JP2006508869A - 開口構造、パッケージ、ならびに開口構造を備えたパッケージの形成方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、包装材料(1)上に載置されるように配置されて注ぎ口を形成する底部部材(11)と、閉止状態で注ぎ口をシールするために配置される蓋(12)と、初めて開封されるときに破断されるようになされ、一方で蓋(12)に連結されたプルタブ(13)に連結され、他方で包装材料(1)に連結されるように配置された取付け面(15)に連結されている悪戯防止片(14)とを含み、パッケージを形成するために包装材料(1)が折曲げられる折曲げ線(1e)の上を延在するように取付け面(15)が配置された開口構造に関する。本発明はさらにパッケージ、ならびにパッケージに開口構造を備える方法に関する。

Description

本発明は開口構造に関し、この開口構造とは、包装材料の上に置かれるように配置されて注ぎ口を形成する下部部材と、閉止状態で注ぎ口をシールするために配置される蓋と、その開口構造が初めて開封されるときに破断されるようになされ、一方で蓋に連結されたプルタブに連結され、他方で包装材料に連結されるように配置された取付け面に連結された悪戯防止片(未開封証明片)とを含む。
本発明はさらに包装材料を折曲げて製造されるパッケージに関し、このパッケージは開口構造を備えており、その開口構造は、注ぎ口を形成するようになされた下部部材と、閉止状態で注ぎ口をシールするために配置される蓋と、開口構造が初めて開封されるときに破断されるようになされ、一方で蓋に連結され、他方で包装材料に連結された取付け面に連結された悪戯防止片とを含む。
本発明はさらにパッケージに開口構造を備える方法に関する。
ミルク、ジュースなどの飲料品用のパッケージを製造するために、プラスチック・フィルムを被覆した紙材料を形成し、折曲げ、そして紙材料どうしを溶着させる多数の方法がある。
食品パッケージを製造してそれに飲料品を充填する商業的に発展性のある方法の基本が図1に示されている。紙ウェブ1は、その長手方向の両側縁1a,1bを互いに溶着させることでチューブとして連続して形成された後、その形成された直後のチューブに所定の食品が充填される。次工程でチューブは裁断されてパッケージとされるのであり、これにおいてはチューブは横方向にシールされ、その横方向シールに沿って切断されてクッション形状のパッケージ・ブランクに形成され、これらのブランクは最終的に隅部を折曲げられてパッケージの側面に固定されて形成される。このようにして形成される一つの商業的に周知のパッケージの例は、テトラ・パック社により製造されているブリック形のパッケージであるテトラ・ブリック(登録商標)である。
包装材料は少なくとも一つの紙層と、少なくとも一つのプラスチック層とを含む。プラスチック層は湿気に対して必要とされる耐性を紙層に与え、またさらに包装材料のさまざまな部分どうしを互いに溶着するために部分溶融されることを意図している。
最近、この形式のパッケージはさまざまな形式の開口構造を備えてきている。
例えば、米国特許第4725213号は、包装材料に直接に射出モールド成形されるプラスチック製の開口構造を開示している。一対のモールド割型が包装材料の打抜き穴のまわりに係合され、加熱された熱可塑性材料がそのモールド型のキャビティ内に射入されて、包装材料のその穴を覆う開口構造が形成される。モールド割型は、穴の周辺に沿って延在する二つのフランジを射出モールド成形後の開口構造が含み、これらのフランジが打抜き穴の縁を回り込んで包装材料の反対側に当接するように形成されており、この開口構造は穴の縁付近を把持し、これが包装材料に対するシールを意味している。
米国特許第6454161号はそのような開口構造のさらに他の変形例を開示している。この開口構造は、消費者に対してパッケージが既に開封されているか否かを告知する悪戯防止片をさらに備えている。しかしながら図示実施例では、図示開口構造がパッケージの裏側から上方へ延在しているために、配送に関連して或る種の問題が生じ得る。複数のパッケージが互いに積重ねられると、悪戯防止片が互いに圧縮されて損傷し、パッケージが開封されていなくても未開封状態でなくなってしまう。この問題を解決するために悪戯防止片を強化するための試みがなされたが、この問題はその悪戯防止片を破断しなければならない最初のパッケージの開封時に消費者にその開封の困難さを気付かせることになる。
