JP2006338414A - カード利用承認装置,カード利用情報通知装置及びそのプログラム - Google Patents

カード利用承認装置,カード利用情報通知装置及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 カード利用の利便性を損なうことなく,カードの不正利用を最小限に食い止めることができること。
【解決手段】 カード利用が承認された場合に,利用者所有の携帯端末4の測位情報とカード利用場所情報とを比較した結果等に基づいて利用者へのカード利用情報の通知要否を判別し(S108),通知要と判別した場合に,速やかにカード利用の情報を,予め登録された利用者の携帯端末4等の通知先に電子メール通知する(S203)。この通知には,前記カードに基づく金銭支払い若しくは決済の許可を以後禁止することの要求先の宛先情報(URL)が含められる。
【選択図】図1

Description

本発明は,予め定められた利用者が所有するクレジットカードやキャッシュカード等の所定のカードに基づく金銭支払い若しくは決済を許可するか否かの承認に伴って,カード利用情報を利用者に通知するカード利用情報通知装置及びそのプログラム,並びにその機能を備えたカード利用承認装置に関するものである。
昨今,予め定められた利用者が所有するクレジットカードやキャッシュカード等のカード(以下,単にカードという)の不正利用が社会的問題となっている。これに対し,カード関連会社は,カードの不正利用による被害の損害補償責任を負うことになれば,莫大な額の損害補償を行うことにもなりかねないため,カード利用のセキュリティ管理を重要課題としている。
一方,携帯電話機に代表される無線通信可能な携帯無線端末(以下,携帯端末という)が普及し,この携帯端末を利用したカード利用のセキュリティ管理のしくみが提案されている。
例えば,特許文献1には,照会サーバが,通信回線を介してクレジットカード加盟店に設置されているクレジットカード認証端末からクレジットカードの認証照会や与信照会を受け取った場合に,照会のあった会員の会員情報を会員データベースから取得し,その会員情報に含まれるメールアドレス宛てにカードが利用されることを通知するとともに,その通知に対するクレジットカード会員の携帯端末からの応答が確認された場合に,クレジットカード認証端末にクレジットカードが使用可能である旨の通知を行うシステムが提案されている。
なお,本明細書において,「利用者」の用語は,正規のカード利用者であるカードの所有者を指すものとし,カードの不正使用者を含まない意味で用いるものとする。さらに,本明細書において,「カード」は,特に薄板状の形状のものに限定する用語でなく,通常,薄板状のものが採用されることが多いため「カード」と称されるが,金銭支払い若しくは決済に用いる情報記録媒体全てを意味する用語として用いている。
特開2005−62957号公報
しかしながら,特許文献1に示されるように,利用者の携帯端末への通知に対する応答に基づいてカード利用の承認可否の判別を行うと,利用者が携帯端末を所持していなければカードを利用できず,カード利用の利便性が損なわれるという問題点があった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,カード利用の利便性を損なうことなく,カードの不正利用を最小限に食い止めることができるカード利用情報通知装置及びそのプログラム,並びにその機能を備えたカード利用承認装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,予め定められた利用者が所有する所定のカードに基づく金銭支払い若しくは決済(以下,カード利用という)を許可するか否かの承認要求に関する情報であって少なくとも前記カードに記録されたカード識別情報と前記カード利用に関する情報(以下,カード利用情報という)とを含む承認要求情報を取得し,その承認要求情報に基づいて前記カードに基づくカード利用の承認可否を判別するカード利用承認装置から,所定の情報を取得して前記カードの利用に関する情報を通知するための以下の各手段を具備するカード利用情報通知装置,或いはコンピュータを以下の各手段として機能させるためのカード利用情報通知プログラムとして構成されるものである。
即ち,予め前記利用者各々についてのメールアドレスや電話番号等の通知先情報を,その利用者の識別情報各々と対応付けて記憶する通知先情報記憶手段が存在する状況下において,
前記カード利用承認装置による前記承認可否の判別によって承認可と判別された場合に,前記カード利用承認装置から前記承認要求情報に含まれていた前記カード識別情報に対応する前記利用者の識別情報と前記承認要求情報に含まれていた前記カード利用情報に基づく所定の情報(例えば,カード利用情報の一部若しくは全部や,その関連情報等)とを含む通知要求情報を取得する通知要求取得手段と,
前記通知先情報記憶手段の記憶情報を参照して前記通知要求情報に含まれる前記利用者の識別情報に対応した前記通知先情報を特定する通知先特定手段と,
前記通知要求情報に含まれる前記カード利用情報に基づく所定の情報を少なくとも含む利用通知情報を所定の通信回線(第1の通信回線)を通じて前記通知先特定手段により特定された前記通知先情報に基づく宛先に通知するカード利用通知手段と,
を具備するカード利用情報通知装置,或いはコンピュータをそれら各手段として機能させるためのカード利用情報通知プログラムとして構成されるものである。ここで,前記カード識別情報は,通常,利用者各々の識別情報としても機能するものであるので,「利用者の識別情報」を「カード識別情報」と置き換えても,実質的に等価な発明を表すことになる。
このような構成によれば,前記カード利用が承認された場合に,速やかにその利用情報若しくはその関連情報が,予め前記通知先情報記憶手段に登録(記憶)されたカード所有者に通知される。このため,カード所有者は,通知されたカード利用の内容が,身に覚えのないものであれば,以後のカード利用停止(承認停止)の手続を直ちにとることができ,当該1回分のカード利用については不正利用が看過されたとしても,その後の不正利用を防止でき,被害を最小限に食い止めることができる。
