JP2006514883A - 粉砕機 - Google Patents

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Abstract

本発明は被加工素材を微粒化する粉砕機に関するものである。粉砕機は、移送ライン(12a, 12b)と中空のパイプライン(120a, 120b)を備えるノズルユニット(10)と、粉砕ヘッド(22)を備える粉砕ユニット(20)と、ホッパー(310)とフィーダ(322)を備える投入装置(30)からなる。粉砕機は投入される被加工素材が比較的大きい粒度を有しても優れた粉砕効率を有し、被加工素材を連続的に供給しながらも微粒化が可能で生産性が改善される。移送経路内で被加工素材粒子間の衝突や移送ラインとの摩擦による発熱を防止できる冷却構造を有することで、被加工素材を冷間粉砕したり品温を維持しながら粉砕でき、粉砕機の寿命を大幅に延長させることができる。また、多数の粉砕ユニット(20a乃至20n)を連続的に配列させることで別途の分級機が必要でないので、高い経済的効果を得ることができる。

Description

本発明は粉砕機に関するもので、より詳細には高圧の超低温空気に被加工素材を混合移送してノズルを通じて超高圧噴射して粉砕ヘッドに打撃させて被加工素材を微粒化する乾式粉砕機に関するものである。
粉を製造する手軽な方法は粉砕である。有史以前から人類は多様な粉砕法を開発してきた。化学工業、鉱山工業等で粉を作ることは粉自体を得ることを目的とするよりは、粉の大きい比表面積を利用して次のプロセスの効率を高めたり、他の物質との混合、または岩石の中から有用な成分を分離回収するための目的を有する。このような粉砕工程は生体にもまた、適用される。
その長い歴史にもかかわらず、大量のエネルギーを消費し、また、効率が顕著に低いことも粉砕という単位操作の特徴であり、研究の進展も最も遅れた分野が粉砕でもある。一方、粉末粒子の直径分布が新たな材料開発に相当な影響を及ぼすので、希望する粒度分布を得るための粉砕法は今後、重要性が大きくなる。
知られている通り、固体は凝集エネルギーを有する。もし、固体が破砕されて新たな表面が生成されると、凝集エネルギーは表面エネルギーに転換される。
粉砕が進行されて新たに生成された表面積が増大すれば、表面エネルギーも増大し、両者が相互に比肩できるようになれば、それ以上の粉砕は進行されないようになり、いわゆる粉砕限界に到達する。
このような粉砕を通じた多様な物性変化はさまざまな分野で有用に利用されている。
即ち、超微粒化の利点として、化学と金属分野では表面積増加、反応性向上、密度増加、熱容量減少、解像度向上、粘度変化、接着力の増加、反応速度の向上、薄膜化現象などがある。
顔料と化粧分野では透明度増加、光沢向上、軟らかさ向上、乾燥速度向上、新鮮感向上、繊維への侵透性などの利点がある。
食品と医薬分野では表面積の増加、飲用の容易性、沈殿減少、混合性向上、粒径の均一化、吸水性向上、侵透性向上などの利点がある。
前記のような超微粒化の利点によって、超微粒子はセラミック、超伝導素材などのような新素材分野、石油製品、顔料、塗料、樹脂、トナーなどのような化学分野、化粧品、注射液、糖乳、蛋白質などのような医薬品分野、カルシウム、ビタミン、酵素、食品添加剤などのような食品分野に利用されている。
前記のような超微粒子のさまざまな利点によって多様な粉砕機が開発されている。
粉砕工程は主に機械的な方法で固体原料を微粉砕して微粒子を得るための単位操作として、製粉や、顔料製造、鉱石処理等において人類にとって最も古い単位操作の一つであり、多様な種類の粉砕機が知られているが、改善の必要性も持続的に要求されている。
このような粉砕機は一般に粒子(主に、製品粉末)の粒度によって分類されるが、粗砕(数十cm→十数cm)、中砕(数cm→数十mm)、粉砕(数cm→十数mm)、微分砕(数mm→数μm)に大きく分かれる。また、粉砕機は力の伝達メカニズム(例えば、往復、回転、リンク構造等)と作動システム(例えば、圧縮、振動等)等によって分類される。
圧縮型
ジョークラッシャーは固定ディスクと可動ディスク間に岩石を投入して強い圧縮力で破砕する装置である。この時、破砕特性は上側ディスク(原料投入側)が可動ディスクである場合か、下側ディスク(製品排出側)が可動ディスクである場合かによって破砕特性が変わる。ジョークラッシャーは1次破砕機として広く使われている粉砕機である。
