JP2006343300A - 渦電流検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】励磁コイルとMIセンサ出力波形の位相差が生じても常に正確な値を測定可能にする。
【解決手段】非磁性体導体対象物1を励磁する励磁コイル2、励磁コイル2により非磁性体導体対象物1による磁束変化を検出するMI素子9、及びMI素子9により検出された交流信号を処理する演算回路16から構成される磁気インピーダンス検出装置であり、更に該磁気インピーダンス検出装置の交流出力最大値及び(または)最小値を検出するピーク検出回路21、該ピーク検出回路21のトリガで該交流出力最大値及び(または)最小値をサンプリングし保持するサンプルホールド回路23を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、非磁性導体からなる対象物の位置、距離、変位、ずれ、キズ、厚さ、薄膜の研削過程、めっき等の薄膜厚化工程、ブレ、軸振動、表面の凹凸、回転数、速度等を、励磁コイルと磁気インピーダンス素子(以下MI素子と呼ぶ)、該MI素子からの信号を処理し交流信号を出力する回路および該出力信号を直流信号に変換する渦電流検出装置に関する。
非磁性導体を検出対象として、位置、距離、変位、ずれ、キズ、厚さ、厚さ変化、ブレ、軸振動表面の凹凸、回転数、速度等を検出するセンサとして渦電流を利用する方法が知られている。
図22は従来の渦電流検出装置8の概念図である。該渦電流検出装置8は励磁コイル2、発振回路4、増幅回路6、信号処理回路7から構成されている。同図において符号1は非磁性導体対象物である。該渦電流検出装置8は発振回路4より、励磁コイル2に交流電流を流し交流磁束3を発生させる。該非磁性導体対象物1の表面とセンサ間の距離が短くなると、交流磁束の一部が非磁性導体対象物1の内部に侵入して渦電流を発生し、その渦電流により発生した反磁界が交流磁束8を打ち消し、コイル電圧は低下する。反対に、該非磁性導体対象物1の表面とセンサ間の距離が長くなるとコイル電圧は増加する。そこで、このコイル電圧を信号として増幅回路6で増幅し、信号処理回路7で処理する。
しかし、このような従来の渦電流検出装置は、例えば、コイル径を10mm以下に小型化すると感度が落ち、渦電流の反磁場の強さが急激に低下するため、測定対象物の表面積が小さい場合や測定対象物と励磁コイル2との距離(リフトオフと定義する)がおよそ1mm以上の場合には測定が困難となる。様々な分野で該センサの小型化の要請がある。例えばアルミニウム製測定対象物の凹凸上下の落差が1mm以下の測定の場合、径10mm以下の励磁コイルを使用して安全を見てリフトオフを1mm以上の測定が困難となる。このような問題に対しては、コイルの巻き数を増し、コイル電圧を上げることが試みられたが、十分な信号を得るに到っていない。
これに対して、近年、MI素子が、高感度で消費電力が少なく、形状が小さいことか注目され、例えば、車載センサとして車速センサ、位置センサ、高さ測定センサ、ポジションセンサ等、また工場内生産ラインとして各種近接センサ、工場内搬送装置などに使用されているか、又はされつつある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、MI素子は基本的に非磁性物質に応答しないために、非磁性導体の測定個所に磁性物質を取り付けるか、あるいは蒸着をして使用する必要がある。一方測定個所の取り付けが不可能な場所や測定環境によっては好ましくはない場合がある。
そこで、位置、距離、変位、ずれ、キズ、厚さ、厚さ変化、面ブレ、軸振動、表面凹凸、回転数、速度等を測定する場合、非磁性導体対象物に磁性物質の取り付けや蒸着することなくそのままの形態で高感度に計測することが求められている。なお、MI素子を利用した渦電流センサとしては、金属の欠陥検出を目的としたもの(例えば、非特許文献1参照)や、金属体との距離を検出するものが既に提案されているが感度の点で低いかもしくは不明確である。
特開2002−195854号 特開2003−273718号 日本応用磁気学会誌、23、1453−1456(1999)
MI素子を利用したセンサにより、非磁性体対象物の位置、変位、ずれ、キズ、厚さ、面ブレ、軸振動、表面の凹凸、回転数、速度を計測するにあたり、励磁コイルに流れる交流波形とMIセンサ出力波形の間に位相差があり、更に励磁コイル及びMI素子と非磁性導体対象物の距離により、それぞれ、励磁コイルとMIセンサ出力波形の位相差は更に大きくなる不具合がある。