ここで,前記利用通知情報に,前記カードに基づく金銭支払い若しくは決済の許可を以後禁止することの要求先の宛先情報も含めれば,カードの不正利用に気付いたカード所有者が速やかに対応できるので好適である。
また,前記通知先情報を,カード所有者が所有する携帯端末の電子メールアドレスや電話番号とすれば,カード所有者ほとんどタイムロスなく通知を確認できるので好適である。また,そのようにしても,携帯端末からの返信を条件にカード利用の承認を行うものではないため,たまたま携帯端末を所持していない場合であっても,カード所有者自身による正規のカード利用を阻害することがない。
ここで,カードの利用は,その大多数が正規のカード利用であるが,その全てのカード利用各々についてカード所有者への通知が行われると,利用者に多数の通知を確認する負担を負わせるという問題が生じ,さらに,正規のカード利用の通知に紛れて,不正なカード利用の通知を見逃しやすいという問題も生じ得る。
そこで,前記カード利用承認装置による前記承認可否の判別によって承認可と判別された場合における前記利用通知情報の通知の要否を判別する通知要否判別手段をさらに設け,これにより前記利用通知情報の通知が必要と判別された場合にのみ,前記カード利用通知手段による前記利用通知情報の通知を行うものとすればなお好適である。
また,前記通知要否判別手段の内容としては,以下のようなものが考えられる。
昨今,携帯電話機等の携帯無線端末(携帯端末)による無線通信システムにおいては,携帯端末の位置情報(所在情報)を提供する周知の位置情報測位システムが実用化されている。よって,このようなシステムを通じて,携帯端末の所在情報を取得することができる。
一方,カードが利用される場合,設置場所が既知のカード読取端末(店舗に設置された端末等)によりカード情報の読み取り,及びその読み取り情報の前記カード利用承認装置への伝送(引き渡し)が行われるため,カード読取端末からの伝送情報に基づいて前記承認要求情報に対応するカード利用場所情報,即ち,その承認要求情報の送信元の場所情報を特定できる。
そこで,例えば,予め前記利用者各々が所有する携帯電話機等の携帯無線端末各々を識別する携帯無線端末識別情報を前記利用者の識別情報各々と対応付けて記憶する携帯無線端末識別情報記憶手段と,これを参照して前記通知要求情報に含まれる前記利用者の識別情報に対応する前記携帯無線端末識別情報を特定し,その特定した携帯無線端末識別情報に基づいて,所定の通信回線(第2の通信回線)を通じて前記携帯無線端末の現在の所在情報を取得する携帯無線端末所在取得手段と,前記承認要求情報に対応する前記カードの利用場所に関するカード利用場所情報を特定するカード利用場所特定手段とが設けられ,前記通知要否判別手段により,少なくとも前記カード利用場所特定手段により特定された前記カード利用場所情報と前記携帯無線端末所在取得手段により得られた前記携帯無線端末の所在情報とを比較した結果に基づいて,前記利用通知情報の通知の要否が判別されるようにしたものが考えられる。
これにより,カード利用場所とカード所有者が所有する携帯端末の所在とが,各々の誤差の範囲を超えて離れた位置である場合,カードの不正利用である可能性が高いため,そのような場合に前記利用通知情報の通知要と判別することができる。
また,前記カード利用承認装置により得られた前記承認要求情報に含まれる前記カード利用情報を蓄積記憶するカード利用履歴記憶手段が設けられた場合に,前記通知要否判別手段により,少なくとも前記カード利用履歴記憶手段における前記承認要求情報に対応した前記利用者の前記カード利用情報に基づいて前記利用通知情報の通知の要否が判別されるようにしたものも考えられる。
例えば,データマイニング技術等を利用した前記カード利用履歴記憶手段の記憶情報についての統計処理の結果(過去のカードの利用パターン対する近似の程度等)や,前記カード利用履歴記憶手段の記憶情報から求めた所定期間若しくは所定のカード利用回数当たりの前記金銭支払い若しくは決済の金額等に基づいて,前記利用通知情報の通知の要否が判別されるようにしたもの等が考えられる。
これにより,カードの不正利用である可能性が高い場合(過去のカードの利用パターンと異なるパターンでの利用の場合)や,利用額が高額である場合にのみ通知が行われるので好適である。
ここで,前記カード利用通知手段としては,前記利用通知情報を,利用者が所有する携帯端末等に文字情報として速やかな通知が可能な電子メール送信が最も好適であるが,その他,ファクシミリ送信や電話による音声通知,或いはそれらの組み合わせにより通知するものが考えられる。
また,本発明は,以上示したカード利用情報通知装置が備える各手段と同様の手段を含む以下の各手段を備えたカード利用承認装置として捉えたものであってもよい。
即ち,予め前記利用者各々についての通知先情報を前記カード識別情報各々と対応付けて記憶する通知先情報記憶手段が存在する状況下において,
予め定められた利用者が所有する所定のカードに基づく金銭支払い若しくは決済(カード利用)を許可するか否かの承認要求に関する情報であって少なくとも前記カードに記録されたカード識別情報と前記カード利用に関するカード利用情報とを含む承認要求情報を取得する承認要求取得手段と,
前記承認要求情報に基づいて前記カードに基づくカード利用の承認可否を判別する承認判別手段と,
前記通知先情報記憶手段の記憶情報を参照して前記承認要求情報に含まれる前記カード識別情報に対応した前記通知先情報を特定する通知先特定手段と,
前記承認判別手段により承認可と判別された場合に前記承認要求情報に含まれる前記カード利用情報に基づく所定の情報を少なくとも含む利用通知情報を所定の通信回線を通じて前記通知先特定手段により特定された前記通知先情報に従った宛先に通知するカード利用通知手段と,を具備するカード利用承認装置として構成されるものである。
これにより,前述のカード利用情報通知装置と同様の作用効果が得られる。
本発明によれば,カード利用が承認された場合に,速やかにその利用情報に基づく情報が予め登録された利用者(カード会員)の通知先に通知されるため,カード所有者は,通知されたカード利用の内容が,身に覚えのないものである場合,以後のカード利用停止(承認停止)の手続を直ちにとることができる。
