JP2006351006A - 携帯型通信装置、通信方法、および通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】オンラインサービスに対する参加状態をフリップ状態によって、簡便かつ素早く設定する機構を実現する
【解決手段】オンラインサービスプロバイダを利用するように設計されている携帯型通信装置300は、フリップ検知部334を有している。フリップ検知部334は、フリップ状態332を検出する。アプリケーション336は、フリップ検知部334からフリップ状態を受け取り、これに応じて参加状態を決定する。この決定された参加状態が、ネットワーク310を経由してオンラインサービスプロバイダに伝送される。
【選択図】 図3
【解決手段】オンラインサービスプロバイダを利用するように設計されている携帯型通信装置300は、フリップ検知部334を有している。フリップ検知部334は、フリップ状態332を検出する。アプリケーション336は、フリップ検知部334からフリップ状態を受け取り、これに応じて参加状態を決定する。この決定された参加状態が、ネットワーク310を経由してオンラインサービスプロバイダに伝送される。
【選択図】 図3
Description
この発明は携帯型通信装置に関するものである。特に、この発明は、オンラインサービスを利用するように設計された携帯型通信装置に関するものである。
社会でのコンピュータの使用方法はここ数10年で非常に増大している。コンピュータは家庭、職場、学校などに溶け込み、増大している。ビジネスにおけるコンピュータの使用法の増加は劇的である。コンピュータは様々な職業上の機能、たとえばコミュニケーションや宣伝、計算などにおいて役立っている。またコンピュータは高度教育の現場でも多く使用されてきている。学生は、コンピュータを、数学や語学、芸術など様々な課題における自らの能力の向上のために用いている。同様に、コンピュータはまた、家庭においても様々なタスク、例えば家計簿や通信などを補助するために増加している。
コンピュータネットワークもまた同様に、急速な速さで増大している。コンピュータネットワークとは、情報および/またはタスクとを共有するためにお互いに接続されたコンピュータのグループである。1つの例としては、ローカルエリアネットワーク(LAN: local area network)がある。企業内でのコンピュータネットワークでは、社員の間ではコンピュータ間の情報の交換と共有が許可されている。業務は、ネットワークに接続しているコンピュータに共有されることによって、業務がより速い速度で終了するようになっている。
個々のコンピュータネットワークは更に他のコンピュータネットワークとつながり、より大規模なネットワークを形成している。インターネット(The Internet)は、数千の相互接続されたコンピュータネットワークからなる、世界的な情報系を基にした最大のコンピュータ(ネットワーク)である。劇的なインターネットの使用の増加は社会機能のあり方を変えてきている。インターネットはコンピュータのユーザが世界中のどこにいても、充実した相互接続ネットワーク中の情報へ接触することを許可している。
インターネットのネットワークを通じて使用者に提供される、非常に多くのサービスがある。これらの「オンラインサービス(online service)」は、インターネットを通して供給され、使用者が情報にふれることを許可している。幾つかのオンラインサービスはインターネットを通して、使用者が店を構えたり、商品を購入することを許可している。他のオンラインサービスは、インターネットを通じて供給されている旅券の情報を基にして、使用者が、仮想的に幾つかの航空会社から飛行機のチケットを検索し、購入することを許可している。オンラインサービスはまた、人々の情報交換の方法を変えてしまっている。この種のオンラインサービスの一例としては、インスタントメッセージング(instant messaging)がある。
インスタントメッセージングは、文書の通信文を二人、若しくはもっと多くの人々と交換する方法である。特に、インスタントメッセージングは、使用者が情報交換を希望する人々のリストを形成すること許可している。このリストは、典型的には「バディリスト(buddy list)」と呼ばれ、殆どのインスタントメッセージングサービスは、そのときにオンラインであることが前提ではあるが、使用者のバディリストに載っている誰かと情報交換をすることを許可している。一般的に、使用者は会話を開始する前に、オンラインであることを示すバディリスト中の人々に対してアラートを送信する。ほとんどのインスタントメッセージングサービスは、二人、若しくは多くの使用者がメッセージを書き込み、お互いが簡易に見ることのできる小さい文書ウインドウを提供している。典型的には、会話の仲間はそれぞれの文書を見て、交互に書き込む(line-by-line)ことをする。
インスタントメッセージングサービスは、オンラインになっている間に使用者があちこちに注意を送信することを許可するだけでなく、使用者が、使用者の仲間と情報交換するためのチャットルーム(chat room)を準備し、画像、音声などと同様に、ウェブサイトのリンクを共有することを許可する。インスタントメッセージングは、手紙の交換というよりは電話での会話のようであり、仕事においても、個人的な用途においても非常に一般的になっている、という人もいる。インスタントメッセージングはまた、情報交換を文書で続けるか、電話のダイヤルをまわし続けるか、というジレンマを引き起こすテレホンタグ(何度も電話をかけ合いながら、相手が不在で連絡の取れない状態)を避ける方法として、しばしば使われている。
インターネットを通じて提供されるオンラインサービスの多くは、「参加状態(presence)」と呼ばれる概念を用いている。「参加状態」は、オンラインサービスの使用者が、オンラインサービスのほかの使用者に、「オンライン(on-line)」なのか「オフライン(off-line)」なのかを知らせることを許可している。例えば、インスタントメッセージングなどのオンラインサービスでは、その使用者がオンラインなのか、オフラインなのか、そして情報交換が可能なのかを知らせるために「参加状態」を用いる。たとえば「コミュニケーション可能(available)」、「用事中(busy)」、「食事に出ています」などの状態を知らせる。これらのインスタントメッセージングサービスの多くは、使用者のコンピュータに入力されたオンラインの状態を自動的に知らせる。例えば、インスタントメッセージングサービスは、コンピュータが終了したときや、スリープモード若しくは休止モードになったときに、自動的にオンラインの状況「不在(away)」を伝える。同様に、インスタントメッセージングサービスは、コンピュータがスリープモード若しくは休止モードから復帰したときや、使用者によって電源が投入されたときに、自動的にオンラインの状況「コミュニケーション可能(available)」を伝える。
これらのオンラインサービスに加えて、他者とのより効率的な情報交換の方法の需要の増大に伴い、例えば携帯電話機などの携帯型通信装置の使用も増大している。携帯電話機は、使用者が有線の電話に制限されずに、電話によって情報交換する可能性を提供する。携帯電話機の信号は使用者が移動することを可能としている。
