JP2006352364A - 光分岐挿入装置および光レベル制御方法 - Google Patents

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松本  剛
Kenichi Sasaki
健一 佐々木
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清敏 野辺地
Takashi Toyomaki
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Abstract

【課題】少ない部品構成で全波長のチルトを解消し、上流ノードの変動に追従した光レベル制御を図ること。
【解決手段】光伝送路110から入力された多重光を増幅する光増幅部102と、光増幅部102の後段に設けられ、多重光のうち任意波長の光信号を分岐および挿入するフィルター部103と、ネットワーク監視信号光を受信し、光伝送路110の上流において発生した雑音レベルの情報と、多重光の波長数の情報からなる回線情報を取得する回線インタフェース部106と、光増幅部102によって増幅された多重光の光レベルと、光増幅部102によって生じた雑音レベルの情報と、回線インタフェース部106によって取得した回線情報とに基づいて、フィルター部103から挿入された光信号の光レベルを多重光の各光信号の光レベルと等しくなるように調整するレベル調整部105と、を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing:以下「WDM」という)を用いたネットワーク内の任意のノードにおいて、任意の波長を抽出、挿入する光分岐挿入装置および光レベル制御方法に関する。
近年、WDMを利用した光伝送ネットワークの多様化はめざましく、任意ノードでの波長分岐、挿入が可能な柔軟性に富んだ、小型で安価なシステムが要求されている。図8は、従来の光分岐挿入装置の一般的な構成例を示す説明図である。
通常、WDMによる光信号の伝送において、任意のノードでの抽出、挿入を行う場合、図8に示すように光伝送路110からの波長多重信号(以下、「WDM信号」という)を一旦、光増幅部(受信)10へ入力することで増幅し、波長分離部11においてλ1〜λnの各波長に分離する。このとき、分岐したい光信号(図8に示した例ではλn)は、送受信部13へ入力され、必要な信号処理が行われる。
また、新たに挿入したい光信号がある場合は、送受信部13から挿入処理が行われ、挿入された光信号は、レベル調整部12においてレベル調整が行われる。このとき光信号のレベルは、波長分離部11においてスルー(通過)された光信号(図8に示した例ではλ1〜λn−1)の光レベルと合わせて一定に揃える。その後、波長多重部14においてλ1〜λnの光信号が波長多重され、光増幅部(送信)15において増幅され、光伝送路110に送出される。
また、現在何波長の光信号が多重されているか等の波長数情報や、上流の光分岐挿入装置の光増幅部10,15にて発生した雑音情報(ASEレベル)などがネットワーク情報伝送路120を介して回線インタフェース部16に入力される。回線インタフェース部16は、入力された情報を基に光増幅部(受信)10や光増幅部(送信)15に制御情報を通知することで光信号の増幅量などを制御する。
WDMによる光信号の伝送が適用されるシステムは一般的に長距離伝送システムが多く、光ファイバ伝送路を通過する際の光レベルの減衰をカバーするために、光増幅部10,15による光信号の増幅は必須となる。また、光デバイスなどの構成部品が多くなると、それだけ光信号のレベルの損失が発生する箇所が多くなる。したがって、光増幅部10,15の増幅率を上昇させたり、損失を考慮して挿入させる光信号をレベル調整する光分岐挿入装置が開示されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−332983号公報
しかしながら、図8に示したような従来構成では、一旦全ての波長を分離し、分岐、挿入したい波長以外はスルーさせる必要がある。この際、波長多重部14で多重した後で、光増幅部(送信)15に入力させる各波長の光レベルの差(チルト)をある一定範囲内に収める必要がある。そのためにレベル調整部12は波長ごとに緻密な制御を行う必要があるため、構成部品が多くなり、装置の大型化、コストの上昇、レベル調整部12をはじめとする各機能部の消費電力の増加につながるという問題があった。
また、特許文献1に記載の光分岐挿入装置は、パイロットトーン信号を元に挿入される光信号のレベル調整を行うため、各光信号の光レベルのばらつきが許されないWDMによる光伝送システムにおいては、緻密な光出力制御は期待できないという問題があった。
