JP2006507989A - 補強型飛行制御面作動システムおよび方法 - Google Patents

補強型飛行制御面作動システムおよび方法 Download PDF

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Abstract

航空機の飛行制御面に作動力を提供するための装置(10)。この装置は、第1のアクチュエータ(16)と第2のアクチュエータ(13)とを含み、第2のアクチュエータはバイパスモードとアシストモードとを有する。第2のアクチュエータのモードは、第1のアクチュエータ全体の内部の差圧により決定される。この装置はさらに、第2のアクチュエータ用のバイパスモードとアシストモードとのいずれかを選択するためのモード選択弁(40)と、通電されるとモード選択弁(40)に対し、第2のアクチュエータ用の他方のモードを選択させる電磁弁(48)とを含む。第2のアクチュエータがバイパスモードにあるとき、第1のアクチュエータが航空機の航空制御面に作動力を提供する。しかしながら、第2のアクチュエータがアシストモードにあるとき、第1および第2のアクチュエータの両方が、航空機の飛行制御面に作動力を提供する。したがって、この装置により、必要とされる作動液の流量が少ない状態で、より効率的に飛行制御面を作動させることができる。

Description

発明の分野
この発明は、一般に航空機に関し、より特定的には、飛行制御面の作動システムに関する。
発明の背景
電力制御装置(Power Control Units(PCU))は、航空機の飛行制御面、たとえば補助翼、昇降舵、方向舵、スポイラ等の位置を決定し維持するための負荷を印加するために用いられる。従来のPCUは一般に、失速させるための負荷(stall load)および必要速度が得られるようにサイズが決定される。必要速度は一般に、無負荷状態もしくは低負荷状態のいずれかである低負荷、または、特定の飛行条件下において整形された面から特定の面の位置まで移行する最大許容時間を含む。簡潔にするため、この明細書での以下の議論は、無負荷の速度要件を想定するものとする。失速させるための負荷は、PCUアクチュエータが印加し得る力の最大量を指す。最大無負荷速度は、制御弁が全開しかつ負荷がアクチュエータに印加されていないときにアクチュエータのピストンが動き得る最高速度を指す。
失速させるための負荷および必要速度に応じてPCUのサイズを決定することにより、飛行力学による効率の悪さが生じる。すなわち、従来のPCUは、高速度および低負荷の条件下(飛行制御面に対して「空気力学的に中立」に近いか、または無負荷等)において、必要馬力および油圧系の質量の点で相対的に効率が悪い。「空気力学的に中立」という用語は、水平に配向された飛行制御面下の圧力が、この面より上の圧力に等しい場合等に面上の正味の空力荷重がゼロである飛行制御面の位置を指す。
発明の概要
したがって、高効率であり、かつ、今日の商用航空機と共に用いるのに良く適した飛行制御面の作動システムおよび方法が必要とされる。このシステムは、航空機の通常の飛行状態中および非常時の飛行状態中における作動要件を満たすのに十分な作動力を提供するために必要とされる作動液の流量および馬力を実質的に減じる。このシステムは、理想的には、従来のPCUに少なくとも匹敵する(すなわち、実質的に同一の)最大無負荷速度および失速させるための負荷を提供する。
好ましい一形態において、この発明は、航空機の飛行制御面に作動力を提供するための装置を提供する。この装置は、第1のアクチュエータと第2のアクチュエータとを含み、第2のアクチュエータはバイパスモードおよびアシストモードを有する。第2のアクチュエータのモードは、第1のアクチュエータ全体の内部の差圧に基づく。この装置はさらに、第2のアクチュエータ用のバイパスモードとアシストモードとのいずれかを選択するためのモード選択弁と、通電時にモード選択弁に対し、第2のアクチュエータ用の他方のモードを選択させる電磁弁とを含む。第2のアクチュエータがバイパスモードにあるとき、第1のアクチュエータが航空機の飛行制御面に作動力を提供する。しかしながら、第2のアクチュエータがアシストモードにあるとき、第1および第2のアクチュエータの両方が航空機の飛行制御面に作動力を提供する。したがって、この装置により、飛行制御面は、必要とされる作動液の流量がより少ない状態でより効率的に作動し得る。
この発明のさらに別の応用範囲は、以下に提示する詳細な説明から明らかになるであろう。この詳細な説明および特定の例はこの発明の少なくとも1つの好ましい実施例を示しているが、例示のためだけに意図されており、この発明の範囲を限定するように意図されていないことを認識されるべきである。
この発明は、詳細な説明および添付の図面からより十分に理解されるであろう。
対応する参照符号は、図面全体に亘って対応する特徴を示す。
好ましい実施例の詳細な説明
図1を参照すると、この発明の好ましい一実施例に従った補強型飛行制御面作動システムが示され、参照番号10により全体が示される。一般にシステム10は、マニホールド14と、第1のアクチュエータ16と、アシストモードおよびバイパスモードを有する第2のアクチュエータ18とを含む補強型PCU12を備える。補強型PCU12は、加圧された作動流体を補強型PCU12に供給する圧力ソースP(流体タンク20およびポンプ22等)に流体工学的に接続される。使用中に、第2のアクチュエータ18の作動モード(すなわちアシストおよびバイパス)は、高負荷が必要とされるまで第2のアクチュエータ18が油圧を吸収しないように、第1のアクチュエータ16全体の内部の差圧に少なくとも部分的に基づく。
