JP2006349117A - 車両用差動歯車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディファレンシャルケース2の外周に嵌装した脱落防止用リング18によってピニオンギヤ4Aの抜け止めを行う。
【解決手段】ディファレンシャルケース2内に回転自在に保持された複数のピニオンギヤと、これらピニオンギヤに噛み合うとともに、左右の車軸にそれぞれ連結された左右一対のサイドギヤ6L、6Rとを備え、前記各ピニオンギヤの周囲に嵌装したリング18Aによってピニオンギヤの脱落防止を行う。このリングの内周面には、サイドギヤの回転軸とピニオンギヤの回転軸との交点を中心とする球面状の凹部18aが形成され、ピニオンギヤの外周面の端部には、前記リングの凹部と同様の曲率を有する球面状の凸部4Acが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明はディファレンシャルケースに回転自在に保持された複数のピニオンギヤと、これらピニオンギヤと噛み合うとともに、左右車軸に連結された一対のサイドギヤとを備えた車両用差動歯車装置に係り、特に、ディファレンシャルケースの外周に嵌合したリングによってピニオンギヤの脱落を防止するようにした車両用差動歯車装置に関するものである。
従来の差動歯車装置として、例えば、特許文献1に開示された構成のものが知られている。この従来の差動歯車装置について図7により簡単に説明する。なお、図7に示す従来の構成については、本明細書中では符号をカッコに入れて示す。ディファレンシャルケース(12)に、互いに直交するピニオンギヤ挿通孔(14)と車軸挿通孔(16)が穿設されている。このディファレンシャルケース(12)内には、左右のサイドギヤ(20L、20R)が、軸方向移動可能に配置され、前記車軸挿通孔(16)に挿通された左右の車軸(22L、22R)にそれぞれスプライン結合されている。左右のサイドギヤ(20L、20R)の背面(20a、20a)とディファレンシャルケース(12)の内面との間にはサイドギヤ(20L、20R)より小径の摺動部材(24)が配置されている。
また、ディファレンシャルケース(12)の内部には、直径がピニオンギヤ挿通孔(14)とほぼ同径に設定されて、ピニオンギヤ挿通孔(14)内で回転自在に支持されたピニオンギヤ(26)が、左右のサイドギヤ(20L、20R)と噛み合うようにして配設されている。このピニオンギヤ(26)は、ピニオンギヤ保持板(28)を外径側からかぶせるとともに、ディファレンシャルケース(12)の溝(12a)に嵌入されたスナップリング(30)によって抜け止めすることによりディファレンシャルケース(12)からの脱落が防止されている。
実用新案登録第2520728号公報(第3−4頁、図1)
前記特許文献1に記載された発明の構成では、ピニオンギヤ(26)の外周側端部が平面状であるので、ディファレンシャルケース(12)にトルクが伝達された際にピニオンギヤ(26)の位置がずれるおそれがあり、この場合にはサイドギヤ(20L、20R)と噛み合いが適切に行われない。また、複数のピニオンギヤ(26)に対してそれぞれピニオンギヤ保持板(28)を外径側からかぶせ、スナップリング(30)によって抜け止めしなければならないため、組み付けが煩雑であるという問題もある。
請求項1に記載した発明は、ディファレンシャルケースに形成されたピニオンギヤ挿入孔内に回転自在に保持された複数のピニオンギヤと、これらピニオンギヤに直角に噛み合うとともに、同軸上に配置された二つの車軸にそれぞれ連結された一対のサイドギヤとを備えた車両用差動歯車装置において、前記ディファレンシャルケースと同軸で且つ前記各ピニオンギヤの外周囲に嵌装されたリングを備え、前記リングの内周面には、前記サイドギヤの回転軸と前記ピニオンギヤの回転軸との交点を中心とする球面状の凹部が形成され、前記ピニオンギヤの外周側の端部には、前記リングの内周面の凹部と同様の曲率を有する球面状の凸部が形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の車両用差動歯車装置において、前記リングには、前記ピニオンギヤ挿入孔に対応する部位に軸方