JP2006349574A - 発光測定方法、発光測定装置及びプログラム - Google Patents

発光測定方法、発光測定装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】蛍光測定時の励起時間を自由に設定することが可能であると同時に、蛍光測定時に必要となる暗電流測定を省略することによって測定時間の短縮化を実現すること。
【解決手段】電荷結合素子(CCD)を検出器として用いる蛍光測定装置において、予め複数パターンの露光時間で暗電流像を取得、保持しておき、蛍光測定時の測定条件として励起光源の点灯時間、すなわち励起時間を任意に設定し、設定された励起時間に基づいて、蛍光測定時の露光時間として、前記暗電流像を取得した複数の露光時間の中から最適な露光時間が選択されることを特徴とする蛍光測定装置。
【選択図】図6

Description

本発明は、発光測定方法、発光測定装置及びプログラムに関する。
下記特許文献1には、マイクロアレイチップの読み取り方法及び読取装置が開示されている。この技術においては、被検物が配置されているマイクロアレイチップ上の全面を励起光で走査するのではなく、予め設定された所定の位置のみを励起光で照射するように、被検物よりも大きいビーム径の励起光で、間歇的に走査する。
特開2000−131237号公報
電荷結合素子(CCD)は光の像を電気信号に変換して取り出すイメージセンサである。検出器にCCDを用いる発光測定装置では、CCDから出力される信号に蛍光や燐光以外の原因によって発生する暗電流が含まれる。暗電流は光に依存しないためノイズとして扱わなければならず、より正確な蛍光解析を実施するためには、暗電流を含まない蛍光のみに起因する信号を取り出す必要がある。これは、蛍光測定によって得られたCCDの出力信号から暗電流分を差し引くことによって実現される。
暗電流はCCDに光を入射させない状態で撮影することによって得られるが、その信号量はCCDの露光時間と温度に依存するため、蛍光測定を実施したときと同じ露光時間、同じ温度で暗電流像を取得する必要がある。そのため、蛍光試料濃度の違い等、測定条件が変わることによって蛍光測定時の露光時間を変える必要が発生した場合は、その都度、同じ条件で暗電流像を再取得しなければならず、手間がかかる。暗電流測定の精度を高めるために複数の暗電流像を積算するとなると、さらに測定時間が長期化する。予め暗電流像を取得しておき再利用すれば、2度目以降の暗電流測定を省略することが可能となるが、この方法では蛍光測定時に選択できる露光時間が限定されてしまうという問題が発生する。
本発明の目的は、発光測定時の励起時間を自由に設定することが可能であると同時に、発光測定時に必要となる暗電流測定を省略することによって測定時間の短縮化を実現する発光測定方法を提供することである。また、その方法を実施するのに適した発光測定装置及び前記方法をコンピュータに実行するように機能させるためのプログラムに関する。
前記目的を達成するために、本発明は、予め複数の露光時間条件で暗電流像を取得しておき、励起光の点灯時間、すなわち任意の励起時間を設定し、設定された励起時間に基づいて、暗電流像を取得済みの複数の露光時間条件の中から最適な露光時間が選択されることを特徴とする発光測定方法、発光測定装置及び前記方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。特に、検出器に電荷結合素子(CCD)を用いる発光測定方法、発光測定装置及び前記方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関し、これらは例えばDNAチップ上に配置されたDNA試料の一塩基多型(SNP)解析をするSNP解析装置に適している。
本発明により、分析者は蛍光測定時の励起時間を自由に設定することによって所望の信号強度を得ることが可能であると同時に、発光測定時に必要となる暗電流測定を省略することによって測定時間の短縮化を図ることが可能となる。
以下、本発明の蛍光測定装置について、特にSNP解析装置を例にとり、図面を参酌して説明する。ただし、図面は専ら説明のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。なお、本発明は、蛍光及び燐光を含む発光測定を対象とするが、以下においては、蛍光測定を代表として説明する。
本発明が適用される核酸分析装置では、例えば、アフィメトリックス社製DNAチップに代表される一般的なDNAチップが分析対象とされる他、ナノチップと呼ばれる半導体チップも好適に分析対象とされる。ナノチップとは、マトリックス状に電極が配置され、その表面が透過層構造によりコーティングされた半導体チップである。ユーザーが所望のオリゴヌクレオチド−アレイを構築し、そのオリゴヌクレオチド−アレイに試薬をスパイクして、PCR生成物であるサンプルを分析する。
