JP2006505235A - 電気機械とその使用 - Google Patents

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Abstract

本発明は、横磁束型の電気機械に関する。この機械は固定子1と可動要素2とを含む。固定子は、磁束導体を有する複数の固定子要素9、10と、各磁束導体を通る閉巻き線経路の中に延在する電気巻き線12を含む。可動要素2は多くの永久磁石部材15を含み、移動経路に沿って固定子に対して可動である。巻き線経路は、移動経路に沿って延在する第1導電セクション12を含む。各磁束導体は、前記永久磁石部材15の1つと共に、前記導電セクションの周りに延在する閉磁束回路を形成する。各永久磁石部材は一次磁石体16を含み、一次磁石体16は移動経路を横切る磁気方向を有する。隣接して位置する永久磁石部材15は、中間部材40によって互いに分離されており、中間部材40は少なくとも1つの二次磁石体41、42を含み、二次磁石体は一次磁石体15の磁気方向を横切る磁気方向を有する。

Description

本発明は、請求項1の前文による横磁束型の電気機械に関する(WO01/78218(ABB AB)及びWO01/78219(ABB AB)を参照)。本発明は又、この型の電気機械の使用にも関する。
従来の電気機械は、各固定子要素の磁束面が回転子の移動方向に平行であることを意味する、いわゆる縦磁束の原理によって動作する。US−A−5177142(Von Zweygbergk)は、いわゆる横磁束原理によって動作する電気機械を開示している。この周知の機械は、多くの永久磁石体を有する回転する回転子と、対応する数の固定子要素を有する固定子とを含み、固定子要素は、誘導磁束が実質的に回転子の回転方向に直角をなす経路に従う様に配置されている。この周知の機械は、高パワー密度即ち高トルク密度を特徴とし、即ち、機械の容積又は物理的サイズに関連する大きな力又は大きなトルクが得られる。US−A−5177142は、横磁束型の回転機械を開示している。
WO01/78218及びWO01/78219は両方とも、横磁束型のリニア電気機械を開示している。この周知の機械は、複数の磁束導体を有する固定子と、各磁束導体を通る閉巻き線経路として延びる巻き線を形成する導電体とを含む。この機械は、多数の永久磁石要素を有する可動要素も含む。可動要素は、有限長さの空間において移動経路に沿った固体子に関して往復運動を描く。閉巻き線経路は、移動経路に実質的に平行に延在する第1伝導セクションを含む。各磁束導体は永久磁石要素の1つと共に、伝導セクションの周りに延在する閉磁束回路を形成する。磁束導体は、永久磁石要素と磁束回路とに関してそれぞれ、磁束の方向に対して交替順で配置されている。
上記の様に、横磁束機械は高パワー密度即ち高トルク密度を特徴とし、即ち、得ることのできる力又はトルクが機械の容積又は物理的サイズに関連して大きい。更に、横磁束機械における力は、従来の電気機械とは反対に、固定子及び回転子即ち可動要素の極数に正比例する。上記のWO01/78218及びWO01/78219に示す様に、横磁束機械を、非常にコンパクトに、即ち比較的小さな機械の中に多数の極を伴って製造することもできる。しかし、周知の横磁束機械の高トルク密度は、比較的低い力率に関連するものであり、即ち、機械と制御ユニットの両方を、これらの実際の定格電力と比較して比較的大きな次元出力のために設計しなければならない。低力率の理由は、周知の横磁束機械は磁束の比較的大きな漏えいを有し、この結果として固定子と可動要素即ち回転子との間の結合が弱くなることである。あらゆる型の電気機械においてある一定の大きさを有する磁気漏えいは、磁束の一部が如何なる作業も実施することなく仮想磁束回路から消失することを意味する。従って、漏えいは機械の効率を低下させる。
上述の横磁束型の電気機械では、漏えいは固定子と可動要素即ち回転子との両方において発生する。固定子においては、漏えいは、磁束が隣接磁束導体の中を反対方向に延びるセクションにおいて、隣接磁束導体間で発生する。回転子においては、漏えいは、隣接する永久磁石体が反対方向に磁束を有するので、隣接する永久磁石体の間で発生する。
本発明の目的は、トルク密度が高く、力率が改善された即ち磁気漏えいが小さな、横磁束型の電気機械を提供することである。
この目的は、本説明の導入部分に記載された電気機械であって、可動要素の隣接する永久磁石部材が中間部材によって互いに分離され、中間部材は、北極と南極とを有する少なくとも1つの二次磁石体と、南極から北極へ一次磁石体の磁気方向を実質的に横切って延在する磁気方向とを含むことを特徴とする、電気機械によって達成される。