本発明はこのような位相差が生じても常に正確に測定する測定装置を提供することを目的としてなされたものである。
上記の目的を達成するため、本発明は、非磁性導体対象物の位置、距離、変位、ずれキズ、厚さ、面ブレ、軸振動、表面の凹凸、回転数、速度を検出するセンサであって、非磁性体導体対象物を励磁する励磁コイル、励磁コイルにより非磁性体導体対象物による磁束変化を検出するMI素子、及びMI素子により検出された交流信号を処理する演算回路から構成される磁気インピーダンス検出装置であり、更に該磁気インピーダンス検出装置の交流出力最大値及び(または)最小値を検出するピーク検出回路、該ピーク検出回路のトリガで該交流出力最大値及び(または)最小値をサンプリングし保持するサンプルホールド回路を備えた渦電流検出装置を提供する。
本発明の検出装置はMI素子を励磁コイルの内部、または外部に該MI素子の感磁方向を対象物面に平行になるように配置し、非磁性導体対象物に発生する渦電流による反磁場の影響を直接的に及び励磁コイルを介して効果的に検出装置出力信号として利用する方法である。高感度、小型化、高リフトオフが実現できる。例えば従来の磁気抵抗素子の感度が1ガウス程度であるのに対して、10−ガウス程度の高感度のMI素子を反磁場の影響を効果的に取り出すために励磁コイルの内部または外部に感磁方向が対象物面平行になるように配置して後述するコイル磁場の相互作用を利用して更に感度を高め、演算回路を除いたMI素子と励磁コイルから構成するセンサヘッド部を小型化し、検出精度を向上すと同時に、従来測定不可能であったリフトオフでの測定を可能にすることができる。
励磁コイル内部または励磁コイル周縁外部に設置されたMI素子の出力電圧値は設置される位置により異なる。非磁性導体対象物が周囲に存在しない環境下で励磁コイルに交流電流を流すと磁気インピーダンス検出装置の出力に交流電圧が発生する。該交流電圧は励磁コイルとMI素子の位置関係で値が異なる。特にコイル長さのおよそ中央付近で出力電圧値は最小を示す。この後非磁性導体対象物を励磁コイルに近づけると即ちリフトオフを小さくすると出力電圧値は増加し、さらに近接すると最大値に達する。ここで感度を下式に定義する。
感度(%)=(出力電圧比の最大値−出力電圧比の最小値)×100(1)
出力電圧値比の最大値を1とすると、ほぼ100%の感度が得られる。ただし、出力電圧比の最小値は目的に合わせて該ピークより大きい値を用いてもよい。この説明は鉄などの強磁性体以外のほとんどの非磁性導電材料に当てはまる。従って、これらの特性を利用して非磁性体対象物の位置、距離、変位、ずれ、キズ、厚さ変化、面ブレ、軸振動、表面の凹凸、回転数、速度の計測に使用することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。渦電流検出装置は励磁コイルとMI素子からの交流信号を取り出す磁気インピーダンス検出装置17と該交流信号の最大値及び(もしくは)最小値をホールドして直流信号に変換処理し出力する部分に大別する。先ず磁気インピーダンス検出装置17について説明する。
MI素子9を励磁コイル2内部に配置した図4の構成において、またはMI素子9を励磁コイル2周縁外部の適切な位置に配置する図5の構成において高感度のセンサヘッド10を得ることが可能となる。
非磁性導体対象物1からの渦電流反磁界の影響をなくすようにリフトオフを最大限広げて励磁コイル2に図6の正弦波電圧を印加し、MI素子9をコイル内で移動するか、もしくはMI素子9を固定して励磁コイル2を移動すると、該正弦波に相似の出力電圧が磁気インピーダンス検出装置17の出力に現れる。該磁気インピーダンス検出装置17の出力値は該コイル2内のMI素子9の位置ごとに図7のように変化し、該コイル2の長さ中央部付近で最小値が得られる。出力電圧が最小値となる該バランスの取れた近辺で励磁コイル2を固定する。次に、強磁性材料を除くほとんどの非磁性導体対象物1に該励磁コイル2を近づけると、リフトオフが減少するにつれ、出力電圧値が図8のように大幅に増加するため高感度センサが可能となる。
