JP2006345749A - パン生地製造装置 - Google Patents

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Masakazu Kanehara
正和 金原
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Abstract

【課題】 少量のパン生地材料を混練する際にも混練を充分行うことができる混練羽根を提供する。
【解決手段】 混練羽根は、回転軸に着脱自在に装着されるボス部と、該ボス部を挟んで前記ボス部からそれぞれ反対側の外方に延びたほぼ平板状の第1羽根と第2羽根とを有している。第1羽根は、略水平方向に設けられている。第2羽根は、略垂直方向に設けられ、その側面は回転時に前記パン生地材料によって下方に押圧される方向に傾斜され、その下端面は前記容器の内底面と近接対置される。また第2羽根の上端面のうちボス部に近接した部分に該ボス部の上面より上方に突出したグリップ部を形成し、該グリップ部以外の上端面はボス部の上面より低く形成したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、容器内に投入された小麦粉、水及びイースト菌等のパン生地材料を混練羽根を用いて混練して、パン生地を形成するパン生地製造装置に関する。
パン生地製造装置は、容器の中に小麦粉、水及びイースト菌等のパン生地材料を投入し、混練羽根を約15分〜25分間の混練行程中、回転と停止を交互に繰り返して材料を混練してパン生地を形成している。従来から使用されている一般的な混練羽根Bは、図6(A)、(B)に示すように回転軸に着脱自在に装着するボス部B3を挟んで反対側の外方に延びるほぼ平板状の第1羽根B1と、第2羽根B2とを有し、第1羽根B1は略水平方向、第2羽根B2は略垂直方向に形成されている。
第1羽根B1と第2羽根B2の各上端面を結ぶ面は、図6(A)にP−P’線で示すようにボス部B3の上面を含めてほぼ平坦面となる。(特許文献1参照)すなわち図6(A)は正面図、図6(B)は上面図を示している。
特開2004−254581号公報
一般家庭において、一度に形成するパン生地は350グラムから1000グラム強が一般的であり、この範囲の材料を混練するには図6に示す従来の混練羽根Bで行うことができる。しかしながら菓子パンのみ焼きたい時には200グラム程度の少量の材料でパン生地を形成する必要があり、このとき従来の混練羽根Bではうまく混練できなかった。
混練中は材料がダンゴ状の「かたまり」になって混練が行われるが、少量の材料で図6に示す混練羽根Bで混練すると、この「かたまり」が小さく、且つ軽いために混練羽根Bの上に乗ってしまい、混練を充分に行うことができなかった。
すなわち図6のP−P’線に示すように混練羽根Bの上端は平坦状態であるので「かたまり」が混練羽根の上に乗った状態となり、混練羽根の回転にも関わらずその「かたまり」は羽根の回転と一緒になって混練羽根の上で遅れながら回っているだけとなり、混練は充分行われず、その結果グルテンの形成も充分できなく美味なパン生地の形成はできなかった。
本発明は、このような従来の混練羽根が有していた問題を解決しようとするものであり、その目的とするところは、少量のパン生地材料を混練する際にも混練を充分行うことができる混練羽根を提供するとともに、グルテンを充分形成してパン生地の伸展性を良くしたパン生地製造装置を提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するために、容器の内底面の中央部に設けられた回転軸に着脱自在に装着される混練羽根により前記容器内でパン生地材料を混練してパン生地を形成するパン生地製造装置において、
前記混練羽根は、前記回転軸に着脱自在に装着されるボス部と、該ボス部を挟んで前記ボス部からそれぞれ反対側の外方に延びたほぼ平板状の第1羽根と第2羽根とを有し、
第1羽根は、前記ボス部から伸長し、前記容器の内底面より所定間隔離間させて略水平方向に設けられ、
第2羽根は、略垂直方向に設けられ、その側面は回転時に前記パン生地材料によって下方に押圧される方向に傾斜され、その下端面は前記容器の内底面と近接対置され、その上端面のうち前記ボス部に近接した部分に該ボス部の上面より上方に突出したグリップ部を形成し、該グリップ部以外の上端面はボス部の上面より低く形成したことを特徴とする。
本発明によるパン生地製造装置では、第2羽根の上端面をボス部の上面より低くするとともにボス部に近接した部分にこのボス部の上面より上方に突出したグリップ部を形成したので、少量のパン生地材料の「かたまり」であっても充分混練できる。
すなわちボス部の上に乗っている「かたまり」にグリップ部がくい込む。グリップ部は混練羽根の回転中心より離れた第2羽根に設けているので、くい込んだ状態で「かたまり」を回転移動させることができる。また「かたまり」はその重さによりボス部より低くなった上端面に落ち込むので、より一層グリップ部は「かたまり」にくい込むので、「かたまり」を混練羽根の回転方向に移動させやすくなる。
以下、本発明に係るパン生地製造装置の一実施例を、図1乃至図5に基づいて説明する。図1は、本発明によるパン生地製造装置の概略を示す断面図、図2は、図1で使用する混練羽根の正面図、図3は、同じく混練羽根の上面図、図4は、同じく第2羽根側からみた側面図、図5は、図3のX―X’線断面図である。
