JP2006339386A - 光半導体装置 - Google Patents

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秀徳 江越
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Abstract

【課題】 パッケージの樹脂と十分な密着性を有する光半導体装置を提供する。
【解決手段】 マウントベッド11と、マウントベッド11から第1の方向に延在した第1リード端子と12、マウントベッド11から離間して設けられ、マウントベッド11から第1の方向と対向する第2の方向に延在した第2リード端子13とを備えたリードフレーム14と、マウントベッド11に載置された光半導体素子18と、光半導体素子18を第2リード端子13に電気的接続する接続導体19と、外側に突出した第1の凸部16と、マウントベッド11が露出するように設けられた凹部15とを備え、リードフレームをモールドする外囲器17と、外囲器17の凹部15に充填された封止樹脂20と、外囲器17の凹部15に冠着されたレンズ部21と、外囲器17の第1の凸部16と嵌合する第2の凸部22とを備えた光放射部23とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光半導体装置に係り、特に外囲器の樹脂と十分な密着性を得るのに好適な構造を備えた光半導体装置に関する。
発光ダイオード(LED)は、フルカラーディスプレイ、交通・信号機器、照明器具、車載用途の光源等として幅広く使用されている。
近年、携帯電話や移動式携帯端末に代表される各種の小型電子機器の普及に伴い、樹脂封止型の半導体装置では、基板に直接リードをハンダ付けする表面実装型の外囲器が主流になってきている。
樹脂封止型の外囲器では温度サイクル試験等により繰り返し温度変化が与えられた場合、樹脂、リード、半導体チップ間の熱膨張係数の差に起因して樹脂がリード、および半導体チップの界面で剥離し、電気的接続不良が発生する等の問題がある。
従来、表面実装型の外囲器を有する光半導体装置では、略平坦に形成されたリードフレームの凹形状の反射板部に光半導体素子をマウントし、光半導体素子をリードフレームのリード端子にワイヤボンディングした後、リード端子を外部に延出させるようにリードフレームと光半導体素子を樹脂で一体にモールドしていた(例えば特許文献1参照。)。
特許文献1に開示された光半導体装置は、凹形状反射板部及びアノード端子、第1、第2、第3のカソード端子を形成したリードフレームと、反射板部を凹形状反射部の内底部略中央部に位置させると共に、各端子を外部に延出させるようにしてリードフレームに一体に光反射性合成樹脂で形成した外囲器と、反射板部の内底部に固着された光半導体素子と、反射部内及び反射板部内に光透過性材料を所定形状、例えば集光レンズ形状となるよう設けてなる光放射部を具備している。
然しながら、特許文献1に開示された光半導体装置は、外囲器と光放射部が一体になるように形成しているので、樹脂の容量が大きくなる。
リードフレームと樹脂とは密着性が弱いため、樹脂の容量が大きくなるほど表面実装のリフロー工程においてリードフレームと外囲器の樹脂との熱膨張差により樹脂がリードフレームから剥離しやすいという問題がある。
これに対して、外囲器と光放射部とを個別に形成し、外囲器に光放射部を嵌め込んだ光半導体装置が知られている(例えば特許文献2参照。)。
特許文献2に開示された光半導体装置は、個別の部品として形成されたパッケージベース42と、LEDチップ52からの光をパッケージベース42のパッケージ軸にほぼ垂直となるように導出するレンズ44とを有している。
レンズ44の脚部に形成された鉤爪状の凸部をパッケージベース42のハウジング46に挿入し、レンズ44の表面Sがハウジング46の表面Rにスナップばめすることにより光半導体装置が組み立てられる。
然しながら、特許文献2に開示された光半導体装置は、レンズ44の脚部の弾性力によりレンズ44の表面Sがハウジング46の表面Rに密着して摩擦で締められているので、振動等によりレンズ44の取り付け位置がずれた場合に、パッケージベース42とレンズ44との間の容量54に充填されたシリコン樹脂との間に隙間が生じ、外部に取り出される光出力が低下する問題がある。
更に、レンズ44に過度な力が加わった場合に、レンズ44がパッケージベース42から抜け落ちる恐れがある。
特開2004−95576号公報(3−4頁、図6) 特開2003−8068号公報(4−5頁、図5)
本発明は、外囲器の樹脂と十分な密着性を有する光半導体装置を提供する。
