JP2006512067A - 植物細胞においてdna配列を発現させるための人工プロモーター - Google Patents
植物細胞においてdna配列を発現させるための人工プロモーター Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006512067A JP2006512067A JP2004562477A JP2004562477A JP2006512067A JP 2006512067 A JP2006512067 A JP 2006512067A JP 2004562477 A JP2004562477 A JP 2004562477A JP 2004562477 A JP2004562477 A JP 2004562477A JP 2006512067 A JP2006512067 A JP 2006512067A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- artificial
- fragment
- promoter
- sequence
- artificial promoter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/79—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
- C12N15/82—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for plant cells, e.g. plant artificial chromosomes (PACs)
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/79—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
- C12N15/82—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for plant cells, e.g. plant artificial chromosomes (PACs)
- C12N15/8216—Methods for controlling, regulating or enhancing expression of transgenes in plant cells
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Zoology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
Description
プラスミドpC−EURGUSint、pC−ARTEGUSint、pGARTEGUSint及びpC−U3ARTEGUSintを微生物保護のためのブダペスト条約に基づいてベルギー共同微生物プラスミド保存機関(the Belgian Coordinated Collection of Microorganism, Plasmid Collection)(BCCM/LMBP)、ゲント大学、「Fiers−Schell−Van Montagu」ビル、Technologiepark927、B−9052 Gent−Zwijnaarde、ベルギーに寄託した。プラスミドpC−EURGUSint、pC−ARTEGUSint、pGARTEGUSintの寄託番号はそれぞれLMBP4727、LMBP4725、LMBP4728、寄託日は2003年5月19日であり、pC−U3ARTEGUSintの寄託番号は4791で寄託日は2003年11月25日である。
正確なクローニングを容易にするために種々のII型制限エンドヌクレアーゼの制限部位に対する接着末端を有するようにすべての合成DNA断片を創作した。
翻訳エンハンサーEUREKA(配列番号1)に対応する86塩基対(bp)のDNA断片を、合成DNA断片の設計に含めた制限酵素PstI及びSacIに対する接着末端を利用して予め両酵素で分解したベクターpBluescriptII SK(Stratagene、米国)にクローニングした。生じたプラスミドをpBS−Eurekaと名付けた。
人工エキソン/イントロン/エキソン領域であるARTを、設計したDNA断片のクローニング及び前後の集合により構築した。まず、コアプロモーター、第一エキソン及び人工イントロンの一部を含むP35AcUと名付けたDNA合成断片(配列番号2)を、EcoRI及びSpeI制限酵素で分解したpBluescriptII SKベクターにクローニングし、プラスミドpBS−AcUを得た。その後に、そのプラスミドをSpeI及びSacIで分解し、人工イントロンの一部をコードするDNA合成断片I−U/Ac(配列番号3)をそれに挿入した。このようにしてpBS−AcUAcプラスミドを得た。
本発明のプロモーター配列物(PARTEプロモーター)を構築するために、コアプロモーター及び(3’領域を有さない)エキソン/イントロン/エキソン領域ARTを含むDNA断片を、XhoI/PstI分解によりpBS−ARTプラスミドから得、それを同酵素で分解したpBS−Eurekaプラスミドに挿入した。このように、我々はプラスミドpPARTE(図4、図7D)を実現し、そのEcoRI及びSacI部位の間の配列を配列番号9の配列に示す。
a)タバコ細胞における翻訳エンハンサーEurekaの機能性
タバコ及びイネ細胞におけるEurekaのエンハンサー力を証明するために、一連の補助遺伝子構築物を作製した。
タバコ細胞におけるARTエレメントの機能性を試験するために、プラスミドpUC−GUSintからまずGUSint断片を得、それをNcoI−SacIで分解し、同酵素で分解したpBS−ARTにクローニングしてプラスミドpBS−ARTGUSintを得た。次に、このプラスミドをSalI−BglIIで分解しS1ヌクレアーゼで処理してpBS−ΔARTGUSintを得、それをXhoI−KpnIで分解してARTGUSint断片を得、同酵素で分解したベクターpBPFΩ(オメガ)7−GUSintにクローニングし、プラスミドpBPFARTGUSint(図7B)を得た。ここで、GUSint発現はCaMV 35Sプロモーター(1.3kb版)、人工エキソン/イントロン/エキソン領域であるART、及びA.ツメファシエンスnos遺伝子転写終結シグナル(tNOS)の制御下にある。
