JP2006352531A - 送信装置及び該送信装置を用いた無線伝送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 送信装置側の消費電力を低減させる。
【解決手段】 映像信号を含むデジタル信号を無線伝送するための送信装置において、前記デジタル信号における高ビットレート又は低ビットレートの信号を入力し、入力信号に対応して予め設定された変調方式により変調する変調部と、前記変調部から得られる変調信号を周波数変換する周波数変換部と、前記周波数変換部により得られる信号の高周波電力を増幅させる高周波電力増幅部と、予め設定される条件に基づいて通常時とイベント発生時とで前記変調部における変調方式を変更させ、前記高周波電力増幅部の電力を制御する制御部とを有することにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図1
【解決手段】 映像信号を含むデジタル信号を無線伝送するための送信装置において、前記デジタル信号における高ビットレート又は低ビットレートの信号を入力し、入力信号に対応して予め設定された変調方式により変調する変調部と、前記変調部から得られる変調信号を周波数変換する周波数変換部と、前記周波数変換部により得られる信号の高周波電力を増幅させる高周波電力増幅部と、予め設定される条件に基づいて通常時とイベント発生時とで前記変調部における変調方式を変更させ、前記高周波電力増幅部の電力を制御する制御部とを有することにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、送信装置及び該送信装置を用いた無線伝送システムに係り、特に、送信装置側の消費電力を低減させるための送信装置及び該送信装置を用いた無線伝送システムに関する。
従来、緊急報道や中継番組等に代表されるテレビ番組等の制作において、カメラのワイヤレス化が非常に有効である。ケーブル等の有線から解放されるワイヤレス機器は、事前の準備が簡単に済むことやカメラマンの機動性が向上することから各種機器が開発され、実際のテレビ番組の制作等に使用されている(例えば、非特許文献1、非特許文献2参照。)。
また、これらのワイヤレスカメラは、カメラ等から出力されたデジタル映像信号をMPEG2(Moving Picture Experts Group 2)等の映像符号化装置で圧縮し、マイクロ波帯の電波等を使用して無線伝送するシステムに利用される(例えば、特許文献1参照。)。
橋本靖他、「2.4GHz帯OFDMワイヤレスカメラ実用化への取り組みと番組中継での運用」、放送技術2002年9月号、兼六館出版株式会社、2002 VOL.55 No.9、pp.106〜114. 大西弘幸他、「デジタルハイビジョンワイヤレスカメラシステム」、放送技術2004年5月号、兼六館出版株式会社、2004 VOL.57 No.5、pp.123〜128. 特開平7−307711号公報
橋本靖他、「2.4GHz帯OFDMワイヤレスカメラ実用化への取り組みと番組中継での運用」、放送技術2002年9月号、兼六館出版株式会社、2002 VOL.55 No.9、pp.106〜114. 大西弘幸他、「デジタルハイビジョンワイヤレスカメラシステム」、放送技術2004年5月号、兼六館出版株式会社、2004 VOL.57 No.5、pp.123〜128.
しかしながら、従来のワイヤレスカメラ等を用いた無線伝送システムは、デジタル映像信号をMPEG2等のエンコーダで圧縮後、デジタル変調を行い無線伝送している。また、これらの装置は、常に同じ伝送レートでデジタル信号を無線伝送しているため、常にフルパワー状態で電波を送信している。
例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)変調方式の無線伝送装置では、高周波増幅部での相互変調妨害を防ぐため、増幅部の線形動作領域を使用しており、通常その電力効率は10%以下である。そのため、無線伝送システムの送信装置は、大きな消費電力が必要となる。
また、ワイヤレスカメラにおいては、映像が途切れてしまうと、実際に撮影を中止しているのか、又は電波が届いていないのかの判断が困難となる。そのため、実際には番組として必要のない映像であっても常に受信装置側に伝送し続ける必要がある。したがって、これらの無線伝送システムの送信装置は極めて消費電力が大きくなってしまうという問題がある。特に、電池(バッテリー等)で運用する必要があるワイヤレスカメラは、その消費電力の大きさから小型電池で長時間動作させることが困難となり、また長時間動作させるためには電池が大きくなるため、カメラマンの機動性が損なわれるという問題が生じている。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、送信装置側の消費電力を低減させるための送信装置及び該送信装置を用いた無線伝送システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、映像信号を含むデジタル信号を無線伝送するための送信装置において、前記デジタル信号における高ビットレート又は低ビットレートの信号を入力し、入力信号に対応して予め設定された変調方式により変調する変調部と、前記変調部から得られる変調信号を周波数変換する周波数変換部と、前記周波数変換部により得られる信号の高周波電力を増幅させる高周波電力増幅部と、予め設定される条件に基づいて通常時とイベント発生時とで前記変調部における変調方式を変更させ、前記高周波電力増幅部の電力を制御する制御部とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、高周波電力増幅部の消費電力を減少させることができる。これにより、送信装置側の消費電力を低減させることができる。また、長時間動作を実現することができる。
請求項2に記載された発明は、前記制御部は、前記通常時には前記変調部に低ビットレートで所要C/Nが少ない変調方式を用いて変調させ、前記高周波信号増幅部に出力電力を低減させるよう制御し、前記イベント発生時には前記変調部に高ビットレートの変調方式を用いて変調させ、前記高周波信号増幅部に出力電力を増加させるよう制御することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、実際に番組等で必要となる映像や音声の信号を高ビットレートで伝送し、それ以外の映像や音声については、低ビットレートの信号を伝送するため、結果として連続した信号を伝送することができる。これにより、ワイヤレスカメラ等が撮影中であることを受信側に把握させることができる。また、更に送信装置側の送信電力を低減させることができる。
請求項3に記載された発明は、映像信号を含むデジタル信号を複数の異なるビットレートで符号化させるための符号化部を有し、前記符号化部は、JPEG2000、MPEG2、及びMPEG4のうち少なくとも1つの符号化方式を用いて符号化を行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、JPEG2000や、MPEG2、又はMPEG4の符号化方式は、画質や圧縮率を調整することができるため、伝送データ量を容易に調整することができる。これにより、送信装置側の消費電力を低減させることができる。
