JP2006344205A - パスワード管理方法、装置、システム、記録媒体、プログラム及びパスワードテーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】 パスワードが見破られて悪用されることがないようにするため、場面毎に異なるパスワードを使用させる習慣を徹底させるべく、パスワードの作成や想起が楽に行えるような手段を提供する。
【解決手段】 この発明の新しいパスワード管理のやり方は、パスワードを生成し、写真を撮影し、前記パスワードとこれが何に付いてのパスワードであるかを想起させるための前記写真とを関連付けて記録し、この記録した情報を出力する、と言うものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、パスワードを引き出す明らかな手掛かりを提供してパスワードの取り扱いを容易なものとすることができるパスワード管理方法、装置、システム、記録媒体、プログラム及びパスワードテーブルに関する。
近年銀行のキャッシュカードやクレジットカードの不正使用が大きな社会問題となっている。盗難やスキミングにあったカードが別途とられたパスワードによって使われてしまうのである。このパスワードは生年月日であったり電話番号であることが多いため比較的容易に破られている。あるいは例えばこれらのカード類を一時的に預ける際のロッカーのパスワードにカードのパスワードを用いたりすると、このロッカーのパスワードが盗まれた場合に問題が起こる。ここで問題なのは、面倒であるからと言ってすべてにわたり同一のパスワードを使用していることである。これでは一つが知られてしまえばすべてが終わりである。従ってパスワードは使い分ける必要があり、異なるパスワードをいくつも記憶しなくてはならないと言うことになる。
例えば新しくロッカーを借りる時などには新たにパスワードを作成する必要があるが、重複が無いように考えるのは面倒なことである。こう言った面倒を取り除かない限り再びパスワードの使い回しが起こることは目に見えている。そこでパスワードを自動で生成してくれる特開2004−258906号のような発明を利用するとよい。このようにしてそれぞれの場面に応じたユニークなパスワードを、場面ごとに記憶しておくようにするのである。
特開2004−258906号公報
しかしながら例えばこのロッカーに預けた荷物からクレジットカードを取り出して支払いを済ませて帰ると言うような場面で、ロッカーの鍵に合致するパスワードが想起できないとなると、そこから一歩も先へ進めなくなると言うたいへん困った状況に陥る。何れにせよ適切なパスワードを容易に想起できるようにしないと、結局はパスワードの使い回しに走るようになるであろう。なお本人確認のために指紋などのバイオメトリクスデータを登録させて使用することも考えられているが、これを好まないユーザーが多いのも現実である。
従ってこの発明の課題は、パスワードを引き出しやすくして、パスワードの取り扱いを容易に行なうことができるようにすることにある。
上記課題は、パスワード作成要求に基づいてパスワードを生成し、イメージを取得し、このイメージと前記パスワードとを関連付けて記録し、パスワード出力要求に基づき前記記録したイメージとパスワードとを出力する、パスワード管理方法とすることにより達成される。このようにして生成されたパスワードを用いて施錠するのであるが、この状況に於いてこのパスワードとイメージとが関連付けられていることによって、次に開錠しようとする際にこのイメージを取り出せば対応するパスワードが取り出せるのである。またこのパスワードがいま必要としているパスワードであるが否かはイメージにより確認することができる。なお記録した情報の出力形態に関しては後述するものなど任意形態のものが採用可能である。
イメージは、これをパスワードと一緒に提示する以外にも、イメージを選択可能に提示して、このイメージが選択されたらこれに関連するパスワードを出力すると言うように、段階を設けて行なうようにすることが可能である。再度イメージを確認できるようにしたいのであればイメージの表示に戻れるようにすれば良い。なお複数のイメージをこの中から何れか一つが選択可能となるように提示して、イメージが選択されたらこれに関連するパスワードを出力するようにすることができる。またこの場合には複数のイメージをサムネイル画像等としてまとめて提示することも可能である。このように提示されている複数のイメージを見れば、いま必要としているパスワードがこれ等複数のイメージの中のどのイメージに関連するものであるかが容易に想起できるのである。そのイメージを選択すればパスワードが後述の出力形態で出力される。従って目的のパスワードを見付け出すことが極めて容易である。なおこの際にパスワードと共にこのイメージを表示するようにすれば、このパスワードが適正なものであるか否かがこのイメージによって再度確認できる。またこの際にイメージを大きく表示することも好ましい。
複数のイメージをまとめて提示する場合、パスワードとこれが何に付いてのパスワードであるかを想起させるためのイメージとはセットであり、イメージがあるからパスワードが見付け出しやすい引き出し易いと言うことになるし、またイメージでパスワードの適否が判断できるから、パスワードの取り扱いは極めて容易である。例えば写真を並べて表示すれば、該当する写真を探すだけで適正なパスワードを得ることができるのである。この写真はユーザーが想起しやすい場面を撮るようにすればよい。例えば上記ロッカーのキーボード、銀行のロビー、パソコンの画面、金庫やドアを撮影するのである。写真であれば一目瞭然である。
覚えられない、思い出せないなどの困難な問題を抱えるパスワードであるが、これまではパスワードのみを紙のメモ帳や電子手帳などに記録することが行なわれて来た。しかしながらこのパスワードを見ただけではこれが何に付いてのパスワードであるかを直ぐには想起できない場合があった。これに対してこの発明のパスワード管理では写真などのイメージを使用しているため、文字を読む必要がなく、イメージを見れば一目でそれと分かると言う利点がある。文字よりはイメージの方が格段に分がりやすいのである。すなわちこの発明ではイメージを用いると共にイメージとパスワードとを関連付けるようにした点に最大の特徴を有し、パスワードの取り扱いを容易なものにしている。
また従来よりパスワードとそれに付けた名前とを幾つも並べたリストを作ることが行なわれて来た。例えばパスワードとロッカー名などとの組を並べて紙のメモ帳や電子手帳などに記録しておくのである。しかしながら複数のロッカーを使用しているような状況下では、このパスワード表を見ただけでは、いま開錠しようとしているロッカーに付いての適正なパスワードが直ちには見付け出しづらかったのである。このロッカーがこの表示中のどのロッカーであるかが直ぐには分からないのである。この原因として考えられるのは、このようなパスワード表では文字が主体であることにより、表示を読み目で追って名前を探す必要があり一瞥で目的のものを見付け出すことがなかなか難しいと言うことがある。また気を抜くと行の読み間違いを起こしたりもする。従って相変わらずパスワードは引き出しにくく、パスワードの取り扱いは容易ではない。これに対してこの発明のパスワード管理では、イメージはパスワードを引き出す明らかな手掛かりであって、イメージを用いることでパスワードの見付けやすさが格段に向上している。また確認に付いても一目瞭然なのである。このようなことはこれまでにはなかった。
イメージの取得は、用意しておいたイラストや写真から任意のものを選択させるようにしたり新たに写真を撮影するなどして行なうことができる。写真の撮影では解像度を設定できるようにすることも好ましい。またパソコンや携帯電話などの表示画面をキャプチャしたり、さらにこのキャプチャイメージの縮小加工やトリミングなどを行なうことなどもイメージの取得の一つである。
バスワードの生成は、乱数発生によったり、予め作成しておいたパスワード表から取得したり、またこのパスワード表をユーザーに提示してここから選ばせたり、キーボードなどの入力装置を用いてユーザーからの入力を受け付けることにより行なうことができる。ユーザーにパスワードを入力させる場合ではユーザーはイメージを頭に浮かべながら考えるなどすればよく、上述のようにパスワードの取り扱いが楽な分気楽にパスワードを作ることができる。またパスワードをこの発明の側で生成する場合ではユーザーは自分でパスワードを考える必要さえなくなっている。
上記イメージの取得とパスワードの生成とは、各々別々のトリガーによって為されるようにしてもよいが、イメージの取得をトリガーとしてパスワードを生成したり、逆にパスワードの生成をトリガーとしてイメージを取得するようにすることができる。例えばイメージの取得を写真の撮影としパスワードの生成を乱数の発生によるものとする場合では、写真撮影をトリガーとして乱数発生を行なうのである。なお写真撮影のトリガーはシャッターを切ることである。これに対し各々別々のトリガーによるものとしたいのであれば、例えばシャッターとパスワードの生成スイッチとを設けておき、写真撮影とパスワードの作成とを別々に行なっておき、さらに設けた登録スイッチが押されたら両者を関連付けて記録するなどとすればよい。
記録した情報の出力形態に関して、パスワードの出力は表示装置への表示とすることができる。これによればパスワードは目で見ることができるため、例えば上述したロッカーにキーボードを用いてパスワードを入力するような場合に利用される。このパスワードはイメージとは別に表示しても、イメージに重ねて表示してもよい。またパスワードの出力は送信装置による送信とすることができる。これによれば例えばパスワード認証サーバへ送信装置を介してパスワードを送信することができる。生成したパスワードをパスワード認証サーバ側と共有しておき、パスワードの出力時にパスワード認証サーバへ送信装置を用いて送信するのである。従ってパスワード認証サーバ側ではこの送信されたパスワードを受信して認証する処理を行なう。あるいは例えば家族に電子メールでパスワードを送信することも可能である。
