JP2006523296A5 - - Google Patents

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天然ガスを液化する既知の方法が多数ある。例えば、多数のこのような方法の概説としては、以下を参照すること:Finn,Adrian J.,Grant L.Johnson、および、Terry R.Tomlinson,“LNG Technology for Offshore and Mid−Scale Plants”,Proceedings of the Seventy−Ninth Annual Convention of the Gas Processors Association,429〜450頁,アトランタ,ジョージア州,3月13〜15日,2000年、および、Kikkawa,Yoshitsugi,Masaaki Ohishi、および、Noriyoshi Nozawa,“Optimize the Power System of Baseload LNG Plant”,Proceedings of the Eightieth Annual Convention of the Gas Processors Association,サンアントニオ,テキサス州,2001年3月12〜14日。米国特許第4,445,917号;4,525,185号;4,545,795号;4,755,200号;5,291,736号;5,363,655号;5,365,740号;5,600,969号;5,615,561号;5,651,269号;5,755,114号;5,893,274号;6,014,869号;6,053,007号;6,062,041号;6,119,479号;6,125,653号;6,250,105(B1)号;6,269,655(B1)号;6,272,882(B1)号;6,308,531(B1)号;6,324,867(B1)号;6,347,532(B1);国際公報番号WO01/88447(A1)、2001年11月22日に公開;我々の同時係属中の米国特許出願第09/839,907号(2001年4月20日付で出願);我々の同時係属中の米国特許出願番号10/161,780(2002年6月4日付で出願);および、我々の同時係属中の米国特許出願番号10/278,610(2002年10月23日付で出願)も、関連方法を説明している。これらの方法は、一般的に、天然ガスを精製し(水と、二酸化炭素や硫黄化合物のような問題のある化合物を除去することによって)、冷却し、凝縮し、および、膨張させる工程を含む。天然ガスの冷却および凝縮は、多数の様々な方式で達成することができる。「カスケード冷却」は、連続的に低い沸点を有する数々の冷媒(例えばプロパン、エタンおよびメタン)を用いた天然ガスの熱交換を用いる。その代わりとして、このような熱交換は、単一の冷媒を用いて、数々の異なる圧力レベルで冷媒を蒸発させることによって達成することができる。「多成分系の冷却」は、複数の単一成分の冷媒の代わりに、数々の冷媒成分で構成される冷媒液を1種またはそれ以上で用いた天然ガスの熱交換を用いる。天然ガスの膨張は、等エンタルピーでも(例えば、ジュール−トムソン膨張を用いて)、および、等エントロピーでも(例えば、仕事膨張タービンを用いて)達成することができる。
これらの方法はいずれも、車両グレードのLNGを生産するのに用いることができるが、一般的に、このような施設の設備は、これらの方法にかかる資本と操業費のために非経済的であった。このような施設におけるかなりの資本と操業費の代表としては、例えば、液化の前に、天然ガスから水、二酸化炭素、硫黄化合物などを除去するのに必要な精製工程であり、用いられた冷却サイクルのための駆動装置も同様である。このため、本発明者は、天然ガスからNGLを回収するのに用いられる低温ガス加工プラントに、LNG生産を統合する実行可能性を調査するに至った。このような統合型のLNGの生産方法では、ガス精製施設とガス圧縮の駆動装置とを分離する必要がない。さらに、LNGの液化のための冷却/凝縮と、NGL回収に必要なプロセスの冷却との統合を実現すれば、LNGの液化方法において、顕著な効率の改善が可能になる。
フィードストリーム31は、熱交換器10において、冷たい脱メタン装置上部の蒸気(ストリーム36a)と−66°F[−55℃]で、脱メタン装置下部のポンプ18からの下部の液状産物(ストリーム41a)と56°F[13℃]で、脱メタン装置のリボイラー液(ストリーム40)と36°F[2℃]で、および、脱メタン装置側のリボイラー液(ストリーム39)と−35°F[−37℃]での熱交換によって冷却される。いずれの場合においても、熱交換器10は、多数の個々の熱交換器もしくは単一のマルチパス式の熱交換器のいずれか、またはそれらの組合せのいずれかを代表して示されることに留意すること。(示された冷却部門で2以上の熱交換器を用いるかどうかの決定は、これらに限定されないが、入口ガスのフロー速度、熱交換器のサイズ、ストリーム温度等の多数のファクターに依存すると予想される)。冷却されたストリーム31aは、−43°F[−42℃]、および、725psia[4,999kPa(a)]でセパレーター11に入り、ここで、蒸気(ストリーム32)は、凝縮液(ストリーム35)から分離される。
