JP2504866B2 - 退却可能な針を有する皮下注射器 - Google Patents

退却可能な針を有する皮下注射器

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JP2504866B2
JP2504866B2 JP2401754A JP40175490A JP2504866B2 JP 2504866 B2 JP2504866 B2 JP 2504866B2 JP 2401754 A JP2401754 A JP 2401754A JP 40175490 A JP40175490 A JP 40175490A JP 2504866 B2 JP2504866 B2 JP 2504866B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本特許出願は、1989年3月13日付
けで出願した本出願人による特許出願第07/322,282号
の一部継続出願に基づくものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】汚染さ
れた皮下注射器により感染する恐れのある最近のエイズ
ウィルスにより、幾つかの退却可能な針を有する皮下注
射器が発明され、特許を受けている。使用後、針を注射
器外筒内に退却させることは、「針の突き刺し」、即
ち、注射器の使用後、注射をした人間に誤って針が突き
刺さる恐れを軽減するものである。最近特許を受けた退
却可能な有する注射器には、米国特許第4,692,156号
(ハーラー(Haller))、第4,675,005号(デルシア(D
eLuccia))、第4,747,830号(グロイヤー(Gloyer等)
及び本出願人の特許第4,790,822号がある。これら各特
許は、使用に適した特許を開示するものの、競争し得る
コストにて大量生産するのに十分簡単な構造であるもの
は皆無であるようである。全体として各特許は、鉄キャ
リアをプランジャにロック止めし、又はキャリアを外筒
内に密閉するための複雑なロック止め又はロック止め機
構を開示している。
【0002】皮下注射器は使い捨て型であり、一回しか
使用されないという実際的な事情を考慮して、本出願人
は低廉に製造することが出来、十分に機能する簡単な形
式の上記特許に係る注射器を開発した。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、退却可能な針
を有する皮下注射器にして、両端が開放し、下端に内方
に伸長するリップ(11)を有し、上端に指フランジ
(12)を有する半剛性の変形可能なプラスチックから
成る中空の円筒状外筒(10)と、前記外筒(10)内
に取り付けられて前記リップ上に着座する針キャリア
(20)であって、該キャリアの外径と前記外筒の内壁
との摩擦密封係合により適所に保持され、前記外筒(1
0)の下端の穴を通って伸長する伸長部(24)を有す
る剛性な円筒状の前記針キャリア(20)と、前記キャ
リア(20)の直上部にて前記外筒(10)の内壁上を
内方に伸長し、使用中、前記キャリア(20)を的所に
保持するのを支援する内側ショルダ部(10a、10
b)と、前記伸長部(24)に取り付けられた皮下針
(90)と、開放した上端を通って、前記外筒(10)
内に摺動可能に取り付けられたプランジャ(50)であ
って、該プランジャと前記キャリア(20)との間に流
体チャンバ(100)を画成する前記プランジャ(5
0)と、前記キャリア(20)及び伸長部(24)を通
って前記針(90)と前記チャンバ(100)とを流体
連通させる中央穴(21、22)と、前記チャンバ(1
00)付近にて前記キャリア(20)に形成され、前記
中央(21、22)と同軸状の拡大穴(23)と、前記
プランジャ(50)の下端から伸長する軸(80)と、
前記軸(80)の下端に形成され、前記拡大穴(23)
内にロック止めされ得るようにしたハブ(81)と、前
記プランジャ(50)上に設けられ、前記ハブ(81)
が前記拡大穴(23)に係合したとき、前記ショルダ部
(10a、10b)が変形させ、前記キャリア(20)
の釈放を可能とさせる拡張手段(60)とを備えてい
る。キャリア及び針がショルダ部から釈放されて退却さ
