JP2006340839A - 超音波処置用スイッチ装置および医療機器用スイッチ装着システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 医療用超音波処置装置の種類を特定せずに着脱可能な医療機器用スイッチ装着システムを提供する。
【解決手段】 医療機器用スイッチ装着システム30は、ユーザに把持されて使用されるハンドピース10に着脱可能に装着されるアダプタ32と、このアダプタ32に着脱可能に装着され、ハンドピース10がユーザに把持された状態でユーザの手が届く位置に配設されてその動作を切り替えるハンドスイッチユニット34とを備えている。そして、アダプタ32は、ハンドスイッチユニット34が装着される共通の固定台座52と、ハンドピース10に合わせて形成されたフック62a,62bとを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 医療機器用スイッチ装着システム30は、ユーザに把持されて使用されるハンドピース10に着脱可能に装着されるアダプタ32と、このアダプタ32に着脱可能に装着され、ハンドピース10がユーザに把持された状態でユーザの手が届く位置に配設されてその動作を切り替えるハンドスイッチユニット34とを備えている。そして、アダプタ32は、ハンドスイッチユニット34が装着される共通の固定台座52と、ハンドピース10に合わせて形成されたフック62a,62bとを備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、超音波処置装置に配設されて手により操作される超音波処置用スイッチ装置および医療機器用スイッチ装着システムに関する。
例えば特許文献1には、高周波焼灼装置用のハンドスイッチが開示されている。このハンドスイッチは、プローブの先端に高周波電流を通電して組織の高周波切開および高周波凝固を行なうために高周波電源本体から延長する通電コードを接続可能なコード接続部を有し、高周波切開および高周波凝固を切り替え可能である。このようなハンドスイッチは、超音波吸引装置のシースに対して樹脂材の弾性力により着脱可能に配置されている。
特開2003−70800号公報
特許文献1に記載のハンドスイッチは超音波吸引装置のシースに着脱自在ではあるが、この装置だけというように、特定の装置にしか接続することができない。このため、使用する機種ごとにハンドスイッチが必要である。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、医療用超音波処置装置の種類を特定せずに着脱可能な超音波処置用スイッチ装置および医療機器用スイッチ装着システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明に係る超音波処置用スイッチ装置は、電源に接続され、超音波振動子を有するハンドピースに着脱可能に装着されるアダプタと、電源に接続され、前記超音波振動子に超音波振動を発生させるように電源から電気信号を出力させるスイッチと、前記スイッチに設けられ、前記アダプタに着脱可能に装着されるスイッチ固定部と、前記アダプタに設けられ、前記スイッチ固定部が装着されるアダプタ固定部とを具備することを特徴とする。
このため、アダプタ固定部をスイッチ固定部が装着される形状にしておけば、ハンドピースの形状や種類に関係なくスイッチを装着することができる。
このため、アダプタ固定部をスイッチ固定部が装着される形状にしておけば、ハンドピースの形状や種類に関係なくスイッチを装着することができる。
また、前記アダプタは、2つのアダプタ固定部を略対称に備えていることが好適である。
このため、ユーザが右手でハンドピースを把持するか、左手で把持するかに関係なく、スイッチを装着することができるので、操作性を大きく向上させることができる。
このため、ユーザが右手でハンドピースを把持するか、左手で把持するかに関係なく、スイッチを装着することができるので、操作性を大きく向上させることができる。
また、前記スイッチには、術者の指にて押圧可能で超音波振動子に超音波振動を発生させるように電源から電気信号を出力させるボタンが配設され、前記アダプタには、術者の人指し指で前記ボタンを押圧するように術者の人指し指以外の指を引っ掛ける引っ掛け部が配設されていることが好適である。
このため、スイッチはボタンを操作することによって切り替えられるが、その際にユーザ(術者)の指を引っ掛ける引っ掛け部をアダプタに設けたので、容易に操作することができる。
