JP2006343999A - ファイル管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者がファイルの格納先を意識することなくファイルを操作できるファイル管理システムおよびファイル管理方法の提供。
【解決手段】物理的な格納場所及び論理的な格納場所をディレクトリ構造,階層構造として別々に管理する。ファイルの表示時には,ファイルの基準パスと相対パスから,ファイルの物理的な格納先を求め,格納先からファイルを取得する。ファイルの格納先変更時には,基準パスIDごとに格納先変更条件を満たすかどうかを確認し,格納先を変更する基準パスを判断する。変更前の基準パスと変更後の基準パスから,変更前のファイルの格納先と変更後のファイルの格納先を求め,変更前のファイルの格納先から変更後のファイルの格納先にファイルを移動させる。また,格納先を変更する基準パスを,変更後の格納先に対する基準パスに変更する。
【選択図】図8

Description

本発明は,ファイル実体をデータベースの外部にて管理するファイル管理システムおよびファイル管理方法に属する。
医薬の申請文書や営業用のプレゼンテーション資料といった再利用性の高い文書では,組織で蓄えた知識や情報を有効に活用することが業務効率を向上させるうえで重要である。そのためには単にファイルを共有するだけではなく,活用しようとする人が容易に検索できるように,ファイルに付随する情報をファイルと関連付けて管理する必要がある。ファイルとファイルに付随する情報を管理する手段としては,ファイルとファイルに付随する情報をデータベースに格納して管理する方法が一般的である。
しかし,データベースの内部にファイルを格納した場合,ファイルの更新が頻繁に発生するとファイルの取得・更新によるデータベースアクセスが頻繁に発生し,データベース全体のスループットが低下するという問題がある。
本問題を解決するために,データベースではファイルの格納先のみを管理し,ファイル自体はデータベースの外部で管理することが考えられる。ファイル自体をデータベースの外部で管理する際には,ファイルの格納先となるディスクを複数用意して,効率良くディスクを使用する方法が存在する。この方法に関連するものとしては,特開平8−249132に示される技術がある。
特開平8−249132
一般的に,アクセス速度が高速な記憶装置はコストが高く,アクセス速度が低速な記憶装置ほどコストが低くなる。そのため,ファイルをデータベースの外部に格納し,ファイルの格納先情報をデータベースで管理するシステムにおいて,データ量の増大に伴って記憶装置の容量が少なくなった場合,アクセス頻度の高いファイルは,アクセス速度が高速な記憶装置に格納し,アクセス頻度の低いファイルは,アクセス速度が低速な記憶装置に格納することができる。
システム管理者がこの作業を実施した場合,非常に手間が掛かる上,ファイルの格納先が変更されたことによって,ファイルの格納先が変更されたことを利用者が意識する必要があった。
本発明は,利用者にファイルの物理的な格納先を意識させることなくファイル操作を行うファイル管理システム及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,あらかじめシステム管理者がファイルの格納先の割り当て条件を設定しておくことでファイルの格納先を自動的に決定する手段と,あらかじめシステム管理者がファイルの格納先を変更する条件を設定しておくことでファイルの格納先を自動的に変更する手段を提供する。また,利用者がアクセスするファイルの論理的な格納先と,ファイル実体の物理的な格納先をそれぞれ分けて管理する。これは,ファイルの物理的な格納先を変更した場合に,利用者に影響を与えないようにしたものである。
別の実施態様では,ファイルに対し,ファイル種別,ユーザ,ユーザの所属するグループといった意味的にまとまりのあるグループを基準パス情報としてIDを設定し,基準パスIDごとに基準パスを管理する。ファイル登録時には,ファイルに割り当てる基準パスを求め,ファイルの物理的な格納先を決定する。このとき,利用者にはファイルの物理的な格納先を意識させない。
別の実施態様では,ファイルの表示時には,ファイルの基準パスと相対パスから,ファイルの物理的な格納先を求め,格納先からファイルを取得する。ファイルの格納先変更時には,基準パスIDごとに格納先変更条件を満たすかどうかを確認し,格納先を変更する基準パスを判断する。
別の実施態様では,変更前の基準パスと変更後の基準パスから,変更前のファイルの格納先と変更後のファイルの格納先を求め,変更前のファイルの格納先から変更後のファイルの格納先にファイルを移動させる。また,格納先を変更する基準パスを,変更後の格納先に対する基準パスに変更する。
本発明によれば,利用者がアクセスするファイルの論理的な格納先と,ファイルの物理的な格納先を別々に管理するため,ファイルの物理的な格納先を変更された場合でも,利用者はファイルの物理的な格納先を意識することなくファイルを操作できる。
以下,本発明の実施形態の例を説明する。
本実施形態のファイル管理システムの概略構成を図1を用いて説明する。本実施形態では,CPU101,メモリ102,入出力装置103,処理プログラムおよび情報テーブルを有するボリューム104と,ファイル実体の格納先となるボリューム105およびボリューム106,表示装置107とを有する。ボリュームは記憶装置であり,物理的なボリュームでも良いし,論理的なボリュームでもよい。また記憶装置としては,いわゆるハードディスクだけでなく,光ディスク,磁気ディスク,磁気テープ等(例えばDVD,CD-R,テープ等)のバックアップメディアを使用するバックアップ装置でもよい。処理プログラム及び情報テーブルとファイル実態の格納先となるボリュームは,図1では別ボリュームであるが,同じボリュームで管理しても良い。また,別ボリュームとなる場合は,ネットワークで接続された別のシステム内にあるボリュームであってもよい。ボリューム104の処理プログラムは,メモリ102にロードされ,CPU101で実行される。
処理プログラムおよび情報テーブルの内容を図2を用いて説明する。情報テーブルは,ファイルの格納先の基準となるパスを基準パスとし,その基準パスをファイルに割り当てるための情報を管理する基準パス情報管理テーブル120,ファイルの格納先やファイルのサイズなどのファイルに付随する情報を管理するファイル情報管理テーブル121,論理的なフォルダの情報を管理するフォルダ情報管理テーブル122,ファイルの格納先を変更するための情報を管理する格納先変更条件管理テーブル123から構成される。ファイル実体管理部130には,ファイル情報管理テーブル121で管理するファイル情報に対応するファイルの実体が格納される。なお,各情報テーブルの詳細は後述する。
