JP2006510832A - 汎用キー製造機 - Google Patents

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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C3/00Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
    • B23C3/28Grooving workpieces
    • B23C3/35Milling grooves in keys

Abstract

シリンダーキー、ビットキー、レーザーキー、特殊マルチアングルキーの任意の2つあるいはそれ以上のキーを含む、複数の主要等級のキーから成るキーグループの任意のキーをクランプ及び切削することのできる単一のキー製造機が提供される。キー製造機には、スロッター(1)と、円形の切削ホイール(3)と、エンドミル(8)とが含まれる。

Description

本発明は、一般にキー、即ち鍵の製造方法及び製造装置に関し、詳しくは、世界的に普及している4種類(class)のキー、即ちメインキーを単一装置で製造する汎用キー製造機に関する。
1844年に至る数百年間、殆ど全ての錠では万能タイプのキー(skeleton type key)が使用された。このタイプのキーはビットキーあるいはダブルビットキーとも呼ばれ、世界の各地で今尚、広く使用されている。ビットキー製造機はこうしたキーに特有の四角い切り欠きを横置き型の切削ホイールを使用してカッティングするものであるが、その原理は、電気モーターの出現以降はモーター駆動されるようになった点を除き数百年間変わっていない。
1844年、Linus Yale Sr.が、“V”字形の切り欠きを持たせた小型の平形キーによって可動ピンを持ち上げるまで、この可動ピンがボルトを然るべく保持するようにした新型錠前の特許を取得した。20世紀の半ばまでにはこの錠前、即ちピンタンブラー錠と、便利な小さい平形キーとは非常に一般的なものとなり、実際に世界中の自動車用、家庭用、南京錠用の国際基準となった。このキーはしばしば“Yaleタイプキー”若しくは“ブレードキー”と称され、世界中で最もよく知られるものである。
“Yaleタイプキー”を複製するためには、横置き型の“孔開け”用ホイールを使用して四角い切り欠きを切刻するビットキー製造機に代えて、“V”字形の切り欠きに合致する“V”字形の形状切削(trace cutting)ホイールを使用する新型のキー製造機が必要となり、結局、2種類のキーを切削するための2台のキー製造機が別個に作製された。ここから、錠前タイプが新しくなる度に新形のキー製造機が作製される伝統が始まった。
1970年代後半及び1980年代前半になって、西側社会で“Yaleタイプキー”を装備した自動車がピッキングあるいはカム送りによって解錠されて盗まれ、直ぐに売れる旧ソビエト連邦の閉鎖的な衛星国に輸出されたことから、ヨーロッパの保険会社及び自動車メーカーは、新型の錠及びこの錠用のキーを製造して施錠システムを改善する運動を始めた。
自動車メーカーがこの新施錠システムを自社の車に装着するようになるに従い、この錠に合う新型のキーを切削するキー製造機の錠前ショップへの販売台数も急増した。このタイプの安全錠、即ちセキュリティキーは家屋用及び小型錠用としても普及し、結局、1950年には2台(ビットキー用とYaleタイプキー用の)だった錠前ショップのタイプの異なるキー製造機の数は、2002年の初めには20台あるいはそれ以上となった。
20台のこれらの各キー製造機は多少なりとも自動化され、及びあるいは暗号(code)切削あるいは形状切削(trace cutting)が可能である。しかしながら、キー製造機で切削するキーには基本となる主要な4つの種類(class)があり、ある種類のキーを切削するキー製造機は切削ホイールを替えるかマシンの治具機構を再設定しないと他の種類のキーを切削することが出来ない。
キーの4つの種類には以下のものがある。
