JP2006520158A - 無線通信におけるp2p通信での無線リンク確立と維持のための方法およびシステム - Google Patents
無線通信におけるp2p通信での無線リンク確立と維持のための方法およびシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006520158A JP2006520158A JP2006506664A JP2006506664A JP2006520158A JP 2006520158 A JP2006520158 A JP 2006520158A JP 2006506664 A JP2006506664 A JP 2006506664A JP 2006506664 A JP2006506664 A JP 2006506664A JP 2006520158 A JP2006520158 A JP 2006520158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probing
- link
- user terminal
- direct communication
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/04—TPC
- H04W52/38—TPC being performed in particular situations
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W24/00—Supervisory, monitoring or testing arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/04—TPC
- H04W52/38—TPC being performed in particular situations
- H04W52/383—TPC being performed in particular situations power control in peer-to-peer links
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/04—TPC
- H04W52/38—TPC being performed in particular situations
- H04W52/48—TPC being performed in particular situations during retransmission after error or non-acknowledgment
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/04—TPC
- H04W52/38—TPC being performed in particular situations
- H04W52/50—TPC being performed in particular situations at the moment of starting communication in a multiple access environment
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W76/00—Connection management
- H04W76/10—Connection setup
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W92/00—Interfaces specially adapted for wireless communication networks
- H04W92/16—Interfaces between hierarchically similar devices
- H04W92/18—Interfaces between hierarchically similar devices between terminal devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
無線通信ネットワークにおいてP2P無線接続を確立する方法は以下を含む。リンク・プロービング発信側であるユーザ端末が、無線通信システムから供給される初期プロービング電力に従って、割り当てられた直接通信リンクを介して、リンク・プロービング応答側であるもう1つのユーザ端末にリンク・プロービング信号を送信する。前記もう1つのユーザ端末がリンク・プロービング信号を受信し、前記リンク・プロービング信号が直接通信の基本要件を満たす場合に、直接通信リンクを介してリンク・プロービング発信側にACKメッセージを送信する。リンク・プロービング発信側であるユーザ端末が、直接通信リンクを監視し、リンク・プロービング応答側からのACKメッセージを検出した後、直接通信リンクを介してリンク・プロービング応答側と直接通信する。この方法は、リンク・プロービング信号を送信するリンク・プロービング・プロセスを利用して、P2P通信コースにあるユーザ端末間のP2P通信を確立する手順を実質的に保証する。
Description
本発明は、主に無線通信ネットワークにおけるP2P通信に関し、特に、無線通信ネットワークにおけるP2P通信での無線リンク確立と維持のための方法およびシステムに関する。
従来のセルラ移動通信システムでは、通信している2つのUE(ユーザ端末)の間の距離にかかわらず、UEは、基地局の中継を介してのみ、もう1つのUEと通信しなくてはならない。図1は、UE1とUE2とが、基地局送受信機(すなわち、ノードB)およびRNCからなるUTRANを介して互いに対話する、従来の通信方式を示しており、この通信方式をUP−UTRAN−DOWN方式とも呼ぶ。しかし、同一セル内に存在する2つのUEが互いに非常に近接している場合は、基地局で中継/転送されるより、直接通信する方法がそれらにとって合理的である。このような直接通信する方法が、いわゆるピアツーピア(P2P)通信である。
図2は、P2P通信方式を示す。この図では、破線がシグナリング・リンクを表し、実線がデータ・リンクを表し、矢印が情報フローの方向を表している。UTRAN(すなわち、基地局サブシステム)とUEとの間にはシグナリング・リンクだけが存在し、通信している2つのUEの間にはデータ・リンクだけが存在する。基本通信を維持するためのリソースだけが必要であるとし、かつ、直接リンクが(固定された周波数、タイムスロットおよび拡散符号を有する)無線リソースの1単位と見なされるとすると、P2P通信方式で必要なのは、基本通信を維持する2単位の無線リソースだけということが容易に推定される。追加のシグナリング・コストを無視すれば、P2P通信は、従来の通信方式に比べて、無線リソースを約50%節約できる。同時に、UTRANがやはりP2P通信(特に、無線リソースの使われ方)を制御するので、ネットワーク・オペレータは、P2P通信における課金の問題を容易に解決できる。
無線通信ネットワークにおいてP2P通信を確立する方法およびシステムについては、本件出願明細書とともに提出され、本発明の譲受人であるRoyal Philips Electronics(アーカイブIDはCN030003)に譲渡されている特許出願明細書「A Method and System for Establishing P2P Communication in Wireless Communication Networks」で説明されており、この書類は参照により本明細書に組み込まれている。
本出願明細書に記載の、無線通信ネットワークにおけるP2P通信のための方法およびシステムによれば、まず、P2P通信を要求する発呼側UEが、P2P呼要求をアップリンク制御チャネルを介してUTRANに送信する。UTRANは、発呼側UEの呼要求に従ってページング・メッセージを被呼側UEに送信する。被呼側UEは、UTRANからのページング・メッセージに従って、呼応答をUTRANに送信する。UTRANは、発呼側UEと被呼側UEとのレジストリ情報および位置情報に従って、2つのUEが同一セル内にあるかどうかを判断し、それらの間の距離がP2P通信の要件を満たすかどうかを計算する。発呼側UEと被呼側UEとの間の距離がP2P通信の要件を満たし、2つのUEがともにP2P通信機能を有する場合は、UTRANがその2つのUEに対して直接通信リンクを割り当て、それらがP2P通信を行うことを可能にする。2つのUEは、UTRANから割り当てられたチャネル・リソースを取得した後、それぞれがP2P確立のACKメッセージをUTRANに送信して、P2P直接通信モードに入る。
2つのUEは、P2P直接通信モードに入った後、割り当てられたP2P−DCH(P2P専用チャネル)を介して情報を交換できる。
しかし、UEとUTRANのノードBとでは、受信機の感度やアンテナの高さが大きく異なる場合があるので、2つのUEの間のP2P通信確立手順は、UEとノードBとの間の通信確立手順と多少異なる可能性がある。
さらに、P2P通信プロセスの間のUTRANにおける、2つのUEの間の無線チャネル条件が、UEとノードBとの間の無線チャネル条件と異なるので、2つのUEの間のP2P通信維持手順が、UEとノードBとの間の通信維持手順と多少異なる可能性がある。
また、P2P通信におけるUEは、何らかの環境要因のために、P2P通信を継続できなくなる場合がある。したがって、P2P通信モードを導入するにあたっては、通信中の加入者に気づかれることなく円滑にP2P通信モードを従来通信モードに切り替える方法が、重要な検討課題となる。
本発明の目的は、無線通信ネットワークにおいてP2P通信による無線リンクを確立する方法およびシステムを提供することであって、UEとノードBとで受信機の感度やアンテナの高さが異なること、および交信距離、信号強度などのP2P通信リンクの特殊性に起因する、通信確立手順の実施中の変化に適応する方法およびシステムを提供することである。
本発明の別の目的は、無線通信ネットワークにおいてP2P通信による無線リンクを維持する方法およびシステムを提供することであって、UE間のチャネル条件と、UEとノードBとの間のチャネル条件との違いに起因する、通信維持手順の実施中の変化に適応する方法およびシステムを提供することである。
本発明の別の目的は、無線通信ネットワークにおいて、P2P通信を継続できなくなった場合に、通信中の加入者に気づかれることなく円滑に従来通信モードに切り替えることができるように、P2Pモードを従来モードに切り替える方法およびシステムを提供することである。
本発明の一態様によれば、無線通信ネットワークにおいてP2P無線リンクを確立する方法が提供され、この方法においては、UEが、割り当てられた直接通信リンクを取得した後に、リンク・プロービング(link probing)発信側として、以下のことを実行する。
リンク・プロービング応答側として動作するもう1つのUEに対し、接続プロービング信号を、割り当てられた直接通信リンクを介して、事前設定された初期プロービング電力で送信する。
リンク・プロービング応答側からのACK(肯定応答)メッセージを検出するために、直接通信リンクを監視する。
リンク・プロービング応答側からACKメッセージを受信した後、直接通信リンクを介して、リンク・プロービング応答側と直接通信する。
本発明の一態様によれば、無線通信ネットワークにおいてP2P無線リンクを確立する方法が提供され、この方法においては、UEが、割り当てられた直接通信リンクを取得した後に、リンク・プロービング応答側として、以下のことを実行する。
リンク・プロービング発信側として動作する前記もう1つのUEから接続プロービング信号を、直接通信リンクを介して受信する。
接続プロービング信号を受信し、接続プロービング信号が直接通信の基本要件を満たしている場合は、ACKメッセージを、直接通信リンクを介してリンク・プロービング発信側に送信する。
本発明の一態様によれば、無線通信ネットワークにおいてP2P無線リンクを確立する方法が提供され、この方法においては、UEが、割り当てられた直接通信リンクを取得した後に、リンク・プロービング発信側またはリンク・プロービング応答側として、それぞれ異なることを実行する。
UEは、リンク・プロービング発信側として動作する場合には、以下を含むことを実行する。
リンク・プロービング応答側として動作するもう1つのUEに対し、接続プロービング信号を、割り当てられた直接通信リンクを介して、事前設定された初期プロービング電力で送信する。
リンク・プロービング応答側として動作する前記もう1つのUEからのACKメッセージを検出するために、直接通信リンクを監視する。
リンク・プロービング応答側として動作する前記もう1つのUEからACKメッセージを受信した後、直接通信リンクを介して、そのUEと直接通信する。
UEは、リンク・プロービング応答側として動作する場合には、以下を含むことを実行する。
リンク・プロービング発信側として動作する前記もう1つのUEから接続プロービング信号を、直接通信リンクを介して受信する。
接続プロービング信号を受信し、接続プロービング信号が直接通信の基本要件を満たしている場合は、ACKメッセージを、直接通信リンクを介して、リンク・プロービング発信側として動作する前記もう1つのUEに送信する。
本発明では、無線通信ネットワークの基地局サブシステムにおいて用いられる、P2P無線リンクを確立する方法が提案され、この方法は以下のことを含む。
リンク・プロービング発信側から要求信号を受信し、リンク・プロービング応答側から応答信号を受信する。
UEに直接通信リンクを割り当てた後、要求信号と応答信号とに従い、ダウンリンク制御チャネルを介して、初期プロービング電力を設定するメッセージをリンク・プロービング発信側に送信する。
本発明では、無線通信ネットワークにおいてP2P無線リンクを維持する方法が提案され、この方法では、基地局サブシステムがUEに対して直接通信リンクを既に割り当てた後、UEが、以下を含むことを実行する。
直接通信リンクを介して、もう1つのUEに信号を送信する。
直接通信リンクを介して、前記もう1つのUEから送信された信号を受信する。
前記もう1つのUEからの信号が直接通信の基本Qos要件を満たすかどうかを検出する。
直接通信の基本Qos要件が満たされる場合には、特定の基準に従って電力制御指示内容を決定する。
前記もう1つのUEに送信される信号に電力制御指示内容を挿入する。
前記もう1つのUEから直接通信リンクを介して送信された信号に含まれる電力制御指示内容に従って、UEの送信電力を調整する。
本発明では、無線通信ネットワークにおいてUEがP2P通信モードを従来通信モードに切り替える方法が提案され、この方法は以下のことを含む。
直接通信モードのUEが、従来通信モードへの切り替えの要求を、アップリンク制御チャネルを介して基地局サブシステムに送信する。
ダウンリンク制御チャネルを介して基地局サブシステムから送信された、切り替え要求のACKメッセージを受信し、従来通信モードで再割り当てされたトラフィック・チャネルを取得した後、直接通信と従来通信とのデュアルモード状態に入る。
デュアルモード状態に入った後、直接通信の無線リソースを解放する要求を、基地局サブシステムに送信する。
ダウンリンク制御チャネルを介して基地局サブシステムから送信された、直接通信の無線リソースを解放する要求のACKメッセージを受信した後、直接通信と従来通信とのデュアルモード状態を単純な従来通信モードに切り替える。
本発明では、無線通信ネットワークの基地局サブシステムにおいて用いられる、P2P通信を従来通信に切り替える方法が提案され、この方法は以下のことを含む。
直接通信モードにあるUEから、アップリンク制御チャネルを介して送信された、従来通信モードへの切り替えの要求を受信する。
切り替え要求のACKメッセージを、ダウンリンク制御チャネルを介して、直接通信モードにある2つのUEに送信し、2つのUEが直接通信と従来通信とのデュアルモード状態に入るようにするために、2つのUEに対し、従来通信モードのトラフィック・チャネルを再割り当てする。
2つのUEから送信された、直接通信の無線リソースを解放する要求を受信する。
直接通信の無線リソースを回収する。
直接通信の無線リソースを回収した後、直接通信の無線リソースを解放する要求のACKメッセージを、ダウンリンク制御チャネルを介して、2つのUEに送信する。
本発明で提案される、P2P通信リンクの確立、維持、および従来通信モードへの円滑な切り替えの手順についてより明快な理解を得るために、まず、P2P通信において行われる、P2P通信の要求、確立、維持、および従来通信モードへの切り替えの一般的な手順について、図3と併せて簡単に説明する。次に、本発明において行われる、リンクの確立、維持、および従来モードへの切り替えのそれぞれについて、詳細に説明する。
図3に示すように、一般的なP2P通信手順は以下を含む。
1.UEが直接モードに入る
この手順は以下のことを含む。
この手順は以下のことを含む。
(1)従来通信モードと同様に、UE1とUE2とが電源投入後にアイドル・モードに入る。
(2)UE1は、UE2とのP2P通信を開始する場合には、P2P接続要求を、アップリンク制御チャネルを介してUTRANに送信する。
(3)UTRANは、P2P接続要求を受信すると、すぐにページング・チャネルを介してUE2にページング・メッセージを送信して、UE1がUE2とのP2P通信を開始したい旨を通知する。
(4)UE1とUE2とが同一セル内にあり、UE1とUE2との間の距離がP2P通信の要件を満たし、UE1とUE2とがともにP2P通信機能を有する場合には、UTRANは、前記ページング・メッセージの応答をUE2から受信した後、P2P通信に関連するチャネル・リソース(すなわち、P2P−DCH)をUE1とUE2とに割り当てる。
ここで、P2P−DCHの物理チャネル構造(フレーム、バースト構造、拡散符号、スクランブル符号、ミッドアンブルなど)は、すべて従来のものと同じである。一方、このチャネルで搬送されるメッセージ、コンテンツおよびパラメータは、P2P通信モードに適応するように修正されなければならない。付録1は、既存のP2P TDD CDMA用技術仕様にあって、修正を要する主要パラメータといくつかのオリジナル値のリストである(ここではあくまで参考用)。
(5)UE1とUE2とは、割り当てられたチャネル・リソースを取得した後、それぞれがUTRANに対し、関連するP2Pリソースが取得されたことと、P2Pリソースが既にアクティブ化されていることに関するACKメッセージとを送信する。同時に、UE1とUE2とは、P2Pダイアログの間に、それぞれの必要な機能メッセージ(受信機の感度、電力レベル、その他)を、P2P通信におけるもう1つの対応するUEに、UTRAN内のノードBを介して送信する。