これに関連して留意しなければならないさらに他の問題は、配送において厳しい積載状態になされたり、消費者が初めてパッケージを開封しようとするとき、悪戯防止片の取付けられるべき取付け面が離れてしまうという問題が或る種の形状の開口構造に生じていることである。
従って本発明の一つの目的は、悪戯防止片を備えた開口構造を提供することである。
本発明の他の目的は、望まれるならば、包装材料の穴の上から直接に射出モールド成形できるようにされた開口構造を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、緩むことなく厳しい積載状態に耐えることのできる取付け面を備えた開口構造を提供することである。
上述の目的は、パッケージの形成のために包装材料が折曲げられる折曲げ線上を延在するように取付け面が配置されるという特徴を与えられた冒頭に記載した形式の開口構造によって、本発明により達成された。これにより、取付け面は破断可能となるためにコーナーをまわって引っ張られることが必要となり、これは取付け面の引張りでパッケージから離れることを純粋に幾何学的に困難にしている。さらに、従来の紙積層材である包装材料を一層使用しやすくする。紙を基材とした包装積層材は、通常は、法線方向の層剥離に比べてそれらの層間のせん断に関する剥離に対して一層強力な耐性を有する。
本発明の好ましい実施例は、特許請求の範囲の従属請求項からさらに明白となる。
本発明の好ましい実施例によれば、折曲げ線に対して下部部材と同じ側に位置するようになされる取付け面の部分は、折曲げ線の反対側に位置するようになされる取付け面の部分の厚さよりも厚い厚さを有する。これにより、悪戯防止片に関して安定性を与える安定的な取付け面の実現を可能にする。さらに、薄い方の部分は折曲げの行われるパッケージにおいて容易に折曲げられる。この形式の開口構造の射出モールド成形に関連して、厚い部分と薄い部分との間のスロットルは、モールド型キャビティ全体の充填を保証するように寄与する摩擦熱の発生を伴う。
開口構造は好ましくは熱可塑性のようなポリマーの射出モールド成形により一体部材で製造されるのが有利である。これにより、費用効果のよい方法で多数の機能的特徴を示す開口構造を実現することができる。さらに、この技術はほとんど全ての形式の包装システムに使用できる。
好ましい実施例によれば、蓋および下部部材は閉止状態で形成され、蓋および下部部材の連結は注ぎ口の大部分のまわりに開口構造が初めて開封されるときに破断されるように意図された弱化線を含む。これにより、形成直後は液密で、初めての開封後に再閉止することができ、例えば弱化線を形成されている蓋の部分が注ぎ口内へ押込まれるような開口構造が提供される。
開口構造は好ましくは熱可塑性のようなポリマーの射出モールド成形によって包装材料に直接に一体部材として製造されるのが有利である。これにより、開口構造を備えたパッケージを上述した連続式のウェブ給送システムで形成することが比較的簡単となる。穴は打抜き形成され、開口構造は充填機械にてその穴の上から直接に形成されることが好ましい。
上述の目的は、パッケージの形成のために包装材料が折曲げられる折曲げ線上を取付け面が延在するという特徴を与えられた冒頭に記載した形式の開口構造によって、本発明により達成された。上述にて詳しく説明したように、これはパッケージの機械的強度に関して多くの利点を与える。取付け面は破断可能とされるためにコーナーをまわって引っ張られることが必要となり、結果的にこれは取付け面の引張りでパッケージから離れることを純粋に幾何学的に困難にしている。さらに、従来の紙積層材である包装材料を一層使用しやすくする。紙を基材とした包装積層材は、通常は、法線方向の層剥離に比べてそれらの層間のせん断に関する剥離に対して一層強力な耐性を有する。
本発明の好ましい実施例は特許請求の範囲の従属請求項から明白となる。それらの特徴に関する利点は、開口構造に関連した対応する特徴に関する上述の説明から明白となるであろう。
上述の目的も本発明により、下部部材と、折曲げピボットのまわりに圧潰すことのできる蓋と、開口構造が初めて開封されるときに破断されることを意図され、一方で蓋に連結され、他方で取付け面に連結されている悪戯防止片とを含む開口構造を実現する段階、開口構造を包装材料に固定する段階、およびパッケージを形成するために包装材料が折曲げられる折曲げ線の上を延在するように取付け面を固定する段階を含む開口構造を備えたパッケージの形成方法によって達成された。