さらに、図8に示した回線インタフェース部16から出力される制御情報130をネットワーク情報伝送路120などで他の光分岐挿入装置へ転送すると、上流ノードにおける波長数情報等の変動が生じた場合、送受信部13から挿入する光信号の光レベルの制御を追従できず、WDM信号全体の通信に影響を与えてしまう可能性があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、従来に比べ少ない部品構成で全波長のチルトを解消し、上流ノードの変動に追従した光レベル制御ができる光分岐挿入装置および光レベル制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる光分岐挿入装置は、波長の異なる複数の光信号を多重化した多重光と、当該多重光と異なる帯域のネットワーク監視信号光を伝送する光伝送路に接続された光分岐挿入装置であって、前記光伝送路から入力された前記多重光を増幅する増幅手段と、前記増幅手段の後段に設けられ、前記多重光のうち任意波長の光信号を分岐および挿入する分岐挿入手段と、前記ネットワーク監視信号光を受信し、前記光伝送路の上流において発生した雑音レベルの情報と、前記多重光の波長数の情報からなる回線情報を取得する回線情報取得手段と、前記増幅手段によって増幅された前記多重光の光レベルと、当該増幅手段によって生じた雑音レベルの情報と、前記回線情報取得手段によって取得した前記回線情報とに基づいて、前記分岐挿入手段から挿入された光信号の光レベルを前記多重光の各光信号の光レベルと等しくなるように調整するレベル調整手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、分岐挿入手段によって、多重光から任意の波長の信号光のみを分岐挿入するため、光レベルの調整は、挿入した光信号に対して行う。また、光レベル調整は、ネットワーク監視信号光から得た回線情報と、増幅手段において増幅された多重光の光レベルと、当該増幅手段によって生じた雑音レベルの情報とを用いて、多重光の1波長あたりの光レベルを導き、挿入した光信号を当該光レベルにあわせることにより、挿入後の多重光の各光信号の光レベルの差(チルト)を一定範囲内に収めることができる。
本発明にかかる光分岐挿入装置および光レベル制御方法によれば、挿入する光信号の光レベルを制御することで、従来に比べ少ない部品構成で全波長のチルトを解消し、上流ノードの変動に追従した光レベル制御ができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる光分岐挿入装置および光レベル制御方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(基本構成)
図1は、本発明の実施の形態における光分岐挿入装置の構成を示す説明図である。図1に示した光分岐挿入装置100は、光カプラ101,107と、光増幅部(受信)102と、フィルター部103と、送受信部104と、レベル調整部105と、回線インタフェース部106とから構成され、入力側の光カプラ101と出力側の光カプラ107には光伝送路110が接続されている。
光伝送路110には、光信号を多重したWDM光と、ネットワークの波長数の増加や断絶状態等を監視するOSC(Optical Supervisory Channel;光監視チャネル)信号がWDM光と異なる帯域の光として同時に伝送されている。また、WDM光には、各ノードにおいて光信号を増幅した際に生じたASE(Amplified Spontaneous Emission;自然放出光による白色雑音)も加わった光として伝送されている。
光カプラ101は、光伝送路110から入力された光をWDM光と、OSC信号とに分離する。分離されたWDM光は、光増幅部102に入力され(S1)、OSC信号は、回線インタフェース部106へ入力される(S2)。光増幅部102は、入力されたWDM光の増幅を行う。増幅したWDM光は、フィルター部103へ入力される。また、増幅したWDM光の光レベルと、増幅の際に生じたASEレベルの情報がレベル調整部105へ入力される(S4)。なお、光増幅部102の詳細な構成は、後で図を用いて説明する。
フィルター部103は、光分岐挿入装置100において、分岐する光信号λaをWDM光から分波させ、送受信部104へ入力させる。また、送受信部104から入力され、レベル調整部105においてレベル調整が行われた光信号λaが挿入される。なお、フィルター部103の詳細な構成は、後で図を用いて説明する。
送受信部104は、光伝送路110への送信信号の挿入と、光伝送路110からの受信信号の分岐を行う。レベル調整部105は、送信信号として挿入される光信号λaの光レベルの調整を行う。なお、送受信部104と、レベル調整部105の詳細な構成は、後で図を用いて説明する。
