JP2006523167A - ツイストロック・ハウジング - Google Patents

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Abstract

本発明は、コンテナ(3)のコーナ取付金具(5)に連結するようになっているツイストロック装置(1)であって、少なくとも第1、第2のハウジング部分(9、11;109、111:209、211)を含み、これらのハウジング部分(9、11;109、111;209、211)が、少なくとも1つの錠止手段(25;125)によって相互連結することにより、互いに当接してハウジング(7;107)を形成し、前記ハウジング(7;107)が、少なくとも部分的に前記コーナ取付金具(5)に挿入し、その中で解放できる回転可能な係合部(13、15)の各部分を取り囲んでおり、係合部(13、15)が、前記ハウジング(7;107)内に延びている軸部分(19)によって、前記ハウジング(7;107)内に回転可能に装着してあるツイストロック装置(1)であって、前記錠止手段(25;125)が細長くなっており、前記軸部分(19)に対して横方向に変位可能であり、錠止手段(25;125)が、軸部分(19)に対して前後方向に移動可能であり、この前後方向のうちいずれかの方向に柔軟に押されているツイストロック装置(1)に関する。

Description

本発明は、コンテナのコーナ取付金具に連結するようになっているツイストロック装置であって、少なくとも第1、第2のハウジング部分からなり、これらハウジング部分が少なくとも1つの錠止手段で相互連結することによって互いに当接してハウジングを形成し、このハウジングが少なくとも部分的に前記コーナ取付金具に挿入したり、解放したりできるようになっている回転可能な係合部の諸部品を取り囲んでおり、この係合部がその中に延びている軸部分によって前記ハウジング内に回転可能に装着されているツイストロック装置に関する。
貨物船、列車、トラックなどで貨物を運ぶ場合、かなりの割合で、分割搭載用コンテナ、貨物輸送用コンテナおよび温度調節コンテナが使用される。これらのコンテナは、サイズが標準化されており、複数のコンテナを積み重ねることができるほど頑丈な構造となっているので、荷積み、荷卸しのときに扱いやすい。コンテナの積み重ねはコンテナ内に貨物を保管する際にも行われる。しばしばISOコンテナと呼ばれるこのコンテナ設計では、輸送中や荷積み、荷卸しでも輸送貨物を申し分なく保護できる。
上記タイプのコンテナは、通常、矩形であり、床、屋根、2つの側壁および2つの端壁を備えている。端壁の1つは、通常、一対のドアとして形成されることが多いドア部分からなり、対になったドアの各々がこの端壁の対向縁にヒンジ止めしてある。コーナ取付金具は、通常、コンテナのコーナに配置してあり、コンテナの連結、固縛を行うことができる。
2つ以上のコンテナを連結、固縛するには、ISOコンテナのコーナ取付金具に挿入し錠止することのできる錠止可能なカプリングを含む装置が使用される。
WO9615052が、コンテナのコーナ取付金具に固定するようになっている、しばしばツイストロックと呼ばれるこのような錠止可能カプリングを開示している。この開示された錠止可能カプリングは、螺旋コーンとして設計した2つの錠止部分を備えており、これらの錠止部分は、ISOコンテナと呼ばれるコンテナの標準化コーナ取付金具と錠止係合するように移動させるようになっている。2つの螺旋コーンは、ハウジング内に回転可能に装着されたばね押しされた軸部分で連結してある。ハウジングは、ばね押しされた軸部分の各部分を受け入れ、軸部分を支えており、2つのハウジング部分からなる。これらのハウジング部分は、その一方を貫いて延びているねじによって互いにねじ留めしてある。これらのねじは、対応する別のハウジング部分に設けたねじ穴に螺合する。
今日の輸送システム、たとえば、数千個のコンテナを載せることのできる船を含む輸送システムでは、コンテナを積み重ねて利用可能なスペースを最大限に活用している。輸送の際に安全なように荷積みするこの方法の場合、各コンテナは、たとえば上記タイプの錠止可能なカプリングによって少なくとも1つの隣接したコンテナまたは輸送車両に連結する。こうして、積み重なったコンテナを互いにかつ輸送車両に錠止して安定した連結の三次元輸送積重体を得ることができる。現今、約10,000個の錠止可能なカプリングを同じ船で使用するのも珍しいことではない。このことは、錠止可能なカプリングそれぞれのコストの削減が小さくても規模が大きくなれば大きな経済的利潤をもたらすことができるということを意味している。
たとえば摩損や乱暴な取扱いによって壊れた場合、これらの錠止可能なカプリングを修
理できるようにして欲しいという要望もある。コンテナのコーナ取付金具に錠止可能であるこれらのカプリングは屋外環境で使用されることが多く、たとえば、腐食することもある。したがって、保守を必要とするときに2つのハウジング部分を互いから解放するのが難しく、時間がかかり、人件費もかかる作業が必要となる可能性があるというリスクがある。そのため、製造コストが低く、保守、修理が容易である上記タイプの錠止可能なカプリングがあれば望ましい。