向の切り欠きが設けられ、前記ピニオンギヤ挿入孔に前記ピニオンギヤを挿入後、前記切り欠きを前記ピニオンギヤの位置に合致させて軸方向にスライドさせることにより、前記リングを前記ピニオンギヤの外周囲に嵌装してなることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載した発明は、請求項2に記載の車両用差動歯車装置において、前記リングを前記ピニオンギヤの外周囲に嵌装した後、さらに前記リングを前記ディファレンシャルケースの周方向に相対回転させ、前記リングと前記ディファレンシャルケースとの回り止めを施してなることを特徴とするものである。
さらに、請求項4に記載した発明は、請求項1に記載の車両用差動歯車装置において、前記リングには、前記ピニオンギヤ挿入孔に対応する部位に径方向の孔が設けられ、前記リングを、前記径方向の孔と前記ピニオンギヤ挿入孔とが一致するように前記ディファレンシャルケースに嵌め合わせた状態で、前記ピニオンギヤを前記ピニオンギヤ挿入孔に挿入し、さらに前記リングを前記ディファレンシャルケースの周方向に相対回転させ、前記リングと前記ディファレンシャルケースとの回り止めを施してなることを特徴とするものである。
ピニオンギヤとサイドギヤとの間でトルクが伝達されると、ピニオンギヤとサイドギヤとの噛み合いによってピニオンギヤを軸方向外側へ付勢する力が発生する。また、ディファレンシャルケースが回転するとピニオンギヤに遠心力が作用する。本発明に係る車両用差動歯車装置では、ピニオンギヤの外周側の端部が球面状なので、ピニオンギヤがリングに押し付けられることにより、ピニオンギヤを本来の位置に戻す方向の力が発生する。このため、ピニオンギヤの変位によりサイドギヤとの噛み合いが悪化することを抑制できる。また、ピニオンギヤの抜け止めは各ピニオンギヤの外周囲に嵌装されるリングによって行われるため、組み付けが容易となる。またさらに、リング内周面の凹部は球面状であるので、加工が容易である。
ディファレンシャルケースに形成されたピニオンギヤ挿入孔内に回転自在に保持された複数のピニオンギヤと、これらピニオンギヤに直角に噛み合うとともに、同軸上に配置された二つの車軸にそれぞれ連結された一対のサイドギヤとを備えた車両用差動歯車装置において、ディファレンシャルケースと同軸で且つ各ピニオンギヤの外周囲に嵌装されたリングを備え、リングの内周面にはサイドギヤの回転軸と前記ピニオンギヤの回転軸との交点を中心とする球面状の凹部が形成され、ピニオンギヤの外周側の端部にはリングの内周面の凹部と同様の曲率を有する球面状の凸部を形成するという構成にしたことによって、トルク伝達時におけるピニオンギヤの位置ずれを抑制するとともに、組み付け性を向上させるという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る車両用差動歯車装置(全体として符号1で示す)の回転軸線に沿う縦断面図である。この実施例に係る車両用差動歯車装置1は、ディファレンシャルケース2が3ピースの構成になっており、図1の左側に位置する円板状の第1ケース2Aと、右側に位置する円筒状の第2ケース2Bと、中間に配置されたほぼ円筒状の第3ケース2Cとを突き合わせて、ボルト等によって固定されている。
この車両用差動歯車装置1は、ディファレンシャルケース2に回転自在に保持された2個のピニオンギヤ4A(一方は図示を省略)と、ディファレンシャルケース2の内部に収容されて、前記両ピニオンギヤ4Aに同時に噛み合うとともに、内面に形成されたスプライン6La、6Raによって左右両車軸(図示せず)に連結された左右一対のサイドギヤ6L、6Rとを備えている。
ディファレンシャルケース2には、その軸心部を貫通し、左右両側の車軸が挿通される車軸挿通孔10L、10Rと、この車軸挿通孔10L、10Rに直交して、前記内部空間8内に臨むピニオンギヤ挿入孔12A、12Bが形成されている。ディファレンシャルケース2には、この差動歯車装置1の回転軸線O1と直交する平面内に位置するフランジ部2aが形成されており、このフランジ部2aに取り付けられるリングギヤ(図示せず)を介してドライブピニオンからのトルクが入力される。