本発明の一態様の光半導体装置は、マウントベッドと、前記マウントベッドから第1の方向に延在した第1リード端子と、前記マウントベッドから離間して設けられ、前記マウントベッドから前記第1の方向と対向する第2の方向に延在した第2リード端子とを備えたリードフレームと、前記マウントベッドに載置された光半導体素子と、前記光半導体素子を前記第2リード端子に電気的接続する接続導体と、外側に突出した第1の凸部と、前記マウントベッドが露出するように設けられた凹部とを備え、前記リードフレームをモールドする外囲器と、前記外囲器の前記凹部に充填された封止樹脂と、前記外囲器の前記凹部に冠着されたレンズ部と、前記外囲器の前記第1の凸部と嵌合する第2の凸部とを備えた光放射部と、を具備することを特徴としている。
本発明によれば、外囲器の樹脂と十分な密着性を有する光半導体装置が得られる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施例1に係る光半導体装置について、図1乃至図3を用いて説明する。図1は光半導体装置を示す図で、図1(a)はその平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図、図2は光半導体装置の組み立て方法を模式的に記す斜視図、図3は組み立てられた光半導体装置を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施例の光半導体装置10は、マウントベッド11と、マウントベッド11から第1の方向(図の下方向)に延在した第1リード端子12と、マウントベッド11から離間して設けられ、マウントベッド11から第1の方向と対向する第2の方向に延在した第2リード端子13とを備えたリードフレーム14と、マウントベッド11および第2リード端子13の一部が露出するように設けられた凹部15と、第1の方向と直角な方向の外側に突出した鉤状の第1の凸部16とを備え、リードフレーム14をモールドする外囲器17と、を具備している。
更に、マウントベッド11に載置された光半導体素子18と、光半導体素子18を第2リード端子13に電気的接続する接続導体、例えばワイヤ19と、外囲器17の凹部15に充填され、上端面が第1の面より突出した封止樹脂20とを具備している。
更に、外囲器17の凹部15に冠着されたレンズ部21と、外囲器17の第1の凸部16と嵌合する第2の凸部22とを備えた光放射部23とを具備している。
リードフレーム14は、例えば厚さ0.15mm程度のニッケルおよび銀がメッキされた銅板であり、プレス加工によりマウントベッド11、第1および第2リード端子12、13が形成されている。
マウントベッド11から延在した第1リード端子12は、マウントベッド11に載置された光半導体素子18のカソード端子となり、第2リード端子13は光半導体素子18の上面電極(図示せず)にワイヤボンディングされて光半導体素子18のアノード端子となる。
外囲器17は射出成形(Injection Molding)された熱可塑性樹脂、例えば液晶ポリマー、ポリスチレン、ポロフタルアミド等で、中央部に円錐形状の凹部15と、外側に突出した鉤状の第1の凸部16を備え、リードフレーム14をモールドしている。
リードフレーム14の破線は、樹脂でモールドされ外囲器17の内部にあるリードフレーム14を示し、外囲器17から外部に延在した第1および第2リード端子12、13は全体として外囲器17を包み込むようにコ字状に折り曲げられて使用される。
凹部15には光半導体素子18の汚染を防ぎ、外囲器17からの樹脂応力を緩和するための封止樹脂20、例えばシリコン樹脂が外囲器17の第1の面から、例えば0.6mm程度突出するように充填されている。
光放射部23は、例えばLIM成形(Liquid Injection Molding)されたシリコン樹脂で、光半導体素子18からの光を集光して前方に放射するためのドーム状のレンズ部21と鉤状の第1の凸部16に嵌合してレンズ部21を外囲器17の凹部15に冠着するための第2の凸部22とを備えている。
レンズ部21を冠着する際に、外囲器17の第1の面より突出した封止樹脂20はレンズ部21により押圧されるので、第2の凸部22が鉤状の第1の凸部16に嵌合すると光放射部23は封止樹脂20の反発力によって押し上げられ、一度嵌合すると外囲器17と光放射部23は解けない構造になっている。
その結果、封止樹脂と20レンズ部21は隙間無く密着して光学的に一体化され、界面で光の透過を妨げることのない光放射部23が得られる。