携帯電話機などの、幾つかの携帯型通信装置はまた、使用者に非常に多くの上記のオンラインサービスへ参加する可能性も提供する。例えば、携帯電話機の使用者は、インスタントメッセージングのオンラインサービスに参加することができる。携帯電話機の使用者は、従来のコンピュータでインスタントメッセージングサービスを行っている使用者と同じ恩恵を基本的に受けることができる。携帯電話機の使用者は、いまではバディリストの複数の仲間と、携帯電話機の信号を受けることができるところであれば、事実上どこにいてもインスタントメッセージングに参加することができる。携帯電話機の使用者はインスタントメッセージングを通じて、携帯電話機に格納できるような画像や音楽を共有することができる。
しかしながら、携帯電話機などの携帯型通信装置を通じて、オンラインサービスに接続するための既存のシステム及び方法には、様々な欠点が存在している。それゆえ、携帯電話機を通じてオンラインサービスに接続し、使用するためのシステムと方法を改良することには価値がある。同様に、多くのオンラインサービスから受け継ぐ、既存の機能性のためのシステムと方法を改良することには価値がある。
具体的には、携帯型通信装置には、使用時に装置を開くことによって、前記装置のバックライトをつける等の操作を行うことができるものがあるが、上記従来の構成では、携帯型通信装置を用いてオンラインサービスに参加する場合には、使用者は「参加状態」をオンラインサービスに設定するために、「参加状態」(presence)をいちいち設定しなければならなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、オンラインサービスに対する「参加状態」をフリップ状態によって、簡便かつ素早く設定する機構を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯型通信装置は、オンラインサービスプロバイダを利用するように設計された携帯型通信装置であって、プロセッサと、電気的に前記プロセッサと接続するメモリと、前記メモリに格納される命令と、を有し、前記命令が、当該携帯型通信装置のフリップ状態に基づいて「参加状態」を設定する方法を前記プロセッサに実行させるものであり、前記方法が、前記オンラインサービスプロバイダに接続し、当該携帯型通信装置のフリップ状態を特定し、前記フリップ状態に基づいて「参加状態」を設定し、前記参加状態を前記オンラインサービスプロバイダに伝送するものである。
また、本発明に係る通信方法は、携帯型通信装置のフリップ状態を基にして、参加状態を設定する通信方法であって、オンラインサービスプロバイダに接続するステップと、携帯型通信装置のフリップ状態を特定するステップと、前記参加者状態をフリップ状態を基にして設定するステップと、前記参加状態をオンラインサービスプロバイダに伝送するステップと、を有する方法である。
上記の構成または方法によれば、前記命令は前記携帯型通信装置のフリップ状態を決定し、前記携帯型通信装置のフリップ状態によって前期携帯型通信装置の参加状態の設定を行い、前記参加状態を前記フリップ状態を基にして決定し、前記オンラインサービスプロバイダに接続し、前記参加状態を前記オンラインサービスプロバイダに伝送するので、前記オンラインサービスに対する参加状態をフリップ状態によって、簡便かつ素早く設定できるという効果を奏する。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、機械的な可動部を有し、該可動部の動作によって、特定の操作が可能となる第1形態と、前記特定の操作が不可能となる第2形態とに形状が変化する携帯型通信装置であって、前記可動部の状態を検知する可動部検知手段と、前記可動部検知手段の検知結果に基づいて、当該携帯型通信装置の使用者の使用状況情報を設定する使用状況情報設定手段と、前記使用状況情報設定手段によって設定された使用状況情報を、通信媒体を介して外部装置に送信する送信手段とを備える構成である。
また、本発明に係る通信方法は、機械的な可動部を有し、該可動部の動作によって、特定の操作が可能となる第1形態と、前記特定の操作が不可能となる第2形態とに形状が変化する携帯型通信装置における通信方法であって、前記可動部の状態を検知する可動部検知ステップと、前記可動部検知ステップの検知結果に基づいて、当該携帯型通信装置の使用者の使用状況情報を設定する使用状況情報設定ステップと、前記使用状況情報設定ステップによって設定された使用状況情報を、通信媒体を介して外部装置に送信する送信ステップとを有する方法である。
上記の構成または方法によれば、まず、可動部の状態が検知されるようになっている。ここで、可動部の状態は、特定の操作が可能な状態であるか、不可能な状態であるかを示すことになる。すなわち、可動部の状態を検知することによって、使用者の使用状況を認識することが可能となる。これを利用して、使用者の使用状況情報が特定され、該使用状況情報が外部装置に送信されるようになっている。すなわち、携帯型通信装置における使用者の使用状況を、使用者が特別な操作を行うことなく外部装置に送信することが可能となる。このような使用状況情報は、詳細は後述するが、例えばオンラインサービスなどにおいては有用な情報となる。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記可動部がフリップ機構であり、前記可動部の状態が、フリップ機構の動作状態を示すフリップ状態である構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記外部装置が、通信ネットワーク上でオンラインサービスを提供するオンラインサービスサーバであり、前記送信手段が、前記オンラインサービスサーバに対して、前記使用状況情報を、参加状態を示す情報として送信する構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記携帯型通信装置は、携帯電話機である構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記携帯電話機は、フリップスタイル(flip-style)の携帯電話機である構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記携帯型通信装置のフリップ状態は、前記フリップスタイルの携帯電話機を開け閉めすることによって変化する構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記参加状態は、前記フリップスタイルの携帯電話機が開かれたときに前記携帯型通信装置の使用者が使用可能であることを示し、前記フリップスタイルの携帯電話機が閉じられたときに前記携帯型通信装置の使用者が使用不可能であることを示す構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記オンラインサービスプロバイダが、インスタントメッセージングサービス、チャットルームサービス、ビデオ会議サービス、仮想会議室サービス、および、仮想ホワイトボードセッションのうちの少なくとも1つのサービスを提供する構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記参加状態が、前記携帯型通信装置上で動作しているインスタントメッセージングアプリケーションによって、前記オンラインサービスプロバイダに伝送される構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