一般的なDNAチップの場合、DNAチップメーカが、既知の塩基配列を有するオリゴヌクレオチド−アレイを備えるDNAチップを供給する。このDNAチップは、ガラス基板等を用い、ガラス基板の所定位置に、オリゴヌクレオチドの前駆体である4種類の塩基(A、G、C、T)を配置し、オリゴヌクレオチド−アレイを形成する。つまり、ガラス基板上でオリゴヌクレオチドを伸長させ、オリゴヌクレオチド−アレイを作成する。一方、ナノチップでは、寒天質の透過層構造に表面が覆われた半導体チップを用い、この透過層構造に、予め作成した核酸を固定することで、核酸アレイを構成する。
図1は、本実施例にかかるDNAチップを用いるSNP解析装置の分解斜視図である。
以下、図1を参照して、SNP解析装置の概要を説明する。
SNP解析装置は、主にDNAのSNPを検出することを目的としている。SNPはSingle Nucleotide Polymorphismの略で一塩基多型と呼ばれ、一塩基だけ異なる遺伝子のことを指す。このSNPが病気と関連していると考えられ、さまざまな病気と関連するSNPの探索が精力的に行われている。
本SNP解析装置の最終的な出力は、次の3状態である。サンプルDNAにおいて着目するSNPが両対立遺伝子で存在する、又は存在しない状態(ホモ)と、片方の対立遺伝子のみに存在する状態(ヘテロ)である。これらを判定する方法として、例えば、着目するSNPを持つサンプルと反応し結合する(ハイブリダイズする)試薬を第1番目の蛍光色素により標識しておき、それを持たないサンプルとハイブリダイズする試薬を第1番目とは励起波長、蛍光波長の異なる第2番目の蛍光色素により標識しておく。サンプルDNAに対し前記両試薬を反応させる。第1番目と第2番目の蛍光色素からの蛍光を検出し、それぞれの検出強度の比を求める。この比をもとに、着目するSNPに対する前記3状態を判定する。
ここで、上記ナノチップを用いたPCR生成物であるサンプルを分析する手順の一例を具体的に説明する。分析手順は、”Amplicaon Down Format”と”Capture Down Format”の2種類がある。
Amplicaon Down Formatでは、まず、半導体チップ上に、一部の塩基配列が不明であり、一端がビオチン化された分析対象PCR生成物(Sample Oligos)を供給し、半導体チップ上の所定の電極に電圧を印可する。すると、そのSample Oligosは、当該電極に引き寄せられ、半導体チップ表面の透過層構造と接触する。そして、Sample Oligosのビオチン標識と透過層構造が反応し(avidin−biotin反応)、Sample Oligosは透過層構造に固定される。半導体チップ表面を洗浄し、別のSample Oligosを用いて上述の工程を繰り返すことにより、半導体チップ上に、Sample Oligosからなる所望のオリゴヌクレオチド−アレイを形成する。
Sample Oligosがマトリックス状に配置されたオリゴヌクレオチド−アレイを形成した後、その上に、一端が蛍光標識されたオリゴヌクレオチド(Reporter Oligos)を供給する。Reporter Oligosは、相補的配列を有するSample Oligosとハイブリダイズする。半導体チップ表面を洗浄後、半導体チップ上に励起光を照射する。これにより、Sample OligosとハイブダイズしたReporter Oligosから蛍光が発生する。この蛍光パターンを検出し、解析することで、Sample Oligosの塩基配列を分析することができる。
一方、Capture Down Formatでは、まず、半導体チップ上に、既知の塩基配列を有し、一端がビオチン化されたオリゴヌクレオチド(Capture Oligo)を供給し、半導体チップ上の所定の電極に電圧を印可する。すると、そのCapture Oligoは、当該電極に引き寄せられ、半導体チップ表面の透過層構造と接触する。そして、Capture Oligoのビオチン標識と透過層構造が反応し(avidin−biotin反応)、Capture Oligoは透過層構造に固定される。半導体チップ表面を洗浄し、別のCapture Oligoを用いて上述の工程を繰り返すことにより、半導体チップ上に、Capture Oligoからなる所望のオリゴヌクレオチド−アレイを形成する。Capture Oligoがマトリックス状に配置されたオリゴヌクレオチド−アレイを形成した後、その上に、一部の塩基配列が不明である分析対象PCR生成物(Sample Oligos)を供給する。
