JP2006340991A - 折畳式変形マットレス - Google Patents

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Koji Okumoto
浩二 奥本
Tadashi Ando
正 安藤
Kazuyo Okamoto
和代 岡本
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Abstract

【課題】使用耐久性を有するような折畳式のマットレスを提供する。
【解決手段】幅と高さが一定となるように奥行き方向に列設した複数のマットブロック10と、該マットブロック10間を折畳み可能に連結する複数の折畳支点20とで構成した折畳式変形マットレス1であって、前記マットブロック10を、上面に配した上面カバー2と、下面に配した下面布側面カバー4と、前記上面カバー2と前記側面カバー4との間に介在するクッション材とで構成し、前記折畳支点20を、複数の前記クッション材にわたって上面に配された前記上面カバー2と複数の前記クッション材にわたって下面に配された前記側面カバー4とを、隣接する前記クッション材の隣接面間で幅方向に縫合した仕切縫合部で構成し、該仕切縫合部間の前記上面カバー2と前記側面カバー4との間に形成される収納空間を、該収納空間に収納する前記クッション材よりひと回り大きく形成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えばソファベッドとして使用できるような折畳式のマットレスに関する。
従来から、複数のマット部材を折畳み可能に連結し、使用用途に合わせてマット部材を折畳んで使用形態をベッドからソファに変形させる折畳式のマットレスが提案されている(特許文献1参照)。
上記マットレスは、上段部、下段部、中間部および下部のブロックで構成され、それぞれを折畳み可能に連結している。
なお、それぞれのブロックは芯材と外皮とで構成し、折畳み可能に連結した際に隣合うブロックの隣接面となる側面の一方に幅方向の開口部ファスナーを設け、芯材の出し入れを行っている。
これにより、それぞれのブロックの外皮を連結してから芯材を挿着できるため、容易に折畳式のマットレスを構成することができるとされている。しかし、連結構造について記載されていない。通常は、ブロックの外皮同士を別部材で連結するが、このように別部材を用いた連結方法による折畳式のマットレスは強度に問題があった。
また、上記折畳式のマットレスの場合、隣接面にファスナを設けているため、他方ブロックの隣接面の強度低下を起こしやすいという問題もあった。
実公平7−42352号公報
この発明は、使用耐久性を有するような折畳式のマットレスを提供することを目的とする。
この発明は、幅と高さが一定となるように奥行き方向に列設した複数のマット部と、該マット部間を折畳み可能に連結する複数の連結部とで構成した折畳式変形マットレスであって、前記マット部を、上面に配した上面布と、下面に配した下面布と、前記上面布と前記下面布との間に介在するマット体とで構成し、前記連結部を、複数の前記マット体にわたって上面に配された前記上面布と複数の前記マット体にわたって下面に配された前記下面布とを、隣接する前記マット体の隣接面間で幅方向に縫合した縫合部で構成し、該縫合部間の前記上面布と前記下面布との間に形成される収納空間を、該収納空間に収納する前記マット体よりひと回り大きく形成したことを特徴とする。
上記上面布および下面布は、二つ折りにした1枚の布体、又は別々の布体で構成したことを含む。また、別々の布体で構成した場合は、同一の布体、又は2種類以上の布体で構成することを含む。
また、上記布体は、布状合成皮革、布状天然皮革、不織布、織布、および編布等で形成されていることを含む。
上記マット体は、低反発ウレタンフォーム、ウレタンフォーム、クッション材、発泡材等の適宜の弾力性を有する部材で構成することを含む。
これにより、別体のマット部を別部材で連結する必要がなく、縫合箇所を低減することができるため、使用耐久性を向上する。これとともに、製造コストを低下させることができる。
また、部品点数を低減することができるため、製造コストをさらに低下させることができる。
さらに、連結するための別部材が不要なため、外表面をシンプルにでき、美的印象を向上させ、使用者の満足度を向上させることができる。
