JP2006351031A - 情報システム、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】代金を容易に決済させることのできる課金方法等を提供する。
【解決手段】センタ側サーバ(10)に携帯電話(30)からアクセスし、80円という価格のついたシリアルナンバーを購入する指示を入力する。携帯電話(30)はシリアルナンバーをダウンロードして、「SN××××」のように表示する。このとき携帯電話の料金に80円が加算される。そして、クライアントPC(20)からセンタ側サーバ(10)へアクセスし、有料コンテンツを表示させるための入口となるページを表示させ、このページに対して、携帯電話(30)に表示されたシリアルナンバーを、クライアントPC(20)のキーボード等から入力して、送信させる。シリアルナンバーを受信したセンタ側サーバ(10)は、受信したシリアルナンバーが携帯電話(30)へ送信したシリアルナンバーと一致する場合に、有料コンテンツのページ情報をクライアントPC(20)へ送信する。
【選択図】図1
【解決手段】センタ側サーバ(10)に携帯電話(30)からアクセスし、80円という価格のついたシリアルナンバーを購入する指示を入力する。携帯電話(30)はシリアルナンバーをダウンロードして、「SN××××」のように表示する。このとき携帯電話の料金に80円が加算される。そして、クライアントPC(20)からセンタ側サーバ(10)へアクセスし、有料コンテンツを表示させるための入口となるページを表示させ、このページに対して、携帯電話(30)に表示されたシリアルナンバーを、クライアントPC(20)のキーボード等から入力して、送信させる。シリアルナンバーを受信したセンタ側サーバ(10)は、受信したシリアルナンバーが携帯電話(30)へ送信したシリアルナンバーと一致する場合に、有料コンテンツのページ情報をクライアントPC(20)へ送信する。
【選択図】図1
Description
携帯電話を用いた課金システムを利用して端末の利用者に対する課金を代行する情報システム等に関する。
インターネット上のウェブページから、商品の購入等を申し込み、その商品等の代金の決済をクレジットカードで行うようにしたシステムが知られている。
このようなシステムでは、例えばインターネットに接続されたウェブサーバ等から商品やサービスの情報を端末に送信して、端末のブラウザ等に表示させる。そして、端末からの商品やサービスの購入の申し込み指示をサーバで受信した場合に、サーバはその対価(代金)を支払うためのクレジットカード番号等の入力を促す情報を端末へ送信する。端末に入力されて送信されたクレジットカード番号をサーバが受信した場合に、サーバはクレジットカード会社のコンピュータに対してクレジットカード番号等の認証と代金の決済要求を行う課金処理をして、商品やサービスの代金を決済させるようにしている。
このようなシステムでは、例えばインターネットに接続されたウェブサーバ等から商品やサービスの情報を端末に送信して、端末のブラウザ等に表示させる。そして、端末からの商品やサービスの購入の申し込み指示をサーバで受信した場合に、サーバはその対価(代金)を支払うためのクレジットカード番号等の入力を促す情報を端末へ送信する。端末に入力されて送信されたクレジットカード番号をサーバが受信した場合に、サーバはクレジットカード会社のコンピュータに対してクレジットカード番号等の認証と代金の決済要求を行う課金処理をして、商品やサービスの代金を決済させるようにしている。
しかしながら、セキュリティ等の問題からインターネットを介して端末からクレジットカード番号を送信することに不安を持つ利用者が多く、決済方法として利用しにくいという問題がある。かといって例えば銀行振込等の別の方法を決済方法として利用すると、送金手数料や送金手続きに手間がかかるという問題がある。特に代金が少額の場合には、送金のためにかかる手数料の方が代金よりも高くなってしまう場合がある。
そこで、本発明は上述した問題点を解決し、代金を容易に支払うことのできる情報システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した問題点を解決するためになされた請求項1記載の情報システムは、携帯電話からアクセス可能な第一の情報処理装置と、第一の情報処理装置からアクセス可能な課金対象情報記憶用のデータベースと、課金対象情報記憶用のデータベースにアクセス可能な第二の情報処理装置と、インターネットに接続されると共に、第二の情報処理装置にアクセス可能な第三の情報処理装置と、を備える。
この情報システムにおいて、第一の情報処理装置は、携帯電話からのアクセスがあると、携帯電話が表示可能な課金対象情報を生成する課金対象情報生成手段を備える。また、第一の情報処理装置は、課金対象情報送信手段、課金対象情報登録手段、及び、課金手段、を備え、課金対象情報送信手段は、課金対象情報生成手段により生成された課金対象情報を、アクセス元の携帯電話に送信し、課金対象情報登録手段は、課金対象情報生成手段により生成された課金対象情報を、課金対象情報記憶用のデータベースに登録し、課金手段は、課金対象情報送信手段によって送信された課金対象情報の代金についての課金処理を行う。
一方、第三の情報処理装置は、インターネットを介して、端末からのアクセスがあると、アクセス元の端末に対して、課金対象情報の入力を受付可能なページを送信するページ送信手段と、ページ送信手段により送信されたページに対する課金対象情報の入力結果を、アクセス元の端末から受信する入力結果受信手段と、を備える。
その他、第三の情報処理装置は、問合せ手段と、問合せ結果受信手段と、データ送信手段と、を備え、問合せ手段は、入力結果受信手段が受信した入力結果に基づき、ページに対して入力された課金対象情報を第二の情報処理装置に送信して、第二の情報処理装置に課金対象情報の正当性を問い合わせる。また、問合せ結果受信手段は、問合せ手段の問合せ結果を、第二の情報処理装置から受信し、データ送信手段は、問合せ結果受信手段により受信された問合せ結果が、ページに対して入力された課金対象情報が正しい課金対象情報であることを示す場合、正しい課金対象情報の入力者に向けて送信すべき所定のデータを、アクセス元の端末に対して送信する。
また、第二の情報処理装置は、判定手段と、問合せ結果送信手段と、削除手段と、を備える。この第二の情報処理装置が備える判定手段は、第三の情報処理装置から、課金対象情報の正当性についての問い合わせがあると、課金対象情報記憶用のデータベースが記憶する課金対象情報の内容に基づき、第三の情報処理装置から受信した問合せ対象の課金対象情報が正しい課金対象情報であるか否かを判定する。
また、問合せ結果送信手段は、判定手段によって、問合せ対象の課金対象情報が正しい課金対象情報であると判定されると、問合せ結果として、問合せ対象の課金対象情報が正しい課金対象情報であることを示す情報を、第三の情報処理装置に送信し、判定手段によって、問合せ対象の課金対象情報が正しい課金対象情報ではないと判定されると、問合せ結果として、問合せ対象の課金対象情報が正しい課金対象情報ではないことを示す情報を、第三の情報処理装置に送信する。
