JP2006352594A - 映像コンテンツ処理方法、映像コンテンツ処理プログラム、映像コンテンツ処理プログラムを記録した記録媒体及び映像コンテンツ処理装置 - Google Patents

映像コンテンツ処理方法、映像コンテンツ処理プログラム、映像コンテンツ処理プログラムを記録した記録媒体及び映像コンテンツ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、映像コンテンツ処理方法、映像コンテンツ処理プログラム、映像コンテンツ処理プログラムを記録した記録媒体及び映像コンテンツ処理装置に関し、例えば映像コンテンツに係るホームネットワークシステムのホームサバーに適用して、高画質によりユーザーの所望する映像コンテンツを提供することができるようにする。
【解決手段】 本発明は、ユーザーの所望する映像コンテンツと同一の映像コンテンツを別途取得し、この別途取得した映像コンテンツを用いてユーザーの所望する映像コンテンツのノイズを低減する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像コンテンツ処理方法、映像コンテンツ処理プログラム、映像コンテンツ処理プログラムを記録した記録媒体及び映像コンテンツ処理装置に関し、例えば映像コンテンツに係るホームネットワークシステムのホームサーバーに適用することができる。本発明は、ユーザーの所望する映像コンテンツと同一の映像コンテンツを別途取得し、この別途取得した映像コンテンツを用いてユーザーの所望する映像コンテンツのノイズを低減することにより、高画質によりユーザーの所望する映像コンテンツを提供することができるようにする。
従来、映像コンテンツは、主にテレビジョン放送により提供されている。このようなテレビジョン放送による映像コンテンツの利用に関して、従来、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)を利用してユーザーの使い勝手を利用する方法が、特許3522149号公報等により種々に提案されている。
ここでこの特許3522149号公報に提案の方法は、録画した番組の再放送を電子番組表により検出して改めて録画し直し、受信状態の良い側を選択する方法である。この特許3522149号公報の手法によれば、一時的に受信状態が劣化した番組に代えて、録画し直した受信状態の良好な番組をユーザーに提供することができ、これによりノイズの少ない映像コンテンツをユーザーに提供することができる。
しかしながら弱電界の地域では、このように改めて番組を録画し直しても、良好な受信状態により映像コンテンツを受信し得ず、これによりこの特許3522149号公報の手法によっては、結局、良好な受信状態で録画した映像コンテンツをユーザーに提供できなくなる。またこのような弱電界以外の地域であっても、ユーザーの録画した映像コンテンツ、改めて録画し直した映像コンテンツの双方で一時的に受信状態が劣化する場合があり、この場合にも、良好な受信状態で録画した映像コンテンツをユーザーに提供できなくなる。
これらの問題点を一挙に解決して、さらに一段と高画質によりユーザーの所望する番組を提供することができれば、一段とユーザーの利便を図ることができると考えられる。
特許3522149号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、高画質によりユーザーの所望する映像コンテンツを提供することができる映像コンテンツ処理方法、映像コンテンツ処理プログラム、映像コンテンツ処理プログラムを記録した記録媒体及び映像コンテンツ処理装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため請求項1の発明は、ユーザーの所望する映像コンテンツであるユーザーコンテンツを処理する映像コンテンツ処理方法に適用して、前記ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツを取得する映像コンテンツ取得のステップと、前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツにおける同一のシーンを検出する同一シーン検出のステップと、前記同一シーン検出のステップで検出される同一のシーンについて、前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成して置き換えることにより、前記ユーザーコンテンツのノイズを低減する画像合成のステップとを有するようにする。
また請求項8は、ユーザーの所望する映像コンテンツであるユーザーコンテンツを処理する映像コンテンツ処理プログラムに適用して、前記ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツを取得する映像コンテンツ取得のステップと、前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツにおける同一のシーンを検出する同一シーン検出のステップと、前記同一シーン検出のステップで検出される同一のシーンについて、前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成して置き換えることにより、前記ユーザーコンテンツのノイズを低減する画像合成のステップとを有するようにする。
また請求項9の発明は、ユーザーの所望する映像コンテンツであるユーザーコンテンツを処理する映像コンテンツ処理プログラムを記録した記録媒体に適用して、前記映像コンテンツ処理プログラムは、前記ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツを取得する映像コンテンツ取得のステップと、前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツにおける同一のシーンを検出する同一シーン検出のステップと、前記同一シーン検出のステップで検出される同一のシーンについて、前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成して置き換えることにより、前記ユーザーコンテンツのノイズを低減する画像合成のステップとを有するようにする。
また請求項10の発明は、ユーザーの所望する映像コンテンツであるユーザーコンテンツを処理する映像コンテンツ処理装置に適用して、前記ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツを取得する映像コンテンツ取得手段と、前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツにおける同一のシーンを検出する同一シーン検出手段と、前記同一シーン検出手段で検出される同一のシーンについて、前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成して置き換えることにより、前記ユーザーコンテンツのノイズを低減する画像合成手段とを備えるようにする。
