JP2006344400A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池で生成される生成水を出口マニホールドに滞留させることなく、効率よく排出することのできる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】本発明の燃料電池システム1は、燃料電池スタック2の出口マニホールド6にドレーン配管8を接続して生成水を生成水回収タンク10に排出しており、ドレーン配管8に穴の径を可変にしたオリフィス9を設置し、穴の径の調節はコンプレッサ3の圧力に基づいて調節するようにして、燃料電池スタック2で生成される生成水の量が多いときには穴の径が大きくなり、生成水の量が少ないときには穴の径が小さくなるように調節することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は燃料電池システムに係り、特に燃料電池の出口マニホールドにドレーン配管を接続して生成水を排出する燃料電池システムに関する。
一般に、燃料電池は、水素等の燃料ガスと空気等の酸化剤ガスとを電気化学的に反応させることにより、燃料ガスのもつ化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する装置であり、下記の電気化学反応を利用して電極から電気エネルギーを取り出すものである。
アノード:H→ 2H+ 2e (1)
カソード:2H+ 2e+ (1/2)O → HO (2)
この反応にあるように、燃料電池のカソードでは水蒸気が発生し、発生した水蒸気は凝縮して生成水となる。この生成水は回収されて外部に放出されていた。
ここで、生成水を回収して排水するための燃料電池の配管構造の従来例として、例えば特開平4−264365号公報(特許文献1)が開示されている。この従来例では、燃料電池の出口側反応ガス配管内部で凝縮結露した発電生成水を配管途中の低い位置に設けたドレーンポッドに集め、水位レベルに応じて排水している。
また、排出されていたドレーン水を有効活用するために、ドレーン水を燃料電池冷却系に供給する燃料電池発電システムの従来例として、例えば特開平5−54903号公報(特許文献2)が開示されている。
さらに、配管内に残留した水の凍結を防止するためにドレーンバルブを制御して排水を行う燃料電池システムの従来例として、例えば特開2004−39527号公報(特許文献3)が開示されている。
特開平4−264365号公報 特開平5−54903号公報 特開2004−39527号公報
上述した従来の燃料電池システムでは、燃料電池の出口マニホールドに溜まった生成水を排水する場合には、出口マニホールドにドレーン配管を接続し、このドレーン配管を通じて生成水を生成水タンクに貯めて外部に排出していた。このような配管構造にすると、出口マニホールドの内圧が高いのに対して生成水タンクはほぼ大気圧なので、ドレーン配管には内圧を維持するためのオリフィスが設置されていた。
しかしながら、ドレーン配管を通じて排出される生成水はオリフィスで決められた一定の流速でのみ排出されるので、生成水が増加すると出口マニホールド内に生成水が滞留してうまく排出されずに、カソードの流路面積が減少するなどの不具合が発生するという問題点があった。
上述した課題を解決するために、本発明の燃料電池システムは、燃料電池の出口マニホールドにドレーン配管を接続して生成水を排出する燃料電池システムにおいて、前記ドレーン配管に穴の径を可変にしたオリフィス装置を設置したことを特徴とする。
本発明に係る燃料電池システムでは、ドレーン配管に設置したオリフィス装置の穴の径を可変にしたので、生成水の量に応じて穴の径を変化させて排水量を調節することができ、これによって出口マニホールド内に生成水を滞留させることなく、効率良く短時間で排出することが可能になる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システム1は、燃料ガスと酸化剤ガスとが供給されて電気化学反応により発電する燃料電池スタック2と、酸化剤ガスである空気を加圧して燃料電池スタック2に供給するコンプレッサ3と、燃料電池スタック2に空気を供給する入口配管4と、燃料電池スタック2に供給された空気を均等に分配する入口マニホールド5と、燃料電池スタック2から排気されたガスを集める出口マニホールド6と、マニホールド6で集められたガスを排出する出口配管7と、出口マニホールド6に滞留する生成水を排出するドレーン配管8と、ドレーン配管8に設置されたオリフィス9と、ドレーン配管8の生成水を回収する生成水回収タンク10とを備えている。
このように構成された燃料電池システム1において、コンプレッサ3は外気を吸入して加圧し、燃料電池スタック2から取り出される出力に応じた空気量を燃料電池スタック2に供給している。コンプレッサ3から送出された空気は入口配管4を通じて入口マニホールド5に供給され、燃料電池スタック2に均等に分配される。
燃料電池スタック2ではアノードに燃料ガスである水素ガスが供給され、カソードに酸化剤ガスである空気が供給されて電気化学反応によって発電が行われている。そして、発電によって生成された水蒸気などを含む排気ガスは出口マニホールド6で集められて出口配管7から排出される。
このとき、凝縮して出口マニホールド6に溜まった生成水は、燃料電池スタック2の運転によって生じたカソードの内圧によって出口マニホールド6からドレーン配管8に押し出されてオリフィス9を通過して生成水回収タンク10に集められる。
ここで、オリフィス9は、ドレーン配管8の途中に設置され、カソードの内圧が生成水回収タンク10の圧力よりも高いので、カソードの内圧を維持するために設置されている。そして、オリフィス9の穴の径は可変になっており、燃料電池スタック2で生成される生成水の量が多いときには穴の径も大きくなり、生成水の量が少ないときには穴の径も小さくなるように調節される。この穴の径の調節方法としては、燃料電池スタック2から取り出された出力に比例して生成水も増加するので、燃料電池スタック2の出力に応じた空気量を供給しているコンプレッサ3からの圧力に基づいてオリフィス9の穴の径を変化させるようにする。これによって、生成水の量に応じてオリフィス9の穴の径を調節することが可能になる。また、オリフィス9の穴の径を変化させるための動力としては、コンプレッサ3の負圧を利用する機械式であってもよいし、コンプレッサ3の圧力を検出して電気的に穴の径を調節する電気式であってもよい。