請求項4に記載された発明は、前記制御部は、前記通常時には前記符号化部に低階層又は圧縮率の高い符号化データを出力させるよう制御し、前記イベント発生時には高階層又は圧縮率の低い符号化データを出力させるよう制御することを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、実際に番組等で必要となる映像や音声の信号を高階層又は圧縮率の低い符号化データとして伝送し、それ以外の映像や音声については、低階層又は圧縮率の高い符号化データを伝送するため、結果として連続した信号を伝送することができる。これにより、ワイヤレスカメラ等が撮影中であることを受信側に把握させることができる。また、更に送信装置側の送信電力を低減させることができる。
請求項5に記載された発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の送信装置を用いた無線伝送システムである。
請求項5記載の発明によれば、高周波電力増幅部の消費電力を減少させることができる。これにより、デジタル信号を長時間伝送できる無線伝送システムを実現することができる。
本発明によれば、送信装置側の消費電力を低減させることができる。
以下に、本発明における送信装置及び該送信装置を用いた無線伝送システムを好適に実施した形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に示す実施例において、信号の伝送中における送信装置と受信装置間の距離は一定又は伝送許容範囲内であるものとし、伝送減衰等の条件も一定又は伝送許容範囲内であるものとする。また、以下に示す実施例においては、カメラ(撮像手段)と送信装置を別体の装置構成として説明するが、一体に構成されていてもよい。また、受信装置と、収録装置と、モニタとを別体の構成として説明するが、一体に構成されていてもよい。
また、以下に示す実施例において、通常時とは、例えば送信装置が撮影等をして送信している映像や音声を受信装置にて使用していない状態(モニタ状態)であることを示している。即ち、送信装置にイベントトリガー信号がない状態で、カメラの撮影映像及び音声が収録映像として選択されていない状態である。また、イベント発生時とは、送信装置が送信した映像や音声を番組制作における必要な映像として受信装置が収録装置等に収録する状態であることを示している。即ち、送信装置にイベントトリガー信号がある状態である。
ここで、イベントトリガー信号とは、高画質な映像が必要な場合に入力される信号である。例えば、テレビ番組の制作においては、オンエア状態や収録中等、カメラ11の映像を使用中であることを示すタリー信号や、野生動物を撮影する場合であれば、動物が撮影フレーム上に現れたことを感知するセンサーからの信号等がある。
<実施例1>
図1は、実施例1における無線伝送システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す無線伝送システム10は、撮像手段としてのカメラ11と、カメラ11により撮影された映像や音声等からなるデジタル信号を送信する送信装置12と、送信装置12からのデジタル信号を受信する受信装置13と、収録装置14と、モニタ15とを有するよう構成されている。
図1は、実施例1における無線伝送システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す無線伝送システム10は、撮像手段としてのカメラ11と、カメラ11により撮影された映像や音声等からなるデジタル信号を送信する送信装置12と、送信装置12からのデジタル信号を受信する受信装置13と、収録装置14と、モニタ15とを有するよう構成されている。
また、送信装置12は、制御部21と、変調部22と、周波数変換部(アップコンバータ)23と、高周波電力増幅部24と、送信アンテナ25とを有するよう構成されている。また、受信装置13は、受信アンテナ31と、低雑音増幅部32と、周波数変換部(ダウンコンバータ)33と、復調部34とを有するよう構成されている。
カメラ11は、人や風景、建物等の外界の情報を撮影し、撮影された映像や音声から高ビットレートの信号と低ビットレート信号を生成する。なお、低ビットレート信号には、音声信号も含まれる。また、カメラ11は、生成した高ビットレート信号と低ビットレート信号を送信装置12に出力する。ここで、実施例1における送信装置12について、具体的に説明する。
<実施例1:送信装置12>
送信装置12は、カメラ11から得られる高ビットレート信号と低ビットレート信号とを変調部22にて入力する。なお、高ビットレート信号としては、例えばHDTV(High Definition Television)方式の信号等があり、また、低ビットレート信号としては、例えばSDTV(Standard Definition Television)方式の信号や音声信号等がある。
送信装置12は、カメラ11から得られる高ビットレート信号と低ビットレート信号とを変調部22にて入力する。なお、高ビットレート信号としては、例えばHDTV(High Definition Television)方式の信号等があり、また、低ビットレート信号としては、例えばSDTV(Standard Definition Television)方式の信号や音声信号等がある。
制御部21は、予め設定される条件に基づくイベントの発生等に対応した外部からのイベントトリガー信号に基づいて、変調部22におけるデジタル変調方式及び高周波電力増幅部24における電力の制御を行う。
変調部22は、カメラ11から入力された高ビットレート及び低ビットレートの信号を入力し、制御部21からの制御信号に基づいて、予め設定される変調方式を用いて高ビットレート及び低ビットレートのどちらかの信号をデジタル変調する。また、変調部22は、変調されたデジタル変調信号を周波数変換部23に出力する。
周波数変換部23は、変調部22から入力されたデジタル変調信号の周波数を変換(アップコンバート)する。また、周波数変換部23は、変換した信号を高周波電力増幅部24へ出力する。
高周波電力増幅部24は、制御部21からの制御信号に基づいて高周波信号を増幅する。また、高周波電力増幅部24は、増幅した信号を送信アンテナ25に出力する。送信アンテナ25は、高周波電力増幅部24より得られる信号を電波として送信する。
<送信装置12:送信処理手順>
ここで、送信装置12の送信処理手順の一例について説明する。なお、カメラ11から変調部22に入力される信号は、例えば高ビットレートの信号をHDTV信号とし、低ビットレートの信号をSDTV信号及び音声信号として説明するが、本発明における信号の種類においてはこれに限定されない。
ここで、送信装置12の送信処理手順の一例について説明する。なお、カメラ11から変調部22に入力される信号は、例えば高ビットレートの信号をHDTV信号とし、低ビットレートの信号をSDTV信号及び音声信号として説明するが、本発明における信号の種類においてはこれに限定されない。
まず、送信装置12は、HDTV信号と、SDTV信号及び音声信号とを変調部22にて入力する。変調部22は、制御部21から得られる制御信号にしたがって、通常時にはSDTV信号を変調し、イベント発生時にはHDTV信号を変調して周波数変換部23に出力する。