単子葉植物の細胞における我々の人工エンハンサーの機能性を証明するために新しい構築物のセットを作製した。まず、5’末端を人工エキソン/イントロンARTに融合したuidA(gus)遺伝子を保有するプラスミドpBPFARTGUSintからのXhoI〜KpnI断片を、同制限酵素で分解したpBPFA19−リンカーベクター(図11)に挿入して、プラスミドpBPFA19ARTGUSintを形成させた。このプラスミドにおいて、pBPFA19−リンカーに存在するイネアクチン−1のエキソン/イントロン/エキソン領域は、人工エレメントARTに置き換わり、他の調節エレメントとして(4重のオクトピンシンターゼas−1様エンハンサーはCaMV 35Sプロモーター(400bp版)に融合している)キメラプロモーターA19及びtNOS転写終結シグナルを残す。
a)PARTEプロモーターへのイネアクチン−1の5’転写アクチベーター領域の付加
イネアクチン−1遺伝子からPARTEプロモーターに5’転写エンハンサー領域をcys−融合するために、pPARTEプラスミドを酵素EcoRI及びEcoRVで分解し、これらの酵素で連結する両極端を有する合成DNA断片En−Ac1(イネアクチン−1遺伝子の転写開始部位から−43〜−221、配列番号10)をそれに挿入した。得られたプラスミドpA1PARTEをEcoRV及びHindIIIで分解して、合成DNA断片En−Ac2(イネアクチン−1の転写開始部位から−226〜−310、配列番号11)を挿入し、アクチン−1遺伝子プロモーターの5’アクチベーター領域を完成させプラスミドpAPARTE(図5、図7E)を産生させた。このプラスミドの制限部位HindIII及びSacIの間のヌクレオチド配列を配列番号12に示す。
プラスミドpA1PARTEをNruI及びSalIで分解し、ASP(配列番号13)と称するDNA合成断片をそれに挿入し、構築物pASPΔA1PARTEを産生させる。ASPは上記の制限酵素に対する接着末端を保有しas−1−様転写エンハンサー配列のために成分化する。このプラスミドをSalIで分解し、S1ヌクレアーゼで処理してからPstIで分解し約900bpのDNA断片を得、それをその後NruI及びPstIで分解したベクターpA1PARTEにクローニングし、最終的にプラスミドpASPA1PARTEを得た。そのプラスミドはイネアクチン−1の5’転写活性化領域のNruI部位に挿入されたASPエンハンサーを有する。それをEcoRV−XhoIで分解することによって、第二のASPエンハンサーをプラスミドpASPA1PARTEに挿入し、ベクターp2A1PARTE(配列番号14、制限部位KpnI及びSacIの間のヌクレオチド配列を示す)を生成させたが、図7Fにその構造を示す。
まず、プライマーOli−U1(配列番号16)及びOli−U2(配列番号17)を用いたポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によってトウモロコシubi−1遺伝子の転写開始部位から−299〜−680の領域に対応する約395bpのDNA断片を増幅させた。増幅した断片を制限酵素KpnI及びXhoI(両部位はプライマー内に含まれていた)で分解し、同様にプロセシングしたpBluescriptII SKベクターにクローニングし、構築物pBS−Ubi1を得た。その後、トウモロコシubi−1遺伝子の−680〜−855(配列番号18)のために成文化している(codify)合成DNA断片(En−U2)をNcoI/KpnIで分解したpBS−Ubi1ベクターにクローニングし、構築物pBS−Ubi2を生成させた。その構築物はトウモロコシユビキチン−1遺伝子5’アクチベーター領域(−299〜−855、配列番号19)を含む。
本発明物の適応性を実証するために、我々は器官、組織又は発生特異性を有するプロモーターからの5’調節領域を融合させることを決意し、これによりすでに言及した特徴を有する高い発現レベルが付与された。このように、グルテリンの器官特異的発現を制御するイネgluB−1遺伝子5’調節領域をPARTEプロモーターのcys及び5’に融合した。この目標を達成するために、gluB−1転写開始部位から−31〜−245領域(配列番号21)に対応する214塩基対の断片(GLU)及び都合のよいクローニング部位を合成し、EcoRI及びXhoIで分解したpPARTEプラスミドにそれを挿入して、pGARTEベクターを産生させ(図8)、XhoI及びSacI部位の間のその一次構造を配列番号22に示す。
単子葉及び双子葉植物の細胞において本発明の各プロモーター変異体物の発現レベルを評価するために、バイナリーベクターpC−ARTE−GUSintにおいてGUSintの発現を制御しているCaMV 35SプロモーターをSmaI−SpeI分解により欠失させ、その場所に構築物pAPARTE、p2A1PARTE、p2APARTE及びpU3ARTEからのKpnI/S1ヌクレアーゼ−SpeI断片を挿入し、新しいバイナリーベクターpC−APARTEGUSint、pC−2A1PARTEGUSint、pC−2APARTEGUSint及びpC−U3ARTEGUSintを産生させた。
バイナリーベクターpC−APARTEGUSint、pC−2A1PARTEGUSint、pC−2APARTEGUSint及びpC−U3ARTEGUSintをA.ツメファシエンス細胞に導入し、実施例2の(a)項に記載したようにNT1タバコ細胞における一過性発現アッセイ実験を実施した。使用した対照プラスミドpC−GUSintは、GUSの発現がCaMV 35Sプロモーター(1.3kb版)及びtNOSターミネーターに制御されている。実験を2回実施し(各処理について5回の繰り返し)、結果を以下の表に示す。