なおパスとは,記憶装置内でファイルやフォルダの所在を示す文字列であり,ファイルやフォルダのコンピュータ内での住所にあたる。MS-DOS(登録商標)やWindows(登録商標)では記憶装置はドライブ名(「C:\」など)を頂点とする木構造(ツリー構造)になっており,このツリー構造に沿って頂点から目的のファイルやフォルダなどのデータまでのすべての道筋を記述するのが「絶対パス」である。例えば,「D:\A\ TXTFolder\ file1.txt」というパスは,Dドライブにある「A」というフォルダの中の「TXTFolder」というフォルダの中の「file1.txt」というファイルを指す。これに対し,起点となる現在位置から,目的のファイルやフォルダまでの道筋を記述するのが「相対パス」である。例えば「../../file2.txt」という相対パスは,現在のフォルダの2階層上にあるフォルダの中にある「file2.txt」というファイルを指し,「TXTFolder\ file3.txt」という相対パスは現在のフォルダの下の「TXTFolder」の中の「file1.txt」ファイルを指す。
またフォルダとは,ハードディスクやCD-ROMなどの記憶装置で,ファイルを分類・整理するための保管場所をいう。フォルダには識別のために固有の名称(フォルダ名)をつけることができ,関連する複数のファイルをまとめて一つのフォルダに入れることにより,効率的に記憶装置を管理することができる。フォルダの中にさらにフォルダを作成することもでき,階層構造によって細かい分類を表現することもできる。WindowsやMac OSではフォルダと呼ぶが,UNIX(登録商標)やMS-DOSでは同様の概念を「ディレクトリ」と呼ぶ。
処理プログラムは,基準パス情報管理テーブル120の情報を取得してファイル実体管理部130にファイルを格納するファイル格納処理部210,ファイル情報管理テーブル121およびフォルダ情報管理テーブル122の情報を元に,利用者がファイルを操作するための論理的なフォルダ構成を表示装置107に表示するフォルダ/ファイル表示処理部211,ファイルの内容表示など,論理的なフォルダまたはフォルダに対して利用者が行った操作を実行するフォルダ/ファイル操作処理部212,格納先変更条件管理テーブル123に設定されている情報に従ってファイルの格納先を変更するファイル移動処理部213から構成される。各処理部は処理プログラムがCPUで実行されることにより実現される。なお,各処理プログラムの詳細は後述する。
基準パス情報管理テーブル120で管理する具体的な情報を図3を用いて説明する。基準パス情報管理テーブル120では,基準パス情報を一意に識別するためのIDである基準パスID,基準パス割り当て条件が設定されていないデフォルトの基準パス情報か,基準パス割り当て条件が設定されているデフォルト以外の基準パス情報かを示す基準パスの種類,ファイルの物理的な格納先の基準となるパスである基準パス,ファイルを格納する際に基準パスを決定する条件となる基準パス割り当て条件といったファイル格納先の基準となるパスの情報を管理する。
ファイル情報管理テーブル121で管理する具体的な情報を図4を用いて説明する。ファイル情報管理テーブル121では,ファイル情報を一意に識別するためのIDであるファイルID,利用者に表示するファイルの名称であるファイル名,ファイルの種類,ファイルの作成者,基準パスに対する格納先の相対パス,ファイルの格納先の基準パスID,ファイルのサイズ,ファイルの論理的な格納先といったファイルに付随する情報を管理する。
フォルダ情報管理テーブル122は,フォルダ/ファイル表示処理部211において,利用者に論理的なフォルダ構成を表示する際に使用される。フォルダ情報管理テーブル122で管理する具体的な情報を図5を用いて説明する。フォルダ情報管理テーブル122では,フォルダ情報を一意に識別するためのIDであるフォルダID,利用者に表示するフォルダの名称であるフォルダ名,どのフォルダの下に存在するかを示す親フォルダID,フォルダにファイルを登録する際にファイル情報に設定する相対パスといったフォルダに付随する情報を管理する。
格納先変更条件管理テーブル123は,ファイルの格納先を変更するための情報を管理しており,ファイル移動処理部213でファイルを移動する際に使用される。格納先変更条件管理テーブル123で管理する具体的な情報を図6を用いて説明する。格納先変更条件管理テーブル123では,格納先変更条件を一意に識別するためのIDである格納先変更条件ID,移動対象となるファイルの基準パスIDを示す移動元基準パスID,ファイルの移動先の基準パスである移動先基準パス,ファイルの格納先を変更する条件を示す格納先変更条件の種類および格納先変更条件の値といった,ファイルの格納先を変更するための情報を管理する。
ファイル実体管理部130には,ファイル移動処理部213によってファイルの実体が格納される。なお,ファイル実体管理部130は,1クライアント内での構成のみでなく,WANやLAN,インターネットなどのネットワークを介した構成とすることもできる。
フォルダ/ファイル表示処理部211は,ユーザに表示する格納構造(論理的な格納構造)と管理用の格納構造(物理的な格納構造)において,論理的なフォルダ,および論理的なフォルダに格納されているファイルを利用者に表示する。利用者は,表示されたフォルダやファイルに対して操作を行う。このとき,ファイルの操作において,利用者はファイルの物理的な格納先を意識する必要はない。例えば,図8において,利用者がボリューム300のフォルダ310に格納されているファイル311の内容を表示した場合,実際には,ボリューム706のフォルダ707に格納されているファイル708の内容が表示される。
フォルダ/ファイル操作処理部212は,利用者によって指定された操作に従い,ファイルの操作処理を行う。なお,先述の通り,利用者の操作はフォルダ/ファイル表示処理部211を介して行う。例えば,利用者がファイルの内容を参照する場合,ファイル実体の格納先を判断し,ファイル実体管理部130から該当するファイルを取得する。
ファイル移動処理部213は,格納先変更条件管理テーブル123に設定されている情報に基づいて,ファイル情報管理テーブル121からファイルの格納先を変更する条件を満たす基準パスを選定する。次に,選定した基準パスの下に存在するファイルを,格納先変更条件管理テーブル123に設定されている移動先基準パスの下へ移動する。
ファイル格納処理部210は,利用者によって指定されたファイルの作成者,ファイルサイズなどの情報を取得するとともに,ファイルの格納先の基準となるパスを基準パス情報管理テーブル120から取得し,ファイル情報管理テーブル121に取得した情報を格納する。また,ファイルの実体をファイル実体管理部130に格納する。
本実施例においてファイルを登録する際の処理手順を図9を用いて説明する。ここでは,図7に示すように,フォルダA310にファイルA311というテキストファイルを登録する場合の具体例を用いて説明する。
フォルダ/ファイル表示処理部211において,フォルダ情報管理テーブル122から親フォルダIDの一覧を取得し,フォルダの親子関係を求め,論理的なフォルダの構成を生成する。例えば,図5のフォルダ情報管理テーブル122において,フォルダFolderID_C及びFolderID_Dの親フォルダIDはFolderID_Bであるため,図7のようにフォルダC313及びフォルダD314がフォルダB312の下に存在することを示す。図5のフォルダ情報管理テーブルの階層構造をたどることで,フォルダの論理的なディレクトリ構造を表示することができる。また,図8の論理的な格納構造のようにディレクトリ構造をツリー表示することも可能である。本実施例では,ディレクトリ構造をテーブルで管理しているが,パスで管理しても良い。