その他、削除手段は、問合せ結果送信手段により、問合せ結果として、問合せ対象の課金対象情報が正しい課金対象情報であることを示す情報が第三の情報処理装置に送信される場合、該当する課金対象情報についての登録情報を、課金対象情報記憶用のデータベースから削除する。
したがって、ユーザは、携帯電話で課金対象情報を購入し、携帯電話に表示された課金対象情報を端末から入力することで、所定のデータ(例えば有料コンテンツ)を、端末で容易に得ることができる。例えば、端末において利用する有料コンテンツ等の代金を携帯電話の課金によって容易に支払うことができ、すぐに有料コンテンツ等を利用することも可能となる。
例えば、端末としてPCを用いる場合、PCは大画面化等が可能であり、また種々の機能を実現可能であるので商品の情報や有料コンテンツを提供するのに適しているのに対し、PCの場合、商品や有料コンテンツの代金支払いのための課金手段がクレジットカードや銀行振込のようなものを用いる必要があり利用者にとって使いづらい。一方、携帯電話は、例えば画面が小さく、機能が少ないなどの理由から商品の情報や有料コンテンツを提供するのには適さない場合があるが、携帯電話会社(キャリア)によるダウンロード課金を行う課金システムがすでに整っている。そして、本発明の情報システムによれば、上記課金システムを利用して、課金を行うことができる。
したがって、利用者は、端末から、有料コンテンツを提供する事業者に対する代金の支払いを、課金対象情報の代金の支払いによって容易に行うことができるのである。特に、本発明によれば、少額な代金の決済を極めて容易かつ低コストで実現することが可能となる。
また、本発明の情報システムによれば、課金対象情報を、第三の情報処理装置(コンテンツ提供側)から分離して管理しているので、課金対象情報の安全な管理を容易にできる。
なお、事業者は、携帯電話会社に対して、課金対象情報がダウンロードされた際に、利用者に対して課金し、課金した代金の一部または全部を、例えば月ごとにまとめて当該事業者の口座等に振り込むよう契約することで、代金の支払いを受けることができる。
ところで、課金対象情報は、請求項2に示すように、送信対象の携帯電話の電話番号に基づいて生成するとよい。また、課金対象情報は、請求項3に示すように、送信対象の携帯電話の電話番号及び現在時刻に基づいて生成してもよい。このようにすれば、不正使用を容易に防止することが可能となる。
また、課金対象情報は、例えば画像データや音声データとすることもできるが、請求項4,5に示すように、パスワード等のテキストデータとするとよい。このようにすれば、利用者は、携帯電話にテキストデータをダウンロードし、そのテキストデータを端末に入力して情報システムに送信させるだけで、所定の情報を得ることができる。したがって、極めて簡便かつ容易に支払と支払後のデータの入手を行うことができる。
また、情報システムは、請求項6記載のように構成されてもよい。即ち、第一の情報処理装置が有する課金対象情報生成手段は、課金対象情報として、有料データを購入可能なパスワードを生成する構成にされ、第三の情報処理装置が有するデータ送信手段は、問合せ結果受信手段により受信された問合せ結果が、ページに対して入力されたパスワードが正しいパスワードであることを示す場合、正しいパスワードの入力者に向けて送信すべき有料データを、アクセス元の端末に対して送信する構成にされてもよい。
その他、課金手段は、請求項7記載のように、課金対象情報送信手段によって送信された課金対象情報の代金を、課金対象情報の送信先携帯電話のユーザに対する課金金額として、課金データベースに登録することにより、上記課金処理を実現する構成にすることができる。
また、請求項8記載のように、第二の情報処理装置は、課金対象情報記憶用のデータベースを内蔵し、第一の情報処理装置は、第二の情報処理装置を通じて、課金対象情報記憶用のデータベースに、課金対象情報生成手段によって生成された課金対象情報を、登録する構成にすることができる。
また、請求項9に示すように、請求項1〜8のいずれかに記載の情報システムとしての機能は、プログラムによりコンピュータに実現させることができる。このようなプログラムは、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして実行したり、ネットワークを介してロードして実行したりすることができる。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。但し、以下では、まず先に参考例について説明し、その後、本発明が適用された実施例について説明する。また、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
[参考例]
図1に示すように、参考例の情報システム1は、センタ側サーバ10と、このセンタ側サーバ10とインターネット50を介して通信可能なクライアントPC20と、キャリア側システム40を介してセンタ側サーバ10と通信可能な携帯電話30とを備える。
[参考例]
図1に示すように、参考例の情報システム1は、センタ側サーバ10と、このセンタ側サーバ10とインターネット50を介して通信可能なクライアントPC20と、キャリア側システム40を介してセンタ側サーバ10と通信可能な携帯電話30とを備える。
センタ側サーバ10は、一般的なサーバ用コンピュータであって、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、各種入出力インターフェース等を内蔵しており、ウェブサーバとしての機能を備える。すなわち、センタ側サーバ10は、クライアントPC20の備えるブラウザによるページ情報へのアクセスに応じて、センタ側サーバ10に記憶したページ情報またはセンタ側サーバ10が生成したページ情報をクライアントPC20へ送信する。
クライアントPC20は、インターネット50への接続機能を備えた一般的なパーソナルコンピュータであり、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、ディスプレイ、各種入出力インターフェース等を内蔵しており、ブラウザ及び電子メール機能を備え、インターネット50に接続されたセンタ側サーバ10にアクセスしてページ情報(例えばHTML等で記述されている)を受信してディスプレイに表示したり、各種のコンテンツ情報を受信して利用する機能を備える。
携帯電話30は、ブラウザを備え、インターネット50に接続されたウェブサーバに対してアクセスし、ウェブサーバからの情報を受信して表示する機能を備える一般的な携帯電話である。