セパレーター11からの蒸気(ストリーム32)は、2つのストリーム(33および34)に分配される。ストリーム33(総ての蒸気の約27%を含む)は、熱交換器12を通過し、そこで、脱メタン装置上部の蒸気ストリーム36で熱交換し、ストリーム33aの冷却と実質的な凝縮が起こる。次に、−142°F[−97℃]で実質的に凝縮されたストリーム33aは、適切な膨張装置(例えば膨張バルブ13)を介して、フラッシュで膨張させ、精留塔17の運転圧力(約320psia[2,206kPa(a)])にする。膨張の際に、ストリームの一部は気化され、総てのストリームの冷却が起こる。図1で説明された方法において、膨張バルブ13から出た膨張したストリーム33bの温度は−153°F[−103℃]に達し、精留塔17の上部領域のセパレーターセクション17aに供給される。そこで分離された液体は、脱メタン化セクション17bへのトップフィードになる。
セパレーター11からの蒸気の残りの73%(ストリーム34)は、仕事膨張機14に入り、ここで、この高圧のフィードの一部から力学的エネルギーが抽出される。膨張機14において、蒸気を、約725psia[4,999kPa(a)]の圧力から塔の運転圧力へ実質的に等エントロピーで膨張させ、膨張仕事により、膨張したストリーム34aを約−107°F[−77℃]の温度に冷却する。典型的な市販のエキスパンダーは、理想的な等エントロピーの膨張において論理上利用可能な仕事をおよそ80〜85%で回収することができる。回収された仕事は、遠心コンプレッサー(例えば項目15)を稼動させるのに用いられることが多く、例えば、このような遠心コンプレッサーは、残留ガス(ストリーム38)を再度圧縮させるのに使用できる。膨張し、部分的に凝縮されたストリーム34aは、フィードとして、蒸留カラム中間のポイントに供給される。同様に、セパレーター液(ストリーム35)を膨張バルブ16によって塔の運転圧力に膨張させ、ストリーム35aを72°F[−58℃]に冷却し、その後、下方のカラム中間のフィードポイントで、精留塔17の脱メタン装置に供給される。
処理されたフィードガスは、120°F[49℃]、および、730psia[5,033kPa(a)]でLNG生産セクションに入り(ストリーム72として)、熱交換器51で、−261°F[−163℃]で、冷媒混合物(ストリーム74b)との熱交換によって冷却される。熱交換器51の目的は、フィードストリームを冷却し、実質的に凝縮させることであり、好ましくは、その後の膨張工程で生じるあらゆるフラッシュ蒸気が除去されるように、ストリームを過冷却することである。しかしながら、規定の条件において、フィードストリームの圧力はクリコンデンバールを超える圧力であるため、ストリームが冷却されると液体は凝縮されないと予想される。その代わりに、冷却されたストリーム72aは、濃厚相の流体として、熱交換器51から−256°F[−160℃]で出る。(クリコンデンバールとは、多相の流体中に蒸気相が存在する場合の最大圧力である。クリコンデンバール未満の圧力では、ストリーム72aは通常、熱交換器51から過冷却された液体ストリームとして出る)。
ストリーム72の冷却は全て、密閉サイクルの冷却ループによって提供される。このサイクルで稼働する流体は、炭化水素と窒素の混合物であり、この混合物の組成は、必要な冷媒温度を提供し、同時に利用可能な冷却媒体を用いて適度な圧力で凝縮できるように調節される。この場合、周囲空気での凝縮が想定されているため、図2の方法のシミュレーションにおいては、窒素、メタン、エタン、プロパンおよび重質炭化水素で構成される冷媒混合物が用いられる。ストリーム組成は、およそのモルパーセントで、5.2%の窒素、24.6%のメタン、24。1%のエタン、および、18.0%のプロパンであり、その残りは、重質炭化水素で構成される。
冷媒ストリーム74は、分縮器56から120°F[49℃]、および、140psia[965kPa(a)]で出る。冷媒ストリーム74は、熱交換器51に入り、凝縮され、次に、フラッシュされた冷媒ストリーム74bによって−256°F[−160℃]に過冷却される。過冷却された液体ストリーム74aは、膨張バルブ54で、約138psia[951kPa(a)]から約26psia[179kPa(a)]に、実質的に等エンタルピーでフラッシュで膨張させる。膨張の際に、ストリームの一部は気化され、総てのストリーム(ストリーム74b)の−261°F[−163℃]への冷却が起こる。次に、フラッシュで膨張させたストリーム74bは再び熱交換器51に入り、そこで、フィードガス(ストリーム72)に冷却を提供し、冷媒(ストリーム74)それ自体は、気化し、過熱させる。