通常時には、変調部22は、制御部21からの信号により低所要C/N(搬送波電力対熱雑音電力比)の変調方式、例えば、BPSK(Binary Phase Shift Keying)等の変調方式を用いてデジタル変調を行う。デジタル変調された信号は、周波数変換部23にて伝送用の信号に変換され、高周波電力増幅部24に出力される。
高周波電力増幅部24は、制御部21からの信号により送信電力を低減させる。つまり、低ビットレートの信号は、高ビットレートと比較して高周波電力を低くして信号を増幅し、送信アンテナ25から電波として送信させる。これにより、高周波電力増幅部24の送信電力を低減させることができる。
なお、通常時における送信電力の低減方法としては、例えば高周波電力増幅部24において増幅部を多段に設け、増幅部を通過する毎に送信電力が向上するように構成されているとした場合に、最終段等の後段の増幅部を休止させ、その増幅部を通過させないようにする等の方法がある。これらの動作により通常時において消費電力を低減することができる。
また、他の低減方法としては、カメラ11の撮影状態が途切れていないことが受信装置側で確認できればよいため、映像信号は送らず音声信号のみを送信装置12に伝送させるようにしてもよい。なお、後述する実施例2〜5の説明では、音声信号のみを送信させる手法についての説明は省略するが、後述する実施例2〜5についても実施例1と同様の低減方法を適用することができる。
ここで、例えばカメラ11から撮影される映像を番組制作における必要な映像として収録装置14に収録する場合には、高画質の映像が必要となる。この場合には、イベントトリガー信号(イベント発生)に基づく制御部21からの制御信号により、変調部22は、所要C/Nが高く、伝送ビットレートの高い変調方式、例えば64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)等の変調方式を用いてデジタル変調を行う。更に、高周波電力部24も制御部21からの信号により送信電力を増大させて送信アンテナ25から電波として送信する。
このように、制御部21において制御を行うことで送信装置12、特に高周波電力増幅部24の消費電力を減少させることができる。具体的には、上述したように、変調方式をイベント発生時(カメラ選択時)に64QAMとし、通常時にBPSKとすると、選択時の送信電力を基準にして理論上所要C/Nを15dB程度低下することになるため、送信電力は従来より1/30以上低減させることができる。
<実施例1:受信装置13>
一方、受信装置13は、送信装置12から送信された電波を受信アンテナ31にて受信する。受信アンテナ31は、受信した信号を低雑音増幅部32に出力する。低雑音増幅部32は、受信アンテナ31より得られる信号の伝送減衰等を増幅し、周波数変換部33に出力する。周波数変換部33は、低雑音増幅部32より得られる信号を周波数変換(ダウンコンバート)し復調部34に出力する。復調部34は、周波数変換部33より得られるデジタル変調信号を復調する。
一方、受信装置13は、送信装置12から送信された電波を受信アンテナ31にて受信する。受信アンテナ31は、受信した信号を低雑音増幅部32に出力する。低雑音増幅部32は、受信アンテナ31より得られる信号の伝送減衰等を増幅し、周波数変換部33に出力する。周波数変換部33は、低雑音増幅部32より得られる信号を周波数変換(ダウンコンバート)し復調部34に出力する。復調部34は、周波数変換部33より得られるデジタル変調信号を復調する。
ここで、復調部34は、64QAM復調器とBPSK復調器により同時に復調を行うため(以降の実施例でも同様)、SDTV信号とHDTV信号のどちらか一方の信号が取得されることになる。したがって、復調部34は、取得した信号がSDTV信号の場合、映像や音声の出力が可能なモニタ15に出力する。これにより、受信装置13側で映像又は音声を確認することができる。また、復調部34は、取得した信号がHDTV信号の場合、収録装置14に出力し番組に用いられる信号として収録される。ここで、収録装置14は、ハードディスクやVTR(Video Tape Recorder)等のストレージ手段である。また、収録装置14には、モニタ等を有し、映像の内容を受信側で確認することもできる。
上述したように、実施例1によれば、高周波電力増幅部の消費電力を減少させることができる。これにより、送信装置側の消費電力を低減させることができる。また、長時間動作を実現することができる。具体的には、SDTVとHDTVの2つの信号を送信装置12に入力し、通常時はSDTV信号が伝送可能な低ビットレートの所要C/Nが低い変調方式を選択し、更に高周波信号増幅部の出力電力を低減させる。また、イベントが発生し高画質な映像が必要な場合にはHDTV信号が伝送できる高ビットレートの変調方式を選択し、送信出力を高めることで必要な映像の品質を維持することができる。
また、低ビットレート信号の場合は、低画質な映像や音声、又は音声のみを受信装置13側に伝送するようにすることで、高周波電力増幅部の消費電力を減少させることができる。また、デジタル信号を受信装置13側に長時間伝送できる無線伝送システムを実現することができる。
<実施例2>
次に、本発明における第2の実施例について図を用いて説明する。図2は、実施例2における無線伝送システムの概略構成の一例を示す図である。実施例2は、カメラから出力されるシリアルデジタル映像信号をミリ波帯等の電波を用いて無線伝送する無線伝送システムを示す例である。
次に、本発明における第2の実施例について図を用いて説明する。図2は、実施例2における無線伝送システムの概略構成の一例を示す図である。実施例2は、カメラから出力されるシリアルデジタル映像信号をミリ波帯等の電波を用いて無線伝送する無線伝送システムを示す例である。
図2に示す無線伝送システム40は、上述の実施例と同様にカメラ41と、送信装置42と、受信装置43と、収録装置44と、モニタ45とを有するよう構成されている。ここで、カメラ41、収録装置44、及びモニタ45については、それぞれ上述した実施例1におけるカメラ11、収録装置14、及びモニタ15と略同様の構成及び動作を行うため、ここでの説明は省略する。
また、送信装置42は、制御部51と、スイッチ52と、ASK(Amplitude Shift Keying)変調部53と、発振部54と、高周波電力増幅部55と、送信アンテナ56とを有するよう構成されている。また、受信装置43は、受信アンテナ61と、低雑音増幅部62と、検波部63と、リクロック部64とを有するよう構成されている。
<実施例2:送信装置42>
制御部51は、予め設定される条件に基づくイベントの発生等に対応した外部からのイベントトリガー信号に基づいて、カメラ11から入力される高ビットレート信号と低ビットレート信号とを切り替えるスイッチ52の切り替え、及び高周波電力増幅部24における電力の制御を行う。
制御部51は、予め設定される条件に基づくイベントの発生等に対応した外部からのイベントトリガー信号に基づいて、カメラ11から入力される高ビットレート信号と低ビットレート信号とを切り替えるスイッチ52の切り替え、及び高周波電力増幅部24における電力の制御を行う。
ASK変調部53は、スイッチ52により切り替えられて送られる信号を発振部54から出力された搬送波(ベースバンド信号)により変調信号として振幅変調を行う。また、ASK変調部53は、振幅変調した信号を高周波電力増幅部55に出力する。