この発明の態様として、前記複数のマット部のうち隣接する少なくとも2個を、列設させた際に隣接面となる前記各マット部の側面を奥行方向に傾斜させて互いに面対向させることができる。
上記台形縦断面を有する縦断面台形マット部は、断面台形の柱状のマット部であることを含む。
以上の構成により、折畳んでマット部を上下に積層させた際、その側面に斜面部分を形成できる。したがって、この斜面部分をまくらや足置きとして利用する等、使用者の使用用途を拡大することができる。
また、この発明の態様として、隣接する前記マット部の前記傾斜させた隣接面の上辺又は下辺に前記縫合部を備え、少なくとも1つの前記マット部の他方の縫合部を、前記縫合部に対して縦断面台形上の対角位置となる他方隣接面の対角辺に設けることができる。
上記対角位置とは、前記縫合部がある前記縦断面台形上の頂点に対して、前記縦断面台形上の対角点である位置を指す。
上記対角辺とは、上述した対角位置が示す対角点を含み、前記縫合部がある隣接面に対して他方の隣接面上にある上辺又は下辺であることを含む。
上記構成により、Z折り状に折畳んだ際に、上下に積層された連続する傾斜面を、所望する面に出現させることができる。したがって、斜面部分を例えば枕の一部として使用でき、使用者の使用用途をさらに拡大することができる。
また、この発明の態様として、前記隣接するマット部間の前記縫合部の両側に位置するそれぞれの上面または下面の奥行長さを略同一に形成することができる。
これにより、マット部を折畳んで上下に積層させた際に、積層部側面に複数のマット部の厚み分の連続する傾斜面を形成することができる。したがって、使用者の使用用途をさらに拡大するとともに、使用者の満足度をさらに向上することができる。
また、この発明の態様として、それぞれの傾斜する隣接面を対向させて配した2個の前記マット部を1組の傾斜マット組とし、同方向に傾斜する隣接面を有する複数の前記傾斜マット組を一方側から連続して列設することができる。
これにより、マット部を折畳んで上下に積層させた際に、積層部側面に複数のマット部の厚み分の連続する傾斜面を形成することができる。したがって、例えば該傾斜面を背もたれ部分とするソファとして使用するなどの使用者の使用用途をさらに拡大するとともに、満足度をさらに向上することができる。
また、この発明の態様として、各マット部を、2組の傾斜マット組と、他方側から連続して列設した3個の縦断面長方形の直方体マット部とで構成することができる。
上記縦断面長方形マット部は、直方体形状のマット部であることを含む。
上記構成により、折畳んだ2組の縦断面台形マット部を、例えば1組分あるいは2組分等の2段階の高さが設定可能な背もたれ部分として使用し、他方側から連続して列設した3個の縦断面長方形の直方体マット部を座面部、あるいは折畳んだ他方側の1個の縦断面長方形マット部を足上げ部として使用することが可能となる。
また、この発明の態様として、連続して列設した3個の縦断面長方形の直方体マット部を合わせた奥行長さと、前記2組の縦断面台形マット部を合わせた奥行長さとが略同一となるように形成することができる。
これにより、二つ折り状態で使用、または収納することができ、使用者の満足度をさらに向上することができる。
この発明によれば、使用耐久性を有するような折畳式のマットレスを提供することができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
折畳式変形マットレス1の斜視図を示す図1と、構成説明図を示す図2、拡大縦断面図を示す図3と、中央幅方向縦断面図を示す図4とともに、折畳式変形マットレス1について説明する。
なお、図2(b)は折畳式変形マットレス1の縦断図による構成説明図を示し、図3(a)は隣接部分の拡大詳細図を示す。
折畳式変形マットレス1はいわゆるシングルサイズよりひと回り小さな平面視長方形形状で、適宜の厚みを有しており、幅および高さが一定で、縦断面形状がそれぞれ異なるマットブロック10(11〜17)を奥行き方向に列設して、折畳み可能に一体に形成している。なお、以降の説明では図1中の折畳式変形マットレス1の奥行方向手前側(図1の左下)を頭部側、奥行方向奥側(図1の右上)を足部側とする。
図2に示すように、傾斜マットブロック11、12、13および14は縦断面形状が台形となる四角錘台で形成し、直方体マットブロック15、16および17は直方体で形成するとともに、それぞれの奥行長さが異なるように形成している。