なお、キャリア側システム40は、携帯電話30から送信された電波を受信して、回線制御を行ったり、携帯電話30から送信された情報をインターネット50へ中継したり、インターネット50からの携帯電話30宛のデータをインターネット50から携帯電話30へ中継する機能を備える。また、センタ側サーバ10から携帯電話30が課金対象情報をダウンロードした際の料金を、センタの運営者に代行して携帯電話30の利用者に対して請求するために、課金対象情報をダウンロードした際の料金を、このユーザのこのセンタの利用料金に加算する課金処理を行う機能を備える。そして、所定期間(例えば1ヶ月)毎の携帯電話30の通話料等とこのユーザの各センタの利用料金を合わせて、利用者の口座から引き落とすための引き落とし依頼を、銀行やクレジットカード会社等の決済機関側コンピュータ60に対して行う。そして、利用料金が引き落とされた場合に、センタ側サーバ10の運営者の口座にすべてのユーザのこのセンタの利用料金を合算して振り込む依頼をする処理を実行する。
利用者がクライアントPC20のブラウザによってセンタ側サーバ10のウェブサーバの提供する有料コンテンツに対してアクセスする場合、まず、その有料コンテンツの代金を価格とする課金対象情報としてのシリアルナンバー(これをパスワードということもできる)を携帯電話30でダウンロードする。このとき、キャリア側システム40ではそのシリアルナンバーの価格を課金する上述した課金処理を行う。
例えば、利用者は、センタ側サーバ10に携帯電話30からアクセスし、80円という価格のついたシリアルナンバーを購入する指示を入力する。携帯電話30はシリアルナンバーをダウンロードして、そのシリアルナンバーを、例えば「SNxxxx」のように表示する。その結果、上述した課金処理によって80円が課金されることとなる。
利用者は、クライアントPC20のブラウザによってセンタ側サーバ10へアクセスし、有料コンテンツを表示させるための入口となるページを表示させる。そしてこのページに対して、携帯電話30に表示されたシリアルナンバー「SNxxxx」を、クライアントPC20のキーボード等から入力して、ブラウザに送信させる。
シリアルナンバー「SNxxxx」を受信したセンタ側サーバ10は、受信したシリアルナンバーが携帯電話30へ送信したシリアルナンバー「SNxxxx」と一致する場合にのみ、有料コンテンツのページ情報をクライアントPC20へ送信する。
この場合、シリアルナンバーが一致するため、クライアントPC20のブラウザには有料コンテンツが表示される。
このようにして、インターネット50上のセンタ側サーバ10の提供する有料コンテンツを携帯電話30の通話料とともに決済させることができる。よってクレジットカード番号を送信することなく、容易に少額の課金及び決済を低コストで行うことができる。
このようにして、インターネット50上のセンタ側サーバ10の提供する有料コンテンツを携帯電話30の通話料とともに決済させることができる。よってクレジットカード番号を送信することなく、容易に少額の課金及び決済を低コストで行うことができる。
なお、本参考例では、代金の金額に対応するシリアルナンバーをダウンロードすることとしたが、このシリアルナンバーは例えば利用者に関する情報に関連付けて生成するようにしてもよい。例えばシリアルナンバーを携帯電話30にダウンロードする際に、携帯電話30の電話番号を、キャリア側システム40を介してセンタ側サーバ10で取得し、その電話番号を用いてシリアルナンバーを生成するようにする。そして生成したシリアルナンバーと電話番号と価格(課金金額)をセンタ側サーバ10でデータベース(DB)に関連付けて記憶しておく。そしてクライアントPC20から電話番号とシリアルナンバーが送信された場合に、送信された電話番号とシリアルナンバー及び有料コンテンツの価格を、データベースに記憶しておいたシリアルナンバーと電話番号と価格と比較して、正しいか否かを確認した後、正しい場合にのみ有料コンテンツのページ情報をクライアントPC20へ送信するようにする。このようにすれば、利用者のなりすまし等を防ぐことができる。
ところで、このようにして携帯電話30へダウンロードしたシリアルナンバーの代金と、クライアントPC20で利用する有料コンテンツの価格が等しい場合には、そのシリアルナンバーを入力することでその有料コンテンツを利用できるのであるが、異なる場合には、代金の過不足が生じることとなる。そこで、複数のシリアルナンバーから1のシリアルナンバーを生成したり(以下これを結合と称する)、1のシリアルナンバーから複数のシリアルナンバーを生成したり(以下これを分離と称する)して、この過不足を調整可能とするとよい。
図2にこのシリアルナンバーの結合処理を示す。
ユーザは携帯電話30を操作し、携帯電話30からセンタ側サーバ10のパスワード結合サイトへアクセスする。センタ側サーバ10はこのアクセスに応じて携帯電話30へ2つのシリアルナンバーを入力するフォームを備えたページ情報を送信する。携帯電話30は、このフォームを表示し、ユーザに2つのシリアルナンバーの入力を促す。携帯電話30は、ユーザから入力された2つのシリアルナンバーをセンタ側サーバ10へ送信する。
ユーザは携帯電話30を操作し、携帯電話30からセンタ側サーバ10のパスワード結合サイトへアクセスする。センタ側サーバ10はこのアクセスに応じて携帯電話30へ2つのシリアルナンバーを入力するフォームを備えたページ情報を送信する。携帯電話30は、このフォームを表示し、ユーザに2つのシリアルナンバーの入力を促す。携帯電話30は、ユーザから入力された2つのシリアルナンバーをセンタ側サーバ10へ送信する。
センタ側サーバ10は、この2つのシリアルナンバーを受信した場合、図2に示す処理を行う。
S10では、受信した第一のシリアルナンバーがデータベース(DB)に存在するか否かを判定する。存在する場合には(S10:YES)、S11へ移行し、存在しない場合には(S10:NO)、S21へ移行する。
S10では、受信した第一のシリアルナンバーがデータベース(DB)に存在するか否かを判定する。存在する場合には(S10:YES)、S11へ移行し、存在しない場合には(S10:NO)、S21へ移行する。
S11では、S10と同様に、受信した第二のシリアルナンバーがデータベース(DB)に存在するか否かを判定する。存在する場合には(S10:YES)、S12へ移行し、存在しない場合には(S10:NO)、S21へ移行する。
S12では、第一のシリアルナンバーの価格をデータベースから取得し、続くS13では、第二のシリアルナンバーの価格をデータベースから取得する。そして、続くS14では、第一のシリアルナンバーの価格と第二のシリアルナンバーの価格とを加算して新シリアルナンバーの価格を算出する。続くS15では、この新シリアルナンバーの価格が価格データベースに存在するか否かを判定する。この価格データベースには課金可能な価格のリストが予め格納されている。例えば、価格データベースには、100円、300円、500円といった価格データが記憶されている。新シリアルナンバーの価格がこの価格データベースに存在する場合には(S15:YES)、S16へ移行し、存在しない場合には(S15:NO)、S21へ移行する。
S16では、新シリアルナンバーを生成する。そして、続くS17では、新シリアルナンバーをその価格と関連付けてデータベースへ登録する。そして続くS18では、第一のシリアルナンバーをデータベースから削除し、S19では、第二のシリアルナンバーをデータベースから削除する。