その結果,当該1回分のカード利用については不正利用が看過されたとしても,その後の不正利用を防止でき,カードの不正利用を最小限に食い止めることができる。さらに,通知に対する利用者からの応答を前提にカード利用の承認を行うものではないので,カード利用の利便性を損なうことがない。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施形態に係るカード利用承認システムXの概略構成を表すブロック図,図2はカード利用承認システムXにおけるカード利用情報通知処理の手順を表すフローチャート,図3はカード利用承認システムXにおける各種データの概略構成を表す図,図4はカード利用承認システムXにおける各要求や通知に含まれる情報の概略構成を表す図である。
<システム概要>
本発明の実施形態に係るカード利用承認システムXは,予め定められた利用者が所有する所定のカードに基づく金銭支払い或いは決済(以下,カード利用という)を許可するか否かを判別する従来周知のカード利用の承認判別機能に加え,カード利用が承認された場合に,カードの利用情報をその利用者に通知する機能を備えることを特徴とするシステムである。なお,前述したように,本明細書においては,単に「利用者」というときは,カードの正規の利用者であるカード会員を指すものとし,不正利用者と異なる意味で用いるものとする。
以下,店舗等においてクレジットカードやキャッシュカード等のカードが利用された場合に,そのカードに基づく決済(クレジット会社を通じた決済,或いは指定金融機関口座からの金銭引き落とし)を承認し,その利用情報を通知するシステムを実施形態の一例として示す。但し,これに限らず,例えば,銀行やその出張所等に設置されたATM(現金自動支払機)において,キャッシュカードやクレジットカードに基づく金銭支払い(現金引き出しや自動振り込み等)を承認するシステムとしても同様に適用できる。なお,指定金融機関口座からの金銭引き落としは,金銭支払いと捉えることも可能である。
以下,図1を用いて,カード利用承認システムX(以下,承認システムXという)の全体構成について説明する。
図1に示すように,承認システムXは,主な構成要素として,店舗端末3,カード利用承認サーバ10及びカード利用情報通知サーバ20を備えている。
前記店舗端末3は,カード利用がなされる店舗等に設置された端末であり,カードに記録された情報を読み取るカード読み取り手段と,読み取り対象となるカードの利用に関するカード利用情報(当該カードに基づく決済に関する店舗情報や購入品情報,利用金額情報等)等を入力する手段と,所定の通信回線7を介して前記カード利用承認サーバ10との通信を行う通信手段とを備えている。
そして,店舗端末3は,前記カード読み取り手段により,カードに記録されたカードID(カード番号等)等を読み取り,その読み取り情報及び当該カード利用に関する前記カード利用情報等を含む承認要求情報を前記カード利用承認サーバ10に送信する承認要求機能と,その返信(応答)である承認結果を受信する承認結果取得機能とを備えている。
前記カード利用承認サーバ10との情報のやりとりは,所定の通信回線7(例えば,専用線やVPN(Virtual Private Network)等)を介した通信により行われる。また,通信回線7には,複数の店舗端末3と,カード会社ごとに対応する複数のカード利用承認サーバ10とが接続されることが通常であり,店舗端末3は,カードから読み取ったカードID或いはそのカードIDとともにカードから読み取ったカード会社識別情報に基づいて,前記承認要求情報の送信先を切り替える。
また,カードに記録された情報の読み取りには,例えば,磁気記録された情報を磁気ヘッドにより読み取る手段,或いはカードに内蔵されたICチップに記録された情報をRFID(Radio Frequency Identification)技術により読み取る手段等の周知の読み取り手段が採用される。
前記カード利用承認サーバ10は,カード会社或いはその関連会社等に設置され,所定のプログラムを実行する演算手段であるCPU,そのプログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスク装置等の記憶手段14(以下,第1記憶手段という),前記通信回線7を通じて前記店舗端末3と通信を行う端末通信部16,所定の通信回線8(例えば,専用線やVPN等)を通じて前記カード利用情報通知サーバ20と通信を行うサーバ通信部15,及びその他の周辺装置を備えた計算機により構成されている。
そして,前記第1記憶手段14に予め記憶されたプログラムを実行することにより,当該カード利用承認サーバ10(計算機)が,後述する承認要求取得処理(図3のS101),承認可否判別処理(同S102),利用履歴蓄積処理(同S103)及び承認可否通知処理(同S104)の各処理を行うカード利用承認装置として機能する。
以下,カード利用承認サーバ10を構成する当該計算機を,前記カード利用承認装置として機能させるプログラム,或いはその機能を果たす計算機をカード利用承認部11という。即ち,このカード利用承認部11が,当該カード利用承認サーバ10(計算機)を,承認要求取得手段及び承認判別手段として機能させるためのプログラムの一例である。
また,前記第1記憶手段14には,利用者各々に関する情報である利用者登録情報d10と,前記店舗端末3各々が設置されている各店舗に関する情報である店舗マスタd20と,各利用者によるカード利用の履歴情報である利用履歴情報d30とが記憶される。
ここで,利用者登録情報d10及び店舗マスタd20は,予め所定の入力手段を通じて入力(登録)される情報であり,利用履歴情報d30は,カード利用承認サーバ10による前記利用履歴蓄積処理により,システム運用中に累積記憶される情報である。
図3(a)及び図3(b)は,各々利用者登録情報d10及び店舗マスタd20の概略データ構成の一例を表すものである。
利用者登録情報d10は,図3(a)に示すように,各カード及びその利用者を特定(識別)する情報であるカードID(d11)及び利用者ID(d12),各利用者が所有する携帯電話機の番号d13,後述する測位情報提供サーバ6から利用者が所有する無線携帯端末4の位置情報を取得する際に必要な測位情報取得ユーザID(d14)及び測位情報取得パスワード(d15)等が,利用者ごとに関連付けられて記憶された情報である。