次に,利用者に表示するフォルダのフォルダIDを取得し,取得したフォルダIDとファイル情報管理テーブル121の論理的な格納先のフォルダIDが一致するファイル情報を取得する。生成した論理的なフォルダの構成と,取得したファイル情報を元に,論理的なフォルダおよびファイルの構成を利用者に表示する(ステップS101)。
利用者から見た場合のフォルダ構成のイメージを図7を用いて説明する。図7では,最上位をボリュームX300とし,フォルダA310,フォルダB312,フォルダC313,フォルダD314が表示されている。
利用者は,ステップS101で表示された論理的なフォルダおよびファイルの構成を用いて,登録するファイルと,ファイルの論理的な格納先を指定する(ステップS102)。具体的には,図7において,利用者は登録するファイルとしてファイルA311というテキストファイルを指定し,ファイルの論理的な格納先としてボリュームX300下のフォルダA310を指定する。
ステップS102で指定されたファイルのファイル情報を元に,図3の基準パス情報管理テーブル120の基準パスの種類が,管理者が定義した「デフォルト」及び「バックアップ」以外の基準パス情報から,基準パス割り当て条件1,2,3をすべて満たす基準パス情報を検索し取得する(ステップS103,104)。基準パス情報管理テーブル120の基準パス割り当て条件が「なし」のものは,条件の指定がなく,どのようなファイル情報であっても条件を満たすことになる。
条件を満たす基準パス情報が複数存在する場合は,条件「なし」以外の一致した条件の数が最も多いもの,を基準パス情報として取得する。また,一致した条件の数が同数の場合は,そのうち空きサイズ容量の最も大きい基準パス情報を取得する。
例えば,ファイルA311がユーザAによって登録されたファイルサイズ100kBのテキストファイルである場合,基準パス割り当て条件1,2,3をすべて満たす基準パス情報として,基準パス割り当て条件1のファイル種別が「txt」で,条件2のファイル作成者が「ユーザA」で,条件3のファイルサイズが「なし」であるGroupID_Aの基準パス情報,及び条件1のファイル種別が「なし」で,条件2のファイル作成者が「ユーザA」で,条件3のファイルサイズが「なし」であるGroupID_Fの基準パス情報,及び条件1のファイル種別が「なし」で,条件2のファイル作成者が「ユーザA」で,条件3のファイルサイズが「300kB以下」であるGroupID_Gの基準パス情報が選ばれる。
条件を満たす基準パス情報がGroupID_A及びGroupID_F,GroupID_Gの3つ存在するため,この場合は,条件「なし」以外の一致した条件数を比較する。GroupID_Aは条件3のみが「なし」であるため,「なし」以外の条件は条件1,2の2つである。一方GroupID_Fは条件1,3が「なし」であるため,「なし」以外の条件は条件2の1つだけである。またGroupID_Gは条件1のみが「なし」であるため,「なし」以外の条件は条件2,3の2つである。
GroupID_A及びGroupID_Gの方がGroupID_Fより条件「なし」以外の一致した条件の数が多いため,GroupID_A及びGroupID_Gが選ばれる。GroupID_A及びGroupID_Gは「なし」以外の一致した条件が2つであり同数であるが,GroupID_Aの方が空きサイズが大きいため,最終的には基準パスIDがGroupID_Aである基準パス情報が取得される。
基準パスの種類が「デフォルト」「バックアップ」以外の基準パス情報のなかに,ファイルが基準パス割り当て条件を満たす基準パス情報が存在しない場合は,基準パス情報管理テーブル120から,デフォルトの基準パス情報の基準パス情報を取得する(ステップS105)。
デフォルトの基準パス情報が複数ある場合は,本実施例の基準パス情報管理テーブル120では,基準パス割り当て条件3を適用して,基準パス情報が選択される。具体的には,格納するファイルの容量が500kB(kByte)より大きい場合はDefault2が選択され,500kB以下である場合にはDefault1が選択される。本実施例の他に,基準パス割り当て条件を適用せず,空きサイズ容量の大きい方の基準パス情報を選択するような方法とすることもできる。
ファイル格納処理部210において,ステップS104またはステップS105で取得した基準パスと,ユーザが指定した論理的なフォルダの相対パスと,ファイルの実体名を連結して,ファイルの物理的な格納先となるパスを決定する(ステップS106)。
具体的には,ステップS104で取得した基準パスIDがGroupID_Aであるフォルダの基準パス「D:\A」と,図5のフォルダ情報管理テーブルでフォルダAに対して設定されている物理的なフォルダの相対パス「TXTFolder\」と,ファイルの実体名「file1.txt」を連結し,ファイルの物理的な格納先となるパス「D:\A\ TXTFolder\ file1.txt」を決定する。
ファイル格納処理部210において,ファイル情報管理テーブル121に,利用者により指定されたファイルの情報を設定する(ステップS107)。具体的には,ファイル情報管理テーブル121にファイルIDがFileID_Aのレコードの情報を設定する。
ファイル格納処理部210において,ステップS106で決定したファイルの物理的な格納先となるパスにファイルの実体を格納する(ステップS108)。ファイルA311を登録した場合,論理的な格納構造と物理的な格納構造は図8のようになる。利用者には,図8の論理的な格納構造のように登録したファイルAが「X:\フォルダA」に格納されているように見えるが,実際には,図8の物理的な格納構造のように,ステップS106で決定したパス「D:\A\ TXTFolder\ file1.txt」にファイルが格納されている。
同様に,ファイルCはフォルダC,ファイルC2はフォルダC2と論理的には別々のフォルダに格納されているが,物理的には両方とも同じフォルダ「E:\ DOCFolder」内に格納されている。
本実施例では,基準パス情報を取得する際に(図9ステップS103〜105),複数の基準パス割り当て条件を用いているが,単一の基準パス割り当て条件を用いることも可能である。また,本実施例では,基準パス割り当て条件1,2,3をすべて満たす基準パス情報を検索し取得するものであるが,基準パス割り当て条件1を満たす基準パス情報を検索し,その該当した基準パス情報のうち,次の基準パス割り当て条件2を満たす基準パス情報を検索し取得する。同様に,基準パス割り当て条件を満たす基準パス情報が1つになるまで,順次基準パス割り当て条件を満たす基準パス情報を検索し取得する方法としてもよい。また,本実施例では,すべての基準パス割り当て条件を確認し終わった時,最後に取得した基準パス情報が複数存在した場合は,空きサイズの大きいものを選択したが,1つ目の基準パス情報を取得する等,特定の基準パス情報を取得するようにしてもよい。
また,複数の基準パス割り当て条件を使用する場合は,その条件の間に重み付けをもうけ,基準パス情報を取得する際に,必ず満たさなければならない条件を決定することもできる。例えば,図3の基準パス情報管理テーブル120において,前記のファイルA311がユーザAによって登録されたファイルサイズ100kBのテキストファイルである場合を考えると,前記の方法では,GroupID_A及びGroupID_Gは「なし」以外の一致した条件が2つであり同数であって,GroupID_Aの方が空きサイズが大きいため,最終的にはGroupID_Aが取得されていた。これに対し基準パス割り当て条件3は必ず満たす必要がある(条件3が「なし」でない)とした場合には,GroupID_Aは条件3は「なし」であり,GroupID_Gは条件3が「なし」ではないため,GroupID_Gが取得される。
