JP2006346834A - 微小構造体の製造方法および製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特殊なターゲット基板を用いることなく、正確な位置決めを可能とし、これにより歩留まりの向上および精度の向上を図った微小構造体の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】 真空チャンバー11内には、ドナー基板18を保持するxyθステージ12と、ターゲット基板15を保持するzステージ13が対向可能に設置されており、ターゲット基板15とドナー基板18の間には、これらの基板15,18を観察する観察手段14が配置される。ターゲット基板15とドナー基板18を相対移動させながら、各基板16,18の表面を観察手段14で観察し、この観察結果に基づいて、制御装置30によりターゲット基板15とドナー基板18の位置合わせを行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、積層造形方法によって作製される微小光学部品や微小機械部品等の微小構造体の製造方法および製造装置に関する。
積層造形方法は、コンピュータで設計された複雑な形状の3次元物体を短納期で造形する方法として近年急速に普及している。積層造形方法で作成された3次元物体は、種々の装置の部品のモデル(プロトタイプ)として、部品の動作や形状の良否を調べるために利用される。この方法が適用される部品のサイズは、数cm以上の比較的大きな部品が多かったが、近年、精密に加工して形成される微小部品、例えば、微小ギアや微細光学部品にもこの方法を適用したいというニーズがある。
積層造形方法として、微小構造体の断面形状に対応した複数の薄膜パターンを担持したドナー基板を下部ステージ上に取り付け、ターゲット基板を上部ステージに取り付け、下部ステーズと上部ステージを相対的に移動してドナー基板とターゲット基板との位置決め、圧接、離間を繰り返すことにより、ドナー基板上の複数の薄膜パターンを1つづつ剥離してターゲット基板上に転写し、常温接合により複数の薄膜パターンを積層する微小構造体の製造方法が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
上記微小構造体の製造方法では、ドナー基板とターゲット基板との位置決めの際、上部ステージに設けたマーク検出部によりドナー基板は観察している。これにより、薄膜パターンを高精度に積層することができる。
特許第3161362号公報 特開2000−238000号公報
しかし、従来の微小構造体の製造方法では、下部ステージおよび上部ステージにドナー基板およびターゲット基板を取り付けるときに取り付け誤差を生じたり、また、積層工程中にターゲット基板がステージからずれたりする場合があるが、ターゲット基板の水平方向の位置を確認していないため、ドナー基板上の薄膜パターンをターゲット基板上の所望の領域に転写できなくなって歩留まりが低下したり、微小構造体の形状精度が低下したりする。
また、特許文献2に記載の方法では、観察手段はターゲット基板の裏面側に配置されるため、透明なターゲット基板を用いる必要があり、ターゲット基板の材料が限定される。
従って、本発明の目的は、特殊なターゲット基板を用いることなく、正確な位置決めを可能とし、これにより歩留まりの向上および精度の向上を図った微小構造体の製造方法および製造装置を提供することにある。
本発明の第1の態様は、上記目的を達成するため、複数の薄膜パターンを担持するドナー基板を第1のステージ上に取り付け、前記第1のステージに対向して配置された第2のステージ上にターゲット基板を取り付ける第1の工程と、前記第1および第2のステージ上に取り付けられた前記ドナー基板および前記ターゲット基板の水平方向の相対的位置を検出する第2の工程と、前記第2の工程による検出結果に基づいて前記ドナー基板および前記ターゲット基板を相対的に移動させ、前記ドナー基板と前記ターゲット基板との水平方向の位置決め、圧接および離間を行い、前記ドナー基板上の前記薄膜パターンを前記ターゲット基板上に転写する第3の工程とを含むことを特徴とする微小構造体の製造方法を提供する。
本発明の第2の態様は、上記目的を達成するため、複数の薄膜パターンを担持するドナー基板が取り付けられる第1のステージと、ターゲット基板が取り付けられる第2のステージと、前記第1および第2のステージ上に取り付けられた前記ドナー基板および前記ターゲット基板の水平方向の相対的位置を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づいて前記第1および第2のステージを制御し、前記ドナー基板と前記ターゲット基板との水平方向の位置決め、圧接および離間を行い、前記ドナー基板上の前記複数の薄膜パターンを前記ターゲット基板上に転写させる制御部とを有することを特徴とする微小構造体の製造装置を提供する。
