記一対の電極部1A,1Bを人体2に密着するように湾曲させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 板状の電極を有する一対の電極部1A,1Bで人体2を挟み、両電極1A,1B間に短波または超短波帯の電界を供給することにより人体2を加温する超短波治療器であって、前記一対の電極部1A,1Bを人体2に密着するように湾曲させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、短波又は超短波帯の電磁波を身体に照射し、身体に超短波が浸透することにより身体の組織自体を発熱させる超短波治療器に関する。
従来のこの種の超短波治療器として電極(導子)がコンデンサタイプのものがある。この超短波治療器は、図2に示すように、平板状電極を有する一対の電極部1A’,1B’を人体2に挟み、この一対の電極部1A’,1B’内の平板状電極間に信号源3より短波または超短波の電界を供給して使用するように構成されている(特許文献1参照)。
特開2002−177404号公報
ところで、電極がコンデンサタイプの超短波治療器では、超短波治療器本体の負荷として、電極間で形成されるコンデンサの容量が問題となる。通常はこのコンデンサ容量は二つの電極の面積と二つの電極で挟まれる人体の誘電率で決定される。従来のコンデンサタイプの超短波治療器では、人体を挟む二つの電極が平板状に形成されているために、人体が電極に接触している部分と電極に接触していない部分とができ、そのため電極面で温感が高い部分と低い部分ができ、温感が均一でないという問題が有った。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、電極面に接触している人体における温感を均一にすることができる超短波治療器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、板状の電極を有する一対の電極部で人体を挟み、両電極間に短波または超短波帯の電界を供給することにより人体を加温する超短波治療器において、前記一対の電極部を人体に密着するように湾曲させたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の超短波治療器において、前記一対の各電極部は、短波または超短波帯の電界が供給される電極端子が設けられ、該電極端子にケーブルが接続されている平板状電極を挟んで複数のフェルト材を積層し、該積層した複数のフェルト材の長さを人体の装着面側に近づくにつれて短くなるようにした状態で前記人体の装着側に湾曲させ、該湾曲させた状態でフェルト材外周を縫製することにより形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、板状の電極を有する一対の電極部で人体を挟み、両電極間に短波または超短波帯の電界を供給することにより人体を加温する超短波治療器において、前記一対の電極部を人体に密着するように湾曲させるようにしたので、人体への加温を均等にすることができるため温感を電極面全面で均等にすることができる。
また、本発明によれば、前記一対の各電極部は、短波または超短波帯の電界が供給される電極端子が設けられ、該電極端子にケーブルが接続されている板状電極を挟んで複数のフェルト材を積層し、該積層した複数のフェルト材の長さを人体の装着面側に近づくにつれて短くなるようにした状態で前記装着側に湾曲させ、該湾曲させた状態でフェルト材外周を縫製することにより形成したので、電極全面を人体に接触させることができ、人体への加温を均等にすることができるため温感を電極面全面で均等にすることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態に係る超短波治療器における電極部の構成を概念的に図1に示す。同図において、1A,1Bは人体に密着させるように湾曲した曲面形状を有する一対の電極を含む電極部であり、断面形状を示している。一対の電極部1A,1Bにより人体2を挟んで固定した状態を示している。
湾曲した曲面形状を有する電極を有する一対の電極部1A,1Bで人体を挟み、両電極部1A,1Bの電極間に信号源3により短波または超短波帯の高周波電界を供給することにより人体が発熱する。
湾曲した曲面形状を有する電極を有する一対の電極部1A,1Bで人体を挟み、両電極部1A,1Bの電極間に信号源3により短波または超短波帯の高周波電界を供給することにより人体が発熱する。
既述したように、一対の電極部1A,1Bに含まれる電極間で形成されるコンデンサの容量は、人体を挟む二つの電極の面積と、電極に挟まれる人体の誘電率で決定される。短波または超短波帯の高周波電界を上記二つの電極に印加することにより人体を加温するが、このとき人体を加温するエネルギーは人体の比誘電率に比例する。
従来の超短波治療器における電極部では図2に示すように電極部1A’,1B’が人体に接触している部分と電極部1A’,1B’間に空気が介在している部分とが有る。空気の比誘電率は人体(筋肉とした場合)の比誘電率よりはるかに小さい。因みに空気の比誘電率は1.00059(F/m)であり、筋肉の比誘電率は約81(F/m)である。誘電体の誘電率は誘電体の比誘電率に比例することから、人体の誘電率は空気の誘電率よりはるかに大きいことになる。既述したように、誘電率が大きいと誘電体での発熱が大きくなる。
したがって、人体を挟んだ状態で電極部が人体と接触している部分の一対の電極部間における人体部分の領域Pにおける発熱が大きくなり、人体と接触していない電極部間の領域は発熱が小さくなるので、従来の超短波治療器の電極部では、人体が接触している人体部分では、温感が高く、接触していない人体部分では温感が低くなる。このように従来の超短波治療器の電極部では、電極面において温感の高い部分と低い部分ができ、均等ではない。
