JP2006349025A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フューエルカットにより触媒に酸素を供給するシステムにおいて、触媒への酸素供給を確実に行うことで、触媒臭の発生を抑止する。
【解決手段】 内燃機関10の排気通路14に配置される排気浄化触媒44と、排気浄化触媒44が還元状態であるか否かを判定する触媒還元状態判定手段と、車両減速時に内燃機関10への燃料供給を停止して、燃料カット運転を行う燃料カット運転手段と、触媒還元状態判定手段により排気浄化触媒44が還元状態であると判定された場合は、通常よりも燃料カット運転の時間を長くする制御手段と、を備える。
【選択図】 図3

Description

この発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に、減速時など所定の運転条件でフューエルカットを行う装置に適用して好適である。
従来、例えば特開平8−14378号公報には、内燃機関に吸入される混合気の空燃比をリーン化する制御を行っている間は、変速ギヤの変速パターンを変更することで、良好な運転性を確保する技術が開示されている。
特開平8−14378号公報 特開平7−42825号公報 特開平9−315186号公報 特開平3−117772号公報 実開昭63−60047号公報
しかしながら、特開平8−14378号公報には変速ギヤの変速パターンを可変することが開示されているが、同公報に記載された技術は内燃機関への燃料供給をカットする燃料カット(フューエルカット)運転を想定したものではない。
すなわち、近時においては、内燃機関の排気ガスに含まれる窒素酸化物(NO)を浄化するべくNO触媒が実用化されている。そして、例えば実開昭63−60047号公報に記載されているように、車両減速時にフューエルカットを行い、触媒へ酸素を供給することで触媒臭の発生を抑えることが行われている。
以下、触媒臭の発生について説明する。NO触媒は内燃機関がリーン空燃比にて運転中にあるときにはその排気ガス中のNOを吸蔵する一方、内燃機関の排気空燃比が理論空燃比以下のリッチ空燃比で運転されるときにはその吸蔵したNOを放出し還元する機能を有している。
ところが、燃料および機関の潤滑油内にはイオウ(S)が含まれているので、排気ガス中にもイオウが含まれる。そして、NO触媒は排ガス中のイオウ成分(SO)を吸蔵して被毒(S被毒)される性質を有する。
S被毒されたNO触媒を還元雰囲気下におくと、吸蔵されたイオウ成分がNO触媒から離脱する。このとき、イオウ成分が排ガス中の炭化水素(HC)と反応し、イオウ化合物(硫化水素:HS)が生成される。このような硫化水素は強い臭気を発生させる性質があり、大気中に放出されると車両の周囲で異臭を放つことになる。
このような触媒臭を抑えるためには、触媒を十分に酸化しておき、触媒中の酸素と排気ガス中の炭化水素を反応させることで、イオウ成分と炭化水素の反応を抑えることが好適である。
しかしながら、減速時のフューエルカットにより触媒酸化を行うことを想定した場合、減速時の機関回転数の低下によりフューエルカット時間を十分に確保することができなくなるという問題が生じる。より詳細には、フューエルカット中は燃焼が行われないため、機関停止を回避するためには、機関回転数が所定値以上の場合のみフューエルカットを行うことができる。このため、減速開始後、機関回転数が短時間で上記所定値よりも低下した場合は、フューエルカット時間が非常に短くなり、触媒に充分な酸素を供給することができなくなる。従って、触媒の酸化が不十分となり、触媒排気臭の抑制効果が低下するという問題が生じる。
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであり、フューエルカットにより触媒に酸素を供給するシステムにおいて、触媒への酸素供給を確実に行うことで、触媒臭の発生を抑止することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の排気通路に配置される排気浄化触媒と、前記排気浄化触媒が還元状態であるか否かを判定する触媒還元状態判定手段と、車両減速時に内燃機関への燃料供給を停止して、燃料カット運転を行う燃料カット運転手段と、前記触媒還元状態判定手段により前記排気浄化触媒が還元状態であると判定された場合は、通常よりも前記燃料カット運転の時間を長くする制御手段と、を備えたことを特徴とする。
第2の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の排気通路に配置される排気浄化触媒と、前記排気浄化触媒が還元状態であるか否かを判定する触媒還元状態判定手段と、車両減速時に内燃機関への燃料供給を停止して、燃料カット運転を行う燃料カット運転手段と、車速を含む所定のパラメータとシフトギヤ位置との関係を規定した変速線を制御し、前記触媒還元状態判定手段により前記排気浄化触媒が還元状態であると判定された場合は、前記変速線を高車速側へ切り換える変速線制御手段と、を備えたことを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、前記変速線制御手段は、前記排気浄化触媒が還元状態でないと判定された場合は、高車速側に切り換えられた前記変速線を低車速側に切り換えることを特徴とする。
第4の発明は、第2又は第3の発明において、前記変速線制御手段は、前記変速線を切り換えた場合にシフトギヤが切り換わることが想定される所定の運転条件では、前記変速線の切り換えを禁止することを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明において、前記変速線制御手段は、前記車速を含む所定のパラメータ、前記シフトギヤ位置及び前記変速線の関係を規定したマップ上で前記変速線を制御し、前記所定の運転条件は、前記マップ上において、高車速側に切り換えられた変速線と切り換え前の変速線との間の領域での運転条件であることを特徴とする。
第6の発明は、第1〜第5の発明のいずれかにおいて、前記排気浄化触媒に2次空気を供給する2次空気供給手段を備え、前記2次空気供給手段は、前記燃料カット運転の時間が短いと判断される場合は、前記排気浄化触媒へ2次空気を供給することを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明において、前記燃料カット運転の時間を取得する燃料カット運転時間取得手段を備え、前記2次空気供給手段は、前記燃料カット運転の時間が所定値以下の場合は、前記排気浄化触媒へ前記2次空気を供給することを特徴とする。
第8の発明は、第7の発明において、前記2次空気供給手段は、前記燃料カット運転の時間に応じて前記2次空気の供給時間を決定することを特徴とする。