上記第1および第2の態様によれば、ドナー基板およびターゲット基板の水平方向の相対的位置を検出することにより、第1および第2のステージへのドナー基板およびターゲット基板の取り付け誤差が生じたり、転写工程中にドナー基板およびターゲット基板の取り付け位置がずれても、高精度に位置決めを行うことができる。
本発明によれば、特殊なターゲット基板を用いることなく、正確な位置決めを可能とし、これにより歩留まりの向上および精度の向上を図ることができる。
[第1の実施の形態]
(微小構造体製造装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る微小構造体製造装置を示す。この微小構造体製造装置1は、真空チャンバー11と、真空チャンバー11内の下部に設置された第1のステージとしての高精度のxyθステージ12と、xyθステージ12に対向して真空チャンバー11内の上部に設置された第2のステージとしてのzステージ13と、観察時にxyθステージ12とzステージ13の中間位置に配置され、不要時に退避される観察手段14と、観察手段14に接続されたモニタ19と、微小構造体製造装置1の全体を制御する制御装置30とを備えて構成されている。
真空チャンバー11は、図示しない真空ポンプ、真空計、清浄化用のガスを供給するガスボンベ等を備え、内部を高真空にできるように構成されている。
xyθステージ12は、搭載されたドナー基板18をx,yの各方向に移動させ、z軸周りに回転させる図示しない駆動機構を備えている。このxyθステージ12は、高精度xyθステージと呼ばれる範疇に属するものが望ましい。
zステージ13は、ドナー基板18上の薄膜パターン17A,17Bが転写されるターゲット基板15を装着して、z方向にターゲット基板15を移動させるための図示しない駆動機構を備えている。
観察手段14は、ターゲット基板15およびドナー基板18の所定部分を同時に観察したり拡大したりするための光学系、CCD(電荷結合素子)などの撮像素子、これら撮像素子からの映像信号を処理してモニタ19に映し出すための各種の回路とを備えて構成されている。また、観察手段14は、図示しないxyzステージを付属しており、このxyzステージは、観察手段14の両基板間への出し入れや、ターゲット基板15およびドナー基板18の焦点合せのために用いられる。また、観察手段14は、真空中で使用するタイプを用いる。真空用の観察手段14は、真空チャンバー11を大気に戻すことなく使用可能であるため、真空チャンバー11への取り付けや取り外しを行う必要がない。また、高精度な微小構造体を作製するためにはターゲット基板とドナー基板の位置合せを、薄膜パターンを積層するたびに行うことが好ましい。更に、観察手段に真空中で使用できる高分解能なSEM(走査型電子顕微鏡)を用いると、高精度に位置合せすることが可能となるため好ましい。
なお、観察手段は、大気用のタイプを用いてもよい。ベントした真空チャンバー11に取り付けられ、両基板15,18を位置合せした後、真空チャンバー11から取り外される構成を有する。大気用は、取り付けおよび取り外しを行う必要があるため、取り付け誤差により光軸が斜めになることがある。光軸が斜めになると、ターゲット基板15とドナー基板18の水平面内の位置合せ精度が低下する。このため、両基板15,18の位置合せをする前に、真空チャンバー11あるいはxyθステージ12やzステージ13に形成された光軸調整用マークを見ながら、光軸が垂直になるように調整しておく必要がある。
ドナー基板18は、Siウェハ16と、Siウェハ16上に所定のパターンで形成された薄膜パターン17A,17Bとを備える。なお、薄膜パターンは、図1に示した2つに限定されるものではなく、任意数にすることができる。
モニタ19は、観察手段14の撮像素子により撮像された画像を表示するもので、液晶ディスプレイ(LCD)、CRTディスプレイ等を用いて構成されている。
(制御装置)
