JP2006338648A - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 投入紙幣の金額と遊技媒体の使用金額との差額に応じて釣銭を払い戻すための釣銭返却装置を紙幣処理装置のスタック機構に配設することにより、該釣銭返却装置をスタック機構の操作に連動させて作動させることを可能にし、紙幣処理装置全体を省スペース化し、しかも釣銭返却装置の駆動時には、スタック機構の作動を一時中断させることによって、釣銭の払い出しを阻害するようなことのない紙幣処理装置を提供するものである。
【解決手段】 両端に押圧ローラを有する回転軸と該回転軸を回転駆動する駆動モータとを備え、前記スタック機構の押圧板内部に前記押圧ローラが押圧板下面より出没可能に配設した釣銭返却装置と、釣銭用小額紙幣の収納ボックスと紙幣搬送路の搬入通路部の間を接続する紙幣返却通路とを有し、前記収納ボックスに集積された釣銭用紙幣を前記釣銭返却装置の駆動により紙幣返却通路を介して紙幣挿入口から返却した紙幣処理装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動販売機、両替機、パチンコ玉貸機、メダル貸機などに使用される紙幣処理装置、特に、高額紙幣の投入に対して、その釣銭を返却することができる紙幣処理装置に関する。
一般に紙幣を取り扱う自動販売機、両替機、パチンコ玉貸機、メダル貸機などには、その機器本体内あるいはそれらの機器に関連付けされた位置に、投入された紙幣金種を識別して、少なくとも高額紙幣(現在では、2000円以上の紙幣を対象としている。)と小額紙幣(以下、千円紙幣と言う)とを分別収容した後に、収納されている小額紙幣を高額紙幣の釣銭として払い出す紙幣処理装置が設けられていることが知られている。例えば、特公平7−110300「遊技用玉貸機の高額紙幣両替装置」で開示されているこの種の装置は、紙幣投入口から千円紙幣を千円紙幣の収納エリアを有する紙幣用計数整列機に連通するメイン通路内に設けられた搬送ベルトの片面側に投入すると、該搬送ベルトの移動に順じて、投入された千円紙幣の真贋チェックを行なうとともに真券の場合は千円分の玉貸しができるように構成されている。一方、所定枚数の千円紙幣を貯溜できる釣銭保管部を前記メイン通路内に切換ガイドを介して連通できるようにメイン通路の反対側となる前記搬送ベルトの背面側に設けている。そして、この釣銭保管部には、前記紙幣投入口より投入される千円紙幣が所定枚数になるまでメイン通路より給送可能に設定してある。更に、前記紙幣用計数整列機には5千円または1万円の高額紙幣の収納エリアを設け、その高額紙幣を前記紙幣投入口から前記メイン通路内に投入すると、真贋チェックが行なわれて真券の場合にはメイン通路内より前記紙幣計数整列機側へ搬送しながら千円分の玉貸しを行うとともに、前記釣銭保管部より釣銭相当数の千円紙幣を前記搬送ベルトにより搬出して払い出しができるようにしている。
一方、このような識別装置を備えた紙幣処理装置にあっては、投入された紙幣が識別装置を通過した後に引き抜き、再度投入し、投入金額をごまかすなどの不正を未然に防止するために、引き抜き防止のためのシャッターが搬送路の途中に設けられているのが一般的である。例えば、実開平3−113475の第2図中符号9a、9b、9cを参照。(特許文献2)
しかしながら、上記した従来の技術は、高額紙幣が投入されると、その紙幣の真贋を識別したのちに、千円分の玉貸しを行うと同時に釣銭を払い出していた。このため、遊技者が続けて遊技を実施する場合には、再度紙幣を投入する必要があり、遊技者にとっては煩わしく、しかも、釣銭を払い出すのに投入時の搬送ベルトを逆転して用いるためメイン通路に投入紙幣の引き抜き防止のための機構を設けることが困難で、一度投入した紙幣を識別したのちに引き抜くことが容易に可能となり、投入金額をごまかしたり、釣銭を不法に受け取ったりするなどの不正行為が行なわれる恐れがあるなどの問題点があった。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特公平7−110300「遊技用玉貸機の高額紙幣両替装置」 実開平3−113475「紙幣識別機・・第2図中符号9a、9b、9c」 なし