低負荷の条件下において、第2のアクチュエータ18は、第1のアクチュエータ16が飛行制御面に作動力を提供するようにバイパスされて、パッシブモードまたは待機モードの状態を保つ。しかしながら、高負荷の作動条件が存在するとき(たとえば、大きなヒンジモーメントが要求されるとき)、第1および第2のアクチュエータ16および18の両方が加圧および使用されて、飛行制御面に作動力を提供する。
したがって、補強型PCU12は、従来のPCUの構成よりも作動液の流量が少ない状態で飛行制御面を作動させる。この明細書で用いる「従来のPCU」という用語は、単一アクチュエータの構成およびマルチアクチュエータの構成を含む。マルチアクチュエータの構成では、複数のアクチュエータの各々がそれ自体の完全な油圧系(ポンプおよびタンク等)に関連付けられており、シングルアクチュエータと同じ作動力を得るために等価量の流体が必要とされるように、複数のアクチュエータを組合せて用いて飛行制御面を作動させる。
補強型PCU12は、従来のPCUが提供するものに少なくとも匹敵する(すなわち実質的に等しい)最大無負荷速度および失速させるための負荷を提供するために、実質的により少ない作動液の流量を要する。補強型PCU12は、従来のPCUに比べて効率がよく、油圧馬力の必要量を減らす。なぜなら、作動液の流量の必要量が下がることにより、エンジンから抽出される馬力が一層減少するためである。さらに、補強型PCU12により、より小さな航空機油圧ポンプおよびより小径の作動液配給管路の使用が可能になり、このことは、著しいコストおよび重量の削減ならびに燃料効率の改善につながる。
図1に示す補強型飛行制御面作動システム10が例示のみを目的としていることにも注意されたい。他の実施例では、使用される特定のアクチュエータと、システム10が使用される特定の航空機とに少なくとも部分的に依存して、他のマニホールド、制御弁、および油圧系が用いられてよい。
さらに図1を参照すると、流体タンク20およびポンプ22は、加圧された作動液を補
強型PCU12に供給する。ポンプ22は、特に油圧ポンプ、エンジン駆動式ポンプ、電気駆動式ポンプ、空気駆動式または風力駆動式ポンプ、ラム・エア・タービン(RAT)ポンプを含む広範囲のポンプのうち、任意のものを含み得る。
以下により詳細に説明するように、ポンプ22は、タンク20の圧力を高め、タンク20から補強型PCU12内に圧力ポートまたは入口24を介して作動液を汲み出す。作動液が補強型PCU12内に入るときの圧力に加え、タンク20内の作動液の圧力は、システム10を用いている用途に少なくとも部分的に依存する傾向を有する。単に例示として、流体のタンク圧は、約50ポンド毎平方インチ(psi)であり得、ポンプ20は、流体圧力を約50psiから約3000psiまで上昇させ得る。
補強型PCU12が作動液を使用し、したがって作動液が補強型PCU12内を循環した後、この作動液はタンク圧においてタンク20に戻る。作動液はタンク20からポンプ22に再び供給される。したがって、システム10は閉じた流体系を構成する。
システム10はまた、第1および第2のアクチュエータ16および18と、アクチュエータ16および18のそれぞれの位置を検知するための差動トランス式変位センサ(LVDT)23とを含む。図1では、アクチュエータ16および18が直列に(すなわち縦に並べて)位置付けられていることが示されているが、図2および図3に示すように、代替的なPCUの実施例112は、主翼170内に並列に位置付けられた第1および第2のアクチュエータ(A1,A2)116および118とマニホールド114とを含む。アクチュエータの位置決めは、主翼の形状寸法と、これらのアクチュエータが設置される利用可能な空間とに少なくとも部分的に依存する傾向を有する。
加えて、システム10はまた、2個よりも多くのアクチュエータ(すなわち3個以上のアクチュエータ)を含み得、使用されるアクチュエータの数は、多数の要因の中でも特に、アクチュエータを設置するのに利用可能な空間と、必要な作動力とに少なくとも部分的に依存する。たとえば、代替的な一実施例において、このシステムは、1つの主アクチュエータと2つの副アクチュエータとを含むように構成され得、副アクチュエータの各々は、別個に制御されるアシストモードおよびバイパスモードを有する。
第1および第2のアクチュエータ16および18は、当該技術で現在公知であるか、または今後開発されることが考えられる広範囲のアクチュエータのうち任意のものを含み得る。アクチュエータは当該技術において周知であるが、例示的なアクチュエータの簡単な説明を行なって一層分かり易い基本原理を提示し、この発明の理解を図る。
簡潔には、各アクチュエータ16および18は、アクチュエータのバレル内に可動式に配置されるピストンを含む。各アクチュエータはまた、シャフトまたは棒を含む。シャフトの一方端はピストンに係合し、他方端は飛行制御面に係合する。
アクチュエータのバレルは、伸張用流体管(26および28等)ならびに後退用流体管(30および32等)を介して流体タンク20およびポンプ22に流体工学的に接続される。各アクチュエータのバレルは、このバレルがタンク20およびポンプ22から加圧された作動液の供給を受ける際にバレル内でピストンが動くようにサイズが決定される。アクチュエータのバレルは、端キャップと、アクチュエータのバレルを流体工学的に封止する流体封止部材(Oリング等)とを含み、加圧された作動液が対応する流体管以外によりアクチュエータのバレルから漏出することを防止する。
図1に示すように、各アクチュエータ16および18は、伸張用流体管または管路26および28のそれぞれ、ならびに後退用流体管または管路30および32のそれぞれを介