れた後に、更に、ハブはキャリア内で折られて流体路を
遮断し、注射器が更に使用されるを阻止することが出来
る。
【0004】キャリアと外筒との摩擦シールは、何回も
外筒内で動かした後には、その正規な状態が失われるの
が、少なくとも一回の使用に対しては十分なシール効果
を提供する。本発明が従来の技術と相違する点は、以下
の通りである。キャリア20の位置決めは単に外筒1
0の内壁の内方に伸長するショルダ部10a、10b
(又は10c、10d)により行われているのみのた
め、プランジャ50とキャリア20の係合時には、プラ
ンジャ50(又はキャリア20)の軸80(80a)の
ハブ81がキャリア20(又はプランジャ50)の拡大
穴23に直進的に係合嵌入させた後にプランジャ50を
該ショルダ部を外方へ変形させつつ直進的に退却させる
のみでよく、従来の特開平3−97468号及び国際公
開第WO89/10151号の如くピストンと針キャリ
アとを係合させた後に針キャリアと外筒との螺合を解除
するためにピストンの回転作業を必要としたり特開平2
−11164号の如く針キャリアの保持及び保持解除の
ためのスライドロック部材及びその操作を必要としたり
するものに比して、余分な部材及び余分な操作は不要で
あるから、構成を簡単化し得ると共に、現実問題として
操作が極めて容易でありかつ安定している。キャリア
20が予じめ外筒10のショルド部10a、10b(又
は10c、10d)により所定位置にしっかりと保持さ
れているので、実開平1−172842号の如く針キャ
リアの位置決めが不十分で遊動し易いものに比して、キ
ャリア20(針90と一体)がぐらつき摺動することな
くその構成自体が安定で針で人体を傷つける等のおそれ
がなく、しかもプランジャ50(又はキャリア20)の
軸80(80a)のハブ81がキャリア20(又はプラ
ンジャ50)の拡大穴23に係合嵌入されるときに、そ
の係合嵌入作業も安定的かつ正確にに行える。互に係
合したキャリア及びプランジャを退却摺動させるときに
も、ショルダ部がキャリアに摩擦的に接触して適度の摺
動抵抗を与えるので、操作感触が良く操作を安定的に行
え、ミス操作を防止できる。前記拡張手段としてプラ
ンジャに関着したシールを兼用させるようにすれば、そ
れだけ部品点数を低減でき構成を簡単化し得る。
【0005】
【実施例】以下、同様の部品は同様の参照符号で表示し
た添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例につい
て詳細に説明する。
【0006】図1乃至図3には、全ての構成要素と共に
本発明の退却可能な針を有する皮下注射器の前提となる
参考例が示されている。注射器は、一端に標準型の指フ
ランジ12が設けられ、他端に半径方向内方に伸長する
リップ11を有する中空円筒状の外筒10を備えて示さ
れている。硬質なプラスチックから成る剛性な針キャリ
ア20がフランジ付き端部の穴を通じて外筒10内に挿
入され、リップ11に着座しており、伸長部24が外筒
10の外方に伸長している。カニューレ90が該カニュ
ーレ90と一体のスリーブ30を通じて摩擦嵌めにより
伸長部24に取り付けられている。該カニューレ90
は、使用前の保護のための保護シース40が設けられて
いる。周囲にゴムシール60が固着された軸80を有す
るプランジャ50が外筒10内に挿入され、注射器は使
用可能な状態にある。このように、注射器全体は僅か6
つの別個の部品のみから成っている。リップ11を提供
するために針取付伸長部24を外筒10の下端から取り
外せば、キャリア及びプランジャが標準型の注射器にお
けるものと異なるだけである。従来の注射器を基本にし
た実施例において、プランジャシールでさえ再使用され
る。
【0007】次に、図2を参照すると、新規な部品が詳
細に図示されている。キャリア20はリップ11に着座
し、伸長部24が外筒10から外方に伸長している。該
キャリアの外径は、外筒10の内壁ときちっと摩擦密封
し得る寸法にしてある。外筒10の内壁及びキャリア2
0の外径は、製造が容易であるよう比較的滑らかにして
ある。異なる材料の構造体の場合、隙間を調整し、キャ
リア20が最小の力で退却され得るようにする一方、シ
ールが提供されるようにしなければならない。カニュー
