JP2006351005A - 半導体装置、半導体装置を用いた無線通信システム - Google Patents

半導体装置、半導体装置を用いた無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信によりデータの送受信を行う半導体装置において、初期化を効率よく行うことを課題とする。
【解決手段】半導体装置は、アンテナと、電源回路と、電源回路によって生成した直流電圧を電源電圧として用いる回路と、抵抗とを有する。アンテナは一対の端子を有し、無線信号(変調された搬送波)を受信する。電源回路は第1の端子と第2の端子とを有し、受信された無線信号(変調された搬送波)を用いて前記第1の端子と前記第2の端子との間に直流電圧を発生させる。抵抗は第1の端子と第2の端子との間に接続される。こうして、半導体装置及び無線通信システムはデータの送受信を正確に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信によりデータの送受信が可能な半導体装置に関する。このような半導体装置は、無線タグ、RFタグ、RFIDタグ、ICタグ、IDタグ、電子タグ、トランスポンダ、無線メモリ、RFIDチップ、無線チップ、IDチップ、無線ICカード、IDカード等と呼ばれる。特に、リーダ/ライタから発生された無線信号をアンテナで受けて、動作に必要な電源電圧を発生させる半導体装置に関する。
近年、ユビキタス情報社会と言われるように、いつ、どのような状態でも、情報ネットワークにアクセスできる環境整備が行われてきた。このような環境の中、個々の対象物にID(個体識別番号)を与えることで、その対象物の履歴を明確にし、生産、管理等に役立てるといった個体認識技術が注目されている。その中でも、無線通信によりデータの送受信が可能な半導体装置(以下、無線タグとも呼ぶ)が利用され始めている。
無線タグを用いた無線通信システムの一例を図3(A)に示す。無線通信システムは、リーダ/ライタ300、制御用端末302、無線タグ303から構成される。制御用端末302はリーダ/ライタ300を制御する。リーダ/ライタ300に接続されたアンテナ301と無線タグ303内のアンテナ304との間で無線によるデータの送受信が行われる。
無線によるデータの送受信は次のように行われる。リーダ/ライタ300に接続されたアンテナ301から出力された無線信号を無線タグ303内のアンテナ304が受信する。当該無線信号は伝送するデータに応じて変調された電磁波である。データを伝送するための電磁波を搬送波と呼び、無線信号をデータに応じて変調された搬送波とも呼ぶ。無線信号(変調された搬送波330)はアンテナ304によって受信され、無線タグ303中の信号処理回路305に入力されて処理される。こうして、無線タグ303は無線信号(変調された搬送波330)に含まれるデータを取得する。次いで、応答データを含んだ信号が信号処理回路305から出力される。無線タグ303内のアンテナ304は当該信号に対応した無線信号(変調された搬送波330)をリーダ/ライタ300に接続されたアンテナ301に送信する。当該無線信号(変調された搬送波330)はアンテナ301によって受信され、リーダ/ライタ300は応答データを取得し、得られた応答データを制御用端末302に蓄積する。
また、リーダ/ライタ300に接続されたアンテナ301から出力された無線信号(変調された搬送波330)を無線タグ303内のアンテナ304が受信すると、無線信号(変調された搬送波330)は帯域フィルタ306を介して無線タグ303中の電源回路307に入力される。電源回路307は、入力された無線信号(変調された搬送波330)から無線タグ303の内部回路(信号処理回路305等に相当)を駆動するための電源電圧を生成する。
具体的には、電源回路307は、入力された無線信号(変調された搬送波330)を直流信号に変換する整流回路308と、当該直流信号を平滑化する保持容量309とを有する。こうして、電源回路307は第1の端子310と第2の端子311との間に直流電圧を生成させる。生成された直流電圧は、電源電圧として無線タグ303の内部回路に供給される。
上記の様に、無線信号(変調された搬送波330)を用いて内部回路を駆動するための電源電圧を生成する無線タグは、例えば特許文献1に開示されている。
特開2002−319007号公報
図3(A)に示したような無線タグ303を用いた無線通信システムにおいて、無線信号(変調された搬送波330)と無線信号(変調された搬送波330)を用いて生成される電源電圧との関係を図3(B)に模式的に示す。電源電圧は、第1の端子310の電位332を一定とし、第2の端子311の電位331の変化で示す。図3(B)に示すように、通常、リーダ/ライタ300に接続されたアンテナ301から無線信号(変調された搬送波330)が出力される期間(期間1と表記)と全く出力されない期間(期間2と表記)が交互に設けられる。無線信号(変調された搬送波330)が入力されない期間において電源電圧をゼロ、または第2の端子311の電位331を第1の端子310の電位332に近い電位まで低下させる必要がある。
無線信号(変調された搬送波330)が入力されない期間(期間2)において電源電圧をゼロ、または第2の端子311の電位331を第1の端子310の電位332に近い電位まで低下させるのは、一定期間毎に無線タグ303の電源電圧をゼロ、またはゼロに近い値として、無線タグ303内の回路を初期化するためである。こうして、新たな無線信号(変調された搬送波330)を受信する毎に無線タグ303内の回路を初期化することによって、無線タグ303はリーダ/ライタ300から送信された信号を規格に則って正確に受信することができ、また、規格に則った信号をリーダ/ライタ300へ正確に送信することができる。
しかし、実際には電源電圧がゼロまで低下しない、または第2の端子311の電位が第1の端子310に近い電位まで低下しないという問題があった。即ち、期間2においてもΔV以上の電源電圧が常に発生している状態となってしまう問題があった。特に、より大きい電源電圧を得るために電源回路307が有する保持容量309の容量値を数百pF程度に大きく設定した場合、この問題は深刻であった。
期間2において、電源電圧(第1の端子310と第2の端子311の間の電圧)がゼロにならないと、または第2の端子311の電位が第1の端子310に近い電位にならないと、無線タグ303の初期化を十分に行うことができない。無線タグ303の初期化が行われないと、無線タグ303はリーダ/ライタ300から送信された信号を受信することができず、また、リーダ/ライタ300へ応答する信号を送信することが出来ない。また、初期化が行われない場合、無線タグ303が信号の受信を一度失敗すると、その後当該無線タグ303が行う全ての動作が誤動作となってしまう。
上記の実情に鑑み、本発明は、無線通信によりデータの送受信を行う半導体装置において、半導体装置の初期化を効率よく行うことを課題とする。
本発明の半導体装置は、搬送波から電源電圧を生成する半導体装置において、半導体装置の内部回路に当該電源電圧を与える一対の端子(第1の端子と第2の端子)の間に抵抗を接続することを特徴とする。
つまり、本発明の半導体装置は、アンテナと、電源回路と、電源回路によって生成した直流電圧を電源電圧として用いる回路と、抵抗とを有する。アンテナは一対の端子を有し、無線信号(変調された搬送波)を受信する。電源回路は第1の端子と第2の端子とを有し、受信した無線信号(変調された搬送波)を用いて第1の端子と第2の端子との間に直流電圧を発生させる。抵抗は第1の端子と第2の端子との間に接続される。