ジャイレタリクラッシャーも圧縮力で破砕を行う装置で、倒立した内側コーンを偏心回転させることによって原料岩石を圧縮して破砕する。ジャイロトリクラッシャーはジョークラッシャーと比較して処理する原料の量は小さいが、連続性が高く、製品粒度も容易に調節できる特徴を有する。コーンクラッシャーは内側コーンを偏心させずに回転させて原料を圧縮して破砕するものであり、さらに微細な粒度を得るのに用いられる。
高速回転型
ハンマークラッシャーはカッターやハンマーを高速で回転させて切断、剪断、衝撃等によって原料を破砕する装置として、広く用いられている。ハンマークラッシャーは一般にクラッシャーの内側壁に反発板を設けて打撃反発を繰返すことで相当に微細な粉砕帯域までもカバーする。クラッシャーの下部にスクリーンやグリッドを設けて若干の分級作用をする場合もある。
よく知られている粉砕機としては、ジョークラッシャー、コーンクラッシャー、ハンマークラッシャー、カッターミール、シュレッダー、ハンマーミール,ロールクラッシャー、エッジランナー、スタンプミール、ディスクミール、ピンミールなどがある。
また、粉砕された被加工物はその粒子の特性と直径による粒度分級を経て回収されるが、分級方法としては風力分級と水力分級が知られており、多様な分級装置も案出されている。
しかし、従来の粉砕機は微粒化に限界があり、投入されるエネルギーに比べてシステム効率が低く、被加工素材の切替時に装置の掃除が難しくて生産性が低下する問題がある。
また、粉砕されて微粒化された被加工物を別途の分級機を通じて分離しなければならないので、設備の増大と生産性の低下が伴う短所がある。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決するために案出されたもので、本発明の目的は粉砕機に投入される被加工素材の粒度が数mm程度で比較的大きい粒度を有しても微粒化が可能な粉砕機を提供することである。
本発明の他の目的は、被加工素材を粉砕しながらも連続的に供給できるようにして生産性が向上する粉砕機を提供することである。
本発明の他の目的は、被加工素材の移動経路に素材間の衝突や素材と移送ラインとの摩擦による発熱を防止するための冷却システムを備えることで冷間粉砕を行うことができたり、または粉砕時に製品温度を一定に維持させることができ、装置の寿命も大幅に延長させることができる粉砕機を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、要求される微粒度の程度によって同一な構造の粉砕機ユニットを多層に延長形成させることができるようにすることで、別途の分級機が必要でなく、経済性の高い粉砕機を提供することである。
前記目的を達成するための本発明による粉砕機は、一端に高圧超低温空気が流入し、他端にノズルが備えられた移送ラインと移送ラインから離隔されて移送ラインを取り囲む中空のパイプラインを備えるノズルユニットと、一端がノズルに連結され、ノズルと同軸線上でノズルから離隔されて備えられる粉砕ヘッドと下方にテーパーされて開口された排出口を備える粉砕ユニットと、ノズルユニットの中間で移送ラインと連結され、被加工素材を供給するためのホッパーとフィーダを備える投入装置からなる。投入装置から投入された被加工素材が移送ライン内で空気と混合され、ノズルから噴射されて粉砕ヘッドと衝突する。
図1は本発明による粉砕機を概略的に示した構成図である。
図1に示された通り、本発明による粉砕機はその内部に投入される被加工素材を移送させるためのノズルユニット(10)と、被加工素材を粉砕するための粉砕ユニット(20)と、被加工素材を投入するための投入装置(30)からなる。ノズルユニット(10)は移送ラインと、移送ラインを所定間隔をおいて取り囲む中空のパイプラインとを備える。移送ラインの一端を通じて高圧の超低温空気が移送ライン内に供給され、移送ラインの他端にはノズル(11)が備えられる。望ましくは、移送ライン内に供給される空気の温度は-20℃〜-80℃である。
粉砕ユニット(20)はその一端でノズルに連結される。粉砕ユニット(20)はその内部にノズルと同軸をなしてノズルから所定距離離隔されて備えられる粉砕ヘッドと、下方にテーパーされて開口された排出口を備える。投入装置(30)はノズルユニット(10)の中間部分で移送ラインに連結される。投入装置(30)は被加工素材を供給するためのホッパーとフィーダとを備える。