回線インタフェース部106は、光カプラ101から入力されたOSC信号からネットワークの監視情報を受信し、監視情報から光分岐挿入装置100の上流に位置する装置において発生したASEつまり、前段のASE情報ASE1や、多重波長数の情報λnを取得する。さらに、取得したASE情報ASE1と、多重波長数の情報λnを制御情報として光増幅部102と、レベル調整部105とへ出力する。具体的には、また、自装置(ここでは、光分岐挿入装置100)の情報を加えた新たなOSC信号を光カプラ107へ出力する(S3)。光カプラ107は、フィルター部103から出力されたWDM光と回線インタフェース部106から出力されたOSC信号(S2)とが入力され、この2つの光を合成して、光伝送路110へ出力する。
図2は、光増幅部の詳細な構成を示すブロック図である。図2に示したように、光増幅部102は、光増幅器201と、光カプラ202と、受光器203とから構成される。光増幅器201は、回線インタフェース部106から入力された制御情報(S3)を基に、光カプラ101から入力されたWDM光を増幅する。増幅されたWDM光は光カプラ202へ入力される。また、同時にWDM光の増幅に伴いASEが発生する。光増幅器201は、このASE情報(ASE2)を算出してレベル調整部105へ出力する。
光カプラ202は、光増幅器201によって増幅されたWDM光が入力される。WDM光は、所定の割合で2つに分岐される。分岐されたWDM光の一方はフィルター部103へ入力され、他方は受光器203へ入力される。フィルター部103へ入力されたWDM光は、光伝送を行うために分岐されるか、そのまま通過して、下流のノードへ伝送される。受光器203は、光カプラ202から入力されたWDM光を基に受信したWDM光の光レベルの情報P1を算出してレベル調整部105へ出力する。以上説明したように、光増幅部102は、WDM光の増幅と、増幅したWDM光の光レベルの情報と、増幅に伴い発生したASEの情報の送信を行う。
図3−1は、フィルター部の詳細な構成を示すブロック図である。図3−1に示したように、フィルター部103は、DROPフィルター301と、ADDフィルター302とREJ(リジェクション)フィルター303とから構成される、分岐挿入フィルター部310を備えている。DROPフィルター301は、光増幅部102から出力されたWDM光が入力され、受信信号として分岐される光信号λaのみが送受信部104へ出力され、λa以外の光信号はWDM光として、そのままADDフィルター302へ入力される。ADDフィルター302は、送信信号である光信号λaがレベル調整部105から挿入される。光信号λaは、DROPフィルター301から入力されたWDM光と多重され、光カプラ107へ出力される。また、REJフィルター303は、DROPフィルター301によって分岐されたλaの光信号の残存光を完全に遮断する。したがって、ADDフィルター302から挿入されたλaの光信号に残存光(λa)が影響を及ぼすような事態を防ぐことができる。以上説明したように、フィルター部103は、λaの光信号を挿入、分岐を行う。なお、分岐挿入フィルター部310において挿入、分岐を行う光信号λaは、任意の波長を設定することができ、なおかつ送信信号と受信信号の波長が異なる設定であってもよいが、波長が異なる場合は、REJフィルター303を必要としない。但し、この場合は、ADDフィルター302において挿入を行う光信号(λa)が光増幅部102から入力されるWDM光に含まれていないことが前提となる。
図3−2は、フィルター部の異なる構成例を示すブロック図である(1つの装置で2波長分の分岐挿入を行う構成)。図3−2に示したフィルター部103は、分岐挿入フィルター310,320を備え、2波長の光信号の挿入、分岐を行う場合の構成である。図3−1に示したフィルター部103に、DROPフィルター304と、ADDフィルター305とREJフィルター306とからなる分岐挿入フィルター部320を追加した構成である。
分岐挿入フィルター部320は、DROPフィルター304にADDフィルター302から出力されたWDM光が入力され、波長λbの光信号を送受信部104へ分岐する。λbの光信号が分岐されたWDM光は、REJフィルター306によって、λbの残存光を遮断された後に、ADDフィルター305に入力される。ADDフィルター305では、λbの光信号が挿入されWDM光と合波されて光カプラ107へ出力される。分岐挿入フィルター部320も挿入、分岐を行う光信号λbは、任意の波長を設定することができ、なおかつ送信信号と受信信号の波長が異なる設定であってもよいが、波長が異なる場合は、REJフィルター303,306を必要としない。但し、この場合も、分岐挿入フィルター部310においては、挿入を行う光信号(λa)が光増幅部102から入力されるWDM光に含まれていないことが前提となる。また、分岐挿入フィルター部320においては、挿入を行う光信号(λb)が増幅部102から入力されたWDM光に含まれていない、あるいは分岐挿入フィルター部310から挿入された光信号とADDフィルター305から挿入された光信号とが同じ波長でないことが前提となる。