Sample Oligosは、相補的配列を有するCapture Oligoとハイブリダイズする。これにより、Sample Oligosは、Capture Oligoを介して、半導体チップ上に固定される。
半導体チップ表面を洗浄し、一端が蛍光標識されたオリゴヌクレオチ(Reporter Oligos)を供給する。Reporter Oligosは、相補的配列を有するSample Oligosとハイブリダイズする。半導体チップ表面を洗浄後、半導体チップ上に励起光を照射する。これにより、Sample OligosとハイブリダイズしたReporter Oligosから蛍光が発生する。この蛍光パターンを検出し、解析することで、Sample Oligosの塩基配列を分析することができる。
SNP解析装置は主に、分注ユニット、流路系ユニット、インターフェイスユニット、光学系ユニットおよび電源ユニットから構成され、外部機器(PC)により制御される。SNP解析装置は、DNAチップを備えたカートリッジを装着し、分析を行う。カートリッジは、その内部に半導体素子からなるDNAチップを配置したフローセルを内蔵している。DNAチップは、最大400の核酸プローブを所定位置に配置し、所望のプローブアレイを構築できる。尚、DNAチップ上への核酸プローブの貼り付けから、測定までを自動で行え、オペレータがサンプル毎に装置を操る必要はない。例えば、96個のサンプルの分析は、およそ3時間で行える。
図1に示すように、SNP解析装置(101)は、トップカバー(102)、カバー(103)、装置本体(104)、フロントパネル(105)からなる。
分注ユニットは、サンプルや試薬を配置保管できるサンプルハンドリングステーション(106)と、サンプル及び試薬を所定位置へ搬送するためのロボットアーム(112)を含む。サンプルハンドリングステーション(106)は、サンプルや試薬が入っているサンプルトレイ(111)を2つ、試薬ボトルを4つ搭載できる。また、反応酵素を冷却保管できる反応酵素冷却部も備えている。そして、液体を吸引吐出できるプローブチップを備えたロボットアーム(112)を用い、所定のサンプルや試薬を分注し、水ポンプ113、ヒスチジンポmmプ114、カートリッジポンプ115により注入ポートに投入できる。
流路系ユニットは、3台のシリンジポンプを駆動し、注入ポートから投入されたサンプルや試料、水ボトルに蓄えられた水等を、自動的にフローセル内のDNAチップへ搬送できる。また、洗浄ポートによりプローブチップを洗浄したり、フローセル内や流路を洗浄したりすることができる。更に、装置内から生じた廃液を、装置外に配置された廃液ボトルへ排出できる。
インターフェースユニット(107)はカートリッジを着脱保持でき、カートリッジにニードルを挿入し、ニードルを介して流路接続できる。これにより、所定のサンプルや試薬をフローセル内に搬送することが可能となる。また、DNAチップと電気的接続することにより、核酸プローブの配置場所等を制御可能とする。更に、DNAチップと熱的接続することにより、フローセル内の温度を制御可能とする。
光学系ユニット(108)は、DNAチップ上に存在する蛍光試薬を励起できる光源と、蛍光試薬から生じた蛍光を検出できる検出器を含み、DNAチップ上の画像を出力できる。電源ユニット(109)は、各ユニットへ駆動電力を供給し、電源電圧として、100、110、120、200、220、230、240VACが使用可能であり、電流値は4A以下で、周波数は50/60Hzに対応している。
SNP解析装置(101)の装置側面には外部機器接続部(110)が配され、図示しないパーソナルコンピュータ(PC)及びバーコードリーダーを接続できる。PCは、SNP解析装置(101)の操作、測定結果の表示、解析、保存を担う。SNP解析装置(101)とPCはイーサネット(登録商標)によって接続される。ハブを介することで1台のPCが最高4つのSNP解析装置(101)を操作することも可能である。また、バーコードリーダーは、サンプルの入ったサンプルトレイやカートリッジに貼付されたバーコードを読み取り、PCへ送信することで測定されるサンプル、試薬、カートリッジの管理を容易にする。
図2は、本実施例のSNP解析装置の概略図である。以下、図2を参照して装置全体の機構部を説明する。尚、図2では、装置本体にカートリッジ(218)が挿入され、装置本体とフローセル(219)がニードル(211)により接続された状態を示している。流路系ユニットは、ロボットアーム(204)のプローブチップ(205)、水ボトル(201)、ヒスチジンボトル(202)、廃液ボトル(203)、水ポンプ(206)、ヒスチジンポンプ(207)、カートリッジポンプ(208)、洗浄ポート(209)、注入ポート(210)、及びニードル(211)が複数の流路で結ばれた構造となっている。