図2は、微小構造体製造装置1の制御装置30を示す。制御装置30は、微小構造体製造装置1全体の制御を司るCPU31を有し、このCPU31に、xyθステージ12のxステージを構成するx軸モータ12aおよびx軸位置検出部12b、xyθステージ12のyステージを構成するy軸モータ12cおよびy軸位置検出部12d、xyθステージ12のθステージを構成するθモータ12eおよびθ位置検出部12f、zステージ13を構成するz軸モータ13aおよびz軸位置検出部13b、前記観察手段14、CPU31のプログラムを含む各種の情報(xyθステージ12の移動ピッチ情報等)を記憶するROMおよびRAMを含むメモリ32、真空チャンバー11内を真空にする真空ポンプ33、基板清浄化のための粒子ビームを照射するFAB処理部34、チャンバー11内の真空度を測定する真空計36、およびモニタ19を表示駆動する表示制御・駆動部37を各々接続している。
CPU31は、メモリ32が記憶するプログラムおよびxyθステージ12の移動ピッチ情報に基づいて、ドナー基板18が載置されたxyθステージ12を所定のピッチで移動させつつ、zステージ13に取り付けられたターゲット基板15上に複数の薄膜パターン17を順次積層させるように微小構造体製造装置1の各部を制御するようになっている。
(微小構造体の製造方法)
次に、微小構造体の製造方法を図1〜図3を参照して説明する。図3は、観察手段14によりモニタ19に表示される画像を示し、同図中、(a)はターゲット基板とドナー基板との間に位置ずれが生じているモニタ画面、(b)はターゲット基板とドナー基板の位置合せができたときのモニタ画面を示す。
(1)ドナー基板およびターゲット基板の準備
まず、オペレータは、Siウェハ16上に薄膜パターン17A,17Bを担持したドナー基板18、およびターゲット基板15を用意する。
ドナー基板18は、特許第3161362号に記載されているような方法により作製することができる。すなわち、Siウェハ16上に薄膜をスパッタ法により一様に形成し、薄膜をリソグラフィ法によりエッチングして薄膜パターン17A,17Bを形成する。なお、Siウェハ16と薄膜の間に、薄膜パターン17A,17Bの剥離を容易にする離型層を形成するのが好ましい。離型層は、例えば、ポリイミド、フッ化ポリイミド、酸化シリコン等の公知の材料を用いることができるが、Siウェハ16の熱酸化処理を行って形成される熱酸化膜を用いてもよい。また、Siウェハ16は、ガラス等の他の材料からなるものでもよい。
ターゲット基板15は、断面凸状を有し、凸部先端面が薄膜パターン17が転写される転写面15aとなっている。また、ターゲット基板15は、全ての薄膜パターン17の積層が終了してターゲット基板15上に微小構造体を形成した後、エッチング除去可能な材料からなるのが好ましい。
(2)ドナー基板およびターゲット基板の取り付け
次に、オペレータは、ターゲット基板15を真空チャンバー11内に搬入し、ターゲット基板15をzステージ13の下面に固定する。さらに、ドナー基板18をxyθステージ12に固定する。次に、オペレータは、制御装置30を動作させ、真空ポンプ33を稼働させて真空チャンバー11内を排気し、高真空状態あるいは超真空状態にする。
(3)薄膜パターンの位置決め
次に、ターゲット基板15とドナー基板18の間、すなわち両基板15,18を同時に観察可能な位置に観察手段14を設置する。この時点では、ターゲット基板15とドナー基板18の位置合せをしていないので、観察手段14に接続されているモニタ19の画面には、ターゲット基板15の転写面15aとドナー基板18の1層目の薄膜パターン17Aは、図3の(a)のように、位置ずれが生じた状態で表示される。
次に、オペレータは、モニタ19の画面を目視により観察しながら図示しない操作盤を操作して、両者が一致するようにCPU31の制御によりx軸モータ12a、y軸モータ12cおよびθモータ12eを駆動してxyθステージ12をx,y,θの各方向に移動させ、図3の(b)に示すように、画面上のターゲット基板15の転写面15aと1層目の薄膜パターン17Aが、水平面内で合致するように位置合せをする。位置合せ終了後、オペレータは、観察手段14を薄膜パターン17A,17Bの堆積処理の邪魔にならない待機位置に退避させる。なお、基板15,18間の位置決め、および観察手段14の配置、退避は、自動的に行うようにしてもよい。
次に、ドナー基板18及びターゲット基板15の表面にFAB処理部34によりFABを照射し、両基板15,18の表面を清浄化する。
(4)薄膜パターンの転写
次に、CPU31の制御によりz軸モータ13aを駆動してzステージ13を降下させると、ターゲット基板15の転写面15aが薄膜パターン17Aの上面に接触する。このとき、zステージ13は、所定の荷重を所定の時間にわたって下方に付与しているため、薄膜パターン17Aはターゲット基板15の転写面15aに常温接合される。
次に、zステージ13を上昇させると、薄膜パターン17AはSiウェハ16から剥離して、ターゲット基板15の転写面15aに転写する。
