JP2006506119A - 引込式針を備えた使い捨て注射器 - Google Patents

引込式針を備えた使い捨て注射器 Download PDF

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Abstract

使い捨て注射器100であって、容器1のリップにその容器の内側から結合可能な針担持ソケット要素4が設けられること、針担持ソケット4と容器のリップの間の密閉ガスケット7を着座させる座部46が、前記リップに実現されること、ダブル・フック要素9が設けられて、針5の前記ソケット要素4の端部に向かうピストン・ストロークの後、ピストン2の逆ストローク中に容器1内でその引き込みを可能にすること、並びに弾性要素又はバネ8が、前記ダブル・フック要素9と前記容器のリップの端部との間に設けられ、圧縮された時、それが前記ダブル・フック要素9をその定位置に維持し、延長された時、容器1内で針5を戻らせるように作用することを特徴とする注射器。

Description

本発明は、引込式針を備えた使い捨て注射器に関する。
より詳しくは、本発明は、注射器の2回目の使用を防止するように引き込み可能な針が設けられた、上記の種類の注射器に関する。
周知の通り、プラスチック製支持体又はプラスチック製ソケットとの結合によって、針が外側から注射器の容器本体に付けられる、様々な種類の注射器が、既に市販されている。
使用後、前記針は通常、適切なキャップという保護を全くせずに、注射器と共に処分される。
このように、注射器の処分は、針と接触することによって病気を感染させる危険、つまり2人以上の使用者が注射器を使用した場合、或いは保護キャップを針に配置する間に穿刺があった場合、或いは針を保護するキャップを使用せずに注射器が投棄された場所で清掃要員が偶発的に針と接触した場合に起こり得る感染の危険を伴うことが明白である。
上記に鑑みて、上記の欠点を解決するために、過去に様々な解決方法が研究された。
しかし提案された解決方法のいずれも、決定的な形で上述の欠点を解決することを可能にしないが、それは、それらのいずれもが、使用の大幅な複雑さをもたらし、従来の使い捨て注射器で用いられた手順とは異なったものでそれらを使用することが必要となるからである。
さらに、寸法の縮小、及び注射器を構成する単片体の数によって、産業上の実現化が複雑になった。
提案された様々な解決方法の中で、針をその座部から開放するようにピストンを回転させ、そのピストンで針を引き離すことを提供する解決方法、或いはストロークの終わりで針を封鎖し、それを引っ掛け、これに続くピストンの上り局面中にそれを引き込めることができるフックを備えたピストンを提供する解決方法に言及することができる。
しかし上述のいずれも、一連の結果を引き起こすものであり、それらの中には、注射中に針が時期尚早に離れてしまうこと、或いは反跳や段差のためにデバイスの機能が危うくなることがある。
上記を鑑みて、本出願人は、上述の欠点を全て解決することが可能な使い捨て注射器を実現した。
したがって、本発明の主な目的は、使用し易く、簡単に実現できる注射器を提供することである。
本発明の他の目的は、使い捨て注射器であって、注射器の内容物を完全に使用したことを判定し、いかなる場合も注射前の薬剤の混合、及び注射器の確実な活動化を可能にし、一旦活動化限界を通過すると、同じ注射器は二度と使用することができないように、不可逆である注射器を提供することである。
本発明の他の目的は、安定性のある、即ち注射器の使用中、段差及び反跳を防止するように実現された使い捨て注射器である。
本発明の他の目的は、低コストで、実現化し易く、極めて少数の組み立て片から成る注射器を提供することである。
本発明の他の目的は、上記種類の極めて使用し易い注射器であって、その使用前に注射器本体に指示された、視認可能な不可逆限界を通過しないよう注意を払う以外は、さらなる手順が使用者によって全く必要とされない注射器を提供することである。
したがって、本発明の具体的な目的は、引込式針を備えた使い捨て注射器において、容器の内側に面した端部にガスケットが設けられるピストン要素を、滑動して挿入するための後開端部と、針を結合するためのリップと、非使用時用の針用保護キャップとが設けられた同様の前開端部とを有する容器を備える注射器であって、容器の前記リップにその容器の内側から結合可能な針担持ソケット要素が設けられること、針担持ソケットと容器のリップの間の密閉ガスケットを着座させる座部が、前記リップに実現されること、ダブル・フック要素が設けられて、針の前記ソケット要素の端部に向かうピストン・ストロークの後、ピストンの逆ストローク中に容器内でその引き込みを可能にすること、並びに弾性要素又はバネが、前記ダブル・フック要素と前記容器のリップの端部との間に設けられ、圧縮された時、それが前記ダブル・フック要素をその定位置に維持し、延長された時、容器内で針を戻らせるように作用することを特徴とする注射器である。