1)シリンダーキーあるいはV字カットキー:Ford車におけるような、片方の縁部あるいは両縁部を切削したキーであり、http://www.silca.it/download/brochure/eng/KeyMachines/bravogbD01.pdf.のSilca Bravo Superキー製造機、あるいはhttp://www.silca.it/download/brochure/eng/KeyMachines/399gbD01.pdf.の、電子暗号切削用のSilca Unocodeキー製造機、若しくは、Silca Formula XあるいはHPC暗号製造機におけるような形状切削ホイールを使用して切削可能である。
2)ビットキー:スクエアノッチキー、モーティス(ほぞ穴)キー、レバーキーあるいはスケルトンキーとも称され、ダブルビットキーが含まれる。こうしたキーを切削するためには、http://www.silca.it/download/brochure/eng/KeyMachines/techgbD01.pdf.のSilca Tech 3 Europaのような、立削りホイールあるいはスロッターホイール(あるいは単にスロッター)を使用する必要がある。
3)特殊マルチアングルキー:スクエアノッチアングルキーとも称され、Tibbeキー、Abloyキー、Ford Chubbキー、Ford FO 19キーが含まれる。これらのキーは、http://www.silca.it/download/brochure/eng/KeyMachines/delmcgbD01.pdf.のSilca Delta 2000 MC Multi Copyの様なキー製造機で製造される。
4)レーザーキー:サイドミル(side milled)キー、エンドミル(end milled)キー、ミルド(milled)キーとも称され、ディンプル(dimple)キーが含まれる。ディンプルキーは、切削工具を平削り工具から丸形(round)工具に替え、エンドミルカッター及び別の治具を用いて形成した、メルセデス車のキーやチューブキーにおけるような屈曲した溝とは対照的なディンプルをキーに彫り込むことで切削することができる。このタイプのキー製造機では、http://www.silca.it/download/brochure/eng/KeyMachines/4codegbD01.pdf.のSilca Quattrocodeにおけるような様々のミル工具あるいはディンプル工具が使用される。
上述した特殊キー製造機の形態を有し、各々特殊な切削ホイール及び治具を備えた別の技術を本発明で利用することができる。単一のキー製造機で任意の2つの種類のキーを切削することのできるキー製造機はこれまでに無かった。
本発明によれば、世界中でよく知られる4タイプのキーを1台のキー製造機で製造する汎用のキー製造機が提供される。
本発明は、複数の主要種類のキーを含む任意のキーグループにおけるキーをクランプするためのキークランプ手段と、複数の主要種類のキーから任意に予備選択したキーを切削するキー切削手段とを備える単一のキー製造機に関わるものである。
任意に予備選択したキーの1つを支持するためのキー支持手段のみならず、キー切削手段と、キークランプ手段とが提供される。キー支持手段はキー切削手段とは無関係に可動であり、また、切削プロセス中はキークランプ手段と無関係に可動でもある。
キー切削手段は、ブレード付きのマルチアングルキーを切削するためのマルチアングルキー切削手段を更に含み得る。マルチアングルキー切削手段には、切削中にブレードを支持するためのブレード支持手段はない。キークランプ手段は切削するべきマルチアングルキーをクランプするための、キー切削手段とは無関係に可動のマルチアングルキークランプ手段を含む。
キークランプ手段は更に、ブレードの両サイドを切削するべきミルカットキーをクランプするためのミルカットキークランプ手段を更に含み得る。キー切削手段は、ミルカットキーを切削するためのミルカットキー切削手段を含み得、キークランプ手段はこのキー切削手段とは無関係に可動である。ブレードは、キークランプ手段内でミルカットキーを再固定あるいは再設定し直すこと無くその両側部を切削され得る。
以上、本発明の重要な特徴を、以下の詳細な説明をより良く理解するため並びに斯界における貢献性が認識され得るよう概略したが、今後詳しく説明され、また発明の主要事項を形成するその他の特徴が存在する。
キー製造機業界によれば、各錠前製造業者は基本の4タイプの中の1つの錠と、この錠を開けるキーとを採用している。キーの4タイプとは、1)しばしばV字カットキーと呼ばれるシリンダーキー、2)しばしばスクエアノッチキーと呼ばれるビットキー、3)しばしばスクエアノッチアングルキーと呼ばれる特殊マルチアングルキー、4)しばしばエンドミルキーと呼ばれるレーザーキー、とである。