次に上記課題は、写真を撮影し、この写真の撮影をトリガーとして乱数を発生してパスワードを生成し、このパスワードと前記写真とを関連付けて記録し、この写真をサムネイル画像として選択可能に提示し、このサムネイル画像が選択されたらこのサムネイル画像に相当する写真とこの写真に関連付けられたパスワードとを表示するパスワード管理方法とすることにより達成される。なお乱数によるパスワード生成ではなく、ユーザーからのパスワードの入力を受け付けて前記写真に関連付けして記録するようにしてもよい。なお写真を撮影する撮影装置としてはデジタルカメラが好適である。
例えば上述の一時預りのロッカーに付いてパスワードを設定するのであれば、ユーザーがカメラのシャッターを押したらこのロッカーの写真を撮影し、続いて乱数を発生させてパスワードを生成し、このパスワードとロッカーの写真とを一緒にして記録しておくのである。あるいはロッカーの写真を撮影し、ユーザーがキーボードから入力したパスワードを受け付け、このパスワードとロッカーの写真とを一緒にして記録しておくのである。そしてユーザーはこのパスワードをロッカーの施錠の際に使用する。次にロッカーを開錠する際にはこのロッカーの写真を表示させるようにする。写真とパスワードとの組は複数組が記録されるため、前記ロッカーの写真表示は、記録されている全ての写真がサムネイル画像で選択可能に提示される。ユーザーがこのサムネイル画像からいま必要な写真を見付けてそれを選択すると、この選択されたサムネイル画像に相当する写真とこの写真に関連付けられたパスワードとを表示する。なおこの際には写真をサムネイルではなくより大きく表示する。そこには該当するパスワードが表示されるので、ユーザーはこのパスワードをロッカー付属のキーボードから打ち込めばよいわけである。ユーザーにしてみればパスワードが自動的に生成されるので、パスワードの作成に頭を使う必要はない。パスワードをユーザー側に作らせる場合でも、パスワードの記憶に頭を使う必要がないために気楽である。また必要としているパスワードが合っているか否かは写真により確認できる。すなわちパスワードを想起するという必要が殆どなくなっているのである。
このようにユーザーは、写真から必要なパスワードをすぐに見付け出すことができる。これは例えば写真を用いることなく、パスワードのみ、あるいはパスワードとロッカー名などとを関連付けたものを記録してある場合であって複数のロッカーを使用しているような状況下では、このレコードの表示を見ただけではいま開錠しようとしているロッカーに付いての適正なパスワードが直ちには見付け出し辛いであろう。このロッカーがレコードの表示中のどのロッカーであるかすら直ぐには分からない場合がある。しかしながら写真であれば一目瞭然であって、該当する写真を探すだけで適正なパスワードを得ることができるのであり、パスワードの取り扱いが極めて容易なものとなっている。
さて上記課題は、パスワードを生成するためのパスワード生成装置と、イメージを取得するためのイメージ取得装置と、このイメージ取得装置によって取得したイメージと前記パスワード生成装置によって生成したパスワードとを関連付けて記録するための記憶装置と、この記憶装置に記録した情報の出力装置と、これ等の装置を制御する制御装置と、を有するパスワード管理装置とすることによって達成される。すなわち前記記憶装置にパスワードとこれが何に付いてのパスワードであるかを想起させるためのイメージとを関連付けて記録するのである。これによって、前記記憶装置からイメージを取り出せば対応するパスワードが取り出せる。前記情報の内イメージの取り出しは表示装置で行なわれるが、パスワードに関しては上述した通りである。
なお前記記録した情報の出力に付いてであるが、この情報を表示装置に出力すればイメージと共にパスワードを目で見ることができる。また表示されたイメージに関連付けされたパスワードをRFID(Radio Frequency IDentification)を利用して非接触でリーダに出力することなども可能である。
またこのパスワード管理装置が、前記イメージを選択可能に提示するための表示装置を備え、このイメージが選択されたらこれに関連するパスワードを記憶装置から読み出して前記出力装置へ出力するものとすることができる。特に記憶装置に複数のイメージとパスワードとの組を記録して、これ等のイメージをこの中から何れか一つが選択可能となるように前記表示装置表示して、イメージが選択されたらこれに関連するパスワードを出力するようにすることができる。ユーザーはイメージを見ればこのイメージに関連づけられているパスワードが何に付いてのパスワードであるかを容易に想起することができ、これによって適正なイメージを選択することができる。
このパスワード管理装置では、前記イメージ取得装置が写真を撮影するための撮影装置であるものとすることができる。この撮影装置には静止画用のものや動画用のものなどがある。また前記イメージ取得装置が表示画面をキャプチャするためのキャプチャ装置であるものとすることができる。例えばパスワード管理装置がインターネット接続可能な携帯電話に組み込まれているものとした場合、この携帯電話の表示画面に表示されている例えばショッピングサイトのホームページの画面やそのユーザー登録画面をキャプチャ装置によってキャプチャするのである。そしてこのユーザー登録画面で登録するパスワードを、このキャプチャされたイメージに関連付けしてこのパスワード管理装置で管理するのである。これによれば例えばカメラ付き携帯電話ではあっても撮影することが不可能な自己の表示画面をキャプチャすることによってイメージ取得が可能となるのである。このようなことはこれまで全く考えられていなかった。なおこのショッピングサイトのユーザー認証画面に於いてこのキャプチャされたイメージに関連付けされているパスワードを使用することになる。
また前記パスワード生成装置が乱数発生装置であるものとすることができる。また前記パスワード生成装置が、パスワード表を備えてこのパスワード表からパスワードを取得するパスワード取得装置であるものとすることができる。何れのものでもユーザーにはパスワードを考えさせずに済む。また前記パスワードの生成装置がユーザーからのパスワードの入力を受け付ける入力装置であるものとすることができる。このパスワード管理装置がパスワードの管理をしてくれるので、ユーザーはパスワードを覚える必要がなく、自由に気楽にパスワードを作ることができる。なお例えば乱数発生装置によるパスワード生成と入力装置からのパスワード入力との何れか一をユーザーが選択できるようにしたり、乱数発生装置によるパスワード生成結果を必要に応じてユーザーが編集できるように設計することも可能である。
なおパスワード管理装置が上記写真撮影装置と上記乱数発生装置のようなパスワードの自動生成装置とを備えたものでは、ユーザーはただ写真を撮るだけで良いため、このパスワード管理装置は数ある構成例の中でも最も操作性の良い部類に属するものとなる。このようなパスワード管理装置を提供すれば、ユーザーが再び一つのパスワードの使い回しに戻ることはまずないであろう。
また前記出力装置がパスワードの表示を行なう表示装置であるものとすることができ、これによればパスワードは表示装置に表示されて目で見ることができるため、例えば上述したロッカーにキーボードを用いてパスワードを入力するような場合に利用できる。この表示装置ではパスワードをイメージとは別に表示するようにも、イメージに重ねて表示するようにもできる。また前記出力装置がパスワードの送信を行なう送信装置であるものとすることができる。これによれば送信装置はパスワードを例えばパスワード認証サーバへ送信することができる。生成したパスワードをパスワード認証サーバ側と共有しておき、パスワードの出力時にパスワード認証サーバへ送信装置を用いて出力するのである。
またこのパスワード管理装置のユーザーを撮影して表示するためのカメラとその画像を表示するための表示装置とを有しているものとすることができる。この表示装置はカメラの画像を表示するためにだけ設けても、あるいは前記イメージを表示する表示装置と共用するようにしても良い。これはいわゆるショルダーハッキングを防止するためのものであって、ユーザーを撮影して表示装置に表示するとユーザーの背後が表示されるため、パスワードの肩越の覗き見に注意を払うことができるのである。なおカメラは静止画用のものでも良いが、動画用のものであれば時々刻々の変化を見ることができ便利である。またこのパスワード管理装置のユーザーを写すためのミラーを有しているものとすることができる。前記カメラよりこのミラーの方が簡易なものではあるが、安いコストで同様の効果を奏する。
さて上記課題は次のようなパスワード管理システムとすることによっても達成される。すなわちサーバとこのサーバに接続される端末装置とから構成されるパスワード管理システムであって、当該システムはパスワードを生成するためのパスワード生成手段と、イメージを取得するためのイメージ取得手段と、前記パスワード生成手段により生成したパスワードと前記イメージ取得手段によって取得したイメージとを関連付けて記録するための記憶装置とを備え、端末装置は前記記憶装置に記録した情報を出力する出力手段を有しているものである。サーバと端末装置とは有線または無線により接続される。また使用されるネットワークにはLAN(Local Area Network)やインターネットや電話のパケット網などが含まれる。このシステムによれば、パスワード生成手段、イメージ取得手段、記憶装置に関してはこれをサーバ側で有するも端末装置側で有するも自由であり、ただイメージとパスワードとを関連付けて記録して成る情報の出力手段に付いては端末装置側で所有する。なおこの出力手段は表示装置であったり送信装置であったりする。