本発明によれば、不可逆点が前記容器に指示されて、ピストン作動の不可逆性を指示する。
本発明によれば必ず、前記針用ソケット要素は、ダブル・フック要素を球面結合させる蝶番と、座部からソケット要素を並進させる始動部と、ダブル・フック要素の突起部の固定接合部用の座部と、前記ダブル・フック要素用の停止部と、前記弾性要素又はバネ用の座部と、ソケットと注射器本体の間の前記密閉ガスケットのための座部と、前記針用の円錐状始動部を有する座部と、誤差が縮小された壁とを提供する。
本発明によれば必ず、前記ダブル・フック要素は、空洞の円柱を提供し、これにその上方部分に大きな縦方向の切り込みと、前記中央の円柱本体に結合され、それに関して対照に設けられ、前記ソケット要素に実現された「ひじ」座部と結合する側方突起部とが設けられ、角度が縮小された蝶番に応じて設けられたその端部は、その軸の周囲及び底部では、突起部との部分的な回転しか可能にせず、前記突起部には、前記針担持ソケットとの不可逆的な引っ掛けが備えられる
ダブル・フック要素には、複数の側方突起部が設けられることが好ましい。
さらに本発明によれば、複数の弾性要素又はバネを連続配置して設けることができる。
本発明によれば、前記ピストンは、それぞれの形状を有することができる。
さらに、本発明によれば、前記ダブル・フック要素は、溶接又は固定接合によって、針担持ソケットと結合することができる。
さらに本発明によれば、前記針担持ソケット要素は、下向きの垂直な動きを、前記密閉ガスケットと結合する力によって阻止されたままであり、又前記注射器リップに実現された適切な座部によって、適切な座部で注射本体に係合するダブル・フック要素の前記突起部による上向きの垂直な動きを阻止されたままであり、横方向の動きを、ソケット要素と注射器本体の最小誤差による結合によって阻止されたままであり、注射器の軸の周りの回転運動を、抵抗によって阻止されたままである。
本発明によれば必ず、前記弾性要素又はバネと、前記密閉ガスケットは、注射局面中に圧縮されて、前記ダブル・フック要素を注射器本体に上向きに押し付けて、前記ダブル・フック要素を定位置に維持する助けとなる。
本発明によれば必ず、前記ピストンは、前記不可逆点を通過すると、ダブル・フック要素のフック・デバイスを作動状態にして、側方突起部の回転による締りを引き起こし、そのようにして、前記「ひざ」要素を、注射器本体との拘束から開放し、前記ダブル・フック要素は、固定接合部が設けられた突起部によって下向きに滑動して、針担持ソケット要素に掛かり、そのようにしてこのソケット要素と単一のアセンブリを実現するが、針―針担持ソケット要素―ダブル・フック要素のアセンブリは、弾性要素又はバネの作用によって後ろ向きに滑動し、その延長ストロークで前記針を容器内に引き入れ、ピストンへの押圧作用によって開放される。
本発明による注射器を構成する要素は、好ましくは変形可能な材料から成る。
次に本発明を、限定する目的ではなく、例示的目的で、その好ましい実施例によって、特にここに同封する図面の図を参照して、記述する。
次にここに同封する全ての図面を見ると、参照番号100で全体を示す本発明による注射器は、以下の、既に市販されている標準型注射器にも存在する構成要素、即ち円柱容器1、ピストン2、ピストン2用密閉ガスケット3、スチール針5を係合させるソケット4、並びに注射器100の使用前及び使用後に針5を保護するキャップ6を提供する。
本発明による注射器100は、3つの追加の要素、即ち密閉ガスケット7、バネ8、及び以下にスパイダ要素としても示すダブル・フック要素9を提供するが、前記要素及びそれらの機能は、以下にさらに詳しく述べる。
以下の記述から明確に分かるように、本発明による注射器100は、注射する物質の混合、注射の実行、及び血液の抜取りを可能にする。
本発明の注射器100の構造は、針引き込みデバイスを開放せず、機構を起動せずにその使用を提供し、針の使用を不可逆にする。
次にここに同封する様々な図をより詳しく見て、本発明による注射器100の革新的な部分を述べる。
本発明による注射器100の容器1は、標準型注射器と同様であるが、針5は、内側から針5を含み、外側からは含まない。
