JP2006344858A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ツェナー耐圧のばらつき幅を抑え、高品質のツェナーダイオードを高歩留まりで形成する。
【解決手段】 N型のシリコンからなる結晶面方位(100)の半導体基板2を用い、その主面にN型の半導体層3を形成する。次いで、P型の不純物を半導体層3に拡散することによりP型半導体層4を形成し、PN接合面5を形成する。次いで、例えば酸化シリコンを半導体基板2の主面に形成した後、絶縁膜6およびその一部にコンタクト孔7を開口する。次いで、アルミニウムなどの金属膜を半導体基板2の主面およびその裏面に形成することにより、表面電極8および裏面電極9を形成する。最後に半導体基板2を各ツェナーダイオード素子にダイシングし、ツェナーダイオード1を得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造技術に関し、特に、結晶面方位(100)の半導体基板を用いた半導体装置の製造に適用して有効な技術に関するものである。
例えば携帯電話やノートパソコン、デジタルカメラ等多くの携帯機器で採用されているリチウムイオン電池では過充電保護回路を内蔵しており、その回路を保護するためにツェナーダイオードが採用されている。
特許文献1には、<100>結晶軸より15.8°傾けた<511>結晶軸をもちいたツェナーダイオードが開示されている。
特許文献2には、(100)面の基板を用いて(111)面を露出するようにエッチングして形成された埋め込み型ツェナーダイオードが開示されている。
特許文献3には、<111>軸を1〜6°傾けたシリコン単結晶を用いたツェナーダイオードが開示されている。
特許文献4には、(100)面の半導体基板を用いて4つの側面が{110}面からなるメサ型ダイオードが開示されている。
特開平4−266065号公報 特開平9−153629号公報 特開平11−186121号公報 特開2000−4029号公報
本発明者が検討した例えば6V程度のツェナー耐圧のツェナーダイオードを備えた半導体装置について図5〜図10により説明する。
図5は、本発明者が検討したツェナーダイオード101を模式的に示す断面図であり、エピタキシャル層103を有する半導体基板102にPN接合面5が形成された構造が示されている。ツェナーダイオード101は次のように製造される。まず、例えば、不純物濃度が5×1018/cm程度のN型のシリコン(Si)からなる半導体基板102を用い、その主面に不純物濃度が5×1019/cm程度のN型のエピタキシャル層103を形成する。次いで、例えばフォトリソグラフィおよびイオン注入法によって、例えばボロン(B)などのP型の不純物をエピタキシャル層103に拡散することによりP型の半導体層4を形成し、PN接合面5を形成する。次いで、例えばCVD法によって、例えば酸化シリコン(SiO)を半導体基板102の主面に形成した後、フォトリソグラフィおよびエッチングによって、絶縁膜6およびその一部にコンタクト孔7を開口する。次いで、例えば蒸着法によって、アルミニウムなどの金属膜を半導体基板102の主面およびその裏面に形成することにより、表面電極8および裏面電極9を形成する。最後に半導体基板102を各ツェナーダイオード素子にダイシングし、ツェナーダイオード101を得ることができる。
このように、例えば6V程度のツェナー耐圧のツェナーダイオード101は、N型の半導体基板102上の高濃度のエピタキシャル層103に形成することができる。エピタキシャル層103を有する半導体基板102を用いて形成されたツェナーダイオード101は、エピタキシャル成長によって正確な不純物濃度に形成することができるため、所望のツェナー耐圧(ツェナー特性)を得やすい。しかしながら、エピタキシャル成長させる時間が昇温、冷却を含め数時間と長いため、例えばエピタキシャル層を有しない半導体基板に比べ、エピタキシャル層103を有する半導体基板102を用いることは製品コストを高額にする。
図6は、本発明者らが検討したツェナーダイオード201を模式的に示す断面図であり、エピタキシャル層を有しない半導体基板202にPN接合面5が形成された構造が示されている。ツェナーダイオード201は次のように製造される。まず、例えば、不純物濃度が5×1018/cm程度のN型のシリコン(Si)からなる半導体基板202を用い、その主面に、例えばイオン注入法によって、不純物濃度が5×1019/cm程度のN型の半導体層3を形成する。次いで、上記ツェナーダイオード101と同様に、半導体基板201にP型の半導体層4、絶縁膜6、表面電極8および裏面電極9を形成することによって、ツェナーダイオード201を得ることができる。なお、半導体基板202には、結晶面方位が(111)面の半導体ウェハ(以下、単に「ウェハ」と略する)が用いられている。