前記パスワード生成手段をサーバ側で有するものでは、端末装置側でのパスワード生成を不要のものとすることができる。また前記イメージ取得手段をサーバ側で有するものでは、端末装置側でのイメージ取得を不要のものとすることができる。また前記記憶装置をサーバ側で有するものでは、端末装置側での上記情報の記録を不要のものとすることができる。従ってこれ等の手段の何れか一二あるいは全てをサーバ側に持たせ、前記出力手段は端末装置側に持たせて、サーバと端末装置との間で所要の処理を行なうようにすれば良いわけである。なおサーバ側にパスワード生成手段を有する場合であるが、パスワードの生成は乱数発生によったり、パスワード表からのパスワード取得によったりすればよい。サーバが端末装置に対してユーザーからのパスワード入力を受け付けるように命令すると言う構成であっても、上記パスワード生成手段はサーバ側が有するものと考えることができる。またサーバ側にイメージ取得手段を有する場合であるが、イメージの取得は、用意しておいたイラストや写真から任意のものを端末装置側に選択させるようにするなどすればよい。サーバ側で写真を撮影して用意しておくこともまたイメージ取得の一つである。またサーバ側に記憶装置を有するものでは、例えばパスワードを端末装置側に表示すると言う場合に、所要時にパスワードをサーバの記憶装置から端末装置へダウンロードして、不要になったらこのパスワードを端末装置から消去するなどが可能であり、端末装置からパスワードが盗まれるなどの危険が減少する利点がある。
なおこの発明を、端末装置がサーバに接続した時にサーバから端末装置にダウンロードされて実行される、ネットワークローダブルなパスワード管理ソフトウェアとして、前記情報と共にサーバ側で管理するようなシステム構成も可能である。あるいはまたこの発明をパスワード管理ソフトウェアとして端末装置にインストールして、このソフトウェアの起動時のユーザー認証のみサーバ側で行なうようなシステム構成も可能である。
前記出力手段が送信装置である場合に、この送信装置によってパスワードをパスワード認証サーバへ送信して認証してもらう、と言う用途がこの発明のパスワード管理システムにはある。このような場合のパスワード認証システムとしては特開2001−67320号公報が参考になる。この「情報提供支援方法及びその手順を記録した記録媒体」の発明は:(1)クライアント側からサーバ側に対して情報取得申請を行なうと、その情報取得申請に基づいてユーザーIDやワンタイムパスワード作成プログラムを含む情報取得情報がサーバ側からクライアント側に配付される。(2)クライアント側はその情報取得情報に基づいてワンタイムパスワードを自動生成し、このワンタイムパスワードを含む情報をサーバ側に送信する。(3)サーバ側では自らのワンタイムパスワードとクライアント側からのワンタイムパスワードとの一致を判定することで、クライアント端末の特定とクライアントの特定とを同時に行なうことができる。(4)この特定により正当性が確認されると、特定のユーザーを対象とした情報提供サービスが行なわれる:と言うものである。このようなパスワード認証システムにこの発明のパスワード生成手段により生成したパスワードとイメージ取得手段によって取得したイメージとを関連付けて記録し出力するパスワード管理システムとを組み合わせることにより、高度なセキュリティーを備えると共にイメージを活用してパスワードの取り扱いが極めて容易となるようなシステムを実現することができる。なお上記以外にも特開2002−132728号公報や、特開2002−278929号公報や、特開2004−171056号公報などの内容をこの発明のパスワード管理システムに取り込むことが可能である。
また上記課題は次のようなパスワード管理システムとすることによっても達成される。すなわちサーバとこのサーバに接続される端末装置とから構成されるパスワード管理システムであって、当該システムはパスワードを生成するためのパスワード生成手段と、イメージを取得するためのイメージ取得手段と、前記パスワード生成手段により生成したパスワードと前記イメージ取得手段によって取得したイメージとを関連付けて記録するための記憶装置と、前記パスワード生成手段によって生成したパスワードをパスワード認証手段へ通知するためのパスワード通知手段を備え、端末装置は前記記憶装置に記録した情報を出力する出力手段を有しているものである。このシステムによればパスワード生成手段、イメージ取得手段、記憶装置、パスワード通知手段に関してはこれをサーバ側で有するも或いは端末装置側で有するも自由であり、ただイメージとパスワードとを関連付けて記録して成る情報の出力手段に付いては端末装置側で所有する。この際に実際にはパスワードがサーバ側の記憶装置に記録されており、端末装置側からの送信命令を受けてサーバ側のパスワード認証装置へ送信すると言う構成であったとしても、上記情報の出力手段は端末装置側で所有しているものと考えることができる。なおこの認証の際に必要なサーバ側のパスワードが、前記パスワード生成手段によってパスワードが生成された時に、前記パスワード通知手段によって通知されるのである。
次に上述した請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システムに於いて、前記端末装置は前記イメージを選択可能に提示するための表示装置を備え、このイメージが選択されたら、これに関連するパスワードを前記記憶装置から読み出して前記出力手段により出力するものとすることができる。特に記憶装置に複数のイメージとパスワードとの組を記録して、これ等のイメージをこの中から何れか一つが選択可能となるように前記表示装置で表示して、イメージが選択されたらこれに関連するパスワードを出力するようにすることができる。ユーザーはイメージを見れば、このイメージに関連付けられているパスワードが何に付いてのパスワードであるかを容易に想起することができ、これによって適正なイメージを選択することができる。
また上述した請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システムに於いて、前記イメージを複数のパスワード認証手段に一対一対応させて前記記憶装置に記録しておき、端末装置は前記イメージを選択可能に提示するための表示装置を備え、この内から一のイメージが選択されたらこれに関連する情報を前記記憶装置から読み出して、前記出力手段がこのイメージに対応するパスワード認証手段に向けて前記情報を送信するものとすることができる。この際にパスワード認証手段に付されたIP(Internet Protocol)アドレスやURL(Uniform Resource Locator)アドレスなどの宛先が用いられる。なお複数のイメージをサムネイル画像としてまとめて提示することも可能である。このように提示されている複数のイメージを見れば、いま認証してもらおうとしているパスワード認証手段がこれ等複数のイメージの中のどのイメージに関連するものであるかが容易に想起できるのである。
また端末装置は、サーバに無線で接続される携帯機器であるものとすることができる。すなわち端末装置を無線で電話網に接続する携帯電話としたり、無線LANカードを備えてインターネットに接続するPDA(Personal Digital Assistant)などとするのである。このような携帯機器ならばサーバとの接続は容易である。
また前記イメージ取得手段を写真を撮影するための撮影装置とすることができる。この撮影装置には静止画用のものや、動画用のものなどがある。また前記イメージ取得手段を端末装置側の表示画面をキャプチャするための画面キャプチャ手段とすることができる。例えば端末装置側の表示画面にショッピングサイトのホームページの画面やそのユーザー登録画面が表示されている場合にこの表示画面を前記画面キャプチャ手段によってキャプチャして、このキャプチャされたイメージとパスワードとを関連付けして前記記憶装置に記録するようにする。なお一般的なパーソナルコンピュータではプリントスクリーンprtscキーが押されたら表示画面をキャプチャすることができるようになっている。
前記パスワード生成手段に関して、乱数発生手段をパスワード生成手段とすることができる。また前記パスワード生成手段がパスワード表を備えてこのパスワード表からパスワードを取得するものとすることができる。パスワード表は人為的に考えられたパスワードを集めたものであっても、乱数表のようなものであってもよい。これ等の何れであってもユーザーはパスワードを考える必要がない。またパスワード生成手段がユーザーからのパスワードの入力を受け付ける入力装置であるものとすることができる。これによればユーザーは好みのパスワードを作って使用することができる。
前記端末装置がこの端末装置のユーザーを撮影して表示するためのカメラを備えているものとすることができる。また端末装置がこの端末装置のユーザーを写すためのミラーを備えているものとすることができる。この何れもいわゆるショルダーハッキングを防止するためのものでありこの効果は大きい。
さて上記課題は請求項1〜13の何れか1に記載のパスワード管理方法をコンピュータに実行させるプログラムとすることにより達成される。プログラムの形態は自由であり、例えば携帯電話やデジタルカメラなどのハードウェアへの組み込みソフトウェア、パーソナルコンピュータのアプリケーションプログラム、例えばアルバムソフトなどのアプリケーションプログラムへのプラグインソフトウェア、また例えばJava(登録商標)言語などのモービルコードなどとして実現可能である。すなわちこの発明のプログラムはイメージとパスワードとを関連付けるようにした点に最大の特徴を有して、パスワードの取り扱いが容易なものとなっている。