高周波電力増幅部55は、制御部51からの制御信号に基づいて高周波信号を増幅する。また、高周波電力増幅部55は、増幅した信号を送信アンテナ56に出力する。送信アンテナ56は、高周波電力増幅部55により得られる信号を電波として送信する。
<送信装置42:送信処理手順>
ここで、送信装置42の送信処理手順の一例について説明する。なお、カメラ41からスイッチ52に入力される信号は、例えば高ビットレートの信号をハイビジョンテレビ信号のシリアルデジタル映像信号(HD―SDI:High Definition Serial Digital Interface)とし、低ビットレートの信号を標準テレビ信号のシリアルデジタル映像信号(SD−SDI:Standard Definition Serial Digital Interface)とするが、本発明における信号の種類においてはこれに限定されない。
ここで、送信装置42の送信処理手順の一例について説明する。なお、カメラ41からスイッチ52に入力される信号は、例えば高ビットレートの信号をハイビジョンテレビ信号のシリアルデジタル映像信号(HD―SDI:High Definition Serial Digital Interface)とし、低ビットレートの信号を標準テレビ信号のシリアルデジタル映像信号(SD−SDI:Standard Definition Serial Digital Interface)とするが、本発明における信号の種類においてはこれに限定されない。
まず、カメラ41から得られるHD−SDI信号とSD−SDI信号とをスイッチ52に入力する。制御部51は、イベントトリガー信号の入力がない場合、即ち通常時にはスイッチ52に対してSD−SDI信号に切り替えて出力するように制御する。また、イベントトリガー信号の入力があった場合、即ちイベント発生時はHD−SDI信号に切り替えて出力するように制御する。つまり、スイッチ52は、制御部51から得られる制御信号にしたがって、通常時にはSD−SDI信号をASK変調部53に出力し、イベント発生時にはHD−SDI信号をASK変調部53に出力するように切り替えを行う。
ASK変調部53は、発振部54から出力された搬送波に対してSD−SDI信号、又はHD−SDI信号の振幅変調を行う。例えば、発振部54が60GHzの高周波信号をASK変調部53に出力し、スイッチ52が変調信号としてHD−SDI信号をASK変調部53に出力した場合、ASK変調部53は、HD−SDI信号でASK変調した60GHzの高周波信号を高周波電力増幅部55に出力する。
高周波電力増幅部55は、ASK変調部53より得られるASK変調された信号を制御部51からの制御信号に基づいて電力増幅し、送信アンテナ56から電波として送信させる。なお、実施例2における送信電力の低減方法としては、上述の実施例1で示すような方法を用いることができる。
ここで、高周波電力増幅部55の増幅度をどの程度にするかについては、上述したように制御部51からの制御信号により設定される。例えば、約1.5GbpsのHD−SDI信号を伝送できる距離において、その距離で約300MbpsのSD−SDI信号を伝送する場合と比較して約1/5の送信電力で伝送することができる。したがって、通常時には、イベント発生時のHD−SDI信号を伝送する場合に対して1/5の電力で送信すればよいことになる。これにより、低消費電力を実現し、更に必要な際には高画質な映像が得られる無線伝送システムを実現することができる。
<実施例2:受信装置43>
一方、受信装置43では、送信装置42から送信された電波を受信アンテナ61にて受信する。受信アンテナ61は、受信した信号を低雑音増幅部62に出力する。低雑音増幅部62は、受信アンテナ61より得られる信号の伝送減衰等を増幅し、検波部63に出力する。検波部63は、入力した高周波信号を包絡線検波して、変調信号であるHD−SDI信号又はSD−SDI信号を取得する。
一方、受信装置43では、送信装置42から送信された電波を受信アンテナ61にて受信する。受信アンテナ61は、受信した信号を低雑音増幅部62に出力する。低雑音増幅部62は、受信アンテナ61より得られる信号の伝送減衰等を増幅し、検波部63に出力する。検波部63は、入力した高周波信号を包絡線検波して、変調信号であるHD−SDI信号又はSD−SDI信号を取得する。
なお、検波部63により取り出したHD−SDI信号又はSD−SDI信号は、伝送路の影響を受けて波形に劣化が生じている。そのため、検波部63は、取り出したHD−SDI信号又はSD−SDI信号をリクロック部64に出力する。リクロック部64は、高精度のクロックで入力した信号を補正し波形歪等を取り除いて安定したHD−SDI信号又はSD−SDI信号に再生する。
また、リクロック部64は、再生した信号が、SD−SDI信号(通常時)である場合には、モニタ45に出力し、HD−SDI信号(イベント発生時)である場合には、放送でオンエアしたり、VTRで収録したりするため、収録装置44に出力する。
上述したように、実施例2によれば、イベント発生等により必要な場合にのみ高画質な映像(HD−SDI信号)等を受信側に伝送するようにし、それ以外の場合は、低画質な映像(SD−SDI信号)や音声、又は音声のみを受信側に伝送するようにすることで、高周波電力増幅部の消費電力を減少させることができる。また、デジタル信号を長時間伝送できる無線伝送システムを実現することができる。
<実施例3>
次に、本発明における第3の実施例について図を用いて説明する。図3は、実施例3における無線伝送システムの概略構成の一例を示す図である。実施例3は、高階層映像と低階層映像とに圧縮される圧縮符号化部を有し、2つの階層で圧縮された符号化信号をスイッチにて切り替えて無線伝送する無線伝送システムを示す例である。
次に、本発明における第3の実施例について図を用いて説明する。図3は、実施例3における無線伝送システムの概略構成の一例を示す図である。実施例3は、高階層映像と低階層映像とに圧縮される圧縮符号化部を有し、2つの階層で圧縮された符号化信号をスイッチにて切り替えて無線伝送する無線伝送システムを示す例である。
図3に示す無線伝送システム70は、上述の実施例と同様にカメラ71と、送信装置72と、受信装置73と、収録装置74と、モニタ75とを有するよう構成されている。ここで、カメラ71は、上述の実施例とは異なり、高ビットレート信号のみを送信装置72に出力する。また、収録装置74、及びモニタ75については、それぞれ上述した実施例1における収録装置14、及びモニタ15と略同様の構成及び動作を行うため、ここでの説明は省略する。
また、送信装置72は、制御部81と、映像信号分配部82と、高階層映像圧縮符号化部83と、低階層映像圧縮符号化部84と、スイッチ85と、変調部86、周波数変換部(アップコンバータ)87と、高周波電力増幅部88と、送信アンテナ89とを有するよう構成されている。また、受信装置73は、受信アンテナ91と、低雑音増幅部92と、周波数変換部(ダウンコンバータ)93と、復調部94と、2分配部95と、高階層映像復号部96と、低階層映像復号部96とを有するよう構成されている。
制御部81は、高階層映像圧縮符号化部83と、スイッチ85と、変調部86と、高周波電力増幅部88とをイベントトリガー信号に基づいて制御する。映像信号分配部82は、カメラ71から得られるデジタル映像信号を同一の2つの信号に分配する。また、映像信号分配部82は、信号をそれぞれ高階層映像圧縮符号化部83と低階層映像圧縮符号化部84とに出力する。高階層映像圧縮符号化部83は、入力したデジタル映像信号を低圧縮率で圧縮する。また、低階層映像圧縮符号化部84は、入力したデジタル映像信号を高圧縮率で圧縮する。また、高階層映像圧縮符号化部83及び低階層映像圧縮符号化部84は、それぞれ圧縮した信号をスイッチ85に出力する。