図7は、不純物濃度プロファイルの説明図であり、同図(a)はエピタキシャル層を有する半導体基板、同図(b)はエピタキシャル層を有しない半導体基板の濃度プロファイルを示す。なお、ツェナーダイオード101に用いた半導体基板101は図7(a)に示す濃度プロファイルを有し、ツェナーダイオード201に用いた半導体基板201は図7(b)に示す濃度プロファイルを有している。
図7に示すように、エピタキシャル層を有しない半導体基板の濃度プロファイル(同図(b))が、エピタキシャル層を有する半導体基板と同様の濃度プロファイル(同図(a))を示しているので、高価なエピタキシャル層を有する半導体基板を用いなくとも、低額なエピタキシャル層を有しない半導体基板を用いることができる。すなわち、所望のツェナー耐圧を得やすいツェナーダイオード(ツェナーダイオード201)を低コストで製造することができる。
図8は、本発明者が検討したツェナーダイオード201のウェハ面内方向に対するツェナー耐圧を示す説明図である。図9は、本発明者が検討したツェナーダイオード201のウェハ面内方向に対する結晶基板抵抗率を示す説明図である。図10は、結晶面方位(111)のウェハ面内の抵抗率ばらつきを示す説明図であり、軸長さに対するばらつき(RRG)を示している。なお、ばらつき(RRG)は、RRG=(Ed−Ce)/Ceであり、Edはウェハのエッジから6mmの抵抗率、Ceはウェハの中心の抵抗率である。
図8に示すように、結晶面方位(111)のウェハにおいて、そのウェハ面内に対するツェナーダイオード201のツェナー耐圧の特性が、ウェハの外周部(Top、O.F.)では高く、中央部(Cent.)では低く、すなわち中央部(Cent.)が凹むように、ウェハ面内でばらついている。
これは図9に示すように、結晶面方位(111)のウェハにおいて、そのウェハ面内に対する結晶基板抵抗率の特性が、ウェハの外周部(Top、O.F.)では高く、中央部(Cent.)では低く、すなわち中央部(Cent.)が凹むようにウェハ面内でばらついていることが原因と考えられる。また図10に示すように、結晶面方位(111)のウェハにおいて、抵抗率のばらつき(RRG)は、10%以上あり、ばらつきが大きく、また、ある軸長さにおける抵抗率のばらつき幅が大きいことが原因と考えられる。このようにツェナーダイオード201は、結晶基板特性の影響を受けやすいといえる。
例えばツェナー耐圧が6V程度のツェナーダイオード201は、N型の半導体層とP型の不純物拡散により主特性(ツェナー耐圧)を決定している。前述した結晶影響に起因するウェハ面内の特性ばらつきの対策のため、本発明者は、熱拡散工程を中心に特性の補正、制御を実施している。すなわち、特性測定値(例えばツェナー耐圧)のウェハ面内ばらつきが多発するため、ロット毎にP型の不純物拡散時のウェハ方向の変更、すなわち拡散炉内でウェハの入れ替え(以下、「補正拡散」と称する)を行い、ウェハ面内の熱拡散のばらつきを補正しながらツェナーダイオードを製造している。このため、ウェハ面内におけるツェナーダイオードのツェナー耐圧のばらつきを、ある程度は改善することができた。
しかしながら、近年のツェナーダイオードの要求品質はさらに厳しいものがあり、さらにツェナー耐圧のばらつき幅を抑え、高品質のツェナーダイオードを高歩留まりで形成することが求められている。また、前述したように、ウェハ面内のツェナー耐圧ばらつきが大きく、また、ロット毎のP型不純物拡散時の熱ばらつき対策を実施しても、ウェハ中央部と外周部の熱履歴の差を少なくすることが困難であるため、目標特性の製品を取得することが困難である。
本発明の目的は、ツェナー耐圧のばらつき幅を抑え、高品質のツェナーダイオードを高歩留まりで形成することが技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体装置は、半導体基板に形成された第1導電型の第1半導体層と、前記第1半導体層に形成された第2導電型の第2半導体層と、前記第1半導体層と第2半導体層との間に形成されたPN接合のツェナーダイオードを備えた半導体装置であって、前記半導体基板の結晶面方位(100)で形成されてなるものである。
本発明による半導体装置の製造方法は、(a)結晶面方位(100)の半導体基板を用い、その主面に第1導電型の不純物をイオン注入することにより第1半導体層を形成する工程、(b)前記第1半導体層に第2導電型の不純物をイオン注入することにより第2半導体層を形成する工程を有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
