JP2006351293A - 固体酸化物形燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 液体燃料及び改質用燃料が流れる流路におけるコーキングトラブルを確実に防止することの可能な固体酸化物形燃料電池システムの提供を目的とする。
【解決手段】 SOFCシステム1aは、水加熱手段11,脱硫器111,気化器112,改質器140及び燃料電池130を収納する燃焼室2を有し、燃料電池130を熱源とし、気化器112の上流側に設けられ、液体燃料が所定の温度範囲に収まる状態で流れる液体燃料温度制御手段5と、気化器112と改質器140の間に設けられ、改質用燃料が所定の温度範囲に収まる状態で流れる断熱配管61とを有する構成としてある。
【選択図】 図3

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池システムに関し、特に、灯油等の液体燃料を原燃料とする固体酸化物形燃料電池システムにおいて、液体燃料及び改質用燃料の流路を閉塞させるコーキングトラブルを防止することを可能とした固体酸化物形燃料電池システムに関する。
固体酸化物形燃料電池システム(適宜、SOFC(Solid Oxide FUEL CELL)システムと略称する。)は、燃料電池が、固体電解質(安定化ジルコニア)の両側にアノード(燃料極)とカソード(空気極)を配設したセル(単電池)を集合させたスタック又はバンドルを備え、スタック又はバンドルに水素リッチな改質ガスと空気等の酸化剤ガスを供給し、電気化学的に反応させて酸素イオンをカソードからアノードに移動させることにより直接発電する。
(従来例)
図5は、従来例に係る固体酸化物形燃料電池システムの、基本的な構成を説明するための要部の概略ブロック図を示している。
同図において、SOFCシステム100は、石油系燃料である灯油を原燃料とした固体酸化物形燃料電池システムであり、水を約200℃の水蒸気とする加熱手段110と、灯油を約200℃にて脱硫する脱硫器111と、約200℃にて水蒸気及び脱硫された灯油を混合するとともに気化させる気化器112と、気化された改質用燃料を約700〜800℃で改質反応させ、水素リッチな改質ガスを生成する改質器140と、改質ガス及び空気等の酸化剤ガスを電気化学反応させるセル(スタック,バンドル等)の集合体である燃料電池130と、改質器140及び燃料電池130を収納する燃焼室120と、燃料電池130にて発生した直流(DC)電力を交流(AC)電力に変換するインバータ113を備えた構成としてある。
SOFCシステム100は、加熱手段110が、灯油を燃焼させるバーナーとしてあり、水蒸気を気化器112に供給する。この加熱手段110は、図示してないが、発生させた水蒸気を用いて、脱硫器111及び気化器112を加熱する。また、改質器140は、発熱反応を行う燃料電池130によって加熱される。
なお、上記SOFCシステム100では、脱硫器111と気化器112の間に設けられ、灯油が流れる配管,気化器112と改質器140の間に設けられ、改質用燃料が流れる配管,及び,改質器140と燃料電池130の間に設けられ、改質ガスが流れる配管は、一般的な金属製の配管が使用されている。すなわち、上記配管は、たとえば、断熱配管等の特殊な機能を備えたものではない。
ところで、上記SOFCシステム100において、気化器112は、灯油の気化に必要な温度に保たれる必要がある。したがって、気化器112に灯油を供給する配管も、気化器112の付近では高温にさらされている。
このため、灯油の一部が気化して配管内に残渣が残ったり、あるいは灯油の一部が重合反応を起こすことによって重質分が配管内に残る場合があり、このような状況が継続することによって、配管が閉塞してしまうという問題があった。したがって、気化器112へ灯油を供給する配管は、温度が必要以上に高くならないように維持されることが望ましい。
さらに、水蒸気の熱によって灯油を気化するタイプの気化器112では、気化器112に至る前に灯油が気化すると、改質器140への灯油の供給に脈動が発生する場合があり、系が安定しないという問題点があった。したがって、気化器112に至るまでの灯油は液体状態で供給されることが望ましく、そのためには配管の温度が所定の温度以上に高くならないように維持されることが好ましい。