本発明は、上記の従来の技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、遊技媒体貸機の貸出ボタンを操作することによって、投入された高額紙幣の金額の範囲で連続して遊技を続行することができ、しかも遊技終了時に精算ボタンを操作すれば投入紙幣の金額と遊技に使用した遊技媒体(例えば、メダル)の使用金額とが比較されその結果に応じて釣銭を払い戻すための釣銭返却装置を紙幣処理装置のスタック機構に配設することにより、該釣銭返却装置をスタック機構の操作に連動させて作動させることを可能にし、紙幣処理装置全体を極めて簡単で省スペース化することができ、しかも投入時の搬送ベルトを逆転して使用するにも係らず引き抜き防止機構によって釣銭の払い出しが阻害されることがなく、しかも一度投入した紙幣を真券と識別した後に紙幣が引き抜かれることがなく、投入金額がごまかされたり、釣銭を不法に搾取されたりするなどの不正行為を未然に防止することができ、しかも紙幣を紙幣収納ボックス内に収納する時には、押圧ローラが押圧板の内部に引き込まれ、押圧板の押圧力が紙幣に均等に加わり紙幣が不揃いに収納される恐れも少なく、更に、釣銭返却装置の駆動時には、スタック機構の作動を一時中断させることによって、不要にスタック機構が作動し釣銭の払い出しを阻害するようなことのない紙幣処理装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明においては、紙幣搬送機構と釣銭用小額紙幣の収納ボックスとスタック機構とを配設した下部筐体と、下部筐体に開閉可能に枢支された上部筐体と、前記収納ボックスへの搬入通路部と外部への排出通路部を有し前記下部筐体と上部筐体との間に貫通画成された紙幣搬送路と、外部からの精算要求に基づいて前記収納ボックス内の小額紙幣を釣銭として払い出す釣銭返却装置を備えた紙幣処理装置であって、
前記紙幣処理装置は、両端に押圧ローラを有する回転軸と該回転軸を回転駆動する駆動モータとを備え、前記スタック機構の押圧板内部に前記押圧ローラが押圧板下面より出没可能に配設した釣銭返却装置と、釣銭用小額紙幣の収納ボックスと紙幣搬送路の搬入通路部の間を接続する紙幣返却通路とを有し、前記収納ボックスに集積された釣銭用紙幣を前記釣銭返却装置の駆動により紙幣返却通路を介して紙幣挿入口から返却したものである。
上記のように構成することにより、精算ボタンが操作されるまでは、投入された高額紙幣の金額の範囲で連続して遊技を続行することが可能で、しかも精算ボタンを操作して釣銭を払い出す時には、一旦完全に紙幣収納ボックス内に整然と集積された紙幣を直接釣銭として使用するため、紙幣の保管時に不正行為が行なわれる恐れが極めて少なく、しかも重なった状態で払いだされる恐れも少なく釣銭が確実に払い出される。更に、釣銭返却装置を既存のスタック機構に配設するとともに紙幣の投入時に使用する搬送ベルト(紙幣搬送機構)を利用するため、紙幣処理装置を大型化することなく付加価値の向上が図れる。また、紙幣を紙幣収納ボックス内に収納する時には、押圧ローラが押圧板の内部に引き込まれるので押圧板の押圧力が紙幣に均等に加わり紙幣が不揃いに収納される恐れも少ない。
次の発明は、前記釣銭返却装置は、遊技媒体貸機に設けた精算ボタンを操作することによりスタック機構の押圧板が下降し、前記押圧ローラが紙幣に接触した時点の押圧力を検出して作動するとともに、前記釣銭返却装置の駆動中の間は、前記スタック機構の作動を一時中断させたものである。