このため、スイッチはボタンを操作することによって切り替えられるが、その際にユーザ(術者)の指を引っ掛ける引っ掛け部をアダプタに設けたので、容易に操作することができる。
また、上記課題を解決するために、この発明に係る超音波処置用スイッチ装置は、電源に接続され、超音波振動子を有する第1のハンドピースに着脱可能に装着される第1のアダプタと、電源に接続され、超音波振動子を有する第2のハンドピースに着脱可能に装着される第2のアダプタと、電源に接続され、前記超音波振動子に超音波振動を発生させるように電源から電気信号を出力させるスイッチと、前記スイッチに設けられ、前記第1および第2のアダプタに着脱可能に装着されるスイッチ固定部と、前記第1のアダプタに設けられ、前記スイッチ固定部が装着される第1のアダプタ固定部と、前記第2のアダプタに設けられ、前記第1のアダプタ固定部と略同形状を有して前記スイッチ固定部が装着される第2のアダプタ固定部とを具備することを特徴とする。
このため、第1のハンドピースには第1のアダプタが装着され、第1のハンドピースと異なる第2のハンドピースには第1のアダプタと異なる第2のアダプタが装着されるが、第1のアダプタ固定部と第2のアダプタ固定部とは略同形状を有しているので、スイッチ固定部を第1および第2のアダプタ固定部に共通して装着することができる。
このため、第1のハンドピースには第1のアダプタが装着され、第1のハンドピースと異なる第2のハンドピースには第1のアダプタと異なる第2のアダプタが装着されるが、第1のアダプタ固定部と第2のアダプタ固定部とは略同形状を有しているので、スイッチ固定部を第1および第2のアダプタ固定部に共通して装着することができる。
また、上記課題を解決するために、この発明に係る医療機器用スイッチ装着システムは、ユーザに把持されて使用される医療機器に着脱可能に装着されるアダプタと、このアダプタに着脱可能に装着され、前記医療機器がユーザに把持された状態でユーザの手が届く位置に配設されてその動作を切り替えるハンドスイッチとを具備し、前記アダプタは、前記ハンドスイッチが装着される共通の固定台座と、前記医療機器に合わせて形成された医療機器着脱部とを備えていることを特徴とする。
このため、アダプタは医療機器の種類ごとにあっても、固定台座が共通しているので、ハンドスイッチを共通して使用することができる。
このため、アダプタは医療機器の種類ごとにあっても、固定台座が共通しているので、ハンドスイッチを共通して使用することができる。
本発明によれば、医療用超音波処置装置の種類を特定せずに着脱可能な超音波処置用スイッチ装置および医療機器用スイッチ装着システムを提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について説明する。
第1の実施の形態について図1ないし図5を用いて説明する。
図1に示す医療用超音波ハンドピース(医療機器)10は、電源本体から供給された電力を超音波振動子16によって超音波振動(振動エネルギ)に変換する。そして、超音波振動子16で発生させた超音波振動をその超音波振動子16に基端が接続されたプローブ16aの基端から先端に向かって振動エネルギを増幅しつつ伝達する。
図1に示すように、医療用超音波ハンドピース10は、ハンドル部12と、このハンドル部12から先端側に延出された挿入部14と、ハンドル部12の基端部に装着された超音波振動子16とを備えている。挿入部14は、ハンドル部12の操作によって開閉可能な開閉部(ジョー)14aを先端部に備えている。このため、超音波振動子16に基端で接続されたプローブ16aの先端と開閉部14aとの間に処置対象物を挟み込んだ状態でプローブ16aに超音波振動を供給すると、処置対象物に対して超音波処置が行なわれる。
ハンドル部12は、固定ハンドル24を有する操作本体22と、この操作本体22に枢支され、固定ハンドル24に対して開閉可能な可動ハンドル26とを備えている。固定ハンドル24は、挿入部14の軸方向に対して略直交する方向に形成されている。このため、この医療用超音波ハンドピース10は、略ピストル型に形成されている。そして、開閉部14aは、固定ハンドル24に対する可動ハンドル26の操作に連動して開閉される。なお、固定ハンドル24および可動ハンドル26には、それぞれ指掛部24a,26aが形成されている。可動ハンドル26の指掛部26aにはユーザの右手や左手の親指が入れられる。固定ハンドル24の指掛部24aにはユーザの右手や左手の人差し指、中指等が入れられる。