次に、本実施形態の燃料電池システム1による作用を説明する。燃料電池スタック2で発電が行われているときに、燃料電池スタック2から取り出される出力が上昇すると、コンプレッサ3によって送られる空気の圧力も同時に増加する。
そして、燃料電池スタック2では出力の増加に伴って出口マニホールド6に溜まる生成水の量も増加していくが、このときオリフィス9の穴の径はコンプレッサ3からの圧力に応じて大きくなっており、通常よりも多くの生成水を出口マニホールド6から生成水回収タンク10に排出できるようになっている。
したがって、生成水の量が増加したとしても、出口マニホールド6内に生成水が滞留して排出されないということはなくなり、カソードの流路面積が減少するなどの不具合が発生することを防止できる。
逆に、燃料電池スタック2の出力が低下するときには、コンプレッサ3によって送られる空気の圧力も同時に減少し、この圧力の減少に応じてオリフィス9の穴の径も小さくなる。このとき、燃料電池スタック2の出力が低下しているので、出口マニホールド6に溜まる生成水の量も減少しており、オリフィス9の穴の径を小さくしたとしても十分に生成水を排出することは可能になる。また、オリフィス9の穴の径を小さくしているので、カソードの内圧を維持することも可能になる。
このように、本実施形態の燃料電池システム1では、ドレーン配管8に設置したオリフィス9の穴の径を可変にしたので、生成水の量に応じて穴の径を変化させて排水量を調節することができ、これによって出口マニホールド6内に生成水を滞留させることなく、効率良く短時間で排出することが可能になる(請求項1の効果)。
また、本実施形態の燃料電池システム1では、オリフィス9の穴の径を燃料電池スタック2で生成される生成水の量に基づいて調節するので、生成水の量の増減に応じて穴の径を調節して効率良く生成水を排出することが可能になる(請求項2の効果)。
さらに、本実施形態の燃料電池システム1では、オリフィス装置の穴の径をコンプレッサ3の圧力に基づいて調節するので、燃料電池スタック2から排出される生成水の量に応じて穴の径を変化させることができ、これによって出口マニホールド6内に生成水を滞留させることなく、効率良く短時間で排出することが可能になる(請求項3の効果)。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を図2に基づいて説明する。図2は、本実施形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態の燃料電池システム21は、出口マニホールド6近傍のドレーン配管8に逆止弁22を設置したことが第1の実施形態と異なっており、その他の構成は第1の実施形態と同一なので、詳しい説明は省略する。
このように、本実施形態の燃料電池システム21では、ドレーン配管8に逆止弁22を設置したので、出口マニホールド6内の圧力が低下する運転停止時においても、ドレーン配管8内の生成水が逆流して出口マニホールド6内に戻る現象を防ぐことができ、ドレーン配管8のレイアウト性を向上させることができる(請求項4の効果)。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態を図3に基づいて説明する。図3は、本実施形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態の燃料電池システム31は、オリフィス9にダンパー32を設置したことが第1の実施形態と異なっており、その他の構成については第1の実施形態と同一なので、詳しい説明は省略する。
ここで、ダンパー32は、オリフィス9の穴の径が変化するのを遅延させるためのもので、燃料電池スタック2で生成された生成水がオリフィス9に到達するまでの時間の分だけ穴の径の変化を遅延させるように調節されている。
このように本実施形態の燃料電池システム31では、燃料電池スタック2で生成された生成水がオリフィス9に到達するまでの時間を考慮してオリフィス9の穴の径を変化させるので、燃料電池スタック2の負荷が変動して生成水の量が変動した場合でも、その変化に対応して生成水を排出することができる(請求項5の効果)。
以上、本発明の燃料電池システムについて、図示した実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
燃料電池の出口マニホールドにドレーン配管を接続して生成水を排出する燃料電池システムに係り、特に生成水を出口マニホールドに滞留させることなく、効率よく排出するための技術として極めて有用である。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、21、31 燃料電池システム
2 燃料電池スタック
3 コンプレッサ
4 入口配管
5 入口マニホールド
6 出口マニホールド
7 出口配管
8 ドレーン配管
9 オリフィス
10 生成水回収タンク
22 逆止弁
32 ダンパー

Claims (5)

  1. 燃料電池の出口マニホールドにドレーン配管を接続して生成水を排出する燃料電池システムにおいて、
    前記ドレーン配管に穴の径を可変にしたオリフィス装置を設置したことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記オリフィス装置の穴の径は、前記燃料電池で生成される生成水の量に基づいて調節されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記オリフィス装置の穴の径は、前記燃料電池に酸化剤ガスを供給するコンプレッサの圧力に基づいて調節されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の燃料電池システム。
  4. 前記ドレーン配管に逆止弁を設置したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池で生成された生成水が前記オリフィス装置に到達するまでの時間を考慮して前記オリフィス装置の穴の径を変化させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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