請求項1の構成により、ユーザーの所望する映像コンテンツであるユーザーコンテンツを処理する映像コンテンツ処理方法に適用して、前記ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツを取得する映像コンテンツ取得のステップと、前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツにおける同一のシーンを検出する同一シーン検出のステップと、前記同一シーン検出のステップで検出される同一のシーンについて、前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成して置き換えることにより、前記ユーザーコンテンツのノイズを低減する画像合成のステップとを有するようにすれば、同一コンテンツにより合成した分、ユーザーコンテンツのノイズ成分を抑圧することができ、その分、画質を向上することができ、これにより高画質によりユーザーの所望する映像コンテンツを提供することができる。
これにより請求項8、請求項9、請求項10の構成によれば、高画質によりユーザーの所望する映像コンテンツを提供することができる映像コンテンツ処理プログラム、映像コンテンツ処理プログラムを記録した記録媒体及び映像コンテンツ処理装置を提供することができる。
本発明によれば、高画質によりユーザーの所望する映像コンテンツを提供することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図2は、本発明の実施例1に係るホームネットワークシステムを示すブロック図である。このホームネットワークシステム1は、有線又は無線によるネットワーク2により各種映像機器を接続して形成され、テレビジョン放送による映像コンテンツを直接に、又は記録してモニタ装置3によりユーザーに提供する。このホームネットワークシステム1は、このモニタ装置3により提供する映像コンテンツのノイズをホームサーバー4により除去して高画質によりユーザーに提供する。
このためモニタ装置3は、ユーザーによる操作に応動して、内蔵のチューナで受信した映像コンテンツ、ネットワーク2より入力される映像コンテンツをユーザーに提供する。また操作パネルの操作、リモートコマンダの操作に応じて、ネットワーク2に接続された各種映像機器に、映像コンテンツの提供等を要求する。
ビデオレコーダ5は、ユーザーによる操作子、リモートコマンダの操作に応じて、又はネットワーク2を介して入力される他の映像機器からの要求により、テレビジョン放送を受信し、このテレビジョン受像機による映像コンテンツを直接に、又は記録してネットワーク2に送出する。
すなわちビデオレコーダ5において、チューナ6は、コントローラ7の制御により、アンテナT(図3)を介して、アナログ地上波、ディジタル地上波、衛星、ケーブルテレビ等によるテレビジョン放送番組を受信し、このテレビジョン放送による映像コンテンツの画像データD1、オーディオデータを出力する。また電子番組表による情報を受信してコントローラ7に通知する。
データ処理回路8は、コントローラ7の制御により、このチューナ6で受信される映像コンテンツによる画像データD1及びオーディオデータをデータ圧縮してハードディスク装置(HDD)9に記録する。またハードディスク装置9に記録した映像コンテンツのデータをデータ伸長してネットワーク2に出力し、さらにはチューナ6で受信される映像コンテンツを何ら処理することなくネットワーク2に出力する。
ハードディスク装置9は、コントローラ7の制御により、データ処理回路8でデータ圧縮処理された映像コンテンツを記録して保持し、またこの記録して保持した映像コンテンツを再生してデータ処理回路8に出力する。
コントローラ7は、このビデオレコーダ5の動作を制御する制御手段であり、所定の処理プログラムの実行により、このビデオレコーダ5の操作子、リモートコマンダの操作に応じて、さらにはネットワーク2を介して入力される各種の要求に応じて、全体の動作を制御する。
すなわちコントローラ7は、ユーザーの操作、ネットワーク2を介した他の映像機器からの要求に応じて、チューナ6、データ処理回路8、ハードディスク装置9の動作を制御し、テレビジョン放送による映像コンテンツを受信してハードディスク装置9に記録する。またコントローラ7は、このようにして記録した映像コンテンツをハードディスク装置9から再生してデータ伸長し、ネットワーク2に送出する。これによりコントローラ7は、ユーザーの所望する映像コンテンツを受信して記録し、またこの記録した映像コンテンツを種々の映像機器で利用できるようにする。
またコントローラ7は、ユーザーによる操作に応動して、又はハードディスク装置9の空き容量が減少すると、ハードディスク装置9に記録された映像コンテンツの保存をホームサーバー4に要求する。またこの要求に対するホームサーバー4からの応答により対応する映像コンテンツをハードディスク装置9から再生してデータ伸長し、ホームサーバー4に転送する。またホームサーバー4からの要求により同様に、ハードディスク装置9に記録された映像コンテンツをホームサーバー4に転送する。これによりコントローラ7は、受信して保持した映像コンテンツの保存場所を、ハードディスク装置9からホームサーバー4に変更する。
またコントローラ7は、チューナ6を介して定期的に電子番組表を取得して保持し、モニタ装置3、ホームサーバー4から電子番組表の送出が指示されると、この保持した電子番組表をモニタ装置3、ホームサーバー4に通知する。また映像コンテンツを記録した場合には、保持した電子番組表から記録した映像コンテンツを特定する情報(以下、コンテンツ情報と呼ぶ)を取得してホームサーバー4に通知する。ここでこの実施例では、このコンテンツ情報に、映像コンテンツのタイトル、ジャンル、出演者の情報が割り当てられる。これによりこのホームネットワークシステム1では、記録した映像コンテンツをホームサーバー4で把握できるようにする。
またコントローラ7は、ネットワーク2を介して映像コンテンツの受信が指示されると、チューナの制御により指示に係る映像コンテンツを受信し、この受信した映像コンテンツによる画像データD1及びオーディオデータを、この指示に係る映像機器に出力する。これによりビデオレコーダ5は、単なるテレビジョンチュナーとしても使用できるように構成される。
ホームサーバー4は、ネットワーク2に接続された各種映像機器で取得される映像コンテンツを記録して保持する。また保持した映像コンテンツをネットワーク2に接続された映像機器に送出する。
すなわちホームサーバー4において、データ処理回路11は、例えばディジタルシグナルプロセッサにより形成され、ネットワーク2より得られる映像コンテンツについて、この映像コンテンツの画像データ及びオーディオデータをデータ圧縮してハードディスク装置(HDD)12に記録する。またハードディスク装置12より再生される映像コンテンツのデータをデータ伸長してネットワーク2に送出する。またデータ処理回路11は、後述するノイズ除去処理に係る処理を実行する。
ハードディスク装置12は、コントローラ14の制御により、データ処理回路11でデータ圧縮された映像コンテンツを記録して保持し、またこの記録して保持した映像コンテンツを再生してデータ処理回路11に出力する。またさらに記録して保持した映像コンテンツを光ディスクドライブ15に転送する。
チェンジャー13は、コントローラ14の制御により、このホームサーバー4に保持された複数の光ディスクより1枚の光ディスクを選択して光ディスクドライブ15に装填し、また光ディスクドライブ15から排出される光ディスクを元の保存場所に保存する。
光ディスクドライブ15は、コントローラ14の制御により、ハードディスク装置12より転送される映像コンテンツを光ディスクに記録し、また光ディスクに記録された映像コンテンツを再生してデータ処理回路11に出力する。
これらによりホームサーバー4は、ビデオレコーダ5で取得された映像コンテンツをハードディスク装置12に記録して保持し、またこのハードディスク装置12に記録した映像コンテンツより、いわゆる永久保存版の映像コンテンツを光ディスクドライブ15に転送して光ディスクに記録して保持する。またこのようにしてハードディスク装置12、光ディスクに記録して保持した映像コンテンツをモニタ装置3等に向けて送出する。
