JP2006506516A - 封入ガラスケア活性塩を含有するすすぎ補助剤 - Google Patents

封入ガラスケア活性塩を含有するすすぎ補助剤 Download PDF

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Abstract

(a)封入ガラスケア活性塩と;(b)少なくとも1つのすすぎ補助剤構成成分と;(c)任意に補助材料とを含む、すすぎ補助剤組成物が開示されている。

Description

本発明は食器洗いの分野であり、特にガラス製品をすすぐ及び保護するのに好適な食器洗い及び自動食器洗い製品、補助剤、及び方法に関する。
自動食器洗いにおけるガラス製品の臭気、染み付き、皮膜形成及び腐食が、消費者を継続的に悩ましている周知の問題である。消費者は、より良い最終的な成果を要求している。ガラス製品への染み付き及び皮膜形成がより少ない、より良好な臭いのする製品を求めている。改良された腐食保護を有する、より良好な光沢を望んでいる。大多数の消費者は、自動食器洗いにおけるガラス製品の腐食が、満たされていない要求のうちで最も重大なものの1つであることに同意する。主要な洗浄洗剤製品単独と比較すると、現在の幾つかのすすぎ補助剤製品は、分散剤ポリマーを非イオン性界面活性剤と組み合わせて使用して、より良好な染み付き及び皮膜形成能力を発揮することがあるが、これらは、ガラス製品を腐食から保護しない。
食器洗いで使用される、水溶性金属塩(例えば、クロリド、スルフェート又はアセテートの亜鉛塩)を含む組成物が、ガラス製品の保護に対して幾つかの手段を提供する。水溶性亜鉛塩を、セラミック表面の腐食を防止するために使用してもよい。亜鉛合金の固体金属プレートを、ガラス製品に腐食保護を提供するために、すすぎ補助剤組成物と組み合わせて使用してもよい。水溶性亜鉛塩を、中性から高pHまで、低起泡性非イオン性界面活性剤と併せてさらに使用してもよい。しかし、自動食器洗いにおけるこの高pH組成物の使用は、満足できない皮膜形成及び不溶性物質の沈殿という結果を招くことがある。そのような沈殿剤物質は、洗浄サイクルの間に食器洗い機の内部、並びに食器及びガラス製品の上に付着することがあるので、極めて望ましくない。沈殿の形成を減少させる1つの代替案は、生成物の処方における様々な構成成分の濃度及び比率を注意深く調整することにより達成される。この方法は、厳密な処方の管理を必要とし、費用がかかる。沈殿の形成を減少させる別の代替案は、水溶性亜鉛塩の溶液を顆粒ポリリン酸塩の粒子に噴霧することにより達成される。可溶性亜鉛及びキレート剤を使用する別の代替案は、ガラス製品に対するいくらかの腐食防止を提供するが、ネガ型のフィルムを有する(すなわち、ガラス製品上に結晶と被膜が形成される)。さらに別の代替案は、不溶性の亜鉛塩を使用して、亜鉛イオンをすすぎ洗いにおいて放出を制御して被膜形成を回避することである。しかし、液体すすぎ補助剤の処方に不溶性材料を使用することには不利な点がある。生成物は濁り、特定の増粘剤及び安定剤が必要となり、それは、生成物を、すすぎ補助剤ディスペンサーからすすぎ液へ供給することを抑制することがある。
ガラス製品の腐食を低減するのにコスト的に有効で、簡便な手法は、ガラスケア活性塩、例えば硫酸アルミニウムのようなアルミニウム塩をすすぎ補助剤組成物に提供することである。しかし、この手法にはいくつかの欠点がある。例えば、可溶性(又はわずかに可溶性)のガラスケア活性塩が、特定の液体で相分離を起こし得る。
封入は既知である。種々の材料及び方法が、粒子をコーティングするために使用できる。しかし、大部分の封入の試みは、漂白剤及び酵素封入を対象としてきた。特に、漂白剤及び酵素粒子は、脂肪酸、ポリビニルアルコール若しくはポリエチレングリコールで単一コーティングされ得るか、又は40〜94℃の融点を有するパラフィン若しくは微晶性ワックスの内部コーティングと炭酸ナトリウムのような材料の第2コーティングとを用いて二重コーティングされ得る。あるいは、二重コーティングされた封入漂白剤及び酵素粒子は、脂肪酸又はワックスの内部コーティング及び水溶性セルロースエーテルの外部コーティングを有してもよい。漂白剤及び酵素粒子のための他の封入コーティングとしては、ポリマーラテックス;ポリカルボキシレート材料;50〜65℃の融点を有するポリエチレンワックス;及び種々のその他のワックスが挙げられる。漂白剤及び酵素粒子はまた、エチレンビニルアセテート、脂肪酸、天然ワックス、合成樹脂又は無機コーティングでコーティングされてもよい。例えば、漂白剤及び酵素粒子は、シリコーンオイル、石油ゼリー又はアルコールワックスでコーティングされてもよい。洗浄組成物に使用される一部の前駆体粒子も、液体パラフィンワックス及びポリビニルアルコールで封入されてきた。
驚くべきことに、特定のガラスケア活性塩を液体すすぎ補助剤組成物中での溶解(又はそれらとの反応)から保護することによって、自動食器洗い器具のすすぎサイクルの間に、良好なガラス製品腐食保護が達成できることを見出した。ガラスケア活性塩とすすぎ補助剤組成物との相互作用の欠点が、封入ガラスケア活性塩を使用することによって、液体及び固体(例えば、粉末及び錠剤)で最小限にできる。封入ガラスケア活性塩の放出は、使用される封入コーティングの種類によって遅延したり、順序付けることができる。
(a)組成物の約0.01重量%〜約70重量%のガラスケア活性塩と;(b)少なくとも1つのすすぎ補助剤構成成分と;(c)任意に補助材料とを含むすすぎ補助剤が開示される。ガラスケア活性塩は、ガラスケア活性塩に少なくとも1つの封入コーティングを与える少なくとも1つの封入剤によって、少なくとも部分的に封入される。すすぎ補助剤は、いずれの形態であってもよく、その形態としては、液体、液体ゲル、ゲル、ペースト、クリーム、鋳型固体、粉末、錠剤、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。少なくとも1つの実施形態では、ガラス製品は、腐食及び退色から保護される。すすぎ補助剤組成物と方法及びキットとの組み合わせも本明細書で開示される。
(ガラスケア活性塩)
アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ランタン、スズ、ガリウム、ストロンチウム、チタン及びこれらの混合物を含む封入ガラスケア活性塩(以下「EGAS組成物」)を含む、すすぎ補助剤が本明細書で開示される。本明細書では、都合の良い水溶性又は水不溶性ガラスケア活性塩が使用できる。ガラスケア活性塩は、コア粒子、コア粒子の集合体、プリル、粒塊、及びこれらの混合物の形態であってもよい。これらの形態は、処理の間に、また消費者によって使用されるときに、取り扱いに関して非破砕性であってもよい。それらはまた、水溶性若しくは水分散性であってもよく、又は約40℃〜約50℃の温度範囲で、溶解、分散若しくは融解してもよい。
ガラスケア活性塩は、一般に、いずれかの好適な量でEGAS組成物に導入されてもよい。一部の実施形態では、EGAS組成物は、洗浄液及び/又はすすぎ液に約0.1mM〜約10mM、約0.5mM〜約5mM、又は約1mM〜2mMのガラスケア活性塩若しくは錯体を供給してもよい。一部の実施形態では、ガラス製品の保護効果を達成するガラスケア活性塩の濃度は、組成物の約0.01重量%〜約70重量%の量であってもよい。
1つの非限定実施形態では、EGAS組成物は、水溶性アルミニウム塩、水不溶性アルミニウム塩、わずかに水溶性のアルミニウム塩、及びこれらの混合物を含む封入アルミニウム塩を含んでもよい。
水溶性アルミニウム塩には、酢酸アルミニウム、硫酸アンモニウムアルミニウム、塩素酸アルミニウム、塩化アルミニウム、塩化アルミニウム水和物、アルミニウムクロロ水和物、二ギ酸アルミニウム、ホルモ酢酸アルミニウム、モノステアリン酸アルミニウム、乳酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、硫酸ナトリウムアルミニウム、硫酸アルミニウム、ステアリン酸アルミニウム、酒石酸アルミニウム、三ギ酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。水不溶性又はわずかに可溶性のアルミニウム塩には、アセチルアセトン酸アルミニウム、臭化アルミニウム、アルミニウム−n−ブトキシド、フッ化アルミニウム、フルオロケイ酸アルミニウム、オキシル酸アルミニウム、酸化アルミニウム、リン酸アルミニウム、サリチル酸アルミニウム、及びこれらの混合物が挙げられる。遅い溶解性アルミニウム塩としては、アルミニウムステアレート、アルミニウムタータラート、アルミニウムアセテート、アルミニウムアセトタータラート、アルミニウムサリチラート、アルミニウムビス(アセチルサリチラート)、アルミニウムホーメート、アルミニウムオクトエート(octoate)、アルミニウムボレート、アルミニウムオレエート、アルミニウムパルミテート、アルミニウムアセチルアセトネート、リン酸アルミニウム、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
別の非限定実施形態では、EGAS組成物は、水溶性亜鉛塩、水不溶性亜鉛塩、わずかに水溶性の亜鉛塩、及びこれらの混合物を含む封入亜鉛塩を含んでもよい。
水溶性亜鉛塩としては、臭素酸亜鉛、臭化亜鉛、塩化亜鉛、亜鉛クロロイオダイド(chloroiodide)、亜鉛ホーメート、亜鉛グルコネート、亜鉛ヒドロサルファイト、ヨウ化亜鉛、リンゴ酸亜鉛、過マンガン酸亜鉛、硫酸亜鉛、硫酸亜鉛一水和物、スルファミン酸亜鉛、亜鉛チオシアネート、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。より水溶性でない亜鉛塩としては、亜鉛バシトラシン、ホウ酸亜鉛、炭酸亜鉛、塩基性炭酸亜鉛(近似的にZn2(OH)2CO3)、フッ化亜鉛、亜鉛フルオロシリケート、水酸化亜鉛、亜鉛ラウレート、亜鉛モノホスフェート(Zn3(PO4)2)、亜鉛オキザラート、酸化亜鉛、過ホウ酸亜鉛、過酸化亜鉛、リン酸亜鉛、ピロリン酸亜鉛(Zn2(P2O7))、亜鉛レジネート、ケイ酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、硫化亜鉛、ケイ酸ジルコニウム亜鉛、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
別の非限定実施形態では、EGAS組成物は、水溶性マグネシウム塩、水不溶性マグネシウム塩、わずかに水溶性のマグネシウム塩、及びこれらの混合物を含む封入マグネシウム塩を含んでもよい。
水溶性マグネシウム塩としては、マグネシウムアセテート、マグネシウムアセチルアセトネート、リン酸アンモニウムマグネシウム、マグネシウムベンゾエート、マグネシウムビホスフェート(biophosphate)、マグネシウムボレート、マグネシウムボロシトレート、臭素酸マグネシウム、臭化マグネシウム、塩化カルシウムマグネシウム、塩素酸マグネシウム、塩化マグネシウム、マグネシウムシトレート、マグネシウムジクロメート、フッ化ケイ酸マグネシウム、マグネシウムホーメート、マグネシウムグルコネート、グリセロリン酸マグネシウム、マグネシウムラウリルサルフェート、硝酸マグネシウム、過塩素酸マグネシウム、過マンガン酸マグネシウム、マグネシウムサリチラート、スズ酸マグネシウム、スズ化マグネシウム、硫酸マグネシウム、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。より水溶性でないマグネシウム塩としては、炭酸マグネシウム、マグネシウムクロメート、フッ化マグネシウム、マグネシウムオレエート、マグネシウムパルミテート、過ホウ酸マグネシウム、リン酸マグネシウム、マグネシウムピロホスフェート、マグネシウムシリケート、マグネシウムステアレート、硫化マグネシウム、マグネシウムトリシリケート、タングステン酸マグネシウム、ケイ酸ジルコニウムマグネシウム、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
別の非限定実施形態では、EGAS組成物は、水溶性カルシウム塩、水不溶性カルシウム塩、わずかに水溶性のカルシウム塩、及びこれらの混合物を含む封入カルシウム塩を含んでもよい。