図3−3は、DROPフィルターおよびADDフィルターの機能を示す説明図である。ここで図3−3を用いて、フィルター部103におけるDROPフィルター301(304)およびADDフィルター302(305)について説明する。本実施の形態で使用しているDROPフィルター301(304)およびADDフィルター302(305)は、一般的に誘電体多層膜型と呼ばれるものである。誘電体多層膜型のフィルターは、光学ガラス基板上に屈折率の異なる2種類の蒸着物質を交互に成膜することにより形成される。
本発明では誘電体多層膜型のフィルターを特定の波長のみを透過させる狭帯域バンドパスフィルターとして使用している。例えば、図3−3に示した例ではDORPフィルター301、ADDフィルター302共に、λaの帯域の波長のみ透過させる機能を有している。4波長の光信号が多重されたWDM光331が、DROPフィルター301へ入力されると、WDM光331のうちλaの光信号が透過され、分岐光332として出力される。このとき、DROPフィルター301は、λa以外の光信号は反射し、WDM光333としてADDフィルター302へ入力させる。ADDフィルター302は、挿入光334として入力されたλaの光信号を透過し、WDM光333を反射させ、WDM光335として出力する。
以上説明したように透過特性の異なるフィルターを用いることで、任意の波長の光信号を挿入、分岐することができる。また、以上説明した多層膜型のフィルター以外にもAWG(Arrayed Waveguide Graing)フィルターを使用してもよい。
つぎに、図1に示した送受信部104およびレベル調整部105の構成について説明する。図4は、送受信部およびレベル調整部の詳細な構成を示すブロック図である。送受信部104は、受信側の光受信器401と、送信側の光送信器402と、光カプラ403と、受光器404とから構成される。また、レベル調整部105は、演算部405と、可変減衰器406とから構成される。
送受信部104において光受信器401は、フィルター部103からの分岐光が入力され、光信号として受信を行う。光送信器402は、フィルター部103によって挿入する光信号を出力する。光カプラ403は、光送信器402から入力された光信号を所定の割合で2つに分岐する。分岐された光信号の一方は、レベル調整部105の可変減衰器406へ出力される。光信号の他方は、受光器404へ出力される。受光器404は、入力された光信号のから可変減衰器406へ入力された光信号の光レベルの情報をP2として算出する。
レベル調整部105において演算部405は、光伝送路110から入力されたWDM光の光レベルの情報P1と、送受信部104からの送信信号の光レベルの情報P2と、前段のノードのASE情報ASE1と、自装置で発生したASEに関してのASE情報ASE2と、多重波長数の情報λnが入力され、光信号1波長あたりの光レベルP3を演算する。可変減衰器406は、送受信部104から入力された送信信号である光信号の光レベルを演算部405によって導かれた光レベルP3に制御するために減衰量を調整する。光レベルを制御された光信号は、フィルター部103へ出力される。
以上説明したように、本発明にかかる光分岐挿入装置100は、光伝送路110から入力されたWDM光をフィルター部103において任意の波長の光信号のみを分岐し、同様に任意の波長の光信号を挿入する。また、構成上の特徴として、光増幅部102の後段にフィルター部103を設けている。これは仮に光増幅部102の前段にフィルター部103を設けると、光伝送路110を通過して減衰したWDM光に対してさらにフィルター部103の損失が追加されるため、送受信部104や光増幅部102において光信号を受信できなくなるためであり、構成部品を少なくする効果もあわせもつ。
また、チルトを抑えるための構成として、分岐した光信号以外のWDM光にレベル調整を行う必要はなく、レベル調整部105は、送受信部104から挿入した光信号のみに、WDM光の光レベルに基づいた光レベル制御を行えばよい。したがって、小型化、コストの削減、消費電力の削減が期待できる。また、光伝送路110にWDM光とOSC信号を伝送させ、光カプラ101によってOSC信号を回線インタフェース部106に入力することで、ネットワーク内の情報の変化に迅速に対応することができる。
(レベル制御手順)
つづいて、光分岐挿入装置100における光レベル制御の手順を、図を用いて説明する。図5は、本発明にかかる光レベル制御方法の処理の手順を示すフローチャートである。まず、回線インタフェース部106において、受信したOSC信号から多重波長数(λn)を読み出し、レベル調整部105へ送信する(ステップS501)とともに、前段のASEレベル(ASE1)を読み出し、レベル調整部105へ送信する(ステップS502)。
つぎに、光増幅部102において、受信したWDM光の光レベル(P1)を算出し、レベル調整部105へ送信する(ステップS503)とともに、自装置で発生するASEレベル(ASE2)を算出し、レベル調整部105へ送信する(ステップS504)。その後、レベル調整部105において、WDM光の各光信号の1波長あたりの光レベルP3を下記(1)式によって算出する(ステップS505)。