詳述すると、図2(a)に示すように、傾斜マットブロック11および13は、上面11a、13aの奥行長さLU11、LU13より下面11c、13cの奥行長さLB11、LB13が長く、鉛直側面11b、13bと、傾斜側面11d、13dとを有する縦断面台形形状である。
また、傾斜マットブロック12および14は、上面12a、14aの奥行長さLU12、LU14より下面12c、14cの奥行長さLB12、LB14が短く、鉛直側面12b、14bと、傾斜側面12d、14dとを有する縦断台形形状である。
また、それぞれ傾斜側面11d、12d、13d、14dは、床面と45度の傾斜角度を有している。
なお、LB11とLB12、LU12とLU13、LB13とLB14とはそれぞれの長さが等しくなるように形成している。このようにして、連結部を挟んで隣接する上面同士、あるいは下面同士の奥行き長さが等しくなるようにしている。
また、直方体マットブロック15の奥行長さL15は、上述したLU14と等しく形成している。また、直方体マットブロック16の奥行長さL16は奥行長さL15より2割程長く形成し、直方体マットブロック17の奥行長さL17は奥行長さL15より半分程度の長さに形成している。
なお、本実施形態においては、LU11を折畳式変形マットレス1の奥行長さの1割程度の形成し、LB11およびLB12をLU11に折畳式変形マットレス1の厚み分の長さを加えた奥行長さで形成している。以下同様にして、LU12およびLU13はLB12に折畳式変形マットレス1の厚み分の長さを加えた奥行長さ、LB13およびLB14はLU13に折畳式変形マットレス1の厚み分の長さを加えた奥行長さ、LU14およびL15はLB14に折畳式変形マットレス1の厚み分の長さを加えた奥行長さで形成している。
折畳式変形マットレス1は、傾斜側面11dと傾斜側面12d、鉛直側面12bと鉛直側面13b、傾斜側面13dと傾斜側面14d、鉛直側面14bと頭部側の鉛直側面15b、足部側の鉛直側面15bと頭部側の鉛直側面16b、ならびに足部側の鉛直側面16bと頭部側の鉛直側面17bとを対向させて列設し、それぞれの対向面(隣接面)の上辺又は下辺のいずれかに折畳支点20(21〜26)を設けて構成している。
詳しくは、下辺折畳支点21、23はそれぞれの隣接面の下辺に、上辺折畳支点22、24、25、26はそれぞれの隣接面の上辺に設けている。
上記構成により、マットブロック10を折畳支点20中心に折畳むことによって折畳式変形マットレス1を後述する複数パターンの使用形態に変形することができる。
次に、マットブロック10について説明すると、マットブロック10は内部に収納されるクッション材5と、少なくともクッション材5の上面を覆う上面カバー2、クッション材5の左右側面を覆う側面カバー3、少なくともクッション材5の下面を覆う下面カバー4で構成している。
また、奥行き方向に列設されたマットブロック10のそれぞれの上面カバー2および下面カバー4は、頭部側(図2左側)から足部側(図2右側)まで連続するそれぞれ1枚の上面カバー2および下面カバー4で構成している。
詳述すると、図2(b)に示すように、上面カバー2は、上面11aの頭部側から、上面11a、傾斜側面11d、傾斜側面12d、上面12a、上面13a、傾斜側面13d、傾斜側面14d、上面14a、上面15a、上面16aならびに上面17aを経て、足部側の鉛直側面17b下辺までを覆う。
また、下面カバー4は鉛直側面11bの上辺から、下面11c、下面12c、鉛直側面12b、鉛直側面13b、下面13c、下面14c、鉛直側面14b、頭部側の鉛直側面15b、下面15c、足部側の鉛直側面15b、頭部側の鉛直側面16b、下面16c、足部側の鉛直側面16b、頭部側の鉛直側面17bを経て、下面17c足部側までを覆う。
なお、上面カバー2および下面カバー4は、それぞれの端部付近同士を、折畳式変形マットレス1の頭部側端面上辺付近および足部側端面下辺付近で、それぞれ重合して幅方向に縫合して端部縫合部31を構成している。
また、図3(a)に示すように、例えば上面カバー2を折り曲げて形成する傾斜側面13dと傾斜側面14dとの間の折返し辺33と、該隣接面をまたぐ下面カバー4とを、ナイロン糸のような所望の強度を有する糸部材で幅方向に縫合して仕切縫合部32を形成している。
