JP3042884B2 - キー切削機及びキー複製方法 - Google Patents

キー切削機及びキー複製方法

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JP3042884B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の背景 本発明はキー切削装置に関し、より詳細には、コード
選択可能なキー複製装置を備えたキー切削機構に関す
る。本件出願は、1988年10月21日に「キー切削機械及び
方法(KEY CUTTING MACHINE AND METHOD)」と題し
て出願された米国特許出願シリアルNo.260,815の一部継
続出願である、1989年10月19日付け出願の米国特許出願
シリアルNo.425,731の一部継続出願である。
2.従来技術の説明 米国特許第3,430,535号(Haggstrom)は、垂直方向に
移動可能なキー従動子/切削ホイールから成る単一のア
センブリを開示している。バイス状のキー保持アセンブ
リが、マスターキー及びキーブランクを一定の位置に挟
持する。上記バイス状のキー保持アセンブリは、上記マ
スターキー及びキーブランクの反対側のすなわち後方の
面を包囲してこれらを保護し、マスターキーの後方面の
追従並びにキーブランクの後方のビット面へのアクセス
を防止する。カム状の機構が、マスターキー及びキーブ
ランクをキー従動子及び切削ホイールに対して相対的に
移動させる。電動モータが、一連の自在継手及び駆動シ
ャフトによって、切削ホイールに接続されて該切削ホイ
ールを回転させる。キー従動子又は切削ホイールが、マ
スターキーの露出された片側のビット面に追従するため
のあるいはキーブランクの露出された片側のビット面を
切削するための位置に移動する前に、ギア被動型のキー
設定プランジャ36が、マスターキー及びキーブランクの
後方面に接触してこれをバイス状のキー保持装置のベー
スに対して押圧し、これにより、マスターキー及びキー
ブランクを適正に整合させる。
米国特許第1,243,810号(Christoph)は、回転型の一
対のキー切削ホイールを有するキー切削機を開示してお
り、上記キー切削ホイールは、一対の隔置された枢動ア
センブリの周囲で半径方向に枢動し、両側キーブランク
にビット面を同時に切削する。このキー切削機は、特殊
な形状の線形のテンプレート10に追従し、両側マスター
キーの第1及び第2のビット面を追従することができ
る。上記テンプレートは、両側の輪郭を有しており、該
輪郭は、所望の複製キーの反転形状を少なくとも部分的
に示す。上記テンプレートは、枢動点33、36の周囲にお
ける2つの回転型の切削ホイールの円形で非線形の移動
を補償するようになされている。
キーブランクに対する2つの切削ホイールの円形又は
半径方向の移動により生ずる誤差を無視したとしても、
マスターキーをこのキー切削装置のキー従動子の位置に
位置決めすると、マスターキーのビット面とは正確に反
対のすなわち180゜位相のずれたカット部がキーブラン
クに複製される。その理由は、従動子が、切削ホイール
の位置とは反対側のレバーアームに位置するからであ
る。上記レバーアーム接続装置を使用すると、マスター
キーのビットによって上方への移動が生じ、これによ
り、キーブランクに下方の移動すなわちカット部が形成
され、従って、マスターキーのビット面の鏡像がキーブ
ランクに形成される。そのような鏡像のキーは、マスタ
ーキーによって開くようになされた錠を作動させること
ができない。マスターキーをキーブランクに複製して鏡
像のキーブランクを形成し、上記鏡像のキーブランクを
取り出し、該キーブランクをマスターキーの位置に再度
位置決めし、上記鏡像のキーブランクを第2のキーブラ
ンクに複製することによってのみ、作動可能なマスター
キーを形成することができる。上記作動可能なマスター
キーは、オリジナルのマスターキーから取り出された2
つのコピーである二次的なマスターキーとして製造さ
れ、また、上記米国特許のキー切削機は、キーブランク
に対するキー切削ホイールの半径方向且つ非線形のたわ
みを補償することができないので、その結果生じたコピ
ーのマスターキーは、恐らく重大な問題を生ずるであろ
う種々の複製誤差を有することになる。
米国特許第4,651,604号(Almblad)は、パンチ作動型
のキー複製装置用のカセット基準のキー整合装置を開示
している。両側キーの第2のビット面は、キーブランク
を取り出し、該キブランクを反転させ、該キーブランク
をカセットの中へ再度挿入し、パンチ機構を引き続き作
動させ、同時に、キーブランクを上記パンチ機構に対し
て相対的に順次長手方向に移動させ、これにより、キー
ブランクの第2のビット面全体に沿って適正な一連のビ
ットを形成することによってのみ、上記カセット基準の
整合装置によって形成することができる。
発明の摘要 従って、本発明の第1の目的は、両側マスターキーの
第1及び第2のビット面に同時に追従し、上記ビット面
を両側キーブランクの第1及び第2のビット面に複製す
ることのできるキー切削機を提供することである。
本発明の別の目的は、取り外し可能なキー保持カセッ
トの中に収容されたキー切削機を提供することであり、
このキー切削機においては、一方のタイプのカセット
は、片側マスターキー及び片側キーブランクを整合させ
るように形成することができ、また、他方のタイプのカ
セットは、両側マスターキー及び両側キーブランクを整
合させるように形成することができる。
本発明の更に別の目的は、マスターキー及びキーブラ
ンクが長手方向において前後に移動する間に、マスター
キーのコピーをキーブランクに形成するキー切削機を提
供することである。
簡単に言うと、本発明の一実施例によれば、マスター
キーのビットノッチパターン及び肩部の位置をキーブラ
ンクに同時に複製するための方法が提供される。キーブ
ランクは、切削されていない長さのシャンクと、肩部
と、輪郭が付されていない面及び元々のブレード長さを
有するブレードと、先端と、第1の長手方向の軸線とを
備える。マスターキーは、面及び長さを有するシャンク
と、肩部と、ビットノッチパターンを形成する輪郭が付
された面及びブレード長さを有するブレードと、先端
と、第2の長手方向の軸線とを備える。上記第2の長手
方向の軸線は、上記第1の長手方向の軸線が上記キーブ
ランクに対して整合される際に、マスターキーに対して
整合される。キーブランクのブレードの元々の長さは、
マスターキーのブレードの長さよりも短い。キーブラン
クは、キーブランクの第1の長手方向の軸線に沿って第
1の距離だけキーの先端から隔置された長手方向のイン
デックス位置において、キーカッタに対して長手方向に
整合される。キーブランクは、キーカッタに対して横方
向に整合され、上記第1の長手方向の軸線に対する横方
向の基準距離を画成する第1の距離において、キーカッ
タをシャンク又はブレードに係合させる。マスターキー
は、マスターキーの第2の長手方向の軸線に沿って上記
第1の距離だけキーの先端から隔置された長手方向のイ
ンデックス位置において、キー従動子に対して長手方向
に整合される。マスターキーは、キー従動子に対して横
方向に整合され、上記横方向の基準距離だけ上記第2の
長手方向の軸線から変位した距離にある第1の位置にお
いて、キー従動子をシャンク又はブレードの面に係合さ
せる。キー従動子は、マスターキーに対して長手方向及
び横方向に移動し、マスターキーのシャンクの輪郭、肩
部及びビットノッチパターンを追従すなわちトレース
し、これと同時に、キーカッタをキーブランクに対して
相対的に同一の態様で移動させる。次に、キーカッタ
は、トレースしたマスターキーのシャンクの輪郭、肩部
及びビットノッチパターンをキーブランクに複製し、キ
ーブランクの肩部を長手方向に再配置してシャンクの一
部を切除してシャンクの長さを短くすることにより、マ
スターキーの肩部の相対的な長手方向の位置に合わせ
る。その結果、キーブランクのブレードの長さは増大
し、キーブランクの元々のブレードの長さよりも長く且
つマスターキーのブレードの長さに等しい長さになる。
図面の説明 本発明は添付の請求の範囲に特に記載されている。し
かしながら、本発明の他の目的及び効果並びに作用は、
以下に説明する図面と共に下の詳細の説明を参照するこ
とによりより良く理解されよう。図面において、 図16は、キー切削機械からカセットを取り外した状態
を示す本発明のキー切削機械の第2の実施例の斜視図で
ある。
図17は、カセットを装着した状態の本発明のキー切削
機構を示す部分斜視図である。
図18は、本発明のキー切削機械の電気的なダイアグラ
ムの一部を簡略化して示している。
第19図は、図16に示すキー切削機械の断面図であっ
て、キー切削操作の間のキー切削機械の一方の部分の他
方の部分に対する相対的な運動を示している。
図20Aは、本発明のカム駆動装置がそのサイクルの開
始時にある状態を示す部分立面図である。
図20Bは、本発明のカム駆動装置の第2の立面図であ
って、キー切削機械を最外方位置へ移動させているカム
を示している。
図21は、本発明の線形軸受装置及び切削ヘッドを示す
分解図である。
第22A及び図22Bは、本発明のキー切削機械を部分的に
切断した立面図であって、本発明の線形軸受手段並びに
第1及び第2のカッタヘッドを特に示している。
図23は、本発明の一方の線形軸受装置及び第2のカッ
タヘッドアセンブリを部分的に切断して示す立面図であ
る。
図24は、キー整合カセットを部分的に切断して示す立
面図である。
図25は、図24に示すカセットの上方クランプ面及び下
方クランプ面を示す拡大斜視図である。
図26A及び図26Bは、開位置と閉位置との間で移動する
本発明の上方及び下方のクランプ面を示している。
図27は、本発明の先端整合プランジャの斜視図であ
る。
図28は、両側キーに使用される先端整合プランジャの
端部を部分的に切断して示す立面図である。
図29は、片側キーに使用される先端整合プランジャの
端部を部分的に切断して示す立面図である。
第30A及び図30Bは、両側キーに関連して使用される本
発明のキー整合装置を部分的に切断して示す斜視図であ
る。
図31及び図32は、代表的な片側キーのそれぞれ立面図
及び断面図である。
図32は、肩部を有する代表的な両側キーの立面図であ
る。
図33は、図32に示す両側キーを切断線33−33に沿って
示す断面図である。
図34は、肩部をもたない両側キーの立面図である。
図35は、図34に示す両側キーを切断線35−35に沿って
示す断面図である。
図36は、片側キー整合装置を部分的に切断して示す立
面図である。
図37は、本発明のキー整合装置の一実施例に対して横
方向から整合された両側キーを部分的に切断して示す立
面図である。
図38は、本発明のマスターキー、キーブランク、キー
従動子及び切削ホイールの各要素間の相対的な関係を示
し、本発明のキー切削機械によってキーの複製が行われ
る態様を単に示す部分切断斜視図である。
図39は、切削ホイールをキーブランクに沿って前後に
繰り返し通過させることにより、マスターキーのカット
部をキーブランクに複製する態様を示している。
図40及び図41は、片側キーに使用される本発明のキー
整合装置が作動する態様を示す部分切断立面図である。
図42及び図43は、本発明のキー整合装置が片側キーを
横方向において整合させることのできる態様を示す部分
切断立面図である。
図44は、ある状況においてキー切削機構に生ずること
のあるある損傷の形態を簡略化して示す立面図である。
図45は、図44に関連して、図44に示す損傷を防止する
ための保護機構を示している。
図46は、肩部をもたないキーを長手方向において適正
に整合させるためにキー切削機のカセットに取り付けら
れるシムの斜視図である。
図47は、片側キーを横方向において整合させるための
キー整合装置の機能を示す部分的に切断し且つ拡大して
示す斜視図である。
図48、図49A及び図49Bは、本発明のキー整合装置が片
側キーを横方向において整合させる態様を更に示す部分
切断立面図である。
図50は、キー設定プランジャアセンブリを含む両側キ
ー用のキー整合装置を示している。
図58は、代表的な片側キーが代表的なピンタンブラ錠
と係合する状態を示す部分切断斜視図である。
図59は、キーブランクとマスターキーとの間の先端基
準整合を用いてキーを複製するための方法及び装置の構
造及び機能を概略的に示している。マスターキーは、図
59の上部に示されており、キーブランクは図59の下部に
示されている。
図60は、傾斜した肩部を有する片側キーの立面図であ
る。
図61Aは、一対のカッタの間にキーブランクを最初に
挿入する状態を上方から見て示す部分切断図である。
図61Bは、順序として図61Aに関連する立面図であり、
キーカッタの間にキーブランクを挿入する前のキーカッ