コントローラ14は、このホームサーバー4の動作を制御する制御手段であり、所定の処理プログラムの実行により、各部の動作を制御して映像コンテンツに係る種々の処理を実行する。なおこの実施例において、この処理プログラムは、データ処理回路11の処理プログラムと共に、事前に、このホームサーバー4にインストールされて提供されるものの、これらの処理プログラムは、インターネット等のネットワークを介してダウンロードにより提供するようにしてもよく、光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等の記録媒体により提供するようにしてもよい。
これによりコントローラ14は、映像機器からの各種の要求に応動して、ネットワーク2に接続された映像機器より映像コンテンツを取得してハードディスク装置12に記録し、さらにはハードディスク装置12に記録した映像コンテンツを光ディスクに記録するように、全体の動作を制御する。またハードディスク装置12、光ディスクに記録した映像コンテンツを再生してネットワーク2に送出するように、全体の動作を制御する。
またコントローラ14は、このネットワーク2に接続された映像機器で映像コンテンツが取得されると、この映像コンテンツのコンテンツ情報を取得し、この取得したコンテンツ情報を、この映像コンテンツを保持する映像機器の機器情報と共にリスト化して保持する。以下、このリストをコンテンツリストと呼ぶ。またこの映像コンテンツの削除、保存先の変更に対応するように、このコンテンツリストの内容を更新する。またモニタ装置3等からコンテンツリストが要求されると、この保持したコンテンツリストを提供する。またコンテンツリストに記録された映像コンテンツが要求されると、この映像コンテンツがハードディスク装置12に保持した光ディスクに記録されたものの場合、このホームサーバー4の各部の動作を制御してこの映像コンテンツを送出するのに対し、この映像コンテンツがこのネットワーク2に接続された他の映像機器に記録されたものの場合、この他の映像機器に映像コンテンツの送出を要求する。
これによりホームサーバー4は、このネットワーク2に接続された各種の映像機器に保持された映像コンテンツを、ハードディスク装置12、光ディスクに記録した映像コンテンツと共に、まとめて管理する。
このような映像コンテンツの管理において、ホームサーバー4は、このネットワーク2に接続された映像機器で取得された映像コンテンツのノイズ除去処理を、空き時間を利用して実行し、これにより高画質によりユーザーの所望する映像コンテンツを提供する。
図3は、このノイズ除去の処理に係るホームサーバー4の構成を、関連する構成と共に示すブロック図である。このノイズ除去処理において、ホームサーバー4は、ユーザーにより録画が指示されたテレビジョン放送番組による映像コンテンツ(以下、ユーザーコンテンツと呼ぶ)と同一の映像コンテンツ(以下、同一コンテンツと呼ぶ)を1つ又は複数取得し、この同一コンテンツを用いて、ユーザーコンテンツのノイズを除去する。この実施例では、この同一コンテンツをテレビジョン放送の再放送より取得する。
すなわちこのホームサーバー4において、データ処理回路11の圧縮回路21は、ビデオレコーダ5から出力されるユーザーコンテンツ、同一コンテンツの画像データD1、オーディオデータをデータ圧縮して出力する。この処理において、圧縮回路21は、例えばフレーム内符号化処理のみにより連続するフレームをデータ圧縮し、これにより簡易な処理により圧縮率の低い番組低圧縮ファイル22を作成してハードディスク装置12に記録する。これによりホームサーバー4は、ユーザーコンテンツ、同一コンテンツをハードディスク装置12に記録して保持する。
ハードディスク装置12は、コントローラ14等の制御により、これらユーザーコンテンツ、同一コンテンツによる番組低圧縮ファイル22を同時並列的に再生して複数系統により出力し、圧縮解凍回路23は、これら複数系統による番組低圧縮ファイル22のデータをそれぞれデータ伸長して出力する。
時間差検出回路24は、適宜、ハードディスク装置12からの画像データ出力を制御して、圧縮解凍回路23から出力される複数系統による画像データ間の時間軸方向のずれを検出し、またこのずれを補正して出力する。具体的に、時間差検出回路24は、ユーザーコンテンツによる画像データのフレームに対して、同一コンテンツによる画像データの各フレームの位相を順次変化させて、ユーザーコンテンツと同一コンテンツとの間で、これら画像データのフレーム相関値を検出して判定し、これによりユーザーコンテンツと同一コンテンツとの間で、同一のシーンを検出する。さらにこのようにして変化させた位相によりこの同一のシーンの時間軸方向のずれを検出して補正する。なおフレーム相関値は、例えばこれら複数系統の画像データ間で、各サンプリング値のフレーム間差分値を計算した後、フレーム単位でこの差分値の絶対値和を計算することにより実行する。なおこの同一シーンの検出は、種々の手法を広く適用することができ、例えばシーンチェンジを基準にしてフレーム相関値の処理を実行するようして、処理を簡略化するようにしてもよい。また画像データの解像度を低下させてフレーム相関値を検出することにより、処理を簡略化するようにしてもよい。
ここで再放送の番組は、当初の放送による番組に比して、コマーシャルが異なっている場合が多い。また映画等では、編集が異なる場合もある。またケーブルテレビ等では、番組途中のコマーシャルが省略されて放送される場合もある。しかしながらこのようなコマーシャルは、番組の開始時、番組途中、終了時に、一定の規則性により挿入される。また再放送による番組の放送時間が当初の放送による番組に比して短い場合には、その分、編集により一部がカットされていることが判る。これにより時間差検出回路24は、これらコマーシャル、番組の編集等を考慮して、ユーザーコンテンツと同一コンテンツとで同一シーンを検出する。
同期合成回路25は、時間差検出回路24による検出結果に基づいて、ユーザーコンテンツと同一コンテンツとの同一シーンについて、ユーザーコンテンツの画像データと同一コンテンツの画像データとを合成して置き換えることにより、ユーザーコンテンツのノイズを低減する。
すなわち図4に示すように、同期合成回路25は、ユーザーコンテンツの画像データD2、同一コンテンツの画像データD3のうちで、同一のシーンに係る画像データ(図4においてハッチングにより示す)については、これら複数系統の画像データの合成により1つの画像データを作成して置き換え、ユーザーコンテンツの画像データD4を作成する。これによりユーザーコンテンツの画像データD2が4つのシーンA〜Dにより構成されており、同一コンテンツの画像データD3がこの4つのシーンA〜Dのうちの3つのシーンA、C、DとシーンEにより構成されている場合、これら2つの画像データD2、D3で共通するシーンA、C、Dについては、2つの画像データD2、D3の合成によりユーザーコンテンツの画像データD4を生成する。これにより同期合成回路25は、ノイズを低減して高画質により画像データD4を生成する。
これによりユーザーコンテンツのシーンであって、同一コンテンツに含まれていないシーンBについては、なんら処理することなく、ユーザーコンテンツの画像データD4を生成する。