図2は磁気インピーダンス検出装置17の構成と機能を説明する概念図である。該磁インピーダンス検出装置17は励磁コイル2及びMI素子9で構成されているセンサヘッド10とMI素子用発振回路11、及び演算回路16(保持回路14と増幅回路15)が構成されている。MI素子9は、その外部磁場感知方向(長手方向)が励磁コイル2の軸に対して垂直に該コイル内部または周縁外部(図は省略)に配置されており、非磁性導体対象物1の面に対して平行となるように配置されて使用される。このように励磁コイル2とMI素子9を配置することにより、リフトオフを大きくした場合の大幅な感度の向上を図ることができる。本発明において、MI素子9としては例えば、直径20μmから30μm、長さ約0.5mmから1.0mmの棒状のアモルハスワイヤを使用する。この他、MI素子としては、ガラス等の基板に蒸着により形成した薄膜MI素子を使用してもよく、その場合、薄膜MI素子の大きさは、例えば、縦1〜3mm×横2〜4mm×厚さ0.2〜1.5mm程度となる。MI素子の出力電圧はコイルの巻数、コイル形状、コイル電圧により異なるので、相対比、即ち出力電圧比を代わりに用いることによって全ての図を関連づけることができる。本出願は該センサの交流信号を直流信号に変える方法についての発明である。以下説明をする。
われわれの実験から図9のように励磁コイル2に印加する交流電圧波形(上)と磁気インピーダンス検出装置17が出力する電圧波形(下)に位相差があり、この位相差は非磁性対象物から磁気インピーダンス検出装置17までの距離、すなわちリフトオフの距離に依存して励磁コイル2及び 磁気インピーダンス検出装置17双方にそれぞれ生じることが分かった。
このずれが生じるために、あらかじめ、最大値、または最小値で読み取るように設定しても正確に読み取ることが困難である。励磁コイル2の励磁交流波形および磁気インピーダンス装置17の出力交流信号波形はリフトオフが大きくなるにつれ位相のずれが図10に示す一例のように変わる。ずれの大きさは、該励磁コイル2と磁気インピーダンス検出装置17でそれぞれ異なる。
本発明の目的は位相のずれがあっても正確に最大値および(あるいは)最小値を検して直流出力を得る方法に関する。具体的には図3のように磁気インピーダンス検出装置17の後段にピーク検出回路21を配置する。磁気インピーダンス検出装置17の波形もしくはその増幅後の最大値及び(あるいは)最小値をピーク検出回路21で検出し、その検出信号をサンプルホールド回路22及び(あるいは)23のロジック信号として伝える回路構成および方法に関する。更にサンプルホールド回路22及び(あるいは)23は該ロジック信号がハイでサンプル状態になり最大値および(あるいは)最小値を取り入れ、ロウでホールド状態になることにより該値を保持し、直流電圧として出力する方法に関する。
図1に磁気インピーダンス検出装置17からの出力交流信号を直流信号に変える変換回路等の回路構成の概念図を示す。磁気インピーダンス検出装置17からの出力直流成分を取り除き、交流分のみを取り出す直流カットコンデンサ18を用いて図6と相似の交流波形のみを取り出すことができる。図11のように該波形にノイズがある場合、低域ろ過フィルタ19を用いて、磁気インピーダンス検出装置17交流信号のノイズ成分を排除した図12の正弦波を得る。該交流信号を増幅回路20により適切値に増幅する。増幅後の該交流信号から分岐した一方の信号をピーク検出回路21に入力する。ピーク検出回路21に入力した該交流信号波形が最大値のとき、ピーク検出器21の出力が短時間のハイに変わる。該ピーク検出器21の出力をトリガとしてロジック入力端子から得ることにより、サンプルホールド回路22は該増幅回路20からの交流信号波形の最大値を入力し、ピーク検出器21の出力がロウになるとその最大値の状態で保持する。
次に、ピーク検出回路21に入力した該交流信号波形が最小値のとき、ピーク検出回路21の出力がロウから短時間ハイに変わる。該ピーク検出器21のハイ出力をトリガとしてロジック入力端子から得ることにより、サンプルホールド回路23は該増幅回路20による交流信号波形の最小値を入力し、該ピーク検出器21のロウ出力なるとその最小値で保持する。
該出力信号の最大値は差動増幅回路24のプラス端子に、最小値はマイナス端子に入力する。両出力はともに加算増幅されプラス信号として出力する。更にこの出力を直接外部装置27に出力するかもしくは、必要に応じて、対数増幅回路25で変換する。更にこの出力を外部装置26に出力する。
また、本発明は該交流信号波形の最大値の位置をピーク検出回路21で検出し、サンプルホールド回路22で該最大値を入力し、保持し、該サンプル回路22の出力を外部出力取り出してもよい。その際、サンプルホールド回路23、差動増幅回路24は省略する。同様に、本発明は該交流信号波形の最小値の位置をピーク検出回路21で検出し、サンプルホールド回路23で該最小値を入力し、保持し、該サンプル回路23の出力を外部出力として取り出してもよい。その際、サンプルホールド回路22、差動増幅回路24は省略する。ただし、該サンプル回路23の出力のマイナス出力信号をプラス信号に変換するため反転増幅回路が必要となる。