ピニオンギヤ4Aは、サイドギヤ6L、6Rに噛み合う歯車噛み合い部4Aaが、ピニオンギヤ挿入孔12Aの開口部からディファレンシャルケース2の内部空間に挿入されている。また、説明の都合上図示は省略しているが、ピニオンギヤ挿入孔12Aに対向するディファレンシャルケース2の反対側にはピニオンギヤ挿入孔12Bが設けられており、ピニオンギヤ挿入孔12Bにはピニオンギヤ4Bが回転自在に保持されている。これらピニオンギヤ4A、4Bの外部側の被保持部4Abは、前記ピニオンギヤ挿入孔12A、12Bの内周面(ピニオンギヤ保持面)に回転自在に保持されている。ピニオンギヤ挿入孔12A、12Bの内面は、図1の下部側に示すように、ディファレンシャルケース2の内部側に向けて延出されており(延出された部分を符号12Bbで示し、他方は図示を省略)、このピニオンギヤ保持面(ピニオンギヤ挿入孔12A、12Bの内周面12Aa、12Baと、延出部12Bb)によって、ピニオンギヤ4A、4Bの被保持部4Ab、4Bbと、前記噛み合い部4Aa、4Baの一部とがオーバーラップして、ピニオンギヤ4A、4Bの軸方向に長い範囲で支持されるようになっている。これにより、トルク伝達時におけるピニオンギヤ4A、4Bの傾きが防止されている。なお、ピニオンギヤ4A、4Bはこらの軸心に嵌挿される所謂ピニオンピンを有していない。
ディファレンシャルケース2の内部空間内に収容されて、前記ピニオンギヤ4A、4Bに噛み合うサイドギヤ6L、6Rは、ピニオンギヤ4A、4Bと比較して大型のベベルギヤであり、例えば、ピニオンギア4A、4Bの歯数の2.5倍以上の歯数を有している。従って、これらサイドギヤ6L、6Rを、従来の構成のようにピニオンギヤ挿入孔12A、12Bから挿入することができないため、ディファレンシャルケース2のピニオンギヤ挿入孔12A、12Bと直交する位置に、サイドギヤ挿入孔(図示せず)を形成して、この挿入孔からサイドギヤ6L、6Rを挿入するようになっている。
前記両サイドギヤ6L、6Rの背面側の平坦な面とディファレンシャルケース2の内面との間には、それぞれスラストワッシャ16L、16Rが介装されている。また、ピニオンギヤ挿入孔12A、12B内に挿入されたピニオンギヤ4A、4Bは、これらピニオンギヤ4A、4Bの外周囲に嵌装されたリング18Aによって脱落が防止されるようになっている。このリング18Aの内面のピニオンギヤ摺動面18aは、サイドギヤ6L、6Rの回転軸とピニオンギヤ4A、4Bの回転軸との交点を中心とする球面状の凹部になっており、この球面で、ピニオンギヤ4A、4Bの球面状の外面4Acに摺接する。この球面状の外面4Acの曲率は、ピニオンギヤ摺動面18aの曲率とほぼ同一である。
図2は、ピニオンギヤの脱落防止用のリング18A、及びこのリング18Aにピニオンギヤ4A、4Bが接した状態を示す説明図であり、ピニオンギヤ4A、4Bの歯面等の詳細部分は省略されている。図2に示すように、リング18Aは欠け部のない環状であり、ピニオンギヤ摺動面18aには周方向に2つの油溝18a1が設けられている。このリング18Aはディファレンシャルケース2の車軸方向の一方(図1の右側)から軸方向にスライドしてピニオンギヤ4A、4Bの外周囲に嵌装されるが、リング18Aのピニオンギヤ摺動面18aの両端部における内径は、ピニオンギヤ4A、4Bの外側端部間の距離よりも小さいので、このままではリング18Aをピニオンギヤ4A、4Bの外周囲に嵌装することができない。そこで、リング18Aを加熱して熱膨張させ、ピニオンギヤ4A、4Bの外周囲にまでスライドした後に冷却することで、この嵌装を行うことができる。
この実施例に係る車両用差動歯車装置1は、両側から組付けができるようにディファレンシャルケース2が3ピースの構造になっており、その組み付け手順は以下のとおりである。即ち、中央の第3ケース2C内に両側からサイドギヤ6L、6Rおよびスラストワッシャ16L、16Rを組み付けた後、第1ケース2Aおよび第2ケース2Bを中央の第3ケース2Cに固定する。次に、ピニオンギヤ挿入孔12A、12Bからピニオンギヤ4A、4Bを挿入した後、ディファレンシャルケース2の車軸方向の一方から加熱したリング18Aをスライドさせ、ピニオンギヤ4A、4B上で冷却する。この実施例では、ディファレンシャルケース2の中央に位置する第3ケース2Cの、ピニオンギヤ挿入孔12A、12Bの近くに段部2Caが形成されており、ディファレンシャルケース2に嵌合させたリング18Aの位置決めを行う。