この様な二次磁石体によって、隣接する永久磁石体間の可動要素における磁束漏えいを、二次磁石体の漏えいを補償することによって減少することができる。二次磁石体は、磁束回路における回転子から固定子へ、及び隣接する磁束回路における固定子から回転子へ、磁束の追加を作り出す。更に正確には、二次磁石体の磁気方向が移動経路と本質的に平行に延在できることは有利である。移動経路は、例えば往復運動において可動要素が沿って移動する、直線であっても、又は何らかの曲線であってもよい。移動経路は円で構成されてもよく、これによって可動要素は中心点の周りを回転する。
本発明の別の実施例では、可動要素の各中間部材は2つの二次磁石体を含む。次いで、第1及び第2の隣接する永久磁石部材間の中間部材の二次磁石体が、第1二次磁石体が、第1永久磁石部材の一次磁石体の北極及び第2永久磁石部材の一次磁石体の南極との近傍にある様に、それから第2二次磁石体が、第1永久磁石部材の一次磁石体の南極及び第2永久磁石部材の一次磁石体の北極との近傍にある様に、配置されることは有利である。こうして、各永久磁石部材における磁束は、固定子の磁束導体に向かうか又は磁束導体からの方向に2つの極において集中することになる。
本発明の更なる実施例によれば、可動要素の各中間部材は、2つの二次磁石体の外側にある磁気絶縁材料の層を含む。この様な層は、例えばステンレス鋼などの非磁性材料から形成することもでき、いわゆる電気子反作用によって二次磁石体の減磁防止に寄与する。
本発明の更に別の実施例によれば、各永久磁石部材は、一次磁石体の一方の側に第1磁束導体と、一次磁石体の他方の側に第2磁束導体とを含む。更に、2つの隣接する永久磁石部材間における中間部材の二次磁石体が、第1二次磁石体が、2つの永久磁石部材の第1磁束導体間に延在し、それから第2二次磁石体が、2つの永久磁石部材の第2磁束導体間に延在するように、配置されることは有利である。この様な設計によって、2つの二次磁石体と1つの一次磁石体との北極は、すべて例えば第1磁束導体に向けて方向付けることができ、2つの二次磁石体と1つの一次磁石体との南極は、すべて例えば第2磁束導体に向けて方向付けることができる。この様にして、磁束導体に向く全極域は大きくなり、磁束導体は固定子の方向又は固定子からの方向に磁束を集中させる。
本発明の更に別の実施例によれば、前記二次磁石体の磁気方向は、一次磁石体の磁気方向に対して本質的に直角をなす。その上に、各磁束回路は、移動経路に本質的に直角な平面に平行な磁束を含むことができる。隣接する永久磁石部材の中心間の距離が、固定子における隣接する磁束導体の距離に等しいことは有利である。その上に、次に固定子の磁束導体を、それぞれの磁束導体における永久磁石部材に関して、磁束の方向に対して交替順で配置することもできる。
本発明の更に別の実施例によれば、本質的に閉じた巻き線経路が、移動経路に本質的に平行に延在する第2伝導セクションを含む。こうして、本質的に閉じた巻き線経路の非常に大きな部分が電流発生のために利用でき、従って損失は非常に低いレベルに保たれる。その上に、巻き線経路の第1伝導セクションを本質的に、前記磁束導体の第1半分に接続することができ、巻き線経路の第2伝導セクションを本質的に、前記磁束導体の第2半分に接続することができる。稼動要素の永久磁石が、第1伝導セクションに接続された固定子の磁束導体、及び第2伝導セクションに接続された固定子の磁束導体と協働する様になっていることは好ましい。
本発明の追加の実施例によれば、各磁束導体は少なくとも1つの磁束伝導セクションを含み、各磁束導体の前記セクションは移動経路に平行に次々に一列に配置され、各磁束導体の前記セクションの磁束は本質的に同じ方向に延在し、分割部材が各対の隣接磁束導体の間に配置され、磁気伝導材料を含み前記セクションに沿って延在する主セクションを含む。この様な磁束伝導分割部材と磁束導体のセクションでは、磁束は同じ方向に延在することになり、これは、磁束導体間の磁気漏えいを著しく減少できることを意味する。こうして、固定子におけるいわゆる磁束フリンジングを本質的に防止することができる。前記セクションが磁束伝導中央部分を形成することは有利である。その上に、各磁束導体は、少なくとも前記中央セクションと、固定子と可動要素との間のエア・ギャップに隣接する2つの磁束伝導端部セクションを含むことができる。各分割部材が、可動要素の隣接永久磁石部材の対向磁束方向によって生じる磁気漏えいを防止する端部セクションに沿って磁気的に絶縁していることは好ましい。磁気絶縁が、各分割部材が端部セクションに沿って空気の空間を形成するように、達成できることは有利である。前記分割部材の主セクションを磁気伝導性の鉄で作ることもできる。