第9の発明は、第8の発明において、前記2次空気供給手段は、前記燃料カット運転の時間が短いほど、前記2次空気の供給時間を長くすることを特徴とする。
第10の発明は、第6〜第9の発明のいずれかにおいて、内燃機関の駆動力を車両駆動系へ伝達する変速機のロックアップが作動しているか否かを判定するロックアップ作動判定手段を備え、前記2次空気供給手段は、前記ロックアップが作動していない状態で減速を開始した場合は、前記燃料カット運転の時間が短いと判断し、実際の前記燃料カット運転の時間に関わらず、前記排気浄化触媒へ2次空気を供給することを特徴とする。
第1の発明によれば、排気浄化触媒が還元状態であると判定された場合は、通常よりも燃料カット運転の時間を長くするため、燃料カット運転により排気浄化触媒へ十分な量の空気を供給することができ、排気浄化触媒を確実に酸化することが可能となる。従って、触媒臭の発生を抑止することができる。
第2の発明によれば、排気浄化触媒が還元状態であると判定された場合は、変速線を高車速側へ切り換えるため、シフトギヤをローギヤ化して機関回転数を高めることができる。従って、燃料カット運転の時間を長くすることが可能となり、燃料カット運転により排気浄化触媒へ十分な量の空気を供給することができる。これにより、排気浄化触媒を確実に酸化することが可能となり、触媒臭の発生を抑止することができる。
第3の発明によれば、排気浄化触媒が還元状態でないと判定された場合は、高車速側に切り換えられた変速線を低車速側に切り換えるため、排気浄化触媒が十分に酸化されている場合は、通常運転に復帰することができる。
第4の発明によれば、変速線を切り換えた場合にシフトギヤが切り換わることが想定される所定の運転条件では、変速線の切り換えを禁止するため、運転者が想定していない状態でシフトギヤの切り換えが行なわれることを抑止できる。従って、不意にシフトギヤが切り換わることによるドライバビリティの悪化を抑止できる。
第5発明によれば、車速を含む所定のパラメータ、シフトギヤ位置及び変速線の関係を規定したマップ上で変速線を制御し、マップ上において、高車速側に切り換えられた変速線と切り換え前の変速線との間の領域での運転条件では、変速線の切り換えを禁止するため、変速線の切り換えに伴ってシフトギヤ位置が変化することを抑止できる。
第6の発明によれば、燃料カット運転の時間が短いと判断される場合は、排気浄化触媒へ2次空気を供給するため、燃料カット運転による排気浄化触媒への酸素供給量が少ない場合であっても、排気浄化触媒を確実に酸化することが可能となる。
第7の発明によれば、燃料カット運転の時間が所定値以下の場合は、排気浄化触媒へ2次空気を供給するため、排気浄化触媒を確実に酸化することが可能になる。
第8の発明によれば、燃料カット運転の時間に応じて2次空気の供給時間を決定するため、排気浄化触媒への酸素供給量を最適に制御することが可能となる。
第9の発明によれば、燃料カット運転の時間が短いほど、前記2次空気の供給時間を長くするため、燃料カット運転による酸素供給量の不足分を2次空気の供給で補うことができる。従って、排気浄化触媒への酸素供給量を最適に制御することが可能となる。
第10の発明によれば、変速機のロックアップが作動していない状態で減速を開始した場合は、燃料カット運転の時間が短いと判断し、実際の燃料カット運転の時間に関わらず、排気浄化触媒へ2次空気を供給するため、より早い段階から排気浄化触媒へ2次空気を供給することが可能となる。従って、排気浄化触媒への酸素供給量をより多くすることができ、車両停止までの間に触媒酸化状態をより早く作ることができるため、触媒臭の発生を確実に抑止することができる。
以下、図面に基づいてこの発明のいくつかの実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。なお、以下の実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる内燃機関の制御装置及びその周辺の構造を説明するための図である。内燃機関10には吸気通路12および排気通路14が連通している。吸気通路12は、上流側の端部にエアフィルタ16を備えている。エアフィルタ16には、吸気温THA(すなわち外気温)を検出する吸気温センサ18が組みつけられている。
エアフィルタ16の下流には、エアフロメータ20が配置されている。エアフロメータ20の下流には、スロットルバルブ22が設けられている。スロットルバルブ22の近傍には、スロットル開度TAを検出するスロットルセンサ24と、スロットルバルブ22が全閉となることでオンとなるアイドルスイッチ26とが配置されている。
スロットルバルブ22の下流には、サージタンク28が設けられている。また、サージタンク28の更に下流には、内燃機関10の吸気ポートに燃料を噴射するための燃料噴射弁30が配置されている。
内燃機関10の各気筒はピストン34を備えている。ピストン34には、その往復運動によって回転駆動されるクランク軸36が連結されている。車両駆動系と補機類(エアコンのコンプレッサ、オルタネータ、トルクコンバータ、パワーステアリングのポンプ等)は、このクランク軸36の回転トルクによって駆動される。すなわち、車両駆動系はトランスミッション(トルクコンバータ、図1において不図示)を介してクランク軸36と接続されている。クランク軸36はトルクコンバータへの入力軸となり、トルクコンバータの出力軸はディファレンシャルギヤを介して駆動輪へ接続される。
クランク軸36の近傍には、クランク軸36の回転角を検出するためのクランク角センサ38が取り付けられている。クランク角センサ38によれば、クランク軸36の回転数(トルクコンバータの入力軸の回転数)、すなわち、機関回転数を検出することができる。また、内燃機関10のシリンダブロックには、冷却水温を検出する水温センサ32が取り付けられている。
排気通路14には、上流側触媒(スタートキャタリスト)42と下流側触媒(NO吸蔵触媒)44とが直列に配置されている。上流側触媒42は比較的小容量の触媒とされ、内燃機関10に近い位置に配置されていることから、機関冷間始動時等に短時間で活性化温度まで昇温し、主として始動直後の排気浄化を行う。
下流側触媒44は、上流側触媒よりも容量の大きな触媒であり、暖機された後に排気浄化の中心的な役割を果たす触媒である。上流側触媒42、下流側触媒44は、流入する排気空燃比がリーンのときに排気中のNOを吸着、吸収またはその両方にて選択的に保持(吸蔵)し、流入する排気の空燃比が理論空燃比またはリッチ空燃比となったときに、吸蔵しているNOを排気中の還元成分(HC,CO)を用いて還元浄化するものである。換言すれば、上流側触媒42、下流側触媒44は、排気通路14を流れるガス中に含まれる酸素を保持(吸蔵)することにより酸化され、排気中に還元成分が含まれる場合は、酸素を放出することで還元状態とされるものである。