PARTEプロモーターの種々の変異体の活性の一過性評価を実施するために、実施例2(c)項に記載したようにバイナリーベクターpC−APARTEGUSint、pC−2A1PARTEGUSint、pC−2APARTEGUSint及びpC−U3ARTEGUSintを用いてイネカルスにボンバードメントを行った。対照プラスミドpActl−F(McElroy D;Zhang W;Cao J;Wu R.、Plant Cell 1990、2:163〜171頁)は、イネアクチン−1遺伝子プロモーター及びtNOSターミネーターの制御下でgus遺伝子を発現する。発現カセットをKpnI−XbaI分解によりこれらのプラスミドから抽出し、同制限酵素で分解したバイナリープラスミドpCAMBIA2300に挿入し、ベクターpC−Act1Fを産生させた。
イネ細胞内乳におけるGARTEプロモーターの組織特異性を評価するために、GUSint遺伝子に融合しnosターミネーター(tNOS)を有するEureka断片を含む、pBPFARTEGUSintベクターからの約2.5KbのSalI/クレノウ−PstI断片を、XbaI/クレノウ−PstIで分解したpGARTEベクターにクローニングした結果、構築物pGARTEGUSintが生じた。
Claims (71)
- 組換えDNA分子であることを特徴とする人工プロモーターであって、前記プロモーターが植物細胞においてその3’末端に融合した任意のDNA配列の発現を促進し、
a)5’転写調節エレメント、
b)それに続くTATAボックス、GC含量64%未満を有するヌクレオチド配列、及び転写開始部位を含む人工コアプロモーター、並びに
c)第一キメラエキソン、人工イントロン、及び第二キメラエキソンにより一致される、下流に挿入された任意の遺伝子の翻訳増強性を有する転写可能であるが翻訳可能ではない合成ヌクレオチド配列、
を含み、前記転写開始部位の3’末端が前記合成ヌクレオチド配列に融合し、前記合成イントロンが植物細胞においてそれに融合した遺伝子の発現を増強できるプロモーター。 - 前記5’転写調節エレメントが人工である、組換えDNA分子であることを特徴とする請求項1記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントが植物細胞において遺伝子発現を自然に増強及び/又は調節するDNA配列と相同である、組換えDNA分子であることを特徴とする請求項1記載の人工プロモーター。
- 5’転写調節エレメントがイネアクチン−1遺伝子に由来する請求項3記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントがイネアクチン−1遺伝子の転写開始部位から−43から−310の領域を含む請求項4記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントのヌクレオチド配列が配列番号10における配列又はその断片に対応する請求項5記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントのヌクレオチド配列が配列番号11における配列又はその断片に対応する請求項5記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントがトウモロコシユビキチン−1遺伝子に由来する請求項3記載の人工プロモーター。
- ヌクレオチド配列がトウモロコシユビキチン−1遺伝子の転写開始部位から−299から−855の領域を含む請求項8記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントが配列番号19における配列又はその断片に対応する請求項9記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントがas−1様転写エンハンサーである請求項2又は3に記載の人工プロモーター。
- as−1様転写エンハンサーのヌクレオチド配列が配列番号13におけるヌクレオチド7から26、又はその相補的配列に対応する配列断片と本質的に同一である、請求項11記載の人工プロモーター
- 前記5’転写調節エレメントがウイルスプロモーターに由来する請求項3記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントがCaMV 35Sプロモーターに由来する請求項13記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントが発生特異性、器官特異性又は組織特異性を有して植物細胞における遺伝子発現を制御する請求項2又は3に記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントが種子における発現を制御する請求項15記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントがイネグルテリンB−1遺伝子に由来する請求項16記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントがイネグルテリンB−1遺伝子の転写開始部位から−31から−245の領域の断片を含む請求項17記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントが配列番号21における配列又はその断片に対応する請求項18記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントが生物又は非生物ストレス下にある植物細胞における遺伝子発現を制御する請求項15記載の人工プロモーター。
- 前記5’転写調節エレメントが傷を有する植物組織における遺伝子発現を制御する請求項15記載の人工プロモーター。
- 5’転写調節領域が異なる起源からの機能できる形で融合した2つ以上の調節エレメントを含み、前記調節エレメントが請求項2から21までに記載の性質のいずれかに対して個別に応答する請求項1記載の人工プロモーター。
- 前記人工エキソン/イントロン/エキソン領域からの第一エキソンがC及びAリッチな(rich)配列モチーフを含む請求項1記載の人工プロモーター。
- 前記人工エキソン/イントロン/エキソン領域からの第一エキソンが、モチーフCTCC並びに/又はその相同配列CTC、TCC及びTCの頻繁に繰り返す配列を含む請求項1記載の人工プロモーター。
- 前記人工エキソン/イントロン/エキソン領域からのイントロンが、CTCCモチーフ並びに/又はその相同配列CTC、TCC及びTCの頻繁に繰り返す配列を含む請求項1記載の人工プロモーター。