してマニホールド14に流体工学的に接続される。加圧された作動液が供給される際に、加圧された作動液の流動方向が、アクチュエータ16および18の伸張または後退を決定し、したがって飛行制御面を後退または伸張させるように作動する。たとえば、加圧された作動液が第1のアクチュエータ16の伸張側34に伸張用流体管26を介して入ると、第1のアクチュエータ16のピストンが伸張する。作動液は、第1のアクチュエータ16の後退側36から後退用流体管30を介して排出されてタンク20に戻る。反対に、加圧された作動液が後退用流体管30を介して後退側36に供給されると、第1のアクチュエータ16のピストンが後退する。この後者の場合、作動液は、第1のアクチュエータ16の伸張側34から伸張用流体管26を介して排出されてタンク20に戻る。
第1および第2のアクチュエータ16および18は実質的に同一であり得るが、そうでなくてもよい。たとえば、第2のアクチュエータ18は第1のアクチュエータ16よりも長いストローク長さを有し得る。またはたとえば、補強型飛行制御面作動システムを備える複数のアクチュエータは、さまざまな態様でサイズが決定され得る(たとえば、第1のアクチュエータは最小剛性が得られるようにサイズが決定され、第2のアクチュエータは失速させるための負荷が得られるようにサイズが決定される等)。さらに別の例としてモード選択弁40に制動を加えることができる。モード選択弁40では、第2のアクチュエータ18がバイパスモードにあるときに第2のアクチュエータ18の全体に差圧を生じるために使用され得る、制御されたオリフィスが設けられ、表面のフラッタを防止しかつ動的補強を提供する。
マニホールド14は、作動中に、入口24を介してポンプ22およびタンク20から加圧された作動液を受取る。マニホールド14は次に、加圧された作動液を作動中の1つまたは複数のアクチュエータ(すなわち16、または16および18)に配給する。マニホールド14はまた、作動中の1つまたは複数のアクチュエータが作動液を使用した後にそれらのアクチュエータから作動液を受取る。したがって、マニホールド14は、第1および第2のアクチュエータ16および18の動作を制御する。
例示する実施例において、マニホールド14は、流動方向と、モード選択弁40への加圧された作動液の量とを決定するための制御弁38を含む。好ましくは、制御弁38は、電気油圧サーボ弁(EHSV)を用いるが、他の弁の種類(特にダイレクトドライブ弁(DDV))もまた可能である。
モード選択弁40に関し、このモード選択弁40は、第2のアクチュエータ18用のバイパスモードとアシストモードとのいずれかを選択するために用いられる。したがって、モード選択弁40は、バイパス設定とアシスト設定とを含む。モード選択弁40がバイパス設定にあるとき、第2のアクチュエータ18は、第1のアクチュエータ16が飛行制御面に作動力を提供するようにバイパスされる。反対に、モード選択弁40がアシスト設定にあるとき、第1および第2のアクチュエータ16および18がいずれも加圧および使用されて、飛行制御面に作動力を提供する。
次に図4を参照すると、バイパス設定にあるモード選択弁40の断面図が示される。モード選択弁40は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能なスライド42を含む。モード選択弁はさらに、プランジャ44と、スライド42を第1の位置に付勢するための付勢デバイス46(コイルばね、油圧等)とを含む。図示するように、スライド42が第1の位置にあるときにモード選択弁40はバイパス設定にある。
再び図1を参照すると、マニホールド14はさらに、モード選択弁40を2つの設定(すなわち、バイパス設定およびアシスト設定)の間で変化させるために用いられる電磁弁48を含む。すなわち、電磁弁48は、モード選択弁40のスライド42を第1の位置と
第2の位置との間で移動させるために用いられる。したがって、モード選択弁40の設定、すなわち第2のアクチュエータ18のモードは、いずれも、この電磁弁48の状態(通電、通電解除)に依存する。好ましくは、電磁弁48に通電することにより、モード選択弁40はバイパス設定からアシスト設定に変化し、このことは次いで、第2のアクチュエータ18のモードをバイパスモードからアシストモードに変更する。
モード選択弁40のスライド42の位置決めを制御するために電磁弁48を用いることにより、ヒステリシスに関し、システム10のより大きな制御可能性が得られる。電磁弁48により、確実に、モード選択弁40のバイパス設定とアシスト設定との間の遷移が相対的に速くなり、または「スナップ作動する」。この明細書で使用する「スナップ作動する」という用語は、2つの特徴、すなわち、弁の作動モード間の遷移が相対的に高速であることと、弁が部分的にしか遷移しない通常の作動状態が存在しないこと(すなわち、弁が全開も全閉もされない位置に停止しないこと)を含む。しかしながら、この発明の精神および範囲から逸脱することなく、飛行制御システムのアーキテクチャに依存して、他の弁の構成を用いてよいことに注意されるべきである。
さらに図1を参照すると、電磁弁48の状態、したがって第2のアクチュエータ18のモードは、好ましくは、第1のアクチュエータ16全体の内部の差圧に基づく。このため、システム10は、第1のアクチュエータ16の伸張用管路26と後退用管路30との間に設置される差圧センサ50を含む。差圧センサ50は、第1のアクチュエータ16に入る作動液の圧力から、第1のアクチュエータ16を出ていく作動液の圧力を差し引くことにより、第1のアクチュエータ16全体の差圧を求める。
システム10は、センサ50が測定した第1のアクチュエータ16全体の差圧が、対応する期間に亘って最大圧力値を超えると、電磁弁48が通電するように設定され得る。反対に、その後、センサ50が測定した第1のアクチュエータ16全体の差圧が、所定の期間に亘って最小圧力値よりも下に下降または低下すると、電磁弁48の通電が解除され得る。