また上記課題は請求項1〜13の何れか一に記載のパスワード管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とすることにより達成される。この発明のプログラムを任意の記録媒体に記録して配付することができる。
なおイメージとパスワードとが関連付けされており、このようなイメージとパスワードとの組が複数組記録されて成るパスワードテーブルは、前記記憶装置に記録されて用いられる。なお上述したようなパスワードの送信先に関する指定をパスワードテーブルに記載しておく用途も存在する。
この発明ではイメージを用いると共にイメージとパスワードとを関連付けて記録するようにしているので、イメージを取り出せば対応するパスワードが引き出せ、またこのパスワードがいま必要なパスワードであるか否かをイメージによって確認することができるようになった。この結果パスワードの取り扱いが極めて容易なものとなり所期の目的が達成された。
なおパスワードをこの発明の側で生成する場合ではユーザーは自分でパスワードを考える必要さえなくなっている。パスワードをユーザーに入力させる場合でもユーザーはパスワードを覚える必要がない分、気楽にパスワードを作ることができる。またこのようであるからパスワードの変更が容易であり、頻繁に変更しても面倒なことはなく、使い捨てのパスワードが一般的に日常的に使用し得るようになっている。さらにまた例えば複数化されたパスワードや、パーソナルコンピュータを利用する際のユーザーIDとパスワードとの組や、桁数の大きなパスワードなどのように、より複雑なパスワードも易々と取り扱い得るようになっている。
近年カメラ付き携帯電話機がブームになっている。携帯電話機は一種のコンピュータであるから乱数を発生してパスワードを生成したり、カメラで撮影したり、このパスワードや写真を表示機能を利用して表示したり、操作機能からパスワードや写真の編集を行なったりする、この発明のパスワード管理装置を構成するには好適なデバイスである。一方でRFID/ICカードなどが普及し始めているため、これを利用すればパスワードの送信を非接触で行なうことが出来る。そこでこのカードに乱数発生機能、カメラ、表示部及び操作部を設けることによりこの発明のパスワード管理装置を構成することができる。なお上記何れの場合も管理センターをパスワードと写真のストレージとして利用すれば、携帯電話機やICカードにレコードを置かなくて済むと共に何か問題が生じたような場合には管理センター側でレコードのダウンロードを禁止することができ、より安心である。なおICカードはIntegrated Circuitの略記である。
この実施例のパスワード管理装置は、撮影部14(カメラ)付きの携帯電話機1を活用したものである。テンキーやファンクションキーから成る操作部16と液晶画面の表示部15とは携帯電話機1の前面に露出して設けられており、また背面には撮影部14が設けられている。また携帯電話機1の内部には電話機としての音声通話やパケット通信のための通信部13、制御ソフトウェアなどが記録された記憶部12、およびこれ等を制御するCPU(Central Processing Unit)を中心とした制御部10が納められている。また前記記憶部12にはパスワード管理プログラムがインストールされているが、このパスワード管理プログラムはパスワードを乱数を発生させることにより生成し、撮影部14で写真を撮影し、この写真を前記パスワードを合成したイメージに加工することで両者を関連付けて記憶部12に記録し、またこの記録した情報を表示部15に出力すると言う各ステップから成るパスワード管理方法を制御部10に実行させるものである。従ってこの実施例でパスワード生成部11はソフトウェア的に制御部10内に形成される(図1)。
このパスワード管理装置のパスワード生成時の実施手順を図3のフローチャートを参照して説明する。このパスワード管理装置を起動すると表示部15に表示される図4の表示モードに於いて、ユーザーによってカメラボタン26が選択されたら、生成モードに移行する(ステップS1)。この生成モードの図示しない写真撮影画面でシャッタースイッチがONにされたら撮影部14で写真を撮影する(ステップS2)。これをトリガーとして制御部10はそのパスワード生成部11で乱数を発生させて4桁のパスワード21を生成し、写真20と共に表示部15にチェック画面2として表示する(ステップS3)。この状態は図2で示されているが、ここではパスワード作成時間22を併せて表示している。ここでユーザーによってOKボタン23が押されたら、このパスワード21をパスワード作成時間22と共に前記写真20に合成して保存する(ステップS4)。そして図4の表示モードに移行して表示画面25に写真20とパスワード21とパスワード作成時間22とから成る合成イメージを表示する(ステップS5)。なおこの実施例ではチェック画面2にNGボタン24を表示しており、ユーザーがNGボタン24を押した場合には制御部10は再撮影のために写真撮影画面を表示するが、煩雑になるため詳しい図示と説明とを省略する。また撮影後に上述のチェック画面2を表示することなく直ちに表示画面25を表示するように設計することが可能である。なお表示画面25に於いて最早この写真20とパスワード21とが不要になった場合には、ユーザーは消去ボタン27を押せばよい。このことにより表示画面25は次にカメラボタン26が押されて写真撮影とパスワードの生成が行なわれるまでは空きの状態となる。なお上記カメラボタン26や消去ボタン27は画面上に表示されたものであり、操作部16で対応するファンクションキーを押すことにより操作するいわゆるソフトキーである。
この実施例のパスワード管理装置によれば、携帯電話機1がパスワードを作成してくれるのでユーザーはその作成に頭を使う必要がない。また携帯電話機1のカメラで撮影した写真を見ればいま必要としているパスワードであるか否かが一目で了解される。なおこの実施例では表示画面25で表示できる情報は1つだけであるがこれを例えば4つのように複数登録される設計とすることも可能である。またこの登録数を多くしたいような場合には、この表示画面25をスクロール可能にしたりタブをインデックスとしてページ分けするなども好ましい。あるいは複数の情報をカードを1枚1枚繰るようにして提示することができる。なお上述したような写真20とパスワード21とを一つのイメージに合成して表示するのではなく、各々独立したものとして保存しておき、表示画面25に並べて表示するような設計とすることも可能である。またパスワード21を写真20を保存する際のファイル名として利用することによって、写真5とパスワード21とを紐付けるようにすることが可能である。
この実施例のパスワード管理装置は、撮影部34(カメラ)付きの携帯電話機3を活用したものである。テンキーやファンクションキーから成る操作部36と液晶画面の表示部35とは携帯電話機3の前面に露出して設けられており、また背面には撮影部34が設けられている。また携帯電話機3の内部には電話機としての音声通話やパケット通信のための通信部33、制御ソフトウェアなどが記録された記憶部32、およびこれ等を制御するCPU(Central Processing Unit)を中心とした制御部30が納められている。また前記記憶部32にはパスワード管理プログラムがインストールされているが、このパスワード管理プログラムはパスワードを乱数を発生させることにより生成し、撮影部34で写真を撮影し、前記パスワードとこれが何に付いてのパスワードであるかを想起させるための前記写真とを関連付けて記憶部32に記録し、またこの情報を表示部35に出力すると言う各ステップから成るパスワード管理方法を制御部30に実行させるものであり、前記記憶部32にインストールされている。従ってパスワード生成部31はソフトウェア的に制御部30内に形成される(図5)。
図6はこの実施例のパスワード管理装置を起動した時に、携帯電話機3の表示部35に表示される画面を表わしたものである。この画面は写真一覧画面4であり、12個のコマ40には既に登録されているコマが一つあり、ここには登録されている写真のサムネイル42が表示されており、これ以外のコマは空きコマ41である。なお現在の一般的な携帯電話機ではコマの数を縦3×横3の計9個、あるいは12個くらいとするのが見やすくて良い。この表示個数を増やしたいとするならば、例えばコマ40の画面をスクロールできるようにしたり、タブで画面を切り替えられるようにするなどの設計が可能である。