(6)UE1とUE2とが直接通信モードに入る。直接通信モードに入ったUEを、本明細書ではP2P−UEとして示す。
2.接続プロービング手順
UE1とUE2とは、直接通信モードに入った後、無線リンク・プロービング状態に入る。この状態では、UE1とUE2とは、P2P通信におけるUE1とUE2との送信電力などのパラメータを決定するために、P2P−DCHを介して接続プロービング手順を実施する。
UE1とUE2とは、直接通信モードに入った後、無線リンク・プロービング状態に入る。この状態では、UE1とUE2とは、P2P通信におけるUE1とUE2との送信電力などのパラメータを決定するために、P2P−DCHを介して接続プロービング手順を実施する。
(1)接続プロービングが成功した場合、すなわち、P2P無線リンクが使用可能になった場合、UE1とUE2とは、それぞれがUE1とノードBとの間およびUE2とノードBとの間の制御チャネルを介して、UTRAN内のノードBに対してACKメッセージを送信する。同時に、UE1とUE2とは、P2P−DCHを介する通信を開始する。すなわち、UE1とUE2とは、P2P接続状態に入る。
P2P接続状態においては、UE1とUE2との間には専用トラフィック・チャネルだけが存在し、制御チャネルは、UE1とノードBとの間およびUE2とノードBとの間にそれぞれ存在する。この状態においても、UTRAN内のノードBは、P2P−DCH上においてUE1とUE2との間で交換される情報を取得できる。
(2)接続プロービングが失敗した場合、すなわち、P2P無線リンクが使用可能にならなかった場合、UE1とUE2とは、従来通信モードに戻る。
3.リンク監視と維持手順
UE1とUE2とは、接続プロービングが成功した後、P2P通信モードに入る。ただし、UE1とUE2とは、P2P無線リンクを維持するために、P2P通信プロセスの間、引き続きP2Pリンク・パフォーマンスを常時監視する必要がある。
UE1とUE2とは、接続プロービングが成功した後、P2P通信モードに入る。ただし、UE1とUE2とは、P2P無線リンクを維持するために、P2P通信プロセスの間、引き続きP2Pリンク・パフォーマンスを常時監視する必要がある。
4.従来通信モードへの「ソフトな」切り替え
P2Pリンクが使用不能であると判明すると、UTRAN内のノードBか、UE自体がP2P接続を機能停止させ、その後、UE1とUE2とが従来通信モードに戻る。
P2Pリンクが使用不能であると判明すると、UTRAN内のノードBか、UE自体がP2P接続を機能停止させ、その後、UE1とUE2とが従来通信モードに戻る。
一般的なP2P通信手順において行われる、P2P通信の要求、確立、維持、およびP2Pモードから従来通信モードへの切り替えについて、図3と併せて簡単に説明した。図3に対して図4では、UE1とUE2とが直接通信モードに入る前の手順を省略しており、その一方で、本発明において行われる、P2P接続の確立、維持、および従来通信モードへの円滑な切り替えの手順に特に注目している。以下では、本発明において行われる通信手順について、図4と併せて詳細に説明する。
1.接続プロービング手順について
(1)直接通信モードに入った後、UTRANからリンク・プロービング発信側(つまり発呼側)として指定されたUEが、リンク・プロービング応答側として動作するもう1つのUEに対し、接続プロービング信号を、事前設定された初期プロービング電力で、取得した直接通信リンクP2P−DCHを介して送信する。
(1)直接通信モードに入った後、UTRANからリンク・プロービング発信側(つまり発呼側)として指定されたUEが、リンク・プロービング応答側として動作するもう1つのUEに対し、接続プロービング信号を、事前設定された初期プロービング電力で、取得した直接通信リンクP2P−DCHを介して送信する。
ここで、
(I)初期プロービング電力は、P2P通信の可能な電波距離内でのリンク・プロービング発信側とリンク・プロービング応答側との間の推定経路損失、リンク・プロービング応答側の受信機感度および送信電力レベル、その他に従って決定できる。
(I)初期プロービング電力は、P2P通信の可能な電波距離内でのリンク・プロービング発信側とリンク・プロービング応答側との間の推定経路損失、リンク・プロービング応答側の受信機感度および送信電力レベル、その他に従って決定できる。
(II)これらの必要なパラメータはすべて、ノードBがUEのP2P要求に応答するときに送信するメッセージから取得できる。
(III)P2P−DCHを利用して接続プロービング信号を送信することは、無線リソースを節約し、接続プロービング手順の信頼性を保証するだけでなく、P2Pシグナリング手順の複雑さを軽減する。
(2)リンク・プロービング応答側として動作するもう1つのUEは、このP2P−DCHチャネル上でリンク・プロービング発信側からの接続プロービング信号を待ち、接続プロービング信号の受信後にACKメッセージを、P2P−DCHチャネルを介してリンク・プロービング発信側に送信する準備をする。
(3)あらかじめ定義されたパラメータに基づいて、ステップ(1)とステップ(2)とを反復することができる。すなわち、
接続プロービング電力の変更のステップ・サイズを設定できる。リンク・プロービング応答側からのACKメッセージが特定時間内に受信されない場合は、このステップ・サイズに基づいて接続プロービング電力を調整でき、この調整された電力で接続プロービング信号を再送信できる。
接続プロービング電力の変更のステップ・サイズを設定できる。リンク・プロービング応答側からのACKメッセージが特定時間内に受信されない場合は、このステップ・サイズに基づいて接続プロービング電力を調整でき、この調整された電力で接続プロービング信号を再送信できる。
接続プロービング信号の再送信回数を記録するカウンタを設定したり、あるいは接続プロービング電力の最大値を設定したりすることも可能である。接続プロービング信号の再送信回数がカウンタの設定された最大値を超えるか、あるいは調整された接続プロービング電力が接続プロービング電力の設定された最大値を超えると、接続プロービング信号がそれ以上送信されなくなる。
リンク・プロービング応答側に対してタイマを設定することもできる。タイマによってあらかじめ定義された時間を過ぎてもリンク・プロービング発信側からの接続プロービング信号がまだ受信されない場合、UEは、それ以上待たずに従来通信モードに入る。
前述の接続プロービング手順は、双方向に実施できる(FDDシステムはそのようである必要がある)。TDDシステムでは、リンクが相互結合されているので、単方向プロービングだけが必要である。
2.リンク監視と維持手順
UE1とUE2との間のダイアログの間、すなわち、P2P接続状態においては、UE1とUE2とは、それぞれの受信信号の品質を連続的に検知する。UEがP2P通信を自身で機能停止させるか、UTRANがP2P接続を終了させるまで、正常なP2P通信を維持するために、UEとノードBとの間の標準的な電力制御方式と同様に、UE1とUE2との間でクローズドループ電力制御方法が実行される。
UE1とUE2との間のダイアログの間、すなわち、P2P接続状態においては、UE1とUE2とは、それぞれの受信信号の品質を連続的に検知する。UEがP2P通信を自身で機能停止させるか、UTRANがP2P接続を終了させるまで、正常なP2P通信を維持するために、UEとノードBとの間の標準的な電力制御方式と同様に、UE1とUE2との間でクローズドループ電力制御方法が実行される。
ここで、UE1とUE2とがそれぞれの受信信号を検出するときに、それぞれで定義した基準(たとえば、受信信号のSIRが所定のしきい値を下回るかどうか、あるいはもう1つのP2P−UEからの信号が特定時間内にまだ受信されないかどうか)を用いて、P2P通信を継続できるかどうかを決定できる。
3.従来通信モードへの「ソフトな」切り替え
P2P通信中に、P2P−UEの通信パフォーマンスがQoS要件を満たすことができないためにP2P接続を従来通信モードに切り替える決定を行う場合は、以下を含むことを実行する。
P2P通信中に、P2P−UEの通信パフォーマンスがQoS要件を満たすことができないためにP2P接続を従来通信モードに切り替える決定を行う場合は、以下を含むことを実行する。
(1)まず、UEが、アップリンク制御チャネルを介して、UTRAN内のノードBにアクセス要求を送信する。これは、従来モードと同様の標準的なランダム・アクセス手続きである。
(2)ノードBは、UEからのアクセス要求を受信すると、すぐに、2つのUEに対してトラフィック・チャネルを再割り当てし、それぞれのUEにアクセス要求のACKメッセージを送信する。
ここで、ノードBは、UEに対してダウンリンク・トラフィック・チャネルだけを割り当て、アップリンク・トラフィック・チャネルを引き続きP2P−DCHにすることができる。これは、ノードBが、P2P通信の間でもP2P−DCHにおいてUE間で交換される情報を引き続き取得できるからである。したがって、P2P−DCHを、従来のUP−UTRAN−DOWNモードにおけるアップリンク・トラフィック・チャネルと見なすこともできる。
(3)2つのUEは、アクセス要求のACKメッセージをノードBから、ダウンリンク制御チャネルを介して受信し、再割り当てされたトラフィック・チャネルを取得すると、すぐに、ともに直接通信と従来通信とのデュアルモード状態に入る。
(4)2つのUEは、デュアルモード状態に入った後、それぞれが、従来モードへの切り替えのACKメッセージをUTRANに送信し、直接通信の無線リソースを解放する要求を送信する。
(5)UTRAN内のノードBは、2つのUEから送信された、従来モードへの切り替えのACKメッセージと、直接通信の無線リソースを解放する要求とを受信すると、すぐに直接通信の無線リソースの回収を開始する。直接通信の無線リソースが解放された後、ノードBは、直接通信の無線リソースを解放することのACKメッセージを、ダウンリンク制御チャネルを介して2つのUEに送信する。
直接通信の無線リソースがすべて解放されるまで、UEは、単純な従来のUP−UTRAN−DOWNモードに完全に入ることができない。言い替えると、従来通信モードへの切り替えを「ソフトに」あるいは「透過的に」行うためには、2つのUEがノードB経由で通信できるようになってはじめて、P2Pリンクが機能停止される。
(6)2つのUEは、ダウンリンク制御チャネルを介してUTRANから送信された、直接通信の無線ソースを解放するACKメッセージを受信すると、すぐに、直接通信と従来通信とのデュアルモード状態を単純な従来通信モードに切り替える。
P2P通信の間の、リンクの確立、維持、および従来通信モードへの円滑な切り替えの手順が、本発明の本質的な部分である。それら3つの手順について、図4と併せて詳細に説明したが、リンクの確立および維持の手順におけるリンクのプロービング、監視と検出との具体的なことについて、以下、図5、6および7と併せて詳細に説明する。
図5に示すように、UE1をリンク・プロービング発信側とし、UE2をリンク・プロービング応答側とすると、実行されることは以下を含む。
UE1が実行することは以下のとおりである。
1.プロービング再送信カウンタM、初期プロービング電力、プロービング電力の変更のステップ・サイズ、および最大許容プロービング電力を設定する(ステップS11)。
2.P2P接続プロービング信号を、P2P−DCHを介して、初期プロービング電力で、UE2に送信する(ステップS12)。
3.P2P−DCH上で、UE2からの応答を監視する(ステップS13)。
4.UE2が応答を返したかどうかを判定する(ステップS14)。UE2が応答を返した場合は、P2P−DCHを介してUE2とのP2P通信を開始する(ステップS18)。
5.UE2が応答しない場合は、ステップ・サイズに従ってプロービング電力を変更し、プロービング信号再送信カウンタMを1減らしてから、接続プロービング信号を再送信する(ステップS15)。
6.プロービング再送信カウンタが0になったかどうか、あるいはプロービング電力が最大許容プロービング電力に達したかどうかを判定する(ステップS16)。プロービング再送信カウンタMが0になったか、あるいはプロービング電力が最大許容プロービング電力に達しても、UE1がUE2からの応答をまだ受信できない場合は、接続プロービングの失敗により、UTRANへの再アクセスの要求をUTRANに送信する(ステップS17)。
UE2が実行することは以下のとおりである。
1.通信要件を満たす最小SIRを設定し、プロービング・タイマTを設定し、作動させる(ステップS21)。
2.P2P−DCH上で、UE1からの接続プロービング信号を待つ(ステップS22)。
3.接続プロービング信号が受信されたかどうか、およびその信号のSIRがP2P通信の基本要件を満たすかどうかを判定する(ステップS23)。接続プロービング信号が受信され、その信号のSIRがP2P通信の基本要件を満たす場合は、P2P接続プロービング応答を、P2P−DCHを介してUE1に送信する(ステップS24)。
4.そうでない場合は、タイマTが時間切れになっていないかどうかを調べる(ステップS25)。時間切れになっている場合は、接続プロービングの失敗により、UTRANへの再アクセスの要求を送信する(ステップS26)。時間切れになっていない場合は、ステップS22に戻り、接続プロービング信号を待つ。
図6と7とは、それぞれ、UE1とUE2とがP2P通信中の受信信号に従ってそれぞれの送信電力を調整することを示している。ここで、UE1は、UTRANによって指定された発呼側すなわちP2P通信開始者であり、UE2は被呼側であるとしている。
図6に示すように、UE1が実行することは以下を含む。
まず、初期送信電力を、最後の接続プロービング手順で決定された電力値に設定する(ステップS1)。直接通信リンクのP2P−DCHを介してUE2に信号を送信する(ステップS2)。次にP2P接続タイマTを作動させ(ステップS3)、P2P−DCHを介してUE2からの信号の受信を開始する(ステップS4)。UE2からの信号が受信されたかどうかを判定する(ステップS5)。UE2からの信号がP2P−DCHを介して受信されない場合は、タイマTが時間切れになっていないかどうかを判定する(ステップS6)。タイマTが時間切れになっている場合は、ノードBへの再アクセスを要求する(ステップS10)。UE2からの信号がP2P−DCHを介して受信された場合は、UE2からの信号が直接通信の基本QoS要件(たとえば、SIR)を満たすかどうかを検知する(ステップS7)。直接通信の基本QoS要件が満たされない場合は、ノードBへの再アクセスを要求する(ステップS10)。直接通信の基本QoS要件が満たされている場合は、受信信号のSIRをターゲットSIRと比較して電力制御指示内容を決定し、UE2に送信される信号に電力制御指示内容を挿入する(ステップS8)。直接通信リンクを介してのUE2からの信号に含まれる電力制御指示内容に従って、送信電力を調整する(ステップS9)。
図7に示すように、UE2が実行するステップは以下を含む。
まず、送信電力を、最後の接続プロービング手順の間に決定された電力値に設定する(ステップS100)。その後、直接通信リンクのP2P−DCHを介してUE1に信号を送信する(ステップS200)。次にP2P接続タイマTを開始し(ステップS300)、P2P−DCHを介してUE1からの信号の受信を開始する(ステップS400)。UE1からの信号が受信されたかどうかを判定する(ステップS500)。UE2からの信号がP2P−DCHを介して受信されない場合は、タイマTが時間切れになっていないかどうかを判定する(ステップS600)。タイマTが時間切れになっている場合は、ノードBへの再アクセスを要求する(ステップS1000)。UE1からの信号がP2P−DCHを介して受信されたらすぐに、UE1からの信号が直接通信の基本QoS要件(たとえば、SIR)を満たすかどうかを検知する(ステップS700)。直接通信の基本QoS要件が満たされない場合は、ノードBへの再アクセスを要求する(ステップS1000)。直接通信の基本QoS要件が満たされている場合は、受信信号のSIRをターゲットSIRと比較して電力制御指示内容を決定し、UE1に送信される信号に電力制御指示内容を挿入する(ステップS800)。直接通信リンクを介してのUE1からの信号に含まれる電力制御指示内容に従って、送信電力を調整する(ステップS900)。
図6と7とに示したP2P通信監視手順では、電力制御指示の決定に用いるターゲットSIRを、P2P通信の開始時にUTRANからダウンリンク制御チャネルを介して取得するか、あるいはUE自身がQoS要件または測定データに従って直接調整することができる。さらに、UTRANが、P2P−DCHから取得した情報に従ってターゲットSIRを調整することもできる。
また、3GPP TS 25.221「Physical channels and mapping of transport channels onto physical channels (TDD)」では、トラフィック・バースト構造における電力制御指示の位置(たとえば、TPC−送信電力制御シンボル)について詳細に説明されている。
上記文献では、接続プロービング、P2P通信の維持、およびP2P通信から従来モードへの円滑な切り替えに必要な手順について、添付図面と併せて詳細な説明が行われている。前述の各手順において関連するパラメータはすべて、既存の通信システムの上位層ソフトウェアを修正することによって実装できるため、既存の通信システムのハードウェア・モジュールをかなり流用することが可能である。言い換えると、リンクのプロービング、維持および切り替えの手順は、リンクのプロービング、維持および従来通信モードへの切り替えに必要なメッセージを、UTRANが制御チャネルを介してUEに送信できるように、既存の上位層プロトコル・ソフトウェアを修正し、同時に、既存のUEおよび基地局サブシステムのハードウェア設定を変更することなく、UEで実行される当該ソフトウェアを修正することだけで達成できる。
本発明は、ハードウェアでもソフトウェアでも、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせでも実施できる。ハードウェアで実施する場合、関係するコンポーネントは以下のとおりである。
1.接続プロービング手順
1.UEについて