次に、図1のように、再び観察手段14をドナー基板18とターゲット基板15の間へ搬入し、ドナー基板18の2層目の薄膜パターン17Bが、zステージ13上の薄膜パターン17Aに対向するように、x軸モータ12a、y軸モータ12cおよびθモータ12eを駆動してxyθステージ12を移動させ、観察手段14を用いて同様に位置決めを行う。位置合せ終了後、観察手段14を待機位置に退避させる。次に、ドナー基板18及びターゲット基板15の表面にFAB処理部34によりFABを照射し、両基板15,18の表面を清浄化する。
次に、CPU31の制御の下にz軸モータ13aを駆動してzステージ13を下降させると、薄膜パターン17Aが薄膜パターン17Bに接触する。この状態で、zステージ13により所定の時間、所定の荷重を薄膜パターン17Bに付与する。
次に、z軸モータ13aを駆動してzステージ13を上昇させると、薄膜パターン17BはSiウェハ16から剥離して薄膜パターン17Aの下面に転写し、薄膜パターン17Aと薄膜パターン17Bが積層される。
薄膜パターンが3つ以上ある場合、未処理の薄膜パターンが存在するか否かがCPU31によって判定され、存在する場合には、3つめの薄膜パターンに対する位置決め処理、および転写・積層処理が順次実行される。位置決め、接合、離間は、ドナー基板18上の薄膜パターンが無くなるまで繰り返し実行され、最終的にターゲット基板15上にn個の薄膜パターンを積層した積層構造体が形成される。その後は、ターゲット基板15をエッチングにより除去して積層構造体が得られる。
(第1の実施の形態の効果)
第1の実施の形態によれば、下記の効果を奏する。
(イ)ドナー基板18の薄膜パターンとターゲット基板15の水平方向の相対的位置を、積層毎に観察手段14により観察して位置決めを行っているので、ターゲット基板15およびドナー基板18の取り付け誤差があっても、また積層工程でターゲット基板15およびドナー基板18の取り付け位置にずれが発生しても、微小構造体を高精度に作製することができ、製品歩留まりが向上する。
(ロ)ターゲット基板15とドナー基板18の表面側からそれぞれを観察しているので、従来装置が必要とした透明なターゲット基板が不要になり、ターゲット基板の材料を限定する必要がなくなる。
なお、ターゲット基板15およびドナー基板18にアライメントマークを予め形成し、そのアライメントマークに基づいて位置決めを行ってもよい。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る微小構造体製造装置を示す。この第2の実施の形態は、第1の実施の形態とは、観察手段を複数有する点が異なる。なお、図4は、真空チャンバー11および制御装置30の図示を省略している。
第2の実施の形態に係る微小構造体製造装置1は、ターゲット基板15を観察するターゲット基板観察手段14Aと、ドナー基板18を観察するドナー基板観察手段14Bとを有している。ターゲット基板観察手段14Aは、xyθステージ12に一体化されており、xyθステージ12と共に移動可能に構成されている。また、ドナー基板観察手段14Bは、図1に示した真空チャンバー11内に固定される。
(基板間の位置合わせ方法)
図5は、図4の微小構造体製造装置におけるターゲット基板とターゲット基板観察手段間の距離Xを計測する方法を示す。ここでは、最初にドナー基板18上の薄膜パターン17Aをターゲット基板15に位置合せする方法を説明する。また、X方向の位置合せ方法についてのみ説明するが、X方向と同様にすれば、Y方向も位置合せできる。
図5の(a)は、xyθステージ12が原点に位置しているときの各部の位置間係を示している。ターゲット基板15はzステージ13に取り付けられ、ドナー基板18はxyθステージ12に取り付けられている。
薄膜パターン17Aとターゲット基板15を位置合せするには、両者間の相対距離ΔXを把握する必要がある。xyθステージ12を相対距離ΔXの分だけ移動すれば、薄膜パターン17Aとターゲット基板15を位置合せすることができる。
相対距離ΔXを把握するために、基板観察手段14A,14B間の距離X、薄膜パターン17Aの左側とドナー基板観察手段14Bとの間の距離X、ターゲット基板15の左側とターゲット基板観察手段14Aとの間の距離Xを計測する。これらの計測値に基づいて、
ΔX=X−X−X
を制御装置30により算出する。
(距離Xの計測方法)