本回路の特徴を述べる。渦電流検出装置は励磁発振の波長とMI素子出力信号の波長との間に位相のずれがあり、この位相のずれは非磁性導体対象物1から該装置までの距離が広がるにつれおおきくなる。該渦電流検出装置は該ピーク検出回路21を備えることにより、非磁性導体対象物1から該渦電流検出装置までの距離によらず、常に該ピーク検出信号が該サンプルホールド回路22,23の最大値および最小値をホールドすることが可能であり信頼性の高い正確な装置を提供することができる。次に図13を用いてピーク検出回路21について詳細に説明する。
増幅回路20から出力された交流信号は一部が増幅回路28に入力し、該増幅回路28の増幅後、出力信号としてA接点、およびB接点に同時間に伝達する。このとき、該増幅回路28の出力即ち、接点A点の電圧は接点B点の電圧よりも多少高めに調整される。しかしA‘点の信号の伝達速度は遅延回路29による影響を受けるので、概念図14のように該交流信号が立ち上がり最大値に到る過程において、A’点の信号電圧はB’点の信号電圧に比べて一時的に低い。しかし最大値付近になるとA’点の信号電圧が増加し、B’点の電圧を越え閾値に達すると、比較回路30が作動しロウであった出力がハイに変わる。該信号とB’の波形は相似形であり、位相が同じであるので、該信号の最大値付近で比較回路30はハイの状態である。比較回路30がロウからハイに変化したときモノマルチバイブレータ31はロウからハイの状態に短時間変わる。該ハイのロジック信号を受け、該サンプルホールド回路22は該入力信号の最大値付近でサンプリングしその値をホールドする。
該交流信号が最大値から下降して最小値に到る過程においも、増幅回路20から出力された交流信号は一部が増幅回路28に入力し、該増幅回路28の増幅後、出力信号として接点及びB接点に同時に信号が伝達される。しかしA‘接点の信号の伝達速度は遅延A回路29による影響を受けB’接点の信号伝達速度に比べ遅れ、A’接点の信号電圧はB’接点の信号電圧に比べて一時的に高い。該信号の最低値付近ではA接点の電圧はB’接点の電圧より下がり閾値に達すると比較回路30が作動し、ハイであった出力がロウに変わる。該信号とB’接点の波形は相似形であり、位相が同じであるので、該信号の最小値付近で比較回路30はロウの状態である。ロウに変化したときにモノマルチバイブレータ32にトリガかかり、該モノマルチバイブレータ32は出力をハイの状態とし適切な時間に設定する。該ロジック信号をサンプルホール回路23のロジック入力信号とする。該サンプルホールド回路23は該入力信号の最小値付近でサンプリングし該モノマルチバイブレータ32は出力がロウでその最小値をホールドする。保持された値はそれぞれサンプルホールド回路22,23により直流値として出力される。出力された最大値は作動増幅回路24の+端子に入力し、最小値は該差動増幅回路24の−端子より入力する。両入力の絶対値を加算し出力する。該出力信号は対数増幅回路25で対数変換した後または直接外部に出力することが可能である。
該説明では交流信号の最大値と最小値の双方をサンプルホールドして直流化する方法であるが、最大値のみをサンプルホールドして直流化してもよい。この場合、モノマルチバイブレータ32とサンプルホールド回路23が省略される。同様にして最小値のみをサンプルホールドして直線化してもよい。この場合モノマルチバイブレータ31とサンプルホールド回路22は省略される。
アルミニウム材質の非磁性導体対象物1を隔離した状態で80kHzの交流電圧を印加した巻き数40ターン、外径1.5mmの励磁コイル2の周縁外部にMI素子9が配置するようにセンサヘッド10を構成した。このとき、センサヘッド10の出力端子に励磁コイル2の入力波形と相似の交流波形の出力を得た。
MI素子9を励磁コイル2の周縁外部に沿って該励磁コイル2軸に平行に移動し、該センサヘッド10の出力が最小となる位置より幾分高い電圧値を得られる位置でMI素子9と励磁コイル2を固定しセンサヘッド10を構成した。
先ず、該アルミニウム材質の非磁性導体1と該励磁コイル2を密接状態にして該磁気インピーダンス検出装置17の出力を測定した。該磁気インピーダンス検出装置17の出力は交流信号であり、直流信号への変換のため図1の回路を用いた。
