JP2006344857A - 薄型基板用架台 - Google Patents

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Abstract

【課題】
簡素な構造にておよそ200ミリ〜600ミリ四方のさまざまな大きさや薄さの薄型基板やフィルム等のごく薄い基板材料等を容易に差込むことが可能で、支え板や止め具を使用せず、複数枚の薄型基板等を互いに接触したり折れ曲げたりすることなく等間隔にラックに立てた状態で保持でき、乾燥・焼付、運搬できる薄型基板用架台を提供する。
【解決手段】
平坦な長方形の金属あるいは耐熱性樹脂からなる平板の、長手方向の両端を均等に下方に垂直に折り曲げて側面2を形成したラック本体1の上面3に、複数個の円弧状溝4が等間隔に刻まれており、それぞれの溝4の両端は側面2の角溝部5につながり差込み部が形成されており、上記溝4のふくらみを持っている側に、溝4の半分程度の長さで、その一端が溝4と同一または小さな曲率を有する押圧部材6を、上面3の裏側から溝4の中央箇所にて溝4の溝幅の半分程度を塞ぐように装着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリント基板の製造における薄型基板に塗布したインキの乾燥や焼付およびその他の工程において、およそ200ミリ〜600ミリ四方のさまざまな大きさ、薄さの薄型基板やフィルム等のごく薄い基板材料であっても容易に差込むことが可能であり、かつ複数枚の薄型基板等が互いに接触したり、折れ曲がり倒れたりすることなく乾燥機内や運搬途上においても等間隔にラックに立てた状態で保持できる薄型基板用架台に関するものである。
従来の薄型基板用架台には、支え板や止め具を用いたものがある。(例えば実用新案文献1参照。)ラック本体の溝に薄型基板を差込んで基板支え板に立てかけ、この基板支え板に基板を押え治具で挟んで固定するものである。
実開平6−18893号公報
しかし上記のような従来の薄型基板用架台では取付け作業が煩雑なうえ、基板の大きさが変わると対応できない場合が生じる、また両面同時に塗布された基板には適さない、支え板や止め具類のインキ汚れの清掃にも時間を要し作業性が悪い等の問題点がある。そこで本発明では、およそ200ミリ〜600ミリ四方のさまざまな大きさ、薄さの薄型基板やフィルム等のごく薄い基板材料を容易に差込むことができ、支え板や止め具を使用せず、複数枚の薄型基板等を互いに接触したり折れ曲げたりすることなく等間隔に架台に立てた状態で保持することができる薄型基板用架台を提供する。
請求項1記載の薄型基板用架台(以下本発明1という)は、平坦な長方形の金属あるいは耐熱性樹脂からなる平板の、長手方向の両端を均等に下方に垂直に折り曲げて側面2を形成したラック本体1の上面3に、複数個の円弧状溝4が等間隔に刻まれており、それぞれの溝4の両端は側面2の角溝部5につながり差込み部が形成されており、上記溝4のふくらみを持っている側には、溝4の半分程度の長さで、その一端が溝4と同一または小さな曲率を有する押圧部材6が、上面3の裏側から溝4の中央箇所にて溝4の溝幅の半分程度を塞ぐように装着されていることを特徴とする。
請求項2記載の薄型基板用架台(以下本発明2という)は、上記の押圧部材6の代りに、上記溝4のふくらみを持っている側に、溝4の溝幅より小さい半径の円盤状の金属板材が上面3の裏側から、溝4の中央箇所に一個または間隔をあけて複数個装着されており、かつ円盤状の金属部材は溝4の溝幅の半分程度を塞ぐように装着されていることを特徴とする。
請求項3記載の薄型基板用架台(以下本発明3という)は、上記の押圧部材6の代りに、上記溝4のふくらみを持っている側の中央箇所に一個または間隔を空けて複数個、舌片状の凸部が設けられ、凸部の長さは溝4の溝幅の半分程度で、凸部の両端には凸部の長さと同程度の長さの細い切込部12が設けられており、かつ凸部が斜め下方になだらかに折り曲げられていることを特徴とする。
本発明1、本発明2、および本発明3の薄型基板用架台を用いた際、上記説明の通り、円弧状溝4と角溝部5にからなる差込み部の溝幅は、押圧部材6が装着された中央部より両端部において基板90の厚さに対し比較的広い開口を持ち、基板90を挿入しやすい構造となる。さらに基板90を挿入した後、基板90を溝4に沿わせてやや後方に倒すと、溝4と押圧部材6の先端によって基板90が挟持され、基板90の湾曲による応力と自重のバランスによって、支え板や止め具等を一切使わず、角溝部の深さ程度のわずかな加え代にて基板90を立てた状態で保持することができる。