またこれとは逆に、ユーザーコンテンツには含まれていないシーンであって、同一コンテンツのシーンEにあっては、そのシーンEが介挿されている部分にそのまま介挿するようにしてユーザーコンテンツの画像データD4を生成する。これによりこの同一コンテンツにおける順序により各シーンが連続するように、ユーザーコンテンツの画像データD4を生成する。
これによりこの図4の例では、シーンB及びEを、それぞれ画像データD1及びD2から取得して画像データD4を生成する。しかしてこのようなシーンB及びEは、コマーシャルの場合が多いものの、編集の相違による場合もある。これによりこの実施例では、ユーザーコンテンツのノイズを低減する処理において、貴重なシーンを漏らすことなくまとめてユーザーコンテンツの画像データD4を生成する。
なおこの同一で無いシーンの処理にあっては、ユーザーコンテンツ又は同一コンテンツの一方の側に含まれるシーンのみを選択してユーザーコンテンツの画像データD4を生成するようにしてもよく、またコマーシャルと判断されるシーンにあっては、削除するようにしてもよい。因みに、同一コンテンツの側にのみ含まれるシーンを、ノイズ除去後のユーザーコンテンツに含めないようにすれば、ユーザーコンテンツとは異なる映像コンテンツを誤検出した場合に、この誤検出した同一コンテンツによるユーザーコンテンツの誤った処理を防止することができる。
具体的に、この実施例においては、これらユーザーコンテンツ、同一コンテンツの画像データ間でサンプリング値の平均値を計算することにより、これら同一シーンの画像データを合成し、これによりノイズを低減して画質を向上する。すなわち単純にn系統の画像データを平均値化する場合、ノイズにあっては、信号レベルが1/n1/2に低減し、これによりノイズを低減して画質を向上することができる。なお同期合成回路25は、画像データに付随するオーディオデータについても、画像データと同様に処理する。
なおこのようなユーザーコンテンツ、同一コンテンツの画像データでサンプリング値の平均値を計算する際に、他の系統に比して著しくサンプリング値が異なる画像データを、平均値の計算対象から除外するようにしてもよい。このようにすれば、パルス状のノイズによるサンプリング値の異常な変化を防止することができる。なおこのような処理にあっては、このような同一コンテンツを複数取得して、分散の検出によりこのように著しくサンプリング値が異なる画像データを平均値の計算対象から除外することにより、さらには最大値及び最小値のサンプリング値を除外して平均値を計算すること等により実行することができる。またこのような著しくサンプリング値が異なる画像データにあっては、前後のフレームの対応するサンプリング値、近傍画素のサンプリング値等を基準にして検出するようにしてもよい。またこのような前後フレームを参考にする場合には、動き補償の処理を利用するようにしてもよい。またこのような動き補償等により前後フレームにより補間して作成されるサンプリング値、近傍画素のサンプリング値を平均値の処理対象に加えるようにしてもよい。このような処理により平均値化すれば、一段と効率良くノイズを抑圧することができる。
同期合成回路25は、このようにして生成した画像データD4をオーディオデータと共に高圧縮回路26に出力する。
高圧縮回路26は、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)によりデータ圧縮し、圧縮率の高い高圧縮ファイル27を作成してハードディスク装置12又は光ディスクに記録する。
高圧縮解凍回路28は、コントローラ14の制御により、ハードディスク装置12又は光ディスクから出力される高圧縮ファイル27をデータ伸長し、その結果得られる画像データ及びオーディオデータをネットワーク2に送出する。
図1は、このノイズ処理に係るコントローラ14の処理手順を示すフローチャートである。コントローラ14は、ビデオレコーダ5でユーザーコンテンツを録画すると、この処理手順を開始してステップSP1からステップSP2に移る。ここでコントローラ14は、この録画したユーザーコンテンツのコンテンツ情報をビデオレコーダ5から取得する。
また続くステップSP3において、この取得したコンテンツ情報により、ビデオレコーダ5から通知される電子番組表を検索し、ユーザーコンテンツの再放送を検出する。また再放送が検出されると、この再放送の受信をビデオレコーダ5に指示する。またこの指示によりビデオレコーダ5で受信される再放送の画像データ、オーディオデータを番組低圧縮ファイル22によりハードディスク装置12に記録する。これによりコントローラ14は、同一コンテンツを取得する。なおこの場合に、ビデオレコーダ5でこの再放送を一旦録画して取得するようにしてもよい。
続いてコントローラ14は、ステップSP4に移り、同一コンテンツが所定数だけハードディスク装置12に蓄積されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP4からステップSP3に戻って、改めて再放送を録画して同一コンテンツを取得する。
ここでこの録画する同一コンテンツの数は、同期合成回路25における処理に応じて設定される。すなわち単にサンプリング値の平均値によりノイズを除去する場合、1個以上の数に設定される。また同期合成回路25において、サンプリング値が著しく異なる画像データを処理対象から除外して平均値を求める場合、その分、2個以上の数に設定される。なお同期合成回路25の処理によるノイズ低減の効果は、このビデオレコーダ5が設置されている地域の電界強度によって大きく異なり、低電界地域であればある程、ノイズ低減の効果が大きい。またこのノイズ低減の効果は、平均値の演算に使用する系統数が増大すればする程、増大するものの、この系統数の増大によりこのようなノイズ低減効果の増大は徐々に低下し、遂にはいくら系統数を増大させても、ノイズ低減の効果を得ることが困難になる。これによりビデオレコーダ5のチューナ6で番組受信時の電界強度を検出し、この電界強度により録画する同一コンテンツの数を設定するようにしてもよい。また過去の処理結果におけるノイズ低減の効果の確認により、この同一コンテンツの数を変更し、これによりいわゆる学習機能により適宜最適な値に設定するようにしてもよい。
またこのように録画する同一コンテンツの数にあっては、ハードディスク装置12の容量により制限されることにより、ハードディスク装置12の空き容量により切り換えるようにしてもよい。なおこのように録画する同一コンテンツの数を切り換える場合には、この切り換えに対応するように同期合成回路25の処理を切り換えて、全体として適切な処理により高画質の画像データD4を作成することができる。
またこのようにして取得される番組にあっては、ビデオレコーダ5のチューナ6で受信されるテレビジョン放送の種類、チャンネルによってもノイズの程度が異なる。また他の映像機器で受信した番組をユーザーコンテンツとして同様の処理を実行する場合には、さらにこの他の映像機器における受信性能によってもノイズの程度が異なることになる。これによりテレビジョン放送の種類、チャンネル、外部機器の種類によって、この録画する同一コンテンツの数を切り換えるようにしてもよい。このようにして同一コンテンツの数を種々に設定することにより、ノイズ除去に係る一連の処理を効率化することができる。
しかしてコントローラ14は、所定数だけ番組を録画すると、ステップSP4からステップSP5に移る。ここでコントローラ14は、ビデオレコーダ5にユーザーコンテンツの転送を指示してハードディスク装置12に記録した後、このハードディスク装置12に記録したユーザーコンテンツ、同一コンテンツによるノイズ除去の処理をデータ処理回路11に指示し、これにより同一コンテンツによりユーザーコンテンツのノイズを除去する。コントローラ14は、このノイズを除去したユーザーコンテンツを、ユーザーによる事前の設定に従って、ハードディスク装置12又は光ディスクに記録し、若しくはビデオレコーダ5に記録し直した後、ステップSP6に移ってこの処理手順を終了する。