このような、NGL回収プラントの残留ガスがLNGの生産のためのフィードガス源として用いられる従来技術のLNG生産方法との適合に関して、LNGフィードガスから重質炭化水素を除去する条件は含まれていない。その結果として、フィードガスに存在する重質炭化水素は全てLNG産物の一部になり、LNG産物の純度(すなわちメタン濃度)を減少させる。より高いLNG純度が望ましい場合、または、フィードガス源(例えば、入口ガスストリーム31)がより高い濃度の重質炭化水素を含む場合、フィードストリーム72は、凝縮していない蒸気と共に凝縮液が分離されるように、中温に冷却した後に熱交換器51から抜き出し、その後、最終出口温度に冷却するために熱交換器51に戻すことが必要になると予想される。これらの凝縮液は、選択的に、重質炭化水素の大部分をかなりの割合の液体メタンと共に含み、次に、再び気化させ、必要なプラント燃料ガスの一部を供給するのに用いることもできる。残念ながら、これは、NGL産物において、LNGフィードストリームから除去されたC成分、C成分および重質炭化水素成分がNGL回収プラントから回収されないことを意味し、プラントオペレーターにとってのそれらの液体産物としての価値は失われると予想される。さらに、フィードストリーム(例えばこの実施例で考察されたフィードストリーム)にとって、フィードストリームからの液体の凝縮は、方法の運転条件(すなわち、ストリームがクリコンデンバールを超える圧力で運転すること)のために不可能と思われ、すなわち、このような場合、重質炭化水素の除去は達成できないことを意味する。
図3の方法のシミュレーションにおいて、NGL回収プラントに関する入口ガスの冷却、分離および膨張スキームは、実質的に、図1で用いられたものと同一である。主な差は、冷たい脱メタン装置上部の蒸気(ストリーム36)の性質と、NGL回収プラントによって生産された、圧縮、冷却された脱メタン装置上部の蒸気(ストリーム45c)にある。入口ガスは、90°F[−32℃]、および、740psia[5,102kPa(a)]でプラントに入り(ストリーム31として)、熱交換器10で、冷たい脱メタン装置上部の蒸気(ストリーム36b)と−69°F[−56℃]で、脱メタン装置の下部ポンプ18からの下部の液状産物(ストリーム41a)と48°F[9℃]で、脱メタン装置のリボイラー液(ストリーム40)と26°F[−3℃]で、および、脱メタン装置側のリボイラー液(ストリーム39)と−50°F[−46℃]での熱交換によって冷却される。冷却されたストリーム31aは、−46°F[−43℃]、および、725psia[4,999kPa(a)]でセパレーター11に入り、ここで、蒸気(ストリーム32)は、凝縮液(ストリーム35)から分離される。
セパレーター11からの蒸気(ストリーム32)は、2つのストリーム(33および34)に分配される。ストリーム33(総ての蒸気の約25%を含む)は、熱交換器12を通過し、そこで、冷たい脱メタン装置上部の蒸気ストリーム36aと熱交換し、そこで−142°F[−97℃]に冷却される。次に、結果生じた実質的に凝縮されたストリーム33aは、膨張バルブ13を介して、精留塔17の運転圧力(約291psia[2,006kPa(a)])にフラッシュで膨張させる。膨張の際に、ストリームの一部は気化され、総てのストリームの冷却が起こる。図3で説明された方法において、膨張バルブ13から出た膨張したストリーム33bの温度は、−158°F[−105℃]に達し、精留塔17にカラム頂上のフィード位置で供給される。ストリーム33bの蒸気部と、カラムのトップの精留部から生じた蒸気とを合流させて、脱メタン装置上部の蒸気ストリーム36を形成し、これを塔の上部領域からから抜き出す。
セパレーター11からの蒸気の残りの75%(ストリーム34)は、仕事膨張機14に入り、ここで、この高圧のフィードの一部から力学的エネルギーが抽出される。膨張機14は、蒸気を、約725psia[4,999kPa(a)]の圧力から塔の運転圧力へ実質的に等エントロピーで膨張させ、仕事膨張は、膨張したストリーム34aを、約−116°F[−82℃]の温度に冷却する。その後、膨張し、部分的に凝縮されたストリーム34aは、精留塔17へのフィードとして中間のポイントで供給される。同様に、セパレーター液(ストリーム35)を、膨張バルブ16によって塔の運転圧力に膨張させ、ストリーム35aを−80°F[−62℃]に冷却し、その後、精留塔17に、下方のカラム中間のフィードポイントに供給される。
処理されたフィードガスは、120°F[49℃]、および、730psia[5,033kPa(a)]でLNG生産セクションに入り(ストリーム72として)、熱交換器51で、LPフラッシュ蒸気(ストリーム75)と−200°F[−129℃]で、HPフラッシュ蒸気(ストリーム73)と−164°F[−109℃]で、および、NGL回収プラントからの脱メタン装置上部の蒸気の一部(ストリーム43)と−154°F[−103℃]での熱交換によって冷却される。熱交換器51の目的は、その後のLNGのクールダウンセクションでの膨張工程で生成したフラッシュ蒸気の量が減少するように、LNGフィードストリーム72を冷却し、ストリームを実質的に凝縮し、好ましくは過冷却することである。しかしながら、規定の条件において、フィードストリームの圧力はクリコンデンバールを超える圧力であるため、ストリームが冷却されると液体は凝縮されないと予想される。その代わりに、冷却されたストリーム72aは、熱交換器51から−148°F[−100℃]で濃厚相の流体として出る。クリコンデンバール未満の圧力で、ストリーム72aは、典型的には、熱交換器51から、凝縮した(および、好ましくは過冷却された)液体ストリームとして出る。