様々の錠前製造業者ではこれら4タイプの錠が大量生産されると同時に、各錠に対応する2つ以上のオリジナルキーの夫々が、噛み合い歯切刻用の、100,000ドル以上もする工業用の大型高速切刻機(biting machine)を用いて大量生産される。各切刻機は、特定タイプのキーを製造するためのみならず、単一のキープロファイル及び、例えばラバーハンドル付きの特殊ブランク素材を製造するべく設定される専用装置である。こうした工業用装置では毎分10個若しくはそれ以上の割合でオリジナルの暗号切削キーが製造される。
これらの錠及びキーを市場に投入し、自動車、家屋、オフィス、小型錠などの小売り客に販売した後で、ずっと小型の、1〜5分に1個の合い鍵を製造する合い鍵製造機を使用して、客の要求する追加の合い鍵を製造する必要がある。色々なキー製造業者によって、4タイプの、各キー専用の小型の合い鍵製造機が製作された。これら4タイプの各キー製造機には、その程度によって値段が上下する自動化オプションが用意される。しかし、どれほど自動化されようとも専用装置で切削できるキータイプは1種類にしか過ぎない。4タイプの各キー製造機には、暗号切削用の、同じくその程度に応じて値段が上下する別のオプションもある。しかしこの場合でも、専用装置で切削されるキータイプは1つである。例えばSilca社のILCO UNICAN部門が販売する全自動型の暗号切削用#4エンドミル機は20,000ドル以上であるが、手動式の暗号切削用のエンドミル機は僅か5,000ドルである。しかし、値段あるいはオプションに関わらず、各装置で切削されるキーはこの装置専用のタイプのもののみである。4タイプの各キー製造機には数多くのオプションがあって価格範囲も広いが、各キー製造機で製造されるキーはそのキー製造機自身のタイプのもののみである。今日、錠前ショップその他におけるこうしたキー製造機は10万種類に及んでいる。
本発明によれば、切削用ホイール、治具(即ちクランプ様式)、キー切削機の全てを変更することなく、4種類のキーの任意の2つあるいはそれ以上が自動で切削されるようになる。
オールインワン型の汎用装置は使い方が簡単である他に、夫々が独自の命令セットを有していることから習得するのが難かしい、20種類あるいはそれ以上のキー切削機モデルに取って代わる効果がある。本発明では、4種類全てのキーが製造対象に含まれ得る。
また、装置が1台ではなく多数存在していると、各装置を夫々の基準に基づいて定期的に較正しなければならず、従って管理も難しい。本発明では1台の装置が一回較正され、しかも全4種類のキーが製造される。
小売店のフロアコストは高く付くが、1台の装置を多数の装置に代替させることで無駄なフロアスペースを減らすこともできる。
図面に例示した各好ましい実施例には単一のキー製造機が示され、あるキーグループの任意のキーをクランプするためのキークランプ手段と、複数の主要種類から任意に予備選択したキーを切削するためのキー切削手段とを含んでいる。キーグループには複数の主要種類のキーが含まれ、主要種類のキーには、シリンダーキー、ビットキー、レーザーキー、特殊マルチアングルキーの任意の2つあるいはそれ以上が含まれる。
図1〜図8には本発明の好ましい実施例が示され、あるキーグループの任意のキーをクランプするためのキークランプ手段5と、複数の主要種類から任意に予備選択したキーを切削するためのキー切削手段4とを含むキー製造機を含んでいる。キーグループには、シリンダーキー18、ビットキー16、レーザーキー14、特殊マルチアングルキー12、の任意の2つあるいはそれ以上を含む複数の主要種類のキーが含まれる。
キー切削手段4は、図8に示すように、複数の主要種類から任意に予備選択したある種類のキーの最初の1つが切削されたことを表示する制御信号を創出する手段を含み、この制御信号22を使用して、前記複数の主要種類から任意に予備選択したキーの別の1つを同様に(correspondingly)に切削することが好ましい。
キークランプ手段5は、図5に最も良く示されるように、一対の対向するジョーを有するクランプ(あるいはジョー)6を含み得る。
キー切削手段4は、スロッター1、円形切削ホイール3、エンドミルカッター8、の内の少なくとも2つを含むことが好ましい。