しかしながら、上記SOFCシステム100は、改質器140が燃料電池130とともに燃焼室120に収納された構造となっており、気化器112と改質器140を連通させる流路(配管)を介して、燃焼室120内部で高温環境にさらされる改質器140に、気化器112から改質用燃料を供給する。この際、気化器112と改質器140を連通させる流路内で閉塞するといったコーキングトラブルを防止する必要があった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、液体燃料及び改質用燃料が流れる流路におけるコーキングトラブルを確実に防止することの可能な固体酸化物形燃料電池システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の固体酸化物形燃料電池システムは、液体燃料を脱硫する脱硫器と、前記脱硫された液体燃料と水から改質用燃料を発生させる気化器と、前記改質用燃料から水素リッチな改質ガスを生成する改質器と、前記脱硫器,気化器及び改質器を加熱する一又は二以上の熱源と、固体電解質を介して前記改質ガスと酸化剤ガスを電気化学反応させることにより、直接発電を行うセルを有する燃料電池とを備えた固体酸化物形燃料電池システムであって、前記気化器の上流側の流路に設けられ、前記液体燃料を所定の温度範囲に制御する液体燃料温度制御手段と、前記気化器と改質器の間の流路に設けられ、前記改質用燃料を所定の温度範囲に制御する改質用燃料温度制御手段とを有する構成としてある。
このように、液体燃料温度制御手段及び改質用燃料温度制御手段を設けることにより、気化器の上流側の流路において、部分的な気化や重合反応を防止して脈動や残渣物による配管閉塞を防止することができ、また、気化器と改質器の間の流路において、重合反応を防止して残渣物による配管閉塞を防止することが可能となる。
また、本発明の固体酸化物形燃料電池システムは、前記液体燃料温度制御手段と改質用燃料温度制御手段の少なくとも一方が、熱交換によって、前記流路を流れる流体の温度を制御する構成としてある。
このようにすると、液体燃料や改質用燃料の温度制御を、容易かつ精度よく行うことができる。また、液体燃料や改質用燃料の温度制御を行うことにより、脱硫効率や改質効率を向上させることができ、固体酸化物形燃料電池システムの効率を向上させることができる。また、脱硫剤や改質触媒の寿命が延びることにより、ランニング費用のコストダウンを図ることができる。
また、本発明の固体酸化物形燃料電池システムは、前記熱交換において、前記水を用いる構成としてある。
このようにすると、システムの構成を単純化することができ、製造原価のコストダウンを図ることができる。
また、本発明の固体酸化物形燃料電池システムは、前記気化器に前記水を供給する水加熱手段,脱硫器,気化器,改質器及び燃料電池を収納する燃焼室を有し、前記燃料電池を、前記水加熱手段,脱硫器,気化器及び改質器を加熱する熱源とした構成としてある。
このようにしても、液体燃料及び改質用燃料が流れる流路におけるコーキングトラブルを確実に防止することができる。
また、本発明の固体酸化物形燃料電池システムは、前記気化器に前記水を供給する水加熱手段,脱硫器及び気化器を収納する加熱室を有し、前記燃料電池からの排気ガスを、前記水加熱手段,脱硫器及び気化器を加熱する熱源とし、かつ、前記改質器及び燃料電池を収納する燃焼室を有し、前記燃料電池を、前記改質器を加熱する熱源とした構成としてある。
このようにしても、液体燃料及び改質用燃料が流れる流路におけるコーキングトラブルを確実に防止することができる。
また、本発明の固体酸化物形燃料電池システムは、前記液体燃料温度制御手段と改質用燃料温度制御手段の少なくとも一方を、断熱配管とした構成としてある。
このようにすると、液体燃料や改質用燃料の温度制御を、容易に行うことができる。
また、本発明の固体酸化物形燃料電池システムは、前記断熱配管を、真空断熱配管とした構成としてある。
このように、真空断熱配管を用いることによって、より小さい体積で高い断熱効果を得ることが可能となる。
本発明によれば、灯油などの液体燃料を原燃料とする固体酸化物形燃料電池システムにおいて、液体燃料及び改質用燃料が流れる流路におけるコーキングトラブルを確実に防止することができ、さらに、液体燃料や改質用燃料の温度制御を行うことにより、脱硫効率や改質効率を向上させることができる。
[第一実施形態]
図1は、本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第一実施形態の、基本的な構成を説明するための要部の概略ブロック図を示している。