図4の方法のシミュレーションにおいて、NGL回収プラントに関する入口ガスの冷却、分離および膨張スキームは、実質的に、図1で用いられたものと同一である。主な差は、冷たい脱メタン装置上部の蒸気(ストリーム36)の性質と、NGL回収プラントによって生産された、圧縮、冷却された第三の残留ガス(ストリーム45a)にある。入口ガスは、90°F[32℃]、および、740psia[5,102kPa(a)]でプラントに入り(ストリーム31として)、熱交換器10で、冷たい脱メタン装置上部の蒸気(ストリーム42a)と−66°F[−55℃]で、脱メタン装置の下部ポンプ18からの下部の液状産物(ストリーム41a)と52°F[11℃]で、脱メタン装置のリボイラー液(ストリーム40)と31°F[0℃]で、および、脱メタン装置側のリボイラー液(ストリーム39)と−42°F[−41℃]での熱交換によって冷却される。冷却されたストリーム31aは、−44°F[−42℃]、および、725psia[4,999kPa(a)]でセパレーター11に入り、ここで、蒸気(ストリーム32)は、凝縮液(ストリーム35)から分離される。
セパレーター11からの蒸気(ストリーム32)は、2つのストリーム(33および34)に分配される。ストリーム33(総ての蒸気の約26%を含む)は、熱交換器12を通過し、そこで、冷たい蒸留蒸気ストリーム42で熱交換し、そこで、ストリーム33は、−146°F[−99℃]に冷却される。次に、結果生じた実質的に凝縮されたストリーム33aは、膨張バルブ13を介して、精留塔17の運転圧力(約306psia[2,110kPa(a)])にフラッシュで膨張させる。膨張の際に、ストリームの一部は気化され、総てのストリームの冷却が起こる。図4で説明された方法において、膨張バルブ13から出た膨張したストリーム33bの温度は、−155°F[−104℃]に達し、精留塔17にカラム頂上のフィード位置で供給される。ストリーム33bの蒸気部と、カラムのトップの精留部から生じた蒸気とを合流させて、蒸留蒸気ストリーム36を形成し、これを塔の上部領域からから抜き出す。
セパレーター11からの蒸気(ストリーム34)の残りの74%は、仕事膨張機14に入り、ここで、この高圧のフィードの一部から力学的エネルギーが抽出される。膨張機14は、約725psia[4,999kPa(a)]の圧力から塔の運転圧力へ、蒸気を実質的に等エントロピーで膨張させ、仕事膨張は、膨張したストリーム34aを、約−110°F[−79℃]の温度に冷却する。その後、膨張し、部分的に凝縮されたストリーム34aは、精留塔17へのフィードとして中間のポイントで供給される。同様に、セパレーター液(ストリーム35)を、膨張バルブ16によって塔の運転圧力に膨張させ、ストリーム35aを−75°F[−59℃]に冷却し、その後、精留塔17に、下方のカラム中間のフィードポイントに供給される。
ここでLNG生産セクションに戻り、フィードストリーム71は、120°F[49℃]、および、740psia[5,102kPa(a)]で熱交換器51に入る。フィードストリーム71は、熱交換器51で、冷たいLNGフラッシュ蒸気(ストリーム83a)と−120°F[−84℃]で、NGL回収プラントからの蒸留蒸気ストリームと−151°F[−102℃](ストリーム43)で、フラッシュ液(ストリーム80)および蒸留カラムのリボイラー液(ストリーム76)と−142°F[−97℃]での熱交換によって冷却される。(規定の条件において、フィードストリームの圧力はクリコンデンバールを超える圧力であるため、ストリームが冷却されると液体は凝縮されないと予想される。その代わりに、冷却されたストリーム71aは、熱交換器51から濃厚相の流体として出る。その他の加工条件として、フィードガス圧力が、そのクリコンデンバール圧力未満になることも考えられ、このような場合、フィードストリームは、冷却され、実質的に凝縮されると予想される)。次に、結果生じた冷却されたストリーム71aは、適切な膨張装置(例えば膨張バルブ52)を介して、蒸留カラム56の運転圧力(420psia[2,896kPa(a)])にフラッシュで膨張させる。膨張の際に、ストリームの一部は気化され、総てのストリームの冷却が起こる。図4で説明された方法において、膨張バルブ52から出た膨張したストリーム71bの温度は、−143°F[−97℃]に達し、その後、蒸留カラム56へのフィードとして中間のポイントで供給される。
蒸留カラム56はLNG精製塔としての機能を果たし、その上部(ストリーム74)における顕著な不純物が、フィードストリームに含まれる窒素だけになるように、その下部の産物(ストリーム77)としてフィードストリーム(ストリーム71b)に存在するほとんど全ての二酸化炭素とメタンより重い炭化水素を回収する。蒸留カラム56のための還流は、塔上部の蒸気(ストリーム74、−144°F[−98℃]で)を、熱交換器51で、冷たいLNGフラッシュ蒸気(ストリーム83a)と−155°F[−104℃]で、および、フラッシュ液(ストリーム80)と−157°F[−105℃]での熱交換によって、冷却および凝縮することによってなされる。凝縮ストリーム74aは、ここでは−146°F[−99℃]であり、2つに分配される。その一方(ストリーム78)は、LNGのクールダウンセクションへのフィードになる。他方(ストリーム75)は、還流ポンプ55に入る。ポンプで送り出した後に、−145°F[−98℃]のストリーム75aは、LNG精製塔56に、トップフィードポイントに供給され、塔のための還流液を提供する。この還流液は、塔の上部(ストリーム74)(結果的にLNGのクールダウンセクションへのフィードストリーム78)の二酸化炭素とメタンより重い炭化水素の含有量が最小になるように、塔に昇ってきた蒸気を調整する。