本発明のキー製造機は更に、キーのブレード7、詳しくはレーザーキーのブレード7を切削中に支持するためのブレード支持手段9を有し得る。このブレード支持手段9は、切削中はキークランプ手段5とは無関係に可動でもある。
キー切削手段4は、ブレード7を有するマルチアングルキーを切削するための手段を更に含むことが好ましい。マルチアングルキーを切削するためのこの手段は、切削中にブレードを支持するブレード支持手段9を持たない。また、キークランプ手段5は、キー切削手段4とは無関係に可動の、マルチアングルキーをクランプするためのキークランプ手段を含んでいる。
キークランプ手段5は更に、両サイドを切削するべきブレード7を有するミルカットキーをクランプするためのキークランプ手段を含み得る。キー切削手段4は、ミルカットキーを切削するための手段を含み、キークランプ手段5はキー切削手段4とは無関係に可動である。図2に示されるように、ブレード7はキークランプ手段5内で再固定することなく、その両サイドが切削され得る。
好ましい実施例におけるキー製造機は、あるグループの任意のキーをクランプするためのキークランプ手段5と、シリンダーキー18、ビットキー16、レーザーキー14の内の任意のキーのブレードを支持するための支持手段と、複数の主要種類のキーから任意に予備選択したキーを切削するためのキー切削手段4とを含む。キーグループは、各々がレード7を有する複数の主要種類のキーを含み、主要種類のこれらキーには、シリンダーキー、ビットキー、レーザーキー、特殊マルチアングルキー、の任意の2つあるいはそれ以上が含まれる。
キークランプ手段5はクランプ6を含み、クランプ6は、複数の主要種類のキーから任意に予備選択した1つのキーと作動上係合する一対の対向するジョーを有している。キークランプ手段5は、切削するべきマルチアングルキー12をクランプするための、キー切削手段4とは無関係に可動のマルチアングルキークランプ手段を含む。
キークランプ手段5は、両サイドを切削するべきブレード7を持つミルカットキーをクランプするための、キー切削手段4とは無関係に可動のミルカットキークランプ手段を更に含む。これにより、ブレード7はキークランプ手段5内でミルカットキーを再取り付けすることなく両サイドを切削され得る。
シリンダーキー、ビットキー、レーザーキーの任意の1つのキーの切削中にこのキーのブレード7を支持するブレード支持手段9はキー切削手段4とは無関係に可動であり、図2に示すように、切削中はキークランプ手段5とも無関係に可動である。また、複数の主要種類のキーから任意に予備選択したキーを切削するためのキー切削手段4は、スロッター1、円形切削ホイール13、エンドミルカッター8、の内の少なくとも2つを含む。キー切削手段4は、図4に示すように、切削中はブレード支持手段とは無関係に可動の、マルチアングルキー切削手段と、ミルカットキー切削手段とを含む。
キー切削手段4は、複数の主要種類から任意に予備選択した種類のキーの最初の1つが切削されたことを表示する制御信号を発生する手段を含み、この制御信号を使用して、前記複数の主要種類から任意に予備選択した種類の前記キーの別の1つを補(complementary)切削することが好ましい。
キー製造機の別の実施例は、ブレード7を有するキーを切削するためのキー切削手段4と、切削中にブレードを支持するためのブレード支持手段とを含む。ブレード支持手段は、キー切削手段4とは無関係に可動であり、かくして、切削するべき第1部分及び第2部分を有するブレード7が、図1及び図2に夫々示すように、第1部分を切削する際は第1位置に配置したブレード手段によって第1部分が支持され、他方、第2部分を切削する際は第2位置に配置したブレード手段によって第2部分が支持され得る。レーザーキーの上部及び底部に、エンドミルカッターの底部及び上部によって各溝が切削され得る。
キー切削手段4は、図8に示すように、最初のキーが切削されたことを表示する制御信号22を発生する手段を含み、この制御信号22を使用して、前記キーの別の1つを補切削することができる。
ブレード支持手段9はアンヴィル2を含み得る。アンヴィルは、キー切削手段4の第1接触面を横断する第1面と、キー切削手段の第2接触面を横断する第2面とを有することが好ましい。アンヴィルは、キー切削手段4の第1接触面と直交する第1直交面と、キー切削手段の第2接触面と直交する第2直交面とを有する。図1及び2に示す好ましい1実施例ではアンヴィルは内側接触面2bを備えたフレーム形状体2aを有する。