なおこのような一定数だけ同一コンテンツを録画してノイズを除去する処理に代えて、ユーザーコンテンツを録画した後、一定の期間が経過するまでの間、ユーザーコンテンツの再放送をそれぞれ再放送の都度、取得して保持し、この一定の期間で蓄積された同一コンテンツを用いてノイズを除去することにより、ユーザーコンテンツを録画した後の時間経過を基準にして、ノイズ除去の処理を実行するようにしてもよい。なおこの場合、ドラマ、映画等の映像コンテンツの種類によっては、再放送までの期間が異なることにより、映像コンテンツの種類に応じて、この基準となる時間経過に係る一定期間を切り換えるようにしてもよい。
(2)実施例の動作
以上の構成において、このホームネットワークシステム1では(図2及び図3)、ビデオレコーダ5によりテレビジョン放送が受信されて録画され、これによりユーザーに提供する映像コンテンツであるユーザーコンテンツが取得される。またこのユーザーコンテンツは、ビデオレコーダ5で再生されてネットワーク2に送出され、モニタ装置3によりユーザーに提供される。またこのユーザーコンテンツは、一定の期間経過等により、ビデオレコーダ5からホームサーバー4に転送されてホームサーバー4のハードディスク装置12に保持され、さらには光ディスクドライブ15により光ディスクに記録される。これによりこのホームネットワークシステム1では、ネットワーク2に接続された各種映像機器による映像コンテンツをホームサーバー4に蓄積して保存する。
ホームサーバー4では、このようにしてネットワーク2に接続された映像機器による映像コンテンツに関して、この映像コンテンツがテレビジョン放送によるユーザーコンテンツの場合、ビデオレコーダ5の制御により、このユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツが取得され(図1)、時間差検出回路24による処理によりユーザーコンテンツと同一コンテンツとで同一のシーンが検出される。これによりコマーシャル等のユーザーコンテンツと同一コンテンツとで異なるシーンがノイズ除去の処理対象から除外される。
またこの同一のシーンのユーザーコンテンツ、同一コンテンツが同期合成回路25により合成されて、ユーザーコンテンツの対応するシーンと置き換えられ、これによりユーザーコンテンツのノイズが低減され、ユーザーコンテンツを高画質により提供することが可能となる。
すなわち弱電界の地域では、ノイズの混入により画質が劣化し、このようなノイズにあっては、ランダムに発生する特徴がある。これにより同一の映像コンテンツで、同一のシーンを合成すれば、その分、ノイズの影響を低減することができ、画質を向上することができる。
この実施例では、この処理に係るユーザーコンテンツがテレビジョン放送による映像コンテンツであり、電子番組表によりこのユーザーコンテンツを特定するコンテンツ情報が取得される。またこのコンテンツ情報により電子番組表が検索されて映像コンテンツの再放送が検出され、この再放送の録画により同一コンテンツが取得される。
これによりこの実施例では、何らユーザーの手を煩わすことなく、電子番組表を有効に利用してこのようなノイズ除去の処理に係る同一コンテンツを取得することができ、これによりユーザーの使い勝手を向上することができる。
またコンテンツの合成に係る処理にあっては、ユーザーコンテンツと同一コンテンツとの間で画像データを平均値化することにより実行され、これによりランダムに発生するノイズにあっては、画像データの系統数をnとしたとき、1/n1/2の信号レベルに抑圧して画質を向上することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、ユーザーの所望する映像コンテンツであるユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツを別途取得し、この別途取得した同一コンテンツを用いてユーザーコンテンツのノイズを低減することにより、高画質によりユーザーの所望する映像コンテンツを提供することができる。
またこの映像コンテンツが、テレビジョン放送により提供される番組のコンテンツであり、電子番組表より、ユーザーコンテンツを特定するコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報による電子番組表の検索結果に基づいて、ユーザーコンテンツの再放送より同一コンテンツを取得することにより、何らユーザーの手を煩わすことなく、電子番組表を有効に利用して同一コンテンツを取得することができる。
またユーザーコンテンツ、同一コンテンツの画像データの平均値化により、ユーザーコンテンツと同一コンテンツとを合成することにより、簡易な処理によりユーザーコンテンツと同一コンテンツとを合成してノイズを低減することができる。
図5は、図3との対比により、本発明の実施例2に係るホームネットワークシステムに適用されるホームサーバーの構成を示すブロック図である。このホームサーバー34には、同一コンテンツがユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツであることを検証する処理系が設けられる。このホームサーバー34は、この検証に係る処理系、この処理系に関連する構成が異なる点を除いて、実施例1に係るホームサーバー4と同一に構成される。
すなわちコンテンツ情報により電子番組表を検索して再放送を検出する場合、正しく再放送を検出できない場合も考えられる。具体的には、再放送されるのに、この再放送を検出できない場合が考えられる。この場合、同一の映像コンテンツであるか否かの判定基準を緩和することにより、漏れを無く再放送を検出することができる。しかしながらこのようにすると、今度は、異なる映像コンテンツも同一であると判定されることになり、同一シーンを合成して置き換える処理を無駄に実行することになる。
このためこのホームサーバー34は、図3について上述したデータ処理回路11に代えてデータ処理回路35が設けられ、このデータ処理回路35に同一コンテンツがユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツであることを検証する処理系が設けられる。
すなわちデータ処理回路35において、サムネール生成回路36は、ビデオレコーダ5から得られる同一コンテンツの画像データD1を間引きして低解像度による画像データを生成して出力する。圧縮回路37は、この低解像度による画像データをデータ圧縮してハードディスク装置12に記録する。これによりデータ処理回路35は、ユーザーコンテンツと同一コンテンツとの同一性検証用の作業ファイルである動画サムネールファイル38を、同一コンテンツ毎にそれぞれ作成して記録する。またユーザーコンテンツについても、同様に、動画サムネールファイル38を作成してハードディスク装置12に記録する。
なおこのような同一性検証用の作業ファイルは、フレームの間引きにより作成してもよく、またフレームの間引きと低解像度化との組み合わせにより作成してもよい。またシーンチェンジに係るフレームを選択して作成してもよい。なおシーンチェンジは、例えば輝度、色のヒストグラム等の急激な変化を検出することにより検出することができる。またデータ処理回路35が十分な処理能力を有している場合には、このように同一性検証用の作業ファイルを別途作成することなく、番組低圧縮ファイル22を用いて同一性を検証するようにしてもよい。またこの同一性検証用の作業ファイルは、番組低圧縮ファイル22より作成するようにして、番組低圧縮ファイル22の記録時に代えて、番組低圧縮ファイル22を記録した後に別途作成するようにしてもよい。