本発明の別の実施例によれば、各磁束導体の2つの端部セクションは、各隣接磁束導体の端部セクションに関して移動経路に本質的に直角な平面の中で転置される。
本発明の更に別の実施例によれば、可動要素は往復運動を実施するようになっている。その上に、可動要素は、ハウジングの中に移動可能に連結された少なくとも1つのピストンに連結することができる。この場合、電気機械を、前記ハウジングが燃焼室を形成して燃焼室の中でピストンが前後に移動する燃焼機関と協働するように配置することもできる。従って、電気機械を発電機として利用することもでき、これによってピストンの移動は実質的に、それ自体周知の方式で燃焼行程の助けによって達成される。しかし、WO01/45977に記載の原理によれば、電気エネルギーを機械の固定子に供給して、燃焼が始まるときにハウジング内のピストンの正確な位置決めを成し遂げることもできる。こうして電気機械は発電用に加えて、ピストン用の連結棒として働くこともできる。電気機械を、例えばピストン・ポンプを駆動するための純粋な電気モータとして利用することもできる。
本発明の更に別の実施例によれば、可動要素は回転運動を行うようになっている。この様な回転電気機械は、車両又はその他のある装置を駆動するためのモータとして働き、利用できる。高パワー密度即ち高トルク密度は、例えば車両における車輪モータ、即ち車両の車輪の近くに配置されたモータとして適した電気機械を作る。
本発明の更に別の実施例によれば、電気機械は、電力を発生するための発電機として動作することを目的とする。トルク密度が高いので、機械を比較的低速で駆動してもよく、これは例えば風力発電設備における回転電気機械用の発電機として、又は波力発電設備におけるリニア電気機械用の発電機として、多くの適用分野で有利である。
この目的は又、請求項26〜29に定義された使用の助けによって達成される。
本発明を、例としてのみ示された様々な実施例によって、添付の図面を参照して更に詳しく以下に説明する。
本発明は、横磁束型の電気機械に関する。この電気機械は固定子1と可動要素2とを含む。図1は、本発明の第1実施例によるリニア電気機械3を概略的に示し、可動部材2は、固定子1に関して、軸aに平行に延在する本質的に直線移動経路に沿って前後に移動する。この適用例では、リニア電気機械という表現は、可動要素2がアーチ状移動経路に沿って前後に移動する場合にも関することに留意されたい。
図8は、本発明の第2実施例による回転電気機械4を概略的に示し、回転子の形の可動要素2は中心軸bの周りに回転し、移動経路は中心軸bの周りに円に沿って延在している。この場合には、上記のアーチ状の場合におけるように、「移動経路を横切って」及び「移動経路に平行」という表現における移動経路という用語は、問題とされる位置における移動経路に対する接線を意味する。
次に、図1〜7を参照して先ず第1実施例を説明する。このうち図2だけは概略的構成物を示し、図3〜7は可能な設計を詳しく示す。固定子1は、複数の固定子要素9、10(図2を参照)と、図1では概略的に示されている本質的に閉じた巻き線経路の中を延びる巻き線11を形成する電気導体とを含む。巻き線11は各固定子要素9、10を通って延びている。図2〜7に示す実施例では、本質的に閉じた巻き線経路は、移動経路と軸aとに本質的に平行に延びる第1の本質的に直線の導電セクション12と、移動経路と軸aとに本質的に沿って延びる第2の本質的に直線の導電セクション13とを含む(特に図3及び4を参照)。2つの本質的に直線の導電セクション12及び13は、図1に示すように端部で互いに接続されており、従って巻き線11は閉じている。
可動要素2は、多くの永久磁石部材15を含み(図2、3、4、及び6を参照)、各永久磁石部材は一次磁石体16を含む。各一次磁石体16は北極と南極と、南極から北極へ延びる磁気方向とを有する。従って、一次磁石体16の磁気方向は、本質的に移動経路と軸aとを横切って延び、更に正確には移動経路と軸aとに本質的に直角に延在している。図2から明らかになる様に、永久磁石部材15は可動要素2の中で、永久磁石部材15の磁気方向に対して交替順で配置されている。各永久磁石部材15は、本質的に同じ幅を有する。更に、隣接する永久磁石部材15の中心間距離は、固定子1の隣接固定子要素9、10の中心間距離に本質的に等しい。