上記のように構成することにより、極めて簡単な構造で大型化することなく、釣銭返却装置という付加価値を有する紙幣処理装置を得ることができ、かつ、貸出ボタンの操作で投入された高額紙幣の金額の範囲で連続して遊技を続行することが可能なばかりか遊技終了時に精算ボタンを操作すれば投入紙幣の金額と遊技に使用したメダルの使用金額が比較され釣銭が払い出され、しかも釣銭の返却時には、適正な押圧力で紙幣を押し出すことができ、紙幣を複数重ねて押し出す事態が生ずる恐れが少ない。更に、釣銭返却装置の駆動中の間は、スタック機構が作動しないため、釣銭返却装置とスタック機構が同時に作動することによる紙幣の損傷を防止することができる。
次の発明は、前記釣銭返却装置は、押圧ローラによって送出された紙幣の末端が紙幣返却通路に送り込まれた時点で前記スタック機構の中断状態を解除するとともに該釣銭返却装置の駆動を停止したものである。
上記のように構成することにより、押圧ローラによって送出された紙幣は紙幣搬送機構の搬送ベルトの逆方向回転にスムースに移行され、紙幣挿入部に搬送される。この時、該釣銭返却装置の駆動は停止された状態であるため搬送ベルトと釣銭返却装置の両方が駆動することによる紙幣の損傷などを防止することができる。
前記釣銭返却装置は、返却された紙幣が紙幣挿入口から引き抜かれた時点で、残りの釣銭を返却するために再度駆動するものである。
上記のように構成することにより、返却された紙幣が重複して紙幣搬送機構内に滞留することがないので紙詰まりなどの問題を起こす恐れがない。
以上のように、本発明によれば、遊技媒体貸機の貸出ボタンを操作することによって、投入された高額紙幣の金額の範囲で連続して遊技を続行することができ、しかも遊技終了時に精算ボタンを操作すれば投入紙幣の金額と遊技に使用した遊技媒体(例えば、メダル)の使用金額とが比較されその結果に応じて釣銭を払い戻すための釣銭返却装置を紙幣処理装置のスタック機構に配設することにより、該釣銭返却装置をスタック機構の操作に連動させて作動させることを可能にし、紙幣処理装置全体を極めて簡単で省スペース化することができ、しかも投入時の搬送ベルトを逆転して使用するにも係らず引き抜き防止機構によって釣銭の払い出しが阻害されることがなく、しかも一度投入した紙幣を真券と識別した後に紙幣が引き抜かれることがなく、投入金額がごまかされたり、釣銭を不法に搾取されたりするなどの不正行為を未然に防止することができ、しかも紙幣を紙幣収納ボックス内に収納する時には、押圧ローラが押圧板の内部に引き込まれ、押圧板の押圧力が紙幣に均等に加わり紙幣が不揃いに収納される恐れも少なく、更に、釣銭返却装置の駆動時には、スタック機構の作動を一時中断させることによって、不要にスタック機構が作動し釣銭の払い出しを阻害するようなことのない紙幣処理装置をえることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の要部を示した長手断面相当図、図2は、本発明の釣銭返却装置の配置を示した上面図、図3は、本発明の釣銭返却装置を備えたスタック機構の作動後の状態を示した説明図、図4は、紙幣搬送機構とスタック機構の駆動系を示した説明図、図5は、本発明の紙幣処理装置の遊技機島取り付け状態を示した概略説明図、図6は、遊技媒体貸機を示した正面図である。
本発明の紙幣処理装置100は、図5に示すように、遊技機80(本実施例では、スロットマシン)と遊技媒体貸機90(メダル貸機)とを交互に多数並設するとともにそれらの上方に架設された紙幣搬送装置85とを有する遊技機島における前記の紙幣搬送装置85に取付けられている。即ち、各紙幣処理装置100は、紙幣搬送装置85の各遊技媒体貸機90に対応した位置に取付けられている。従って、各紙幣処理装置100は遊技媒体貸機90に対して上方に離間している。遊技者がこの紙幣処理装置100に投入した紙幣Mは、紙幣処理装置100の前面(遊技媒体貸機90側)に形成された紙幣挿入部から引き込まれ、後面に形成された紙幣排出口36(紙幣搬送装置85側)から排出され、紙幣搬送装置85に送り込まれる。この送り込まれた紙幣Mは、紙幣搬送装置85の端部に設置された回収金庫89に金種別に分別収納される。