該アルミニウム非磁性導体1と該磁気インピーダンス検出装置17が密接状態で、該磁気インピーダンス検出装置17からの交流信号の直流分をカットフィルタ18で除去し、交流成分のうち高周波ノイズ分を低域ろ過器19により取り除いた。高周波ノイズの取れた交流信号を増幅回路20で適切な値まで増幅した。交流信号の一部はサンプルホールド回路22に、もう一部はピーク検出回路21に伝送した。
ピーク検出回路21の動作について次の方法で行った。図13に回路図を示す。先ず、交流信号が最小値から最大値に至る推移する過程での現象を説明する。
増幅回路28に入力した交流信号をA接点に出力した。増幅回路28の出力B接点はA接点より幾分低い値に調節した。A接点の信号は遅延回路29により信号の伝達は遅れて増幅回路のプラス端子に到達するため最初はA‘接点の電圧はB‘接点よりも低かった。しかし、交流信号が最大ピーク値に達する時点でA’接点の電圧はB‘接点より上回り比較回路30が作動しロジック出力がロウの状態からハイの状態に変化した。該ロジック出力がハイへの立ち上がりを捉え該モノマルチバイブレータ31のロジック出力が該交流信号の最大ピーク付近でハイを維持するように調整した。
サンプルホールド回路22の動作について次の方法で確認した。交流信号の最大時に該モノマルチバイブレータ31からのハイの該トリガ信号が該サンプルホールド回路22のロジック信号端子に入り、サンプル状態になり、該交流信号の最大値を取り込んだ。その直後、マルチバイブレータ31のトリガ信号はロウになり,該サンプルホールド回路22のロジック端子がロウの状態になり該交流信号最大値でホード状態になった。次に、該交流信号が最大値から最小値に至る推移について説明する。交流信号が最小値に達するまでに増幅器28の出力A接点の電圧はB接点の電圧より幾分低くなる。しかし、A接点の該交流信号は遅延回29により遅れてA’接点、即ち増幅回路28のプラス端子に到達する。B接点の信号は即座にB‘接点即ち、増幅回路28のマイナス端子に到達する。このためA’接点の電圧はB‘接点の電圧よりも高めのレベルにある。該交流信号が最小値近辺に到達するとA’接点の電圧はB‘接点の電圧より下がり比較回路30の出力はハイからロウに変化した。この変化に応じて、該交流信号の最小値付近で該モノマルチバイブレータ32の出力信号はハイとなった。 該サンプルホールド回路23のロッジック端子がハイとなり、サンプル状態になり最小ピーク値でホールドした。このときの該サンプルホールド回路23への交流信号入力波形の最小値と該トリガ信号のハイの時間が一致していた。実際の図で交流信号波形のピーク値とロジック端子入力の関係を示す。
図15はアルミニウム材質の非磁性体対象物1と磁気インピーダンス検出装置17近接状態のときのサンルホールド回路22に入力する直前の交流信号最大値ピーク波形とロジック入力信号を示している。該サンプルホールド回路22への交流信号入力波形の最大値が該トリガ信号のハイの時間が一致していることを示した。
図16はアルミニウム材質の非磁性体対象物1と磁気インピーダンス検出装置17を0.5mm離した場の交流信号最大値ピーク波形とロジック入力信号の状態を示す。交流出力信号は最大ピーク値の位相がシフトしたにもかかわらず、図16に示すようにピーク検出回路21は該交流信号の最大値と該トリガ信号のハイの時間が一致している。図15の非磁性導体対象物と磁気インピーダンス検出装置17が近接状態のときに比べロジック入力信号は一定なので最大値が小さくなっていることが分かる。
図17は励磁コイル2とアルミニウム材質の非磁性体対象物1を3mm離したときのサンプルホールド回路に入力する直前の交流信号最大値ピーク波形とロジック入力信号を示している。該交流信号波形が最大値に達したときに一致してロジック信号がハイの状態なることを示している。図15、16の該非磁性体対象物1と磁気インピーダンス検出装置17の距離が近接状態および0.5mm離れた状態に比べて、ロジック入力信号の値は一定なので最大値はより小さくなっていることが分かる、従って該サンプルホールド回路22の出力も減少した。
図18はアルミニウム材質の非磁性体対象物1と磁気インピーダンス検出装置17の近接状態のときのサンルホールド回路22に入力する直前の交流信号最小値ピーク波形とロジック入力信号を示している。該サンプルホールド回路22への交流信号入力波形の最小値が該トリガ信号のハイの時間が一致していることを示した。