LNGのクールダウンセクションのためのフィードストリーム(凝縮した液体ストリーム78)は、−146°F[−99℃]で熱交換器58に入り、−255°F[−159℃]で冷たいLNGフラッシュ蒸気(ストリーム83)と、および、冷たいフラッシュ液(ストリーム79a)との熱交換によって過冷却される。冷たいフラッシュ液は、部分的に過冷却されたフィードストリーム(ストリーム79)の一部を熱交換器58から抜き出すこと、および、適切な膨張装置(例えば膨張バルブ59)を介して、精留塔17の運転圧力をわずかに超える圧力にストリームをフラッシュで膨張させることによって生産される。膨張の際に、ストリームの一部は気化され、総てのストリームが、−156°F[−104℃]から、−160°F[−106℃](ストリーム79a)へ冷却される。次に、フラッシュで膨張させたストリーム79aは、これまでに説明したように、熱交換器58に供給される。
図5の方法のシミュレーションにおいて、NGL回収プラントに関する入口ガスの冷却、分離および膨張スキームは、実質的に、図1で用いられたものと同一である。主な差は、冷たい脱メタン装置上部の蒸気(ストリーム36)の性質と、NGL回収プラントによって生産された、圧縮、冷却された第三の残留ガス(ストリーム45a)にある。入口ガスは、90°F[32℃]、および、740psia[5,102kPa(a)]でプラントに入り(ストリーム31として)、熱交換器10で、冷たい脱メタン装置上部の蒸気(ストリーム42a)と−66°F[−55℃]で、脱メタン装置の下部ポンプ18からの下部の液状産物(ストリーム41a)と53°F[12℃]で、脱メタン装置のリボイラー液(ストリーム40)と32°F[0℃]で、および、脱メタン装置側のリボイラー液(ストリーム39)と−42°F[−41℃]での熱交換によって冷却される。冷却されたストリーム31aは、−44°F[−42℃]、および、725psia[4,999kPa(a)]でセパレーター11に入り、ここで、蒸気(ストリーム32)は、凝縮液(ストリーム35)から分離される。
セパレーター11からの蒸気(ストリーム32)は、2つのストリーム(33および34)に分配される。ストリーム33(総ての蒸気の約26%を含む)は、熱交換器12を通過し、そこで、冷たい蒸留蒸気ストリーム42で熱交換し、そこで、ストリーム33は、−146°F[−99℃]に冷却される。次に、結果生じた実質的に凝縮されたストリーム33aは、膨張バルブ13を介して、精留塔17の運転圧力(約306psia[2,110kPa(a)])にフラッシュで膨張させる。膨張の際に、ストリームの一部は気化され、総てのストリームの冷却が起こる。図5で説明された方法において、膨張バルブ13から出た膨張したストリーム33bの温度は、−155°F[−104℃]に達し、精留塔17にカラム頂上のフィード位置で供給される。ストリーム33bの蒸気部と、カラムのトップの精留部から生じた蒸気とを合流させて、蒸留蒸気ストリーム36を形成し、これを塔の上部領域からから抜き出す。
セパレーター11からの蒸気(ストリーム34)の残りの74%は、仕事膨張機14に入り、ここで、この高圧のフィードの一部から力学的エネルギーが抽出される。膨張機14は、約725psia[4,999kPa(a)]の圧力から塔の運転圧力へ、蒸気を実質的に等エントロピーで膨張させ、仕事膨張は、膨張したストリーム34aを、約−110°F[−79℃]の温度に冷却する。その後、膨張し、部分的に凝縮されたストリーム34aは、精留塔17へのフィードとして中間のポイントで供給される。同様に、セパレーター液(ストリーム35)を、膨張バルブ16によって塔の運転圧力に膨張させ、ストリーム35aを−75°F[−59℃]に冷却し、その後、精留塔17に、下方のカラム中間のフィードポイントに供給される。
処理されたフィードストリーム72は、120°F[49℃]、および、730psia[5,033kPa(a)]で熱交換器51に入る。いずれの場合も、熱交換器51は、多数の個々の熱交換器もしくは単一のマルチパス式の熱交換器のいずれか、またはそれらの組合せのいずれかを代表して示されることに留意すること。(示された冷却部門で2以上の熱交換器を用いるかどうかの決定は、これらに限定されないが、フィードストリームのフロー速度、熱交換器のサイズ、ストリーム温度等の多数のファクターに依存すると予想される)。フィードストリーム72は、熱交換器51で、冷たいLNGフラッシュ蒸気(ストリーム83a)と−120°F[−84℃]で、NGL回収プラントからの蒸留蒸気ストリーム(ストリーム43)と−152°F[−102℃]で、および、フラッシュ液(ストリーム79b)との熱交換によって冷却される。(規定の条件において、フィードストリームの圧力はクリコンデンバールを超える圧力であるため、ストリームが冷却されると液体は凝縮されないと予想される。その代わりに、冷却されたストリーム72aは、熱交換器51から濃厚相の流体として出る。その他の加工条件として、フィードガス圧力が、そのクリコンデンバール圧力未満になることも考えられ、このような場合、フィードストリームは、冷却され、実質的に凝縮されると予想される)。