タ及びキー従動子の相対的な位置を示している。
図62Aは、対向するキーカッタの間に挿入されたキー
ブランクのブレードを示す立面図であり、キーの側部が
キーカッタを横方向に移動させている状態を示してい
る。
図62Bは、順序として図62Aに関連する立面図であり、
図62Aに示すキーカッタがキー従動子に接続された状態
を示している。
図63Aは、キー切削機の中へ完全に挿入されたキーブ
ランクを上方から見て示す図であり、キーのシャンクの
両側部が対向するキーカッタに係合してこれらキーカッ
タを横方向に移動させている状態を示している。
図63Bは、図63Aに示すキー及びキー切削機の構造を示
す立面図であって、相互に接続された対のキー従動子の
関連する横方向の移動を示しており、キーカッタの横方
向の移動が、キーカッタがキーブランクの両側部に係合
することにより生じている状態を示している。
図64A、図64B及び図64Cは、図61A、図62A及び図63Bと
時間的に且つ位置的に統一された図であって、最初の挿
入点(64A)から、中間の挿入点(64B)、並びに、整合
された最終的な挿入点(図64C)へとマスターキーが対
のキー従動子の間に挿入される順序を示している。
図65A、図65B及び図65Cは、キーカッタをキーブラン
クの左側から右側へ最初に通過させる工程と、次に、キ
ーカッタをキーブランクを横断して右側から左側へ最終
的に移動させ、これにより、最終的に複製されたビット
ノッチパターン、並びに、完全な高さの新しい肩部をキ
ーブランクに形成する工程とを含む本発明のキー複製プ
ロセスを順に示している。
図66A、図66B及び図66Cは、摩耗したマスターキーの
肩部を追従するキー従動子(それぞれの図の上方)、並
びに、完全な高さの新しい肩部を細長いシャンクを有す
るキーブランクに形成するキーカッタ(それぞれの図の
下方)を示している。
図67は、上方及び下方の対をなす傾斜した肩部を有す
る片側キーのブランクを示している。
図68は、図67に示す傾斜した肩部を有するキーブラン
クと置き換えることのできる従来技術の片側キーのブラ
ンクを示している。
図69は、直交する対の肩部を含む通常の両側キーのブ
ランクを示している。
図70は、上方及び下方の対をなす傾斜した肩部を有す
る両側キーのブランクを示している。
好ましい実施例の説明 本発明の効果、並びに、従来技術に対する貢献をより
良く示すために、本発明の装置の幾つかの好ましい実施
例を以下に詳細に説明する。
図16、図17及び図19は、本発明のキー切削機の全体を
示している。このキー切削機の種々の特徴及び機能をよ
り容易に理解するために、本キー切削機で複製すること
のできる種々のタイプのキーを図31乃至図35を参照して
最初に説明する。
図31並びに断面図である図31Aは通常の片側キー708を
示しており、この片側キーは、ビットが形成された面
(かかりが形成された面)すなわちビット面710と、上
面712と、下面714と、先端716と、肩部718と、直線的な
基部面720と、シャンク722とを備えている。参照符号72
4は、キー708の第1のビット面710が、キーの基部720に
最も接近する第1の横方向位置726と、キーの基部720か
ら横方向に最も離れる第2の横方向位置728との間で横
方向に伸長する一連のカット部を備えることを示してい
る。
図32及び図33は通常の両側キー730を示しており、こ
の両側キーは、上記片側キー708に関して上に説明した
ものと同一の大部分の要素を備えている。両側キー730
は、キーと中心線732と、第1のビット面734と、第2の
ビット面736とを備えている。両側キー730は基部を備え
ていない。両側キー730は、キーの中心線732に隣接する
第1の横方向位置と、第1のビット面734及び第2のビ
ット面735の両方に設けられてキーの中心線から更に離
れている第2の横方向位置との間で横方向に伸長するカ
ット部を備えている。図32に示す両側キー730は、一対
の肩部718と、シャンク722とを備えている。
図34及び図35は他の形態の両側キー738を示してお
り、この両側キーも、キーの中心線732を備えている。
図34に示すように、両側キー738はキーのシャンク722を
備えてえいるが、肩部の表面を何等備えていない。
総ての作動要素を含む本発明のキー切削機の全体的な
作用を説明するために、両側マスターキーを両側キーブ
ランクに複製することに関連して、切削機の構造及び作
用を最初に説明する。
図16に示すように、キー切削機は、垂直方向に伸びる
中央の対称面を備えており、該対称面は、第1の切削ホ
イール740と第2の切削ホイール742との間でキー切削機
を正確に二等分する。キー切削機はまた長手方向の軸線
を備え、この長手方向の軸線は、垂直方向に伸長する上
記対称面の中に延在する直線的な水平方向の軸線であ
る。長手方向の軸線は、図16に符号744で示す線に対し
て平行である。キー切削機はまた横方向の軸線を備えて
おり、該横方向の軸線は、切削ホイール740、742を通過
し、参照符号746で示す破線に対して平行である。
次に、図16、図17、図19、図22A及び図22Bを参照する
と、本発明のキー切削機は、ベース748と、第1のカッ
タヘッド750と、第2のカッタヘッド752とを備えてい
る。第1のカッタヘッド750は、第1の高さに位置する
第1のキー従動子754と、該第1のキー従動子から隔置
されて第2の高さに位置する第1の切削ホイール756と
を備えている。
第2のカッタヘッド752は、上記第1の高さに位置す
る第2のキー従動子756と、該第2のキー従動子から隔
置されて上記第2の高さに位置する第2の切削ホイール
742とを備えている。
駆動手段が上記第1及び第2のカッタヘッドに接続さ
れており、上記駆動手段は、第1の切削ホイール740を
第1の方向に回転させると共に、第2の切削ホイール74
2を図22に矢印で示すように上記第1の方向とは反対の
第1の方向に回転させる。本発明の好ましい実施例にお
いては、駆動手段は、第1の電動モータ758(図19参
照)及び第2の電動モータ760(図21参照)から成る形
態を取っている。モータ758、760は一般に、無負荷状態
において約4000RPMの作動速度を有する直流励起型の永
久磁石モータの形態を取る。そのようなモータは、ウイ
スコンシン州DarlingtonのColman Motor Products,In
c.から商業的に入手可能であり、望ましい200RPMとカッ
タホイール速度をもたらす参照符号762で示すギヤ減速
ユニットを備えている。このモータ/ギア減速機から成
るアセンブリは、Colman Motor Products,Inc.の部品
No.D44−2401−1である。
本発明のキー切削機はまた、図19、図21及び図22に参
照符号768で示される第1の直線移動手段を備えてい
る。本発明の好ましい実施例における第1の直線移動手
段は、第1の直線軸受770及び第2の直線軸受772を備え
る直線軸受手段の形態を取る。第1の直線軸受770は、
ベース748と第1のカッタヘッド750の下面との間に接続
されており、一方、第2の直線軸受772は、ベース748と
第2のカッタヘッド752の下面との間に接続されてい
る。図21に最も良く示すように、各々の直線軸受は、固
定された軸受要素774と、横方向に移動可能な軸受要素7
76と、バネ作動型の偏倚装置778とを備えており、該偏
倚装置は、各々の直線軸受要素に作用して、第1及び第
2のカッタヘッドをキー切削機の中心線並びにマスター
キー764及びキーブランク766の中心線に向けて押圧す
る。
第1の直線移動手段768は、ベース748、第1のカッタ
ヘッド750及び第2のカッタヘッド752に接続され、第1
のキー従動子754及び第1のカッタホイール740を両側マ
スターキー764及び両側キーブランク766の第1のビット
面に向けてまた該ビット面から離れる方向に同時に横方
向に移動させる。図19及び図38は、キー切削機の全体的
な要素に対するマスターキー764及びキーブランク766の
相対的な位置を示している。キー764及びキーブランク7
66を受け入れ、整合させ、且つ長手方向に移動させるカ
セットキー整合固定具の構造及び機能を以下に説明す
る。
図面に示すように、キー切削機のベース748は、第1
の直線軸受770及び第2の直線軸受772の軸受け面と同様
に水平方向に配列されている。本発明の直線軸受のこの
特定の形態は、第1及び第2のカッタヘッド750、752が
水平面において横方向に移動し、これにより、重力が、
バネ偏倚装置778の効果すなわちバネ偏倚装置によって
キーに与えられる力を変えないようにしている。換言す
れば、機械の中心線に向かって切削ヘッド750、752に与
えられる横方向の偏倚力は、偏倚バネによってのみ制御
される。従って、カッタヘッド750、752に与えられる横
方向の偏倚力(約14オンスから約8オンス程度)は、相
対的に一定であり且つ重力に全く依存しない。
バネ偏倚装置によってカッタヘッド750、752に与えら
れる力が比較的弱いために、図22に示す状態にあるキー
切削機のベース748を右側へ時計方向に向かって30乃至4
5゜傾斜させると、重力が、カッタヘッド752に作用する
対向するバネ偏倚力に容易に打ち勝ち、カッタヘッドを
右側へ移動させてキー764、766から離す。バネ偏倚装置
778によってキー764、766に与えられる横方向の偏倚力
に重力が加わりその力を十分に増大させた場合には、カ
ッタヘッドには反対の効果が生ずる。
従って、本発明を適正に作動させるためには、ベース
748を実質的に水平な状態に配列し、これにより、偏倚
バネ778によって与えられる制御された内方への偏倚力
が実質的に重力に関係無く作用するようにすることが重
要である。
マスターキー764のビット面をキーブランク766に忠実
に複製するためには、第1の直線移動手段768が、マス
ターキー764及びキーブランク766に対してカッタヘッド
750、752を直線的にのみ横方向に軸線移動させることが
重要である。従って、カットヘッドがキーに対して曲線
的なすなわち非直線的な横方向の運動を行うことを許容
する横方向移動装置を用いないことが重要である。
上述の第1の直線移動手段768は、第1のカッタヘッ
ド750がマスターキー764の第1のビット面に従って横方
向に移動し、該第1のビット面をキーブランク766の第
1のビット面に複製することを可能とすると共に、カッ
タヘッド752がマスターキー764の第2のビット面に従っ
て横方向に移動し、該第1のビット面をキーブランク76
6の第2のビット面に複製することを可能とする。
キーの位置決め及び整合の機能を行う本発明の独特な
交換可能なカセット装置を以下に詳細に説明する。
本発明のキー切削機は、カセットキー整合固定具782
を収容するための図16に示すカセット収容開口780を備
えている。図17は、キー切削機に装着された後のカセッ
トキー整合固定具782を示している。最初に、図31に示
す片側キーを整合させるためのカセットに関して、その
次に、図32に示す両側キーを整合させるための別の設計
のカセットに関して、本発明のカセットキー整合固定具
の機能及び作用を説明する。
図16に示すように、カセット782の全体的な構造は、
片側キーの用途及び両側キーの用途に関して同じであ
る。図24、図25及び図26に示すように、各々のカセット
782は、マスターキー764を受け入れて第1の高さに整合
させるための第1のキー整合装置794と、キーブランク7
66を受け入れて第2の高さに整合させるための第2のキ
ー整合装置786とを備えている。マスターキー及びキー
ブランク用のキー整合装置の各々の構造及び作用は実質
的に同一である。従って、キー整合装置の構造及び機能
は、第2のキー整合装置786に関してだけ説明する。
キー整合装置786は、上方クランプ面788と、下方クラ
ンプ面790とを備えている。作動アーム792は、図24及び
図26aに示す第1の位置すなわちロック位置に移動する
ことができ、上記第1の位置においては、上方クランプ
面788及び下方クランプ面790が閉位置まで移動してマス
ターキー764又はキーブランク766の上面及び下面に係合
し、これにより、マスターキー又はキーブランクを水平
な向きで固定した横方向位置に保持する。図36において
は、参照符号774によって示す矩形の破線領域は、クラ
ンプ面が作動してマスターキー及びキーブランクを適正
に整合させる領域を示している。
作動アーム792は、図26Bに示す第2の位置すなわち開
位置へ移動することができる。図25に最も良く示すよう
に、下方クランプ面790の傾斜した雄型溝、並びに、上
方クランプ面788の嵌合する雌型溝798によって上方クラ
ンプ面788と下方クランプ面790との間に生ずるカム作用
は、作動アーム792によって生ずる上方及び下方のクラ
ンプ面の長手方向の運動を、クランプ面の開放運動及び