P3=(P1−ASE1−ASE2)/λn …(1)
つづいて、ステップS505において算出した光レベルP3と送受信部104から挿入された光信号の光レベルの情報P2とを比較して、P2をWDM光の各光信号と同じ光レベルに揃える。したがって、まずP3とP2が等しいか否かを判断する(ステップS506)。P3とP2が等しければ(ステップS506:Yes)、挿入した光信号の光レベルを調整は無用となり、一連の処理を終了する。
ステップS506において、P3とP2が等しくなかった場合は(ステップS506:No)、つぎに、P3がP2よりも高いか否かを判断する(ステップS507)。P3がP2よりも低い場合は(ステップS507:No)、挿入した光信号の光レベルをP3まで低下させる必要があるため、可変減衰器406の減衰量を増加させる(ステップS508)。また、P3がP2よりも高い場合は(ステップS507:Yes)、挿入した光信号の光レベルをP3まで上昇させる必要があるため、可変減衰器406の減衰量を減少させる(ステップS509)。
ステップS508およびステップS509の処理が済むと再びステップS506の判断に移行し、P3とP2が等しくなるまでステップS506〜ステップS509の処理を繰り返し、P3とP2が等しくなると一連の処理を終了する。
(具体的な実施例)
図6は、本発明にかかる光分岐挿入装置の具体的な実施の形態の一例を示すブロック図である。図6に示した光分岐挿入装置600は、任意波長を分岐(DROP)、挿入(ADD)する双方向の光伝送ノードである。光分岐挿入装置600は、光増幅部610,660と、フィルター部620,640と、コントロールユニット630と、送受信部650,670とから構成され、上り下りそれぞれの光伝送路110に接続されている。また、図6中において、実線はWDM光の流れを表し、破線は特定の1波長の光信号の流れを表す。
光増幅部610は、上りの光伝送路110に接続され、OSCカプラ(OSC CPL)611と、光モニタ受光素子(MON PD)612とWDM光増幅器(WDM AMP)613とから構成される。OSCカプラ(OSC CPL)611は、光伝送路110からの伝送光からOSC信号を分岐してコントロールユニット630へ出力する。光モニタ受光素子(MON PD)612は、PD(Photo diode)からなり、WDM光の光レベルをモニタする。WDM光増幅器(WDM AMP)613は、WDM光入力されたWDM光を増幅する。
光増幅部610は、上述した構成により、光カプラ101および光増幅部102(図1参照)の機能を実現する。同様に、下りの光伝送路110に接続された光増幅部660は、OSCカプラ(OSC CPL)661と、光モニタ受光素子(MON PD)662とWDM光増幅器(WDM AMP)663を用いた構成により、下りの光伝送路110を伝送する光に対して同様の処理を行う。
フィルター部620は、分岐フィルター(DROP Fil)621と、リジェクトフィルター(REJ Fil)622と、減衰器(PAD)623と、レベル調節器(ADD POW CTRL)624と、挿入フィルター(ADD Fil)625と、OSCカプラ(OSC CPL)626とから構成される。
分岐フィルター(DROP Fil)621は、WDM光から任意の1波長の光信号を分岐する。リジェクトフィルター(REJ Fil)622は、分岐フィルター(DROP Fil)621によって分岐した光信号がWDM光に残存するのを防ぐために光信号を完全に遮断する。減衰器(PAD)623は、送受信部670において光受信器(673,674)が受信できるレベルに減衰させる。レベル調節器(ADD POW CTRL)624は、挿入された光信号の光レベルを調節する。挿入フィルター(ADD Fil)625は、レベル調節器(ADD POW CTRL)624によって調節された光信号をWDM光に挿入する。OSCカプラ(OSC CPL)626は、WDM光とOSC信号を合成して光伝送路110へ出力する。
フィルター部620は、上述した構成により、フィルター部103、レベル調整部105および光カプラ107(図1参照)の機能を実現する。同様に、下りの光伝送路1接続された光増幅部660からWDM光が入力されるフィルター部640は、分岐フィルター(DROP Fil)641と、リジェクトフィルター(REJ Fil)642と、減衰器(PAD)643と、レベル調節器(ADD POW CTRL)644と、挿入フィルター(ADD Fil)645と、OSCカプラ(OSC CPL)646とを用いた構成により、下りの光伝送路110を伝送する光に対して同様の処理を行う。
コントロールユニット630は、光/電気変換器(OSC OSR)631,633と、ノードコントロール部(NODE CTRL)632とから構成される。光/電気変換器(OSC OSR)631,633は、OSC信号を光信号から電気信号に変換する。ノードコントロール部(NODE CTRL)632は、光モニタ受光素子(MON PD)612,662からの光レベル情報と、OSC信号から得た上流のノードの多重波長数情報および光増幅部で発生する雑音レベル情報(ASE情報)とを受信し、レベル調節器(ADD POW CTRL)624,644へ向けて、光レベルを調整するための制御信号を送信する。