、当該携帯型通信装置のフリップ状態を特定する処理を前記プロセッサに実行させるフリップ検知命令が前記メモリに格納されている構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記参加状態の内容を示すメッセージの設定情報を含むユーザ設定情報が前記メモリに格納されている構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記携帯型通信装置が、フリップスタイルの携帯電話機であり、前記フリップスタイルの携帯電話機が開かれ、若しくは閉じられて、上記携帯型通信装置のフリップ状態が変化したときに、前記フリップ状態を基にして、前記参加状態が自動的に変化する構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記フリップ状態の監視が継続して行われる構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記フリップ状態を基に、前記参加状態の更新が継続して行われる構成としてもよい。
また、本発明に係る携帯型通信装置は、上記の構成において、前記フリップ状態が変化したとき、前記参加状態を変更する前に、一定時間待機する構成としてもよい。
また、本発明に係る通信システムは、ネットワークと通信接続されたオンラインサービスプロバイダと、前記オンラインサービスプロバイダの複数の加入者の端末装置と、上記本発明に係る携帯型通信装置と、を有し、前記オンラインサービスプロバイダが、前記参加状態を前記携帯型通信装置から受け取り、前記参加状態を一つもしくは複数の前記加入者の端末装置に送信する構成である。
上記の構成によれば、前記オンラインサービスに対する参加状態をフリップ状態によって、簡便かつ素早く設定されるという効果を奏するとともに、オンラインサービスプロバイダは、携帯型通信装置から参加状態を受け取り、他の加入者の端末装置(たち)に「参加状態」を伝送するという効果を奏する。
以上のように、本発明に係る携帯型通信装置は、プロセッサと、電気的に前記プロセッサと接続するメモリと、前記メモリに格納される命令と、を有し、前記命令が、当該携帯型通信装置のフリップ状態に基づいて「参加状態」を設定する方法を前記プロセッサに実行させるものであり、前記方法が、前記オンラインサービスプロバイダに接続し、当該携帯型通信装置のフリップ状態を特定し、前記フリップ状態に基づいて「参加状態」を設定し、前記参加状態を前記オンラインサービスプロバイダに伝送するものである。また、本発明に係る携帯型通信装置は、機械的な可動部を有し、該可動部の動作によって、特定の操作が可能となる第1形態と、前記特定の操作が不可能となる第2形態とに形状が変化する携帯型通信装置であって、前記可動部の状態を検知する可動部検知手段と、前記可動部検知手段の検知結果に基づいて、当該携帯型通信装置の使用者の使用状況情報を設定する使用状況情報設定手段と、前記使用状況情報設定手段によって設定された使用状況情報を、通信媒体を介して外部装置に送信する送信手段とを備える構成である。
これにより、携帯型通信装置における使用者の使用状況を、使用者が特別な操作を行うことなく外部装置に送信することが可能となるという効果を奏する。
オンラインサービスプロバイダを利用するように設定されている携帯型通信装置(mobile telecommunication device)の、内蔵するプロセッサと、該プロセッサと電気的に通信するメモリとについて記載する。命令はメモリに保存されている。この命令が実行されることによって、携帯型通信装置のフリップ状態に基づいた方法が実行される。携帯型通信装置はオンラインサービスプロバイダ(オンラインサービスサーバ)に接続する。なお、「オンラインサービスプロバイダ」は、ここでは通信ネットワーク上に設けられたサーバ装置を指すものとする。そして、携帯型通信装置のフリップ状態が検出され、このフリップ状態に基づいて「参加状態」が設定される。この「参加状態」はオンラインサービスプロバイダに伝送される。
携帯型通信装置は携帯電話機であることもある。携帯電話機はフリップスタイル(flip-style)のものであっても良い。フリップスタイルの携帯電話機が用いられる実施例では、携帯型通信装置のフリップ状態が、フリップスタイルの携帯電話機が開かれているか閉じられているかによって変化するようになっていてもよい。このように実装された場合、フリップスタイルの携帯電話機が開いているときに装置の使用者との通信が可能であることを示す「参加状態」とし、フリップスタイルの携帯電話機が閉じているときに装置の使用者との通信が不可能であることを示す「参加状態」とするようにしてもよい。更に、参加状態はフリップ状態を基にして、自動的に変更されるようになっていてもよい。
オンラインサービスプロバイダは、以下のいずれのサービスを提供するものであっても良いが、それに限定されるものではない:インスタントメッセージングサービス、チャットルームサービス、ビデオ会議サービス、仮想会議室サービス、仮想的なホワイトボードセッション。オンラインサービス提供者がインスタントメッセージングサービス提供者であった場合の具体例中では、携帯型通信装置上で動作しているインスタントメッセージングアプリケーションによって、「参加状態」はオンラインサービスプロバイダに伝送される。
フリップ検知命令は、前記携帯型通信装置のフリップ状態を決定する処理を行う命令として、携帯型通信装置に保持されている。また携帯型通信装置は、「参加状態」表示のために予め設定されているメッセージを含むユーザ設定をメモリに保存している。
また、上記携帯型通信装置のある実施形態は、フリップ状態の監視が継続して行われるように実装されてもよい。また、フリップ状態に基づいて「参加状態」を更新し続けるようになっていてもよい。また、この携帯型通信装置は、フリップ状態が変化したときに、「参加状態」をかえるまで一定期間待つようにしてもよい。
携帯型通信装置のフリップ状態を基にして「参加状態」を設定する方法は次のようになる。まず、携帯型通信装置はオンラインサービスプロバイダに接続する。そして、携帯型通信装置のフリップ状態が決定(判別)され、このフリップ状態を基に「参加状態」が設定される。この「参加状態」はオンラインサービスプロバイダに伝送される。
次に、携帯型通信装置の「参加状態」を供給(提供)するシステムについて記載する。オンラインサービスプロバイダはネットワークに接続されている。上記システムは、オンラインサービスプロバイダへ参加する複数の加入者が有する端末装置を含んでいる。オンラインサービスプロバイダを利用するように設計された携帯型通信装置は、プロセッサと、該プロセッサと電気通信するメモリとを備えている。命令はメモリに格納される。この命令が実行されることによって、携帯型通信装置のフリップ状態によって「参加状態」を設定する方法が実行される。
携帯型通信装置は、まずオンラインサービスプロバイダに接続する。そして、携帯型通信装置のフリップ状態が決定され、参加状態がこのフリップ状態によって設定される。この参加状態がオンラインサービスプロバイダに伝送される。オンラインサービスプロバイダは、携帯型通信装置から参加状態を受け取り、他の加入者(たち)の端末装置に「参加状態」を伝送する。