水溶性カルシウム塩としては、カルシウムアセテート、カルシウムアセチルサリチレート、カルシウムアクリレート、カルシウムアスコルベート、カルシウムボレート、臭素酸カルシウム、臭化カルシウム、塩素酸カルシウム、塩化カルシウム、カルシウムシクラメート、カルシウムデヒドロアセテート、カルシウムジクロメート、エデト酸カルシウムニナトリウム、カルシウムエチルヘキソエート、カルシウムホーメート、カルシウムグルコネート、ヨウ素酸カルシウム、亜硝酸カルシウム、パントテン酸カルシウム、過ホウ酸カルシウム、過塩素酸カルシウム、過マンガン酸カルシウム、カルシウムプロピオネート、カルシウムタータラート(tartate)、及びカルシウムチオシアネート(thiocynnate)、並びにこれの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。より水溶性でないカルシウム塩としては、カルシウムアルギネート、カルシウムビホスフェート(biophosphate)、炭酸カルシウム、カルシウムクロメート、カルシウムシトレート、フッ化カルシウム、グリセロリン酸カルシウム、カルシウムヨードベヘネート(iodobehenate)、カルシウムヨードベヘネート、メタケイ酸カルシウム、カルシウムオレエート、カルシウムオキザラート、カルシウムパルミテート、リン酸カルシウム、カルシウムホスファイト、フィチン酸カルシウム、カルシウムピロホスフェート、カルシウムレジネート、カルシウムシリケート、カルシウムソルベート、カルシウムステアレート、カルシウムステアリラクチレート(steary lactyalate)、硫酸カルシウム、硫化カルシウム、チオグリコール酸カルシウム、タングステン酸カルシウム、ケイ酸ジルコニウムカルシウム、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
あるいは、ランタン、スズ、ガリウム、ストロンチウム、チタン、及びこれらの組み合わせを含む水溶性又は水不溶性塩を使用してもよい。
(封入剤)
本明細書に開示される封入剤は、ガラスケア活性塩のコア粒子、コア粒子の集合体、プリル、粒塊、及びこれらの混合物に、いずれかの好適な厚さで少なくとも1つの封入コーティングを与えることができる。少なくとも1つの封入コーティングは、いずれかの好適な厚さで、単一コーティング、複コーティング、及びこれらの組み合わせを含んでもよい。封入剤としては、脂肪酸、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ビルダー、水溶性セルロース及び/又はセルロースエーテル、ポリマー、ポリマーラテックス;ポリカルボキシレート材料、エチレンビニルアセテート、ポリビニルアルコール、融点が50〜65℃のポリエチレンワックス、天然ワックス、40〜94℃の融点を有するパラフィン又は微晶性ワックス、液体パラフィンワックス、アルコールワックス、合成樹脂、シリコーンオイル、石油ゼリー、無機コーティング、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
1つの非限定実施形態では、少なくとも1つの封入剤は、ポリマー、ポリマーラテックス、ポリカルボキシレート材料、エチレン酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、及びこれらの混合物を含んでもよい。他の非限定実施形態では、EGAS組成物が、鋳型固体、粉末、及びこれらの混合物の形態である場合、少なくとも1つの封入コーティングは、低臨界溶液温度ポリマーを実質的に含まない。例えば、低臨界溶液温度ポリマーとしては、アルキル化及び/又はヒドロキシアルキル化多糖類、セルロースエーテル、ポリイソプロピルアクリルアミド(polyisoproplylacrylamine)、ポリイソプロピルアクリルアミドのコポリマー、及びこれらの混合物から成る群から選択されるものが挙げられる。
アルカリ性又は高度にアルカリ性の環境では、封入が、その放出前にガラスケア活性塩の化学的分解を低減する。封入ガラスケア活性塩はまた、すすぎ補助剤構成成分とガラスケア活性塩との負の相互作用を阻害することによって、すすぎ補助剤組成物に製品安定性を与える。このことは、特に、固体のすすぎ補助剤組成物において当てはまる。非封入ガラスケア活性塩は、ポリマー(すなわちポリアクリレート)及び漂白剤と負の相互作用する。封入剤は、ガラスケア活性塩を囲む放出可能なコーティングを与えるように設計されるので、封入剤も放出機構も、EGAS組成物の種類又は形態について同じにする必要がない。それにもかかわらず、少なくとも1つの封入コーティングを含む封入ガラスケア活性塩は、与えられる製品マトリックス(すなわち、鋳型固体、液体、ゲル、錠剤及び/又は粉末)中で安定であるはずであり、さらに特定の活性物質放出機構によって誘引される際に少なくとも1つの封入コーティングの溶解及び/又は崩壊によって、ガラスケア活性塩の放出が可能になるように設計されるはずである。
次の参照文献は、種々広範の封入方法及び材料を開示する; 米国特許第5,824,630号;米国特許第5,783,541号;米国特許第5,776,874号;米国特許第5,747,438号;米国特許第6,462,012号;米国特許第6,440,918号;米国特許第6,432,902号;PCT国際公開特許WO02060998A2;PCT国際公開特許WO02060980A2;PCT国際公開特許WO02060758A1;PCT国際公開特許WO0242408A2;PCT国際公開特許WO0208373A1;PCT国際公開特許WO0188076A1;PCT国際公開特許WO0187360A3;PCT国際公開特許WO0183668A1;米国特許第6,207,632号;PCT国際公開特許WO0102529A1;PCT国際公開特許WO0063342A1;PCT国際公開特許WO0063341A1;PCT国際公開特許WO0063335A1;PCT国際公開特許WO0055288A1;PCT国際公開特許WO0050552A1;PCT国際公開特許WO0041522A3;米国特許第6,083,892号;PCT国際公開特許WO0034429A1;PCT国際公開特許WO0014298A1;PCT国際公開特許WO0006687A1;PCT国際公開特許WO9914303A1;PCT国際公開特許WO9903512A2;PCT国際公開特許WO9813451A1;PCT国際公開特許WO9813449A1;PCT国際公開特許WO9811190A1;PCT国際公開特許WO9811186A1。
(活性物質放出機構)
封入ガラスケア活性塩は、いかなる時でも、いかなる手段によっても、少なくとも1つの封入コーティングから放出されることができる。例えば、封入ガラスケア活性塩は、すすぎが始まった後特定の時間に、特定のpHで、特定のすすぎ液濃度で、又は特定の相若しくは活性(例えば、洗浄サイクル)が生じた間若しくは後に放出されてもよい。ガラスケア活性塩の放出は、ガラスケア活性塩を囲む封入剤又はコーティングの溶解及び/又は崩壊によって達成されてもよい。ガラスケア活性塩の放出の遅延又は順序付けは、これらに限定されないが、時間、温度、硬度、界面張力、pH感応性、機械的作用、イオン強度、希釈、及びこれらの組み合わせを含む多数の放出機構によって誘引されることができる。