次に,本実施例においてファイルを取得する際の処理手順図10を,図8に示すファイルA311を表示する場合の具体例を用いて説明する。
フォルダ/ファイル表示処理部211において,フォルダ情報管理テーブル122から親フォルダIDの一覧を取得し,フォルダの親子関係を求め,論理的なフォルダの構成を生成する。例えば,フォルダ情報管理テーブル122において,フォルダFolderID_Cの親フォルダIDはFolderID_Bであるため,フォルダFolderID_CはフォルダFolderID_Bの下に存在することを示す。
次に,利用者に表示するフォルダのフォルダIDを取得し,取得したフォルダIDとファイル情報管理テーブル121の論理的な格納先のフォルダIDが一致するファイル情報を取得する。生成した論理的なフォルダの構成と,取得したファイル情報を元に,論理的なフォルダおよびファイルの構成を利用者に表示する(ステップS201)。
利用者は,ステップS201で表示された論理的なフォルダおよびファイルの構成を用いて,取得するファイルと,ファイルの論理的な格納先を指定する(ステップS202)。具体的には,図8のユーザに表示される論理的な格納構造において,利用者は表示するファイルとしてファイルA311というテキストファイルを指定する。
ファイル情報管理テーブル121から,ステップS202で指定されたファイルのファイルID,基準パスID,相対パスといったファイル情報を取得する(ステップS203)。
具体的には,ファイル情報管理テーブル121から利用者によって指定されたファイルA311に対応づけられたファイルID「FileID_A」,基準パスID「GroupID_A」,相対パス「TXTFolder\file1.txt」等のファイル情報を取得する。
ファイル情報に設定されている基準パスIDに対応する基準パスと,ステップS203で取得したファイル情報に設定されている物理的な格納先の相対パスとを連結し,ファイルの物理的な格納先を取得する(ステップS204)。具体的には,ファイル情報をファイル情報管理テーブル121において,ファイルA311の物理的な格納先の相対パスは「TXTFolder\file1.txt」である。ファイルA311の基準パスIDは「GroupID_A」であり,これに対応する基準パス情報管理テーブル120の基準パスIDが「GroupID_A」となる基準パスは「D:\A」である。これらのパスを連結し,ファイルA311の物理的な格納先「D:\A\TXTFolder\file1.txt」を取得する。
フォルダ/ファイル操作処理部212において,ステップS204で取得したファイルの格納先から,表示するファイルの実体を取得する(ステップS205)。これにより,利用者が指定したファイルA311に対応するファイルの実体file1.txtを,利用者に表示する。
次に,本実施例においてファイルの格納先を変更する際の処理手順を図11を用いて説明する。
基準パス情報管理テーブル120から,基準パスIDを1つ取得する。次に,ファイル情報管理テーブル121から,ステップS302で取得した基準パスIDが設定されているファイル情報をすべて取得する(ステップS301,ステップS302)。
図6の格納先変更条件管理テーブル123から,ファイルの格納先を変更する条件を1つ取得する(ステップS303)。
ステップS301で取得した基準パスごとに,ステップS302で取得したファイル情報と格納先変更条件管理テーブル123の情報を確認し,ファイルの格納先を変更する条件を満たすかどうかの確認を行う(ステップS304)。
ファイルの格納先を変更する条件を満たす場合,ファイルの物理的な格納先を変更する(ステップS305)。
具体的には,ステップS303で取得したファイル格納先変更条件が「ConditionID_B1」の場合,移動元基準パスIDがGroupID_Bであり,図6の格納先変更条件管理テーブルに設定されている格納先変更条件は「基準パス下のファイルの前回アクセス日の平均が30日以上」である。図4のファイル情報管理テーブルにおいて,基準パスIDがGroupID_BのファイルはファイルBであり,最終アクセス日からの日数が40日であるため,格納先変更条件を満たしている。複数のファイルがある場合には,それらのファイルの最終アクセス日からの日数の平均を求める。
本実施例では,格納先変更条件の種類として基準パス下のファイルの前回アクセス日の平均を指定しているが,格納先変更条件としては,基準パス下のファイルの合計サイズ,基準パス下のファイル数,ファイルの所有者,ファイルのアクセスの回数,ファイルのアクセス頻度,ファイルサイズ,ファイルの前回アクセス日,また,基準パス下の複数のファイルについてこれらの条件の平均値や合計値などを指定することもできる。基準パス下のファイルの合計サイズの場合は,ファイル情報管理テーブル121の基準パスID毎に,その基準パス下に存在するファイルのファイルサイズの合計値を計算して,格納先変更条件の値と比較する。基準パス下のファイル数の場合は,基準パスID毎に,その基準パス下に存在するファイルのファイル数を計算して,格納先変更条件の値と比較する。
本実施例では,ファイルの格納先を変更する際の図11のステップS304の処理の中で,基準パス下のファイルの前回アクセス日の平均を計算しているが,最終アクセス日からの日数の平均,基準パス下のファイルの合計サイズ,基準パス下のファイル数,基準パス下のファイルのアクセス回数の合計,基準パス下のファイルのアクセス頻度の平均などは,基準パス情報管理テーブルで基準パス毎にあらかじめ管理しておくこともできる。
ファイル格納先変更条件を満たすファイルについて,ファイル移動処理部213が,移動先基準パス下にファイルを移動させる(ステップS305)。
具体的には,前述の格納先変更条件「ConditionID_B1」の場合,基準パスID「GroupID_B」に属するファイルはファイルBのみであり,ファイルBの最終アクセス日からの日数が40日であるため,基準パスID「GroupID_B」が格納先変更条件を満たしているため,基準パスID「GroupID_B」に属するファイルBを移動先基準パス下に物理的な格納先を変更する。ファイルBは,ファイル情報管理テーブル121の基準パスIDが「GroupID_B」であり,相対パスが「file2.gif」であって,基準パス情報管理テーブル120から基準パスID「GroupID_B」に対応する基準パスは「D:\B」であるから,ファイルBの変更前の物理的な格納場所は「D:\ B\ file2.gif」である。
図6格納先変更条件管理テーブルの情報から,格納先変更条件「ConditionID_B1」の移動先基準パスは「Z:\」である。よって,ファイルBを変更前の「GroupID_B」の基準パス「D:\B」から移動先基準パス「Z:\」に変更する。ファイルBの相対パスは「file2.gif」であるから,ファイル移動処理部213はファイルBを「D:\ B\ file2.gif」から「Z:\ file2.gif」へ移動させ,物理的な格納先を変更する。