図3及び4に示す実施例では、各固定子要素9、10はそれぞれ、2つの磁束導体21、22及び23、24を含む。各磁束導体21、22、及び23、24は、それぞれ、永久磁石部材15の1つと共に、図3及び4において点線で示されている巻き線11のそれぞれの導電セクション12、13の周りに延在する閉磁束回路25を形成する。従って、各磁束導体25は、移動経路と軸aとに本質的に直角である平面に平行な磁束を含む。
従って、電気機械は2つの型の固定子要素9、10を含む。図3は、図の最前部に2つの磁束導体21及び22を有する第1型の固定子要素9を示す。図4は、図の最前部に2つの磁束導体23及び24を有する第2型の固定子要素10を示す。図5は、間に分割部材30を置いて代るがわる配置された2つの型の固定子要素9、10を示す。分割部材30については後で詳しく説明する。
第1導電セクション12は、本質的に磁束導体の第1半分、即ち磁束導体21及び23に接続され、第2導電セクション13は、本質的に磁束導体の第2半分、即ち磁束導体22及び24に接続されている。図1〜7に示す実施例では、電気機械は永久磁石部材15を有する2つの可動要素2を含む。第1可動要素2は磁束導体21及び23と協働し、第2可動要素は磁束導体22及び24と協働する。磁束導体21、22及び23、24は、それぞれの磁束回路における永久磁石部材に関して、磁束の方向に対してそれぞれ交替順で配置されている。
本発明は2つの可動要素2を有するこの様な実施例に限られるものではなく、1つの可動要素2のみによって実現されることもでき、この場合、2つの磁束導体はそれぞれの導電セクションの周りに、且つ同じ永久磁石部材を通って延在していることに留意されたい。この様な原理はWO01/78218(ABB AB)に示されており、本発明にも非常にうまく適用することができる。
固定子1は上述の分割部材30を更に含む(図2、5、及び7を参照)。この様な分割部材30は、磁束導体21〜24を有する各対の固定子要素9、10の間に配置されている。各磁束導体21〜24は、少なくとも1つの磁束伝導中央セクション26を含み、前記セクションは代るがわる1つの線内に位置している。この線は移動経路と軸aとに平行である。各磁束導体21〜24のこれら磁束伝導中央セクション26の磁束は、本質的に同じ方向に延在しており、これは図3及び4から明らかである。各分割部材30は、この実施例では分割部材30全体に沿って延在して示され、且つ磁気伝導材料、例えば磁気伝導鉄を含む主セクションを含む。従って、分割部材30と磁性材料は磁束導体21〜24の磁束伝導中央セクション26に沿って延在することになる。
更に、各磁束導体21〜24は、中央セクション26から永久磁石部材15に向かって内向きに延在する2つの磁束伝導端部セクション27及び28を含む。中間分割部材30は、端部セクション27及び28に沿って磁気絶縁している。これは、各分割部材30が端部セクション27及び28に沿って空気によって空所又は空間を形成することによって達成可能であり、特に図3〜5を参照されたい。これらの図では、磁束導体21及び22の2つの端部セクション27及び28は、隣接磁束導体23及び24の端部セクション27及び28に関して移動経路と軸aとに本質的に直角の平面の中で転置する。端部セクション27及び28間の空間を、磁気絶縁材料で満たすこともできる。従って、代るがわる配置された磁束導体21及び23すべての中央セクション26における磁束、及びこれらの間に配置された分割部材30すべての主セクションにおける磁束は、同じ方向に延びることになる。同様に、代るがわる配置された磁束導体22及び24すべての中央セクション26における磁束、及びこれらの間に配置された分割部材30すべての主セクションにおける磁束は、同じ方向に延びることになる。こうして、磁束導体21及び23の間の磁気漏えい、及び磁束導体22及び24の間の磁気漏えいはそれぞれ、著しく減少されることになる。従って、固定子1におけるいわゆる磁束フリンジングを本質的に回避することができる。
可動要素2を更に詳しく以下に説明する。本質的に、各可動要素2の各対の隣接永久磁石部材15は中間部材40によって分離されている。本質的にこの様な各中間部材40は、図示の実施例では2つの磁石体41及び42を有し、各磁石体は北極及び南極と、南極から北極へ延びる磁気方向とを有する。本質的に各二次磁石体41、42の磁気方向は、一次磁石体16の磁気方向を本質的に横切って、図示の実施例では一次磁石体16の磁気方向に直角に延びている。従って、二次磁石体の磁気方向は、軸aの移動経路に本質的に平行に延びている。