このパスワード管理装置のパスワード生成時の実施手順を図9のフローチャートを参照して説明する。図6ではカーソルの黒枠が写真のサムネイル42の位置にあるが、これをユーザーが何れか空きコマ41に移して図示しない選択ボタンを押すと生成モードに移行する(ステップS6)。この生成モードの図示しない写真撮影画面でシャッタースイッチがONにされたら撮影部34で写真を撮影する(ステップS7)。これをトリガーとして制御部30はそのパスワード生成部31で乱数を発生させて4桁のパスワード401を生成し、写真47と共に表示部35にチェック画面46として表示する(ステップS8)。この状態は図7に図示されているがここではパスワード作成時間402を併せて表示している。そこでユーザーによってOKボタン403が押されたら、このパスワード401及びパスワード作成時間402を前記写真47に関連付けして保存する(ステップS9)。そして図6の写真一覧画面4に戻ってこの画面に写真のサムネイル42を追加する(ステップS10)。なおこの実施例ではチェック画面46上にNGボタン404を表示しており、ユーザーがNGボタン404を押した場合には制御部30は再撮影のために写真撮影画面を表示するが、煩雑になるため詳しい図示と説明とを省略する。また撮影後に上述したチェック画面46を表示することなしに直ちに写真一覧画面4を表示するように設計することも可能である。また前記サムネイル42は写真47の縮小表示であるが、写真47から独立したものとして新たに作るようにしてもよい。また前記図示しない選択ボタンはこの実施例の携帯電話機3のカーソルの上下左右方向の動きを指示する矢印キーの中央に配置されているものであるが、またこの実施例ではこの選択ボタンを用いず前記カーソルの黒枠を空きコマ41に移す操作を行なわずとも、単にカメラボタン43を操作するだけで、前記写真のサムネイル42が登録されているコマの次順位の空きコマに、新しい写真のサムネイルが自動的に登録されるように設計されている。また図6の写真一覧画面4では終了ボタン44を押すとこのパスワード管理装置が終了する。また前記カーソルの黒枠を設定ボタン45に移してこれを押すと、図示しない設定画面が現われるように設計されている。この設定画面でパスワードの作成桁数[4,8,16]、作成個数[1,2]、パスワードのタイプ[数字のみ,英数,英数(小文字のみ),英数記号,英字,英字(小文字のみ)]のセットを設定することが出来る。因みにデフォルト値を4桁、1個、数字のみとした。またこの設定画面ではこの実施例のパスワード管理装置を起動する際のパスワードの入力を必要とするか否かの設定が行なえるようになっている。またここではこの起動用のパスワードの変更が行なえるようになっている。なお前記作成個数を[1,2,3]とするなど、このような設定オプションをさらに増やす設計も可能である。
ところでこの実施例のチェック画面46では、作成したパスワード401を編集窓48内に、またパスワード作成時間402を編集窓400内に表示している。また編集窓49内には前記パスワードの作成個数が2である場合に生成する第2のパスワードを表示するようになっている(図7)。編集窓48,49,400では操作部36のキースイッチを用いてユーザーからの入力を受け付けることができる。そこで編集窓48,49,400に表示されている内容に編集を加えることなく前記OKボタンを押すと、後述する図8の閲覧画面ではそのままに表示される。しかしながら編集窓400内のパスワード作成時間402を消去してメモを書き込んだり、編集窓48内のパスワード401を自作のものに書き換えたり、現在は空白である編集窓49内に新たに書き込んだりすれば、この結果は図8の閲覧画面に反映されるのである。なおパスワードをこの発明の側で生成しない場合の構成は、上述した第2のパスワードを生成しない設定の編集窓49で実現されていると言うことができる。
さて図8の表示画面であるが、パスワード表示時の操作手順を図10のフローチャートを参照して説明する。図6の写真一覧画面4には、いま必要としているパスワードに関連する写真を、この写真一覧を一目見るだけで見付けることができると言う効果があるが、このように写真一覧画面4に写真のサムネイル42を表示する(ステップS11)。この実施例では最大12個の写真を登録することができるが、写真一覧画面4には登録された数だけのサムネイル42を表示する。ユーザーには選択した写真のサムネイル42の位置にカーソルの黒枠を移して、図示しない選択ボタンを押してもらう。これによって選択が確認されたら(ステップS12)、制御部30は該当する写真47と、この写真47に関連付けして記録したパスワード401とパスワード作成時間402とを図8で示すような表示画面405に表示する(ステップS13)。写真47とパスワード401とがセットになっているために、いま正に使用しようとしている錠のパスワード401であることが一目で了解されるのはこの発明ならではの特長である。なお万一写真47でも迷うような場合に備えてパスワード作成時間402を併せて表示するようにした。これは時間がどのような場面でパスワードを作成したかの記憶想起の糸口となる場合があるからである。なお図8の表示画面405には不要となったレコード(及びこれに関連する図6の写真一覧画面4の写真のサムネイル42)を削除するための消去ボタン407と、図6の写真一覧画面4に切り替えるための戻るボタン406とを表示している。前記消去ボタン407の操作によって空きコマ41ができ、このコマには次の写真が登録可能となる。
この実施例のパスワード管理装置は、撮影部34(カメラ)付きの携帯電話機3を活用したものであるが、さらにこれには第2撮影部39(カメラ)が液晶画面の表示部35側(携帯電話機3の前面)に設けられており、ユーザー方向の撮影を可能にしている。またこの実施例の制御部30はパスワード生成部31に加えて、画面キャプチャ部37およびWWWブラウザ部38を備えている。WWWブラウザ部38は携帯電話の電話網を利用してインターネットに接続しWWWページを表示するためのものである。画面キャプチャ部37はWWWページを含めて表示部35に表示されているものを記憶部32などに記録するためのものである。記憶部32にはパスワード管理プログラムがインストールされているが、これは撮影部34で写真を撮影し、あるいは画面キャプチャ部37にて表示部35のスクリーンをキャプチャする、またパスワードを乱数を発生させることにより生成し、あるいは操作部36のキースイッチを用いてユーザーからの入力を受け付けてこれをパスワードとする、そしてこのパスワードとこれが何に付いてのパスワードであるかを想起させるための前記イメージとを関連付けて記憶部32に記録し、またこの情報を表示部35に出力する、と言うパスワード管理方法を制御部30に実行させる(図11)。
このパスワード管理装置によるパスワード生成の実施手順を図13のフローチャートを参照して説明する。図12ではWWWブラウザ部38がWWW表示画面5を表示している状態が表わされている。この画面は本人確認画面であり、アカウントIDとパスワードとを入力してLoginボタンを押すことによりこのWWWサーバ側でユーザー認証が行なわれるが、このアカウントIDとパスワードとをこの実施例のパスワード管理装置で最初に作成して登録しておき、次からはこのアカウントIDとパスワードを見付けることを容易にしようと言うのである。そこで閉じるボタン54の位置に表示されている図示しない機能ボタンが押されたら、WWWブラウザ部38はWWW表示画面5に機能メニュー50を重ねて表示する。この際に前記機能ボタンに代えて閉じるボタン54を表示するがこの閉じるボタン54が押された時には前記機能メニュー50を消すようになっている。この機能メニュー50には、ダイレクトアクセスキー「1」に続けて「スクリーンショット/写暗証登録」と表示したスクリーンショットメニュー51、同じく「2」に続けて「写暗証起動」と表示した起動メニュー52、同じく「3」に続けて「メール作成」と表示したメーラー起動メニューが含まれている。ここでユーザーが「スクリーンショット/写暗証登録」を前記選択ボタンに対応するWWW表示画面5中の選択ボタン53を用いて選択するか、ダイレクトアクセスキー「1」すなわち操作部36の数字キーの「1」を押すと、この機能メニュー50を消してWWW表示画面5をキャプチャして、パスワード管理装置を起動する(ステップS14)。そしてパスワード管理装置はこのキャプチャ画面を受け取る(ステップS15)。続いて制御部30はそのパスワード生成部31で乱数を発生させてパスワードを生成し(ステップS16)、このパスワードを前記キャプチャ画面に関連付けして保存する(ステップS17)。そして写真一覧画面に戻ってこの画面にキャプチャ画面のサムネイルを追加して表示する(ステップS18)。このように撮影部34では撮れない表示部35に表示された画面をこの実施例の画面キャプチャ部37で取得することができるのであり、これは正に画期的な発明である。なおステップS16で生成されたパスワードは、通信部33によってパスワード認証サーバへ送信・通知され(通知処理に付いては図示せず)、後のパスワード認証サーバでの認証の際に必要なサーバ側のパスワードとしてサーバ側に記録される。後にユーザーはこのWWW表示画面5でパスワード入力を要求されたら、前記機能メニュー50を表示させてダイレクトアクセスキー「2」を押すか「写暗証起動」と表示した起動メニュー52を選択すると、このパスワード管理装置が起動するので、写真一覧画面を見ることによりすぐさま前記キャプチャ画面のサムネイル画像を見付けることができる。従ってこのサムネイル画像を選択すれば、これに紐付けされているパスワードが表示されるので、ユーザーは前記WWW表示画面5に戻ってこのパスワードを使用すればよい。なお「写暗証」とは当方の商標である。
またこの実施例のパスワード管理装置には、いわゆるショルダーハッキング確認機能が組み込まれている。すなわち図14は表示部35に表示された写真撮影画面408であるが、ここには前記撮影部34で撮影している写真47の右下の小型の写真表示画面409にユーザー写真410が表示されている。これは前記第2撮影部39で撮影しているものであり、ユーザー自身とその左右や背後を写すことができるため、肩越しの覗きを発見し得ると言う効果がある。なおこの写真表示画面409に対して表示・非表示が切り替えられるように設計することができる。あるいは写真表示画面409を設けないような場合でも、機能ボタン413に、第2撮影部39による撮影に切り替えて写真撮影画面408にユーザー写真410を表示する、と言う目的の機能メニューを設ける設計も可能である。また写真表示画面409は単に写真撮影画面408のみならず写真一覧画面4や表示画面405などに表示されるように設計することも可能である。なお図14中で符号411は撮影ボタン(シャッター)を指し、また符号412は撮影部34の前方を照らす図示しないライトを点灯するための照明ボタンを指す。