特に、図2から明確に分かるように、容器1の前記リップは、丸みを帯びた外側形状を有し、ダブル・フック9用の固定用座部11、針5担持ソケット4を受け取る、誤差が縮小された壁12、密閉ガスケット7用の座部、バネ8用の座部14、並びに不可逆点の指示15を提供する。
ピストン2に関して、これは平坦な底部を備えた標準型の注射器で使用するものと同じである。ピストン2を密閉するガスケット3も、標準型の平坦底部の注射器で使用するものと同じである。
次に針5ソケット4を見ると(ここに同封する図4も参照されたい)、これは、本発明によって提案する解決方法の革新的な主たる特徴の1つである。まず、前記ソケット4は、標準型注射器と同様に、容器1の外側ではなく、内側に取り付けられる。
前記ソケット4(特に図2を参照されたい)は、ダブル・フック要素9を球面結合させる蝶番41と、ソケット4の座部を並進させる始動部42、ダブル・フック要素9の突起部の固定接合部用座部43、ダブル・フック要素9の停止部、バネ8用の座部、ソケット4と注射器100本体1の間の密閉ガスケット用の座部46、針5を結合させる円錐状始動部を備えた座部47、並びに注射器100本体1に対して誤差が縮小された壁を提供する。
針5も、従来のものと実質的に同じであり、前記ソケット4に取り付けられる。
キャップ6に関して、これは従来のものと実質的に同じであり、リップ4が従来のキャップに対してより大きな直径を有するので、より広い円錐を特徴とする。キャップ6の配置は、いずれの場合もリップ4への簡単な圧力によって得られる。
本発明によって提案する密閉ガスケット7は、注射中の注射器内に含まれる液体の漏れを、最小限のものをも防止するのに必須である。天然ゴムの環から成るこのガスケットの、注射100本体1の間における存在は、著しく重要である。これは本体のリップと針5担持ソケット4の間に設けられ、特に前記要素を受け取るような形状である。
バネ8に関して、これは針5が容器1内に引き込まれることを可能にする。前記バネ8は、針5担持ソケット4内の、注射器100本体1のリップに部分的に得られた座部内に収容される。
次にダブル・フック要素9をより詳しく述べ、図5も見ると、これは、針5担持ソケット4と共に、本発明によって紹介する最大の新規性を備える。
これは、複雑な幾何学の要素であって、空洞の円柱91を提供するが、それは上方部に実現された大きな縦方向の切り込み92をと、側方突起部93、94とを有し、それらの突起部は、参照番号95によって指示される点と一致して中央の円柱本体91と接合され、円柱本体91に関して対称に設けられる。
前記突起部93、94は、断面で見ると、「ひざ」96内に固定される2本のロッド93、94として図式化することができ、ソケット4に実現された縮小角度の蝶番内にある端部97が、その軸の周りの回転を部分的にしか可能にしない。
さらに2つの突起部98が設けられるが、円柱本体91に対して対称であり、針5担持ソケット4を不可逆的に引っ掛ける端部99が設けられる。
以下に、本発明による注射器100の動作を述べ、そのようにしてここに紹介する全ての革新的な特徴を明らかにすることを可能にする。
針5担持ソケット4は、注射器100内に配置され、どのような動きも阻止されている。特にソケット4の垂直方向の下向きの動きは、ゴム密閉ガスケット7と注射器100のリップに得られた適切な座部13との間の結合力によって防止され、同時に、上向きの垂直方向の動きは、適切な座部11の注射器100本体に当接するダブル・フック要素9の突起部によって防止される。
ソケット4の横方向の動きに関しては、ソケット4―注射器100本体1の、最小誤差しかもたらさない結合から抑制が成り立ち、一方注射器の軸100の周りの回転運動は、注射器100本体1とダブル・フック要素9のひざ96との間の力トルクの抵抗によって防止される。
バネ8及び密閉ガスケット7は圧縮され、ダブル・フック要素9を、前記座部11と一致して、注射器100本体1に上向きに押し付けて、それを定位置に維持する助けとなる。
注射中、ピストン2が、ボタンに向かって移動し、容器1に視認可能な印によって指示された不可逆点15を一旦通過すると、ピストン2は、フック・デバイス99を作動状態にするように作用し、同時にダブル・フック要素9に作用して、それを下に押し下げる。
前記押し下げによって、側方突起部93、94が回転変形して、注射器100本体1に実現された座部11からひざ96を開放することが可能になる。ダブル・フック要素9は、下向きに滑動して、固定接合要素99と共に突起部98によって、結合座部43と一致して、針5担持ソケット4に掛かり、そのようにしてこのソケット4と単一のアセンブリを実現する。