スイッチ85は、高階層映像圧縮符号化部83及び低階層映像圧縮符号化部84からそれぞれ入力された信号を制御部81からの制御信号に基づいて切り替えて変調部86に出力する。
変調部86は、スイッチ85から入力された信号を入力し、制御部81からの制御信号に基づいて、予め設定された変調方式を用いてデジタル変調する。また、変調部86は、変調されたデジタル変調信号を周波数変換部87に出力する。
周波数変換部87は、変調部86から得られるデジタル変調信号の周波数を変換(アップコンバート)する。また、周波数変換部87は、変換した信号を高周波電力増幅部88へ出力する。
高周波電力増幅部88は、制御部81からの制御信号に基づいて高周波信号を増幅する。また、高周波電力増幅部88は、増幅した信号を送信アンテナ89に出力する。送信アンテナ89は、高周波電力増幅部88より得られる信号を電波として送信する。
<送信装置72:送信処理手順>
ここで、送信装置72の送信処理手順の一例について説明する。なお、カメラ71から入力される信号は、高ビットレートのHDTV信号として説明するが、本発明における信号の種類においてはこれに限定されない。
ここで、送信装置72の送信処理手順の一例について説明する。なお、カメラ71から入力される信号は、高ビットレートのHDTV信号として説明するが、本発明における信号の種類においてはこれに限定されない。
送信装置72は、映像信号分配部82に入力されたカメラ71からのHDTV信号を分配して高階層映像圧縮符号化部83と、低階層映像圧縮符号化部84とに出力する。なお、実施例3において、カメラ71が通常時の撮影状態にある場合には、低消費電力を実現するため、送信装置72は高階層映像符号化部83を制御部81からの制御信号によって休止させてもよい。
つまり、高階層映像圧縮符号化部83は休止状態であるため、低階層映像圧縮符号化部84によりHDTV信号が高圧縮符号化され、低ビットレートのデジタル圧縮信号がスイッチ85に出力される。スイッチ85は、制御部81からの制御信号により低階層映像圧縮符号化部84からの信号を変調部86に出力する。
変調部86は、スイッチ85より得られる低階層映像圧縮符号化部84にて符号化された信号を入力し、制御部81からの制御信号により低所要C/Nの変調方式、例えばBPSK等の変調方式により信号をデジタル変調する。また、変調部86は、変調した信号を周波数変換部87に出力する。また、周波数変換部87は、変調部86から得られるデジタル変調信号の周波数を変換(アップコンバート)して高周波電力増幅部88に出力する。高周波電力増幅部88は、制御部81からの制御信号により送信電力を低減させて増幅を行い、送信アンテナ89により電波を送信する。なお、実施例3における送信電力の低減方法としては、上述の実施例1で示すような方法を用いることができる。上記動作により通常時の撮影状態において消費電力を低減することができる。
次に、例えばカメラ71から撮影される映像を番組制作における必要な映像として収録装置74に収録する場合には、高画質の映像が必要となる。この場合には、高階層映像符号化部83をイベントトリガー信号が入力された制御部81からの制御信号によって起動させる。
更に、スイッチ85は、制御部81からの制御信号により高階層映像圧縮符号化部83からの低圧縮でビットレートの高い高画質なデジタル圧縮信号に切り替えて変調部86に出力する。また、変調部86は、制御部81からの制御信号により所要C/Nは高いが伝送ビットレートの高い変調方式、例えば64QAM等の変調方式により変調を行い、周波数変換部87に出力される。また、周波数変換部87は、変調部86から得られるデジタル変調信号の周波数を変換(アップコンバート)して高周波電力増幅部88に出力する。また、高周波電力増幅部88は、制御部81からの制御信号により送信電力を増大させて送信アンテナ89より電波を送信する。
なお、送信装置72は、高階層映像圧縮符号化部83が符号化処理を行う場合、つまり、イベント発生時には低階層映像符号化部84を休止させるように制御部81からの制御信号を低階層映像符号化部84に出力してもよい。このとき、通常時には、低階層映像符号化部84を起動させるような制御も可能にする。
また、上述したように、変調方式をイベント発生時(カメラ選択時)には64QAMとし、通常時にはBPSKとすると、選択時の送信電力を基準として理論上所要C/Nを15dB程度低下することになるため、送信電力を1/30以上低減させることが可能となる。
<実施例3:受信装置73>
一方、受信装置73では、送信装置72から送信された電波を受信アンテナ91にて受信する。受信アンテナ91は、受信した信号を低雑音増幅部92に出力する。低雑音増幅部92は、受信アンテナ91より得られる信号の伝送減衰等を増幅し、周波数変換部93に出力する。周波数変換部93は、低雑音増幅部92より得られる信号を周波数変換(ダウンコンバート)し復調部94に出力する。復調部94は、周波数変換部93より得られるデジタル変調信号を復調して2分配部95に出力する。
一方、受信装置73では、送信装置72から送信された電波を受信アンテナ91にて受信する。受信アンテナ91は、受信した信号を低雑音増幅部92に出力する。低雑音増幅部92は、受信アンテナ91より得られる信号の伝送減衰等を増幅し、周波数変換部93に出力する。周波数変換部93は、低雑音増幅部92より得られる信号を周波数変換(ダウンコンバート)し復調部94に出力する。復調部94は、周波数変換部93より得られるデジタル変調信号を復調して2分配部95に出力する。
ここで、2分配部95は、復調部94から得られる復調後のデジタル信号を2分配して高階層映像復号部96及び低階層映像復号部97に出力する。ここで、2分配部95から入力された信号が高階層の信号であれば、高階層映像復号部96により正常に復号が行われ、収録装置74に出力される。また、2分配部95から入力された信号が低階層の信号であれば、低階層映像復号部95により正常に復号が行われ、モニタ75に出力される。なお、高階層映像復号部96及び低階層映像復号部97に上述とは逆の信号が入力された場合には、正常に復号が行われず出力されない。
上述したように、実施例3によれば、デジタル映像信号を2つ以上のビットレートで符号化するための映像符号化部と、イベントトリガー信号により変調方式を変更する変調部と、イベントトリガー信号で出力電力を変更する高周波信号増幅部を有することで、通常時には伝送ビットレートが低く所要C/Nが少ない変調方式を選択し、高周波信号増幅部の出力電力を低減することができる。また、イベント発生時には高画質な映像が必要な場合にのみ高ビットレートの変調方式を選択し送信出力を高める。これにより、高周波電力増幅部の消費電力を減少させることができる。また、デジタル信号を長時間伝送できる無線伝送システムを実現することができる。
<実施例4>
次に、本発明における第4の実施例について図を用いて説明する。図4は、実施例4における無線伝送システムの概略構成の一例を示す図である。実施例4は、MotionJPEG2000を用いて無線伝送する無線伝送システムを示す例である。