なお、上述した折畳支点20を、仕切縫合部32とで構成している。
図4に示すように、マットブロック10は、対応するクッション材5の縦断面形状と略同一形状を有する左右の側面カバー3の周縁部と、上述した上面カバー2と下面カバー4とを縫合して内部に収納空間6を形成している。
なお収納空間6の奥行き方向の仕切りは、傾斜側面13d、傾斜側面14d等(図3)によって形成されている。これにより、収納するクッション材5の外形よりわずかに大きな収納空間6を形成することができる。なお、図4は、マットブロック10の構成の理解を容易にするため、クッション材5を小さく表している。
また、右側の側面カバー3aは、高さ方向に略半分程度の2枚に分割して構成し、その間となる中央部分に奥行き方向のファスナ3bを設けて、収納空間6へのクッション材5の出し入れを可能にしている。
以上に説明したように、一枚の上面カバー2又は下面カバー4で全てのマットブロック10の上面10a(11a〜17a)および下面10c(11c〜17c)を構成することによって、折畳支点20をクッション材5を個別で被覆して構成し、それぞれを連結した場合や、別部材によって折畳支点20を構成した場合と比べ、縫合箇所を低減することができるため、折畳式変形マットレス1の使用耐久性を向上させることができる。また、縫合作業にかかる時間やコストを低減することができる。
また、折畳支点20を別部材で構成する場合と比較して構成部品数を低減することができるため、折畳式変形マットレス1の生産コストを低減することができるとともに、折畳式変形マットレス1の外観をシンプルに形成できるため、使用者の満足度を向上させることができる。
続いて、折畳式変形マットレス1の使用形態等を説明する図5と、各使用形態における折畳式変形マットレス1の斜視図を示す図1および図6〜12とともに、折畳式変形マットレス1の使用形態ならびに使用方法について説明する。
まず、図5aと図1とに示す折畳式変形マットレス1の使用形態aについて説明する。使用形態aは、折畳式変形マットレス1を全て展開し、フラット状のマットレスとして使用する。この使用形態は、もっとも基本的な使用方法であり、通常のマットレスと同様に屋内での寝具として使用する。また、上述したように、使用形態aの折畳式変形マットレス1をシングルサイズよりひと回り小さな平面視長方形に形成しているため、いわゆるミニバンと呼ばれる1BOXタイプ乗用車の車内座席をフラットにした際に、寝具として使用することもできる。
次に、図5bと図6とに示す折畳式変形マットレス1の使用形態bについて説明する。使用形態bは、下辺折畳支点21(図1)と上辺折畳支点22(図1)とを支点として、使用形態aから傾斜マットブロック11と傾斜マットブロック12とをZ状に折畳んで変形させる。
これにより、傾斜側面11dと傾斜側面12dとによって使用面側に連続した2段分の傾斜部1aを形成する。
使用者は、傾斜マットブロック14〜直方体マットブロック17で構成するフラット部分1cに寝転がり、この重合する傾斜マットブロック11に例えば頭を載せて枕として使用することができる。このとき、傾斜部1aが適度に首部分を支持するため使用者は楽な寝転がり姿勢をとることができる。
また、フラット部分1cに寝転がり、傾斜マットブロック11に頭の代わりに足を乗せてもよい。これにより、適度に足を高く上げることで、足の疲れを癒すことができる。なお、この場合も、傾斜部1aが足首部分やふくらはぎ部分を適度に支持するため使用者は楽な足上げ姿勢をとることができる。
次に、図5cと図7に示す折畳式変形マットレス1の使用形態cについて説明する。使用形態cは、使用形態a(図5a)から、上辺折畳支点26(図1)を支点として直方体マットブロック17を頭部側に折畳んで変形させる。これにより、足部側に一段高い足上げ部1dを形成することができる。
使用者は、傾斜マットブロック11〜直方体マットブロック16からなるフラット部分1cに寝転がり、足上げ部1dに例えば足を載せて使用することができ、足上げ部1dに足を上げることで、足の疲れを癒すことができる。
また、この形態では、足上げ部1dを枕として使用することができる。このとき、高さの低い枕を好む使用者は、楽な寝転がり姿勢をとることができる。