次に、図5の(b)を参照して距離Xの計測方法を説明する。ターゲット基板観察手段14Aとドナー基板観察手段14Bが対向する配置関係となるまでxyθステージ12を移動する。この移動後のxyθステージ12の座標(移動距離)がXとなる。なお、基板観察手段14A,14Bは、ともに真空チャンバ11から取り外すことはないので、基板観察手段14A,14B間の距離がずれることはない。従って、Xは、あらかじめ一度だけ計測しておけばよい。
(距離Xの他の計測方法)
図6および図7は、基板観察手段14A,14B間の距離Xの他の計測方法を示す。まず、図6の(a)のように、ダミーのドナー基板20をxyθステージ12に載せてxyθステージ12を原点に位置決めした後、zステージ13を下降させてターゲット基板15をドナー基板20に圧接する。
次に、図6の(b)のように、zステージ13を上昇させると、ドナー基板20には、図6の(c)のように、圧接痕21がターゲット基板15上の薄膜パターン17A〜17D(ここでは、4つの薄膜パターン17A〜17Dがドナー基板20に形成されている。)に付く。この計測方法においては、Xは、図6の(b)に示す距離XL1とXL2を制御装置30で計測し、XL1+XL2=Xとして算出する。XL1とXL2は、以下のようにして計測する。
まず、図6の(d)に示すように、ドナー基板観察手段14Bに図6の(c)に示す圧接痕21の特定部分、例えば左側部分がモニタ19に映し出されるまで、制御装置30の制御のもとにxyθステージ12を移動する。このときの座標(移動距離)がXL1となる。同様に、ターゲット基板観察手段14Aのモニタ19にターゲット基板15の左側部分が映し出されるまで、xyθステージ12を移動する。このときの座標(移動距離)が、図7に示すXL2となる。移動距離XL1,XL2により、xyθステージ12の移動距離Xを、XL1+XL2により算出することができる。
上記した基板観察手段14A,14B間の距離の計測方法は、一例を示したにすぎず、距離Xを計測できる方法であれば、どのような方法を用いてもよい。
(距離X,Xの計測方法)
図8の(a)は、距離Xの計測方法を示す。薄膜パターン17Aの特定部分、例えば左側部分がドナー基板観察手段14Bのモニタ19に映し出されるまで、xyθステージ12を左側へ移動する。このときのxyθステージ12の座標(移動距離)が、Xとなる。
図8の(b)は、距離Xの計測方法を示す。ターゲット基板15の左側部分がターゲット基板観察手段14Aのモニタ19に映し出されるまで、xyθステージ12を左側へ移動する。このときのxyθステージ12の座標(移動距離)が、Xとなる。
以上のようにして計測した基板観察手段14A,14B間の距離X、薄膜パターン17Aの左側とドナー基板観察手段14B間の距離X、およびターゲット基板15の左側とターゲット基板観察手段14A間の距離Xに基づいて、薄膜パターン17Aとターゲット基板15の相対距離ΔXを制御装置30で算出し、xyθステージ12を原点から相対距離ΔXだけ移動することにより、ターゲット基板15とドナー基板18を位置合せすることができる。
なお、ダミーのドナー基板20を用いて距離Xを計測した場合は、その後、ダミーのドナー基板20を正規のドナー基板18と交換する。
(第2の実施の形態の効果)
第2の実施の形態によれば、ドナー基板18,20の薄膜パターンとターゲット基板15の水平方向の相対的位置を、積層毎にターゲット基板観察手段14Aとドナー基板観察手段14Bにより個別に観察して位置決めを行っているので、ターゲット基板15およびドナー基板18の取り付け誤差があっても、また積層工程でターゲット基板15およびドナー基板18の取り付け位置にずれが発生しても、微小構造体を高精度に作製することができ、製品歩留まりが向上する。
なお、第2の実施の形態では、ターゲット基板観察手段14Aをxyθステージ12に取り付けたが、ターゲット基板観察手段14Aに別のステージを取り付ける構成にしてもよい。また、薄膜パターン17Aやターゲット基板15の特定部分として左側部分を基準にして位置合せをしたが、これに限らず、右側部分を基準にしてもよいし、別途作製したアライメントマークを基準にしてもよい。
[第3の実施の形態]
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る微小構造体製造装置を示す。この第3の実施の形態は、第2の実施の形態とは、zステージ13をx、y方向に移動可能なxyzステージ22として、ターゲット基板観察手段14Aをxyθステージ12から離して真空チャンバ11内に設置した点が異なる。
図10は、第3の実施の形態における位置合せ方法を示す。本実施の形態におけるターゲット基板15とドナー基板18の位置合せ方法は、基本的には、第2の実施の形態と同様である。ここでは、ドナー基板18上の薄膜パターン17Aをターゲット基板15に位置合せをし、かつ、x方向の位置合せを行う場合について説明する。