図2及び6から明らかな様に、2つの隣接永久磁石部材15間の中間部材40の二次磁石体41及び42は、第1二次磁石体41が一方の永久磁石部材15の一次磁石体16の北極と他方の永久磁石部材15の一次磁石体16の南極との近傍にあり、且つ、第2二次磁石体42が一方の永久磁石部材15の一次磁石体16の南極と他方の永久磁石部材15の一次磁石体16の北極との近傍にあるように、配置されている。
図示の実施例では更に、各永久磁石部材15は、一次磁石体16の一方の側において第1磁束導体43と、一次磁石体16の他方の側において第2磁束導体44とを含む。こうして、2つの隣接する永久磁石部材15間の中間部材40の二次磁石体41は、第1磁束導体43の間に延在し、第2二次磁石体42は、第2磁束導体44の間に延在する。ここで、磁束導体43及び44を必要としないことを留意されたい。この場合には、一次磁石体15は可動要素2全体を横切って延在することができ、即ち各一次磁石部材16は単に、又は本質的に単に一次磁石体15から構成される。
その上に、可動要素2の各中間部材40は、中間部材40における2つの二次磁石体41、42(特に図6を参照されたい)の周りに延在してこれらを囲む磁気絶縁材料の層50を含む。
図8及び10は、回転電気機械4の第2実施例を示す。この電気機械4は第1実施例における電気機械3と同じ方式で機能し、対応するか又は同じ機能を有する要素には、2つの実施例において同じ参照番号を付けた。この実施例における巻き線11は、回転子2の周りに且つ各固定子要素9、10を通じて延在するただ1つの導電セクション12を含む。各固定子要素9、10は、軸bに対して本質的に半径方向の平面に平行に延びる磁束のための磁束導体21、22を含む。回転電気機械は又、図9及び10から明らかである2つの型の固定子要素9及び10を含む。磁束導体21及び23は、それぞれの永久磁石部材15と共に、半径方向平面に平行に延在する磁束回路25を形成する。原則として、永久磁石部材15はリニア機械3と同じ構成を有するが、回転子2の周辺線に平行な円状移動経路に沿って配置されている。回転子2は、周辺永久磁石部材15を支持する支持部材60を含む。支持部材60はシャフト61に連結されており、シャフト60は、回転軸bの周りを回転し、回転子2へ又は回転子2からの、及び外部装置、例えば車両の1つ又はそれ以上の駆動輪92へ又は外部装置への、機械的力を伝達するようになっている(図1を参照)。
図1は、電気機械3が、ハウジング75とハウジング75の中で機械的に移動自在な2つのピストン76を含む燃焼機関と如何に協働できるかを示している。ピストン76は、可動要素2に連結されており、従って上述の移動経路と軸aとに平行にハウジング75の中で直線的に往復運動することができる。ピストン76は、例えば連結ロッド及びクランクシャフトを介して動力伝達用の如何なる要素にも機械的に連結されていない。図示の実施例では、2つのピストン76が配置されている。しかしながら、ただ1つのピストン76を配置すること、及び例えば、可動要素2の往復運動に供されるばね要素によって第2ピストンを取り替えることが可能である。燃焼機関は、それ自体周知の燃焼機関の原理によって動作することができる。例えば、燃焼機関1は2サイクル又は4サイクル・オットー機関若しくはディーゼル機関であってもよい。燃焼機関は又、オットー機関とディーゼル機関との間の混合としても考えてよいいわゆるHCCI(均一予混合圧縮着火)機関を含んでもよく、この際、酸化剤と燃料との混合物は燃焼室へ噴射され、高圧で自己着火によって着火される。内燃式の燃焼機関、即ちハウジング75内の燃焼機関に加えて、燃焼機関は、例えばスターリング機関などの外燃式も含む。オットー機関に関係するが他の型のモータにも適用可能な実施例を、以下に説明する。ハウジング75は、図示の実施例では2つの燃焼室77を形成する内部空間を含む。それぞれの燃焼室77における間欠燃焼の着火と開始のために、例えば点火プラグ78を配置してもよい。更に各燃焼室77は、適切であれば燃料と酸化剤の供給並びに燃焼ガスの除去を可能にするバルブ手段79又は類似の手段を含んでもよい。燃焼機関の動作中におけるバルブ手段79の動作様式は、燃焼を開始しようとするとき点火プラグ78への電圧供給を開始するようにもなっている制御ユニット80の助けによって制御される。この装置は又、ハウジング77内におけるピストン76の位置を検出するための、概略的に図示された検出部材81も含む。検出部材81は制御ユニット80に接続される。