本発明における様々な実施例について、図面を参照しつつ記載する。似たような参照番号は、同一若しくは機能的に同様の要素を示している。本発明の実施例は、一般的に記載しており、配置や設計は様々に設定することができる。それ故、後に記載する、本発明の幾つかの典型的な実施例についての詳細な記載および図面は、発明の範囲、請求項の範囲を限定することを意図しておらず、まったく発明の実施例の表現に過ぎない。
特にここで用いる「典型的な」という語は、「例、事例、引例を提供する」という意味に使われている。ここで記載する、「典型的な」いくつかの具体例は、他の具体例より好ましいと解釈する必要はないし、より有利であると解釈する必要もない。また、以下では実施例の様々な点について図面によって説明されているが、特に明示しない限り、図面は必ずしも縮尺の影響を受けないものである。
ここで記載されている具体例についての、多くの特徴はコンピュータのソフトウェア、電気的なハードウェア、若しくはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。このように、ハードウェアとソフトウェアとのどちらで実現してもよいことを明確に説明するために、以降では、様々な構成要素を機能という観点によって説明している。このような機能をハードウェアで実現するかソフトウェアで実現するかについては、個別のアプリケーション、および、システム全体に課されている設計上の制限などによって決まることになる。当業者であれば、ここで示す機能を、個々のアプリケーションに対して様々な方法で実現することが考えられるが、このような各実現形態も本発明の範囲を超えるものではない。
以下に説明される機能が、コンピュータのソフトウェアとして実行される点について、そのようなソフトウェアは幾つかの種類の命令若しくはコンピュータで実行可能なコードを含んでいる。これらの命令またはコードは、メモリ装置に格納されていてもよいし、バスシステムやネットワークを通して電気的な信号として伝送されていてもよいし、その両方であってもよい。ここに記載する要素に関連する機能を実行するソフトウェアは、1つの命令、若しくは多くの命令を含んでいてもよく、幾つかの異なるコードの断片、幾つかのプログラム、そして幾つかのメモリ装置にまたがって配置されていてもよい。
ここでいうコンピュータシステムと方法は、フリップスタイルの携帯型通信装置を用いているオンラインサービスの使用者が、フリップスタイルの装置が開いているか閉じているか(フリップタイプの電話でのフリップ状態)を検出する事によって、自動的に参加状態の設定を行うことを可能とする。インスタントメッセージングなどのオンラインサービスは、「参加状態」という概念を用いている。「参加状態」は使用者が「オンライン」か、「オフライン」かを示し、「コミュニケーション可能(available)」、「用事中(busy)」、「食事に出ています」といった情報交換の可能性を示す。これらのサービスは、携帯電話機と同じように、インターネットでは一般的である。
図1はコンピュータ通信システム100のブロック図であり、オンラインサービスプロバイダ104と、さまざまな加入者の端末装置を含んだ電気的な伝送についての構成を示している。ある加入者の端末装置はクライアント102として記載されている。オンラインサービスを利用するために接続した、若しくは利用しているときには、クライアント102は「参加状態」106を持つことになる。クライアント102の「参加状態」106はオンラインサービスプロバイダ104に伝送される。オンラインサービスプロバイダ104は、クライアント102が「参加状態」106であることを、この情報を必要としている他の加入者の端末装置108に伝送する。
オンラインサービスプロバイダ104は、いくつかのサービスを、「参加状態」が伝送されているネットワーク110を介して1つ以上の加入者の端末装置108に提供している。図1の実施例では、クライアント102を含む加入者の端末装置108(クライアント102もまたオンラインサービスの加入者の端末装置である)は、それぞれ「参加状態」106または112を保持しており、これらがオンラインサービスプロバイダ104に伝送される。オンラインサービスプロバイダ104は、加入者の端末装置108,102の参加状態情報114を保存、管理しており、参加状態情報114を必要に応じて加入者の端末装置108、102に送信する。
オンラインサービスプロバイダ104によって提供されるサービスの一例として、インスタントメッセージングサービスがある。他のサービスとしては、チャットルームサービス、ビデオ会議サービス、仮想会議室サービス、仮想的なホワイトボードセッションなどがあるが、それらに限定されるものではない。
オンラインサービスプロバイダ104はネットワーク110を経由してアクセスされる。図1に記載したネットワーク110は様々な形態で実施されうるものであり、例えば、複数のネットワークを組み合わせることによって実施されてもよい。ネットワーク110は、例えば、携帯電話機ネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN: local area network)、ストレージエリアネットワーク(SAN: storage area network)、都市部ネットワーク(MAN: metropolitan area network)、ワイドエリアネットワーク(WAN: wide area network)、もしくはこれらの組み合わせ(例えば、インターネット)を含んでいてもよい。図1のネットワーク110を構成するようなネットワークの組み合わせの一つとしては、携帯電話機ネットワークとインターネットとの組み合わせがある。
加入者の端末装置108は、一般的には、幾つかのオンラインサービスプロバイダ104に接続するためのコンピュータ装置の形態を備えている。ここでいうコンピュータ装置とは、データを送受信することのできるデジタルプロセッサを備える装置のことである。コンピュータ装置には、マイクロコントローラー(microcontroller)、ハンドヘルドコンピュータ(hand-held computer)、携帯型通信装置、携帯情報端末(PDA: personal digital assistants)、パーソナルコンピュータ(PC: personal computer)、サーバ(server)、メインフレーム(mainframe)、スーパーコンピュータ(supercomputer)、そしてそのバリエーションおよび関連する装置など、幅広いデジタルコンピュータを含みます。
加入者の端末装置108,102の種類としては、以下に記載するような携帯型通信装置であってもよい。一般的に、携帯型通信装置の形態の一つにフリップメカニズム、若しくはフリップスタイルがある。フリップスタイルの電話、特にフリップフォンは、使うときに開き、使わないときには閉じている。本実施例でのシステムおよび方法は、ハンドセットが有する機能と、ハンドセットにおいて実行されているアプリケーションが有する機能とを組み合わせている。ここで、上記のハンドセットが有する機能とは、フリップ状態を監視するとともに、そのフリップ状態の情報を、当該ハンドセットにおいて実行されているアプリケーションに伝える機能である。また、アプリケーションが有する機能とは、オンラインサービスに対して現在の状態を通知する機能である。