図10の(a)は、xyθステージ12とxyzステージ22が、ともに原点に位置しているときの各構成要素の位置関係を示している。本実施の形態においても、第2の実施の形態と同様に、薄膜パターン17Aとターゲット基板15を位置合せするには、両者の相対距離ΔXを把握する必要がある。
相対距離ΔXを把握するために、基板観察手段14A,14B間の距離X、薄膜パターン17Aの左側とドナー基板観察手段14Bの間の距離X、ターゲット基板15の左側部分とターゲット基板観察手段14Aの間の距離Xを制御装置30で計測し、これらの計測値に基づいて、ΔX=X−X−Xを制御装置30で算出する。ここで、距離Xは、第2の実施の形態で説明したように、圧接痕21を設けることにより計測する。また、Xは、第2の実施の形態と同様にして計測する。
図10の(b)は、距離Xの計測方法を示す。ターゲット基板15の特定部分、例えば左側部分が、ターゲット基板観察手段14Aのモニタ19に映し出されるまで、xyzステージ22を移動する。このときのxyzステージ22の座標(移動距離)がXになる。
以上のように、基板観察手段間の距離X、薄膜パターン17Aの左側とドナー基板観察手段14B間の距離X、ターゲット基板15の左側とターゲット基板観察手段14A間の距離Xを計測し、これらに基づいてΔXを制御装置30で算出し、xyθステージ12を原点からΔXだけ移動することによって、ターゲット基板15とドナー基板18を位置合せする。
(第3の実施の形態の効果)
この第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様の効果が得られる。なお、第3の実施の形態においては、第2の実施の形態と同様に、薄膜パターン17Aやターゲット基板15の左側部分を基準にして位置合せをしたが、これに限らず、右側部分を基準にしてもよいし、別途作製したアライメントマークを基準にしてもよい。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々な変形が可能である。また、本発明の要旨を変更しない範囲で各実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることは可能である。
例えば、第2の実施の形態と第3の実施の形態を組み合わせて、ターゲット基板観察手段14Aとターゲット基板15を取り付けたステージが、ともに水平面内で移動するような構成としてもよい。また、観察手段14による観察から位置合わせまでの工程を自動化するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る微小構造体製造装置を示す断面図である。 図1の微小構造体製造装置の制御装置の構成を示すブロック図である。 図1の観察手段によりモニタに表示される画像を示し、(a)はターゲット基板とドナー基板との間に位置ずれが生じている画面図、(b)はターゲット基板とドナー基板の位置合せができたときの画面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る微小構造体製造装置の構成図である。 図4の微小構造体製造装置におけるターゲット基板とターゲット基板観察手段間の距離Xを計測する方法を示す説明図である。 第2の実施の形態において、観察手段間の距離Xの他の計測方法を示す説明図である。 第2の実施の形態の他の計測方法におけるxyθステージの移動距離XL2を示す説明図である。 xyθステージの移動距離の計測方法を示す説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る微小構造体製造装置の構成図である。 第3の実施の形態における位置合せ方法を示す説明図である。
符号の説明
1 微小構造体製造装置
11 真空チャンバー
12 xyθステージ
12a x軸モータ
12b x軸位置検出部
12c y軸モータ
12d y軸位置検出部
12e θモータ
12f θ位置検出部
13 zステージ
13a z軸モータ
13b z軸位置検出部
14 観察手段
14A ターゲット基板観察手段
14B ドナー基板観察手段
15 ターゲット基板
15a 転写面
16 Siウェハ
17A,17B 薄膜パターン
18 ドナー基板
19 モニタ
20 ダミーのドナー基板
21 圧接痕
22 xyzステージ
30 制御装置
31 CPU
32 メモリ
33 真空ポンプ
34 FAB処理部
36 真空計
,X 移動距離
基板観察手段間の距離
L1,XL2 移動距離
ΔX 相対距離