さて上述した実施例1〜3のパスワード管理装置では、作成したイメージとパスワードとを、両者を関連付けた上で携帯電話機の記憶部に記録している。しかしながら安全上等の理由から携帯電話機にこのようなデータを置きたくないと言う場合には、図15に示すように電話局60の記憶部61にデータを置くパスワード管理システムを構築することが可能である。この場合の電話局60とは電話局としての処理の他に、このパスワード管理システムの言わばパスワード管理サーバとして下記パスワード管理プログラムを実行するものである。このシステムの構成要素である携帯電話機6は最寄りの基地局62と交信するが、この基地局62は電話局60に接続されている。従って作成した写真とパスワードとを基地局62を経由して電話局60の記憶部61に記録し、携帯電話機6の記憶部には保存しないようにして、必要に応じて電話局60と交信して上記データを記憶部61から読み出して携帯電話機6の表示部に表示し、不要になったらこのデータを携帯電話機6から消去するようにすればよいのである。
次に電話局60側のパスワード管理プログラムの実施手順を図16のフローチャートを参照して説明する。携帯電話機6側のパスワード管理プログラムを起動すると、このプログラムは電話局60に対して接続要求を出すが、このような接続要求を受けて電話局60は本人確認を行なう(ステップS19)。本人確認に成功したならば電話局60は携帯電話機6に対してパスワードテーブル55と写真とを送信して(ステップS20)携帯電話機6との接続を解消する(ステップS21)。こうして携帯電話機6は図17の模式図で表わされているようなパスワードテーブル55を得るが、これには登録番号56と画像名57とパスワード58と、また在る場合には第2のパスワード59やメモ500が記載されている。従って例えば登録番号56が「5」であるサムネイル画像がユーザーによって選択されたならば、このレコードに記載されている画像名57に相当する写真を読み込んで表示すると共に、このレコードに記載されているパスワード58およびパスワード59と、メモ500とを表示する。このサムネイル画像は前記写真の縮小表示になるものである。なおパスワードテーブル55のフォーマットはカンマ形式やタブ形式と言った一般的なものとしても、あるいはこのパスワード管理システムのみがローディングできる形式のものとしてもよいが、画像名とパスワードとがこのパスワードテーブル55の上で紐付けられている構造が重要なのである。なおこのようなパスワードテーブルは他の実施例でも利用可能である。請求項28の発明であれば、複数のパスワード認証手段の各々に付いてイメージとパスワードとを一対一対応させたパスワードテーブルとなる。
携帯電話機6のパスワード管理プログラムは、付属の撮影部(カメラ)によって写真を撮り、パスワード生成部でパスワードを作り、両者を関連付けてパスワードテーブル55を更新し写真を保存することを行なう。そして携帯電話機6のパスワード管理プログラムを終了する際には、このプログラムが電話局60に接続して前記パスワードテーブル55と写真とを送信して接続を切り、最後に携帯電話機6側のパスワードテーブル55と写真とを消去して終了する。あるいは写真とパスワードとの組でユーザーの要求によって消去したものに付いては、そのようにパスワードテーブル55を更新し、パスワード管理プログラムの終了に際してはこのプログラムが電話局60に接続して前記パスワードテーブル55を送信して接続を切り、最後に携帯電話機6側のパスワードテーブル55と写真とを消去して終了する。すなわち図18のフローチャートによれば、携帯電話機6からの接続要求を受けて電話局60は本人確認を行ない(ステップS22)、本人確認に成功したならばパスワードテーブル55の更新の有無をチェックして同期させ(ステップS23)、携帯電話機6との接続を解消するのである(ステップS24)。こうして携帯電話機6にはパスワードテーブル55も写真も残らない。
なおデータを置く場所を電話局60とせずに、携帯電話機とは電話網やインターネットなどで接続するパスワード管理サーバとするシステムも構築可能である。またパスワード管理の安全性を確保するためにパスワード管理サーバを、携帯電話機にインストールされているパスワード管理ソフトウェアの使用許可のみを出させるものとする設計も可能である。なお次に説明するパスワード管理システムでは、パスワードを生成したりイメージを取得したりこのイメージとパスワードとを関連付けるまでを電話局60側で担当し、この情報を携帯電話機6側で受信して利用するようにしている。これによって携帯電話機6側の処理を軽いものとしている。またパスワードを乱数表から得るようにしたり、イメージの取得ではイラストをユーザーに提示して選択してもらう点に特徴がある。
図19に示すように電話局60には基地局62が接続されており、電話局60は電話局としての処理の他に、このパスワード管理システムの言わばパスワード管理サーバとして下記パスワード管理プログラムを実行すべく構成されている。すなわちここでは図示していないがこのシステムの構成要素である携帯電話機に対してイラストを提示して選択させるためのイラストライブラリ64と、乱数表66からパスワードを作るパスワード生成部65と、携帯電話機を認証したり、この携帯電話機へ前記選択されたイラストと前記生成されたパスワードとを送信する制御・認証部63とから構成されている。携帯電話機側が電話局60側に接続するのは、イメージ(この実施例では写真ではなくイラスト)やパスワードを自分で作るのではなく電話局60側に作らせることが目的であり、携帯電話機側ではこのようにして取得したイメージとパスワードとを関連付けて記録し、この記録した情報を利用するのである。従って携帯電話機側でカメラを備える必要はない。
電話局60側のパスワード管理プログラムの実施手順を図20のフローチャートを参照して説明する。図示しない携帯電話機側のパスワード管理プログラムを起動すると、このプログラムは電話局60に対して接続要求を出すが、このような接続要求を受けて制御・認証部63は本人確認を行ない(ステップS25)、この本人確認に成功したならば携帯電話機側にイラストライブラリを提示して好みのイラストを選択してもらう(ステップS26)。これをトリガーとしてパスワード生成部65は乱数表66を用いてパスワードを生成する(ステップS27)。そして前記選択されたイラストと生成したパスワードとを携帯電話機側へ送信して(ステップS28)、携帯電話機との接続を解消する(ステップS29)。イラストとパスワードとをセットで送信していることから、両者は関連付けされていることになるのである。携帯電話機側のパスワード管理プログラムでは、受信したイラストとパスワードとのセットを記憶装置に保存して使用に備えるのである。なお不要になったイラストとパスワードは携帯電話機側で消去すればよい。また電話局60側ではなるべく多くのシチュエーションで使用することができるように、様々なイラストを分類して提示できるようにしておくことが望ましい。電話局60側にはより高度なパスワード生成手段を提供したり、パスワード生成手段やイラストライブラリなどを素早く更新することができると言うメリットがある。またこの実施例では電話局60でイラスト以外にもキャラクター画像や漫画などの任意のイメージを取り扱うことができる。また写真を撮影し保存しておくこともイメージの取得の一つである。
この実施例のカード型パスワード管理装置7はRFID/ICカードを基にした専用機である。このICカードの内部には後述する制御部70を中心とするICチップとループアンテナ74と図示しないバッテリーとが納められている。またこのICカードの前面には液晶表示部とタッチ式入力部とを兼ねるタッチパネルディスプレイ76が設けられていると共に、その上方にショルダーハッキング確認用のミラー79と、メンブレンスイッチになるカメラのシャッター77と電源スイッチ78とが設けられている。またICカードの背面には撮影部75(カメラ)が設けられている。ICチップはRFID/ICカードのリーダ側と非接触通信をするための通信部73、制御ソフトウェアなどが記録された記憶部72、および上記各部を制御するCPUを中心とした制御部70が納められている。パスワード管理プログラムは、パスワードを乱数を発生させることにより生成し、撮影部75で写真を撮影し、前記パスワードとこれが何に付いてのパスワードであるかを想起させるための前記写真とを関連付けたレコードとして記憶部72に記録し、この情報を前記タッチパネル76に出力すると言う各ステップから成るパスワード管理方法を制御部70に実行させるものであり、記憶部72にインストールされている。従ってパスワード生成部71はソフトウェア的に制御部70内に形成されるものである(図21)。