プローブチップ(205)は、サンプル及び溶液を吸引吐出する配管が接続され、ロボットアーム(204)によりその先端を所定位置に移動させることができる。そして、サンプルハンドリングステーション上に配置されたサンプルトレイ、Reagentボトル及び反応酵素冷却部から、所定のサンプルや試薬を分注し、注入ポートへ投入できる。ここで、注入ポート(210)は、サンプル及び溶液をカートリッジ(218)内フローセル(219)に送り込む前に存在するポートタンクである。注入ポート(210)は、40℃から60℃の範囲で温度制御可能である。
後述するようにカートリッジ内に備えられたフローセルの温度を制御することが可能であるが、試料の温度とフローセルの温度が異なる状態で試料をフローセルへ導入すると、フローセル内の温度が変動してしまう。そのため、事前に注入ポート(210)より試料を温調することで、試料導入時のフローセル内温度の変動を軽減できる。また、プローブチップ(205)は、洗浄ポート(209)において洗浄することができる。
水ポンプ(206)は、水ボトル(201)からプローブチップ(205)に水を送ること、プローブチップ(205)によりサンプル及び試料の吸引・吐出を行うこと、廃液ボトル(203)に溶液を送ることができる。
また、ヒスチジンポンプ(207)は、ヒスチジンボトル(202)からヒスチジンを注入ポート(210)に送ること、水ボトル(201)から注入ポート(210)に水を送ること、注入ポート(210)に空気を送ること、廃液ボトル(203)にシリンジ内溶液を送る事ができる。
また、カートリッジポンプ(208)は、注入ポート(210)からカートリッジ(218)内フローセル(219)に溶液及び空気を送ること、カートリッジ(218)内のフローセル(219)からカートリッジポンプ(208)に溶液及び空気を送ることができる。装置内で生成された廃液は、接続部を介して着脱可能に搭載されている装置外部の廃液ボトル(203)へ排出できる。
水ポンプ(206)とカートリッジポンプ(208)を駆動することにより、注入ポートに投入された試薬や洗浄液を、カートリッジ流路を介して、フローセル(219)内へ搬送できる。カートリッジ流路は、ヒスチジンポンプ(207)とカートリッジポンプ(208)を駆動することにより、ヒスチジンによって洗浄される。ヒスチジンポンプ(207)から注入ポート(210)及びカートリッジポンプ(208)までの流路は、ヒスチジン溶液から水に置換できる構造と成っている。水により流路を洗浄することでヒスチジン溶液が流路配管内に析出することを回避している。尚、水ボトル(201)とヒスチジンボトル(202)には、それぞれ1Lの水とヒスチジンを入れることが可能である。この為、96サンプルの貼り付けから測定までの間、水やヒスチジンをユーザーが追加する必要がない。
インターフェイスユニットは、カートリッジ(218)内のフローセル(219)と装置本体を結ぶ流路となるニードル(211)、カートリッジ冷却ペルチェ(212)、およびポゴピン(213)を含んでいる。カートリッジ冷却ペルチェは、カートリッジと接触し、フローセル(219)の温度を制御できる。ポゴピン(213)は、カートリッジ(218)に設けられた端子に接続され、装置本体とDNAチップの電気的接続を行う。ポゴピン(213)の本数は、12本と少数である為、カートリッジへの接続が容易である。
光学系ユニットは、CCD(214)、EMフィルター(215)、EXフィルター(216)、及びLED(217)を含む。LED(217)による発光は、EXファイル(216)により波長選別され、フローセル(219)内のDNAチップ上の蛍光体に励起光を照射できる。蛍光体から生じた蛍光は、EMフィルター(215)により波長選別され、CCD(214)により検出される。
図7は図2に示したSNP解析装置の制御装置の概略図であり、図2のLED217、CCD214等を制御する。入力装置601からLED点灯時間を入力し、制御部(コンピュータ)602によりLED603の点灯時間を制御する。制御信号により、CCDの蓄積時間を設定し(608)、CCD604の蓄積時間を制御する。CCDから出力画像が出力され、かつ記憶部609からDark画像が読み出され、制御部からの信号により、Dark引算処理が行われる(605)。これにより、データ解析が行われ(606)、データ表示がなされる(607)。また、データ解析の結果得られたデータは記憶部609に記憶される。