同図において、SOFCシステム1は、従来例のSOFCシステム100と比較して、液体燃料温度制御手段として、脱硫器111と気化器112を連通させる断熱配管51を設け、さらに、改質用燃料温度制御手段6として、気化器112と改質器140を連通させる断熱配管61と熱交換器62を設けた点が相違する。他の構成要素は従来例とほぼ同様としてある。
したがって、図1において、図5と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
<原燃料>
SOFCシステム1は、液体燃料として灯油を使用する構成としてある。この灯油は、一般的に、原料タンク(図示せず)に蓄えられている。
なお、本実施形態では、液体燃料として、灯油を使用しているが、これに限定されるものではない。液体燃料としては、大気圧下、常温で液相であるもの、例えば、ナフサ,ガソリン,灯油,軽油などの炭化水素系燃料、メタノール,エタノールなどのアルコール系燃料が使用できる。また、比較的低圧の加圧(1MPa未満)により液相になる、LPG(液化石油ガス),DME(ジメチルエーテル)などの炭化水素もしくはエーテル系の燃料も使用できる。
これらのうち、供給網が発達し、全国各地で入手が容易であること、また、ガソリン等と比較して取り扱いやすいことから、灯油が好ましい。
<脱硫器>
脱硫器111は、改質器140内の改質触媒の硫黄被毒を防止するため、灯油中の硫黄成分を除去するものである。脱硫器111の内部には、脱硫剤が充填されている。
脱硫剤としては、例えば、活性炭,ゼオライト又は金属系の吸着剤などが好ましい。原料が灯油などの重質の炭化水素である場合は、特開2001−279255号公報に示すように、Ni系脱硫剤が好ましい。
脱硫器111は、脱硫剤の昇温が完了した後、ポンプ202が作動することにより、灯油が供給される。
脱硫を行うためには、脱硫剤の機能を発揮できる温度に制御することが必要である。例えば、Ni系脱硫剤では、100℃以上に加熱することが好ましく、液体燃料が灯油の場合には、150℃以上、300℃以下とすることが好ましい。
なお、液体燃料を加熱してから脱硫器111に供給してもよい。
ただし、灯油による配管閉塞トラブルを防止し、改質器140の改質触媒の長寿命化を図るために、気化器112へ送り込むまで灯油を液相の状態で通過させることが好ましい。
また、脱硫剤の硫黄成分の吸着効率を高める観点からも灯油が、液相の状態で脱硫器111を通過することが好ましい。このようにすると、灯油が気化した状態で脱硫器111を通過する場合と比べて、脱硫器111の内部の脱硫剤と灯油の接触時間を長くすることができる。したがって、脱硫剤の使用効率を向上できるため、脱硫剤の使用量を減らすことができるので脱硫器111のさらなる小型化が可能になる。
接触時間をより長くするため、灯油の流れを下から上へアップフローにして脱硫器111内が灯油で満たされた状態で脱硫するとよく、この場合、常時、脱硫器111内に液相が存在することになる。
灯油を液相にするには、上記の脱硫剤の性能が発揮できる温度において、灯油の気化を抑制するため、脱硫器111内を加圧することが好ましい。この圧力は、使用する液体燃料にもよるが、灯油を液体燃料とする場合は、0.1MPa以上、1.0MPa未満が好ましい。1.0MPa以上では、耐圧性の観点からコスト面などにおいてデメリットが生じる。
なお、改質器140の改質触媒の活性金属成分は、灯油中の硫黄成分と結合し硫黄を蓄積させるため、経時的に劣化していく。したがって、改質触媒の寿命を充分に長くするためには、この脱硫器111において、灯油中の硫黄成分量を0.2ppm以下にすることが好ましく、特に、0.05ppm以下にすることが好ましい。
<液体燃料温度制御手段>
液体燃料温度制御手段としての断熱配管51は、脱硫器111と気化器112の間に設けられ、内部を流れる脱硫された灯油が所定の温度範囲に収まるように断熱された配管である。このようにすると、気化器112の上流側の流路において、気化器112などの熱によって配管内部の灯油が昇温するのを防ぐことができ、部分的な気化や重合反応を抑制し、脈動や残渣物による配管閉塞を防止することができる。また、上記所定の温度範囲とは、脱硫された灯油が液相の状態を維持することが可能な温度範囲をいう。
また、断熱配管51は、真空断熱配管を使用している。この真空断熱配管は、二重管からなり、内側の管に灯油を流し、外側の管を真空にしてある。このようにすると、より小さい体積の断熱層によって効果的に断熱を行うことができる。真空部の圧力としては、10−3torr以下であることが好ましく、10−4torr以下であることがさらに好ましい。
なお、断熱配管51は、上記真空断熱配管に限定されるものではなく、たとえば、配管にグラスウール,カオウール,ロックウールなどの断熱材を巻き付けた断熱配管を使用してもよい。