LNG生産セクションへのフィードガス(ストリーム72)の圧力がそのクリコンデンバール圧力未満の場合、図6で示された実施形態と同様に、中温に冷却した後にフィードストリームを抜き出し、形成され得る全ての凝縮液を分離し、次に、仕事膨張機で蒸気ストリームを膨張させ、その後、膨張したストリームを冷却し、実質的に凝縮させることが有利な場合もある。セパレーター52で除去された凝縮液(ストリーム74)は、選択的に、フィードガスで形成された重質炭化水素を含むと予想され、次に、ストリーム74は、膨張バルブ55によって精留塔17の運転圧力にフラッシュで膨張させ、精留塔17に、下方のカラム中間のフィードポイントに供給される。これにより、これらの重質炭化水素をNGL産物中(ストリーム41)で回収することができ、LNG(ストリーム84)の純度を高めることができる。図7に示すように、状況によっては、仕事膨張機を用いてその圧力を減少させるよりも、高い圧力で蒸気ストリーム(ストリーム73)を維持することが好ましい場合もある。
本発明によれば、LNG生産セクションへのフィードストリームの冷却は、様々な方法で達成することもできる。図5〜7の方法において、フィードストリーム72、膨張したストリーム73a(図6の方法に関して)、および、蒸気ストリーム73(図7の方法に関して)は、脱メタン装置上部の蒸気の一部(ストリーム43)によって、LNGのクールダウンセクションで生産されたフラッシュ蒸気とフラッシュ液で冷却される(さらに、場合によっては凝縮される)。しかしながら、脱メタン装置の液体(例えばストリーム39)を用いて、ストリーム72(図5〜7)、および/または、ストリーム73a(図6)、および/または、ストリーム73(図7)、同様に、フラッシュで膨張させたストリーム74a(図7に示すような)の冷却および凝縮の一部または全部を供給してもよい。さらに、冷却され得るストリームより低い温度のストリームはいずれも利用可能である。例えば、脱メタン装置から、蒸気を側面からの抜き出しにより抜き出し、その蒸気を冷却に用いることもできる。その他の考えられる冷却源としては、これらに限定されないが、フラッシュされた高圧のセパレーター液や、機械式の冷却システムが挙げられる。冷却源の選択は、これらに限定されないが、フィードガス組成および条件、プラントサイズ、熱交換器のサイズ、可能な冷却源の温度など多数のファクターに依存すると予想される。当業者であれば、望ましいフィードストリーム温度を達成するために、上記の冷却源または冷却方法のあらゆる組合せを併用できることを理解できると思われる。
熱交換器58で、凝縮した液体ストリーム72a(図5)、凝縮した液体ストリーム73b(図6)、または、凝縮した液体ストリーム73a(図7)を過冷却することによって、LNGストレージタンク61の運転圧力へストリームを膨張させる際に生成したフラッシュ蒸気(ストリーム83)の量を減少させる。これは、一般的に、フラッシュガスコンプレッサー63および65のパワー消費が減少することによって、LNGを生産するための比出力の消費を減少させる。しかしながら、状況によっては、熱交換器58のサイズを小さくして設備の資本コストを低くするために、過冷却をまったく行わないことが好ましい場合がある。

Claims (8)

  1. メタンおよび重質炭化水素成分を含む天然ガスストリームを液化する方法であって、
    (a)前記天然ガスストリームを、天然ガス液を回収する低温天然ガス加工プラントから抜き出し;
    (b)前記天然ガスストリームの少なくともその一部を凝縮し、圧力下で冷却し、凝縮ストリームを形成し;
    (c)蒸留ストリームを前記プラントから抜き出し、前記天然ガスストリームの冷却の少なくとも一部を供給し;
    (d)前記凝縮ストリームの第一の部分を抜き出し、中圧に膨張させ、前記天然ガスストリームとの熱交換に送り、前記冷却の少なくとも一部を供給し、その後、前記第一の部分を前記プラントに送り;そして、
    (e)前記凝縮ストリームの残りの部分をより低い圧力に膨張させ、液化した前記天然ガスストリームを形成する、
    前記方法。
  2. メタンおよび重質炭化水素成分を含む天然ガスストリームを液化する方法であって、
    (a)前記天然ガスストリームを、天然ガス液を回収する低温天然ガス加工プラントから抜き出し;
    (b)前記天然ガスストリームを部分的に凝縮させるのに十分な圧力の下で、前記天然ガスストリームを冷却し;
    (c)蒸留ストリームを前記プラントから抜き出し、前記天然ガスストリームの冷却の少なくとも一部を供給し;
    (d)前記部分的に凝縮された天然ガスストリームを液体ストリームと蒸気ストリームとに分離し、その後、前記液体ストリームを前記プラントに送り;