図2は、携帯型通信装置(図2には示していない)のフリップ状態232が、オンラインサービスプロバイダ204に対して、参加状態情報236として用いられる状態200を示すブロック図である。フリップ検知部234は、フリップ状態232を監視する。フリップ検知部234は参加状態情報236をネットワーク210を経由してオンラインサービスプロバイダ204に伝送する。
フリップ状態232は、携帯型通信装置が開いているか、閉じているかを示している。フリップフォンの状態が開状態から閉状態、若しくは閉状態から開状態に変化すると、それによってフリップ状態232も変化する。フリップ検知部234はフリップ状態232を監視し、参加状態情報236をフリップ状態232によって変化させる命令を含んでいる。この参加状態情報236は、それからネットワーク210を経由してオンラインサービスプロバイダ204に伝送される。フリップフォンの状態についての更に詳しい論証と記載は図6、図7に関連して記載する。
図3は、携帯型通信装置300のより詳細なブロック図であり、フリップ状態332を用いて、オンラインサービスのための参加状態情報を生成する状態を示している。この携帯型通信装置300の実施例では、フリップ検知部334がフリップ状態332を監視している。フリップ検知部334は、フリップ状態332を携帯型通信装置300上のアプリケーション(使用状況情報設定手段)336に伝送する。
携帯型通信装置300上のアプリケーション336は、オンラインサービスプロバイダ104のクライアントアプリケーション336である。インスタントメッセージングがオンラインサービスである実施例では、アプリケーション336が携帯型通信装置300上で動作するインスタントメッセージングプログラムであってもよい。アプリケーション336は携帯型通信装置300の「参加状態」を更新し、ネットワーク310を経由して「参加状態」をオンラインサービスプロバイダに送信する。
携帯型通信装置300上のユーザ設定338は、参加状態情報236に含まれる特定のメッセージの設定に用いられてもよい。更に、ユーザ設定338は、フリップ状態に基づく参加状態の設定処理(フリップ状態に基づいて参加状態を設定するモード)のON/OFFを切り替えることにも使用されてもよい。言い換えると、ユーザ設定338は、携帯型通信装置300のフリップ状態によって「参加状態」を設定するシステムおよび方法の利用を有効にするか否かのユーザの判断を示すデータを含んでいても良い。これは、ユーザが、携帯型通信装置300のフリップ状態によって「参加状態」が設定されることを望まない状況もありうるからである。また、以下に図9で説明するように、一定時間待機することに関する情報が設定され、ユーザ設定338に保存されるようになっていてもよい。
特に、近年の携帯型通信装置300はオペレーティングシステム340を備えている。アプリケーション336はオペレーティングシステム340上で実行され、ネットワーク310を経由してオンラインサービスプロバイダ104と通信を行うことになる。
フリップを閉じているということは、携帯型通信装置300の使用者は、接続できないまたは積極的に接続していない、つまり通信(コミュニケーションが)不可であることを示すので、アプリケーション336はこのフリップ状態332を検出することによって、自動的に「参加状態」をオンラインサービス上で設定することができる。フリップが開けられている場合、使用者が相互接続しており、通信(コミュニケーションが)可とみなすことができる。使用者がフリップを閉じると、使用者はコミュニケーションが可能状態ではなくなる(availableな状態ではなくなる)ので、アプリケーション336は「参加状態」を、「コミュニケーション不可能(unavailable)」、「用事中(busy)」などに設定する。このような「参加状態」を示す文言は、事前にユーザによって設定されており、例えばユーザ設定338に記録されていてもよい。
以上のような処理によって、「参加状態」をフリップ状態によって、簡便かつ素早く設定することができる。それ故、使用者は情報交換ができるか否かを設定するために様々なダイアログやメニューを通して設定する必要がなくなるので、携帯型通信装置300の設定に煩わされることがなくなる。このような技術思想を有するクライアントアプリケーション336に対して、使用者は、この自動設定機能を使用するかしないかを設定することが可能であってもよいし、「コミュニケーション不可能(unavailable)」というメッセージに対して、「用事中(busy)」とか「食事に出ています」というような意味を持ったメッセージを前もって設定することができるようになっていてもよい。このような設定は、ユーザ設定338に記録することによって実現できる。
前述したように、インスタントメッセージングはオンラインサービスの一例である。インスタントメッセージングを使用する目的で、使用者はハンドセット上でインスタントメッセージングアプリケーション(クライアント)を実行し、メッセージングサーバにログインする。このオンラインサービスは、ネットワーク上に「存在している」ことになる。この「存在している」ということは、「オンライン」または「オフライン」であることを示している。「オンライン」であれば「コミュニケーション可能(available)」、「コミュニケーション不可能(unavailable)」、もしくは「用事中(busy)」などである可能性がある。クライアントアプリケーション336は、利用者の設定に応じて、インスタントメッセージングサーバに対してこの状態を通知する。
以下では、携帯型通信装置を携帯電話機として実現する実施例について説明する。図4は、携帯型通信装置400の実施例を示す機能ブロック図である。携帯型通信装置400は、携帯型通信装置400の動作を制御するプロセッサ402を備える。プロセッサ402はCPU(central processing unit)とも呼ばれる。メモリ404は、読み出し専用メモリ(ROM: read-only memory)、読み書き可能型メモリ(RAM: random access memory)を含んでおり、命令およびデータをプロセッサ402に供給する。メモリ404の一部はNVRAM (non volatile random access memory)であってもよい。
また携帯型通信装置400は、筐体406を備えており、送信部(送信手段)408および受信部410をその内部に備えている。送信部408および受信部410は、携帯型通信装置400と、例えばセルサイトコントローラ(制御局)(cell site controller)やベースステーション(基地局)などのリモート装置との間で、音声通信などのデータの送受信を行う。送信部408および受信部410は送受信部412に組み込まれていてもよい。アンテナ414は筐体406に取り付けられ、電気的に送受信部412に接続されている。追加アンテナ(図示していない)が設けられていてもよい。送信部408、受信部410、およびアンテナ414による動作は周知の技術であるので、ここでは記載しない。
携帯型通信装置400は、送受信部412が受け取った信号を検出し、信号のレベルを測定する信号検出部416を備えている。信号検出部416は、この信号を、全強度、PN(pilot energy per pseudonoise chips)、パワースペクトラム密度、又は他の信号などとして検出する。