(A)時間放出
1つの非限定実施形態では、ガラスケア活性塩の放出機構は、時間放出によるものである。時間放出は、主に時間の関数として崩壊するコーティングに関連する。しかし、時間放出は、様々なすすぎ持続時間又は様々なすすぎ温度を考慮しない。第2の外側コーティングを提供することで、ガラスケア活性塩の放出がさらに制御可能となる。
(B)温度放出
別の非限定実施形態では、ガラスケア活性塩は、自動食器洗い操作に共通の特定の温度又は温度範囲によって放出される。温度放出機構は、温かい主洗浄の間は損なわれないままであるが、冷すすぎの間に崩壊するコーティングを含んでもよい。米国特許第4,765,916号は、すすぎサイクルにて放出するように設計された袋の感応性を増大させることによる、複数のフィルム(例えば、PVAフィルムの層及びセルロースエーテルフィルムの層を含む)の使用を開示する。セルロースエーテル(例えば、HPMC、HBMC、及びこれらの混合物)を含むフィルムは、温度が上昇するにつれて水溶性が減少し、温かい主洗浄の間よりもすすぎ水に対してより溶解性になる。低洗浄温度での早期の溶解のために、温められるまでガラスケア活性塩の暴露を妨げる第2の外側コーティングを必要とする場合がある。
(C)硬度放出
別の非限定実施形態では、ガラスケア活性塩は、硬度の存在によっても不在によっても放出される。硬度放出機構は、ビルダー入り主洗浄では放出しないが、カルシウムを豊富に含むすすぎ水には放出するコーティングに関連する。軟水条件での低い崩壊性のために、ビルダーによって硬度が除去されるまでガラスケア活性塩の暴露を妨げる第2の外側コーティングを必要とする場合がある。
(D)界面張力放出
別の非限定実施形態では、ガラスケア活性塩は、界面活性剤の欠如又はより高い界面張力によって放出される。界面張力放出の機構は、より高い界面張力のすすぎの間に界面活性剤の欠如を感知し、溶解するコーティングに関連する。前洗浄サイクルの間の崩壊のために、界面活性剤が溶解し終わるまでガラスケア活性塩の暴露を妨げる第2の外側コーティングを必要とする場合がある。
(E)機械的作用の放出
別の非限定実施形態では、ガラスケア活性塩は、機械的作用によって放出される。機械的作用放出機構は、激しい水噴霧洗浄及び/又はすすぎサイクルの間に剪断するコーティングに関連する。すすぎサイクルの間の放出が所望される場合でも、少なくとも1つの封入コーティングが主洗浄の間に崩壊することがある。そのため、第2の外側コーティングを提供することで、主洗浄の間のガラスケア活性塩の暴露を妨げてもよい。
(F)pH感応性放出
別の非限定実施形態では、ガラスケア活性塩は、より低いpH又はpH変化によって放出される。pH感応性放出機構は、例えばアルカリ性主洗浄中では不溶性のままであるが、より低いpHのすすぎサイクルの間に崩壊し得るコーティングに関連する。2つの種類のpH感応性放出機構は、アミンプロトン化及びPVAホウ酸フィルムである。
(1.アミンプロトン化によるpH感応性放出)
1つの非限定実施形態では、ガラスケア活性塩は、アミンプロトン化を行うpH感応性材料を含む封入コーティングの溶解及び/又は崩壊によって放出されることができる。この分類のすすぎ感応性材料の背景にある共通の趣旨は、pH10で脱プロトン化するが、pH9ではプロトン化する(故に可溶性である)、特定pKaのアミン基を有する適切な化合物の選択である。
Figure 2006506516
(a)ペンダントアミン基を有するポリマーによるpH感応性放出
1つの非限定実施形態では、封入ガラスケア活性塩は、ペンダントアミン基を有するポリマーを含むpH感応性材料を含む封入コーティングの溶解及び/又は崩壊によって放出されることができる。ペンダントアミン基を有する大抵のポリマーは、PVA又はポリカルボキシレート誘導体であり、エタノール溶液に適用される。日本特許番号49098403及び同50077406には、ペンダントアミン基を有するポリマーは、カルボン酸を含有するコーティングにおいて開示される。後の日本特許番号60141705、同61028440、同61028441、同61028598、同61028597及び同61028596には、同様のポリマーが、カルボン酸の非存在下で使用された。
市販のポリマーの例としては、ユドラギット(Eudragit)E(登録商標)及びAEAサンキョー(AEA Sankyo)(登録商標)ポリマーが挙げられる。ユドラギット(Eudragit)E(登録商標)ポリマーは、ローム・ファーマ社(Roehm Pharma GmbH)(ドイツ、ダムスタッド(Darmstadt))からの非生分解性ポリメタクリレートポリマーである。AEAサンキョー(AEA Sankyo)(登録商標)ポリマーは、サンキョー(Sankyo Company Limited)(日本、東京)からのトリアジン誘導体を含有する合成ポリマーである。ペンダントアミン基を有するこれらのポリマーは、水に崩壊又は溶解するように配合される。
天然材料、キトサンも同様の特性を有することも開示された。
Figure 2006506516
(b)置換ポリアミン及びシッフ塩基材料
別の非限定実施形態では、封入ガラスケア活性塩は、置換ポリアミン及びシッフ塩基材料を含むpH感応性材料を含む封入コーティングの溶解及び/又は崩壊によって放出される。
最近の特許出願であるPCT国際公開特許WO0017311には、pH感応性フィルム中の放出活性物質として、N1−ヒドロキシエチル−N1,N2−ジメチル−N3−ドデシル−ジエチレントリアミンのようなポリアミン又はトリアミンの使用が開示されている。ドデシル基の存在は、材料の被膜形成特性を向上させることが開示されている。
Figure 2006506516
同様の結果は、pH感応性基としてイミン官能性を利用して得られる。PCT国際公開特許WO0017311には、芳香族アミン及び脂肪族アルデヒドから得られるシッフ塩基材料が特に好適であることが開示されている。
Figure 2006506516
(2.pH及びボレート感応性−PVA/ホウ酸フィルム)