圧縮解凍回路39は、ハードディスク装置12より同時並列的に再生されて出力されるこれらユーザーコンテンツ、同一コンテンツの動画サムネールファイル38をそれぞれデータ伸長して出力する。
番組同一性検証回路40は、この圧縮解凍回路39から出力されるユーザーコンテンツの画像データと、同一コンテンツの画像データとの比較により、ユーザーの指示した番組と、再放送により記録した番組とが同一の番組であるか否か判定し、この判定結果をコントローラ41に通知する。具体的に、番組同一性検証回路40は、圧縮解凍回路39から出力される複数系統の画像データについて、シーンチェンジ等を基準にしてこれら複数系統の画像データのタイミングの一致を図り、順次、これら画像データ間で、フレーム相関値を検出して判定することにより、ユーザーコンテンツと同一コンテンツとの間で同一のフレームをカウントする。またユーザーコンテンツの全体のフレーム数に対する、この同一と判定されるフレーム数の比率により、ユーザーコンテンツと同一コンテンツが同一の映像コンテンツによるものか否か判定する。なおこの番組同一性検証回路40においても、コマーシャル、編集等の相違を考慮して、時間差検出回路24と同様にユーザーコンテンツに対して同一コンテンツの位相を変化させてこれらの処理を実行する。
図6は、図1との対比によりこのホームサーバー34の動作を制御するコントローラ41におけるノイズの除去処理に係る処理手順を示すフローチャートである。コントローラ41は、ビデオレコーダ5でユーザーコンテンツを録画すると、この処理手順を開始してステップSP11からステップSP12に移り、この録画したユーザーコンテンツのコンテンツ情報をビデオレコーダ5から取得する。
また続くステップSP13において、この取得したコンテンツ情報により、ビデオレコーダ5から通知される電子番組表を検索し、ユーザーコンテンツの再放送を検出する。ここでコントローラ41は、同一コンテンツとの判定基準を著しく低く設定して、再放送を漏らすことなく検出する。具体的に、例えばコンテンツ情報を構成するタイトル、出演者の何れかが一致する場合、同一コンテンツと判定する。コントローラ41は、このようにして検出した同一コンテンツの受信を指示し、この同一コンテンツを取得してハードディスク装置12に記録する。
続いてコントローラ41は、ステップSP14に移り、ここで同一コンテンツを所定数だけハードディスク装置12に蓄積したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP14からステップSP13に戻って、改めて再放送を録画して同一コンテンツを取得する。またステップSP14で肯定結果が得られると、ステップSP14からステップSP15に移り、ここで同一性検証回路40を用いた上述の処理により、ユーザーコンテンツと、同一コンテンツとが同一の映像コンテンツであるか否か判断する。
ここで取得した同一コンテンツの何れかについて、ステップSP15で否定結果が得られると、ステップSP13に戻って処理を繰り返すのに対し、取得した同一コンテンツの何れについても肯定結果が得られると、コントローラ41は、ステップSP15からステップSP16に移り、同期合成回路25によりユーザーコンテンツのノイズを除去した後、ステップSP17に移ってこの処理手順を終了する。なおこの一連の処理において、ステップSP14における所定数にあっては、実施例1と同一に設定される。
この実施例によれば、ユーザーコンテンツと同一コンテンツとを比較し、同一コンテンツが、ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツであることを検証する検証のステップを設けることにより、再放送が疑われる番組までも同一コンテンツとして処理してノイズを低減することができ、その分、再放送を漏れなく取得してノイズを除去して、画質向上に要する時間を短くすることができ、さらにはノイズ除去の処理における無駄な合成の処理を防止することができる。
図7は、図5との対比により、本発明の実施例3に係るホームネットワークシステムに適用されるホームサーバーの構成を示すブロック図である。この実施例において、ホームサーバーは、ユーザーコンテンツ、同一コンテンツのソース源によりノイズ除去の処理を切り換える。なおこのホームサーバー44は、この処理の切り換えに係る構成を除いて、実施例2に係るホームサーバー34と同一に構成される。
ここでこの実施例において、ビデオレコーダ5は、このテレビジョン放送の受信時、受信状態を検出し、受信状態を示す受信メタデータD5をホームサーバー44に通知する。なおこの受信状態は、例えばアンテナTを介して受信されるテレビジョン放送波の信号レベル(電界強度に対応する)、受信時の処理に係るエラーレート等により検出される。
ホームサーバー44は、この受信状態の情報を、ユーザーコンテンツ、同一コンテンツと共にハードディスク装置12に記録して保持する。またユーザーコンテンツがアナログ地上波により提供された映像コンテンツであって、同一コンテンツがアナログ衛星放送により提供された映像コンテンツの場合、受信状態の情報により、同一コンテンツの受信状態が一定基準以上良好か否か判断し、ここで一定基準以上良好な場合には、同一コンテンツによりユーザーコンテンツの同一シーンを置き換えて、ユーザーコンテンツ及び同一コンテンツを合成する。これに対して同一コンテンツの受信状態がこの一定基準以下の場合には、実施例1について上述した平均値化の処理によりユーザーコンテンツのノイズを除去する。なおここでこの一定基準は、アンテナTを介して受信されるテレビジョン放送波の信号レベルである。
これに対してユーザーコンテンツがディジタル地上波、ディジタル衛星放送により提供された映像コンテンツの場合であって、受信状態が一定基準以上良好な場合、同一コンテンツを取得する処理を中止する。また同一コンテンツがディジタル地上波、ディジタル衛星放送により提供された映像コンテンツの場合であって、受信状態が一定基準以上良好な場合、所定数だけ同一コンテンツを取得することなく、同一シーンをこの同一コンテンツにより置き換えて、ユーザーコンテンツと同一コンテンツとの合成の処理を中止する。なおこの処理に係る一定基準は、アンテナTを介して受信されるテレビジョン放送波の信号レベル及び又はエラーレートである。
この実施例のように、ユーザーコンテンツ、同一コンテンツのソース源によりノイズ除去の処理を切り換えるようにすれば、その分、全体の処理を簡略化することができる。
この実施例においては、上述の実施例1〜実施例3の構成において、ユーザーコンテンツ、同一コンテンツを合成する際に、テロップの有無を検出する。またテロップが検出されると、ユーザーの設定により、テロップによる文字の部分、又はテロップの部分に、平均値によるサンプリング値の設定に代えて、テロップの無い側のサンプリング値を設定する。なおテロップの検出は、テロップが設けられる領域でユーザーコンテンツと同一コンテンツとのフレーム間差分値をしきい値により判定して2値画像を形成し、この2値画像が文字列を形成しているか否か判定することにより検出される。
この実施例のようにテロップの有無を検出してノイズ除去に係る合成の処理を切り換えてテロップを除去すれば、映像コンテンツの視聴に集中することができ、その分、ユーザーの使い勝手を向上することができる。