- 前記人工エキソン/イントロン/エキソン領域からのヌクレオチド配列が、配列番号6又はその断片に対応する請求項23〜25のいずれか一項に記載の人工プロモーター。
- 前記人工エキソン/イントロン/エキソン領域からの第二エキソンが高いC及びA含量を有する配列モチーフを含む請求項1記載の人工プロモーター。
- 前記人工エキソン/イントロン/エキソン領域からの第二エキソンがモチーフHCAYYY(H=C又はT又はA、Y=C又はT)と少なくとも83%相同の配列を含む請求項1記載の人工プロモーター。
- 前記人工エキソン/イントロン/エキソン領域からの第二エキソンのヌクレオチド配列が配列番号1の配列に対応する請求項27又は28に記載の人工プロモーター。
- 前記人工エキソン/イントロン/エキソン領域のヌクレオチド配列が配列番号8又はその断片に対応する請求項23〜29のいずれか一項に記載の人工プロモーター。
- 前記人工エキソン/イントロン/エキソン領域のヌクレオチド配列が少なくとも部分的に配列番号20の配列に対応する請求項1〜30のいずれか一項に記載の人工プロモーター。
- 植物において機能的な任意のプロモーターに融合した場合に前記プロモーターにより制御されるDNA配列の発現を増強するように貢献する請求項1〜31のいずれか一項に記載の人工プロモーターからのDNA断片。
- 人工プロモーターの断片であって、前記断片に融合した遺伝子の翻訳を増強できる、請求項32記載の断片。
- モチーフHCAYYY(H=C又はT又はA、Y=C又はT)と少なくとも83%相同の配列を含む請求項33記載の人工プロモーターの断片。
- C及びAリッチな(rich)配列モチーフを有する請求項33記載の人工プロモーターの断片。
- ヌクレオチド配列が配列番号1における配列に対応する請求項33記載の人工プロモーターの断片。
- 植物細胞においてCaMV 35Sプロモーターから産生されるmRNAの翻訳の増強に貢献する請求項33〜36のいずれか一項に記載の人工プロモーターの断片。
- エキソン/イントロン/エキソン領域に対応する請求項32記載の人工プロモーターの断片。
- 第一エキソンがC及びAリッチな(rich)配列モチーフを含む請求項38記載の人工プロモーターの断片。
- 前記第一エキソンがモチーフCTCC並びに/又はその相同配列CTC、TCC及びTCの頻繁に繰り返す配列を含む請求項38記載の人工プロモーターの断片。
- 前記イントロンがモチーフCTCC並びに/又はその相同配列CTC、TCC及びTCの頻繁に繰り返す配列を含む請求項38記載の人工プロモーターの断片。
- ヌクレオチド配列が配列番号6における配列に対応する請求項38記載の人工プロモーターの断片。
- ヌクレオチド配列が配列番号8における配列に対応する請求項38記載の人工プロモーターの断片。
- 植物細胞においてCaMV 35Sプロモーターの制御下で任意の遺伝子の発現の増強に貢献する請求項38〜43のいずれか一項に記載の人工プロモーターの断片。
- as−1様転写エンハンサーに対応する請求項32記載の人工プロモーターの断片。
- ヌクレオチド配列が配列番号13におけるヌクレオチド7から26又はその相補的配列に対応する断片の配列と本質的に同一である人工プロモーターの断片。
- 5’転写調節エレメントに対応する請求項32記載の人工プロモーターの断片。
- 前記5’転写調節エレメントがイネアクチン−1遺伝子に由来する請求項47記載の人工プロモーターの断片。
- ヌクレオチド配列がイネアクチン−1遺伝子の転写開始部位から−43から−310の断片を含む請求項48記載の人工プロモーターの断片。
- ヌクレオチド配列が配列番号10における配列又はその断片に対応する請求項49記載の人工プロモーターの断片。
- ヌクレオチド配列が配列番号11における配列又はその断片に対応する請求項49記載の人工プロモーターの断片。
- 前記5’転写調節エレメントがトウモロコシユビキチン−1遺伝子に由来する請求項47記載の人工プロモーターの断片。
- ヌクレオチド配列がトウモロコシユビキチン−1遺伝子の転写開始部位から−299から−855の領域を含む請求項52記載の人工プロモーターの断片。
- 前記5’転写調節エレメントが配列番号19における配列又はその断片に対応する請求項53記載の人工プロモーターの断片。
- 請求項1から31までのいずれかに対応する人工プロモーターを含む、植物細胞におけるDNA配列の発現のためのカセット。
- 請求項32から54までのいずれかに対応するDNA断片に機能的に融合した転写エンハンサーエレメントを含む、植物細胞におけるDNA配列の発現のためのカセット。
- 請求項55又は56に記載の発現カセットの1つを含む、植物細胞の形質転換のためのDNAベクター。
- 請求項57記載のベクターを保有する細菌細胞及びその子孫。
- 請求項57記載のベクターで形質転換された植物細胞及びその子孫。
- 請求項57記載のベクターにより導入された前記発現カセットにおいて人工プロモーターの制御下でDNA断片を発現する請求項59記載の植物細胞。
- 請求項55又は56に記載の発現カセットがゲノムに完全に組み込まれた請求項59記載の植物細胞。
- 請求項61記載の植物細胞から再生したトランスジェニック植物。
- 請求項57に記載したベクターにより導入された発現カセットに含まれる人工プロモーターの制御下でDNA断片を発現する請求項62記載のトランスジェニック植物。
- 請求項63記載のトランスジェニック植物の子孫。
- 双子葉類である請求項64記載の植物。
- ナス科(Solanaceae)である請求項65記載の植物。
- タバコ、トマト又はジャガイモのうち1つの種に属する請求項66記載の植物。
- 単子葉類である請求項64記載の植物。
- イネ科(Gramineae)である請求項68記載の植物。
- イネ、サトウキビ、トウモロコシ、コムギ又はオオムギのうちの1つの種に属する請求項69記載の植物。
- 請求項57記載のベクターにより導入された発現カセットに含まれる人工プロモーターの制御下に位置するDNA断片の発現の結果としての、請求項60又は63に記載の細胞又は植物により産生される組換えタンパク質の精製又は使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CU20020337 | 2002-12-27 | ||