そして、続くS20で、新シリアルナンバーを携帯電話30へ送信する。
一方、S21では、シリアルナンバーの再送信を携帯電話30へ要求する。例えば、再送信を促すメッセージとともに、前述した2つのシリアルナンバーを入力するフォームを備えたページ情報を送信する。
一方、S21では、シリアルナンバーの再送信を携帯電話30へ要求する。例えば、再送信を促すメッセージとともに、前述した2つのシリアルナンバーを入力するフォームを備えたページ情報を送信する。
このようにして、複数のシリアルナンバーから1の新シリアルナンバーを得ることができるので、シリアルナンバーの価格と有料コンテンツの価格とを容易にあわせることができる。例えば予め購入したシリアルナンバーを組み合わせて利用することも容易にできる。
次に、図3及び図4に、シリアルナンバーの分離処理のフローチャートを示す。
ユーザは携帯電話30を操作し、携帯電話30からセンタ側サーバ10のパスワード分離サイトへアクセスする。センタ側サーバ10はこのアクセスに応じて携帯電話30へシリアルナンバー及び分割用価格を入力するフォームを備えたページ情報を送信する。携帯電話30は、このフォームを表示し、ユーザにシリアルナンバーの入力を促す。携帯電話30は、ユーザから入力されたシリアルナンバーをセンタ側サーバ10へ送信する。
ユーザは携帯電話30を操作し、携帯電話30からセンタ側サーバ10のパスワード分離サイトへアクセスする。センタ側サーバ10はこのアクセスに応じて携帯電話30へシリアルナンバー及び分割用価格を入力するフォームを備えたページ情報を送信する。携帯電話30は、このフォームを表示し、ユーザにシリアルナンバーの入力を促す。携帯電話30は、ユーザから入力されたシリアルナンバーをセンタ側サーバ10へ送信する。
センタ側サーバ10は、このシリアルナンバーを受信した場合、図3に示す処理を行う。
S30では、受信したシリアルナンバーがデータベース(DB)に存在するか否かを判定する。データベースに存在しない場合(S30:NO)、S31へ移行して、携帯電話30へパスワードの再送信を要求してこの処理を終了する。一方、データベースに存在する場合には(S30:YES)、S32へ移行する。
S30では、受信したシリアルナンバーがデータベース(DB)に存在するか否かを判定する。データベースに存在しない場合(S30:NO)、S31へ移行して、携帯電話30へパスワードの再送信を要求してこの処理を終了する。一方、データベースに存在する場合には(S30:YES)、S32へ移行する。
S32では、受信した分割用価格が価格データベースに存在するか否かを判定し、存在する場合には(S32:YES)、S33へ移行し、存在しない場合には(S32:NO)、S36へ移行する。
S33では、受信したシリアルナンバーの価格をデータベースから取得し、S34では、取得したシリアルナンバーの価格から分割用価格を減算して、新シリアルナンバーの価格を求める。
続くS35では、新シリアルナンバーの価格がデータベースに存在するか否かを判定する。データベースに存在する場合には(S35:YES)、図4のS37へ移行し、データベースに存在しない場合には(S35:NO)、S36へ移行する。
S36では、分割用価格の再送信を携帯電話30へ要求してこの処理を終了する。
S37では、新シリアルナンバーを生成し、S38では、分割用シリアルナンバーを生成する。そして、S39では、新シリアルナンバーをその価格と関連付けてデータベースへ登録する。またS40では、分割用シリアルナンバーをその価格と関連付けてデータベースへ登録する。そして、S41では、受信したシリアルナンバーをデータベースから削除し、S42で、新シリアルナンバーと分割用シリアルナンバーとを携帯電話30へ送信する。
S37では、新シリアルナンバーを生成し、S38では、分割用シリアルナンバーを生成する。そして、S39では、新シリアルナンバーをその価格と関連付けてデータベースへ登録する。またS40では、分割用シリアルナンバーをその価格と関連付けてデータベースへ登録する。そして、S41では、受信したシリアルナンバーをデータベースから削除し、S42で、新シリアルナンバーと分割用シリアルナンバーとを携帯電話30へ送信する。
このようにして、1のシリアルナンバーを分割して複数のシリアルナンバーを得ることができるので、シリアルナンバーの価格と有料コンテンツの価格とを容易にあわせることができる。
ところで、図1の構成以外にも本発明の情報システム1はさまざまな構成をとりうる。例えばセンタ側サーバ10はキャリア側システム40内に備えるようにしてもよい。また、図5に示すように、携帯電話30とセンタ側サーバ10との通信がISP側システム70を介して行われる場合には、キャリア側システム40の課金処理を、ISP側システム70で行うようにしてもよい。このようにすればISPの利用料金とともに、センタ側サーバ10の有料コンテンツの料金を決済させることができる。
[実施例]
図6に示すように、本実施例の情報システム2は、携帯電話110と、特許請求の範囲における情報システムに相当するキャリア側コンピュータ120・パスワード記憶コンピュータ130・パスワード認証コンピュータ170と、ネットワークサーバ160と、特許請求の範囲における端末に相当するネットワーク端末150とを有する。
[実施例]
図6に示すように、本実施例の情報システム2は、携帯電話110と、特許請求の範囲における情報システムに相当するキャリア側コンピュータ120・パスワード記憶コンピュータ130・パスワード認証コンピュータ170と、ネットワークサーバ160と、特許請求の範囲における端末に相当するネットワーク端末150とを有する。
携帯電話110はユーザの所有する一般的な携帯電話であり、電話機能に加え、キャリア側コンピュータ120に備えたコンテンツをIPパケット通信によってダウンロードして表示したり、実行したりする通信機能を備える。
キャリア側コンピュータ120は、携帯電話キャリアの保有するコンピュータであり、携帯電話110からの要求に応じてコンテンツデータを送信し、そのコンテンツデータの送信に伴い発生する課金(ダウンロード課金と呼ばれる)を行う課金処理を行う。このようなシステムとしては、例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの提供するi−mode(登録商標)などが知られている。
キャリア側コンピュータ120は、このコンテンツデータとして、パスワード管理業者から委託された、パスワードを発行する処理を行う。また、キャリア側コンピュータ120には、課金結果を格納するための課金データベース125を備える。
パスワード記憶コンピュータ130は、パスワード管理業者であるパスワード記憶会社が保有するコンピュータであり、キャリア側コンピュータ120と専用線で接続されている。このパスワード記憶コンピュータ130は、パスワード記憶データベース140を備えており、キャリア側コンピュータ120によって発行されるパスワードを記憶する。