以上の構成に係る車両用差動歯車装置1の作動について説明する。ディファレンシャルケース2は、図示しないドライブピニオンおよびリングギヤを介してエンジンからのトルクが入力されて、前記回転軸線O1を中心にいずれかの方向に回転される。また、左右両サイドギヤ6L、6Rには、左右の車軸(図示せず)がそれぞれスプライン結合されてトルクが伝達される。
左右両車輪に加わる抵抗が等しいときには、前記入力トルクがディファレンシャルケース2に伝達され、ディファレンシャルケース2に保持された2個のピニオンギヤ4A、4Bおよびこれらピニオンギヤ4A、4Bに噛み合う左右のサイドギヤ6L、6Rが一体となって回転し、両車軸に等分にトルクが伝達され左右両側の車輪を回転させる。
また、車両が旋回するとき、例えば左に曲がる場合には左側の車輪に大きな抵抗が加わり、あるいは、道路条件が悪いために片側の車輪がスリップする場合、例えば右側の車輪がぬかるみ等にはまった場合には、右側の車輪により小さな抵抗が発生する。このような状態では、左側の車軸およびサイドギヤ6Lがディファレンシャルケース2の回転よりも遅い速度で回転し、ピニオンギヤ4A、4Bは、ディファレンシャルケース2のピニオンギヤ挿入孔12A、12B内に挿入されて回転自在に保持されているので、ピニオンギヤ保持面(ピニオンギヤ挿入孔12A、12Bの内周面および延出部)に保持されて自転するため、右側のサイドギヤ6Rおよび車軸がディファレンシャルケース2の回転よりも速い速度で回転する。
このようにピニオンギヤ4A、4Bは、リングギヤ(図示せず)から入力される力により回転して、ピニオンギヤ保持面に押圧され、摩擦抵抗を発生させる。この摩擦力により左右のサイドギヤ6L、6Rの差動回転が制限され、これら左右のサイドギヤ6L、6Rにスプライン結合された左右車軸の差動回転が制限される。また、ピニオンギヤ4A、4Bと左右両サイドギヤ6L、6Rの回転により、ピニオンギヤ4A、4Bとサイドギヤ6L、6Rとの噛み合い面でスラスト力が発生し、図2の左側のサイドギヤ6Lを左方向へ、右側のサイドギヤ6Rを右方向へ押圧する。各サイドギヤ6L、6Rの移動によって、スラストワッシャ16L、16Rをディファレンシャルケース2の内面に圧接させることにより、摩擦抵抗を発生させる。この摩擦力により左右のサイドギヤ6L、6Rの差動回転が制限され、これら左右のサイドギヤ6L、6Rにスプライン結合された左右車軸の差動回転が制限される。また、ピニオンギヤ4A、4Bとサイドギヤ6L、6Rとの噛み合い面で発生するスラスト力は、ピニオンギヤ4A、4Bをディファレンシャルケース2の外側へ付勢するように作用し、さらに、ディファレンシャルケース2が回転するとピニオンギヤ4A、4Bに遠心力が発生する。これらの力により、ピニオンギヤの球面状の外面4Acとピニオンギヤ摺動面18aとの間で発生する摩擦抵抗によっても左右車軸の差動回転が制限される。
前記のようにこの実施例に係る車両用差動歯車装置では、ピニオンギヤ4A、4Bの外周側の端部4Acが球面状なので、サイドギヤ6L、6Rとの噛み合いによってピニオンギヤ4A、4Bの軸方向に発生する力、及び、ディファレンシャルケース2の回転によりピニオンギヤ4A、4Bに作用する遠心力によって、球面状の外面4Acがリング18Aのピニオンギヤ摺動面18aに押し付けられることにより、ピニオンギヤを本来の位置に戻す方向の力が発生する。このため、ピニオンギヤ4A、4Bの変位によりサイドギヤ6L、6Rとの噛み合いが悪化することを抑制できる。また、ピニオンギヤ4A、4Bの抜け止めは各ピニオンギヤの外周囲に嵌装される環状のリング18Aによって行われるため、組み付けが容易となる。またさらに、リング内周面の凹部は球面状であるので、加工が容易である。しかも、球面状の外面4Acの曲率は、ピニオンギヤ摺動面18aの曲率とほぼ同一であるので、これら面同士の摺動面積を大きくすることができ、磨耗を低減できるので、差動制限力の経時変化を低減させることができる。