排気通路14には、上流側触媒42の上流に空燃比センサ(A/Fセンサ)46が配置されている。空燃比センサ46は排気ガス中の酸素濃度を検出するセンサであって、上流側触媒42に流入する排気ガス中の酸素濃度に基づいて内燃機関10で燃焼に付された混合気の空燃比を検出するものである。
また、上流側触媒42の下流には、Oセンサ48が配置されている。Oセンサ48は、排気ガス中の酸素濃度が所定値より大きいか小さいかを検出するためのセンサであって、センサ位置の排気空燃比がストイキよりも燃料リッチになると所定電圧(例えば0.45V)以上の出力を発生し、排気空燃比がストイキよりも燃料リーンになると所定電圧以下の出力を発生する。従って、Oセンサ48によれば、上流側触媒42の下流に、燃料リッチな排気ガス(HC,COを含む排気ガス)、或いは燃料リーンな排気ガス(NOを含む排気ガス)が流出してきたかを判断することができる。
図1に示すように、本実施形態の燃焼状態推定装置はECU(Electronic Control Unit)40を備えている。ECU40には、上述した各種センサおよび燃料噴射弁30に加えて、車速SPDを検出する車速センサ33などが接続されている。
このように構成されたシステムにおいて、触媒42,44における酸素吸蔵量は、内燃機関10の運転状態に応じて変動する。例えば空燃比をリーンにする制御が行われた場合は、排気中の酸素量が増加するため、触媒42,44の酸素吸蔵量は増加する。一方、空燃比をリッチにする制御が行われた場合は、排気中の還元成分が増加し、下流側触媒42,44から酸素が放出されるため、酸素吸蔵量は減少する。
特に、パワー増量などの燃料増量制御が行われた場合は、排気空燃比がリッチになり、触媒42,44から多くの酸素が放出されるため、触媒42,44が還元状態となり、触媒臭が発生する場合がある。
このため、本実施形態では、内燃機関10を搭載した車両が減速運転を行っている条件下では、燃料噴射弁30からの燃料供給を停止する制御(フューエルカット)を行う。フューエルカット時には、吸気通路12から排気通路14へ空気が流れるため、空気中の酸素を触媒42,44に吸着させることができ、触媒臭の発生を抑えることができる。また、フューエルカット中は燃焼が行われないため、燃費を向上することが可能となる。
一方、フューエルカット中は筒内で燃焼が行われないため、機関回転数が低下すると機関が停止してしまう。このため、ECU40は、フューエルカット中に機関回転数が所定の回転数(フューエルカット復帰判定回転数(例えば1000rpm))以下となった場合は、フューエルカットを停止し、燃料噴射弁30から燃料を噴射して、通常の運転状態に復帰させる制御を行う。
上述のようにフューエルカットを行うことで触媒臭の発生を抑えることができるため、触媒が還元状態にある場合は、フューエルカット時間をできるだけ長くすることが望ましい。このため、本実施形態のシステムでは、下流側触媒44が還元状態であるか否かを判定し、下流側触媒44が還元状態である場合は、フューエルカット時間が長くなるように制御を行う。
具体的には、下流側触媒44が還元状態である場合は、シフトギヤをローギヤ化することで機関回転数を高くして、フューエルカット復帰判定回転数に対するマージンを大きくとることで、フューエルカット時間をより長くする制御を行う。これにより、触媒42,44を確実に酸化することが可能となり、触媒臭の発生を確実に抑止することが可能となる。
また、フューエルカット中に機関回転数を上昇させることで、単位時間当たりの機関への吸入空気量が増加し、それに伴い排気系へ流入する空気量が増加するため、触媒42,44に送られる単位時間当たりの空気量(酸素量)を増加することができる。従って、触媒42,44により多くの酸素を吸蔵させることができ、フューエルカット開始時の触媒42,44における酸素吸蔵量が非常に少ない場合であっても触媒42,44を確実に酸化することが可能である。
以下、下流側触媒44が還元状態であるか否かを判定する方法を詳細に説明する。空燃比をリッチにする制御が実行されて排気空燃比がリッチになると、上流側触媒42は、このリッチな排気がストイキ状態になるように酸素を放出する。上流側触媒42に吸蔵されていた酸素がなくなると、排気がリッチなまま上流側触媒42の下流に流れるので、Oセンサ48がリッチを示し、下流側触媒44が酸素の放出を開始する。
一方、空燃比をリーンにする制御が実行されて排気空燃比がリーンになると、上流側触媒42は、このリーンな排気に含まれている酸素を吸蔵する。上流側触媒42が最大酸素吸蔵量(Scmax)まで酸素を吸蔵するとリーンな排気が上流側触媒42の下流に流れるので、Oセンサ48がリーンを示し、下流側触媒44が酸素の吸蔵を開始する。
従って、フューエルカットを行わない通常の運転状態では、内燃機関10の空燃比がリーンで且つOセンサ48の出力がリーンとなった場合、下流側触媒44に酸素が吸蔵される。また、内燃機関10の空燃比がリッチで且つOセンサ48の出力がリッチとなった場合は、下流側触媒44から酸素が放出される。これらの場合において、Oセンサ48の出力がリーンまたはリッチになった後の、下流側触媒44における酸素吸蔵量osaの変化量dosaは、以下の式で表される。
dosa=Ga×23%×(A/F−14.6)/(A/F) ・・・(1)
(1)式において、A/Fは空燃比センサ46で検出された空燃比である。また、23%は空気中の酸素の重量比である。
また、フューエルカットが行われている場合は、吸気通路12に吸入された吸入空気がそのまま排気通路14に流れる。そして、Oセンサ48の出力がリーンの場合は、上流側触媒42が最大酸素吸蔵量(Scmax)まで酸素を吸蔵しているため、吸入空気中の酸素が下流側触媒44に吸蔵される。この場合において、Oセンサ48の出力がリーンになった後の下流側触媒44における酸素吸蔵量osaの変化量dosaは、以下の式で表される。
dosa=Ga×23% ・・・(2)
(1)式において、内燃機関10の空燃比がリーンの場合は、A/F>14.6であるため、dosa>0となり、酸素吸蔵量osaは増加する。一方、内燃機関10の空燃比がリッチの場合は、A/F<14.6であるため、dosa<0となり、酸素吸蔵量osaは減少する。また、(2)式から算出された変化量dosaは正の値であり、フューエルカット中は酸素吸蔵量osaが増加する。
変化量dosaは、(1)式、(2)式を用いたルーチンにより所定時間毎に算出される。そして、現時点の下流側触媒44における酸素吸蔵量osa(n)は、前回のルーチンで算出した酸素吸蔵量osa(n−1)に今回のルーチンで算出した変化量dosa(n)を加算することで求められる。すなわち、下式の関係が成立する。