    (e)前記蒸気ストリームの少なくとも一部を凝縮させ、圧力下でさらに冷却し、凝縮ストリームを形成し;
    (f)前記凝縮ストリームの第一の部分を抜き出し、中圧に膨張させ、膨張させた前記蒸気ストリームとの熱交換に送り、前記冷却の少なくとも一部を供給し、その後、前記第一の部分を前記プラントに送り;そして、
    (g)前記凝縮ストリームの残りの部分をより低い圧力に膨張させ、液化した前記天然ガスストリームを形成する、
    前記方法。
  3. メタンおよび重質炭化水素成分を含む天然ガスストリームを液化する方法であって、
    (a)前記天然ガスストリームを、天然ガス液を回収する低温天然ガス加工プラントから抜き出し;
    (b)前記天然ガスストリームを部分的に凝縮させるのに十分な圧力の下で、前記天然ガスストリームを冷却し;
    (c)蒸留ストリームを前記プラントから抜き出し、前記天然ガスストリームの冷却の少なくとも一部を供給し;
    (d)前記部分的に凝縮された天然ガスストリームを液体ストリームと蒸気ストリームとに分離し、その後、前記液体ストリームを前記プラントに送り;
    (e)前記蒸気ストリームを中圧に膨張させ、前記中圧でさらに冷却し、少なくともその一部を凝縮し、凝縮ストリームを形成し;
    (f)前記凝縮ストリームの第一の部分を抜き出し、中圧に膨張させ、膨張させた前記蒸気ストリームとの熱交換に送り、前記冷却の少なくとも一部を供給し、その後、前記第一の部分を前記プラントに送り;そして、
    (g)前記凝縮ストリームの残りの部分をより低い圧力に膨張させ、液化した前記天然ガスストリームを形成する、
    前記方法。
  4. メタンおよび重質炭化水素成分を含む天然ガスストリームを液化する方法であって、
    (a)前記天然ガスストリームを、天然ガス液を回収する低温天然ガス加工プラントから抜き出し;
    (b)前記天然ガスストリームを圧力下で冷却し;
    (c)蒸留ストリームを前記プラントから抜き出し、前記天然ガスストリームの冷却の少なくとも一部を供給し;
    (d)冷却された前記天然ガスストリームを中圧に膨張させ、前記中圧でさらに冷却し、少なくともその一部を凝縮し、凝縮ストリームを形成し;
    (e)前記凝縮ストリームの第一の部分を抜き出し、中圧に膨張させ、膨張させた前記天然ガスストリームとの熱交換に送り、前記冷却の少なくとも一部を供給し、その後、前記第一の部分を前記プラントに送り;そして、
    (f)前記凝縮ストリームの残りの部分をより低い圧力に膨張させ、液化した前記天然ガスストリームを形成する、
    前記方法。
  5. メタンおよび重質炭化水素成分を含む天然ガスストリームを液化する装置であって:
    (a)前記天然ガスストリームを抜き出すための、天然ガス液を回収する低温天然ガス加工プラントに連結された第一の抜き出し手段;
    (b)前記天然ガスストリームを受け入れ、その少なくとも一部を凝縮し、圧力下で冷却し、凝縮ストリームを形成するための、前記第一の抜き出し手段に連結された熱交換手段;
    (c)蒸留ストリームを抜き出すための、前記プラントに連結された第二の抜き出し手段、ここで、前記第二の抜き出し手段は、さらに前記熱交換手段に連結され、前記蒸留ストリームを加熱し、それにより前記天然ガスストリームの冷却の少なくとも一部を供給する;
    (d)前記凝縮ストリームの第一の部分を抜き出すための、前記熱交換手段に連結された第三の抜き出し手段;
    (e)前記第一の部分を受け入れ、中圧に膨張させるための、前記第三の抜き出し手段に連結された第一の膨張手段、ここで、前記第一の膨張手段はさらに、膨張させた前記第一の部分を供給するための前記熱交換手段に連結され、そこで、膨張させた前記第一の部分を加熱することによって前記冷却の少なくとも一部を供給し、その後、加熱し膨張させた前記第一の部分を、前記プラントに送る;および、
    (f)前記凝縮ストリームの残りの部分を受け入れ、より低い圧力に膨張させ、液化した前記天然ガスストリームを形成するための、前記熱交換手段に連結された第二の膨張手段、
    で構成される前記装置。
  6. メタンおよび重質炭化水素成分を含む天然ガスストリームを液化する装置であって:
    (a)前記天然ガスストリームを抜き出すための、天然ガス液を回収する低温天然ガス加工プラントに連結された第一の抜き出し手段;
    (b)前記天然ガスストリームを受け入れ、前記天然ガスストリームを部分的に凝縮させるのに十分な圧力の下で前記天然ガスストリームを冷却するための、前記第一の抜き出し手段に連結された熱交換手段;
    (c)蒸留ストリームを抜き出すための、前記プラントに連結された第二の抜き出し手段、ここで、前記第二の抜き出し手段は、さらに前記熱交換手段に連結され、前記蒸留ストリームを加熱し、それにより前記天然ガスストリームの冷却の少なくとも一部を供給する;
    (d)前記部分的に凝縮された天然ガスストリームを受け入れ、それを蒸気ストリームと液体ストリームとに分離し、その後、前記液体ストリームを前記プラントに送るための、前記熱交換手段に連結された分離手段;