パン生地製造装置Dは、基台部1、容器2及び混練羽根3で構成される。基台部1には、操作パネル4、制御回路5、及びモータ6が設けられている。操作パネル4には、図示しないが運転スイッチや液晶表示パネル等が備えられている。操作パネル4からの運転信号は制御回路5へと送られ、制御回路5はこの運転信号に基づきモータ6を駆動させる。モータ6は一方向に約400〜500rpmで回転し、モータ6の回転軸7が回転する。
容器2は、基台部1と着脱自在に装着され、上部はパン生地材料(図示せず)を投入するための開口2aが設けられている。この開口2aには、蓋8が取り外し自在に設けられている。また、内底面2bは平面状に構成されるとともに、その中央部には孔が設けられており、この孔より回転軸7を突出させている。
混練羽根3は、ボス部3aと、ボス部3aを挟んでボス部3aから互いに反対側の外方へ第1羽根3b及び第2羽根3cを延設しており、合成樹脂材またはアルミ等の金属材で構成される。そして金属材で構成した場合は、その表面にフッ素樹脂等のコーティングが施される。
ボス部3aの中心部には軸芯Cと平行に貫通孔3dが縦設されており、この貫通孔3dに回転軸7が着脱自在に装着される。モーター6の回転軸7が回転されると、混練羽根3は回転軸7を軸として半時計回りに約400〜500rpmで回転する。(図3の矢印方向)ここで、貫通孔3d及び回転軸7の断面形状は半円状に構成されているため、混練羽根3の貫通孔3d内部で回転軸7がすべることなく、回転軸7の回転は混練羽根3へと確実に伝達される。
第1羽根3bは、略水平方向に設けられ、ボス部3aから離れるに従い、ボス部3aの上面より少し上方に伸長させて容器2の内底面2bより所定間隔離間させる。また上面から見た形状(上面視の形状)を略タマゴ形状に構成するとともに回転時に前記パン生地材料に突入する上流側端面部分の上面を丘状に膨出3b’させている(図3参照)。さらに、その先端部は下方に屈曲3b”させている(図5参照)。
第2羽根3cは、略垂直方向に設けられ、その側面は回転時にパン生地材料によって下方に押圧される方向に傾斜され(図1及び図4参照)、その上端面3c’はボス部3aの上面よりも低い位置に設けられている。そして上端面3c’うちボス部3aに近い部分に、ボス部3aの上面より上方に突出したグリップ部9を一体的に形成してある。下端面は容器2の内底面2bと近接対置される(図1参照)。
次に、パン生地製造装置Dの動作について説明する。まず、室温25℃の環境下で、小麦粉、水、及びイースト菌等からなるパン生地材料を容器2内に投入する。次に、操作パネル4の運転スイッチを押すと、制御回路5に運転信号が送られ、制御回路5はこの運転信号に基づきモータ6を駆動させる。モータ6の回転軸7が回転して混練羽根3に伝達され、混練羽根3は半時計方向に約400〜500rpmで回転し、パン生地材料を混練する。混練羽根3の回転に伴い、パン生地材料は第2羽根3cにて上方に押し上げら、第1羽根3bが材料の中に入り込み、第1羽根3bと第2羽根3cの相乗作用にて、パン生地材料は均一に混練される。
上記したパン生地の混練行程は約20分間行われる。具体的には2分間混練羽根3を回転したあと、1分間の停止期間を設け、この停止期間にショートニングを容器に投入する。ショートニングを最初から材料中に投入するとショートニングの油脂が小麦粉一つずつの粒子に付着し、そのためにグルテンができなくなってしまい、伸展性のないパン生地ができてしまうので、混練の途中で投入するようにしたのである。1分間の停止期間の後、17分間連続して混練羽根3を回転させて混練を行うのである。
混練の途中は、パン生地材料はダンゴ状の「かたまり」となり混練羽根3の上に乗りやすくなる。材料が350グラム以上あれば「かたまり」も大きく重いので、その重さにより「かたまり」は混練羽根の上端面より下方に垂れ下がるので、第2羽根3cに引っかけられて移動させられ結果的に混練ができるのである。
しかしながら上述したように菓子パン等を作る場合には200グラム程度の少ない材料であるので、「かたまり」は軽く小さない。そのため「かたまり」は混練羽根3の上に乗ってしまい、羽根が回転しても「かたまり」は羽根の上で踊っているだけで混練されない。
本発明は、混練羽根3を上述のように構成することにより、「かたまり」は第2羽根3cの上端面3c’上に落ち込み且つグリップ9がくい込むので、「かたまり」は第2羽根3cにより移動させられ、結果的に第1羽根3b、第2羽根3cの相乗作用で混練させることができる。
上記実施例は本発明の一例に過ぎず、本発明の趣旨の範囲で適宜変形や修正を加えても、本願の特許請求の範囲に包含されることは明らかである。たとえば、図1でモータ6の回転軸7の回転がそのまま混練羽根3に伝達するような構造になっているが、モータ6の回転軸7にカップリングを取付け、容器2側の回転軸には駆動ギアが設けられ、容器2を基台部1に装着した際、駆動ギアがカップリングに嵌合するようにして、モータの回転が混練羽根に伝達するようにしてもよい。
本発明のパン生地製造装置の概略断面図。 図1に使用する混練羽根の正面図。 同じく混練羽根の上面図。 同じく混練羽根の第2羽根側からみた側面図。 図3におけるX−X’線断面図。 従来の混練羽根Bを示し、(A)は正面図、(B)は上面図。
符号の説明
D パン生地製造装置
1 基台部
2 容器
2b 内底面
3 混練羽根
3a ボス部
3b 第1羽根
3c 第2羽根
3d 貫通孔
5 制御回路
6 モータ
7 回転軸
9 グリップ部