本発明の半導体装置は、初期化を効率良く行うことができる。こうして、本発明の半導体装置はデータの送受信を正確に行うことができる。また、本発明の半導体装置は、信号の受信を一度失敗しても、初期化が行われるので、その後の動作を正常に行うことができる。こうして、信頼性の高い半導体装置及びそれを用いた無線通信システムが得られる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更しうることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の半導体装置について、図1を用いて説明する。なお図1において図3と同じ部分は同じ符号を用いて示す。半導体装置101は、アンテナ304と、帯域フィルタ306と、電源回路307と、電源回路307によって生成した直流電圧を電源電圧として用いる回路(信号処理回路305を代表で示す)と、抵抗100とを有する。アンテナ304は一対の端子を有し、無線信号(変調された搬送波)を受信する。帯域フィルタ306はアンテナ304の一対の端子のうち一方と電源回路307の入力との間に接続される。電源回路307は第1の端子310と第2の端子311とを有し、受信された前記無線信号(変調された搬送波)を用いて第1の端子310と第2の端子311との間に直流電圧を発生させる。抵抗100は第1の端子310と第2の端子311との間に接続される。
アンテナ304の一対の端子のうち他方と第1の端子310とは同じ電位が与えられる構成とすることができる。アンテナ304の一対の端子のうち他方と第1の端子310とは接地された構成とすることができる。
また、電源回路307は、整流回路308と、保持容量309とを用いて構成することができる。整流回路308は無線信号(変調された搬送波)を整流し直流信号に変換する。保持容量309は整流回路308から出力された直流信号を平滑化する。保持容量309によって平滑化された信号を直流電圧として第1の端子310と第2の端子311の間に出力する。整流回路308としては、全波整流を行う回路であっても半波整流を行う回路であってもよい。
抵抗100は、半導体層を用いて形成した抵抗素子とすることができる。例えば、信号処理回路305は薄膜トランジスタを用いて形成し、当該薄膜トランジスタの活性層となる半導体層と同時に形成された半導体層を用いて抵抗100を形成してもよい。この場合、抵抗100を形成する半導体層には、導電型を付与する不純物元素が添加されていてもよい。導電型を付与する不純物元素が添加された半導体層を用いて作製した抵抗は、導電型を付与する不純物元素を添加していない半導体層を用いて作製した抵抗よりも抵抗値のばらつきを低減することができる。特に、抵抗100を形成する半導体層として多結晶半導体膜を用いた場合、当該膜の結晶性のばらつきによる抵抗値のばらつきが顕著となる。よって、抵抗100を形成する半導体層に導電型を付与する不純物元素を添加するのが有効である。
また、抵抗100を形成する半導体層には、前記薄膜トランジスタのチャネル形成領域と導電型を付与する不純物元素が同程度に添加されていてもよい。半導体層としてCVD法等で作製した非単結晶半導体膜を用いる場合、作製された非単結晶半導体膜は若干n型の導電性を示すことが知られている。当該非単結晶半導体膜に導電型を付与する不純物元素を添加することによって、半導体層の導電性を真性に近い状態とし、高い抵抗値を確保することができる。また、信号処理回路305を構成する薄膜トランジスタの作製工程を利用して抵抗を作製することができるので、半導体装置の製造コストを抑え、歩留まりを向上させることができる。
また、抵抗100として、ダイオードを用いても良いし、薄膜トランジスタを用いてもよい。例えば、ダイオード接続(ゲートとドレインが電気的に接続)された薄膜トランジスタを用いてもよい。
搬送波の周波数は、サブミリ波である300GHz以上3THz以下、ミリ波である30GHz以上300GHz未満、マイクロ波である3GHz以上30GHz未満、極超短波である300MHz以上3GHz未満、超短波である30MHz以上300MHz未満、短波である3MHz以上30MHz未満、中波である300KHz以上3MHz未満、長波である30kHz以上300kHz未満、及び超長波である3kHz以上30kHz未満のいずれの周波数も用いることができる。
アンテナ304は、ダイポールアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナ、及び八木アンテナのいずれのアンテナも用いることができる。
アンテナ304において無線信号(変調された搬送波)を送受信する方式は、電磁結合方式、電磁誘導方式、及び電波方式のいずれであってもよい。
本発明の無線通信システムでは、半導体装置101と公知の構成のリーダ/ライタ、リーダ/ライタに接続されたアンテナ、及びリーダ/ライタを制御する制御用端末を用いることができる。半導体装置101とリーダ/ライタに接続れたアンテナとの通信方式は、単方向通信または双方向通信であって、空間分割多重化方式、偏波面分割多重化方式、周波数分割多重化方式、時分割多重化方式、符号分割多重化方式、直交周波数分割多重化方式のいずれも用いることができる。
半導体装置101を用いた本発明の無線通信システムにおいて、無線信号(変調された搬送波)と無線信号(変調された搬送波)を用いて生成される電源電圧(第1の端子310の電位332を一定とし、第2の端子311の電位331の変化で示す)との関係を図4(A)に示す。また、従来の半導体装置(無線タグ303)を用いた無線通信システムにおいて、無線信号(変調された搬送波)と無線信号(変調された搬送波)を用いて生成される電源電圧との関係を図4(B)に示す。
図4中、第1の信号401はリーダ/ライタから送信されるデータに対応した信号である。第1の信号401として搬送波を振幅変調した例を示す。なお、搬送波の変調は、アナログ変調またはデジタル変調であって、振幅変調、位相変調、周波数変調、及びスペクトラム拡散のいずれであってもよい。
本発明の半導体装置を用いた無線通信システムでは、図4(A)に示すように、無線信号(変調された搬送波330)が入力されない期間(期間2)において電源電圧をゼロ、または第2の端子311の電位331を第1の端子310の電位332に近い電位まで低下させることができる。そのため、リーダ/ライタから送信された第1の信号401を受信した半導体装置は、応答データに対応する第2の信号402を発信し、データの送受信を正常に行う。
一方従来の半導体装置を用いた無線通信システムでは、図4(B)に示すように、無線信号(変調された搬送波330)が入力されない期間(期間2)において電源電圧をゼロとする、または第2の端子311の電位331を第1の端子310の電位332に近い電位にまで低下させることができず、常にΔV以上の電源電圧が発生している状態となる。そのため、リーダ/ライタから送信された第1の信号401を受信した半導体装置は、応答することができず(図4(B)中、波形444参照)、データの送受信において誤動作を生じる。