osa(n)=osa(n−1)+dosa(n) ・・・(3)
従って、(1)式、(2)式により変化量dosaを所定のタイミングで算出し、その都度、前回のルーチンで求めた酸素吸蔵量osaに加算していくことで、(3)式により下流側触媒44の酸素吸蔵量osaを逐次求めることが可能となる。
なお、酸素吸蔵量osaの初期値については、下流側触媒44の最大酸素吸蔵量(Cmax)が触媒容量から理論上求まるため、Oセンサ48の出力がリッチになった後、酸素吸蔵量osaの減少量が最大酸素吸蔵量(Cmax)となった時点で酸素吸蔵量osaが0となるため、この時点の酸素吸蔵量osaを0とすることで初期値を設定することができる。または、Oセンサ48の出力がリーンになった後、最大酸素吸蔵量(Cmax)に相当する酸素が下流側触媒44に送られた時点で、排気浄化触媒44の酸素吸蔵量osaが最大酸素吸蔵量(Cmax)に到達するため、この時点で酸素吸蔵量osaを最大酸素吸蔵量(Cmax)に設定することで初期値を設定しても良い。また、下流側触媒44の下流に別のOセンサを設けておき、Oセンサ48の出力がリッチになった後、下流側触媒44の下流のOセンサの出力がリッチになった場合に、下流側触媒44の酸素吸蔵量osaが0となるため、これを初期値としても良い。
そして、本実施形態では、下流側触媒44の酸素吸蔵量osaが最大酸素吸蔵量(Cmax)に達している場合は、下流側触媒44が十分に酸化されていると判定し、触媒還元状態判定フラグXREDUCEをオフに設定する(XREDUCE=0)。また、酸素吸蔵量osaが最大酸素吸蔵量に達していない場合は、下流側触媒44が還元状態にあると判定し、触媒還元状態判定フラグをオンに設定する(XREDUCE=1)。
シフトギヤのローギヤ化は、触媒還元状態判定フラグXREDUCEの状態に基づいて行う。ECU40は、車速及びスロットル開度とシフトギヤ位置との関係を規定した変速線を記憶しており、本実施形態では、触媒還元状態判定フラグXREDUCEの状態に応じてシフトギヤの変速線を変更することで、シフトギヤをローギヤ化するようにしている。
図2は、車速、スロットル開度、シフトギヤ位置、及び変速線の関係を示す模式図であって、シフトギヤを3速と4速の間で切り換える際に用いられる変速線100,102と、シフトギヤを4速と5速の間で切り換える際に用いられる変速線104,106を示している。変速線100はシフトギヤを4速から3速へローギヤ化する際に用いられ、変速線102はシフトギヤを3速から4速へハイギヤ化する際に用いられる。また、変速線104はシフトギヤを5速から4速へローギヤ化する際に用いられ、変速線106はシフトギヤを4速から5速へハイギヤ化する際に用いられる。
例えば、変速線100において車速が減少してX1点からX2点に運転状態が変化した場合は、シフトギヤが4速から3速へ可変され、シフトギヤがローギヤ化される。同様に、変速線102において、車速が増加してY1点からY2点に運転状態が変化した場合は、シフトギヤが3速から4速へ可変され、シフトギヤがハイギヤ化される。
図2に示すように、各変速線100,102,104,106は、2つの変速線A,Bから構成されている。スロットル開度が比較的小さい領域では、各変速線100,102,104,106において変速線Bは変速線Aよりも車速が高い位置に設定されている。
各変速線Aは、触媒還元状態判定フラグXREDUCEがオフの場合に使用される。一方、各変速線Bは、触媒還元状態判定フラグXREDUCEがオンの場合に使用される。上述したように、変速線Bは変速線Aよりも車速が高い位置に設定されているため、変速線Bを使用するとシフトギヤの切り換わる車速が高車速側に移行する。従って、変速線Aから変速線Bへの切り換えを行うことで、図2においてローギヤ側の領域を拡大することができ、シフトギヤをローギヤ化することができる。
従って、触媒還元状態判定フラグXREDUCEがオンの場合は、変速線Bを用いてシフトギヤをローギヤ化することで、機関回転数を上昇することが可能となる。これにより、フューエルカット復帰判定回転数に対するマージンを大きくすることが可能となり、フューエルカットを長時間行うことができる。従って、下流側触媒44を確実に酸化することができ、触媒臭の発生を抑止することができる。
なお、図2の例では、ローギヤ化のための変速線100,104と、ハイギヤ化のための変速線102,106の双方において、変速線Aと変速線Bの切り換えを行っているが、いずれか一方のみで変速線A,Bの切り換えを行っても良い。
次に、図3のフローチャートに基づいて、本実施形態のシステムにおける処理の手順について説明する。先ず、ステップS1では、現在の運転状態において、下流側触媒44が還元状態であるか否かを判定する。すなわち、ここでは触媒還元状態判定フラグXREDUCEがオンであるか否かを判定する。
ステップS1において、触媒還元状態判定フラグがオンの場合(XREDUCE =1)は、ステップS2へ進む。ステップS2では、各変速線100,102,104,106において、変速線Bを使用するように設定を行う。これにより、シフトギヤがローギヤ化され、機関回転数を上昇することができる。従って、車両減速時のフューエルカット時間をより長くすることができ、下流側触媒44を確実に酸化することが可能となる。ステップS2の後は処理を終了する(RETURN)。
一方、ステップS1において、触媒還元状態判定フラグがオフの場合(XREDUCE=0)は、ステップS3へ進む。ステップS3では、各変速線100,102,1044,106において、変速線Aを使用するように設定を行う。ステップS3の後は処理を終了する(RETURN)。
図3の処理によれば、触媒還元状態判定フラグXREDUCEがオンの場合は、変速線Bを使用して変速を行うため、シフトギヤをローギヤ化することができる。従って、機関回転数をより高くすることができ、通常時よりもフューエルカット時間を長くすることが可能となる。従って、下流側触媒44を確実に酸化することが可能となる。
以上説明したように実施の形態1によれば、下流側触媒44が還元状態であるか否かを判定し、下流側触媒44が還元状態の場合はシフトギヤをローギヤ化するようにしたため、機関回転数を上昇することができる。これにより、減速時のフューエルカット時間をより長くすることが可能となり、下流側触媒44を確実に酸化することが可能となる。従って、触媒臭の発生を確実に抑止することが可能となる。