上述にて詳しく説明したように、これはパッケージの機械的強度に関して多くの利点を与える。取付け面は破断可能とされるためにコーナーをまわって引っ張られることが必要となり、結果的にこれは取付け面の引張りでパッケージから離れることを純粋に幾何学的に一層困難にする。結果的にこれは取付け面の引張りでパッケージから離れることを純粋に幾何学的に困難にしている。さらに、従来の紙積層材である包装材料を一層使用しやすくする。紙を基材とした包装積層材は、通常は、法線方向の層剥離に比べてそれらの層間のせん断に関する剥離に対して一層強力な耐性を有する。
本発明の好ましい実施例が特許請求の範囲の従属請求項で明白となる。
好ましい実施例によれば、取付け面が二重に折曲げられるように包装材料の折曲げが行われる。これは取付け面の固定の機械的強度を増大させる。さらに、二重の折曲げは、取付け面の最外縁の引張り方向と反対の方向にて包装材料から取付け面を解放させなくてはならないようにする。
前記方法は包装材料に穴を打抜く段階、その穴の上に押込め構造を固定する段階を含む。これにより、単純に開口でき、また多くの場合に再閉止することのできるパッケージを実現することが可能となる。
好ましい実施例によれば、前記方法は、モールド成形ツールによって包装材料の穴のまわりでモールド型キャビティを閉じる段階と、下部部材、圧潰し可能な蓋、プルタブ、悪戯防止片ならびに取付け面を含む開口構造を一体部材として射出モールド成形する段階と、射出モールド成形において下部部材および取付け面を包装材料に固定する段階とをさらに含む。これにより、パッケージの形成および充填に使用されるシステムにほとんど関係なく開口構造を備えたパッケージを形成することができる。この技術はいわゆるロール給送システムおよびいわゆるブランク給送システムに使用できる。
好ましい実施例によれば、前記方法は、パッケージを形成するためにプルタブ、悪戯防止片および取付け面によって定められる線を横断する方向に延在する線に沿って包装材料を折曲げる段階をさらに含む。このようにして製造された開口構造を有するパッケージは、消費者がプルタブ、悪戯防止片および取付け面の延在する方向に対して横方向へ力を加えることで悪戯防止片を破断するように設計されている。これにより、消費者がパッケージを初めて開封するときに荷重を加えられる方向に対して、製造時および配送時に悪戯防止片に荷重が加わる方向が別になる可能性が生じる。これは、配送時の積載に対しては強くなるように悪戯防止片を形成できると同時に、消費者が容易にアクセスできるように明確な破断表示を悪戯防止片に与えることができるようにする。開口構造およびパッケージを折曲げることで、パッケージが幾層にも積み重ねられたときに不具合を生じようとする力から悪戯防止片を或る程度守ることになる。さらに、消費者にとってはパッケージを自然に握りしめ、悪戯防止片を引きちぎることは容易となる。消費者は通常、開口構造を最上部に位置させてパッケージの直立した後部付近を把持する。悪戯防止片はコーナーの縁をまわり込んで狭い前面を下方へ延在しているので、パッケージや自由な手に不自然な角度を与える必要なく、自由な手で悪戯防止片を摘むことが容易である。さらに、手による自然な把持の方向は、消費者(悪戯防止片が破断されるべき方向を正しく理解していなくても)が横方向の或る程度の力成分を有する力を加えることができるようになし、これは悪戯防止片の適切な破断が行われることを保証する。
折曲げを容易にするために、包装材料に折り目を形成することが有利であり、底面および取付け面はその折り目のいずれかの側に固定される。
好ましい実施例によれば、包装材料上で開口構造の射出モールド成形が行われるときには包装材料はウェブ形状であり、このことは両側からその材料に容易にアクセスできるようにする。
包装材料上で射出モールド成形が行われた後にプルタブおよび悪戯防止片は蓋と取付け面との間を延在する湾曲を形成し、この湾曲はプルタブおよび悪戯防止片がパッケージの折曲げに関連して容易に折曲げられるようにするので有利である。
本発明は以下に添付図面を参照して非常に詳細に説明される。添付図面は例示を目的としており、現在好ましいとされている本発明の一実施例を示している。
図1および図2は開口構造10を備えたパッケージ1を示している。この開口構造10は包装材料の穴のまわりに固定される下部部分11と、閉止状態で包装材料および下部部分11の穴を覆う蓋12と、一端で蓋12に連結され、これにより消費者が蓋12を開閉できるようにするプルタブ13とを含む。プルタブ13は他端で悪戯防止片14に連結され、悪戯防止片14は取付け面15に連結されている。この取付け面15は包装材料に固定される。