レ90と一体のスリーブ30は、通常緊密な摩擦嵌めに
よって伸長部24に固着される。しかし、一般に使用さ
れる接着剤のような付加的な固着手段を使用してもよ
い。中央穴21がキャリア20を通って伸長し、カニュ
ーレ90と流体チャンバ100との間を流体連通させ
る。中央穴21の上端付近には、拡大穴23を有する中
空チャンバ22が設けられる。
【0008】プランジャ50は外筒10内に摺動可能に
取り付けられる。軸80はプランジャ50の下端52か
ら伸長する。軸80の下端には、キャリア20の拡大穴
23内に整合しかつロック止めし得るようにされたハブ
81がある。軸80のプランジャ下端52とハブ81と
の間の部分にゴムシール60が嵌着され、このゴムシー
ル60は、軸80に設けた1対の拡径ショルダ部83、
82により強固に保持される。
【0009】図3を参照すると、外筒10内に退却させ
たカニューレ90が図示されている。ハブ81は、拡大
穴23に対して、その係合部84が拡大穴23の上部内
面25に係合されることにより、係止されている。軸8
0は、ハブ81の上方でせん断可能であるため、ハブ8
1を拡大穴23内で破損させ、流体通路21を効果的に
遮断することが出来る。予め形成された有孔部分(図示
せず)を設け、せん断を可能にする一方、カニューレ9
0を備えたキャリア20が外筒10内に引き込むのに十
分な引張り力を提供し得るようにすることが出来る。
【0010】使用中、プランジャ50は外筒10内にて
下方へ押圧され、図2に示すように、ハブ81とキャリ
ア20との間に確実な接触状態を生ずる。その後、カニ
ューレ90を注射されるべき流体内に挿入し、プランジ
ャ50を退化させることにより、流体をチャンバ100
内に吸引することが出来る。流体内に吸引された空気
は、注射器を逆さにして叩き、気泡がカニューレの端部
まで上昇し、プランジャを加圧して流体をカニューレ外
に出す通常の方法により除去することが出来る。その
後、流体を注射することが出来る。カニューレを患者か
ら抜き取ったならば直ちに、更にプランジャを加圧し、
ハブ81をキャリア20の拡大穴23に係合させる。ハ
ブ81がキャルア20に係合した後、カニューレ90を
有する針キャリア20を外筒10内に退却させる。最後
に、ハブ81を折り取って軸80から分離させ、折って
残ったハブ81部分はキャリア20と共に残ってそれ以
降注射器が使用されるのを防止する。
【0011】構造体の材料は全て、従来形式のものであ
る。例えば、外筒10は、使い捨て可能な注射器におい
て現在一般的に使用されてい透明な硬質又は軟質プラス
チック製とすることが出来る。プランジャ50、及び針
キャリア20は、硬質プラスチック製であり、プランジ
ャシール60は、医療の目的に適した標準的なゴム製で
ある。
【0012】図4は、本発明の退却可能な針を有する皮
下注射器の第1実施例が示されており、同図中、図1乃
至図3と同一部分は同一符号を付す。外筒10を軟質で
変形可能な形式のプラスチック製であり、外筒10の内
面壁の針キャリア20の直上部に対応する位置に半径方
向内に伸長するショルダ部10a、10bを備えてい
る。このショルダ部10a、10bは、参照用に本明細
書に含めた本出願人の上記米国特許第4,790,82
2号に開示したショルダ部108に対応するものであ
る。図4を参照すると、本出願人が前記米国特許にて開
示したT字型ヘッド109及び別部材の截頭円錐形のス
ナップリング110に代えて、本明細書で開示したハブ
81、及び拡大穴23を有する軸80が使用されてい
る。ショルダ部10a、10bがキャリア20を下方位
置に保持せしめている。この場合、プランジャ50のゴ
ムシール60が前記ショルダ部10a、10bを拡張さ
せる拡張手段を兼ねている。即ち、図4に示す如くハブ
81が拡大穴23に係合したとき、ゴムシール60がシ
ョルダ部10a、10bを半径方向外方へ押圧して外筒
10の壁を外方へ変形させ、キャリア20の釈放を可能
とし、その退却を許容する。
【0013】更に、図5には本発明の第2実施例が示さ
れている。図5中、軸80a、及び拡大穴23の位置は
図4の場合とは逆にし、キャリア20の軸80aに中央
穴21が伸長している。そして、プランジャ50の拡大