単に例示として、システム10は、フライ・バイ・ワイヤの飛行制御システムのアーキテクチャを用いる例示的な航空機内に設置され得る。航空機は、すべての飛行条件下において2100psiが飛行制御アクチュエータにとって利用可能であるように設計された3000psiの油圧系および電磁弁48を制御するためのアクチュエータ制御装置(ACE)箱を含み得る。この例示的な航空機では、第1のアクチュエータ16の内部の差圧が50ミリ秒を超える期間に亘って2100psiを超えたことをACEが検知すると、電磁弁48が通電され得る。第1のアクチュエータ16の内部の差圧が50ミリ秒を超える期間に亘って950psiよりも下に下がったことをACEが検知すると、電磁弁は通電を解除され得る。しかしながら、最大および最小圧力値として選択される値、ならびに電磁弁48がいつ通電されいつ通電解除されるかを決定するために使用される期間は、システム10が使用されている用途と、必要とされるスイッチングヒステリシスとに少なくとも部分的に依存して変化し得る。
図4に示すように、モード選択弁40は、3つの油圧ポート、すなわち、圧力ポートP、リターンポートR、および電磁制御ポートC1を含む。圧力ポートPは、システム10の圧力ソースP(すなわちタンク20およびポンプ22)に流体工学的に接続される。リターンポートRは、システム10のリターンソースR(すなわちタンク20)に流体工学的に接続される。圧力ポートPおよびリターンポートRは、プランジャ44を介してスライド42に油圧による付勢を与えるように用いられる。ばね46もまた、油圧のない状態であってもスライド42に付勢を与える。
電磁弁48は通常、モード選択弁40がバイパス設定に置かれるように、通電解除時には閉じている。したがって、電磁制御ポートC1は、電磁弁10が通電解除時に、システム10のリターンソースRに流体工学的に接続される。しかしながら、電磁弁48が通電すると、制御ポートC1はシステム10の圧力ソースPに流体工学的に接続される。代替的にシステムは、その代わりに、通常開いている電磁弁を含み得(すなわち、電磁弁が通電解除時にC1が加圧される)、それにより、モード選択弁のデフォルトモードがアシスト設定であるようにする。この代替例については、ばねの付勢の方向を逆にする等の他の弁の変更もまた必要とされる。
電磁弁48を通電することにより、制御ポートC1を圧力ソースPに流体工学的に接続する。制御ポートC1を介してモード選択弁40に入り、大きい方の直径の側のスライド42に作用する、加圧された作動液は、結果的に、小さい方の直径の側のプランジャ44に作用してかつプランジャ44によりスライド42に印加された圧力Pおよびコイルばね46の付勢力に打ち勝つ。その時点で、スライド42は、第1の位置から第2の位置へと左にシフトまたは移動し、したがってモード選択弁40の設定をバイパス設定からアシスト設定に変更する。モード選択弁40がバイパス設定にあるとき、第1のアクチュエータ16の伸張用管路26および後退用管路30は、第2のアクチュエータ18の伸張用管路28および後退用管路32のそれぞれと流体連通する。したがって、両方のアクチュエータ16および18により作動力が提供される。
システム10が使用されている用途に依存して、飛行制御システムのアーキテクチャは、モード選択弁40の位置が監視されることを必要とし得る。したがって、マニホールド14はさらに、モード選択弁40の設定を判定するための差動トランス式変位センサ(LVDT)52を含む。すなわち、LVDT52は、モード選択弁40がバイパス設定にあるかアシスト設定にあるかを判定する。
次に図5Aおよび図5Bを参照すると、補強型飛行制御面作動システムの第2の実施例210が示される。システム210は、制御弁238と、モード選択弁240と、1対のデルタ圧力検知弁260および262とを備える。デルタ圧力検知弁260および262は、対応する弁260または262全体の内部の差圧が広範囲の圧力値のうち任意の値を含み得る予め定められたレベルを超えたときに、一方または他方が全開するように設定される。
デルタ圧力検知弁260は、ポート261における圧力とポート263における圧力との差がデルタ圧力検知弁260の弁設定圧力またはクラッキング圧力を超えるまで、モード選択弁240への圧力を防止または阻止する。デルタ圧力検知弁260全体の内部の差圧がクラッキング圧力を超えると、デルタ圧力検知弁260は、実質的に瞬時にまたはスナップ作動する態様で全開する。
デルタ圧力検知弁262は、ポート265における圧力と、ポート267における圧力との差がデルタ圧力検知弁262の弁設定圧力またはクラッキング圧力を超えるまで、モード選択弁240への圧力を防止または阻止する。圧力検知弁262全体の内部の差圧がクラッキング圧力を超えると、デルタ圧力検知弁262は、実質的に瞬時にまたはスナップ作動する態様で全開する。
デルタ圧力検知弁260および262の各々に対するクラッキング圧力およびリセット圧力は、広範囲の圧力値のうち任意の値を含み得る。開いた弁260または262をリセットするのに必要とされるリセット差圧は、システム10が使用されている特定の用途に依存して変化し得る。さらに、デルタ圧力検知弁260および262に対するリセット差圧は、デルタ圧力検知弁260および262に対する油圧面積またはピストン面積の比率
を変更することによって変化し得る。単に例示として、デルタ圧力検知弁260および262は、対応するデルタ圧力検知弁260または262の全体の内部の差圧が2100psiを超えたときに全開するように各々が設定され得る。さらに例示としてのみ、デルタ圧力検知弁260および262はまた、対応するデルタ圧力検知弁260および262の全体の内部の差圧が950psiよりも下に下がったときにリセットするように設定され得る。