図22はパスワード生成時の表示画面である。電源スイッチ78を押すと電源が入る。シャッター77を押すと撮影部75で撮影して写真8をタッチパネルディスプレイ76に表示する。また同時に乱数を発生してパスワードを生成する。この実施例では複数のパスワードを生成して提示し、この中からユーザーに選んでもらうようにしている点に特徴を有する。すなわち写真8の右方はパスワードや後述するスイッチ類の表示領域であるが、この上の段に3種のパスワード80,81,82を提示している。この内パスワード80は数字だけから成る4桁のパスワードであり、パスワード81は英文字と数字とから成る8桁のパスワードであり、パスワード82は英文字と数字とから成る12桁のパスワードである。これ等の3種のパスワード80,81,82を生成するようにパスワード生成部71で設定されている。これ等は候補であってユーザーには所要のパスワードをすぐさま選択してもらうことができる。例えば8桁のパスワード81が希望であればこれにタッチして選択しその下に表示されている登録ボタン83を押す。なおこの何れも気に入らないようであればやり直しボタン84を押すことで、パスワード生成部71が再度パスワードの生成を行なうように設定されている。なおこの他にもパスワード入力窓85とメモ入力窓87とを表示し、および登録ボタン86,88を表示し、パスワードをユーザーが自作できるようにしたり、写真8を撮影した時の状況が想起されやすいようにメモが書き込めるようにしている。このメモ入力窓80にはURL(Uniform Resource Locator)等を自由に記入してよい。このパスワード入力窓85やメモ入力窓87への書き込みについては、写真8の下端部に表示されているメニューバー89の手書き入力スイッチ800を押すと写真8に重ねて表示されるソフトキーボードを用いる(図示せず)。いずれの登録ボタン83,86,88が押されても写真8と選択または書き込まれたパスワードとをレコードとして記憶部72に記録する。このレコードには上述したメモのフィールドが設けられている。なお写真8の撮り直しに付いては、いずれかの登録ボタン83,86,88を押すまでに再度シャッター77を押すようにする。
この実施例のカード型パスワード管理装置7はRFID/ICカードであり、リーダに対して非接触でパスワードを送信することができる。図23はこの際の実施手順を表わすフローチャートである。制御部70は通信部73を介してリーダ側からの検出用電磁波を受信待機しているが(ステップS30)、カード型パスワード管理装置7をリーダにかざすとリーダ側からの検出用電磁波をループアンテナ74で受信して(ステップS31)、リーダへID(IDentification)を送信する(ステップS32)。これにより認証されたらハンドオーバーにより他の無線規格でお互いに接続し直す。続いてパスワードの送信命令の受信待機を経て(ステップS33)、この命令を受信したら(ステップS34)、ユーザーによって予め選択されたパスワードをリーダへ送信する(ステップS35)。ここでユーザーによって予め選択されたパスワードとは図22の写真とパスワードの登録時のものではなく、いま送信用として選択されているパスワードのことである。すなわち図示しない写真のサムネイル表示画面でユーザー所望の写真のサムネイルが選択されると、制御部70が該当するレコードを読み出して、タッチパネルディスプレイ76上に写真とパスワードと、メモがあればこのメモとを表示する。写真とパスワードとがセットになっているため、いま正に利用しようとしている錠のパスワードであることが一目で了解されるのはこの発明ならではの特長である。この後は上述した実施例1では例えばテンキーによってパスワードを手入力するところ、この実施例6ではパスワードを無線で送信することになる。従ってどんなに複雑なパスワードでもユーザーには苦労がない。
この実施例のパスワード管理装置はデジタルカメラ9をそのまま活用したものである。各種のファンクションキーの操作部95と液晶画面の表示部94とはデジタルカメラ9の背面に露出して設けられておりまた前面には撮影部90が設けられている。またデジタルカメラ9の内部にはデジタルカメラとして機能させるための制御ソフトウェアなどが記録された記憶部93、およびこれ等を制御するCPU(Central Processing Unit)を中心とした制御部91が納められている。また前記記憶部93にはパスワード管理プログラムがインストールされているが、このパスワード管理プログラムはパスワードを乱数を発生させることにより生成し、撮影部90で写真を撮影し、前記パスワードとこれが何に付いてのパスワードであるかを想起させるための前記写真とを関連付けて記憶部93に記録し、またこの情報を表示部94に出力する、と言う各ステップから成るパスワード管理方法を制御部91に実行させるものであり、前記記憶部93にインストールされている。従ってパスワード生成部92はソフトウェア的に制御部91内に形成される(図24)。
デジタルカメラは正しくカメラである。また一種のコンピュータであるから乱数を発生してパスワードを生成したり、このパスワードと写真とを紐付けて保存したり、このパスワードを表示機能を利用して関連する写真と共に表示すると言う、この発明のパスワード管理装置を構成するには全く好適なデバイスである。
なおこの発明は上述した実施例に限定されるものではない。例えばパスワードの生成に付いては設定画面を設けて、ここで文字種や文字数を予め設定できるようにしてもよい。あるいは長くて複雑なパスワードを生成した後で、これを編集できるようにしてもよい。例えば後からドロップダウンメニューなどで文字数を選択させて、長いパスワードを切り詰めるようにすることができる。また例えば8文字のパスワードの前半分の4文字分だけマスキングを施して後半分の4文字分を表示するようにすることも可能である。また数字英文字で混成されたパスワードの英文字のみにマスキングを施して数字のみのパスワードにすることもできる。
写真を撮影してパスワードを生成したまま放置しており、しかしパスワードは既に利用してしまったと言うような場合に備えて、ユーザーが写真とパスワードを意図的に登録しなくても自動的に記録してしまうような設計も可能である。また後から写真やパスワードの編集ができるように設計してもよい。一度生成したパスワードを保留したままで写真の撮り直しができるようにしてもよい。また一定期間表示しない写真とパスワードに付いては、ユーザーに対し消去の可否を問う通知を行なうようにすることができる。また消去したものを復活できるような仕組みを設けてもよい。
写真とパスワードとを最初から表示せずに、パスワードを思い出すことができるような語呂合わせのヒントと写真を先ず表示するような設定も可能である。またこの発明のパスワード管理装置を紛失したような場合に備えて、無線でこのパスワード管理装置にロックを掛け得るように設計することも可能である。なお許可した人との間で情報を共有することができるように、例えば所要のパスワードとイメージの組を電子メールで送信するように設計することも可能である。
上述の特開2002−278929号公報の内容をこの発明のパスワード管理システムに取り込んだものとすることが可能である。例えば特開2002−278929号公報の図10に於いてワンタイムパスワード管理サーバとウェブサーバとの組にイメージを割り当てておき、携帯端末側でこのイメージが選択されたら携帯端末はこのイメージに対応するワンタイムパスワード管理サーバにワンタイムパスワードを生成するためのワンタイムパスワード生成モジュールの作成を要求すると言うものである。なお携帯端末は後に前記イメージに対応するウェブサーバから前記ワンタイムパスワード生成モジュールをダウンロードすることになる。なお複数の前記イメージをサムネイル画像などとして選択可能に提示する、すなわち複数のワンタイムパスワード管理サーバの中から任意の一をイメージを用いて選択可能に提示するように構成することができる。
近年カメラ付き携帯電話機では動画の撮影を行なうことができるようになり、またこれに併せて内蔵メモリの容量も増大している。従って写真ではなく動画と、パスワードの組を記録するパスワード管理装置を提供することが可能である。また携帯用として開発された音楽再生機やラジオやテレビの表示機能を利用すると共に、デジタルカメラを追加することによってもこの発明のパスワード管理装置を構成することができる。またカメラ付きの腕時計でこの発明のパスワード管理装置を実現することが可能である。またこの発明は他のソフトウェア例えばアルバムソフトウェアと連係させる設計が可能である。アルバムソフトウェアで撮影した写真はアルバムに張り込まれるが、ここからパスワードの生成・登録へと連係させることができる。
実施例1のカメラ付き携帯電話機のブロック図である。 チェック画面の説明図である。 実施手順を示したフローチャートである。 表示画面の説明図である。 実施例2のカメラ付き携帯電話機のブロック図である。 写真一覧画面の説明図である。 チェック画面の説明図である。 パスワード表示画面の説明図である。 実施手順を示したフローチャートである。 実施手順を示したフローチャートである。 実施例3のカメラ付き携帯電話機のブロック図である。 WWW表示画面の説明図である。 実施手順を示したフローチャートである。 写真撮影画面の説明図である。 実施例4のパスワード管理システムのブロック図である。 実施手順を示したフローチャートである。 パスワードテーブルの模式図である。 実施手順を示したフローチャートである。 実施例5のパスワード管理システムのブロック図である。 実施手順を示したフローチャートである。 実施例6のカード型パスワード管理装置のブロック図である。 チェック画面の説明図である。 実施手順を示したフローチャートである。 実施例7のデジタルカメラのブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話機
10 制御部
11 パスワード生成部
12 記憶部
13 通信部
14 撮影部
15 表示部
16 操作部
2 チェック画面
20 写真
21 パスワード
22 パスワード作成時間
23 OKボタン
24 NGボタン
25 表示画面
26 カメラボタン
27 消去ボタン
3 携帯電話機
30 制御部
31 パスワード生成部
32 記憶部
33 通信部
34 撮影部
35 表示部
36 操作部
37 画面キャプチャ部
38 WWWブラウザ部
39 第2撮影部
4 写真一覧画面
40 コマ
41 空きコマ
42 写真のサムネイル
43 カメラボタン
44 終了ボタン
45 設定ボタン
46 チェック画面
47 写真
48 編集窓
49 編集窓
400編集窓
401 パスワード
402 パスワード作成時間
403 OKボタン
404 NGボタン
405 表示画面
406 戻るボタン
407 消去ボタン
408 写真撮影画面