下部部分11はパッケージ1の頂面1aに固定され、取付け面はパッケージの側面に固定される。図1に示された実施例では、パッケージは、頂面1aおよび側面1bが互いに直角をなすように設計されている。当然ながら本発明は、例えばいわゆる山形頂部のパッケージなどの他の形式のパッケージにも応用できる。その場合、下部部分は斜め上方に起ち上がる山形頂面の一方に適当に固定され、取付け面はその山形頂面と側面との間の連接部のすぐ下の側面の一方に固定される。従来の山形頂部のパッケージでは、山形頂面および取付け面は約120゜の角度をなしている。本発明が適用できる斜めに傾いた頂面を有するパッケージの変形例もある。そのようなパッケージの頂面と側面との間の角度は例えば90゜より少し小さい角度から135゜を少し超える角度まで変化される。側面と頂面との間の角度が135゜では、パッケージが通常の設計で、底面に対して直角の側面を有す場合に、頂面は水平面と45゜の角度をなす。最近、一つ以上の側面が底面に対して斜めに傾いたパッケージが作られている。側面がパッケージから外方へ傾いた例では上述した角度は側面が傾いた対応する角度よりも多少小さくなり、側面がパッケージの内方へ向かって傾いているならば、上述した角度は側面が傾いた対応する角度よりも多少大きくなる。結局、パッケージは外方へ傾いた側面と水平またはほぼ水平の頂面が備えられることを考慮しなければならない。その場合、直角は多少小さい角度、すなわち側面の傾きに応じて約70゜〜80゜または90゜迄の大きさに変化される。外方へ傾いた側面および傾斜した頂面を有するパッケージでは、面のなす角度が直角と同じになるように、形成される。
図1から明白となるように、悪戯防止片14が連結されるプルタブ13の第一の部分13a、本来の悪戯防止片14および取付け面15は共通の幾何学平面16に沿って延在し、この平面はパッケージ1の側面1bと平行で、その側面1bに向けて折曲げられたコーナー折り代1cに当接する。いわゆる山形頂部パッケージでは、コーナー折り代1cは通常存在せず、その代わりにプルタブ13、悪戯防止片14および取付け面15がその側面(図示せず)に沿って直線に延在する。さらに、プルタブ13は第二の部分13bを有しており、これによりプルタブ13は蓋12に連結されている。第一の部分13aおよび第二の部分13bは互いに角度をなしており、頂面1aおよび側面1bの間の角度と同じ程度の大きさである。さらに、二つの部分13a,13bの間の角はコーナー縁1d、頂面1aおよび側面1cのすぐ外側に位置し、下部部分11とその取付け面15が互いに角度を付された二つの面1a,1bに接触できるようにするために必要な開口構造10の湾曲のかなりの部分を構成する。
図4から明白となるように、開口構造10はパッケージに充填された製品を容易に注ぎ出せるように注ぎ出し縁17を備えている。図4には、二つのレッグ18が示されており、これらは注ぎ口の上縁に当接して蓋12を開口状態に保持することを意図されている。これらの要素は無数の異なる方法で形成できる。
開口構造10は好ましい実施例によればパッケージとして予め折曲げられる前の包装材料に付与される。図3は上述した形式の開口構造を備えたパッケージを実現する一方法を示している。明瞭化のために、この機械の大半の要素は省略されており、示されている唯一の特徴はパッケージの製造に関連する充填機械を通して包装材料が如何にして引っ張られるかである。包装材料はマガジン・リールの形態で機械へ供給される。まず最初に、リールの一部がバッファ領域30へ引き出される。バッファ領域30はいろいろある中からウェブの長さの変化を吸収するために使用される。何故なら、機械の或る部分はウェブを間歇的に前進させる一方、他の部分はウェブを連続的に前進させる事実があるからである。バッファ領域30は機械を停止させる必要なくして自動的なリール交換を可能にするために使用される。同様なバッファ領域31,34,35が同様な目的で機械の幾つかの箇所に備えられている。この充填機械では、さらに三つのパンチャー32a〜cが備えられ、これらはそれぞれが紙ウェブに穴を打抜く。この紙ウェブはパッケージとして折曲げることができる幅のものである。パンチャーは紙ウェブの移動方向に並んで配置され、各パッケージに注ぎ口を打抜き形成する。機械のこの部分に沿って、ウェブはパンチャー32a〜cのストロークの間で間歇的に前進される。割出し方法はさまざまな形式の機械で相違し得る。一つまたは多数の割出しを行われて前進された後、打抜かれた穴を有する包装材料は射出モールド成形ステーションへ至る。このステーションにて、開口構造10は包装材料のウェブ上に直接に射出モールド成形される。紙ウェブは二つのモールド割型(ウェブの各側に一つ)の間にクランプされ、モールド割型の間にモールド空間が形成される。モールド空間は包装材料の打抜き形成された穴を取囲み、二つのモールド割型空間は包装材料に打抜き形成された穴を介して互いに連通される。また機械のこの部分では、包装材料は間歇的に割出しを行われて前進される。