送受信部650は、クライアント側の受信部(WB−OR)651と、WDM光側の送信部(NB−OS)652と、WDM光側の受信部(NB−OR)653と、クライアント側の受信部(WB−OS)654とから構成される。クライアント側の受信部(WB−OR)651と、WDM光側の送信部(NB−OS)652は、クライアントから入力された電気信号を光信号に変換してフィルター部640のレベル調節器(ADD POW CTRL)644へ出力することで光送信器402(図4参照)として機能する。また、WDM光側の受信部(NB−OR)653と、クライアント側の受信部(WB−OS)654は、フィルター部640の減衰器(PAD)643から入力された光信号を電気信号に変換してクライアントへ届けることで光受信器401(図4参照)として機能する。
同様に、送受信部670は、クライアント側の受信部(WB−OR)671と、WDM光側の送信部(NB−OS)672と、WDM光側の受信部(NB−OR)673と、クライアント側の受信部(WB−OS)674とを用いた構成により、下りの光伝送路110への送信信号の挿入を行う。
以上説明した構成を有することで、光伝送路110を伝送して減衰した光信号を光増幅部610のWDM光増幅器(WDM AMP)613もしくは、光増幅部660のWDM光増幅器(WDM AMP)663にて増幅し、後段のノードへ伝送するための十分な光パワーを確保させる。このWDM光増幅器(WDM AMP)613,663の後段にフィルター部620,640を搭載することで、分岐フィルター(DROP Fil)621,641と、リジェクトフィルター(REJ Fil)622,642などで発生する通過損失を考慮することなく、光伝送路110の回線設計(光レベルダイヤ設計)を行うことができる。加えて、送受信部650,670へ分岐した任意の波長の光信号の光レベルについても十分なパワーを確保しつつ、受信させることができる。
ここでも、仮に、フィルター部620,640を光増幅部610,660の前段に配置すると、フィルター部620,640で発生する通過損失が光伝送路110の通過損失に含まれてしまい、光伝送路110の伝送距離などが制限される可能性がある。また、WDM光増幅器(WDM AMP)613,663などの受信光レベル範囲を下回った光レベルのWDM光が受信される可能性もある。したがって、光分岐挿入装置600を用いることで、光伝送路110の回線設計に影響を与えることなく、柔軟なネットワークを構築することが可能となる。
図7−1は、光信号の光レベルの一例を示す図表である。また、図7−2は、レベル調整を行った光信号の光レベルの一例を示す図表である。図7−1および図7−2において、縦軸は相対的な光レベルを表し、横軸は光の波長[nm]を表す。図7−1は、光分岐挿入装置600を通過するWDM光のうちの1波長を表しており、WDM光は、光信号レベルまで増幅された光信号と、ASEレベルまで蓄積されたASEとから構成されている。
図7−2には、図7−1に示したWDM光(通過ch)に光分岐挿入装置600において新たに光信号(挿入ch)を挿入したWDM光を表す。光分岐挿入装置600では、コントロールユニット630からの制御信号を受信したフィルター部620,640のレベル調節器(ADD POW CTRL)624,644によって、通過chと挿入chの光信号レベルが等しくなるように制御されていることがわかる。
さらに、OSC信号を使用し、上流のノードに搭載されている光増幅器で発生する雑音レベル(ASEレベル)情報を後段(下流)のノードへ転送し、同時に現在使用されているWDM光の多重波長数もOSC信号にて転送される。これらの情報はコントロールユニット630の光/電気変換器(OSC OSR)631,633にて光信号から電気信号に変換され、ノードコントロール部(NODE CTRL)632へ送られる。また、光増幅部610,660内の光モニタ受光素子(MON PD)612,662において光レベルを測定し、測定結果は同じくノードコントロール部(NODE CTRL)632へ送られる。
このように、光分岐挿入装置600で受信された光レベルからASEレベルを減算することで、純粋な光信号のみのパワーを算出することができる。さらに、それを多重波長数で除算することで、1波長あたりの光パワーを決定する。この光パワーをレベル調節器(ADD POW CTRL)624,644へ送信し、送受信部650,670から送信された挿入された光信号の光レベルと算出した光レベルに合わせることができる。以上説明したように、上り、下り両光伝送路110から通過してきたWDM光のうちスルー信号(分岐されない光信号)と挿入される光信号との光レベルが一致し、波長ごとの光レベル差(チルト)のないWDM光を生成し、下流のノードに伝送することができる。
