JP2006346353A - 椅子型マッサージ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】椅子型マッサージ機において、着座者の体重や体格等に影響されることなく、座部に設けられたマッサージ手段のマッサージ効果を、十分に得ることができるようにする。
【解決手段】椅子本体3に対し、大腿上方を跨った状態でその両端部を椅子本体3側の適所へ連結されるベルト部材10が設けられ、このベルト部材10の少なくとも一端部は椅子本体3に対して連結及び離脱自在とされ、さらにこのベルト部材10には着座者の大腿上面にマッサージ動作を施すマッサージ手段が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、椅子型マッサージ機に関するものである。
座部を有して、この座部に座った着座者の臀部乃至大腿裏にかけた一部又は全部をマッサージできるように、座部内にマッサージ手段が設けられた椅子型マッサージ機は、いまや周知である(例えば、特許文献1等参照)。
なお多くの椅子型マッサージ機では、座部の後部に背もたれ部が設けられ、この背もたれ部内にも、凭れ掛かった着座者の背中をマッサージするためのマッサージ手段が設けられているのが普通である。更に、座部の左右両側にはアームレストが設けられ、座部への着座者は、これら左右のアームレスト上へ腕を置いた姿勢でリラックスできるようになっている。
最近では、このアームレスト上へ置いた腕をマッサージするためのマッサージ手段を、アームレストに対して設けたものも提案されている(上記特許文献1参照)。
特開2005−28045号公報
子供や高齢者、若い女性など、体重の軽い者や体格的に殊に下半身が細い者では、座部に設けられたマッサージ手段によるマッサージ効果を十分に受け難いということがあった。理由の一つとして、マッサージ手段が座部上の着座者を押し上げる方向に作用する動作(指圧など)や、着座者への面圧を確保した状態で行う動作(バイブレーションなど)に対し、着座者による下向きの負荷が不足し、結果、着座者が身体の一部又は全体として浮き上がり的な作用を受けてしまうためと推察することができる。
一方、座部に設けられたマッサージ手段によるマッサージ効果は、臀部〜太腿の下面側(後側)に作用するものであって、立ち仕事等で疲労したり凝り固まったりした太腿の上面側(前側)を十分にマッサージできるものとなってはいなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、着座者の体重や体格等に影響されることなく、太腿の前側及び後側(前部及び後部)を確実にマッサージできるようにした椅子型マッサージ機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明は、座部が設けられた椅子本体を有し、この座部には着座者の臀部乃至大腿裏にかけた一部又は全部にマッサージ動作を施すマッサージ手段が設けられており、椅子本体には着座者の大腿上方を跨った状態でその両端部を椅子本体側の適所へ連結されるベルト部材が設けられ、このベルト部材の少なくとも一端部は椅子本体に対して連結及び離脱自在とされ、且つこのベルト部材には着座者の大腿上面にマッサージ動作を施すエア駆動によるマッサージ手段が設けられていることを特徴とする。
こうすることで、太腿の上面側(前側)を十分且つ確実にマッサージできるようになる。
なお好ましくは、前記ベルト部材は、前記座部に設けられたマッサージ手段の動作時に着座者の大腿が座部上で持ち上げられるのを阻止するように構成されるとよい。
このような構成であれば、着座者の体重や体格等に影響されることなく着座者自身の浮き上がりを防止でき、マッサージ手段によるマッサージ効果を十分に得ることができる。
ベルト部材は、着座者の片足の大腿上方を跨ぐスパン間で、その両端部が椅子本体側適所へ連結可能とするのが好適である。このようにすることで、座部に対する大腿の拘束が確実となる。また、両足の大腿を一跨ぎに跨ぐようにする場合に比べ、左右の大腿を座部上で左右方向へ移動させる自由度を若干広くできるので、着座者に対して窮屈さを感じさせるおそれが少ない。更に片足の大腿だけ拘束するといった使い方も可能になる(使用上の汎用性が広がる)。
座部の幅方向中央部に対し、ベルト部材の一端部との連結及び離脱を自在にするセンタ側ベルト連結部を設ける場合、このセンタ側ベルト連結部は、前後方向に位置調整自在とするのが好適である。このようにすることで、着用者の体格や好みに対応して柔軟な対応ができる。そのため着座者に対して窮屈さを感じさせるおそれが少ない。