また、本実施形態では、気化器112の上流側の灯油流路のうち、脱硫器111と気化器112の間の流路に、断熱配管51を使用してるが、必要に応じて、ポンプ202と脱硫器111の間の流路にも、断熱配管51を使用してもよい。
<気化器>
本実施形態の気化器112は、燃焼室120の外部に設けられた改質器140用の気化器であり、断熱配管51を通って流入した灯油を気化して、改質器140へ送り込むものである。この気化器112は、加熱手段110から供給された水蒸気と灯油を混合させることにより、灯油を気化させるとともに水蒸気と混合し、これらを改質用燃料として改質器140に排出する。
<改質用燃料温度制御手段>
改質用燃料温度制御手段6は、燃焼室120の外部に配置された気化器112と燃焼室120の内部に収納された改質器140を連通させる断熱配管61と、断熱配管61に設けられた熱交換器62とからなっている。このように、改質用燃料温度制御手段6に断熱配管61を用いることにより、気化器112からの高熱に対して、内部を流れる改質用燃料が所定の温度範囲に収まるように断熱することができる。また、燃焼室120の内部は、約700〜1000℃の高温となることから、少なくとも改質器140と燃焼室120の間における断熱配管61を積極的に冷却するための熱交換器62を設けてある。このようにすると、気化器112と改質器140の間の流路において、重合反応を防止して残渣物による配管閉塞を確実に防止することができる。
ここで、好ましくは、熱交換器62は、少なくとも改質器140と燃焼室120の間における断熱配管61を覆うように設けられ、加熱手段110から排出される水(水蒸気)を熱交換器62に供給する水供給管623と、熱交換器62への水の供給を制御するモータバルブ622と、熱交換器62によって熱交換された水を気化器112に排出するための水排出管624とを備えた構成とするとよい。このようにすると、燃焼室120内の断熱配管61を冷却することができるので、改質用燃料がコーキングするといった不具合を確実に回避することができる。また、熱交換器62において、加熱手段110からの水(水蒸気)を用いることにより、システムの構成を単純化することができ、製造原価のコストダウンを図ることができる。
さらに、好ましくは、図示してないが、断熱配管61の内部に温度センサを設け、シーケンサ等の制御手段が、温度センサによって測定された改質用燃料の温度にもとづいて、モータバルブ622の開度を自動調整し、改質器140へ供給される改質用燃料が改質反応に最適な温度となるように、熱交換器62への水の供給量を制御するとよい。このようにすると、改質器140にとって好ましい温度に改質用燃料を制御することができ、改質器140の改質効率を向上させることができ、SOFCシステム1の効率を向上させることができる。さらに、改質触媒の寿命が延びることにより、ランニング費用のコストダウンを図ることができる。また、モータバルブ622の開度を調整することにより、改質用燃料の温度制御を容易かつ精度よく行うことができる。
なお、水排出管624から気化器112に排出された水は、改質用燃料として使用される。また。本実施形態では、熱交換器62から排出される水を気化器112に排出する構成としてあるが、この構成に限定されるものではなく、たとえば、加熱手段110に還流させてもよい。
<改質器>
改質器140は、改質用燃料から水素リッチな改質ガスを発生させる装置であり、その内部には改質触媒が設けられている。
改質触媒は、例えば、Ru,Rh,Pt,Pd等の貴金属や、Ni,Co等の金属を、活性金属成分として用いている。
なお、改質ガスは、組成が水素ガス,二酸化炭素,一酸化炭素などからなり、高温に加熱されてもコーキングトラブル発生の心配がないので、改質器140と燃料電池130を連通させる配管70は、断熱処理が施されていない一般的な金属製の配管が使用される。
また、改質器140において水素を発生させる方法としては、たとえば、水蒸気改質法、部分酸化法、オートサーマルリフォーミング法などがある。
水蒸気改質法による改質の条件としては、改質器140の内部温度を、700〜800℃程度とし、水蒸気と灯油の重量比(水蒸気/灯油)を、2.6〜5.2とするのが好ましい。水蒸気と灯油の重量比が高いほど、触媒上の炭素析出が抑制され改質触媒の長寿命化につながるが、水蒸気を過剰に発生させるためには、より多くの熱の投入が必要になり、装置の効率低下の原因となる。そのため、通常は、触媒上の炭素析出が抑制できる最低限の値に設定される。この値は使用する触媒で異なるが、水蒸気と灯油の重量比において最も好ましい範囲は、3.2〜4.5である。