上記理由により、簡素な構造にておよそ200ミリ〜600ミリ四方までのさまざまな大きさ、薄さの薄型基板90およびフィルム等のごく薄い基板材料等を容易に差込むことが可能で、等間隔に複数枚基板90をラックに立てた状態で保持でき、基板90の両面片面問わずインキ塗布面および基板自体を損なうことなく均一に乾燥・焼付、さらに運搬もできる。支え板や止め具等を使用しないため取付けや取外し作業が軽減できるうえ、構造もシンプルかつコンパクトで使い勝手が良く、インキ汚れの清掃も簡単となっている。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例について詳細説明をするが、例示は単に説明用のものであり、後述する具体的構成に限定されるものではなく、必要に応じ適宜構成を変形、追加又は削除した構成としても良い。
図1は、本発明1の実施例の形態の一例を示した斜視図である。ラック本体1は板厚2ミリ、幅170ミリ、長さは両手に持って運搬しやすい600ミリとし、上面3には20ミリの等間隔に、幅5ミリの円弧状溝4を複数箇所設け、その円弧の曲率はR200ミリ、ラック本体1の両側面2の高さは20ミリで、円弧状溝4から側面2につながる角溝部5は上面3から7ミリの深さとなるよう形成した。ラック本体1には運搬しやすいように取手9を設けた。
図2は本発明1の実際の使用状況を示した斜視図および部分拡大断面図である。円弧状溝4においてふくらみを持った側には押圧部材6が装着されており、こちらの側が使用者の手前側となるようにして使用した。押圧部材6は長さ80ミリ、幅20ミリ、厚さ3ミリとし、円弧状溝4の円弧より小さい曲率のR150にて、円弧状溝4の溝幅の半分2.5ミリを塞ぐように先端部8を突出させた。先端部8の上面はより基板90を挿入しやすいように面取りを施した。円弧状溝4においてふくらみを持った側に対向する側は、薄型基板90の溝支持部7となし、使用者にとっては奥側とした。
使用者はラック本体1に対し、溝4と平行に構え、両手で持った薄型基板90をやや手前に倒しながら最も奥の溝4から差込むこととした。(B)参照。基板90を溝支持部7に添わせるように差込み、ラック側面2の角溝部5まで挿入すると基板90をやや後方に倒し、押圧部材6の先端部8に基板90の下部をあてがい固定して立たせた。(C)参照。
図3は本発明1、2、3の実施例の形態の一例を示した平面図および断面図である。
図3の押圧部材6aは本発明1の実施例の形態の一例を示す説明図である。押圧部材6aは長さ80ミリ、幅20ミリ、厚さ3ミリとし、円弧状溝4の円弧より小さい曲率のR150とし、溝4の溝幅の半分2.5ミリを塞ぐように先端部を突出させた。先端部の上面はより基板90を挿入しやすいように面取りを施した。押圧部材6aはラック本体1の上面3の裏側に、溝4の幅の半分2.5ミリを塞ぐように2本のネジ10aにて装着する。ネジ10aは、頭部直径4ミリ長さ10ミリのものを使用し、ネジ止め位置はラック本体幅の両端からそれぞれ55ミリ、ふくらみを持った側の淵から5ミリ内側の2箇所とした。上面3側のネジ穴11aは、前後方向の楕円形とし、直径3ミリ長手方向の長さ6ミリとした。これによりネジ止め位置をずらすことによって押圧部材6aの位置を変え、薄型基板90の大きさ、厚さ、素材の種類によって基板90の立ち上がり角度を微調整することができた。
図3の押圧部材6bは本発明2の実施例の形態の一例を示す説明図である。押圧部材6bは円盤状の金属板で直径15ミリ、厚さ3ミリとし、ラック本体1の上面3の裏側に、溝4の溝幅の半分2.5ミリを塞ぐようにネジ10bにて装着する。溝4に突出した押圧部材6bの先端部の上面はより基板90を挿入しやすいように面取りを施した。ネジ10bは、頭部直径4ミリ長さ10ミリのものを使用し、ネジ止め位置はラック本体幅の中央、ふくらみを持った側の淵から5ミリ内側の1箇所とした。上面3側のネジ穴11bの直径は3ミリとし、溝4に向かって開口させた。これによりネジ止め位置をずらすことによって押圧部材6bの位置を変え、薄型基板90の大きさ、厚さ、素材の種類によって基板90の立ち上がり角度を微調整することができた。
図3の押圧部6cは本発明3の実施例の形態の一例を示す説明図である。舌片状の凸部6cはラック本体の中央とその両側25ミリ離れた位置の3箇所に設け、その凸部の長さ2.5ミリ、幅5ミリとした。それぞれの舌片状の凸部6cの両側には長さ2.5ミリ、幅1ミリの切込部12を設けた。舌片状の凸部6cはこの切込部12から斜め下方になだらかに3ミリ折り曲げ、弾性をもたらすことにより基板90を立てた状態に保持できた。
本発明により、プリント基板等の製造工程において、大型化、薄型化している基板およびフィルム等のごく薄い基板材料等に対し、従来架台のように支え板や止め具等を使用せず、簡便に複数枚の基板等を立てた状態で保持することが可能となるため、従来品の代わりに大変役立ち広く利用されると推測される。
本発明1の実施例の形態の一例を示した斜視図である。 本発明1の実際の使用状況を示した斜視図および部分拡大断面図である。 本発明1、2、3の実施例の形態の一例を示した平面図および断面図である。
符号の説明
1:ラック本体
2:側面
3:上面
4:円弧状溝
5:角溝部
6,6a,6b,6c:押圧部材
7:溝支持部(奥側)
8:先端部
9:取手
10,10a,10b:ネジ
11,11a,11b:ネジ穴
12:切込部
90:薄型基板