椅子本体には、座部の左右両側で着座者の腕を支持するアームレストを設けることができる。この場合ベルト部材は、座部とアームレストとの相隣間で一端部が支持された状態で、他端側がこの支持端側からアームレストの上を超えてアームレストの左右外方へ架け渡し可能な自由端とすることができる。この場合、椅子本体には、座部側から見てアームレストを超えた外側となる面の適所に、ベルト部材の自由端を連結及び離脱自在にするサイド側ベルト連結部を設ける。加えて、当該ベルト部材には、着座者の上腕にマッサージ動作を施すエア駆動によるマッサージ手段を設ける。
このようにしておけば、例えばベルト部材自体、又はアームレスト側にマッサージ手段を設けた場合に、これらマッサージ手段によってアームレスト上へ置いた着座者の腕をもマッサージすることができる。
なお好ましくは、前記上腕用のマッサージ手段と大腿上面用のマッサージ手段とが、同一の機構で構成されているとい。
上記した座部中央部のセンタ側ベルト連結部と、アームレスト外側のサイド側ベルト連結部とを、両方設けた場合にあっては、ベルト部材の自由端をセンタ側ベルト連結部に連結するか、或いはサイド側ベルト連結部に連結するかの選択で、このベルト部材を大腿用と腕用とに兼用できることになり、構造上の各種利点を得られることになる。
サイド側ベルト連結部についても、前後方向に位置調整自在とするのが好適である。このようにすることで、着用者の体格や好みに対応して柔軟な対応ができる。そのため着座者に対して窮屈さを感じさせるおそれが少ない。
サイド側ベルト連結部は、アームレストに対して出没方向に移動自在にすることも好適とされる。このようにすることで、サイド側ベルト連結部の不使用時における外観性を向上させることができると共に、余計な出っ張りを防止できることによって、この椅子型マッサージ機の周辺での所作に邪魔となるのを防止できる等の利点が得られる。
アームレストには、座部に面する側面にベルト部材を収納するベルト収納部を設けることができる。このベルト収納部を設ければ、ベルト部材の不使用時にこのベルト部材を収納することができるので、座部への着座時やアームレスト上へ腕を置くときなどに邪魔とならない。また、椅子型マッサージ機全体として、見栄えがスッキリとする。
ベルト部材は、その長手方向に沿った長さ調節が自在とするのが好適である。このようにすることで、着用者の体格や好みに対応して柔軟な対応ができる。そのため着座者に対して窮屈さを感じさせるおそれが少ない。
なお、ここにおいて「長さ調節」は、ベルト部材の長手方向に沿って弾性伸縮する部分を設ける場合にあって、この弾性伸縮部分が起こす弾性変化をも含めて言うものとする。
本発明に係る椅子型マッサージ機では、着座者の体重や体格等に影響されることなく、太腿の前側(前部)を確実にマッサージできるようになる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図8は、本発明に係る椅子型マッサージ機1の一実施形態を示している。この椅子型マッサージ機1は、座部2が設けられた椅子本体3を有している。本実施形態の椅子本体3は、座部2の他にも、座部2の後部に設けられた背もたれ部4、座部2の左右両側に設けられたアームレスト5、座部2の前部に設けられたフットレスト6を有している。
背もたれ部4は座部2の後部で立姿勢と寝姿勢との間を揺動可能とされ、フットレスト6は座部2の前部で垂れ姿勢と跳ね上げ姿勢との間を揺動可能とされている。これら背もたれ部4やフットレスト6を揺動させる構造には電動、エア圧駆動、又は手動のいずれを採用してもよく、また単動にしても相互連動にしてもよい。必要に応じて座部2の前後動などを加えてもよい。これらの動きを持たせることで椅子としてのリクライニング機能が得られる。
座部2には、エア圧駆動や電動バイブレータによる振動などを行うためのマッサージ手段7が設けられている。このマッサージ手段7により、座部2への着座者は、臀部乃至大腿裏にかけた一部又は全部に対してマッサージを受けることができる。なお、背もたれ部4やフットレスト6にもこの種のマッサージ手段を設ければよい。
椅子本体3にはベルト部材10が設けられている。このベルト部材10には左側配置のものと右側配置のものとがある。左側配置のベルト部材10は、座部2の左辺部と左側のアームレスト5との相隣間で一端部が支持され、他端部が自由端11として延び出されており、右側配置のベルト部材10は、座部2の右辺部と右側のアームレスト5との相隣間で一端部が支持され、他端部が自由端11として延び出されている。
各ベルト部材10は、支持端側からアームレスト5の上を超えてその左右外方へ架け渡し可能な長さとされている。また、各ベルト部材10の自由端11には連結具12が設けられている。