次に、図5dと図8に示す折畳式変形マットレス1の使用形態dについて説明する。使用形態dは、使用形態b(図5b)から、下辺折畳支点23(図6)と上辺折畳支点24(図6)を支点として、重合した傾斜マットブロック11、傾斜マットブロック12および傾斜マットブロック13と傾斜マットブロック14とを、Z上に折畳んで変形させる。これにより、使用面側に傾斜側面11dから傾斜側面14dとによって連続した4段分の傾斜面1bを形成する。
使用者は、直方体マットブロック16、17で構成するフラット部分1cに着座し、上述した4段分の傾斜面1bにもたれることによって楽な着座姿勢を形成することができる。
次に、図5eと図9に示す折畳式変形マットレス1の使用形態eについて説明する。使用形態eは、使用形態b(図5b)から、上辺折畳支点26(図6)を支点として直方体マットブロック17を頭部側に折畳んで変形させる、あるいは、一旦、使用形態c(図5c)から、下辺折畳支点21(図7)と上辺折畳支点22(図7)とを支点として傾斜マットブロック11と傾斜マットブロック12とをZ状に折畳んで変形させる。
これにより、傾斜側面11dと傾斜側面12dとによって使用面側に連続した2段分の傾斜部1aを形成するとともに、足部側に一段高い足上げ部1dを形成することができる。
使用者は、傾斜マットブロック14〜直方体マットブロック16からなるのフラット部分1cに寝転がり、この重合する傾斜マットブロック11に頭を載せて枕として使用するとともに、足上げ部1d部分に足を載せて使用することができる。このとき、傾斜部1aが適度に首部分を支持するため使用者は楽な寝転がり姿勢をとることができる。また、足上げ部1dに足を上げることで、足の疲れを癒すことができる。
次に、図5fと図10に示す折畳式変形マットレス1の使用形態fについて説明する。使用形態fは、使用形態d(図5d)から、上辺折畳支点26(図8)を支点として直方体マットブロック17を頭部側に折畳んで変形させるか、あるいは使用形態e(図5e)から、下辺折畳支点23(図9)と上辺折畳支点24(図9)とを支点として重合した傾斜マットブロック11、傾斜マットブロック12および傾斜マットブロック13と、傾斜マットブロック14とをZ状に折畳んで変形させる。
これにより、使用面側に傾斜側面11dから傾斜側面14dとによって連続した4段分の傾斜部1bを形成するとともに、足部側に一段高い足上げ部1dを形成することができる。
使用者は、直方体マットブロック16のフラット部分1cに着座し、上述した傾斜部1bにもたれ、足上げ部1dに足を載せて使用することができる。したがって、楽な着座姿勢をとるとともに、足の疲れを癒すことができる。
次に、図5gと図11に示す折畳式変形マットレス1の収納形態gについて説明する。収納形態gは、使用形態f(図5f)から、上辺折畳支点25(図6)を支点として直方体マットブロック16および直方体マットブロック17を頭部側に折畳んで変形させる。
これにより、傾斜側面11dから傾斜側面14dとによる傾斜部1bを覆う様態でコンパクトに折畳むことができる。
次に、図5hと図12に示す折畳式変形マットレス1の収納形態hについて説明する。収納形態hは、使用形態a(図5a)から、上辺折畳支点24(図1)を支点として直方体マットブロック15、直方体マットブロック16および直方体マットブロック17を頭部側に折畳んで変形させる。
これにより、二つ折り状態でコンパクトに折畳むことができる。
次に、図5iと図13に示す折畳式変形マットレス1の収納形態iについて説明する。
収納形態iは、使用形態a(図5a)から、上辺折畳支点25(図1)を支点として傾斜マットブロック11〜直方体マットブロック15までを足部側に一旦折畳み、続いて下辺折畳支点23(図1)を支点として、傾斜マットブロック11、傾斜マットブロック12および傾斜マットブロック13を頭部側に折畳んで変形させる。
これにより、Z折り状態でコンパクトに折畳むことができる。
使用者は、平面寸法の小さな上記収納状態1、2および3で折畳式変形マットレス1を収納することができる。
また、図13に示すように、長さを調製し、所望の長さで環状を固定できる幅広の布製バンド40で収納状態を固定することができる。
これにより、上述した1BOXタイプ乗用車で折畳式変形マットレス1を収納する場合であっても、収納状態1、2および3を保持できるため、使用者の満足度を向上することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のマット部は、マットブロック10に対応し、