次に図6を参照すると、バイパス設定に置かれたモード選択弁240の断面図が示される。モード選択弁240は、第1のスライド242と第2のスライド243とを含み、その各々は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能である。モード選択弁はさらに、プランジャ244と、スライド242、したがってスライド243を第1の位置に付勢するための付勢デバイス246(コイルばね、油圧等)とを含む。図示するように、モード選択弁40は、スライド242および243のいずれもが第1の位置に置かれたときにバイパス設定に置かれる。
モード選択弁240は、4つの油圧ポート、すなわち、圧力ポートP、リターンポートR、ならびに制御ポートC1およびC2を含む。圧力ポートPは、システム210の圧力ソースP(すなわちタンク220およびポンプ222)に流体工学的に接続される。リターンポートRは、システム210のリターンソースR(すなわちタンク20)に流体工学的に接続される。圧力ポートPおよびリターンポートRは、プランジャ244を介してスライド242に油圧による付勢を与えるために用いられる。ばね246もまた、油圧のない状態でもスライド242に付勢を与える。制御ポートC1は、デルタ圧力検知弁260に流体工学的に接続され、一方で制御ポートC2は、デルタ圧力検知弁262に流体工学的に接続される。
デルタ圧力検知弁260を作動させるか、または開くことにより、制御ポートC1は、開いた弁260を介して圧力ソースPに流体工学的に接続する。制御ポートC1を介してモード選択弁240に入り、大きい方の直径の側のスライド242に作用する、加圧された作動液は結果的に、小さい方の直径の側のプランジャ244に作用してプランジャ244によりスライド242に印加された圧力Pおよびコイルばね246の付勢力に打ち勝つ。その時点で、スライド242は第1の位置から第2の位置へと左にシフトまたは移動して、したがってモード選択弁240の設定をバイパス設定からアシスト設定に変更する。モード選択弁240がバイパス設定にあるとき、第1のアクチュエータ216の伸張用管路226および後退用管路230は、第2のアクチュエータ218の伸張用管路228および後退用管路232のそれぞれと流体連通する。したがって、アクチュエータ216および218の両方により作動力が提供される。
デルタ圧力検知弁262を作動させるか、または開くことにより、制御ポートC2は、開いた弁262を介して圧力ソースPに流体工学的に接続する。制御ポートC2を介してモード選択弁240に入り、大きい方の直径の側のスライド243に作用する、加圧された作動液は結果的に、小さい方の直径の側のプランジャ244に作用してプランジャ244によりスライド242に印加された圧力Pおよびコイルばね246の付勢力に打ち勝つ。その時点で、スライド242および243はいずれも、第1の位置から第2の位置へと左にシフトまたは移動して、したがってモード選択弁240の設定をバイパス設定からアシスト設定に変更する。モード選択弁240がバイパス設定にあるとき、第1のアクチュエータ216の伸張用管路226および後退用管路230は、第2のアクチュエータ218の伸張用管路228および後退用管路232のそれぞれと流体連通する。したがって、アクチュエータ216および218の両方により作動力が提供される。
次に図7を参照すると、デルタ圧力検知弁260の断面図が示される。デルタ圧力検知
262は、図6に示すデルタ圧力検知弁260と実質的に同一であり得るが、弁262のCyl ExtおよびCyl Retが逆になるか、または入れ替わっている。すなわち、デルタ圧力検知弁262のCyl ExtおよびCyl Retは、図7に示すように左および右に位置せずに、それぞれ右および左に現れる。圧力値および相対面積(A)が、図7において限定ではなく単に例示のために提示されていることに注意されるべきである。システム210が使用されている特定の用途に依存して、他の圧力値および相対面積を用いてよい。
デルタ圧力検知弁260は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能なスライド270を含む。デルタ圧力検知弁260はさらに、プランジャ275と、スライド270を第1の位置に付勢するための付勢デバイス276(コイルばね、油圧等)とを含む。図示するように、スライド270が第1の位置にあるときに、弁260は閉じた設定に置かれる。
デルタ圧力検知弁260は、ポート261および263と、圧力ポートPと、リターンポートRと、制御ポートCとを含む。ポート261および263は、図5Aおよび図5Bに示すように制御弁238に流体工学的に接続される。圧力ポートPは、システム210の圧力ソースP(すなわちタンク220およびポンプ222)に流体工学的に接続される。リターンポートRは、システム210のリターンソースR(すなわちタンク20)に流体工学的に接続される。
圧力ポートPおよびリターンポートRを用いて、スライド270に油圧による付勢を与える。ばね276もまた、油圧がない状態でもプランジャ275を介してスライド270に付勢を与える。デルタ圧力検知弁260が開いているとき、制御ポートCは、弁260が規定する実質的に環状のチャンバ280を介して圧力ポートPに流体工学的に接続される。
加えて、デルタ圧力検知弁260はまた、複数のランド部も規定する。図7に示す実施例において、デルタ圧力検知弁260は、その各々を介してラップの漏れが生じるランド部272および274を規定する。