(1)直接通信リンクに対して割り当てられたUEがリンク・プロービング発信側として動作する場合、無線通信システムにおけるこのUEの、P2P無線リンクを確立するためのシステムは、接続プロービング信号送信ユニットと監視ユニットと通信ユニットと電力調整ユニットとカウンタと要求切り替え手段とを含む。接続プロービング信号送信ユニットは、リンク・プロービング応答側として動作するもう1つのUEに対し、接続プロービング信号を、割り当てられた直接通信リンクを介して、事前設定された初期プロービング電力で送信する。この場合、初期プロービング電力は、UEのP2P要求に応答してノードBから送信されたメッセージより取得されるパラメータ(P2P通信の許容可能な電波距離内でのリンク・プロービング発信側とリンク・プロービング応答側の間の推定経路損失、リンク・プロービング応答側の受信機感度および電力レベルなど)によって決定できる。監視ユニットは、リンク・プロービング応答側からのACKメッセージを検出するために、直接通信リンクを監視する。通信ユニットは、リンク・プロービング応答側からACKメッセージを受信した後、直接通信リンクを介して、リンク・プロービング応答側と直接通信する。電力調整ユニットは、UEが、リンク・プロービング応答側からのACKメッセージを受信できない場合に、調整されたプロービング電力で接続プロービング信号を送信できるように、UEのプロービング電力を調整する。この場合、電力調整ユニットは、UEが、調整されたプロービング電力で接続プロービング信号を何度でも再送信できるように、UEのプロービング電力を何度でも調整できる。カウンタは、接続プロービング信号の再送信回数がカウンタのしきい値を超えたときに、従来通信モードへの切り替えの要求をトリガする。要求切り替え手段は、前記調整されたプロービング電力が所定の最大プロービング電力を上回ったとき、またはカウンタによってトリガされた切り替え要求を受信するとすぐに、従来通信モードへの切り替えを要求する。
1.UEについて
(1)直接通信リンクに対して割り当てられたUEがリンク・プロービング発信側として動作する場合、無線通信システムにおけるこのUEの、P2P無線リンクを確立するためのシステムは、接続プロービング信号送信ユニットと監視ユニットと通信ユニットと電力調整ユニットとカウンタと要求切り替え手段とを含む。接続プロービング信号送信ユニットは、リンク・プロービング応答側として動作するもう1つのUEに対し、接続プロービング信号を、割り当てられた直接通信リンクを介して、事前設定された初期プロービング電力で送信する。この場合、初期プロービング電力は、UEのP2P要求に応答してノードBから送信されたメッセージより取得されるパラメータ(P2P通信の許容可能な電波距離内でのリンク・プロービング発信側とリンク・プロービング応答側の間の推定経路損失、リンク・プロービング応答側の受信機感度および電力レベルなど)によって決定できる。監視ユニットは、リンク・プロービング応答側からのACKメッセージを検出するために、直接通信リンクを監視する。通信ユニットは、リンク・プロービング応答側からACKメッセージを受信した後、直接通信リンクを介して、リンク・プロービング応答側と直接通信する。電力調整ユニットは、UEが、リンク・プロービング応答側からのACKメッセージを受信できない場合に、調整されたプロービング電力で接続プロービング信号を送信できるように、UEのプロービング電力を調整する。この場合、電力調整ユニットは、UEが、調整されたプロービング電力で接続プロービング信号を何度でも再送信できるように、UEのプロービング電力を何度でも調整できる。カウンタは、接続プロービング信号の再送信回数がカウンタのしきい値を超えたときに、従来通信モードへの切り替えの要求をトリガする。要求切り替え手段は、前記調整されたプロービング電力が所定の最大プロービング電力を上回ったとき、またはカウンタによってトリガされた切り替え要求を受信するとすぐに、従来通信モードへの切り替えを要求する。
(2)直接通信リンクに対して割り当てられたUEがリンク・プロービング応答側として動作する場合、無線通信システムにおけるこのUEの、P2P無線リンクを確立するためのシステムは、接続プロービング信号受信手段とACKメッセージ送信手段とタイマと要求切り替えユニットとを含む。接続プロービング信号受信手段は、直接通信リンクを介して、リンク・プロービング発信側から接続プロービング信号を受信する。ACKメッセージ送信手段は、接続プロービング信号を受信し、この接続プロービング信号が直接通信の基本要件を満たしている場合に、ACKメッセージを、直接通信リンクを介してリンク・プロービング発信側に送信する。タイマは、制限時間を設定する。要求切り替えユニットは、直接通信の基本要件を満たす接続プロービング信号を、制限時間を過ぎてもリンク・プロービング発信側からやはり受信していない場合に、従来通信モードへの切り替えを要求する。
(3)UEがリンク・プロービング発信側としてもリンク・プロービング受信側としても動作可能な場合、無線通信システムにおけるこのUEの、P2P無線リンクを確立するためのシステムは、UEがリンク・プロービング発信側およびリンク・プロービング受信側としてそれぞれ動作する場合に、前述のハードウェア・コンポーネントをすべて含んでいなければならない。
2.基地局サブシステムについて
無線通信システムにおける基地局サブシステムの、P2P無線リンクを確立するためのシステムは、受信ユニットと初期プロービング電力メッセージ送信ユニットとを含む。受信ユニットは、リンク・プロービング発信側から要求信号を受信し、リンク・プロービング応答側から応答信号を受信する。初期プロービング電力メッセージ送信ユニットは、直接通信リンクをUEに割り当てた後、要求信号と応答信号とに従い、ダウンリンク制御チャネルを介して、初期プロービング電力の設定に関する情報をリンク・プロービング発信側に送信する。この場合、初期プロービング電力の設定に関する情報を、P2P要求への応答として基地局サブシステムからUEに送信されるメッセージに含めることができ、この情報は、P2P通信の許容可能な電波距離内でのリンク・プロービング発信側とリンク・プロービング応答側との間の推定経路損失、リンク・プロービング応答側の受信機感度および受信電力レベル、その他などのパラメータを含むこともできる。
無線通信システムにおける基地局サブシステムの、P2P無線リンクを確立するためのシステムは、受信ユニットと初期プロービング電力メッセージ送信ユニットとを含む。受信ユニットは、リンク・プロービング発信側から要求信号を受信し、リンク・プロービング応答側から応答信号を受信する。初期プロービング電力メッセージ送信ユニットは、直接通信リンクをUEに割り当てた後、要求信号と応答信号とに従い、ダウンリンク制御チャネルを介して、初期プロービング電力の設定に関する情報をリンク・プロービング発信側に送信する。この場合、初期プロービング電力の設定に関する情報を、P2P要求への応答として基地局サブシステムからUEに送信されるメッセージに含めることができ、この情報は、P2P通信の許容可能な電波距離内でのリンク・プロービング発信側とリンク・プロービング応答側との間の推定経路損失、リンク・プロービング応答側の受信機感度および受信電力レベル、その他などのパラメータを含むこともできる。
2.P2P直接通信リンク維持手順
P2P通信手順において、無線通信システムにおけるUEの、P2P無線リンクを維持するためのシステムは、信号送信ユニットと信号受信ユニットと信号検知ユニットと電力制御指示内容決定ユニットと電力制御指示挿入ユニットと電力調整ユニットとタイマと要求切り替えユニットとを含む。信号送信ユニットは、直接通信リンクを介してもう1つのUEに信号を送信する。信号受信ユニットは、直接通信リンクを介して、もう1つのUEから送信された信号を受信する。信号検知ユニットは、前記もう1つのUEからの信号が直接通信のQoS要件を満たすかどうかを検知する。電力制御指示内容決定ユニットは、直接通信のQoS要件が満たされている場合に、特定の基準(SIR要件やBER要件など)に従って電力制御指示内容を決定する。電力制御指示挿入ユニットは、前記もう1つのUEに送信される信号に電力制御指示内容を挿入する。電力調整ユニットは、直接通信リンクを介して前記もう1つのUEから送信された信号に含まれる電力制御指示内容に従って、UEの送信電力を調整する。タイマは、制限時間を設定する。要求切り替えユニットは、UEが、直接通信リンクを介して前記もう1つのUEから送信された信号を、制限時間を過ぎてもまだ受信していない場合に、従来通信モードへの切り替えを要求する。
P2P通信手順において、無線通信システムにおけるUEの、P2P無線リンクを維持するためのシステムは、信号送信ユニットと信号受信ユニットと信号検知ユニットと電力制御指示内容決定ユニットと電力制御指示挿入ユニットと電力調整ユニットとタイマと要求切り替えユニットとを含む。信号送信ユニットは、直接通信リンクを介してもう1つのUEに信号を送信する。信号受信ユニットは、直接通信リンクを介して、もう1つのUEから送信された信号を受信する。信号検知ユニットは、前記もう1つのUEからの信号が直接通信のQoS要件を満たすかどうかを検知する。電力制御指示内容決定ユニットは、直接通信のQoS要件が満たされている場合に、特定の基準(SIR要件やBER要件など)に従って電力制御指示内容を決定する。電力制御指示挿入ユニットは、前記もう1つのUEに送信される信号に電力制御指示内容を挿入する。電力調整ユニットは、直接通信リンクを介して前記もう1つのUEから送信された信号に含まれる電力制御指示内容に従って、UEの送信電力を調整する。タイマは、制限時間を設定する。要求切り替えユニットは、UEが、直接通信リンクを介して前記もう1つのUEから送信された信号を、制限時間を過ぎてもまだ受信していない場合に、従来通信モードへの切り替えを要求する。
3.P2P直接モードから従来通信モードへの切り替え
無線通信システムにおいてUEがP2P通信を従来通信に切り替えるためのシステムは、要求送信ユニットと直接通信無線リソース解放要求送信ユニットとモード切り替えユニットとを含む。要求送信ユニットは、従来通信モードへの切り替えの要求を、アップリンク制御チャネルを介して基地局サブシステムに送信する。直接通信無線リソース解放要求送信ユニットは、従来モードへの切り替えのACKメッセージを基地局サブシステムに送信し、基地局サブシステムからダウンリンク制御チャネルを介して送信された、切り替え要求のACKメッセージを受信し、再割り当てされたトラフィック・チャネルを従来通信モードで取得して、直接通信と従来通信とのデュアルモードに入るとすぐに、直接通信の無線リソースを解放する要求を送信する。モード切り替えユニットは、ダウンリンク制御チャネルを介して基地局サブシステムから送信された、直接通信の無線リソースを解放する要求のACKメッセージを受信するとすぐに、直接通信と従来通信とのデュアルモードを単純な従来通信モードに切り替える。
無線通信システムにおいてUEがP2P通信を従来通信に切り替えるためのシステムは、要求送信ユニットと直接通信無線リソース解放要求送信ユニットとモード切り替えユニットとを含む。要求送信ユニットは、従来通信モードへの切り替えの要求を、アップリンク制御チャネルを介して基地局サブシステムに送信する。直接通信無線リソース解放要求送信ユニットは、従来モードへの切り替えのACKメッセージを基地局サブシステムに送信し、基地局サブシステムからダウンリンク制御チャネルを介して送信された、切り替え要求のACKメッセージを受信し、再割り当てされたトラフィック・チャネルを従来通信モードで取得して、直接通信と従来通信とのデュアルモードに入るとすぐに、直接通信の無線リソースを解放する要求を送信する。モード切り替えユニットは、ダウンリンク制御チャネルを介して基地局サブシステムから送信された、直接通信の無線リソースを解放する要求のACKメッセージを受信するとすぐに、直接通信と従来通信とのデュアルモードを単純な従来通信モードに切り替える。
無線通信システムの基地局サブシステムで用いられる、P2P通信を従来通信モードに切り替えるシステムは、従来通信モード要求受信ユニットと切り替え要求ACKメッセージ送信ユニットと直接通信無線リソース解放要求受信ユニットと直接通信無線リソース回収ユニットと直接通信無線リソース解放ACKメッセージ送信ユニットとを含む。従来通信モード要求受信ユニットは、従来通信モードへの切り替えの要求を、アップリンク制御チャネルを介してUEから受信する。切り替え要求ACKメッセージ送信ユニットは、2つのUEが直接通信と従来通信とのデュアルモードに入ることができるように、切り替え要求のACKメッセージを直接通信モードで2つのUEに送信し、従来通信モードでトラフィック・チャネルを再割り当てする。直接通信無線リソース解放要求受信ユニットは、2つのUEから送信された、従来モードへの切り替えのACKメッセージと、直接通信の無線リソースを解放する要求とを受信する。直接通信無線リソース回収ユニットは、直接通信の無線リソースを回収する。直接通信無線リソース解放ACKメッセージ送信ユニットは、直接通信の無線リソースが回収された後、直接通信の無線リソースの解放のACKメッセージを、ダウンリンク制御チャネルを介して2つのUEに送信する。これにより、2つのUEは、直接通信と従来通信とのデュアルモードを単純な従来通信モードに切り替えることができる。
この場合、基地局サブシステムは、UEに関してはダウンリンク・トラフィック・チャネルだけを割り当てることができ、アップリンク・トラフィック・チャネルは引き続きP2P−DCHとすることができる。これは、基地局サブシステムのノードBがUE間で交換される情報をP2P−DCHでも取得できるためである。したがって、P2P−DCHを、従来のUP−UTRAN−DOWN通信モードにおけるアップリンク・トラフィック・チャネルと見なすこともできる。
前述のように、本発明で提案される、無線通信システムにおいてP2P通信による無線リンクを確立する方法およびシステムにおいては、接続プロービング信号を送信するために接続プロービング手順を用いる。これにより、P2P通信手順の実行中にUE間でP2P接続が確立されることが実質的に保証される。UEは、P2P通信手順が実行される間、もう1つのUEからの受信信号を監視し続ける。基本QoS要件が満たされる場合、UEは、受信信号の測定値を、特定の基準によるターゲット値と比較することによって、ピアUEに送信する電力制御指示を生成し、受信信号に含まれる、ピアUEから送信された電力制御指示に従って自身の送信電力を調整する。これらによって、P2P通信の円滑な動作が保証される。さらに、ここでP2P直接通信と従来通信とのデュアルモード移行フェーズが加わる。これにより、UEは、直接通信の無線リソースがすべて回収されてはじめて直接通信を機能停止させることができるので、P2P通信モードを従来通信モードに円滑に切り替えることができる。
本明細書において強調しておきたいのは、本発明の技術的実現方法すべてが、既存の通信システムの上位層プロトコルのソフトウェア・モジュールを修正することで実施可能であり、したがって、ハードウェア・モジュールのかなりの流用が可能であることである。
P2P通信による無線リンクを維持する記載の方法で用いられる電力制御方式は、主に音声サービスを対象としたものであるが、その動作原理はパケット・データ・サービスにも好適である。
本発明で提案された、P2P無線リンクの確立および維持の方法が、無線Ad Hocネットワーク、3GPP HCR−TDDシステム、TD−SCDMA無線通信システム、およびその他の先進的な無線通信システムに対して適用可能であることは、当業者であれば理解されよう。
Claims (54)
- 2つのユーザ端末の間でP2P無線接続を確立する方法であって、ネットワーク・システムが直接通信リンクを前記ユーザ端末に既に割り当てた後に、リンク・プロービング発信側であるユーザ端末によって実行されるステップは、
リンク・プロービング応答側であるもう1つのユーザ端末に対し、接続プロービング信号を、前記割り当てられた直接通信リンクを介して、設定された初期プロービング電力で送信することと、
リンク・プロービング応答側である前記もう1つのユーザ端末からの肯定応答(ACK)メッセージを検出するために前記直接通信リンクを監視することと、
リンク・プロービング応答側から前記ACKメッセージを受信した後、前記直接通信リンクを介して、リンク・プロービング応答側である前記もう1つのユーザ端末と直接通信することとを含む方法。 - リンク・プロービング応答側である前記ユーザ端末によって実行されるステップは、
リンク・プロービング発信側であるもう1つのユーザ端末からの接続プロービング信号を、直接通信リンクを介して受信することと、
前記接続プロービング信号を受信し、前記信号が直接通信の基本要件を満たす場合に、リンク・プロービング発信側である前記もう1つのユーザ端末に前記ACKメッセージを、前記直接通信リンクを介して送信することとを含む、請求項1に記載の、P2P無線接続を確立する方法。 - リンク・プロービング応答側である前記もう1つのユーザ端末からの前記ACKメッセージを特定時間内に受信できなかった場合に、前記ユーザ端末のプロービング電力を調整し、前記調整されたプロービング電力で接続プロービング信号を再送信することをさらに含む、請求項1または2に記載の、P2P無線接続を確立する方法。
- 前記ユーザ端末が、調整されたプロービング電力で信号を送信しても、リンク・プロービング応答側である前記もう1つのユーザ端末からの前記ACKメッセージを前記特定時間内にやはり受信できない場合に、前記プロービング電力を再調整し、前記再調整されたプロービング電力で接続プロービング信号を再送信することをさらに含む、請求項3に記載の、P2P無線接続を確立する方法。
- 最大許容プロービング電力を設定することと、
前記調整されたプロービング電力が前記最大許容プロービング電力を上回る場合に、従来通信モードへの切り替えの要求をネットワーク・システムに送信することとをさらに含む、請求項3または4に記載の、P2P無線接続を確立する方法。 - 接続プロービング信号の再送信回数を設定することと、
接続プロービング信号の前記再送信回数を超えた場合に、従来通信モードへの切り替えの要求をネットワーク・システムに送信することとをさらに含む、請求項4に記載の、P2P無線接続を確立する方法。 - 前記初期プロービング電力が、ダウンリンク制御チャネルを介してネットワーク・システムから送信される情報に従って設定される、請求項1から6のいずれかに記載の、P2P無線接続を確立する方法。