結晶面方位(100)の半導体基板を用いることで、ツェナー耐圧のばらつき幅を抑え、高品質のツェナーダイオードを高歩留まりで形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本発明の実施の形態のツェナーダイオードを備えた半導体装置を図1〜図4により説明する。図1は、本発明の実施の形態のツェナーダイオード1を模式的に示す断面図である。図2は、結晶面方位(100)の半導体ウェハ(以下、単に「ウェハ」と略する)面内の抵抗率ばらつきを示す説明図であり、軸長さに対するばらつき(RRG)を示している。図3は、図1のツェナーダイオード1のウェハ面内方向に対する結晶基板抵抗率を示す説明図である。図4は、図1のツェナーダイオード1のウェハ面内方向に対するツェナー耐圧を示す説明図である。なお、図2に示すばらつき(RRG)は、RRG=(Ed−Ce)/Ceであり、Edはウェハのエッジから6mmの抵抗率、Ceはウェハの中心の抵抗率である。また、図4では、前述した本発明者が検討した結晶面方位(111)の半導体基板を用いたツェナーダイオード(図6参照)のツェナー耐圧を併せて示している。
図1に示すように、本発明の実施の形態のツェナーダイオード1は次のように構成されている。厚さが数100μm程度の例えばN型のシリコン(Si)からなる半導体基板2には、例えばN型(第1導電型)の半導体層(第1半導体層)3が形成されている。N型の半導体層3には、例えばP型(第2導電型)の半導体層(第2半導体層)4が形成されており、半導体層3との境界面にPN接合面5が形成されている。半導体基板2の主面には、半導体層4を露出するコンタクト孔7を有する例えば酸化シリコン(SiO)からなる絶縁膜6が形成されている。半導体基板2の主面およびその主面と反対の裏面にそれぞれ表面電極8および裏面電極9が形成され、表面電極8がP型の半導体層4と、裏面電極9がN型の半導体基板2と電気的に接続されている。
例えば、N型の半導体基板2の不純物濃度は、例えば5×1018/cm程度である。半導体基板2がN型の場合は、例えばリン(P)、ヒ素(As)などのN型の不純物が例えばイオン注入され、抵抗率が例えば15mΩ・cm程度になるようにドープして製造されたウェハである。抵抗率が例えば15mΩ・cm程度の半導体基板2を用いることでツェナーダイオード1の順方向特性を向上することができる。なお、本実施の形態では、半導体基板2はN型として説明するが、P型であっても良い。その場合の半導体基板2は、例えばボロン(B)などのP型の不純物がイオン注入され、抵抗率が例えば15mΩ・cm程度になるようにイオン注入して製造されたウェハとなる。また、抵抗率が100mΩ・cm以上では正常時の順方向特性が悪化してしまうので、抵抗率は10〜18mΩ・cm程度が好ましい。
また、N型(第1導電型)の半導体層3の不純物濃度は、例えば5×1019/cm程度であり、P型(第2導電型)の半導体層4の不純物濃度は、例えば1×1022/cm程度である。本実施の形態では、第1導電型をN型、第2導電型をP型として説明するが、第1導電型をP型、第2導電型をN型としても良い。N型の場合は、例えばリン(P)、ヒ素(As)などのN型の不純物がイオン注入され、P型の場合は、例えばボロン(B)などのP型の不純物がイオン注入される。すなわち、半導体層3および半導体層4は、それぞれN型の不純物層およびP型の不純物層である。
ここで、半導体基板2は、結晶面方位(100)のウェハを用いる。この結晶面方位(100)のウェハでは、図2に示すように、ウェハ面内の抵抗率のばらつきが小さい。また、前述の結晶面方位(111)のウェハ(図10参照)に比べて、ウェハ面内の抵抗率のばらつきが小さく、また、抵抗率のばらつき幅も小さい。また、図3に示すように、結晶面方位(100)のウェハにおいて、そのウェハ面内に対する結晶基板抵抗率が、ウェハの外周部(Top、O.F.)と、中央部(Cent.)とでは、ほぼ15mΩ・cm程度で一定となっている。
このため、図4に示すように、結晶面方位(100)の半導体基板2を用いることで、ツェナーダイオード1のツェナー耐圧のばらつき幅を少なくすることができる。
次に、図1で示した本発明の実施の形態のツェナーダイオード1の製造を以下に説明する。まず、例えば、不純物濃度が5×1018/cm程度のN型のシリコン(Si)からなる半導体基板2を用い、その主面に、例えばイオン注入法によって、不純物濃度が5×1019/cm程度のN型の半導体層3を形成する。次いで、例えばフォトリソグラフィおよびイオン注入法によって、例えばボロン(B)などのP型の不純物を半導体層3に拡散することによりP型半導体層4を形成し、PN接合面5を形成する。次いで、例えばCVD法によって、例えば酸化シリコン(SiO)を半導体基板2の主面に形成した後、フォトリソグラフィおよびエッチングによって、絶縁膜6およびその一部にコンタクト孔7を開口する。次いで、例えば蒸着法によって、アルミニウムなどの金属膜を半導体基板2の主面およびその裏面に形成することにより、表面電極8および裏面電極9を形成する。最後に半導体基板2を各ツェナーダイオード素子にダイシングし、ツェナーダイオード1を得ることができる。
ここで、半導体基板2は、結晶面方位(100)のウェハを用いる。したがって、前述したように、結晶面方位(100)の半導体基板2を用いることで、ツェナーダイオード1のツェナー耐圧のばらつき幅を少なくすることができる。また、ツェナー耐圧のばらつき幅を少なくすることで、高品質のツェナーダイオードを高歩留まりで形成することができる。