また、部分酸化法は、灯油に酸素(空気)を導入する方法であり、この方法で改質を行う場合は、通常、酸素と原料中の炭素のモル比(O/C比)を0.4〜0.6とし、反応温度を800〜1000℃とする。
さらに、オートサーマルリフォーミング法は、水蒸気改質と部分酸化を組合せた方法で、この方法で改質を行う場合は、通常、水蒸気と灯油の重量比(水蒸気/灯油)を、0.6〜5.2、O/C比を0.4〜0.6、反応温度を700〜900℃とする。
このように、本実施形態のSOFCシステム1は、断熱配管51及び改質用燃料温度制御手段6を設けることにより、気化器112の上流側の流路において、部分的な気化や重合反応を防止して脈動や残渣物による配管閉塞を防止することができ、また、気化器112と改質器140の間の流路において、重合反応を防止して残渣物による配管閉塞を防止することが可能となる。また、熱交換器62によって、改質用燃料の温度制御を容易に行うことができ、改質効率を向上させることができる。
なお、本実施形態は、様々な応用例を有しており、次に、第一実施形態の応用例について、図面を参照して説明する。
図2は、本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第一実施形態の応用例の、基本的な構成を説明するための要部の概略ブロック図を示している。
同図において、SOFCシステム1cは、第一実施形態のSOFCシステム1と比較して、改質用燃料温度制御手段6cとして、気化器112と改質器140を連通させる断熱配管61cと、断熱配管61cの内部に設けた熱交換器62cを備え、ポンプ203から排出される水を、モータバルブ622を介して熱交換器62cに供給し、熱交換器62cから排出される水を加熱手段110に供給する点が相違する。他の構成要素は第一実施形態とほぼ同様としてある。
したがって、図2において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
このようにすると、SOFCシステム1cは、加熱手段110に供給される水を効果的に予熱することができるとともに、改質器140に供給される改質用燃料の温度制御を行うことができる。また、熱交換器62cの構造を単純化することができ、製造原価のコストダウンを図ることができる。
[第二実施形態]
図3は、本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第二実施形態の、基本的な構成を説明するための要部の概略ブロック図を示している。
同図において、SOFCシステム1aは、第一実施形態と比較して、気化器112に水(水蒸気)を供給する水加熱手段11,脱硫器111,気化器112,改質器140及び燃料電池130を収納する燃焼室2を有し、燃料電池130を、水加熱手段11,脱硫器111,気化器112及び改質器140を加熱する熱源とした点が相違する。他の構成要素は従来例とほぼ同様としてある。
したがって、図3において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
<水加熱手段>
水加熱手段11は、モータバルブ622を介して、ポンプ203から供給される水と、燃料電池130から排出される排気ガスとの間で熱交換することにより、供給された水を水蒸気に変換して、気化器112に排出する加熱手段である。
<液体燃料温度制御手段>
液体燃料温度制御手段5は、燃焼室2の外部に配置されたポンプ202と燃焼室2の内部に収納された脱硫器111を連通させる断熱配管41と、断熱配管41に設けられた熱交換器42と、燃焼室2に収納された脱硫器111と気化器112を連通させる断熱配管51と、断熱配管51に設けられた熱交換器52とからなっている。また、熱交換器42は、少なくとも脱硫器111と燃焼室2の間における断熱配管41を覆うように設けられ、ポンプ203から排出される水を、モータバルブ622を介して供給され、熱交換により加熱された水を熱交換器52に排出する。さらに、熱交換器52は、脱硫器111と気化器112の間における断熱配管51を覆うように設けられ、熱交換器41から水バイパス管625を介して加熱された水を供給され、熱交換によりさらに加熱された水を水加熱手段11に排出する。このようにすると、気化器112の上流側の流路において、排気ガスなどの熱によって配管内部の灯油が昇温するのを防ぐことができ、部分的な気化や重合反応を抑制し、脈動や残渣物による配管閉塞を防止することができる。また、脱硫器111にとって好ましい温度に灯油を制御することができ、脱硫器111の脱硫効率を向上させることができ、SOFCシステム1aの効率を向上させることができる。また、脱硫剤の寿命が延びることにより、ランニング費用のコストダウンを図ることができる。さらに、モータバルブ622の開度を調整することにより、液体燃料の温度制御を容易かつ精度よく行うことができる。