また,前記店舗マスタd20は,前記店舗端末3各々が設置されている各店舗を識別する店舗ID(d21),その店舗名d22,その店舗の連絡先d23及びその店舗の位置情報d24(緯度及び経度等)等が店舗ごとに関連付けられて記憶された情報である。
さらに,カード利用承認サーバ10は,前記第1記憶手段14に予め記憶されたプログラムを実行することにより,当該カード利用承認サーバ10(計算機)が,後述する測位情報取得処理(図3のS106)及び利用者へカード利用情報の通知要否判別に関する処理(同S108〜S110)を行うカード利用情報通知装置の一部として機能する。その詳細については後述する。
以下,カード利用承認サーバ10を構成する当該計算機を,前記測位情報取得処理を行う手段として機能させるプログラム,或いはその機能を果たす計算機を測位情報取得部12といい,同じく前記通知用比判別に関する処理を行う手段として機能させるプログラム,或いはその機能を果たす計算機を通知要否判別部13という。
また,前記カード利用情報通知サーバ20は,カード会社自身やその関連会社,或いはカード会社等に業務委託された会社等に設置され,所定のプログラムを実行する演算手段であるCPU,そのプログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスク装置等の記憶手段24(以下,第2記憶手段という),前記通信回線8を通じて前記カード利用承認サーバ10と通信を行うサーバ通信部25,インターネット等の公衆ネットワーク9を通じた通信を行う不図示のネットワーク通信部,及びその他の周辺装置を備えた計算機により構成されている。
そして,当該カード利用情報通知サーバ20(計算機)は,前記第2記憶手段24に予め記憶されたプログラムを実行することにより,前記ネットワーク通信部(不図示)及び公衆ネットワーク9を通じて電子メール送信を行う電子メールサーバとして,さらに,公衆ネットワーク9及び前記ネットワーク通信部(不図示)を通じたHTTPプロトコル等の所定の通信プロトコルに基づくアクセスを受け付けるとともに,そのアクセスに応じたコンテンツ(HTML等のハイパーテキスト言語で表現されたホームページ情報等)を公衆ネットワーク9を通じて提供するWebサーバとして機能する。
さらに,当該カード利用情報通知サーバ20(計算機)は,前記第2記憶手段24に予め記憶されたプログラムを実行することにより,各利用者にカード利用情報を通知する処理を実行する。
以下,カード利用情報通知サーバ20を構成する当該計算機を,電子メールサーバとして機能させるプログラム,或いはその機能を果たす計算機をEメールサーバ部22と,同じくWebサーバとして機能させるプログラム,或いはその機能を果たす計算機ををWebサーバ部23といい,同じくカード利用情報の通知に関する処理を行う装置として機能させるプログラム,或いはその機能を果たす計算機を通知制御部21という。
また,カード利用情報通知サーバ20が備える前記第2記憶手段24には,利用者各々の通知先情報を含む利用者通知先情報d40が予め記憶されている(通知先情報記憶手段の一例)。この利用者通知先情報d40は,図3(d)に示すように,利用者各々を識別する前記利用者ID(d12)と,その利用者各々についての通知先情報であるメールアドレスd41とが利用者ごとに対応付けられた情報である。
一方,各利用者は,携帯電話機やPHS端末等の携帯無線端末4(以下,携帯端末という)を所有しているものとし,この携帯端末4は,公衆ネットワーク9を通じて電子メールを送受信する電子メール送受信機能,及び公衆ネットワーク9を通じて所定のWebサーバにアクセスし,そのWebサーバから提供されるコンテンツを受信するWebブラウザ機能を備えている。
さらに,携帯端末4は,これと直接的に無線通信を行う無線基地局5と,その無線基地局5と通信可能に構成され,公衆ネットワーク9を通じたアクセスを受け付けてコンテンツを提供するWebサーバ機能を備えた測位情報提供サーバ6等と併せて,携帯端末4の位置を特定する周知の測位情報提供システムを構成している。
例えば,携帯端末4が携帯電話機である場合,各携帯電話機はいわゆるGPS衛星から位置情報(一般には,経度と緯度)を取得するGPS機能を備え,そのGPS機能により取得した位置情報が,無線通信が確立された最寄りの無線基地局5を通じて測位情報提供サーバ6に送信される。
また,携帯端末4が通信可能エリアが狭いPHS端末である場合,無線通信が確立された最寄りの無線基地局5(設置場所が既知)から自局の識別情報等が測位情報提供サーバ6に送信され,受信した無線基地局5の識別情報等に基づいてその設置位置を特定し,特定した無線基地局5の設置位置をPHS端末の測位情報として特定する。
測位情報提供サーバ6により受信或いは特定された携帯端末4の測位情報は,その電話番号等の識別情報と関連付けて所定の記憶装置に記憶され,そのWebサーバ機能により,電話番号等の識別情報が指定された測位情報の要求が受け付けられた場合に,該当する測位情報が提供される。
<カード利用情報通知処理について>
次に,図2に示すフローチャート,図3に示す各種データの概略構成及び図4に示す各要求や通知に含まれる情報の概略構成に基づいて,カード利用承認システムXにより行われるカード利用情報通知処理の手順について説明する。本処理は,前記店舗端末3から,カード利用の承認可否判別を要求する所定の承認要求が送信され,これが前記カード利用承認サーバ10に届いた際に開始される。以下,S101,S102,…は,処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
[ステップS101]
まず,カード利用承認サーバ10において,前記カード利用承認部11により,前記通信回線7及び前記端末通信部16を通じて,店舗端末3から送信されてくる承認要求を取得する承認要求取得処理がなされる(S101,承認要求取得手段の処理の一例)。
ここで,承認要求は,予め定められた利用者(カード会員)が所有するカードに基づくカード利用(金銭支払い若しくは決済)を許可するか否かの承認の要求に関する情報であり,図4(a)に示すように,当該承認要求を特定する承認要求ID,前記店舗端末3で読み取り対象となったカードに記録されたカードID(カード識別情報),カード利用に関するカード利用情報(店舗を識別する店舗ID,購入商品,利用金額等)等が含まれる。
[ステップS102]