閉止運動に変換し、これにより、マスターキー又はキー
ブランクを受け入れるための開位置と、キーを水平な向
きの固定された横方向位置に挟持する閉位置との間でク
ランプ面を動かす。
図16及び図19に示すように、各々のカセットの垂直方
向に向いた前方面は、マスターキーを受け入れるための
矩形の開口810と、キーブランクを受け入れるための同
様な開口812とを備えている。キーブランクの上方に位
置するマスターキーに対する上記特定の垂直な関係は全
く選択的なものであり、本発明のキー切削機は、キーブ
ランクの下方に位置するマスターキーを追従するように
容易に応用することができる。
片側用のカセットはまた、図24、図27、図29、図40、
図41、図48、図49A及び図49Bに関して以下に説明する基
部整合面を備える。基部整合面814は、クランプ面788、
790の左側へ横方向に変位し、マスターキー又はキーブ
ランクの直線的な基部面720を受け入れる。基部整合面8
14は実質的に直線的な面を備えており、該面は、キー切
削機の長手方向の軸線に対して平行に配列されている。
基部整合面814は、下方クランプ面790の上方に伸長する
上面を備えている。図面に示すように、基部整合面814
は、図41及び図48に示すように、キーブランク766がカ
セット782の中に完全に着座した後に、キーの基部の概
ね全長にわたって伸長する。
キー整合装置784はまた先端整合手段を備えており、
該先端整合手段は、本発明の好ましい実施例において
は、先端整合プランジャ816の形態を取る。片側キー
は、直線的な基部面720及び傾斜した先端を常に有する
ので、片側キー用の先端整合プランジャ816の係合端
は、図29、図40、図41、図48及び図49に示すように、傾
斜した端面818を常に有する。図27及び図28に示すよう
に、先端整合プランジャ816の凹部を有するすなわちフ
ォーク型の端面820は、直線的な基部面をもたない両側
キーに適合するように使用される。
図27に示すように、プランジャ816の円筒形の中間部
は偏倚バネ822を備えている。図24に示すように、バネ8
22の第1の端部824は、カセット892の後部の中の固定面
に係合して該固定面に作用する。図27に示すように、バ
ネ822の第2の端部826は、プランジャ816の大きな直径
の部分に当接して該大きな直径の部分に作用する。
図24及び図49Bに示すように、偏倚バネ822は、先端整
合プランジャ816がカセットの長手方向の軸線に沿って
キー侵入開口812の付近の位置まで完全に伸長するよう
に保持する。
図49Bは、キーがカセット792に最初に入る際の先端整
合プランジャ816の作用を示している。図49Aは、肩部71
8が切削ホイール742の外周に係合し該外周に接して停止
するまで、キーブランク766がカセット782の中に完全に
挿入された状態を示している。
キー切削機の未熟なオペレータは、図40及び図49Aに
示すように、問題となる程に横方向において不整合にさ
せた状態で、キーをカセット782の中へ入れる可能性が
あるので、本発明のキー切削機は、そのような横方向の
不整合を排除するための横方向整合手段を備える。
図40、図41、図42、図43、図48及び図49に示すよう
に、本発明の一実施例は、片側キーのビット面に作用し
てキーを横方向において整合させる。本発明の横方向整
合装置の極めて独特なある特徴は、作動アーム792の作
用によりキーがカセット782の中で閉位置すなわちクラ
ンプ位置に確実に挟持された後に、片側キーに作用する
ように設計されていることである。図24に示すように、
作動アーム792は、偏倚バネ828によって閉位置すなわち
クランプ位置に保持される。上記バネにより与えられる
張力は、約5ポンド程度の垂直方向の挟持力を片側キー
の上面及び下面に与える。片側キーに対する上方及び下
方の挟持面788、790の係合面積が図36に示されている。
従って、図40及び図49Aに示す横方向において不整合で
あるキーは、約20ポンドの垂直方向の挟持力によって、
横方向において不整合な位置に保持すなわち「ロック」
される。
本発明の横方向整合手段は図47に示されており、マス
ターキー764は、キーの長さに沿ってキーの先端から離
れた位置にある第1の位置において係合されている。先
端整合プランジャ816によって固定された位置に保持さ
れたキーの先端の間にてこ作用が生ずる結果、オペレー
タが約5ポンドの横方向の力をキー設定ボタン830に与
えると、キー設定プランジャ832が横方向に移動し、カ
ッタヘッド752の垂直方向を向いた隣接する面836に係合
してこれを移動させる。その結果生ずるカッタヘッド75
2の横方向内方の運動が、キー従動子756をキーの肩部72
0に整合する長手方向の位置においてマスターキー764の
ビット面に押圧する。オペレータが比較的垂直な横方向
の力をボタン830に与えることにより、クランプ面788、
790の垂直方向の挟持力に打ち勝ち、マスターキーがそ
の先端の周囲で枢動し、基部整合面814に対して横方向
において整合する。
マスターキー764が横方向において整合すると同時
に、キーブランク766に接する切削ホイール742の横方向
の移動により、カッタホイールがキーブランク766を横
方向に移動させて基部整合面814に完全に接触させる。
このキーブランク766の横方向の再整合は、図40及び図4
9Aと図41及び図48との間で生じる。
マスターキー764及びキーブランク766の基部面を同時
に整合させることにより、これら2つのキーの基部面は
互いに関して同時に整合され、これにより、キーブラン
クがマスターキーに対して正確に整合される。
図42及び図43は、本発明の横方向整合手段の作用を前
方から見て示す別の切断図である。図42は、キーブラン
ク766が横方向において右側に不整合になっている状態
を示している。図43は、キー設定プランジャ830の作用
により、切削ホイール742の周囲がキーブランク766の右
側の面に係合して該キーブランクを横方向左側に再配置
し、これにより、該キーブランクを基部整合面に当接さ
せている。
両側キーに対しては、全く別のタイプのキー整合装置
を準備する必要があり、その理由は、総ての両側キー
は、片側キーに対して横方向整合面すなわちインデック
ス面の役割を果たした直線的な基部面を備えていないか
らである。両側キーに対しては、より複雑で且つ実質的
に異なるキー整合装置を設け、キーブランクに対するマ
スターキーの整合、並びに、キー整合装置自身に対する
両方のキー整合を行う。
次に、図30A、図30B、図37及び図50を参照すると、両
側マスターキー及び両側キーブランクを整合させること
のできるキー整合装置は、長手方向の軸線と、図16に関
して説明した関連する軸線に相当する横方向の軸線とを
有している。キー整合装置は、図30A及び図30Bに示す中
心線838の如き第1の固定された中心線に対して、キー
すなわちマスターキーを横方向に整合させる。中心線83
8は、図38に示す如き閉位置にある時に、キーの開口810
の中点を表すように実質的に画成される。
キー整合装置は、横方向に移動可能な第1のジョー84
0を備えており、該第1のジョーは、第1の中心線838の
第1の側において第1の中心線から可変距離D1に位置し
ている。図37及び図50に示すように、第1のジョー840
はキー764の第1の側部に係合する。
横方向に移動可能な第2のジョー842が、第1の中心
線838の第2の側において、第1の中心線から可変距離D
2に位置し、キー764の第2の側部に係合している。
ジョー位置制御手段が、第1及び第2のジョー840、8
42に接続され、ジョー840、842が第1の中心線838に向
かってあるいは該中心線から離れる方向に横方向に移動
する際に、距離D1=D2を維持する。図30A、図30B、図3
7、図50及び図51に示す本発明の実施例においては、ジ
ョー位置制御手段は、ラック及びピニオンの中心決め手
段の形態を取る。このラック及びピニオンの中心決め手
段は、第1のジョー840の水平方向を向いた面に形成さ
れた第1のラック844と、第2のジョー842の水平方向を
向いた面に形成された第2のラック846とを備えてい
る。
ラック及びピニオンの中心決め手段はまた、上記第1
及び第2のラックに係合するピニオン手段を備えてい
る。上に説明した図面に示すように、本発明のピニオン
手段は、第1のラック844に係合する第1のピニオン歯
車848と、第2のラック846に係合する第2のピニオン歯
車850とを備えている。ピニオン歯車848、850は、例え
ば図50に示すように互いに係合する。
図54に示す本発明の別の実施例においては、本発明の
ピニオン手段は、第1のジョー840及び第2のジョー842
の一部を形成する特殊な形状の第1のラック844及び第
2のラック846と協働する単一のピニオン歯車852の形態
を取ることができる。本発明の図54の実施例において
は、一組のジョー整合ピン854を設け、ジョー840、842
が横方向において前後に移動する際に、これらジョーの
回転方向の不整合を防止することができる。
図55に示す本発明の更に別の実施例においては、ジョ
ー位置制御手段は、第1の歯面858を有する第1の歯車
手段856と、第2の歯面862を有する第2の歯車手段860
とを備えている。図55に示すように、第1及び第2の歯
車手段856、860は、第1の中心線に関して対称に配置さ
れている。また、第1の歯車手段856の第1の歯面858
は、第2の歯車手段860の第2の歯面862に接触して係合
するように位置している。
ジョー840及び842の間の歯車による相互接続により、
本発明のジョー位置制御手段は、ジョー840、842が中心
線838の方向へあるいは該中心線から離れる方向に横方
向に移動する際に、D1=D2を維持することができる。
キー整合装置は更にジョー偏倚手段を備え、該ジョー
偏倚手段は、上述の本発明の種々の実施例においては、
特定の横方向の偏倚力によってジョー840、842を中心線
838に向けて偏倚する役割を果たす偏倚バネ864の形態を
取る。ジョー偏倚手段はまた、例えば、キー整合装置に
対するキーの挿入及び取り外しの間に生ずる横方向の偏
倚力の如き横方向の偏倚力よりも大きい反対方向の横方
向の力に応答して、ジョー840、842が中心線838から横
方向に移動することを許容する。
本発明の図54の実施例においては、ジョー偏倚手段
は、ピニオン852の駆動シャフトを回転方向において偏
倚してジョー840、842を中心線838に向けて押圧するバ
ネ、トルクチューブ、あるいは、これらと同等の装置の
形態を取ることができる。
上述の総ての両側キー整合装置に関して、マスターキ
ー764用のキー中心決め機構が、単一のカセット792の中
で忠実に複製すなわち再現され、キーブランク766の横
方向の整合すなわち中心決めを行う。
カセット782にはキー受け入れ開口810、812が形成さ
れ、これにより、上記2つの開口の中心線が機械的に固
定され且つ互いに整合されるので、キー受け入れ開口81
2の中心線に関するキーブランク766の中心決めすなわち
横方向の整合に関連する開口812の中心線に関するマス
ターキー764の横方向の整合すなわち中心決めは、これ
と同時に、マスターキー764の中心線をキーブランク766
の中心線に関して厳密に整合させる。
両側キーブランクに関する両側マスターキーの横方向
の不整合を除去するために、図50、図51、図52、図54及
び図55は、上述の片側キー用のキー整合装置の横方向整
合手段に対応する横方向整合手段が、両側キー用のキー
整合装置として容易に機能できる様子を示している。
図51に最も良く示すように、キー設定プランジャ832
の遠方端は、垂直方向を向いたプッシュバー866に接続
されており、該プッシュバーは、マスターキー整合装置
並びにキーブランク整合装置の垂直方向を向いた外側面
に係合している。キー設定プランジャ832の長さ、プッ
シュバー866の形態、並びに、関連する他の構造は、プ
ッシュバー866が、カッタホイール742又はキー従動子75
6がいずれかのキーのビット面に係合する前に、両側キ
ー用のキー整合装置のジョー840、842に係合してこれら
ジョーを横方向に移動させるように設計される。
そのような横方向の偏倚力をキー整合装置のジョーに
与えることにより、ジョー位置制御手段を中心線に向け
て完全に作動させ、これにより、マスターキーをキーブ
ランクに対して正確に中心決めすることが保証される。
通常の状態においては、直線に説明した両側キー制御装
置に対しては、キー設定ボタン830を作動させる必要は
ない。
次に、図19、図18、図20A及び図20Bを参照して、本発
明の第2の直線移動手段を詳細に説明する。永久磁石DC
モータ878は、モータ858、860に関して上述したタイプ
のギア減速ユニットを備えている。モータの駆動軸の減