図19は該アルミニウム材質の非磁性体対象物1と磁気インピーダンス検出装置17を0.5mm離した場合の交流信号の最小値波形とロジック入力信号の状態を示す。該渦電流検出装置の交流出力信号は最小値の位相がシフトしたにもかかわらず、ピーク検出回路21は該交流信号の最大値と該トリガ信号のハイの時間が一致している。
しかし、図18の該アルミニウム材質の非磁性体対象物1と磁気インピーダンス検出置17の距離が接状態のときに比べて、ロジック入力信号の値は一定なので最小値は大きくなっていることが分かる、従って該サンプルホールド回路22の出力も減少した。
図20は励磁コイル2とアルミニウム材質の非磁性体対象物1を3mm離したときのサンプルホールド回路23に入力する直前の交流信号波形とロジック入力信号を示している。該交流信号波形が最小値に達したときに一致してロジック信号がハイの状態であることを示している。該最小値は更に大きくなり、従って該サンプルホールド回路23の出力も更に減少して一定の値となった。このようにして、交流信号がピークになるごとに該サンプルホールド回路23はサンプル状態になり、ピーク値を取り込み、該交流信号がピーク値を過ぎると、ホールド状態になり該ピーク値を保持する。該サンプルホールド回路23の出力は図21に示すように一定の値を示した。
銅材質の非磁性導体対象物1を隔離した状態で80KHz交流電圧交流電圧を印加した巻き数40ターン、径3mmの励磁コイル2の内部にセンサヘッド10を配置し磁気インピーダンス検出装置17を構成した。このとき、磁気インピーダンス検出装置17の出力端子には励磁コイル2の入力波形と相似の交流出力波形を得た。励磁コイル2の内部を該励磁コイル2軸と平行に移動し、該磁気インピーダンス検出装置17の出力が最小値となる位置より幾分高い電圧値が得られる位置でMI素子9と励磁コイル2を固定し磁気インピーダンス検出装置17を構成した。
該銅材質の非磁性導体対象物1と該MIセンサ9が密接状態で磁気インピーダンス検出装置17からの交流信号の直流分をカットフィルタ18で除去し、交流成分のうち高周波ノイズ分を低域濾過器19により除去した。それから、高周波のノイズの取れた交流信号を増幅回路20で増幅して適正な値まで増幅した。該交流信号の一部をサンプルホールド回路22に、もう一部はピーク検出回路21に伝送した。次にピーク検出回路21の動作について次の方法で行った。増幅回路28に入力した交流信号はA接点に出力した。交流信号が最小値から最大値に上昇する過程で、増幅回路28の出力をA接点に出力した。増幅回路28の出力A接点はB接点より幾分高い値に調節した。A接点の信号は遅延回路29により信号の伝達は遅れて比較回路30のプラス端子に到達するため最初はA‘接点の電圧はB‘接点よりも低かった。
しかし、交流信号が最大ピーク値に達する時点でA’接点の電圧はB‘接点より上回り比較回路30が作動しロジック出力がロウの状態からハイの状態に変化した。該ロジック出力がハイへの立ち上がりをトリガとしてモノマルチバイブレータ31で該交流信号の最大ピーク値で該モノマルチバイブレータ31のロジック出力が該交流信号の最大ピーク付近でハイを維持するように調整した。
サンプルホールド回路22の動作について次の方法で確認した。該サンプルホールド回路22の入力に交流信号の最大時に該サンプルホールド回路22のロジック信号端子に該モノマルチバイブレータ31からのハイの該トリガ信号が入り、サンプル状態になり、該交流信号のピーク値を取り込んだ。その直後、マルチバイブレータのトリガ信号はロウになり,よって、該サンプルホールド回路22のロジック端子がロウの状態になり該交流信号最大値でホールド状態なった。該直流化した出力を外部装置に出力した。
真鍮材質の非磁性導体1を隔離した状態で60kHz交流電圧印加した巻数60ターン、径1.5mmの励磁コイル2の周縁外部にMI素子9を配置した。このときMIセンサの出力端子には励磁コイル2の入力波形と相似の交流出力波形を得た。励磁コイル2の周縁外部を該励磁コイル2の周縁部と平行に移動し、該MIセンサの出力が最小となる位置より幾分高い電圧値が得られる位置でMI素子9と励磁コイル2を固定してインピーダンス検出装置9を構成した。まず真鍮材質の非磁性導体対象物1を該MI素子9に密着状態にして該インピーダンス検出装置9の出力を測定した。該インピーダンス検出装置17の出力は交流信号であり、直流信号への変換のため図3の回路を用いた。以下回路について説明する。
該真鍮非磁性導体1と該MI素子9を密接状態にして該インピーダンス検出装置17からの交流信号の直流分をカットフィルタで除去し、交流成分のうち高周波成分を低域濾過回路19により取り除いた。交流信号の一部はサンプルホールド回路23に、もう一部はピーク検出回路21に伝送した。