以上のとおり、本発明によって、データの送受信を正常に行う半導体装置及びそれを用いた無線通信システムを提供することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、実施の形態1で示した半導体装置101における信号処理回路305の例について、図2を用いて説明する。なお、図2において図1と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
信号処理回路305は、帯域フィルタ200、復調回路201、解析回路202、メモリ203を有する。アンテナ304によって受信された無線信号(変調された搬送波)は帯域フィルタ200を介して復調回路201に入力される。復調回路201は無線信号(変調された搬送波)から情報を復調する。解析回路202は復調回路201によって復調された情報を解析し対応するデータを出力する。解析回路202によって解析されたデータに基づきメモリ203は動作する。即ち、メモリ203は解析回路202によって解析されたデータを記憶する。またはメモリ203は当該メモリ203に記憶されたデータを読み出す。メモリ203に記憶されたデータとは、半導体装置101の作製時に記憶されたデータであってもよいし、半導体装置101が無線通信によって受信しメモリ203に記憶したデータであってもよい。なお、メモリ203としては、データの書き換えが可能なメモリを用いてもよいし、データの書き換えが不可能なメモリを用いてもよいし、その両方を用いてもよい。
半導体装置に設けられるメモリ203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、マスクROM(Read Only Memory)、EPROM(Electrically Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリを用いることができる。
信号処理回路305は更に、符号化回路204と、変調回路205とを有する構成とすることができる。符号化回路204はメモリ203に記憶されたデータを所定の規格に則って符号化し対応する情報に変換する。変調回路205は符号化回路204によって符号化された情報に応じて変調された信号を出力する。
符号化回路204は、マンチェスタ(Manchester)符号化、NRZ(Non Return Zero)符号化、ミラー(Miller)符号化等の規格に則った符号化ができるような回路構成となっている。
図2では、帯域フィルタ200を帯域フィルタ306とは別に設けた例を示したがこれに限定されない。帯域フィルタ200と帯域フィルタ306とを共有することもできる。
本実施の形態は、実施の形態1と自由に組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態3)
本実施の形態では、実施の形態1や実施の形態2で示した半導体装置101を用いる無線通信システムのリーダ/ライタの例について、図5を用いて説明する。
リーダ/ライタ500は、発振回路501と、符号化回路502と、変調回路503と、増幅回路504と、帯域フィルタ506と、増幅回路507と、復調回路508と、解析回路509とを有する。また、リーダ/ライタ500にはアンテナ505が接続されている。
始めに、リーダ/ライタ500が信号を送信する場合について説明する。発振回路501は、所定の周波数の信号を発生させる。発生した信号は変調回路503に入力される。符号化回路502は制御用端末510から入力される送信データを符号化し対応する情報に変換する。変調回路503は、前記符号化された情報に応じて前記信号を変調する。変調された信号は増幅回路504に入力され、増幅される。増幅された信号はアンテナ505から無線信号(変調された搬送波)として送信される。
次に、リーダ/ライタ500が信号を受信する場合について説明する。無線信号(変調された搬送波)はアンテナ505によって受信される。受信された無線信号(変調された搬送波)は帯域フィルタ506に入力され、ノイズ等を除去される。帯域フィルタを通過した信号は増幅回路507に入力され、増幅される。増幅された信号は復調回路508に入力される。復調回路508は、入力された信号から情報を復調する。復調された情報は解析回路509に入力される。解析回路509は入力された情報を解析し、受信データを得る。得られた受信データは制御用端末510に出力される。
符号化回路502は、マンチェスタ(Manchester)符号化、NRZ(Non Return Zero)符号化、ミラー(Miller)符号化等の規格に則った符号化ができるような回路構成となっている。
アンテナ505は、ダイポールアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナ、及び八木アンテナのいずれのアンテナも用いることができる。
アンテナ505において無線信号(変調された搬送波)を送受信する方式は、電磁結合方式、電磁誘導方式、及び電波方式のいずれであってもよい。
本実施の形態は、実施の形態1及び実施の形態2と自由に組み合わせて実施することが可能である。
本実施例では、本発明の半導体装置の具体的な構成について、図6及び図7を用いて説明する。
図1や図2で示した半導体装置101におけるアンテナ304の構成例を図6(A)乃至図6(D)に示す。アンテナ304は2通りの設け方があり、一方(以下、第1のアンテナ設置法という)を図6(A)及び図6(C)に示す。もう一方(以下、第2のアンテナ設置法という)を図6(B)及び図6(D)に示す。図6(C)は図6(A)のA〜A’の断面図に相当し、図6(D)は図6(B)のB〜B’の断面図に相当する。
第1のアンテナ設置法では、複数の素子(以下、素子群601と呼ぶ)が設けられた基板600上にアンテナ304を設ける(図6(A)及び図6(C)参照)。素子群601によって、本発明の半導体装置のアンテナ以外の回路が構成される。素子群601は複数の薄膜トランジスタと抵抗100を有する。抵抗100は薄膜トランジスタの活性層となる半導体層662と同時に形成された半導体層660を用いて形成されている。図示する構成では、アンテナ304として機能する導電膜は、素子群601の有する薄膜トランジスタのソースやドレインと接続される配線と同じ層に設けられている。しかしながら、アンテナ304として機能する導電膜は、素子群601の有する薄膜トランジスタのゲート電極664と同じ層に設けてもよいし、素子群601を覆うように更に絶縁膜を設け当該絶縁膜上に設けてもよい。
第2のアンテナ設置法では、素子群601が設けられた基板600上に端子部602を設ける。そして、当該端子部602に接続するように、基板600とは別の基板610上に設けられたアンテナ304を接続する(図6(B)及び図6(D)参照)。図示する構成では、素子群601の有する薄膜トランジスタのソースやドレインと接続される配線の一部を端子部602として用いる。そして、端子部602に接続するように、基板600と、アンテナ304が設けられた基板610とを貼り合わせている。基板600と基板610の間には、導電性粒子603と樹脂604が設けられている。導電性粒子603によって、アンテナ304と端子部602とは電気的に接続されている。
素子群601の構成及び作製方法について説明する。素子群601は、大面積の基板上に複数形成し、その後、分断することで完成させれば、安価なものを提供することができる。基板600としては、例えばバリウムホウケイ酸ガラスや、アルミノホウケイ酸ガラスなどのガラス基板、石英基板、セラミック基板等を用いることができる。また、半導体基板の表面に絶縁膜を形成したものを用いても良い。プラスチック等の可撓性を有する合成樹脂からなる基板を用いても良い。基板の表面を、CMP法などの研磨により平坦化しておいても良い。また、ガラス基板、石英基板や、半導体基板を研磨して薄くした基板を用いてもよい。