次に,前記カード利用承認部11により,店舗端末3から取得した前記承認要求に基づいて,カード利用の承認可否を判別する承認判別処理がなされる(S102,承認判別手段の処理の一例)。本処理は,従来から行われている周知の処理であるので,ここでは詳細な説明を省略するが,例えば,利用金額の高低や,後述する利用履歴情報d30についての統計処理を行うデータマイニング処理に基づいて,過去のカード利用パターンと比較した結果等に基づいて承認可否の判別が行われる。
ここで,承認可否判別の対象となるカード及び利用者の特定は,前記承認要求に含まれるカードID(d11)及びそのカードID(d11)に基づく前記利用者登録情報(d10)の検索により行われる。
[ステップS103]
さらに,前記カード利用承認部11により,ステップS101(カード利用承認装置としての処理)により得られた前記承認要求に基づいて,これに含まれる前記カード利用情報を包含する前記利用履歴情報d30を,前記第1記憶手段14に蓄積記憶させる利用履歴蓄積処理がなされる(S103,カード利用履歴記憶手段の処理の一例)。
本処理では,利用履歴情報d30として,例えば図3(c)に示すように,カード利用各々を識別する利用ID(d31)と,前記承認要求に含まれていた情報であるカードID(d11)及びカード利用情報(店舗ID(d21),利用日時(d32),購入商品の内容d33,その数量d34及び金額d35等)とが関連付けられて前記第1記憶手段14に蓄積記憶される。
この利用履歴情報d30は,前述の承認可否判別処理(S102)や後述する通知要否判別処理(S108)等に用いられる。
[ステップS104]
さらに,カード利用承認部11により,ステップS103における承認可否の判別結果(承認可否)が承認要求の送信元である店舗端末3に送信する承認可否通知処理がなされる(S104)。
[ステップS105]
次に,前記通知要否判別部13により,ステップS102での承認可否の判別結果が「承認可」であるか否かが判別され,「承認可」でない(承認不可である)場合は,そのまま当該カード利用情報通知処理は終了する。
[ステップS106]
一方,前記通知要否判別部13により,ステップS102での承認可否の判別結果が「承認可」であると判別された場合,前記測位情報取得部12により,ステップS101で得られた承認要求に対応するカードの利用者が所有する携帯端末4が,現在どこに存在するかを表す測位情報を取得する測位情報取得処理がなされる(S106)。
この測位情報取得処理では,測位情報取得部12により,まず,前記利用者登録情報d10を参照することにより,ステップS101で得られた通知要求に含まれるカードID(d11)に対応する携帯電話番号d13,測位情報取得ユーザID(d14)及び測位情報取得パスワードd15(図3(a)参照)が特定され,次に,その特定した情報を含む測位情報要求が公衆ネットワーク9(第2の通信回線の一例)を通じて前記測位情報提供サーバ6に送信され,さらに,その送信に対して返信される測位情報(現在の所在情報の一例)を受信することにより,携帯端末4の測位情報が取得される(携帯無線端末所在取得手段の処理の一例)。
ここで,カードID(d11)は,利用者各々の識別情報としても機能する情報であり,携帯電話番号d13,測位情報取得ユーザID(d14)及び測位情報取得パスワードd15は利用者各々が所有する携帯端末4各々を識別する情報(携帯無線端末識別情報の一例)であるため,前記利用者登録情報d10を予め記憶する第1記憶手段14は,携帯無線端末識別情報記憶手段の一例である。
[ステップS107]
次に,通知要否判別部13により,ステップS101で得られた承認要求に対応するカード利用場所(即ち,承認要求が発せられた店舗の位置)に関する情報である位置情報d24(カード利用場所情報の一例)を特定するカード利用場所特定処理がなされる(S107,カード利用場所特定手段の処理の一例)。
本処理では,承認要求に含まれる店舗ID(d21)に基づいて第1記憶手段13に記憶された前記店舗マスタd20(図3(b)参照)を検索することにより,店舗の位置情報d24を特定する。
[ステップS108]
次に,前記通知要否判別部13により,後述する利用通知情報(カード利用情報を含む情報)の利用者への通知要否を判別する通知要否判別処理がなされる(S108)。これは,ステップS102の承認可否の判別で承認可と判別された場合(S105のY側)における利用通知情報の通知要否を判別する処理である。
この通知要否判別処理では,例えば,以下に示す位置比較指標,統計処理指標及び金額指標のうちの1又は複数に基づいて通知の要否判別が行われる。例えば,各指標値の平均値や予め定められた加重係数に基づく加重平均値,又は最大値が所定のしきい値を超えた場合,或いは各指標をメンバシップ関数への入力値とするファジィ演算を行い,その演算結果が所定のしきい値を超えた場合等に,「通知要」と判別し,そうでない場合に「通知不要」と判別する。
ここで,前記位置比較指標は,ステップS106及びS107で得られた利用者所有の携帯端末4の測位情報とカード利用場所情報とを比較してえられる位置ずれの程度を表す指標である。例えば,測位情報に基づく緯度及び経度と,カード利用場所情報に基づく緯度及び経度とから両位置のずれ(距離)を算出し,その位置ずれが,予め定められた誤差範囲を超えている場合に,不正利用の可能性大と判断し,大きな指標値が設定され,その誤差範囲内であれば小さな指標値が設定される。
また,前記統計処理指標は,第1記憶手段14に蓄積記憶された前記利用履歴情報d30について,周知のデータマイニング技術等に基づく統計処理の結果を表す指標である。例えば,ステップS101で得られた今回の承認要求におけるカード利用の内容が,前記利用履歴情報d30に基づく過去のカードの利用パターンに近ければ正規のカード利用の可能性が高いと判断して小さな指標値が設定され,過去の利用パターンとの違いが大きければ不正なカード利用の可能性が高いと判断して大きな指標値が設定される。
また,前記金額指標は,第1記憶手段14に蓄積記憶された前記利用履歴情報d30から所定の単位期間若しくは単位回数当たりの利用金額(金銭支払い若しくは決済の金額)を算出し,その金額が大きければ大きな指標値が,その金額が小さければ小さな指標値が設定される。利用金額から指標値への換算係数は,各利用者の希望に応じて予め設定しておくこと,或いは前記利用履歴情報d30に基づく平均利用額等に基づいて自動設定すること等が考えられる。