別の非限定実施形態では、封入ガラスケア活性塩は、PVA/ホウ酸フィルムを含むpH及びボレート感応性材料を含む封入コーティングの溶解及び/又は崩壊によって放出される。ボレートとPVAとの錯体は、高pH及び高ボレート濃度で最も安定であり、すなわち(パーボレート又はその他のボレート源が存在する配合物において)前洗浄又は主洗浄とすすぎサイクルとを識別する2つの特性に感応性である。
ホウ酸は、洗浄開始時における安定性を確実にするためにフィルムに導入されることができる。
Figure 2006506516
PVA/ホウ酸フィルムは、米国特許第4,082,678号;及び同第4,801,636号及び同第4,972,017号に開示されている。
(G)イオン強度感応性放出
別の非限定実施形態では、ガラスケア活性塩は、イオン強度又はイオン強度における変化によって放出される。イオン強度放出機構は、特定のイオンよりむしろ、溶液中の電解質の全体濃度に感応性であるコーティングに関連する。
第2の外側コーティングは、洗浄サイクルの間での早期の溶解を妨ぐために提供されてもよい。
(1.イオン強度感応性ポリマー)
(a)カリウムイオン感応性(κ−カラギーナンバイオポリマー(bipolymer))
別の非限定実施形態では、封入ガラスケア活性塩は、κ−カラギーナンバイオポリマー(bipolymer)のようなイオン強度感応性ポリマーを含むイオン強度感応性材料を含む封入コーティングの溶解及び/又は崩壊によって放出される。バイオポリマーκ−カラギーナンは、カリウムイオンと安定な錯体を形成し、それによってこのイオン源を含有する配合物中ですすぎ感応性フィルムの一部として使用できる。例えば、PCT国際公開特許WO00/06683は、ポリマー−カリウム錯体の安定性が高温で改善され、少なくとも1つの封入コーティングが温かい主洗浄中で損なわれないことを確実にするのを助けることが開示されている。
Figure 2006506516
(2.一般的なイオン強度感応性(希釈)放出機構)
別の非限定実施形態では、ガラスケア活性塩は、希釈によって放出される。希釈放出機構は、少なくとも1つの封入コーティングの一般的なイオン強度感応性に基づくコーティングの溶解に関連する。英国特許番号GB1390503は、濃縮された電解質溶液にて安定であるが、希釈時にイオン強度が低下すると可溶性になるコーティング材料を開示する。開示されるコーティングポリマーは、一般に特定イオン又は電解質に感応性の材料を含む。例えば、コーティングポリマーとしては、種々の天然ゴム、ペクチン、セルロースエーテル、PVA、及びこれらの混合物が挙げられる。
(すすぎ補助剤構成成分)
EGAS組成物は、従来の洗剤成分を含むことができる。EGASすすぎ補助剤組成物は、界面活性剤、起泡抑制剤、キャリア、ヒドロトロープ、分散性ポリマー、漂白剤、及びこれらの混合物のうちの少なくとも1つを含む。
(界面活性剤)
EGAS組成物に、いずれかの好適な量で、いずれかの好適な界面活性剤を提供してもよい。自動食器洗いに用いるEGAS組成物及び方法において、洗剤界面活性剤は、それ自体でも又はその他の構成成分(即ち起泡抑制剤)との組み合わせにおいても、低起泡性界面活性剤であってもよい。食器洗いの前に汚れたガラス製品を洗浄するのに用いる本発明の組成物及び方法において、洗剤界面活性剤は、直接適用では発泡性界面活性剤であるが、自動食器洗いでの使用では低発泡性であってもよい。
使用に好適な界面活性剤は、これらには限定されないが、硫酸アルキル、アルキルエーテルサルフェート、アルキルベンゼンサルフェート、アルキルグリセリルスルホネート、アルキル及びアルケニルスルホネート、アルキルエトキシカルボキシレート、N−アシルサルコシネート、N−アシルタウレート並びにアルキルスクシネート及びスルホスクシネート(ここで、アルキル、アルケニル又はアシル部分は、C5〜C20又はC10〜C18の直鎖状又は分岐鎖状である)のようなアニオン性界面活性剤;クロリンエステル(米国特許第4,228,042号;米国特許第4,239,660号及び米国特許第4,260,529号)及びモノC6〜C16N−アルキル又はアルケニルアンモニウム界面活性剤(ここで、残りのN位置は、メチル、ヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピル基で置換されている)のようなカチオン性界面活性剤;非イオン性アルコキシル化界面活性剤(特に、C6〜C18第一級アルコールから誘導されるエトキシレート)、エトキシル化−プロポキシル化アルコール(例えば、オリン社(Olin Corporation)のポリ−タージェント(POLY-TERGENT)(登録商標)SLF18)、エポキシ末端保護ポリ(オキシアルキル化)アルコール(例えば、オリン社(Olin Corporation)のポリ−タージェント(POLY-TERGENT)(登録商標)SLF18−PCT国際公開特許WOA−94/22800を参照)、エーテル末端保護ポリ(オキシアルキル化)アルコール界面活性剤、並びにBASF−ワイアンドット社(BASF-Wyandotte Corp.)、ミシガン州、ワイアンドット社(Wyandotte,Michigan)によるプルロニック(PLURONIC)(登録商標)、リバースドプルロニック(REVERSED PLURONIC)(登録商標)及びテトロニック(TETRONIC)(登録商標)のようなブロックポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンポリマー化合物などの低及び高曇点の非イオン性界面活性剤、並びにこれらの混合物;C12〜C20アルキルアミンオキシド(例えば、使用に好適なアミンオキシドには、ラウリルジメチルアミンオキシド及びヘキサデシルジメチルアミンオキシドが挙げられるが、これらに限定されない)、及びミラノール(MIRANOL)(商標)C2Mのようなアルキルアンホカルボン酸界面活性剤、のような両性界面活性剤;ベタイン及びサルタイン(sultaine)のような双極性界面活性剤;並びにこれらの混合物が挙げられる。使用に好適な界面活性剤は、例えば、米国特許第3,929,678号、米国特許第4,259,217号、EP0414549、PCT国際公開特許WOA−93/08876及びPCT国際公開特許WOA−93/08874に開示されている。
界面活性剤は、いずれかの濃度で存在してもよい。一部の実施形態では、界面活性剤は、組成物の約0重量%〜約50重量%、又は約0.5重量%〜約10重量%、又は約1重量%〜約5重量%で存在する。1つの非限定的実施形態では、EGAS組成物は、約0重量%〜約30重量を構成し、界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、両極性界面活性剤、双極性界面活性剤、及びこれらの混合物を含んでもよい。別の非限定実施形態では、界面活性剤は、約0.2重量%〜約30重量%の濃度で少なくとも1つのアニオン性及び非イオン性界面活性剤を含む。