速された回転出力速度が、定速度カム880を回転させる
ように接続されている。定速度カム880の輪郭は図20に
正確に示されており、その輪郭はカムの技術分野の当業
者には周知である。
カム従動子882は、カム880に係合して該カムによって
移動されるように接続された第1の端部を備えている。
カム従動子882の第2の端部は、シャフト884及び関連す
る構造によって接続されてキー切削機のサブフレームア
センブリ全体を長手方向に往復運動させ、これにより、
マスターキー764及びキーブランク766を含むカセットを
長手方向において固定されたカッタヘッド750、752に関
して長手方向に移動させる。
図16においては、キー切削機の後方ハウジング886が
ベース748に対して直接的に且つ堅固に接続されてい
る。キー切削機の前方ハウジング888は、参照符号890で
示した点において、後方ハウジング886から分離されて
いる。
図19においては、参照符号892で示す矢印は、前方ハ
ウジング888が、カセット792及びカセットの作動アーム
792と共に、キー切削機の固定されて不動の後方ハウジ
ング886に対して相対的に右側へ相対的に移動する状態
を示している。図19に明瞭に示すように、カッタヘッド
アセンブリ750及び駆動モータ758は、カセット792及び
キー764、766がキー切削操作の間に最初に右側(外方)
に移動し、次に、左側(内方)へ移動する際に、直線軸
受770と共に固定された状態にある。
運動可能な前方ハウジング888/カセットアセンブリに
反対方向の偏倚力を与えると共に、サイクルの完了時に
閉位置すなわち休止位置へ容易に戻すための偏倚バネ89
4が図20A及び図20Bに示されている。
図39を参照すると、固定されたキー従動子756に対す
るカセット792の運動が示されている。
単一の外方及び後方のキー切削サイクルの間に、マス
ターキー及びキーブランクは、長手方向に固定されたキ
ー従動子756及び切削ホイール742から離れる方向に外方
へ引かれる。横方向の偏倚バネによって直線軸受770、7
72に与えられる横方向内方に向かう偏倚力は、キーブラ
ンクの面に対して作用する各々等しい8乃至14オンスの
力となるようになされているので、非常に穏やかな切削
作用が常に生ずる。
図39に示すように、切削ホイール742を通過するキー
ブランク766の第1のパスにより、最終的なカットすな
わち切削の深さの約30パーセントだけが切除される。切
削ホイールを通過する運動可能な前方ハウジング888の
第1の外方への移動が完了した時に、偏倚バネ894と協
働するカム880の継続的な運動により、マスターキー及
びキーブランクを含むカセットを切削ホイールを横断し
て第2の切削パスを行うように反対方向に引っ張る。単
一の切削サイクルのこの反対方向のパスの間に、図39に
示す切削ホイールの90゜すなわち傾斜していない縁部89
6が、参照符号898によって示す第2のすなわち反対方向
の破線に沿って移動し、より強いすなわちより積極的な
切削作用を行う。キーブランクに関する切削ホイールの
上記第2の反対方向のパスの間に、残りのすなわち約70
パーセントのキーの切断が行われる。
切削ホイールを通過するキーブランクの長手方向の移
動速度が比較的遅い速度まで減少した場合には、一回の
外方へのパスにおいて、マスターキーのカット部をキー
ブランクに忠実に複製することができる。より速い移動
速度においては、マスターキー及びキーブランクを忠実
に複製するためには、切削ホイール上での外方及び内方
へのパスを含む一回のサイクルが必要となる。更に速い
相対速度においては、正確なキーの複製を行うために、
二回以上の外方及び後方の切削サイクルが必要となろ
う。
キー切削機を繰り返し使用して多くのキーを複製する
に連れ、切削ホイールは徐々にその鋭利性を失い、最終
的には、一回の外方及び後方の切削パスの間にマスター
キーのカット部をキーブランクに忠実に複製することが
できない程度に鈍くなる。この理由から、キー切削機の
主電源スイッチ900は3位置型のスイッチとして構成さ
れる。図18の電気的な概略図に示すように、中央位置に
おいては、電源はキー切削機から完全に分離される。第
2の位置においては、キー切削機は、一回の外方及び後
方の切削サイクルを行い、次に停止することができる。
第3の位置においては、キー切削機は、1又はそれ以上
のサイクルを行うように作動する。すなわち、キー切削
機は連続的な外方及び後方の切削サイクルを連続的に行
う。
主電源スイッチを第3の位置に適正に選択することに
より、まだ正確なキーの複製を行うことができるが、2
回以上の外方及び後方の切削サイクルを必要とする摩耗
した切削ホイールを容易に補償することができる。本発
明のこの特徴から直ちに生ずる結果として、従来技術の
どのような装置の場合よりも、キー切削ホイールを用い
て十分に大量のキーを信頼性をもって複製することがで
きることが挙げられる。
図18及び図19に示すように、通常のAC電源入力を適正
なDC電圧に変換し、カッタホイール及びカム駆動アセン
ブリを駆動する3のDCモータを励起するための電源が設
けられている。図18は、上述のACからDCへの変換を省略
して単純化されている。そのような電源の設計は、電子
分野の当業者には周知である。
図18に示すように、キー切削機のケースが取り除かれ
た場合に該キー切削機を不作動にするための種々の電源
安全インターロックが設けられている。また、一対のマ
イクロスイッチ902が図18及び図19に示されており、該
マイクロスイッチは、先端整合プランジャ816の両端部
によって押圧される作動ボタンを備えている。図18に最
も明瞭に示されているように、マスターキー764及びキ
ーブランク766が完全に且つ等しくカセット794の中に挿
入されていない場合には、先端整合プランジャ816は、
マイクロスイッチ902のスイッチ作動ボタン904を作動さ
せるに十分な距離までカセットハウジングの後部を通っ
て伸長しない。この場合には、キー切削機械全体は、オ
ペレータがマスターキー及びキーブランクを共にカセッ
ト782の中に適正に位置決めするまで不作動とされる。
図34に示すように、幾つかの両側キーは、キー切削機
の切削ホイール又はキー従動子に対してキーを長手方向
に整合させるための肩部をもたない。そのような肩部を
もたない両側キーに対しては、マスターキー及びキーブ
ランクは、先端整合プランジャ816がマスターキー及び
キーブランクに対して等しく長手方向の停止部として機
能するように設計することにより、カセットの中で長手
方向に整合される。
通常の長さよりも短く肩部をもたない両側キーに使用
する場合には、図46に示すタイプのシム装置906をカセ
ット782の後方の垂直面の中へ挿入し、先端整合プラン
ジャ816の長手方向の挿入をより短い距離において停止
させることができる。
先端整合プランジャ816の種々の寸法は、本発明のキ
ー切削機を適正に作動させるために重要である。例え
ば、上方のプランジャすなわちマスターキープランジャ
は、下方のプランジャすなわちキーブランクプランジャ
よりも幅が広くなるように設計される。プランジャの形
態をこのようにすると、いずれのカセットキー容器の中
にキーがないキー切削機を作動させると、上方のキー従
動子がカッタホイールを下方のプランジャの側部から離
れる方向に安全に移動させる。別の幅を有するプランジ
ャを用いた場合には、下方のプランジャの側部はそのよ
うな状況の下で切除される。
本発明の別の安全性の特徴を図21、図44及び図45に関
して説明する。安全従動子910が、図示のように、カッ
タホイール742が通常キーブランクに接触する点の若干
上方の位置に設けられている。キーブランク及びマスタ
ーキーが共にカセットになく、且つ、キー切削機が作動
している時には、安全従動子が、先端整合プランジャ81
6の上縁部に直ちに係合し、切削ホイール742をプランジ
ャから離れる方向に横方向にそらす。従って、安全従動
子910の作用により、カッタホイールがプランジャの両
側部、並びに、上方及び下方のクランプ面788、790を切
除するのを防止する。ブランクキーをキーブランク固定
具の中に入れない状態で幅の狭いマスターキーを上方の
カセット固定具の中に装着した場合には、同様の保護機
能が生ずる。
本発明の別の実施例の利点及び当該技術分野に対する
その寄与を更によく示すため、本発明の実施例の好まし
いハードウェアの実施例を以下に詳細に説明する。
第58図を参照すると、代表的なピン−タンブラー錠91
0は、キーの先端914及びブレード916を挿入する矩形の
キー差込みスロット912を有する。代表的な片側刻みキ
ー918は、一般にキーのシャンク920と呼ばれる、幅、即
ち高さが大きい区分を有する。キーシャンク922の縁部
と、隣接した全高、即ちキーブレード916の刻みを施し
ていない区分944との間に形成された垂直表面が、垂直
方向に伸びるキー肩部924を構成する。
代表的には、キー918を錠910の長手方向軸線926に関
して長手方向に整合させるため、一つ又はそれ以上のキ
ー整合溝がキー918の片側又は両側に形成されている。
第58図に示す種類の代表的なピン−タンブラー錠は、
参照番号928が附してある錠シリンダの端面とキー918の
先端914との間に隙間即ち空間を有し、キーのかかり歯
切欠きパターン930と長手方向に間隔を隔てられた一連
のピンタンブラー932との間の必要な長手方向整合を錠9
10とキー918との間の別の形態の構造的中間面でつくり
ださなければならない。多くのピン−タンブラー錠で
は、この必要とされる長手方向整合は、キーの肩部924
を錠の平らな面934に対して長手方向に割り出しするこ
とによってつくりだされる。錠の平らな面934は、代表
的には、錠の長手方向軸線926に対して垂直方向に配向
されている。キーの元々の製造中に又はキーの複製中に
キー肩部924の長手方向位置が不適切に配置された場
合、又はキーを長期間に亘って使用した結果、肩部が腐
食したために肩部924の長手方向位置がずれた場合に
は、キーのかかり歯切欠きパターン930は錠のピン−タ
ンブラー932と整合せず、キーは錠を開閉できない。
次に、かかり歯切欠きパターン及び肩部の長手方向位
置、及びマスターキーの形体の両方をキーブランクに同
時に複製するための独特の方法及び装置を、第58図、第
59図、及び第60図を参照して以下に詳細に説明する。
第59図では、本発明の方法及び構造が任意の特定の作
動順序又は任意の特定の構造的実施例に限定されないと
いうことを説明するため、方法及び装置の一般的な実施
例を先ず最初に説明する。先ず最初に、説明を簡単にす
るため、キーブレードの表面上にかかり歯切欠きパター
ンを一つだけ有する片側刻みキーの複製を説明する。そ
の後、代表的な両側刻みキーの二つのかかり歯切欠きパ
ターンの同時複製と関連して本発明を説明する。
第59図では、キーブランク936は、シャンク938は、傾
斜の付いた肩部940、及び未付形の表面944を持つブレー
ド942を有する。ブレード942は、参照番号946が附して
ある計測線が示す元々のブレード長さを有する。第59図
に示すように、ブレードの元々の長さ946は、傾斜の付
いた肩部940の第1縁部948がキーブレード942と接合す
る長手方向位置で終端する。同様に、キーブランクのシ
ャンク938は、傾斜の付いた肩部940の第2縁部950が、
キーのシャンク938と交差するところで終端する。以下
に説明するように、第1縁部948及び第2縁部950が構成
する傾斜の付いた表面を持つように図示してある肩部94
0は、キー複製プロセス中、長手方向に切り込まれ、キ
ーの先端952からキー936のヘッド954に向かって遠ざか
るようにずらされ、第1長手方向軸線956に対して垂直
になるように角度的に再配向される。
マスターキ958(複製されるべきキー)は、ヘッド96
0、キーシャンク962、かかり歯切欠きパターン966を形
成する付形面を備えたキーブレード964、及びキー先端9
68を含む。マスターキー958の全体構造は、第59図に示
すように、第2長手方向軸線970に関して整合してい
る。
キーシャンク962の端部及びキーブレード964の開始箇
所は、キー肩部972が構成する。キー肩部972は、代表的
には、長手方向軸線970に対して垂直に配向されてい
る。第58図と関連して説明したように、肩部972はマス
ターキー958及びそのかかり歯切欠きパターン966をピン
−タンブラー錠910のタンブラー932に関して長手方向に
割り出しする。第59図では、マスターキーのブレード長
さは、キー先端968とキー肩部972との間の距離を表し、
参照番号974が附してある。
キー複製プロセスを開始する前に、キーブランク936
及びマスターキー958を互いに関して横方向に及び長手
方向に整合させなければならない。「横方向整合」とい
う用語は、第59図の平面で上下方向に関し、「長手方向