- 前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムから送信される前記情報が、リンク・プロービング発信側とリンク・プロービング応答側との間のP2P通信の許容無線距離内の推定経路損失レベルを含む、請求項7に記載の、P2P無線接続を確立する方法。
- 前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムから送信される前記情報が、リンク・プロービング応答側の受信感度を含む、請求項7に記載の、P2P無線接続を確立する方法。
- 前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムから送信される前記情報が、リンク・プロービング応答側の受信電力のオーダーを含む、請求項7に記載の、P2P無線接続を確立する方法。
- 制限時間を設定することと、
直接通信の基本要件を満たすリンク・プロービング信号を、前記制限時間を過ぎても、リンク・プロービング発信側である前記もう1つのユーザ端末からやはり受信できない場合に、従来通信モードへの切り替えの要求を前記ネットワーク・システムに送信することとをさらに含む、請求項2から10のいずれか一項に記載の、P2P無線接続を確立する方法。 - 2つのユーザ端末の間でP2P無線接続を確立する方法であって、前記ネットワーク・システムが直接通信リンクを前記ユーザ端末に既に割り当てた後に、リンク・プロービング応答側であるユーザ端末によって実行されるステップは、
リンク・プロービング発信側であるもう1つのユーザ端末からの接続プロービング信号を、前記直接通信リンクを介して受信することと、
接続プロービング信号を受信し、前記接続プロービング信号が直接通信の基本要件を満たしている場合に、肯定応答(ACK)メッセージを、前記直接通信リンクを介して前記リンク・プロービング発信側に送信することとを含む方法。 - 制限時間を設定することと、
直接通信の基本要件を満たす前記接続プロービング信号を、前記制限時間を過ぎても、前記リンク・プロービング発信側から受信できない場合に、従来通信モードへの切り替えの要求を前記ネットワーク・システムに送信することとをさらに含む、請求項12に記載の、P2P無線接続を確立する方法。 - ネットワーク・システムによって割り当てられた直接通信リンクを介して、設定された初期プロービング電力で、リンク・プロービング応答側であるもう1つのユーザ端末に接続プロービング信号を送信する接続プロービング信号送信ユニットと、
リンク・プロービング応答側からの肯定応答(ACK)メッセージを検出するために前記直接通信リンクを監視する監視ユニットと、
リンク・プロービング応答側から前記ACKメッセージを受信した後、前記直接通信リンクを介して、リンク・プロービング応答側と直接通信する通信ユニットとを備えるユーザ端末。 - リンク・プロービング発信側である前記もう1つのユーザ端末からの接続プロービング信号を、前記直接通信リンクを介して受信する接続プロービング信号受信手段と、
接続プロービング信号を受信し、前記接続プロービング信号が直接通信の基本要件を満たしている場合に、ACKメッセージを、前記直接通信リンクを介してリンク・プロービング発信側に送信するACKメッセージ送信手段とをさらに備える、請求項14に記載のユーザ端末。 - 前記ユーザ端末が、リンク・プロービング応答側である前記もう1つのユーザ端末からの前記ACKメッセージを特定時間内に受信できない場合に、前記ユーザ端末のプロービング電力を調整して、前記調整されたプロービング電力で接続プロービング信号を送信できるようにする電力調整ユニットをさらに備える、請求項14または15に記載のユーザ端末。
- 前記調整されたプロービング電力が所定の最大プロービング電力を上回っている場合に、従来通信モードへの切り替えを前記ネットワーク・システムに要求する要求切り替えユニットをさらに備える、請求項16に記載のユーザ端末。
- 前記ユーザ端末によって調整されたプロービング電力で接続プロービング信号を再送信した回数をカウントするカウンタと、
接続プロービング信号の再送信回数が前記カウンタのしきい値を超えたときに、従来通信モードへの切り替えの要求を前記ネットワーク・システムに送信する要求切り替え手段とをさらに備える、請求項16に記載のユーザ端末。 - 前記初期プロービング電力が、前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムから送信される情報に従って設定される、請求項14から18のいずれかに記載のユーザ端末。
- 前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムから送信される前記情報が、リンク・プロービング発信側とリンク・プロービング応答側との間のP2P通信の許容無線距離内の推定経路損失レベルを含む、請求項19に記載のユーザ端末。
- 前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムから送信される前記情報が、リンク・プロービング応答側の受信感度を含む、請求項19に記載のユーザ端末。
- 前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムから送信される前記情報が、リンク・プロービング応答側の受信電力レベルを含む、請求項19に記載のユーザ端末。
- 制限時間を設定するタイマと、
直接通信の基本要件を満たす前記接続プロービング信号を、前記制限時間を過ぎても、リンク・プロービング発信側である前記もう1つのユーザ端末からやはり受信できない場合に、従来通信モードへの切り替えの要求を前記ネットワーク・システムに送信する要求切り替えユニットとをさらに備える、請求項15から22のいずれか一項に記載のユーザ端末。 - 前記ネットワーク・システムによって前記ユーザ端末に割り当てられた前記直接通信リンクを介して、リンク・プロービング発信側から接続プロービング信号を受信する接続プロービング信号受信手段と、
接続プロービング信号を受信し、前記接続プロービング信号が直接通信の基本要件を満たしている場合に、ACKメッセージを、前記直接通信リンクを介してリンク・プロービング発信側に送信するACKメッセージ送信手段とを備えるユーザ端末。 - 制限時間を設定するタイマと、
直接通信の基本要件を満たす前記接続プロービング信号を、前記制限時間を過ぎても、リンク・プロービング発信側である前記もう1つのユーザ端末からやはり受信できない場合に、従来通信モードへの切り替えの要求を前記ネットワーク・システムに送信する要求切り替えユニットとをさらに備える、請求項24に記載のユーザ端末。 - 無線通信システムにおいてP2P無線接続を確立する方法であって、
リンク・プロービング発信側から要求信号を受信し、リンク・プロービング応答側から応答信号を受信することと、
前記要求信号と前記応答信号とに従って、リンク・プロービング発信側のユーザ端末とリンク・プロービング応答側のユーザ端末とに直接通信リンクを割り当てた後、前記ダウンリンク制御チャネルを介して、初期プロービング電力の設定に関する情報をリンク・プロービング発信側に送信することとを含む方法。 - 前記ネットワーク・システムから送信される、初期プロービング電力の設定に関する前記情報が、リンク・プロービング発信側とリンク・プロービング応答側との間のP2P通信の許容無線距離内の推定経路損失レベルを含む、請求項26に記載の、P2P無線接続を確立する方法。
- 前記ネットワーク・システムから送信される、初期プロービング電力の設定に関する前記情報が、リンク・プロービング応答側の受信感度を含む、請求項26に記載の、P2P無線接続を確立する方法。
- 前記ネットワーク・システムから送信される、初期プロービング電力の設定に関する前記情報が、リンク・プロービング応答側の受信電力レベルを含む、請求項26に記載の、P2P無線接続を確立する方法。
- リンク・プロービング発信側から要求信号を受信し、リンク・プロービング応答側から応答信号を受信する受信ユニットと、
前記要求信号と前記応答信号とに従って、リンク・プロービング発信側のユーザ端末とリンク・プロービング応答側のユーザ端末とに直接通信リンクを割り当てた後、前記ダウンリンク制御チャネルを介して、初期プロービング電力の設定に関する情報をリンク・プロービング発信側に送信する送信ユニットとを備えるネットワーク・システム。 - 初期プロービング電力の設定に関する前記情報が、リンク・プロービング発信側とリンク・プロービング応答側との間のP2P通信の許容無線距離内の推定経路損失レベルを含む、請求項30に記載のネットワーク・システム。
- 初期プロービング電力の設定に関する前記情報が、リンク・プロービング応答側の受信感度を含む、請求項30に記載のネットワーク・システム。
- 初期プロービング電力の設定に関する前記情報が、リンク・プロービング応答側の受信電力レートを含む、請求項30に記載のネットワーク・システム。
- 2つのユーザ端末の間でP2P無線接続を維持する方法であって、前記ネットワーク・システムが直接通信リンクを前記ユーザ端末に既に割り当てた後に、前記ユーザ端末の1つによって実行されることが、
前記直接通信リンクを介して、もう1つのユーザ端末に信号を送信することと、
前記直接通信リンクを介して、前記もう1つのユーザ端末から送信された信号を受信することと、
前記もう1つのユーザ端末からの信号が直接通信の基本Qos要件を満たすかどうかを検出することと、
直接通信の基本Qos要件が満たされる場合に、特定の規則に従って電力制御指示内容を決定することと、
前記もう1つのユーザ端末に送信される信号に前記電力制御指示内容を挿入することと、
前記もう1つのユーザ端末から前記直接通信リンクを介して送信された信号に含まれる電力制御指示内容に従って、前記ユーザ端末の送信電力を調整することとを含む方法。 - 制限時間を設定することと、
前記制限時間を過ぎても、前記直接通信リンクを介して、前記もう1つのユーザ端末から信号をやはり受信できない場合に、従来通信モードへの切り替えの要求を前記ネットワーク・システムに送信することとをさらに含む、請求項34に記載の、P2P無線接続を維持する方法。 - 通信パフォーマンスが前記基本QoS要件を満たさない場合に、前記ユーザ端末が従来通信モードへの切り替えを前記ネットワーク・システムに要求することをさらに含む、請求項34または35に記載の、P2P無線接続を維持する方法。
- 前記特定の規則がSIRの要件である場合に、前記特定の規則に従って電力制御指示内容を決定する前記ステップが、
前記直接通信リンクを介して前記もう1つのユーザ端末から送信された受信信号のSIRをターゲットSIRと比較して電力制御指示内容を決定することをさらに含む、請求項34、35または36に記載の、P2P無線接続を維持する方法。 - 前記特定の規則がBERの要件である場合に、前記特定の規則に従って電力制御指示内容を決定する前記ステップが、
前記直接通信リンクを介してもう1つのユーザ端末から送信された受信信号のBERを所定のBERと比較して電力制御指示内容を決定することをさらに含む、請求項34、35または36に記載の、P2P無線接続を維持する方法。 - 前記ネットワーク・システムによってユーザ端末に割り当てられた前記直接通信リンクを介して、もう1つのユーザ端末に信号を送信する信号送信ユニットと、
前記直接通信リンクを介して、前記もう1つのユーザ端末から送信された信号を受信する信号受信ユニットと、
前記もう1つのユーザ端末からの信号が直接通信のQoS要件を満たすかどうかを検知する信号検知ユニットと、
直接通信のQoS要件が満たされる場合に、特定の規則に従って電力制御指示内容を決定する電力制御指示内容決定ユニットと、
前記もう1つのユーザ端末に送信される信号に前記電力制御指示内容を挿入する電力制御指示挿入ユニットと、
前記直接通信リンクを介して前記もう1つのユーザ端末から送信された信号に含まれる前記電力制御指示内容に従って、ユーザ端末の送信電力を調整する電力調整ユニットとを備えるユーザ端末。 - 制限時間を設定するタイマと、
前記制限時間を過ぎても、前記直接通信リンクを介して前記もう1つのユーザ端末から送信された信号をやはり受信していない場合に、従来通信モードへの切り替えを前記ネットワーク・システムに要求する要求切り替えユニットとをさらに備える、請求項39に記載のユーザ端末。 - 直接通信がQoS要件を満たすことができない場合に、従来通信モードへの切り替えを前記ネットワーク・システムに要求する切り替えユニットをさらに備える、請求項39または40に記載のユーザ端末。
- 前記直接通信リンクを介して前記もう1つのユーザ端末から送信された受信信号のSIRをターゲットSIRと比較するか、あるいは前記直接通信リンクを介してもう1つのユーザ端末から送信された受信信号のBERを所定のBERと比較して、前記電力制御指示内容を決定する比較ユニットをさらに備える、請求項39、40または41に記載のユーザ端末。
- ユーザ端末においてP2P通信を従来通信に切り替える方法であって、
直接通信モードの前記ユーザ端末が、従来通信モードへの切り替えの要求を、アップリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムに送信することと、
前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムから送信された、前記切り替え要求のACKメッセージを受信し、従来通信モードで再割り当てされたトラフィック・チャネルを取得した後、直接通信と従来通信とのデュアルモード状態に入ることと、
前記デュアルモード状態に入った後、前記直接通信の無線リソースを解放する要求を、前記ネットワーク・システムに送信することと、
前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムから送信された、前記直接通信の無線リソースを解放する前記要求のACKメッセージを受信した後、直接通信と従来通信との前記デュアルモード状態を単独の従来通信モードに切り替えることとを含む方法。 - 前記ユーザ端末に再割り当てされた、従来通信モードの前記トラフィック・チャネルがダウンリンク/アップリンク・トラフィック・チャネルを含む、請求項43に記載の、P2P通信を従来通信に切り替える方法。
- 直接通信リンクの前記トラフィック・チャネルを、従来通信モードのアップリンク・トラフィック・チャネルまたはダウンリンク・トラフィック・チャネルと見なすことができる、請求項43または44に記載の、P2P通信を従来通信に切り替える方法。
- 無線通信ネットワーク・システムにおいてP2P通信を従来通信に切り替える方法であって、
直接通信モードにあるユーザ端末から、前記アップリンク制御チャネルを介して送信された、従来通信モードへの切り替えの要求を受信することと、
前記切り替え要求のACKメッセージを、前記ダウンリンク制御チャネルを介して、直接通信モードにある前記2つのユーザ端末に送信し、前記2つのユーザ端末が直接通信と従来通信とのデュアルモード状態に入ることができるように、前記2つのユーザ端末に対し、従来通信モードのトラフィック・チャネルを再割り当てすることと、
前記2つのユーザ端末から送信された、直接通信の無線リソースを解放する要求を受信することと、
前記直接通信の無線リソースを回収することと、
前記2つのユーザ端末が直接通信と従来通信とのデュアルモード状態を単独の従来通信モードに切り替えることができるように、直接通信の無線リソースを解放する前記要求のACKメッセージを、前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記2つのユーザ端末に送信することとを含む方法。 - 前記ネットワーク・システムによって前記2つのユーザ端末に再割り当てされた、従来通信モードの前記トラフィック・チャネルが、ダウンリンク・トラフィック・チャネルおよび/またはアップリンク・トラフィック・チャネルを含む、請求項46に記載の、P2P通信を従来通信に切り替える方法。
- 直接通信の前記トラフィック・チャネルを、従来通信のアップリンク・トラフィック・チャネルまたはダウンリンク・トラフィック・チャネルと見なすことができる、請求項46または47に記載の、P2P通信を従来通信に切り替える方法。
- 従来通信モードへの切り替えの要求を、前記アップリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムに送信し、前記ネットワーク・システムから前記ダウンリンク制御チャネルを介して送信された、前記切り替え要求のACKメッセージを受信し、再割り当てされたトラフィック・チャネルを従来通信モードで取得して、直接通信と従来通信のデュアルモードに入った後、直接通信の無線リソースを解放する要求を前記ネットワーク・システムに送信する送信ユニットと、
前記ダウンリンク制御チャネルを介して前記ネットワーク・システムから送信された、直接通信の無線リソースを解放する前記要求のACKメッセージを受信した後、直接通信と従来通信とのデュアルモードを単独の従来通信モードに切り替えるモード切り替えユニットとを含むユーザ端末。 - 前記ユーザ端末に再割り当てされた、従来通信モードの前記トラフィック・チャネルが、ダウンリンク・トラフィック・チャネルおよび/またはアップリンク・トラフィック・チャネルを含む、請求項49に記載のユーザ端末。
- 直接通信リンクの前記トラフィック・チャネルを、従来通信モードのアップリンク・トラフィック・チャネルまたはダウンリンク・トラフィック・チャネルと見なすことができる、請求項49または50に記載のユーザ端末。
- アップリンク制御チャネルを介して直接通信モードのユーザ端末から送信された、従来通信モードへの切り替えの要求を受信し、前記2つのユーザ端末から送信された、直接通信の無線リソースを解放する要求を受信する受信ユニットと、
直接通信モードの前記2つのユーザ端末に対し、前記ダウンリンク制御チャネルを介して、切り替え要求のACKメッセージを送信して、従来通信モードのトラフィック・チャネルを前記2つのユーザ端末に再割り当てし、無線リソースを回収した後、前記2つのユーザ端末に対し、前記ダウンリンク制御チャネルを介して、直接通信の無線リソースを解放する要求のACKメッセージを送信する送信ユニットと、
直接通信の無線リソースを回収する直接通信無線リソース回収ユニットとを備えるネットワーク・システム。 - 前記ネットワーク・システムによって前記2つのユーザ端末に再割り当てされた、従来通信モードの前記トラフィック・チャネルが、ダウンリンク・トラフィック・チャネルおよび/またはアップリンク・トラフィック・チャネルを含む、請求項52に記載のネットワーク・システム。