(泡抑制剤)
EGAS組成物に、いずれかの好適な量にて、いずれかの好適な泡抑制剤を提供してもよい。使用に好適な起泡抑制剤は低起泡性であり、低曇点非イオン性界面活性剤及びさらなる高起泡性界面活性剤と低曇点非イオン性界面活性剤(この場合、起泡抑制剤として働く)との混合物が含まれる(PCT国際公開特許WO93/08876及びEP0705324を参照のこと)。
泡抑制剤として作用する典型的な低曇点非イオン性界面活性剤には、非イオン性アルコキシル化界面活性剤、特に一級アルコールから得られるエトキシレート、及びポリオキシプロピレン/ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン(PO/EO/PO)リバースブロックポリマーが挙げられる。また、このような低曇点の非イオン性界面活性剤には、例えば、エトキシル化−プロポキシル化アルコール(例えば、オリン社(Olin Corporation)のポリ−タージェント(POLY-TERGENT)(登録商標)SLF18)及びエポキシ末端保護ポリ(オキシアルキル化)アルコール(例えば、米国特許第5,576,281号に記述されているようなオリン(Olin Corporation)のポリ−タージェント(POLY-TERGENT)(登録商標)SLF18Bシリーズの非イオン性物質)が挙げられる。
使用に好適な低曇点界面活性剤は、次式を有するエーテル末端保護ポリ(オキシアルキル化)泡抑制剤であり:
Figure 2006506516
式中、R1は平均約7〜約12個の炭素原子を有する直鎖アルキル炭化水素であり、R2は約1〜約4個の炭素原子の直鎖アルキル炭化水素であり、R3は約1〜約4個の炭素原子の直鎖アルキル炭化水素であり、xは約1〜約6の整数であり、yは約4〜約15の整数であり、zは約4〜約25の整数である。
その他の低曇点非イオン性界面活性剤は、次式を有するエーテル末端保護ポリ(オキシアルキル化)であり:
IO(RIIO)nCH(CH3)ORIII
式中、RIは、約7〜約12個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖、飽和又は不飽和、置換型又は非置換型、脂肪族又は芳香族の炭化水素ラジカルから成る群から選択され;RIIは同じものでも異なるものでもよく、いずれかの所与の分子における分枝鎖又は直鎖C2〜C7アルキレンから成る群から独立して選択され;nは1〜約30の数であり;RIIIは以下のものから成る群から選択される:
(i)1〜3個のヘテロ原子を含有する4〜8員の置換型又は非置換型複素環;及び
(ii)約1〜約30個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖、飽和又は不飽和、置換型又は非置換型、環式又は非環式の脂肪族又は芳香族の炭化水素ラジカル;
ただし、R2が(ii)である場合:(A)R1の少なくとも1つがC2〜C3アルキレン以外のものであるか;又は(B)R2が6〜30個の炭素原子を有することのどちらかであることを条件とし、さらにR2が8〜18個の炭素原子を有する場合、RがC1〜C5アルキル以外のものであることを条件とする。
泡抑制剤は、いずれかの濃度で存在してもよい。一部の実施形態では、泡抑制剤は、組成物の約0重量%〜約30重量%、又は約0.2重量%〜約30重量%、又は約0.5重量%〜約10重量%、又は約1重量%〜約5重量%で存在する。1つの非限定実施形態では、EGAS組成物は、組成物の約0.2重量%〜約30重量%の低起泡性泡抑制剤を含む。
(キャリア)
いずれかの種類及びいずれかの量のいずれかのキャリアをすすぎ補助剤組成物に使用してよい。水に加えて、キャリアは、例えば、エタノール、メタノール、プロパノール、イソプロパノールなど、及びこれらの混合物のような水への溶解性が高い低分子量の有機溶媒を含有することができる。低分子量のアルコール類は、処理された食器及びガラス製品の表面をさらに速く乾かすことができる。水溶性低分子量の溶媒はまた、好適なキャリア媒質の約50重量%まで、通常は約0.1重量%〜約25重量%、あるいは約2重量%〜約15重量%、あるいは約5重量%〜約10重量%の濃度で用いることができる。高濃度の溶媒を好適なキャリア媒質と組み合わせる場合、考慮が必要な因子としては、臭気、燃焼性、分散性及び環境への影響である。
すすぎ補助剤組成物はまた、「濃縮形態」であることができ、そのような場合、1つの非限定的実施形態による濃縮された液状すすぎ補助剤組成物は、従来の液状すすぎ補助剤組成物に比べて、さらに少量の好適なキャリア媒質を含有する。例えば、濃縮系における好適なキャリア媒質の含有量は、例えば、すすぎ補助剤組成物の約30重量%〜約99.99重量%の量で存在してよい。濃縮系のすすぎ補助剤組成物における分散剤の含有量は、すすぎ補助剤組成物の約0.001重量%〜約10重量%の量で存在してよい。
(ヒドロトロープ)
いずれかのヒドロトロープをいずれかの好適な量で使用して、すすぎ補助剤組成物を製造してもよい。好適なヒドロトロープには、ナトリウムベンゼンスルホネート、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、及びこれらの混合物が含まれるが、これらに限定されない。
下記の参考文献は多種多様の好適なヒドロトロープを開示している:米国特許第6,130,194号、米国特許第5,942,485号;米国特許第5,478,503号;米国特許第5,478,502号;米国特許第6,482,786号;米国特許第6,218,345号;米国特許第6,191,083号;米国特許第6,162,778号;米国特許第6,152,152号;米国特許第5,540,865号;米国特許第5,342,549号;米国特許第4,966,724号;米国特許第4,438,024号;及び米国特許第3,933,671号。
(添加物質)
EGAS組成物に、いずれかの好適な量にて、いずれかの好適な補助剤材料を提供してもよい。1つの非限定実施形態では、EGAS組成物は、ナトリウム系抗腐食剤(例えば、ケイ酸ナトリウム)、着色剤(すなわち、染料、カラースペックル(color speckles)、及び顔料)、フリーラジカル阻害物質、ポリマー、被膜形成防止剤、染み付き防止剤、殺菌剤、殺真菌剤、漂白剤系、漂白剤スカベンジャー、一般的な食器ケア剤、及びこれらの混合物を含む1つ以上の補助材料を含むことができる。
