JP2006511318A - 組織レトラクタ装置およびその使用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書は、新規であると認められる本発明の特徴を規定する特許請求の範囲で結論づけられるが、以下の図面の説明に関連して参照符号を付すことによってよりよく理解されるであろう。
Claims (87)
- 対象物を操作するためのレトラクタ装置において、
基端部および末端部を有する本体と、
後退装置と
を具え、この後退装置は、
前記本体の前記末端部に連結したヘッドと、
前記本体に移動可能に配置したコネクタと、
記憶形状を有する形状記憶材料の可撓性ニードルであって、前記コネクタに移動可能に連結し、かつ前記記憶形状が弓形の形状を有する該ニードルと、
前記本体の基端部に連結し、前記本体を介して前記コネクタを動作させるよう連結した操作装置であって、この操作装置の動作の際に、前記コネクタを移動させて前記ニードルを前記ヘッドに対して選択的に突出させたり、後退させたりする該操作装置と
を有するものとして構成した
ことを特徴とするレトラクタ装置。 - 前記本体は、長手方向を規定する長手方向範囲を持つものとし、また
前記ニードルは、前記長手方向にほぼ直交する方向に前記ヘッドから突出するものとした請求項1記載のレトラクタ装置。 - 前記ヘッドを、前記本体の前記末端部に着脱自在に連結した請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記ヘッドを、前記本体に一体に形成した請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記ヘッドに、前記ニードルの各々のためのトラックを画成した請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記トラックの出口は、前記長手方向に対して角度をなす方向に開口するものとした請求項5記載のレトラクタ装置。
- 前記トラックの出口は、前記長手方向に対してほぼ直交する方向に開口するものとした請求項5記載のレトラクタ装置。
- 前記トラックの出口は、前記ニードルに対してほぼ摩擦を生ずることなく、ニードルを通過させることができる配置にした請求項5記載のレトラクタ装置。
- 前記トラックの出口は、前記ヘッドの両側側面にそれぞれ配置し、また前記トラックにより、前記ニードルを前記トラック出口を通過させるよう案内するものとした請求項5記載のレトラクタ装置。
- 前記トラックのうちの少なくとも一方の表面は、前記コネクタの移動方向にほぼ直交する方向に前記ニードルを案内するものとした請求項8記載のレトラクタ装置。
- 前記ニードルはニードル直径を有し、
前記トラックの出口は、少なくとも前記ニードル直径と同じ直径を有するものとした請求項5記載のレトラクタ装置。 - 前記トラックは、前記ニードルの一部の記憶形状に対応する形状を有するものとして構成した請求項5記載のレトラクタ装置。
- 前記ニードルの記憶形状は、ほぼ直線的な基端側部分と弓形の末端側部分とを有するものとした請求項12記載のレトラクタ装置。
- 前記トラックの前記形状は、前記基端側部分の記憶形状、および末端側部分の一部の記憶形状に対応するものとした請求項13記載のレトラクタ装置。
- 前記ヘッドは、2個のヘッドハーフを有し、これらヘッドハーフ間に前記ニードルをクランプするものとした請求項5記載のレトラクタ装置。
- 前記2個のハーフを、互いに着脱自在に連結するものとした請求項15記載のレトラクタ装置。
- 前記ヘッドは2個のハーフ間に配置したシムを有するものとして構成した請求項15記載のレトラクタ装置。
- 前記2個のハーフは、前記トラックを画成するものとした請求項15記載のレトラクタ装置。
- 前記2個のハーフは、前記トラックを画定するシムを有するものとして構成した請求項15記載のレトラクタ装置。
- 前記コネクタは、前記ヘッドおよび前記本体のうちの少なくとも一方に移動自在に配置し、
前記各ニードルは、基端側部分と、末端側部分とを有するものとし、
前記基端側部分の前記記憶形状をほぼ直線状とし、また前記末端側部分の記憶形状を弓形形状とした
請求項15記載のレトラクタ装置。 - 前記末端側部分の前記弓形形状は、円よりも大きくないものとした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記末端側部分の前記弓形形状は、半円より大きいものとした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記ニードルを2個のニードルとした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記ニードルの材料を、疑似弾性金属、ニチロールおよびニッケル‐チタン合金よりなるグループから選択した少なくとも一つの材料とした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記操作装置を前記本体の基端側部分に着脱自在に連結した請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記本体は、コイル巻回部、およびこのコイル巻回部を包囲する外側ジャケットを有するものとし、
前記コネクタを、前記コイル巻回部に移動自在に配置した請求項1記載のレトラクタ装置。 - 前記レトラクタ装置は、前記ニードルを前記ヘッドから突出させる際に前記対象物を把持し、前記ニードルを前記ヘッドから引き込ませる際に前記対象物を釈放するものとした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記操作装置は、ロッドを有するものとし、