該紙幣処理装置100は、全体として長矩形の箱状に形成された下部筐体10と、この下部筐体10に枢支軸21を中心として開閉可能に軸支された上部筐体20と、下部筐体10と上部筐体20との間に画成され、紙幣処理装置100の前方から後方まで貫通した紙幣搬送路30とを備えている。
下部筐体10の内部には、上部を紙幣搬送路30に突出した紙幣搬送機構40と、該紙幣搬送機構40の下側に配設されたスタック機構50と下部に画成された釣銭用の紙幣収納ボックス60とを備えている。
上部筐体20の内部には、識別装置22(一部は下部筐体10側に取付けられている)と、引き抜き防止機構23が配設されていて、枢支軸21により、下部筐体10に対して開閉可能に軸止されている。
紙幣搬送路30は、下部筐体10と上部筐体20との間に画成され、紙幣処理装置100の前方から後方まで貫通している。この紙幣搬送路30は、下部筐体10の前部に設けられた紙幣挿入部11と連通する紙幣挿入口31から下流方向に識別通路部32、搬送通路部33、搬入通路部34を経由して紙幣収納ボックス60に至る通路と、搬送通路部33から排出通路部35を介して紙幣排出口36に至る通路が形成させている。そして、搬入通路部34と排出通路部35の分岐部には、切り替え機構37が設けられていて所望に応じて搬入通路部34あるいは排出通路部35のいずれかを選択開通させている。
そして、紙幣搬送路30の識別通路部32を通過する紙幣Mは、上部筐体20に配設されている識別装置22によって紙幣Mの真贋、金種が識別される。この識別装置22は、紙幣挿入口31側に配設された紙幣投入確認用の反射赤外線センサ22aと、発光部と受光部からなる透過型赤外線センサ22b(尚、発光部と受光部は、識別通路部32を挟んで上部筐体20と下部筐体10に各々配設されている。)、搬送通路部33側に配設された磁気ヘッドと磁気ドラムからなる磁気センサ22c(磁気ヘッドと磁気ドラムは、識別通路部32を挟んで上部筐体20と下部筐体10に各々配設されている。)とを備えている。
搬送通路部33には、上部筐体20に配設された引き抜き防止機構23が下流方向にのみ回動可能に垂下されている。即ち、紙幣Mが下流に搬送される時には、引き抜き防止機構23が回動して紙幣Mの通過を許容し、紙幣Mが引き抜き防止機構23を通過した後には、紙幣Mが上流に引き戻されるのを阻止している。更に、この引き抜き防止機構23は、遊技者が釣銭を要求して、遊技媒体貸機90の精算ボタン92を押すと、釣銭返却装置70が作動を開始する。この釣銭返却装置70の作動に伴って、ソレノイド23aによって搬送通路部33から引き込まれ、搬送通路部33を開放して、釣銭の紙幣Mの通過を許容する。
搬送通路部33を通過した紙幣Mは、搬入通路部34と排出通路部35の分岐部に設けられた切り替え機構37によって、搬入通路部34あるいは排出通路部35のいずれかに搬送される。即ち、識別装置22で小額紙幣(千円紙幣)と判定された紙幣Mは、紙幣収納ボックス60の収納限度まで搬入通路部34を経由して紙幣収納ボックス60の内部に集積される。また、識別装置22で高額紙幣(2千円紙幣以上の紙幣)と判定された場合には、切り替え機構37が切り替えられ、高額紙幣は、排出通路部35を経由して紙幣排出口36から紙幣搬送装置85に送り込まれ、遊技機島の端部に配設された回収金庫89に分別収納される。尚、小額紙幣も紙幣収納ボックス60の内部に集積された小額紙幣が収納限度に達すると切り替え機構37が切り替えられ高額紙幣同様回収金庫89に分別収納される。