図2は本発明の一実施例による粉砕機の断面図である。図2に示された通り、移送ラインと中空のパイプラインは、それぞれ第1移送ライン(12a)と第2移送ライン(12b)、第1パイプライン(120a)と第2パイプライン(120b)を備える。
ノズルユニット(10)は第1移送ライン(12a)と第1パイプライン(120a)に連結される第1コネクタ(110)と、第1移送ライン(12a)と第1パイプライン(120a)をそれぞれ第2移送ライン(12b)と第2パイプライン(120b)に連結させるための第2コネクタ(130)と、第2移送ライン(12b)と第2パイプライン(120b)をノズル(11)に連結させるための第3コネクタ(140)とを備える。
第1コネクタ(110)は第1移送ライン(12a)と連通される流路と、高圧超低温空気の流入のための空気流入口(112)と、そして冷媒流入口(114)とを有する。第1コネクタ(110)の流路はまた、空気流入口(112)及び冷媒流入口(114)と連通される。
第2コネクタ(130)は第1移送ライン(12a)及び第2移送ライン(12b)と連通される流路と、投入装置(30)から供給される被加工素材の流入のための流入孔(132)とを有する。第2コネクタ(130)の流路はまた、被加工素材流入孔(132)と連通される。
第3コネクタ(140)は第2移送ライン(12b)と連通される流路を有する。第3コネクタ(140)の流路はまた、ノズル(11)内の流路と連通される。
第1コネクタ(110)、第2コネクタ(130)、第3コネクタ(140)、第1移送ライン(12a)、第2移送ライン(12b)、第1パイプライン(120a)、第2パイプライン(120b)、そしてノズル(11)はそれぞれ別個の要素として配置される。ノズルユニット(10)の各構成要素にはフランジが形成されて相互隣接する各構成要素は対面するフランジを通じて連結され、これらの間にはシーリングガスケットが備えられる。
第1パイプライン(120a)と第2パイプライン(120b)には冷却用窒素ガスが流出入されるようにするポートが形成される。
一方、粉砕ユニット(20)は略「T」形状の中空の本体と、「L」形状の流路を有する。本体にはノズル(11)が内蔵されて第3コネクタ(140)と連結される。ノズル(11)と対向する本体の一側には粉砕ヘッド(22)が設けられ、望ましくは粉砕ヘッド(22)は超硬度の材質からなる。粉砕ユニット(20)は下方にテーパーされて開口された排出口(24)をさらに備える。
投入装置(30)は被加工素材を破砕粒子状態に積載する。投入装置(30)は上側に開閉カバーを有する大容量のホッパー(310)と、ホッパー(310)の流出管(312)の端部から供給される被加工素材を移送ライン内に供給するためのフィーダ(320)からなる。
フィーダ(320)は移送スクリュー(322)と、移送スクリュー(322)を駆動するための移送モータ(324)とを備える。
投入装置(30)はホッパー(310)の上部と被加工素材流入孔(132)間を連結することによって移送ラインの空気圧力とホッパー(310)の内圧を同一に維持させるための内圧維持用パイプライン(330)をさらに備える。
以下では、上述したような本発明の一実施例による粉砕機の作用効果を説明することにする。
まず、被加工素材を一定粒度に粉砕した後、ホッパー(310)の上側カバーを開けてホッパー(310)内に積載する。ここで、被加工素材の粒度は略5mmまたはそれ以下で、略6mm程度のノズル径を通過できる程度ならいい。もちろん、ノズル径は変更が可能で、粒度5mm程度の粉砕は公知となった設備を利用していくらでも経済的かつ容易に備えることができる。
前記のように被加工素材が準備されたら、空気流入口(112)と冷媒流入口(114)にそれぞれ高圧超低温空気を供給したり、または液体窒素を追加供給する。同時に、移送モータ(324)を駆動して移送スクリュー(322)により落下される被加工素材をスクリューフィーダにより第2コネクタ(130)の流入孔(132)に供給する。
供給される被加工素材は第2コネクタ(130)に連結された移送ラインの内部で高圧超低温空気と混合されながらノズル(11)に向かって移送される。被加工素材はノズル(11)を通過しながら超高圧で噴射され、この噴射圧によりノズル(11)と対向具備される粉砕ヘッド(22)に衝突しながらその衝撃で微分砕がなされる。
ここで、粉砕ヘッド(22)はその硬度が非常に高い材質で製造されることが要求され、また、使用による摩耗時には容易に交換できるようになっている。