他の実施例において、キー製造機は、ブレード7を有する被切削キーをクランプするキークランプ手段5と、ブレード7を支持するブレード支持手段9とを含む。ブレード支持手段9は、切削中はキークランプ手段5とは無関係に可動である。
キー製造機は、最初のキーが切削されたことを表示する制御信号を発生する手段を更に含み、この制御信号22を使用して、前記キーの別の1つを補切削することができる。
ブレード支持手段は、切削を開始する以前に、ブレード7を支持する位置に独自に移動することも可能である。
他の実施例におけるキー製造機は、マルチアングルキーを切削するためのマルチアングルキー切削手段と、切削するべきマルチアングルキーをクランプするためのマルチアングルキークランプ手段5と、を含む。マルチアングルキーはブレード7を有する。キー切削手段4は切削中はブレード支持手段とは無関係とされ、キークランプ手段5はキー切削手段4とは無関係に可動である。
キー切削手段4は、最初のマルチアングルキーが切削が実施されたことを表示する制御信号を発生する手段を含み、この制御信号を使用して、前記マルチアングルキーの別の1つを補切削することが好ましい。
図1に示すように、キー切削手段4は切削ホイール3を含み得る。
図1、図3〜図4及び図6を参照するに、キー切削手段4は立削り盤あるいはスロッター1を含み得る。図3に示すように、スロッター1の周囲に沿った複数の接線方向位置の1つの位置でブレード7とスロッターとを接触させることにより、複数のマルチアングルカットがブレード7に形成され得る。
図2を参照するに、本発明のキー製造機の他の好ましい実施例が示され、両サイドを切削するべきブレード7を有するミルカットキーをクランプするためのミルカットキークランプ手段と、このミルカットキーを切削するためのミルカットキー切削手段とが含まれ、キークランプ手段はキー切削手段4とは無関係に可動とされている。かくして、ブレード7はキークランプ手段5内でミルカットキーを再取り付けすることなくその両サイドが切削され得る。キー切削手段4は、最初のミルカットキーが切削されたことを表示する制御信号を発生する手段を含み、この制御信号を使用して、前記最初のミルカットキーの別の1つを補切削することが好ましい。
キー製造機はアンヴィル(2、2a)を含み得、キー切削手段4は切削工具を含み得る。アンヴィル2aは、図1に示すように、キークランプ手段5及び切削工具(即ちエンドミルカッター8)の何れに関しても無関係に可動である。
以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
本発明の、複数の基本となる主要種類から任意に予備選択したキーを切削するための手段と、夫々がキーのブレードの何れかの側の切削を支持する、スロッター、円形切削ホイール、円形切削ホイールの各側の支持アンヴィル、を備えたミルカッターと、エンドミルカッターによって切削されるレーザーキーを支持する、個別に可動のアンヴィルを備える汎用切削機の斜視図である。 アンヴィルで支持され、エンドミルカッターによって溝が切削されたレーザーキーを示す、本発明の汎用切削機の部分詳細斜視図である。 マルチアングルキーのブレードを切削するためのスロッターをブレードと切削上接触させる使用状況を、複数の別個の接線方向位置で示した例示図である。 スロッターにより切削するべきマルチアングルキーをキークランプ手段で位置決めする状況を例示する部分斜視図である。 可動のキークランプ手段の部分斜視図である。 スロッターにより切削するべく位置決めしたビットキーの部分斜視図である。 円形切削ホイールにより切削するべく位置決めしたシリンダーキーの部分斜視図である。 キー製造機の電子関連部品のブロックダイヤグラム図である。
符号の説明
1 スロッター
2、2a アンヴィル
3 円形切削ホイール
4 キー切削手段
5 キークランプ手段
6 クランプ
7 ブレード
8 エンドミルカッター
9 ブレード支持手段
12 特殊マルチアングルキー
14 レーザーキー
16 ビットキー
18 シリンダーキー
22 制御信号

Claims (28)

  1. キー製造機であって、
    a.任意のグループのキーをクランプするためのクランプ手段にして、
    i.前記グループが複数の主要等級のキーを含み、