一旦包装材料が開口構造10を備えたならば、その材料はチューブとして形成され、これにおいて長手方向縁が通常のように互いにシールされる(図3の部分36を参照されたい)。チューブは意図する製品を充填されて個々のパッケージに切り分けられる。これにおいてチューブは横方向にシールされ(部分37)、枕形状のパッケージ・ブランクに切断され(部分38)、このパッケージ・ブランクが最終的にパッケージとして折曲げられるのであり、コーナー折り代等が折曲げられて適正位置(位置39)に固定される。
開口構造をパッケージに備えるこの方法自体は技術的に周知であり、これ以上詳細に説明しないが、技術的な説明は例えば米国特許第6303066号およびEP−A1−1160172を参照される。
図4は、平坦または完全には折曲げらていない包装材料に射出モールド成形されたか固定された開口構造10の形状を示している。完全には折曲げられていない状態の例は、起ち上げられ、一端をシールされ、充填されて他端を最終的にシールされるブランクを使用するシステムに開口構造が付与されるときである。そのようなシステムで開口構造を付与する適当な機会は、ブランクが起ち上げられてパッケージの内部に十分な空間が得られるようになされたときである。
平坦な包装材料上に配置された開口構造10は、蓋12とプルタブ13の第二の部分13bと間の角Aが120゜程度の大きさとなるように折曲げられる。この仕上げ状態で(図1および図2)、この角は180゜程度(すなわち、ほぼ同一線上を延在する)の大きさである。平坦な包装材料(図4)では、プルタブ13の両方の部分13a,13bの間の角Bは約100゜であり、仕上げ状態では角Bは約90゜である。上述したように、折曲げ準備のなされた角Bはパッケージの仕上がり形状によって異なる。プルタブ13の異なる部分13a,13bの間の角Bは、頂面1aと側面1bとの間の折曲げ部1dの角度とほぼ同じである。プルタブ13の第一の部分13aと悪戯防止片14との間の角Cは、平坦な包装材料では約100゜であり、仕上げ状態では約180゜で、プルタブ13の第一の部分13aおよび悪戯防止片14は同一平面16に沿って延在する。悪戯防止片14と取付け面15の間の角Dは、平坦な包装材料では約90゜であり、仕上げ状態では約180゜で、悪戯防止片14および取付け面15は同一平面16に沿って延在する。
角A,Bで材料は限られた角度でのみ折曲げられねばならず、さらに、この折曲げで生じる負荷に耐えることが困難でないように形成される。他方、角Cおよび(または)Dはさらに容易に破断され、消費者がパッケージ1を初めて開封するときに悪戯防止片14を容易に破断できるようになされる。上述したように、図示形状は従来技術の形状に比べて多数の利点を有する。消費者はプルタブ13の第一の部分13a、本来の悪戯防止片14および取付け面15が定める長手方向Fを横切る横方向Eに沿った方向にてプルタブ13の第一の部分13aに力を加えることで悪戯防止片14を破断するので、長手方向Fにおいては強化されるが横方向Eにおいては弱くなるようなプルタブ13および取付け面15に対する悪戯防止片14の連結を形成することが可能である。これにより、図3から明白となる方法で製造されるようになされ、またそれにも拘わらずに所望の悪戯防止片を与える開口構造10が実現される。図1および図2から明白となるように、プルタブ13の第一の部分13a、本来の悪戯防止片14および取付け面15は、パッケージ1のコーナー折り代1cに沿って延在している共通の平面16に沿って延在する。これにより、図示パッケージのソレノイド・バルブにおかれたパレットのコーナー等で引っかかり得る縁はなくなる。