Claims (1)

  1. 容器の内底面の中央部に設けられた回転軸に着脱自在に装着される混練羽根により前記容器内でパン生地材料を混練してパン生地を形成するパン生地製造装置において、
    前記混練羽根は、前記回転軸に着脱自在に装着されるボス部と、該ボス部を挟んで前記ボス部からそれぞれ反対側の外方に延びたほぼ平板状の第1羽根と第2羽根とを有し、
    前記第1羽根は、前記ボス部から伸長し、前記容器の内底面より所定間隔離間させて略水平方向に設けられ、
    前記第2羽根は、略垂直方向に設けられ、その側面は回転時に前記パン生地材料によって下方に押圧される方向に傾斜され、その下端面は前記容器の内底面と近接対置され、その上端面のうち前記ボス部に近接した部分に該ボス部の上面より上方に突出したグリップ部を形成し、該グリップ部以外の上端面はボス部の上面より低く形成したことを特徴とするパン生地製造装置。
JP2005174722A 2005-06-15 2005-06-15 パン生地製造装置 Pending JP2006345749A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011082504A1 (zh) * 2010-01-07 2011-07-14 Yang Liangen 一种自动取面包的面包机
CN106665725A (zh) * 2017-02-20 2017-05-17 刘魁 一种揉面效果好的面条机

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