制御ユニット80は、装置の動作中に固定子1の巻き線11と外部回路との間で交換される電力の方向を制御するようになっている。外部回路は、例えばバッテリ91の形の、車両93の駆動輪92用の1つ又はそれ以上の駆動モータ4の形をなす電流消費機器の形のエネルギー蓄積部材を含むことができる。時間と可動要素2の動きとによって変化する電力の交換は、図1では矢印P及びP’によって示されている。明らかに、燃焼機関は有効電力Pを発生することになり、この電力の平均値は燃焼機関の目的に応じて、ピストン76に影響してこれを位置決めするため固定子1の巻き線11によってフィードバックされる有効電力P’よりかなり大きい。従って制御ユニット80は、連続方式で2方向に電力P、P’の大きさを制御するようになっている。制御ユニット80は、矢印Qで示される固定子1の巻き線11への無効電力を供給するために、大きさが決められ適合されていることも留意されたい。こうして、ピーク電力を無効電力Qによって、巻き線11における磁束を達成する多少の程度に増加することができる。本発明による技術の長所は、制御ユニット80からの無効電力Qの必要性は従来の技術によるよりも小さく、即ち制御ユニット80をより小さくできることである。制御ユニット80は第1変換器94を含み、第1変換器94は、第1接続側によって固定子1の巻き線11に接続線95を介して接続され、第2接続側によって第2変換器97の第1接続側に電気接続部を介して接続されている。第2変換器97は、その第2接続側によって、ここでは接続線を介して駆動モータ4によって表されている外部回路に接続されている。第1変換器94を、例えばAC/DC変換器にすることができ、第2変換器97を、例えばDC/AC変換器にすることができる。本発明はこれらの型の変換器に限定されるものではなく、これらをAC/DC、DC/AC、DC/DC、AC/ACという利用可能なあらゆる型のものであってもよい。変換器94及び97の助けによって、有効電力及び無効電力の供給が可能になる。
更に、制御ユニット80は第3変換器99を有し、第3変換器99は第1接続側によって第1変換器94の第2接続側に接続され、第2接続側によって、ここではエネルギー蓄積部材91で表されている外部回路に接続されている。図示の実施例では、第3変換器99はDC/DC変換器である。この場合でも、勿論別の型の変換器を使用することができる。変換器94、97、及び99は、好ましくはダイオード及びIGBTバルブを有する電力電子装置を含む。変換器94、97、及び99の2つ又は3つが統合された変換器ユニットを構成できることに留意されたい。
その上に、制御ユニット80は、1つ又はそれ以上のマイクロプロセッサと、少なくとも1つのメモリ・ユニットと、通信のための適当な部材とを有するコンピュータ100を含む。コンピュータ100は、有効電力を交換するための変換器94、97、及び99と、固定子1の巻き線11への無効電力の供給とを制御するようになっている。更に、図示の実施例では、コンピュータ100は点火プラグ78とバルブ部材79とに接続されている。コンピュータ100は、燃焼機関1と車両との多数の様々なセンサと検出部材とから信号を受信する。図示の実施例では、これはピストン検出部材81のみによって図示されている。様々な検出部材からの信号の助けと、ソフトウェアの助けとによって、燃焼機関とその動作モードはコンピュータ100の中に描かれる。このソフトウェアをコンピュータ100の中に記憶することもでき、又は外部コンピュータ・ソースからあるデータ通信システムを介して受け入れることもできる。
対応する制御ユニット80も、第2実施例による回転電気機械4へ、及び回転電気機械からの電力を制御するために利用できることに留意されたい。
図11は、図8〜10の回転電気機械4を、風力発電設備において交流電流を発生するための適用に如何に利用できるかを概略的に示す。電気機械4は、シャフト61を介して風力プロペラ110に連結されている。ギアボックス111を或いは、速度を調節するためにプロペラ110と電気機械4との間に配置することも可能である。電気機械4を電気交流ネットワーク112に接続することもできる。
図12は、図11におけると同様な方式で、図8〜10の電気機械4を、風力発電設備において直流電流を発生するための適用に如何に利用できるかを概略的に示す。ここで、電気機械4を、或いは適切な整流機設備114を介して電気直流ネットワーク113に連結することもできる。
本発明は、図示された実施例に限定されるものではなく、冒頭の特許請求の範囲内で変更又は変形することもできる。