次に、本発明における第4の実施例について図を用いて説明する。図4は、実施例4における無線伝送システムの概略構成の一例を示す図である。実施例4は、MotionJPEG2000を用いて無線伝送する無線伝送システムを示す例である。
JPEG2000の符号化方式では、低階層データを含む高階層データを入力すれば高画質の映像を取得することができ、低階層データのみを入力すればデータビットレートは低くなるため、低階層データと高階層データとを用いて通常時とイベント発生時とで信号の切り替えを行う。
図4に示す無線伝送システム100は、カメラ101と、送信装置102と、受信装置103と、収録装置104と、モニタ105とを有するよう構成されている。
また、送信装置102は、制御部111と、JPEG2000エンコーダ112と、低階層データ分離部113と、変調部114と、周波数変換部(アップコンバータ)115と、高周波電力増幅部116と、送信アンテナ117とを有するよう構成されている。また、受信装置103は、受信アンテナ121と、低雑音増幅部122と、周波数変換部(ダウンコンバータ)123と、復調部124と、JPEG2000デコーダ125と、映像信号分配部126とを有するよう構成されている。
<実施例4:送信装置102>
ここで、カメラ101、収録装置104、及びモニタ105については、それぞれ上述した実施例3におけるカメラ71、収録装置74、及びモニタ75と略同様の構成及び動作を行うため、ここでの説明は省略する。また、実施例4における送信装置102及び受信装置103の構成を上述した実施例3における送信装置72及び受信装置73の構成と比較すると、送信装置102では、映像信号分配部82がなく、高階層映像符号化部83及び低階層映像符号化部84がJPEG2000エンコーダ112となっている。また、スイッチ85が低階層データ分離部113となっている。一方、受信装置103は、実施例3の受信装置73と比較すると、2分配器95が映像信号分配部126となっており、高階層映像復号部96及び低階層映像復号部97がJPEG2000デコーダ125となっている。
ここで、カメラ101、収録装置104、及びモニタ105については、それぞれ上述した実施例3におけるカメラ71、収録装置74、及びモニタ75と略同様の構成及び動作を行うため、ここでの説明は省略する。また、実施例4における送信装置102及び受信装置103の構成を上述した実施例3における送信装置72及び受信装置73の構成と比較すると、送信装置102では、映像信号分配部82がなく、高階層映像符号化部83及び低階層映像符号化部84がJPEG2000エンコーダ112となっている。また、スイッチ85が低階層データ分離部113となっている。一方、受信装置103は、実施例3の受信装置73と比較すると、2分配器95が映像信号分配部126となっており、高階層映像復号部96及び低階層映像復号部97がJPEG2000デコーダ125となっている。
また、JPEG2000エンコーダ112と、JPEG2000デコーダ125は、MotionJPEG2000映像符号化方式の映像圧縮手段であり、出力信号はJPEG2000コードストリームの階層構造を有しており、低階層のデータのみを抽出することで圧縮率の高い低解像度のデータを取得することができる。
つまり、低階層のデータのみを抽出して利用することにより、データビットレートを低くすることができる。このため、JPEG2000デコーダ125は、低階層データを含む高階層データを入力すれば高画質の映像を取得することができ、また低階層データのみを入力すると解像度の低い映像を取得することができる。
<送信装置102:送信処理手順>
ここで、送信装置102の送信処理手順の一例について説明する。なお、カメラ101から入力される信号は、高ビットレートのHDTV信号として説明するが、本発明における信号の種類においてはこれに限定されない。
ここで、送信装置102の送信処理手順の一例について説明する。なお、カメラ101から入力される信号は、高ビットレートのHDTV信号として説明するが、本発明における信号の種類においてはこれに限定されない。
送信装置102は、カメラ101から得られるHDTV信号をJPEG2000エンコーダ112にて入力する。JPEG2000エンコーダ112は、入力したHDTV信号をエンコードする。また、JPEG2000エンコーダ112は、エンコードした低階層データを含む高階層データを変調部114及び低階層データ分離部113に出力する。低階層データ分離部113は、JPEG2000エンコーダ112から得られるデータから低階層のデータのみを抽出して変調部114に出力する。
また、変調部114は、制御部111からの制御信号により、JPEG2000エンコーダ112より得られる低階層データを含む高階層のデータを64QAMで変調し、低階層データ分離部113より得られる低階層のみのデータのときはBPSK変調方式でデジタル変調して周波数変換部115に出力する。
周波数変換部115は、変調部113から得られる信号を周波数変換(アップコンバート)し、高周波電力増幅部116に出力する。高周波電力増幅部116は、制御部111からの制御信号に基づき信号を増幅して送信アンテナ117より電波として送信される。なお、実施例4における送信電力の低減方法としては、上述の実施例1で示すような方法を用いることができる。
<実施例4:受信装置103>
一方、受信装置103では、送信装置102から送信された電波を受信アンテナ121にて受信する。受信アンテナ121は、受信した信号を低雑音増幅部122に出力する。低雑音増幅部122は、受信アンテナ121より得られる信号の伝送減衰等を増幅し、周波数変換部123に出力する。周波数変換部123は、低雑音増幅部122より得られる信号を周波数変換(ダウンコンバート)し復調部124に出力する。復調部124は、周波数変換部123より得られるデジタル変調信号を復調してJPEG2000デコーダ125に出力する。
一方、受信装置103では、送信装置102から送信された電波を受信アンテナ121にて受信する。受信アンテナ121は、受信した信号を低雑音増幅部122に出力する。低雑音増幅部122は、受信アンテナ121より得られる信号の伝送減衰等を増幅し、周波数変換部123に出力する。周波数変換部123は、低雑音増幅部122より得られる信号を周波数変換(ダウンコンバート)し復調部124に出力する。復調部124は、周波数変換部123より得られるデジタル変調信号を復調してJPEG2000デコーダ125に出力する。
JPEG2000デコーダ125は、復調部124から得られる復調後のデジタル信号をデコードし、映像信号分配部126に出力する。映像信号分配部126は、JPEG2000デコーダ125より得られるデータが低階層データである場合には、モニタ105みに出力し、低階層データを含む高階層データである場合は、モニタ105及び収録装置104に出力する。
上述したように、実施例4によれば、JPEG2000映像符号化方式の映像符号化部を用いて、イベント発生時には低階層データを含む高階層データを伝送し、通常時には低階層データのみを伝送することにより、受信側では、必要なところで高画質の映像を取得することができる。これにより、長時間動作可能な送信装置102を実現することができる。
<実施例5>
次に、本発明における第5の実施例について図を用いて説明する。図5は、実施例5における無線伝送システムの概略構成の一例を示す図である。実施例5は、MPEG2を用いて無線伝送する無線伝送システムを示す例である。