    (e)前記蒸気ストリームを供給するための、前記熱交換手段にさらに連結された前記分離手段、ここで、前記熱交換手段は、前記蒸気ストリームの少なくとも一部を凝縮させ、凝縮ストリームを形成できるような圧力で、前記蒸気ストリームをさらに冷却するように調節される;
    (f)前記凝縮ストリームの第一の部分を抜き出すための、前記熱交換手段に連結された第三の抜き出し手段;
    (g)前記第一の部分を受け入れ、中圧に膨張させるための、前記第三の抜き出し手段に連結された第一の膨張手段、ここで、前記第一の膨張手段はさらに、膨張させた前記第一の部分を供給するための前記熱交換手段に連結され、そこで、膨張させた前記第一の部分を加熱することによって前記冷却の少なくとも一部を供給し、その後、加熱し膨張させた前記第一の部分を、前記プラントに送る;および、
    (h)前記凝縮ストリームの残りの部分を受け入れ、より低い圧力に膨張させ、液化した前記天然ガスストリームを形成するための、前記熱交換手段に連結された第二の膨張手段、
    で構成される前記装置。
  7. メタンおよび重質炭化水素成分を含む天然ガスストリームを液化する装置であって:
    (a)前記天然ガスストリームを抜き出すための、天然ガス液を回収する低温天然ガス加工プラントに連結された第一の抜き出し手段;
    (b)前記天然ガスストリームを受け入れ、前記天然ガスストリームを部分的に凝縮させるのに十分な圧力の下で前記天然ガスストリームを冷却するための、前記第一の抜き出し手段に連結された熱交換手段;
    (c)蒸留ストリームを抜き出すための、前記プラントに連結された第二の抜き出し手段、ここで、前記第二の抜き出し手段は、さらに前記熱交換手段に連結され、前記蒸留ストリームを加熱し、それにより前記天然ガスストリームの冷却の少なくとも一部を供給する;
    (d)前記部分的に凝縮された天然ガスストリームを受け入れ、それを蒸気ストリームと液体ストリームとに分離し、その後、前記液体ストリームを前記プラントに送るための、前記熱交換手段に連結された分離手段;
    (e)前記蒸気ストリームを受け入れ、中圧に膨張させるための、前記分離手段に連結された第一の膨張手段、ここで、前記第一の膨張手段はさらに、膨張させた前記蒸気ストリームを供給するための前記熱交換手段に連結され、前記熱交換手段は、前記中圧で、膨張させた前記蒸気ストリームをさらに冷却し、少なくともその一部を凝縮し、凝縮ストリームを形成するように調節される;
    (f)前記凝縮ストリームの第一の部分を抜き出すための、前記熱交換手段に連結された第三の抜き出し手段;
    (g)前記第一の部分を受け入れ、中圧に膨張させるための、前記第三の抜き出し手段に連結された第二の膨張手段、ここで、前記第二の膨張手段はさらに、膨張させた前記第一の部分を供給するための前記熱交換手段に連結され、そこで、膨張させた前記第一の部分を加熱することによって前記冷却の少なくとも一部を供給し、その後、加熱し膨張させた前記第一の部分を、前記プラントに送る;および、
    (h)前記凝縮ストリームの残りの部分を受け入れ、より低い圧力に膨張させ、液化した前記天然ガスストリームを形成するための、前記熱交換手段に連結された第三の膨張手段、
    で構成される前記装置。
  8. メタンおよび重質炭化水素成分を含む天然ガスストリームを液化する装置であって:
    (a)前記天然ガスストリームを抜き出すための、天然ガス液を回収する低温天然ガス加工プラントに連結された第一の抜き出し手段;
    (b)前記天然ガスストリームを受け入れ、圧力下で冷却するための、前記第一の抜き出し手段に連結された熱交換手段;
    (c)蒸留ストリームを抜き出すための、前記プラントに連結された第二の抜き出し手段、ここで、前記第二の抜き出し手段は、さらに前記熱交換手段に連結され、前記蒸留ストリームを加熱し、それにより前記天然ガスストリームの冷却の少なくとも一部を供給する;
    (d)冷却された前記天然ガスストリームを受け入れ、中圧に膨張させるための、前記熱交換手段に連結された第一の膨張手段、ここで、前記第一の膨張手段はさらに、膨張させた前記天然ガスストリームを供給するための前記熱交換手段に連結され、前記熱交換手段は、前記中圧で、膨張させた前記天然ガスストリームをさらに冷却し、少なくともその一部を凝縮し、凝縮ストリームを形成するように調節される;
    (e)前記凝縮ストリームの第一の部分を抜き出すための、前記熱交換手段に連結された第三の抜き出し手段;
    (f)前記第一の部分を受け入れ、中圧に膨張させるための、前記第三の抜き出し手段に連結された第二の膨張手段、ここで、前記第二の膨張手段はさらに、膨張させた前記第一の部分を供給するための前記熱交換手段に連結され、そこで、膨張させた前記第一の部分を加熱することによって前記冷却の少なくとも一部を供給し、その後、加熱し膨張させた前記第一の部分を、前記プラントに送る;および、
    (g)前記凝縮ストリームの残りの部分を受け入れ、より低い圧力に膨張させ、液化した前記天然ガスストリームを形成するための、前記熱交換手段に連結された第三の膨張手段、
    で構成される前記装置。
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