図1および図2から明白となるように、パッケージが枕形状の本体から実質的にブリック形状をしたパッケージ1として折曲げられるときに、コーナー折り代1cのコーナー縁1eをまわりり込むように折曲げられる取付け面15が形成され、パッケージ1上に位置される。パッケージ1のコーナー縁1eをまわり込む取付け面15のこの再折曲げは、取付け面15がパッケージ1上へ固定されるようになし、また取付け面15がパッケージ1の平坦部分に沿ってのみ延在する場合に比べて極端な負荷を吸収できるようにさせる。取付け面15がパッケージ1の配送時に上述した長手方向Fに沿う力を加えられると、取付け面15の内方へ折曲げられた部分15bは、取付け面15が離れるためにコーナー1eをまわり込んで引っ張られることを必要とする。同様に、消費者が初めての開封で悪戯防止片14を破断するとき、離すために取付け面15がコーナーをまわり込んで引っ張られる必要はない。図1および図2に示されるようにコーナー折り代1cのコーナー縁1eをまわり込んで取付け面15が折曲げられるという事実に基づく一つの利点は、力の角度に拘わらずにコーナー縁1eの斜めの傾きにより、横方向および長手方向の間の力の角度に関係なく、取付け面15に作用する力が側面1bの残る部分へ向かって内方へ向けられている限り、再折曲げ15bがコーナー縁1eをまわり込んで引っ張られる必要がないということである。
図5〜図7は取付け面15を概略的に示している。悪戯防止片14の最も近くに位置する、また仕上がりパッケージのコーナー縁1eをまわり込んで折曲げられない取付け面15の部分は、第一の厚さT1を有し、この厚さはコーナー折り代1cのコーナー縁1eをまわり込んで折曲げられるように意図された取付け面15の部分15bの厚さT2よりも厚い。厚い部分15aおよび薄い部分15bの中間部分15cは線1fに沿って位置し、線1fに沿ってコーナー折り代1cが折曲げられてコーナー縁1eを形成するように意図されている。図5および図6に示された形状では、前記線1fは折れ目1fである。
図6は熱可塑性外層2a、紙層2b、アルミニウム遮断層2cおよび熱可塑性内層2dを含む一形式の包装材料を模式的に示している。本発明はこの形式の包装材料に限定されることはなく、例えばアルミニウム層の有るまたは無い他の材料も留意される。さらに、開口構造は紙層を全く含まない包装材料にも使用できる。しかしながら開口構造が包装材料に対する直接的な射出モールド成形で製造されるならば、外層2a(および最も一般的には内層2dも)は射出モールド成形で溶融プラスチックを供給されることで表面が僅かに溶融して、開口構造が所定位置で部分的に包装材料に溶着するようないずれかの形式の熱可塑性とされることが有利である。
厚い部分15aと薄い部分15bの中間部分15cも包装材料に対する適正な溶着に寄与する。何故なら、蓋12のいずれかに位置するノズルを通してモールド・キャビティ内に照射されたプラスチックはスロットル15cで加熱され、薄い部分15bは包装材料に対して溶着する。一つの好ましい実施例によれば、厚い部分15aは薄い部分15bの厚さのほぼ倍の硬さである。厚い部分15aは0.2mm〜約1mmの範囲の厚さで、薄い部分15bは0.1〜1mmの範囲の厚さを有する。好ましい実施例によれば、厚い部分15aは0.5mmの厚さT1を有し、薄い部分15bは0.3mmの厚さT2を有する。
一実施例によれば、開口構造10はポリスチレン等の熱可塑性材を射出モールド成形した一体部材として形成される。そのような形状では、下部部分11および蓋12を閉止状態に形成し、それらが包装材料の上述した穴を全体的または完全に取囲む連続した本体として形成されることが適当である。消費者がパッケージを開封できるようにするために、注ぎ口の大部分に沿う蓋12と下部部分11との間の中間部分は弱化部として形成され、消費者が初めてパッケージを開封するときにその弱化部に沿って亀裂が伝播するようになされる。パッケージから一部の製品を消費した後に消費者がパッケージを閉止するとき、この蓋12の弱化線は下部部分11の注ぎ口を通して押込まれ、これにより弱化部分の上方のカラー19が注ぎ口を定める縁をシールする。
図7はパッケージ1および取付け面15がコーナー縁1eの形成のために折曲げられることを示している。図7では、材料は完全に折曲げられておらず、折曲げは単に始まったところである。完全な折曲げにより、包装材料の内面は互いに接触される。
本明細書に記載した本発明の多数の変更例が特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱することなく可能であることが当業者に容易に認識されるであろう。
例えば、この開口構造は別個に製造され、その後に平坦なウェブ、または完全または部分的に折曲げられたパッケージにおいて包装材料に固定されることができる。
さらに、この開口構造は下部部材が頂面および側面の間でパッケージのコーナー縁をまわり込んで延在されるように、また取付け面が底部部材の延長部に固定されるようにも設計できる。