PCT/CU2003/000018 WO2004058979A1 (es) | 2002-12-27 | 2003-12-19 | Promotor artificial para la expresión de secuencias de adn en células vegetales. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006512067A true JP2006512067A (ja) | 2006-04-13 |
Family
ID=40293792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004562477A Pending JP2006512067A (ja) | 2002-12-27 | 2003-12-19 | 植物細胞においてdna配列を発現させるための人工プロモーター |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060277628A1 (ja) |
EP (1) | EP1577395A1 (ja) |
JP (1) | JP2006512067A (ja) |
KR (1) | KR20050090411A (ja) |
CN (1) | CN1738902A (ja) |
AR (1) | AR042552A1 (ja) |
AU (1) | AU2003291914A1 (ja) |
BR (1) | BR0317765A (ja) |
CA (1) | CA2518966A1 (ja) |
MX (1) | MXPA05006983A (ja) |
RU (1) | RU2326167C2 (ja) |
WO (1) | WO2004058979A1 (ja) |
ZA (1) | ZA200505067B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011193801A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | National Univ Corp Shizuoka Univ | プロモーター |
US8552256B2 (en) | 2008-04-11 | 2013-10-08 | National Institute Of Agrobiological Sciences | Gene capable of being expressed specifically in endosperm of plant, promoter for the gene, and use of the gene and the promoter |
WO2021141082A1 (ja) * | 2020-01-10 | 2021-07-15 | 株式会社カネカ | エンハンサー |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008081478A2 (en) * | 2007-01-05 | 2008-07-10 | Metahelix Life Sciences Private Limited | A chimeric promoter and a method thereof |
CN103534267B (zh) | 2011-03-25 | 2017-07-14 | 孟山都技术公司 | 植物调控元件及其用途 |
EP2935586B1 (en) | 2012-12-19 | 2018-07-18 | Monsanto Technology LLC | Plant regulatory elements and uses thereof |
AU2014237167B2 (en) * | 2013-03-15 | 2018-07-12 | BASF Agricultural Solutions Seed US LLC | Constitutive soybean promoters |
US11441150B2 (en) * | 2014-01-10 | 2022-09-13 | Medicago Inc. | CPMV enhancer elements |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991009948A1 (en) * | 1990-01-05 | 1991-07-11 | Cornell Research Foundation, Inc. | Rice actin gene and promoter |
WO1997047756A1 (en) * | 1996-06-11 | 1997-12-18 | Pioneer Hi-Bred International, Inc. | A synthetic plant core promoter and upstream regulatory element |
WO1999043838A1 (en) * | 1998-02-24 | 1999-09-02 | Pioneer Hi-Bred International, Inc. | Synthetic promoters |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ZA88319B (en) * | 1987-02-06 | 1988-08-12 | Lubrizol Enterprises, Inc. | Ocs enhancer |
US5641876A (en) * | 1990-01-05 | 1997-06-24 | Cornell Research Foundation, Inc. | Rice actin gene and promoter |
DE4222407C1 (de) * | 1992-07-08 | 1993-10-07 | Max Planck Gesellschaft | Modulartiges Promotor-Konstrukt |