[ステップS109,S110]
次に,前記通知要否判別部13により,「通知不要」と判別された場合(S109のN側)は,そのまま当該カード利用情報通知処理は終了する。これに対し,「通知要」と判別された場合(S109のY側)は,ステップS101で得られた承認要求に含まれていたカードID(d11)に対応する利用者ID(d12),及び同承認要求に含まれていたカード利用情報に基づく所定の情報を含む利用通知要求を,前記カード利用情報通知サーバ20に送信する利用通知要求処理がなされる(S110)。
前記利用通知要求は,図4(c)に示されるように,前記利用ID(d31,図3(c)参照)と,ステップS101で得られた承認要求に含まれていたカードID(d11)に対応する利用者ID(d12)と,同承認要求に含まれていたカードID(d11)の一部(例えば,全12桁のうちの下4桁のみ等)と,同承認要求に含まれていた前記カード利用情報に基づく情報(例えば,カード利用情報の一部である店舗名や利用日時,購入商品等)とを含む情報(通知要求情報の一例)である。
ここで,利用者ID(d12)は,カードID(d11)に基づく利用者登録情報d10の検索により,店舗名は前記承認要求に含まれていた店舗ID(d21)に基づく店舗マスタd20の検索により特定される。
[ステップS201,S202]
一方,前記カード利用情報通知サーバ20においては,前記通知制御部21により,カード利用承認サーバ10から送信された前記利用通知要求を,通信回線8及びサーバ通信部25を通じて取得(受信)する利用通知要求取得処理がなされる(S201,通知要求取得手段の処理の一例)。
さらに,前記通知制御部21により,前記第2記憶手段24に記憶された前記利用者通知先情報d40(図3(d)参照)が参照(検索)され,ステップS201で得られた利用通知要求に含まれる利用者ID(d12)に対応したメールアドレスd41を特定する通知先特定処理がなされる(S202,通知先特定手段の処理の一例)。
[ステップS203]
次に,前記通知制御部21により,ステップS201で得られた通知要求に含まれていた情報を含む利用通知情報を本文とし,ステップS203で特定されたメールアドレスd41を送信先メールアドレスとする電子メールデータである利用通知情報が編成され,さらに,前記Eメールサーバ部22によってその利用通知情報が電子メール送信される利用通知処理がなされる(S203)。
ここで,当該利用通知処理は,承認可否判別処理(S102)により「承認可」と判別され,さらに,通知要否判別処理(S108)により「通知要」と判別された場合にのみ実行される処理である。これにより,必要最小限の通知数に押さえられ,利用者に多数の通知を確認する負担を負わせることが回避でき,さらに,正規のカード利用の通知に紛れて,不正なカード利用の通知を見逃しやすいという問題も回避できる。
また,利用通知情報には,図4(d)に示すように,前記利用通知要求(図4(c)参照)に含まれていたものと同じ情報である前記利用ID(d31),同カードID(d11)の一部,前記カード利用情報に基づく情報及び利用者へのメッセージに加え,当該カードを用いたカード利用を以後停止すること(即ち,当該カードに基づく金銭支払い若しくは決済の許可を以後禁止すること)を要求する際の要求先の宛先情報である利用停止要求URLと,カード会社側から各利用者に提供する各種広告情報とが含まれる。
図1に,前記利用通知情報を携帯端末4の表示部に表示させたときの画面例g1を示す。
これにより,カード利用承認サーバ10により「承認可」と判別された承認要求に含まれていたカード利用情報に基づく利用通知情報が,公衆ネットワーク9(第1の通信回線の一例)を通じて,ステップS203で特定されたメールアドレス(通知先情報の一例)に基づく宛先に,本実施形態では,利用者が所有する携帯端末4に速やかに通知される(カード利用通知手段の処理の一例)。
その結果,利用者は,通知されたカード利用の内容について身に覚えがなければ,速やかにカード利用停止の手続を行うことにより,不正なカード利用による被害を最小限に抑えることができる。
なお,前記広告情報は,利用者の希望に応じて,利用通知情報に含める場合と含めない場合との選択が可能である。
また,利用通知情報にカードID(d11)の一部を含めるのは,個人情報の漏洩を極力防止しつつ,利用者がカードID(d11)を確認できるようにするためである。
また,利用通知情報にカード利用停止を要求する際の要求先(利用停止要求URL)が含められるので,カードの不正利用に気付いた利用者は,携帯端末4のWebブラウザ機能を通じてその要求先にアクセスすることにより,速やかにカード利用停止の措置をとることができる。
前記利用停止要求URLは,例えば,当該カード利用情報通知サーバ20における前記Webサーバ部23を特定するドメイン名に,前記利用ID(d31)を付加して構成されたURL等である。これにより,当該利用停止要求URLを指定したアクセスがあった場合に,付加された利用ID(d31)に基づいて前記利用履歴情報d30(図3(c)参照)を参照(検索)することにより,そのアクセスがいずれのカードについて利用停止を要求しているかを特定することができる。
[ステップS204,S205]
次に,前記Webサーバ部23により,ステップS203での利用通知情報の送信先である携帯端末4から,その利用通知情報に対応したカードについて今後の利用の停止を要求するアクセスがあるか否か,即ち,前記利用通知に含めた利用停止要求URLを指定したアクセスがあるか否かが監視される(S204)。
ここで,所定期間内(例えば,1週間〜1ヶ月程度の期間内)に利用停止要求URLを指定したアクセスがなければ,当該カード利用情報通知処理は終了する。
これに対し,所定期間内に利用停止要求URLを指定したアクセスがあった場合,前記通知制御部21により,そのURL情報に基づいて利用停止受付情報が編成され,その情報が前記サーバ通信部25及び通信回線8を通じて前記カード利用承認サーバ10へ通知される(S205)。
前記利用停止受付情報には,例えば図4(e)に示されるように,利用停止対象とするカードの識別に用いる情報として,前記利用停止要求URLから抽出した前記利用ID(d31)が含められる。