本発明の第1実施例によるリニア電気機械の概略図である。 第1実施例によるリニア電気機械の一部の概略縦断面図である。 第1実施例によるリニア電気機械の第1固定子要素の断面図である。 第1実施例によるリニア電気機械の第2隣接固定子要素の断面図である。 第1実施例による電気機械の固定子の固定子要素と分割部材の斜視図である。 第1実施例による電気機械の可動要素の永久磁石部材と2つの中間部材との分解図である。 図5の分割部材を示す図である。 本発明の第2実施例による回転電気機械の概略図である。 第2実施例による回転電気機械の第1固定子要素の半径方向概略断面図である。 第2実施例による回転電気機械の第2固定子要素の半径方向概略断面図である。 本発明による回転電気機械によって交流電流を発生するための風力発電適用例の概略図である。 本発明による回転電気機械によって直流電流を発生するための風力発電適用例の概略図である。

Claims (29)

  1. 磁束導体(21〜24)を含む複数の固定子要素(9、10)と、各磁束導体(9、10)を通る本質的に閉じた巻き線経路の中に延在する巻き線(11)を形成する電気導体とを含む、固定子(1)と、
    多くの永久磁石部材(15)を含み、移動経路に沿って前記固定子(1)に対して可動である、可動要素(2)と
    を含み、
    前記本質的に閉じた巻き線経路(11)は、本質的に前記移動経路に沿って延在する第1導電セクション(12)を含み、
    各磁束導体(21、23)は、前記永久磁石部材(15)の1つと共に、前記導電セクション(12)の周りに延在する閉磁束回路(25)を形成するようになっており、
    各永久磁石部材(15)は一次磁石体(16)を含み、前記一次磁石体(16)は、北極と南極及び南極から北極へ延びて本質的に前記移動経路を横切る磁気方向を有し、
    前記永久磁石部材(15)は、可動要素の中で前記一次磁石体(16)の磁気方向に対して交替順で配置されている、
    横磁束型の電気機械であって、
    前記可動要素(2)の隣接する永久磁石部材(15)は、中間部材(40)によって互いに分離されており、前記中間部材(40)は少なくとも1つの二次磁石体(41、42)を含み、前記二次磁石体(41、42)は、北極と南極及び南極から北極へ延びて本質的に前記一次磁石体(16)の磁気方向を横切る磁気方向を有することを特徴とする、
    電気機械。
  2. 前記二次磁石体(41、42)の磁気方向が前記移動経路に本質的に平行に延びていることを特徴とする、請求項1に記載の電気機械。
  3. 前記可動要素(2)の各中間部材(40)が2つの二次磁石体(41、42)を含むことを特徴とする、請求項2に記載の電気機械。
  4. 第1及び第2隣接永久磁石部材(15)間の中間部材(40)の二次磁石体(41、42)が、前記第1二次磁石体(41)が前記第1永久磁石部材の前記一次磁石体(16)の北極と前記第2永久磁石部材(42)の前記一次磁石体(16)の南極との近傍にあるように、及び前記第2二次磁石体(42)が前記第1永久磁石部材の前記一次磁石体(16)の南極と前記第2永久磁石部材の前記一次磁石体(16)の北極との近傍にあるように、配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の電気機械。
  5. 可動要素の各中間部材(40)が、前記2つの二次磁石体(41、42)の外側に磁気絶縁材料の層(50)を含むことを特徴とする、請求項3及び4のいずれか一項に記載の電気機械。
  6. 各永久磁石部材(15)が、前記一次磁石体(16)の一方の側に第1磁束導体(43)を、前記一次磁石体(16)の他方の側に第2磁束導体(44)を含むことを特徴とする、請求項3及び4のいずれか一項に記載の電気機械。
  7. 2つの隣接する永久磁石部材(15)間の中間部材(40)の前記二次磁石体(41、42)が、前記第1二次磁石体(41)が前記2つの永久磁石部材(15)の前記第1磁束導体(43)の間に延在する様に、及び前記第2二次磁石体(42)が前記2つの永久磁石部材(15)の前記第2磁束導体(44)の間に延在する様に配置されていることを特徴とする、請求項3及び6に記載の電気機械。
  8. 前記二次磁石体(41、42)の磁気方向が、前記一次磁石体(16)の磁気方向に対して本質的に直角であることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一項に記載の電気機械。
  9. 各磁束回路(25)が、前記移動経路に本質的に直角な平面に平行であることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一項に記載の電気機械。