なお、実施の形態1では、触媒還元状態判定フラグXREDUCEがオンの場合にシフトギヤをローギヤ化することとしたが、後述する実施の形態3と同様の方法で増量履歴フラグXRICHの状態を判定し、増量履歴フラグXRICHがオンの場合にローギヤ化を行っても良い。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2に係る内燃機関の制御装置の構成は、実施の形態1と同様である。実施の形態2は、実施の形態1において、各変速線100,102,104,106における変速線Aと変速線Bの間の領域で運転が行なわれている間は、変速線Aと変速線Bの切り換えを禁止するものである。
図4は、図2と同様に車速、スロットル開度、シフトギヤ位置、及び変速線の関係を示す模式図である。図4において、変速線100,102,104,106は実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態1と同様に、触媒還元状態判定フラグXREDUCEの状態に基づいて変速線A、変速線Bの一方が選択され、XREDUCE=1の場合は変速線Bを用いることでシフトギヤのローギヤ化が行われる。この場合において、車速及びスロットル開度が変速線Aと変速線Bの間の領域(図4中にハッチングで示す領域)内に該当している運転条件で変速線A、変速線Bの切り換えを行うと、運転状態に変化が無い場合であってもシフトギヤの変速が行われてしまうことになり、ドライバビリティに影響を与える場合がある。
このため、実施の形態2では、車速及びスロットル開度の運転条件が図4中にハッチングで示す領域内の条件に該当する場合は、変速線の切り換えを禁止するようにしている。これにより、運転者が意図しないタイミングで変速が行われることを抑止でき、ドライバビリティが悪化してしまうことを抑止できる。
次に、図5のフローチャートに基づいて、実施の形態2のシステムにおける処理の手順について説明する。先ず、ステップS11では、現在の運転状態を表す各種パラメータを取得する。具体的には、車速(SPD)、機関回転数(NE)、スロットル開度(TA)などの各パラメータを取得する。
次のステップS12では、現在のシフトギヤ位置を取得する。次のステップS13では、現在の運転状態において、触媒還元状態判定フラグXREDUCEがオンであるか否かを判定する。
ステップS13において、触媒還元状態判定フラグがオンの場合(XREDUCE=1)は、ステップS14へ進む。ステップS14では、各変速線100,102,104,106において変速線Bを使用するように設定を行う。これにより、シフトギヤがローギヤ化され、機関回転数を上昇することができる。従って、フューエルカット時間をより長くすることができ、下流側触媒44を確実に酸化することが可能となる。
ステップS14の後はステップS15へ進み、変速線ローギヤ化フラグXLOWをオンに設定する(XLOW=1)。ここで、変速線ローギヤ化フラグXLOWは、変速線がローギヤ化されているか否かを示すフラグであって、変速線Bが使用されている状態ではXLOW=1とされ、変速線Aが使用されている状態ではXLOW=0とされる。ステップS15の後は処理を終了する(RETURN)。
一方、ステップS13において、触媒還元状態判定フラグがオフの場合(XREDUCE=0)は、ステップS16へ進む。ステップS16では、XLOW=1であるか否かを判定する。
ステップS16でXLOW=1の場合は、ステップS17へ進む。ステップS17では、車速及びスロットル開度の運転条件が変速線Aと変速線Bの間の領域内の条件に該当するか否かを判定する。すなわち、ここでは運転条件が図4中にハッチングで示す領域内の条件に該当するか否かを判定する。
ステップS17において、運転条件が図4中にハッチングで示す領域内の条件に該当すると判定された場合は、ステップS14へ進む。この場合、変速線Bが使用されている(XLOW=1)状態であり、触媒還元状態ではないため(XREDUCE=0)、本来は変速線Aへの切り換えを行っても良い条件であるが、運転条件が図4中のハッチングの領域内の条件に該当しているため、変速線Aへの切り換えを行うと、同時にシフトアップが行われてしまい、ドライバビリティに影響が生じる。従って、ステップS14では、変速線Bの使用を継続する。これにより、不意にシフト切り換えが行なわれることを回避でき、ドライバビリティの悪化を確実に抑止できる。
一方、ステップS17において、運転条件が図4中にハッチングで示す領域内の条件に該当しないと判定された場合は、ステップS18へ進む。この場合、変速線Bから変速線Aへの切り換えを行ったとしても、切り換えと同時にシフトギヤの変速が行われることはない。従って、ステップS18では、変速線Bから変速線Aへの切り換えを行う。ステップS18の後はステップS19へ進み、変速線ローギヤ化フラグXLOWをオフに設定する(XLOW=0)。ステップS19の後は処理を終了する(RETURN)。
図5の処理によれば、運転条件が図4中にハッチングで示す領域内の条件に該当するときは、変速線A,Bの切り換えを禁止するため、変速線A,Bの切り換えに伴ってシフトギヤの切り換えが行われることを抑止できる。従って、不意のシフトダウンに伴うドライバビリティの悪化を確実に抑止できる。
以上説明したように実施の形態2によれば、運転条件が変速線Aと変速線Bの間の領域内(図4中のハッチングで示す領域内)に該当するときは、変速線の切り換えを禁止するようにしたため、運転者が意図しないタイミングでシフト変速動作が行なわれてしまうことを抑止できる。従って、変速線の切り換えに伴うドライバビリティの悪化を確実に抑止することが可能となる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について説明する。図6は、実施の形態3に係る内燃機関の制御装置及びその周辺の構造を説明するための図である。実施の形態3のシステムの基本的な構成は実施の形態1のシステムと同様であるが、実施の形態3のシステムは、実施の形態1のシステムに加えて、排気通路14に2次空気を供給する装置を備えている。
図6に示すように、排気通路14には、内燃機関10の個々の気筒に対応する支管毎に1つの注入孔50が連通している。注入孔50は、排気通路14の支管に2次空気を導入するための管路である。それらの注入孔50は、空気配管52に連通している。空気配管52は、その途中にバルブユニット54を備えている。また、空気配管52は、その端部においてエアポンプ56に接続されている。エアポンプ56は、エアフィルタ58を介して空気を吸入し、その空気を2次空気として空気配管52に送出することができる。システムの始動時には、2次空気を空気配管52、注入孔50から排気通路14の支管へ導入することで、排気ガス中の未燃燃料を燃焼させて触媒42,44を昇温(暖機)することができ、触媒42,44が所望の機能を発揮する温度に設定される。