パスワード認証コンピュータ170は、パスワード管理業者であるパスワード認証会社が保有するコンピュータであり、パスワード記憶コンピュータ130と専用線で接続されており、パスワード認証データベース180を備える。
ネットワークサーバ160は、インターネットに接続されたサーバであり、インターネットを介して、ネットワーク端末150に対して、ウェブページ等を送信するウェブサーバとして機能する。
ネットワーク端末150は、ユーザの利用可能な(例えばユーザの所有する)ブラウザを備えた機器であり、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、ディスプレイ、各種入出力インターフェース等を内蔵しており、ブラウザ及び電子メール機能を備え、インターネットに接続されたネットワークサーバ160にアクセスしてページ情報(例えばHTML等で記述されている)を受信してディスプレイに表示したり、各種のコンテンツ情報を受信して利用する機能を備える。
また、キャリア側コンピュータ120,パスワード記憶コンピュータ130,パスワード認証コンピュータ170,ネットワークサーバ160は、CPU、ROM、RAM、ハードディスク、各種入出力インターフェース等を内蔵した一般的なサーバ用コンピュータである。
キャリア側コンピュータ120は、携帯電話110からのアクセスに応じて図6に示す画面111aを携帯電話110のブラウザによって表示装置に表示させるための情報(htmlデータ)として送信する。この画面111aには、購入可能なパスワードの価格がラインナップされている。そして、「100円」「200円」「300円」とラインナップされた表示部分は、それぞれ、その表示された金額が示すダウンロード課金コンテンツを生成するプログラムAにリンクされている。そして、画面111aの「100円」,「200円」,「300円」の表示部分は、携帯電話110のボタン等の操作部による操作によって選択可能に構成されており、ユーザの操作入力によって選択された場合には、選択された部分にリンクされたプログラムAへ携帯電話110がアクセスし(図6のS1)、キャリア側コンピュータ120ではこのプログラムAが実行される。
このプログラムAを実行することでキャリア側コンピュータ120は、図7のフローチャートに示すパスワード生成処理を行う。
図7に示したパスワード生成処理では、S110で、キャリア側コンピュータ120はアクセス元の携帯電話110の電話番号を携帯電話キャリアの備える図示しない回線交換装置より取得し、続くS120では、現在の日時をキャリア側コンピュータ120に備えたリアルタイムクロックから取得し、続くS130で、これらの情報に基づいてパスワード計算を行う。
図7に示したパスワード生成処理では、S110で、キャリア側コンピュータ120はアクセス元の携帯電話110の電話番号を携帯電話キャリアの備える図示しない回線交換装置より取得し、続くS120では、現在の日時をキャリア側コンピュータ120に備えたリアルタイムクロックから取得し、続くS130で、これらの情報に基づいてパスワード計算を行う。
このパスワード計算の詳細な処理の内容を以下に示す。
1.S120で取得した日時より、以下の文字列(テキストデータ)を生成する。
<1>年月日時分秒
<2>秒分時日月年
2.生成した値<1>,<2>を、比較して値の大きい方から値の小さい方を引く。(減算(マイナス)する)
3.さらに上記2.の値にS110で取得した携帯電話番号を加算する。(フェーズ1パスワード)
4.結果を暗号化する。例えば、暗号化の際に使用する暗号化係数(パスワード生成係数)を随時変更することにより、毎度異なるパターンのパスワードを生成するようにするとよい。このようにすれば、定期的にパスワード生成計数を変更することによりいわゆるパスワードクラック等に対するセキュリティを高めることができる。
1.S120で取得した日時より、以下の文字列(テキストデータ)を生成する。
<1>年月日時分秒
<2>秒分時日月年
2.生成した値<1>,<2>を、比較して値の大きい方から値の小さい方を引く。(減算(マイナス)する)
3.さらに上記2.の値にS110で取得した携帯電話番号を加算する。(フェーズ1パスワード)
4.結果を暗号化する。例えば、暗号化の際に使用する暗号化係数(パスワード生成係数)を随時変更することにより、毎度異なるパターンのパスワードを生成するようにするとよい。このようにすれば、定期的にパスワード生成計数を変更することによりいわゆるパスワードクラック等に対するセキュリティを高めることができる。
5.上記3.で算出したフェーズ1パスワードを文字列に変換し、先頭より2文字ずつ数値変換を行い、その値を36で割った余りを算出する。この作業を文字数分繰り返し、フェーズ2パスワードを生成する。
6.上記5.で生成されたフェーズ2パスワードに、金額区分を特定の文字位置に付加し、パスワードを生成する。
例えば、生成されるパスワードの例としては、以下のようにハイフンを加えることにより、ハイフン位置によって金額区分の位置を決定することができる。また、認証時は例えばこのハイフン位置を事前によみとって金額部分とそれ以外の部分を分離することができる。
例えば、生成されるパスワードの例としては、以下のようにハイフンを加えることにより、ハイフン位置によって金額区分の位置を決定することができる。また、認証時は例えばこのハイフン位置を事前によみとって金額部分とそれ以外の部分を分離することができる。
例:
100−456−789−0ab(100の部分が100円を示す)
ABCD−abcd−E0(E0の部分が500円を示す)
12CD−5fg−1−00−100(−1−の部分と−100を合わせて1100とし、1100は1000円を示すなど)
そして、図7のS140では、S130で生成したパスワードを、専用線を介してパスワード記憶コンピュータ130へ送信する(図6のS2)。このようにパスワードのみを送信することで購入者の匿名性を高めることができる。また、実際にアクセスのあった携帯電話の電話番号を利用してパスワードを生成するので、例えばネットワーク端末150からは発行済みで有効なパスワードを知ることができない。したがって、例えばパスワードクラックを受けにくくすることができる。
100−456−789−0ab(100の部分が100円を示す)
ABCD−abcd−E0(E0の部分が500円を示す)
12CD−5fg−1−00−100(−1−の部分と−100を合わせて1100とし、1100は1000円を示すなど)
そして、図7のS140では、S130で生成したパスワードを、専用線を介してパスワード記憶コンピュータ130へ送信する(図6のS2)。このようにパスワードのみを送信することで購入者の匿名性を高めることができる。また、実際にアクセスのあった携帯電話の電話番号を利用してパスワードを生成するので、例えばネットワーク端末150からは発行済みで有効なパスワードを知ることができない。したがって、例えばパスワードクラックを受けにくくすることができる。