熱可塑性樹脂の熱膨張率は20E−6cm/℃程度であり、従来の熱硬化性樹脂、例えばエポキシ樹脂の熱膨張率10E−6cm/℃程度に比べてリードフレームの熱膨張率16E−6cm/℃程度に近い。その結果、リードフレーム14と外囲器17の熱膨張の差による熱応力が低減する。
更に、外囲器17と光放射部23は別個独立したものなので、従来の外囲器と光放射部を一体に製作する場合に比べて封止樹脂20の樹脂の容量が少なくてすむ。その結果、封止樹脂20によるリードフレーム14、外囲器17および光半導体素子18への樹脂応力が低減する。
従って、外囲器17の樹脂とリードフレーム14、および封止樹脂20とリードフレーム14、外囲器17、光半導体素子18との剥離を防止することが可能である。
次に、外囲器17と光放射部23の詳細な構造、および外囲器17と光放射部23組み立て方法について詳しく説明する。
図2に示すように、外囲器17の第1の方向と直角な方向の外側に突出した鉤状の第1の凸部16は、外周はなだらかな湾曲面を有し、内周は切り欠き部16a、16b、16c、16dを有している。
一方、光放射部23の第2の凸部22は、レンズ部21を支持する脚部22e、22fと、脚部22eの下部から両側に突出した突起部22a、22bと、脚部22fの下部から両側に突出した突起部22c、22dを有している。
外囲器17の上方から光放射部23を降下させて、第2の凸部22の下端部の突起部22a〜22dを鉤状の第1の凸部16の外周面に当接させる。
更に、光放射部23を降下させると、第2の凸部22の脚部22e、22fは鉤状の第1の凸部16の外周湾曲面に沿って断面ハ字状に押し広げられる。
レンズ部21の下面が、上端面が第1の面から長さL1だけ突出した封止樹脂20に当接した後、更に押し下げると、封止樹脂20は押圧され、第2の凸部22の突起部22a〜22dは鉤状の第1の凸部16の外周面からはずれて、鉤状の第1の凸部16の内周切り欠き部16a〜16dに嵌合される。
押し下げを停止すると、押圧された封止樹脂20の反発力により封止樹脂20の上端面とのレンズ部21の下面が密着し、外囲器17に光放射部23が冠着される。
即ち、第2の凸部22の突起部22a〜22dは、それぞれ第1の突起部16の切り欠き部16a〜16dに嵌合して所謂カンヌキ留めされた状態になり、上方向の引張り力および横方向の引張り力に対して外囲器17から光放射部23が分離するのを防止することができる。
これにより、図3に示すように、外囲器17と光放射部23を有する表面実装型の光半導体装置10が得られる。
第1および第2リード端子12、13に電源(図示せず)を接続して光半導体素子18に通電することにより、レンズ部21の光放出面24より光ビーム25が得られる。
以上説明したように、本実施例の光半導体装置10は外囲器17がリードフレーム14の熱膨張率に近い熱膨張率を有する熱可塑性樹脂で形成され、且つ別個独立に形成された光放射部23を外囲器17に冠着しているので、リードフレーム14と外囲器17の熱膨張の差による熱応力および封止樹脂20の容量による樹脂応力が低減される。
その結果、外囲器17の樹脂、光半導体素子18、封止樹脂20、およびリードフレーム14間の剥離を防止することができる。従って小型で信頼性の高い光半導体装置が得られる。
ここでは、第1の凸部16が、外囲器17の側面のうち、第1リード端子12が延在した第1の方向と直角な方向の面に設けられた場合について説明したが、第1の方向と同じ方向の面に設けても構わない。
この場合には、第2の凸部22の下部に第1および第2リード端子12、13を通すための切り欠き部を適宜もうけることができる。
また、第1の凸部16の切り欠き部16a〜16dと第2の凸部22の突起部22a〜22dとが接する面を互いに傾斜させることにより、所謂楔状に嵌合するようにしても構わない。
本発明の実施例2に係る光半導体装置について、図4および図5を用いて説明する。図4は光半導体装置を示す図で、図4(a)はその平面図、図4(b)は図4(a)のB−B線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図、図5は光半導体装置の外囲器を示す斜視図である。
本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
本実施例が実施例1と異なる点は、マウントベッドの厚さをリード端子の厚さより大きくし、光半導体素子に大電流を流せるようにしたことにある。