以下同様に、
連結部は、折畳支点20、下辺折畳支点21、23、および上辺折畳支点22、24、25、26に対応し、
折畳式変形マットレスは、折畳式変形マットレス1に対応し、
上面布は、上面カバー2に対応し、
下面布は、下面カバー4に対応し、
マット体は、クッション材5に対応し、
縫合部は、仕切縫合部32に対応し、
傾斜マット組は、傾斜マットブロック11と傾斜マットブロック12の組、および傾斜マットブロック13と傾斜マットブロック14の組に対応し、
傾斜する隣接面は、傾斜側面11d、傾斜側面12d、傾斜側面13dおよび傾斜側面14dに対応し、
直方体マット部は、直方体マットブロック15、直方体マットブロック16および直方体マットブロック17に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
使用形態aの折畳式変形マットレスの斜視図。 折畳式変形マットレスの構成説明図。 折畳式変形マットレスの拡大縦断面図。 折畳式変形マットレスの中央幅方向縦断面図。 折畳式変形マットレスの使用形態等の説明図。 使用形態bの折畳式変形マットレスの斜視図。 使用形態cの折畳式変形マットレスの斜視図。 使用形態dの折畳式変形マットレスの斜視図。 使用形態eの折畳式変形マットレスの斜視図。 使用形態fの折畳式変形マットレスの斜視図。 収納形態gの折畳式変形マットレスの斜視図。 収納形態hの折畳式変形マットレスの斜視図。 収納形態iの折畳式変形マットレスの斜視図。
符号の説明
1…折畳式変形マットレス
2…上面カバー
4…下面カバー
5…クッション材
6…収納空間
10…マットブロック
11、12、13、14…傾斜マットブロック
15、16、17…直方体マットブロック
11a、12a、13a、14a…上面
11c、12c、13c、14c…下面
11d、12d、13d、14d…傾斜側面
20…折畳支点
21、23…下辺折畳支点
22、24、25、26…上辺折畳支点
32…仕切縫合部

Claims (7)

  1. 幅と高さが一定となるように奥行き方向に列設した複数のマット部と、該マット部間を折畳み可能に連結する複数の連結部とで構成した折畳式変形マットレスであって、
    前記マット部を、上面に配した上面布と、下面に配した下面布と、前記上面布と前記下面布との間に介在するマット体とで構成し、
    前記連結部を、
    複数の前記マット体にわたって上面に配された前記上面布と複数の前記マット体にわたって下面に配された前記下面布とを、隣接する前記マット体の隣接面間で幅方向に縫合した縫合部で構成し、
    該縫合部間の前記上面布と前記下面布との間に形成される収納空間を、該収納空間に収納する前記マット体よりひと回り大きく形成した
    折畳式変形マットレス。
  2. 前記複数のマット部のうち隣接する少なくとも2個を、
    列設させた際に隣接面となる前記各マット部の側面を奥行方向に傾斜させて互いに面対向させた
    請求項1に記載の折畳式変形マットレス。
  3. 隣接する前記マット部の前記傾斜させた隣接面の上辺又は下辺に前記縫合部を備え、
    少なくとも1つの前記マット部の他方の縫合部を、前記縫合部に対して縦断面台形上の対角位置となる他方隣接面の対角辺に設けた
    請求項2に記載の折畳式変形マットレス。
  4. 前記隣接するマット部間の前記縫合部の両側に位置するそれぞれの上面または下面の奥行長さを略同一に形成した
    請求項3に記載の折畳式変形マットレス。
  5. それぞれの傾斜する隣接面を対向させて配した2個の前記マット部を1組の傾斜マット組とし、同方向に傾斜する隣接面を有する複数の前記傾斜マット組を一方側から連続して列設した
    請求項3または4に記載の折畳式変形マットレス。
  6. 各マット部を、2組の傾斜マット組と、他方側から連続して列設した3個の縦断面長方形の直方体マット部とで構成した
    請求項5に記載の折畳式変形マットレス。
  7. 連続して列設した3個の縦断面長方形の直方体マット部を合わせた奥行長さと、前記2組の縦断面台形マット部を合わせた奥行長さとが略同一となるように形成した
    請求項4、5または6に記載の折畳式変形マットレス。
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