次にピーク検出回路21の動作について説明する。増幅回路20から入力した交流信号を増幅回路28で増幅後、A接点に出力した。B接点はA接点よりも幾分高い値に調整した。B接点の電圧値はB’点に伝送され比較回路30のマイナス端子に同時に印加されるが、A接点の電圧値は遅延回路29により信号のピーク値は遅れてA‘点に伝送され比較回路30のプラス端子に到達した。該プラス端子に交流信号が到達し、入力端子間の電圧が逆転して該比較回路30の出力がハイからロウに変化した。該出力電圧がハイからロウに変化する際にモノマルチバイブレータの出力がロウからハイに変化した。
該サンプルホールド回路23の入力が交流信号の最小値時に、モノマルチバイブレータ32からハイの出力信号が該サンプルホール回路23のロジック端子に入ると、該サンプルホールド回路23はサンプル状態になり交流信号波形の最小値を取り込んだ。該モノマルチバイブレータ32の出力がロウになると、該サンプルホールド回路23の該ロッジク端子もハイからロウに変わりサンプルホールド回路23はホールド状態となりサンプルホールド回路出力は負の最小値を保持した状態であった。負の最小値を反転増幅回路24で反転させて正の信号を出力した。交流信号が一定の交流電圧の場合、出力信号は一定であったが、ターゲットとMIセンサの距離を変えて交流信号が変化すれば、該交流信号の位相シフトんの影響を受けずにそれに相応して出力値も変化した。
産業上の利用の可能性
本発明は、非磁性導体からなる対象物の位置、距離、変位、ずれ、キズ、厚さ、膜厚の研削過程、めっき等の膜厚厚化工程、ブレ、軸振動、表面の凹凸、回転数、速度等を計測できる。
本発明の構成概念図 磁気インピーダンス検出装置の回路構成概念図 磁気インピーダンス検出装置と後段の回路概念図 励磁コイル内にMI素子を配置した構成概念図 励磁コイル周縁外部にMI素子を配置した構成概念図 励磁波形1例を示す図 周囲環境の磁場の影響のないところでの励磁コイルとMI素子の位置による磁気インピーダンス検出装置の出力の一例を示す図 周囲環境の磁場の影響のないところで励磁コイルと磁気インピーダンス17の出力が最小値に近いところで固定した磁気インピーダンス検出装置を用いて、非磁性導電性対象物に対するリフトオフと出力電圧の一例を示す図 励磁コイル波形と磁気インピーダンス検出装置出力波形の位相差を示す一例 励磁コイルと磁気インピーダンス検出装置出力波形のリフトオフに対する位相差を示す一例 磁気インピーダンス検出装置交流信号出力波形例 低域ろ過器を通過した交流信号出力波形例 ピーク検出器概念図 比較器+端子Aと−端子Bに入力する波形例 非磁性導電性対象物と磁気インピーダンス検出装置が密接した場合の交流信号最大値とロジック端子波形を示す一例図 非磁性導電性対象物磁気インピーダンス検出装置との距離が0.5mmの場合の交流信号最大値とロジック端子波形を示す一例図 非磁性導電性対象物と磁気インピーダンス検出装置の距離が3mmの場合の交流信号最大値とロジック端子波形を示す一例図 非磁性導電性対象物と磁気インピーダンス検出装置が密接した場合の交流信号最小値とロジック端子波形を示す一例図 非磁性導電性対象物と磁気インピーダンス検出装置の距離が0.5mmの場合の交流信号最小値とロジック端子波形を示す一例図 非磁性導電性対象物と磁気インピーダンス検出装置の距離が3mmの場合の交流信号最大値とロジック端子波形を示す一例図 差動増幅回路出力例 従来の渦電流検出器の一例概念図
符号の説明
1 非磁性導体対象物
1a 被検出面
2 励磁コイル
3 磁束
4 発振回路
5 抵抗
6 増幅回路
7 保持回路
8 従来の過電流測定器
9 磁気インピーダンス素子(MI素子)
10 センサヘッド
11 MI素子用発振回路
12 励磁用発振回路
13 抵抗
14 保持回路
15 増幅回路
16 演算回路
17 磁気インピーダンス検出装置
18 直流カットコンデンサ
19 低域濾過器
20 増幅回路
21 ピーク検出回路
22 サンプルホールド回路
23 サンプルホールド回路
24 差動増幅回路
25 対数増幅回路
26 外部装置
27 外部装置
28 増幅回路
29 遅延回路
30 比較回路
31 モノマルチバイブレータ
32 モノマルチバイブレータ

Claims (8)