整合」という用語は、第59図に示すように長手方向軸線
956及び970に対する左右方向への移動を表す。
本発明の好ましい実施例で使用する、第59図に示し以
下に説明するキーブランク整合手段976及びマスターキ
ー整合手段982は、第16図乃至第51図に示し全体に参照
番号782を附したキー保持カセットの形態をとる。
キーブランク整合手段976は、長手方向整合手段978及
び横方向整合手段980を含む。マスターキー958をキーブ
ランク936に対して長手方向及び横方向に整合させるた
め、マスターキー整合手段982の形態の対応する構造が
設けられている。マスターキー整合手段982は、長手方
向整合手段984及び横方向整合手段986を含む。
キー従動体988は、長手方向及び横方向の両方向で移
動自在であり、マスターキーのシャンク962及びそのか
かり歯切欠きパターン966の外形をトレースする。キー
カッター990は、同様に、横方向及び長手方向に移動自
在であり、マスターキーのシャンク、肩部、及びかかり
歯切欠きパターンのトレースされた外形をキーブランク
936上にキーカッター990が複製できるようにするため、
破線で示す相互連結線992が示すように、キー従動体988
に機械的に又は電気的に相互連結されている。キー従動
体988及びキーカッター990の近くにある幾つかの矢印の
組は、キー従動体988及びキーカッター990が行う横方向
及び長手方向の移動方向を示す。
キーブランク936は、キー先端952から計測線996が示
す第1距離だけ間隔を隔てられた長手方向割り出し位置
994で、キーカッター990に対して長手方向に整合してい
る。この長手方向整合プロセスは、キーブランクの先端
952を基準としてキーカッターを配置することによって
キーカッター990の長手方向位置をキーブランク936に対
して設定するという点で、一般に、先端割り出しプロセ
ス又は先端ゲージングプロセスと呼ばれる。
次いで、キーの背998のようなキーの基準面を第59図
に示すように横方向整合手段980と係合させることによ
って、キーブランク936を横方向に整合させる。更に、
長手方向キー整合溝と係合させることによって横方向整
合を行ってもよい。キーカッター990を横方向に移動さ
せてキーブランク936のシャンク938と長手方向割り出し
位置994で係合させ、これによって、キーシャンク938の
上面と第1軸線956との間を延びる基準線1002が示す横
方向基準距離を構成する。
マスターキー958を長手方向整合手段984及び横方向整
合手段986に対して横方向及び長手方向で整合させる。
キーカッター990とキー従動体998との間の相互連結体99
2により、マスターキーの長手方向割り出し位置1004
は、キーブランク936の長手方向割り出し位置994の場合
と同様に、マスターキーの先端968から基準線1006が示
す第1距離だけ間隔を隔てられ、マスターキーの基準距
離1008はキーブランクの横方向基準距離1002と一致す
る。
キー複製プロセスのこの時点で、キーブランク936及
びマスターキー958、並びにキーカッター990及びキー従
動体998は、横方向及び長手方向で正しく整合してお
り、キーのトレース及びカッティングを開始できる。
本発明の好ましい実施例では、マスターキーの長手方
向整合手段984及びキーブランクの長手方向整合手段978
の実際の構造は、特に第24図乃至第30図に示すキー保持
カセット782の形態をとる。キーブランク936及びマスタ
ーキー958の等先端割り出しを所望の長手方向割り出し
位置994及び962で行うため、プランジャ816の長さに沿
ってストップが設けられている。
多くのキー複製の用途では、キー従動体988及びキー
カッター990は、リンク992で機械的に相互連結されてい
る。キー従動体988は、横方向かかり歯切欠きパターン
の軌跡をキー従動体の長手方向位置の関数として正確に
再現するためにマスターキーの関連した表面と接触し且
つこれをトレースするため、比較的に先の尖った良好に
構成された縁部表面を有する。同様に、キーカッター99
0は、キー従動体988の横方向軌跡を長手方向軸線に沿っ
た位置の関数として正確に再現するため、代表的には、
非常に細かい切断点を持つ円形の回転切断ブレードの形
態をとる。
変形例では、レーザー装置を含む光学式キー従動体の
ような光学手段でキー従動作業を行うのがよい。キーの
カッティング作業は、マスターキーのシャンク、肩部、
及びかかり歯切欠きパターンのトレースされた外形を再
現する多くの種々の実施例で実施できる。例えば、レー
ザー式キーカッティングシステムは、マスターキーのか
かり歯切欠きパターンのトレースされた外形を再現する
ため、機械的に又は電気的に偏向させることができる。
キー従動体及びキーカッターの多くの他の変形例は、当
業者には明らかであろう。
実際のキー複製プロセスを開始するため、キー従動体
998及びキーカッター990を第1方向に長手方向軸線に沿
って同時に移動させることによってキー従動体988がマ
スターキー958のシャンク、肩部、及びかかり歯切欠き
パターンの外形をトレースできるようにする。これと同
時に、キーカッター990をキー従動体988と同じ方法でキ
ーブランク938に対して移動させ、マスターキーのシャ
ンク、肩部、及びかかり歯切欠きパターンの外形をキー
ブランク上に再現する。
代表的には、キートレース作業及びキーカッティング
作業は、先ず最初に左から右への移動を行い、次いで右
から左への移動を行う二回のパスを使用して行われる。
カッティング面が垂直方向に配向された面並びにこの面
とは反対側の傾斜した面の両面上に配置され、垂直方向
に配向されたカッティング面がキーブランクに対して第
37図に示すように配向された、第39図に示すような円形
のカッティングホイール742を使用する場合には、左か
ら右への最初のパス中にキーブランクのブレード942の
未付形の表面944の深さの約5%乃至約20%だけ切除す
る。実際のカッティングの80%乃至95%、及びかかり歯
切欠きパターンの再現は、第2の右から左へのパス中に
行われ、このパスでは、カッティングホイールの垂直な
カッティング面を、キーブランク936のヘッド954に向か
って大きく長手方向に配向された力で移動させる。
第59図では、破線で示す外形線1010が、キー複製プロ
セスの完了時のキーブランク936のかかり歯切欠きパタ
ーン及び肩部の形体を示す。キーブランクの肩部940を
長手方向に左に向かって移動させる方法、及びキーブラ
ンクのブレードの元々の長さ946を参照番号1012が示す
更に長いカッティング済みブレード長さに合わせて長く
するための方法を、第60図、第61図、第62図、第63図、
及び第64図を参照して説明する。これらの図では、キー
カッティング機及びキー保持カセットの構造は、マスタ
ーキー及びキーブランクの先端の割り出しを完了したと
きの長手方向整合の仕方が構造的に大きく異なっている
ということを除けば、第16図乃至第51図に示す構造と極
めて近い。
本発明の好ましい実施例では、特別のキーブランク
は、傾斜の付いた肩部、過度のシャンク長さ、及び複製
されるべきマスターキーのブレード長さよりも短いキー
ブランクのブレード長さを含む。第59図から明らかなよ
うに、傾斜の付いた肩部を持つキーブランク936のシャ
ンク938は、マスターキー958のシャンク962よりも長
く、キーブランク936の肩部940は、マスターキー958の
肩部972の右側まで移動され、キーブランク936のブレー
ド942の長さはマスターキー958のブレード964よりも短
い。
第61A図、第62A図、及び第63A図は、キーカッター990
を含むキーブランク整合手段976内へのキーブランク936
の挿入を順々に示す平面図である。第61B図、第62B図、
及び第63B図は、キーブランクを挿入することによって
キーカッター990の横方向位置に及ぼされる効果、及び
その結果としてのキー従動体988の横方向移動を示す。
キーカッティング機、キー従動体988、及びキーカッタ
ー990の前方から見た断面図である。図面のこの特定の
順番において、キーブランク936及びマスターキー958
は、第64A図、第64B図、及び第64C図に示すように、両
方とも両側刻みキーであり、これらのキーは、上文中で
第16図乃至第51図と関連して概括的に説明したように、
対をなしたキー従動体988及び対をなしたキーカッター9
90を持つキーカッティング機で複製されるように示して
ある。
第61A図及び第61B図は、キーブランク整合手段976内
に挿入されているが、キー先端952とキーカッター990と
が接触する直前の長手方向位置にある、キーブランク93
6の先端952を示す。
第16図と関連して上文中で説明したように、本発明の
実施例では、ばねの形態の押圧手段が第1及び第2のカ
ッターヘッドを中央軸線1014に向かって横方向に押圧す
る。第1カッターヘッドは、回転カッティングホイール
990の形態の左側キーカッター及び左側キー従動体998を
収容している。第2カッターヘッドは、回転カッティン
グホイール990の形態の右側キーカッター及び右側キー
従動体988を収容している。各カッターヘッドのキー従
動体988及びキーカッター990は機械的に相互連結されて
おり、横方向中心線1014に対して横方向に押圧されてい
る。第61A図及び第61B図に示すように、左側カッターヘ
ッド及び右側カッターヘッドのいずれも、キーブランク
942とキーカッター990との間の接触による横方向に移動
を行わない。
図62A及び62Bに示すように、キーブランク936は、キ
ーブランクアラインメント手段へ、長手方向軸に沿って
挿入され、ブレード942の輪郭のとられていない表面944
は、相互に連結されたキーフォロワー988と同様に、キ
ーカッター990両面を、横方向に外す。
図63A及び63Bに示すように、長手方向のアラインメン
ト手段984及びキーカッター990に対して、さらにキーブ
ランク936の長手方向の貫通は、キーカッター990を傾斜
した平面に結合して、傾斜をつけられ、キーブランクシ
ョルダー940の傾斜した表面940をキーブランクブレード
942及び横方向に移動されたキーシャンク938の第二のレ
ベル面の間の傾斜した平面の変位を与える。図62Bは、
第一のレベルから外されたキーカッター990及びキーフ
ォロワー988を示す。図63Bは、キーシャンク938の両側
により第二のレベルへ横方向に外されたキーカッター99
0及びキーフォロワー988を示す。
図64A、64B及び64Cを参照すると、マスターキー958の
マスターキーアラインメント手段982への挿入が示され
ている。図64に示された発明の特定の実施例用のマスタ
ーキーアラインメント処理は、キーブランク936のキー
ブランクアラインメント手段976への挿入と同時に生じ
る。もし、マスターキー958が最初に手動で横方向にキ
ーカッターマシンの2つのカッターヘッドを外すことな
しに、挿入されるのであれば、マスターキーのショルダ
ー972はキーフォロワー988の内側のエッジに結合し、キ
ーチップ968でなくキーショルダー972とインデクスマス
ターキー958は長手方向で変則的に、本発明のインデク
ス(刻印)された実施例のこのチップと共に必要とな
る。もし、変則的なショルダーインデクスが生じた場
合、マスターキー958は、キーブランク936に対して長手
方向にオフセットされ、複製されたキーブランク上のビ
ットノッチパターンは、所望の長手方向のアラインメン
トに対してオフセットされ、適切なキーの複製は行われ
ない。
図63Aに示されているように、キーブランク936の反対
側のシャンク表面938の間の横方向の距離は、“X"で示
された距離だけ2つのカッター990を離間する。図63Bに
も同様に示されるように、関連するキーカッター990と
共に同じカッターヘッドのプレースメントにより、同じ
距離“X"だけ、キーフォロワー988は離間される。この
結果、図64B及び64Cに示されたように、マスターキーチ
ップ968が長手方向にマスターキーアラインメント手段9
84にインデクスするまで、図59及び64Cに示されたよう
に、離間されたキーフォロワー988の間に置かれる。マ
スターキー958の長手方向のアラインメントの間、図64C
に示されたステップを含み、離間されたキーフォロワー
988は、ビットノッチパターン966又はキーショルダー97
2に接触しない。所望のマスターキーの横方向の距離100
8を確立し、所望のマスターキー長手方向のインデクス
位置1004に、マスターキー958の対向するシャンク表面9
62と、キーフォロワー988が接触するところで、正しい
イップインデクスが生じるまで、マスターキー958が、
マスターキーアラインメント手段に挿入される。
初期のキーブランクアラインメント処理の間、図61−
63に示されたように、キーブランク936がアラインメン