前記実施例では、リング18Aを欠けのない環状とし、熱膨張させることによりピニオンギヤ4A、4Bの外周囲に嵌装したが、より組み付けを容易にするためにリング18Aに切り欠きを設けても良い。この実施例を、図3及び図4を参照して詳しく説明する。なお、前記実施例1と同一の構成要素については同符号を記して説明を省略する。図4に示すように、ディファレンシャルケース2内に挿入されたピニオンギヤ4A、4Bが、円周方向に配置されている位置にそれぞれ対応させてリング18Bに切り欠き18Bbが形成されている。この実施例のように2ピニオンタイプの場合には、切り欠き18Bbは、180度離れた対称位置に2個所形成されている。この切り欠き18Bbは、ピニオンギヤ脱落防止用のリング18Bをディファレンシャルケース2の外周に嵌合する際に、先に嵌合する側の端面18Bc(図3および図4の左側の端面)からピニオンギヤ摺動面18a方向に向かってリング18Bの軸方向に切り欠いている。この図4に示す実施例では、切り欠き18Bbの内部側は円弧状になっており、その先端部(最も奥側)がピニオンギヤ摺動面18a(図4中に破線で示す部分は全周に渡る摺動面18aのうち、実際にピニオンギヤ4Aの外面4Acが当たる摺動部を示す)のほぼ中心部まで達している。なお、必ずしもこの位置まで切り欠く必要はなく、ピニオンギヤ4Aをディファレンシャルケース2内に挿入した後、リング18Bを嵌合することが可能な位置まで切り欠けばよい。また、リング18Bを嵌合することが可能であれば、切り欠き18Bbはできるだけ小さい方が、ピニオンギヤ摺動面18aを確保するためには好ましい。リング18Bをピニオンギヤ4A、4Bの外周囲に嵌装した後は、適当な方法によりリング18Bを抜け止めする。
前記のようにこの実施例に係る車両用差動歯車装置では、ピニオンギヤ4A、4Bの脱落を防止するリング18Bに、各ピニオンギヤ4A、4Bの位置に対応させて切り欠き18Bbを形成したので、サイドギヤ6L、6Rをディファレンシャルケース2内に挿入し、さらにピニオンギヤ4A、4Bをこのサイドギヤ6L、6Rに噛み合わせて位置を固定した後、前記リング18Bをディファレンシャルケース2に嵌合することができるので、組み付け性が向上する。また、この実施例では、リング18Bの切り欠き18Bbの位置を各ピニオンギヤ4Aの位置に合わせて、ディファレンシャルケース2の外周側に嵌合し、その位置でリング18Bを固定したので、切り欠き18Bbの位置をピニオンギヤの外面4Acの位置に一致させておくことができ、ピニオンギヤ4Aの外面4Acおよびリング18の摺動部18aでの放熱性が向上し、耐焼き付き性が向上する。
前記実施例2では、ピニオンギヤ4A、4Bの脱落防止用のリング18Bに形成された切り欠き18Bbの位置を、ディファレンシャルケース2内に保持されたピニオンギヤ4A、4Bの位置に一致させて嵌合し、ディファレンシャルケース2に固定するようにしたが、図5(a)、(b)に示すように、脱落防止用のリング18Bをディファレンシャルケース2に嵌合した(矢印B参照)後、回転させて(矢印C参照)ピニオンギヤ4A、4Bの位置(ピニオンギヤ4Aの外面4Acの位置)と切り欠き18Bbの位置とをずらすようにしても良い。なお、リング18Bをディファレンシャルケース2に嵌合させて回転させた後、このリング18Bの抜け止めを行うことが必要である。また、リング18Bをセットした位置から回転方向にずれないように回転止めを行うことも必要である。このようにすることにより、実施例2の場合よりも、ピニオンギヤ4A、4Bの球面状の外面4Acとピニオンギヤ摺動面18aとの摺動面積を大きくすることができ、磨耗を低減でくるので、差動制限力の経時変化を低減させることができる。
図6は第4の実施例に係る車両用差動歯車装置1の、ピニオンギヤ脱落防止用リング18Cを示す図である。前記実施例3では、リング18の、ディファレンシャルケース2に嵌合する際に前方となる側に切り欠き18Bbを形成したが、この実施例では、ディファレンシャルケース2の円周上に配置されたピニオンギヤ4A、4Bの位置に対応させて、ピニオンギヤ4A、4Bを挿通可能な円形孔18dを形成している。