<改質用燃料温度制御手段>
改質用燃料温度制御手段として、気化器112と改質器140を連通させる断熱配管61を設けてある。また、図示してないが、必要に応じて、排気ガスからの熱伝導を妨げる熱遮蔽部材で、断熱配管61を覆うとよく、このようにすると、改質用燃料を所定の温度範囲に収めた状態で、改質器140に排出することができ、気化器112と改質器140の間の流路において、排気ガスなどの熱によって、配管内部の改質用燃料が昇温するのを防ぐことができ、重合反応を抑制し、残渣物による配管閉塞を防止することができる。
なお、本実施形態では、断熱配管61を覆う熱交換器を設けていないが、この構成に限定されるものではない。たとえば、図示してないが、熱交換器52から排出される加熱された水との間で熱交換を行い、加熱された水(水蒸気)を水加熱手段11に排出する熱交換器を設けてもよい。
このように、本実施形態のSOFCシステム1aは、液体燃料温度制御手段として、断熱配管41,51,熱交換器42,52を設け、さらに、改質用燃料温度制御手段として、断熱配管61を設けることにより、気化器112の上流側の流路において、部分的な気化や重合反応を防止して脈動や残渣物による配管閉塞を防止することができ、また、気化器112と改質器140の間の流路において、重合反応を防止して残渣物による配管閉塞を防止することができる。
また、燃焼室2内に設けられた液体燃料温度制御手段5が流路内部を流れる流体の温度制御を、容易かつ精度よく行うことができる。
[第三実施形態]
図4は、本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第三実施形態の、基本的な構成を説明するための要部の概略ブロック図を示している。
同図において、SOFCシステム1bは、第二実施形態と比較して、水加熱手段11,脱硫器111及び気化器112を収納する加熱室3を有し、燃料電池130からの排気ガスを、水加熱手段11,脱硫器111及び気化器112を加熱する熱源とし、かつ、改質器140及び燃料電池130を収納する燃焼室120を有し、燃料電池130を、改質器140を加熱する熱源とした点が相違する。他の構成要素は従来例とほぼ同様としてある。
したがって、図4において、図3と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
<加熱室3>
加熱室3は、水加熱手段11,脱硫器111及び気化器112を収納する断熱容器であり、燃焼室120から燃料電池130の高温の排気ガスを供給され、この排気ガスを熱源として、水加熱手段11,脱硫器111及び気化器112を加熱する。このようにすると、加熱室3内に設けられた液体燃料温度制御手段6の温度制御を、容易かつ精度よく行うことができる。すなわち、水加熱手段11,脱硫器111及び気化器112は、改質器140ほど高温に加熱する必要がないので、燃焼室120と別の加熱室3を設けて、この加熱室3の内部で熱交換を行うことにより、改質用燃料温度制御手段6の温度制御を容易に行うことができ、また、加熱室3を小型化することができる。
<改質用燃料温度制御手段>
改質用燃料温度制御手段として、気化器112と改質器140を連通させる断熱配管61を設けてある。この断熱配管61は、加熱室3を突き出て、燃焼室120の側壁に隣接して設けられた改質器140と接続してある。このようにすると、断熱配管61が燃焼室120の内部に直接さらされる構造とならないので、断熱配管61のコーキンググトラブルを効果的に防止することができる。
このように、本実施形態のSOFCシステム1bは、液体燃料温度制御手段5を加熱室3に設けることにより、改質器140より低い加熱温度を必要とする水加熱手段11,脱硫器111及び気化器112を効率よく温度制御することができる。
以上、本発明の固体酸化物形燃料電池システムについて、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムは、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、第二実施形態では、水加熱手段11の代わりに、熱交換器42,52及び断熱配管61を覆う熱交換器(図示せず)からなる水加熱手段を使用してもよく、このようにすると、水加熱手段11,脱硫器111及び気化器112を一体的に設けることができ、SOFCシステム1aを小型化することができる。