トされ、図64に示されたように次のマスターキーアライ
ンメント処理の間にマスターキー958が長手方向にアラ
インメントされた後、図59に示されたように、マスター
キー958は、アラインメントされた位置にきて、キーの
複製処理が始まる。これより先は、図16−図51と関連し
て、開示されたキー複製処理と密接に関連する。図65A,
65Bおよび65Cを参照すると、図16−51のショルダーのイ
ンデクスされた実施例と比較して本発明のこのチップの
インデクスされた実施例の重要な操作の違いについて説
明する。
キーブランク936に対して、キーカッター990の最初の
左から右への変位の間、キーブランク936のエッジの表
面の非常にわずかな割合がキーカッター990により切削
される。この差のある切削処理は、参照番号766及び898
により示された点線により、図39と関連して述べられて
いる。
図65Aに示されたように、最初の左から右への通過の
間に、傾斜したショルダー940の非常にわずかな部分だ
けが、削られて、輪郭のとられていないブレード944の
表面の非常にわずかな部分が削られる。しかしながら、
図65Bに示されたように、第二の右から左への通過は、
キーカッター990の垂直に整列された列の表面にブレー
ド942と積極的に結合し、ブレードに十分に輪郭のつい
たビットノッチパターン1010を切削する。
図65Cに示されたように、マスターキー958に沿った、
キーフォロワー988の第二の通過の終了時に、キーフォ
ロワー988は直接、マスターキー958のショルダー972に
垂直に接触し、マスターキー958に対して、キーフォロ
ワー988のさらに長手方向の変位を終了する。結果とし
て、キーブランク936に対して、キーカッター990の長手
方向のさらなる変位は終了り、同様に水平又は垂直に整
列された新たなショルダー1016がキーブランク936上に
形成される。図59、60及び65Cに示されたように、この
新たなショルダー1016は、切削されていないキーブラン
ク936上に形成された当初のの傾斜のあるショルダー940
と比較して、異なる長手方向の位置及び異なる角度形状
を有する。
この独特のキーフオローイングおよびキー切削処理の
直接の結果、本願のキーの複製処理は、(1)キーブラ
ンクショルダーが左に移動し、(2)キーブランクシャ
ンク938の長さを短くし、(3)キーブランク942の長さ
を長くして、単一の細長いシャンクキーブランク936に
再生される多様な長さのビットノッチパターンを可能と
し、単一の細長いシャンクキーブランクが異なるブレー
ド及びビットノッチターンにより多様な異なるマスター
キーを複製するのに使用されることができる。
例えば、5つのビットノッチを合わせることができる
短いマスターキーブレードと共に、又は、6つのビット
ノッチを合わせることができる長いマスターキーブレー
ドのいずれかと共に、片面のハウスキーは製作される。
従来のキー複製技術では、錠前屋は、複製すべきマスタ
ーキーのショルダー位置およびブレード長さと同一ノキ
ーブランクを使用することが要求された。6つのタンブ
ラーの施錠を行うために6つのノッチを有するマスター
キーには、長いブレードを有するキーブランクが必要と
された。5つのタンブラーの施錠を行うために、短いブ
レードを有するキーブランクが必要とされた。本願によ
れば、図60に示されたように、単一のキーブランク936
は、十分な過剰なシャンク長さを提供し、5つ又は6つ
のタンブラーを有するハウス施錠するための5つ又は6
つのノッチを有するマスターキーの複製に適合する。
図66A、66Bおよび66Cを参照すると、本願のさらなる
キー複製処理の独特な利益が詳細に開示される。図66A
において、マスターキー658は、当初のスクエアオフさ
れたショルダー形状1018に比較して、長期の使用によ
り、かなりの量の金属が摩耗することにより衰退したシ
ョルダーを含む。図65B及び66Bに関連して説明されたよ
うに、キーブランクの上をキーカッター990の最初の左
から右への通過の後、マスターキーの衰退したショルダ
ー972に沿って、キーフオロワー988の右方向の変位は、
キーブランク936の切削されていないキーシャンク938の
エッジ表面のかなりの量は除去されない。
図66Cに示すように、小さくて垂直向きのオリジナル
マスターキーショルダの残りの部分(参照符号1020で示
す)は、キーフォロワー988の左側縦方向にずれてすぐ
に終わる。これにより図66A中に破線で示すマスターキ
−988のオリジナルフルハイトショルド1018を正確に再
生産するフルハイトショルダ1016のキーブランク936の
生産ができる。
本発明のこのユニークな特徴により、本発明のキーの
複製方法と装置は、マスターキーの擦り減ったショルダ
を再生できないが、代わって正確に正しい縦方向の位置
において、新しいマスターキーの正確な十分な高さのあ
るショルダの輪郭とともに、新しい角のあるショルダを
作る。このユニークな機能を達成するため、図18に示さ
れ、参照符号878と880で示されるように、キーカッティ
ングマシンの第二の線上の置き換え手段をセットする置
き換え力は、キーフォロワ988が右端において、マスタ
ーキー958の減ったショルダの擦り減り面をずりあげる
軌跡とカッティングを残すような適当に低いレベルにセ
ットされなければならない。更にキーフォロワ988の輪
郭をなぞるエッジの輪郭は、また図66Cの参照符号1020
で示される残りのマスターキーショルダにおけるキーフ
ォロワの縦方向の変位と適当にかみ合い且つ終焉するよ
うに選択されるべきである。
図67乃至70は本発明の傾斜付ショルダキーブランクの
二つの異なる実施例を示し、これらの傾斜付スロープシ
ョルダキーブランクを従来の垂直ショルダキーブランク
と比較する。図68は垂直上方ショルダ1022と垂直下方シ
ョルダ1024の両方を含む従来のシングルサイドキーを示
す。図67に示す本発明の対応する傾斜付ショルダキーブ
ランクの実施例では、キーブランク936は、長手方向に
延びるキーシャンク938と組合わさって上方及び下方傾
斜付ショルダ940を有する。
図69は、典型的には垂直上方ショルダ1022と、これと
同じ垂直下方ショルダ1024とを含む従来のツーサイドキ
ーを示す。図70は、上方及び下方傾斜付ショルダ940と
長手方向に延びるキーシャンク938とを含む本発明の対
応する傾斜付ショルダキーブランクを示す。
図60に関して、参照符号1026は、カットシャンク長さ
1028との対比されるシャンク938のアンカット長さを示
し、これにより本発明の傾斜付ショルダキーブランク
に、ビットノッチパターンの複製とマスターキーのショ
ルダの位置付けができる。図60は、図60中参照符号948
で示されるオリジナルショルダの位置を、参照符号1016
により示される新しい位置へ長手方向軸線に沿って左側
へかなり移動させる方法を容易に説明する。同様に図60
は、補助線1012の長さにより示されるブレード長さのか
なりの増加を容易に示し、これによりキー複製工程の間
キーショルダの長手方向の再位置決めができる。
図59には長手方向のインデックス位置を、マスターキ
−958のシャンク962とキーブランク936のシャンク938の
横方向の制限をするものとして示すが、この最初の長手
方向インデックスと長手方向インデックス位置の相対的
に長手方向の位置は、キーのシャンク即ちブレードセク
ションの長さに沿って、ほとんどどこでも場所をとるこ
とができる。決定的な要求は、マスターキ−の先端968
とキーブランクの先端952とに相対的に関連する第一距
離1006を、キーブランク936とマスターキー958との間の
距離に正確に等しくしなければならないことであり、そ
れにより各キーの先端から測定される長手方向インデッ
クス位置が、各キーの長手方向軸線に沿って同じ地点と
なる。所望であれば、長手方向インデックス位置は、マ
スターキーとキーブランクのブレードと合うことができ
る。本発明の他の実施例では、キーフォロワとキーカッ
ターの長手方向変位は、最初は右へ始まり、十分に左へ
戻り、マスターキーのショルダ972で止まる。マスター
キーのビットノッチパターンがキーブランクに十分に形
成することができなければ、第二パスのバランスをキー
フォロワとキーカッターを始まり位置であるオリジナル
インデックス位置へ戻すことにより仕上げることができ
る。
横方向への移動とカッティングの力が異なり、長手方
向軸線の変位速度が異なる本発明の実施例では、マスタ
ーキーとキーブランクに対するキーフォロワとキーカッ
ターの二つのパスは必要ではなく、一方本発明の他の実
施例では、トレーシングとカッティングの二以上のパス
が、マスターキーショルダとキーブランク上のビットノ
ッチパターンとの正確な再製造が十分に達成されること
が要求される。
本発明の他の実施例では、キーブランクシャンクの高
さがマスターキーシャンクの高さより大きくてもよい。
キーの複製工程の間、キーブランクのシャンク高さは、
図59に規定されるように長手方向インデックス位置の右
側に位置する範囲において、マスターキーシャンクの高
さと等しいようにカットされる。多くの適用例では、キ
ーブランクシャンクの特別な高さは重要ではなく、主に
重要な要素はキーブランクの長さに沿ったッッショルダ
の相対的な長手方向位置である。
上記のことを考慮して、従来あるキーカッティングマ
シーンを上述した発明の方法を用いて変更したり、本発
明の独特な傾斜付ショルダキーブランクの実施例に似せ
て作ることができることは、当業者にとって容易に考え
つくであろう。本発明の図59に関連した発明の一般的な
記載は、キーカッティングマシーンの多くの異なる構造
の実施品を、発明の方法を実施して作り上げることを当
業者に教えるであろう。
チップインデックスがキーブランク936とマスターキ
ー958の間の必要な長手方向アライメントを達成するか
ら、金属かプラスチック製の従来のキーブランクを、チ
ップインデックスに変更されたカセット782を使って複
製することもできる。
そのようなチップインデックスカセットが従来の傾斜
のないショルダキーブランクに使われれば、従来のキー
ブランクのショルダはもはや、図37に示されるキーカッ
ター742をインデックスしないであろう。代わりにマス
ターキーとキーブランクの両方が、図59に関連して図示
され述べられた方法でチップインデックスをするであろ
う。
従って添付した請求の範囲は、本発明の真の精神と範
囲の中に入る、そのようなすべての本発明の変更をカバ
ーするものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ムラー,マイク・エイ アメリカ合衆国イリノイ州60046,リン デンハースト,レイクショア・ドライブ 2206 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23C 3/35

Claims (39)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスターキーのビットノッチパターン及び
    肩部の位置を共にキーブランクに同時に複製するための
    方法において、前記キーブランクは、未切削の長さを有
    するシャンクと、肩部と、輪郭が付されていない面及び
    元々の長さを有するブレードと、先端と、第1の長手方
    向の軸線とを有し、また、前記マスターキーは、面及び
    長さを有するシャンクと、肩部と、ビットノッチパター
    ンを形成する輪郭が付されている面及び長さを有するブ
    レードと、先端と、前記第1の長手方向の軸線が前記キ
    ーブランクに整合された時にマスターキーに整合される
    第2の長手方向の軸線とを有しており、前記キーブラン
    クのブレードの元々の長さはマスターキーのブレードの
    長さよりも短く、 (a)前記キーブランクをキーカッタに対して相対的に
    長手方向に整合させ、前記キーブランクの第1の長手方
    向の軸線に沿って第1の距離だけ前記キーの先端から隔
    置された長手方向のインデックス位置に位置決めする工
    程と、 (b)前記キーブランクを前記キーカッタに対して相対
    的に横方向に整合させ、前記第1の距離において前記キ
    ーカッタを前記シャンク又はブレードに係合させ、これ
    により、前記第1の長手方向の軸線に対する横方向の基
    準距離を画成する工程と、 (c)前記マスターキーの第2の長手方向の軸線に沿っ
    て前記第1の距離だけ前記キーの先端から隔置された前
    記長手方向のインデックス位置において、前記マスター
    キーをキー従動子に対して長手方向に整合させる工程
    と、 (d)前記マスターキーを前記キー従動子に対して横方
    向に整合させ、前記横方向の基準距離だけ前記第2の長