紙幣搬送機構40は、図1、図2に示すように、下部筐体10の内部上方(紙幣搬送路30の下側部分)に配設されている。この紙幣搬送機構40は、下部筐体10の搬入通路部34側に配設された駆動部分と下部筐体10の識別通路部32側に配設された従動部分とを備えている。そして、駆動部分は、駆動モータ41と、スタック機構50の作動軸42aを有するクラッチ部42と、回転軸43aを有する伝達部43と、回転軸43aの両端に固定された駆動ギア44とより構成され、従動部分は、回転軸45とその両端に固定された従動ギア46より構成されている。この駆動ギア44と従動ギア46には搬送ベルト47が巻架されている。この搬送ベルト47は、紙幣搬送路30より僅かに上方に位置するように設定され、搬送ベルト47の上に紙幣Mを載置して搬送する。
そして、この紙幣搬送機構40は、駆動モータ41を正転させると、この回転はクラッチ部42を介して伝達部43に伝達され、回転軸43aを時計回りに回転させる。この回転軸43aの回転により駆動ギア44が回転し搬送ベルト47を時計回りに回転させる。同時に従動ギア46も同方向に回転する。この搬送ベルト47の回転により紙幣Mを収納方向に搬送する。このとき、クラッチ部42に用いられているクラッチは、所謂一方向クラッチと称されるもので、駆動モータ41が正転する場合には、クラッチ機能を作用させない。従って、このときには、作動軸42aは回転せず、よってスタック機構50も駆動しない。
次に、紙幣搬送機構40が正転して搬送された紙幣Mが搬送通路部33から搬入通路部34に送りこまれ、搬入通路部34に設けられた紙幣通過確認センサ34aを通過すると、その通過を検出してから後、一定時間経過(概ね、紙幣Mが紙幣収納ボックス60の紙幣一時係留部材61に係留されるまでの時間)すると駆動モータ41が逆転する。この駆動モータ41の逆転がクラッチ部42を介して伝達部43に伝達され、回転軸43aを反時計回りに回転させる。この回転軸43aの回転により駆動ギア44が逆回転し搬送ベルト47を反時計回りに回転させる。同時に従動ギア46も同方向に回転する。この搬送ベルト47の逆回転により次の紙幣Mを紙幣挿入口31から搬送通路部33の内部に取り込む準備をする。このとき、クラッチ部42に用いられているクラッチは、所謂一方向クラッチと称されるもので、駆動モータ41が逆転する場合には、クラッチ機能が作用し、作動軸42aを回転させ、後述するスタック機構50を作動させて紙幣収納ボックス60の紙幣一時係留部材61に係留されている紙幣Mを紙幣収納ボックス60の内部に収納する。また、搬送通路部33の下側の中間近傍には、駆動ギア44を回転させる駆動モータ41と、駆動モータ41の動力を駆動ギア44に伝達する伝達部43が配設されている。そして、搬送ベルト47は、紙幣搬送路30の両側から若干露出するようにして下部筐体10の内部に配設されている。尚、この紙幣搬送機構40は、駆動モータ41の正転、逆転の切り替えによって、紙幣Mの搬送方向を切り替えることができる。
スタック機構50は、下部筐体10の上部筐体20側に設けられた境壁12(紙幣搬送路30の底壁を担っている)に一体に形成されているブラケット12aに取付けられている。
そして、このスタック機構50は、クラッチ部42に設けられた作動軸42aの回転によって、往復動する作動杆51とこの作動杆51の往復動によって上下するパンタグラフ構造のリンク52とこのリンク52に支持された押圧板53とで構成されている。