- 直接通信リンクの前記トラフィック・チャネルを、従来通信モードのアップリンク・トラフィック・チャネルまたはダウンリンク・トラフィック・チャネルと見なすことができる、請求項52または53に記載のネットワーク・システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CNA031198953A CN1527623A (zh) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 无线通信网络中点到点对等通信无线链接建立和保持的方法与装置 |
PCT/IB2004/050182 WO2004077920A2 (en) | 2003-03-07 | 2004-03-01 | Method and system for radio link establishment and maintenance with p2p communication in wireless communication |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006520158A true JP2006520158A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=32932364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006506664A Withdrawn JP2006520158A (ja) | 2003-03-07 | 2004-03-01 | 無線通信におけるp2p通信での無線リンク確立と維持のための方法およびシステム |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060168343A1 (ja) |
EP (1) | EP1604539A2 (ja) |
JP (1) | JP2006520158A (ja) |
CN (2) | CN1527623A (ja) |
TW (1) | TW200529680A (ja) |
WO (1) | WO2004077920A2 (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009516418A (ja) * | 2005-11-11 | 2009-04-16 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | ピア・ツー・ピア通信の干渉を制限する方法および装置 |
JP2010533440A (ja) * | 2007-07-10 | 2010-10-21 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 無線ピアツーピアネットワークにおけるページング実行 |
JP2011520355A (ja) * | 2008-04-29 | 2011-07-14 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | Wanアップリンク帯域及びwanダウンリンク帯域の両方を使用することを提供するピア・ツー・ピア通信の方法及び装置 |
JP2012514435A (ja) * | 2008-12-30 | 2012-06-21 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ピア発見パイロット送信の中央制御 |
WO2012121477A1 (ko) * | 2011-03-08 | 2012-09-13 | 엘지전자 주식회사 | P2p(peer-to-peer) 통신 시스템에서의 harq 방법 및 그 장치 |
WO2012137634A1 (ja) * | 2011-04-01 | 2012-10-11 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動通信方法、コアネットワーク装置、無線基地局及び移動局 |
JP2013500631A (ja) * | 2009-07-22 | 2013-01-07 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ピアツーピア通信に起因する干渉の緩和 |
JP2013502153A (ja) * | 2009-08-13 | 2013-01-17 | アルカテル−ルーセント | 物理セル識別子の分散割振り |
WO2013095000A1 (ko) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | 엘지전자 주식회사 | 근접 서비스 제공을 위한 네트워크-개시 제어 방법 및 장치 |
US8526410B2 (en) | 2007-07-06 | 2013-09-03 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus related to interference management when sharing downlink bandwidth between wide area network usage and peer to peer signaling |
JP2013223193A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Ntt Docomo Inc | 無線通信システム、通信制御装置及び通信制御方法 |
KR101328922B1 (ko) | 2006-09-27 | 2013-11-14 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 및 이를 위한 점 대 점 프로토콜 접속 성공율개선 방법 |
JP2014502082A (ja) * | 2010-11-04 | 2014-01-23 | インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド | ピアトゥピア通信を確立するための方法および装置 |
JP2014530574A (ja) * | 2011-10-03 | 2014-11-17 | インテル・コーポレーション | デバイスツーデバイス通信(d2d通信)メカニズム |
JP2015511804A (ja) * | 2012-03-30 | 2015-04-20 | 日本電気株式会社 | 通信装置、基地局、通信ノード、及びその方法 |
JPWO2014030193A1 (ja) * | 2012-08-24 | 2016-07-28 | 富士通株式会社 | 無線通信方法、無線通信システム、無線基地局および無線端末 |
JP2017022778A (ja) * | 2016-10-06 | 2017-01-26 | 富士通株式会社 | 無線通信方法 |
JPWO2015005158A1 (ja) * | 2013-07-09 | 2017-03-02 | シャープ株式会社 | 通信制御方法、端末装置および基地局装置 |
Families Citing this family (158)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE43127E1 (en) | 2002-06-12 | 2012-01-24 | Intellectual Ventures I Llc | Event-based multichannel direct link |
US8787988B2 (en) | 2003-01-29 | 2014-07-22 | Intellectual Ventures I Llc | Power management for wireless direct link |
US7933293B2 (en) | 2002-06-12 | 2011-04-26 | Xocyst Transfer Ag L.L.C. | Link margin notification using return frame |
US8050360B2 (en) | 2002-06-12 | 2011-11-01 | Intellectual Ventures I Llc | Direct link relay in a wireless network |
US7545771B2 (en) | 2003-01-29 | 2009-06-09 | Xocyst Transfer Ag L.L.C. | Independent direct link protocol |
CN1549612A (zh) | 2003-05-19 | 2004-11-24 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 无线通信网络中点到点对等通信的上行链路同步保持的方法和装置 |
CN1549474A (zh) | 2003-05-19 | 2004-11-24 | �ʼҷ����ֵ��ӹɷ�����˾ | 在tdd cdma通信体系中支持p2p通信的方法和装置 |
CN1622677A (zh) | 2003-11-27 | 2005-06-01 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 一种无线通信网络中支持点到点通信切换的方法 |
WO2005067535A2 (en) * | 2004-01-14 | 2005-07-28 | Conexant Systems, Inc. | Power management in wireless direct link |
CA2563733C (en) | 2004-05-10 | 2014-09-16 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and system for providing autonomous retransmissions in a wireless communication system |
WO2006064411A2 (en) * | 2004-12-17 | 2006-06-22 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Power control method and apparatus for p2p communication |
WO2006075277A1 (en) * | 2005-01-12 | 2006-07-20 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method and apparatus for multicast communication in wireless communication networks |
CN1881916B (zh) | 2005-06-17 | 2012-07-04 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 一种在通信设备间实现通信的方法及装置 |
WO2006136992A2 (en) * | 2005-06-23 | 2006-12-28 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method and apparatus for group call communication with virtual ad hoc network |
EP1917759B1 (en) * | 2005-08-23 | 2010-12-01 | Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) | Method and arrangement for measuring transmission quality in a packet mode communication network |
US8576846B2 (en) | 2005-10-05 | 2013-11-05 | Qualcomm Incorporated | Peer-to-peer communication in ad hoc wireless network |
US8077683B2 (en) * | 2005-11-03 | 2011-12-13 | Interdigital Technology Corporation | Method and system for performing peer-to-peer communication between stations within a basic service set |
US7734292B2 (en) * | 2005-12-07 | 2010-06-08 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Terminal supporting peer-to-peer communication, and communication and billing methods based on the same |
AU2007203852B2 (en) | 2006-01-05 | 2010-08-26 | Lg Electronics Inc. | Transmitting data in a mobile communication system |
KR100912784B1 (ko) | 2006-01-05 | 2009-08-18 | 엘지전자 주식회사 | 데이터 송신 방법 및 데이터 재전송 방법 |
KR101333918B1 (ko) | 2006-01-05 | 2013-11-27 | 엘지전자 주식회사 | 이동 통신 시스템의 점-대-다 서비스 통신 |
WO2007078165A1 (en) * | 2006-01-05 | 2007-07-12 | Lg Electronics Inc. | Transmitting information in mobile communications system |
KR101187076B1 (ko) | 2006-01-05 | 2012-09-27 | 엘지전자 주식회사 | 이동 통신 시스템에 있어서 신호 전송 방법 |
KR101211807B1 (ko) | 2006-01-05 | 2012-12-12 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 시스템에서 무선단말의 동기상태 관리방법 |
US9456455B2 (en) | 2006-01-05 | 2016-09-27 | Lg Electronics Inc. | Method of transmitting feedback information in a wireless communication system |
KR101319870B1 (ko) | 2006-01-05 | 2013-10-18 | 엘지전자 주식회사 | 이동 통신 시스템에서의 핸드오버 방법 |
KR101203841B1 (ko) | 2006-01-05 | 2012-11-21 | 엘지전자 주식회사 | 무선 통신 시스템에서의 페이징 메시지 전송 및 수신 방법 |
BRPI0706841A8 (pt) | 2006-01-05 | 2018-04-17 | Lg Electronics Inc | transmissão de dados em um sistema e comunicação móvel |
KR101268200B1 (ko) | 2006-01-05 | 2013-05-27 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 시스템에서의 무선자원 할당방법 |
KR101265628B1 (ko) * | 2006-01-05 | 2013-05-22 | 엘지전자 주식회사 | 이동 통신 시스템에서의 무선 자원 스케줄링 방법 |
JP5015958B2 (ja) | 2006-01-11 | 2012-09-05 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ピアツーピア通信においてidを提供するビーコン信号の符号化 |
US8811369B2 (en) | 2006-01-11 | 2014-08-19 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for supporting multiple communications modes of operation |
KR101358469B1 (ko) | 2006-02-07 | 2014-02-06 | 엘지전자 주식회사 | 무선 네트워크(network) 안에서 상향(uplink)및 하향(downlink) 대역폭(bandwidth)의선택 및 신호 방법 |
KR101216751B1 (ko) * | 2006-02-07 | 2012-12-28 | 엘지전자 주식회사 | 이동 통신 시스템에서 식별자를 이용한 충돌 회피 방법 |
ES2324848B1 (es) * | 2006-02-13 | 2010-05-24 | Vodafone España, S.A. | Procedimiento y sistema para establecer una comunicacion radio directa entre dos o mas dispositivos de usuario dentro de un sistema celular de comunicaciones moviles. |
WO2007107895A1 (en) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | A method and apparatus of channel accessing for use in a wireless communication system |
KR101387475B1 (ko) | 2006-03-22 | 2014-04-22 | 엘지전자 주식회사 | 복수의 네트워크 엔터티를 포함하는 이동 통신시스템에서의 데이터 처리 방법 |