パスワード記憶コンピュータ130は、キャリア側コンピュータ120からパスワードを受信すると、図8のフローチャートに示す処理を行う。
すなわち、パスワード記憶コンピュータ130は、S210では、キャリア側コンピュータ120から専用線を介して受信したパスワードが、パスワード記憶データベース140に記憶されている否かを検索する(図6のS3)。受信したパスワードがパスワード記憶データベース140に記憶されていない場合には(S210:NO)、S220へ移行して、受信したパスワードをパスワード記憶データベース140へ記憶する。一方、受信したパスワードがパスワード記憶データベース140に記憶されている場合には(S210:YES)、パスワードの再送信をキャリア側コンピュータ120へ専用線を介して要求する(図6のS4)。
すなわち、パスワード記憶コンピュータ130は、S210では、キャリア側コンピュータ120から専用線を介して受信したパスワードが、パスワード記憶データベース140に記憶されている否かを検索する(図6のS3)。受信したパスワードがパスワード記憶データベース140に記憶されていない場合には(S210:NO)、S220へ移行して、受信したパスワードをパスワード記憶データベース140へ記憶する。一方、受信したパスワードがパスワード記憶データベース140に記憶されている場合には(S210:YES)、パスワードの再送信をキャリア側コンピュータ120へ専用線を介して要求する(図6のS4)。
そして、キャリア側コンピュータ120は、図7に示すS150で、パスワードの再送信要求がパスワード記憶コンピュータ130からあった場合には(S150:YES)、S120へ移行して、再度パスワードを生成しなおして送信する。こうしてパスワードをユニークな値とすることができる。
一方、パスワードの再送信要求がタイムアウト時間内になかった場合には(S150:NO)、S160へ移行する。
S160では、パスワードを携帯電話へ送信する(S5)。その結果、携帯電話110の表示装置には、例えば図6の画面111bのようにパスワードが表示される。
S160では、パスワードを携帯電話へ送信する(S5)。その結果、携帯電話110の表示装置には、例えば図6の画面111bのようにパスワードが表示される。
続くS170では、このパスワードの携帯電話110へのダウンロードに対するダウンロード課金を行う。この課金の方法は既存のダウンロード課金(いわゆる公式Webページの課金)と同じ方法で行う。例えば、課金結果として、携帯電話番号と課金金額(上記の例では100円)とダウンロードを行った日時(パスワードを送信した日時)と、このプログラムAを提供するパスワード管理業者の業者IDとを関連付けて課金データベース125に記憶する(図6のS6)。
このようにして、ユーザは従来のダウンロード課金の仕組みを用いて、選択した金額で購入したパスワードを携帯電話110に表示させることができる。なお、課金データベース125に記憶された課金データはユーザ毎に例えば1ヶ月毎に通算して携帯電話料金とともに請求する(図6のM1)。例えば参考例と同様に、銀行のコンピュータに対して課金データベース125のデータを送信してユーザの口座から携帯電話キャリアの口座への口座振替を実行させてもよい。
このように、パスワードを生成するコンピュータ(キャリア側コンピュータ120)と、パスワードを記憶するコンピュータ(パスワード記憶コンピュータ130)を別のコンピュータとし、しかも、記憶する内容として、携帯電話番号等の個人情報を直接的に含まないパスワードを記憶することで、セキュリティを保ち、プライバシーを重視したシステムを実現することができ、安全な課金システムを提供できる。
こうして携帯電話110に表示されたパスワードは、このパスワードに対応したインターネット上のサイト(例えばネットワークサーバ160の提供するページ)で利用可能である。
すなわち、ユーザは、ネットワーク端末150で、所望の有料コンテンツのあるネットワークサーバ160へブラウザ等によってアクセスする。ネットワークサーバ160は、パスワードの入力画面151をネットワーク端末150の表示装置に表示させるための情報(htmlデータ)を、インターネットを介してネットワーク端末150へ送信し、ネットワーク端末150の表示装置のブラウザに、パスワードの入力画面151を表示させる。
ユーザは、ネットワーク端末150の備えるキーボード等の入力装置から携帯電話110に表示されたパスワードを画面151へ入力する(図6のH1)。そして、ネットワーク端末150は、入力されたパスワードをネットワークサーバ160へ送信する(図6のS7)。
ネットワークサーバ160では、インターネットを介してネットワーク端末150からパスワードを受信した場合には、図9のフローチャートに示すプログラムCによる処理を行う。
ネットワークサーバ160は、S310では、受信したパスワードをパスワード認証コンピュータ170へ送信する(図6のS8)。
ネットワークサーバ160からパスワードを受信したパスワード認証コンピュータ170は、図10のフローチャートに示すプログラムDによる処理を行う。
ネットワークサーバ160からパスワードを受信したパスワード認証コンピュータ170は、図10のフローチャートに示すプログラムDによる処理を行う。
パスワード認証コンピュータ170は、S510では、ネットワークサーバ160から受信したパスワードを、専用線を介してパスワード記憶コンピュータ130へ送信する(図6のS9)。
パスワード認証コンピュータ170からパスワードを受信したパスワード記憶コンピュータ130は、図11のフローチャートに示すプログラムBによる処理を行う。
パスワード記憶コンピュータ130は、パスワード認証コンピュータ170から受信したパスワードがパスワード記憶データベース140に記憶されているか否かを検索して判定する(図6のS10)。パスワード認証コンピュータ170から受信したパスワードがパスワード記憶データベース140に記憶されていない場合には(S710:NO)、S720へ移行して、認証結果として「NG」をパスワード認証コンピュータ170へ送信する(図6のS11)。一方、パスワード認証コンピュータ170から受信したパスワードがパスワード記憶データベース140に記憶されている場合には(S710:YES)、S730へ移行する。このように、パスワードの比較を行うだけで済むため処理を高速に行うことができる。
パスワード記憶コンピュータ130は、パスワード認証コンピュータ170から受信したパスワードがパスワード記憶データベース140に記憶されているか否かを検索して判定する(図6のS10)。パスワード認証コンピュータ170から受信したパスワードがパスワード記憶データベース140に記憶されていない場合には(S710:NO)、S720へ移行して、認証結果として「NG」をパスワード認証コンピュータ170へ送信する(図6のS11)。一方、パスワード認証コンピュータ170から受信したパスワードがパスワード記憶データベース140に記憶されている場合には(S710:YES)、S730へ移行する。このように、パスワードの比較を行うだけで済むため処理を高速に行うことができる。