交換時には第3コネクタ(140)との結合部分を解いて粉砕ヘッド(22)を分離することができる。また、粉砕ヘッド(22)は粉砕ヘッド(22)とノズル(11)の先端との離隔距離を調節できるようにネジ結合構造を有する。
微粉砕された粉砕生成物は粉砕ユニット(20)の下側にテーパーされて延びる流出口(24)を通じて排出された後、回収される。
この時、高圧の超低温空気が供給される移送ラインと、移送ラインに連通されたフィーダに連結されたホッパー間で圧力差が発生し、被加工素材の移動を妨害する恐れがあるので、ホッパーと移送ライン間をパイプライン(330)で連結して内圧差を相殺し、内圧を均等に維持するようにする。
一方、被加工素材と高圧空気の供給による摩擦熱により移送ライン内に温度上昇が誘発され得る。このような温度上昇は装置の急速な摩耗と微分砕効率の低下をもたらす。
従って、本発明によれば、冷媒として少量の液体窒素を流入口(114)を通じて高圧超低温空気と共に第1コネクタ(110)に供給すると、液体窒素が気化して空気と混合される。これにより、移送ラインの温度上昇が防止され、冷間粉砕も可能になる。さらに、第2パイプライン(120b)の内部にも窒素ガスを循環させて二重冷却を実現することで、温度上昇による結露が防止され、粉砕効率が極大化される。
前記ノズル(11)は拡散噴射方式より直線噴射方式を採択することが微分砕効率を高めるようになることが実験によって分った。
次に、本発明の他の実施例による粉砕機を図3を参照して説明することにする。
本発明の他の実施例による粉砕機は上述した最初の実施例の粉砕機(図2参照)の構成に加えて追加的なノズルユニットと粉砕ユニット(20a乃至20n)をさらに含んで構成される。
ここで、追加のノズルユニットは、移送ライン(12b)、中空のパイプライン(120b)、そしてノズル径が次第に小さくなるノズルを有するコネクタ(140)を備える。
粉砕ユニット(20a乃至20n)は一つの粉砕ユニットがその上流に位置するもう一つの粉砕ユニットに連結される方式で連続的に連結して配列される。
本発明の他の実施例によれば、一つのノズルにより1次粉砕された被加工素材は高圧空気によりその下流に配置される他の粉砕ユニットに移送される。そして、前記他の粉砕ユニットに備えられたノズルのさらに小さくなったノズル径を通過しながら2次微粉砕される。このように、複数のノズルユニットを連続的に連結して設けながらノズルのノズル径を次第に小さくなるように構成すると、最後のノズルを通じて排出されて微粉砕される粉砕生成物は相当小さい粒度を有するようになる。
次に、本発明による粉砕機の被加工素材の投入装置に対する他の実施例を説明する。
図4に示された通り、被加工素材を連続的に投入できる開放型ホッパー(310a)が備えられる。ホッパー(310a)の流出口の下部にはボールバルブ(315)が設けられる。ボールバルブ(315)はサーボモーター(316)により回動し、上下側経路(317)は隔壁(318)により塞がった状態になる。フィーダ(320)とボールバルブ(315)の下部間には内圧維持用パイプライン(330a)が連結されて備えられる。
前記のような投入装置は粉砕の進行によって減少する被加工素材を連続的に投入できるという利点を有する。
即ち、前述した最初の実施例の投入装置(図2参照)はホッパーが上側カバーにより閉鎖された状態を維持して被加工素材の連続投入が不可能な反面、図4に示された他の実施例の投入装置はホッパー(310a)が常に開放された状態を維持するので、被加工素材の減少によっていつでも素材の補充が可能である。
ホッパー(310a)から上側経路に供給される被加工素材は間欠的に駆動するサーボモーター(316)によりボールバルブ(315)の隔壁(318)が180゜回転する時に落下して移送スクリュー(322)に供給される。この時、移送ライン内部の高い圧力は隔壁(318)によってホッパー内部に流入するのが遮断されることによって、素材の反復的な供給を実現できる。
ここで、隔壁(318)の下側に位置した通路(317)内に高圧空気が充満した状態でボールバルブ(315)が回転駆動するようになる場合、通路(317)内の高圧空気がホッパーの下部を通じて急速に膨張するので、重力と大気圧によって高い密度を維持しながら積載された素材を瞬間的に分散させて密度を低下させるので、再度通路内部への流入を円滑にする作用を共に得ることができる。