ファイルの格納先の変更に伴って,ステップS301で取得した基準パスIDの基準パスに,変更後の格納先の基準パスを設定する(ステップS306)。
具体的には,基準パス情報管理テーブル120の基準パスIDが「GroupID_B」の基準パス情報において,基準パスの値を「D:\B」から「Z:\」に変更する。これにより,ファイル情報管理テーブル121で基準パスIDが「GroupID_B」に属するすべてのファイルについて,物理的な格納先がD:\B下からZ:\下に移動される。
基準パスID格納先変更条件管理テーブル123のすべての格納先変更条件についてステップS303以降の格納先変更処理を繰り返す。すべての格納先変更条件について格納先変更処理を実行したら,その基準パスIDについては格納先変更処理を終え(ステップ307),次の基準パスIDについて格納先変更処理を行う(ステップ308)。
すべての基準パスについてステップS301以降の格納先変更処理を終えた場合は処理を終了する(ステップS308)。
具体的には,前述の基準パス情報管理テーブル120の基準パスID「GroupID_B」について,格納先変更条件管理テーブル123のすべての格納先変更条件について格納先変更処理を終えた場合,次の基準パスID「GroupID_C」について同様に格納先変更処理を行い,すべての基準パスIDについて格納先変更処理が終わったら,図11の格納先変更処理を終了する。
通常業務は性能の高いボリューム(例えば物理ボリュームであればFiber channelハードディスク等,論理ボリュームであればRAID5で組んだボリューム等)を使用し,バックアップとして性能の低いボリューム(例えば物理ボリュームであればATAハードディスク等,論理ボリュームであればRAID1で組んだボリューム等)を使用しているような場合に,図11の格納先変更処理を定期的に実行することで,アクセス頻度の低くなったファイル等を,性能の低いボリュームに順次移動していくことができる。
なお,前述の格納先変更条件IDが「ConditionID_B1」については,移動先基準パスが物理的なパスである「Z:\」であるが,「ConditionID_C」のように移動先基準パスとして,基準パス情報管理テーブル120の基準パスIDを使用することもできる。
変更格納条件管理テーブル123には移動先基準パスが物理的なパスであるか,基準パスIDであるかを判別する図示されていないフラグがあり,フラグに基づき格納先変更条件に対応する移動先が,基準パスであるか基準パスIDであるかを判別する。
具体的には,ステップS303で取得したファイル格納先変更条件が「ConditionID_C」の場合,移動元基準パスIDがGroupID_Cであり,図6の格納先変更条件管理テーブルに設定されている格納先変更条件は「ファイルの前回アクセス日が30日以上」である。図4のファイル情報管理テーブルにおいて,基準パスIDがGroupID_CのファイルはファイルC及びファイルC2であり,ファイルCは最終アクセス日からの日数が1日であるため,格納先変更条件を満たしていないが,ファイルC2は最終アクセス日からの日数が35日であるため,格納先変更条件を満たしている。
格納先変更条件を満たすファイルC2についてのみ,移動先基準パス下に物理的な格納先を変更する。ファイルC2は,ファイル情報管理テーブル121の基準パスIDが「GroupID_C」であり,相対パスが「DOCFolder\ file3.doc」であって,基準パス情報管理テーブル120から基準パスID「GroupID_C」に対応する基準パスは「E:\」であるから,ファイルC2の変更前の物理的な格納場所は「E:\ DOCFolder\ file3.doc」である。
図6格納先変更条件管理テーブルの情報から,格納先変更条件「ConditionID_C」の移動先基準パスは「Secondary_Y」であり,基準パス情報管理テーブル120から基準パスID「Secondary_Y」に対応する基準パスは「Y:\」である。よって,ファイルC2を変更前の「GroupID_C」の基準パス「E:\」から移動先基準パス「Y:\」に変更する。ファイルBの相対パスは「DOCFolder\ file3.doc」であるから,ファイル移動処理部213はファイルBを「E:\ DOCFolder\ file3.doc」から「Y:\ DOCFolder\ file3.doc」へ移動させ,物理的な格納先を変更する。
ファイルの格納先の変更に伴って,ファイル情報管理テーブル121に変更後の格納先の基準パスIDを設定する(ステップS306)。
具体的には,基準パス情報管理テーブル121のファイルC2について,基準パスIDを「GroupID_B」から「Secondary_Y」に変更する。これにより,物理的な格納先がE:\下からY:\下に移動される。
格納先変更条件管理テーブル123の「ConditionID_B1」のように,移動先基準パスとして「Z:\」のような物理パスを指定するものは,基準パス情報管理テーブル120の基準パスの情報を書き換えることにより,基準パス下のすべてのファイルについて一斉に物理的な格納先を変更することができ,一方,「ConditionID_C」のように,移動先基準パスとして「Secondary_Y」のような基準パスIDを指定するものは,ファイル情報管理テーブル121の個々のファイル毎に格納先変更条件を満たすかどうか判断して,基準パスIDを書き換えることにより,ファイル毎に物理的な格納先を変更することができる。
例えば,通常業務は性能が高く管理コストの高いボリュームを使用し,バックアップとして性能が低く管理コストの安いボリュームを使用している場合,終了したプロジェクト内容を格納したフォルダ等については,移動先基準パスとして「Z:\」のような性能の低いボリュームの物理パスを指定することで,一定期間アクセスの無くなったそのフォルダの中のファイルの物理的な格納場所を一斉に性能が低く管理コストの安いボリュームへ変更することができる。一方,メールフォルダについて個々のメールデータをファイルとして管理しているような場合には,移動先基準パスとして「Secondary_Y」のように性能の低いボリュームの基準パスIDを指定することで,一定期間アクセスのない古いメールデータを,個々のメールデータのファイル毎に性能が低く管理コストの安いボリュームに移動することができる。
また,格納先変更処理において移動先の基準パスを指定しないで,図9のファイルを登録する際の処理を再び実行することもできる。この場合は,移動元基準パスのみ指定し,そのパス下のファイルについて,基準パス情報管理テーブル120の基準パス割り当て条件に従って,図9の格納先登録処理を実行する。この処理によりファイルの格納先が変更された場合には,ファイル情報管理テーブルの基準パスIDを変更後の基準パスIDに変更する。
このように物理的な格納場所と論理的な格納場所を別々に管理することで,物理的な格納場所が変更された場合でも,ユーザに見せる論理的な格納場所は変更されず,重要度の低いデータが性能の低いボリュームに順次移動されたとしても,ユーザから見える論理的な格納場所は変わらないため,ユーザは格納場所の変更を意識することなくファイルを使用することができる。