また、結晶面方位(100)の半導体基板2を用いることで、結晶面起因の抵抗率面内ばらつきを考慮する必要がなる。すなわち、ウェハ面内のツェナー耐圧ばらつき幅を抑制することができるので、本発明者が検討したツェナーダイオード(図6参照)で行っていた補正拡散の回数を低減、あるいは行わなくとも良い。
また、本発明者が検討したツェナーダイオード(図5参照)では、エピタキシャル層を有する半導体基板を用いたが、本実施の形態のツェナーダイオード1では、エピタキシャル層を有しない半導体基板1を用いているので、その製造コストを低減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、結晶面方位(100)のN型の半導体基板に例えばN型と反対のP型の不純物をドープさせ、P型不純物とN型不純物とのキャンセルによって、半導体基板の抵抗率の制御を行うことができる。
また、例えば、結晶面方位(100)のN型の半導体基板の所定の領域に、例えばN型と反対のP型の不純物をドープさせて、ウェハ面内の抵抗率ばらつきを故意に発生させることができる。この手法は、例えば熱履歴によるウェハ面内の抵抗率ばらつきをあらかじめ考慮して、ウェハ面内で抵抗率がばらつかないように、先にウェハ面内の抵抗率ばらつきを故意に発生させる場合に有効である。
本発明は、半導体装置を製造する製造業に幅広く利用されるものである。
本発明の実施の形態のツェナーダイオードを模式的に示す断面図である。 結晶面方位(100)のウェハ面内の抵抗率ばらつきを示す説明図である。 図1のツェナーダイオードのウェハ面内方向に対する結晶基板抵抗率を示す説明図である。 図1のツェナーダイオードのウェハ面内方向に対するツェナー耐圧を示す説明図である。 本発明者が検討したツェナーダイオードを模式的に示す断面図である。 本発明者が検討したツェナーダイオードを模式的に示す断面図である。 濃度プロファイルの説明図であり、(a)はエピタキシャル層を有する半導体基板、(b)はエピタキシャル層を有しない半導体基板の濃度プロファイルである。 図6のツェナーダイオードのウェハ面内方向に対するツェナー耐圧を示す説明図である。 図6のツェナーダイオードのウェハ面内方向に対する結晶基板抵抗率を示す説明図である。 結晶面方位(111)のウェハ面内の抵抗率ばらつきを示す説明図である。
符号の説明
1 ツェナーダイオード
2 半導体基板
3 半導体層
4 半導体層
5 PN接合面
6 絶縁膜
7 コンタクト孔
8 表面電極
9 裏面電極
101 ツェナーダイオード
102 半導体基板
103 エピタキシャル層
201 ツェナーダイオード
202 半導体基板

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された第1導電型の第1半導体層と、
    前記第1半導体層に形成された第2導電型の第2半導体層と、
    前記第1半導体層と第2半導体層との間に形成されたPN接合面とを有するツェナーダイオードを備えた半導体装置であって、
    前記半導体基板の結晶面方位が、(100)面であることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1半導体層は、N型の不純物がイオン注入された不純物層であり、
    前記第2半導体層は、P型の不純物がイオン注入された不純物層であることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記半導体基板の抵抗率は、10mΩ・cm以上、18mΩ・cm以下であることを特徴とする半導体装置。
  4. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された第1導電型の第1半導体層と、
    前記第1半導体層に形成された第2導電型の第2半導体層と、
    前記第1半導体層と第2半導体層との間に形成されたPN接合面とを有するツェナーダイオードを備えた半導体装置の製造方法であって、
    (a)結晶面方位(100)の前記半導体基板を用い、その主面に前記第1導電型の不純物をイオン注入することにより前記第1半導体層を形成する工程、
    (b)前記第1半導体層に前記第2導電型の不純物をイオン注入することにより前記第2半導体層を形成する工程、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項4記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体基板の抵抗率は、10mΩ・cm以上、18mΩ・cm以下であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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