  10. 隣接する永久磁石部材(16)の中心間距離が、前記固定子1の隣接する磁束導体(21〜24)の中心間距離に本質的に等しいことを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一項に記載の電気機械。
  11. 前記固定子の前記磁束導体(21〜24)が、それぞれの前記磁束回路(25)の中で前記永久磁石部材(15)に関して磁気方向に対して交替順で配置されていることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか一項に記載の電気機械。
  12. 前記本質的に閉じた巻き線経路が、前記移動経路に本質的に平行に延在する第2導電セクション(13)を含むことを特徴とする、請求項1から11までのいずれか一項に記載の電気機械。
  13. 前記巻き線経路の前記第1導電セクション(12)が本質的に前記固定子(1)の前記磁束導体(21、23)の第1半分に関連し、前記巻き線経路の第2導電セクション(13)が本質的に前記固定子(1)の前記磁束導体(22、24)の第2半分に関連することを特徴とする、請求項12に記載の電気機械。
  14. 前記可動要素の前記永久磁石部材(15)が、前記第1導電セクション(12)に関連する前記固定子の前記磁束導体(21、23)、及び前記第2導電セクション(13)に関連する前記固定子1の前記磁束導体(22、24)と協働するようになっていることを特徴とする、請求項13に記載の電気機械。
  15. 各磁束導体(21〜24)が少なくとも1つの磁束伝導セクション(26)を含み、各磁束導体の前記セクションは前記移動経路に平行な一線に代わるがわる配置され、各磁束導体(21〜24)の前記セクション(26)の磁束は本質的に同じ方向に延在し、分割部材(30)が各対の隣接磁束導体(21〜24)の間に配置され、磁気伝導材料を含み前記セクション(26)に沿って延在する主セクションを含むことを特徴とする、請求項1から14までのいずれか一項に記載の電気機械。
  16. 前記セクション(26)が磁束伝導中央セクションを形成することを特徴とする、請求項15に記載の電気機械。
  17. 磁束導体(21〜24)の各々が、少なくとも1つの前記中央セクション(26)と2つの磁束伝導端部セクション(27、28)とを含むことを特徴とする、請求項16に記載の電気機械。
  18. 各分割部材(30)が前記端部セクション(27、28)に沿って磁気絶縁していることを特徴とする、請求項17に記載の電気機械。
  19. 各分割部材(30)が前記端部セクション(27、28)に沿って空気の空間を形成することを特徴とする、請求項18に記載の電気機械。
  20. 前記分割部材(30)の主セクションが磁気伝導性の鉄で作られていることを特徴とする、請求項1から19までのいずれか一項に記載の電気機械。
  21. 各磁束導体(21〜24)の前記2つの端部セクション(27、28)が、各隣接磁束導体(21〜24)の端部セクション(27、28)に関して前記移動経路に本質的に直角な平面の中で転置されることを特徴とする、請求項1から20までのいずれか一項に記載の電気機械。
  22. 前記可動要素(2)が往復運動を実施するようになっていることを特徴とする、請求項1から21までのいずれか一項に記載の電気機械。
  23. 前記可動要素(2)がハウジング(75)の中に移動可能に配置された少なくとも1つのピストン(76)に連結されていることを特徴とする、請求項22に記載の電気機械。
  24. 電気機械(3)が燃焼機械と協働するようになっており、前記ハウジング(75)が燃焼室(77)を形成し、前記燃焼室(77)の中で前記ピストン(76)が前後に移動可能であることを特徴とする、請求項23に記載の電気機械。
  25. 前記可動要素(2)が回転運動を実施するようになっていることを特徴とする、請求項1から21までのいずれか一項に記載の電気機械。
  26. 電力を発生するための発電機としての、請求項1から22まで及び25のいずれか一項に記載の電気機械(3、4)の使用。
  27. 前記発電機が風力設備及び波力設備の1つにおいて構成部分を構成するようになっている、請求項26に記載の使用。
  28. 電力を発生するためのモータとしての、請求項1から22まで及び25のいずれか一項に記載の電気機械(3、4)の使用。
  29. 前記モータが車両(93)における駆動モータ(4)を形成するようになっている、請求項28に記載の使用。
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