基板600上に設けられている下地膜661としては、酸化珪素や、窒化珪素または窒化酸化珪素などの絶縁膜を用いることができる。下地膜661によって、基板600に含まれるNaなどのアルカリ金属やアルカリ土類金属が半導体層662に拡散し薄膜トランジスタの特性に悪影響をおよぼすのを防ぐことができる。図6では、下地膜661を単層の構造としているが、2層あるいはそれ以上の複数層で形成してもよい。なお、石英基板など不純物の拡散がさして問題とならない場合は、下地膜661を必ずしも設ける必要はない。
なお、高密度プラズマによって基板600の表面を直接処理してもよい。高密度プラズマは、例えば2.45GHzの高周波を使うことによって生成される。なお、高密度プラズマとしては電子密度が1011〜1013/cmかつ電子温度が2eV以下、イオンエネルギーが5eV以下であるものを用いる。このように低電子温度が特徴である高密度プラズマは、活性種の運動エネルギーが低いため、従来のプラズマ処理に比べプラズマダメージが少なく欠陥が少ない膜を形成することができる。プラズマの生成はラジアルスロットアンテナを用いた高周波励起のプラズマ処理装置を用いることができる。高周波を発生するアンテナから基板600までの距離を20〜80mm(好ましくは20〜60mm)とする。
窒化性雰囲気、例えば、窒素(N)と希ガス(He、Ne、Ar、Kr、Xeの少なくとも一つを含む)雰囲気下、または窒素と水素(H)と希ガス雰囲気下、またはアンモニア(NH)と希ガス雰囲気下において、上記高密度プラズマ処理を行うことによって、基板600表面を窒化することができる。基板600としてガラスや石英、シリコンウエハ等を用いた場合、基板600の表面に形成された窒化物層は窒化珪素を主成分とするので、基板600側から拡散してくる不純物のブロッキング層として利用することができる。この窒化物層の上に酸化珪素膜または酸化窒化珪素膜をプラズマCVD法で形成して下地膜661としても良い。
また、酸化珪素や酸化窒化珪素などからなる下地膜661の表面に対し同様な高密度プラズマ処理を行うことにより、その表面及び表面から1〜10nmの深さを窒化処理をすることができる。このきわめて薄い窒化珪素の層は、ブロッキング層として機能し、且つその上に形成する半導体層662及び半導体層660へ与える応力の影響が少ないので好ましい。
半導体層662及び半導体層660としては、任意の形状に加工された結晶性半導体膜や非晶質半導体膜を用いることができる。また、有機半導体膜を用いてもよい。結晶性半導体膜は非晶質半導体膜を結晶化して得ることができる。結晶化方法としては、レーザ結晶化法、RTA又はファーネスアニール炉を用いる熱結晶化法、結晶化を助長する金属元素を用いる熱結晶化法等を用いることができる。半導体層662は、チャネル形成領域662aと、導電型を付与する不純物元素が添加された一対の不純物領域662bとを有する。なお、チャネル形成領域662aと一対の不純物領域662bとの間に、不純物領域662bよりも低濃度で前記不純物元素が添加された低濃度不純物領域662cを有する構成を示したがこれに限定されない。低濃度不純物領域662cを設けない構成であってもよい。半導体層660には、全体に導電型を付与する不純物元素が添加されていてもよいし、添加されていなくてもよい。導電型を付与する不純物元素を添加する場合、半導体層660には薄膜トランジスタの一対の不純物領域662bと導電型を付与する不純物元素が同程度に添加されていてもよいし、低濃度不純物領域662cと導電型を付与する不純物元素が同程度に添加されていてもよい。
なお、半導体層662、半導体層660及びこれら半導体層と同時に形成される配線は、基板600の上面に垂直な方向から見た場合に角部が丸くなるよう引き回すのが好ましい。上記配線の引き回し方法について図15に模式的に示す。図15において基板600の上面に垂直な方向351を示す。半導体層と同時に形成される配線を図中配線361で示す。図15(A)は従来の配線の引き回し方法である。図15(B)は本発明の配線の引き回し方法である。従来の配線361の角部1501aに対して本発明の配線361の角部1502aは丸くなっている。角部を丸くすることによって、ゴミ等が配線の角部に残るのを防止することができる。こうして、半導体装置のゴミによる不良を低減し歩留まりを高めることができる。
薄膜トランジスタのチャネル形成領域662aにおいて、導電型を付与する不純物元素が添加されていてもよい。こうして、薄膜トランジスタのしきい値電圧を制御することができる。この場合、半導体層660は薄膜トランジスタのチャネル形成領域662aと導電型を付与する不純物元素が同程度に添加された構成としてもよい。
第1の絶縁膜663としては、酸化珪素、窒化珪素または窒化酸化珪素等を用い、単層または複数の膜を積層させて形成することができる。この場合において、第1の絶縁膜663の表面を酸化雰囲気又は窒化雰囲気で高密度プラズマによって処理し、酸化又は窒化処理して緻密化しても良い。高密度プラズマは、前述と同様に、例えば2.45GHzの高周波を使うことによって生成される。なお、高密度プラズマとしては電子密度が1011〜1013/cmかつ電子温度が2eV以下、イオンエネルギーが5eV以下であるものを用いる。プラズマの生成はラジアルスロットアンテナを用いた高周波励起のプラズマ処理装置を用いることができる。また、高密度プラズマを発生させる装置において、高周波を発生するアンテナから基板600までの距離を20〜80mm(好ましくは20〜60mm)とする。
なお、第1の絶縁膜663を成膜する前に、半導体層662及び半導体層660の表面に対して上記高密度プラズマ処理を行って、半導体層の表面を酸化又は窒化処理してもよい。このとき、基板600の温度を300〜450℃とし、酸化雰囲気又は窒化雰囲気で処理することにより、その上に堆積する第1の絶縁膜663と良好な界面を形成することができる。
窒化雰囲気としては、窒素(N)と希ガス(He、Ne、Ar、Kr、Xeの少なくとも一つを含む)雰囲気下、または窒素と水素(H)と希ガス雰囲気下、またはアンモニア(NH)と希ガス雰囲気を用いることができる。酸化雰囲気としては、酸素(O)と希ガス雰囲気下、または酸素と水素(H)と希ガス雰囲気下、または一酸化二窒素(NO)と希ガス雰囲気を用いることができる。
ゲート電極664としては、Ta、W、Ti、Mo、Al、Cu、Cr、Ndから選ばれた一種の元素または該元素を複数含む合金若しくは化合物を用いることができる。または、これらの元素、合金、化合物からなる単層または積層構造を用いることができる。図では、2層構造のゲート電極664を示した。なお、ゲート電極664やゲート電極664と同時に形成される配線は、基板600の上面に垂直な方向から見た場合に角部が丸くなるよう引き回すのが好ましい。引き回しの方法は図15(B)に示した方法と同様とすることができる。ゲート電極664やゲート電極664と同時に形成される配線を図中配線362で示す。従来の配線362の角部1501bに対して本発明の配線362の角部1502bの様に角部を丸くすることによって、ゴミ等が配線の角部に残るのを防止することができる。こうして、半導体装置のゴミによる不良を低減し歩留まりを高めることができる。