WO2007123375A2 (en) * | 2006-04-25 | 2007-11-01 | Lg Electronics Inc. | Methods of transmitting data by utilizing resources in hybrid automatic request operations |
KR20070121505A (ko) | 2006-06-21 | 2007-12-27 | 엘지전자 주식회사 | 무선링크 재설정 방법 |
KR101369135B1 (ko) | 2006-06-21 | 2014-03-05 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 시스템에서의 멀티미디어 및 방송서비스의 품질보장 방법 및 그 단말 |
KR20070121513A (ko) * | 2006-06-21 | 2007-12-27 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 시스템의 상향 접속 방법 |
EP2030359B1 (en) | 2006-06-21 | 2017-12-20 | LG Electronics Inc. -1- | Method of supporting data retransmission in a mobile communication system |
EP2033341B1 (en) | 2006-06-21 | 2018-03-21 | LG Electronics Inc. | Method of transmitting and receiving radio access information using a message separation in a wireless mobile communications system |
JP2008017318A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Fujitsu Ltd | 移動局装置、無線基地局装置及び無線通信システム |
US8369800B2 (en) * | 2006-09-15 | 2013-02-05 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus related to power control and/or interference management in a mixed wireless communications system |
CN101523961B (zh) * | 2006-09-15 | 2012-08-08 | 高通股份有限公司 | 与对等设备控制相关的方法和装置 |
US8452317B2 (en) * | 2006-09-15 | 2013-05-28 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus related to power control and/or interference management in a mixed wireless communications system supporting WAN signaling and peer to peer signaling |
US8634869B2 (en) * | 2006-09-15 | 2014-01-21 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus related to multi-mode wireless communications device supporting both wide area network signaling and peer to peer signaling |
US8929281B2 (en) * | 2006-09-15 | 2015-01-06 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus related to peer to peer device |
KR20080034290A (ko) * | 2006-10-16 | 2008-04-21 | 삼성전자주식회사 | 휴대 인터넷 서비스 시스템 및 방법 |
JP4367493B2 (ja) * | 2007-02-02 | 2009-11-18 | ソニー株式会社 | 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム |
EP1998499A1 (en) * | 2007-05-31 | 2008-12-03 | Nokia Siemens Networks Oy | Polling for peer-to-peer traffic |
KR101367798B1 (ko) | 2007-06-29 | 2014-02-28 | 삼성전자주식회사 | 광대역 무선통신 시스템에서 피투피 통신 설정 장치 및방법 |
KR101466897B1 (ko) * | 2007-07-09 | 2014-12-02 | 삼성전자주식회사 | 이동통신 시스템에서 피어투피어 통신의 연속성을 제공하기위한 방법 및 장치 |
US8520704B2 (en) * | 2007-07-10 | 2013-08-27 | Qualcomm Incorporated | Coding methods of communicating identifiers in peer discovery in a peer-to-peer network |
US8494007B2 (en) * | 2007-07-10 | 2013-07-23 | Qualcomm Incorporated | Coding methods of communicating identifiers in peer discovery in a peer-to-peer network |
US8630281B2 (en) * | 2007-07-10 | 2014-01-14 | Qualcomm Incorporated | Coding methods of communicating identifiers in peer discovery in a peer-to-peer network |
US9848372B2 (en) | 2007-07-10 | 2017-12-19 | Qualcomm Incorporated | Coding Methods of communicating identifiers in peer discovery in a peer-to-peer network |
US8233916B2 (en) * | 2007-08-16 | 2012-07-31 | Motorola Mobility, Inc. | Method of and system for virtual mobile game session discovery and player matching |
US8072917B2 (en) * | 2007-10-31 | 2011-12-06 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus supporting adaptive decentralized traffic scheduling for wireless communications |
US8837435B2 (en) * | 2007-10-31 | 2014-09-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and system for medium access control in communication networks |
CN101227726B (zh) * | 2008-02-03 | 2012-09-05 | 中兴通讯股份有限公司 | 蜂窝网络通信系统及其用户设备p-p通信方法 |
CN101515944B (zh) * | 2008-02-22 | 2013-08-28 | 华为技术有限公司 | 一种p2p业务接入方法、系统和装置 |
CN101572591B (zh) * | 2008-04-28 | 2012-06-20 | 鼎桥通信技术有限公司 | 一种传输多个ack/nack信息的方法 |
US8595501B2 (en) | 2008-05-09 | 2013-11-26 | Qualcomm Incorporated | Network helper for authentication between a token and verifiers |
US8064374B2 (en) * | 2008-05-09 | 2011-11-22 | Nokia Corporation | Power save mechanism for wireless communication devices |
WO2010028690A1 (en) * | 2008-09-12 | 2010-03-18 | Nokia Corporation | Session initiation for device-to-device communication |
CN102165840A (zh) | 2008-09-25 | 2011-08-24 | 诺基亚公司 | 用于设备到设备通信的同步 |
US9014104B2 (en) * | 2008-11-04 | 2015-04-21 | Qualcomm Incorporated | Transmit power control based on receiver gain setting in a wireless communication network |
US8582492B2 (en) * | 2008-11-10 | 2013-11-12 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus supporting adaptive decentralized traffic scheduling including a dynamic receiver yielding threshold |
US8526461B2 (en) * | 2008-11-10 | 2013-09-03 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus supporting adaptive decentralized traffic scheduling including a dynamic transmitter yielding threshold |
CN102224470B (zh) * | 2008-11-24 | 2015-11-25 | Abb研究有限公司 | 用于提供控制和自动化服务的系统和方法 |
US9900779B2 (en) | 2008-12-30 | 2018-02-20 | Qualcomm Incorporated | Centralized control of peer-to-peer communication |
US8811420B2 (en) * | 2009-01-05 | 2014-08-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | System and method for contention-based channel access for peer-to-peer connection in wireless networks |
US8351381B1 (en) * | 2009-01-08 | 2013-01-08 | Sprint Spectrum L.P. | System and method for switching from a first radio link to a second radio link for sending or receiving a message via the second radio link |
US9351340B2 (en) * | 2009-04-08 | 2016-05-24 | Nokia Technologies Oy | Apparatus and method for mode selection for device-to-device communications |
US8514733B2 (en) * | 2009-05-22 | 2013-08-20 | Qualcomm Incorporated | Outer loop power control in a wireless communication system |
US9264454B2 (en) * | 2009-05-28 | 2016-02-16 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Method and arrangement for implementing policy rules in peer-to-peer communication |
CN101951643B (zh) | 2009-09-03 | 2014-04-23 | 开曼群岛威睿电通股份有限公司 | 通信接入程序的方法、装置及系统 |
CN102550117A (zh) * | 2009-09-28 | 2012-07-04 | 诺基亚公司 | 蜂窝辅助d2d网络中的d2d探测的随机接入过程再用 |
PL2494832T3 (pl) * | 2009-10-30 | 2020-11-02 | Nokia Technologies Oy | Planowanie komunikacji bezpośrednie-do-bezpośredniego |
JP2011103573A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Fujitsu Ltd | 無線通信システム、端末装置、及び無線通信システムにおける無線通信方法 |
US8588839B2 (en) * | 2009-12-16 | 2013-11-19 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Power loop control method and apparatus |
US8582593B2 (en) * | 2009-12-29 | 2013-11-12 | Nokia Corporation | Multicast transmission within a hybrid direct and cellular communication system |
CN102137330B (zh) * | 2010-01-21 | 2014-02-05 | 杭州华三通信技术有限公司 | 一种无线链路调试方法和系统 |
WO2011116815A1 (en) * | 2010-03-23 | 2011-09-29 | Nokia Siemens Networks Oy | Resource allocation for direct terminal-to-terminal communication in a cellular system |
WO2011147468A1 (en) | 2010-05-28 | 2011-12-01 | Nokia Siemens Networks Oy | Quality of service management in radio network |
US8977276B2 (en) * | 2010-07-15 | 2015-03-10 | Nokia Corporation | Method and apparatus for device initiated offloading to unlicensed bands |
US10517098B2 (en) * | 2010-07-30 | 2019-12-24 | Qualcomm Incorporated | Interference coordination for peer-to-peer (P2P) communication and wide area network (WAN) communication |
EP2628352A4 (en) * | 2010-10-14 | 2017-02-22 | Nokia Technologies Oy | Device to device and connection mode switching |
US8824288B2 (en) * | 2010-12-06 | 2014-09-02 | Intel Corporation | Communications techniques for bursty noise environments |
US20120201158A1 (en) * | 2011-02-03 | 2012-08-09 | Qualcomm Incorporated | Peer-to-peer / wan association control and resource coordination for mobile entities using aggregate neighborhood utility metrics |
TWI508589B (zh) * | 2011-02-18 | 2015-11-11 | Realtek Semiconductor Corp | 功率調整裝置與其調整方法 |
DE112012000699B4 (de) | 2011-03-30 | 2014-12-11 | International Business Machines Corporation | Erfassung einer Topologie eines Netzwerks |
EP2512184B1 (en) * | 2011-04-13 | 2017-07-19 | OCT Circuit Technologies International Limited | Process and apparatus for handling downlink transmission during network switching |