以上説明したように、光分岐挿入装置および光レベル制御方法によれば、挿入された光信号の光レベル調整を行うだけで、他の光信号とチルトのない安定したWDM光を生成させることができる。また、構成部品が少ないことから、小型で安価に提供でき、消費電力を低減させることもできる。
なお、本実施の形態で説明した光レベル制御方法は光分岐挿入を行う装置内に搭載されているファームウェア、もしくはハードウェア回路により実現することを前提としているが、他の構成も考えられる。例えば、予め用意されたプログラムを、光分岐挿入を行う装置に搭載されたコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)波長の異なる複数の光信号を多重化した多重光と、当該多重光と異なる帯域のネットワーク監視信号光を伝送する光伝送路に接続された光分岐挿入装置であって、
前記光伝送路から入力された前記多重光を増幅する増幅手段と、
前記増幅手段の後段に設けられ、前記多重光のうち任意波長の光信号を分岐および挿入する分岐挿入手段と、
前記ネットワーク監視信号光を受信し、前記光伝送路の上流において発生した雑音レベルの情報と、前記多重光の波長数の情報からなる回線情報を取得する回線情報取得手段と、
前記増幅手段によって増幅された前記多重光の光レベルと、当該増幅手段によって生じた雑音レベルの情報と、前記回線情報取得手段によって取得した前記回線情報とに基づいて、前記分岐挿入手段から挿入された光信号の光レベルを前記多重光の各光信号の光レベルと等しくなるように調整するレベル調整手段と、
を備えることを特徴とする光分岐挿入装置。
(付記2)前記レベル調整手段は、前記増幅手段によって増幅した前記多重光の光レベルから、当該増幅手段において発生した雑音レベルと、上流において発生した前記雑音レベルとを減算、前記多重光の波長数によって除算し、前記多重光の光信号1波長あたりの光レベルを算出する演算手段と、
前記演算手段によって算出された前記1波長あたりの光レベルにあうように前記挿入された光信号の光レベルの調整を行う可変減衰手段と、
を備えることを特徴とする付記1に記載の光分岐挿入装置。
(付記3)前記光伝送路を用いて他の機器へ光信号を送信する送信器と、前記他の機器からの光信号を受信する受信器を有した送受信手段を備え、
前記分岐挿入手段は、前記多重光から任意の波長の光信号を分岐させ受信した光信号として前記送受信手段へ出力する分岐手段と、当該分岐手段の後段に設けられ前記送受信手段から送信された光信号を前記多重光へ挿入する挿入手段と、
を備えることを特徴とする付記1または2に記載の光分岐挿入装置。
(付記4)前記分岐手段および前記挿入手段は、任意の波長の光信号を透過し、他の光信号を反射する帯域通過フィルターからなることを特徴とする付記3に記載の光分岐挿入装置。
(付記5)前記帯域通過フィルターは誘電体多層膜型のフィルターからなることを特徴とする付記4に記載の光分岐挿入装置。
(付記6)前記分岐挿入手段を多段接続して、複数の光信号の分岐および挿入を行うことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の光分岐挿入装置。
(付記7)前記分岐挿入手段は、分岐および挿入を行う光信号の波長が同じ場合には、前記分岐手段と前記挿入手段との間に、当該分岐手段において分岐した光信号の残留光を遮断する遮断手段を備えることを特徴とする付記3〜6のいずれか一つに記載の光分岐挿入装置。
(付記8)波長の異なる複数の光信号を多重化した多重光と、当該多重光と異なる帯域のネットワーク監視信号光を伝送する光伝送路に接続された光分岐挿入装置における光レベル制御方法であって、
前記光伝送路から入力された前記多重光を増幅する増幅工程と、
前記増幅工程によって増幅された前記多重光から任意波長の光信号の分岐および挿入を行う分岐挿入工程と、
前記ネットワーク監視信号を受信して前記光伝送路の上流において発生した雑音レベルの情報と、前記多重光の波長数の情報を取得する回線情報取得工程と、
前記増幅工程によって増幅された前記多重光の光レベルと当該増幅工程によって発生した雑音レベルの情報と、回線情報取得工程によって取得した回線情報とを基に、前記分岐挿入工程によって挿入された光信号の光レベルを、前記多重光の各光信号と等しく調整するレベル調整工程と、
を含むことを特徴とする光レベル制御方法。
以上のように、本発明にかかる光分岐挿入装置および光レベル制御方法は、光ファイバによる光伝送路において、WDMを用いた通信ネットワークに有用であり、特に、高密度多重を行うDWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)に適している。