固定ハンドル24には、超音波処置用スイッチ装置(医療機器用スイッチ装着システム,超音波処置装置用ハンドスイッチ装置)30が配設されている。このスイッチ装置30は、固定ハンドル24に着脱可能に装着された固定ハンドル用アダプタ(スイッチユニットアダプタ)32と、このアダプタ32に着脱可能に装着されたスイッチユニット(ハンドスイッチ)34とを備えている。アダプタ32は、ハンドピース10とスイッチユニット34とを指定の範囲内で固定する。スイッチユニット34は、電源本体からの信号を検知して超音波出力のON/OFFを制御する。
図2(A)および図2(B)に示すように、スイッチユニット34は、例えば扁平で細長などの略箱型のスイッチ本体42と、このスイッチ本体42に配設された押しボタン44a,44bと、スイッチ本体42から延出されたケーブル46と、スイッチ本体42に配設され、固定ハンドル用アダプタ32に嵌合可能な固定用爪(スイッチ固定部)48とを備えている。なお、ケーブル46は、超音波振動子16と同様に図示しない電源本体に接続されている。このため、ケーブル46は、電源本体と電気的に接続された信号線をスイッチ本体42の内部に連絡させている。
押しボタン44a,44bは、スイッチ本体42の一側面に並設されている。これら押しボタン44a,44bのうち、一方の押しボタン44aは、例えば電源本体(図示せず)からの検知電流をON/OFFすることにより超音波振動子16からの超音波出力のON/OFFを制御する。ここでは、押しボタン44aを例えば押圧しているときには超音波出力がONの状態にあり、押圧を解除している(離している)ときには超音波出力がOFFの状態にある。他方の押しボタン44bは、超音波振動子16からの出力の大きさの切り替えを行なったり、ここでは図示しないが、ハンドピース10によりプローブ16aの側方から入力可能な高周波出力のON/OFFの切り替えを行なったりする。このため、これら押しボタン44a,44bを押したり離したりすることによって、超音波振動子16などに電流を流したり遮断したりすることができる。
固定用爪48は、本体42の底面42aに複数形成されている。これら固定用爪48は、底面42aの一端および他端にフランジ状に形成されている。これら固定用爪48は、アダプタ32の後述する固定用突起54と嵌合してスイッチユニット34を固定ハンドル用アダプタ32に対して位置決めするのに用いられている。
図3に示すように、スイッチユニット34の押しボタン44a,44bは、タクトスイッチ72と、カバー固定フタ74とを備えている。カバー固定フタ74は、本体42の表面に配設され、タクトスイッチ72を固定する。すなわち、このカバー固定フタ74は、後述するゴムカバー80を本体42に固定する。
タクトスイッチ72は、操作ピン76と、パッキン78と、ゴムカバー80と、支持台82と、板材84と、バネ86と、接点88とを備えている。
スイッチ本体42には、円筒状のボタン枠92が形成されている。このボタン枠92の中心軸には、貫通孔が形成されている。このボタン枠92には、操作ピン76が配設されている。操作ピン76は、ボタン枠92によって本体42に対して直交する方向に移動可能に配設されている。この操作ピン76は、本体42に一端が配設され、操作ピン76に他端が配設されたパッキン78によって本体42の外側に向かって付勢されている。すなわち、パッキン78は、操作ピン76と本体42との水密を保ちつつ、押しボタン44a,44bを離すと、操作ピン76を本体42の外側に向かって押し付ける(付勢する)。このようなパッキン78によって、押しボタン44a,44bの内部のスイッチ部組は水密や蒸気密を保つことができる。
スイッチ本体42には、円筒状のボタン枠92が形成されている。このボタン枠92の中心軸には、貫通孔が形成されている。このボタン枠92には、操作ピン76が配設されている。操作ピン76は、ボタン枠92によって本体42に対して直交する方向に移動可能に配設されている。この操作ピン76は、本体42に一端が配設され、操作ピン76に他端が配設されたパッキン78によって本体42の外側に向かって付勢されている。すなわち、パッキン78は、操作ピン76と本体42との水密を保ちつつ、押しボタン44a,44bを離すと、操作ピン76を本体42の外側に向かって押し付ける(付勢する)。このようなパッキン78によって、押しボタン44a,44bの内部のスイッチ部組は水密や蒸気密を保つことができる。
ゴムカバー80は、操作ピン76およびボタン枠92の外側に配設されている。このゴムカバー80は、カバー固定フタ74によって本体42に固定されている。このため、このゴムカバー80によって、操作ピン76の内部が水密に保たれている。すなわち、ゴムカバー80とパッキン78とによって、操作ピン76の内部が水密に保たれている。