これに対して椅子本体3には、座部2の幅方向中央部にセンタ側ベルト連結部15が設けられ、座部2側から見て左右の各アームレスト5を超えた外側となる面の適所に、サイド側ベルト連結部16が設けられている。これらセンタ側ベルト連結部15及びサイド側ベルト連結部16は、いずれもベルト部材10の連結具12と連結及び離脱が自在に行える構造となっている。
座部2において、センタ側ベルト連結部15は内部のクッション材中へ埋設状に設けられ、クッション材の表面を包み込んでいるカバーシート材18には、このセンタ側連結部15に対応した位置にスリット19が設けられている。このスリット19は、カバーシート材18の弾性や張力を利用して閉じた状態を維持できるようにすればよい。また面ファスナーやファスナー、ボタンなどを用いて閉じた状態を維持できるようにしてもよい。
サイド側ベルト連結部16については、外部へ露出されたままとなっている。なお、ベルト部材10の連結具12との連結及び離脱が容易に行えるように、この連結及び離脱を行う部分がやや外方、斜め上方を向くように傾けられている。
センタ側ベルト連結部15及びサイド側ベルト連結部16は、ベルト部材10の連結具12と連結及び離脱するための構造が同じものとされている。
この構造は例えば、図8に示すようなものであって、センタ側ベルト連結部15及びサイド側ベルト連結部16はケース本体20を有し、このケース本体20の内部には板バネ等により弾性を有して形成されたフック片21が設けられている。またこのケース本体20には、バネ22により頭部23aをケース外へ膨出保持する状態に付勢されながらも、必要に応じてケース本体20内へ押し込み可能とされた離脱ボタン23が設けられている。
この離脱ボタン23はフック片21に当接するフック解除片24を有しており、この離脱ボタン23の押し込み操作時にはフック解除片24により、フック片21に対してそれの弾性とは逆向きの押し戻し力を与えるようになっている。
これに対し、ベルト部材10の連結具12には、ケース本体20内へ差し込まれる舌片25が設けられ、この舌片25の先端寄りに、フック片21と係合可能なフック孔26が形成されている(図1参照)。そのため、連結具12をケース本体20内へ差し込めば連結具12のフック孔26にフック片21が係合して互いの連結状態が維持され、一方、離脱ボタン23を押し込み操作することで、連結具12のフック孔26からフック片21が追い出されて連結具12をケース本体20から引き抜くことができる。
従って図4及び図5に示すように、センタ側ベルト連結部15に対して連結具12を連結させれば、ベルト部材10は、座部2に座る着座者における片足の大腿Th上方を跨ってその両端部を椅子本体3側に連結される状態となり、この大腿Thの一部乃至全部(又は着座者全体)が座部2上で持ち上げられるのを阻止することができるようになる。
また図6及び図7に示すように、サイド側ベルト連結部16に対して連結具12を連結させれば、ベルト部材10は、アームレスト5上へ置いた着座者の腕Fa上方を跨ってその両端部を椅子本体3側に連結される状態となり、腕Faをアームレスト5上へ拘束することができるようになる。
図2及び図3に示すように、センタ側ベルト連結部15は、座部2内に設けられた支持脚30によって上向きに保持されている。この支持脚30は例えば揺動構造などを具備して前後方向への移動が可能となっており、これによってセンタ側ベルト連結部15を前後方向に位置調整自在としてある。
このようにすることで、着用者の体格や好みに柔軟に対応して、ベルト部材10が大腿Th上方を跨る位置付けを調整できるので、着座者に対して窮屈さを感じさせるおそれが少ない。しかも、センタ側ベルト連結部15の不使用時には、着座者が立ち上がろうとしたり反対に着座しようとする行為中に、このセンタ側ベルト連結部15が着座者に当接しない位置(例えば最も前方位置)へ移動させておくことができ、これによって着座者が不快感を覚えることがないようにできる。
なお、このようにセンタ側ベルト連結部15を前後方向に位置調整自在とする場合には、座部2に対して設けるスリット19も前後方向に長く形成するのが好適である。また、支持脚30に具備させる揺動構造にはラチェット機構を採用して調節後の揺動角度を仮保持できるようにしてもよいし、或いは敢えてラチェット機構を採用しないものとして(揺動自在のままとして)、着座者の着座姿勢中の動きに追従できるようにしてもよい。前方へ向けてバネ等で引っ張る構造にして、着座者が立ち上がるときや着座するときの不快感防止効果を確実に得られるように工夫してもよい。
図3に示すように、サイド側ベルト連結部16についても、前後方向へ向けた適宜揺動構造又は適宜スライド構造を具備しており、前後方向に位置調整自在とされている。