携帯型通信装置400の状態変更部426は、現在の状態と、送受信部412によって受信された信号、および、信号検出部416によって検知された信号とに基づいて、無線通信装置の状態を制御する。携帯型通信装置400は、システム決定部428をさらに備えている。上記システム決定部428は、無線通信装置の制御に用いられ、現在のサービスプロバイダが不適当であると決定したときに、無線通信装置がどのサービスプロバイダと通信を行うべきかを決定する。
携帯型通信装置400の各構成要素は、互いにバスシステム430によって接続されている。バスシステム430は、データバスの他に、電源バス、制御信号バス、状態信号バスなどを含んでいる。ここでは、見やすくするために、様々なバスはバスシステム430として図4に示している。携帯型通信装置400はデジタルシグナルプロセッサ(DSP: digital signal processor)407を信号処理のために備えていてもよい。なお、特定の構成要素のリストを羅列するよりも、図4のように機能ブロック図として示すことの方が好ましいことは、当業者であれば理解されるであろう。
携帯型通信装置400はフリップ状態検出スイッチ432を備えていてもよい。フリップ状態検出スイッチ432はフリップフォンの状態を検出するハードウェアであり、フリップフォンが開いているか、閉じているかを検出する。また、フリップ状態検出スイッチ432は、検出結果に従って、ソフトウェアにおけるフリップ状態を設定する。フリップ状態検出スイッチ432が直接フリップ検知部334によって読み取られるようになっていてもよい。フリップ状態検出スイッチ432は、ハンドセットのソフトウェアに対して、フリップが開いているか、閉じているかを検出するスイッチ機構として実現されてもよい。典型的な使用例としては、フリップ状態332によって、ディスプレイのバックライトをつけたり、消したりするのに使われている。
このシステムでは、携帯電話機上で実行されるアプリケーションが、このフリップ状態332の情報を取得するようになっている。このアプリケーションは、インスタントメッセージングサービスなどのオンラインサービスと関連付けられているアプリケーションの1つとなる。
以下に記載する方法は、1実施例としての携帯型通信装置400によって実現される。この実施例では、実行可能な命令がメモリ404に保存されていて、この命令がプロセッサ402で実行されることによって、上記の方法が実現される。
図5は、携帯型通信装置400の1実施例としての携帯装置500の外観を示す図である。携帯装置500は、使用者が携帯装置500を操作するときに用いる数字ボタン(キー)550を備えている。また、携帯装置500はスピーカー552とマイクロフォン554を備えていてもよい。表示部556は送られてくるメッセージ558を使用者に表示する。
クラムシェル形状(フリップフォン)の携帯装置500の一例として、例えば、シャープ株式会社のTM150型ハンドセット(図示せず)と同様のGSM携帯電話機がある。図5に示した具体例と同じく、拡声用スピーカーが筐体の外側に設けられ、着信音や音楽を再生するのに用いられる。またハンドセットを開けたときに露出する内側部にイヤピース(図5のスピーカー552に相当)およびマイクロフォン(図5の554に相当)が設けられている。
図6はフリップスタイルフォンである携帯型通信装置600を横から見た図である。図6の携帯型通信装置600は閉じられた状態である。すなわち、図6に示す状態の携帯型通信装置600のフリップ状態は、電話機が閉じられた状態を示すことになる。本発明のシステムおよび方法によれば、この携帯型通信装置600の参加状態は「不在(away)」、「コミュニケーション不可能(unavailable)」、「用事中(busy)」などのように設定される。なお、図6には、携帯型通信装置600のアンテナ614およびバッテリー660も記載している。
図7はフリップスタイルフォンである携帯型通信装置700を横から見た図であり、開いた状態である。すなわち、図7に示す状態の携帯型通信装置700のフリップ状態は、電話機が開けられた状態を示すことになる。本発明のシステムおよび方法によれば、この携帯型通信装置700の参加状態は「コミュニケーション可能(available)」などのように設定される。なお、図7には、携帯型通信装置700のアンテナ714およびバッテリー760も記載している。携帯型通信装置700が開かれると、表示部756およびキーパッド750が露出する。
図8は、携帯型通信装置300のフリップ状態332を用いて「参加状態」を知らせるための方法の一実施例としての方法800について、処理の流れを示すフローチャートである。まず、携帯型通信装置300の使用者は、該携帯型通信装置300をオンラインサービスプロバイダ104に接続させる(802)。次に、「参加状態」の初期値が設定され、該初期値がオンラインサービスプロバイダ104に伝送される(804)。その後、携帯型通信装置300のフリップ状態332が変化したか否かが判断される(806)。携帯型通信装置300のフリップ状態332が変化していない場合、フリップ検知部334はフリップ状態332が変化したことが検知されるまで、フリップ状態332を監視し続ける。
フリップ状態332が変化した場合、フリップ状態332に応じて「参加状態」が設定される(808)。更新された「参加状態」はオンラインサービスプロバイダ104に伝送される(810)。オンラインサービスプロバイダ104は必要に応じて、ほかの加入者の端末装置に「参加状態」を伝送する(812)。
図9は、携帯型通信装置300のフリップ状態332を用いて参加状態を知らせるための方法の別の実施例としての方法900について、処理の流れを示すフローチャートである。まず、携帯型通信装置300の使用者は、該携帯型通信装置300をオンラインサービスプロバイダ104に接続させる(902)。次に、「参加状態」の初期値が設定され、該初期値がオンラインサービスプロバイダ104に伝送される(904)。その後、フリップ検知部334が「参加状態」を設定するために使用されているか否かが確認される(906)。フリップ検知部334が「参加状態」を設定するために使用されている場合は、プロセスは続行される。一方、使用されていなければ、プロセスは終了する。
例えば、携帯型通信装置300の使用者が、携帯型通信装置300をフリップ検知部334を用いて「参加状態」を設定するようにしている場合と、「フリップ状態に基づいて「参加状態」が設定されるモード」をOFFにしている場合とが考えられる。「フリップ状態に基づいて「参加状態」が設定されるモード」がOFFになっている場合、「フリップ状態に基づいて「参加状態」が設定されるモード」を達成するためのステップが実行される必要がないので、結果としてプロセスは終了する。
携帯型通信装置300の「フリップ状態に基づいて「参加状態」が設定されるモード」が設定されている場合、携帯型通信装置300のフリップ状態332が変化したか否かが判断される(908)。携帯型通信装置300のフリップ状態332が変化しなかった場合、フリップ検知部334はフリップ状態332が変化したと判断されるまで、フリップ状態332を監視し続ける。
フリップ状態332が変化した場合、携帯型通信装置300は「参加状態」を変更するまでに一定時間待機する(910)。フリップ状態が変化するタイミングに関する機能を取り入れた本実施例では、「参加状態」はフリップ状態332が変化してから一定時間経過後に変更される。例えば、フリップを閉じてから30秒後に「参加状態」が使用不可能に変更される。これによって、頻繁に、若しくは不必要に「参加状態」を変化させることを避けることができる。一定時間経過後に、フリップ状態332が待機ステップ910に入ったときと同じ状態であるかが確認される(912)。もし待機ステップ910に入ったときと同じ状態であれば、フリップ状態332に応じて「参加状態」が設定される(914)。一方、フリップ状態332が待機ステップ910に入ったときと違っていれば、ステップはフリップ状態332を監視するステップ908にもどされる。