性能の高いボリュームから性能の低いボリュームへデータを移動する場合だけではなく,逆に性能の低いボリュームから性能の高いボリュームへデータを移動することもできる。新しく性能の高いボリュームを導入した場合に,基準パス情報管理テーブルにこの新しいボリュームを基準パスとして登録し,格納先変更条件管理テーブル123の格納先変更条件として,移動先基準パスにこの新しいボリュームを指定することで,例えば,現在使用している重要なプロジェクトに関するデータは,一括して新しいボリュームに移動することが可能となる。この場合に,論理的な格納場所は変更されていないため,ユーザにとっては,ファイルやフォルダの格納場所は何ら変更されていないようにみえるが,実際はデータが性能の高いボリュームに移動しているため,パフォーマンスが向上する。
また,物理的な格納場所及び論理的な格納場所をディレクトリ構造,階層構造として管理することにより,ユーザやネットワーク,データなどの管理を一括化し,データの数が何千,何万と増えてきた場合に管理をしやすくなるとともに,基準パス下の情報をパス毎に一斉に変更することができ,物理的な格納場所の管理が容易となる。
また,このように物理的な格納場所もディレクトリ構造とすることで,パスを意識した管理が可能となるため,個々のデータの属性の変更に基づいて個々のデータの物理的な格納場所を変更するだけでなく,そのパスの属性に基づいて,パス全体として物理的な格納場所を変更することができる。つまりそのパス以下に属するすべてのデータの属性の変更に基づいて物理的な格納場所を変更することができる。例えば,このパス下のすべてのデータのアクセス頻度が低くなれば,このパスへのアクセス頻度が低くなり,そのパス下のデータは使用頻度の低い重要度の低いデータであると考えられるため,そのパス下のデータをすべて別のボリュームに移動することができる。
この場合に,移動先ボリュームとして,DVDドライブ,テープドライブなどのバックアップドライブを指定すれば,重要度の低いデータは一括してDVDやテープに格納することができる。また,このように物理的な格納位置を可搬媒体に移動させた場合に,パスと媒体を識別できる情報を同時に記憶することもできる。
物理的な格納場所及び論理的な格納場所をディレクトリ構造または階層構造として別々に管理することにより,1つの論理的なディレクトリ構造に対して,実際の格納先であるボリュームとして,複数の物理的なボリュームを割り当て,ファイル管理することができる。
また,1つの論理的ボリュームのなかに,複数の物理的なボリュームを割り当てた場合,その複数の物理ボリュームのそれぞれをディレクトリ構造で管理することもでき,複数の物理的なボリュームに対するディレクトリ構造を,1つの論理的なボリュームに対するディレクトリ構造としてまとめて管理することができる。
物理的な格納場所及び論理的な格納場所をディレクトリ構造,階層構造として管理しており,ユーザは物理的な格納場所を意識しなくて良いため,ユーザには図7のような論理的なディレクトリ構造だけを表示装置107に表示すれば良い。しかし,論理的な格納場所と物理的な格納場所の対応関係を表示した方が管理上都合の良い場合もある。このような場合には,図8のように論理ディレクトリ構造と物理ディレクトリ構造をともに表示し,図8のファイルAとfile.txtとの間の点線のように論理的なディレクトリ構造に格納されたファイルの実際の物理的な格納先をユーザに明示することもできる。
また,図14のようにユーザに論理的なフォルダを表示した際に,その中に入っているファイルに対応する論理的な格納場所を示すパスとともに,物理的な格納場所を示すパスを表示することもできる。
本実施例では,論理ボリューム名を含むパス間のファイル移動に着目し,パスの媒体種別を意識していないが,基準パス管理テーブル120および格納先変更条件管理テーブル123で,パスの媒体種別を保持することもできる。これにより,格納先変更条件に従って,ハードディスクなどの固定媒体に格納していたファイルを,TapeやDVDなどの可搬媒体に移動させた場合,ファイル格納先となるボリュームの媒体種別が明確になる。
本実施例では,格納先変更条件として,ファイルへの前回アクセス日からの平均日数を条件としたが,ファイルの合計サイズやファイルの登録数,データの保存期間,データの保存期限等を格納先変更条件とすることもできる。
データの保存期間を指定し,例えば基準パス下のデータを7年間は保存しておかなければならないとした場合には,基準パス下のデータが7年経過した後はデータの格納先を管理コストとの低い記憶装置に変更することができる。
また,本実施例では,単一クライアントでのシステム構成例について説明したが,WANやLAN,SANなどのネットワークを介したシステム構成例とすることもできる。
WANやLAN,SANなどのネットワークを介し,ストレージシステムを用いてファイル実体を管理する場合の実施形態例を図12を用いて説明する。また,複数のクライアントが同一のボリュームを共用し,別途設けたファイルサーバでファイル実体を管理する場合の実施形態例を図13を用いて説明する。
図12は,WANやLAN,SANなどのネットワーク902を介し,クライアント900およびクライアント901と,ファイル実体の格納先となるボリュームC104,ボリュームD105およびボリュームE106とが接続され,ボリュームD及びEはストレージシステム903により管理される。ストレージシステムは,複数のハードディスクを管理しており,ボリュームD,Eはストレージシステムの有する物理ボリュームでも良いし,論理ボリュームでも良い。
ストレージシステム904はストレージシステム903に外部接続されており,ストレージシステム904のボリュームF109はストレージシステム903を介してクライアントと情報のやりとりを行う。ボリュームF109は直接ストレージシステム903がマウントすることもできるが,ストレージシステム903の中にボリュームF109に対応する仮想的なボリュームを作成し,この仮想的なボリュームに対するクライアントからの読み書き要求があった場合に,ストレージシステム903によりボリュームF109に対して情報を読み書きする構成とすることもできる。
ストレージシステムを用いてファイルを管理する場合,利用者がファイルを登録する際に,ファイルの更新禁止を指定する手段,ファイルの保存期限を指定する手段,ファイルデータの冗長化を指定する手段などを提供することもできる。ファイル更新禁止を指定する手段としては,例えばパス下のフォルダにフラグ付け,Write Once属性を設定すればよい。また,ファイルの保存期間を指定する手段としては,例えばパス又はパス下のフォルダに保存期間を設定すればよい。
具体的には,ファイルの更新禁止を指定した場合は,ファイルの格納先として,登録後の更新を許さない「Write Once」属性を設定可能な基準パスを適用することができる。「Write Once」属性が設定された基準パス下に登録されたファイルは,物理的なボリュームからは削除できないようにする必要がある。そのため,ユーザからファイルの削除が指定された場合には,ファイル格納処理部は,ファイル情報管理テーブル121に削除フラグを設定する。当該削除フラグの設定されたファイルは論理的な格納構造からは参照できないようにし,このように論理的な格納構造からファイルを削除することで,ユーザに対しあたかもファイルを削除した様に見せることができる。