S730では、認証結果として「OK」をパスワード認証コンピュータ170へ送信する(図6のS11)。そして続くS740では、このパスワードをパスワード記憶データベースから削除する。このように削除することにより、パスワードを再利用できなくすることができる。
パスワード認証コンピュータ170は、図10のS520で、認証結果をパスワード記憶コンピュータ130から受信する。そして、S530で、認証結果が「OK」か否かを判定する。
認証結果が「OK」の場合には(S530:YES)、S540へ移行し、認証結果が「NG」の場合には(S530:NO)、S560へ移行する。
S540では、パスワードの送信元のネットワークサーバ160のサイトのURLをパスワード認証データベース180へ記憶する。そして、認証結果「OK」をネットワークサーバ160へ送信する(図6のS13)。
S540では、パスワードの送信元のネットワークサーバ160のサイトのURLをパスワード認証データベース180へ記憶する。そして、認証結果「OK」をネットワークサーバ160へ送信する(図6のS13)。
一方、認証結果が「NG」の場合には(S530:NO)S560へ移行し、認証結果「NG」をネットワークサーバ160へ送信する(図6のS13)。
ネットワークサーバ160は、図9のS320でパスワード認証コンピュータ170から認証結果を受信し、S330で、この認証結果が「OK」であるか否かを判定する。
ネットワークサーバ160は、図9のS320でパスワード認証コンピュータ170から認証結果を受信し、S330で、この認証結果が「OK」であるか否かを判定する。
認証結果が「OK」の場合には(S330:YES)、S340へ移行して、有料コンテンツのURLをネットワーク端末150へ送信する(図6のS14)。その結果、ネットワーク端末150では、有料コンテンツがこのURLから取得できる。
一方、認証結果が「NG」の場合には(S330:NO)、S350へ移行して、パスワードが無効である旨を示す情報をネットワーク端末150に表示させるためのデータ(無効情報表示用データ)の存在するURLをネットワーク端末150へ送信する(図6のS14)。その結果、ネットワーク端末150には、パスワードが無効である旨が表示される。
このようにして、ユーザは、携帯電話110でパスワードをダウンロード購入し、携帯電話110にダウンロードされ表示されたパスワードをネットワーク端末150でアクセスしたネットワークサーバ160上のサイトで入力することにより、ネットワークサーバ160から送信される有料コンテンツのURLに存在する有料コンテンツをネットワーク端末150で取得することができる。よって、例えば有料コンテンツを利用したり、ダウンロードしたりすることができる。
なお、携帯電話キャリアからユーザに請求した代金は、例えば1ヶ月毎に、課金データベース125に記憶されたパスワード管理業者の業者IDをキーとして集計し、集計した金額を予め登録されたパスワード記憶業者の口座に振り込むようにする(図6のM2)。こうして代行回収した代金をパスワード管理業者に渡すことができる。そして、パスワード管理業者は、パスワード認証データベース180に記憶されたURL毎の割合に応じて各コンテンツ提供業者へ分配する。このようにして課金・代行回収金支払・分配を行うことで、コンテンツ提供業者は、有料コンテンツの代金を回収することができる。
上述した情報システム2によって、従来のクレジットカード決済のようなカード番号を送信することによるセキュリティ上の不安もなく、安全かつ容易に有料コンテンツの代金を支払うことができる。例えば、携帯電話110でパスワードを予め購入しておき、そのパスワードをネットワーク端末150でのコンテンツ等の利用の際に使用することができる。
なお、キャリア側コンピュータ120は、参考例と同様にISPのコンピュータであってもよい。また、パスワード記憶データベースやパスワード認証データベース180は、データベース専用のコンピュータとして構成し、パスワード記憶コンピュータ130やパスワード認証コンピュータ170と別体にすることもできる。また、パスワード記憶コンピュータ130とパスワード認証コンピュータ170は1つのコンピュータで構成してもよい。
また、例えば図9のS350に続いて、無効なパスワードを送信して来たネットワーク端末150のアドレスを記憶するなどして、このアドレスの数が一定数を越えた場合に、そのアドレスからのパスワードの送信あった場合にS310以下の処理を行わないようにするとよい。このようにすれば、無効なパスワードが入力された場合(例えばいたずらや不正なアクセスなどの場合)のネットワークサーバ160・パスワード認証コンピュータ170・パスワード記憶コンピュータ130などの処理負荷を下げることができる
[産業上の利用可能性]
以上のように本発明の課金方法等によれば、端末のユーザは、携帯電話で課金対象情報を購入し、携帯電話に表示された課金対象情報を端末から入力することで、課金確認後に送信すべき所定のデータ(例えば有料コンテンツ)を、端末において容易に得ることができる。すなわち有料コンテンツ等の代金を携帯電話の課金によって容易に支払うことができ、例えば、すぐに有料コンテンツ等利用することができる。
[産業上の利用可能性]
以上のように本発明の課金方法等によれば、端末のユーザは、携帯電話で課金対象情報を購入し、携帯電話に表示された課金対象情報を端末から入力することで、課金確認後に送信すべき所定のデータ(例えば有料コンテンツ)を、端末において容易に得ることができる。すなわち有料コンテンツ等の代金を携帯電話の課金によって容易に支払うことができ、例えば、すぐに有料コンテンツ等利用することができる。
Claims (13)
- 携帯電話に表示可能な課金の対象となる情報である課金対象情報が携帯電話にダウンロードされた際に当該課金対象情報のダウンロードに対する課金を行う課金システムを利用して、ネットワークを介して接続可能なセンタと端末との間の前記端末の利用者に対する前記センタ側の課金を代行する処理を行う課金方法であって、利用者によって前記端末に入力され前記端末からセンタへ送信された情報が、前記携帯電話にダウンロードされた課金対象情報であるか否かを判定し、課金対象情報である場合には、課金確認後に送信すべき所定のデータを前記端末へ送信する処理を行うことを特徴とする課金方法。
- 課金対象情報を携帯電話に対して送信する第1の処理ステップと前記第1の処理ステップによる課金対象情報の送信に伴う課金処理を行う第2の処理ステップと、端末から情報を受信する第3の処理ステップと、前記第3の処理ステップによって前記端末から受信された情報が前記第1の処理ステップによって前記携帯電話に対して送信された課金対象情報である場合に課金確認後に送信すべき所定のデータを前記端末に対して送信する第4の処理ステップとを備えることを特徴とする課金方法。