更新された「参加状態」はオンラインサービスプロバイダ104に伝送される(916)。オンラインサービスプロバイダ104は必要に応じて、ほかの加入者の端末装置に「参加状態」を伝送する(918)。
情報および信号は、様々な技術およびテクノロジーによって表現することができる。例えば、上記の説明において示した、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット(bit)、シンボル、チップは、電圧、電流、電磁波、磁場若しくは磁子、光子場若しくは光子、またはそれらの組み合わせなどで表現される。
また、上記した実施例に関連する、さまざまな論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズムステップは、電気的なハードウェア、コンピュータソフトウェア、若しくはそれらの組み合わせで実現されうる。このように、ハードウェアとソフトウェアとのどちらで実現してもよいことを明確に説明するために、上記で説明した構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、一般的に機能という観点によって説明される。このような機能をハードウェアで実現するかソフトウェアで実現するかについては、個別のアプリケーション、および、システム全体に課されている設計上の制限などによって決まることになる。当業者であれば、ここで示す機能を、個々のアプリケーションに対して様々な方法で実現することが考えられるが、このような各実現形態も本発明の範囲を超えるものではない。
また、上記した実施例に関連する、さまざまな論理ブロック、モジュール、回路は、上記した機能を実現するように、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP: digital signal processor)、特定用途向け集積回路(ASIC: an application specific integrated circuit)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA: a field programmable gate array signal)若しくは他のプログラム可能な論理回路、ディスクリートゲートロジック若しくはディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、若しくはこれらの組み合わせによって実行、実現される。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、その代わりに、他の従来のプロセッサ、コントローラー、マイクロコントローラー、若しくは状態機械(state machine)に置き換えてもよい。プロセッサはコンピューティングデバイスの組み合わせによって実装されてもよい。このコンピューティングデバイスの組み合わせの例としては、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、1つ以上のマイクロプロセッサとDSPコアとの組み合わせ、若しくはその他同様の組み合わせなどがあげられる。
また、上記した実施例に関連する方法およびアルゴリズムは、ハードウェア、若しくはプロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、若しくはこれらの組み合わせによって実現することができる。ソフトウェアモジュールはRAMメモリ、フラッシュメモリ(flash memory)、ROMメモリ(read only memory)、EPROM(erasable programmable read only memory)メモリ、EEPROM(electronically erasable programmable read only memory)メモリ、レジスタ(register)、ハードディスク(hard disk)、リムーバブルディスク(removable disk)、CD-ROM(compact disk read only memory)、もしくはその他既知の記憶媒体に記憶される。典型的な記憶媒体は、プロセッサが該記憶媒体から情報を読み込み、又は書き出すことが可能なようにプロセッサと組み合わされている。また、記憶媒体がプロセッサに統合されていてもよい。また、プロセッサおよび記憶媒体をASIC内に設けた構成としてもよい。ASICは使用者の端末内に設けた構成としてもよい。または、プロセッサおよび記憶媒体を、使用者の端末内のディスクリート(個別)コンポーネントとして設けた構成としてもよい。
ここに記載した方法は、記載された方法を実現するために、一つ、若しくは複数のステップまたはアクションを含む。ステップおよび/またはアクションは、本発明の範囲内で互いに入れ替えられてもよい。言い換えれば、実施例における適切な動作のために特定のステップまたはアクションの順番が必要とされない限り、その順番、および/または、特定のステップおよび/またはアクションの実行を、本発明の範囲内で変更することができる。
本発明に関する特徴的な具体例と応用例について記載したが、本発明はここに記載した正確な設定や構成に限定されるものではない。様々な改良、変更、変化がここに記載した発明についてその組み合わせ方、実施方法、詳細な方法やシステムについてなされるであろうが、このような各実現形態も本発明の範囲を超えるものではない。
102 クライアント
104,204 オンラインサービスプロバイダ
106、112 参加状態
108 他の加入者の端末装置
110,210,310 ネットワーク
114 参加状態情報
232,332 フリップ状態
234,334 フリップ探知命令
236 参加状態情報
300,400 携帯型通信装置(携帯電話機)
336 アプリケーション(命令)
338 使用者設定
340 オペレーティングシステム
402 プロセッサ
404 メモリ
406 囲い
407 デジタルシグナルプロセッサ
408 送信部
410 受信部
412 送受信部
414,614,714 アンテナ
416 信号検出部
426 状態変更部
428 システム決定部
430 バスシステム
432 フリップ状態検出スイッチ
550 数字ボタン/数字キー
552 スピーカー
554 マイクロフォン
556,756 表示部
558 メッセージ
660,760 バッテリー
750 数字ボタン/数字キー
104,204 オンラインサービスプロバイダ
106、112 参加状態
108 他の加入者の端末装置
110,210,310 ネットワーク
114 参加状態情報
232,332 フリップ状態
234,334 フリップ探知命令
236 参加状態情報
300,400 携帯型通信装置(携帯電話機)
336 アプリケーション(命令)
338 使用者設定
340 オペレーティングシステム
402 プロセッサ
404 メモリ
406 囲い
407 デジタルシグナルプロセッサ