バルブユニット54は、エアスイッチング弁62と逆止弁64を備えている。エアスイッチング弁62は、ダイアフラム式の負圧駆動弁である。エアスイッチング弁62は、VSV(Vacuum Switching Valve)66を介して吸気通路12に連通している。また、エアスイッチング弁62は、VSV66を介して吸気通路12の負圧が供給されることにより開弁状態となり、また、その負圧が供給されていない場合に閉弁状態を維持するダイアフラム式の弁機構68を備えている。従って、本実施形態のシステムでは、VSV66をオン状態(導通状態)とすることで、エアスイッチング弁62を導通状態とし、また、VSV66をオフ状態(遮断状態)とすることで、エアスイッチング弁62を遮断状態とすることができる。
エアポンプ56の作動とVSV66の状態は連動して制御される。すなわち、エアポンプ56を作動させた場合はVSV66がオン状態に設定され、エアスイッチング弁62が導通状態に設定される。また、エアポンプ56の作動を停止した場合はVSV66がオフ状態に設定され、エアスイッチング弁62が遮断状態に設定される。従って、エアポンプ56を作動した場合は排気通路14へ2次空気が供給されることになり、エアポンプ56の作動時間は排気通路14への2次空気の供給時間に対応している。
逆止弁64は、エアポンプ56から排気通路14へ向かう順方向の流体の流れのみを許容し、逆方向の流れを阻止するための弁機構である。逆止弁64は、エアスイッチング弁62に開故障が生じた場合に、高温の排気ガスが、排気通路14側からエアポンプ56側へ逆流するのを防ぐために設けられている。
実施の形態1と同様に、ECU40には、各種センサおよび燃料噴射弁30、車速センサ33などが接続されている。また、ECU40には、VSV66、エアポンプ56などが接続されている。ECU40は、接続されたセンサ出力を受けて、上述した燃料噴射弁30、VSV66、エアポンプ56などの状態を制御することができる。
本実施形態において、車両駆動系とクランク軸36を接続するトルクコンバータは、入力軸と出力軸を機械的に結合するロックアップ機構を備えている。ロックアップ機構は、入力軸の回転数(即ち、機関回転数)に応じて作動し、入力軸の回転数が所定値以上の場合、入力軸と出力軸が機械的に結合される。
実施の形態3においても、車両減速時にフューエルカットを行うことで下流側触媒44を酸化する制御が行われる。この際、トルクコンバータがロックアップ機構を備えている場合は、自動変速機のシフト特性、ロックアップ機構の動作特性などに起因して、所定の車速からの減速時にフューエルカット時間が短くなる場合がある。
図7は、減速時の車速とトルクコンバータの回転数(入力軸の回転数)との関係を示す特性図である。図7において、特性Cはシフトギヤが4速に設定された状態での車速とトルクコンバータ回転数との関係を示している。また、特性Dはシフトギヤが5速に設定された状態での車速とトルクコンバータ回転数との関係を示している。
トルクコンバータのロックアップ機構は、トルクコンバータの回転数が所定値以上となった場合に作動し、トルクコンバータの入力軸と出力軸が機械的に結合される。具体的には、ロックアップ機構はトルクコンバータ回転数が図7中に示すNon以上に上昇した場合に作動し、ロックアップがオン状態となる。また、トルクコンバータ回転数が図7中に示すNoff以下に低下した場合は、ロックアップが解除され、ロックアップがオフ状態となる。
また、図7に示すように、車速が低下した場合に5速から4速へのローギヤ化を行うため、所定の速度に変速線Eが設定されている。図7に示すように、変速線Eは、車速40km/hと車速50km/hの間の所定の車速に設定されている。
図7において、シフトギヤが5速に設定され、車速50km/hの近傍から減速が行なわれた場合、特性Dに沿って車速及びトルクコンバータ回転数が減少する。そして、車速が変速線Eの位置に到達すると、ロックアップが解除され、シフトギヤが4速に切り換わる。
このとき、減速時のフューエルカットが行われている状態では、ロックアップが解除されることによりトルクコンバータ回転数はNoff以下に低下する。そして、4速にシフトが切り換わった後においても、ロックアップが解除された状態では、トルクコンバータの回転数はNon以上まで上昇しないため、再度ロックアップがオンになることはなく、トルクコンバータの回転数は短時間でフューエルカット復帰判定回転数に到達する。このため、フューエルカット時間が短くなり、減速停止までの間に下流側触媒44が酸化状態に至らないことが想定される。
同様に、減速開始の時点でロックアップが解除されており、トルクコンバータ回転数がNoff以下の場合も、減速中にトルクコンバータ回転数がNon以上となることはなく、ロックアップが作動しないため、機関回転数は短時間でフューエルカット復帰判定回転数に到達してしまい、フューエルカット時間が短くなることが想定される。
一方、シフトギヤが5速の状態で60km/h程度以上の車速から減速が行なわれた場合は、減速開始時の車速が高いため、車速が変速線Eの位置に到達するまでの間はロックアップがオンとなり、フューエルカット中に機関回転数が急激に低下することはない。従って、フューエルカット時間を十分に確保することができる。
また、シフトギヤが4速に設定された状態で減速が行なわれた場合は、特性Cに沿って車速及びトルクコンバータ回転数は減少するが、トルクコンバータの回転数がNoffに到達するまでの間はロックアップがオンとなるため、フューエルカット中に機関回転数が急激に低下することがなく、フューエルカット時間を十分に確保することができる。
従って、減速開始直後にロックアップが解除される場合(変速線Eよりもやや高い車速(50km/h程度)から減速を開始した場合)、又は減速開始の時点でロックアップが既に解除されている場合は、フューエルカット時間を十分に確保できなくなることが懸念される。このため、減速開始直前に燃料増量制御が行われている場合などには、フューエルカットによる触媒酸化が不十分となる場合がある。
図8は、減速開始の車速と、フューエルカット時間との関係を示す特性図である。図8は、車速40km/h、車速50km/h、車速60km/h、車速70km/hのそれぞれから減速を開始した場合のフューエルカット時間を4つの減速度(−0.875km/h/S,−1.75km/h/S,−3.5km/h/S,−7km/h/S)のそれぞれについて計測したものである。そして、減速開始の各速度において、減速度−0.875km/h/Sで減速した場合のフューエルカット時間を記号×でプロットし、減速度−1.75km/h/Sで減速した場合のフューエルカット時間を記号▲でプロットし、減速度−3.5km/h/Sで減速した場合のフューエルカット時間を記号■でプロットし、減速度−7km/h/Sで減速した場合のフューエルカット時間を記号○でプロットしたものである。