釣銭用の紙幣収納ボックス60は、その内部に上面に紙幣Mを積載するスタッカープレート62と、このスタッカープレート62を下面から常時押圧するコイルスプリング63とを配設している。そして、この紙幣収納ボックス60の側壁には、断面がコの字形状の紙幣一時係留部材61が形成され、後壁には、紙幣の排出孔64が穿設されている。そして、前述したように、紙幣一時係留部材61に取り込まれた紙幣Mは、紙幣一時係留部材61上面に一時係留された後に押圧板53によって紙幣一時係留部材61の間から紙幣収納ボックス60の内部に押し込まれスタッカープレート62上に載置される。この押し込まれた紙幣Mは、コイルスプリング63によって上方に押し上げられるが、スタッカープレート62が紙幣一時係留部材61間より幅広に形成されている。即ち、紙幣の無い状態では、紙幣一時係留部材61の下面に当接するため紙幣収納ボックス60からスタック機構50側に飛び出すようなことはない。従って、押し込まれた紙幣Mは紙幣一時係留部材61とスタッカープレート62との間に順次押し込まれ積層収容された状態で押圧挟持される。
釣銭返却装置70は、スタック機構50の押圧板53内部後方に配設されている。そして、この釣銭返却装置70は、押圧板53の両壁に回転可能に軸止された回転軸71とこの回転軸71の両端に取付けられた押圧ローラ72と回転軸71を回転させる駆動モータ73とより構成されている。図示しないがこの回転ローラ72の内部には、一般に用いられているスプリングと押圧センサが内蔵されている。そして、この押圧ローラ72は、押圧板53に形成された角孔53aから紙幣収納ボックス60側に出没可能に僅かに突出している。
遊技媒体貸機90は、図に示すように、公知の遊技媒体貸機の機能に加え、高額紙幣対応として、貸出ボタン91と、精算ボタン92ならびに貸出枚数、売上、異常表示などを随時表示する共通表示部93と、残額表示部94とが設けられている。尚、95は、メダルの払出ノズルである。
次に、紙幣Mの搬送について説明する。まず、紙幣Mが紙幣挿入部11から紙幣処理装置100に投入されると、上部筐体20に配設されている識別装置22の内の反射赤外線センサ22aでその投入が確認され、その信号を紙幣搬送機構40の駆動制御部(図示しない)に送信する。この時点で、紙幣Mが贋作又は不適と判断された場合には紙幣搬送機構40には駆動信号は送信されない。従って紙幣搬送機構40は駆動しない。次に、反射赤外線センサ22aの投入確認の信号を受けて、紙幣搬送機構40が駆動された搬送ベルト47が正方向(紙幣排出口36方向)に回転される。この回転により搬送ベルト47上に紙幣Mを取り込み搬送する。その次に、搬送ベルト47上に取り込まれた紙幣Mは、透過型赤外線センサ22bによって透過光量で紙幣Mの真贋と金種が識別される。ここで贋作又は不適と判断された場合には、その信号を紙幣搬送機構40の駆動制御部(図示しない)に送信し、搬送ベルト47を逆転させ、偽紙幣や不適紙幣を返却する。尚、金種の識別が不確定の場合も同様に返却する。更に、搬送ベルト47上の紙幣Mは、磁気センサ22cによって紙幣Mの印刷に用いたインクなどに含まれている磁気を検出して紙幣Mの真贋と金種が識別される。この時点で贋作又は不適紙幣と判断された場合には、その信号を紙幣搬送機構40の駆動制御部(図示しない)に送信され、搬送ベルト47を逆転させ、偽紙幣を返却する。尚、このときも同様に金種の識別が不確定な場合には返却される。更に、紙幣Mは搬送されて行き、引き抜き防止機構23に至る。そして、引き抜き防止機構23に衝突して引き抜き防止のストッパー23aを回動軸23bを中心として回転させながらその下側を通過する。紙幣Mが通過し終わると引き抜き防止機構23はスプリングなどの復元力で元の位置に復帰する。ここで、紙幣Mが引き抜き防止機構23を通過したことを切り替え機構37の制御部(図示しない)に信号として送る。(この時点で紙幣Mが贋作又は、不適紙幣でないと確定する。)。そして、この時に送信された信号が、金種が高額紙幣を示す場合には、切り替え機構37は作動せず、紙幣Mはそのまま紙幣搬送機構40により排出通路部35から紙幣排出口36に搬送され、紙幣搬送装置85を経由して端末の金庫89(図1参照)に分別収納される。