CZ133598A3 (cs) * | 1996-09-03 | 1998-10-14 | Plant Genetic Systems, N. V. | Molekula DNA, rostlinná buňka a rostlina |
US6437223B1 (en) * | 1998-03-13 | 2002-08-20 | Syngenta Participations Ag | Inbred maize line 2070BT |
US6346655B1 (en) * | 1999-03-31 | 2002-02-12 | Syngenta Participations Ag | Trichothecne-Resistant transgenic plants |
-
2003
- 2003-12-19 BR BR0317765-3A patent/BR0317765A/pt not_active IP Right Cessation
- 2003-12-19 AU AU2003291914A patent/AU2003291914A1/en not_active Abandoned
- 2003-12-19 KR KR1020057011705A patent/KR20050090411A/ko not_active Application Discontinuation
- 2003-12-19 MX MXPA05006983A patent/MXPA05006983A/es unknown
- 2003-12-19 EP EP03767379A patent/EP1577395A1/en not_active Withdrawn
- 2003-12-19 AR ARP030104738A patent/AR042552A1/es active IP Right Grant
- 2003-12-19 WO PCT/CU2003/000018 patent/WO2004058979A1/es active Application Filing
- 2003-12-19 JP JP2004562477A patent/JP2006512067A/ja active Pending
- 2003-12-19 US US10/539,476 patent/US20060277628A1/en not_active Abandoned
- 2003-12-19 CA CA002518966A patent/CA2518966A1/en not_active Abandoned
- 2003-12-19 RU RU2005123815/13A patent/RU2326167C2/ru active
- 2003-12-19 CN CNA2003801087089A patent/CN1738902A/zh active Pending
-
2005
- 2005-06-22 ZA ZA200505067A patent/ZA200505067B/en unknown
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991009948A1 (en) * | 1990-01-05 | 1991-07-11 | Cornell Research Foundation, Inc. | Rice actin gene and promoter |
WO1997047756A1 (en) * | 1996-06-11 | 1997-12-18 | Pioneer Hi-Bred International, Inc. | A synthetic plant core promoter and upstream regulatory element |
WO1999043838A1 (en) * | 1998-02-24 | 1999-09-02 | Pioneer Hi-Bred International, Inc. | Synthetic promoters |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8552256B2 (en) | 2008-04-11 | 2013-10-08 | National Institute Of Agrobiological Sciences | Gene capable of being expressed specifically in endosperm of plant, promoter for the gene, and use of the gene and the promoter |
JP2011193801A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | National Univ Corp Shizuoka Univ | プロモーター |
WO2021141082A1 (ja) * | 2020-01-10 | 2021-07-15 | 株式会社カネカ | エンハンサー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR0317765A (pt) | 2005-11-22 |
RU2005123815A (ru) | 2006-01-27 |
MXPA05006983A (es) | 2006-02-22 |
WO2004058979A1 (es) | 2004-07-15 |
RU2326167C2 (ru) | 2008-06-10 |
CN1738902A (zh) | 2006-02-22 |
KR20050090411A (ko) | 2005-09-13 |
CA2518966A1 (en) | 2004-07-15 |
ZA200505067B (en) | 2006-05-31 |
AR042552A1 (es) | 2005-06-22 |
AU2003291914A1 (en) | 2004-07-22 |
US20060277628A1 (en) | 2006-12-07 |
EP1577395A1 (en) | 2005-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Elmayan et al. | Evaluation in tobacco of the organ specificity and strength of the rolD promoter, domain A of the 35S promoter and the 35S2 promoter | |