    ii.前記主要等級のキーが、シリンダーキー、ビットキー、レーザーキー、特殊マルチアングルキー、の任意の2つあるいはそれ以上を含むクランプ手段と、
    b.複数の主要等級のキーから任意に予備選択したキーを切削するためのキー切削手段と、
    を含むキー製造機。
  2. キー切削手段が、複数の主要等級のキーから任意に予備選択したキーの最初のキーが一次切削されたことを表す制御信号を発生する手段を含み、該制御信号を使用して、前記複数の主要等級のキーから任意に予備選択した他のキーを同様に切削する請求項1のキー製造機。
  3. キークランプ手段が、対向する一対のジョーを有するクランプを含む請求項1のキー製造機。
  4. 複数の主要等級から任意に予備選択したキーがブレードを有し、対向する一対のジョーが、前記任意に予備選択したキーのブレードと作動上係合する請求項3のキー製造機。
  5. キー切削手段が、スロッター、円形切削ホイール、エンドミルカッター、の少なくとも2つを含む請求項1のキー製造機。
  6. 切削中にブレードを支持するための、キー切削手段とは無関係に可動のブレード支持手段を更に含む請求項1のキー製造機。
  7. ブレード支持手段が、切削中はキークランプ手段とは無関係に可動である請求項6のキー製造機。
  8. a.キー切削手段がマルチアングルキー切削手段を含み、
    i.マルチアングルキーがブレードを有し、
    ii.マルチアングルキー切削手段が、切削中にブレード支持手段とは無関係であるマルチアングルキー切削手段と、
    b.キークランプ手段が、切削するべきチアングルキーをクランプするためのマルチアングルキークランプ手段を含み、
    i.マルチアングルキークランプ手段が、キー切削手段とは無関係に可動であるマルチアングルキークランプ手段と、
    を含む請求項1のキー製造機。
  9. a.キークランプ手段がミルカットキークランプ手段を含み、
    i.ミルカットキーが、その両サイドを切削するべきブレードを有し、
    b.キー切削手段がミルカットキー切削手段を含み、
    i.ミルカットキークランプ手段が、ミルカットキー切削手段とは無関係に可動であり、かくして、ミルカットキークランプ手段内のミルカットキーを再固定することなく前記ブレードの両側が切削され得る請求項1のキー製造機。
  10. キー製造機であって、
    a.任意のグループにおけるキーをクランプするためのキークランプ手段にして、
    i.前記グループが複数の主要等級のキーを有し、各主要等級のキーがブレードを有し、
    ii.主要等級のキーが、シリンダーキー、ビットキー、レーザーキー、特殊マルチアングルキー、の任意の2つあるいはそれ以上を含み、
    iii.キークランプ手段が、対向する一対のジョーを有するクランプを含み、対向する一対のジョーが前記複数の主要等級のキーから任意に予備選択した1つのキーと作動上係合し、
    iv.キークランプ手段が、切削するべきマルチアングルキークランプ手段を含み、
    (1)該マルチアングルキークランプ手段が、キー切削手段とは無関係に可動であり、
    v.キークランプ手段が、その両サイドを切削するべきブレードを備えるミルカットキーをクランプするためのミルカットキークランプ手段を含み、
    (1)ミルカットキークランプ手段が、キー切削手段とは無関係に可動であり、かくして、ミルカットキークランプ手段内のミルカットキーを再固定することなく前記ブレードの両側が切削され得、
    b.シリンダーキー、ビットキー、レーザーキー、の任意のキーの切削中に該キーのブレードを支持するためのブレード支持手段にして、
    i.切削中にキー切削手段とは無関係に可動であり、
    ii.切削中はキークランプ手段とは無関係に可動であるブレード支持手段と、
    c.複数の主要等級から任意に予備選択したキーを切削するためのキー切削手段にして、
    i.スロッター、円形トレース切削ホイール、エンドミルカッターの少なくとも2つを含み、
    (1)切削中はブレード支持手段とは無関係の、マルチアングルキー切削手段を含み、
    (2)ミルカットキーを切削するためのミルカットキー切削手段を含むキー切削手段と、
    を含むキー製造機。