作動中に、デルタ圧力検知弁260および262がいずれも閉じているときに第1のアクチュエータ216によって作動力が提供される。しかしながら、デルタ圧力検知弁260および262のいずれかが全開する度に(すなわち、弁260のポート261と263、または弁262のポート265と267との内部の差圧が、対応するデルタ圧力検知弁260または262に対するクラッキング圧力を超えたとき)、第1および第2のアクチュエータ216および218によって作動力が提供される。したがって、第1のアクチュエータ216が高圧に耐えなければならないときに第2のアクチュエータ218が加圧される。
別の形態において、この発明はまた、航空機の飛行制御面に作動力を提供する方法も提供する。好ましい一実施例においてこの方法は、モード選択弁40および電磁弁48を用いて第2のアクチュエータ18用のバイパスモードとアシストモードとの選択を積極的に制御するステップを含み、この選択は、第1のアクチュエータ16全体の内部の差圧に少なくとも部分的に基づき、この方法はさらに、第2のアクチュエータ18がバイパスモードにあるときに第1のアクチュエータ16を用いて航空機の飛行制御面に作動力を提供するステップと、第2のアクチュエータ18がアシストモードにあるときに第1および第2のアクチュエータ16および18を用いて航空機の飛行制御面に作動力を提供するステップとを含む。
別の好ましい方法の実施例において、この方法は、モード選択弁240ならびにデルタ圧力検知弁260および262を用いて、第2のアクチュエータ218用のバイパスモードとアシストモードとの選択を制御するステップを含み、この選択は、デルタ圧力検知弁260および262全体の内部の差圧に少なくとも部分的に基づき、この方法はさらに、第2のアクチュエータ218がバイパスモードにあるときに第1のアクチュエータ216を用いて航空機の飛行制御面に作動力を提供するステップと、第2のアクチュエータ218がアシストモードにあるときに第1および第2のアクチュエータ216および218を用いて航空機の飛行制御面に作動力を提供するステップとを含む。
したがって、この発明は、航空機の通常の状態および非常時の状態における作動要件に合致するのに十分な作動力を提供しながらも作動液の流量および馬力の必要量が実質的に減少する、補強型飛行制御作動システムを提供する。実際に、この発明は、従来のPCUに少なくとも匹敵する(すなわち実質的に等しい)最大無負荷速度および失速させるための負荷を提供するのに必要な作動液の流量が実質的に少ない。加えて、この発明は、相対的に単純であり、実現が容易であり、安価である。
この発明が提供する、作動液の必要量の低下により、エンジンから抽出される馬力が減少し、油圧ポンプが一層小型かつ軽量になり、作動液の配給管路および配管の直径が一層小さくなる。この発明はまた、内部の流体の流路および構成要素のサイズを、流量がより少なくなるように決定することにより、マニホールドのサイズの縮小も可能にする。したがって、この発明は、飛行制御システムにおいてコストおよび重量の両方を削減し、このことは、重量に対してますます敏感になっている商用航空機の開発に特に有用であり得る。この発明はまた、PCUの作動中における油圧系の過渡事象も減らし、このことは次いで、過渡事象を制動するためだけにアキュムレータを増設する必要性を減らす。
この発明は、飛行実証されかつ完成した航空機技術を用いているため、この発明は極めて信頼可能な手法になり得る。たとえば、この発明は、既存の油圧ポンプ、油圧シール、電磁式モード切換、アルミニウムマニホールド、および3000psiの油圧系と共に用いることができる。
この発明は、航空機の飛行形態に依存してアクチュエータの作用領域を決定するのではなく、むしろ、内部のPCU圧力に依存しているため、航空機の中でも特に亜音速の商用航空機で用いるのに良く適する。加えて、多くの航空機は、中に飛行制御アクチュエータを実装するのに極めて小さなエンベロープしか提供しない、極めて薄い主翼を有する。しかしながら、この発明は理想的にも、薄い主翼内での設置に適する。なぜなら、この発明により、複数のアクチュエータが直列または並列に積重ね可能になるためである。この発明はまた、機械的なシステムアーキテクチャ、従来のシステムアーキテクチャ、パワー・バイ・ワイヤのシステムアーキテクチャ、およびフライ・バイ・ワイヤのシステムアーキテクチャを含む広範囲なシステムアーキテクチャとの適合性をも有する。
この発明は、航空機が操縦される態様(たとえば特に、直接、遠隔、自動、またはそれらの組合せ等)に関係なく、広範囲の制御面(たとえば以下のものに限定されないが、特に補助翼、昇降舵、方向舵、スポイラ、フラッペロン)の任意のもの、および広範囲の航空機(たとえば以下のものに限定されないが、特に戦闘用ジェット機、商用ジェット機、個人用ジェット機、プロペラ航空機)の任意のものに適用可能であることが企図される。したがって、この明細書で飛行制御面および航空機に対して行なった特定の言及は、この発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではなく、飛行制御面または航空機の特定の形態/種類の単なる1つとして解釈されるべきである。
この発明の説明は、本質的に単に例示であり、この発明、その用途または使途を限定す
るようには意図されない。したがって、この発明の主題から逸脱しない変更例は、この発明の範囲内にあるものと意図される。このような変更例は、この発明の精神および範囲からの逸脱とは考えられない。