このように論理的なボリュームから削除したよう見せたファイルについては,物理的なフォルダ構成中の対応するファイルについて削除したことを示す削除フラグを設定することで,一定期間経過後や,削除コマンドに応じて,ファイル格納処理部が削除フラグの立っている物理ファイルを一斉に消去する処理を行うことができる。
また,ファイルの保存期限を指定した場合は,指定した保存期限が設定されている基準パスを適用する。さらに,フォルダ/ファイル操作処理部212にて,保存期限内はファイルの削除を抑止する。
また,ファイルデータの冗長化を指定した場合は,次の2つの方法をとることができる。1つ目は,基準パス割り当て条件を満たす基準パスを複数選択し,それぞれの基準パス下に同一のファイルを格納する。利用者に冗長化済みのファイルを表示する場合,参照可能な基準パス下のファイルを選択して表示する方法である。2つ目は,すでに冗長化済みの基準パスが存在した場合,その基準パスをファイルの格納先に割り当てる。冗長化済みの基準パスは例えば,RAID1,RAID1+0,ストレージシステムにより複製が作られたパスなどである。
図13は,WANやLAN,SANなどのネットワーク902を介し,先述の処理プログラムおよび情報テーブルから構成されるクライアント900およびクライアント901と,クライアント901のファイル実体の格納先となるボリュームC104と,クライアント900およびクライアント901で共用のファイル実体の格納先となるボリュームD105およびボリュームE106と,ボリュームD105およびボリュームD106を管理するファイルサーバ904から構成される。
さらに,他の実施形態としてファイルサーバからストレージシステムに接続する図12と図13を合わせた構成とすることができる。
WANやLAN,SANなどのネットワークを介した場合,基準パス情報管理テーブルの基準パスは,「\\Server1\D\」「\\192.168.1.100\TXTFolder\」のように,IPアドレスやホスト名,ポートID,WWN(World Wide Name)を用いた値となる。
また,複数のクライアントが存在する場合であっても,各クライアントで管理する情報テーブルは単一クライアントでのシステム構成の場合と同様である。各クライアントにおけるファイルの登録やファイルの取得といった処理についても,単一クライアントでのシステム構成の場合と同様である。
ただし,複数のクライアントが共存し,ファイル実体の格納先に共用ボリュームを使用する場合,共用ボリュームのファイルに対する各クライアントの情報テーブルを変更すると,他のクライアントが物理的な格納先にアクセスできなくなるおそれがあるため,情報テーブルは,一定のタイミングで同期を取る必要がある。同期を取るタイミングは運用に依存するが,ファイル格納先の変更を行う前に同期を取ることが望ましい。この場合,各管理テーブルはそれぞれのクライアントが管理する構成を取ることもできるし,共用ボリュームで一括して管理することもできる。
複数のクライアントが共用ボリュームを使用する場合,ファイル情報管理テーブルは個々のクライアントで管理し,基準パス情報管理テーブルは共用ボリューム上で共通で管理することもできる。これにより,個々のクライアントが管理するファイル情報管理テーブルの基準パスIDを書き換えることで自由に個々のファイルを物理格納先移動することができ,基準パス情報管理テーブルの基準パス自体を書き換える際には他のクライアントの了承を必要とする構成にすることができる。
さらに,図13のファイルサーバを利用する実施形態では,情報テーブルや処理プログラムをファイルサーバで管理,処理する構成とすることもできる。
本発明によれば,あらかじめ設定した条件に基づいてファイルの格納先が決定するため,意味のある単位でファイルがまとまって格納され,ファイルを管理し易い。また,あらかじめ設定した条件に基づいて自動的にファイルが移動されるため,手動で他のホストやディスクにファイルを移動させる必要がなく,システム管理者の手間が削減できる。一方,利用者がアクセスするファイルの論理的な格納先と,ファイルの物理的な格納先を別々に管理するため,ファイルの物理的な格納先を変更された場合でも,利用者はファイルの物理的な格納先を意識することなくファイルを操作できる。
本発明の実施例の構成図である。 図1における処理プログラムと情報テーブルの関係を示す図である。 図2における基準パス情報管理テーブルの例を示す図である。 図2におけるファイル情報管理テーブルの例を示す図である。 図2におけるフォルダ情報管理テーブルの例を示す図である。 図2における格納先変更条件管理テーブルの例を示す図である。 利用者がフォルダを指定し,ファイルを登録する例を示す図である。 論理的な格納構造と物理的な格納構造の例を示す図である。 ファイルを登録する処理手順を示す図である。 ファイルを表示する処理手順を示す図である。 ファイルの格納先を変更する処理手順を示す図である。 ストレージシステムを用いた構成例を示す図である。 ファイルサーバを用いた構成例を示す図である。 論理アドレスと物理アドレスを対応させてユーザに表示する画面の例を示す図である。
符号の説明
101 CPU
102 メモリ
103 入出力装置
104 処理プログラムおよび情報テーブルを含むボリューム
105 ファイル格納先のボリューム
106 ファイル格納先のボリューム
107 表示装置
120 基準パス情報管理テーブル
121 ファイル情報管理テーブル
122 フォルダ情報管理テーブル
123 格納先変更条件管理テーブル
130 ファイル実体管理部
210 ファイル格納処理部
211 フォルダ/ファイル表示処理部
212 フォルダ/ファイル操作処理部
213 ファイル移動処理部

Claims (20)

  1. データを管理するデータ管理方法であって,
    第1の記憶装置のデータの格納構造について,表示する第1の格納構造と,管理用の第2の格納構造があり,それぞれの格納構造は異なる体系の格納構造であって,
    前記第1の格納構造でデータの格納場所を示す第1の情報と,前記第2の格納構造で前記データの格納場所を示す第2の情報とを対応づけた情報を第2の記憶装置に格納する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  2. データを管理する請求項1記載のデータ管理方法であって,
    所定の格納先変更条件を満たすデータを選択し,
    前記選択されたデータを,前記第1の格納構造中の格納場所から前記格納先変更条件で指定された格納場所に移動し,
    前記対応づけた情報のうち,前記第2の情報を当該移動後の格納場所を示す情報に変更し,当該変更後の前記第2の情報と前記第1の情報とを対応づけた情報を前記第2の記憶装置に格納する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  3. データを管理する請求項1記載のデータ管理方法であって,
    データを削除する指示を受けた場合に,前記第1の情報から前記データを削除し,前記第2の情報からは前記データを削除しないことを特徴とするデータ管理方法。
  4. 請求項1記載のデータ管理方法であって,