薄膜トランジスタは、半導体層662と、ゲート電極664と、半導体層662とゲート電極664との間のゲート絶縁膜として機能する第1の絶縁膜663とによって構成される。本実施例では、薄膜トランジスタをトップゲート型のトランジスタとして示したが、半導体層の下方にゲート電極を有するボトムゲート型のトランジスタであっても良いし、半導体層の上下にゲート電極を有するデュアルゲート型のトランジスタであっても良い。
第2の絶縁膜667は窒化珪素膜などイオン性不純物をブロッキングするバリア性の絶縁膜であることが望ましい。第2の絶縁膜667は窒化珪素または酸化窒化珪素で形成する。第2の絶縁膜667は、半導体層662及び半導体層660の汚染を防ぐ保護膜としての機能を有している。第2の絶縁膜667を堆積した後に、水素ガスを導入して前述のような高密度プラズマ処理をすることで、第2の絶縁膜667の水素化を行っても良い。または、アンモニア(NH)ガスを導入して、第2の絶縁膜667の窒化と水素化を行っても良い。または、酸素、一酸化二窒素(NO)ガスなどと水素ガスを導入して、酸化窒化処理と水素化処理を行っても良い。この方法により、窒化処理、酸化処置若しくは酸化窒化処理を行うことにより第2の絶縁膜667の表面を緻密化することができる。こうして第2の絶縁膜667の保護膜としての機能を強化することができる。第2の絶縁膜667に導入された水素は、その後400〜450℃の熱処理をすることにより放出されて、半導体層662及び半導体層660の水素化をすることができる。なお当該水素化処理は、第1の絶縁膜663を用いた水素化処理と組み合わせてもよい。
第3の絶縁膜665としては、無機絶縁膜や有機絶縁膜の単層または積層構造を用いることができる。無機絶縁膜としては、CVD法により形成された酸化珪素膜や、SOG(Spin On Glass)法により形成された酸化珪素膜などを用いることができ、有機絶縁膜としてはポリイミド、ポリアミド、BCB(ベンゾシクロブテン)、アクリルまたはポジ型感光性有機樹脂、ネガ型感光性有機樹脂等の膜を用いることができる。
また、第3の絶縁膜665として、珪素(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造が構成される材料を用いることもできる。この材料の置換基として、少なくとも水素を含む有機基(例えばアルキル基、芳香族炭化水素)が用いられる。置換基として、フルオロ基を用いてもよい。または置換基として、少なくとも水素を含む有機基と、フルオロ基とを用いてもよい。
配線666としては、Al、Ni、W、Mo、Ti、Pt、Cu、Ta、Au、Mnから選ばれた一種の元素または該元素を複数含む合金を用いることができる。または、これらの元素、合金、化合物からなる単層または積層構造を用いることができる。図では、単層構造の例を示した。なお、配線666は、基板600の上面に垂直な方向から見た場合に角部が丸くなるよう引き回すのが好ましい。引き回しの方法は図15(B)に示した方法と同様とすることができる。配線666を図中配線363で示す。従来の配線363の角部1501cに対して本発明の配線363の角部1502cの様に角部を丸くすることによって、ゴミ等が配線の角部に残るのを防止することができる。こうして、半導体装置のゴミによる不良を低減し歩留まりを高めることができる。図6(A)及び図6(C)に示した構成では、配線666は、薄膜トランジスタのソースやドレインと接続される配線となると共に、アンテナ304となる。図6(B)及び図6(D)に示した構成では、配線666は、薄膜トランジスタのソースやドレインと接続される配線となると共に、端子部602となる。図15において、配線666と薄膜トランジスタのソースやドレインとを接続するコンタクトホール352を示す。
なお、アンテナ304は、Au、Ag、Cuなどのナノ粒子を含む導電性ペーストを用いて、液滴吐出法により形成することもできる。液滴吐出法は、インクジェット法やディスペンサ方式等の液滴を吐出してパターンを形成する方式の総称であり、材料の利用効率の向上等の利点を有する。
図6(A)及び図6(C)に示した構成では、配線666上に第4の絶縁膜668を形成する。第4の絶縁膜668としては、無機絶縁膜や有機絶縁膜の単層または積層構造を用いることができる。第4の絶縁膜668はアンテナ304の保護層として機能する。
また、素子群601は基板600上に形成されたもの(図7(A)参照)をそのまま使用してもよいが、基板600上の素子群601を剥離し(図7(B)参照)、当該素子群601をフレキシブル基板701に貼り合わせてもよい(図7(C)参照)。フレキシブル基板701は、可撓性を有し、例えば、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエーテルスルフォン等のプラスチック基板またはセラミック基板等を用いることができる。
基板600からの素子群601の剥離は、(A)あらかじめ基板600と素子群601との間に剥離層を設けておいて、剥離層をエッチング剤により除去することで行う方法を用いることができる。または、(B)剥離層をエッチング剤により部分的に除去し、その後、基板600と素子群601とを物理的に剥離する方法を用いることができる。または、(C)素子群601が形成された耐熱性の高い基板600を機械的に削除又は溶液やガスによるエッチングで除去することで、当該素子群601を切り離す方法を用いることができる。なお、物理的手段によって剥離されるとは、外部からストレスが与えられて剥離されることを指し、例えば、ノズルから吹き付けられるガスの風圧や超音波等からストレスを与えられて剥離することである。
上記(A)や(B)のより具体例な方法としては、耐熱性の高い基板600と素子群601の間に金属酸化膜を設け、当該金属酸化膜を結晶化により脆弱化して、当該素子群601を剥離する方法を用いることができる。また、別の具体的方法として、耐熱性の高い基板600と素子群601の間に水素を含む非晶質珪素膜を設け、レーザ−光の照射またはエッチングにより当該非晶質珪素膜を除去することで、当該素子群601を剥離する方法を用いることができる。
また、剥離した素子群601のフレキシブル基板701への貼り付けは、市販の接着剤を用いればよく、例えば、エポキシ樹脂系接着剤や樹脂添加剤等の接着材を用いればよい。
素子群601をアンテナが形成されたフレキシブル基板701に貼り合わせ当該アンテナとの電気的接続をとると、厚さが薄く、軽く、落下しても割れにくい半導体装置が完成する(図7(C)参照)。安価なフレキシブル基板701を用いると、安価な半導体装置を提供することができる。さらに、フレキシブル基板701は可撓性を有するため、曲面や異形の形状上に貼り合わせることが可能となり、多種多様の用途が実現する。例えば、薬の瓶のような曲面上に、本発明の半導体装置の一形態である無線タグ720を密着して貼り合わせることができる(図7(D)参照)。さらに、基板600を再利用すれば、低コストで半導体装置を作製することができる。
本実施例は、上記の実施の形態と自由に組み合わせることができる。