即ち、図4に示すように、本実施例の光半導体装置30は、反射板部31、アンカーホール32、33を有するマウントベッド34と、マウントベッド34から第1の方向(図の左方向)に延在した第1リード端子35と、マウントベッド34から離間して設けられ、マウントベッド34から第1の方向と対向する第2の方向に延在した第2リード端子36とを備えたリードフレーム37と、貫通孔32、33に貫入し、マウントベッド34、第1および第2リード端子35、36の底面が露出するようにリードフレーム37を熱可塑性樹脂でモールドした外囲器38を具備している。
図5に示すように、外囲器38は、マウントベッド34および第2リード端子36の一部が露出するように形成された8字状の凹部39と、第1の方向と直角な方向の外側に突出した鉤状の第1の凸部16とを具備している。
マウントベッド34の厚さは、例えば1.2mmであり、第1および第2リード端子35、36の厚さ、例えば0.5mmより大きく設定されている。
更に、マウントベッド34、第1および第2リード端子35、36の厚さは従来のリードフレームの厚さ、例えば0.15mmよりも大きく設定されている。
光半導体素子18に大電流、例えば1A以上を流すと光半導体素子18の発熱が問題となるが、外囲器38より露出した厚いマウントベッド34の底面を放熱板にハンダ付けすることにより光半導体素子18の発熱を効率よく外部に逃がすことができる。
マウントベッド34の厚さを増加するとリードフレーム37の体積が従来のリードフレームより大きくなるので、リードフレーム37と外囲器38の熱膨張の差による熱応力は増加する。
しかし、マウントベッド34に設けられた貫通孔32、33の所謂アンカー効果によりリードフレーム37と外囲器38が固着されるので、外囲器38の樹脂がリードフレーム37から剥離するのを防止することが可能である。
以上説明したように、本実施例の光半導体装置30は、外囲器38の樹脂がリードフレーム37から剥離するのを防止し、且つ大電流駆動することができる利点がある。従って、高光出力で信頼性の高い光半導体装置が得られる。
本発明の実施例3に係る光半導体装置について、図6を用いて説明する。図6は光半導体装置を示す図で、図6(a)はその平面図、図6(b)は図6(a)のC−C線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図である。
本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
本実施例が実施例1と異なる点は、光半導体装置に光半導体素子を2個搭載したことにある。
即ち、図6に示すように、本実施例の光半導体装置50は、第1マウントベッド51と、第1マウントベッド51から第1の方向(図の下方向)に延在した第1リード端子52と、第1マウントベッド51から離間して設けられた第2マウントベッド53と、第2マウントベッド53から第1の方向と対向する第2の方向に延在した第2リード端子54とを備えたリードフレーム55を具備している。
第1および第2マウントベッド51、53は、それぞれ先端部に設けられたスリット状の切れ込み部により2つの領域に分割されている。
リードフレーム55をモールドする樹脂はスリット状の切れ込み部に貫入して、所謂アンカー効果によりリードフレーム55と外囲器17が固着されるので、外囲器17の樹脂がリードフレーム55から剥離するのを更に防止することが可能である。
第1マウントベッド51の第1の領域には、例えば赤色発光する第1光半導体素子56が載置され、第1光半導体素子56はワイヤ58を介して第2リード端子54の第2の領域に電気的接続されている。
同様に、第2マウントベッド53の第1の領域には、例えば緑色発光する第2光半導体素子57が載置され、第2光半導体素子57はワイヤ59を介して第1リード端子52の第2の領域に電気的接続されている。
第1および第2リード端子52、54に電源(図示せず)を接続すると、第1および第2光半導体素子56、57は同時に発光して、赤色と緑色が混合された橙色の光を放出する光半導体装置50が得られる。
以上説明したように、本実施例の光半導体装置50は、封止樹脂20による光半導体素子52、54への樹脂応力が低減され、2個の光半導体素子を搭載することができる利点がある。従って、2つの発光色の混合色を有し、信頼性の高い光半導体装置が得られる。
ここでは、第1および第2光半導体素子56、57が、発光色が異なる光半導体素子である場合について説明したが、同じ発光色であっても構わない。また、リードフレーム形状を変更して、2個以上の光半導体素子を搭載しても構わない。
更に、光半導体素子の発光波長が青色よりも長波長の場合には、光放射部23をエポキシ樹脂で形成することができる。光半導体素子からの光によりエポキシ樹脂が劣化し、光出力に影響を及ぼすことが無いためである。