穴23がキャリア20のハブ81に係合すると同時に、
プランジャ50の下端に嵌着したゴムシール60′(拡
張手段)がショルダ部10c、10dを半径方向外方へ
拡張させて、キャリア20の釈放及び退却を可能とす
る。更に、図6に示すように、軸80aに沿って長手方
向スロット90a乃至90dを提供し、ハブ81に幾分
かの可撓性を提供し、ハブ81がピストン50の下端の
ロック止め穴23内に容易にロック止めされるようにす
る。同様に、図4に示すように、軸80がプランジャ5
0の側に設けられている場合、該軸80を中空にし、縦
スロット90a乃至90dが同様にハブ81が可撓性を
提供するようにしてもよい。かかる可撓性により、ハブ
81は中央穴21の端部に入るとき、内方にへこみ、次
に、拡大穴23に入るときに、外方に弾性的に広がりハ
ブ81の係合部84(又は84a)によるロック止め係
合が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の退却可能な針を有する注射器の前提と
なる参考例の全ての部品を示す分解斜視図である。
【図2】前記参考例の注射器の下端の一部断面図とした
側面図である。
【図3】前記参考例において針が退却し、ハブを破損さ
せた、組み立てられた注射器の下端の一部断面を示す側
面図である。
【図4】本発明の注射器の第1の実施例の下端の一部断
面図とした側面図である。
【図5】本発明の注射器の第2の実施例の下端の一部断
面図とした側面図である。
【図6】本発明の実施例の全てに使用することの出来る
別のハブの一部断面図とした斜視図である。
【符号の説明】
10 外筒 10a〜10d ショルダ部 11 リップ 12 指フランジ 20 針キャリア 21 中央穴 24 伸長部 30 スリーブ 50 プランジャ 60、60′ ゴムシール(拡張手段) 80 軸 81 ハブ 84 係合部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】退却可能な針を有する皮下注射器にして、 両端が開放し、下端に内方に伸長するリップ(11)を
    有し、上端に指フランジ(12)を有する半剛性の変形
    可能なプラスチックから成る中空の円筒状外筒(10)
    と、 前記外筒(10)内に取り付けられて前記リップ上に着
    座する針キャリア(20)であって、該キャリアの外径
    と前記外筒の内壁との摩擦密封係合により適所に保持さ
    れ、前記外筒(10)の下端の穴を通って伸長する伸長
    部(24)を有する剛性な円筒状の前記針キャリア(2
    0)と、 前記キャリア(20)の直上部にて前記外筒(10)の
    内壁上を内方に伸長し、使用中、前記キャリア(20)
    を適所に保持するのを支援する内側ショルダ部(10
    a、10b)と、 前記伸長部(24)に取り付けられた皮下針(90)
    と、 開放した上端を通って、前記外筒(10)内に摺動可能
    に取り付けられたプランジャ(50)であって、該プラ
    ンジャと前記キャリア(20)との間に流体チャンバ
    (100)を画成する前記プランジャ(50)と、 前記キャリア(20)及び伸長部(24)を通って前記
    針(90)と前記チャンバ(100)とを流体連通させ
    る中央穴(21、22)と、 前記チャンバ(100)付近にて前記キャリア(20)
    に形成され、前記中央穴(21、22)と同軸状の拡大
    穴(23)と、 前記プランジャ(50)の下端から伸長する軸(80)
    と、 前記軸(80)の下端に形成され、前記拡大穴(23)
    内にロック止めされ得るようにしたハブ(81)と、 前記プランジャ(50)上に設けられ、前記ハブ(8
    1)が前記拡大穴(23)に係合したとき、前記外筒の
    ショルダ部(10a、10b)近傍部を変形させ、前記
    キャリア(20)の釈放を可能とさせる拡張手段(6
    0)とを備えることを特徴とする皮下注射器。
  2. 【請求項2】請求項1の皮下注射器にして、前記軸(8
    0)が前記ハブ(81)上方にてせん断可能であり、使
    用後、前記ハブが破損され、前記穴内に残され得るよう
    にしたことを特徴とする皮下注射器。