この実施例においては、上述の実施例1〜実施例4の構成における所定数だけ同一コンテンツを取得した後の平均値化の処理に代えて、それまで実行した平均値化の処理回数による重み付け係数を用いた重み平均により、同一コンテンツを取得する毎に平均値化の処理を実行する。
またこのようにして同一コンテンツを取得する毎に平均値化の処理を実行して、平均値化の処理によりサンプリング値が変化するサンプリング数が一定基準以下となると、ノイズ除去処理による効果がそれ以上望めなくなることにより、このユーザーコンテンツについては、同一コンテンツの取得、ノイズ除去処理を終了する。
この実施例のように、それまで実行した平均値化の処理回数による重み付け係数を用いた重み平均により、同一コンテンツを取得する毎に平均値化の処理を実行するようにしても、実施例1〜実施例4と同一の効果を得ることができる。
この実施例においては、上述の実施例1〜実施例5の構成における平均値化の処理に代えて、サンプリング値の分布が中央の画像データを各サンプリング点毎に選択して同一シーンに置き換える。すなわち例えばユーザーコンテンツのサンプリング値がa、同一コンテンツのサンプリング値がb及びcの場合であって、これらサンプリング値でa<b<cの関係が成立する場合、サンプリング値bを選択して同一シーンの画像データのサンプリング値に設定する。なおこのような分布中央のサンプリング値が2個となる場合、この複数個のサンプリング値の平均値を採用する。これによりユーザーコンテンツのサンプリング値がa、同一コンテンツのサンプリング値がb、c及びdの場合であって、これらサンプリング値がa<b<c<dの関係が成立する場合、サンプリング値(b+c)/2を選択して同一シーンのサンプリング値に設定する。なおこの場合に、実施例1について上述したように、前後フレームにより補間して作成されるサンプリング値、近傍画素のサンプリング値を処理対象に加えるようにしてもよい。
この実施例のように、中央に分布するサンプリング値を選択して同一シーンを置き換えるようにしても、実施例1〜実施例5と同様の効果を得ることができる。またこの場合、パルス状のノイズを効果的に低減することができる。
図8は、本発明の実施例7に係るネットワークシステムを示すブロック図である。このネットワークシステム51は、ネットワークであるインターネット52に接続されたコンピュータ53により、インターネット52に接続されたクライアント端末54、55に保持された映像コンテンツのノイズを除去し、この映像コンテンツの画質を向上する。
ここでこれらクライアント端末54、55は、映像コンテンツを取得し、さらにはユーザーに提供可能なインターネット52に接続されたコンピュータにより構成される。
コンピュータ53は、インターフェース(IF)57を介してインターネット52に接続するコンピュータであり、リードオンリメモリ(ROM)58の記録に従ってランダムアクセスメモリ(RAM)59にワークエリアを確保してハードディスク装置(HDD)60に記録された所定のプログラムを中央処理ユニット(CPU)61で実行することにより、このノイズ除去に係る一連の処理を実行する。なお中央処理ユニット61は、協調分散処理に係るプロセッサ等、種々のプロセッサを広く適用することができる。
なおここでこのプログラムは、このコンピュータ53に事前にインストールされて、又はインターネット等のネットワークを介したダウンロードにより、さらには光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等の記録媒体により提供される。
中央処理ユニット61は、このプログラムの実行により、クライアント端末54又は55から映像コンテンツのノイズ除去処理が依頼されると、この映像コンテンツ、この映像コンテンツのコンテンツ情報等を取得してハードディスク装置60に記録する。しかしてこのようにして取得した映像コンテンツが、上述の実施例1〜実施例7のユーザーコンテンツに該当することになり、中央処理ユニット61は、この映像コンテンツのコンテンツ情報により、同一コンテンツの提供を他のクライアント端末55又は54にリクエストする。またこのリクエストによる応答により映像コンテンツを他のクライアント端末55又は54より取得し、同一コンテンツとしてハードディスク装置60に記録する。
中央処理ユニット61は、このようにしてユーザーコンテンツ、同一コンテンツを取得すると、上述の実施例1〜実施例7と同様にして、これらユーザーコンテンツ、同一コンテンツを処理してノイズを低減し、その処理結果によるユーザーコンテンツを依頼のあったクライアント端末に送出する。
この実施例によれば、ネットワークにより接続されたクライアント端末に保持された映像コンテンツを処理するようにしても、実施例1〜実施例6と同様の効果を得ることができる。
なお上述の実施例1〜実施例6においては、ユーザーコンテンツの録画を前提に、同一コンテンツを取得する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ユーザーコンテンツの録画を予測して、事前に同一コンテンツを準備するようにしてもよい。なおこの場合、このようなユーザーコンテンツの録画の予測は、ユーザーの過去の映像コンテンツの録画によりユーザーの趣味、嗜好を判定して実行することができる。なおこのようにユーザーコンテンツの録画を予測して、事前に同一コンテンツを準備する場合には、ユーザーコンテンツが再放送によるテレビジョン番組となる。
また上述の実施例においては、ノイズを除去したユーザーコンテンツを記録して保持する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、実用上、十分な処理能力を確保することができる場合には、ユーザーにコンテンツを提供する際に、ノイズ除去に係る一連の処理を実行するようにしてもよい。またこれとは逆に、事前に同一コンテンツを取得している場合には、ユーザーコンテンツの記録時に、併せてノイズ除去に係る一連の処理を実行するようにしてもよい。
また上述の実施例1〜実施例6においては、ホームサーバー側でノイズ除去処理を実行する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ビデオレコーダ側、モニタ側で実行する場合、さらにはネットワークに接続されたノイズ除去処理専用の装置により実行する場合等、種々の映像機器に広く適用することができる。
また上述の実施例1〜実施例6においては、電子番組表からコンテンツ情報を取得する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば番組受信時に取得されるメタデータによりコンテンツ情報を取得するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、テレビジョン放送による映像コンテンツ、ネットワークに接続されたクライアント端末に保持された映像コンテンツを処理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の映像コンテンツの処理に広く適用することができる。
本発明は、映像コンテンツ処理方法、映像コンテンツ処理プログラム、映像コンテンツ処理プログラムを記録した記録媒体及び映像コンテンツ処理装置に関し、例えば映像コンテンツに係るホームネットワークシステムのホームサーバーに適用することができる。