- 請求項1または2に記載の課金方法において、前記課金対象情報は、前記携帯電話の電話番号を取得し、当該取得した携帯電話番号に基づいて生成することを特徴とする課金方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の課金方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
- 課金対象情報を携帯電話に対して送信する課金対象情報送信手段と、前記課金対象情報送信手段によって前記携帯電話に対して送信された課金対象情報の代金を課金する課金処理を行う課金手段と、端末からネットワークを介して情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって端末から受信した情報が前記課金対象情報送信手段によって送信された課金対象情報であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって、前記受信手段によって端末から受信した情報が前記課金対象情報送信手段によって送信された課金対象情報であると判定された場合に、課金確認後に送信すべき所定のデータを前記端末に対して送信するデータ送信手段とを備えることを特徴とする情報システム。
- 請求項5に記載の情報システムにおいて、前記課金対象情報送信手段によって送信する課金対象情報を生成する課金対象情報生成手段と、前記課金対象情報生成手段によって生成された課金対象情報を記憶する課金対象情報記憶手段とを備え、前記判定手段は、前記課金情報記憶手段に前記端末から受信した情報が前記課金対象情報記憶手段に記憶されているか否かによって前記判定を行うことを特徴とする情報システム。
- 請求項6に記載の情報システムにおいて、前記課金対象情報生成手段は、前記課金対象情報の送信対象の携帯電話の電話番号に基づいて前記課金対象情報を生成することを特徴とする情報システム。
- 請求項6または7に記載の情報システムにおいて、前記課金対象情報記憶手段は、前記課金対象情報と当該課金対象情報に対する課金金額とを関連付けて記憶し、当該情報システムは、さらに、ネットワークを介して複数の課金対象情報を取得する課金対象情報取得手段と、前記課金対象情報取得手段によって取得されたすべての課金対象情報が、前記課金対象情報記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合には、新たな課金対象情報を生成して当該新たな課金対象情報と前記課金対象情報記憶手段に記憶された前記取得されたすべての課金対象情報の対応する課金金額の合計金額とを関連付けて前記課金対象情報記憶手段に記憶し、当該新たな課金対象情報を前記携帯電話へ送信し、前記取得されたすべての課金対象情報を前記課金情報記憶手段から削除する新課金情報生成手段を備えることを特徴とする情報システム。
- 請求項6〜8のいずれかに記載の情報システムにおいて、前記課金対象情報記憶手段は、前記課金対象情報と当該課金対象情報に対する課金金額とを関連付けて記憶し、当該情報システムは、さらに、ネットワークを介して課金対象情報を取得する課金対象情報取得手段と、前記課金対象情報取得手段によって取得された課金対象情報が、前記課金対象情報記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合には、前記課金対象情報記憶手段に記憶されている当該課金対象情報に対応する課金金額に、合計金額が対応するように複数の課金金額へ分け、当該複数の課金金額に対応する新たな複数の課金対象情報を生成し、当該新たな複数の課金対象情報と課金金額とを各々関連付けて前記課金対象情報記憶手段に記憶し、当該新たな複数の課金対象情報を前記携帯電話へ送信し、前記課金対象情報取得手段によって取得された課金対象情報を前記課金対象情報記憶手段から削除する新課金情報生成手段を備えることを特徴とする情報システム。
- 請求項6〜9のいずれかに記載の情報システムにおいて、前記携帯電話は、通信事業者の有するネットワークを介して前記課金対象情報を取得する構成であり、前記端末はインターネットに接続可能であり、前記課金対象情報生成手段、前記課金対象情報送信手段及び前記課金手段を備えた前記通信事業者の管理する通信事業者側処理手段と、前記受信手段及び前記データ送信手段を備え、前記受信手段における受信または前記送信手段における送信を前記インターネットに対して行うコンテンツ提供側処理手段と、前記課金対象情報記憶手段及び前記判定手段を備える認証業者側処理手段とを備えることを特徴とする情報システム。
- 請求項5〜10のいずれかに記載の情報システムにおいて、前記課金処理は、前記携帯電話の利用者に対する課金を課金システムに対して行わせるための処理であることを特徴とする情報システム。
- 請求項5〜11のいずれかに記載の情報システムにおいて、前記課金対象情報は、テキストデータとすることを特徴とする情報システム。
- 請求項5〜12のいずれかに記載の情報システムとしての機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006215067A JP2006351031A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 情報システム、及び、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006215067A JP2006351031A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 情報システム、及び、プログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003570282A Division JPWO2003071461A1 (ja) | 2002-02-25 | 2003-02-24 | 課金方法、情報システム、プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006351031A true JP2006351031A (ja) | 2006-12-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006215067A Pending JP2006351031A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 情報システム、及び、プログラム |
Country Status (1)
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-
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- 2006-08-07 JP JP2006215067A patent/JP2006351031A/ja active Pending
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