本発明の一目的は、低コストで製造できるツイストロック装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、軽いツイストロック装置を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、取り付け、取り外しが容易であるツイストロック装置を提供することにある。
またさらに別の目的は、コンパクトな構造のツイストロック装置を提供することにある。
上記目的および以下の記載から明らかとなる他の目的は、添付の特許請求の範囲に記載した、コンテナのコーナ取付金具に連結するようになっているツイストロック装置によって達成される。
本発明の一態様によれば、コンテナのコーナ取付金具に連結するようになっているツイストロック装置であって、少なくとも第1、第2のハウジング部を含み、これらハウジング部分が少なくとも1つの錠止手段で相互連結することによって互いに当接してハウジングを形成し、このハウジングが少なくとも部分的に前記コーナ取付金具に挿入したり、解放したりできるようになっている回転可能な係合部の諸部分を取り囲んでおり、この係合部が前記ハウジングを貫いて延びる軸部分によってハウジング内に回転可能に装着してあり、前記錠止手段が細長くなっており、その横方向において前記軸部分に対して変位しており、錠止手段が、軸部分に対して前後方向に移動することができ、かつ、前後方向のうちの一方の方向に柔軟に(yieldably)装荷されているツイストロック装置を得ることができる。
その結果、ツイストロック装置の構造が簡単になり、製造に必要なのはほんのわずかの作業となる。労力が減ったということは、各ツイストロック装置のコストを減らすことができるということを意味する。これにより、たとえば何千個ものコンテナからなる完全荷積みシステムの場合、かなりの経費節減になる。
さらに、本発明によるツイストロック装置は材料消費量を減らすことができ、こうして材料の重量、コストを減らすことができる。たとえば、コンテナのコーナ取付金具に挿入したり、取り外したりするときにツイストロック装置の手作業での取り扱いを容易にするには重量が軽い方が望ましい。
一実施形態においては、前記細長い錠止手段は、その両端部に少なくとも一方向へ広げられたカプリング部分が形成されている。さらに、前記錠止手段は、好ましくは、離脱位置から係合位置まで移動して第1、第2のハウジング部分と係合したり、係合位置から離脱位置まで移動して第1、第2のハウジング部分から離脱したりして前記ハウジング部分の連結、分離を行えるように配置されている。これにより、ツイストロック装置用の簡単で効率の良い取り付け取り外し方法を得ることができる。
前記広げられたカプリング部分をさまざまな方法で形成できることは当業者であれば明らかであろう。たとえば、これらの広げられたカプリング部分は錠止手段と一体に形成し
てもよい。錠止手段上に或る要素を配置して広げられたカプリング部分を得ることによって、このようなカプリング部分を別個の一体部分として設けてもよい。この場合、要素は、たとえば、ナット、コッターピン、錠止リング、サークリップ、割ピンなどからなるものでもよい。ハウジング部分を1つにまとめてから錠止手段を変形させることによって前記広げられたカプリング部分を得ることも可能である。
さらに、各ハウジング部分が少なくとも片面に突出する向かい合った係合部分を備え、これらの係合部分が前記錠止手段のそれぞれの端と係合して協働するように配置してあると好ましい。
好ましい実施形態において、前記ハウジング部分の前記係合部分は、前記錠止手段のそれぞれの端とぴったり係合して協働する凹所を備える。これらの凹所は、錠止手段を軸部分に向かって、また、軸部分から離れるように移動させることができる、少なくとも1つの方向における大きさを有する。こうして、このタイプのツイストロック装置は、長時間にわたって使用した後に錠止手段がたとえば腐食を原因として大きい努力のいる取り外し作業を必要とすることになるというリスクを減らす。このようなことは、ハウジング部分を互いに連結するためにハウジングの一方のハウジング部分に設けたねじ穴に螺合させたボルトのような普通の締結要素を使用する場合に起きる可能性がある。
さらに、前記凹所は、好ましくは、それぞれの係合部分を貫いて形成する。一実施形態によれば、前記錠止手段は急速カプリングとして設計する。
好ましくは、前記錠止手段は前記係合部分を把持するように細長くなっており、その係合位置において、ハウジングの分離平面に対して横方向の長手軸線を持って延び、離脱位置と係合位置の間で移動可能となっている。錠止手段の細長い形状により、係合位置にある錠止手段はそれぞれのハウジング部分を貫いて延び、ぴったりと係合した状態でハウジング部分を相互に連結できる。或る好ましい実施形態においては、離脱位置と係合位置との間の回転はまず、ハウジング部分間に錠止手段が置かれ、その後、ハウジング部分を相互に連結させるために簡単な操作により錠止手段は所定位置で回転させられることになる。