このようにすることで、着用者の体格(腕Faの太さや長さ等)や好みに柔軟に対応して、ベルト部材10が腕Fa上方を跨る位置付けを調整できるので、着座者に対して窮屈さを感じさせるおそれが少ない。
図2、図3、図5、図7に示すように、ベルト部材10が椅子本体3に対して支持される部分はアームレスト5の内部とされており、このアームレスト5の内部には、支持側位置調節手段40が設けられている。
この支持側位置調節手段40は、長手方向を前後方向へ向けた支持バー41と、この支持バー41の両端部を支持するブラケット部材42と、このブラケット部材42を上下動自在に保持するガイドバー43とを有している。ベルト部材10の支持側の端部45は、支持バー41に対して前後動自在な状態で連結されている。
なお、ガイドバー43に対するブラケット部材42の上下動には例えば送りねじ機構を採用しておき、これを電動又は手動の駆動部46で駆動させる構造等とすることができる。
このような支持側位置調節手段40を設けることで、上記したセンタ側ベルト連結部15やサイド側ベルト連結部16の前後方向位置調整に、更に調整幅が広がる。しかも、この支持側位置調節手段40が有する上下方向の位置調節機能は、実質的にベルト部材10の長さ調節を可能とするものである。のみならず、大腿Thや腕Faに対してベルト部材10を巻き掛ける状況下での巻掛け角度を調節することにもなるから、着用者の体格や好みに対応して一層柔軟な対応(フィット感調整など)ができることになる。
アームレスト5には、座部2に面する側面に対し、支持側位置調節手段40からベルト10を外方へ引き出すためのベルト用通孔50が設けられていることになるが、このベルト用通孔50が設けられた部位はアームレスト5内へ窪んだ状態とされており、ここにベルト部材10を収納するためのベルト収納部52が設けられている。
そのため、ベルト部材10の不使用時にはこのベルト部材10をベルト収納部52へ収納することができ、ベルト部材10が座部2への着座時やアームレスト5上へ腕Faを置くときなどに邪魔とならない。また、椅子型マッサージ機1の全体として見栄えがスッキリとする。
ベルト部材10には、エア駆動によるマッサージ手段が設けられている。そのため、着座者における大腿Thの上面や腕Faをマッサージできるようになる。
以上詳説したように、本発明に係る椅子型マッサージ機1では、座部2に着座者が座わった後、ベルト部材10の連結具12をセンタ側ベルト連結部15に対して連結させれば(図4及び図5参照)、このベルト部材10で着座者の大腿Th上方を跨らせた架け渡し状態にできる。
従って、座部2に設けられたマッサージ手段7を作動させた場合でも、大腿Th(要するに着座者全体)が座部2上で持ち上げられるのを阻止することができ、着座者の臀部乃至大腿裏にかけた一部又は全部に対するマッサージ効果を十分に得ることができる。またベルト部材10に設けられたエア駆動によるマッサージ手段を作動させれば、着座者の大腿上面をマッサージでき、座部2側のマッサージ手段7との協同作用として、マッサージ効果を一層高めることができる。
なお、座部2側のマッサージ手段7を作動させず、ベルト部材10のマッサージ手段だけを単独で作動させるような使い方も、当然にできる。
一方、ベルト部材10の連結具12をサイド側ベルト連結部16に対して連結させれば(図6及び図7参照)、このベルト部材10でアームレスト5上へ置いた着座者の腕Fa上方を跨らせた架け渡し状態にできる。
従って、ベルト部材10に設けられたエア駆動によるマッサージ手段を作動させれば、腕Faをアームレスト5上へ拘束した状態で、腕Faに対するマッサージ効果を十分に得ることができる。
ベルト部材10は、不使用時にはアームレスト5に設けられたベルト収納部52へ収納することができるので、座部2への着座時やアームレスト5上へ腕Faを置くときなどにこのベルト部材10が邪魔とならず、また椅子型マッサージ機1全体として見栄えがスッキリとする。
ベルト部材10の連結具12をセンタ側ベルト連結部15に連結するかサイド側ベルト連結部16に連結するかの選択で、このベルト部材10を大腿Th用と腕Fa用とに兼用できることになり、構造上の大型化抑制(小型化)、複雑化抑制(簡潔化)が図れ、見栄え上の悪さ(厳つさ等)を防止できると共に、低コスト化が図れる等、様々な利点が得られるものである。
図8に示すように、サイド側ベルト連結部16は、アームレスト5に対して出没方向に移動自在にすることもできる。このようにすることで、サイド側ベルト連結部16の不使用時における外観性を向上させることができると共に、余計な出っ張りを防止できることによって、この椅子型マッサージ機1の周辺での所作に邪魔となるのを防止できる等の利点が得られる。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、ベルト部材10にマッサージ手段を設けない場合も含めるものとする。ベルト部材10は、両足の大腿Thを一跨ぎにするスパンを有したものとして形成し、座部2の左右両側間へ架け渡すようにしてもよい。