前記動作は、二度とダブル・フック要素9を始動条件に戻すことは不可能となるように、不可逆性である。
針5、針5担持ソケット4、及びダブル・フック要素9から成るアセンブリは、バネ8の作用によって後ろ向けに滑動し、バネは復元して針5を引き入れる。
バネ8はピストン2にも作用し、それによってピストンが後退して、容器1内に針5を受け取るスペースを空ける。
図3は、容器1のリップを断面で示し、針5ソケット4、作動位置にあるダブル・フック要素9、バネ8、及び圧縮された密閉ガスケット7を明らかにする。ピストン2の推進によって、側方突起部93、94が回転によって変形して、ひざ96を注射器100本体1に実現された座部11から開放することが可能になる。ダブル・フック要素9は、下向きに滑動して、固定接合要素99が設けられた突起部98によって、結合座部43と一致して、針5担持ソケット4と掛かり、そのようにしてこのソケット4と単一のアセンブリを実現する。
本発明を、好ましい実施例によって、限定する目的ではなく、例示的目的で記述したが、言うまでもなく、当業者によって、ここに同封する請求項に規定する通りの該当範囲から逸脱せずに、修正形態及び/又は変更形態を行なうことができる。
本発明による使い捨て注射器の、部分的に断面図となった透視図である。 図1の使い捨て注射器のある箇所の、部分的に断面図となった透視図である。 図2のその箇所のより詳しい、部分的に断面図となった透視図である。 前記図に示す注射器の針担持ソケットの、部分的に切り取った、詳しい立体透視図である。 前記図に示す注射器のダブル・フック要素の、部分的に切り取った、詳しい立体透視図である。

Claims (20)

  1. 引込式針を備えた使い捨て注射器において、容器の内側に面した端部にガスケットが設けられたピストン要素を、滑動して挿入するための後開端部と、針を結合するためのリップと、非使用時用の針用保護キャップとが設けられた同様の前開端部とを有する容器を備える注射器であって、容器の前記リップにその容器の内側から結合可能な針担持ソケット要素が設けられること、針担持ソケットと容器のリップの間の密閉ガスケットを着座させる座部が、前記リップに実現されること、ダブル・フック要素が設けられて、針の前記ソケット要素の端部に向かうピストン・ストロークの後、ピストンの逆ストローク中に容器内でその引き込みを可能にすること、並びに弾性要素又はバネが、前記ダブル・フック要素と前記容器のリップの端部との間に設けられ、圧縮された時、それが前記ダブル・フック要素をその定位置に維持し、延長された時、容器内で針を戻らせるように作用することを特徴とする注射器。
  2. 密閉ガスケットを収容する座部が、針担持ソケット要素と容器のリップとの間に実現されることを特徴とする、請求項1に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  3. 不可逆点が、前記容器に指示されて、ピストン作用の不可逆性を指示することを特徴とする、請求項1又は2に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  4. 前記針用ソケット要素が、ダブル・フック要素を球面結合させる蝶番と、座部からソケット要素を並進させる始動部と、ダブル・フック要素の突起部の固定接合部用の座部と、前記ダブル・フック要素用の停止部と、前記弾性要素又はバネ用の座部とを提供することを特徴とする、前記請求項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  5. ダブル・フック要素を結合させる前記手段が、ダブル・フック要素を球面結合させる蝶番から成ることを特徴とする、請求項4に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  6. 前記針担持ソケットが、ソケットと注射本体の間の前記密閉ガスケット用の座部を提供することを特徴とする、請求項4又は5に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  7. 