もちろん、ボールバルブを通過した被加工素材の移動経路には移送ラインの内圧と均等な圧力を維持するようにパイプライン(330a)が連結されているので、素材の円滑な流れを保障する。
従って、素材の連続供給が可能な開放型ホッパーによって作業性の向上が実現されながらも、ノズルユニット(10)内部の高い圧力が大気に放出されるのを防止することができる。
本発明による粉砕機を通過しながら所定の粒度に微粉砕された粉砕生成物は回収されなければならず、このための回収装置は図5に示されている。回収装置は多数の素材分離器(44)を備える。
詳細に説明すると、サイクロン方式の素材分離器(44)が最終端に位置する粉砕ユニット(20n)の流出口(24)にパイプライン(42)で連結されている。このような素材分離器(44)は付加的に相互連結されて多段のサイクロン分離工程を行うこともできる。
パイプライン(42)を経由した粉砕生成物は素材分離器(44)を通過しながら遠心力と減圧反転により下方排出され、その後、多段のサイクロン素材分離器を連続的に経由しながら最終的には粉砕生成物を空気から分離して最終完成された粉砕生成物を回収する。
一方、多数の粉砕ユニットを連続的に連結する場合、冷却用液体窒素の供給ラインを後段のノズルユニットにそれぞれ連結して液体窒素を循環させることによって、粉砕ユニットと移送ラインの外気に対する断熱と内部熱の冷却がなされるようにすることもできる。
また、高圧超低温空気が移送される移送ラインの内周面に渦流鋼線を形成したり、または移送ラインの内部に渦流用コイルを備えることで移送ライン内で急送される空気の渦流発生を通じて粉砕圧力の増大を図ることもできる。このような渦流発生はノズルの噴射速度を増加させることで粉砕効率の向上に有用である。
以上にて詳細に説明した通り、本発明による粉砕機は優れた粉砕効率を有するので、粉砕機に投入される被加工素材が数mm程度の比較的大きい粒度を有しても粗砕などを通じた前処理工程を精密に維持する必要がなく、これによる前処理工程に対する負担が少なく、経済性と生産性を向上させることができる効果がある。
また、被加工素材を連続的に供給しながらも微粒化が可能で生産性が改善され、移送経路内で被加工素材粒子間の衝突や移送ラインとの摩擦による発熱を防止できる冷却構造を有することによって被加工素材を冷間粉砕したり品温を維持しながら粉砕でき、粉砕機の寿命を大幅に延長できる利点がある。
特に、被加工素材の特性によって冷間粉砕を行って粉砕効率の増大効果があり、要求される微粒度に応じて同一な構造の粉砕ユニットを多層に形成することによって粒度を決定するので、別途の分級機が必要でなく、設備費を大幅に節減しながらも高い微粒化と多様な粒度の確保が可能で、粉砕生成物の活用度と製品に適用される時の品質を大きく高めることができる。
また、多数の移送ラインと粉砕ユニットを多層に配置してノズルのノズル径を次第に減らすことで、単一設備で超微粒度を有する高品質の粉砕生成物を得ることができ、従来の粉砕生成物を得るためのさまざまな設備や工程が不要なので、設備費を大幅に節減できるだけでなく、従来のさまざまな設備を経由する時に発生する被加工素材の混合を防止できる効果がある。
本発明は前記の実施例に限定されず、特許請求範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することがなく当該発明の属する分野で通常の知識を有する者であれば誰でも多様な変形が可能である。
本発明による粉砕機を概略的に示した構成図。 本発明の一実施例による粉砕機を示した断面図。 本発明の他の実施例による粉砕機を示した断面図。 本発明による粉砕機の被加工素材投入装置の他の実施例を示した断面図。 粉砕生成物を回収するための回収装置を追加で設けた状態を示した構成図。

Claims (9)

  1. 一端に高圧超低温空気が流入して他端にノズルが備えられた移送ラインと前記移送ラインから離隔されて前記移送ラインを取り囲む中空のパイプラインを備えるノズルユニット;
    一端が前記ノズルに連結され、前記ノズルと同軸線上で前記ノズルから離隔されて備えられる粉砕ヘッドと下方にテーパーされて開口された排出口を備える粉砕ユニット;そして
    前記ノズルユニットの中間で前記移送ラインと連結され、被加工素材を供給するためのホッパーとフィーダを備える投入装置からなり、
    前記投入装置から投入された被加工素材が前記移送ライン内で空気と混合され、前記ノズルから噴射されて前記粉砕ヘッドと衝突することを特徴とする粉砕機。