AU2002302475B2 (en) | Processes and vectors for amplification or expression of nucleic acid sequences of interest in plants | |
AU689311B2 (en) | Plant transcription regulators from circovirus | |
US7626081B2 (en) | Cotton α-globulin promoter for seed-specific expression of transgenes | |
EP0785999A1 (en) | Plant transcription regulators from circovirus | |
AU2002302475A1 (en) | Processes and vectors for amplification or expression of nucleic acid sequences of interest in plants | |
Stavolone et al. | Cestrum yellow leaf curling virus (CmYLCV) promoter: a new strong constitutive promoter for heterologous gene expression in a wide variety of crops | |
ZA200505067B (en) | Arificial promoter for the expression of DNA sequences in vegetal cells | |
DK2118291T3 (en) | Artificial DNA sequence with optimized leader function in 5 '(5'-UTR) for improved expression of heterologous proteins in plants | |
WO2005113771A1 (en) | An embryo preferred promoter and method of using same | |
WO2007010545A1 (en) | Rtbv plant promoter and process thereof | |
Wu et al. | Cloning and functional analysis of the promoter of a maize starch synthase III gene (ZmDULL1) | |
CN103540595B (zh) | 水稻组成型启动子及应用 | |
US9873884B2 (en) | Male reproductive tissue and stage specific promoters from Eucalyptus camaldulensis sweet gene family member | |
US7303873B2 (en) | Cryptic regulatory elements obtained from plants | |
JP4452823B2 (ja) | カルス及び種子胚特異的発現活性を有するプロモーター | |
RU2697014C2 (ru) | Способ эффективного биосинтеза рекомбинантных белков в двудольных растениях с использованием промотора гена pro-SmAMP1 из растения Stellaria media | |
Saranya et al. | Promoter diversity in plants—A review | |
US7250296B2 (en) | Nucleotide sequences of 2S albumin gene and its promoter from grape and uses thereof | |
JP4505626B2 (ja) | 花粉特異的発現活性を有するプロモーター | |
US8642749B2 (en) | Regulatory region preferentially expressing to seed embryo and method of using same | |
Kajendran et al. | Cloning and characterisation of an endosperm specific glutelin B1 promoter from Sri Lankan rice (Oryza sativa L. ssp. indica) variety Bg 250. | |
JP4505627B2 (ja) | 緑色組織特異的発現活性を有するプロモーター | |
Roh et al. | Isolation and functional characterization of a PISTILLATA-1 gene promoter from Brassica napus | |
CN114645017A (zh) | 一个特异表达启动子kt631p的功能及其应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091027 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100127 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100203 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100301 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100308 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100625 |