次に、本発明における第5の実施例について図を用いて説明する。図5は、実施例5における無線伝送システムの概略構成の一例を示す図である。実施例5は、MPEG2を用いて無線伝送する無線伝送システムを示す例である。
MPEG2の符号化方式では、圧縮率を変えて符号化することで、低圧縮と高圧縮との2つの信号を取得することができるため、通常時とイベント発生時とで信号を切り替えて伝送を行う。
図5に示す無線伝送システム130は、カメラ131と、送信装置132と、受信装置133と、収録装置134と、モニタ135とを有するよう構成されている。
また、送信装置132は、制御部141と、映像信号分配部142と、高圧縮MPEG2エンコーダ143と、低圧縮MPEG2エンコーダ144と、スイッチ145と、変調部146、周波数変換部(アップコンバータ)147と、高周波電力増幅部148と、送信アンテナ149とを有するよう構成されている。また、受信装置133は、受信アンテナ151と、低雑音増幅部152と、周波数変換部(ダウンコンバータ)153と、復調部154と、MPEG2デコーダ155と、映像信号分配部156とを有するよう構成されている。
<実施例5:送信装置132>
ここで、カメラ131、収録装置134、及びモニタ135については、それぞれ上述した実施例3におけるカメラ71、収録装置74、及びモニタ75と略同様の構成及び動作を行うため、ここでの説明は省略する。また、上述した実施例3における送信装置72と、実施例5における送信装置132とを比較すると、高階層映像符号化部83が低圧縮MPEG2エンコーダ144となっており、低階層映像符号化部84が高圧縮MPEG2エンコーダ143となっている。一方、上述した実施例4における受信装置103と、実施例5における受信装置133とを比較すると、JPEG2000エンコーダ125がMPEG2デコーダ155となっている。なお、MPEG2のデコーダは互換性があるため、MPEG2デコーダ155が高ビットレートである低圧縮MPEG2エンコーダ144から得られる高ビットレートの出力信号をデコードできる場合、低ビットレートである高圧縮MPEG2エンコーダ143から得られる出力信号もデコードすることができる。
ここで、カメラ131、収録装置134、及びモニタ135については、それぞれ上述した実施例3におけるカメラ71、収録装置74、及びモニタ75と略同様の構成及び動作を行うため、ここでの説明は省略する。また、上述した実施例3における送信装置72と、実施例5における送信装置132とを比較すると、高階層映像符号化部83が低圧縮MPEG2エンコーダ144となっており、低階層映像符号化部84が高圧縮MPEG2エンコーダ143となっている。一方、上述した実施例4における受信装置103と、実施例5における受信装置133とを比較すると、JPEG2000エンコーダ125がMPEG2デコーダ155となっている。なお、MPEG2のデコーダは互換性があるため、MPEG2デコーダ155が高ビットレートである低圧縮MPEG2エンコーダ144から得られる高ビットレートの出力信号をデコードできる場合、低ビットレートである高圧縮MPEG2エンコーダ143から得られる出力信号もデコードすることができる。
<送信装置132:送信処理手順>
ここで、送信装置132の送信処理手順の一例について説明する。なお、カメラ131から入力される信号は、高ビットレートのHDTV信号として説明するが、本発明における信号の種類においてはこれに限定されない。
ここで、送信装置132の送信処理手順の一例について説明する。なお、カメラ131から入力される信号は、高ビットレートのHDTV信号として説明するが、本発明における信号の種類においてはこれに限定されない。
送信装置132は、映像信号分配部142に入力されたカメラ131からのHDTV信号を分配して高圧縮MPEG2エンコーダ143と、低圧縮MPEG2エンコーダ144とに出力する。なお、実施例5において、カメラ131が通常時の撮影状態にある場合には、低消費電力を実現するため、送信装置132は低圧縮MPEG2エンコーダ144を制御部141からの制御信号によって休止させてもよい。
つまり、低圧縮MPEG2エンコーダ144は休止状態であるため、高圧縮MPEG2エンコーダ143によりHDTV信号が高圧縮符号化され、低ビットレートのデジタル圧縮信号がスイッチ145に出力される。スイッチ145は、制御部141からの制御信号により高圧縮MPEG2エンコーダ143からの信号を変調部146に出力する。
変調部146は、スイッチ145により得られる高圧縮MPEG2エンコーダ143にて符号化された信号を入力し、制御部141からの制御信号により低所要C/Nの変調方式、例えばBPSK等の変調方式により信号をデジタル変調する。また、変調部146は、変調した信号を周波数変換部147に出力する。また、周波数変換部147は、変調部146から得られるデジタル変調信号の周波数を変換(アップコンバート)して高周波電力増幅部148に出力する。高周波電力増幅部148は、制御部141からの制御信号により送信電力を低減させて増幅を行い、送信アンテナ149により電波を送信する。なお、実施例5における送信電力の低減方法としては、上述の実施例1で示すような方法を用いることができる。上記動作により通常時の撮影状態において消費電力を低減することができる。
次に、例えばカメラ131から撮影される映像を番組制作における必要な映像として収録装置134に収録する場合には、高画質の映像が必要となる。この場合には、低圧縮MPEG2エンコーダ144をイベントトリガー信号が入力された制御部141からの制御信号によって起動させる。
更に、スイッチ145は、制御部141からの制御信号により低圧縮MPEG2エンコーダ144からの低圧縮でビットレートの高い高画質なデジタル圧縮信号に切り替えて変調部146に出力する。また、変調部146は、制御部141からの制御信号により所要C/Nは高いが伝送ビットレートの高い変調方式、例えば64QAM等の変調方式により変調を行い、周波数変換部147に出力される。また、周波数変換部147は、変調部146から得られるデジタル変調信号の周波数を変換(アップコンバート)して高周波電力増幅部148に出力する。また、高周波電力増幅部148は、制御部141からの制御信号により送信電力を増大させて送信アンテナ149より電波を送信する。
なお、送信装置132は、低圧縮MPEG2エンコーダ144が符号化処理を行う場合、つまり、イベント発生時には高圧縮MPEG2エンコーダ143を休止させるように制御部141からの制御信号を高圧縮MPEG2エンコーダ143に出力してもよい。このとき、通常時には、高圧縮MPEG2エンコーダ143を起動させるような制御も可能にする。
<実施例5:受信装置133>
一方、受信装置133では、送信装置132から送信された電波を受信アンテナ151にて受信する。受信アンテナ151は、受信した信号を低雑音増幅部152に出力する。低雑音増幅部152は、受信アンテナ151より得られる信号の伝送減衰等を増幅し、周波数変換部153に出力する。周波数変換部153は、低雑音増幅部152より得られる信号を周波数変換(ダウンコンバート)し復調部154に出力する。復調部154は、周波数変換部153より得られるデジタル変調信号を復調してMPEG2デコーダ155に出力する。