一実施形態においては、錠止手段は、その長手軸線まわりに回転して第1、第2のハウジング部分と錠止係合すべく移動できるように配置する。好ましくは、各ハウジング部分の突出している係合部分には、錠止手段の対応する端部を保持するための楕円形の貫通孔を形成する。この実施形態による2つのハウジング部分を相互接続するとき、錠止手段の端がハウジング部分のそれぞれの楕円形の貫通孔に挿入される。その後、錠止手段を、好ましくは90度にわたって回転させてその両端をそれぞれのハウジング部分の係合部分とぴったりと係合させる。いうまでもなく、係合部分に設けた貫通孔および錠止手段の端部は、錠止手段の回転の際にぴったり合った係合を可能とするようにさまざまな方法で設計できる。したがって、上述の構造は典型的な実施形態と看做すべきである。
別の実施形態では、錠止手段は、その長手軸線の動きがハウジング部分の結合面に対してほぼ横方向の平面を形成し、前記錠止手段を第1、第2のハウジング部分との錠止係合状態に移動させ得るように回転可能に配置してある。好ましくは、各ハウジング部分の突出している係合部分には、一方の側縁から内向きにハウジングの中心に向かって延びる両端開放の貫通スロットを形成する。
さらに別の実施形態においては、前記錠止手段は係合位置に向かってばね押しされる。さらに、前記錠止手段は、好ましくは、前記のばね押しによって前記係合位置に柔軟に保持される。また、前記錠止手段が、ハウジングの内側部分まで延びていて、前記回転可能
な係合部を作動させるように配置した作動手段のためのガイドとなると好ましい。加えられたばね力により、錠止手段はその係合位置において、所定位置に安全に保持され得る。ばね力は、好ましくは、ツイストロック装置の係合部に加えられるいかなる回転衝撃荷重をも吸収するのにも使用できる。係合部が回転衝撃荷重を受けた場合には、錠止手段はそこに作用しているばね力に抗してハウジング内へ移動してばねを圧縮する。錠止手段に加わるばね荷重は、好ましくは、螺旋ばねによって得られる。
一実施形態において、第1、第2のハウジング部分は、前記軸部分の、前記錠止手段とは反対の側に設けたグリップ・カプリングによって相互にヒンジ連結可能である。グリップ・カプリングは、好ましくは、互いに挿入できるグリップ・フックとして設計される。好ましくは、前記グリップ・カプリングはスイング継手である。さらに、第1ハウジング部分と第2ハウジング部分との結合面には、少なくとも1つの逆向きの相補的な段差を形成し、前記結合面に対して平行にハウジング部分が相対的に変位するのを妨げるようになっていると好ましい。或る好ましい実施形態においては、この段差は、少なくとも1つの逆向きの相補的な凹所内にぴったり嵌まって保持される少なくとも1つの突出している出張りからなる。この好ましいグリップ・フックは、ハウジング部分の相互連結を単純なものとし、錠止手段の数を従来技術と比較して減らすことができる。
好ましくは、第1、第2のハウジング部分は、それらの分離平面に沿って対称形である。対称形であるということは、ツイストロック装置の2つのハウジング部分がほぼ同じ形状寸法を持って設計され、それにより、互いに嵌合する、異なった形状寸法を備えた2つの別個のハウジング部分を製造しなければならないということを避けることができるということを意味する。
コンテナのコーナ取付金具に連結しようとしている上記のツイストロック装置は、好ましくは、鉄を鍛造または鋳造することで製造する。
以下、添付図面を参照しながらいくつかの好ましい実施形態を詳しく説明する。
図1は、本発明によるツイストロック装置によって、コーナ取付金具を備えたISOコンテナをどのようにして隣り合ったコンテナに連結するかを概略的に斜視図で示している。
図2aは、本発明によるツイストロック装置の或る実施形態をISOコンテナの既存のコーナ取付金具に連結するための第1ハウジング部分、第2ハウジング部分、ばね要素およびカプリング手段を概略的に斜視図で示している。
図2bは、第1ハウジング部分と第2ハウジング部分のヒンジ結合のためのフック状のグリップ・カプリングを概略的に斜視図で示している。
図3a〜3cは、本発明によるツイストロック装置の或る実施形態における第1、第2のハウジング部分をどのようにして錠止手段によって相互連結するかを順序を追って概略的に斜視図で示している。
図4a〜4cは、本発明によるツイストロック装置の別の実施形態における第1、第2のハウジング部分をどのようにして錠止手段によって相互連結するかを順序を追って概略的に斜視図で示している。
図5は、ハウジング部分をヒンジ結合するための別のフック状グリップ・カプリングを示している。
以下、例示のために、添付図面を参照しながら実施形態によって本発明をさらに詳しく説明する。
ISOコンテナ3の既存のコーナ取付金具5に連結するようになっている本発明の一実
施形態によるツイストロック装置1(図1に示すもの)は、普通、2つのハウジング部分9、11からなるハウジング7と、第1の回転可能な錠止ヘッド13と、反対側にある第2の回転可能な錠止ヘッド15とを含む。さらに、このツイストロック装置は、好ましくは、前記第1、第2の錠止ヘッド13、15のうち少なくとも1つを作動させる作動手段17を含む。前記第1、第2の錠止ヘッド13、15は、ハウジング7内に部分的に収容された回転可能な軸部分19のそれぞれの端に配置してある。ハウジング7は、前記回転可能な軸部分19のためのピボット軸受21を構成している。