この実施例では、リング18Cをディファレンシャルケース2に嵌合させたあとで、ピニオンギヤ4A、4Bを挿入する。つまり、リング18Cに形成されている各円形孔18dを、ディファレンシャルケース2に形成されているピニオンギヤ挿入孔12A、12Bの位置に合わせて嵌合する(矢印D参照)。続いて、各ピニオンギヤ4A、4Bを前記リング18Cの円形孔18dから挿入した後、このリング18Cを回転させる(矢印E参照)。前記切り欠き18Bbの場合には、リング18Bを嵌合した後そのままの位置でも使用可能であるが、リング18Cに孔18dを形成した場合には、そのままではピニオンギヤ4A、4Bが抜け出して脱落してしまうので、必ず回転させて円形孔18dをピニオンギヤ4A、4Bの位置からずらしておく。そして、後にリング18Cが回転してピニオンギヤ4A、4Bの位置に戻ってしまわないように、リング18Cの抜け止めと回転止めを行う。この実施例では、リング18Cの端面に形成したタブ18eを折り曲げて抜け止めと回転止めを行う。なお、ディファレンシャルケース2側には対応する溝を形成することはいうまでもない。脱落防止用のリング18Cの抜け止め手段としては、その他、リング18Cの、ディファレンシャルケース2に形成された段部2Caと逆の端面側に、ピンまたはねじを挿入固定しても良く、また、前記段部2Caと逆の端面側にスナップリングを嵌着し、あるいは、前記段部2Caと逆の端面をかしめて固定する等の手段を用いることができる。
車両用差動歯車装置の回転軸線に沿う縦断面図である。(実施例1) リング18Aとピニオンギヤ4A、4Bとの摺接状態を示す説明図である。 車両用差動歯車装置の回転軸線に沿う縦断面図である。(実施例2) 前記車両用差動歯車装置のピニオンギヤ脱落防止用リングの正面図である。 図(a)および図(b)は、ピニオンギヤ脱落防止用リングの組み付け工程を説明する図である。(実施例3) 図(a)〜図(c)は、他の構成のピニオンギヤ脱落防止用リングの組み付け工程を説明する図である。(実施例4) 従来の車両用差動歯車装置の縦断面図である。
符号の説明
2 ディファレンシャルケース
4A ピニオンギヤ
4Ac 球面状凸部
6L サイドギヤ
6R サイドギヤ
18B 脱落防止リング
18a 球面状凹部

Claims (4)

  1. ディファレンシャルケースに形成されたピニオンギヤ挿入孔内に回転自在に保持された複数のピニオンギヤと、これらピニオンギヤに直角に噛み合うとともに、同軸上に配置された二つの車軸にそれぞれ連結された一対のサイドギヤとを備えた車両用差動歯車装置において、
    前記ディファレンシャルケースと同軸で且つ前記各ピニオンギヤの外周囲に嵌装されたリングを備え、
    前記リングの内周面には、前記サイドギヤの回転軸と前記ピニオンギヤの回転軸との交点を中心とする球面状の凹部が形成され、
    前記ピニオンギヤの外周側の端部には、前記リングの内周面の凹部と同様の曲率を有する球面状の凸部が形成されていることを特徴とする車両用差動歯車装置。
  2. 前記リングには、前記ピニオンギヤ挿入孔に対応する部位に軸方向の切り欠きが設けられ、前記ピニオンギヤ挿入孔に前記ピニオンギヤを挿入後、前記切り欠きを前記ピニオンギヤの位置に合致させて軸方向にスライドさせることにより、前記リングを前記ピニオンギヤの外周囲に嵌装してなることを特徴とする請求項1に記載の車両用差動歯車装置。
  3. 前記リングを前記ピニオンギヤの外周囲に嵌装した後、さらに前記リングを前記ディファレンシャルケースの周方向に相対回転させ、前記リングと前記ディファレンシャルケースとの回り止めを施してなることを特徴とする請求項2に記載の車両用差動歯車装置。
  4. 前記リングには、前記ピニオンギヤ挿入孔に対応する部位に径方向の孔が設けられ、前記リングを、前記径方向の孔と前記ピニオンギヤ挿入孔とが一致するように前記ディファレンシャルケースに嵌め合わせた状態で、前記ピニオンギヤを前記ピニオンギヤ挿入孔に挿入し、さらに前記リングを前記ディファレンシャルケースの周方向に相対回転させ、前記リングと前記ディファレンシャルケースとの回り止めを施してなることを特徴とする請求項1に記載の車両用差動歯車装置。
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