これに対し、本発明の実施形態に係る超短波治療器における電極部では、図1に示すように、一対の電極部1A,1Bを電極全面にわたって人体2に密着するように湾曲させて形成したので、電極全面に沿って電極部1A,1Bが人体に接触し、それ故温感が電極全面にわたって均等となる。
これに対し、本発明の実施形態に係る超短波治療器における電極部では、図1に示すように、一対の電極部1A,1Bを電極全面にわたって人体2に密着するように湾曲させて形成したので、電極全面に沿って電極部1A,1Bが人体に接触し、それ故温感が電極全面にわたって均等となる。
本発明の実施形態に係る超短波治療器の電極部の概略構成を図3を参照して説明する。なお、一対の電極部は同一構造であるので、一方の電極部の構造についてのみ説明する。図3(a)は電極部を湾曲形状に仕上げる前の段階の構造を示している。図3(a)において、平板状の電極100上には電極端子部102が形成されており、電極端子部102には、図示してない短波または超短波帯の高周波電界を発生する信号源と接続されるケーブル104の導体部の一端が接続されている。
電極100は、電極部1Aを湾曲形状に形成するために、人体に接触する装着側に向う程、湾曲させる方向(A端からB端に向う方向)の長さが短くなるように長さの異なるフェルト材110、112、114を積層し、フェルト材112とフェルト材114との間に電極100、電極端子部102を挟み込み、A端とB端で揃え、フェルト材110、112、114、電極100が湾曲した状態でフェルト材110、112、114の外周を縫製することにより湾曲形状の電極部1Aが形成される(図3(b))。電極部1Bについても同様である。
次に、図4に本発明の実施形態に係る超短波治療器の要部の具体的構成の一例を示す。同図に示すように、一対の電極部1A,1Bがケーブル104、104を介して2ピンを有するプラグ106に接続されている。このプラグ106は、図示してない短波または超短波帯の高周波電界を生成する信号源に接続されるようになっている。電極部1Aの湾曲方向と直交する方向のI−I断面に示すように電極100上には電極端子部102が形成されており、電極端子部102には、図示してない短波または超短波帯の高周波電界を発生する信号源と接続されるケーブル104の導体部の一端が接続されている。110、112、114はフェルト材、120はクッションであり、積層されたフェルト材110、112、114、クッション120、電極100が湾曲した状態を維持するように外周が縫製されている。124は電極部1Aを人体にベルトで固定するのにベルトを通すためのベルト通しである。
図5に本発明の実施形態に係る超短波治療器の要部の具体的構成の他の例を示す。一対の電極部1C,1Dの構成は図4に示した電極部1A,1Bの構成例と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。図5に示した超短波治療器では、電極部1Cに人体に電極部を装着するためのベルトが取り付けられている点が図4の構成例と異なる。なお131は、注意書きが記されたラベルである。
1A、1A’、1B、1B’、1C、1D…電極部、2…人体、3…信号源、100…電極、102…電極端子部、104…ケーブル、106…プラグ、110、112、114…フェルト材、120…クッション、130…ベルト、
Claims (2)
- 板状の電極を有する一対の電極部で人体を挟み、両電極間に短波または超短波帯の電界を供給することにより人体を加温する超短波治療器において、
前記一対の電極部を人体に密着するように湾曲させたことを特徴とする超短波治療器。 - 前記一対の各電極部は、短波または超短波帯の電界が供給される電極端子が設けられ、該電極端子にケーブルが接続されている平板状電極を挟んで複数のフェルト材を積層し、該積層した複数のフェルト材の長さを人体の装着面側に近づくにつれて短くなるようにした状態で前記人体の装着側に湾曲させ、該湾曲させた状態でフェルト材外周を縫製することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の超短波治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007000520A true JP2007000520A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37686650
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015503417A (ja) * | 2012-01-04 | 2015-02-02 | サイト サイエンシーズ, インコーポレイテッド | ドライアイ治療システム |
US10772758B2 (en) | 2012-01-04 | 2020-09-15 | Sight Sciences, Inc. | Dry eye treatment apparatus and methods |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10052226B2 (en) | 2012-01-04 | 2018-08-21 | Sight Sciences, Inc. | Dry eye treatment systems |
US10772758B2 (en) | 2012-01-04 | 2020-09-15 | Sight Sciences, Inc. | Dry eye treatment apparatus and methods |
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