なお、カバー固定フタ74とゴムカバー80との間には、隙間Cが形成されている。この隙間Cは、ゴムカバー80をパッキン78の付勢力に抗して操作ピン76を押圧する際のゴム変形部分の逃げ部分である。このため、押しボタン44a,44bを押圧する際の操作性を良好に保つことができる。
また、この実施の形態では、押しボタン44a,44bは2つ設けられている。この場合、押しボタン44a,44bのそれぞれについて手触りや大きさなどを異ならせるなど、どちらのボタン44a,44bを操作しようとしているか、容易に認識可能であることが好適である。
支持台82は、スイッチの土台となるものであり、基盤94に固定されている。この基盤94は、ケーブル46内の信号線に電気的に接続されている。このため、この基盤94は、電源本体と電気的に導通されている。この支持台82は、接点88を位置決めする。板材84は、操作ピン76が押圧されると押し下げられて接点88と接触する。そうすると、接点88が基盤94に対して電気的に導通する。
バネ86は、板材84を常に本体42の内周面に当接するように付勢する。押しボタン44a,44bをパッキン78の付勢力に抗して押圧しない状態とすると、必ず接点88と板材84とが離されている。接点88は、板材84が接することにより電気的に導通される。
図4(A)および図4(B)に示すように、固定ハンドル装着用アダプタ32は、スイッチ本体42を位置決めするプラスチック材製のスイッチユニット固定台座(アダプタ固定部)52を備えている。図5に示すように、この固定台座52の一側は、スイッチユニット34を装着するために用いられている。図1に示すように、この固定台座52の他側は、ハンドピース10の固定ハンドル24に装着するために用いられている。
図4(A)および図5に示すように、固定台座52には、固定用突起54と、スイッチユニット固定用ゴム部材56とが形成されている。固定用突起54は、スイッチ本体42のスイッチユニット固定用爪48が嵌合される。また、固定用ゴム部材56は、図5に示すように、固定用突起54と固定用爪48とをゴムの弾性力で押し付け合うように配置する。このため、アダプタ32の固定用ゴム部材56は、スイッチユニット34の本体42の底面42aとの間の摩擦力を利用して、使用中にスイッチユニット34がアダプタ32に対して摺動することを規制する。なお、スイッチユニット34と固定ハンドル装着用アダプタ32とは、固定用爪48と固定用突起54とが嵌合された際に固定用突起54の内側に固定用爪48が配設される。
図4(B)に示すように、固定台座52の他側には、固定ハンドル24に固定するための固定用フック(医療機器着脱部)62a,62bと、操作用指入部(引っ掛け部)64とが固定ハンドル24を挟持するように固定ハンドル24に合わせられた状態でそれぞれ1対に形成されている。
固定用フック62aは固定台座52の裏面の上端部に形成されている。これら固定用フック62aは、互いに対向するように形成されている。さらに、この固定台座52の裏面の下端部には、固定用フック62bが形成されている。これら固定用フック62bは、上述した固定用フック62aと同様に互いに対向するように形成されている。このため、固定用フック62a,62bは、ハンドピース10の固定ハンドル24にアダプタ32を組み付ける際にプラスチック材料による弾性によって嵌め込んで固定する。
さらに、固定用フック62bの下端部には、操作用指入部64が形成されている。これら指入部64には、ユーザの薬指や小指などが入れられて使用される。これら操作用指入部64は、固定ハンドル24を取り付けた際にハンドピース10の把持の自由度を増大させる。すなわち、ユーザによって、ハンドル部12およびアダプタ32の把持の仕方が選択される。
次に、この実施の形態に係る超音波処置用スイッチ装置30の作用について説明する。
スイッチユニット34を固定ハンドル装着用アダプタ32に装着する。このとき、アダプタ32の固定台座52に対して、スイッチユニット34の本体42の底面42aをスライドさせる。そうすると、本体42の底面42aの固定用爪48と、アダプタ32の固定台座52の固定用突起54とが係合される。このため、アダプタ32の固定用ゴム部材56と、本体42の底面42aとが機械的に押し付けられて固定される。すなわち、アダプタ32にスイッチユニット34が装着される。