  2. 前記移送ラインと前記中空のパイプラインはそれぞれ第1移送ラインと第2移送ライン、第1パイプラインと第2パイプラインを備え、
    前記ノズルユニットは、
    前記第1移送ラインと前記第1パイプラインに連結され、前記第1移送ラインと連通される流路、空気の流入のための空気流入口及び冷媒流入口を有し、前記流路が前記空気流入口及び前記冷媒流入口と連通されるように構成される第1コネクタ;
    前記第1移送ラインと前記第1パイプラインをそれぞれ前記第2移送ラインと前記第2パイプラインに連結させ、前記第1移送ライン及び前記第2移送ラインと連通される流路と前記投入装置から供給される被加工素材の流入のための流入孔を有し、前記流路が前記流入孔と連通されるように構成される第2コネクタ;そして
    前記第2移送ラインと前記第2パイプラインを前記ノズルに連結させ、前記第2移送ラインと連通される流路を有し、前記流路が前記ノズル内の流路と連通されるように構成される第3コネクタを備え、
    前記第1コネクタ、第2コネクタ、第3コネクタ、第1移送ライン、第2移送ライン、第1パイプライン、第2パイプライン、そしてノズルはそれぞれ別個の要素として配置され、前記ノズルユニットの各要素にフランジが形成されて相互隣接する要素は対面する前記フランジを通じて連結され、相互隣接する前記フランジ間にシーリングガスケットが備えられることを特徴とする請求項1に記載の粉砕機。
  3. 前記粉砕ユニットはT形状の中空の本体とL形状の流路をさらに含み、前記本体は前記ノズルユニットの前記第3コネクタに連結され、前記流路の一端に前記ノズルが備えられ、前記ノズルの噴射部に対向して超硬度の粉砕ヘッドが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉砕機。
  4. 前記投入装置は被加工素材を破砕粒子状態に積載し、上側にカバーを有する大容量のホッパーと、前記ホッパーの流出管の端部から供給される被加工素材を前記移送ライン内に供給して空気と混合されるようにするための移送スクリューと前記移送スクリューを駆動するための移送モータを有するフィーダと、前記ホッパーの上部と前記ノズルユニットの流入孔間を連結することで前記ホッパーの内圧と前記移送ライン内の空気圧力を同一に維持させるためのパイプラインを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粉砕機。
  5. 移送ライン、中空のパイプライン、そしてノズルに連結されたコネクタを有する追加のノズルユニットと、前記追加のノズルユニットに連結される追加の粉砕ユニットをさらに備え、
    前記追加の粉砕ユニットは一つの粉砕ユニットがその上流に位置するもう一つの粉砕ユニットに連結される方式で連続的に連結されて配列されることを特徴とする請求項1に記載の粉砕機。
  6. 連続的に連結される前記追加のノズルユニットのノズルのノズル径は次第に小さくなるように構成されてなることを特徴とする請求項5に記載の粉砕機。
  7. 前記投入装置は被加工素材を破砕粒子状態に積載し、被加工素材を連続的に投入できる開放型ホッパーと、前記ホッパーの流出管の端部から供給される被加工素材を前記移送ライン内に供給するための移送スクリューと前記移送スクリューを駆動するための移送モータを有するフィーダと、前記ホッパーの流出口の下部に位置して流出口の上下部通路を塞ぐ隔壁を有するボールバルブと、前記ボールバルブを回動させるためのサーボモーターを備え、前記フィーダと前記ボールバルブの下部間には内圧維持用パイプラインが連結されていることを特徴とする請求項1に記載の粉砕機。
  8. 前記粉砕ユニットの流出口にパイプラインで連結されるサイクロン方式の素材分離機をさらに備え、
    前記素材分離機は一つ以上備えられて付加的に相互連結されて多段のサイクロン分離工程を行うことができるようになっていることを特徴とする請求項1または請求項5に記載の粉砕機。
  9. 前記ノズルユニットの前記パイプラインには冷媒が流出入されるようにするポートが形成されて循環冷却がなされるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の粉砕機。
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