前記ロッドを前記本体に通過させ、かつ前記コネクタを移動させるよう前記コネクタに連結した
請求項1記載のレトラクタ装置。 - 前記ロッドを前記コネクタに一体に形成した請求項28記載のレトラクタ装置。
- 前記ロッドを前記コネクタに移動自在に連結した請求項28記載のレトラクタ装置。
- さらに、前記本体内に前記ニードルの後退範囲を制限する基端側止め部を設けた請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記操作装置は、前記ニードルを所定位置に選択的に保持するロック装置を有するものとした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記ロック装置は、前記ニードルを突出位置に選択的に保持するものとした請求項32記載のレトラクタ装置。
- 前記操作装置は、前記ニードルがヘッドから突出する突出距離を制限するオーバーストローク阻止体を有するものとした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記操作装置を、片手操作の装置とした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記ヘッドは、前記ヘッドをユーザーが選択した移動位置に保持する係止スパイクを有するものとした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記本体を可撓性本体とした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記本体を堅固な本体とした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 少なくとも1個の作動チャンネルを有する可撓性内視鏡と組み合わせて使用し、患者内の組織を操作する組織レトラクタ装置において、
基端部および末端部を有する本体と、
前記本体の末端部に連結したヘッド、前記本体に移動自在に配置したコネクタ、および記憶形状を有する形状記憶材料で形成して前記コネクタに連結し、記憶形状は弓形形状の一部を有するものとした可撓性のニードルを有する後退装置と、
前記本体の基端部に連結した操作装置であって、前記本体を介して前記コネクタを動作させるようこの前記コネクタに連結し、この操作装置を動作させると、前記コネクタを移動して前記ニードルを前記ヘッドに対して選択的に突出させたり、引っ込ませたりする該操作装置と
を具え、前記本体および前記後退装置は、前記内視鏡の作動チャンネル内に嵌合する寸法としたことを特徴とする組織レトラクタ装置。 - 前記ニードルは、消化管組織を選択的に把持する寸法を有するものとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ニードルは、筋膜に突入することなく粘膜に突入する寸法を有するものとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ニードルは、粘膜を経て筋膜に突入する寸法を有するものとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ニードルは、漿膜に突入することなく粘膜および筋膜に突入する寸法を有するものとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ニードルは、胃壁の異なる層に選択的に突入する寸法を有するものとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ヘッドの互いに対向する側面に開口を画成し、
前記ニードルの記憶形状は、前記コネクタの互いに対向する側面から突出するよう湾曲する形状とした
請求項39記載の組織レトラクタ装置。 - 前記本体は、長手方向を画定する長手方向に延在し、
前記ニードルは、前記長手方向にほぼ直交する方向に前記ヘッドから突出するものとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。 - 前記ヘッドは、前記本体の前記末端部に移動自在に連結した請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ヘッドを前記本体に一体に形成した請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ヘッドに、前記各ニードルのためのトラックを画成し、また
前記トラックは、外部に開口するトラック出口を有するものとした
請求項39記載の組織レトラクタ装置。 - 前記トラック出口は、前記長手方向に対して角度をなす方向に開口するものとした請求項49記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ニードルの記憶形状は、ほぼ直線的な基端部分と弓形の末端部分とを有するものとし、また
前記トラックは、前記基端部分の記憶形状および前記末端部分の記憶形状に対応する形状を有するものとした請求項49記載の組織レトラクタ装置。 - 前記弓形形状の部分は、円よりも大きくないものとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ニードルは、2個のニードルとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記材料は、疑似弾性金属、ニチロールおよびニッケル‐チタン合金よりなるグループから選択した少なくとも一つの材料とした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記操作装置はロッドを有し、また
