JP2006508951A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 片頭痛を処置する必要のある被験体における片頭痛を処置するための組成物であって、該組成物は、該被験体における投与に適切であり、該組成物は、片頭痛を処置するために効果的な量の糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストを含み、
   （ｉ）ただし、該被験体は、糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストでの処置を他の点では必要としておらず、そして
   （ｉｉ）ただし、該被験体はまた、トリプタン、または任意の他の薬学的に処方される実体であって、シトクロムＰ４５０−３Ａ４アイソザイムによって優先的に代謝される実体のいずれによっても処置されていない
   組成物。
2. 前記被験体が、ヒトである、請求項１に記載の組成物。
3. 前記片頭痛を処置するための組成物が、予防的投与に適している、請求項１に記載の組成物。
4. 前記片頭痛を処置するための組成物が、毎日の投与に適している、請求項３に記載の組成物。
5. 前記片頭痛を処置するための組成物が、片頭痛発作の過程の間の投与に適している、請求項１に記載の組成物。
6. 前記糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストが、ステロイド性骨格を含み、該ステロイド性骨格の１１−β位に少なくとも１つのフェニル含有部分を有する、請求項１に記載の組成物。
7. 前記ステロイド性骨格の前記１１−β位の前記フェニル含有部分が、ジメチルアミノフェニル部分である、請求項６に記載の組成物。
8. 前記糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストが、ミフェプリストンである、請求項７に記載の組成物。
9. 請求項７に記載の組成物であって、前記糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストが、１１β−（４−ジメチルアミノエトキシフェニル）−１７α−プロピニル−１７β−ヒドロキシ−４，９−エストラジエン−３−オンおよび１７β−ヒドロキシ−１７α−１９−（４−メチルフェニル）アンドロスタ−４，９（１１）−ジエン−３−オンからなる群より選択される、組成物。
10. 請求項１に記載の組成物であって、前記糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストが、４α（Ｓ）−ベンジル−２（Ｒ）−プロプ−１−イニル−１，２，３，４，４α，９，１０，１０α（Ｒ）−オクタヒドロ−フェナントレン−２，７−ジオールおよび４α（Ｓ）−ベンジル−２（Ｒ）−クロロエチニル−１，２，３，４，４α，９，１０，１０α（Ｒ）−オクタヒドロ−フェナントレン−２，７−ジオールからなる群より選択される、組成物。
11. 前記糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストが、（１１β，１７β）−１１−（１，３−ベンゾジオキソール−５−イル）−１７−ヒドロキシ−１７−（１−プロピニル）エストラ−４，９−ジエン−３−オンである、請求項１に記載の組成物。
12. 前記糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストを含む組成物が、１日につき体重１キログラムあたり約０．５ｍｇ〜約３５ｍｇの間の１日量で投与されるのに適切である、請求項１に記載の組成物。
13. 前記糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストを含む組成物が、１日につき体重１キログラムあたり約５ｍｇ〜約１５ｍｇの間の１日量で投与されるのに適切である、請求項１２に記載の組成物。
14. 前記投与が、１日につき１回である、請求項１に記載の組成物。
15. 前記投与の様式が、経皮的適用によるか、噴霧される懸濁液によるか、またはエアロゾルスプレーによる、請求項１に記載の組成物。
16. 前記投与の様式が、経口的である、請求項１に記載の組成物。
17. 被験体における片頭痛を処置するためのキットであって、該キットは、以下：
    （ｉ）特異的糖質コルチコイドレセプターアンタゴニスト；および
    （ｉｉ）該片頭痛を罹患する患者に対する適応症、該片頭痛を罹患する患者に対する該糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストの投与量および投与スケジュールを指示する指示書、
    を備える、キット。
18. 請求項１７に記載のキットであって、前記指示書が、前記糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストは、１日につき体重１キログラムあたり約０．５ｍｇ〜約３５ｍｇの１日量で投与され得ると示す、キット。
19. 請求項１７に記載のキットであって、前記指示書が、前記糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストは、１日につき体重１キログラムあたり約５ｍｇ〜約１５ｍｇの１日量で投与され得ると示す、キット。
20. 前記糖質コルチコイドレセプターアンタゴニストが、ミフェプリストンである、請求項１７に記載のキット。
21. 前記ミフェプリストンが、エアロゾルスプレーによる投与を可能にする形態である、請求項１７に記載のキット。