さらに、ばね荷重によって第1、第2の錠止ヘッド13、15がそれらを挿入し、錠止することを意図しているコンテナ3のコーナ取付金具5に関して常に錠止位置をとるように回転可能な軸部分19はハウジング7に対してばね押しされていると好ましい。
一実施形態において、錠止ヘッド13、15はほぼねじった矩形のコーンとして設計してあり、その長さおよび幅は、コンテナ3のコーナ取付金具5にある、錠止ヘッドを挿入するようになっている対応する矩形のカプリング穴23の長さおよび幅より小さくなっている。錠止ヘッド13、15は、また、コーナ取付金具5の対応する、少なくともわずかに大きい楕円形または矩形のカプリング穴23に挿入するようになっている楕円形のねじったコーンとして設計してもよい。
錠止ヘッド13、15の形状およびばね押しされた軸部分19により、このツイストロック装置1では、錠止ヘッド13、15が、当初の錠止位置から、たとえば2つのコンテナ3を積み重ねたときに錠止ヘッド13、15がコンテナ3のコーナ取付金具5のカプリング穴23を通過できる位置まで自動的に回転できる。錠止ヘッド13、15がコーナ取付金具5のカプリング穴23の内縁を通過するとすぐに、ハウジング7内でばね押しされた軸部分19に加えられるばね力によって錠止ヘッド13、15が回転してその錠止位置に戻る。錠止位置において、錠止ヘッド13、15の基部は、コーナ取付金具5のカプリング穴23の内縁とぴったり係合する。錠止位置から挿入可能な位置への錠止ヘッド13、15の回転は、コンテナ3のコーナ取付金具の縁に強制的にあてがわれたときに生じる。それによって、錠止ヘッド13、15が、その形状により、カプリング穴23を通ってコーナ取付金具5にさらに挿入できる位置に達するように回転する。
図1に示すように、積み重なったコンテナでは上方コンテナが下方コンテナの上に置かれる。上方コンテナは、下方コンテナに向いたコンテナ側部の各コーナに本発明によるツイストロック装置1を備えている。上方コンテナが下方コンテナ上のほぼ中央に下降したとき、各ツイストロック装置1の錠止ヘッド13、15の端が下方コンテナの対応するコーナ取付金具5のカプリング穴23に入ることになる。錠止ヘッド13、15の先の細くなった好ましい形状により、上方コンテナは下方コンテナに関して正しい荷積み位置に向くことになる。上方コンテナを続けて下降させると、錠止ヘッド13、15が上述したように徐々に回転し、下方コンテナのコーナ取付金具5の中にさらに入り込むことができる。上方コンテナの各ツイストロック装置1の錠止ヘッド13、15が下方コンテナの対応するコーナ取付金具5のカプリング穴23の内縁内側に入ってしまったならばすぐに、錠止ヘッド13、15はその錠止位置に回転する。それによって、上方コンテナと下方コンテナが互いに固縛される。2つの並置したコンテナを固縛するのに他の同じような方法も適用できることはいうまでもない。
下方コンテナの上に配置した上方コンテナを下ろすときには、図1に示す実施形態では、上方コンテナを持ち上げつつあるときに各ツイストロック装置1を下方コンテナから解放できるように各ツイストロック装置1を解錠する必要がある。これは、下方コンテナのコーナ取付金具5と係合している各錠止ヘッド13、15を回転させて、下方コンテナのそれぞれのコーナ取付金具5のカプリング穴23を自由に通り抜けられる位置に保持させることによって行われる。錠止ヘッド13、15のこの回転、保持は、ハウジング7内に閉じ込められ、ばね押しされた軸部分19に回転可能に連結した作動手段17によって行う。下方コンテナのコーナ取付金具5に係合した錠止ヘッド13、15が取り出し位置に回転し、そこに保持されたとき、各錠止ヘッド13、15は、上方コンテナを荷卸しすべく持ち上げるにつれて下方コンテナの対応するコーナ取付金具5のカプリング穴23を通して取り出すことができる。
図2a、2bは、第1、第2のハウジング部分9、11と、本発明によるツイストロック装置1の2つのハウジング部分9、11を相互連結する急速カプリングとして設計した錠止手段25とからなる実施形態を示している。各ハウジング部分9、11は、中央部分27と、この中央部分27の両側に設置した2つの軸受部分29、31とからなる。軸受部分29、31は半円形の凹所として形成してあり、第1、第2のハウジング部分9、11の結合位置には貫通した円形の軸ピボット軸受21が形成してある。この実施形態による急速カプリングとして錠止手段25の設計は、錠止手段25をほんの少しの単純な操作で作動可能とする。
図示の実施形態において、ハウジング部分9、11は1つの短辺のところでフック状のグリップ・カプリング33によって互いに関節連結してある。好ましくは、一方のハウジング部分が突起部分を備え、この突起部分の端がフックの雄型部分35となり、これが他方のハウジング部分に形成した対応する雌型凹所37内に入る。