この発明の第1の好ましい実施例に従った、直列に位置付けられた2つのアクチュエータを備えた補強型飛行制御面作動システムの概略図である。 この発明の第2の実施例に従った、並列に位置付けられた2つのアクチュエータを有する補強型PCUを示す上面ブロック図である。 図2に示す補強型PCUの側面ブロック図である。 図1に示すモード選択弁の側面断面図である。 この発明の第2の好ましい実施例に従った、補強型飛行制御面作動システムの概略図である。 この発明の第2の好ましい実施例に従った、補強型飛行制御面作動システムの概略図である。 図5Bに示すモード選択弁の側面断面図である。 図5Bに示すデルタ圧力検知弁の側面断面図である。

Claims (20)

  1. 航空機の飛行制御面に作動力を提供するための装置であって、
    第1のアクチュエータと、
    バイパスモードおよびアシストモードを含む第2のアクチュエータとを備え、前記第2のアクチュエータのモードは、前記第1のアクチュエータ全体の内部の差圧に少なくとも部分的に基づき、前記装置はさらに、
    前記第2のアクチュエータ用の前記バイパスモードおよび前記アシストモードのいずれかを選択するためのモード選択弁と、
    前記モード選択弁に動作上関連付けられた電磁弁とを備え、それにより、前記電磁弁に通電することにより、前記モード選択弁に対し、前記第2のアクチュエータ用の前記モードの他方を選択させるようにし、
    前記第1のアクチュエータは、前記第2のアクチュエータが前記バイパスモードにあるときに前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供し、
    前記第1および第2のアクチュエータは、前記第2のアクチュエータが前記アシストモードにあるときに前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供する、装置。
  2. 前記第2のアクチュエータ用の前記モードの前記他方は、前記アシストモードを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2のアクチュエータ用の前記モードの前記他方は、前記バイパスモードを含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記電磁弁は、前記第1のアクチュエータ全体の前記内部の差圧が対応する期間に亘って最大圧力値を超えると通電し、
    前記電磁弁は、前記第1のアクチュエータ全体の前記内部の差圧が所定の期間に亘って最小圧力値よりも下に下がると通電を解除される、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1のアクチュエータ全体の前記内部の差圧を求めるために配置される差圧センサをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1のアクチュエータは、伸張用流体管路および後退用流体管路を含み、
    前記差圧センサは、前記第1のアクチュエータの前記伸張用流体管路と前記後退用流体管路との間に配置される、請求項5に記載の装置。
  7. 航空機の飛行制御面に作動力を提供するための装置であって、
    第1のアクチュエータと、
    バイパスモードおよびアシストモードを含む第2のアクチュエータとを備え、前記第2のアクチュエータのモードは、前記第1のアクチュエータ全体の内部の差圧に少なくとも部分的に基づき、前記装置はさらに、
    前記第2のアクチュエータ用の前記バイパスモードおよび前記アシストモードのいずれかを選択するためのモード選択弁と、
    前記モード選択弁に動作上関連付けられた少なくとも1つのデルタ圧力検知弁とを備え、それにより、前記デルタ圧力検知弁を開くことにより、前記モード選択弁に対し、前記第2のアクチュエータ用の前記モードの他方を選択させるようにし、前記少なくとも1つのデルタ圧力検知弁は、前記少なくとも1つのデルタ圧力検知弁全体の内部の差圧が最大圧力値を超えると開き、
    前記第1のアクチュエータは、前記第2のアクチュエータが前記バイパスモードにあるときに前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供し、
    前記第1および第2のアクチュエータは、前記第2のアクチュエータが前記アシストモ
    ードにあるときに前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供する、装置。
  8. 前記第2のアクチュエータ用の前記モードの前記他方は、前記アシストモードを含む、請求項7に記載の装置。
  9. 前記第2のアクチュエータ用の前記モードの前記他方は、前記バイパスモードを含む、請求項7に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つのデルタ圧力検知弁は、
    第1のデルタ圧力検知弁全体の内部の差圧が最大圧力値を超えると開くように設定される第1のデルタ圧力検知弁と、
    第2のデルタ圧力検知弁全体の内部の差圧が最大圧力値を超えると開くように設定される第2のデルタ圧力検知弁とを備える、請求項7に記載の装置。
  11. 航空機の飛行制御面に作動力を提供するための装置であって、
    第1のアクチュエータと、
    バイパスモードおよびアシストモードを含む第2のアクチュエータと、
    前記第2のアクチュエータ用の前記バイパスモードおよび前記アシストモードの選択を制御するための手段とを備え、前記第2のアクチュエータに対するモード選択は、前記第1のアクチュエータ全体の内部の差圧に少なくとも部分的に基づき、
    前記第1のアクチュエータは、前記第2のアクチュエータが前記バイパスモードにあるときに前記航空機の制御面に前記作動力を提供し、