本実施例では、本発明の半導体装置をフレキシブルな構成にした実施例について説明する。説明には図8を用いる。図8(A)において、半導体装置は、フレキシブルな保護層801と、アンテナ802を含むフレキシブルな保護層803と、剥離プロセスや基板の薄膜化により形成された素子群804とを有する。素子群804は、例えば、実施例1で素子群601として示した構成と同様の構成とすることができる。保護層803上に形成されたアンテナ802は、素子群804と電気的に接続する。図8では、アンテナ802は保護層803上にのみ形成されているが、本発明はこの構成に制約されず、アンテナ802を保護層801上にも形成してもよい。なお、素子群804と、保護層801及び保護層803との間には、窒化珪素膜等からなるバリア膜を形成するとよい。そうすると、素子群804が汚染されることなく、信頼性を向上させた半導体装置を提供することができる。
アンテナ802は、Ag、Cu、またはそれらでメッキされた金属で形成することができる。素子群804とアンテナ802とは、異方性導電膜を用い、紫外線処理又は超音波処理を行うことで接続することができる。なお、素子群804とアンテナ802とは、導電性ペースト等を用いて接着してもよい。
保護層801及び保護層803によって素子群804を挟むことによって半導体装置が完成する(図8(A)中、矢印参照)。
こうして形成された半導体装置の断面構造を図8(B)に示す。挟まれた素子群804の厚さ340は、5μm以下、好ましくは0.1μm〜3μmの厚さを有するように形成するとよい。また、保護層801及び保護層803を重ねたときの厚さをdとしたとき、保護層801及び保護層803の厚さは、好ましくは(d/2)±30μm、さらに好ましくは(d/2)±10μmとする。また、保護層801及び保護層803の厚さは10μm〜200μmであることが望ましい。さらに、素子群804の面積は10mm角(100mm)以下であり、望ましくは0.3mm角〜4mm角(0.09mm〜16mm)の面積とするとよい。
保護層801及び保護層803は、有機樹脂材料で形成されているため、折り曲げに対して強い特性を有する。また、剥離プロセスや基板の薄膜化により形成した素子群804自体も、単結晶半導体に比べて、折り曲げに対して強い特性を有する。そして、素子群804と、保護層801及び保護層803とは空隙がないように、密着させることができるため、完成した無線タグ自体も折り曲げに対して強い特性を有する。このような保護層801及び保護層803で囲われた素子群804は、他の個体物の表面または内部に配置しても良いし、紙の中に埋め込んでも良い。
素子群804を有する半導体装置を曲面を有する基板に貼る場合について説明する。説明には図8(C)を用いる。図面では、素子群804から選択された1つのトランジスタ881を図示する。トランジスタ881は、ゲート電極807の電位に応じて、ソース及びドレインの一方805からソース及びドレインの他方806に電流を流す。トランジスタ881の電流が流れる方向(キャリアの移動方向341)と、基板880が弧を描く方向が直交するように、トランジスタ881は配置される。このような配置にすれば、基板880が折り曲げられて弧を描いても、トランジスタ881に与えられる応力の影響が少なく、素子群804が含むトランジスタ881の特性の変動を抑制することができる。
本実施例は、上記の実施の形態、実施例1と自由に組み合わせることができる。
本実施例では、本発明の半導体装置のより具体的な構成について説明する。説明には図9を用いる。なお、図9において図1や図2と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
図9に示した半導体装置101は、アンテナ304と並列に接続された共振容量901を有する。共振容量901は、所定の周波数の無線信号を受信し易くする。
また、解析回路202は、クロック補正・カウンタ回路902と、コード抽出・コード認識・判定回路903を有する。クロック補正・カウンタ回路902は、受信した信号から他の回路を制御する制御信号を発生させる。コード抽出・コード認識・判定回路903は、前記制御信号を用いて復調回路201から出力された情報を所定の規則に則って解析する。こうして、解析回路202は情報を解析しデータを出力する。
メモリ203は、メモリコントローラ904とマスクROM905を有する。メモリコントローラ904は、解析回路202から出力されたデータを用いてマスクROMを動作させるための信号を生成する。こうして、メモリコントローラ904はマスクROM905からの情報の出力を制御し、メモリ203は情報の出力を行う。
なお、図9に示した半導体装置101では、帯域フィルタ306及び帯域フィルタ200として容量素子を用いた例である。帯域フィルタ306の容量素子の一対の電極のうち一方はアンテナ304の一対の端子のうち一方と接続され、他方は電源回路307の入力と接続された構成とすることができる。帯域フィルタ200の容量素子の一対の電極のうち一方はアンテナ304の一対の端子のうち一方と接続され、他方は復調回路201の入力と接続された構成とすることができる。なお、図16中の帯域フィルタ3060のように、帯域フィルタ200の容量素子と帯域フィルタ306の容量素子とを共有することもできる。
本実施例は、上記の実施の形態、実施例1及び実施例2と自由に組み合わせることができる。
本実施例では、実施例3において図9を用いて示した半導体装置を実際に作製した例について説明する。説明には図10及び図11を用いる。
図10は、半導体装置101のアンテナ304以外の回路1000のマスク図面である。図10において、図9と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。抵抗100は、他の回路を構成する薄膜トランジスタの活性層となる半導体層と同時に形成された半導体層を用いて形成した。
図11は、アンテナ304を含む半導体装置101のマスク図面である。図11において、図9と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
本実施例は、上記の実施の形態、実施例1乃至実施例3と自由に組み合わせることができる。
図12は、本発明の半導体装置101の特性を測定した結果である。測定は、抵抗100の電気抵抗値を500kΩ以上2MΩ以下の範囲で変化させて行った。また比較のため、抵抗100を設けない試料も作製し行った。測定結果として、リーダ/ライタに接続されたアンテナに印加される信号の波形(図中、RW出力と表記)と、リーダ/ライタとデータの送受信を行う半導体装置の電源電圧の波形(図中、電源電圧と表記)とを示す。搬送波の周波数は13.56MHzとした。第1の端子310の電位は接地電位(図中、GNDと表記)とした。保持容量309は500pFとした。図12において、図4と同じ部分は同じ符号を用いて示す。図4における変調された搬送波の波形が図12におけるRW出力に対応する。
図12(A)に500kΩの電気抵抗値の抵抗100を用いた半導体装置101の特性の測定結果を示す。図12(B)に抵抗100を設けていない半導体装置(従来の半導体装置)の特性の測定結果を示す。
図12(A)に示した半導体装置101では、RW出力が無い期間(期間2)において、電源電圧がゼロとなっている、または第2の端子311の電位が第1の端子310に近い電位となっていることがわかる。また、RW出力において、半導体装置101に第1の信号401が出力されると、当該第1の信号401に応答する第2の信号402が半導体装置101から出力され、RW出力に表れている。一方、図12(B)に示した従来の半導体装置では、RW出力が無い期間(期間2)において、電源電圧がゼロとなっていない、または第2の端子311の電位を第1の端子310に近い電位となっていない。また、RW出力において、半導体装置に第1の信号401が出力されても、当該第1の信号401に応答する信号が半導体装置101から出力されていない(図12(B)中、波形444参照)。