以上説明したように、本発明の固体酸化物形燃料電池システムは、すでに開発された、あるいは、これから開発される様々な構成の燃料電池(セル,スタック又はバンドルを含む)に広く有効に適用することができる。
本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第一実施形態の、基本的な構成を説明するための要部の概略ブロック図を示している。 本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第一実施形態の応用例の、基本的な構成を説明するための要部の概略ブロック図を示している。 本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第二実施形態の、基本的な構成を説明するための要部の概略ブロック図を示している。 本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第三実施形態の、基本的な構成を説明するための要部の概略ブロック図を示している。 従来例に係る固体酸化物形燃料電池システムの、基本的な構成を説明するための要部の概略ブロック図を示している。
符号の説明
1,1a,1b,1c,100 SOFCシステム
2 燃焼室
3 加熱室
6,6c 改質用燃料温度制御手段
5 液体燃料温度制御手段
41,51,61,61c 断熱配管
42,52,62,62c 熱交換器
70 配管
110 加熱手段
111 脱硫器
112 気化器
113 インバータ
114 起動バーナー
115 ガスボンベ
120 燃焼室
130 燃料電池
140 改質器
202,203 ポンプ
622 モータバルブ
623 水供給管
624 水排出管
625 水バイパス管

Claims (7)

  1. 液体燃料を脱硫する脱硫器と、前記脱硫された液体燃料と水から改質用燃料を発生させる気化器と、前記改質用燃料から水素リッチな改質ガスを生成する改質器と、前記脱硫器,気化器及び改質器を加熱する一又は二以上の熱源と、固体電解質を介して前記改質ガスと酸化剤ガスを電気化学反応させることにより、直接発電を行うセルを有する燃料電池とを備えた固体酸化物形燃料電池システムであって、
    前記気化器の上流側の流路に設けられ、前記液体燃料を所定の温度範囲に制御する液体燃料温度制御手段と、
    前記気化器と改質器の間の流路に設けられ、前記改質用燃料を所定の温度範囲に制御する改質用燃料温度制御手段と
    を有することを特徴とする固体酸化物形燃料電池システム。
  2. 前記液体燃料温度制御手段と改質用燃料温度制御手段の少なくとも一方が、熱交換によって、前記流路を流れる流体の温度を制御することを特徴とする請求項1記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  3. 前記熱交換において、前記水を用いることを特徴とする請求項2記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  4. 前記気化器に前記水を供給する水加熱手段,脱硫器,気化器,改質器及び燃料電池を収納する燃焼室を有し、前記燃料電池を、前記水加熱手段,脱硫器,気化器及び改質器を加熱する熱源としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  5. 前記気化器に前記水を供給する水加熱手段,脱硫器及び気化器を収納する加熱室を有し、前記燃料電池からの排気ガスを、前記水加熱手段,脱硫器及び気化器を加熱する熱源とし、かつ、前記改質器及び燃料電池を収納する燃焼室を有し、前記燃料電池を、前記改質器を加熱する熱源としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  6. 前記液体燃料温度制御手段と改質用燃料温度制御手段の少なくとも一方を、断熱配管としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  7. 前記断熱配管を、真空断熱配管としたことを特徴とする請求項6記載の固体酸化物形燃料電池システム。
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