    前記第1および第2のアクチュエータは、前記第2のアクチュエータが前記アシストモードにあるときに前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供する、装置。
  12. 飛行制御面と、
    第1のアクチュエータと、
    バイパスモードおよびアシストモードを含む第2のアクチュエータとを備え、前記第2のアクチュエータのモードは、前記第1のアクチュエータ全体の内部の差圧に少なくとも部分的に基づき、さらに、
    前記第2のアクチュエータ用の前記バイパスモードおよび前記アシストモードのいずれかを選択するためのモード選択弁と、
    前記モード選択弁に動作上関連付けられた電磁弁とを備え、それにより、前記電磁弁に通電することにより、前記モード選択弁に対し、前記第2のアクチュエータ用の前記モードの他方を選択させるようにし、
    前記第1のアクチュエータは、前記第2のアクチュエータが前記バイパスモードにあるときに前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供し、
    前記第1および第2のアクチュエータは、前記第2のアクチュエータが前記アシストモードにあるときに前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供する、航空機。
  13. 前記電磁弁は、前記第1のアクチュエータ全体の前記内部の差圧が対応する期間に亘って最大圧力値を超えると通電し、
    前記電磁弁は、前記第1のアクチュエータ全体の前記内部の差圧が所定の期間に亘って最小圧力値よりも下に下がると通電を解除される、請求項12に記載の航空機。
  14. 前記第1のアクチュエータ全体の前記内部の差圧を求めるために配置される差圧センサをさらに備える、請求項12に記載の航空機。
  15. 前記第1のアクチュエータは、伸張用流体管路および後退用流体管路を含み、
    前記差圧センサは、前記第1のアクチュエータの前記伸張用流体管路と前記後退用流体
    管路との間に配置される、請求項14に記載の航空機。
  16. 前記第2のアクチュエータ用の前記モードの前記他方は、前記アシストモードを含む、請求項12に記載の航空機。
  17. 飛行制御面と、
    第1のアクチュエータと、
    バイパスモードおよびアシストモードを含む第2のアクチュエータとを備え、前記第2のアクチュエータのモードは、前記第1のアクチュエータ全体の内部の差圧に少なくとも部分的に基づき、さらに、
    前記第2のアクチュエータ用の前記バイパスモードおよび前記アシストモードのいずれかを選択するためのモード選択弁と、
    前記モード選択弁に動作上関連付けられた少なくとも1つのデルタ圧力検知弁とを備え、それにより、前記デルタ圧力検知弁を開くことにより、前記モード選択弁に対し、前記第2のアクチュエータ用の前記モードの他方を選択させるようにし、前記少なくとも1つのデルタ圧力検知弁は、前記少なくとも1つのデルタ圧力検知弁全体の内部の差圧が最大圧力値を超えると開き、
    前記第1のアクチュエータは、前記第2のアクチュエータが前記バイパスモードにあるときに前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供し、
    前記第1および第2のアクチュエータは、前記第2のアクチュエータが前記アシストモードにあるときに前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供する、航空機。
  18. 前記少なくとも1つのデルタ圧力検知弁は、
    第1のデルタ圧力検知弁全体の内部の差圧が最大圧力値を超えると開くように設定される第1のデルタ圧力検知弁と、
    第2のデルタ圧力検知弁全体の内部の差圧が最大圧力値を超えると開くように設定される第2のデルタ圧力検知弁とを含む、請求項17に記載の航空機。
  19. 航空機の飛行制御面に作動力を提供する方法であって、
    モード選択弁を用いて第2のアクチュエータ用のバイパスモードおよびアシストモードのいずれかを選択するステップと、
    電磁弁に通電して、前記モード選択弁に対し、前記第2のアクチュエータ用の前記モードの他方を選択させるステップと、
    前記第2のアクチュエータが前記バイパスモードにあるときに前記第1のアクチュエータを用いて前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供するステップと、
    前記第2のアクチュエータが前記アシストモードにあるときに前記第1および第2のアクチュエータを用いて前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供するステップとを含む、方法。
  20. 航空機の飛行制御面に作動力を提供する方法であって、
    モード選択弁を用いて第2のアクチュエータ用のバイパスモードおよびアシストモードのいずれかを選択するステップと、
    デルタ圧力検知弁を開き、前記モード選択弁に対し、前記第2のアクチュエータ用の前記モードの他方を選択させるステップと、
    前記第2のアクチュエータが前記バイパスモードにあるときに前記第1のアクチュエータを用いて前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供するステップと、
    前記第2のアクチュエータが前記アシストモードにあるときに前記第1および第2のアクチュエータを用いて前記航空機の飛行制御面に前記作動力を提供するステップとを含む、方法。
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