図8に示すように、車速40km/h、車速60km/h、車速70km/hからの減速時には、減速度に応じてフューエルカット時間が確保される。この場合、減速度の絶対値が大きいほど急激な減速が行なわれ、機関回転数がより短時間でフューエルカット復帰判定回転数に達するため、フューエルカット時間は短くなる。
一方、車速50km/hからの減速では、図7で説明したように減速開始から短時間で変速線Eの車速に到達し、変速後においてもロックアップが解除された状態となるため、図8に示すように、他の車速から減速を開始した場合に比べてフューエルカット時間が短くなる。
このため、実施の形態3では、ロックアップの解除に起因してフューエルカット時間が短くなる条件下では、エアポンプ56を作動し、2次空気を排気通路14の支管へ導入するようにしている。これにより、フューエルカットによる触媒酸化が十分に行われない場合においても、2次空気の供給により下流側触媒44を確実に酸化することができ、触媒臭の発生を抑止することが可能となる。
この際、本実施形態では、フューエルカット時間に応じて2次空気供給量を可変し、下流側触媒44の酸素吸蔵量を最適に制御するようにしている。具体的には、フューエルカット時間が短い場合は、フューエルカットによる下流側触媒44への空気供給量が少なくなるため、2次空気の供給量を増加する制御を行う。これにより、フューエルカット時間が短い場合であっても、触媒臭の発生を抑えることが可能となる。また、フューエルカット時間が長い場合は、フューエルカットによる下流側触媒44への空気供給量が多くなるため、2次空気の供給量を減少させる制御を行う。これにより、下流側触媒44に酸素が過剰に送られることを抑止でき、触媒劣化を抑えることが可能となる。
また、減速開始時に既にロックアップが解除されている場合は、減速時のフューエルカット時間に関わらず即座にエアポンプ56を作動し、2次空気を排気通路14の支管へ導入するようにしている。減速開始時にロックアップが解除されている場合は、減速開始の時点でフューエルカット時間が短くなることが予測できるため、即座に2次空気を供給することで、より早い段階から下流側触媒44の酸化を開始することが可能となる。従って、下流側触媒44への酸素供給量をより多くすることができ、下流側触媒44の確実な酸化が可能となる。
図6に示すように、排気通路14に2次空気を供給する注入孔50は空燃比センサ46およびOセンサ48の上流に設けられている。このため、これらのセンサの出力に基づいて空燃比フィードバック制御を行っている最中に2次空気を供給すると、排気通路14内の空気量が多くなる。このため、空燃比センサ46、Oセンサ48により空燃比がリーンであることが検出され、フィードバック制御により空燃比がリッチ側に制御されるため、燃料噴射量が増加してしまう。この場合、排気ガス中の還元成分が増加するため、下流側触媒44の酸素吸蔵量が低下するという弊害が生じる。このため、2次空気を供給する場合は、空燃比フィードバック制御をオープンにすることが好適である。これにより、2次空気の供給に起因して排気空燃比がリーンになった場合であっても、燃料噴射量を増加する制御が行われることを回避でき、下流側触媒44の酸素吸蔵量が低下してしまうことを抑止できる。
実施の形態3では、パワー増量などの燃料増量制御が行われた場合は、その履歴を示す増量履歴フラグXRICHがオン状態に設定される(XRICH=1)。そして、車両減速時に増量履歴フラグがオンの場合は、フューエルカット時間に応じて2次空気の供給を行う。燃料増量制御が行われた場合、触媒42,44が還元状態になっていることが想定できるため、増量履歴フラグXRICHがオン状態の場合に2次空気の供給を行うことで、触媒42,44を確実に酸化することができる。
増量履歴フラグは、燃料増量制御の終了後、内燃機関10に吸入された吸入空気量(Ga)の積算値(積算Ga値)が所定値を超えた場合にオフ状態に復帰する(XRICH=0)。燃料増量制御により下流側触媒44の酸素吸蔵量は減少するが、積算Ga値が所定値を超えた状態では、十分な量の空気が触媒42,44を通過しているため、触媒42,44の酸素吸蔵量は増加している。この状態では、触媒42,44への更なる空気供給を行う必要がないため、増量履歴フラグをオフ状態とし(XRICH=0)、フューエルカット、および2次空気の供給を停止する。このように、増量履歴フラグがオン状態のときにフューエルカットおよび2次空気の供給を行うことで、触媒42,44に酸素の吸蔵不足が生じることを抑止できる。
次に、図9のフローチャートに基づいて、実施の形態3のシステムにおける処理の手順について説明する。先ず、ステップS21では、減速が行われているか否かを判定する。減速が行われている場合はステップS22へ進む。一方、減速が行われていない場合は、処理を終了する(RETURN)。
次のステップS22では、現在の運転状態において、増量履歴フラグXRICHがオンであるか否かを判定する。増量履歴フラグがオンの場合(XRICH=1)は、ステップS23へ進む。一方、増量履歴フラグがオフの場合(XRICH=0)は、2次空気を供給する必要がないため、ステップS25へ進み、2次空気の供給を停止する。
ステップS23では、減速開始時にロックアップ条件が成立しており、ロックアップがオンであるか否かを判定する。
ステップS23において、ロックアップがオンの場合はステップS24へ進む。ステップS24では、減速中のフューエルカット時間(F/C時間)と所定値Tを比較し、(F/C時間)>Tであるか否かを判定する。ここで、フューエルカット時間は、別のルーチンで求められる。
ステップS24で(F/C時間)>Tの場合は、ステップS25へ進む。この場合、減速開始時にロックアップがオン状態であり、フューエルカットが所定値Tよりも長い時間の間行われているため、下流側触媒44は十分に酸化されていると考えられる。従って、ステップS25では、2次空気の供給を停止する制御を行う。
一方、ステップS25で(F/C時間)≦Tの場合は、ステップS26へ進む。この場合、フューエルカット時間が所定値T未満であるため、フューエルカットによる下流側触媒44の酸化が不足していると考えられる。従って、ステップS26では、減速時のフューエルカット時間に応じて2次空気の供給時間を決定し、決定した供給時間の間、2次空気を供給する。
図10は、2次空気供給時間を算出するためのマップを示す模式図である。図10に示すように、2次空気供給時間は、フューエルカット時間が長いほど短い時間に設定され、フューエルカット時間がステップS25におけるT以上の場合は0とされる。図10のマップによれば、フューエルカット時間が短いほど2次空気の供給時間を長くすることができ、フューエルカットが短い場合の触媒酸化不足を2次空気の供給で解消することができる。