  1. 磁気インピーダンス素子9の外部磁場感知方向が励磁コイル2の軸に対して垂直に配置され、かつ非磁性導体対象物1の被検出面1aに対して水平に配置されたセンサヘッド10を有し、該センサヘッド10を駆動して交流信号を出力する磁気インピーダンス検出装置17において、該磁気インピーダンス検出装置17の交流出力信号波形最大値付近及び最小値付近の位置を検出するピーク検出回路21と該ピーク検出回路21のロジック出力で該交流信号波形を取り込み、保持するサンプルホールド回路22、23を備えたことを特徴とする渦電流検出装置。
  2. 磁気インピーダンス素子9の外部磁場感知方向が励磁コイル2の軸に対して垂直に配置され、かつ非磁性導体対象物1の被検出面1aに対して水平に配置されたセンサヘッド10を有し、該センサヘッド10を駆動して交流信号を出力する磁気インピーダンス検出装置17において、該磁気インピーダンス検出装置17の交流出力信号波形の最大値付近の位置を検出するピーク検出回路21と該ピーク検出回路21のロジック出力で該交流信号波形を取り込み、保持するサンプルホールド回路22を備えたことを特徴とする渦電流検出装置。
  3. 磁気インピーダンス素子9の外部磁場感知方向が励磁コイル2の軸に対して垂直に配置され、かつ非磁性導体対象物1の被検出面1aに対して水平に配置されたセンサヘッド10を有し、該センサヘッド10を駆動して交流信号を出力する磁気インピーダンス検出装置17において、該磁気インピーダンス検出装置17の交流出力信号波形の最小値付近の位置を検出するピーク検出回路21と該ピーク検出回路21のトリガ出力で該交流信号波形を取り込み、保持するサンプルホールド回路23を備えたことを特徴とする渦電流検出装置。
  4. 請求項1において、磁気インピーダンス検出装置17の交流出力信号を入力する増幅回路28、該増幅回路28の出力電圧を遅延回路29を介して遅延した出力値と該増幅回路28の出力電圧を分割した分割値を入力する比較回路30、該交流信号が最大値付近に達したとき該比較回路30の出力がロウからハイになる変化を入力として捉え該入力により出力をロウからハイに変化し一定時間保持するモノマルチバイブレータ31、該モノマルチバイブレータ31の出力がハイの状態で最大値を取り込み、ロウの状態で取り込んだ最大値をホールドするサンプルホールド回路22、該交流信号が最小値付近に達したとき該比較回路30の出力がロウからハイになる変化を入力として捉え該入力により出力をロウからハイに変化し一定時間保持するモノマルチバイブレータ32、該モノマルチバイブレータ32の出力がハイの状態で最小値を取り込み、ロウの状態で取り込んだ最小値をホールドするサンプルホールド回路23を備えたことを特徴とする渦電流検出装置。
  5. 請求項2において、磁気インピーダンス検出装置17の交流出力信号を入力する増幅回路28、該増幅回路28の出力電圧を遅延回路29を介して遅延した出力値と該増幅回路28の出力電圧を分割した分割値を入力する比較回路30、該交流信号が最大値付近に達したとき該比較回路30の出力がロウからハイになる変化を入力として捉え該入力により出力をロウからハイに変化し一定時間保持するモノマルチバイブレータ31、該モノマルチバイブレータ31の出力がハイの状態で最大値を取り込み、ロウの状態で取り込んだ最大値をホールドするサンプルホールド回路22を備えたことを特徴とする渦電流検出装置。
  6. 請求項3において、磁気インピーダンス検出装置17の交流出力信号を入力する増幅回路28、該増幅回路28の出力電圧を遅延回路29を介して遅延した出力値と該増幅回路28の出力電圧を分割した分割値を入力する比較回路30、該交流信号が最小値付近に達したとき該比較回路30の出力がロウからハイになる変化を入力として捉え該入力により出力をロウからハイに変化し一定時間保持するモノマルチバイブレータ32、該モノマルチバイブレータ32の出力がハイの状態で最小値を取り込み、ロウの状態で取り込んだ最小値をホールドするサンプルホールド回路23を備えたことを特徴とする渦電流検出装置。
  7. 請求項1及び4において、サンプルホールド回路22の出力を差動増幅回路24のプラス端子に、かつサンプルホールド回路23の出力を該差動増幅回路24のマイナス端子に伝達し、該出力値を該差動増幅回路24の該プラス、マイナスの2端子から入力し、絶対値の和として出力することを特徴とする渦電流検出装置。
  8. 請求項3及び5において、サンプルホールド回路23の出力を反転増幅回路を介して出力することを特徴とする渦電流検出装置。
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