頂面および取付け面が固定される側面の間の上述した角は、頂面および側面の間の折曲げ線に沿って見られる角に関連することが留意される。当然ながら、パッケージを上から真っ直ぐ見下ろしたならば、側面が斜めに傾く、または何か他の形状をしたパッケージも考えられる。しかしながらこの角度および形状は本発明による悪戯防止片および取付け面にいかなる大きな度合いで影響を及ぼすことはない。
当然ながら本発明による取付け面の固定方法は大半の形式の開口構造に使用できる。例えば、取付け面は悪戯防止片をねじキャップ等に固定するために使用できる。
開口構造を備えたブリック形式のパッケージ上部の斜視図を示す。 拡大して図1の一部を示す。 図1に示された形式のパッケージを実現するための充填機械を通して包装材料の材料ウェブが引っ張られ、処理される様子を模式的に示す。 側方から見た開口構造を示す。 上から真っ直ぐに見下ろした取付け面を模式的に示す。 側方から見た包装材料、および包装材料に固定された取付け面を模式的に示す。 図1に示されたパッケージを形成するために、包装材料およびそれに固定された取付け面が配置されて折曲げられる様子を概略的に示す。
符号の説明
1 パッケージ
1a 頂面
1b 側面
1c コーナー折り代
1d 折曲げ部
1e コーナー縁
1f 線すなわち折り目
10 開口構造
11 下部部分
12 蓋
13 プルタブ
13a 第一の部分
13b 第二の部分
14 悪戯防止片
15 取付け面
15a 厚い部分
15b 薄い部分
15c スロットル 中間部分
16 幾何学平面
17 注ぎ出し縁
18 レッグ
19 カラー
30 バッファ領域
31,34,35 バッファ領域
32a〜c パンチャー
36,37,38,39 部分

Claims (26)

  1. 包装材料(1)上に載置されるように配置されて注ぎ口を形成する底部部材(11)と、閉止状態で注ぎ口をシールするために配置される蓋(12)と、初めて開封されるときに破断されるようになされ、一方で蓋(12)に連結されたプルタブ(13)に連結され、他方で包装材料(1)に連結されるように配置された取付け面(15)に連結されている悪戯防止片(14)とを含む開口構造(10)であって、パッケージを形成するために包装材料(1)が折曲げられる折曲げ線(1e)の上を延在するように取付け面(15)が配置されたことを特徴とする開口構造。
  2. 折曲げ線(1e)に対して底部部材(11)と同じ側に位置されるようになされた取付け面(15)の部分(15a)は、折曲げ線(1e)の反対側に位置するようになされた取付け面(15)の部分(15b)の厚さ(T2)よりも厚い厚さ(T1)である請求項1に記載された開口構造。
  3. 好ましくは熱可塑性等のポリマーを射出モールド成形して一体部材に製造された請求項1または請求項2に記載された開口構造。
  4. 蓋(12)および底部部材(11)が閉止状態に形成され、蓋(12)および底部部材(11)の間の連結は、注ぎ口の大部分のまわりにて、開口構造(10)が初めて開封されるときに破断されるようになされた弱化線を含む請求項3に記載された開口構造。
  5. 好ましくは熱可塑性等のポリマーの射出モールド成形により包装材料に対して直接に一体部材で製造された請求項3または請求項4に記載された開口構造。
  6. 悪戯防止片(14)が蓋(12)に連結されたプルタブ(13)を介して蓋(12)に連結された請求項1から請求項5までのいずれか一項以上に記載された開口構造。
  7. 注ぎ口を形成する底部部材(11)と、閉止状態で注ぎ口をシールするために配置された蓋(12)と、初めて開封されるときに破断されるようになされ、一方で蓋(12)に連結され、他方で包装材料(1)に連結された取付け面(15)に連結されている悪戯防止片(14)とを含む開口構造(10)を備え、包装材料(1)を折曲げて製造されるパッケージであって、パッケージを形成するために包装材料(1)が折曲げられる折曲げ線(1e)の上を取付け面(15)が延在することを特徴とするパッケージ。
  8. 折曲げ線(1e)に対して底部部材(11)と同じ側に位置する取付け面(15)の部分(15a)は、折曲げ線(1e)の反対側に位置する取付け面(15)の部分(15b)の厚さ(T2)よりも厚い厚さ(T1)である請求項7に記載されたパッケージ。
  9. 固定目(15)が上側を延在する前記折曲げ線(1e)が折り目として形成された請求項7または請求項8に記載されたパッケージ。