[ステップS111〜S113]
一方,カード利用承認サーバ10においては,前述したステップS110の処理の後,前記サーバ通信部15により前記利用停止受付情報の通知があるか否かが監視され(S111),所定期間内にその通知がなければ当該カード利用情報通知処理が終了する。
これに対し,所定期間内に利用停止受付情報の通知が確認されれば,その通知が前記サーバ通信部15から前記カード利用承認部11に伝送され,前記カード利用承認部11により,その利用停止受付情報に含まれる前記利用ID(d31)に対応するカードについて,以後のカード利用を停止させる処理,即ち,以後のカード利の承認を禁止する処理(所定の承認禁止フラグの設定等)が行われる(S112)。
利用ID(d31)に対応するカードの特定は,その利用ID(d31)に基づく利用履歴情報d30の検索によってカードID(d11)を特定することにより行われる。
さらに,カード利用承認部11により,カードの利用停止処理が完了した旨を利用者に通知することを要求する利用停止通知要求が,サーバ通信部15及び通信回線8を通じてカード利用情報通知サーバ20に送信され(S113),その後,当該カード利用情報通知処理におけるカード利用承認サーバ10側の処理が終了する。
前記利用停止通知要求には,図4(f)に示されるように,利用を停止したカードの所有者を特定する前記利用者ID(d12)と,そのカードID(d11)の一部(下4桁等)とが含められる。
ここで,利用者ID(d12)の特定は,カードID(d11)に基づく利用者登録情報d10の検索により行われる。
[ステップS206,S207]
一方,カード利用情報通知サーバ20においては,前記通信制御部21により,カード利用承認サーバ10から通信回線8及びサーバ通信部25を通じて前記利用停止通知要求が取得(受信)される(S206)。
さらに,通信制御部21により,ステップS206で取得した利用停止通知要求に含まれるカードID(d11)の一部と,カード利用停止が完了した旨を表す所定のメッセージとが含まれる情報を本文とし,さらに,同利用停止通知要求に含まれる利用者ID(d12)に対応するメールアドレスd41を送信先メールアドレスとする電子メールデータである利用停止通知情報が編成され,さらに,その情報が前記Eメールサーバ部22によって電子メール送信される利用停止通知処理(S207)がなされた後,当該カード利用情報通知処理が終了する。
ここで,メールアドレスd41は,利用者ID(d12)に基づく前記利用者通知先情報d40の検索により特定する。
これにより,カード利用承認サーバ10により以後のカード利用が停止された旨の通知が,前記利用停止要求を送信した利用者の通知先に,本実施形態では,利用者が所有する携帯端末4に,速やかに通知される。
以上示した実施形態に関する説明では,前記カード利用承認部11の機能を実現するカード利用承認サーバ10をカード利用承認装置として捉え,前記通知制御部21,前記Eメールサーバ部22及び前記Webサーバ部23の機能を実現するカード利用情報通知サーバ20と,前記測位情報取得部12及び前記通知要否判別部13の機能を実現するカード利用承認サーバ10とにより構成される部分をカード利用情報通知装置として捉えて説明した。
しかし,これに限るものではなく,カード利用承認サーバ10及びカード利用情報通知サーバ20の両方を併せてカード利用承認装置として捉えてもよい。或いは,カード利用承認サーバ10全体をカード利用情報承認装置として,さらに,カード利用情報通知サーバ20をカード利用情報通知装置として捉えてもよい。
また,図1に示す例では,便宜上,通信回線7,8及び公衆ネットワーク9を各々別個の通信回線であるように示しているが,これらの一部又は全部について共通の通信回線を用いてもかまわない。
また,本発明をキャッシュカードによる現金自動支払いシステムに適用する場合,例えば,ATMが,前記店舗端末3が備える機能と前記カード利用承認サーバ10が備える機能との両方を備えた装置として構成されることが考えられる。
また,前述した実施形態では,電子メール送信によりカード利用通知情報を通知する例について示したが,この他,ファクシミリ送信や,CTI(Computer Telephony Integration)技術等を利用した電話(携帯電話を含む)による音声通知,或いはそれらの組み合わせにより通知するものが考えられる。
本発明は,カード利用情報通知装置に利用することが可能である。
本発明の実施形態に係るカード利用承認システムXの概略構成を表すブロック図。 カード利用承認システムXにおけるカード利用情報通知処理の手順を表すフローチャート。 カード利用承認システムXにおける各種データの概略構成を表す図。 カード利用承認システムXにおける各要求や通知に含まれる情報の概略構成を表す図。
符号の説明
X…カード利用承認システム
3…店舗端末
4…携帯無線端末(携帯端末)
5…無線基地局
6…測位情報提供サーバ
7,8…通信回線
9…公衆ネットワーク
10…カード利用承認サーバ
11…カード利用承認部
12…測位情報取得部
13…通知要否判別部
14…第1記憶手段
20…カード利用情報通知サーバ
21…通知制御部
22…Eメールサーバ部
23…Webサーバ部
24…第2記憶手段
d10…利用者登録情報
d30…利用履歴情報
d40…利用者通知先情報
S101,S102,,…処理手順(ステップ)

Claims (10)

  1. 予め定められた利用者が所有する所定のカードに基づく金銭支払い若しくは決済を許可するか否かの承認要求に関する情報であって少なくとも前記カードに記録されたカード識別情報と前記金銭支払い若しくは決済に関するカード利用情報とを含む承認要求情報を取得する承認要求取得手段と,
    前記承認要求情報に基づいて前記カードに基づく前記金銭支払い若しくは決済の承認可否を判別する承認判別手段と,を備えてなるカード利用承認装置であって,
    予め前記利用者各々についての通知先情報を前記カード識別情報各々と対応付けて記憶する通知先情報記憶手段と,
    前記通知先情報記憶手段の記憶情報を参照して前記承認要求情報に含まれる前記カード識別情報に対応した前記通知先情報を特定する通知先特定手段と,