(製品形態)
いずれかの物理的形態、例えば、固体、粉末、液体、ペースト、クリーム、ゲル、液体ゲル、及びこれらの組み合わせで使用してよいEGAS組成物は、いずれかの形態、例えば、水溶性又は水分散性袋、及びこれらの組み合わせに包装されて、ガラスケア活性塩を供給してもよい。EGAS組成物はまた、1回用量の形態であることができ、それが、自動食器洗い器具の洗浄及び/又はすすぎサイクルの間にガラスケア活性塩の制御放出(例えば、遅延された、継続させた、誘引された、又は持続放出)を可能にする。
EGAS組成物は、1回用量の形態であることができ、それが、自動食器洗い器具の洗浄及び/又はすすぎサイクルの間にガラスケア活性塩の制御放出(例えば、遅延された、継続させた、誘引された、又は持続放出)を可能にする。例えば、EGAS組成物は、洗浄及び/又はすすぎサイクルの間の両方に封入ガラスケア活性塩を放出させる、固体形態であることができる。
単一及び複数区画の水溶性袋も使用に好適であり得る。追加及び複数区画の製品の場合、EGAS組成物は、同じ物理形態である必要はない。別の非限定実施形態では、EGAS組成物は、非封入ガラスケア活性塩/漂白剤相互作用を有するすすぎ補助剤組成物に共通の関連する染み除去の欠点を持たずに、任意の漂白系を使用するために複数区画の袋にて配合されてもよい。
1つの非限定実施形態では、EGAS組成物は、有害な相互作用をすることなく、すすぎに有効量の封入ガラスケア活性塩を供給するために、ゲルとして配合されてもよい。別の非限定実施形態では、封入ガラスケア活性塩を含むEGAS組成物は、すすぎサイクルまでガラスケア活性塩の放出を遅延するように設計されることができる。
さらに別の実施形態では、使用に好適なEGAS組成物は、好適ないずれかの装置、例えば、自動食器洗いディスペンサー、ボトル(ポンプ付きボトル、スクイーズボトル)、ペーストディスペンサー、カプセル、複数の区画のボトル、複数の区画のカプセル、単一及び複数区画の水溶性袋、並びにこれらの組み合わせからも分配することができる。
(使用方法)
1つの実施形態では、汚れたガラス製品を洗浄する方法は、(a)アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ランタン、スズ、ガリウム、ストロンチウム、チタン、及びこれらの組み合わせを含む封入ガラスケア活性塩と;(b)界面活性剤、起泡抑制剤、キャリア、ヒドロトロープ、及びこれらの混合物を含む少なくとも1つのすすぎ補助剤構成成分と;(c)任意の補助材料とを含むEGAS組成物を用いて自動食器洗い機でガラス製品をすすぐことを含んでもよい。すすぎ補助剤は、いずれの形態で存在してもよく、その形態としては、液体、液体ゲル、ゲル、ペースト、クリーム、鋳型固体、粉末、錠剤、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
(キット)
1つの実施形態では、キットは、(a)包装、(b)使用説明書、及び(c)(i)アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ランタン、スズ、ガリウム、ストロンチウム、チタン、及びこれらの組み合わせを含む封入ガラスケア活性塩;(ii)界面活性剤、起泡抑制剤、キャリア、ヒドロトロープ、及びこれらの混合物を含む少なくとも1つのすすぎ補助剤構成成分;並びに(iii)任意の補助材料を含む、自動食器洗いに使用するのに好適なEGAS組成物を含んでもよい。
当業者が本発明を作製及び使用できるように、上述の説明を提供することができ、また特定の用途及びその要件との関連において上述の説明を提供することができる。実施形態の種々の改良は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般的原則は、本発明の主旨及び範囲を逸脱することなく他の実施形態及び用途に適用され得る。本発明の可能な実施形態は、示される実施形態に限定されることを意図しない。故に、以下に続く特定の実施形態は、本発明の作用を例示することのみを意図し、制限することを意図しないので、本発明は、本明細書に開示される原則、特徴、及び教示と一致する最も広い範囲と一致する。
本明細書全体にわたって記載されるあらゆる最大数値限定は、それよりも低いあらゆる数値限定も本明細書に明確に記載されたものとして含まれることを理解されたい。本明細書全体にわたって記載されるあらゆる最小数値限定は、それより大きいあらゆる数値限定も、本明細書に明確に記載されたものとして包含する。本明細書全体にわたって記載されるあらゆる数値範囲は、より広い数値範囲内にあるあらゆるより狭い数値範囲も、すべて本明細書に明確に記載されたものとして包含する。本明細書で記載される分子量は、全て数平均分子量である。
関連部分において引用されたすべての文書は、本明細書に参考として組み込まれるものの、いずれの文書の引用も、本発明に関する先行技術となり得ると認めるものとして解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. すすぎ補助剤組成物であって、
    a)ガラスケア活性塩を組成物の約0.01重量%〜約70重量%と;
    b)少なくとも1つのすすぎ補助剤構成成分と;
    c)任意に補助材料とを含むことを特徴とし、
    ここで、前記ガラスケア活性塩が、少なくとも1つの封入コーティングを前記ガラスケア活性塩に与える、少なくとも1つの封入剤により少なくとも部分的に封入されている、すすぎ補助剤組成物。
  2. 前記ガラスケア活性塩が、下記の特性:
    a)非破壊性であること、
    b)水溶性であること、
    c)水分散性であること、
    d)約40℃〜約50℃の温度範囲で溶解、分散及び/又は融解すること、
    e)コア粒子、コア粒子の集合体、プリル、小球、粒塊及びこれらの組み合わせ;並びに
    f)これらの組み合わせ、のうちの少なくとも1つを有する、請求項1記載の組成物。