ベルト部材10の長さ調節に関しては、ベルト部分(マッサージ手段を設けない部分)を利用して、直接的な長さ調節構造を採用したり、伸縮ベルトを設けたりすることができる。また、アームレスト5を高さ調節可能にしたり、センタ側ベルト連結部15やサイド側ベルト連結部16を高さ調節可能にしたりして、これらをベルト部材10の長さ調節に使うようにしてもよい。
アームレスト5にも適宜マッサージ手段を設けることができる。
本発明に係る椅子型マッサージ機の一実施形態を示した斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線矢視図である。 大腿のマッサージ状態を図1と比較し易く描いた斜視図である。 図4のC−C線断面図である。 腕のマッサージ状態を図1と比較し易く描いた斜視図である。 図6のD−D線断面図である。 センタ側ベルト連結部の一例を示した正面断面図である。 アームレストに対するサイド側ベルト連結部の取付状態の別例を示した正面断面図である。
符号の説明
1 椅子型マッサージ機
2 座部
3 椅子本体
5 アームレスト
7 マッサージ手段(座部側)
10 ベルト部材
15 センタ側ベルト連結部
16 サイド側ベルト連結部
52 ベルト収納部
Th 大腿
Fa 腕

Claims (10)

  1. 座部が設けられた椅子本体を有し、この座部には着座者の臀部乃至大腿裏にかけた一部又は全部にマッサージ動作を施すマッサージ手段が設けられており、椅子本体には着座者の大腿上方を跨った状態でその両端部を椅子本体側の適所へ連結されるベルト部材が設けられ、このベルト部材の少なくとも一端部は椅子本体に対して連結及び離脱自在とされ、且つこのベルト部材には着座者の大腿上面にマッサージ動作を施すエア駆動によるマッサージ手段が設けられていることを特徴とする椅子型マッサージ機。
  2. 前記ベルト部材は、前記座部に設けられたマッサージ手段の動作時に着座者の大腿が座部上で持ち上げられるのを阻止するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の椅子型マッサージ機。
  3. 前記ベルト部材は、着座者の片足の大腿上方を跨ぐスパン間でその両端部が椅子本体側適所へ連結可能となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の椅子型マッサージ機。
  4. 前記椅子本体には、座部の幅方向中央部に前記ベルト部材の一端部との連結及び離脱を自在にするセンタ側ベルト連結部が設けられており、このセンタ側ベルト連結部は前後方向に位置調整自在とされていることを特徴とする請求項3に記載の椅子型マッサージ機。
  5. 前記椅子本体には座部の左右両側で着座者の腕を支持するアームレストが設けられており、
    前記ベルト部材は、座部とアームレストとの相隣間で一端部が支持された状態で他端側がこの支持端側からアームレストの上を超えてアームレストの左右外方へ架け渡し可能な自由端とされており、座部側から見てアームレストを超えた外側となる面の適所に上記ベルト部材の自由端を連結及び離脱自在にするサイド側ベルト連結部が設けられていて、
    当該ベルト部材には、着座者の上腕にマッサージ動作を施すエア駆動によるマッサージ手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
  6. 前記上腕用のマッサージ手段と大腿上面用のマッサージ手段とが、同一の機構で構成されていることを特徴とする請求項5に記載の椅子型マッサージ機。
  7. 前記サイド側ベルト連結部は前後方向に位置調整自在とされていることを特徴とする請求項5又は6に記載の椅子型マッサージ機。
  8. 前記サイド側ベルト連結部はアームレストに対して出没方向に移動自在とされていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
  9. 前記アームレストには、座部に面する側面にベルト部材を収納するベルト収納部が設けられていることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
  10. 前記ベルト部材は、その長手方向に沿った長さ調節が自在とされていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
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