US9497672B2 (en) | 2011-05-16 | 2016-11-15 | Lg Electronics Inc. | Method for performing handover in wireless access system for supporting communication between devices and apparatus for supporting same |
US9037180B2 (en) * | 2011-05-19 | 2015-05-19 | Qualcomm Incorporated | Measurements and information gathering in a wireless network environment |
EP2753122B1 (en) * | 2011-08-31 | 2020-04-01 | LG Electronics Inc. | Method for performing a change of mode in devices directly communicating with each other in a wireless connection system, and apparatus for same |
US20150003422A1 (en) * | 2011-09-16 | 2015-01-01 | Nokia Corporation | Probing data |
CN106604336B (zh) * | 2011-09-29 | 2020-03-20 | 华为技术有限公司 | 通信模式切换的方法和装置 |
US9137655B2 (en) * | 2011-10-07 | 2015-09-15 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus for supporting peer to peer communications |
WO2013078663A1 (en) * | 2011-12-01 | 2013-06-06 | Renesas Mobile Corporation | Methods and devices enabling resource sharing for device-to-device communication in unlicensed band |
KR20140110853A (ko) * | 2011-12-13 | 2014-09-17 | 엘지전자 주식회사 | 무선 통신 시스템에서 근접 서비스 제공 방법 및 장치 |
GB2497740B (en) * | 2011-12-19 | 2013-12-11 | Renesas Mobile Corp | Method,apparatus and computer program for device-to-device discovery |
US9648653B2 (en) * | 2011-12-20 | 2017-05-09 | Lg Electronics Inc. | User equipment-initiated control method and apparatus for providing proximity service |
US20130170414A1 (en) * | 2012-01-04 | 2013-07-04 | Futurewei Technologies, Inc. | System and Method for Device-to-Device Communication Overlaid on a Cellular Network |
US9019921B2 (en) * | 2012-02-22 | 2015-04-28 | Lg Electronics Inc. | Method and apparatus for transmitting data between wireless devices in wireless communication system |
US9185690B2 (en) * | 2012-02-29 | 2015-11-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Allocating and determining resources for a device-to-device link |
US9510292B2 (en) * | 2012-03-13 | 2016-11-29 | Qualcomm Incorporated | Limiting wireless discovery range |
US9554406B2 (en) | 2012-03-19 | 2017-01-24 | Industrial Technology Research Institute | Method for device to device communication and control node using the same |
US9450667B2 (en) | 2012-03-19 | 2016-09-20 | Industrial Technology Research Institute | Method for device to device communication and base station and user equipment using the same |
KR102036778B1 (ko) * | 2012-04-20 | 2019-10-25 | 엘지전자 주식회사 | 무선 통신 시스템에서의 d2d 데이터 전송 방법 및 장치 |
WO2013162333A1 (ko) * | 2012-04-26 | 2013-10-31 | 한국전자통신연구원 | 부분적 단말 제어 단말 대 단말 통신 방법 |
CN103428818B (zh) * | 2012-05-24 | 2017-02-15 | 华为技术有限公司 | 终端设备发现的方法、设备及系统 |
US9807709B2 (en) | 2012-05-31 | 2017-10-31 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | Device to-device (D2D) cross link power control |
CN104380627A (zh) * | 2012-06-22 | 2015-02-25 | Lg电子株式会社 | 用于收发控制信号的方法及其装置 |
EP2869664A4 (en) * | 2012-06-27 | 2016-03-09 | Kyocera Corp | MOBILE COMMUNICATION SYSTEM, WIRELESS DEVICES, WIRELESS BASE STATION, MOBILE COMMUNICATION PROCESS AND PROCESSOR |
WO2014007494A1 (en) * | 2012-07-02 | 2014-01-09 | Lg Electronics Inc. | Method and apparatus for switching connection in wireless communication system |
US9445446B2 (en) | 2012-07-09 | 2016-09-13 | Industrial Technology Research Institute | Method and apparatus for device to device communication |
EP3203802A1 (en) * | 2012-07-27 | 2017-08-09 | Interdigital Patent Holdings, Inc. | Ip-layer device-to-device communication in mobile networks |
US10791451B2 (en) * | 2012-07-27 | 2020-09-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | Proximity service discovery using a licensed frequency spectrum |
CN103580791A (zh) * | 2012-07-31 | 2014-02-12 | 华为技术有限公司 | 用户设备到用户设备的通信方法及设备 |
WO2014046579A1 (en) * | 2012-09-19 | 2014-03-27 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Network node and method for managing maximum transmission power levels for a d2d communication link |
WO2014047907A1 (en) | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson(Publ) | Method for d2d radiocommunication |
EP2952054A4 (en) * | 2012-11-09 | 2016-11-23 | Nokia Technologies Oy | METHODS AND APPARATUSES FOR RECOVERING RADIO RESOURCE CONTROL CONNECTION |
US9088933B2 (en) * | 2012-11-16 | 2015-07-21 | Sony Corporation | Apparatus and methods for anonymous paired device discovery in wireless communications systems |
KR20140073065A (ko) * | 2012-12-06 | 2014-06-16 | 한국전자통신연구원 | 셀룰러 이동통신시스템에서 단말간 멀티캐스트 직접통신 방법 및 장치 |
KR20140073076A (ko) * | 2012-12-06 | 2014-06-16 | 한국전자통신연구원 | 디바이스간 직접통신 서비스에서 사용자 카테고리에 의한 선택적 디스커버리 방법 및 장치 |
US9313607B2 (en) | 2013-01-18 | 2016-04-12 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Network-assisted UE detection in direct mode UE-to-UE communication |
US20140204847A1 (en) * | 2013-01-18 | 2014-07-24 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Network-assisted d2d communication using d2d capability information |
EP3883304B1 (en) * | 2013-02-15 | 2022-12-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for power control and multiplexing for device to device communication in wireless cellular communication system |
KR102045339B1 (ko) * | 2013-04-26 | 2019-11-15 | 삼성전자 주식회사 | 기기 대 기기 무선 통신에서의 발견 신호 자원 지시 방법 |
WO2014176735A1 (zh) * | 2013-04-28 | 2014-11-06 | 华为终端有限公司 | 通信控制方法、用户设备、网络服务器和系统 |
US10044613B2 (en) * | 2013-05-16 | 2018-08-07 | Intel IP Corporation | Multiple radio link control (RLC) groups |
GB2514373B (en) * | 2013-05-21 | 2015-07-08 | Broadcom Corp | Method, apparatus and computer program for controlling a user equipment |
US9654960B2 (en) * | 2013-05-31 | 2017-05-16 | Qualcomm Incorporated | Server-assisted device-to-device discovery and connection |
CN104284449B (zh) * | 2013-07-08 | 2018-05-11 | 电信科学技术研究院 | 一种资源释放方法和装置 |
US20150063260A1 (en) * | 2013-09-04 | 2015-03-05 | Innovative Sonic Corporation | Method and apparatus for device to device service in a wireless communication system |
US10154458B2 (en) * | 2013-09-04 | 2018-12-11 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for maintaining reachability of a user equipment in idle state |
US10631162B2 (en) * | 2013-10-30 | 2020-04-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus to perform device to device communication in wireless communication network |
US10708015B2 (en) | 2014-02-10 | 2020-07-07 | Lg Electronics Inc. | Signal transmitting method for device-to-device (D2D) communication in wireless communication system and device therefor |
EP2945439A1 (en) * | 2014-05-14 | 2015-11-18 | Innovative Sonic Corporation | Method and apparatus for supporting for device-to-device (d2d) services in a wireless communication system |
US9369961B2 (en) * | 2014-06-05 | 2016-06-14 | Sony Corporation | User equipment, cellular communication network node and method of controlling operation of a user equipment |
US9646163B2 (en) * | 2014-11-14 | 2017-05-09 | Getgo, Inc. | Communicating data between client devices using a hybrid connection having a regular communications pathway and a highly confidential communications pathway |
US20160182312A1 (en) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | Futurewei Technologies, Inc. | Location-based, Server Assisted Peer to Peer Service with Extensible Service Categories |
EP3284302B1 (en) * | 2015-04-13 | 2019-01-23 | Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) | Method for reducing serving cell interruption due to prose operation |
CN104965811A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-10-07 | 苏州中晟宏芯信息科技有限公司 | 增强环互连结构通信效率的方法及装置 |
US9681395B2 (en) * | 2015-11-13 | 2017-06-13 | Apple Inc. | Radio link monitoring for link-budget-limited devices |
KR102487534B1 (ko) * | 2016-02-24 | 2023-01-11 | 삼성전자주식회사 | 디스플레이 장치 및 디스플레이 장치의 동작 채널 설정방법 |
CN113411860B (zh) * | 2016-06-22 | 2023-06-06 | 华为技术有限公司 | 一种通信路径变更方法及设备 |
EP3554177B1 (en) * | 2016-12-07 | 2022-12-14 | Sony Group Corporation | Communication device, communication method, and program |
CN108631917A (zh) * | 2017-03-24 | 2018-10-09 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种信息传输方法及装置 |
WO2018184180A1 (en) * | 2017-04-07 | 2018-10-11 | Apple Inc. | Device, system, and method for adaptive data collection operations |