Claims (14)

  1. 複数の薄膜パターンを担持するドナー基板を第1のステージ上に取り付け、前記第1のステージに対向して配置された第2のステージ上にターゲット基板を取り付ける第1の工程と、
    前記第1および第2のステージ上に取り付けられた前記ドナー基板および前記ターゲット基板の水平方向の相対的位置を検出する第2の工程と、
    前記第2の工程による検出結果に基づいて前記ドナー基板および前記ターゲット基板を相対的に移動させ、前記ドナー基板と前記ターゲット基板との水平方向の位置決め、圧接および離間を行い、前記ドナー基板上の前記薄膜パターンを前記ターゲット基板上に転写する第3の工程とを含むことを特徴とする微小構造体の製造方法。
  2. 前記第2の工程は、前記ドナー基板および前記ターゲット基板の表面を観察工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の微小構造体の製造方法。
  3. 前記第2の工程は、同一場所に配置された観察手段により前記ドナー基板および前記ターゲット基板の表面を観察することにより、前記ドナー基板および前記ターゲット基板の水平方向の相対的位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の微小構造体の製造方法。
  4. 前記第2の工程は、前記ドナー基板の表面をドナー基板観察手段により観察し、前記ターゲット基板の表面をターゲット基板観察手段により観察することにより、前記ドナー基板および前記ターゲット基板の水平方向の相対的位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の微小構造体の製造方法。
  5. 前記第2の工程は、前記水平方向の相対的位置として、前記ターゲット基板と転写対象の前記薄膜パターンとの水平方向の相対距離ΔXを検出することを特徴とする請求項1に記載の微小構造体の製造方法。
  6. 前記第2の工程は、前記ドナー基板観察手段と前記ターゲット基板観察手段間の距離X、転写対象の前記薄膜パターンの特定部分と前記ドナー基板観察手段との間の距離X、および前記ターゲット基板の特定部分と前記ターゲット基板観察手段との間の距離Xを計測し、前記ターゲット基板と転写対象の前記薄膜パターンとの水平方向の相対距離ΔXを、ΔX=X−X−Xにより算出することを特徴とする請求項4に記載の微小構造体の製造方法。
  7. 前記第2および前記第3の工程は、前記ターゲット基板上に前記薄膜パターンを積層する毎に行うことを特徴とする請求項1に記載の微小構造体の製造方法。
  8. 複数の薄膜パターンを担持するドナー基板が取り付けられる第1のステージと、
    ターゲット基板が取り付けられる第2のステージと、
    前記第1および第2のステージ上に取り付けられた前記ドナー基板および前記ターゲット基板の水平方向の相対的位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて前記第1および第2のステージを制御し、前記ドナー基板と前記ターゲット基板との水平方向の位置決め、圧接および離間を行い、前記ドナー基板上の前記複数の薄膜パターンを前記ターゲット基板上に転写させる制御部とを有することを特徴とする微小構造体の製造装置。
  9. 前記検出手段は、前記ターゲット基板および前記ドナー基板の表面を画像化する観察手段を備えたことを特徴とする請求項8に記載の微小構造体の製造装置。
  10. 前記観察手段は、同一場所から前記ターゲット基板および前記ドナー基板の表面を観察することを特徴とする請求項9に記載の微小構造体の製造装置。
  11. 前記観察手段は、前記ドナー基板の表面を観察するドナー基板観察手段と、前記ドナー基板観察手段とは異なる場所に設けられ、前記ターゲット基板の表面を観察するターゲット基板観察手段とを備えたことを特徴とする請求項9に記載の微小構造体の製造装置。
  12. 前記ドナー基板観察手段および前記ターゲット基板観察手段は、一方が第1および第2のステージのうち水平方向に移動するステージに設けられ、他方が移動しない場所に設けられたことを特徴とする請求項11に記載の微小構造体の製造装置。
  13. 前記ドナー基板観察手段および前記ターゲット基板観察手段は、共に移動しない場所に設けられたことを特徴とする請求項10に記載の微小構造体の製造装置。
  14. 前記観察手段がSEMであることを特徴とする請求項9に記載の微小構造体の製造装置。
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