    手方向の軸線から変位した距離にある第1の位置におい
    て、前記キー従動子を前記シャンク又はブレードの面に
    係合させる工程と、 (e)前記マスターキーに対して相対的に前記キー従動
    子を長手方向及び横方向に移動させて前記マスターキー
    のシャンクの輪郭、肩部及びビットノッチパターンをト
    レースし、同時に、前記キーカッタを前記キーブランク
    に対して相対的に同一の態様で移動させて前記トレース
    したマスターキーのシャンクの輪郭、肩部及びビットノ
    ッチパターンを前記キーブランクに複製し、また、前記
    キーブランクの肩部を再配置し、前記シャンクの一部を
    切除することにより前記マスターキーの肩部の相対的な
    長手方向の位置に一致させて前記シャンクの長さを減少
    させ、従って、前記元々のキーブランクのブレードの長
    さよりも長く且つ前記マスターキーのブレードの長さに
    等しい長さまで前記ブレードの長さを増大させる工程と
    を備えるキー複製方法。
  2. 【請求項2】請求項1のキー複製方法において、前記長
    手方向に整合させる工程は、最初に、前記キーブランク
    のインデックス位置が前記キーカッタに整合されるま
    で、前記キーブランクの先端を前記キーカッタを越える
    ように長手方向に移動させる工程と、その次に、前記マ
    スターキーの前記インデックス位置が前記キー従動子に
    整合されるまで、前記マスターキーを前記キー従動子を
    越えて長手方向に移動させる工程とを備えることを特徴
    とするキー複製方法。
  3. 【請求項3】請求項2のキー複製方法において、前記横
    方向に整合させる工程は、前記キーカッタを前記キーブ
    ランクに対して相対的に横方向に移動させる工程と、前
    記キー従動子を前記マスターキーに対して相対的に横方
    向に移動させる工程とを備えることを特徴とするキー複
    製方法。
  4. 【請求項4】請求項3のキー複製方法において、前記長
    手方向に移動させる工程及び前記横方向に移動させる工
    程が同時に実行されることを特徴とするキー複製方法。
  5. 【請求項5】請求項1又は4のキー複製方法において、
    前記キーブランクのブレードは、前記第1の軸線に対し
    て第1の高さに位置し、前記シャンクの面は、前記第1
    の軸線に対して第2の高さに位置し、前記キーブランク
    の肩部は、前記第1の高さに位置する第1の縁部及び前
    記第2の高さに位置する第2の縁部を有する傾斜面を備
    えることを特徴とするキー複製方法。
  6. 【請求項6】請求項5のキー複製方法において、前記キ
    ーカッタに対して前記キーブランクを長手方向に整合さ
    せることにより、前記傾斜面の前記第1の縁部が前記キ
    ーカッタに係合し、前記キーブランクの肩部が前記カッ
    タを横断する際に、前記キーカッタが前記第1の高さか
    ら前記第2の高さまで移動することを特徴とするキー複
    製方法。
  7. 【請求項7】請求項6のキー複製方法において、前記キ
    ーカッタを横方向に移動させることにより、前記キー従
    動子の対応する横方向の移動が生ずることを特徴とする
    キー複製方法。
  8. 【請求項8】請求項2のキー複製方法において、前記キ
    ーブランクは、前記キーカッタに対して長手方向及び横
    方向に整合され、前記マスターキーが前記キー従動子に
    対して長手方向に整合される前に、前記キーカッタ及び
    キー従動子を前記横方向の基準距離まで移動させること
    を特徴とするキー複製方法。
  9. 【請求項9】請求項8のキー複製方法において、前記キ
    ー従動子を前記横方向の基準距離間で横方向に移動させ
    ることにより、前記キー従動子を前記マスターキーのブ
    レード又は肩部に係合させることなく、前記マスターキ
    ーを前記マスターキーのシャンクに整合する位置まで長
    手方向に移動させることができることを特徴とするキー
    複製方法。
  10. 【請求項10】請求項2のキー複製方法において、前記
    キーカッタは、最初に前記キーブランクのブレードに係
    合し、前記キー従動子は、最初に前記マスターキーのシ
    ャンクに係合することを特徴とするキー複製方法。
  11. 【請求項11】請求項2のキー複製方法において、前記
    キー従動子及びキーカッタは、第1の方向への第1の長
    手方向の移動の間に、前記長手方向のインデックス位置
    から前記マスターキー及びキーブランクの先端に向かっ
    て移動し、その後、第2の方向への第2の長手方向の移
    動の間に、前記先端から前記マスターキー及びキーブラ
    ンクのシャンクに向かって移動することを特徴とするキ
    ー複製方法。
  12. 【請求項12】請求項11のキー複製方法において、前記
    キーカッタの第1の移動は、完全な深さよりも浅いカッ
    ト部を前記キーブランクに形成し、前記キーブランクへ
    のマスターキーの肩部及びビットノッチパターンの複製
    は、前記キーカッタの前記キーブランクに沿う前記第2
    の移動の間に完了されることを特徴とするキー複製方
    法。
  13. 【請求項13】マスターキーのビットノッチパターン及
    び肩部の位置を共にキーブランクに同時に複製するため
    のキー切削機において、前記キーブランクは、未切削の
    長さを有するシャンクと、肩部と、輪郭が付されていな
    い面及び元々の長さを有するブレードと、先端と、第1
    の長手方向の軸線とを有し、また、前記マスターキー
    は、面及び長さを有するシャンクと、肩部と、ビットノ
    ッチパターンを形成する輪郭が付されている面及び長さ
    を有するブレードと、先端と、前記第1の長手方向の軸
    線が前記キーブランクに整合された時にマスターキーに
    整合される第2の長手方向の軸線とを有しており、前記
    キーブランクのブレードの元々の長さはマスターキーの
    ブレードの長さよりも短く、 (a)前記キーブランクをキーカッタに対して相対的に
    長手方向に整合させ、前記キーブランクの第1の長手方
    向の軸線に沿って第1の距離だけ前記キーの先端から隔
    置された長手方向のインデックス位置に位置決めし、ま
    た、前記キーブランクを前記キーカッタに対して相対的
    に横方向に整合させ、前記第1の距離において前記キー
    カッタを前記シャンク又はブレードに係合させ、これに
    より、前記第1の長手方向の軸線に対する横方向の基準
    距離を画成するキーブランク整合固定装置と、 (b)前記マスターキーの第2の長手方向の軸線に沿っ
    て前記第1の距離だけ前記キーの先端から隔置された前
    記長手方向のインデックス位置において、前記マスター
    キーをキー従動子に対して長手方向に整合させ、また前
    記マスターキーを前記キー従動子に対して横方向に整合
    させ、前記横方向の基準距離だけ前記第2の長手方向の
    軸線から変位した距離にある第1の位置において、前記
    キー従動子を前記シャンク又はブレードの面に係合させ
    るマスターキー整合固定装置と、 (c)前記マスターキーに対して相対的に前記キー従動
    子を長手方向及び横方向に移動させて前記マスターキー
    のシャンクの輪郭、肩部及びビットノッチパターンをト
    レースし、同時に、前記キーカッタを前記キーブランク
    に対して相対的に同一の態様で移動させて前記トレース
    したマスターキーのシャンクの輪郭、肩部及びビットノ
    ッチパターンを前記キーブランクに複製し、また、前記
    キーブランクの肩部を再配置し、前記シャンクの一部を
    切除することにより前記マスターキーの肩部の相対的な
    長手方向の位置に一致させて前記シャンクの長さを減少
    させ、従って、前記元々のキーブランクのブレードの長
    さよりも長く且つ前記マスターキーのブレードの長さに
    等しい長さまで前記ブレードの長さを増大させる移動機
    構とを備えるキー切削機。
  14. 【請求項14】請求項13のキー切削機において、前記キ
    ーブランクのブレードは、前記第1の軸線に対して第1
    の高さに位置し、前記キーブランクのシャンクの面は、
    前記第1の軸線に対して第2の高さに位置することを特
    徴とするキー切削機。
  15. 【請求項15】請求項14のキー切削機において、前記キ
    ーブランクの前記肩部は、前記第1の高さに位置する第
    1の縁部及び前記第2の高さに位置する第2の縁部を有
    する傾斜面を備えることを特徴とするキー切削機。
  16. 【請求項16】請求項15のキー切削機において、前記キ
    ーカッタに対して前記キーブランクを長手方向に移動さ
    せることにより、前記傾斜面の前記第1の縁部が前記キ
    ーカッタに係合し、前記キーブランクの肩部が前記カッ
    タを横断する際に、前記キーカッタが前記第1の高さか
    ら前記第2の高さまで移動することを特徴とするキー切
    削機。
  17. 【請求項17】請求項16のキー切削機において、前記キ
    ーカッタを横方向に移動させることにより、前記キー従
    動子の対応し且つ等しい横方向の移動が生ずることを特
    徴とするキー切削機。
  18. 【請求項18】請求項13又は17のキー切削機において、
    前記キーブランクは、前記マスターキーが、前記マスタ
    ーキー整合固定装置において長手方向及び横方向に整合
    される前に、前記キーブランク整合固定装置において長
    手方向及び横方向に整合されることを特徴とするキー切
    削機。
  19. 【請求項19】請求項13のキー切削機において、 (a)前記キーブランク整合固定装置は、前記キーブラ
    ンクを収容するための開口を有し、 (b)前記マスターキー整合固定装置は、前記マスター
    キーを収容するための開口を有することを特徴とするキ
    ー切削機。
  20. 【請求項20】請求項19のキー切削機において、前記キ
    ーブランクの先端を前記キーブレード整合固定装置の開
    口を通して前記第1の距離まで挿入することにより、前
    記長手方向のインデックス位置を前記キーブランクのシ
    ャンクに整合させ、前記キーカッタ及び前記キー従動子
    を前記横方向の基準距離まで横方向に移動させ、その
    後、前記マスターキーの先端を前記キー整合固定装置の
    前記開口を通して前記第1の距離まで挿入することによ
    り、前記キー従動子が、前記マスターキーのシャンクに
    は係合するが、マスターキーのブレード又は肩部には係
    合しないことを特徴とするキー切削機。
  21. 【請求項21】請求項13のキー切削機において、前記キ
    ー従動子及びキーカッタは、前記マスターキー及びキー
    ブランクの先端に向かって第1の方向において長手方向
    に移動し、その後、前記先端から前記マスターキー及び
    キーブランクのシャンクに向かって第2の方向へ移動す
    ることを特徴とするキー切削機。
  22. 【請求項22】請求項21のキー切削機において、前記キ
    ーカッタが前記キーブランクを横断して前記第1の方向
    に移動することにより、前記マスターキーの肩部及びビ
    ットノッチパターンが単に部分的に複製されることを特
    徴とするキー切削機。
  23. 【請求項23】請求項20のキー切削機において、前記キ
    ーカッタが前記キーブランクに沿って前記第2の方向へ
    移動することにより、前記キーブランクのブレードに前
    記マスターキーのビットノッチパターンが完全に複製さ
    れ、前記マスターキーの肩部の相対的な長手方向の位置
    を合致させる前記キーブランクの肩部の長手方向の再配
    置が完了することを特徴とするキー切削機。
  24. 【請求項24】マスターキーのビットノッチパターン及
    び肩部の位置を共にキーブランクに同時に複製するため
    のキー切削機において、前記キーブランクは、未切削の
    長さを有するシャンクと、肩部と、輪郭が付されていな
    い面及び元々の長さを有するブレードと、先端と、第1
    の長手方向の軸線とを有し、また、前記マスターキー
    は、面及び長さを有するシャンクと、肩部と、ビットノ
    ッチパターンを形成する輪郭が付されている面及び長さ
    を有するブレードと、先端と、前記第1の長手方向の軸
    線が前記キーブランクに整合された時にマスターキーに