上記制御装置のコンピュータの記憶装置には、制御装置のコンピュータに対し、予め複数パターンの露光時間で暗電流像を取得、保持し、発光測定時の測定条件として励起光源の点灯時間又は励起時間を任意に設定し、設定された励起時間に基づいて、発光測定時の露光時間として、前記暗電流像を取得した複数の露光時間の中から最適な露光時間を選択する発光測定方法を実行させるためのプログラムが格納されている。
以下、光学系ユニットの構成について説明する。図3に光学系ユニットの概観図を示す。光学系ユニットは主にLED(301)、EXフィルター(302)、EMフィルター(303)、レンズユニット(304)、CCD(305)、移動ステージ(306)、オートフォーカス駆動部(307)を有する。
DNAチップ上の蛍光色素を励起するための光源として発光ダイオード(LED)を用いている。LED(301)から放射された光はEXフィルター(302)を透過し、DNAチップ(308)全面に同時照射される。DNAチップ上に分布した蛍光色素から放出された蛍光は、複数枚のレンズによって構成されるレンズユニット(304)により検出器上に結像される。レンズユニット内の光路上には、EMフィルター(303)が挿入されており、蛍光色素から発光した蛍光が波長選別された後、検出器に到達する。検出器には電荷結合素子(CCD)を採用する。レンズユニット(303)、EMフィルター(304)、CCD(305)は、ボールネジ及びステッピングモータによって構成されるオートフォーカス駆動部(307)によって光軸方向に移動可能な移動ステージ(306)上にまとめて配置され、焦点合わせのため移動する。
図4に光学系ユニットの光学素子配置図を示す。前述のように、本実施例では励起光源にLED(401)、検出器にCCD(402)を用いている。これにより、一定濃度以上の蛍光体の有無を測定でき、病気との関連が既知のSNPを検出し、病気の診断を行うことができる。
一方、励起光源にレーザー発振器、検出器に光電子増倍管(PMT)を使用した共焦点光学系を用いた従来技術がある。この方式では、光源と検出器の各点を対応させるために、DNAチップ上の各点の情報のみが得られるので、DNAチップの2次元情報を得るためにはDNAチップ内を走査する仕組みが必要となる。また、本実施例同様、測定対象となる蛍光色素は2種類であるため、レーザー発振器及び光電子増倍管を2組用いている。したがって、実際に蛍光測定を実施する際には、DNAチップ上の測定サイト数だけDNAチップを走査し、測定サイト毎に、検出すべき蛍光色素の数だけ、光源及び検出器を切り替えて測定することになるため、測定時間が長くなる。
一般的にDNAチップは、それ自身を高集積化し、より多くのサンプルを一枚のDNAチップ上に載せ、それを短い測定時間で読み取ることが望まれている。上記従来技術で使用するDNAチップの測定サイト数は100箇所であるが、本実施例で説明する装置では、その4倍の400箇所の測定サイト数を持つDNAチップを読み取るため、従来技術の光学系では、測定時間が4倍になってしまう。また、レーザー発振器、光電子増倍管は非常に高価であるため、コストが高くなってしまう問題がある。さらにレーザー発振器は、その種類によっては、寿命がそれほど長くないこと、また故障率も他の光源と比較して高いことから、信頼性の面でも問題がある。
上記理由から、本実施例では励起光源にLED(401)を、検出器にCCD(402)を用いている。これにより、低コスト、省スペース、高スループットを図ることが可能となる。LEDは、レーザー発振器と比較して非常に安価であり、大きさも非常に小さいことから大幅なコスト削減、省スペース化を図ることが可能となる。また、寿命の面でもLEDはレーザー発振器を含む他の光源と比較して長寿命であり、故障率も極めて低いことから、交換等のメンテナンスの必要性がほとんど発生しない。また、LED(401)により励起光はDNAチップ(403)全面に同時照射され、蛍光検出もCCD(402)によりDNAチップ(403)全面について同時に行われるため、上記従来技術に対して、大幅に測定時間を短縮することが可能となる。
一般的にLEDからの発光は指向性がないため、それ自身だけでは所望の範囲に限定して光を照射することは困難である。そのため、LEDから放出される励起光はレンズによりDNAチップ上に集光される。このとき、DNAチップ上での励起光強度が測定サイトの位置によって異なるという現象が発生する。前述のように本装置は、2種類の蛍光色素に対する蛍光強度比から、3状態あるSNPの有無を判定する。したがって、2種類のLEDのDNAチップ上での励起光強度分布が測定サイトによって異なっていると、仮にDNAチップ上の異なる測定サイトに全く同じサンプルが存在していたとしても、2波長の蛍光強度比が測定サイトによって異なってしまうという問題が発生する。その対策として、本装置ではあらかじめ2波長それぞれのLEDに対し、DNAチップ上での励起光強度分布を記憶しておき、得られた測定結果をその分布に従って補正するという方法を採用している。これにより、励起光強度の大小の差によって生じる検出強度の差をキャンセルすることが可能となる。