  3. 前記ガラスケア活性塩の、洗浄液及び/又はすすぎ液への放出が、前記少なくとも1つの封入コーティングの溶解又は崩壊によって誘引される、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記液体組成物が、約0.1mM〜約10mMの前記ガラスケア活性塩又は錯体を、すすぎ液に供給する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 前記ガラスケア活性塩が、アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ランタン、スズ、ガリウム、ストロンチウム、チタン、又はこれらの組み合わせのうち少なくとも1つを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 前記ガラスケア活性塩が、水溶性アルミニウム塩、水不溶性アルミニウム塩、わずかに水溶性のアルミニウム塩、水溶性亜鉛塩、水不溶性亜鉛、わずかに水溶性の亜鉛塩、水溶性マグネシウム塩、水不溶性マグネシウム塩、わずかに水溶性のマグネシウム塩、水溶性カルシウム塩、水不溶性カルシウム塩、わずかに水溶性のカルシウム塩、及びこれらの混合物のうち少なくとも1つを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 前記少なくとも1つすすぎ補助剤構成成分が、界面活性剤、起泡抑制剤、キャリア、ヒドロトロープ、及びこれらの混合物うち少なくとも1つを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 前記少なくとも1つの封入コーティングの溶解又は崩壊が、時間、温度、硬度、界面張力、pH感応性、機械的作用、イオン強度、希釈、又はこれらの組み合わせのうち少なくとも1つを介して誘引される放出機構によって生じる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 前記少なくとも1つの封入剤が、脂肪酸、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ビルダー、水溶性セルロース及び/又はセルロースエーテル、ポリマー、ポリマーラテックス;ポリカルボキシレート材料、エチレンビニルアセテート、ポリビニルアルコール、融点が50〜65℃のポリエチレンワックス、天然ワックス、40〜94℃の融点を有するパラフィン又は微晶性ワックス、液体パラフィンワックス、アルコールワックス、合成樹脂、シリコーンオイル、石油ゼリー、無機コーティング、及びこれらの混合物のうち少なくとも1つを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 前記封入コーティングが、低臨界溶液温度ポリマーを実質的に含まず、前記少なくとも1つの封入剤が、非低臨界溶液ポリマー、ポリマーラテックス、ポリカルボキシレート材料、エチレンビニルアセテート、ポリビニルアルコール、及びこれらの混合物のうち少なくとも1つを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 前記封入コーティングが、アルキル化及び/又はヒドロキシアルキル化多糖類、セルロースエーテル、ポリイソプロピルアクリルアミン(polyisoproplylacrylamine)、ポリイソプロピルアクリルアミドのコポリマー、及びこれらの混合物を実質的に含まない非低臨界溶液ポリマーである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 前記組成物が、前記自動食器洗い器具の洗浄及び/又はすすぎサイクルの間に前記封入ガラスケア活性塩の制御放出を可能にする1回用量の形態であり:ここで、前記1回用量が、錠剤、単一区画の水溶性袋、又は複数区画の水溶性袋のうちの1つ以上の形態で提供される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. ガラス製品をすすぐ及び保護する方法であって、自動食器洗い機において前記ガラス製品を、請求項1〜12のいずれか1項に記載のすすぎ補助剤組成物を用いてすすぐ工程を含むことを特徴とする方法。
  14. ガラス製品をすすぐ及び保護する方法であって、
    (a)アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ランタン、スズ、ガリウム、ストロンチウム、チタン、及びこれらの組み合わせを含む封入ガラスケア活性塩と;
    (b)界面活性剤、起泡抑制剤、キャリア、ヒドロトロープ、及びこれらの混合物を含む少なくとも1つのすすぎ補助剤構成成分と;
    (a)任意に、ナトリウム系抗腐食剤、染料、着色剤、フリーラジカル阻害物質、ポリマー、被膜形成防止剤、染み付き防止剤、殺菌剤、殺真菌剤、漂白剤系、漂白スカベンジャー、一般的な食器ケア剤、及びこれらの混合物を含む補助材料とを含むすすぎ補助剤組成物を用いて、自動食器洗い機にて前記ガラス製品をすすぐ工程を含むことを特徴とし;
    ここで、前記組成物が、鋳型固体、粉末、錠剤、及びこれらの混合物の形態であり;前記ガラスケア活性塩が、少なくとも1つの封入コーティングを前記ガラスケア活性塩に与える少なくとも1つの封入剤によって少なくとも部分的に封入され;前記封入コーティングが、低臨界溶液温度ポリマーを実質的に含まない方法。
  15. 次を含むことを特徴とするキットであって:
    (a)包装;
    (b)使用説明書;及び
    (c)次を含むすすぎ補助剤組成物:
    (i)アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ランタン、スズ、ガリウム、ストロンチウム、チタン、及びこれらの組み合わせを含む封入ガラスケア活性塩;
    (ii)界面活性剤、起泡抑制剤、キャリア、ヒドロトロープ、及びこれらの混合物を含む少なくとも1つのすすぎ補助剤構成成分;並びに
    (iii)任意に補助材料;
    ここで、前記組成物が、洗浄及び/又はすすぎサイクルに約0.1mM〜約10mMのガラスケア活性塩又は錯体を供給し;前記組成物が、鋳型固体、粉末、液体、液体ゲル、ゲル、及びこれらの混合物であり;前記組成物が、鋳型固体又は粉末である場合、前記固体組成物が、低臨界溶液温度ポリマーを実質的に含まず、前記組成物が、任意に、錠剤として提供されるか、又は単一もしくは複数区画の水溶性袋に含有されているキット。
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