本発明の実施例1に係るホームネットワークシステムに適用されるホームサーバーのコントローラの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係るホームネットワークシステムを示すブロック図である。 図2のホームネットワークシステムのホームサーバーを示すブロック図である。 図3のホームサーバーによる処理の説明に供する略線図である。 本発明の実施例2に係るホームネットワークシステムに適用されるホームサーバーを示すブロック図である。 図5のホームサーバーのコントローラの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例3に係るホームネットワークシステムに適用されるホームサーバーを示すブロック図である。 本発明の実施例7に係るネットワークシステムを示すブロック図である。
符号の説明
1……ホームネットワークシステム、2……ネットワーク、3……モニタ装置、4、34、44……ホームサーバー、5……ビデオレコーダ、6……チューナ、7、14、41……コントローラ、9、12、60……ハードディスク装置、11、35、……データ処理回路、24……時間差検出回路、25……同期合成回路、36……サムネール生成回路、40……番組同一性検証回路、53……コンピュータ、52……インターネット、54、55……クライアント端末、51……ネットワークシステム

Claims (10)

  1. ユーザーの所望する映像コンテンツであるユーザーコンテンツを処理する映像コンテンツ処理方法において、
    前記ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツを取得する映像コンテンツ取得のステップと、
    前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツにおける同一のシーンを検出する同一シーン検出のステップと、
    前記同一シーン検出のステップで検出される同一のシーンについて、前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成して置き換えることにより、前記ユーザーコンテンツのノイズを低減する画像合成のステップとを有する
    ことを特徴とする映像コンテンツ処理方法。
  2. 前記映像コンテンツが、
    テレビジョン放送により提供される番組のコンテンツであり、
    前記映像コンテンツ取得ステップは、
    電子番組表より、前記ユーザーコンテンツを特定するコンテンツ情報を取得し、前記コンテンツ情報による前記電子番組表の検索結果に基づいて、前記ユーザーコンテンツの再放送より前記同一コンテンツを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ処理方法。
  3. 前記映像コンテンツ取得ステップは、
    前記ユーザーコンテンツと前記同一コンテンツとを比較し、前記同一コンテンツが、前記ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツであることを検証する検証のステップを有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像コンテンツ処理方法。
  4. 前記映像コンテンツが、
    ネットワークにより接続されたクライアント端末に保持された映像コンテンツであり、
    前記映像コンテンツ取得ステップは、
    前記ネットワークを介して、前記ユーザーコンテンツ及び前記同一コンテンツを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ処理方法。
  5. 前記画像合成のステップは、
    前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツの画像データの平均値化により、
    前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ処理方法。
  6. 前記画像合成のステップは、
    前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツの画像データでサンプリング値の分布が中央の画像データを選択して前記ユーザーコンテンツの画像データと置き代えることにより、
    前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成して置き換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ処理方法。
  7. 前記画像合成のステップは、
    前記ユーザーコンテンツには含まれていない前記同一コンテンツのシーンを、前記ユーザーコンテンツの対応する箇所に介挿する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ処理方法。
  8. ユーザーの所望する映像コンテンツであるユーザーコンテンツを処理する映像コンテンツ処理プログラムにおいて、
    前記ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツを取得する映像コンテンツ取得のステップと、
    前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツにおける同一のシーンを検出する同一シーン検出のステップと、
    前記同一シーン検出のステップで検出される同一のシーンについて、前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成して置き換えることにより、前記ユーザーコンテンツのノイズを低減する画像合成のステップとを有する
    ことを特徴とする映像コンテンツ処理プログラム。
  9. ユーザーの所望する映像コンテンツであるユーザーコンテンツを処理する映像コンテンツ処理プログラムを記録した記録媒体において、
    前記映像コンテンツ処理プログラムは、
    前記ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツを取得する映像コンテンツ取得のステップと、
    前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツにおける同一のシーンを検出する同一シーン検出のステップと、
    前記同一シーン検出のステップで検出される同一のシーンについて、前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成して置き換えることにより、前記ユーザーコンテンツのノイズを低減する画像合成のステップとを有する
    ことを特徴とする映像コンテンツ処理プログラムを記録した記録媒体。
  10. ユーザーの所望する映像コンテンツであるユーザーコンテンツを処理する映像コンテンツ処理装置において、
    前記ユーザーコンテンツと同一の映像コンテンツである同一コンテンツを取得する映像コンテンツ取得手段と、
    前記ユーザーコンテンツ、前記同一コンテンツにおける同一のシーンを検出する同一シーン検出手段と、
    前記同一シーン検出手段で検出される同一のシーンについて、前記ユーザーコンテンツの画像データと前記同一コンテンツの画像データとを合成して置き換えることにより、前記ユーザーコンテンツのノイズを低減する画像合成手段と
    を備えることを特徴とする映像コンテンツ処理装置。


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