そして、スイッチユニット34が装着された固定ハンドル装着用アダプタ32をハンドピース10の固定ハンドル24に装着する。このとき、アダプタ32の固定用フック62a,62bを固定ハンドル24に係合する。このアダプタ32には、固定ハンドル24の指掛部24aの他に指を入れることが可能な操作用指入部64が並設された状態に設置されているので、スイッチユニット34の押しボタン44a,44bを右手もしくは左手の人差し指でより自由な状態で操作可能である。
以上説明したように、この実施の形態によれば以下の効果が得られる。
アダプタ32の一部(一側)がスイッチユニット34に着脱可能な同形状に形成されているので、アダプタ32の他の一部(他側)をハンドピース10などの形状に合わせて形成することによって、スイッチユニット34を共通に使用することができる。すなわち、医療用超音波ハンドピース10の種類を特定せずに、そのハンドピース10に専用のアダプタ32を用意すれば、押しボタン44a,44bを操作し易い超音波処置用スイッチ装置30を提供することができる。
また、アダプタ32に対して所定の範囲内でスイッチユニット34を設置することができる。すなわち、スイッチユニット34の押しボタン44a,44bを押し易い位置に設置することができる。このため、スイッチユニット34、すなわち、押しボタン44a,44bの操作性を向上させることができる。また、操作時間(押圧時間)が長くとも適度な押し力量、押しストロークにより押しボタン44a,44bを疲労を溜め難く押し続けることが可能である。また、操作し易い位置に押しボタン44a,44bが配設されているので、プローブ16aや開閉部14aの先端の手ぶれを最小限度に抑えることができる。
なお、上述した実施の形態では、本体42の底面42aの一端および他端にフランジ状のスイッチユニット固定用爪48を設けたことについて説明したが、これら固定用爪48は、図6(A)および図6(B)に示すように突起状に形成されていることも好適である。この場合、固定用ゴム部材56はすり割り状に形成されている。そうすると、固定用爪48と固定用ゴム部材56とが機械的に押し付けられた状態で固定される。
次に、第2の実施の形態について図7および図8を用いて説明する。この実施の形態は第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図7に示すように、この実施の形態に係る医療用ハンドピース10は、第1の実施の形態で説明した医療用ハンドピース10(図1参照)と異なり、ハンドル部12は、インライン型に形成されている。このハンドル部12は、固定ハンドル124を有する操作本体122と、この操作本体122に枢支され、固定ハンドル124に対して開閉可能な可動ハンドル126とを備えている。固定ハンドル124は、挿入部14の軸方向に沿って配設されている。このため、この医療用超音波ハンドピース10は、挿入部14の長軸に対して水平に開閉ノブが開く鋏形状のインライン型に形成されている。そして、開閉部14aは、固定ハンドル124に対する可動ハンドル126の操作に連動して開閉される。なお、固定ハンドル124および可動ハンドル126には、それぞれ指掛部124a,126aが形成されている。可動ハンドル126の指掛部126aにはユーザの右手や左手の親指が入れられる。固定ハンドル124の指掛部124aにはユーザの右手や左手の人差し指、中指等が入れられる。
操作本体122には、操作本体122に着脱可能にインライン用アダプタ132が装着されている。図8(B)に示すように、インライン用アダプタ132は、スイッチ本体42を位置決めする1対のスイッチユニット固定台座52を備えている。固定台座52が1対(2つ)あるのは、右利き、左利きどちらにでも対応可能とするためである。図8(A)および図8(B)に示すように、これら固定台座52には、第1の実施の形態で説明した固定台座52(図5参照)と同様に固定用突起54およびスイッチユニット固定用ゴム部材56が形成されている。
固定用突起54は、スイッチ本体42のスイッチユニット固定用爪48が嵌合される。また、固定用ゴム部材56は、図5に示すように、固定用突起54と固定用爪48とをゴムの弾性力で押し付け合うように配置する。このため、アダプタ132の固定用ゴム部材56は、スイッチユニット34の本体42の底面42aとの間の摩擦力を利用して、使用中にスイッチユニット34がアダプタ132に対して摺動することを規制する。
図8(A)および図8(B)に示すように、固定台座52には、本体122に固定するための固定用フック(医療機器着脱部)162が形成されている。この固定用フック162は、アーム状に延出されている。このフック162は、本体122を保持するように形状が本体122の外周面よりも小さく形成されている。なお、固定用フック162の延出方向と固定台座52の長手方向との間のなす角度は、90度よりも小さく形成されている。