前記ダブル・フック要素が、空洞の円柱を提供し、これにその上方部分に大きな縦方向の切り込みと、前記中央の円柱本体に結合され、それに関して対照に設けられ、前記ソケット要素に実現された「ひじ」座部と結合する突起部とが設けられ、角度が縮小された蝶番に応じて設けられたその端部が、その軸の周囲での回転を部分的にしか可能にせず、底部では、突起部との回転を可能にし、前記突起部には、前記針担持ソケットとの不可逆的な引っ掛けが備えられることを特徴とする、前記請求項の一項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  8. 前記中央空洞要素が、実質的に円柱形状を有することを特徴とする、請求項7に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  9. 前記中央空洞本体の上方に、大きな縦方向の切り込みが設けられることを特徴とする、請求項7又は8に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  10. 前記座部が「ひざ」の形状を有することを特徴とする、請求項7、8、又は9に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  11. 前記端部が、角度が縮小された蝶番の構成によって設けられることを特徴とする、請求項7、8、9、又は10に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  12. 変形可能な材料が使用されることを特徴とする、前記請求項の一項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  13. 複数の側方突起部が、ダブル・フック要素に設けられることを特徴とする、前記請求項の一項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  14. 複数の弾性要素又はバネが連続配置して設けられることを特徴とする、前記請求項の一項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  15. 前記ピストンが、必要なそれぞれの形状を有することを特徴とする、前記請求項の一項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  16. 前記ダブル・フック要素が、溶接又は固定接合によって、針担持ソケットと結合されることを特徴とする、前記請求項の一項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  17. 前記針担持ソケット要素が、下向きの垂直な動きを、前記密閉ガスケットと結合する力によって阻止されたままであり、又前記注射器リップに実現された適切な座部によって、適切な座部で注射本体に係合するダブル・フック要素の前記突起部による上向きの垂直な動きを阻止されたままであり、横方向の動きを、ソケット要素と注射器本体の最小誤差による結合によって阻止されたままであり、注射器の軸の周りの回転運動を、抵抗によって阻止されたままであることを特徴とする、前記請求項の一項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  18. 前記弾性要素又はバネと、前記密閉ガスケットが、注射局面中に圧縮されて、前記ダブル・フック要素を注射器本体に上向きに押し付けて、前記ダブル・フック要素を定位置に維持する助けとなることを特徴とする、前記請求項の一項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  19. 前記ピストンが、前記不可逆点を通過すると、ダブル・フック要素のフック・デバイスを作動状態にして、側方突起部の回転による締りを引き起こし、そのようにして、前記「ひざ」要素を、注射器本体との拘束から開放し、前記ダブル・フック要素が、固定接合部が設けられた突起部によって下向きに滑動して、針担持ソケット要素に掛かり、そのようにしてこのソケット要素と単一のアセンブリを実現するが、針―針担持ソケット要素―ダブル・フック要素のアセンブリは、弾性要素又はバネの作用によって後ろ向きに滑動し、その延長ストロークで前記針を容器内に引き入れ、ピストンへの押圧作用によって開放されることを特徴とする、前記請求項の一項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
  20. 実質的に図示し、記述する通りの、前記請求項の一項に記載の引込式針を備えた使い捨て注射器。
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