LEDによる励起光は、そのままではDNAチップ上で反射し、検出すべき蛍光とともに検出器へ到達する。この励起光の反射成分は、微弱な蛍光検出の大きなバックグラウンドとなる。そのため、本実施例では、励起光の反射成分を排除するため、各蛍光色素に対して透過波長帯の異なる2種類のバンドパスフィルターを組合わせて使用する。第1のバンドパスフィルターを透過することのできる光は、第2のバンドパスフィルターを透過することができない。逆も同様である。第1のバンドパスフィルターである励起用フィルター(302)、図4中には図示していない)はLED(401)の発光波長域に透過波長帯を持ち、LED発光の一部を透過させる。
一方、第2のバンドフィルターである検出用フィルター404は、蛍光色素の蛍光波長帯域に透過波長帯を持ち、蛍光の一部を透過させる。励起用フィルター(302)は、LED(401)とDNAチップ(403)の間に挿入され、これを透過した波長成分のみが励起光としてDNAチップ(403)上に照射される。検出用フィルター(404)は、DNAチップ(403)とCCD(402)の間に挿入され、DNAチップ上で反射した励起光は、検出用フィルター(404)によって透過を禁止され、蛍光のみがレンズユニット(405)を通して検出器であるCCD(402)上に結像される。
SNP検出に必要となる2種類の蛍光色素を励起するため、発光波長の異なる2種類のLEDを採用している。本実施例では、1枚の基板上に4個のLEDがアレイ状に配置されたLEDアレイを1波長につき2組配置している。LED(401)によって励起光がDNAチップ(403)上に照射され、DNAチップ上に分布した蛍光色素から蛍光が生じる。DNAチップからの蛍光は、レンズユニット(405)によりCCD(402)上に結像され、蛍光によるDNAチップ像が取得される。レンズユニット(405)は5枚のレンズで構成されており、第1レンズと第2レンズ間に、EMファイタ(303)が挿入される。ここに挿入されるEMフィルターには3種類あり、それぞれ異なる透過帯域を持っている。これらのEMフィルター(303)は、測定の目的に応じて自動で切り替えられる。
CCDに到達した蛍光は、CCDにより電気信号に変換され出力される。しかし、CCDから出力される信号には光以外の原因によって発生する信号が蛍光信号のバックグランドとして常に含まれる。これは大きく分けて次に挙げる2つの要素によって構成される。第一の要素は、バイアスである。これは露光時間がゼロの場合でも、信号がゼロ以下にならないように電気的に出力値を持ち上げているものである。バイアスはその特性上、露光時間には依存しないため、CCDの露光時間を変えても、そのレベルは変わらない。第2の要素は、暗電流である。暗電流は、熱によって発生する電荷に起因している。暗電流の量は、その特性からCCDの温度と露光時間に依存して変動する。CCDの温度が高くなれば、また露光時間が長くなれば、暗電流は増加する。
CCDによって取得された全信号量の内、光に起因する信号のみを取り出すためには、前述のバイアス、暗電流に大別される光以外の原因によって発生する信号量を元の全信号量から差し引く必要がある。特に低濃度の蛍光試料から発生する微弱な蛍光を検出する蛍光測定装置では、バックグランドの影響が大きくなるため、この補正が重要となる。
暗電流は、光を完全に遮断した状態で撮影を行うことで得られる。こうして得られた像にはバイアスも含まれているため、蛍光像から暗電流像を差し引くことによって、蛍光に起因する信号のみを得ることができる。ただし、前述のように、暗電流はCCDの温度および露光時間に依存するため、暗電流測定は、蛍光測定時と同一の温度かつ同一の露光で行う必要がある。
まず、温度については、CCDを常に一定温度に調節すれば良い。一般的に、CCDを用いて微弱光を検出する場合、高感度なCCDを採用することはもちろん、暗電流によるバックグラウンド増加を低減するため、CCDを冷却して使用する。本実施例でもCCDは、図示されないペルチェ素子によって冷却され、一定温度に保たれているため、温度変化による暗電流の変動を気にする必要はない。