    データの前記第1の格納構造と前記第2の格納構造とは,それぞれパスとして管理されている
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  5. データを管理する請求項4記載のデータ管理方法であって,
    所定のパスの下の複数のデータの情報に基づいて計算された値が,所定の格納先変更条件を満たす場合に,前記格納先変更条件を満たす前記パスの下の複数のデータを,前記第2の格納構造中の格納場所から前記格納先変更条件で指定されたパスの下の格納場所に移動し,
    前記対応づけた情報のうち,前記第2の情報を当該移動後の格納場所を示す情報に変更し,当該変更後の前記第2の情報と前記第1の情報とを対応づけた情報を前記第2の記憶装置に格納する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  6. データを管理する請求項5記載のデータ管理方法であって,
    前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置は同一の記憶装置であることを特徴とするデータ管理方法。
  7. データを管理する請求項5記載のデータ管理方法であって,
    前記格納先変更条件で指定されたパスの下の格納場所は,バックアップ装置であることを特徴とするデータ管理方法。
  8. データを管理する請求項5記載のデータ管理方法であって,
    前記データの移動前の格納場所はストレージシステムが有する記憶装置であり,移動後の格納場所は前記ストレージシステムに接続された他のストレージシステムが有する記憶装置であることを特徴とするデータ管理方法。
  9. データを管理するデータ管理方法であって,
    第1の記憶装置のデータの格納構造について,表示する第1の格納構造と,管理用の第2の格納構造があり,それぞれの格納構造は異なる体系の格納構造であって,
    データの前記第1の格納構造中の格納場所の指定を受け付け,
    前記データの情報が,所定の条件を満たす前記第2の格納構造中の格納場所を選択し,
    前記選択された格納場所に,前記データを格納し,
    前記選択された前記第2の格納構造中の格納場所を示す情報と前記指定された前記第1の格納構造中の格納場所を示す情報とを対応づけた情報を第2の記憶装置に格納する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  10. 請求項9記載のデータ管理方法であって,
    前記第2の格納場所は,パスで管理されており,
    前記データの情報が前記所定の条件を満たすパスを選択し,
    前記選択されたパスの下を前記第2の格納構造中の格納場所として,前記データを格納する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  11. 請求項10記載のデータ管理方法であって,
    前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置は同一の記憶装置であることを特徴とするデータ管理方法。
  12. データを管理するデータ管理システムであって,
    第1の記憶装置のデータの格納構造について,表示する第1の格納構造と,管理用の第2の格納構造があり,それぞれの格納構造は異なる体系の格納構造であって,
    前記第1の格納構造でデータの格納場所を示す第1の情報と,前記第2の格納構造で前記データの格納場所を示す第2の情報とを対応づけた情報を格納する第2の記憶装置
    を有することを特徴とするデータ管理システム。
  13. データを管理する請求項12記載のデータ管理システムであって,
    前記対応づけた情報に基づいて,前記第1の情報と,前記第2の情報とを対応づけて表示する表示装置
    を有することを特徴とするデータ管理システム。
  14. データを管理する請求項13記載のデータ管理システムであって,
    第1の記憶装置のデータ格納構造について,表示する第1の格納構造と,管理用の第2の格納構造があり,それぞれの格納構造は異なる体系の格納構造であって,
    所定の格納先変更条件を満たすデータを選択し,前記選択されたデータを,前記第2の格納構造中の格納場所から前記格納先変更条件で指定された格納場所に移動し,前記対応づけた情報のうち,前記第2の情報を当該移動後の格納場所を示す情報に変更し,当該変更後の前記第2の情報と前記第1の情報とを対応づけた情報を前記第2の記憶装置に格納するファイル移動処理部
    を有することを特徴とするデータ管理システム。
  15. 請求項13記載のデータ管理システムであって,
    データの前記第1の格納構造と前記第2の格納構造とは,それぞれパスとして管理されている
    ことを特徴とするデータ管理システム。
  16. データを管理する請求項15記載のデータ管理システムであって,
    所定のパスの下の複数のデータの情報に基づいて計算された値が,所定の格納先変更条件を満たす場合に,前記格納先変更条件を満たす前記パスの下の複数のデータを,前記第2の格納構造中の格納場所から前記格納先変更条件で指定されたパスの下の格納場所に移動し,前記対応づけた情報のうち前記第2の情報を当該移動後の格納場所を示す情報に変更し,当該変更後の前記第2の情報と前記第1の情報とを対応づけた情報を第2の記憶装置に格納するファイル移動処理部
    を有することを特徴とするデータ管理システム。
  17. データを管理する請求項16記載のデータ管理システムであって,
    前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置は同一の記憶装置であることを特徴とするデータ管理方法。
  18. データを管理するデータ管理システムであって,
    第1の記憶装置のデータの格納構造について,表示する第1の格納構造と,管理用の第2の格納構造があり,それぞれの格納構造は異なる体系の格納構造であって,
    データの前記第1の格納構造中の格納場所の指定を受け付け,前記データの情報が,所定の条件を満たす第2の格納構造中の格納場所を選択し,選択された前記格納場所に前記データを格納し,前記選択された前記第2の格納構造中の格納場所を示す情報と前記指定された前記第1の格納構造中の格納場所を示す情報とを対応づけた情報を第2の記憶装置に格納するファイル格納処理部
    を有することを特徴とするデータ管理システム。
  19. 請求項18記載のデータ管理システムであって,
    前記第2の格納構造中の格納場所は,パスで管理されており,
    前記ファイル格納処理部は,前記データの情報が前記所定の条件を満たすパスを選択し,前記選択されたパスの下を前記第2の格納構造中の格納場所として指定し,当該指定された格納場所に前記データを格納する
    ことを特徴とするデータ管理システム。
  20. 請求項19記載のデータ管理システムであって,
    前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置は同一の記憶装置であることを特徴とするデータ管理システム。
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