  10. 好ましくは熱可塑性等のポリマーの射出モールド成形により開口部材(10)が一体部材で製造された請求項7から請求項9までのいずれか一項以上に記載されたパッケージ。
  11. 蓋(12)および底部部材(11)が閉止状態で形成され、蓋(12)および底部部材(11)の間の連結は、注ぎ口の大部分のまわりにて、開口構造(10)が初めて開封されるときに破断されるようになされた弱化線を含む請求項10に記載されたパッケージ。
  12. 好ましくは熱可塑性等のポリマーの射出モールド成形により開口部材(10)が包装材料(1)に対して直接に一体部材で製造された請求項10または請求項11に記載されたパッケージ。
  13. 悪戯防止片(14)が蓋(12)に連結されたプルタブ(13)を介在して蓋(12)に連結された請求項7から請求項12までのいずれか一項以上に記載されたパッケージ。
  14. パッケージを形成するために包装材料(1)が先(1d,E)に沿って折曲げられ、前記線は底部部材(11)、悪戯防止片(14)および取付け面(15)で定められた線(F)を横断して延在する請求項7から請求項13までのいずれか一項以上に記載されたパッケージ。
  15. パッケージ(1)が折曲げ線(1d)を備え、下部部分(11)および取付け面(15)が折曲げ線(1f)の各側に固定された請求項7から請求項14までのいずれか一項以上に記載されたパッケージ。
  16. 開口構造(10)を備えたパッケージの製造方法であって、
    下部部分(11)、折曲げピボットのまわりに圧潰すことのできる蓋(12)、開口構造(10)が初めて開封されるときに破断するように意図され、一方で蓋(12)に連結され、他方で取付け面(15)に連結された悪戯防止片(14)を含む開口構造(10)を形成する段階、
    パッケージ(1)に開口構造(10)を固定する段階、および
    パッケージを形成するためにパッケージ(1)が意図的に折曲げられる折曲げ線(1e)を超えて延在するように取付け面(15)を固定する段階を含む方法。
  17. 取付け面(15)が折曲げ線(1e)のまわりで折曲げられるようにパッケージ材料(1)をパッケージとして折曲げる段階をさらに含む請求項16に記載された方法。
  18. 包装材料(1)の折曲げが取付け面(15)を二重に折曲げるように行われる請求項17に記載された方法。
  19. 悪戯防止片(14)が蓋(12)に連結されたプルタブ(13)を介して蓋(12)に連結される請求項16から請求項18までのいずれか一項以上に記載された方法。
  20. パッケージ(1)に穴を打抜き形成(32a〜d)し、穴の上に開口構造(10)を固定する段階をさらに含む請求項16から請求項19までのいずれか一項以上に記載された方法。
  21. モールド成形ツール(33a〜c)により包装材料(1)の穴のまわりでモールド・キャビティを閉じる段階、
    下部部分(11)、蓋(12)、プルタブ(13)、悪戯防止片(14)ならびに取付け面(15)を含む開口構造(10)を一体部材として射出モールド成形する段階、および
    照射モールド成形にて、下部部分(11)および取付け面(15)を包装材料(1)に固定する段階をさらに含む請求項16から請求項20までのいずれか一項以上に記載された方法。
  22. パッケージを形成するために、プルタブ(13)、悪戯防止片(14)および取付け面(15)が定める線(F)を横断するように延在する線(1d,E)に沿って包装材料(1)を折曲げる段階をさらに含む請求項16から請求項21までのいずれか一項以上に記載された方法。
  23. 包装材料(1)に折曲げ線(1d)を形成する段階をさらに含み、底面811)および取付け面(15)は折曲げ線(1d)の各側に固定される請求項16から請求項22までのいずれか一項以上に記載された方法。
  24. 包装材料(1)に開口構造(10)を射出モールド成形するときに包装材料(1)がウェブ形状をしている請求項16から請求項23までのいずれか一項以上に記載された方法。
  25. 包装材料の二つの長手方向縁を互いに結合することで包装材料(1)をチューブに形成する段階をさらに含む請求項16から請求項24までのいずれか一項以上に記載された方法。
  26. 包装材料(1)に射出モールド成形下の注入プルタブ(13)および悪戯防止片(14)が湾曲を形成し、この湾曲が蓋(12)と取付け面(15)との間を延在する請求項16から請求項25までのいずれか一項以上に記載された方法。
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