図7は本発明の実施例4に係る光半導体装置を示す図である。本実施例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
本実施例が実施例1と異なる点は、近紫外で発光する光半導体素子を搭載し、光半導体素子封止樹脂に蛍光体が混合されていることにある。
即ち、図7に示すように、本実施例の光半導体装置70は、マウントベッド11に載置され、近紫外で発光する光半導体素子71と、凹部15に充填され、光半導体素子71から放出された近紫外光により励起されて蛍光を発する蛍光体72が混合された封止樹脂20を具備している。
光半導体素子71は、例えば波長340〜380nm程度の近紫外で発光するInGaAlN系の光半導体素子である。
また、蛍光体72は波長340〜380nm程度の紫外光により励起され、赤色、緑色、青色の蛍光を発する、所謂RGB蛍光体で、例えばR蛍光体はY2O2S:Eu、G蛍光体はLaPO4:Ce、Tb、B蛍光体は(SrCaBaMg)5(PO4)3Cl:Euである。
第1および第2リード端子12、13に電源(図示せず)を接続すると、光半導体素子71が紫外発光し、RGB蛍光体が励起されて赤、緑、青色が混合された白色光が得られる。
以上説明したように、本実施例の光半導体装置70は白色で信頼性の高い光半導体装置が得られる利点がある。
本発明の実施例1に係る光半導体装置を示す図で、図1(a)はその平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図。 本発明の実施例1に係る光半導体装置の組み立て方法を示す斜視図。 本発明の実施例1に係る光半導体装置を示す斜視図。 本発明の実施例2に係る光半導体装置を示す図で、図4(a)はその平面図、図4(b)は図4(a)のB−B線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図。 本発明の実施例2に係る外囲器を示す斜視図。 本発明の実施例3に係る光半導体装置を示す図で、図6(a)はその平面図、図6(b)は図6(a)のC−C線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図。 本発明の実施例4に係る光半導体装置を示す断面図。
符号の説明
10、30、50、70 光半導体装置
11、34 マウントベッド
12、35、52 第1リード端子(カソード)
13、36、54 第2リード端子(アノード)
14、37、55 リードフレーム
15、39 凹部
16 第1の凸部
16a、16、16c、16d 切り欠き部
17、38 外囲器
18、71 光半導体素子
19、58、59 ワイヤ
20 封止樹脂
21 レンズ部
22 第2の凸部
22a、22b、22c、22d 突起部
22e、22f 脚部
23 光放射部
24 光放出面
25 光ビーム
31 反射板部
32、33 貫通孔
51 第1マウントベッド
53 第2マウントベッド
56 第1光半導体素子
57 第2光半導体素子
72 蛍光体

Claims (5)

  1. マウントベッドと、前記マウントベッドから第1の方向に延在した第1リード端子と、前記マウントベッドから離間して設けられ、前記マウントベッドから前記第1の方向と対向する第2の方向に延在した第2リード端子とを備えたリードフレームと、
    前記マウントベッドに載置された光半導体素子と、
    前記光半導体素子を前記第2リード端子に電気的接続する接続導体と、
    外側に突出した第1の凸部と、前記マウントベッドが露出するように設けられた凹部とを備え、前記リードフレームをモールドする外囲器と、
    前記外囲器の前記凹部に充填された封止樹脂と、
    前記外囲器の前記凹部に冠着されたレンズ部と、前記外囲器の前記第1の凸部と嵌合する第2の凸部とを備えた光放射部と、
    を具備することを特徴とする光半導体装置。
  2. 前記第1の凸部は、鉤状の凸部であることを特徴とする請求項1に記載の光半導体装置。
  3. 前記第2の凸部は、前記レンズ部を支持する脚部と、前記脚部の下部から両側に突出した突起部とを有することを特徴とする請求項1に記載の光半導体装置。
  4. 前記第1の凸部は、前記外囲器の側面のうち、前記第1の方向と直角な方向の面に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光半導体装置。
  5. 前記外囲器が、熱可塑性樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光半導体装置。
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