次に、この実施の形態に係る超音波処置用スイッチ装置30の作用について説明する。
スイッチユニット34、インライン用アダプタ132、インライン型ハンドピース10を組み合わせる。
アダプタ132の固定用フック162を本体122に装着する。この場合、フック162は、プラスチック材で形成されているので弾性変形して本体122に巻きつけて装着する。
アダプタ132の固定用フック162を本体122に装着する。この場合、フック162は、プラスチック材で形成されているので弾性変形して本体122に巻きつけて装着する。
このとき、スイッチユニット34を手の平に収めるような位置関係で、かつ、押しボタン44a,44bを人指し指がより自由な状態で操作可能なように長軸方向に対してやや斜方向に傾斜させた状態で設置される。なお、スイッチユニット34は2つのスイッチユニット固定台座52を備えているので、可動ハンドル126の左側もしくは右側のどちらに配設することもできる。
以上説明したように、この実施の形態によれば以下の効果が得られる。
アダプタ132が固定台座52を1対備えているので、ユーザの所望の側にスイッチユニット34を配置することができる。このため、スイッチユニット34の押しボタン44a,44b等の操作性を向上させることができる。
次に、第3の実施の形態について図9および図10を用いて説明する。この実施の形態は第1および第2の実施の形態の変形例であって、第1および第2の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図9に示すように、この実施の形態に係る擬ペンシル状の医療用ハンドピース10は、第1および第2の実施の形態で説明した医療用ハンドピース10(図1および図7参照)と異なり、ハンドル部12は、フック型に形成されている。このハンドル部12は、操作本体222を備えている。
操作本体222には、操作本体222に着脱可能にフック用アダプタ232が装着されている。図10(A)および図10(B)に示すように、フック用アダプタ232は、スイッチ本体42を位置決めするスイッチユニット固定台座52を備えている。この固定台座52には、第1および第2の実施の形態で説明した固定台座52(図5参照)と同様に固定用突起54およびスイッチユニット固定用ゴム部材56が形成されている。
固定用突起54は、スイッチ本体42のスイッチユニット固定用爪48が嵌合される。また、固定用ゴム部材56は、図5に示すように、固定用突起54と固定用爪48とをゴムの弾性力で押し付け合うように配置する。このため、アダプタ232の固定用ゴム部材56は、スイッチユニット34の本体42の底面42aとの間の摩擦力を利用して、使用中にスイッチユニット34がアダプタ232に対して摺動することを規制する。
図10(A)および図10(B)に示すように、固定台座52には、本体222に固定するための固定用フック(医療機器着脱部)262a,262bが形成されている。固定用フック262bは1対形成されている。これら固定用フック262a,262bは、本体222の図示しない係合部に係合される。
次に、この実施の形態に係る超音波処置用スイッチ装置30の作用について説明する。
スイッチユニット34、フック用アダプタ232、フック型ハンドピース10を組み合わせる。
アダプタ232の固定用フック262a,262bを本体222に装着する。この場合、フック262a,262bを有する面に沿ってスライドさせながらアダプタ232を本体222に装着する。
アダプタ232の固定用フック262a,262bを本体222に装着する。この場合、フック262a,262bを有する面に沿ってスライドさせながらアダプタ232を本体222に装着する。
そして、第1の実施の形態と同様に、スイッチユニット34をアダプタ232に装着する。このとき、押しボタン44a,44bは押し易い位置に配置される。
以上説明したように、この実施の形態によれば以下の効果が得られる。
ハンドピース10が擬ペンシル状に形成され、そのハンドル部12にスイッチユニット34がアダプタ232を介して装着されているので、スイッチユニット34の押しボタン44a,44bの操作を容易に行なうことができる。
なお、上述した第1ないし第3の実施の形態では、超音波ハンドピース10を用いることについて説明したが、ハンドスイッチを用いる他の医療機器に対しても適宜に適用可能である。
これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
上記説明によれば、下記の事項の発明が得られる。また、各項の組み合わせも可能である。
[付記]
(付記項1)
超音波振動を用いて凝固、切開、乳化などを行なう医療用超音波ハンドピースにおいて、
ハンドピース形状に樹脂弾性力を利用して適時装脱可能なスイッチユニットアダプタと、
前記スイッチユニットアダプタにすりわりとゴム弾性力を利用しつつ差し込むことで適時装脱可能な少なくとも1つ以上の押しボタンを持つスイッチユニットと
からなる超音波出力用ハンドスイッチ。
(付記項1)
超音波振動を用いて凝固、切開、乳化などを行なう医療用超音波ハンドピースにおいて、
ハンドピース形状に樹脂弾性力を利用して適時装脱可能なスイッチユニットアダプタと、
前記スイッチユニットアダプタにすりわりとゴム弾性力を利用しつつ差し込むことで適時装脱可能な少なくとも1つ以上の押しボタンを持つスイッチユニットと
からなる超音波出力用ハンドスイッチ。
(付記項2)
前記スイッチユニットアダプタは、ピストル型ハンドピースには、薬指や小指が固定できる穴または溝を設けており、スイッチユニットアダプタ及びスイッチユニットを装着した状態のハンドピースにおいて、ハンドピースを把持した手の人指し指が自由に可動できる範囲内に押しボタンを設置することを特徴とする付記項1に記載のハンドスイッチ。
前記スイッチユニットアダプタは、ピストル型ハンドピースには、薬指や小指が固定できる穴または溝を設けており、スイッチユニットアダプタ及びスイッチユニットを装着した状態のハンドピースにおいて、ハンドピースを把持した手の人指し指が自由に可動できる範囲内に押しボタンを設置することを特徴とする付記項1に記載のハンドスイッチ。
10…医療用超音波ハンドピース、12…ハンドル部、14…挿入部、14a…開閉部、16…超音波振動子、16a…プローブ、22…操作本体、24…固定ハンドル、24a…指掛部、26…可動ハンドル、26a…指掛部、30…超音波処置用スイッチ装置、32…固定ハンドル装着用アダプタ、34…スイッチユニット、42…スイッチ本体、44a,44b…ボタン、46…ケーブル、52…スイッチユニット固定台座、64…操作用指入部
Claims (5)
- 電源に接続され、超音波振動子を有するハンドピースに着脱可能に装着されるアダプタと、
電源に接続され、前記超音波振動子に超音波振動を発生させるように電源から電気信号を出力させるスイッチと、
前記スイッチに設けられ、前記アダプタに着脱可能に装着されるスイッチ固定部と、
前記アダプタに設けられ、前記スイッチ固定部が装着されるアダプタ固定部と
を具備することを特徴とする超音波処置用スイッチ装置。 - 前記アダプタは、2つのアダプタ固定部を略対称に備えていることを特徴とする請求項1に記載の超音波処置用スイッチ装置。
- 前記スイッチには、術者の指にて押圧可能で超音波振動子に超音波振動を発生させるように電源から電気信号を出力させるボタンが配設され、
前記アダプタには、術者の人指し指で前記ボタンを押圧するように術者の人指し指以外の指を引っ掛ける引っ掛け部が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。 - 電源に接続され、超音波振動子を有する第1のハンドピースに着脱可能に装着される第1のアダプタと、
電源に接続され、超音波振動子を有する第2のハンドピースに着脱可能に装着される第2のアダプタと、
電源に接続され、前記超音波振動子に超音波振動を発生させるように電源から電気信号を出力させるスイッチと、
前記スイッチに設けられ、前記第1および第2のアダプタに着脱可能に装着されるスイッチ固定部と、
前記第1のアダプタに設けられ、前記スイッチ固定部が装着される第1のアダプタ固定部と、
前記第2のアダプタに設けられ、前記第1のアダプタ固定部と略同形状を有して前記スイッチ固定部が装着される第2のアダプタ固定部と
を具備することを特徴とする超音波処置用スイッチ装置。 - ユーザに把持されて使用される医療機器に着脱可能に装着されるアダプタと、
このアダプタに着脱可能に装着され、前記医療機器がユーザに把持された状態でユーザの手が届く位置に配設されてその動作を切り替えるハンドスイッチと
を具備し、
前記アダプタは、
前記ハンドスイッチが装着される共通の固定台座と、
前記医療機器に合わせて形成された医療機器着脱部と
を備えていることを特徴とする医療機器用スイッチ装着システム。
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