KR102572878B1 (ko) * | 2018-11-16 | 2023-08-30 | 삼성전자 주식회사 | 공간 재사용을 이용하여 데이터를 전송하는 무선 통신 장치 및 이를 이용한 데이터 통신 방법 |
US11160033B2 (en) * | 2019-06-18 | 2021-10-26 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Method and apparatus for controlling transmit power in sidelink communication system |
US11589319B2 (en) | 2019-08-08 | 2023-02-21 | Qualcomm Incorporated | Sidelink transmit power control command generation |
US11812394B2 (en) * | 2019-08-08 | 2023-11-07 | Qualcomm Incorporated | Sidelink transmit power control commands |
CN114245478A (zh) * | 2020-09-07 | 2022-03-25 | 海能达通信股份有限公司 | 呼叫处理方法、终端及具有存储功能的装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI98579B (fi) * | 1995-01-20 | 1997-03-27 | Nokia Telecommunications Oy | Suorakanavalla liikennöiminen |
FR2737379B1 (fr) * | 1995-07-27 | 1997-08-29 | Alcatel Mobile Comm France | Dispositif de selection de canal pour systeme de transmission directe entre mobiles, a acces multiple |
US5995500A (en) * | 1997-07-18 | 1999-11-30 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Method and apparatus for direct communication between mobile stations |
US6415146B1 (en) * | 1999-05-25 | 2002-07-02 | Lucent Technologies Inc. | Wireless system enabling mobile-to-mobile communication |
EP1063785B1 (en) * | 1999-06-23 | 2007-02-14 | Sony Deutschland GmbH | Transmit power control for network devices in a wireless network |
JP2001230723A (ja) * | 2000-02-17 | 2001-08-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 移動通信方法 |
-
2003
- 2003-03-07 CN CNA031198953A patent/CN1527623A/zh active Pending
-
2004
- 2004-02-25 TW TW093104795A patent/TW200529680A/zh unknown
- 2004-03-01 JP JP2006506664A patent/JP2006520158A/ja not_active Withdrawn
- 2004-03-01 US US10/547,587 patent/US20060168343A1/en not_active Abandoned
- 2004-03-01 EP EP04715992A patent/EP1604539A2/en not_active Withdrawn
- 2004-03-01 WO PCT/IB2004/050182 patent/WO2004077920A2/en active Application Filing
- 2004-03-01 CN CNA2004800061512A patent/CN1757257A/zh active Pending
Cited By (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4933558B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2012-05-16 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | ピア・ツー・ピア通信の干渉を制限する方法および装置 |
JP2009516418A (ja) * | 2005-11-11 | 2009-04-16 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | ピア・ツー・ピア通信の干渉を制限する方法および装置 |
KR101328922B1 (ko) | 2006-09-27 | 2013-11-14 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기 및 이를 위한 점 대 점 프로토콜 접속 성공율개선 방법 |
US9992750B2 (en) | 2007-07-06 | 2018-06-05 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus related to interference management when sharing downlink bandwidth between wide area network usage and peer to peer signaling |
US8730841B2 (en) | 2007-07-06 | 2014-05-20 | Qualcomm Incorporated | Peer to peer communications methods and apparatus providing for use of both WAN uplink and downlink bands |
US10149252B2 (en) | 2007-07-06 | 2018-12-04 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus related to interference management when sharing downlink bandwidth between wide area network usage and peer to peer signaling |
US8526410B2 (en) | 2007-07-06 | 2013-09-03 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatus related to interference management when sharing downlink bandwidth between wide area network usage and peer to peer signaling |
JP2010533440A (ja) * | 2007-07-10 | 2010-10-21 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 無線ピアツーピアネットワークにおけるページング実行 |
US8521194B2 (en) | 2007-07-10 | 2013-08-27 | Qualcomm Incorporated | Performing paging in a wireless peer-to-peer network |
JP2011520355A (ja) * | 2008-04-29 | 2011-07-14 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | Wanアップリンク帯域及びwanダウンリンク帯域の両方を使用することを提供するピア・ツー・ピア通信の方法及び装置 |
JP2012514435A (ja) * | 2008-12-30 | 2012-06-21 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ピア発見パイロット送信の中央制御 |
US8493887B2 (en) | 2008-12-30 | 2013-07-23 | Qualcomm Incorporated | Centralized control of peer discovery pilot transmission |
JP2013500631A (ja) * | 2009-07-22 | 2013-01-07 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ピアツーピア通信に起因する干渉の緩和 |
US9210668B2 (en) | 2009-07-22 | 2015-12-08 | Qualcomm Incorporated | Mitigation of interference due to peer-to-peer communication |
US8817702B2 (en) | 2009-07-22 | 2014-08-26 | Qualcomm Incorporated | Mitigation of interference due to peer-to-peer communication |
JP2013502153A (ja) * | 2009-08-13 | 2013-01-17 | アルカテル−ルーセント | 物理セル識別子の分散割振り |
JP2014502082A (ja) * | 2010-11-04 | 2014-01-23 | インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド | ピアトゥピア通信を確立するための方法および装置 |
US9288016B2 (en) | 2011-03-08 | 2016-03-15 | Lg Electronics Inc. | Method and apparatus for HARQ in peer-to-peer (P2P) communication system |
WO2012121477A1 (ko) * | 2011-03-08 | 2012-09-13 | 엘지전자 주식회사 | P2p(peer-to-peer) 통신 시스템에서의 harq 방법 및 그 장치 |
JP2012217104A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Ntt Docomo Inc | 移動通信方法、コアネットワーク装置、無線基地局及び移動局 |
WO2012137634A1 (ja) * | 2011-04-01 | 2012-10-11 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動通信方法、コアネットワーク装置、無線基地局及び移動局 |
JP2014530574A (ja) * | 2011-10-03 | 2014-11-17 | インテル・コーポレーション | デバイスツーデバイス通信(d2d通信)メカニズム |
US9380623B2 (en) | 2011-12-20 | 2016-06-28 | Lg Electronics Inc. | Network-initiated control method and apparatus for providing proximity service |
US9813865B2 (en) | 2011-12-20 | 2017-11-07 | Lg Electronics Inc. | Network-initiated control method and apparatus for providing proximity service |
WO2013095000A1 (ko) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | 엘지전자 주식회사 | 근접 서비스 제공을 위한 네트워크-개시 제어 방법 및 장치 |
JP2015511804A (ja) * | 2012-03-30 | 2015-04-20 | 日本電気株式会社 | 通信装置、基地局、通信ノード、及びその方法 |
JP2013223193A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Ntt Docomo Inc | 無線通信システム、通信制御装置及び通信制御方法 |
JPWO2014030193A1 (ja) * | 2012-08-24 | 2016-07-28 | 富士通株式会社 | 無線通信方法、無線通信システム、無線基地局および無線端末 |
JPWO2015005158A1 (ja) * | 2013-07-09 | 2017-03-02 | シャープ株式会社 | 通信制御方法、端末装置および基地局装置 |
JP2017022778A (ja) * | 2016-10-06 | 2017-01-26 | 富士通株式会社 | 無線通信方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1757257A (zh) | 2006-04-05 |
WO2004077920A2 (en) | 2004-09-16 |
EP1604539A2 (en) | 2005-12-14 |
US20060168343A1 (en) | 2006-07-27 |
TW200529680A (en) | 2005-09-01 |
WO2004077920A3 (en) | 2005-04-28 |
CN1527623A (zh) | 2004-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006520158A (ja) | 無線通信におけるp2p通信での無線リンク確立と維持のための方法およびシステム | |
US11337107B2 (en) | Base station and radio terminal | |
US7706322B2 (en) | Allocation of resources in packet-switched data transfer | |
EP2229033B1 (en) | Mobile communication with control of uplink data transmission | |
US11569972B2 (en) | Method of determining a mode of operation for a wireless terminal | |
JP6182276B2 (ja) | 通信デバイスおよび方法 | |
TW200950384A (en) | Method and system for recognizing radio link failures associated with HSUPA and HSDPA channels | |
EP2224763B1 (en) | A resource release method, a communication equipment and a network system | |
KR20050074296A (ko) | 무선 근거리 통신망에서의 채널 통신여부 평가 최적화 | |
KR20060104059A (ko) | 이동통신 시스템에서 역방향 패킷 전송의 스케쥴링을 위하여 기지국으로 단말의 최대 송신기 전력 정보를 전달하는 방법 및 장치 | |
KR20130057469A (ko) | 모바일 무선 장치에서 네트워크 혼잡 동안에 무선 링크 제어를 위한 방법 및 장치 | |
JP2009510831A (ja) | チャネル確立遅延を低減するための半活性状態 | |
CN107251590B (zh) | 终端设备与调度方法 | |
CN108541382B (zh) | 电信装置和方法 | |
EP4018714A1 (en) | Recovery over sidelink | |
EP1834429A2 (en) | Methods for managing data transmissions between a mobile station and a serving station | |
KR102099642B1 (ko) | 단말 대 단말 통신에서 데이터 전송하는 방법 및 장치 | |
KR101168842B1 (ko) | Ran 지원 위치 갱신을 위한 시스템 및 방법 | |
WO2022136387A1 (en) | Failure monitoring and recovery mechanism in case of sl relay | |
KR101192491B1 (ko) | 이동통신 시스템에서 호 설정 방법 및 장치 | |
EP4218352B1 (en) | Systems and methods for mac ce based inter-device coordination of sidelink transmissions | |
CN113475105B (zh) | 侧链路的无线电链路监测 | |
KR200382468Y1 (ko) | 무선 근거리 통신망에서의 채널 통신여부 평가 최적화 | |
WO2023011873A1 (en) | Network nodes, systems, methods, circuitry and computer program products |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070227 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070412 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080416 |