上述のフック状グリップ・カプリング33と反対側の短辺のところに、ハウジング部分9、11はそれぞれから突出する係合部分39、41を備えている。ハウジング部分9、11の連結位置において、2つの係合部分39、41は、互いに対向して位置し、錠止手段25によるハウジング部分9、11の相互連結を可能にしている。各係合部分39、41は、図2a、2bに示した実施形態によれば、楕円形の貫通孔43、45を備えている。これらの貫通孔は、互いにほぼ対向して配置してあり、それぞれのハウジング部分9、11から係合部分39、41の突出方向に延びている。
図2a、2bに示す実施形態においては、錠止手段25は細長いピンとして形成してあり、ピンの両端がカプリング部分47、49を備えている。これらのカプリング部分は、少なくとも一方向に広げられており、好ましくは、ハウジング部分9、11の係合部分39、41にある貫通孔43、45の形状にほぼ一致する楕円形の形状を持つ。錠止手段25の楕円形のカプリング部分47、49は、ハウジング部分9、11の係合部分39、41の楕円形貫通孔43、45を通過する第1自由位置と、この第1位置に対して回転し、ぴったりした係合によってカプリング部分が前記楕円形の貫通孔43、45から抜け出るのを阻止する第2錠止位置とに位置できる形状である。
図3a、3bは、本発明によるツイストロック装置1の一実施形態における2つのハウジング部分9、11を錠止手段25によって互いに連結する方法を示している。ハウジング部分9、11を相互連結するとき、錠止手段25は、楕円形のカプリング部分47、49の一方が一方のハウジング部分の楕円形貫通孔43、45を通過できるような向きにされている。その後、フック状のグリップ・カプリング33によって、図3aに示すように、2つのハウジング部分9、11を結合する。それによって、1つの短辺のところに配置したグリップ・カプリング33によって2つのハウジング部分9、11が互いに関節連結し、開位置と閉位置との間で動くことが可能となる。
ハウジング部分9、11を互いに連結するためには、次に、第1ハウジング部分、第2ハウジング部分を互いに向かって動かす。このとき、錠止手段25の他方の楕円形カプリング部分が第2ハウジング部分の楕円形貫通孔を通過する。図3bに示すハウジング部分
の結合位置においては、錠止手段25は2つの係合部分39、41を貫いて延びている。このとき、楕円形のカプリング部分47、49は、それぞれのハウジング部分9、11の、ハウジング7から離れる方向に面する側に位置する。この位置で、錠止手段25を回転させると、楕円形のカプリング部分47、49がそれぞれのハウジング部分の楕円形の貫通孔41、43に対して横方向の向きとなる。それによって、2つのハウジング部分9、11が錠止手段25にぴったり合った状態で相互に連結する。これが図3cに示してある。
ここで、錠止手段25を一方のハウジング部分に挿入する前にフック状のグリップ・カプリング33を係合状態にしてハウジング部分9、11を互いに連結してもよいことはいうまでもない。この場合、ハウジング部分9、11の結合後に、錠止手段25の一方の楕円形カプリング部分をまず一方のハウジング部分の楕円形凹所内に挿入し、次いで、錠止手段25の他方の楕円形カプリング部分を把持するようにハウジング部分9、11を結合させる。
ここでもまた、ハウジング部分9、11を互いに連結したとき、図1に示すツイストロック装置1の他の必要な部分がハウジング7内に配置されることはいうまでもない。
一実施形態において、ハウジングの内部に延びる作動手段17を案内するためにリードインが錠止手段25の長手方向のほぼ中央に配置されている。図1〜2bに示す実施形態では、ガイドは、ハウジングの内部からその外部まで延びていてツイストロック装置1の、図1に示し、コンテナのコーナ取付金具に少なくとも部分的に挿入するようになっている第1、第2の錠止ヘッド13、15を作動させるワイヤを保持する案内貫通孔53を有するリードイン部分51からなる。前記ワイヤは2つの錠止ヘッドを連結する軸部分19に連結しており、作動時のパワー伝達効果により錠止ヘッド13、15を回転させるようになっている。
所定位置に錠止ヘッド13、15を錠止するために、前記リードイン部分51は、ハウジング7からリードイン部分51の縁を貫いて延びる貫通凹所55の形をしたワイヤ・ロックを備えている。ワイヤ・ロックは、ツイストロック装置1の一方の錠止ヘッドがコンテナ3のコーナ取付金具5に関して開いた位置にある第1の位置およびツイストロック装置1の他方の錠止ヘッドがコンテナ3のコーナ取付金具5に関して開いた位置にある第2の位置において作動手段17のワイヤを錠止できるように配置してある。ツイストロック装置1には、ワイヤ・リードイン部分まわりに90度の等間隔で互いに隔たっている4つの凹所を形成すると好ましい。錠止ヘッド13、15の1つを開位置まで回転させ、そこに保持しなければならない場合には、ワイヤをハウジング7から引き出し、たとえばワイヤ上に設けてあってワイヤ・ロックのくぼみ55の1つと係合固定させるスリーブ(図示せず)によってワイヤ・ロックの適当な凹所55内に錠止するように移動させるとよい。ワイヤ上に設けた前記スリーブは締め付けによってワイヤに連結すると好ましい。