以上によって、500kΩ以上2MΩ以下の電気抵抗値の抵抗100を用いることによって、半導体装置101の初期化を行い、正常に動作させることができた。
なお、図12において、第1の信号401がリーダ/ライタから出力されると、その影響を受け電源電圧が変動している(図中、401’と表記)。また、半導体装置101が応答する際、即ち第2の信号402が出力される際、その影響を受け電源電圧が変動している(図中、402’と表記)。これらの電源電圧の変動は、本発明の効果を損なうものではない。
本実施例は、上記の実施の形態、実施例1乃至実施例4と自由に組み合わせることができる。
本実施例では、本発明の半導体装置101の用途について図13及び図14を用いて説明する。半導体装置101は、例えば、紙幣、硬貨、有価証券、無記名債券類、証書類(運転免許証や住民票等、図14(A)参照)、包装用容器類(包装紙やボトル等、図14(B)参照)、DVDソフトやCDやビデオテープ等の記録媒体(図14(C)参照)に設けて使用することができる。または、車やバイクや自転車等の乗物類(図14(D)参照)、鞄や眼鏡等の身の回り品(図14(E)参照)、食品類、衣類、生活用品類、電子機器等に設けて使用することができる。電子機器とは、液晶表示装置、EL表示装置、テレビジョン装置(単にテレビまたはテレビ受像器とも呼ぶ)および携帯電話機等を指す。
半導体装置101は、物品の表面に貼り付けたり、物品に埋め込んだりして物品に固定することができる。例えば、本なら紙に埋め込んだり、有機樹脂からなるパッケージなら当該有機樹脂に埋め込んだりするとよい。紙幣、硬貨、有価証券類、無記名債券類、証書類等に半導体装置101を設けることにより、偽造を防止することができる。また、包装用容器類、記録媒体、身の回り品、食品類、衣類、生活用品類、電子機器等に半導体装置101を設けることにより、検品システムやレンタル店のシステムなどの効率化を図ることができる。また乗物類に半導体装置101を設けることにより、偽造や盗難を防止することができる。また、動物等の生き物に埋め込むことによって、個々の生き物の識別を容易に行うことができる。例えば、家畜等の生き物に無線タグを埋め込むことによって、生まれた年や性別または種類等を容易に識別することが可能となる。
以上のように、本発明の半導体装置101は物品(生き物を含む)であればどのようなものにでも設けて使用することができる。
半導体装置101は、無線通信によるデータの送受信が可能である点、様々な形状に加工可能である点、選択する周波数によっては、指向性が広く、認識範囲が広い点等の様々な利点を有する。
次に、半導体装置101を用いたシステムの一形態について、図13を用いて説明する。表示部1301を含む携帯端末の側面には、リーダ/ライタ1302が設けられ、物品1303の側面には半導体装置101が設けられる(図13(A)参照)。物品1303が含む半導体装置101にリーダ/ライタ1302をかざすと、表示部1301に物品1303の原材料や原産地、生産工程ごとの検査結果や流通過程の履歴、商品の説明等の商品に関する情報が表示される。また別のシステムとして、物品1305をベルトコンベアにより搬送する際に、リーダ/ライタ1304と半導体装置101とを用いて、物品1305の検品を行うことができる(図13(B)参照)。このように、システムに本発明の半導体装置101を活用することで、情報の取得を簡単に行うことができ、高機能化と高付加価値化を実現したシステムを提供することができる。
本実施例は、上記の実施の形態、実施例1乃至実施例5と自由に組み合わせることができる。
本発明の半導体装置の構成を示す図。 本発明の半導体装置の構成を示す図。 従来の半導体装置の構成と特性を示す図。 本発明の半導体装置の特性と従来の半導体装置の特性とを示す図。 リーダ/ライタの構成を示す図。 本発明の半導体装置のアンテナの構成を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法と使用方法を示す図。 本発明の半導体装置の作製方法を示す図。 本発明の半導体装置の構成を示す図。 本発明の半導体装置のアンテナ以外の構成を示す図。 本発明の半導体装置の構成を示す図。 本発明の半導体装置の特性と従来の半導体装置の特性とを示す図。 本発明の半導体装置を用いたシステムを示す図。 本発明の半導体装置の用途を示す図。 半導体装置の配線の引き回し方法を示す図。 本発明の半導体装置の構成を示す図。
符号の説明
100 抵抗
101 半導体装置
200 帯域フィルタ
201 復調回路
202 解析回路
203 メモリ
204 符号化回路
205 変調回路
300 リーダ/ライタ
301 アンテナ
302 制御用端末
303 無線タグ
304 アンテナ
305 信号処理回路
306 帯域フィルタ
307 電源回路
308 整流回路
309 保持容量
310 第1の端子
311 第2の端子
330 変調された搬送波
331 第2の端子311の電位
332 第1の端子310の電位
340 厚さ
341 キャリアの移動方向
351 垂直な方向
352 コンタクトホール
361 配線
362 配線
363 配線
401 第1の信号
402 第2の信号
444 波形
500 リーダ/ライタ
501 発振回路
502 符号化回路
503 変調回路
504 増幅回路
505 アンテナ
506 帯域フィルタ
507 増幅回路
508 復調回路
509 解析回路
510 制御用端末
600 基板
601 素子群
602 端子部
603 導電性粒子
604 樹脂
610 基板
660 半導体層
661 下地膜
662 半導体層
662a チャネル形成領域
662b 不純物領域
662c 低濃度不純物領域
663 第1の絶縁膜
664 ゲート電極
665 第3の絶縁膜
666 配線
667 第2の絶縁膜
668 第4の絶縁膜
701 フレキシブル基板
720 無線タグ
801 保護層
802 アンテナ
803 保護層
804 素子群
805 ソース及びドレインの一方
806 ソース及びドレインの他方
807 ゲート電極
880 基板
881 トランジスタ
901 共振容量
902 クロック補正・カウンタ回路
903 コード抽出・コード認識・判定回路
904 メモリコントローラ
905 マスクROM
1000 回路
1301 表示部
1302 リーダ/ライタ
1303 物品
1304 リーダ/ライタ
1305 物品
1501a 角部
1501b 角部
1501c 角部
1502a 角部
1502b 角部
1502c 角部
3060 帯域フィルタ

Claims (20)

  1. 変調された搬送波を送受信するアンテナと、
    第1の端子と第2の端子とを有し、前記変調された搬送波を用いて前記第1の端子と前記第2の端子との間に直流電圧を発生させる電源回路と、
    前記直流電圧を電源電圧として用いる回路と、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続された抵抗とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 変調された搬送波を送受信するアンテナと、
    第1の端子と第2の端子とを有し、前記変調された搬送波を用いて前記第1の端子と前記第2の端子との間に直流電圧を発生させる電源回路と、