本発明の実施の形態における光分岐挿入装置の構成を示す説明図である。 光増幅部の詳細な構成を示すブロック図である。 フィルター部の詳細な構成を示すブロック図である。 フィルター部の異なる構成例を示すブロック図である。 DROPフィルターおよびADDフィルターの機能を示す説明図である。 送受信部およびレベル調整部の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明にかかる光レベル制御方法の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明にかかる光分岐挿入装置の具体的な実施の形態の一例を示すブロック図である。 光信号の光レベルの一例を示す図表である。 レベル調整を行った光信号の光レベルの一例を示す図表である。 従来の光分岐挿入装置の一般的な構成例を示す説明図である。
符号の説明
100 光分岐挿入装置
101,107,202,403 光カプラ
102 光増幅部
103 フィルター部
104 送受信部
105 レベル調整部
106 回線インタフェース部
110 光伝送路
201 光増幅器
203,404 受光器
301,304 DROPフィルター
302,305 ADDフィルター
303 REJフィルター
401 光受信器
402 光送信器
405 演算部
406 可変減衰器

Claims (5)

  1. 波長の異なる複数の光信号を多重化した多重光と、当該多重光と異なる帯域のネットワーク監視信号光を伝送する光伝送路に接続された光分岐挿入装置であって、
    前記光伝送路から入力された前記多重光を増幅する増幅手段と、
    前記増幅手段の後段に設けられ、前記多重光のうち任意波長の光信号を分岐および挿入する分岐挿入手段と、
    前記ネットワーク監視信号光を受信し、前記光伝送路の上流において発生した雑音レベルの情報と、前記多重光の波長数の情報からなる回線情報を取得する回線情報取得手段と、
    前記増幅手段によって増幅された前記多重光の光レベルと、当該増幅手段によって生じた雑音レベルの情報と、前記回線情報取得手段によって取得した前記回線情報とに基づいて、前記分岐挿入手段から挿入された光信号の光レベルを前記多重光の各光信号の光レベルと等しくなるように調整するレベル調整手段と、
    を備えることを特徴とする光分岐挿入装置。
  2. 前記レベル調整手段は、前記増幅手段によって増幅した前記多重光の光レベルから、当該増幅手段において発生した雑音レベルと、上流において発生した前記雑音レベルとを減算、前記多重光の波長数によって除算し、前記多重光の光信号1波長あたりの光レベルを算出する演算手段と、
    前記演算手段によって算出された前記1波長あたりの光レベルにあうように前記挿入された光信号の光レベルの調整を行う可変減衰手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の光分岐挿入装置。
  3. 前記光伝送路を用いて他の機器へ光信号を送信する送信器と、前記他の機器からの光信号を受信する受信器を有した送受信手段を備え、
    前記分岐挿入手段は、前記多重光から任意の波長の光信号を分岐させ受信した光信号として前記送受信手段へ出力する分岐手段と、当該分岐手段の後段に設けられ前記送受信手段から送信された光信号を前記多重光へ挿入する挿入手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光分岐挿入装置。
  4. 前記分岐手段および前記挿入手段は、任意の波長の光信号を透過し、他の光信号を反射する帯域通過フィルターからなることを特徴とする請求項3に記載の光分岐挿入装置。
  5. 波長の異なる複数の光信号を多重化した多重光と、当該多重光と異なる帯域のネットワーク監視信号光を伝送する光伝送路に接続された光分岐挿入装置における光レベル制御方法であって、
    前記光伝送路から入力された前記多重光を増幅する増幅工程と、
    前記増幅工程によって増幅された前記多重光から任意波長の光信号の分岐および挿入を行う分岐挿入工程と、
    前記ネットワーク監視信号を受信して前記光伝送路の上流において発生した雑音レベルの情報と、前記多重光の波長数の情報を取得する回線情報取得工程と、
    前記増幅工程によって増幅された前記多重光の光レベルと当該増幅工程によって発生した雑音レベルの情報と、回線情報取得工程によって取得した回線情報とを基に、前記分岐挿入工程によって挿入された光信号の光レベルを、前記多重光の各光信号と等しく調整するレベル調整工程と、
    を含むことを特徴とする光レベル制御方法。

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JP2012227662A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Fujitsu Ltd 光伝送装置および光スイッチ装置

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