さらに、図1〜2bに示す錠止手段25は、ハウジング7内に延びているほぼ円形の座部59に配置した螺旋形のばね要素57によってハウジング7に関してばね押しされている。螺旋形のばね要素57は、その一方の円形端面をハウジング7に、そして他方の円形端面を錠止手段のリードイン部分51に対して押し付けており、錠止手段25は、ばね57を案内、保持する円形ガイド61を備えている。ばね荷重は、錠止手段25をハウジング7から楕円形貫通孔43、45の長手方向にばね押しすることによって錠止手段25をその係合位置に保持するように作用する。ばね荷重は、また、係合位置にある錠止手段25を柔軟に保持し、錠止ヘッド13、15に加わるいかなる衝撃荷重をも吸収できる。こうして、錠止手段25を柔軟にばね押し式に取り付けることにより、錠止手段のカプリング部分47、49およびリードイン部分51をハウジング7に対して内向き、横方向に変位させることで加えられた衝撃荷重を吸収できる。
図2aに示す実施形態においては、錠止手段25のガイド61が斜めに切った縁を備えており、錠止手段25が開位置から錠止位置まで回転したときばね57を押し戻すことができる。
図1〜2bに示すハウジング部分9、11には互いに補い合う出張り63、凹所65が設けてあり、この出張り63、凹所65はハウジング部分9、11の結合位置においてぴったり嵌まった状態で互いに係合する。凹所65、出張り63は、ハウジング部分9、11が連結位置で形成する結合面に沿って互いに変位するのを防ぐ。
図4a〜4cは、ハウジング部分109、111および錠止手段125の別の実施形態を備える本発明によるツイストロック装置1を示している。ハウジング部分109、111および錠止手段125のほかに、ツイストロック装置は図1に示すツイストロック装置1の諸要素と同様の要素を備える。図3a〜3cに示した実施形態と図4a〜4cに示した実施形態の差異だけを以下に説明する。
図3a〜3cに示す実施形態と同じようにして、図4a〜4cに示すハウジング部分109、111は、フック状グリップ・カプリング133と反対側の短辺のところに係合部分139、141を備えており、これらの係合部分は、錠止手段125によるハウジング部分109、111の相互連結を可能とするようにハウジング部分109、111のそれぞれから突出している。この実施形態では、各係合部分139、141は、側縁から内向きに延びている開いた係合用貫通スロット143、145を備えている。好ましくは、係合用貫通スロット143、145はハウジング107から離れる方向に直角に曲がっている。2つのハウジング部分109、111が結合してハウジング107を形成すると、それぞれのハウジング部分109、111の係合用貫通スロット143、145は、各係合部分139、141の側縁を貫いて互いに反対の方向に延びることになる。
図4a〜4bに示した実施形態では、錠止手段125は伸長したピンとして形成してあり、この伸長したピンの両端がカプリング部分147、149を備えている。これらのカプリング部分はピンの外側に張り出しており、図示実施形態では丸い形状となっている。
錠止手段125によって2つのハウジング部分109、111を互いに連結するとき、まず、フック状のグリップ・カプリング133によって2つのハウジング部分109、111を1つにまとめる。次いで、2つのハウジング部分の係合部分139、141間に錠止手段125を挿入する。その後、ヒンジ式に相互連結したハウジング部分109、111を開位置から閉位置(図4aに示す)まで移動させる。次いで、各ハウジング部分の係合部分139、141の縁から内向きに延びる係合用貫通スロット143、145内へ錠止手段125を回転させる。錠止手段125は、ハウジング部分109、111の結合面に対してほぼ横方向の平面内で回転させることによってそれぞれの係合用貫通スロット143、145内に挿入する。錠止手段125をそれがハウジング部分109、111の結合面に対してほぼ垂直に延びる位置まで回転させてしまったならば、ハウジング107から離れる方向へ係合位置まで前記係合用貫通スロット143、145の曲がった部分の中へ横方向に錠止手段125を移動させる。
この他の点では、図4a〜4cに示す実施形態は、錠止手段に設けてあって作動手段を案内するようになっているリードイン部分、ワイヤ・ロック、フック状グリップ・カプリング、錠止手段のばね押し式の保持、錠止手段を錠止位置で柔軟に保持しての衝撃荷重の相殺およびハウジング部分が結合面において相対的に変位するのを防ぐ段差の配置に関して、図1〜2bに示す実施形態と同じ構造である。したがって、図4a〜4cに示す実施
形態のこれらの機能についてさらに説明はしない。
図5の部分図の示した実施形態では、ハウジング部分209、211は1つの短辺のところでフック状グリップ・カプリング233によって関節連結してある。このグリップ・カプリングには、それぞれのハウジング部分に配置した雄型部分235、雌型部分237が形成してある。ハウジング部分209、211を1つにまとめるとき、ハウジング部分209、211の雄型部分235は相手方のハウジング部分209、211の対応する雌型部分237に入る。この実施形態によれば、グリップ・カプリング233を一緒に形成している第1、第2のハウジング部分のそれぞれの構成部分が結合面に沿って鏡像の関係となる。
