JP2006528377A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 少なくとも４区画を含み、該区画の各々がその他の区画の各々と異なる屈折力を有する多重焦点メガネレンズ（１０）であって、
   ａ．）近見用区画（１３）と、
   ｂ．）前記近見用区画の下方に位置する中間視用区画（１４）と、を含み、
   前記中間視用区画（１４）が、前記近見用区画の屈折力から前記多重焦点メガネレンズの加入屈折力の約２５％〜約７５％を上回る最小屈折力まで徐々に低下する屈折力を有する多重焦点メガネレンズ。
2. 前記中間視用区画（１４）の屈折力が、前記多重焦点メガネレンズの加入屈折力の約３５％〜約７５％を上回る、請求項１記載の多重焦点メガネレンズ。
3. 前記少なくとも４区画が、
   ｃ．）前記近見用区画（１３）の上方に位置する別の中間視用区画（１２）を更に含む、
   請求項１記載の多重焦点メガネレンズ。
4. 前記少なくとも４区画が、
   ｄ．）前記別の中間視用区画（１２）の上方に位置する遠見用区画（１１）を更に含み、
   前記加入屈折力が、前記近見用区画（１３）と前記遠見用区画（１１）との屈折量の差である、請求項３記載の多重焦点メガネレンズ。
5. 前記近見用区画の下方に位置する前記中間視用区画（１４）の幅が、約５〜約２５ｍｍである、請求項１〜４のいずれかに記載の多重焦点メガネレンズ。
6. 前記近見用区画の下方に位置する前記中間視用区画（１４）が、前記多重焦点メガネレンズのフィッティングポイントより約１５〜約２５ｍｍ下に最上部の境界を含む、請求項１〜５のいずれかに記載の多重焦点メガネレンズ。
7. 前記屈折力が徐々に低下する代わりに、前記近見用区画より下方に位置する前記中間視用区画（１４）において一定である、請求項１記載の多重焦点メガネレンズ。
   
8. 少なくとも４区画を備えることを含み、該区画の各々がその他の区画の各々と異なる屈折力を有する多重焦点メガネレンズの設計方法であって、該区画は、
   ａ．）近見用区画（１３）と、
   ｂ．）前記近見用区画の下方に位置する中間視用区画（１４）と、を含み、
   前記中間視用区画（１４）が、前記近見用区画の屈折力から前記多重焦点メガネレンズの加入屈折力の約２５％〜約７５％を上回る最小屈折力まで徐々に低下する屈折力を有する多重焦点メガネレンズの設計方法。
9. 前記少なくとも４区画が、
   ｃ．）前記近見用区画（１３）の上方に位置する別の中間視用区画（１２）を更に含む、
   請求項８記載の多重焦点メガネレンズの設計方法。
10. 前記少なくとも４区画が、
    ｄ．）前記別の中間視用区画（１２）の上方に位置する遠見用区画（１１）を更に含み、
    前記加入屈折力が、前記近見用区画（１３）と前記遠見用区画（１１）との屈折量の差である、請求項９記載の多重焦点メガネレンズの設計方法。
11. 前記屈折力が徐々に低下する代わりに、前記近見用区画より下方に位置する前記中間視用区画（１４）において一定である、請求項８〜１０のいずれかに記載の多重焦点メガネレンズの設計方法。
12. 前記近見用区画より下方に位置する前記中間視用区画（１４）が、以下の数式に従って作成される面Ｚ’（ｘ，ｙ）である、請求項１１記載の多重焦点メガネレンズの設計方法。
    

    

    （式中、Ｚｓ（ｘ，ｙ）は前記近見用区画より下方に位置する前記中間視用区画の面であり、Ｔは前記中間視用区画の前記面のｙ方向の角度の傾斜であり、Ｏによるオフセットは、ｚ方向へのオフセットの量である。）
13. 面Ｚ’ｓ（ｘ，ｙ）を、累進焦点面Ｚｐ（ｘ，ｙ）と組み合わせて以下の数式に従って作製することを更に含む、請求項１２記載の多重焦点メガネレンズの設計方法。
    

    

    （式中、０≦Ｆ（ｘ，ｙ）≦１であり、Ｆ（ｘ，ｙ）は融合関数である。）
14. 面Ｚ（ｘ，ｙ）を相補的球面と組み合わせることを更に含む、請求項１３記載の多重焦点メガネレンズの設計方法。
15. 面Ｚ（ｘ，ｙ）を相補的円環状面と組み合わせることを更に含む、請求項１３記載の多重焦点メガネレンズの設計方法。