一方、露光時間については、蛍光測定時の設定に依存する。常に同一の露光時間で蛍光測定を行うのであれば、一度、同条件で暗電流像を取得、保存しておき、蛍光測定の度にそれを読み出せば、2度目以降の暗電流測定は必要ない。しかし、例えば得られた信号強度が期待する値より低いため、露光時間を変えて測定したい場合は、暗電流像を再取得しなければならない。暗電流測定の精度を高めるために複数の暗電流像を取得し、平均化する処理を行うとなると、その数だけ測定時間が増加する。予め複数の露光時間設定で暗電流像を取得しておき再利用すれば、2度目以降の暗電流測定を省略することが可能となるが、この方法では蛍光測定時に選択できる露光時間が限定されてしまい、分析者の自由度が制限されてしまう。
以下、このような問題を解決するための最良の手段を提示する。図6は、蛍光測定のフローチャートを示している。本発明によれば、まず分析者は測定前に測定条件として、露光時間ではなく励起光源の点灯時間、すなわち励起時間を設定する(501)。少なくとも1つ以上の露光時間条件で暗電流像が予め取得され、保存されており、設定された励起時間に基づき、暗電流取得時の露光時間条件の中から最適な露光時間が自動選択される(502)。これらの条件に従い、蛍光測定が実行され、取得された蛍光像は、同一の露光時間条件で予め取得されている暗電流像によって引き算処理される(504)。蛍光測定の度に、暗電流測定を実施する必要はない。引き算処理後の蛍光像に含まれる信号強度は、光に起因する信号のみで構成され、それらが解析対象となる(505)。
図5は、本発明による励起光源および検出器の制御に関するタイミングチャートを示している。分析者によって入力された励起時間に従い、励起光源制御部は、励起光源を点灯・消灯させる。本実施例では光源にLEDを用いている。LEDは、点灯・消灯指示信号に対して応答性が良く、点灯直後から安定した出力が得られるため、好適な光源の1つである。励起時間に対する蛍光強度の直線性を得るため、本実施例ではLED駆動電流を定電流制御している。これはLEDに流れる順方向電流の大きさによってLEDの光度が変化するためである。同様に、LEDはその温度によっても光度が変化する。LEDの放熱が不十分である場合や周囲温度の変動量が大きい場合等、LED自身の温度変化が無視できない場合は、LEDの温度を一定に保つための温調機構を追加しても良い。
LEDの点灯のタイミングはCCDのフラッシング終了時、すなわち露光開始のタイミングと同期している。フラッシングは、それまでにCCDに蓄積している電荷を廃棄するための動作である。フラッシングは使用しているCCDの特性に合わせて複数回実施される。CCDの前面に機械式シャッタを使用している場合は、シャッタが開き始めてから完全に開くまでにかかる時間分だけ、LEDの点灯開始のタイミングを遅らせても良い。
露光時間は、予め暗電流像を取得した時の露光時間条件の中から自動的に選択される。このとき、露光時間は分析者によって設定された励起時間より長く、かつ励起時間に最も近い設定が選択される。
測定終了後、取得された蛍光像は、そのとき選択された露光時間と同一の露光時間で取得されている暗電流像で引き算処理が施される。例えば、(t1)秒、(t2)秒、(t3)秒の3種類の露光時間で予め暗電流像が取得されている場合、分析者が蛍光測定時に設定した励起時間Tがt1<T<t2であれば、そのときの露光時間にはt2が自動選択される。このとき、励起時間Tと露光時間t2の差である(t2−T)秒が励起光の存在しない非励起時間となり、基本的に蛍光も発生しない。ナノ秒オーダーでは、励起光の消灯直後も蛍光が残存するが、本実施例のようなSNP解析を目的とする蛍光測定においては、ミリ秒から秒オーダーの励起時間で測定を行うため、十分無視できるレベルである。したがって、非励起時間に蓄積される電荷は暗電流成分のみであると見なすことができ、その後の暗電流引算処理で除去される。励起時間Tで得られた引算処理後の信号強度が分析者の期待する値と異なるときは、励起時間Tを調節して再測定すれば良い。LEDの放射強度がほぼ一定に保たれているため、得られる信号強度は励起時間に比例する。そのため、分析者は次に設定すべき励起時間を容易に決定することが可能である。
予め取得し、保存しておく暗電流像は、装置製造者によって提供されても良いし、ユーザーが自分自身で用意しても良い。本実施例では、暗電流取得のための露光時間設定手段も有しているため、分析者は所望の露光時間で暗電流像を取得することが可能である。これにより、選択可能な露光時間条件の構成を見直し、蛍光測定時に入力可能な励起時間域を変更することが可能である。例えば、分析者が通常使用する励起時間域に変更が生じても、予め暗電流像が取得されている露光時間条件の構成の中に、条件を満足する露光時間条件が含まれていなければ、つまり、設定したい励起時間よりも長い露光時間で取得、保存された暗電流像がなければ、その励起時間を設定することが出来ない。このように、これまでの露光時間条件の構成に不足が生じた場合は、所望の露光時間条件で暗電流像を追加取得すれば良い。