    整合される第2の長手方向の軸線とを有しており、前記
    キーブランクのブレードの元々の長さはマスターキーの
    ブレードの長さよりも短く、 (a)ベースと、 (b)第1のキー従動子を第1の高さに位置決めすると
    共に、第1のキーカッタを第2の隔置された高さに位置
    決めするための第1のカットヘッドと、 (c)前記キーブランクの第1の長手方向の軸線に沿っ
    て第1の距離だけ前記キーの先端から隔置された長手方
    向のインデックス位置において、前記キーブランクを前
    記第1のキーカッタに対して相対的に長手方向に整合さ
    せ、また、前記キーブランクを前記第1のキーカッタに
    対して相対的に横方向に整合させ、前記第1の距離にお
    いて前記第1のキーカッタを前記シャンク又はブレード
    に係合させ、これにより、前記第1の長手方向の軸線に
    対する横方向の基準距離を画成するキーブランク整合固
    定装置と、 (d)前記マスターキーの第2の長手方向の軸線に沿っ
    て前記第1の距離だけ前記キーの先端から隔置された前
    記長手方向のインデックス位置において、また前記マス
    ターキーを前記第1のキー従動子に対して長手方向に整
    合させ、また前記マスターキーを前記第1のキー従動子
    に対して横方向に整合させ、前記横方向の基準距離だけ
    前記第2の長手方向の軸線から変位した距離にある第1
    の位置において、前記第1のキー従動子を前記シャンク
    又はブレードの面に係合させるマスターキー整合固定装
    置と、 (e)前記ベース及び前記第1のカッタヘッドに接続さ
    れ、前記第1のキー従動子を前記マスターキーに向けて
    及び該マスターキーから離れる方向に横方向に移動させ
    ると共に、前記第1のキーカッタを前記キーブランクに
    向けて及び該キーブランクから離れる方向に同時に且つ
    等しく横方向に移動させる第1の直線移動機構と、 (f)前記ベース、前記キーブランク整合固定装置及び
    前記マスターキー整合固定装置に接続され、前記マスタ
    ーキーを前記キー従動子に対して相対的に長手方向に移
    動させて前記マスターキーのシャンクの輪郭、肩部及び
    ビットノッチパターンをトレースし、同時に、前記キー
    ブランクを前記キーカッタに対して相対的に同一の態様
    で移動させ、これにより、トレースした前記マスターキ
    ーのシャンクの輪郭、肩部及びビットノッチパターンを
    前記キーブランクに複製し、前記キーブランクの肩部を
    長手方向に再配置し、前記キーブランクのシャンクの一
    部を切除することにより前記マスターキーの肩部の相対
    的な長手方向位置に合致させ、これにより、前記シャン
    クの長さを短くし、従って、前記元々のキーブランクの
    ブレードの長さよりも長く且つ前記マスターキーのブレ
    ードの長さに等しい長さまで前記ブレードの長さを増大
    させる第2の直線移動機構とを備えることを特徴とする
    キー切削機。
  25. 【請求項25】請求項24のキー切削機において、前記第
    1の直線移動手段は直線軸受要素を備えることを特徴と
    するキー切削機。
  26. 【請求項26】請求項25のキー切削機において、前記直
    線軸受手段は、前記ベースと前記第1のカッタヘッドと
    の間に接続された第1の直線軸受を備えることを特徴と
    するキー切削機。
  27. 【請求項27】請求項26のキー切削機において、前記第
    1の直線軸受は更に、前記第1のカッタヘッドを前記マ
    スターキー及び前記キーブランクに向けて偏倚するため
    の偏倚要素を備えることを特徴とするキー切削機。
  28. 【請求項28】請求項27のキー切削機において、前記偏
    倚要素は偏倚バネを備えることを特徴とするキー切削
    機。
  29. 【請求項29】請求項28のキー切削機において、前記ベ
    ースは水平方向に配列されえ、前記第1の直線移動機構
    は、前記第1のカッタヘッドを水平面において横方向に
    移動させ、これにより、前記第1の直線移動機構に作用
    する前記偏倚要素の効果が重力によって変化しないこと
    を特徴とするキー切削機。
  30. 【請求項30】請求項24のキー切削機において、前記第
    1のキーカッタは第1の切削ホイールを備え、当該キー
    切削機は更に、前記第1の切削ホイールを第1の方向に
    回転させるように前記第1のカッタヘッドに接続された
    駆動装置を備えることを特徴とするキー切削機。
  31. 【請求項31】請求項30のキー切削機において、前記駆
    動手段が電動モータを備えることを特徴とするキー切削
    機。
  32. 【請求項32】請求項24のキー切削機において、 (a)前記マスターキーは、基部、並びに、上方及び下
    方の面を有し、 (b)前記キーブランクは基部、並びに、上方及び下方
    の面を有していることを特徴とするキー切削機。
  33. 【請求項33】請求項32のキー切削機において、前記キ
    ーブランク整合固定装置が、 (a)上方及び下方のクランプ面であって、これら両ク
    ランプ面の間に前記キーブランクを受け入れるための開
    位置と、前記キーブランクの上方及び下方の面に係合し
    て前記キーブランクを水平な向きで固定された横方向位
    置に保持するための閉位置との間で移動可能な上方及び
    下方のクランプ面と、 (b)前記キーの基部を受け入れると共に前記キーの基
    部を前記長手方向の軸線に対して平行に整合させるよう
    に前記クランプ面の第1の側部上で横方向に変位された
    基部整合面と、 (c)前記キーの先端に係合し、前記キーの先端を前記
    基部整合面に対して整合させると共に前記キーブランク
    のための長手方向のインデックス位置を画成するための
    単部整合装置とを備えることを特徴とするキー切削機。
  34. 【請求項34】請求項33のキー切削機において、前記キ
    ーブランク整合固定装置は更に、前記クランプ面が前記
    閉位置へ移動した後に、前記キーブランクに沿って前記
    キーの先端から隔置された第1の位置に前記キーブラン
    クを係合させ、前記キーの基部が前記基部整合面に接触
    するまで、前記クランプ面によって前記キーブランクに
    与えられる挟持力に打ち勝つに十分な横方向の力で、前
    記キーブランクを前記基部整合面に向けて移動させ、こ
    れにより、前記キーの基部を前記基部整合面並びに前記
    キーブランク整合固定装置の長手方向の軸線に整合させ
    るための横方向整合装置を備えることを特徴とするキー
    切削機。
  35. 【請求項35】請求項24又は33のキー切削機において、
    前記マスターキー整合固定装置が、 (a)上方及び下方のクランプ面であって、これら両ク
    ランプ面の間に前記マスターキーを受け入れるための開
    位置と、前記マスターキーの上方及び下方の面に係合し
    て前記マスターキーを水平な向きで固定された横方向位
    置に保持するための閉位置との間で移動可能な上方及び
    下方のクランプ面と、 (b)前記キーの基部を受け入れると共に前記キーの基
    部を前記長手方向の軸線に対して平行に整合させるよう
    に前記クランプ面の第1の側部上で横方向に変位された
    基部整合面と、 (c)前記キーの先端に係合し、前記キーの先端を前記
    基部整合面に対して整合させると共に前記マスターキー
    の長手方向のインデックス位置を前記キーブランクの長
    手方向のインデックス位置に整合させるための端部整合
    装置とを備えることを特徴とするキー切削機。
  36. 【請求項36】請求項35のキー切削機において、前記マ
    スターキー整合固定装置は更に、前記クランプ面が前記
    閉位置へ移動した後に、前記マスターキーの長さに沿っ
    て前記キーの先端から隔置された第1の位置に前記マス
    ターキーを係合させ、前記キーの基部が前記基部整合面
    に接触するまで、前記クランプ面によって前記マスター
    キーに与えられる挟持力に打ち勝つに十分な横方向の力
    で、前記マスターキーを前記基部整合面に向けて移動さ
    せ、これにより、前記キーの基部を前記基部整合面並び
    に前記マスターキー整合固定装置の長手方向の軸線に整
    合させるための横方向整合装置を備えることを特徴とす
    るキー切削機。
  37. 【請求項37】請求項24のキー切削機において、前記第
    2の直線移動機構が、 (a)カムと、 (b)前記カムに係合して該カムにより移動されるよう
    に前記カムに接続された第1の端部、及び、前記キーブ
    ランク整合固定装置並びに前記マスターキー整合固定装
    置に接続された第2の端部を有するカム従動子と、 (c)カム回転装置とを備えることを特徴とするキー切
    削機。
  38. 【請求項38】請求項37のキー切削機において、前記カ
    ム回転装置が電動モータを備えることを特徴とするキー
    切削機。
  39. 【請求項39】マスターキーのビットノッチパターン及
    び肩部の位置を共にキーブランクに同時に複製するため
    のキー切削機において、前記キーブランクは、未切削の
    長さ及び面を各々有する第1及び第2のシャンクと、第
    1及び第2の肩部と、元々の面の長さを各々有する第1
    及び第2の対向する面を有するブレードと、先端と、第
    1の長手方向の軸線とを有し、また、前記マスターキー
    は、面及び長さを各々有する第1及び第2のシャンク
    と、第1及び第2の肩部と、長さを有する第1のビット
    ノッチパターン並びに長さを有する第2のビットノッチ
    パターンを形成し輪郭が付されている第1及び第2の対
    向する面を有するブレードと、先端と、前記第1の長手
    方向の軸線が前記キーブランクに整合された時にマスタ
    ーキーに整合される第2の長手方向の軸線とを有してお
    り、前記キーブランクのブレードの元々の面の長さは前
    記マスターキーのビットノッチパターンの長さよりも短
    く、 (a)前記キーブランクを第1及び第2のキーカッタに
    対して相対的に長手方向に整合させ、前記キーブランク
    の第1の長手方向の軸線に沿って第1の距離だけ前記キ
    ーの先端から隔置された長手方向のインデックス位置に
    位置決めし、また、前記キーブランクを前記第1及び第
    2のキーカッタに対して相対的に横方向に整合させ、前
    記第1の距離において前記第1及び第2のキーカッタを
    前記シャンク又はブレードに係合させ、これにより、前
    記第1の長手方向の軸線に対して画成された横方向の基
    準距離を画成するキーブランク整合固定装置と、 (b)前記マスターキーの第2の長手方向の軸線に沿っ
    て前記第1の距離だけ前記キーの先端から隔置された前
    記長手方向のインデックス位置において、前記マスター
    キーを第1及び第2のキー従動子に対して長手方向に整
    合させ、また前記マスターキーを前記第1及び第2のキ
    ー従動子に対して横方向に整合させ、前記横方向の基準
    距離だけ前記第2の長手方向の軸線から変位した距離に
    ある第1の位置において、前記キー従動子を前記シャン
    ク又はブレードの面に係合させるマスターキー整合固定
    装置と、 (c)前記マスターキーに対して相対的に前記第1及び
    第2のキー従動子を長手方向及び横方向に移動させて前
    記マスターキーのシャンクの輪郭、肩部及びビットノッ
    チパターンをトレースし、同時に、前記第1及び第2の
    キーカッタを前記キーブランクに対して相対的に同一の
    態様で移動させて前記トレースしたマスターキーのシャ
    ンクの輪郭、肩部及びビットノッチパターンを前記キー
    ブランクに複製し、また、前記キーブランクの肩部を再
    配置し、前記シャンクの一部を切除することにより前記
    マスターキーの肩部の相対的な長手方向の位置に一致さ
    せて前記各々のシャンクの長さを減少させ、従って、前
    記各々のキーブランクの元々のブレードの長さよりも長
    く且つ各々対応する前記マスターキーのブレードの長さ
    に等しい長さまで各々のキーブランクの長さを増大させ
    る移動機構とを備えるキー切削機。
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