このロッドを前記本体に通過させ、かつ前記コネクタを移動するよう前記コネクタに連結した
請求項1記載の組織レトラクタ装置。 - 前記ロッドを前記コネクタに一体に形成した請求項55記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ロッドを前記コネクタに移動自在に連結した請求項55に記載の組織レトラクタ装置。
- 前記操作装置を、片手操作の装置とした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ヘッドは、ユーザーが選択した移動位置でこのヘッドを保持する係止スパイクを有するものとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記本体を可撓性本体とした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記本体を堅固な本体とした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- さらに、前記本体内に配置して前記ニードルの後退範囲を制限する基端止め部を設けた請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記操作装置は、前記ニードルを所定位置に選択的に保持するロック装置を有するものとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ロック装置は、前記ニードルを突出位置に選択的に保持するものとして構成した請求項63記載の組織レトラクタ装置。
- 前記操作装置は、前記ヘッドから突出する前記ニードルの突出距離を制限するオーバーストローク阻止体を有するものとした請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 組織レトラクタ装置において、
基端部および末端部を有する本体と、
前記本体の末端部に連結しかつ互いに対向する2個の開口を画成したヘッド、前記本体に移動自在に配置したコネクタ、および記憶形状を有する形状記憶材料で形成して前記コネクタに連結し、記憶形状は弓形形状の一部を有するものとした可撓性のニードルを有する後退装置と、
前記本体の基端部に連結した片手操作の操作装置であって、前記本体を介して前記コネクタを動作させるようこの前記コネクタに連結し、この操作装置を動作させると、前記コネクタを移動して前記ニードルを前記ヘッドに対して選択的に突出させたり、引っ込ませたりする該操作装置と
を具えたことを特徴とする組織レトラクタ装置。 - 組織を牽引する組織牽引方法において、
少なくとも1個の作動チャンネルを有する可撓性の内視鏡を、牽引すべき組織の位置に隣接するよう位置決めし、
請求項1記載のレトラクタ装置を内視鏡の作動チャンネルに通過させ、
前記レトラクタ装置のヘッドを組織の所望の牽引位置に位置決めし、
前記操作装置を操作して前記ニードルを前記所望牽引位置で組織内に突出させ、
前記レトラクタ装置により前記組織を牽引する
ことよりなることを特徴とする組織牽引方法。 - さらに、前記操作装置を操作して前記ニードルを前記ヘッド内に後退させて前記組織を釈放することを含む請求項67記載の組織牽引方法。
- 組織牽引方法において、
請求項39記載の内視鏡を牽引すべき組織の部位に隣接するよう位置決めし、
組織レトラクタ装置を前記内視鏡の作動チャンネルに通過させ、
前記操作装置を操作して前記ニードルを所望の牽引位置で組織内に突入させ、
前記組織レトラクタ装置で組織を牽引する
ことよりなることを特徴とする組織牽引方法。 - さらに、前記操作装置を操作して前記ニードルをヘッド内に後退させて組織を釈放することを含む請求項69記載の組織牽引方法。
- 胃食道逆流症の治療のため、組織を牽引する方法において、
少なくとも1個の作動チャンネルを有する可撓性の内視鏡を、胃壁の牽引すべき所望箇所に隣接するよう位置決めし、
請求項1記載のレトラクタ装置を前記内視鏡の作動チャンネルに通過させ、
前記レトラクタ装置のヘッドを前記胃壁の牽引すべき所望箇所に位置決めし、
前記レトラクタ装置の操作装置を操作して前記ニードルを前記胃壁の所望箇所に突入させ、
前記レトラクタ装置で前記胃壁を牽引する
ことよりなることを特徴とする組織牽引方法。 - さらに、前記ニードルを、胃壁に貫入する深さを筋膜よりも深くならないよう制限する曲率にした請求項71記載の組織牽引方法。
- さらに、基端側の操作ハンドルおよび末端側のジョーを有する端部エフェクタであって、前記ジョーがひだ形成ファスナの雄部分および雌部分を有する該端部エフェクタを設けたクリップ植設およびひだ形成装置を準備し、
前記端部エフェクタを、牽引すべき胃壁の所望箇所に隣接するよう位置決めし、
前記基端側の操作ハンドルを操作して前記端部エフェクタのジョーを開らき、
牽引すべき胃壁を前記端部エフェクタの開いたジョー間に引き込み、
前記牽引した胃壁の中心ポイントがほぼジョー間に位置するよう前記レトラクタにより保持したまま前記操作ハンドルを操作して前記ジョーを前記牽引した胃壁の周りに閉じ合わせ、前記ファスナの雄部分および雌部分を互いに合体させ、ひだ形成部分をこれらファスナの部分間にクランプして組織にひだを形成し、
