JP2006339671A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 有機化合物層と、前記有機化合物層の上面に設けられた第１の電極と、前記有機化合物層の下面に設けられた第２の電極と、前記有機化合物層内に設けられた回折格子と、を有し、
   前記回折格子によって、前記第１及び第２の電極間への電流の注入方向と交差する方向へ、前記有機化合物層から光が放射される
   ことを特徴とするレーザー装置。
2. 有機化合物層と、前記有機化合物層の上面に設けられた第１の電極と、前記有機化合物層の下面に設けられた第２の電極と、前記有機化合物層内に設けられた回折格子と、を有し、
   前記回折格子によって、前記第１及び第２の電極間への電流の注入方向と交差する方向へ、前記有機化合物層から半値幅が１０ｎｍ以下の発光波長を有する光が放射されることを特徴とするレーザー装置。
3. 請求項１又は請求項２において、
   前記回折格子は、前記有機化合物層が有するホール輸送層の上面を縞状にしてなることを特徴とするレーザー装置。
4. 請求項１乃至請求項３のいずれか一において、
   前記回折格子は、前記有機化合物層の屈折率をｎ、前記有機化合物層から放射される光の波長をλとすると、（λ／２ｎ）の間隔で設けられることを特徴とするレーザー装置。
5. 請求項１乃至請求項４のいずれか一において、
   前記有機化合物層から光が放射されるために、前記第１及び第２の電極間への注入される電流は閾値を有し、
   前記閾値は、前記有機化合物層における電流密度に対する発光強度を示す第１の線と、第２の線との交点によって定まることを特徴とするレーザー装置。
6. 請求項５において、
   前記交点は、電流密度５ｍＡ／ｃｍ^２〜２０ｍＡ／ｃｍ^２の範囲にあることを特徴とするレーザー装置。
7. 請求項５において、
   前記交点は、電流密度１０ｍＡ／ｃｍ^２〜１２．５ｍＡ／ｃｍ^２の範囲にあることを特徴とするレーザー装置。
8. 請求項５乃至請求項７のいずれか一において、
   前記第１及び第２の電極に注入される電流の電流密度が、前記交点に達するまでに、前記有機化合物層から放射される光の前記半値幅は、２０％以上変化することを特徴とするレーザー装置。
9. 請求項１乃至８のいずれか一において、
   前記有機化合物層は、発光層と、前記発光層に接するホール注入層を有し、
   前記ホール注入層は、金属酸化物からなることを特徴とするレーザー装置。
10. 請求項１乃至請求項９のいずれか一において、
    前記有機化合物層は、発光層と、前記発光層に接するホール注入層を有し、
    前記ホール注入層は、酸化バナジウム、酸化モリブデン、酸化ルテニウム、及び酸化アルミニウムのいずれかを有することを特徴とするレーザー装置。