409 写真表示画面
410 ユーザー写真
411 撮影ボタン
412 照明ボタン
413 機能ボタン
5 WWW表示画面
50 機能メニュー
51 スクリーンショットメニュー
52 起動メニュー
53 選択ボタン
54 閉じるボタン
55 パスワードテーブル
56 登録番号
57 画像名
58 パスワード
59 パスワード
500 メモ
6 携帯電話
60 電話局
61 記憶部
62 基地局
63 制御・認証部
64 イラストライブラリ
65 パスワード生成部
66 乱数表
7 カード型パスワード管理装置
70 制御部
71 パスワード生成部
72 記憶部
73 通信部
74 ループアンテナ
75 撮影部
76 タッチパネルディスプレイ
77 シャッター
78 電源スイッチ
79 ミラー
8 写真
80 パスワード
81 パスワード
82 パスワード
83 登録ボタン
84 やり直しボタン
85 パスワード入力窓
86 登録ボタン
87 メモ入力窓
88 登録ボタン
89 メニューバー
800 手書き入力スイッチ
9 デジタルカメラ
90 撮影部
91 制御部
92 パスワード生成部
93 記憶部
94 表示部
95 操作部

Claims (39)

  1. パスワード作成要求に基づいてパスワードを生成し、イメージを取得し、このイメージと前記パスワードとを関連付けて記録し、パスワード出力要求に基づいて前記記録したイメージとパスワードとを出力する、パスワード管理方法。
  2. 前記イメージを選択可能に提示して、このイメージが選択されたらこれに関連するパスワードを出力する、請求項1に記載のパスワード管理方法。
  3. 前記選択可能に提示する際のイメージがサムネイル画像である、請求項2に記載のパスワード管理方法。
  4. 前記イメージの取得が写真の撮影によるものである、請求項1に記載のパスワード管理方法。
  5. 前記イメージの取得が画面キャプチャによるものである、請求項1に記載のパスワード管理方法。
  6. 前記パスワードの生成が乱数発生によるものである、請求項1に記載のパスワード管理方法。
  7. 前記パスワードの生成がパスワード表からの取得によるものである、請求項1に記載のパスワード管理方法。
  8. 前記パスワードの生成が入力装置からの入力によるものである、請求項1に記載のパスワード管理方法。
  9. イメージの取得をトリガーとしてパスワードを生成するか、またはパスワードの生成をトリガーとしてイメージを取得するようにした、請求項1に記載のパスワード管理方法。
  10. 前記パスワードの出力が表示装置による表示である、請求項1に記載のパスワード管理方法。
  11. 前記パスワードの出力が送信装置による送信である、請求項1に記載のパスワード管理方法。
  12. 写真を撮影し、この写真の撮影をトリガーとして乱数を発生してパスワードを生成し、このパスワードと前記写真とを関連付けて記録し、この写真をサムネイル画像として選択可能に提示し、このサムネイル画像が選択されたらこのサムネイル画像に相当する写真とこの写真に関連付けられたパスワードとを表示する、パスワード管理方法。
  13. 写真を撮影し、パスワードを受け付け、このパスワードと前記写真とを関連付けて記録し、この写真をサムネイル画像として選択可能に提示し、このサムネイル画像が選択されたらこのサムネイル画像に相当する写真とこの写真に関連付けられたパスワードとを表示する、パスワード管理方法。
  14. パスワードを生成するためのパスワード生成装置と、イメージを取得するためのイメージ取得装置と、このイメージ取得装置によって取得したイメージと前記パスワード生成装置によって生成したパスワードとを関連付けて記録するための記憶装置と、この記憶装置に記録した情報の出力装置と、これ等の装置を制御する制御装置と、を有するパスワード管理装置。
  15. 前記イメージを選択可能に提示するための表示装置を備え、このイメージが選択されたらこれに関連するパスワードを前記記憶装置から読み出して前記出力装置へ出力する、請求項14に記載のパスワード管理装置。
  16. 前記イメージ取得装置が写真を撮影するための撮影装置である、請求項14に記載のパスワード管理装置。
  17. 前記イメージ取得装置が表示画面をキャプチャするためのキャプチャ装置である、請求項14に記載のパスワード管理装置。
  18. 前記パスワード生成装置が乱数発生装置である、請求項14に記載のパスワード管理装置。
  19. 前記パスワード生成装置が、パスワード表を備えてこのパスワード表からパスワードを取得するものである、請求項14に記載のパスワード管理装置。
  20. 前記パスワードの生成装置が、ユーザーからのパスワードの入力を受け付ける入力装置である、請求項14に記載のパスワード管理装置。
  21. 前記出力装置がパスワードの表示を行なう表示装置である、請求項14に記載のパスワード管理装置。
  22. 前記出力装置がパスワードの送信を行なう送信装置である、請求項14に記載のパスワード管理装置。
  23. このパスワード管理装置のユーザーを撮影するための撮影装置とその画像を表示するための表示装置とを有している、請求項14に記載のパスワード管理装置。
  24. このパスワード管理装置のユーザーを写すためのミラーを有している、請求項14に記載のパスワード管理装置。
  25. サーバとこのサーバに接続される端末装置とから構成されるパスワード管理システムであって、当該システムはパスワードを生成するためのパスワード生成手段と、イメージを取得するためのイメージ取得手段と、前記パスワード生成手段により生成したパスワードと前記イメージ取得手段によって取得したイメージとを関連付けて記録するための記憶装置とを備え、端末装置は前記記憶装置に記録した情報を出力する出力手段を有している、パスワード管理システム。
  26. サーバとこのサーバに接続される端末装置とから構成されるパスワード管理システムであって、当該システムはパスワードを生成するためのパスワード生成手段と、イメージを取得するためのイメージ取得手段と、前記パスワード生成手段により生成したパスワードと前記イメージ取得手段によって取得したイメージとを関連付けて記録するための記憶装置と、前記パスワード生成手段によって生成したパスワードをパスワード認証手段へ通知するためのパスワード通知手段を備え、端末装置は前記記憶装置に記録した情報を出力する出力手段を有している、パスワード管理システム。
  27. 端末装置は前記イメージを選択可能に提示するための表示装置を備え、このイメージが選択されたらこれに関連するパスワードを前記記憶装置から読み出して前記出力手段により出力する、請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システム。
  28. 前記イメージを複数のパスワード認証手段に一対一対応させて前記記憶装置に記録しておき、端末装置は前記イメージを選択可能に提示するための表示装置を備え、この内の一のイメージが選択されたらこれに関連する情報を前記記憶装置から読み出して、前記出力手段がこのイメージに対応するパスワード認証手段に向けて出力する、請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システム。
  29. 前記端末装置がサーバに無線で接続される携帯機器である、請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システム。
  30. 前記イメージ取得手段が写真を撮影するための撮影装置である、請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システム。
  31. 前記イメージ取得手段が端末装置側の表示画面をキャプチャするための画面キャプチャ手段である、請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システム。
  32. 前記パスワード生成手段が乱数発生手段である、請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システム。
  33. 前記パスワード生成手段が、パスワード表を備えてこのパスワード表からパスワードを取得するものである、請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システム。
  34. 前記パスワード生成手段がユーザーからのパスワードの入力を受け付ける入力装置である、請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システム。
  35. 前記端末装置がこの端末装置のユーザーを撮影して表示するための撮影装置を備えている、請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システム。
  36. 前記端末装置がこの端末装置のユーザーを写すためのミラーを備えている、請求項25または請求項26に記載のパスワード管理システム。
  37. 請求項1〜13の何れか1に記載のパスワード管理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  38. 請求項1〜13の何れか1に記載のパスワード管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  39. イメージとパスワードとが関連付けされており、このようなイメージとパスワードとの組が複数組記録されて成る、パスワードテーブル。
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