    前記承認判別手段により承認可と判別された場合に前記承認要求情報に含まれる前記カード利用情報に基づく所定の情報を少なくとも含む利用通知情報を所定の通信回線を通じて前記通知先特定手段により特定された前記通知先情報に従った宛先に通知するカード利用通知手段と,
    を具備してなることを特徴とするカード利用承認装置。
  2. 予め定められた利用者が所有する所定のカードに基づく金銭支払い若しくは決済を許可するか否かの承認要求に関する情報であって少なくとも前記カードに記録されたカード識別情報と前記金銭支払い若しくは決済に関するカード利用情報とを含む承認要求情報を取得するとともに,該承認要求情報に基づいて前記カードに基づく前記金銭支払い若しくは決済の承認可否を判別するカード利用承認装置から,所定の情報を取得して前記カードの利用に関する情報を通知するカード利用情報通知装置であって,
    予め前記利用者各々についての通知先情報を該利用者の識別情報各々と対応付けて記憶する通知先情報記憶手段と,
    前記カード利用承認装置による前記承認可否の判別によって承認可と判別された場合に,前記カード利用承認装置から前記承認要求情報に含まれた前記カード識別情報に対応する前記利用者の識別情報と前記承認要求情報に含まれた前記カード利用情報とを含む通知要求情報を取得する通知要求取得手段と,
    前記通知先情報記憶手段の記憶情報を参照して前記通知要求情報に含まれる前記利用者の識別情報に対応した前記通知先情報を特定する通知先特定手段と,
    前記通知要求情報に含まれる前記カード利用情報に基づく所定の情報を少なくとも含む利用通知情報を第1の通信回線を通じて前記通知先特定手段により特定された前記通知先情報に基づく宛先に通知するカード利用通知手段と,
    を具備してなることを特徴とするカード利用情報通知装置。
  3. 前記利用通知情報が,前記カードに基づく金銭支払い若しくは決済の許可を以後禁止することの要求先の宛先情報も含むものである請求項2に記載のカード利用情報通知装置。
  4. 前記カード利用承認装置による前記承認可否の判別によって承認可と判別された場合における前記利用通知情報の通知の要否を判別する通知要否判別手段を具備し,
    前記カード利用通知手段が,前記通知要否判別手段により前記利用通知情報の通知が必要と判別された場合にのみ前記利用通知情報の通知を行うものである請求項2又は3のいずれかに記載のカード利用情報通知装置。
  5. 予め前記利用者各々が所有する携帯無線端末各々を識別する携帯無線端末識別情報を前記利用者の識別情報各々と対応付けて記憶する携帯無線端末識別情報記憶手段と,
    前記携帯無線端末識別情報記憶手段を参照して前記通知要求情報に含まれる前記利用者の識別情報に対応する前記携帯無線端末識別情報を特定し,特定した該携帯無線端末識別情報に基づいて第2の通信回線を通じて前記携帯無線端末の現在の所在情報を取得する携帯無線端末所在取得手段と,
    前記承認要求情報に対応する前記カードの利用場所に関するカード利用場所情報を特定するカード利用場所特定手段と,を具備し,
    前記通知要否判別手段が,少なくとも前記カード利用場所特定手段により特定された前記カード利用場所情報と前記携帯無線端末所在取得手段により得られた前記携帯無線端末の所在情報とを比較した結果に基づいて前記利用通知情報の通知の要否を判別してなる請求項4に記載のカード利用情報通知装置。
  6. 前記カード利用承認装置により得られた前記承認要求情報に含まれる前記カード利用情報を蓄積記憶するカード利用履歴記憶手段を具備し,
    前記通知要否判別手段が,少なくとも前記カード利用履歴記憶手段における前記承認要求情報に対応した前記利用者の前記カード利用情報に基づいて前記利用通知情報の通知の要否を判別してなる請求項4又は5のいずれかに記載のカード利用情報通知装置。
  7. 前記通知要否判別手段が,少なくとも前記カード利用履歴記憶手段の記憶情報についての統計処理の結果に基づいて前記利用通知情報の通知の要否を判別してなる請求項6に記載のカード利用情報通知装置。
  8. 前記通知要否判別手段が,少なくとも前記カード利用履歴記憶手段の記憶情報から求めた所定期間若しくは所定のカード利用回数当たりの前記金銭支払い若しくは決済の金額に基づいて前記利用通知情報の通知の要否を判別してなる請求項6又は7のいずれかに記載のカード利用情報通知装置。
  9. 前記カード利用通知手段が,電子メール送信,ファクシミリ送信及び電話による音声通知のうちの1又は複数により前記利用通知情報の通知を行うものである請求項2〜8のいずれかに記載のカード利用情報通知装置。
  10. 予め定められた利用者が所有する所定のカードに基づく金銭支払い若しくは決済を許可するか否かの承認要求に関する情報であって少なくとも前記カードに記録されたカード識別情報と前記金銭支払い若しくは決済に関するカード利用情報とを含む承認要求情報を取得するとともに,該承認要求情報に基づいて前記カードに基づく前記金銭支払い若しくは決済の承認可否を判別するカード利用承認装置から,所定の情報を取得して前記カードの利用に関する情報を通知する手段としてコンピュータを機能させるためのカード利用情報通知プログラムであって,
    前記カード利用承認装置による前記承認可否の判別によって承認可と判別された場合に,前記カード利用承認装置から前記承認要求情報に含まれた前記カード識別情報に対応する前記利用者の識別情報と前記承認要求情報に含まれた前記カード利用情報に基づく所定の情報とを含む通知要求情報を取得する通知要求取得手段と,
    予め前記利用者各々についての通知先情報を前記利用者の識別情報各々と対応付けて記憶する通知先情報記憶手段の記憶情報を参照して前記通知要求情報に含まれる前記利用者の識別情報に対応した前記通知先情報を特定する通知先特定手段と,
    前記通知要求情報に含まれる前記カード利用情報に基づく所定の情報を少なくとも含む利用通知情報を所定の通信回線を通じて前記通知先特定手段により特定された前記通知先情報に基づく宛先に通知するカード利用通知手段と,
    の各手段としてコンピュータを機能させるためのカード利用情報通知プログラム。
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