408 送信部
410 受信部
412 送受信部
414,614,714 アンテナ
416 信号検出部
426 状態変更部
428 システム決定部
430 バスシステム
432 フリップ状態検出スイッチ
550 数字ボタン/数字キー
552 スピーカー
554 マイクロフォン
556,756 表示部
558 メッセージ
660,760 バッテリー
750 数字ボタン/数字キー
Claims (25)
- オンラインサービスプロバイダを利用するように設計された携帯型通信装置であって、
プロセッサと、
電気的に前記プロセッサと接続するメモリと、
前記メモリに格納される命令と、を有し、
前記命令が、当該携帯型通信装置のフリップ状態に基づいて「参加状態」を設定する方法を前記プロセッサに実行させるものであり、
前記方法が、
前記オンラインサービスプロバイダに接続し、
当該携帯型通信装置のフリップ状態を特定し、
前記フリップ状態に基づいて「参加状態」を設定し、
前記参加状態を前記オンラインサービスプロバイダに伝送するものであることを特徴とする携帯型通信装置。 - 機械的な可動部を有し、該可動部の動作によって、特定の操作が可能となる第1形態と、前記特定の操作が不可能となる第2形態とに形状が変化する携帯型通信装置であって、
前記可動部の状態を検知する可動部検知手段と、
前記可動部検知手段の検知結果に基づいて、当該携帯型通信装置の使用者の使用状況情報を設定する使用状況情報設定手段と、
前記使用状況情報設定手段によって設定された使用状況情報を、通信媒体を介して外部装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする携帯型通信装置。 - 前記可動部がフリップ機構であり、前記可動部の状態が、フリップ機構の動作状態を示すフリップ状態であることを特徴とする請求項2に記載の携帯型通信装置。
- 前記外部装置が、通信ネットワーク上でオンラインサービスを提供するオンラインサービスサーバであり、
前記送信手段が、前記オンラインサービスサーバに対して、前記使用状況情報を、参加状態を示す情報として送信することを特徴とする請求項2記載の携帯型通信装置。 - 前記携帯型通信装置は、携帯電話機であることを特徴とする、請求項1または2に記載の携帯型通信装置。
- 前記携帯電話機は、フリップスタイル(flip-style)の携帯電話機であることを特徴とする、請求項5に記載の携帯型通信装置。
- 前記携帯型通信装置のフリップ状態は、前記フリップスタイルの携帯電話機を開け閉めすることによって変化することを特徴とする、請求項6に記載の携帯型通信装置。
- 前記参加状態は、
前記フリップスタイルの携帯電話機が開かれたときに前記携帯型通信装置の使用者が使用可能であることを示し、
前記フリップスタイルの携帯電話機が閉じられたときに前記携帯型通信装置の使用者が使用不可能であることを示すことを特徴とする、請求項4に記載の携帯型通信装置。 - 前記オンラインサービスプロバイダが、
インスタントメッセージングサービス、
チャットルームサービス、
ビデオ会議サービス、
仮想会議室サービス、および、
仮想ホワイトボードセッションのうちの少なくとも1つのサービスを提供することを特徴とする、請求項1または4に記載の携帯型通信装置。 - 前記参加状態が、
前記携帯型通信装置上で動作しているインスタントメッセージングアプリケーションによって、前記オンラインサービスプロバイダに伝送されることを特徴とする、請求項9に記載の携帯型通信装置。 - 当該携帯型通信装置のフリップ状態を特定する処理を前記プロセッサに実行させるフリップ検知命令が前記メモリに格納されていることを特徴とする、請求項1に記載の携帯型通信装置。
- 前記参加状態の内容を示すメッセージの設定情報を含むユーザ設定情報が前記メモリに格納されていることを特徴とする、請求項1に記載の携帯型通信装置。
- 前記携帯型通信装置が、フリップスタイルの携帯電話機であり、
前記フリップスタイルの携帯電話機が開かれ、若しくは閉じられて、上記携帯型通信装置のフリップ状態が変化したときに、
前記フリップ状態を基にして、前記参加状態が自動的に変化することを特徴とする、請求項1に記載の携帯型通信装置。 - 前記フリップ状態の監視が継続して行われることを特徴とする、請求項1または4に記載の携帯型通信装置。
- 前記フリップ状態を基に、前記参加状態の更新が継続して行われることを特徴とする、請求項14に記載の携帯型通信装置。
- 前記フリップ状態が変化したとき、前記参加状態を変更する前に、一定時間待機することを特徴とする、請求項15に記載の携帯型通信装置。
- 携帯型通信装置のフリップ状態を基にして、参加状態を設定する通信方法であって、
オンラインサービスプロバイダに接続するステップと、
前記携帯型通信装置のフリップ状態を特定するステップと、
前記参加者状態をフリップ状態を基にして設定するステップと、
前記参加状態をオンラインサービスプロバイダに伝送するステップと、を有することを特徴とする通信方法。 - 機械的な可動部を有し、該可動部の動作によって、特定の操作が可能となる第1形態と、前記特定の操作が不可能となる第2形態とに形状が変化する携帯型通信装置における通信方法であって、
前記可動部の状態を検知する可動部検知ステップと、
前記可動部検知ステップの検知結果に基づいて、当該携帯型通信装置の使用者の使用状況情報を設定する使用状況情報設定ステップと、
前記使用状況情報設定ステップによって設定された使用状況情報を、通信媒体を介して外部装置に送信する送信ステップとを有することを特徴とする通信方法。 - 前記可動部がフリップ機構であり、前記可動部の状態が、フリップ機構の動作状態を示すフリップ状態であることを特徴とする請求項18に記載の通信方法。
- 前記外部装置が、通信ネットワーク上でオンラインサービスを提供するオンラインサービスサーバであり、
前記送信ステップが、前記オンラインサービスサーバに対して、前記使用状況情報を、参加状態を示す情報として送信することを特徴とする請求項19記載の通信方法。 - 前記携帯型通信装置が、フリップスタイルの携帯電話機であることを特徴とする、請求項17または20に記載の通信方法。
- 前記参加状態は、
前記フリップスタイルの携帯電話機が開かれたときに装置の使用者が使用可能であることを示し、
前記フリップスタイルの携帯電話機が閉じられたときに装置の使用者が使用不可能であることを示すことを特徴とする、請求項19に記載の通信方法。 - 前記オンラインサービスプロバイダが、
インスタントメッセージングサービス、
チャットルームサービス、
ビデオ会議サービス、
仮想会議室サービス、
仮想ホワイトボードセッションのうちの少なくとも1つのサービスを提供することを特徴とする、請求項22に記載の通信方法。 - ネットワークと通信接続されたオンラインサービスプロバイダと、
前記オンラインサービスプロバイダの複数の加入者の端末装置と、
請求項1または4に記載の携帯型通信装置と、を有し、
前記オンラインサービスプロバイダが、
前記参加状態を前記携帯型通信装置から受け取り、
前記参加状態を一つもしくは複数の前記加入者の端末装置に送信することを特徴とする通信システム。 - 前記携帯型通信装置が、フリップスタイルの携帯電話機であることを特徴とする、請求項24に記載の通信システム。
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