本発明の別の実施例(図示せず)では、ハウジング部分の連結位置において、係合部分の開いた係合用貫通スロットがハウジングの同じ側で側縁から内向きに延びており、これら係合用貫通スロットがハウジングから離れる方向に直角に曲がっていると好ましい。この別の実施例においては、錠止手段は、挿入した後にその長手方向に対してほぼ横方向に係合用貫通スロット内の係合位置に動かすことによってハウジング部分を互いに連結する。これは、図4aに示す第1位置において錠止手段を係合用貫通スロット内の係合位置まで回転させる図4a〜4cに示す実施形態とは対照的である。
当業者にとって明らかなように、本発明によるツイストロック装置1は上記の設計以外の設計も含む。たとえば、作動手段によって回転させることができる錠止ヘッドが1つだけというツイストロック装置も可能である。
また、当業者であれば、作動手段を種々のやり方で配置できることも明らかであろう。たとえば、ハウジング内に延びるレバーをハウジング内に設置した軸部分に連結してもよい。このレバーを操作することによって、前記軸部分に連結した少なくとも1つの錠止ヘッドへ回転を伝えることができる。
さらに、下方コンテナが本発明によるツイストロック装置1を備えている場合、図1と関連して先に説明したように荷積み、荷卸しを実施できることは当業者にとって明らかであろう。この場合、上方コンテナを前記下方コンテナに向かって下降させて、上方コンテナに配置したコーナ取付金具によって前記ツイストロック装置と錠止係合させる。荷卸しのときには、上方コンテナを下方コンテナから持ち上げるにつれて錠止ヘッドを解錠して保持し、ツイストロック装置を上方コンテナから解放することが同じように可能である。
本発明によるツイストロック装置によって、コーナ取付金具を備えたISOコンテナをどのようにして隣り合ったコンテナに連結するかを概略的に斜視図で示している。 本発明によるツイストロック装置の或る実施形態をISOコンテナの既存のコーナ取付金具に連結するための第1ハウジング部分、第2ハウジング部分、ばね要素およびカプリング手段を概略的に斜視図で示している。 第1ハウジング部分と第2ハウジング部分のヒンジ結合のためのフック状のグリップ・カプリングを概略的に斜視図で示している。 a〜cは本発明によるツイストロック装置の或る実施形態における第1、第2のハウジング部分をどのようにして錠止手段によって、相互連結するかを順序を追って概略的に斜視図で示している。 a〜cは本発明によるツイストロック装置の別の実施形態における第1、第2のハウジング部分をどのようにして錠止手段によって相互連結するかを順序を追って概略的に斜視図で示している。 ハウジング部分をヒンジ結合するための別のフック状グリップ・カプリングを示している。

Claims (21)

  1. コンテナ(3)のコーナ取付金具(5)に連結するようになっているツイストロック装置(1)であって、少なくとも第1、第2のハウジング部分(9、11;109、111;209、211)を含み、これらのハウジング部分(9、11;109、111;209、211)が、少なくとも1つの錠止手段(25;125)によって相互連結することによって互いに当接してハウジング(7;107)を形成し、該ハウジング(7;107)が、少なくとも部分的に該コーナ取付金具(5)に挿入し、その中で解放できる回転可能な係合部(13、15)の各部分を取り囲んでおり、係合部(13、15)が、該ハウジング(7;107)内に延びている軸部分(19)によって該ハウジング(7;107)内に回転可能に装着してあるツイストロック装置(1)において、該錠止手段(25;125)が伸長しており、該軸部分(19)に対して横方向に変位可能であり、錠止手段(25;125)が、軸部分(19)に対して前後方向に移動可能であり、この前後方向のうちいずれかの方向に柔軟に装荷されていることを特徴とするツイストロック装置(1)。
  2. 錠止手段(25;125)に、その両端のところで、少なくとも一方向へ広げられているカプリング部分(47、49;147、149)が形成してある、請求項1に記載のツイストロック装置(1)。
  3. 錠止手段(25;125)が、離脱位置から係合位置に移動して第1ハウジング部分、第2ハウジング部分(9、11;109、111;209、211)と係合し、また、係合位置から離脱位置に移動して第1ハウジング部分、第2ハウジング部分(9、11;109、111;209、211)から離脱できるように配置してあり、それによって、該ハウジング部分(9、11;109、111;209、211)の連結、分離を行えるようになっている、請求項1または2に記載のツイストロック装置(1)。
  4. 各ハウジング部分(9、11;109、111;209、211)が、少なくとも片側に、向かい合って突出する係合部分(39、41;139、141)を備え、これらの係合部分(39、41;139、141)が錠止手段(25;125)のそれぞれの端と係合して協働するように配置してある、請求項1〜3のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  5. ハウジング部分(9、11;109、111;209、211)の係合部分(39、41;139、141)が、錠止手段(25;125)のそれぞれの端にぴったり嵌まって係合し、協働できる孔/凹所(43、45、143、145)を備えており、該凹所(43、45;143、145)が、少なくとも1方向において、錠止手段(25;125)が軸部分(19)に向かって、また、そこから離れるように移動できるようにした大きさを有する、請求項4に記載のツイストロック装置(1)。