  3. 【請求項3】請求項1の皮下注射器にして、前記拡張手
    段(60)は、前記プランジャ(50)と前記ハブ(8
    1)との間にて前記軸の周囲に固着されたプランジャシ
    ール部材(60)であることを特徴とする皮下注射器。
  4. 【請求項4】請求項3の皮下注射器にして、前記軸(8
    0)の周囲に形成され、前記シール(60)を前記軸の
    周囲に保持する少なくとも一つのショルダー部(82、
    83)を更に備えることを特徴とする皮下注射器。
  5. 【請求項5】請求項1の皮下注射器にして、前記軸(8
    0)が中空であり、その外周に沿って長手方向スロット
    (90a〜90d)が設けられ、前記ハブ(81)は中
    央穴(21、22)に入るときに内方にへこみ、かつ前
    記拡大穴(23)に入るとき拡張して、該拡大穴とロッ
    ク止め可能に係合することを特徴とする皮下注射器。
  6. 【請求項6】退却可能な針を有する皮下注射器にして、 両端が開放し、下端に内方に伸長するリップ(11)を
    有し、上端に指フランジ(12)を有する中空の円筒状
    外筒(10)と、 前記外筒内に取り付けられて前記リップ(11)上に着
    座するキャリア(20)であって、該キャリアの外径と
    前記外筒(10)の内壁との摩擦密封係合により適所に
    保持され、前記外筒の下端の穴を通って伸長する伸長部
    (24)を有する剛性な円筒状の前記針キャリア(2
    0)と、 前記キャリア(20)の直上部にて前記外筒(10)の
    内壁上を内方に伸長し、使用中、前記キャリア(20)
    を適所に保持するのを支援する内部ショルダ部(10
    c、10d)と、 前記伸長部に取り付けられた皮下針(90)と、 開放した上端を通って、前記外筒(10)内に摺動可能
    に取り付けられ、かつ前記キャリア(20)と前記プラ
    ンジャ(50)との間に流体チャンバ(100)を画成
    するプランジャ(50)と、 前記チャンバ(100)付近にて前記プランジャの下端
    に形成された拡大穴(23)と、 前記キャリヤ(20)の上端から伸長する軸(80a)
    と、 前記キャリヤ(20)、伸長部(24)及び軸(80
    a)を通って前記針(90)と前記チャンバ(100)
    とを流体連通させる中央穴(21、22)と、 前記拡大穴内にロック止めされ得るようにした前記軸の
    上端のハブ(80b)と、 前記プランジャ(50)上に設けられ、前記ハブ(80
    b)が前記拡大穴(23)に係合したとき、前記外筒の
    ショルダ部(10c、10d)近傍部を変形させ、前記
    キャリア(20)の釈放を可能とさせる拡張手段(6
    0′)とを備えることを特徴とする皮下注射器。
  7. 【請求項7】請求項6の皮下注射器にして、前記軸(8
    0a)が、その外周に沿って長手方向スロット(90a
    〜90d)が設けられ、前記ハブ(80b)に可撓性を
    提供し、前記ハブが前記拡大穴(23)にロック止めさ
    れるのを許容することを特徴とする皮下注射器。
  8. 【請求項8】請求項7の皮下注射器にして、前記外筒
    (10)が半剛性の変形可能なプラスチックから成るこ
    とを特徴とする皮下注射器。
JP2401754A 1989-12-12 1990-12-12 退却可能な針を有する皮下注射器 Expired - Lifetime JP2504866B2 (ja)

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US449971 1989-12-12
US07/449,971 US4950251A (en) 1989-03-13 1989-12-12 Simplified retractable needle syringe

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JPH0490766A JPH0490766A (ja) 1992-03-24
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