次に、金種が小額紙幣の場合には、切り替え機構37がソレノイド37aの作用で切り替えられる。即ち、搬入通路部34を開放して排出通路部35を閉鎖する(図1中2点鎖線で示す)。このため、紙幣搬送機構40によって搬送されてきた紙幣Mは、搬入通路部34からスタック機構50によって紙幣収納ボックス60に送り込まれ、紙幣収納ボックス60に所定枚数積層収納される。その結果、小額紙幣が紙幣収納ボックス60に所定枚数積層されると、そのデータが任意の方法(カウンター、位置センサなど)で確認され、その信号が切り替え機構37の制御部に送信され、ソレノイド37aを作動さして、切り替え機構37を切り替える。即ち、搬入通路部34を閉鎖して排出通路部35を開放する。このことにより、紙幣収納ボックス60には、所定枚数以上に小額紙幣は収納されることはない。そして、前述の小額紙幣はそのまま紙幣搬送機構40により排出通路部35から紙幣排出口36に搬送され、紙幣搬送装置85を経由して端末の金庫89に分別収納される。
次に、遊技者が高額紙幣を使用して遊技媒体を借りる場合について説明する。まず、遊技者が高額紙幣を紙幣処理装置100に投入すると、前述したように紙幣搬送機構40によって搬送され、引き抜き防止機構23を通過した時点で、その信号が遊技媒体貸機90の制御部(図示しない)に送られ、遊技媒体貸機90から最小単位(小額紙幣で払い出せる枚数)のメダルを払出ノズル95から遊技機80側に払い出す。そして、その結果である払出枚数を共通表示部93に表示するとともに残金を残額表示部94に表示する。そして、メダルを新規に払い出すときは、貸出ボタン91を押して最小単位のメダルを払い出す。
次に、遊技者が釣銭を要求した場合について説明する。特に、本発明では、遊技者が釣銭を払い出す要求を行なったときに、初めて釣銭の払い出し機能が作用する。
遊技者が、遊技媒体貸機90の精算ボタン92を押すと、遊技媒体貸機90の制御部(図示しない)で釣銭の額の計算と釣銭用の紙幣Mの有無を確認して、適格と判断した場合に、その信号が紙幣搬送機構40の駆動制御部(図示しない)に送信される。そして、この信号に基づいて、紙幣搬送機構40の駆動モータ41が逆転する。この駆動モータ41の逆転により、搬送ベルト47も逆転するが紙幣Mが載置されていないので特に紙幣Mが搬送されるようなことはない。そして、クラッチ部42がクラッチ機能を発揮して作動軸42aを回転させて、スタック機構50の押圧板53を下降させる。そして、押圧板53が紙幣収納ボックス60の紙幣一時係留部材61の間を越えて紙幣収納ボックス60の内部まで下降し、押圧板53に配設された釣銭返却装置70の押圧ローラ72を集積されている紙幣Mに接触させる。そして、この押圧ローラ72の紙幣Mへの押圧力を検出する。
押圧ローラ72の紙幣Mへの押圧力が検出された結果の信号が釣銭返却装置70の駆動制御部(図示しない)に送られると駆動モータ73が回転し回転軸71を回転させる。この回転軸71の回転により押圧ローラ72が回転して紙幣Mを送出す。同時に、スタック機構50の動作を一時中断させる。この中断により釣銭返却装置70の駆動中にスタック機構50が作動して紙幣を損傷させるのを防止している。この送出された紙幣Mは、紙幣収納ボックス60の後壁に形成された排出孔64からの返却通路14を通過して搬入通路部34から搬送通路部33に至る。そして、紙幣Mの後端が押圧ローラ72を離脱した時点を検出センサ64aで検出しスタック機構50の一時中断を解除させる。この解除により、再度紙幣搬送機構40の搬送ベルト47が逆転を続行し搬入通路部34から搬送通路部33に挿入された紙幣Mを紙幣挿入口31方向に搬送する。同時に、ソレノイド23aによって、引き抜き防止機構23を搬送通路部33から退避させる。従って、紙幣Mは、引き抜き防止機構23により通過を規制されることなく紙幣挿入口31まで搬送される。尚、64bは枚数検出センサである。