  6. 凹所(43、45;143、145)が、それぞれの係合部分(39、41;139、141)を貫いて形成してある、請求項5に記載のツイストロック装置(1)。
  7. 錠止手段が急速カプリングである、請求項1〜6のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  8. 錠止手段(25;125)が、係合部分(39、41;139、141)を把持できるように伸長しており、錠止手段(25;125)が、その係合位置において、ハウジングの分離平面に対してほぼ横方向の長手軸線を持って延在し、離脱位置、係合位置間で動くことが可能である、請求項4〜6のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  9. 錠止手段(25;125)がその長手軸線まわりに回転して第1、第2のハウジング部分(9、11;109、111;209、211)と錠止係合するように動くように配置してある、請求項1〜8のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  10. 各ハウジング部分(9、11;209、211)の突出している係合部分(39、41)に、錠止手段(25)の対応する端部分を保持するための楕円形の貫通孔(43、45)が形成してある、請求項4〜9のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  11. 錠止手段(25)が、その長手軸線の動きが、ハウジング部分(9、11;209、211)間の結合面に対してほぼ横方向の平面を形成し、この平面に沿って該錠止手段が第1、第2のハウジング部分(9、11;209、211)と錠止係合するように動けるように回転可能に配置してある、請求項1〜8のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  12. 各ハウジング部分(109、111)の突出している係合部分(139、141)に、1つの側縁から内向きにハウジング(107)の中央に向かって延びる両端開放の貫通スロット(143、145)が形成してある、請求項4〜8または11のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  13. 錠止手段(25;125)が係合位置に向かってばね押しされている、請求項1〜12のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  14. 錠止手段(25;125)が、係合位置において、ばね押しによって柔軟に保持されている、請求項13に記載のツイストロック装置(1)。
  15. 錠止手段(25;125)が、ハウジング(7;107)の内側部分まで延びていて、回転可能な係合部(13、15)を作動させるように配置した作動手段(17)のためのガイドとなる、請求項1〜14のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  16. 第1、第2のハウジング部分(9、11;109、111;209、211)が、錠止手段(25;125)に関して軸部分の両側に設けたグリップ・カプリング(33;133;233)によって互いにヒンジ連結できる、請求項1〜15のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  17. グリップ・カプリングに、互いに挿入することのできるグリップ・フック(35、37;235、237)が形成してある、請求項16に記載のツイストロック装置(1)。
  18. グリップ・カプリング(33;133;233)がスイング継手からなる、請求項16または17に記載のツイストロック装置(1)。
  19. 第1、第2のハウジング部分(9、11;109、111;209、211)の結合面に、この結合面に対して平行な、相対的なハウジング部分(9、11;109、111;209、211)の変位を阻止する少なくとも1つの逆向きの互いに補い合う段差(63、65)が形成してある、請求項1〜18のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
  20. 段差が、少なくとも1つの逆向きの互いに補い合う凹所(65)にぴったり嵌まって保持される少なくとも1つの突出している出張り(63)からなる、請求項19に記載のツイストロック装置(1)。
  21. 第1、第2のハウジング部分(9、11;109、111;209、211)がその分離平面に沿って対称形である、請求項1〜20のいずれか1項に記載のツイストロック装置(1)。
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