    前記直流電圧を電源電圧として用いる回路と、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続された抵抗とを有し、
    前記電源回路は、前記変調された搬送波を整流し直流信号に変換する整流回路と、前記整流回路から出力された前記直流信号を平滑化する保持容量とを有し、前記保持容量によって平滑化された信号を前記直流電圧として出力することを特徴とする半導体装置。
  3. 一対の端子を有し、変調された搬送波を送受信するアンテナと、
    前記アンテナの一対の端子のうち一方に接続された帯域フィルタと、
    第1の端子と第2の端子とを有し、前記帯域フィルタを介して入力される前記変調された搬送波を用いて前記第1の端子と前記第2の端子との間に直流電圧を発生させる電源回路と、
    前記直流電圧を電源電圧として用いる回路と、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続された抵抗とを有することを特徴とする半導体装置。
  4. 一対の端子を有し、変調された搬送波を送受信するアンテナと、
    前記アンテナの一対の端子のうち一方に接続された帯域フィルタと、
    第1の端子と第2の端子とを有し、前記帯域フィルタを介して入力される前記変調された搬送波を用いて前記第1の端子と前記第2の端子との間に直流電圧を発生させる電源回路と、
    前記直流電圧を電源電圧として用いる回路と、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続された抵抗とを有し、
    前記電源回路は、入力された前記変調された搬送波を整流し直流信号に変換する整流回路と、前記整流回路から出力された前記直流信号を平滑化する保持容量とを有し、前記保持容量によって平滑化された信号を前記直流電圧として出力することを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項3または請求項4において、
    前記アンテナの一対の端子のうち他方と前記第1の端子とは同じ電位が与えられていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項3または請求項4において、
    前記アンテナの一対の端子のうち他方と前記第1の端子とは接地されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
    前記直流電圧を電源電圧として用いる回路は、前記変調された搬送波を復調する復調回路と、前記復調回路によって復調された情報を解析する解析回路と、前記解析回路によって解析されたデータに基づき動作するメモリであることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
    前記直流電圧を電源電圧として用いる回路は、前記変調された搬送波を復調する復調回路と、前記復調回路によって復調された情報を解析する解析回路と、前記解析回路によって解析されたデータに基づき動作するメモリと、前記メモリから読み出されたデータを符号化する符号化回路と、前記符号化回路によって符号化された情報に応じて搬送波を変調する変調回路であることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項7または請求項8において
    前記メモリは、DRAM、SRAM、FeRAM、マスクROM、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリのいずれかであることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項において、
    前記抵抗は、500kΩ以上2MΩ以下の電気抵抗値であることを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか一項において、
    前記抵抗は、半導体層を用いて形成されていることを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか一項において、
    前記直流電圧を電源電圧として用いる回路は薄膜トランジスタを有し、
    前記抵抗は、前記薄膜トランジスタの活性層となる半導体層と同時に形成された半導体層を用いて形成されていることを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項12において、
    前記抵抗を形成する半導体層には、導電型を付与する不純物元素が添加されていることを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項12において、
    前記抵抗を形成する半導体層には、前記薄膜トランジスタのチャネル形成領域と導電型を付与する不純物元素が同程度に添加されていることを特徴とする半導体装置。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれか一項において、
    前記搬送波の周波数は、サブミリ波である300GHz以上3THz以下、ミリ波である30GHz以上300GHz未満、マイクロ波である3GHz以上30GHz未満、極超短波である300MHz以上3GHz未満、超短波である30MHz以上300MHz未満、短波である3MHz以上30MHz未満、中波である300kHz以上3MHz未満、長波である30kHz以上300kHz未満、及び超長波である3kHz以上30kHz未満のいずれかであることを特徴とする半導体装置。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれか一項において、
    前記アンテナは、ダイポールアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナ、及び八木アンテナのいずれかであることを特徴とする半導体装置。
  17. 請求項1乃至請求項16のいずれか一項において、
    前記搬送波の変調は、アナログ変調またはデジタル変調であって、振幅変調、位相変調、周波数変調、及びスペクトラム拡散のいずれかであることを特徴とする半導体装置。
  18. 請求項1乃至請求項17のいずれか一項において、
    電磁結合方式、電磁誘導方式、及び電波方式のいずれかによって、前記アンテナは前記変調された搬送波を送受信することを特徴とする半導体装置。
  19. 請求項1乃至請求項18のいずれか一項において、
    前記半導体装置と、前記半導体装置と信号の送受信を行うアンテナ及び当該アンテナに接続されたリーダ/ライタとを有することを特徴とする無線通信システム。
  20. 請求項1乃至請求項18のいずれか一項において、
    前記半導体装置と、前記半導体装置と信号の送受信を行うアンテナ及び当該アンテナに接続されたリーダ/ライタとを有し、
    前記半導体装置と前記リーダ/ライタとの通信方式は、単方向通信または双方向通信であって、空間分割多重化方式、偏波面分割多重化方式、周波数分割多重化方式、時分割多重化方式、符号分割多重化方式、直交周波数分割多重化方式のいずれかであることを特徴とする無線通信システム。
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