尚、本実施例では、紙幣返却口13と紙幣挿入部11を兼ねた構成としたが、紙幣挿入部11と紙幣返却口13とを別に構成にすることも可能である。
本発明の要部を示した長手断面相当図である。 本発明の釣銭返却装置の配置を示した上面図である。 本発明の釣銭返却装置を備えたスタック機構の作動後の状態を示した説明図である。 紙幣搬送機構とスタック機構の駆動系を示した説明図である。 本発明の紙幣処理装置の遊技機島への取り付け状態を示した概略説明図である。 本発明の遊技媒体貸機を示した正面図である。
符号の説明
100 紙幣処理装置
10 下部筐体
11 紙幣挿入部
12 境壁
12a ブラケット
13 紙幣返却口
14 返却通路
20 上部筐体
21 枢支軸
22 識別装置
22a 反射赤外線センサ
22b 透過型赤外線センサ
22c 磁気センサ
23 引き抜き防止機構
30 紙幣搬送路
31 紙幣挿入口
32 識別通路部
33 搬送通路部
34 搬入通路部
34a 紙幣通過確認センサ
35 排出通路部
36 紙幣排出口
37 切り替え機構
40 紙幣搬送機構
41 駆動モータ
42 クラッチ部
42a 作動軸
43 伝達部
43a 回転軸
44 駆動ギア
45 回転軸
46 従動ギア
47 搬送ベルト
50 スタック機構
51 作動杆
52 リンク
53 押圧板
53a 角孔
60 紙幣収納ボックス
61 紙幣一時係留部材
62 スタッカープレート
63 コイルスプリング
64 排出孔
64a 検出センサ
64b 枚数検出センサ
70 釣銭返却装置
71 回転軸
72 押圧ローラ
73 駆動モータ
80 遊技機
85 紙幣搬送装置
89 回収金庫
90 遊技媒体貸機
91 貸出ボタン
92 精算ボタン
93 共通表示部
94 残額表示部
95 払出ノズル
M 紙幣

Claims (4)

  1. 紙幣搬送機構と釣銭用小額紙幣の収納ボックスとスタック機構とを配設した下部筐体と、下部筐体に開閉可能に枢支された上部筐体と、前記収納ボックスへの搬入通路部と外部への排出通路部を有し前記下部筐体と上部筐体との間に貫通画成された紙幣搬送路と、外部からの精算要求に基づいて前記収納ボックス内の小額紙幣を釣銭として払い出す釣銭返却装置を備えた紙幣処理装置であって、
    前記紙幣処理装置は、両端に押圧ローラを有する回転軸と該回転軸を回転駆動する駆動モータとを備え、前記スタック機構の押圧板内部に前記押圧ローラが押圧板下面より出没可能に配設した釣銭返却装置と、
    釣銭用小額紙幣の収納ボックスと紙幣搬送路の搬入通路部の間を接続する紙幣返却通路とを有し、
    前記収納ボックスに集積された釣銭用紙幣を前記釣銭返却装置の駆動により紙幣返却通路を介して紙幣挿入口から返却した
    ことを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 前記釣銭返却装置は、遊技媒体貸機に設けた精算ボタンを操作することによりスタック機構の押圧板が下降し、前記押圧ローラが紙幣に接触した時点の押圧力を検出して作動するとともに、
    前記釣銭返却装置の駆動中の間は、前記スタック機構の作動を一時中断させた
    ことを特徴とする請求項1記載の紙幣処理装置。
  3. 前記釣銭返却装置は、押圧ローラによって送出された紙幣の末端が紙幣返却通路に送り込まれた時点で前記スタック機構の中断状態を解除するとともに該釣銭返却装置の駆動を停止した
    ことを特徴とする請求項1記載および請求項2記載の紙幣処理装置。
  4. 前記釣銭返却装置は、返却された紙幣が紙幣挿入口から引き抜かれた時点で、残りの釣銭を返却するために再度駆動する
    ことを特徴とする請求項1記載乃至請求項3のいずれかに記載の紙幣処理装置。
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