  11. キー切削手段が、複数の主要等級から任意に予備選択した1つの等級のキーの最初のキーを切削したことを表示する制御信号を創出する手段を含み、該制御信号を使用して、複数の主要等級から任意に予備選択した等級の他のキーを補切削する請求項10のキー製造機。
  12. キー製造機であって、
    a.ブレードを有するキーを切削するためのキー切削手段と、
    b.切削中にブレードを支持するためのブレード支持手段にして、
    i.キー切削手段とは無関係に可動であり、かくして、切削するべき第1部分及び第2部分を有するブレードが、ブレードの前記第1部分を切削する間は第1位置に配置したブレード支持手段によって第1の側が支持され得、ブレードの前記第2部分を切削する間は第2位置に配置したブレード支持手段によって第2の側が支持され得るキー製造機。
  13. キー切削手段が、最初キーが一次切削されたことを表示する制御信号を創出する手段を含み、該制御信号を使用して他の前記第1のキーを補切削する請求項12のキー製造機。
  14. ブレード支持手段がアンヴィルを含む請求項12のキー製造機。
  15. キー切削手段が第1接触面及び第2接触面を有し、アンヴィルが、第1接触面を横断する第1面と、第2接触面を横断する第2面とを有する請求項14のキー製造機。
  16. アンヴィルが、第1接触面と直交する第1面と、第2接触面と直交する第2面とを有する請求項15のキー製造機。
  17. アンヴィルが、内側接触面を備えるフレーム形状体を有する請求項16のキー製造機。
  18. キー製造機であって、
    a.切削するべきキーをクランプするためのキークランプ手段にして、
    i.前記キーがブレードを有するキークランプ手段と、
    b.ブレード支持手段にして、
    i.切削中はキークランプ手段とは無関係に可動であるブレード支持手段と、
    を含むキー製造機。
  19. 最初のキーが一次切削されたことを表示する制御信号を創出する手段を含み、該制御手段を使用して、前記最初のキーとは別のキーを補切削する請求項18のキー製造機。
  20. ブレード支持手段は、切削を開始する以前に、ブレードを支持する位置に独立して移動される請求項18のキー製造機。
  21. キー製造機であって、
    a.マルチアングルキー切削手段にして、
    i.ブレードを有し、
    ii.切削中はブレードを支持するための手段とは無関係とされるマルチアングルキー切削手段と、
    b.切削するべきマルチアングルキーをクランプするためのマルチアングルキークランプ手段にして、
    i.マルチアングルキー切削手段とは無関係に可動であるマルチアングルキークランプ手段と、
    を含むキー製造機。
  22. マルチアングルキー切削手段が、最初のキーが一次切削されたことを表示する制御信号を創出する手段を含み、該制御手段を使用して、前記最初のキーとは別のキーを補切削する請求項21のキー製造機。
  23. マルチアングルキー切削手段が、切削ホイールを含む請求項21のキー製造機。
  24. 切削ホイールがスロッターである請求項23のキー製造機。
  25. マルチアングルでの複数の切削の各々がマルチアングルキーのブレードに、該ブレードとスロッターとを、該スロッターの周囲に沿った複数の別個の接線方向位置の1つの位置で切削上接触させることにより実施され得る請求項24のキー製造機。
  26. キー製造機であって、
    a.ミルカットキークランプ手段にして、
    i.ミルカットキーが、その両サイドを切削するべきブレードを有するミルカットキークランプ手段と、
    b.ミルカットキー切削手段にして、
    i.前記ミルカットキークランプ手段が該ミルカットキー切削手段とは無関係に可動であり、かくして、前記ブレードが、ミルカットキークランプ手段内でミルカットキーを再固定することなくその両サイドを切削され得るキー製造機。
  27. ミルカットキー切削手段が、最初のキーが一次切削されたことを表示する制御信号を創出する手段を含み、該制御手段を使用して、前記最初のキーとは別のキーを補切削する請求項26のキー製造機。
  28. アンヴィルを更に含み、ミルカットキー切削手段が切削工具を含み、前記アンヴィルが、該ミルカットキー切削手段及びミルカットキークランプ手段とは無関係に可動である請求項26のキー製造機。
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