本実施例では、蛍光測定時の励起時間を自由に設定することが可能であると同時に、蛍光測定時に必要となる暗電流測定を省略することによって測定時間の短縮化を図り、高効率な蛍光測定を実現することが可能となる。
DNAチップを用いるSNP解析装置の分解斜視図。 SNP解析装置の概略図。 光学系ユニット概略図。 光学系外観図。 蛍光測定処理フロー図。 蛍光測定タイミングチャート。 SNP解析装置の制御装置を示す概略図。
符号の説明
101…SNP解析装置、102…トップカバー、103…カバー、104…装置本体、105…フロントパネル、106…サンプルハンドリングステーション、107…インターフェースユニット、108…光学系ユニット、109…電源ユニット、110…外部機器接続部、111…サンプルトレイ、112…ロボットアーム、113…水ポンプ、114…ヒスチジンポンプ、115…カートリッジポンプ、201…水ボトル、202…ヒスチジンポンプ、203…廃液ボトル、204…ロボットアーム、205…プローブチップ、206…水ポンプ、207…ヒスチジンポンプ、208…カートリッジポンプ、209…洗浄ポート、210…注入ポート、211…ニードル、212…カートリッジ冷却ペルチェ、213…ポゴピン、214…CCD、215…EMフィルター、216…EXフィルター、217…LED、218…カートリッジ、301…LED、302…EXフィルター、303…EMフィルター、304…レンズユニット、305…CCD、306…移動ステージ、307…オートフォーカス駆動部、308…DNAチップ、309…検出系設置台、401…LED、402…CCD、403…DNAチップ、404…検出用フィルター、405…レンズユニット。

Claims (12)

  1. 発光像信号を電荷結合素子により検出する発光測定方法であって、予め複数パターンの露光時間で暗電流像を取得、保持し、発光測定時の測定条件として励起光源の点灯時間又は励起時間を設定し、設定された励起時間に基づいて、発光測定時の露光時間として、前記暗電流像を取得した複数の露光時間の中から最適な露光時間を選択することを特徴とする発光測定方法。
  2. 前記発光は蛍光であることを特徴とする請求項1記載の発光測定方法。
  3. 更に、発光測定によって取得された発光像の信号強度から、略同一の露光時間で取得、保持されている暗電流像の信号強度を電荷結合素子のピクセル毎に引き算することを特徴とする請求項1に記載の発光測定方法。
  4. 電荷結合素子を検出器として用いる発光測定装置において、予め複数パターンの露光時間で暗電流像を取得、保持する手段と、発光測定時の測定条件として励起光源の点灯時間、又は励起時間を設定する手段と、設定された励起時間に基づいて、発光測定時の露光時間として、前記暗電流像を取得した複数の露光時間の中から最適な露光時間を選択する手段を有することを特徴とする発光測定装置。
  5. 前記発光は蛍光であることを特徴とする請求項4記載の発光測定装置。
  6. 発光測定によって取得された発光像の信号強度から、略同一の露光時間で取得、保持されている暗電流像の信号強度を電荷結合素子のピクセル毎に引き算する手段を有することを特徴とする請求項4に記載の発光測定装置。
  7. 請求項4記載の発光測定装置を備えた一塩基多型解析装置。
  8. 請求項5記載の発光測定装置を備えた一塩基多型解析装置。
  9. 請求項6記載の発光測定装置を備えた一塩基多型解析装置。
  10. 制御装置のコンピュータに対し、発光像信号を電荷結合素子により検出し、予め複数パターンの露光時間で暗電流像を取得、保持し、発光測定時の測定条件として励起光源の点灯時間又は励起時間を任意に設定し、設定された励起時間に基づいて、発光測定時の露光時間として、前記暗電流像を取得した複数の露光時間の中から最適な露光時間が選択する発光測定方法を実行するように機能させるためのプログラム。
  11. 前記発光は蛍光であることを特徴とする請求項10記載の発光測定方法を実行するように機能させるためのプログラム。
  12. 発光測定によって取得された発光像の信号強度から、略同一の露光時間で取得、保持されている暗電流像の信号強度を電荷結合素子のピクセル毎に引き算する機能を有することを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
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