前記ジョーを前記ひだ形成部分の周りに閉じるとき、ファスナの雄部分をひだ形成部分に穿刺させ、ひだ形成部分の内側表面における漿膜‐漿膜接触を生ずるひだ形成部分の漿膜層に貫通するよう前記ファスナを配置し、
ひだ形成の位置および大きさが満足のいくものか否か、ファスナの部分の内視鏡に対する相対位置が適切か否かを判定し、満足のいく植設であると判定した場合、基端側の操作ハンドルを操作してファスナの雄部分および雌部分をロックし、ロックしたファスナを前記ジョーから釈放し、また満足のいかない植設であると判定した場合、満足のいく植設であると判定されるまで、ジョーを再開放して再度向き決めして別のひだ形成を行い、基端側の操作幅を操作し、ファスナの雄部分および雌部分をロックし、ロックしたファスナをジョーから釈放し、
ジョーを開放し、
クリップ植設およびひだ形成装置、並びに内視鏡を食道を経て患者から抜き出す
ことを含むものとした請求項71記載の組織牽引方法。 - さらに、牽引した胃壁を食道にほぼ方向な方向にジョーに接近させ、
ひだ形成部分を食道に対してほぼ平行となるよう形成する
ことを含むものとした請求項73記載の組織牽引方法。 - 胃食道逆流症の治療のため、組織を牽引する方法において、
請求項39記載の内視鏡を、胃壁の牽引すべき所望箇所に隣接するよう位置決めし、
請求項39記載の組織レトラクタ装置を前記内視鏡の作動チャンネルに通過させ、
前記組織レトラクタ装置のヘッドを前記胃壁の牽引すべき所望箇所に位置決めし、
前記組織レトラクタ装置の操作装置を操作して前記ニードルを前記胃壁の所望箇所に突入させ、
前記組織レトラクタ装置で前記胃壁を牽引する
ことよりなることを特徴とする組織牽引方法。 - さらに、前記ニードルを、胃壁に貫入する深さを筋膜よりも深くならないよう制限する曲率にした請求項75記載の組織牽引方法。
- さらに、基端側の操作ハンドルおよび末端側のジョーを有する端部エフェクタであって、前記ジョーがひだ形成ファスナの雄部分および雌部分を有する該端部エフェクタを設けたクリップ植設およびひだ形成装置を準備し、
前記端部エフェクタを、牽引すべき胃壁の所望箇所に隣接して位置決めし、
前記基端側の操作ハンドルを操作して前記端部エフェクタのジョーを開らき、
牽引すべき胃壁を前記端部エフェクタの開いたジョー間に引き込み、
前記牽引した胃壁の中心ポイントがほぼジョー間に位置するよう前記レトラクタにより保持したまま前記操作ハンドルを操作して前記ジョーを前記牽引した胃壁の周りに閉じ合わせ、前記ファスナの雄部分および雌部分を互いに合体させ、ひだ形成部分をこれらファスナの部分間にクランプして組織にひだを形成し、
前記ジョーを前記ひだ形成部分の周りに閉じるとき、ファスナの雄部分をひだ形成部分に穿刺させ、ひだ形成部分の内側表面における漿膜‐漿膜接触を生ずるひだ形成部分の漿膜層に貫通するよう前記ファスナを配置し、
ひだ形成の位置および大きさが満足のいくものか否か、ファスナの部分の内視鏡に対する相対位置が適切か否かを判定し、満足のいく植設であると判定した場合、基端側の操作ハンドルを操作してファスナの雄部分および雌部分をロックし、ロックしたファスナを前記ジョーから釈放し、また満足のいかない植設であると判定した場合、満足のいく植設であると判定されるまで、ジョーを再開放して再度向き決めして別のひだ形成を行い、基端側の操作幅を操作し、ファスナの雄部分および雌部分をロックし、ロックしたファスナをジョーから釈放し、
ジョーを開放し、
クリップ植設およびひだ形成装置、並びに内視鏡を食道を経て患者から抜き出す
ことを含むものとした請求項75記載の組織牽引方法。 - さらに、牽引した胃壁を食道にほぼ方向な方向にジョーに接近させ、
ひだ形成部分を食道に対してほぼ平行となるよう形成する
ことを含むものとした請求項77記載の組織牽引方法。 - さらに、着脱自在のハンドルを有するレトラクタ装置を準備し、
ニードルが組織に突入した後、前記ハンドルを取り外す
ことを含む請求項67記載の組織牽引方法。 - さらに、前記レトラクタ装置の本体上に第2内視鏡をレトラクタ装置のヘッドに向けて案内するとこを含むものとした請求項79記載の組織牽引方法。
- さらに、着脱自在のハンドルを有するレトラクタ装置を準備し、
ニードルを組織に突入させた後前記ハンドルを取り外し、
前記レトラクタ装置の本体上に第2内視鏡を前記レトラクタ装置のヘッドに向けて案内する
ことを含むものとした請求項69記載の組織牽引方法。 - 対象物を把持する方法において、
請求項1記載のレトラクタ装置のヘッドを対象物の所望箇所に位置決めし、
前記レトラクタ装置の操作装置を操作して対象物の所望箇所に突入させ、前記レトラクタ装置により対象物を把持する対象物把持方法。 - 記操作装置を操作することにより、前記コネクタを移動させてニードルをヘッドから突出させ、患者の組織内に突入させたり、ニードルを組織から抜き出してヘッド内に引っ込ませたりする請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記ニードルは、組織内への貫入深さを制御する寸法とした請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記ニードルは、前記コネクタに固着した請求項1記載のレトラクタ装置。
- 前記ニードルは、前記コネクタに固着した請求項39記載の組織レトラクタ装置。
- 前記ニードルは、前記コネクタに固着した請求項66記載の組織レトラクタ装置。
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