一方、ステップS23で減速開始時にロックアップがオフであると判定された場合は、ステップS27へ進む。この場合、減速開始時にロックアップがオフであるため、フューエルカット中にトルクコンバータの回転数が低下し、フューエルカット時間が0となる。従って、ステップS28では、図10に示すT時間の間、2次空気を供給する。ステップS25,S26,S27の後は処理を終了する(RETURN)。
図9の処理によれば、フューエルカット時間が所定値Tよりも短い場合は、排気通路14へ2次空気を供給するため、下流側触媒44を確実に酸化することが可能となる。また、減速開始時にロックアップが解除されている場合は、フューエルカット時間の判定を行うことなく2次空気を供給するため、減速開始直後から下流側触媒44の酸化を開始することができる。従って、車両停止までの時間が短い場合であっても下流側触媒44を確実に酸化することができる。また、2次空気の供給は、始動時またはステップS26,S27の場合に限って行うため、エアポンプの動作を最小限に抑えることができ、燃費を向上するとともにエアポンプの耐久信頼性を向上することが可能となる。
以上説明したように実施の形態3によれば、自動変速機のシフト特性、ロックアップ機構の動作特性などに起因してフューエルカット時間が短くなる場合は、排気通路14に2次空気を供給するようにしたため、フューエルカット時間を十分に確保することが困難な場合においても、下流側触媒44を確実に酸化することができる。従って、触媒臭の発生を抑止することが可能となる。
また、フューエルカット時間に応じて2次空気の供給量を可変するため、下流側触媒44に送られる2次空気の供給量を最適に制御することができる。従って、下流側触媒44への2次空気の供給過剰に起因して、下流側触媒44が劣化してしまうことを抑止できる。
本発明の実施の形態1にかかる内燃機関の制御装置及びその周辺の構造を説明するための図である。 車速、スロットル開度、シフトギヤ位置、及び変速線の関係を示す模式図である。 実施の形態1のシステムにおける処理の手順を示すフローチャートである。 車速、スロットル開度、シフトギヤ位置、及び変速線の関係を示す模式図であって、変速線の切り換えを禁止する領域を示す図である。 実施の形態2のシステムにおける処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る内燃機関の制御装置及びその周辺の構造を説明するための図である。 減速時の車速とトルクコンバータの回転数(入力軸の回転数)との関係を示す特性図である。 減速開始の車速と、フューエルカット時間との関係を示す特性図である。 実施の形態2のシステムにおける処理の手順を示すフローチャートである。 2次空気供給時間を算出するためのマップを示す模式図である。
符号の説明
10 内燃機関
14 排気通路
40 ECU
44 下流側触媒
54 バルブユニット
56 エアポンプ
66 VSV
100,102,104,106 変速線

Claims (10)

  1. 内燃機関の排気通路に配置される排気浄化触媒と、
    前記排気浄化触媒が還元状態であるか否かを判定する触媒還元状態判定手段と、
    車両減速時に内燃機関への燃料供給を停止して、燃料カット運転を行う燃料カット運転手段と、
    前記触媒還元状態判定手段により前記排気浄化触媒が還元状態であると判定された場合は、通常よりも前記燃料カット運転の時間を長くする制御手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 内燃機関の排気通路に配置される排気浄化触媒と、
    前記排気浄化触媒が還元状態であるか否かを判定する触媒還元状態判定手段と、
    車両減速時に内燃機関への燃料供給を停止して、燃料カット運転を行う燃料カット運転手段と、
    車速を含む所定のパラメータとシフトギヤ位置との関係を規定した変速線を制御し、前記触媒還元状態判定手段により前記排気浄化触媒が還元状態であると判定された場合は、前記変速線を高車速側へ切り換える変速線制御手段と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  3. 前記変速線制御手段は、前記排気浄化触媒が還元状態でないと判定された場合は、高車速側に切り換えられた前記変速線を低車速側に切り換えることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記変速線制御手段は、前記変速線を切り換えた場合にシフトギヤが切り換わることが想定される所定の運転条件では、前記変速線の切り換えを禁止することを特徴とする請求項2又は3記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記変速線制御手段は、前記車速を含む所定のパラメータ、前記シフトギヤ位置及び前記変速線の関係を規定したマップ上で前記変速線を制御し、
    前記所定の運転条件は、前記マップ上において、高車速側に切り換えられた変速線と切り換え前の変速線との間の領域での運転条件であることを特徴とする請求項4記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記排気浄化触媒に2次空気を供給する2次空気供給手段を備え、
    前記2次空気供給手段は、前記燃料カット運転の時間が短いと判断される場合は、前記排気浄化触媒へ2次空気を供給することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
  7. 前記燃料カット運転の時間を取得する燃料カット運転時間取得手段を備え、
    前記2次空気供給手段は、前記燃料カット運転の時間が所定値以下の場合は、前記排気浄化触媒へ前記2次空気を供給することを特徴とする請求項6記載の内燃機関の制御装置。
  8. 前記2次空気供給手段は、前記燃料カット運転の時間に応じて前記2次空気の供給時間を決定することを特徴とする請求項7記載の内燃機関の制御装置。
  9. 前記2次空気供給手段は、前記燃料カット運転の時間が短いほど、前記2次空気の供給時間を長くすることを特徴とする請求項8記載の内燃機関の制御装置。
  10. 内燃機関の駆動力を車両駆動系へ伝達する変速機のロックアップが作動しているか否かを判定するロックアップ作動判定手段を備え、
    前記2次空気供給手段は、前記ロックアップが作動していない状態で減速を開始した場合は、前記燃料カット運転の時間が短いと判断し、実際の前記燃料カット運転の時間に関わらず、前記排気浄化触媒へ2次空気を供給することを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
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