Claims (3)

  1. 平坦な長方形の金属あるいは耐熱性樹脂からなる平板の、長手方向の両端を均等に下方に垂直に折り曲げて側面(2)を形成したラック本体(1)の上面(3)に、複数個の円弧状溝(4)が等間隔に刻まれており、それぞれの溝(4)の両端は側面(2)の角溝部(5)につながり差込み部が形成されており、上記溝(4)のふくらみを持っている側には、溝(4)の半分程度の長さで、その一端が溝(4)と同一または小さな曲率を有する押圧部材(6)が、上面(3)の裏側から溝(4)の中央箇所にて溝(4)の溝幅の半分程度を塞ぐように装着されていることを特徴とする薄型基板用架台。
  2. 上記の押圧部材(6)の代りに、上記溝(4)のふくらみを持っている側に、溝(4)の溝幅より小さい半径の円盤状の金属板材が上面(3)の裏側から、溝(4)の中央箇所に一個または間隔をあけて複数個装着されており、かつ円盤状の金属部材は溝(4)の溝幅の半分程度を塞ぐように装着されていることを特徴とする請求項1記載の薄型基板用架台。
  3. 上記の押圧部材(6)の代りに、上記溝(4)のふくらみを持っている側の中央箇所に一個または間隔を空けて複数個、舌片状の凸部が設けられ、凸部の長さは溝(4)の溝幅の半分程度で、凸部の両端には凸部の長さと同程度の長さの細い切込部(12)が設けられており、かつ凸部が斜め下方になだらかに折り曲げられていることを特徴とする請求項1記載の薄型基板用架台。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107323084A (zh) * 2017-08-31 2017-11-07 东莞市五株电子科技有限公司 一种薄板烤板架

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