一方、受信装置133では、送信装置132から送信された電波を受信アンテナ151にて受信する。受信アンテナ151は、受信した信号を低雑音増幅部152に出力する。低雑音増幅部152は、受信アンテナ151より得られる信号の伝送減衰等を増幅し、周波数変換部153に出力する。周波数変換部153は、低雑音増幅部152より得られる信号を周波数変換(ダウンコンバート)し復調部154に出力する。復調部154は、周波数変換部153より得られるデジタル変調信号を復調してMPEG2デコーダ155に出力する。
ここで、MPEG2デコーダ155は、上述したように高ビットレートの出力信号をデコードできる場合、低ビットレートの出力信号もデコードすることができる。したがって、MPEG2デコーダ155は、復調部154から得られる信号をデコードし、映像信号分配部156に出力する。映像信号分配部156は、MPEG2デコーダ155より得られるデータが高圧縮データである場合には、モニタ135のみに出力し、低圧縮データの場合には、モニタ135及び収録装置134に出力する。なお、実施例5においては、MPEG2に限定されず、MPEG4やMPEG7等の符号化方式であっても同様に適用することができる。
上述したように、実施例5によれば、必要な映像では高画質が得られ、更に長時間動作可能な送信装置を実現することができる。具体的には、MPEG2映像符号化方式の圧縮率の異なる映像符号化部を用い、通常時には圧縮率の高い符号化データを伝送し、イベント発生時には圧縮率の低い符号化データを伝送することで消費電力を低減することができる。
上述したように本発明によれば、高周波電力増幅部の消費電力を減少させることができる。これにより、送信装置側の消費電力を低減させることができる。また、長時間動作を実現することができる。
また、デジタル信号を長時間伝送できる無線伝送システムを実現することができる。
なお、上述の実施例2〜5では、特に音声信号についての説明を省略しているが、映像信号と共に伝送されることは言うまでもなく、例えば実施例1と同様に音声信号を低ビットレート(低階層、高圧縮)の信号として伝送させることができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
10,40,70,100,130 無線伝送システム
11,41,71,101,131 カメラ
12,42,72,102,132 送信装置
13,43,73,103,133 受信装置
14,44,74,104,134 収録装置
15,45,75,105,135 モニタ
21,51,81,111,141 制御部
22,86,114,146 変調部
23,87,115,147 周波数変換部(アップコンバータ)
24,55,88,116,148 高周波電力増幅部
25,56,89,117,149 送信アンテナ
31,61,91,121,151 受信アンテナ
32,62,92,122,152 低雑音増幅部
33,93,123,153 周波数変換部(ダウンコンバータ)
34,94,124,154 復調部
52,85,145 スイッチ
53 ASK変調部
54 発振部
63 検波部
64 リロック部
82,126,142,156 映像信号分配部
83 高階層映像圧縮符号化部
84 低階層映像圧縮符号化部
95 2分配部
96 高階層映像復号部
97 低階層映像復号部
112 JPEG2000エンコーダ
113 低階層データ分離部
125 JPEG2000デコーダ
143 高圧縮MPEG2エンコーダ
144 低圧縮MPEG2エンコーダ
155 MPEG2デコーダ
11,41,71,101,131 カメラ
12,42,72,102,132 送信装置
13,43,73,103,133 受信装置
14,44,74,104,134 収録装置
15,45,75,105,135 モニタ
21,51,81,111,141 制御部
22,86,114,146 変調部
23,87,115,147 周波数変換部(アップコンバータ)
24,55,88,116,148 高周波電力増幅部
25,56,89,117,149 送信アンテナ
31,61,91,121,151 受信アンテナ
32,62,92,122,152 低雑音増幅部
33,93,123,153 周波数変換部(ダウンコンバータ)
34,94,124,154 復調部
52,85,145 スイッチ
53 ASK変調部
54 発振部
63 検波部
64 リロック部
82,126,142,156 映像信号分配部
83 高階層映像圧縮符号化部
84 低階層映像圧縮符号化部
95 2分配部
96 高階層映像復号部
97 低階層映像復号部
112 JPEG2000エンコーダ
113 低階層データ分離部
125 JPEG2000デコーダ
143 高圧縮MPEG2エンコーダ
144 低圧縮MPEG2エンコーダ
155 MPEG2デコーダ
Claims (5)
- 映像信号を含むデジタル信号を無線伝送するための送信装置において、
前記デジタル信号における高ビットレート又は低ビットレートの信号を入力し、入力信号に対応して予め設定された変調方式により変調する変調部と、
前記変調部から得られる変調信号を周波数変換する周波数変換部と、
前記周波数変換部により得られる信号の高周波電力を増幅させる高周波電力増幅部と、
予め設定される条件に基づいて通常時とイベント発生時とで前記変調部における変調方式を変更させ、前記高周波電力増幅部の電力を制御する制御部とを有することを特徴とする送信装置。 - 前記制御部は、
前記通常時には前記変調部に低ビットレートで所要C/Nが少ない変調方式を用いて変調させ、前記高周波信号増幅部に出力電力を低減させるよう制御し、
前記イベント発生時には前記変調部に高ビットレートの変調方式を用いて変調させ、前記高周波信号増幅部に出力電力を増加させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。 - 映像信号を含むデジタル信号を複数の異なるビットレートで符号化させるための符号化部を有し、
前記符号化部は、JPEG2000、MPEG2、及びMPEG4のうち少なくとも1つの符号化方式を用いて符号化を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の送信装置。 - 前記制御部は、
前記通常時には前記符号化部に低階層又は圧縮率の高い符号化データを出力させるよう制御し、
前記イベント発生時には高階層又は圧縮率の低い符号化データを出力させるよう制御することを特徴とする請求項3に記載の送信装置。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の送信装置を用いた無線伝送システム。
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JP2005176155A JP2006352531A (ja) | 2005-06-16 | 2005-06-16 | 送信装置及び該送信装置を用いた無線伝送システム |
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- 2005-06-16 JP JP2005176155A patent/JP2006352531A/ja active Pending
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